JP6566875B2 - 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法に関する。
データ通信サービスの需要は、時間帯や場所によって増加する場合がある。例えば、通勤時間帯における電車内、イベント会場におけるイベント開催時、災害時、および夜間の住宅街などにおいて、データ通信サービスの需要が増加する。データ通信サービスの需要が増加すると、輻輳が発生して通信が途切れがちになったり、通信データが途中で失われたり、一時的に通信不能になったりすることがある。
特許文献1に記載の帯域予約装置は、ユーザによって操作された通信端末から送信される予約情報に応じて、移動体通信システムにおける通信帯域の使用の予約を事前に受け付けることにより、予約に応じたデータ通信サービスを提供することができる。
特開2015−156568号公報
しかしながら、通信サービスの需要が生ずるのは、必ずしも事前に予約が可能な場合であるとは限らない。例えば、災害時などに発生する需要を事前に予測することは困難である。また、特許文献1に記載の帯域予約装置が提供するような、特定の通信端末に対して優先的に通信を行うサービス(以下、優先通信ともいう)の需要は、必ずしも通信端末を操作するユーザからのみ生ずるとは限らない。例えば、通信サービスを提供する事業者が、特定の条件を満たす通信接続に対して優先的に通信を行いたい場合もある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、様々な状況において柔軟に優先通信を行うことができる情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法を提供することを目的とする。
(1)本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様としては、通信データを取得する取得部と、前記通信データが示す通信接続要求が所定の第1条件を満たす場合、前記通信データに基づいて通信帯域の割当ての優先順位を特定するための優先度を判定する優先度判定部と、前記優先度判定部による判定結果に基づいて優先制御情報を生成する優先制御情報生成部と、通信を中継する通信装置に対して前記通信を行う装置を識別するための装置識別情報と前記優先制御情報とを送信する送信部と、を備え、所定の第2条件を満たす場合、前記送信部は、前記装置識別情報、前記装置識別情報によって識別される装置が行う前記通信の通信先の装置を識別する通信先識別情報、前記優先制御情報に基づいて前記通信に対して行われる優先制御に関する情報である優先制御関連情報、および前記通信に関する情報である通信関連情報を示す情報を、前記情報に基づいて課金処理を行う課金装置へ送信することを特徴とする情報処理装置である。
(2)また、本発明の一態様としては、前記通信関連情報は、通信開始時刻、通信終了時刻、通信が発生した位置を示す情報、通信パケット数、通信データ量、スループット、および通信時間のうち少なくとも1つを示す情報であることを特徴とする(1)に記載の情報処理装置である。
(3)また、本発明の一態様としては、前記優先制御関連情報は、前記優先制御が行われたか否かを示す情報、前記優先制御による通信による、通信パケット数、通信データ量、スループット、および通信時間のうち少なくとも1つを示す情報であることを特徴とする(1)または(2)に記載の情報処理装置である。
(4)また、本発明の一態様としては、情報処理装置と課金装置とを有する情報処理システムであって、前記情報処理装置は、通信データを取得する取得部と、前記通信データが示す通信接続要求が所定の第1条件を満たす場合、前記通信データに基づいて通信帯域の割当ての優先順位を特定するための優先度を判定する優先度判定部と、前記優先度判定部による判定結果に基づいて優先制御情報を生成する優先制御情報生成部と、通信を中継する通信装置に対して前記通信を行う装置を識別するための装置識別情報と前記優先制御情報とを送信する送信部と、を備え、前記課金装置は、前記送信部から取得した情報に基づいて課金データを生成する課金データ生成部、を備え、所定の第2条件を満たす場合、前記送信部は、前記装置識別情報、前記装置識別情報によって識別される装置が行う前記通信の通信先の装置を識別する通信先識別情報、前記通信に対して前記優先制御情報に基づいて行われる優先制御に関する情報である優先制御関連情報、および前記通信に関する情報である通信関連情報を示す情報を、前記情報に基づいて課金処理を行う課金装置へ送信することを特徴とする情報処理システムである。
(5)また、本発明の一態様としては、情報処理装置と通信装置とを有する情報処理システムであって、前記情報処理装置は、通信データを取得する取得部と、前記通信データが示す通信接続要求が所定の第1条件を満たす場合、前記通信データに基づいて通信帯域の割当ての優先順位を特定するための優先度を判定する優先度判定部と、前記優先度判定部による判定結果に基づいて優先制御情報を生成する優先制御情報生成部と、通信を中継する通信装置に対して前記通信を行う装置を識別するための装置識別情報と前記優先制御情報とを送信する送信部と、を備え、前記通信装置は、前記装置識別情報と前記優先制御情報とに基づいて前記通信の優先制御を行う優先制御部を備え、所定の第2条件を満たす場合、前記優先制御部は、前記装置識別情報、前記装置識別情報によって識別される装置が行う前記通信の通信先の装置を識別する通信先識別情報、前記通信に対して前記優先制御情報に基づいて行われる優先制御に関する情報である優先制御関連情報、および前記通信に関する情報である通信関連情報を示す情報を、前記情報に基づいて課金処理を行う課金装置へ送信することを特徴とする情報処理システムである。
(6)また、本発明の一態様としては、前記情報処理システムは、前記課金装置を有し、前記課金装置は、前記優先制御部から取得した前記情報に基づいて課金データを生成する課金データ生成部を備えることを特徴とする(5)に記載の情報処理システムである。
(7)また、本発明の一態様としては、前記課金データ生成部は、前記通信先識別情報に基づいて通信料金を示す情報を含む前記課金データを生成することを特徴とする(4)または(6)に記載の情報処理システムである。
(8)また、本発明の一態様としては、前記課金データ生成部は、前記送信部から取得した前記情報に基づいて課金先を判定することを特徴とする(4)に記載の情報処理システムである。
(9)また、本発明の一態様としては、前記課金データ生成部は、前記優先制御部から取得した前記情報に基づいて課金先を判定することを特徴とする(6)に記載の情報処理システムである。
(10)また、本発明の一態様としては、コンピュータを用いた情報処理方法であって、
取得部が、通信データを取得する取得ステップと、優先度判定部が、前記通信データが示す通信接続要求が所定の第1条件を満たす場合、前記通信データに基づいて通信帯域の割当ての優先順位を特定するための優先度を判定する優先度判定ステップと、優先制御情報生成部が、前記優先度判定ステップにおける判定結果に基づいて優先制御情報を生成する優先制御情報生成ステップと、送信部が、通信を中継する通信装置に対して前記通信を行う装置を識別するための装置識別情報と前記優先制御情報とを送信する送信ステップと、所定の第2条件を満たす場合、前記送信部が、前記装置識別情報、前記装置識別情報によって識別される装置が行う前記通信の通信先の装置を識別する通信先識別情報、前記優先制御情報に基づいて前記通信に対して行われる優先制御に関する情報である優先制御関連情報、および前記通信に関する情報である通信関連情報を示す情報を、前記情報に基づいて課金処理を行う課金装置へ送信するステップと、を有することを特徴とする情報処理方法である。
本発明によれば、様々な状況において柔軟に優先通信を行うことができる。
本実施形態に係る通信システムのネットワーク構成の一例を示す概略図である。 本実施形態に係る通信システムにおける通信制御装置の機能構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る通信システムにおける課金サーバの機能構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る通信システムの動作を示すフローチャートである。
(実施形態)
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(通信システムの構成)
図1は、本実施形態に係る通信システムのネットワーク構成の一例を示す概略図である。
本実施形態に係る通信システム1は、CP(Contents Provider;コンテンツプロバイダ)サーバと端末との間で行われる通信を制御するシステムである。通信システム1は、例えば、無線技術の標準化団体3GPP(Third Generation Partnership Project)によって仕様が定義されたLTE(Long Term Evolution)方式の無線通信の無線アクセス網を含んで構成される。
図1に示すように、通信システム1(情報処理システム)は、通信制御装置10(情報処理装置)と、EPC(Evolved Packet Core)20と、CPサーバ30−1と、CPサーバ30−2と、CPサーバ31と、閉域網40と、インターネット50と、無線アクセス網60と、端末70と、端末71と、HSS(Home Subscriber Server)80と、課金サーバ90と、を含んで構成される。
通信制御装置10は、CPサーバと端末との間における通信の優先制御を行う。通信制御装置10の機能構成の詳細については後述する。
EPC20は、認証、移動制御、ベアラ管理、課金、QoS(Quality of Service)制御など行う。EPC20は、P−GW(Packet Data Network Gateway)200と、S−GW(Serving Gateway)201と、PCRF(Policy and Charging Rules Function)202と、MME(Mobility Management Entity)203と、を含んで構成される。
P−GW200は、EPC20の外部のネットワークとの接続点であり、IP(Internet Protcol)アドレスの割当てや、S−GW201へのパケット転送などを行うゲートウェイである。S−GW201は、LTEの無線通信基地局であるeNodeB600を収容し、ユーザデータを伝送するゲートウェイである。
PCRF202(優先制御部)は、通信のQoS制御、優先制御、および課金のための制御を行う。また、PCRF202は、通信制御装置10から送信された情報に基づいて通信の優先制御を行うことがある。MME203は、eNodeB600を収容し、端末の移動管理、および端末の認証(セキュリティ制御)などを行う。
CPサーバ30−1およびCPサーバ30−2は、優先通信の対象となる特定のウェブサイト等を公開するCPサーバであり、当該CPサーバと端末(例えば、端末70、または端末71)との間の通信は、通信制御装置10による優先制御によって優先的に行われることがある。なお、CPサーバ30−1のように、閉域網40を介してEPC20と通信接続するCPサーバもあれば、CPサーバ30−2のように、インターネット50を介してEPC20と通信接続するCPサーバもある。
CPサーバ31は、優先通信の対象ではない一般のウェブサイトを公開するCPサーバである。なお、後述するように、CPサーバ31と端末71との間の通信は、優先的に行われない。
なお、CPサーバ30−1、CPサーバ30−2、およびCPサーバ31が公開するのはウェブサイトに限られるものではなく、その他のコンテンツ(例えば、映像データ、音声データ、およびテキストデータ)やアプリケーションであってもよい。
また、説明を簡略するため、図1においては、CPサーバ30−1、CPサーバ30−2、およびCPサーバ31は、1つずつしか図示していないが、それぞれ複数あってもよい。
閉域網40は、通信事業者が自社のサービスとして構築した「閉じた」ネットワークである。ここでいう「閉じた」とは、インターネット50から直接アクセスを受けないことを意味する。
無線アクセス網60は、EPC20と端末(端末70、および端末71)との間の通信を中継する無線ネットワークである。無線アクセス網60は、例えば、LTE方式での無線通信を実現するアクセス網であるE−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)である。無線アクセス網60は、eNodeB(evolved Node B)600を含んで構成される。eNodeB600は、LTE方式の無線通信に対応した無線基地局である。
端末70は、優先通信の対象となる特定の端末であり、当該端末とCPサーバ(例えば、CPサーバ30−1、CPサーバ30−2、またはCPサーバ31)との間の通信は、通信制御装置10による優先制御によって優先的に行われることがある。
端末71は、優先通信の対象ではない一般の端末である。優先通信の対象ではない端末71と優先通信の対象ではないCPサーバ31との間の通信は、優先的に行われない。
なお、上記の説明においては、CPサーバ30−1およびCPサーバ30−2が行う通信は優先的に行われることがあり、CPサーバ31が行う通信は優先的に行われることがないというように、サーバ毎に通信が優先的に行われることがあるか否かが決まるものとしたが、これに限られない。例えば、それぞれのCPサーバに含まれるサイト毎に通信が優先的に行われることがあるか否かが決まるような構成であってもよい。すなわち、例えば、ある特定のサイトへのアクセスが行われる通信の場合には優先通信が行われ、特定のサイト以外のサイトへのアクセスが行われる通信の場合には優先通信が行われないような構成であっても構わない。
HSS80は、通信システム1による通信サービスの提供を受ける加入者(ユーザ)の加入者情報データベースであり、認証情報の管理および端末(端末70および端末71)の在圏情報の管理を行う。
課金サーバ90は、CPサーバ(CPサーバ30−1、CPサーバ30−2、およびCPサーバ31)または端末(端末70、および端末71)に対して課金を行うためのシステムであり、例えば、オンライン課金システム(OCS;Online Charging System)、またはオフライン課金システム(OFCS;Offline Charging System)を含んで構成される。
(通信制御装置の構成)
次に、通信制御装置10の機能構成について、図面を参照しながら説明する。
図2は、本実施形態に係る通信システム1の通信制御装置の機能構成を示すブロック図である。
通信制御装置10は、取得部100と、優先度判定部101と、優先制御情報生成部102と、送信部103と、検出部104と、を含んで構成される。
取得部100は、EPC20から(PCRF202を介して)通信データを取得する。ここでいう通信データとは、EPC20において行われるそれぞれの通信に関する付随情報(メタデータ)を示すデータである。通信データには、優先通信が行われる際の通信の優先度を判定するために用いられる情報、例えば、通信を行う装置を識別する装置識別情報(例えば、当該通信を行う端末を識別する端末識別情報、および当該通信を行うCPサーバを識別するCPサーバ識別情報)などが含まれる。通信データは、例えば、当該通信の要求元または要求先の装置(例えば、CPサーバ30−1、CPサーバ30−2、または端末70)が生成し、EPC20へ送信するデータである。また、通信データは、例えば、当該通信の要求元または要求先の装置(例えば、CPサーバ30−1、CPサーバ30−2、または端末70)におけるユーザからの操作入力に基づいて送信されるデータである。
なお、装置識別情報には、端末識別情報およびCPサーバ識別情報だけでなく、通信装置を識別する識別情報が用いられてもよい。または、装置識別情報には、ユーザを特定することができる識別情報、例えば、シム(SIM;Subscriber Identity Module)カードの識別番号が用いられてもよい。その他、ユーザを特定することができる識別情報として、例えば、コンテンツプロバイダ(CP)が提供するウェブサイト(または、アプリケーション、コンテンツ)の利用者を識別する識別情報(例えば、ユーザID)が用いられてもよい。
なお、通信データに含まれる情報のその他の例については後述する。
優先度判定部101は、取得部100が取得した通信データを解析し、当該通信データが示す通信接続要求が所定の条件(第1条件)を満たす場合、当該通信データに基づいて通信の優先順位(例えば、通信帯域の割当ての優先順位、またはタイムスロットの割当ての優先順位)を特定するための優先度を判定する。優先度は、例えば、「クラス1」、「クラス2」、・・・、および「クラス9」のように、優先順位を示すクラスによって表される。例えば、「クラス1」と判定された通信は最も優先順位が高く、「クラス9」と判定された通信は最も優先順位が低い。
なお、通信データの解析結果によっては、優先度判定部101は、当該通信データに対応する通信に対する優先度の判定を行わなくてもよい。その場合、優先度の判定が行われなかった通信の優先順位は、例えば、最も低い優先順位とされる。
なお例えば、通信データは、IPパケットのデータ部分(ペイロード)を含むデータであり、通信制御装置10は、優先度判定部101においてペイロードを解析するDPI(Deep Packet Inspection)機能を有する装置であってもよい。
優先制御情報生成部102は、優先度判定部101による判定の結果に基づいて、優先制御情報を生成する。優先制御情報には、優先通信における優先内容、例えば、優先度判定部101によって判定された優先度に応じた通信帯域の割当量、または優先度に応じたタイムスロットの割当量などを示す情報が含まれる。
送信部103は、PCRF202に対して、優先制御情報と優先制御の対象となる通信を識別するための識別情報(例えば、端末識別情報、またはCPサーバ識別情報などの装置識別情報)を送信する。これにより、PCRF202(優先制御部)は、通信制御装置10から受信した識別情報によって識別される特定の通信に対して、通信制御装置10から受信した優先制御情報に応じた優先通信を行うように(例えば、優先制御情報が示す通信帯域、またはタイムスロットを割り当てるように)P−GW200(優先実行部)を制御することができる。
また、送信部103は、所定の条件(第2条件)を満たす場合、装置識別情報、当該装置識別情報によって識別される装置が行う通信の通信先の装置(例えば、CPサーバ30−1、CPサーバ30−2、およびCPサーバ31)を識別する通信先識別情報、当該通信に対して当該優先制御情報に基づいて行われる優先制御に関する情報である優先制御関連情報、および当該通信に関する情報である通信関連情報を示す情報を、課金サーバ90(課金装置)の取得部900(後述)へ送信する。そして、課金サーバ90は、当該情報に基づいて課金処理を行う。
なお、通信関連情報は、例えば、通信開始時刻、通信終了時刻、通信が発生した位置を示す情報、通信パケット数、通信データ量、スループット、および通信時間のうち少なくとも1つを示す情報である。
また、優先制御関連情報は、例えば、優先制御が行われた否かを示す情報、優先制御による通信において送信されたパケット数を示す情報、および優先制御による通信がなされた時間数のうち少なくとも1つを示す情報である。
なお、本実施形態に係る通信システム1においては、通信制御装置10が優先度判定部101を備え、EPC20がPCRF202(優先制御部)およびP−GW200(優先実行部)を備えるものとしたが、これに限られない。例えば、通信システム1は、優先度判定部101、優先制御部、および優先実行部をそれぞれ異なる装置に備える構成であってもよい。または、例えば、通信システム1は、優先度判定部101、優先制御部、および優先実行部の一部または全部を、同一の装置に備える構成であってもよい。
検出部104は、EPC20における通信の通信状態を検出した結果(通信状況)を示すデータ(以下、検出データとも言う)を、EPC20から(PCRF202を介して)取得する。ここでいう通信状態とは、通信トラフィック、例えば、通信帯域の使用率やスループットなどによって示される通信の状態(通信品質)を示すデータである。
優先度判定部101は、検出データを検出部104から取得する。優先度判定部101は、取得した検出データが示す通信状況に基づいて、優先制御するか否かを判定する。
すなわち、優先度判定部101は、取得した検出データが示す通信状況によっては、新たな優先通信を行わないよう優先度の判定を行わないこともある。例えば、優先度判定部101は、EPC20において行われている通信全体において通信トラフィック量が所定の量よりも多い場合(すなわち、通信が混み合っている場合)、または、EPC20において行われている通信全体において優先通信が占める割合が所定の割合よりも高い場合などには、優先度の判定を行わない。これにより、優先度判定部101は、更に新たな優先通信を行うための通信帯域を確保することが困難な通信状態である場合には新たな優先通信を行わないようにEPC20を制御することができる。
また、優先度判定部101が、取得した検出データが示す通信状況を解析した結果、当該通信状況が所定の条件(第3条件)を満たす場合に、特定の通信について、異なる優先度へ変更するか否か、または優先接続を解除するか否かを判定するようにしてもよい。優先度判定部が、異なる優先度へ変更する、または優先接続を解除すると判定した場合、優先制御情報生成部102は、優先度判定部101による判定結果に基づいて、異なる優先度への変更を示す優先度変更情報、または優先接続の解除を示す優先解除情報を生成する。そして、送信部103は、優先制御情報生成部102によって生成された優先度変更情報または優先解除情報をEPC20(通信装置)のPCRF202(優先制御部)へ送信する。
なお、上記においては説明を簡単にするため、通信装置は1つであるものとしたが、通信装置は複数存在していてもよい。その場合、例えば、検出部104は、1または複数の通信装置における通信状況を検出し、送信部103は、1または複数の通信装置へ、優先制御情報、優先度変更情報、または優先解除情報を送信する。
なお、具体的には、EPC20および無線アクセス網60において、次のように優先制御が実行される。以下の説明については、後述する優先制御例のいずれにおいても同様である。
例えば、PCRF202は、通信制御装置10から取得した通信を特定する情報と通信帯域の割当量を示すデータに基づくルールを示すPCC(Policy and Charging Control)ルールを、P−GW200へ出力する。PCCルールを受信したP−GW200は、S−GW201に優先ベアラ(デディケイテッドベアラ(Dedicated Bearer))の生成を要求し、当該PCCルールに応じたQoS(Quality of Service)制御の開始を指示する。なお、デディケイテッドベアラとは、デフォルトベアラに対してQoS単位で追加的に設定されるベアラである。
S−GW201がPCCルールに応じたQoS制御を開始して、P−GW200とS−GW201との間のデディケイテッドベアラの設定が完了すると、S−GW201は、MME203に、デディケイテッドベアラの設定を要求する。
そして、MME203は、eNodeB600に、E−RAB(E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network) Radio Access Bearer)の設定を要求する。
eNodeB600は、当該要求に応じて、端末(例えば、端末70、または端末71)に、RRC(Radio Resource Control)再設定要求を送信する。端末(例えば、端末70、または端末71)は、RRC再設定要求を受信したことに応じて、eNodeB600との間で通信接続を確立する。
端末(例えば、端末70、または端末71)は、eNodeB600との間の通信接続を確立すると、完了通知をeNodeB600へ送信する。eNodeB600は、完了通知を受信したことに応じて、E−RAB設定応答(E−RAB Setup Responce)をMME203へ送信する。
MME203は、E−RAB設定応答を受信したことに応じて、S−GW201へ、デディケイテッドベアラが設定されたことを示す応答を送信する。
S−GW201は、デディケイテッドベアラが設定されたことを示す応答を受信したことに応じて、P−GW200へ、当該応答を送信する。
以上により、デディケイテッドベアラが生成されることにより優先通信による通信接続が確立し、端末(例えば、端末70、または端末71)に対し、通信制御装置10から送信された通信を特定する情報を示すデータと、通信制御装置10から送信された通信帯域の割当量を示すデータとに基づく通信帯域の割当てに応じたサービスの提供が開始される。
デディケイテッドベアラの生成手続きの更に詳細な内容については、例えば、次の文献に記載されているため説明を省略する。「3GPP TS 23.402 V13.4.0 (2015−12)、 3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Services and System Aspects;Architecture enhancements for non−3GPP accesses(Release 13)」、 PP.86−90、 「5.4 Dedicated Bearer Procedures for E−UTRAN Access with PMIP−based S5/S8」。
(課金サーバの構成)
次に、課金サーバ90の機能構成について、図面を参照しながら説明する。
図3は、本実施形態に係る通信システム1の課金サーバ90の機能構成を示すブロック図である。
課金サーバ90は、取得部900と、課金データ生成部901と、記憶部902と、課金実行部903と、を含んで構成される。
取得部900は、通信制御装置10の送信部103、またはEPC20のPCRF202(優先制御部)から、装置識別情報、当該装置識別情報によって識別される装置が行う通信の通信先の装置(例えば、CPサーバ30−1、CPサーバ30−2、またはCPサーバ31)を識別する通信先識別情報、当該通信に対して当該優先制御情報に基づいて行われる優先制御に関する情報である優先制御関連情報、および当該通信に関する情報である通信関連情報を示す情報を取得する。取得部900は、当該情報を課金データ生成部901へ出力する。
課金データ生成部901は、通信制御装置10の送信部103、またはEPC20のPCRF202(優先制御部)から取得部900を介して取得した、装置識別情報、通信先識別情報、優先制御関連情報、および通信関連情報を示す情報のうち少なくとも1つの情報に基づいて課金データを生成する。例えば、課金データ生成部901は、通信先識別情報に基づいて通信料金を示す情報を含む前記課金データを生成する。
そして、課金データ生成部901は、通信制御装置10の送信部103、またはEPC20のPCRF202(優先制御部)から取得部900を介して取得した、装置識別情報、通信先識別情報、優先制御関連情報、および通信関連情報を示す情報のうち少なくとも1つの情報に基づいて課金先を判定する。
課金データ生成部901は、生成した課金データ、および課金先を示す情報を課金実行部903へ出力する。
記憶部902は、課金処理において用いられる各種の情報が記憶する。各種の情報とは、例えば、装置識別情報、通信先識別情報、優先制御関連情報、または通信関連情報と、課金情報(例えば、請求方法、通信料金等)とが対応付けられたテーブルを示す情報、および課金先を示す情報等である。
すなわち、課金データ生成部901は、通信制御装置10の送信部103、またはEPC20のPCRF202(優先制御部)から取得部900を介して取得した情報に対応付けられた課金情報を記憶部902から取得することにより、どの課金先に対しどのような課金処理を行うかを示す情報(課金データ)を取得することができる。
記憶部902は、記憶媒体、例えば、ハードディスクドライブ(HDD;Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、イーイープロム(EEPROM;Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory;読み出し専用メモリ)、RAM(Random Access read/write Memory;読み書き可能なメモリ)、またはそれらの任意の組み合わせを含んで構成される。
課金実行部903は、課金データ生成部901から入力された課金データ、および課金先を示す情報に基づいて、当該課金先に対する課金処理を行う。
なお、例えば、コンテンツプロバイダ(CP)が管理する、ユーザを特定することができる識別情報(例えば、CPが提供するウェブサイト(または、アプリケーション、コンテンツ)の利用者を識別するユーザIDなど)と、当該ユーザによる所定の処理(例えば、購入処理など)に至った直前のURL(または、当該ユーザによる所定の処理において経由されたURL)とを対応付けたテーブルを、課金サーバ90が備える記憶部902が予め記憶していてもよい。または、当該テーブルを外部の装置が記憶していてもよい。なお、当該URLは、例えば、当該ユーザのアクセス履歴情報(例えば、リファラー(Referrer)など)から取得されうる。
そして、課金データ生成部901は、前記テーブルに含まれるURLと、通信データに含まれる装置識別情報(ユーザIDを含む)、通信先識別情報、または優先制御関連情報に対応付けられたURLとを照合し、照合されたURLの中に所定のURL(例えば、通信の優先制御を行う通信事業者がCPに対して提供する通信ネットワーク上の場所を示すURL)が含まれる場合、課金データ生成部901は、記憶部902から取得した課金情報に基づいて、所定の処理(例えば、ユーザの通信料金を割引く、または、前記CPに対する料金を割増しする、など)を示す課金データを生成し、課金実行部903へ出力するようにしてもよい。これにより、通信システム1は、通信接続先等に基づく課金処理だけでなく、ユーザが経由したURLに応じた課金処理も合わせて行うことができる。
なお、装置識別情報には、通信制御装置10(情報処理装置)が優先制御を行う通信装置に接続する装置(例えば、端末70、端末71、CPサーバ30−1、CPサーバ30−2、CPサーバ31)のユーザを特定することができる識別情報(例えば、ユーザID)だけでなく、当該装置ではない他の装置のユーザを特定することができる識別情報(例えば、他の装置のユーザのユーザID)と、ユーザが他のユーザへ付与する通信データ量(すなわち、優先制御による通信の通信データ量)を示す情報とが対応付けられた情報が含まれていてもよい。
また、上記において対応付けられる他の装置のユーザの識別情報は複数であってもよい(すなわち、対応付けられる他の装置のユーザは複数であってもよい)。
すなわち、例えば、装置のアプリケーションからユーザによって入力される、ユーザの識別情報と、別の装置のユーザの識別情報と、ユーザが他の装置のユーザへ付与する通信データ量を示す情報とが対応付けられた情報が、通信データにおける装置識別情報に含められていてもよい。
なお、課金サーバ90が備える記憶部902が、ユーザを識別する識別番号と、ユーザからの入力に基づく優先制御による通信の通信データ量の上限値(優先通信データ量上限値)と、優先制御関連情報に含まれる、ユーザからの入力に基づく優先制御による通信の通信データ量と、を対応付けたテーブルを記憶するようにしてもよい(または、当該テーブルを、記憶部902が予め記憶していてもよいし、外部の装置が記憶していてもよい)。
なお、上述した装置のユーザとは、端末のユーザに限らず、CPサーバのCPと関連するユーザ(例えば、CPにおけるコンテンツ管理者)でもよい。
課金データ生成部901は、装置識別情報から、ユーザの識別情報と、別の装置のユーザの識別情報と、ユーザが他の装置のユーザへ付与する通信データ量を示す情報とが対応付けられた情報を取得する。
課金データ生成部901が、他の装置のユーザの識別番号に対応する、課金対象外の優先通信データ量上限値に、ユーザが当該他の装置のユーザに付与する優先制御による通信の通信データ量を加算するようにしてもよい。または、課金データ生成部901が、当該ユーザの識別番号に対応する課金情報(例えば、通信料金など)に、当該ユーザが当該他の装置のユーザに付与する優先制御による通信の通信データ量に対応する料金を加算するようにしてもよい。
これにより、通信システム1は、例えば、ユーザが新規購入した優先通信データ量を、別のユーザに贈ることができるようなサービスを実現することも可能である。
また、課金データ生成部901が、記憶部902から取得した、ユーザの優先通信データ量上限値と、当該ユーザの優先通信データ量との差分値(差分1)を算出するようにしてもよい。そして、この差分1が負の値である場合は、課金データ生成部901は、上述した加算処理を行わないようにしてもよい。または、課金データ生成部901は、所定のエラー内容に対応した所定の処理を行うようにしてもよい。
また、この差分1が正の値の場合は、課金データ生成部901は、この差分1とユーザが別のユーザに付与する優先制御による通信の通信データ量との差分値(差分2)を算出するようにしてもよい。
そして、この差分2が負の値である場合は、課金データ生成部901は、上述した加算処理を行わないようにしてもよい。または、または、課金データ生成部901は、所定のエラー内容に対応した所定の処理を行うようにしてもよい。
また、この差分2が正の値である場合は、他の装置のユーザの識別情報に対応する、課金対象外の優先通信データ量上限値に、ユーザが他の装置のユーザへ付与する優先制御による通信の通信データ量を加算するようにしてもよい。
そして、課金データ生成部901は、ユーザの優先通信データ量に、当該ユーザが別のユーザへ付与する優先制御による通信の通信データ量を減算する。
これにより、通信システム1は、例えば、ユーザが、新規購入し使い余った優先通信データ量を、別のユーザに贈ることができるようなサービスを実現することも可能である。
また、CPサーバ(例えば、CPサーバ30−1、CPサーバ30−2、およびCPサーバ31)が、例えば、CPサーバ識別情報と、ユーザを識別する識別情報と、CPがユーザへ付与する優先制御による通信の通信データ量を示す情報と、を対応付けたテーブルを作成し、当該CPサーバが、通信事業者によって運営される通信システム(例えば、通信システム1)へ送信するようにしてもよい。なお、通信事業者とコンテンツプロバイダ(CP)は、同一の事業者であってもかまわない。
CPがユーザへ付与する優先制御による通信の通信データ量は、例えば、当該CPが管理するCPサーバにおいて当該ユーザに対して課金された金額に応じた通信データ量であってもよい。
そして、当該通信事業者によって管理される通信システム(例えば、通信システム1)は、上記のテーブルを、課金サーバ90が備える記憶部902に記憶させる。
これにより、例えば、CPからサービス提供を受けるユーザが、CPサーバ上のサイト(例えば、ECサイト)で購入した商品の金額に応じた特典として、CPが、当該ユーザに対して優先通信のデータ量を付与するようなサービスを実現することも可能である。
(通信システムの動作)
次に、通信システム1の動作について図面を参照しながら説明する。
図4は、本実施形態に係る通信システム1の動作を示すフローチャートである。
本フローチャートは、通信制御装置10の取得部100が、EPC20から(PCRF202を介して)送信された通信データを受信した際に開始する。なお、EPC20が、通信制御装置10へ通信データを送信するタイミングは、例えば、新規の通信接続の要求が発生したタイミング、優先通信でない一般通信から優先通信へ変更する要求が発生したタイミング、および優先通信において優先度の変更の要求が発生したタイミングなどである。
(ステップS001)通信制御装置10の取得部100は、EPC20から(PCRF202を介して)通信データを取得する。取得部100は、EPC20から取得した通信データを優先度判定部101へ出力する。その後、ステップS002へ進む。
(ステップS002)優先度判定部101は、取得部100から出力された通信データを取得する。優先度判定部101は、取得した通信データを解析し、当該通信データに含まれる、通信を識別するための識別情報(例えば、端末識別情報、またはCPサーバ識別情報など)と、当該識別情報に対応付けられた優先度情報を抽出する。優先度判定部101は、抽出した優先度情報に基づいて優先度を判定する。優先度判定部101は、優先度の判定結果および識別情報を示す情報を、優先制御情報生成部102へ出力する。その後、ステップS003へ進む。
(ステップS003)優先制御情報生成部102は、優先度判定部101から出力された
優先度の判定結果および識別情報を示す情報を取得する。優先制御情報生成部102は、取得した情報が示す優先度の判定結果に応じて優先通信の内容を決定する(例えば、優先度の判定結果に応じて優先通信に割り当てる通信帯域、またはタイムスロットの割当量を決定する)。なお、優先度の判定結果と優先通信の内容(例えば、優先通信に割り当てる通信帯域、またはタイムスロットの割当量とが対応付けられたテーブル)は、優先制御情報生成部102が備える記憶部(図示せず)に予め記憶されている。なお、当該テーブルは外部の装置に記憶されていてもよく、通信制御装置10が、外部の装置に記憶されたテーブルから優先通信に割り当てる通信帯域、またはタイムスロットの割当量を示すデータを取得するような構成であってもよい。
優先制御情報生成部102は、識別情報と優先通信に割り当てる通信帯域、またはタイムスロットの割当量を示すデータとを送信部103へ出力する。その後、ステップS004へ進む。
(ステップS004)送信部103は、優先制御情報生成部102から出力された、識別情報と優先通信に割り当てる通信帯域、またはタイムスロットの割当量を示すデータとを取得する。送信部103は、識別情報と優先通信に割り当てる通信帯域、またはタイムスロットの割当量を示すデータとを、EPC20のPCRF202(優先制御部)へ送信する。その後、ステップS005へ進む。
(ステップS005)EPC20のPCRF202(優先制御部)は、通信制御装置10の送信部103から出力された、識別情報と優先通信に割り当てる通信帯域、またはタイムスロットの割当量を示すデータとを取得する。EPC20は、取得した識別情報に対応する通信(例えば、取得した端末識別情報に対応する端末が行う通信、または例えば、取得したCPサーバ識別情報に対応するCPサーバが行う通信)に対して、取得したデータに基づく通信帯域、またはタイムスロットの割当量を割り当てるように、P−GW200を制御する。
P−GW200(優先実行部)は、PCRF202(優先制御部)からの指示に従って、指定された通信に対して、指定された通信帯域、またはタイムスロットを割り当てる。以上により、優先通信による通信接続が確立される。
(ステップS006)送信部103は、所定の条件(第2条件)を満たす場合、装置識別情報、当該装置識別情報によって識別される装置が行う通信の通信先の装置(例えば、CPサーバ30−1、CPサーバ30−2、およびCPサーバ31)を識別する通信先識別情報、当該通信に対して当該優先制御情報に基づいて行われる優先制御に関する情報である優先制御関連情報、および当該通信に関する情報である通信関連情報を示す情報を、課金サーバ90(課金装置)の取得部900(後述)へ送信する。
(ステップS007)課金サーバ90は、ステップS006において送信部103から取得した情報に基づいて課金処理を行う。なお、課金処理は、例えば、次のように行われる。
課金サーバ90の課金データ生成部901は、通信制御装置10の送信部103、またはEPC20のPCRF202(優先制御部)から取得部900を介して取得した、装置識別情報、通信先識別情報、優先制御関連情報、および通信関連情報を示す情報のうち少なくとも1つの情報に基づいて課金データを生成する。例えば、課金データ生成部901は、通信先識別情報に基づいて通信料金を示す情報を含む前記課金データを生成する。
そして、課金データ生成部901は、通信制御装置10の送信部103、またはEPC20のPCRF202(優先制御部)から取得部900を介して取得した、装置識別情報、通信先識別情報、優先制御関連情報、および通信関連情報を示す情報のうち少なくとも1つの情報に基づいて課金先を判定する。
課金データ生成部901は、生成した課金データ、および課金先を示す情報を課金実行部903へ出力する。
課金実行部903は、課金データ生成部901から入力された課金データ、および課金先を示す情報に基づいて、当該課金先に対する課金処理を行う。
以上で、本フローチャートを終了する。
本実施形態に係る通信制御装置10は、様々な種類の通信データに基づいて、通信の優先制御を行うことができる。以下に、いくつかの通信データ例を挙げて説明する。
(通信データ例1)
通信データには、例えば、上述したように、通信の優先順位または優先度を示す優先度情報が含まれる。例えば、上述したように、優先度情報には、「クラス1」、「クラス2」、および「クラス3」のように、優先度を示すクラスを示すデータが含まれる。なお、優先度情報は、そのほか例えば、最も優先度の高い通信の優先度を100として、1から100までの値で優先度を示すデータであっても構わない。その場合、優先度判定部101が、例えば、上記の値が80以上である場合は「クラス1」、上記の値が40以上80未満である場合は「クラス2」、および上記の値が40未満である場合は「クラス3」とクラス分けをすることによって、優先度の判定および優先順位の決定をするようにしてもよい。
(通信データ例2)
通信データには、例えば、通信を行う端末におけるユーザによる操作入力を示す情報が含まれる。当該情報は、例えば、優先接続を要求することを示す情報、または優先順位を特定するための情報を含む。すなわち本例においては、例えば、ユーザが端末を操作して優先接続を希望する要求をし、その要求に基づいて優先通信が行われる。また、通信データには、例えば、ユーザと通信事業者(例えば、EPC20を使用して通信サービスを提供する事業者、および無線アクセス網60を使用して無線通信サービスを提供する事業者)との契約内容(ユーザが加入している契約プラン)、または例えば、ユーザとコンテンツプロバイダ(例えば、CPサーバ30−1、CPサーバ30−2、およびCPサーバ31を使用してコンテンツを提供する事業者など)との契約内容に応じた優先順位を示す情報が含まれる。
(通信データ例3)
通信データには、例えば、アプリケーションを識別する識別情報、通信接続先を識別する識別情報、基地局(例えば、eNodeB600)を識別する基地局ID、当該通信接続先に対応付けられたURL(Uniform Resource Locator;統一資源位置指定子)、または、当該通信接続先に対応付けられたIPアドレスの構成を示す情報が含まれる。また、通信データには、例えば、通信データが所定の時間帯に送信または受信されたことを示す時間帯情報、所定の場所に位置する装置(例えば、端末70、端末71、CPサーバ30−1、CPサーバ30−2、CPサーバ31、および通信装置(例えば、EPC20、および無線アクセス網60))から通信データが送信されたことを示す場所情報、または、通信データが所定の種別の通信データであることを示す通信種別情報が含まれていてもよい。
さらに、通信データには、例えば、特定の通信モジュール(例えば、LTE通信モジュール)の型番等を示すID(Identifier;識別子)が含まれていてもよい。これにより、通信システム1は、一意に識別可能な「もの」がインターネットやクラウドに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組みであるIoT(Internet of Things;モノのインターネット)において、一意に識別可能なあらゆる「もの」に対して、通信の優先制御を行うことができる。
優先度判定部101は、これらの識別情報、URL、IPアドレス、またはIPアドレスの構成(例えば、IPアドレスの文字列の長さ、IPアドレスのバージョン(例えば、IPv4またはIPv6)など)を示す情報、時間帯情報、場所情報、通信種別情報等に応じて優先度を判定する。すなわち、例えば、端末(例えば、端末70)側において、特定の識別情報に対応するアプリケーション(当該端末にインストールされた識別情報)が通信を行う場合に優先通信が行われる。また、例えば、特定の識別情報に対応する通信接続先(例えば、特定のCPサーバ、または特定のサイトなど)、または特定のIPアドレスに対応する通信接続先(例えば、CPサーバ30−1、およびCPサーバ30−2)が通信を行う場合に優先通信が行われる。
本実施形態における通信システム1は、様々な優先制御を行うことができる。次に、通信制御装置10およびPCRF202(優先制御部)が行う優先制御について、いくつか例を挙げて説明する。
(優先制御例1)
PCRF202(優先制御部)は、通信制御装置10から取得した通信データに含まれる、優先接続を要求する情報(例えば、優先接続を開始する要求、優先接続を終了する要求、または優先接続の優先度を変更する要求)に基づいて、P−GW200(優先実行部)を制御する。
また、PCRF202(優先制御部)は、通信制御装置10から取得した通信データに含まれる、通信を識別する識別情報(例えば、端末識別情報、またはCPサーバ識別情報など)と、通信データに含まれる、通信帯域またはタイムスロットの割当ての優先順位または優先度を示す優先情報とに基づいて、当該通信に対し通信帯域、またはタイムスロットを割り当てるようにP−GW200(優先実行部)を制御する。
これにより、PCRF202(優先制御部)は、通信を行う端末を識別する端末識別情報、または通信を行うCPサーバを識別するCPサーバ識別情報に基づいて、当該通信ごとの通信帯域、またはタイムスロットの割当量に差異を持たせることによって優先制御を行うことができる。
なお、当該優先情報は、当該通信における通信接続元または当該通信における通信接続先について優先順位または優先度を示す情報であってもよい。すなわち、当該優先情報は、当該通信を行う装置を識別する情報(例えば、端末識別情報、またはCPサーバ識別情報など)に予め対応付けられた優先順位または優先度を示す情報であってもよい。
(優先制御例2)
通信制御装置10の検出部104は、EPC20から(PCRF202を介して)検出データを取得する。本例においては、検出データには、EPC20における通信において接続されている通信接続の数(すなわち、同時接続数)を示すデータが含まれる。検出部104は、取得した検出データを優先度判定部101へ出力する。優先度判定部101は、取得した検出データが示す同時接続数が所定の数を超えている場合には、通信の優先度の判定を行わない。すなわち、優先度判定部101は、EPC20から、新たな優先通信を要求することを示す通信データを取得した場合であっても、検出データが示す同時接続数(例えば、当該通信データが示す通信を行う端末が通信接続するeNodeB600における同時接続数)が所定の数を超えている場合には、当該要求に対する優先度の判定を行わない。これにより、通信制御装置10は、EPC20における通信の同時接続数が所定の数を超えている場合には新たな優先通信が開始されないような優先制御を行うことができる。
(優先制御例3)
通信制御装置10の検出部104は、EPC20から(PCRF202を介して)検出データを、定期的に(例えば、10秒毎に)取得する。本例においては、検出データには、EPC20において通信接続中である全ての優先通信についての、各優先通信を識別する識別情報、および各優先通信が開始された時刻を示す情報が含まれる。検出部104は取得した検出データを優先度判定部101へ出力する。なお、本例においては、優先度判定部101は、当該検出データを一時的に記憶する記憶部(図示せず)を備える。当該記憶部に記憶された検出データは、検出部104が新たな検出データを取得するごとに上書き更新される。
優先度判定部101は、記憶部に記憶された検出データに含まれる情報(すなわち、優先通信を識別する識別情報、および各優先通信が開始された時刻を示す情報)に基づいて、接続中の優先通信の中でより早くから優先通信を開始していた通信ほど優先度を高くするように判定する。これにより、通信制御装置10は、EPC20において通信接続中である優先通信の中で、より早くから優先通信を開始していた通信ほどより多くの通信帯域、またはタイムスロットを割り当てるように優先制御することができる。
なお、本例においては、優先度判定部101は、接続中の優先通信の中でより早くから優先通信を開始していた通信ほど優先度を高くするように判定したが、逆に、より優先度を低くするように判定してもよい。
(優先制御例4)
上述した優先制御例3と同様に、通信制御装置10の検出部104は、EPC20から(PCRF202を介して)検出データを、定期的に(例えば、10秒毎に)取得する。本例においては、検出データには、EPC20において通信接続中である全ての優先通信についての、各優先通信を識別する識別情報、および各優先通信が開始されてからの経過時間(優先接続時間)を示す情報が含まれる。検出部104は取得した検出データを優先度判定部101へ出力する。なお、本例においては、優先度判定部101は、当該検出データを一時的に記憶する記憶部(図示せず)を備える。当該記憶部に記憶された検出データは、検出部104が新たな検出データを取得するごとに上書き更新される。
以上、説明したように、本実施形態に係る通信システム1は、様々な状況において柔軟に優先通信を行うことができる。
なお、本実施形態に係る通信システム1は、無線アクセス網60を介した無線通信を含む通信ネットワークを制御するシステムであるが、これに限られない。本実施形態に係る通信システム1は、例えば、有線アクセス網を介した通信ネットワークを制御するシステムであってもよい。
以上、本発明の実施形態及びその変形を説明したが、これらの実施形態及びその変形は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態及びその変形は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態及びその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同時に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
なお、上述の各装置は内部にコンピュータを有している。そして、上述した各装置の各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。
さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1・・・通信システム、10・・・通信制御装置(情報処理装置)、20・・・EPC、30−1・・・CPサーバ(優先)、30−2・・・CPサーバ(優先)、31・・・CPサーバ(一般)、40・・・閉域網、50・・・インターネット、60・・・無線アクセス網、70・・・端末(優先)、71・・・端末(一般)、80・・・HSS、90・・・課金サーバ、100・・・取得部、101・・・優先度判定部、102・・・優先制御情報生成部、103・・・送信部、104・・・検出部、200・・・P−GW、201・・・S−GW、202・・・PCRF(優先制御部)、203・・・MME、600・・・eNodeB、900・・・取得部、901・・・課金データ生成部、902・・・記憶部、903・・・課金実行部

Claims (10)

  1. アプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を含む通信データを取得する取得部と、
    前記通信データが示す通信接続要求が所定の第1条件を満たす場合、前記通信データに基づいて通信帯域の割当ての優先順位を特定するための優先度を判定する優先度判定部と、
    前記優先度判定部による判定結果に基づいて優先制御情報を生成する優先制御情報生成部と、
    通信を中継する通信装置に対して前記通信を行う装置を識別するための装置識別情報と前記アプリケーション識別情報と前記優先制御情報とを送信する送信部と、
    を備え、
    所定の第2条件を満たす場合、前記送信部は、前記装置識別情報、前記装置識別情報によって識別される装置が行う前記通信の通信先の装置を識別する通信先識別情報、前記優先制御情報に基づいて前記通信に対して行われる優先制御に関する情報である優先制御関連情報、および前記アプリケーション識別情報を含む前記通信に関する情報である通信関連情報を示す情報を、少なくとも前記アプリケーション識別情報に基づいて課金処理を行う課金装置へ送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記通信関連情報は、通信開始時刻、通信終了時刻、通信が発生した位置を示す情報、通信パケット数、通信データ量、スループット、および通信時間のうち少なくとも1つを示す情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記優先制御関連情報は、前記優先制御が行われたか否かを示す情報、前記優先制御による通信による、通信パケット数、通信データ量、スループット、および通信時間のうち少なくとも1つを示す情報である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 情報処理装置と課金装置とを有する情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    アプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を含む通信データを取得する取得部と、
    前記通信データが示す通信接続要求が所定の第1条件を満たす場合、前記通信データに基づいて通信帯域の割当ての優先順位を特定するための優先度を判定する優先度判定部と、
    前記優先度判定部による判定結果に基づいて優先制御情報を生成する優先制御情報生成部と、
    通信を中継する通信装置に対して前記通信を行う装置を識別するための装置識別情報と前記アプリケーション識別情報と前記優先制御情報とを送信する送信部と、
    を備え、
    前記課金装置は、
    前記送信部から取得した情報に基づいて課金データを生成する課金データ生成部、
    を備え、
    所定の第2条件を満たす場合、前記送信部は、前記装置識別情報、前記装置識別情報によって識別される装置が行う前記通信の通信先の装置を識別する通信先識別情報、前記通信に対して前記優先制御情報に基づいて行われる優先制御に関する情報である優先制御関連情報、および前記前記アプリケーション識別情報を含む通信に関する情報である通信関連情報を示す情報を、少なくとも前記アプリケーション識別情報に基づいて課金処理を行う課金装置へ送信する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  5. 情報処理装置と通信装置とを有する情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    アプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を含む通信データを取得する取得部と、
    前記通信データが示す通信接続要求が所定の第1条件を満たす場合、前記通信データに基づいて通信帯域の割当ての優先順位を特定するための優先度を判定する優先度判定部と、
    前記優先度判定部による判定結果に基づいて優先制御情報を生成する優先制御情報生成部と、
    通信を中継する通信装置に対して前記通信を行う装置を識別するための装置識別情報と前記アプリケーション識別情報と前記優先制御情報とを送信する送信部と、
    を備え、
    前記通信装置は、
    前記装置識別情報と前記優先制御情報とに基づいて前記通信の優先制御を行う優先制御部を備え、
    所定の第2条件を満たす場合、前記優先制御部は、前記装置識別情報、前記装置識別情報によって識別される装置が行う前記通信の通信先の装置を識別する通信先識別情報、前記通信に対して前記優先制御情報に基づいて行われる優先制御に関する情報である優先制御関連情報、および前記アプリケーション識別情報を含む前記通信に関する情報である通信関連情報を示す情報を、少なくとも前記アプリケーション識別情報に基づいて課金処理を行う課金装置へ送信する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  6. 前記情報処理システムは、前記課金装置を有し、
    前記課金装置は、前記優先制御部から取得した前記アプリケーション識別情報に基づいて課金データを生成する課金データ生成部を備える
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記課金データ生成部は、前記通信先識別情報に基づいて通信料金を示す情報を含む前記課金データを生成する
    ことを特徴とする請求項4または請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記課金データ生成部は、前記送信部から取得した前記情報に基づいて課金先を判定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
  9. 前記課金データ生成部は、前記優先制御部から取得した前記情報に基づいて課金先を判定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
  10. コンピュータを用いた情報処理方法であって、
    取得部が、アプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を含む通信データを取得する取得ステップと、
    優先度判定部が、前記通信データが示す通信接続要求が所定の第1条件を満たす場合、前記通信データに基づいて通信帯域の割当ての優先順位を特定するための優先度を判定する優先度判定ステップと、
    優先制御情報生成部が、前記優先度判定ステップにおける判定結果に基づいて優先制御情報を生成する優先制御情報生成ステップと、
    送信部が、通信を中継する通信装置に対して前記通信を行う装置を識別するための装置識別情報と前記アプリケーション識別情報と前記優先制御情報とを送信する送信ステップと、
    所定の第2条件を満たす場合、前記送信部が、前記装置識別情報、前記装置識別情報によって識別される装置が行う前記通信の通信先の装置を識別する通信先識別情報、前記優先制御情報に基づいて前記通信に対して行われる優先制御に関する情報である優先制御関連情報、および前記アプリケーション識別情報を含む前記通信に関する情報である通信関連情報を示す情報を、少なくとも前記アプリケーション識別情報に基づいて課金処理を行う課金装置へ送信するステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
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