JP6566668B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明の一態様は、表示装置に関する。特に、可撓性を有し、湾曲させることのできる表示装置に関する。また、本発明の一態様は、表示装置を備える電子機器に関する。
なお本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本明細書等で開示する発明の一態様の技術分野は、物、方法、または、製造方法に関するものである。または、本発明の一態様は、プロセス、マシン、マニュファクチャ、または、組成物(コンポジション・オブ・マター)に関するものである。そのため、より具体的に本明細書で開示する本発明の一態様の技術分野としては、半導体装置、表示装置、発光装置、照明装置、蓄電装置、記憶装置、それらの駆動方法、または、それらの製造方法、を一例として挙げることができる。
近年、表示装置は様々な用途への応用が期待されており、多様化が進められている。例えば、携帯用途の電子機器などに用いられる表示装置は薄型であること、軽量であること、または破損しにくいこと等が求められている。また、従来にない新たな用途が求められている。
また、特許文献1には、フィルム基板上に、スイッチング素子であるトランジスタや有機EL素子を備えたフレキシブルなアクティブマトリクス型の発光装置が開示されている。
特開2003−174153号公報
近年、表示装置の表示領域を大型化させることで表示する情報量を増やし、表示の一覧性の向上を図ることが検討されている。一方、携帯機器用途では、表示装置を大型化させると可搬性(ポータビリティともいう)が低下してしまう。そのため表示の一覧性の向上と高い可搬性を両立することは困難であった。
本発明の一態様は、可搬性に優れた電子機器を提供することを課題の一とする。または、一覧性に優れた電子機器を提供することを課題の一とする。または、信頼性の高い電子機器を提供することを課題の一とする。または、新規な表示装置、または電子機器を提供することを課題の一とする。
なお、これらの課題の記載は、他の課題の存在を妨げるものではない。本発明の一態様は、これらの課題の全てを解決する必要はないものとする。また、上記以外の課題は、明細書等の記載から自ずと明らかになるものであり、明細書等の記載から上記以外の課題を抽出することが可能である。
本発明の一態様は、可撓性フィルム上に発光素子を有する表示部と、表示部の中央部と固定された第1の支持体と、第1の支持体の両端に2つのヒンジと、第1の支持体を間に挟む第2の支持体及び第3の支持体と、第2の支持体は、表示部の端部を隠す第1カバー部を有し、第2の支持体はヒンジの回転によって第1の支持体となす角度が変わり、第1カバー部で隠されていた端部が露出し、表示部の面積が広くなる電子機器である。
上記構成において、第1カバー部で隠されていた端部の幅aは、第2の支持体はヒンジの回転によって表示部が曲げられた領域における曲率半径rとπの積よりも広い。本明細書で開示する電子機器は、表面、側面、及び裏面に表示部が設けられ、トータルの厚さは、曲率半径rの2倍程度と薄くできる。従って、電子機器の厚さを薄くする場合には、曲率半径rを小さくすることが好ましく、曲率半径rは、10mm以下、好ましくは5mm以下とする。
また、上記構成において、ヒンジの回転によって可撓性フィルムは、第2の支持体の面とスライドする機構を有する。また、もう一方のヒンジの回転によって可撓性フィルムは、第3の支持体の面とスライドする機構を有する。
また、他の構成は、可撓性フィルム上に発光素子を有する表示部と、表示部の中央部と固定された第1の支持体と、第1の支持体の両端に2つのヒンジと、第1の支持体を間に挟む第2の支持体及び第3の支持体と、第2の支持体は、表示部の第1の端部と互いに重なる第1カバー部を有し、第3の支持体は、表示部の第2の端部と互いに重なる第2カバー部を有し、第2の支持体はヒンジの回転によって第1の支持体となす角度が変わり、ヒンジと互いに重なる表示部の一部が曲げられ、第1カバー部と互いに重なる表示部の第1の端部の面積が縮小し、第3の支持体はヒンジの回転によって第1の支持体となす角度が変わり、ヒンジと互いに重なる表示部の一部が曲げられ、第2カバー部と互いに重なる表示部の第2の端部の面積が縮小する電子機器である。
また、ヒンジを回転させて表示部を折り曲げ、小型化させた状態の構成も特徴の一つであり、その構成は、第1の領域と、第1の領域と隣接する第2の領域と、第1の領域と隣接する第3の領域と、第2の領域と隣接する第4の領域と、第3の領域と隣接する第5の領域とを有する表示部を備えた電子機器であり、表示部は、同一の可撓性フィルム上に形成され、第2の領域は、電子機器の第1側面であり、第3の領域は、電子機器の第2側面であり、第4の領域は、第1の領域と互いに重なり、第5の領域は、第1の領域と互いに重なり、第4の領域と第5の領域は重ならない電子機器である。
電子機器を小型化させた状態では、表示部が筐体を包むように設けられ、電子機器の表面、側面、及び裏面に表示可能な領域を有する構成となっている。また、表示部を展開することができる。
可搬性に優れた電子機器を提供できる。または、一覧性に優れた電子機器を提供できる。または、信頼性の高い電子機器を提供できる。または、新規な表示装置を提供できる。または電子機器を提供できる。なお、これらの効果の記載は、他の効果の存在を妨げるものではない。なお、本発明の一態様は、必ずしも、これらの効果の全てを有する必要はない。なお、これら以外の効果は、明細書、図面、請求項などの記載から、自ずと明らかとなるものであり、明細書、図面、請求項などの記載から、これら以外の効果を抽出することが可能である。
本発明の一態様を示す斜視図である。 本発明の一態様を示す斜視図である。 本発明の一態様を示す断面図である。 本発明の一態様を示す平面図及び断面図である。 実施の形態に係る、発光パネルの一例を示す図。 実施の形態に係る、発光パネルの一例を示す図。 実施の形態に係る、タッチパネルの一例を示す図。 実施の形態に係る、タッチパネルの一例を示す図。 実施の形態に係る、タッチパネルの一例を示す図。 実施の形態に係る入出力装置の構成を説明する投影図。 実施の形態に係る入出力装置の構成を説明する断面図。 実施の形態に係る検知回路19および変換器CONVの構成および駆動方法を説明する図。
実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。但し、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
なお、以下に説明する発明の構成において、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号を異なる図面間で共通して用い、その繰り返しの説明は省略する。また、同様の機能を指す場合には、ハッチパターンを同じくし、特に符号を付さない場合がある。
なお、本明細書で説明する各図において、各構成の大きさ、層の厚さ、または領域は、明瞭化のために誇張されている場合がある。よって、必ずしもそのスケールに限定されない。
なお、本明細書等における「第1」、「第2」等の序数詞は、構成要素の混同を避けるために付すものであり、数的に限定するものではない。
なお、本明細書等において、A面がB面に平行とはA面の法線とB面の法線がなす角度が−20°以上20°以下の状態を指すものとする。また、本明細書等において、C面がB面と垂直とは、C面の法線とB面の法線がなす角度が70°以上110°以下の状態を指すものとする。また、本明細書等において、C線がB面に垂直とはC線とB面の法線がなす角度が−20°以上20°以下の状態を指すものとする。また、本明細書等において、C線がB面に平行とはC線とB面の法線がなす角度が70°以上110°以下の状態を指すものとする。
(実施の形態1)
本実施の形態では、本発明の一態様の電子機器の構成例について、図面を参照して説明する。
図1(A)は、本構成例で示す電子機器200の構成の一部(表示パネル、支持体、ヒンジ)を示した斜視図である。電子機器200は、表示部201、支持体202a、支持体202b、支持体202c、及びヒンジ203a、ヒンジ203bを備える。
支持体202aと支持体202bは、ヒンジ203aにより接続されている。支持体202aと支持体202bとは、ヒンジ203aの回転軸211aを中心に、相対的に回転させることが可能である。図1(A)に示す構成例では、支持体202aと支持体202bを水平にした状態から、回転軸211aを中心に90°以上の角度で回転させることができる。
ここで、ヒンジ203aの回転軸211aとは、ヒンジ203aが有する回転機構の回転軸と一致する直線とする。例えば、図1(B)に示すように、ヒンジ203aが有体物(例えば、心棒など)の軸211cを中心に回転する機構を有する場合には、軸の延長方向と一致する直線を回転軸211aとする。図1(A)が表示面側からの斜視図であるのに対して、図1(B)は、表示面とは反対側からの斜視図である。
支持体202aと支持体202cは、ヒンジ203bにより接続されている。支持体202aと支持体202cとは、ヒンジ203bの回転軸211bを中心に、相対的に回転させることが可能である。図1(A)に示す構成例では、支持体202aと支持体202cを水平にした状態から、回転軸211bを中心に90°以上の角度で回転させることができる。
表示部201は、使用者が視認する画像等が表示される表示面を有する。なお本明細書等において、表示面とは表示パネルの表面のうち、画像等が表示される側の面をいう。
表示部201は、少なくともその一部が可撓性を有する。したがって、表示面が平面である状態から、曲面を有する状態に可逆的に表示部201を変形することが可能である。表示部201は、2つの支持体の相対位置の変化に伴って変形する部分が少なくとも可撓性を有していればよく、他の部分は可撓性を有していなくてもよい。
表示部201は、その一部が支持体202bに支持されており、固定されている。一方、表示部201は、支持体202aや支持体202cとは支持されているが、固定されておらず、表示パネルの周縁と重なるカバー部202d、202eを有するフレームである。カバー部202d、202eは、表示領域の一部、表示駆動回路、FPCとの接続部分などを隠す役目を果たしている。
本発明の一態様の電子機器200は、可撓性を有する表示部201が、3つの支持体によって支持された構成を有する。表示部201は曲げるなどの変形を加えることが可能である。例えば表示部201を表示面が曲面の外側になるように2箇所で曲げることができる。回転軸211a付近で曲げた場合には、支持体202aと表示部201がスライドする機構となっている。また、回転軸211bで曲げた場合には、支持体202cと表示部201がスライドする機構となっている。このような支持方法を用いることで、例えば表示部201を平面にした状態、即ち図2(C)から表示部の2箇所で曲げて小型化した状態、即ち図2(A)に各支持体を相対的に回転させる際に、表示部201に生じる収差をスライド動作により補い、表示部201が破損してしまうことを抑制できる。また、図2(B)に示すように、表示部201を2箇所で曲げることで小型化することができる。本発明の一態様の電子機器200は、図2(A)に示すように表示部201を折りたたんだ状態では可搬性に優れ、図2(C)に示すように展開した状態では、継ぎ目のない広い表示領域により、表示の一覧性に優れる。
図2(A)、図2(B)、及び図2(C)も、本構成例で示す電子機器200の構成の一部(表示パネル、支持体、ヒンジ)を示した斜視図である。図2(A)、図2(B)、及び図2(C)においては、各構成がわかりやすいようにヒンジを図示しているが、電子機器200のデザイン性を優先して見えにくくなるように筐体内にヒンジを収納してもよい。図2(B)は、折りたたんだ状態として、メインの表示面とは反対側から見た場合の斜視図である。なお、図2(B)に示す状態を維持するために、支持体202aと支持体202cと接触させ、互いを磁石などで固定してもよい。
また表示部201と各支持体とを固定する場合には、例えば接着する方法、ねじ等で固定する方法、部材により表示部201を挟んで機械的に固定する方法等が挙げられる。
図3(A)は、電子機器200の展開時における断面概略図である。また図3(B)は、電子機器の表示部201の2箇所で曲げて小型化した状態における断面概略図である。なお、各構成がわかりやすいようにヒンジを大きく図示しているが、図3(B)において曲率半径rは5mm以下であり、幅Lに対して十分小さい値である。
表示部201のうち、電子機器200の筐体207と重なり、支持体202bと重なる第1領域は、メインの表示領域であり、第1領域の幅Lの部分は曲げられることがない。
表示部201のうち、曲げられる箇所(第2領域)は2箇所あり、第2領域のそれぞれの幅は、πrである。また、折り曲げられて第1領域の裏面側に位置することのできる領域(第3領域)の幅はそれぞれ幅Dであり、固定されておらずスライドする領域である。
また、支持体202a、202cのカバー部202d、202eと重なる第4領域の幅は、それぞれ幅aである。この幅aは式a>πr、という関係を有する。図3(A)及び図3(B)に示すように、支持体202a、202cのカバー部202d、202eで隠れる第4領域があるため、折り曲げた場合において図3(B)に示す表示部201の露出する面積は、展開時よりも広くなる。
また、図4(A)に展開時のそれぞれの領域の幅の関係を示している。第4領域の幅aの部分は表示可能な領域とすることもでき、展開時にカバー部202d、202eと重なっていて表示が見えないが、表示部を折り曲げた時に裏面側に表示領域として利用することもできる。表示部などが形成されている一枚の可撓性フィルムの周縁を鎖線209で示す。図4(A)に示すように、可撓性フィルムの周縁はカバー部202d、202e、及び枠部202f、202gで隠れるように設計される。枠部202f、202gは、支持体202a、202b、202cの一部で構成してもよいし、別途設けてもよい。枠部202fと枠部202gの間隔Wが表示部201の一辺の長さとして決定される。電子機器の展開時における表示部201の表示領域は、一辺がWであり、もう一辺が(L+2πr+2D)である矩形となっている。例えば、表示領域のアスペクト比を9:16とする場合、展開時においてW:(L+2πr+2D)が9:16となるようにすればよい。また、電子機器のヒンジを回転させて小型化させた場合、表示領域の面積は、一辺がWであり、もう一辺がLである矩形の第1領域と、該領域と隣接して曲面であり、一辺がWでありもう一辺がπrである2つの第2領域及び一辺がWでありもう一辺がDである2つの第3領域とを合計した面積となる。
また、図4(B)は、軸211c及び回転軸211aに沿って電子機器を切った場合の断面模式図を示している。
なお、筐体207に、バッテリ、画像処理回路や演算装置や駆動回路などの各種ICが実装されたプリント配線基板、無線受信器、無線送信機、無線受電器、加速度センサなどを含む各種センサなどの電子部品を適宜組み込むことにより、電子機器200を携帯端末、携帯型の画像再生装置、携帯型の照明装置などとして機能させることができる。また筐体207には、カメラ、スピーカ、電源供給端子や信号供給端子等を含む各種入出力端子、光学センサなどを含む各種センサ、操作ボタンなどを組み込んでもよい。
また、表示部201の厚さは5μm以上2000μm以下、好ましくは5μm以上1000μm以下、より好ましくは10μm以上500μm以下、さらに好ましくは20mm以上300μm以下とすることが好ましい。表示部201が薄いほど、許容できる最少の曲率半径を小さくすることができ、電子機器200を薄くすることが可能となる。
また、表示部201が薄すぎて機械的な強度が不足する場合には、表示部201の少なくとも湾曲する部分に可撓性を有するシート等を貼り付け、強度を補ってもよい。例えば、硬質ゴムなどの弾性体のほか、プラスチック、アルミニウムなどの金属、ステンレスやチタン合金などの合金、シリコーンゴムなどのゴム等を用いることができる。当該シートには、表示部201よりも可撓性の低い材料を用いることが好ましい。また、当該シートが透光性を有さない場合には、表示部201の裏面側または表示面よりも外側の領域に配置すればよい。表示面と重なる部分に開口を有するシートを表示面側に配置し、2枚のシートで表示パネルを挟持する構成としてもよい。
2つの支持体を折り畳んだ状態、すなわち表示部201の湾曲部が最も小さい曲率半径で湾曲している状態における、曲率半径rは、0.1mm以上20mm以下、好ましくは0.5mm以上15mm以下、より好ましくは1mm以上10mm以下に設定することが好ましく、代表的には4mm以下に設定することが好ましい。
ここで、表示部201の湾曲部における曲率半径rは、湾曲した表示面が有する曲率半径のうち、最も小さい値をいう。
(実施の形態2)
本実施の形態では、本発明の一態様の電子機器が有する表示パネルに適用可能な発光パネルの構成例及び作製方法例について説明する。
<具体例1>
図5(A)に発光パネルの平面図を示し、図5(A)における一点鎖線A1−A2間の断面図の一例を図5(C)に示す。具体例1で示す発光パネルは、カラーフィルタ方式を用いたトップエミッション型の発光パネルである。本実施の形態において、発光パネルは、例えば、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色の副画素で1つの色を表現する構成や、R(赤)、G(緑)、B(青)、W(白)の4色の副画素で1つの色を表現する構成等が適用できる。色要素としては特に限定はなく、RGBW以外の色を用いてもよく、例えば、イエロー、シアン、マゼンタなどで構成されてもよい。
図5(A)に示す発光パネルは、発光部804、駆動回路部806、FPC(Flexible Printed Circuit)808を有する。発光部804及び駆動回路部806に含まれる発光素子やトランジスタは基板801、基板803、及び封止層823によって封止されている。
図5(C)に示す発光パネルは、基板801、接着層811、絶縁層813、複数のトランジスタ、導電層857、絶縁層815、絶縁層817、複数の発光素子、絶縁層821、封止層823、オーバーコート849、着色層845、遮光層847、絶縁層843、接着層841、及び基板803を有する。封止層823、オーバーコート849、絶縁層843、接着層841、及び基板803は可視光を透過する。
発光部804は、接着層811及び絶縁層813を介して基板801上にトランジスタ820及び発光素子830を有する。発光素子830は、絶縁層817上の下部電極831と、下部電極831上のEL層833と、EL層833上の上部電極835と、を有する。下部電極831は、トランジスタ820のソース電極又はドレイン電極と電気的に接続する。下部電極831の端部は、絶縁層821で覆われている。下部電極831は可視光を反射することが好ましい。上部電極835は可視光を透過する。
また、発光部804は、発光素子830と重なる着色層845と、絶縁層821と重なる遮光層847と、を有する。着色層845及び遮光層847はオーバーコート849で覆われている。発光素子830とオーバーコート849の間は封止層823で充填されている。
絶縁層815は、トランジスタを構成する半導体への不純物の拡散を抑制する効果を奏する。また、絶縁層817は、トランジスタ起因の表面凹凸を低減するために平坦化機能を有する絶縁層を選択することが好適である。
駆動回路部806は、接着層811及び絶縁層813を介して基板801上にトランジスタを複数有する。図5(C)では、駆動回路部806が有するトランジスタのうち、1つのトランジスタを示している。
絶縁層813と基板801は接着層811によって貼り合わされている。また、絶縁層843と基板803は接着層841によって貼り合わされている。絶縁層813や絶縁層843に透水性の低い膜を用いると、発光素子830やトランジスタ820に水等の不純物が侵入することを抑制でき、発光パネルの信頼性が高くなるため好ましい。
導電層857は、駆動回路部806に外部からの信号(ビデオ信号、クロック信号、スタート信号、又はリセット信号等)や電位を伝達する外部入力端子と電気的に接続する。ここでは、外部入力端子としてFPC808を設ける例を示している。工程数の増加を防ぐため、導電層857は、発光部や駆動回路部に用いる電極や配線と同一の材料、同一の工程で作製することが好ましい。ここでは、導電層857を、トランジスタ820を構成する電極と同一の材料、同一の工程で作製した例を示す。
図5(C)に示す発光パネルでは、接続体825が基板803上に位置する。接続体825は、基板803、接着層841、絶縁層843、封止層823、絶縁層817、及び絶縁層815に設けられた開口を介して導電層857と接続している。また、接続体825はFPC808に接続している。接続体825を介してFPC808と導電層857は電気的に接続する。導電層857と基板803とが重なる場合には、基板803を開口する(又は開口部を有する基板を用いる)ことで、導電層857、接続体825、及びFPC808を電気的に接続させることができる。
具体例1では、耐熱性の高い作製基板上で絶縁層813やトランジスタ820、発光素子830を作製し、該作製基板を剥離し、接着層811を用いて基板801上に絶縁層813やトランジスタ820、発光素子830を転置することで作製できる発光パネルを示している。また、具体例1では、耐熱性の高い作製基板上で絶縁層843、着色層845及び遮光層847を作製し、該作製基板を剥離し、接着層841を用いて基板803上に絶縁層843、着色層845及び遮光層847を転置することで作製できる発光パネルを示している。
基板に、耐熱性が低い材料(樹脂など)を用いる場合、作製工程で基板に高温をかけることが難しいため、該基板上にトランジスタや絶縁層を作製する条件に制限がある。また、基板に透水性が高い材料(樹脂など)を用いる場合、高温をかけて、透水性の低い膜を形成することが好ましい。本実施の形態の作製方法では、耐熱性の高い作製基板上でトランジスタ等の作製を行えるため、高温をかけて、信頼性の高いトランジスタや十分に透水性の低い膜を形成することができる。そして、それらを基板801や基板803へと転置することで、信頼性の高い発光パネルを作製できる。これにより、本発明の一態様では、軽量又は薄型であり、且つ信頼性の高い発光パネルを実現できる。作製方法の詳細は後述する。
<具体例2>
図5(B)に発光パネルの平面図を示し、図5(B)における一点鎖線A3−A4間の断面図の一例を図5(D)に示す。具体例2で示す発光パネルは、具体例1とは異なる、カラーフィルタ方式を用いたトップエミッション型の発光パネルである。ここでは、具体例1と異なる点のみ詳述し、具体例1と共通する点は説明を省略する。
図5(D)に示す発光パネルは、図5(C)に示す発光パネルと下記の点で異なる。
図5(D)に示す発光パネルは、絶縁層821上にスペーサ827を有する。スペーサ827を設けることで、基板801と基板803の間隔を調整することができる。
また、図5(D)に示す発光パネルは、基板801と基板803の大きさが異なる。接続体825が絶縁層843上に位置し、基板803と重ならない。接続体825は、絶縁層843、封止層823、絶縁層817、及び絶縁層815に設けられた開口を介して導電層857と接続している。基板803に開口を設ける必要がないため、基板803の材料が制限されない。
<具体例3>
図6(A)に発光パネルの平面図を示し、図6(A)における一点鎖線A5−A6間の断面図の一例を図6(C)に示す。具体例3で示す発光パネルは、塗り分け方式を用いたトップエミッション型の発光パネルである。
図6(A)に示す発光パネルは、発光部804、駆動回路部806、FPC808を有する。発光部804及び駆動回路部806に含まれる発光素子やトランジスタは基板801、基板803、枠状の封止層824、及び封止層823によって封止されている。
図6(C)に示す発光パネルは、基板801、接着層811、絶縁層813、複数のトランジスタ、導電層857、絶縁層815、絶縁層817、複数の発光素子、絶縁層821、封止層823、枠状の封止層824、及び基板803を有する。封止層823及び基板803は可視光を透過する。
枠状の封止層824は、封止層823よりもガスバリア性が高い層であることが好ましい。これにより、外部から水分や酸素が発光パネルに侵入することを抑制できる。したがって、信頼性の高い発光パネルを実現することができる。また、封止層824及び封止層823は、防水防塵の効果を有する。
具体例3では、封止層823を介して発光素子830の発光が発光パネルから取り出される。したがって、封止層823は、枠状の封止層824に比べて透光性が高いことが好ましい。また、封止層823は、枠状の封止層824に比べて屈折率が高いことが好ましい。また、封止層823は、枠状の封止層824に比べて硬化時の体積の収縮が小さいことが好ましい。
発光部804は、接着層811及び絶縁層813を介して基板801上にトランジスタ820及び発光素子830を有する。発光素子830は、絶縁層817上の下部電極831と、下部電極831上のEL層833と、EL層833上の上部電極835と、を有する。下部電極831は、トランジスタ820のソース電極又はドレイン電極と電気的に接続する。下部電極831の端部は、絶縁層821で覆われている。下部電極831は可視光を反射することが好ましい。上部電極835は可視光を透過する。
駆動回路部806は、接着層811及び絶縁層813を介して基板801上にトランジスタを複数有する。図6(C)では、駆動回路部806が有するトランジスタのうち、1つのトランジスタを示している。
絶縁層813と基板801は接着層811によって貼り合わされている。絶縁層813に透水性の低い膜を用いると、発光素子830やトランジスタ820に水等の不純物が侵入することを抑制でき、発光パネルの信頼性が高くなるため好ましい。
導電層857は、駆動回路部806に外部からの信号や電位を伝達する外部入力端子と電気的に接続する。ここでは、外部入力端子としてFPC808を設ける例を示している。また、ここでは、導電層857を、トランジスタ820を構成する電極と同一の材料、同一の工程で作製した例を示す。
図6(C)に示す発光パネルでは、接続体825が基板803上に位置する。接続体825は、基板803、封止層823、絶縁層817、及び絶縁層815に設けられた開口を介して導電層857と接続している。また、接続体825はFPC808に接続している。接続体825を介してFPC808と導電層857は電気的に接続する。
具体例3では、耐熱性の高い作製基板上で絶縁層813やトランジスタ820、発光素子830を作製し、該作製基板を剥離し、接着層811を用いて基板801上に絶縁層813やトランジスタ820、発光素子830を転置することで作製できる発光パネルを示している。耐熱性の高い作製基板上でトランジスタ等の作製を行えるため、高温をかけて、信頼性の高いトランジスタや十分に透水性の低い膜を形成することができる。そして、それらを基板801へと転置することで、信頼性の高い発光パネルを作製できる。これにより、本発明の一態様では、軽量又は薄型であり、且つ信頼性の高い発光パネルを実現できる。
<具体例4>
図6(B)に発光パネルの平面図を示し、図6(B)における一点鎖線A7−A8間の断面図の一例を図6(D)に示す。具体例4で示す発光パネルは、カラーフィルタ方式を用いたボトムエミッション型の発光パネルである。
図6(D)に示す発光パネルは、基板801、接着層811、絶縁層813、複数のトランジスタ、導電層857、絶縁層815、着色層845、絶縁層817a、絶縁層817b、導電層816、複数の発光素子、絶縁層821、封止層823、及び基板803を有する。基板801、接着層811、絶縁層813、絶縁層815、絶縁層817a、及び絶縁層817bは可視光を透過する。
発光部804は、接着層811及び絶縁層813を介して基板801上にトランジスタ820、トランジスタ822、及び発光素子830を有する。発光素子830は、絶縁層817上の下部電極831と、下部電極831上のEL層833と、EL層833上の上部電極835と、を有する。下部電極831は、トランジスタ820のソース電極又はドレイン電極と電気的に接続する。下部電極831の端部は、絶縁層821で覆われている。上部電極835は可視光を反射することが好ましい。下部電極831は可視光を透過する。発光素子830と重なる着色層845を設ける位置は、特に限定されず、例えば、絶縁層817aと絶縁層817bの間や、絶縁層815と絶縁層817aの間等に設ければよい。
駆動回路部806は、接着層811及び絶縁層813を介して基板801上にトランジスタを複数有する。図6(C)では、駆動回路部806が有するトランジスタのうち、2つのトランジスタを示している。
絶縁層813と基板801は接着層811によって貼り合わされている。絶縁層813に透水性の低い膜を用いると、発光素子830やトランジスタ820、822に水等の不純物が侵入することを抑制でき、発光パネルの信頼性が高くなるため好ましい。
導電層857は、駆動回路部806に外部からの信号や電位を伝達する外部入力端子と電気的に接続する。ここでは、外部入力端子としてFPC808を設ける例を示している。また、ここでは、導電層857を、導電層816と同一の材料、同一の工程で作製した例を示す。
具体例4では、耐熱性の高い作製基板上で絶縁層813やトランジスタ820、発光素子830等を作製し、該作製基板を剥離し、接着層811を用いて基板801上に絶縁層813やトランジスタ820、発光素子830等を転置することで作製できる発光パネルを示している。耐熱性の高い作製基板上でトランジスタ等の作製を行えるため、高温をかけて、信頼性の高いトランジスタや十分に透水性の低い膜を形成することができる。そして、それらを基板801へと転置することで、信頼性の高い発光パネルを作製できる。これにより、本発明の一態様では、軽量又は薄型であり、且つ信頼性の高い発光パネルを実現できる。
<具体例5> 図6(E)に具体例1、具体例2、具体例3、及び具体例4とは異なる発光パネルの例を示す。
図6(E)に示す発光パネルは、基板801、接着層811、絶縁層813、導電層814、導電層857a、導電層857b、発光素子830、絶縁層821、封止層823、及び基板803を有する。
導電層857a及び導電層857bは、発光パネルの外部接続電極であり、FPC等と電気的に接続させることができる。
発光素子830は、下部電極831、EL層833、及び上部電極835を有する。下部電極831の端部は、絶縁層821で覆われている。発光素子830はボトムエミッション型、トップエミッション型、又はデュアルエミッション型である。光を取り出す側の電極、基板、絶縁層等は、それぞれ可視光を透過する。導電層814は、下部電極831と電気的に接続する。
光を取り出す側の基板は、光取り出し構造として、半球レンズ、マイクロレンズアレイ、凹凸構造が施されたフィルム、光拡散フィルム等を有していてもよい。例えば、樹脂基板上に上記レンズやフィルムを、該基板又は該レンズもしくはフィルムと同程度の屈折率を有する接着剤等を用いて接着することで、光取り出し構造を形成することができる。
導電層814は必ずしも設ける必要は無いが、下部電極831の抵抗に起因する電圧降下を抑制できるため、設けることが好ましい。また、同様の目的で、上部電極835と電気的に接続する導電層を絶縁層821上、EL層833上、又は上部電極835上などに設けてもよい。
導電層814は、銅、チタン、タンタル、タングステン、モリブデン、クロム、ネオジム、スカンジウム、ニッケル、アルミニウムから選ばれた材料又はこれらを主成分とする合金材料等を用いて、単層で又は積層して形成することができる。導電層814の膜厚は、例えば、0.1μm以上3μm以下とすることができ、好ましくは、0.1μm以上0.5μm以下である。
上部電極835と電気的に接続する導電層の材料にペースト(銀ペーストなど)を用いると、該導電層を構成する金属が粒状になって凝集する。そのため、該導電層の表面が粗く隙間の多い構成となり、EL層833が該導電層を完全に覆うことが難しく、上部電極と該導電層との電気的な接続をとることが容易になり好ましい。
具体例5では、耐熱性の高い作製基板上で絶縁層813や発光素子830等を作製し、該作製基板を剥離し、接着層811を用いて基板801上に絶縁層813や発光素子830等を転置することで作製できる発光パネルを示している。耐熱性の高い作製基板上で、高温をかけて、十分に透水性の低い絶縁層813等を形成し、基板801へと転置することで、信頼性の高い発光パネルを作製できる。これにより、本発明の一態様では、軽量又は薄型であり、且つ信頼性の高い発光パネルを実現できる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、本発明の一態様の電子機器が有する表示パネルに適用可能な、折り曲げ可能なタッチパネルの構成について、図7、図8、図9を用いて説明する。
<構成例1>図7(A)はタッチパネルの上面図である。図7(B)は図7(A)の一点鎖線A−B間及び一点鎖線C−D間の断面図である。図7(C)は図7(A)の一点鎖線E−F間の断面図である。
図7(A)に示すように、タッチパネル390は表示部301を有する。
表示部301は、複数の画素302と複数の撮像画素308を備える。撮像画素308は表示部301に触れる指等を検知することができる。これにより、撮像画素308を用いてタッチセンサを構成することができる。
画素302は、複数の副画素(例えば副画素302R)を備え、副画素は発光素子及び発光素子を駆動する電力を供給することができる画素回路を備える。
画素回路は、選択信号を供給することができる配線及び画像信号を供給することができる配線と電気的に接続される。
また、タッチパネル390は選択信号を画素302に供給することができる走査線駆動回路303g(1)と、画像信号を画素302に供給することができる画像信号線駆動回路303s(1)を備える。
撮像画素308は、光電変換素子及び光電変換素子を駆動する撮像画素回路を備える。
撮像画素回路は、制御信号を供給することができる配線及び電源電位を供給することができる配線と電気的に接続される。
制御信号としては、例えば記録された撮像信号を読み出す撮像画素回路を選択することができる信号、撮像画素回路を初期化することができる信号、及び撮像画素回路が光を検知する時間を決定することができる信号などを挙げることができる。
タッチパネル390は制御信号を撮像画素308に供給することができる撮像画素駆動回路303g(2)と、撮像信号を読み出す撮像信号線駆動回路303s(2)を備える。
図7(B)に示すように、タッチパネル390は、基板510及び基板510に対向する基板570を有する。
可撓性を有する材料を基板510及び基板570に好適に用いることができる。
不純物の透過が抑制された材料を基板510及び基板570に好適に用いることができる。例えば、水蒸気の透過率が10−5g/m・day以下、好ましくは10−6g/m・day以下である材料を好適に用いることができる。
線膨張率がおよそ等しい材料を基板510及び基板570に好適に用いることができる。例えば、線膨張率が1×10−3/K以下、好ましくは5×10−5/K以下、より好ましくは1×10−5/K以下である材料を好適に用いることができる。
基板510は、基材510b、不純物の発光素子への拡散を防ぐ絶縁層510a、及び基材510bと絶縁層510aを貼り合わせる接着層510cが積層された積層体である。
基板570は、可撓性基板570b、不純物の発光素子への拡散を防ぐ絶縁層570a、及び可撓性基板570bと絶縁層570aを貼り合わせる接着層570cの積層体である。
例えば、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド(ナイロン、アラミド等)、ポリイミド、ポリカーボネートまたはアクリル、ウレタン、エポキシもしくはシロキサン結合を有する樹脂を含む材料を接着層に用いることができる。
封止層560は基板570と基板510を貼り合わせている。封止層560は空気より大きい屈折率を備える。また、封止層560側に光を取り出す場合は、封止層560は光学接合の機能を有する。画素回路及び発光素子(例えば第1の発光素子350R)は基板510と基板570の間にある。
画素302は、副画素302R、副画素302G及び副画素302Bを有する(図7(C))。また、副画素302Rは発光モジュール380Rを備え、副画素302Gは発光モジュール380Gを備え、副画素302Bは発光モジュール380Bを備える。
例えば副画素302Rは、第1の発光素子350R及び第1の発光素子350Rに電力を供給することができるトランジスタ302tを含む画素回路を備える(図7(B))。また、発光モジュール380Rは第1の発光素子350R及び光学素子(例えば着色層367R)を備える。
発光素子350Rは、第1の下部電極351R、上部電極352、下部電極351Rと上部電極352の間のEL層353を有する(図7(C))。
EL層353は、第1のEL層353a、第2のEL層353b、及び第1のEL層353aと第2のEL層353bの間の中間層354を備える。
発光モジュール380Rは、第1の着色層367Rを基板570に有する。着色層は特定の波長を有する光を透過するものであればよく、例えば赤色、緑色又は青色等を呈する光を選択的に透過するものを用いることができる。または、発光素子の発する光をそのまま透過する領域を設けてもよい。
例えば、発光モジュール380Rは、第1の発光素子350Rと第1の着色層367Rに接する封止層360を有する。
第1の着色層367Rは第1の発光素子350Rと重なる位置にある。これにより、発光素子350Rが発する光の一部は、光学接合の機能を有する封止層360及び第1の着色層367Rを透過して、図中の矢印に示すように発光モジュール380Rの外部に射出される。
タッチパネル390は、遮光層367BMを基板570に有する。遮光層367BMは、着色層(例えば第1の着色層367R)を囲むように設けられている。
タッチパネル390は、反射防止層367pを表示部301に重なる位置に備える。反射防止層367pとして、例えば円偏光板を用いることができる。
タッチパネル390は、絶縁層321を備える。絶縁層321はトランジスタ302tを覆っている。なお、絶縁層321は画素回路に起因する凹凸を平坦化するための層として用いることができる。また、不純物のトランジスタ302t等への拡散を抑制することができる層が積層された絶縁層を、絶縁層321に適用することができる。
タッチパネル390は、発光素子(例えば第1の発光素子350R)を絶縁層321上に有する。
タッチパネル390は、第1の下部電極351Rの端部に重なる隔壁328を絶縁層321上に有する。また、基板510と基板570の間隔を制御するスペーサ329を、隔壁328上に有する。
画像信号線駆動回路303s(1)は、トランジスタ303t及び容量303cを含む。なお、駆動回路は画素回路と同一の工程で同一基板上に形成することができる。図7(B)に示すようにトランジスタ303tは絶縁層321上に第2のゲート304を有していてもよい。第2のゲート304はトランジスタ303tのゲートと電気的に接続されていてもよいし、これらに異なる電位が与えられていてもよい。また、必要であれば、第2のゲート304をトランジスタ308t、トランジスタ302t等に設けてもよい。
撮像画素308は、光電変換素子308p及び光電変換素子308pに照射された光を検知するための撮像画素回路を備える。また、撮像画素回路は、トランジスタ308tを含む。
例えばpin型のフォトダイオードを光電変換素子308pに用いることができる。
タッチパネル390は、信号を供給することができる配線311を備え、端子319が配線311に設けられている。なお、画像信号及び同期信号等の信号を供給することができるFPC309(1)が端子319に電気的に接続されている。なお、FPC309(1)にはプリント配線基板(PWB)が取り付けられていても良い。
同一の工程で形成されたトランジスタを、トランジスタ302t、トランジスタ303t、トランジスタ308t等のトランジスタに適用できる。
また、トランジスタのゲート、ソース及びドレインのほか、タッチパネルを構成する各種配線及び電極に用いることのできる材料としては、アルミニウム、チタン、クロム、ニッケル、銅、イットリウム、ジルコニウム、モリブデン、銀、タンタル、又はタングステン等の単体金属、又はこれを主成分とする合金を単層構造又は積層構造として用いる。例えば、シリコンを含むアルミニウム膜の単層構造、チタン膜上にアルミニウム膜を積層する二層構造、タングステン膜上にアルミニウム膜を積層する二層構造、銅−マグネシウム−アルミニウム合金膜上に銅膜を積層する二層構造、チタン膜上に銅膜を積層する二層構造、タングステン膜上に銅膜を積層する二層構造、チタン膜又は窒化チタン膜と、そのチタン膜又は窒化チタン膜上に重ねてアルミニウム膜又は銅膜を積層し、さらにその上にチタン膜又は窒化チタン膜を形成する三層構造、モリブデン膜又は窒化モリブデン膜と、そのモリブデン膜又は窒化モリブデン膜上に重ねてアルミニウム膜又は銅膜を積層し、さらにその上にモリブデン膜又は窒化モリブデン膜を形成する三層構造等がある。なお、酸化インジウム、酸化錫又は酸化亜鉛を含む透明導電材料を用いてもよい。また、マンガンを含む銅を用いると、エッチングによる形状の制御性が高まるため好ましい。
<構成例2>図8(A)、(B)は、タッチパネル505の斜視図である。なお明瞭化のため、代表的な構成要素を示す。図9は、図8(A)に示す一点鎖線X1−X2間の断面図である。
タッチパネル505は、表示部501とタッチセンサ595を備える(図8(B))。また、タッチパネル505は、基板510、基板570及び基板590を有する。なお、基板510、基板570及び基板590はいずれも可撓性を有する。
表示部501は、基板510、基板510上に複数の画素及び当該画素に信号を供給することができる複数の配線511を備える。複数の配線511は、基板510の外周部にまで引き回され、その一部が端子519を構成している。端子519はFPC509(1)と電気的に接続する。
基板590には、タッチセンサ595と、タッチセンサ595と電気的に接続する複数の配線598を備える。複数の配線598は基板590の外周部に引き回され、その一部は端子を構成する。そして、当該端子はFPC509(2)と電気的に接続される。なお、図8(B)では明瞭化のため、基板590の裏面側(基板510側)に設けられるタッチセンサ595の電極や配線等を実線で示している。
タッチセンサ595として、例えば静電容量方式のタッチセンサを適用できる。静電容量方式としては、表面型静電容量方式、投影型静電容量方式等がある。
投影型静電容量方式としては、主に駆動方式の違いから自己容量方式、相互容量方式などがある。相互容量方式を用いると同時多点検出が可能となるため好ましい。
以下では、投影型静電容量方式のタッチセンサを適用する場合について、図8(B)を用いて説明する。
なお、指等の検知対象の近接または接触を検知することができるさまざまなセンサを適用することができる。
投影型静電容量方式のタッチセンサ595は、電極591と電極592を有する。電極591は複数の配線598のいずれかと電気的に接続し、電極592は複数の配線598の他のいずれかと電気的に接続する。
電極592は、図8(A)、(B)に示すように、一方向に繰り返し配置された複数の四辺形が角部で接続された形状を有する。
電極591は四辺形であり、電極592が延在する方向と交差する方向に繰り返し配置されている。
配線594は、電極592を挟む二つの電極591を電気的に接続する。このとき、電極592と配線594の交差部の面積ができるだけ小さくなる形状が好ましい。これにより、電極が設けられていない領域の面積を低減でき、透過率のムラを低減できる。その結果、タッチセンサ595を透過する光の輝度ムラを低減することができる。
なお、電極591、電極592の形状はこれに限られず、様々な形状を取りうる。例えば、複数の電極591をできるだけ隙間が生じないように配置し、絶縁層を介して電極592を、電極591と重ならない領域ができるように離間して複数設ける構成としてもよい。このとき、隣接する2つの電極592の間に、これらとは電気的に絶縁されたダミー電極を設けると、透過率の異なる領域の面積を低減できるため好ましい。
タッチセンサ595は、基板590、基板590上に千鳥状に配置された電極591及び電極592、電極591及び電極592を覆う絶縁層593並びに隣り合う電極591を電気的に接続する配線594を備える。
接着層597は、タッチセンサ595が表示部501に重なるように、基板590を基板570に貼り合わせている。
電極591及び電極592は、透光性を有する導電材料を用いて形成する。透光性を有する導電性材料としては、酸化インジウム、インジウム錫酸化物、インジウム亜鉛酸化物、酸化亜鉛、ガリウムを添加した酸化亜鉛などの導電性酸化物を用いることができる。なお、グラフェンを含む膜を用いることもできる。グラフェンを含む膜は、例えば膜状に形成された酸化グラフェンを含む膜を還元して形成することができる。還元する方法としては、熱を加える方法等を挙げることができる。
透光性を有する導電性材料を基板590上にスパッタリング法により成膜した後、フォトリソグラフィ法等の様々なパターニング技術により、不要な部分を除去して、電極591及び電極592を形成することができる。
また、絶縁層593に用いる材料としては、例えば、アクリル、エポキシなどの樹脂、シロキサン結合を有する樹脂の他、酸化シリコン、酸化窒化シリコン、酸化アルミニウムなどの無機絶縁材料を用いることもできる。
また、電極591に達する開口が絶縁層593に設けられ、配線594が隣接する電極591を電気的に接続する。透光性の導電性材料は、タッチパネルの開口率を高めることができるため、配線594に好適に用いることができる。また、電極591及び電極592より導電性の高い材料は、電気抵抗を低減できるため配線594に好適に用いることができる。
一の電極592は一方向に延在し、複数の電極592がストライプ状に設けられている。
配線594は電極592と交差して設けられている。
一対の電極591が一の電極592を挟んで設けられ、配線594は一対の電極591を電気的に接続している。
なお、複数の電極591は、一の電極592と必ずしも直交する方向に配置される必要はなく、90度未満の角度をなすように配置されてもよい。
一の配線598は、電極591又は電極592と電気的に接続される。配線598の一部は、端子として機能する。配線598としては、例えば、アルミニウム、金、白金、銀、ニッケル、チタン、タングステン、クロム、モリブデン、鉄、コバルト、銅、又はパラジウム等の金属材料や、該金属材料を含む合金材料を用いることができる。
なお、絶縁層593及び配線594を覆う絶縁層を設けて、タッチセンサ595を保護することができる。
また、接続層599は、配線598とFPC509(2)を電気的に接続する。
接続層599としては、様々な異方性導電フィルム(ACF:AnisotropicConductive Film)や、異方性導電ペースト(ACP:Anisotropic Conductive Paste)などを用いることができる。
接着層597は、透光性を有する。例えば、熱硬化性樹脂や紫外線硬化樹脂を用いることができ、具体的には、アクリル、ウレタン、エポキシ、またはシロキサン結合を有する樹脂などの樹脂を用いることができる。
表示部501は、マトリクス状に配置された複数の画素を備える。画素は表示素子と表示素子を駆動する画素回路を備える。
本実施の形態では、白色の光を射出する有機EL素子を表示素子に適用する場合について説明するが、表示素子はこれに限られない。有機EL素子に代えて液晶表示素子や、電子インク、電子粉流体(登録商標)、又は電気泳動素子を用いた表示装置としてもよい。
例えば、副画素毎に射出する光の色が異なるように、発光色が異なる有機EL素子を副画素毎に適用してもよい。
基板510、基板570、及び封止層560は、構成例1と同様の構成が適用できる。
画素は、副画素502Rを含み、副画素502Rは発光モジュール580Rを備える。
副画素502Rは、第1の発光素子550R及び第1の発光素子550Rに電力を供給することができるトランジスタ502tを含む画素回路を備える。また、発光モジュール580Rは第1の発光素子550R及び光学素子(例えば着色層567R)を備える。
発光素子550Rは、下部電極、上部電極、下部電極と上部電極の間にEL層を有する。
発光モジュール580Rは、光を取り出す方向に第1の着色層567Rを有する。
また、封止層560が光を取り出す側に設けられている場合、封止層560は、第1の発光素子550Rと第1の着色層567Rに接する。
第1の着色層567Rは第1の発光素子550Rと重なる位置にある。これにより、発光素子550Rが発する光の一部は第1の着色層567Rを透過して、図中に示す矢印の方向の発光モジュール580Rの外部に射出される。
表示部501は、光を射出する方向に遮光層567BMを有する。遮光層567BMは、着色層(例えば第1の着色層567R)を囲むように設けられている。
表示部501は、反射防止層567pを画素に重なる位置に備える。反射防止層567pとして、例えば円偏光板を用いることができる。
表示部501は、絶縁膜521を備える。絶縁膜521はトランジスタ502tを覆っている。なお、絶縁膜521は画素回路に起因する凹凸を平坦化するための層として用いることができる。また、不純物の拡散を抑制できる層を含む積層膜を、絶縁膜521に適用することができる。これにより、不純物の拡散によるトランジスタ502t等の信頼性の低下を抑制できる。
表示部501は、発光素子(例えば第1の発光素子550R)を絶縁膜521上に有する。
表示部501は、第1の下部電極の端部に重なる隔壁528を絶縁膜521上に有する。また、基板510と基板570の間隔を制御するスペーサを、隔壁528上に有する。
走査線駆動回路503g(1)は、トランジスタ503t及び容量503cを含む。なお、駆動回路を画素回路と同一の工程で同一基板上に形成することができる。
表示部501は、信号を供給することができる配線511を備え、端子519が配線511に設けられている。なお、画像信号及び同期信号等の信号を供給することができるFPC509(1)が端子519に電気的に接続されている。
なお、FPC509(1)にはプリント配線基板(PWB)が取り付けられていても良い。
表示部501は、走査線、信号線及び電源線等の配線を有する。上述した様々な導電膜を配線に用いることができる。
なお、様々なトランジスタを表示部501に適用できる。ボトムゲート型のトランジスタを表示部501に適用する場合の構成を、図9(A)、(B)に図示する。
例えば、酸化物半導体、アモルファスシリコン等を含む半導体層を、図9(A)に図示するトランジスタ502t及びトランジスタ503tに適用することができる。
例えば、レーザーアニールなどの処理により結晶化させた多結晶シリコンを含む半導体層を、図9(B)に図示するトランジスタ502t及びトランジスタ503tに適用することができる。
また、トップゲート型のトランジスタを表示部501に適用する場合の構成を、図9(C)に図示する。
例えば、多結晶シリコンまたは単結晶シリコン基板等から転置された単結晶シリコン膜等を含む半導体層を、図9(C)に図示するトランジスタ502t及びトランジスタ503tに適用することができる。
なお、本実施の形態は、本明細書で示す他の実施の形態と適宜組み合わせることができる。
(実施の形態4)
本実施の形態では、本発明の一態様の入出力装置の構成について、図10および図11を参照しながら説明する。
図10は本発明の一態様の入出力装置の構成を説明する投影図である。
図10(A)は本発明の一態様の入出力装置500の投影図であり、図10(B)は入出力装置500が備える検知ユニット20Uの構成を説明する投影図である。
図11は本発明の一態様の入出力装置500の構成を説明する断面図である。
図11(A)は図10に示す本発明の一態様の入出力装置500のZ1−Z2における断面図である。
なお、入出力装置500はタッチパネルということもできる。
<入出力装置の構成例1.>本実施の形態で説明する入出力装置500は、可視光を透過する窓部14を具備し且つマトリクス状に配設される複数の検知ユニット20U、行方向(図中に矢印Rで示す)に配置される複数の検知ユニット20Uと電気的に接続する走査線G1、列方向(図中に矢印Cで示す)に配置される複数の検知ユニット20Uと電気的に接続する信号線DLならびに、検知ユニット20U、走査線G1および信号線DLを支持する可撓性の第1の基材16を備える可撓性の入力装置100と、窓部14に重なり且つマトリクス状に配設される複数の画素502および画素502を支持する可撓性の第2の基板510を備える表示部501と、を有する(図10(A)乃至図10(C)参照)。
検知ユニット20Uは、窓部14に重なる検知素子Cおよび検知素子Cと電気的に接続される検知回路19を備える(図10(B)参照)。
検知素子Cは、絶縁層23、絶縁層23を挟持する第1の電極21および第2の電極22を備える(図11(A)参照)。
検知回路19は、選択信号を供給され且つ検知素子Cの容量の変化に基づいて検知信号DATAを供給する。
走査線G1は、選択信号を供給することができ、信号線DLは、検知信号DATAを供給することができ、検知回路19は、複数の窓部14の間隙に重なるように配置される。
また、本実施の形態で説明する入出力装置500は、検知ユニット20Uおよび検知ユニット20Uの窓部14と重なる画素502の間に、着色層を備える。
本実施の形態で説明する入出力装置500は、可視光を透過する窓部14を具備する検知ユニット20Uを複数備える可撓性の入力装置100と、窓部14に重なる画素502を複数備える可撓性の表示部501と、を有し、窓部14と画素502の間に着色層を含んで構成される。
これにより、入出力装置は容量の変化に基づく検知信号およびそれを供給する検知ユニットの位置情報を供給すること、検知ユニットの位置情報と関連付けられた画像情報を表示すること、ならびに曲げることができる。その結果、利便性または信頼性に優れた新規な入出力装置を提供することができる。
また、入出力装置500は、入力装置100が供給する信号を供給されるFPC1または/および画像情報を含む信号を表示部501に供給するFPC2を備えていてもよい。
また、傷の発生を防いで入出力装置500を保護する保護層17pまたは/および入出力装置500が反射する外光の強度を弱める反射防止層567pを備えていてもよい。
また、入出力装置500は、表示部501の走査線に選択信号を供給する走査線駆動回路503g、信号を供給する配線511およびFPC2と電気的に接続される端子519を有する。
以下に、入出力装置500を構成する個々の要素について説明する。なお、これらの構成は明確に分離できず、一つの構成が他の構成を兼ねる場合や他の構成の一部を含む場合がある。
例えば、複数の窓部14に重なる位置に着色層を備える入力装置100は、入力装置100であるとともにカラーフィルタでもある。
また、例えば入力装置100が表示部501に重ねられた入出力装置500は、入力装置100であるとともに表示部501でもある。
入出力装置500は、入力装置100と、表示部501と、を備える(図10(A)参照)。
入力装置100は複数の検知ユニット20Uおよび検知ユニットを支持する可撓性の基材16を備える。例えば、40行15列のマトリクス状に複数の検知ユニット20Uを可撓性の基材16に配設する。
窓部14は可視光を透過する。
窓部14に重なる位置に所定の色の光を透過する着色層を備える。例えば、青色の光を透過する着色層CFB、緑色の光を透過する着色層CFGまたは赤色の光を透過する着色層CFRを備える(図10(B)参照)。
なお、青色、緑色または/および赤色に加えて、白色の光を透過する着色層または黄色の光を透過する着色層などさまざまな色の光を透過する着色層を備えることができる。
着色層に金属材料、顔料または染料等を用いることができる。
窓部14を囲むように遮光性の層BMを備える。遮光性の層BMは窓部14より光を透過しにくい。
カーボンブラック、金属酸化物、複数の金属酸化物の固溶体を含む複合酸化物等を遮光性の層BMに用いることができる。
遮光性の層BMと重なる位置に走査線G1、信号線DL、配線VPI、配線RESおよび配線VRESならびに検知回路19を備える。
なお、着色層および遮光性の層BMを覆う透光性のオーバーコート層を備えることができる。
検知素子Cは、第1の電極21、第2の電極22および第1の電極21と第2の電極22の間に絶縁層23を有する(図11(A)参照)。
第1の電極21は他の領域から分離されるように、例えば島状に形成される。特に、入出力装置500の使用者に第1の電極21が識別されないように、第1の電極21と同一の工程で作製することができる層を第1の電極21に近接して配置する構成が好ましい。より好ましくは、第1の電極21および第1の電極21に近接して配置する層の間隙に配置する窓部14の数をできるだけ少なくするとよい。特に、当該間隙に窓部14を配置しない構成が好ましい。
第1の電極21と重なるように第2の電極22を備え、第1の電極21と第2の電極22の間に絶縁層23を備える。
例えば、大気中に置かれた検知素子Cの第1の電極21または第2の電極22に、大気と異なる誘電率を有するものが近づくと、検知素子Cの容量が変化する。具体的には、指などのものが検知素子Cに近づくと、検知素子Cの容量が変化する。これにより、近接検知器に用いることができる。
例えば、変形することができる検知素子Cの容量は、変形に伴い変化する。
具体的には、指などのものが検知素子Cに触れることにより、第1の電極21と第2の電極22の間隔が狭くなると、検知素子Cの容量は大きくなる。これにより、接触検知器に用いることができる。
具体的には、検知素子Cを折り曲げることにより、第1の電極21と第2の電極22の間隔が狭くなる。これにより、検知素子Cの容量は大きくなる。これにより、屈曲検知器に用いることができる。
第1の電極21および第2の電極22は、導電性の材料を含む。
例えば、無機導電性材料、有機導電性材料、金属または導電性セラミックスなどを第1の電極21および第2の電極22に用いることができる。
具体的には、アルミニウム、クロム、銅、タンタル、チタン、モリブデン、タングステン、ニッケル、銀またはマンガンから選ばれた金属元素、上述した金属元素を成分とする合金または上述した金属元素を組み合わせた合金などを用いることができる。
または、酸化インジウム、インジウム錫酸化物、インジウム亜鉛酸化物、酸化亜鉛、ガリウムを添加した酸化亜鉛などの導電性酸化物を用いることができる。
または、グラフェンまたはグラファイトを用いることができる。グラフェンを含む膜は、例えば膜状に形成された酸化グラフェンを含む膜を還元して形成することができる。還元する方法としては、熱を加える方法や還元剤を用いる方法等を挙げることができる。
または、導電性高分子を用いることができる。
検知回路19は例えばトランジスタM1乃至トランジスタM3を含む。また、検知回路19は電源電位および信号を供給する配線を含む。例えば、配線VPI、配線CS、走査線G1、配線RES、配線VRESおよび信号線DLなどを含む。なお、検知回路19の具体的な構成は実施の形態5で詳細に説明する。
なお、検知回路19を窓部14と重ならない領域に配置してもよい。例えば、窓部14と重ならない領域に配線を配置することにより、検知ユニット20Uの一方の側から他方の側にあるものを視認し易くできる。
例えば、同一の工程で形成することができるトランジスタをトランジスタM1乃至トランジスタM3に用いることができる。
トランジスタM1は半導体層を有する。例えば、4族の元素、化合物半導体または酸化物半導体を半導体層に用いることができる。具体的には、シリコンを含む半導体、ガリウムヒ素を含む半導体またはインジウムを含む酸化物半導体などを適用できる。
なお、酸化物半導体を半導体層に適用したトランジスタの構成を、実施の形態5において詳細に説明する。
導電性を有する材料を配線に適用できる。
例えば、無機導電性材料、有機導電性材料、金属または導電性セラミックスなどを配線に用いることができる。具体的には、第1の電極21および第2の電極22に用いることができる材料と同一の材料を適用できる。
アルミニウム、金、白金、銀、ニッケル、チタン、タングステン、クロム、モリブデン、鉄、コバルト、銅、又はパラジウム等の金属材料や、該金属材料を含む合金材料を走査線G1、信号線DL、配線VPI、配線RESおよび配線VRESに用いることができる。
基材16に形成した膜を加工して、基材16に検知回路19を形成してもよい。
または、他の基材に形成された検知回路19を基材16に転置してもよい。
なお、検知回路の作製方法を、実施の形態5において詳細に説明する。
有機材料、無機材料または有機材料と無機材料の複合材料を可撓性の基材16に用いることができる。
5μm以上2500μm以下、好ましくは5μm以上680μm以下、より好ましくは5μm以上170以下、より好ましくは5μm以上45μm以下、より好ましくは5μm以上45μm以下、より好ましくは8μm以上25μm以下の厚さを有する材料を、基材16に用いることができる。
また、不純物の透過が抑制された材料を基材16に好適に用いることができる。例えば、水蒸気の透過率が10−5g/m・day以下、好ましくは10−6g/m・day以下である材料を好適に用いることができる。
また、線膨張率がおよそ等しい材料を基材16に好適に用いることができる。例えば、線膨張率が1×10−3/K以下、好ましくは5×10−5/K以下、より好ましくは1×10−5/K以下である材料を好適に用いることができる。
例えば、樹脂、樹脂フィルムまたはプラスチックフィルム等の有機材料を、基材16に用いることができる。
例えば、金属板または厚さ10μm以上50μm以下の薄板状のガラス板等の無機材料を、基材16に用いることができる。
例えば、金属板、薄板状のガラス板または無機材料の膜を、樹脂層を用いて樹脂フィルム等に貼り合せて形成された複合材料を、基材16に用いることができる。
例えば、繊維状または粒子状の金属、ガラスもしくは無機材料を樹脂または樹脂フィルムに分散した複合材料を、基材16に用いることができる。
例えば、熱硬化性樹脂や紫外線硬化樹脂を樹脂層に用いることができる。
具体的には、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリイミド、ポリカーボネート若しくはアクリル樹脂等の樹脂フィルムまたは樹脂板を用いることができる。
具体的には、無アルカリガラス、ソーダ石灰ガラス、カリガラス若しくはクリスタルガラス等を用いることができる。
具体的には、金属酸化物膜、金属窒化物膜若しくは金属酸窒化物膜等を用いることができる。例えば、酸化珪素、窒化珪素、酸窒化珪素、アルミナ膜等を適用できる。
具体的には、開口部が設けられたSUSまたはアルミニウム等を用いることができる。
具体的には、アクリル、ウレタン、エポキシ、またはシロキサン結合を有する樹脂などの樹脂を用いることができる。
例えば、可撓性を有する基材16bと、不純物の拡散を防ぐバリア膜16aと、基材16bおよびバリア膜16aを貼り合わせる樹脂層16cと、が積層された積層体を基材16に好適に用いることができる(図11(A)参照)。
具体的には、600nmの酸化窒化珪素膜および厚さ200nmの窒化珪素膜が積層された積層材料を含む膜を、バリア膜16aに用いることができる。
具体的には、厚さ600nmの酸化窒化珪素膜、厚さ200nmの窒化珪素膜、厚さ200nmの酸化窒化珪素膜、厚さ140nmの窒化酸化珪素膜および厚さ100nmの酸化窒化珪素膜がこの順に積層された積層材料を含む膜を、バリア膜16aに用いることができる。
ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリイミド、ポリカーボネート若しくはアクリル樹脂等の樹脂フィルム、樹脂板または積層体等を基材16bに用いることができる。
例えば、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド(ナイロン、アラミド等)、ポリイミド、ポリカーボネートまたはアクリル、ウレタン、エポキシもしくはシロキサン結合を有する樹脂を含む材料を樹脂層16cに用いることができる。
可撓性の保護基材17または/および保護層17pを備えることができる。可撓性の保護基材17または保護層17pは傷の発生を防いで入力装置100を保護する。
例えば、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリイミド、ポリカーボネート若しくはアクリル樹脂等の樹脂フィルム、樹脂板または積層体等を保護基材17に用いることができる。
例えば、ハードコート層またはセラミックコート層を保護層17pに用いることができる。具体的には、UV硬化樹脂または酸化アルミニウムを含む層を第2の電極22に重なる位置に形成してもよい。
表示部501は、マトリクス状に配置された複数の画素502を備える(図10(C)参照)。
例えば、画素502は副画素502B、副画素502Gおよび副画素502Rを含み、それぞれの副画素は表示素子と表示素子を駆動する画素回路を備える。
なお、画素502の副画素502Bは着色層CFBと重なる位置に配置され、副画素502Gは着色層CFGと重なる位置に配置され、副画素502Rは着色層CFRと重なる位置に配置される。
本実施の形態では、白色の光を射出する有機エレクトロルミネッセンス素子を表示素子に適用する場合について説明するが、表示素子はこれに限られない。
例えば、副画素毎に射出する光の色が異なるように、発光色が異なる有機エレクトロルミネッセンス素子を副画素毎に適用してもよい。
また、表示部において、画素に能動素子を有するアクティブマトリクス方式、または、画素に能動素子を有しないパッシブマトリクス方式を用いることが出来る。
アクティブマトリクス方式では、能動素子(アクティブ素子、非線形素子)として、トランジスタだけでなく、さまざまな能動素子(アクティブ素子、非線形素子)を用いることが出来る。例えば、MIM(Metal Insulator Metal)、又はTFD(Thin Film Diode)などを用いることも可能である。これらの素子は、製造工程が少ないため、製造コストの低減、又は歩留まりの向上を図ることができる。または、これらの素子は、素子のサイズが小さいため、開口率を向上させることができ、低消費電力化や高輝度化をはかることが出来る。
アクティブマトリクス方式以外のものとして、能動素子(アクティブ素子、非線形素子)を用いないパッシブマトリクス型を用いることも可能である。能動素子(アクティブ素子、非線形素子)を用いないため、製造工程が少ないため、製造コストの低減、又は歩留まりの向上を図ることができる。または、能動素子(アクティブ素子、非線形素子)を用いないため、開口率を向上させることができ、低消費電力化、又は高輝度化などを図ることが出来る。
可撓性を有する材料を基板510に用いることができる。例えば、基材16に用いることができる材料を基板510に適用することができる。
例えば、可撓性を有する基材510bと、不純物の拡散を防ぐ絶縁層510aと、基材510bおよび絶縁層510aを貼り合わせる接着層510cと、が積層された積層体を基板510に好適に用いることができる(図11(A)参照)。
封止層560は基材16と基板510を貼り合わせる。封止層560は空気より大きい屈折率を備える。また、封止層560側に光を取り出す場合は、封止層560は光学接合の機能を有する。
画素回路および発光素子(例えば発光素子550R)は基板510と基材16の間にある。
副画素502Rは発光モジュール580Rを備える。
副画素502Rは、発光素子550Rおよび発光素子550Rに電力を供給することができるトランジスタ502tを含む画素回路を備える。また、発光モジュール580Rは発光素子550Rおよび光学素子(例えば着色層CFR)を備える。
発光素子550Rは、下部電極、上部電極、下部電極と上部電極の間に発光性の有機化合物を含む層を有する。
発光モジュール580Rは、光を取り出す方向に着色層CFRを有する。着色層は特定の波長を有する光を透過するものであればよく、例えば赤色、緑色または青色等を呈する光を選択的に透過するものを用いることができる。なお、他の副画素を着色層が設けられていない窓部に重なるように配置して、着色層を透過しないで発光素子の発する光を射出させてもよい。
また、封止層560が光を取り出す側に設けられている場合、封止層560は、発光素子550Rと着色層CFRに接する。
着色層CFRは発光素子550Rと重なる位置にある。これにより、発光素子550Rが発する光の一部は着色層CFRを透過して、図中に示す矢印の方向の発光モジュール580Rの外部に射出される。
着色層(例えば着色層CFR)を囲むように遮光性の層BMがある。
画素回路に含まれるトランジスタ502tを覆う絶縁膜521を備える。絶縁膜521は画素回路に起因する凹凸を平坦化するための層として用いることができる。また、不純物の拡散を抑制できる層を含む積層膜を、絶縁膜521に適用することができる。これにより、予期せぬ不純物の拡散によるトランジスタ502t等の信頼性の低下を抑制できる。
絶縁膜521の上に下部電極が配置され、下部電極の端部に重なるように隔壁528が絶縁膜521の上に配設される。
下部電極は、上部電極との間に発光性の有機化合物を含む層を挟持して発光素子(例えば発光素子550R)を構成する。画素回路は発光素子に電力を供給する。
また、隔壁528上に、基材16と基板510の間隔を制御するスペーサを有する。
走査線駆動回路503g(1)は、トランジスタ503tおよび容量503cを含む。なお、画素回路と同一の工程で同一基板上に形成することができるトランジスタを駆動回路に用いることができる。
検知ユニット20Uが供給する検知信号DATAを変換してFPC1に供給することができるさまざまな回路を、変換器CONVに用いることができる(図10(A)および図11(A)参照)。
例えば、トランジスタM4を変換器CONVに用いることができる。
《他の構成》表示部501は、反射防止層567pを画素に重なる位置に備える。反射防止層567pとして、例えば円偏光板を用いることができる。
表示部501は、信号を供給することができる配線511を備え、端子519が配線511に設けられている。なお、画像信号および同期信号等の信号を供給することができるFPC2が端子519に電気的に接続されている。
なお、FPC2にはプリント配線基板(PWB)が取り付けられていても良い。
表示部501は、走査線、信号線および電源線等の配線を有する。様々な導電膜を配線に用いることができる。
具体的には、アルミニウム、クロム、銅、タンタル、チタン、モリブデン、タングステン、ニッケル、イットリウム、ジルコニウム、銀またはマンガンから選ばれた金属元素、上述した金属元素を成分とする合金または上述した金属元素を組み合わせた合金等を用いることができる。とくに、アルミニウム、クロム、銅、タンタル、チタン、モリブデン、タングステンの中から選択される一以上の元素を含むと好ましい。特に、銅とマンガンの合金がウエットエッチング法を用いた微細加工に好適である。
具体的には、アルミニウム膜上にチタン膜を積層する二層構造、窒化チタン膜上にチタン膜を積層する二層構造、窒化チタン膜上にタングステン膜を積層する二層構造、窒化タンタル膜または窒化タングステン膜上にタングステン膜を積層する二層構造、チタン膜と、そのチタン膜上にアルミニウム膜を積層し、さらにその上にチタン膜を形成する三層構造等を用いることができる。
具体的には、アルミニウム膜上にチタン、タンタル、タングステン、モリブデン、クロム、ネオジム、スカンジウムから選ばれた元素の膜、またはそれらから選ばれた複数を有する合金膜、もしくは窒化膜を積層する積層構造を用いることができる。
また、酸化インジウム、酸化錫または酸化亜鉛を含む透光性を有する導電材料を用いてもよい。
<表示部の変形例>様々なトランジスタを表示部501に適用できる。
ボトムゲート型のトランジスタを表示部501に適用する場合の構成を図11(A)および図11(B)に図示する。
例えば、酸化物半導体、アモルファスシリコン等を含む半導体層を図11(A)に図示するトランジスタ502tおよびトランジスタ503tに適用することができる。
例えば、レーザーアニールなどの処理により結晶化させた多結晶シリコンを含む半導体層を、図11(B)に図示するトランジスタ502tおよびトランジスタ503tに適用することができる。
トップゲート型のトランジスタを表示部501に適用する場合の構成を、図11(C)に図示する。
例えば、多結晶シリコンまたは単結晶シリコン基板等から転置された単結晶シリコン膜等を含む半導体層を、図11(C)に図示するトランジスタ502tおよびトランジスタ503tに適用することができる。
なお、本実施の形態は、本明細書で示す他の実施の形態と適宜組み合わせることができる。
(実施の形態5)
本実施の形態では、本発明の一態様の入出力装置の検知ユニットに用いることができる検知回路の構成および駆動方法について、図12を参照しながら説明する。
図12は本発明の一態様の検知回路19および変換器CONVの構成および駆動方法を説明する図である。
図12(A)は本発明の一態様の検知回路19および変換器CONVの構成を説明する回路図であり、図12(B−1)および図12(B−2)は駆動方法を説明するタイミングチャートである。
本発明の一態様の検知回路19は、ゲートが検知素子Cの第1の電極21と電気的に接続され、第1の電極が例えば接地電位を供給することができる配線VPIと電気的に接続される第1のトランジスタM1を備える(図12(A)参照)。
また、ゲートが選択信号を供給することができる走査線G1と電気的に接続され、第1の電極が第1のトランジスタM1の第2の電極と電気的に接続され、第2の電極が例えば検知信号DATAを供給することができる信号線DLと電気的に接続される第2のトランジスタM2を備える構成であってもよい。
また、ゲートがリセット信号を供給することができる配線RESと電気的に接続され、第1の電極が検知素子Cの第1の電極21と電気的に接続され、第2の電極が例えば接地電位を供給することができる配線VRESと電気的に接続される第3のトランジスタM3を備える構成であってもよい。
検知素子Cの容量は、例えば、第1の電極21または第2の電極22にものが近接すること、もしくは第1の電極21および第2の電極22の間隔が変化することにより変化する。これにより、検知器20は検知素子Cの容量の変化に基づく検知信号DATAを供給することができる。
また、検知器20は、検知素子Cの第2の電極の電位を制御することができる制御信号を供給することができる配線CSを備える。
なお、検知素子Cの第1の電極21、第1のトランジスタM1のゲートおよび第3のトランジスタの第1の電極が電気的に接続される結節部をノードAという。
配線VRESおよび配線VPIは例えば接地電位を供給することができ、配線VPOおよび配線BRは例えば高電源電位を供給することができる。
また、配線RESはリセット信号を供給することができ、走査線G1は選択信号を供給することができ、配線CSは検知素子の第2の電極22の電位を制御する制御信号を供給することができる。
また、信号線DLは検知信号DATAを供給することができ、端子OUTは検知信号DATAに基づいて変換された信号を供給することができる。
なお、検知信号DATAを変換して端子OUTに供給することができるさまざまな回路を、変換器CONVに用いることができる。例えば、変換器CONVを検知回路19と電気的に接続することにより、ソースフォロワ回路またはカレントミラー回路などが構成されるようにしてもよい。
具体的には、トランジスタM4を用いた変換器CONVを用いて、ソースフォロワ回路を構成できる(図12(A)参照)。なお、第1のトランジスタM1乃至第3のトランジスタM3と同一の工程で作製することができるトランジスタをトランジスタM4に用いてもよい。
また、トランジスタM1乃至トランジスタM3は半導体層を有する。例えば、4族の元素、化合物半導体または酸化物半導体を半導体層に用いることができる。具体的には、シリコンを含む半導体、ガリウムヒ素を含む半導体またはインジウムを含む酸化物半導体などを適用できる。
なお、酸化物半導体を半導体層に適用したトランジスタの構成を、実施の形態5において詳細に説明する。
<検知回路19の駆動方法>検知回路19の駆動方法について説明する。《第1のステップ》第1のステップにおいて、第3のトランジスタを導通状態にした後に非導通状態にするリセット信号をゲートに供給し、検知素子Cの第1の電極の電位を所定の電位にする(図12(B−1)期間T1参照)。
具体的には、リセット信号を配線RESに供給させる。リセット信号が供給された第3のトランジスタは、ノードAの電位を例えば接地電位にする(図12(A)参照)。
《第2のステップ》第2のステップにおいて、第2のトランジスタM2を導通状態にする選択信号をゲートに供給し、第1のトランジスタの第2の電極を信号線DLに電気的に接続する。
具体的には、走査線G1に選択信号を供給させる。選択信号が供給された第2のトランジスタM2は、第1のトランジスタの第2の電極を信号線DLに電気的に接続する(図12(B−1)期間T2参照)。
《第3のステップ》第3のステップにおいて、制御信号を検知素子の第2の電極に供給し、制御信号および検知素子Cの容量に基づいて変化する電位を第1のトランジスタM1のゲートに供給する。
具体的には、配線CSに矩形の制御信号を供給させる。矩形の制御信号を第2の電極22に供給された検知素子Cは、検知素子Cの容量に基づいてノードAの電位を上昇する(図12(B−1)期間T2の後半を参照)。
例えば、検知素子が大気中に置かれている場合、大気より誘電率の高いものが、検知素子Cの第2の電極22に近接して配置された場合、検知素子Cの容量は見かけ上大きくなる。
これにより、矩形の制御信号がもたらすノードAの電位の変化は、大気より誘電率の高いものが近接して配置されていない場合に比べて小さくなる(図12(B−2)実線参照)。
《第4のステップ》第4のステップにおいて、第1のトランジスタM1のゲートの電位の変化がもたらす信号を信号線DLに供給する。
例えば、第1のトランジスタM1のゲートの電位の変化がもたらす電流の変化を信号線DLに供給する。
変換器CONVは、信号線DLを流れる電流の変化を電圧の変化に変換して供給する。
《第5のステップ》第5のステップにおいて、第2のトランジスタを非導通状態にする選択信号をゲートに供給する。
なお、ある一つの実施の形態の中で述べる内容(一部の内容でもよい)は、その実施の形態で述べる別の内容(一部の内容でもよい)、及び/又は、一つ若しくは複数の別の実施の形態で述べる内容(一部の内容でもよい)に対して、適用、組み合わせ、又は置き換えなどを行うことが出来る。
なお、実施の形態の中で述べる内容とは、各々の実施の形態において、様々な図を用いて述べる内容、又は明細書に記載される文章を用いて述べる内容のことである。
なお、ある一つの実施の形態において述べる図(一部でもよい)は、その図の別の部分、その実施の形態において述べる別の図(一部でもよい)、及び/又は、一つ若しくは複数の別の実施の形態において述べる図(一部でもよい)に対して、組み合わせることにより、さらに多くの図を構成させることが出来る。
なお、明細書の中の図面や文章において規定されていない内容について、その内容を除くことを規定した発明の一態様を構成することが出来る。または、ある値について、上限値と下限値などで示される数値範囲が記載されている場合、その範囲を任意に狭めることで、または、その範囲の中の一点を除くことで、その範囲を一部除いた発明の一態様を規定することができる。これらにより、例えば、従来技術が本発明の一態様の技術的範囲内に入らないことを規定することができる。
具体例としては、ある回路において、第1乃至第5のトランジスタを用いている回路図が記載されているとする。その場合、その回路が、第6のトランジスタを有していないことを発明として規定することが可能である。または、その回路が、容量素子を有していないことを規定することが可能である。さらに、その回路が、ある特定の接続構造をとっているような第6のトランジスタを有していない、と規定して発明を構成することができる。または、その回路が、ある特定の接続構造をとっている容量素子を有していない、と規定して発明を構成することができる。例えば、ゲートが第3のトランジスタのゲートと接続されている第6のトランジスタを有していない、と発明を規定することが可能である。または、例えば、第1の電極が第3のトランジスタのゲートと接続されている容量素子を有していない、と発明を規定することが可能である。
別の具体例としては、ある値について、例えば、「ある電圧が、3V以上10V以下であることが好適である」と記載されているとする。その場合、例えば、ある電圧が、−2V以上1V以下である場合を除く、と発明の一態様を規定することが可能である。または、例えば、ある電圧が、13V以上である場合を除く、と発明の一態様を規定することが可能である。なお、例えば、その電圧が、5V以上8V以下であると発明を規定することも可能である。なお、例えば、その電圧が、概略9Vであると発明を規定することも可能である。なお、例えば、その電圧が、3V以上10V以下であるが、9Vである場合を除くと発明を規定することも可能である。なお、ある値について、「このような範囲であることが好ましい」、「これらを満たすことが好適である」となどと記載されていたとしても、ある値は、それらの記載に限定されない。つまり、「好ましい」、「好適である」などと記載されていたとしても、必ずしも、それらの記載には、限定されない。
別の具体例としては、ある値について、例えば、「ある電圧が、10Vであることが好適である」と記載されているとする。その場合、例えば、ある電圧が、−2V以上1V以下である場合を除く、と発明の一態様を規定することが可能である。または、例えば、ある電圧が、13V以上である場合を除く、と発明の一態様を規定することが可能である。
別の具体例としては、ある物質の性質について、例えば、「ある膜は、絶縁膜である」と記載されているとする。その場合、例えば、その絶縁膜が、有機絶縁膜である場合を除く、と発明の一態様を規定することが可能である。または、例えば、その絶縁膜が、無機絶縁膜である場合を除く、と発明の一態様を規定することが可能である。または、例えば、その膜が、導電膜である場合を除く、と発明の一態様を規定することが可能である。または、例えば、その膜が、半導体膜である場合を除く、と発明の一態様を規定することが可能である。
別の具体例としては、ある積層構造について、例えば、「A膜とB膜との間に、ある膜が設けられている」と記載されているとする。その場合、例えば、その膜が、4層以上の積層膜である場合を除く、と発明を規定することが可能である。または、例えば、A膜とその膜との間に、導電膜が設けられている場合を除く、と発明を規定することが可能である。
なお、本明細書等において記載されている発明の一態様は、さまざまな人が実施することが出来る。しかしながら、その実施は、複数の人にまたがって実施される場合がある。例えば、送受信システムの場合において、A社が送信機を製造および販売し、B社が受信機を製造および販売する場合がある。別の例としては、トランジスタおよび発光素子を有する発光装置の場合において、トランジスタが形成された半導体装置は、A社が製造および販売する。そして、B社がその半導体装置を購入して、その半導体装置に発光素子を成膜して、発光装置として完成させる、という場合がある。
このような場合、A社またはB社のいずれに対しても、特許侵害を主張できるような発明の一態様を、構成することが出来る。つまり、A社のみが実施するような発明の一態様を構成することが可能であり、別の発明の一態様として、B社のみが実施するような発明の一態様を構成することが可能である。また、A社またはB社に対して、特許侵害を主張できるような発明の一態様は、明確であり、本明細書等に記載されていると判断する事が出来る。例えば、送受信システムの場合において、送信機のみの場合の記載や、受信機のみの場合の記載が本明細書等になかったとしても、送信機のみで発明の一態様を構成することができ、受信機のみで別の発明の一態様を構成することができ、それらの発明の一態様は、明確であり、本明細書等に記載されていると判断することが出来る。別の例としては、トランジスタおよび発光素子を有する発光装置の場合において、トランジスタが形成された半導体装置のみの場合の記載や、発光素子を有する発光装置のみの場合の記載が本明細書等になかったとしても、トランジスタが形成された半導体装置のみで発明の一態様を構成することができ、発光素子を有する発光装置のみで発明の一態様を構成することができ、それらの発明の一態様は、明確であり、本明細書等に記載されていると判断することが出来る。
なお、本明細書等においては、能動素子(トランジスタ、ダイオードなど)、受動素子(容量素子、抵抗素子など)などが有するすべての端子について、その接続先を特定しなくても、当業者であれば、発明の一態様を構成することは可能な場合がある。つまり、接続先を特定しなくても、発明の一態様が明確であると言える。そして、接続先が特定された内容が、本明細書等に記載されている場合、接続先を特定しない発明の一態様が、本明細書等に記載されていると判断することが可能な場合がある。特に、端子の接続先が複数のケース考えられる場合には、その端子の接続先を特定の箇所に限定する必要はない。したがって、能動素子(トランジスタ、ダイオードなど)、受動素子(容量素子、抵抗素子など)などが有する一部の端子についてのみ、その接続先を特定することによって、発明の一態様を構成することが可能な場合がある。
なお、本明細書等においては、ある回路について、少なくとも接続先を特定すれば、当業者であれば、発明を特定することが可能な場合がある。または、ある回路について、少なくとも機能を特定すれば、当業者であれば、発明を特定することが可能な場合がある。つまり、機能を特定すれば、発明の一態様が明確であると言える。そして、機能が特定された発明の一態様が、本明細書等に記載されていると判断することが可能な場合がある。したがって、ある回路について、機能を特定しなくても、接続先を特定すれば、発明の一態様として開示されているものであり、発明の一態様を構成することが可能である。または、ある回路について、接続先を特定しなくても、機能を特定すれば、発明の一態様として開示されているものであり、発明の一態様を構成することが可能である。
なお、本明細書等においては、ある一つの実施の形態において述べる図または文章において、その一部分を取り出して、発明の一態様を構成することは可能である。したがって、ある部分を述べる図または文章が記載されている場合、その一部分の図または文章を取り出した内容も、発明の一態様として開示されているものであり、発明の一態様を構成することが可能であるものとする。そして、その発明の一態様は明確であると言える。そのため、例えば、能動素子(トランジスタ、ダイオードなど)、配線、受動素子(容量素子、抵抗素子など)、導電層、絶縁層、半導体層、有機材料、無機材料、部品、装置、動作方法、製造方法などが単数もしくは複数記載された図面または文章において、その一部分を取り出して、発明の一態様を構成することが可能であるものとする。例えば、N個(Nは整数)の回路素子(トランジスタ、容量素子等)を有して構成される回路図から、M個(Mは整数で、M<N)の回路素子(トランジスタ、容量素子等)を抜き出して、発明の一態様を構成することは可能である。別の例としては、N個(Nは整数)の層を有して構成される断面図から、M個(Mは整数で、M<N)の層を抜き出して、発明の一態様を構成することは可能である。さらに別の例としては、N個(Nは整数)の要素を有して構成されるフローチャートから、M個(Mは整数で、M<N)の要素を抜き出して、発明の一態様を構成することは可能である。さらに別の例としては、「Aは、B、C、D、E、または、Fを有する」と記載されている文章から、一部の要素を任意に抜き出して、「Aは、BとEとを有する」、「Aは、EとFとを有する」、「Aは、CとEとFとを有する」、または、「Aは、BとCとDとEとを有する」などの発明の一態様を構成することは可能である。
なお、本明細書等においては、ある一つの実施の形態において述べる図または文章において、少なくとも一つの具体例が記載される場合、その具体例の上位概念を導き出すことは、当業者であれば容易に理解される。したがって、ある一つの実施の形態において述べる図または文章において、少なくとも一つの具体例が記載される場合、その具体例の上位概念も、発明の一態様として開示されているものであり、発明の一態様を構成することが可能である。そして、その発明の一態様は、明確であると言える。
なお、本明細書等においては、少なくとも図に記載した内容(図の中の一部でもよい)は、発明の一態様として開示されているものであり、発明の一態様を構成することが可能である。したがって、ある内容について、図に記載されていれば、文章を用いて述べていなくても、その内容は、発明の一態様として開示されているものであり、発明の一態様を構成することが可能である。同様に、図の一部を取り出した図についても、発明の一態様として開示されているものであり、発明の一態様を構成することが可能である。そして、その発明の一態様は明確であると言える。
1 FPC
2 FPC
14 窓部
16 基材
16a バリア膜
16b 基材
16c 樹脂層
17 保護基材
17p 保護層
19 検知回路
20 検知器
20U 検知ユニット
21 電極
22 電極
23 絶縁層
100 入力装置
200 電子機器
201 表示部
202a 支持体
202b 支持体
202c 支持体
202d カバー部
202e カバー部
202f 枠部
202g 枠部
203a ヒンジ
203b ヒンジ
207 筐体
209 鎖線
211a 回転軸
211b 回転軸
211c 軸
301 表示部
302 画素
302B 副画素
302G 副画素
302R 副画素
302t トランジスタ
303c 容量
303g(1) 走査線駆動回路
303g(2) 撮像画素駆動回路
303s(1) 画像信号線駆動回路
303s(2) 撮像信号線駆動回路
303t トランジスタ
304 ゲート
308 撮像画素
308p 光電変換素子
308t トランジスタ
309 FPC
311 配線
319 端子
321 絶縁層
328 隔壁
329 スペーサ
350R 発光素子
351R 下部電極
352 上部電極
353 EL層
353a EL層
353b EL層
354 中間層
360 封止層
367BM 遮光層
367p 反射防止層
367R 着色層
380B 発光モジュール
380G 発光モジュール
380R 発光モジュール
390 タッチパネル
500 入出力装置
501 表示部
502 画素
502B 副画素
502G 副画素
502R 副画素
502t トランジスタ
503c 容量
503g 走査線駆動回路
503t トランジスタ
505 タッチパネル
509 FPC
510 基板
510a 絶縁層
510b 基材
510c 接着層
511 配線
519 端子
521 絶縁膜
528 隔壁
550R 発光素子
560 封止層
567BM 遮光層
567p 反射防止層
567R 着色層
570 基板
570a 絶縁層
570b 可撓性基板
570c 接着層
580R 発光モジュール
590 基板
591 電極
592 電極
593 絶縁層
594 配線
595 タッチセンサ
597 接着層
598 配線
599 接続層
801 基板
803 基板
804 発光部
806 駆動回路部
808 FPC
811 接着層
813 絶縁層
814 導電層
815 絶縁層
816 導電層
817 絶縁層
817a 絶縁層
817b 絶縁層
820 トランジスタ
821 絶縁層
822 トランジスタ
823 封止層
824 封止層
825 接続体
827 スペーサ
830 発光素子
831 下部電極
833 EL層
835 上部電極
841 接着層
843 絶縁層
845 着色層
847 遮光層
849 オーバーコート
857 導電層
857a 導電層
857b 導電層
BR 配線
CFB 着色層
CFG 着色層
CFR 着色層
CS 配線
G1 走査線
M1 トランジスタ
M2 トランジスタ
M3 トランジスタ
M4 トランジスタ
RES 配線
OUT 端子
T1 期間
T2 期間
VPI 配線
VPO 配線
VRES 配線

Claims (2)

  1. 第1乃至第3の支持体と、
    前記第1乃至前記第3の支持体と重なるように設けられ、かつ第1乃至第5の領域を有する表示部と、
    前記第1の支持体と前記第2の支持体とを接続する機能を有する第1のヒンジと、
    前記第1の支持体と前記第3の支持体とを接続する機能を有する第2のヒンジと、を備えた電子機器であって、
    前記第2の領域は前記第1の領域と隣接し、
    前記第3の領域は前記第1の領域と隣接し、
    前記第4の領域は前記第2の領域と隣接し、
    前記第5の領域は前記第3の領域と隣接し、
    前記表示部は、可撓性を有するフィルム上に設けられ、
    前記表示部の一部が曲げられるとき、前記第4の領域は前記第1の領域と重なり、
    前記表示部の別の一部が曲げられるとき、前記第5の領域は前記第1の領域と重なり、
    前記一部が曲げられ、且つ前記別の一部が曲げられるとき、前記第4の領域と前記第5の領域は重ならず、
    前記一部が曲げられ、且つ前記別の一部が曲げられるとき、前記第1のヒンジは前記第1の支持体を介して前記第1の領域と重なる領域と、前記第2の支持体を介して前記第2の領域と重なる領域と、前記第2の支持体を介して前記第4の領域と重なる領域とを有し、
    前記一部が曲げられ、且つ前記別の一部が曲げられるとき、前記第2のヒンジは前記第1の支持体を介して前記第1の領域と重なる領域と、前記第3の支持体を介して前記第3の領域と重なる領域と、前記第3の支持体を介して前記第5の領域と重なる領域とを有する、電子機器。
  2. 第1乃至第3の支持体と、
    前記第1乃至前記第3の支持体と重なるように設けられ、かつ第1乃至第5の領域を有する表示部と、
    前記第1の支持体と前記第2の支持体とを接続する機能を有する第1のヒンジと、
    前記第1の支持体と前記第3の支持体とを接続する機能を有する第2のヒンジと、
    前記第1のヒンジと前記第2のヒンジとの間に設けられ、かつ前記第1の支持体を介して前記第1の領域と重なるように設けられた筐体と、を備えた電子機器であって、
    前記第2の領域は前記第1の領域と隣接し、
    前記第3の領域は前記第1の領域と隣接し、
    前記第4の領域は前記第2の領域と隣接し、
    前記第5の領域は前記第3の領域と隣接し、
    前記表示部は、可撓性を有するフィルム上に設けられ、
    前記表示部の一部が曲げられるとき、前記第4の領域は前記第1の領域と重なり、
    前記表示部の別の一部が曲げられるとき、前記第5の領域は前記第1の領域と重なり、
    前記一部が曲げられ、且つ前記別の一部が曲げられるとき、前記第4の領域と前記第5の領域は重ならず、
    前記一部が曲げられ、且つ前記別の一部が曲げられるとき、前記第1のヒンジは前記第1の支持体を介して前記第1の領域と重なる領域と、前記第2の支持体を介して前記第2の領域と重なる領域と、前記第2の支持体を介して前記第4の領域と重なる領域とを有し、
    前記一部が曲げられ、且つ前記別の一部が曲げられるとき、前記第2のヒンジは前記第1の支持体を介して前記第1の領域と重なる領域と、前記第3の支持体を介して前記第3の領域と重なる領域と、前記第3の支持体を介して前記第5の領域と重なる領域とを有し、
    前記筐体は凸部を有し、
    前記一部が曲げられ、且つ前記別の一部が曲げられるとき、前記第1のヒンジは、前記凸部の第1の側面に接する領域を有し、かつ前記第2のヒンジは、前記凸部の第2の側面に接する領域を有する、電子機器。
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