JP6564417B2 - 液状物分析装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液状の試料を貯留可能な複数の凹部および該凹部を接続する流路と流路を介して複数の凹部から供給された異なる試料が相互作用する検出部とを備えた分析用トレーを使用した液状物分析装置に関する。
従来、汚染有害物質、細菌、ウィルス等の光学検査では、ガラス等からなる板状のセルを形成し、その表面に検査対象物と検査液を載せて行うのが一般的であった。また、このような検査では、大型の検査装置に、上記セルをセットして検査を行う必要があり、検査対象物を採取した後、検査装置を設置した別の場所に搬送し、検査を行う必要があったため、検査結果が出るまでに長い時間を要するとともに、検査対象物の量もある程度採取する必要であった。
そのため、持ち運びが可能で場所を選ばずどこでも簡単かつ極微量の検査対象物でも精度の高い検査ができる技術が要望されている。かかる要請に応えるべく、最近では、板状あるいは円板状のセルの表面に流路と検出部を形成したポータブルな分析用トレー(チップ)を用いる分析装置が提案されている(例えば特許文献1)。
特許文献1に記載されている分析用トレーを用いた分析装置は、小型化が可能で短時間に分析を行えるという利点を有するものの、分析用トレーの表面に、液槽、流路および検出部が形成され、液槽から検出部へ液体を移送させるために、各液槽毎にプランジャとシリンダとモータとからなるアクチュエータユニットを設ける必要がある。これに伴い、表面処理装置に入れる分析用トレーの数に制約が生じ、コストアップにつながるという課題があった。
特開2003−166910号公報 特開2014−126477号公報
そこで、液状の試料を貯留可能な複数の凹部(液槽)および該凹部を接続する流路を備えるとともに、厚さ方向に貫通若しくは窪む接続部と、基板の一方の表面から接続部に取り付け可能に構成され液状物を検出、反応、吸着、脱離もしくは分解する領域となる検出部とを備える分析ユニット部を基板上に複数個を設け、回転により生じる遠心力で液状物を移送させることができる分析用トレーに関する発明が提案されている(特許文献2)。しかしながら、特許文献2に記載されている分析用トレーにあっては、各液槽への液状試料の注入を手作業で行う必要があった。
本発明は上記のような背景の下になされたもので、その目的は、特許文献2に記載されているような液状の試料を貯留可能な複数の凹部および該凹部を連通する流路と、接続部および該接続部に取り付け可能な検出部とを備えた分析用トレーを用いた分析を自動的に実施することができるコンパクトな液状物分析装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、この発明は、
円板状の基板からなる分析用トレーであって、表面の中央寄りに配置された複数の内側液槽部と、前記内側液槽部の径方向外側に設けられた複数の検出部と、前記複数の内側液
槽部のうち少なくとも2つの内側液槽部と前記複数の検出部のうち前記2つの内側液槽部の径方向外側に設けられた1つの検出部と連通するように設けられた複数組の内側流路と、前記複数の検出部の径方向外側に設けられた複数の外側液槽部と前記複数の検出部のうち対応する検出部と連通するように設けられた複数の外側流路とを表面に有する分析用トレーを載置する回転テーブルおよび光電式の検出器を備え、前記回転テーブルを回転させることで前記複数の内側液槽部に注入された液状物を対応する前記検出部へ移動させて接触させ、接触後の液状物の状態を前記検出器により検出する液状物分析装置において、
前記回転テーブルを回転させる回転駆動手段と、
1または2以上の注入針を保持し前記回転テーブルの上方にて上下方向および少なくとも水平面内において一方向に移動可能に設けられた注入ヘッドと、
前記注入ヘッドを上昇または下降させるヘッド昇降手段と、
前記注入ヘッドを水平面内一方向に移動させるヘッド移動手段と、
装置の筐体もしくは筐体に固定されたフレームに取り付けられた1または2以上のシリンジと、
前記注入針と対応するシリンジとを接続する1または2以上の送液用チューブと、
前記シリンジのプランジャを移動させるプランジャ昇降手段と、
前記ヘッド昇降手段と前記ヘッド移動手段と前記プランジャ昇降手段を駆動制御する制御手段と、
前記複数の内側液槽部および前記複数の外側液槽部の上方を覆うように前記分析用トレーの表面に設けられているシートもしくはフィルムの所定部位にベント穴を形成するためのベント針を保持し上下方向に移動可能なホルダと、
前記ホルダを上下移動させるための昇降手段と、を備えるようにしたものである。
上記のような構成によれば、回転テーブルの回転角度とヘッド移動手段による注入ヘッドの移動量とを制御することによって、回転テーブル上の分析用トレーの任意の位置に、注入ヘッドに保持されている注入針を対向させることができ、その状態でヘッド昇降手段によって注入ヘッドを降下させ、プランジャ駆動手段でシリンジのプランジャを移動させることで分析用トレーの表面の所望の液槽に液状物を注入した後、回転テーブルを回転させることによって遠心力で液状物を検出部へ移動させて反応させ、検出器によって液状物の反応状態を検出することで、分析用トレーを用いた分析を自動的に実施することができる。また、ベント針を移動させることで分析用トレーの表面のシートもしくはフィルムの任意の位置に穴開けをすることができる。
ここで、望ましくは、前記昇降手段は、前記ヘッド昇降手段の上昇力および下降力をその方向を反転して前記ホルダに伝達する駆動力反転伝達手段であるように構成する。
かかる構成によれば、注入ヘッドを上昇または下降させるヘッド昇降手段によってベント針を昇降させることができるため、昇降駆動手段を注入ヘッドとベント針とで共用することができ、装置の小型化を図ることができる。
また、望ましくは、水平面内において一方向に移動可能に構成され、前記注入ヘッドと前記ヘッド昇降手段と前記ホルダおよび前記駆動力反転伝達手段を保持する可動フレームを備え、
前記ヘッド移動手段は、前記可動フレームを水平面内において一方向に移動させることで前記注入ヘッドを移動させるように構成する。
上記のような構成によれば、注入ヘッドとベント針および昇降駆動手段を一体的に移動させることができるため、水平面内における移動を行う移動手段を注入ヘッドとベント針とで共用することができ、装置の小型化を図ることができる。
さらに、望ましくは、前記駆動力反転伝達手段は、
前記ホルダに鉛直姿勢にて固着された第1ラックと、
前記注入ヘッドもしくは注入ヘッドの支持部材に、前記第1ラックと対向しかつ所定の間隔をおいて鉛直姿勢にて固着された第2ラックと、
前記第1ラックと前記第2ラックとの間に、回転自在に配設され前記第1ラックと前記第2ラックに噛み合う歯車と、を備えるように構成する。
かかる構成によれば、注入ヘッドが上昇する時はベント針を降下させ、注入ヘッドが降下する時はベント針を上昇させる機構を少ない部品で構成することができ、装置の小型化を図ることができる。
さらに、望ましくは、前記回転テーブルの外側であって前記ヘッド移動手段による移動方向延長線上に配設された補充用容器を備え、前記注入ヘッドは、前記回転テーブルの上方から前記補充用容器の上方まで移動可能に構成する。
かかる構成によれば、補充用容器を備えるため、シリンジの長さを短くしてシリンジに充填しておく液体の量を減らすことができ、これにより装置の一層の小型化を図ることができる。また、補充用容器が前記ヘッド移動手段による移動方向延長線上に配設されているため、新たにヘッド移動手段を追加せずに注入ヘッドの移動手段の移動範囲を拡大するだけでシリンジへの補充動作を行うことができる。
本発明によれば、液状の試料を貯留可能な複数の凹部および該凹部を連通する流路と、接続部および該接続部に取り付け可能な検出部とを備えた分析用トレーを用いた分析を自動的に実施することができるコンパクトな液状物分析装置を提供することが可能となる。
本発明の実施形態の液状物分析装置において使用する分析用トレーを示す平面図、側面図および裏面図である。 実施形態の分析用トレーを構成する分析ユニットの詳細を示す拡大図である。 実施形態の分析用トレーの接続部に装着される検出用パーツの一例を示すもので、(a)は検出用パーツの平面図、(b)は(a)におけるB−B線に沿った断面図、(c)は検出用パーツを分析用トレーの接続部に装着した状態を示す要部断面図である。 本発明に係る液状物分析装置の一実施形態を示す正面図である。 実施形態の液状物分析装置のシリンジ駆動機構部の詳細を示す正面図である。 実施形態の液状物分析装置の分析用トレー回転部の詳細を示す斜視図である。 実施形態の液状物分析装置の洗浄液等の注入ヘッドおよびベント針の昇降機構部の詳細を示す斜視図である。 洗浄液等の注入ヘッドおよびベント針の昇降機構の駆動部の詳細を示す斜視図である。 洗浄液等の注入ヘッドおよびベント針の昇降機構の駆動部の詳細を示す拡大側面図である。 (A)および(B)は実施形態の液状物分析装置の洗浄液等の注入ヘッドの水平移動機構の詳細を示す斜視図である。 実施形態の液状物分析装置に接続されたパソコンの表示部に表示される画像の例を示す図である。 実施形態の液状物分析装置の変形例を示す正面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る液状物分析装置の一実施形態について詳細に説明するが、液状物分析装置を説明する前に、先ず本実施形態の液状物分析装置において使用する分析対象の試料を載せる検出部を備えた分析用トレーについて、図1を用いて説明する。図1において、(A)は分析用トレーの平面図、(B)は側面図、(C)は底面図である。
図1に示されている分析用トレー10は、液状物を分析するためのトレーであって、複数(例えば15個)の液状物を注入して一括で分析できるように、コンパクトディスク型のトレーとして形成され、同一形態の単位分析部11が15個円周方向に沿って配置されるとともに、各単位分析部11が全体として放射状をなすように配設されている。これにより、分析用トレー10は、これを回転させると遠心力が作用することによって中心から径方向外側へ液状物を移送可能な構造を有することとなる。また、分析用トレー10の中央には、後述の回転テーブルに設けられている芯出し用の軸に嵌合される中心穴10Aが形成されている。
15個の単位分析部11は同一の形態を有するので、以下、図2を用いて、そのうちの一つについて構成を詳しく説明する。なお、単位分析部11の数は15個に限定されるものではない。また、分析用トレー10は、特にその材質に限定は無く、透光性材料あるいは非透光性材料のいずれにより構成されていても良いが、コスト等の点から例えばガラスあるいはアクリル樹脂で形成することが考えられる。
図2に示されているように、各単位分析部11は、最も中央寄りに位置し液状物を貯留する電球形の凹部からなる第1液槽12Aと、そのやや外側に位置し液状物を貯留する電球形の凹部からなる第2液槽12Bと、第2液槽12Bのトレー径方向外側(図2では下方)に位置し、後に説明する検出用パーツ20(図3参照)を接続するための円形状の貫通孔からなる接続部13とを備える。
また、各単位分析部11は、上記接続部13のさらに外側に位置するほぼ楕円状の凹部からなる第3液槽12Cと、接続部13および第3液槽12Cの側方に位置し余剰分の液状物を貯留するほぼ三角形状の凹部からなるオーバーフロー槽14を備える。各液槽12A〜12Cおよび14の形状は、図示のものに限定されるものではない。第3液槽12Cは、分析終了後に検出用パーツ20の上方空隙から遠心力で排出された液状物を貯留したり、予め試薬を注入しておいて、試薬と反応させる反応室として利用したりすることができる。
上記接続部13の周縁のトレー中央寄りの部位には、トレー表面よりも一段低くなるように形成された比較的浅い凹部領域13aが設けられている。そして、上記第1液槽12Aと凹部領域13aとの間は溝状の第1流路15Aによって、また上記第2液槽12Bと凹部領域13aとの間は溝状の第2流路15Bによって、上記接続部13と第3液槽12Cとの間は溝状の第3流路15Cによって、上記凹部領域13aとオーバーフロー槽14との間は溝状の第4流路15Dによって、それぞれ液状物を移送可能に連通されている。第3流路15Cは、他の流路15A,15B,15Dよりも断面積が小さな微小流路として形成され、液状物が流れにくい構成となっている。
上記のように流路15A,15B,15Dと15Cの断面積が異なるため、分析用トレー10を載置するテーブルの回転数を切り替えることで遠心力を調整して、液状物の流れ方を制御することができる。すなわち、比較的遅い例えば1000rmpのような回転速度でテーブルを回転させることで、流路15A,15Bを通して液槽12A,12B内の液状物を検出用パーツ20の上方空隙へ移動させて停止し、反応物の検出後に速度を上げて例えば3000rmpのような回転速度でテーブルを高速回転させることで、流路15Cを通して検出用パーツ20の上方空隙内の液状物を第3液槽12Cへ移送させることができる。
さらに、分析用トレー10の上記接続部13と第3液槽12Cとオーバーフロー槽14の近傍であってトレー中央寄りの位置には、遠心力で液状物が内側の液槽から接続部13、第3液槽12C、オーバーフロー槽14へそれぞれ移送浸入される際に、空気の逃げ道となる流路16A,16B,16Cおよび凹部17A,17B,17Cが形成されている。
次に、図3を用いて、上記接続部13に接続される検出用パーツ20について説明する。検出用パーツ20は、液状物を検出、反応、吸着、脱離あるいは分解する機能を有する部品であり、分析用トレー10とは別個の部品として、例えば合成樹脂あるいはゴムなどの弾性材により形成されることで分析用トレー10の上記接続部13に着脱可能に構成されている。なお、図3において、(a)は検出用パーツ20の平面図、図3(b)は図3(a)におけるB−B線に沿った検出用パーツ20の断面図を示す。
図3(b)に示すように、検出用パーツ20は、円板状の台座部21と該台座部21の上部に一体に設けられた円錐台部22とを有し、台座部21の底面には内側(図では上方)へ向かって窪む凹部23が形成されている。これにより、径方向へ変形容易となり、径方向内側へ縮めた状態で、分析用トレー10の接続部13に挿入した後、径方向外側へ広がることで、図3(C)に示すように、接続部13にぴったりと嵌合し接続部13から抜けにくくなるように構成されている。
また、検出用パーツ20は、円錐台部22の上面に検出コート層24を備える。この検出コート層24は、例えば化学発光法を利用した分析が可能な層あるいは抗原抗体反応(免疫反応)に利用される特定の抗体を含む層とする。具体的には、検出コート層24の表面に、複数の球体ビーズからなるビーズ層とその表面を金もしく白金のような金属層で被覆し、さらにその上面に表面改質層を積層した形態とすることが考えられる。この場合、検出用パーツ20は、例えば表面プラズモン共鳴現象を利用した分析を実施するのに好適なコート層を有する部品となる。
さらに、検出用パーツ20は、分析用トレー10の接続部13に挿入した際に、図3(c)に示すように、上記検出コート層24の上面が、接続部13周縁に形成されている上記凹部領域13aの底面と同一もしくはこれよりも低くなるように構成されている。これにより、流路15A,15Bより移送されてきた液状物は、凹部領域13aへ流れ落ち、検出コート層24の上面へ速やかに流動して接触することとなる。
なお、検出用パーツ20は、上述したような弾性変形を利用した装着形態の代わりに、台座部21または円錐台部22の外周に雄ネジを形成するとともに接続部13の内周面に雌ネジを形成して、雄ネジと雌ネジの螺合によって装着する形態としても良い。
上記のような構成を有する分析用トレー10および検出用パーツ20によれば、検出用パーツ20を分析用トレー10の接続部13に挿入して装着し、分析用トレー10の第1液槽12Aと第2液槽12Bにそれぞれ所定の液状物を注入してから、分析用トレー10を後述の分析装置(図4参照)の回転テーブル上に載置し、分析用トレー10を回転させる。すると、遠心力によって第1液槽12Aと第2液槽12B内の液状物が流路15A,15Bを通って外側へ移送され、接続部13周縁の凹部領域13aへ流れ落ち、検出コート層24の上面へ流動して接触し、液状物分析装置30に設けられているセンサにより状態を検出し分析することができるようになる。
また、分析終了後に、再び分析用トレー10を回転させると、遠心力によって検出コート層24の上面の液状物(反応物)が流路15Cを通って外側の第3液槽12Cへ移送され、排液として貯留される。また、第3液槽12Cに予め所定の試薬を注入しておいて、試薬と反応させることができる。この反応としては、例えば中和反応、抗原抗体反応、酵素反応、呈色反応などがあり、反応結果をセンサ(PMT等)で検出することができる。
さらに、図示しないが、分析用トレー10の表面は、第1液槽12Aと第2液槽12Bの上方を除き、透明もしくは半透明のシート(もしくはフィルム)で覆われており、各液槽部内の液状物が溢れ出ない構成となっている。第3液槽12Cへ液状物を注入したい場合には、後述のベント針にて表面のシート(もしくはフィルム)に穴を開けるようにしても良い。
図4には、上記分析用トレー10を使用した分析を行うための液状物分析装置30の一実施例の正面図が示されている。
本実施例の液状物分析装置30は、図4に示すように、分析用トレー10を載置するための回転テーブル61と、回転テーブル61の上方に位置し分析用トレー10の液槽12A,12Bに液状物(洗浄液を含む)を注入するための複数本(図では3本)の注入針32A〜32Cを保持する昇降可能な注入ヘッド33と、液状物を注入針32A〜32Cへ送り出すためのシリンジ34A〜34Cと、シリンジ34A〜34Cをそれぞれ動作させる送液駆動機構35A〜35Cと、シリンジ34A〜34Cと注入針32A〜32Cとを接続する送液用チューブ36A〜36Cとを備える。図示しないが、分析用トレー10には回転角度の基準となる原点マークが刻まれ、回転テーブル61には原点マークを読み取るセンサが取り付けられており、分析用トレー10の角度位置を把握できるように構成されている。
さらに、本実施例の液状物分析装置30は、上記送液駆動機構35A〜35Cのモータ等を制御するための制御基板37Aと、注入ヘッド33およびベント針38a(図9参照)の昇降モータおよび水平移動モータの制御基板37Bと、PMT(光電子増倍管)の制御基板37Cと、分析用トレー10の表面のシート(もしくはフィルム)に穴を開けるためのベント針38a(図9参照)を下端に有するベント針ユニット38と、光学式検出手段としてのPMT(光電子増倍管)39と、上記注入ヘッド33およびベント針ユニット38を昇降させる昇降手段40とを備える。また、図示しないが、回転テーブル61内には回転制御基板が設けられている。
PMT39は、分析用トレー10の上方位置に、専用の取付けプレート(図示省略)によって、後述の前後方向へ移動可能な可動フレーム44に取り付けられることで、上下方向へは移動不能であるが前後方向へは移動可能な状態で配設されている。
昇降手段40は、鉛直方向に立設された3本のガイドロッド41と、上記注入ヘッド33を保持してガイドロッド41に沿って上下方向へ移動可能な支持テーブル42と、支持テーブル42およびベント針ユニット38を上下移動させる昇降駆動機構(図7の昇降駆動モータ45および歯車46)とを備える。
また、上記制御基板37A〜37Cおよび回転制御基板は、図示しないケーブルを介して液状物分析装置30の制御用プログラムを格納した外部のノート型パソコン等のパーソナルコンピュータに接続され、パソコンから各駆動装置の動作指令を与えたり、洗浄液の注入状況やテーブルの回転数、残り時間、シリンジ内液体の残量等をパソコンのモニタ上に、例えば図11に示すような、分析用トレーのイメージ画像TPやインジケータ画像IP1,IP2、入力操作ボタン画像BP1,BP2等を有する画面で表示させたりすることができるように構成されている。また、図11の画面において、操作ボタン画像BP2の「検出値」ボタンをマウスでクリック操作すると、別の画面が開いてPMT39による検出結果が表示されるように構成されている。
次に、本実施例の液状物分析装置30における駆動機構の具体的な構成ついて、順次説明する。図5はシリンジ用の送液駆動機構35A(または35B,35C)の詳細を示す。
図5に示すように、送液駆動機構35Aは、プランジャ57の先端が挿入されたシリンダ51と、シリンダ51の一方の端部に結合されているホルダ52と、ホルダ52の他方の端部に装着されたモータ53と、モータ53によって移動されるシャフト54と、シャフト54の端部とプランジャ57の端部の当接部57aとを連結する連結ブロック55と、移動する連結ブロック55に当接可能な位置に取り付けられて移動範囲の始端位置と終端位置を検出するリミットスイッチ56A,56Bを備えている。また、ホルダ52の底面側にホームポジション検出用のセンサ58が配置されている。
シャフト54は、モータ53が回転されると図示しない送りネジ機構によって軸方向へ移動させるように構成されている。また、ホルダ52にはプランジャ57と平行な一対のレール部52aが設けられているとともに、連結ブロック55にはこれらのレール部52a間に嵌合しレール部52aの内側面に摺接するスライド部が形成されており、連結ブロック55はレール部52aに沿って移動する。そして、シャフト54はプランジャ57と同一軸上に来るように配設され、モータ53が回転されると図示しない送りネジ機構によってシャフト54が軸方向へ移動し、シャフト54に押されあるいは引っ張られることでプランジャ57が軸方向(上下方向)へ移動されるように構成されている。
図6は、分析用トレー10の回転駆動機構60の詳細を示す。
図6に示すように、分析用トレー10の回転駆動機構60は、分析用トレー10を載置する円盤状の回転テーブル61と、回転テーブル61を回転自在に支持するテーブル支持台62と、回転テーブル61を回転駆動するステッピングモータ63と、ステッピングモータ63の回転軸に装着された歯車64に巻回されステッピングモータ63の回転力を回転テーブル61へ伝達するコグドベルト65と、コグドベルト65に張力を与えるテンションローラ66を備えている。
回転テーブル61は、上面がトレー載置面61Aとされ、中央に分析用トレー10の中央に形成されている中心穴10Aが嵌合する芯出し用の円柱部61Bが設けられている。円柱部61Bは、分析用トレー10の厚みとほぼ等しい高さを有し、上部外周に分析用トレー10の抜け止め爪61Cが設けられている。また、トレー載置面61Aの周縁部にはトレーの滑り防止用のゴムマット61Dが設けられている。さらに、回転テーブル61の下部には、図6では回転テーブル61の陰になって見えないが、コグドベルト65が巻回される歯車が設けられている。
次に、注入針32A〜32Cを保持する注入ヘッド33およびベント針ユニット38を昇降させる昇降手段40の昇降駆動機構のより具体的な構成について図7〜図9を用いて説明する。なお、図7〜図9においては、PMT39は、図示を省略している。
図7に示すように、昇降手段40は、鉛直方向に配設された3本のガイドロッド41A,41B,41Cと、上記注入ヘッド33を保持して上下方向へ移動可能な支持テーブル42と、ベント針ユニット38を保持する箱状の保持ケース43と、支持テーブル42および保持ケース43を上下移動させる昇降駆動機構を備える。そして、支持テーブル42はガイドロッド41A,41Bに沿って、またベント針ユニット38はガイドロッド41Cに沿って、それぞれ上下動可能に構成されている。なお、ガイドロッド41A,41B,41Cは、可動フレーム44の上壁44Aと可動フレーム44の下部に水平姿勢で固着されたプレート44Bとによって支持されている。なお、このプレート44Bに、前述したPMT39の取付けプレートが固着されることで、上下方向へは移動不能であるが前後方向へは移動可能に構成されている。
また、昇降手段40は、昇降駆動機構を構成する昇降駆動モータ45と、該昇降駆動モータ45の回転力を昇降方向の力に変換する歯車46と、昇降駆動モータ45を上下方向に貫通する送りネジを有するシャフト47を備える。そして、このシャフト47の下端が、図8に示すように、ピン48Aおよびブラケット48Bを介して保持ケース43の側面に結合されており、昇降駆動モータ45を回転させるとシャフト47が回転され、これと一体の送りネジが回転されることでシャフト47が上下方向へ移動されるように構成されている。また、支持テーブル42はガイドロッド41A,41Bを介して可動フレーム44に保持されるように構成されている。そして、支持テーブル42の下方の可動フレーム44の底壁44B上面には、支持テーブル42の移動範囲の下端位置を検知するためのセンサとしてのホトインターラプタ50が設けられている。
上記保持ケース43の側面には、図9に示すように、歯車46に側方から噛み合うラック49Aが固定されているとともに、歯車46の反対側の側方には支持テーブル42に固定されたラック49Bが噛み合うように構成されており、昇降駆動モータ45が回転すると保持ケース43およびこれと一体のラック49Aが上方または下方へ移動し、歯車46が回転され、その回転力がラック49Bに伝達されて、支持テーブル42を可動フレーム44とは逆の方向へ移動させる。具体的には、可動フレーム44およびこれに保持されているベント針ユニット38が上昇すると支持テーブル42およびこれに保持されている注入ヘッド33すなわち注入針32A〜32Cが降下し、ベント針ユニット38が降下すると注入針32A〜32Cが上昇するように構成されている。
さらに、上記のように構成された昇降駆動機構および注入針32A〜32Cを有する支持テーブル42とベント針ユニット38を有する保持ケース43とを保持する上記可動フレーム44は、全体が前後方向へ移動可能に構成されている。
図10には、可動フレーム44を前後方向へ移動させる水平移動機構の構成例が示されている。
図10に示すように、水平移動機構は、装置の筐体71の側部に前後方向に所定の間隔をおいて設けられた一対の支持プレート71A,71Bの上部間に横架されたスライドロッド72と、スライドロッド72と平行に配設された固定プレート73上面の中央寄りの位置に固着された水平移動用駆動モータ74と、水平移動用駆動モータ74の回転軸に固着された駆動ギヤ75と、固定プレート73上面の端部(図では左端)に回転自在に取り付けられた従動ギヤ76と、駆動ギヤ75と従動ギヤ76との間に捲回されたコグドベルト77を備える。
そして、上記可動フレーム44の側壁44Cに設けられた係止片に、コグドベルト77を挟むようにして結合ピース78が固着されることによって、可動フレーム44の側壁44Cとコグドベルト77とが結合されている。これにより、水平移動用駆動モータ74が回転されると、モータの駆動力がコグドベルト77を介して可動フレーム44に伝達され、可動フレーム44がスライドロッド72に沿って前後方向へ移動される。
前述したように、可動フレーム44には、ガイドロッド41A,41B,41Cと支持テーブル42および保持ケース43を介して、注入針32A〜32Cとベント針ユニット38が保持されている。そのため、可動フレーム44が前後方向へ移動されると、注入針32A〜32Cとベント針ユニット38およびPMT39も前後方向へ移動される。
このように可動フレーム44が前後方向移動可能に構成されていることにより、可動フレーム44の前後方向への移動と回転テーブル61の回転角度制御によって、分析用トレー10の任意の位置に、注入針32A〜32Cとベント針ユニット38をそれぞれ対向させることができる。そして、所望の針やセンサを分析用トレー10の所定の位置に対向させてから注入ヘッド33を降下させることで、第1液槽12Aや第2液槽12Bに対する液状物(検体、試薬、洗浄液等)の注入と、ベント針38aによる凹部17A,17B,17Cの上方のシート(もしくはフィルム)への穴開けを選択的に行うことができる。
また、PMT39による検出用パーツ20における反応物等の検出は、PMT39が間接的に可動フレーム44に固定されているため、下降動作はせずに、分析用トレー10の所望の検出用パーツ20がPMT39の検出面に対向する位置に来るように、可動フレーム44の前後方向への移動量および回転テーブル61の回転角度を制御することによって実行することができる。
(変形例)
図12には、上記実施形態の液状物分析装置の変形例が示されている。図12の変形例は、分析用トレー10を回転させる回転テーブル61の側方に、補充用容器81A,81B,81Cを収納する収納部82を設けたものである。補充用容器81A,81B,81Cには、シリンジ34A,34B,34Cのそれぞれに入っている液体(例えば洗浄液)と同一の液体が貯留されており、シリンジ34A,34B,34Cが空になった場合に、注入針32A,32B,32Cを補充用容器81A,81B,81Cの上方へ移動させてから降下させて、補充用の液体を吸い上げてシリンジ34A,34B,34C内へ充填できるように構成されている。
上記のように補充用容器81A,81B,81Cを設けることにより、予めシリンジ34A,34B,34C内に入れておく液体の量を減らすことができ、これによってシリンジ34A,34B,34Cの長さを短くして装置のさらなる小型化を図ることができるようになる。
なお、図12においては、図示の都合で、補充用容器81A,81B,81Cを収納する収納部82が回転テーブル61の側方に配設されているように示されているが、収納部82は回転テーブル61の後方に配設するように構成するのがよい。このようにすることにより、前記実施形態で説明した注入ヘッド33とベント針ユニット38を前後方向へ移動させる機構を使用して、その移動量を変えるだけでシリンジへの液体の補充動作を実施することができる。
また、上記実施形態の液状物分析装置30は、上記制御基板37A〜37Cおよび回転制御基板とノート型パソコンとがケーブルによって接続されるように構成されているが、タブレット端末と同様な機能を有する制御用デバイスを分析装置の筐体の表面に一体に実装した装置として構成するようにしても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではない。例えば、上記実施形態の液状物分析装置は、3本の注入針32A〜32Cを保持する注入ヘッド33が前後方向へのみ移動可能に構成されているが、注入ヘッド33を左右方向へのみ移動可能に構成しても良いし、水平面内で前後方向および左右方向に移動可能すなわちXY軸方向に移動可能に構成するようにしても良い。
また、注入針の数は3本に限定されず、1本または2本あるいは4本以上であっても良い。さらに、上記実施形態においては、注入針32A〜32Cのうちいずれか1つから液状物を射出するようにしているが、注入針32A〜32Cの配列あるいは分析用トレー10の液槽の配置を工夫することで、2以上の注入針から同時に液状物を射出するようにしても良い。
10 分析用トレー
12A〜12C 液槽
13 接続部
14 オーバーフロー槽
15A〜15D 流路
20 検出用パーツ
30 液状物分析装置
32A〜32C 注入針
33 注入ヘッド
34A〜34C シリンジ
35A〜35C プランジャ昇降機構
36A〜36C 送液用チューブ
37A〜37C 制御基板
38 ベント針ユニット
42 支持テーブル
43 保持ケース
44 可動フレーム
45 昇降駆動モータ
46 歯車(駆動力反転伝達手段)
49A,49B ラック(駆動力反転伝達手段)
61 回転テーブル
63 回転駆動モータ
71 装置の筐体
74 水平移動用駆動モータ
77 ベルト

Claims (4)

  1. 円板状の基板からなる分析用トレーであって、表面の中央寄りに配置された複数の内側液槽部と、前記内側液槽部の径方向外側に設けられた複数の検出部と、前記複数の内側液槽部のうち少なくとも2つの内側液槽部と前記複数の検出部のうち前記2つの内側液槽部の径方向外側に設けられた1つの検出部と連通するように設けられた複数組の内側流路と、前記複数の検出部の径方向外側に設けられた複数の外側液槽部と前記複数の検出部のうち対応する検出部と連通するように設けられた複数の外側流路とを表面に有する分析用トレーを載置する回転テーブルおよび光電式の検出器を備え、前記回転テーブルを回転させることで前記複数の内側液槽部に注入された液状物を対応する前記検出部へ移動させて接触させ、接触後の液状物の状態を検出器により検出する液状物分析装置において、
    前記回転テーブルを回転させる回転駆動手段と、
    1または2以上の注入針を保持し前記回転テーブルの上方にて上下方向および少なくとも水平面内において一方向に移動可能に設けられた注入ヘッドと、
    前記注入ヘッドを上昇または下降させるヘッド昇降手段と、
    前記注入ヘッドを水平面内一方向に移動させるヘッド移動手段と、
    装置の筐体もしくは筐体に固定されたフレームに取り付けられた1または2以上のシリンジと、
    前記注入針と対応するシリンジとを接続する1または2以上の送液用チューブと、
    前記シリンジのプランジャを移動させるプランジャ昇降手段と、
    前記ヘッド昇降手段と前記ヘッド移動手段と前記プランジャ昇降手段を駆動制御する制御手段と、
    前記複数の内側液槽部および前記複数の外側液槽部の上方を覆うように前記分析用トレーの表面に設けられているシートもしくはフィルムの所定部位にベント穴を形成するためのベント針を保持し上下方向に移動可能なホルダと、
    前記ヘッド昇降手段の上昇力および下降力をその方向を反転して前記ホルダに伝達する駆動力反転伝達手段と、
    を備えることを特徴とする液状物分析装置。
  2. 水平面内において一方向に移動可能に構成され、前記注入ヘッドと前記ヘッド昇降手段と前記ホルダおよび前記駆動力反転伝達手段を保持する可動フレームを備え、
    前記ヘッド移動手段は、前記可動フレームを水平面内において一方向に移動させることで前記注入ヘッドを移動させるように構成されていることを特徴とする請求項に記載の液状物分析装置。
  3. 前記駆動力反転伝達手段は、
    前記ホルダに鉛直姿勢にて固着された第1ラックと、
    前記注入ヘッドもしくは注入ヘッドの支持部材に、前記第1ラックと対向しかつ所定の間隔をおいて鉛直姿勢にて固着された第2ラックと、
    前記第1ラックと前記第2ラックとの間に、回転自在に配設され前記第1ラックと前記第2ラックに噛み合う歯車と、
    から構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の液状物分析装置。
  4. 前記回転テーブルの外側であって前記ヘッド移動手段による移動方向延長線上に配設された補充用容器を備え、
    前記注入ヘッドは、前記回転テーブルの上方から前記補充用容器の上方まで移動可能に構成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の液状物分析装置。
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