JP6562582B2 - データ伝送のための肯定応答指示方法および関連するデバイス - Google Patents

データ伝送のための肯定応答指示方法および関連するデバイス Download PDF

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Description

本発明は通信技術の分野に関し、特に、データ伝送のための肯定応答指示方法および関連するデバイスに関する。
LTE(Long Term Evolution、ロングタームエボリューション)システムにおいて、ユーザ機器UE(User Equipment)のアップリンクデータは、基地局のPDCCH(Physical Downlink Control Channel、物理ダウンリンク制御チャネル)シグナリングを使用することによってスケジューリングされる。基地局は、UEがデータを伝送する必要があるかどうかについて、いつでも明確に把握している。基地局がUEによって伝送されたデータを検出し損なった場合でも、または、検出が不正確であった場合でも、基地局は、UEに対応する肯定応答リソース上で、否定応答メッセージをUEへフィードバックする。しかしながら、コンテンションベースの伝送方式において、UEによるアップリンクデータ伝送は、基地局にとって不定のイベントである。基地局がUEによって伝送されたアップリンクデータを検出し損なったとき、基地局は、UEがデータを伝送しなかったとみなす。従って、基地局は、UEに対応する肯定応答リソース上で肯定応答メッセージをフィードバックしない。その結果、アップリンクデータ伝送の決定を誤るという状況が生じる。
本発明の実施形態では、UEがデータを伝送したが、基地局がデータを検出し損ない、肯定応答指示メッセージをフィードバックしないという問題を解決するために、データ伝送のための肯定応答指示方法、および、関連するデバイスを開示する。
本発明の実施形態の第1態様は、データ伝送のための肯定応答指示方法であって、基地局が、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEがデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得する段階であって、肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む、段階と、基地局が、検出結果に従って、第1レベル肯定応答指示メッセージを生成する段階であって、第1レベル肯定応答指示メッセージは、肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され、フラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局がデータを発見したことを示すために使用され、第2状態は、基地局がデータを発見しなかったことを示すために使用される、段階と、基地局が第1レベル肯定応答指示メッセージを送信する段階とを備える方法を開示する。
本発明の実施形態の第1態様に関連して、本発明の実施形態の第1態様の第1の可能な実装において、第1レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、肯定応答グループにおけるUEの数によって決定される。
本発明の実施形態の第1態様、または、第1態様の第1の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第1態様の第2の可能な実装において、基地局が第1レベル肯定応答指示メッセージを送信する段階は、基地局が、肯定応答グループに対応する第1肯定応答リソース上で第1レベル肯定応答指示メッセージを送信する段階を含む。
本発明の実施形態の第1態様、または、第1態様の第1から第2の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第1態様の第3の可能な実装において、方法は、肯定応答グループにおけるUEの中に目標UEがあるとき、基地局が、目標UEによって伝送されたデータを点検し、点検結果を取得する段階であって、目標UEは、フラグビットステータスが第1状態であるすべてのUEである、段階と、基地局は、点検結果に従って、第2レベル肯定応答指示メッセージを生成する段階であって、第2レベル肯定応答指示メッセージは、目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを示すために使用され、肯定応答フィードバック情報のタイプは、第1タイプまたは第2タイプを含み、第1タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用される、段階と、基地局は、第2レベル肯定応答指示メッセージを送信する段階とをさらに備える。
本発明の実施形態の第1態様の第3の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第1態様の第4の可能な実装において、基地局が第2レベル肯定応答指示メッセージを送信する段階は、基地局が、肯定応答グループに対応する第2肯定応答リソース上で第2レベル肯定応答指示メッセージを送信する段階を含む。
本発明の実施形態の第1態様の第3の可能な実装、または、第1態様の第4の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第1態様の第5の可能な実装において、第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、目標UEの数によって決定される。
本発明の実施形態の第1態様の第3から第5の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第1態様の第6の可能な実装において、少なくとも1つの目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであることを第2レベル肯定応答指示メッセージが示すとき、第2レベル肯定応答指示メッセージはさらに、少なくとも1つの目標UEによって伝送されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用され、点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
本発明の実施形態の第1態様、または、第1態様の第1から第6の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第1態様の第7の可能な実装において、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEがデータを伝送したかどうかを基地局が検出し、検出結果を取得する段階の前に、方法はさらに、基地局が、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEへ構成情報を送信する段階であって、構成情報は、各UEが属する肯定応答グループと、肯定応答グループにおけるUEの数と、肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットとを示すために使用される、段階を備える。
本発明の実施形態の第2態様は、データ伝送のための肯定応答指示方法であって、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEがデータを伝送したかどうかを基地局が検出し、検出結果を取得する段階であって、肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む段階と、基地局が、検出結果に従って肯定応答指示メッセージを生成する段階であって、肯定応答指示メッセージは、肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号を示すために使用され、目標UEは、肯定応答グループにおける、データが基地局によって発見された少なくとも1つのUEであり、インデックス番号は、肯定応答グループにおける目標UEの番号であり、肯定応答グループにおける異なる目標UEは、異なるインデックス番号に対応する、段階と、基地局が、肯定応答指示メッセージを送信する段階とを備える方法を開示する。
本発明の実施形態の第2態様に関連して、本発明の実施形態の第2態様の第1の可能な実装において、基地局が肯定応答指示メッセージを送信する段階は、基地局が、肯定応答グループに対応する肯定応答リソース上で肯定応答指示メッセージを送信する段階を含む。
本発明の実施形態の第2態様、または、第2態様の第1の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第2態様の第2の可能な実装において、肯定応答指示メッセージはさらに、目標UEに対応するインデックス番号のフラグビットを示すために使用され、基地局が肯定応答指示メッセージを送信する段階の前に、方法は、基地局が、目標UEによって伝送されたデータを点検し、点検結果を取得する段階と、基地局が、点検結果に従って、目標UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスを生成する段階であって、インデックス番号のフラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2状態は、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用される、段階とをさらに備える。
本発明の実施形態の第2態様の第2の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第2態様の第3の可能な実装において、肯定応答指示メッセージが、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEがあることを示すとき、肯定応答指示メッセージはさらに、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEによって伝送されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用され、点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
本発明の実施形態の第2態様、または、第2態様の第1から第3の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第2態様の第4の可能な実装において、肯定応答指示メッセージのデータ長は予め設定されたデータ長であり、肯定応答指示メッセージによって示される、肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号の数は、予め設定されたデータ長を超えない。
本発明の実施形態の第2態様、または、第2態様の第1から第4の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第2態様の第5の可能な実装において、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEがデータを伝送したかどうかを基地局が検出し、検出結果を取得する段階の前に、方法はさらに、基地局が、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEへ構成情報を送信する段階であって、構成情報は、各UEが属する肯定応答グループと、基地局が肯定応答グループにおいて予め設定した、フィードバックするUEの数と、肯定応答グループにおける各UEに対応するインデックス番号とを示すために使用される、段階を備える。
本発明の実施形態の第3態様は、データ伝送のための肯定応答指示の方法であって、ユーザ機器UEが、データを基地局へ送信した後に、基地局によってフィードバックされた第1レベル肯定応答指示メッセージを受信する段階であって、第1レベル肯定応答指示メッセージは、UEが属する肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され、フラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局がデータを発見したことを示すために使用され、第2状態は、基地局がデータを発見しなかったことを示すために使用され、肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む、段階と、UEが、第1レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットステータスを解析する段階とを備える方法を開示する。
本発明の実施形態の第3態様に関連して、本発明の実施形態の第3態様の第1の可能な実装において、第1レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、肯定応答グループにおけるUEの数によって決定される。
本発明の実施形態の第3態様、または、第3態様の第1の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第3態様の第2の可能な実装において、方法は、UEが、解析を用いて、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットステータスが第1状態であることを認識したとき、UEが、基地局によってフィードバックされた第2レベル肯定応答指示メッセージを受信する段階であって、第2レベル肯定応答指示メッセージは、目標UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを示すために使用され、目標UEは、肯定応答グループにおける、フラグビットステータスが第1状態であるすべてのUEであり、肯定応答フィードバック情報のタイプは、第1タイプまたは第2タイプを含み、第1タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用される、段階と、UEが、第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを解析する段階とをさらに備える。
本発明の実施形態の第3態様の第2の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第3態様の第3の可能な実装において、第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、目標UEの数によって決定される。
本発明の実施形態の第3態様の第2または第3の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第3態様の第4の可能な実装において、UEが、第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを解析する段階は、UEが、目標UEの数についての統計を収集する段階と、UEが、目標UEにおけるUEの位置を決定する段階であって、第2レベル肯定応答指示メッセージにおけるUEの位置は、目標UEにおけるUEの位置によって決定される段階と、UEが、第2レベル肯定応答指示メッセージにおけるUEの位置に基づいて、UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを解析する段階とを備える。
本発明の実施形態の第3態様の第2から第4の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第3態様の第5の可能な実装において、少なくとも1つの目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであることを第2レベル肯定応答指示メッセージが示すとき、第2レベル肯定応答指示メッセージはさらに、少なくとも1つの目標UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用され、点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
本発明の実施形態の第3態様の第2から第5の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第3態様の第6の可能な実装において、方法は、UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第1タイプであることをUEが解析を用いて認識したとき、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したとUEが決定する段階をさらに備える。
本発明の実施形態の第3態様の第2から第5の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第3態様の第7の可能な実装において、方法は、UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであることをUEが解析を用いて認識したとき、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗したとUEが決定する段階をさらに備える。
本発明の実施形態の第3態様の第5の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第3態様の第8の可能な実装において、方法は、UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであることを、UEが解析を用いて認識したとき、UEが、第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを解析する段階をさらに備える。
本発明の実施形態の第3態様の第8の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第3態様の第9の可能な実装において、方法は、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第3状態であることを、UEが解析を用いて認識したとき、UEは、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突に起因して失敗したと決定する段階をさらに備える。
本発明の実施形態の第3態様の第8の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第3態様の第10の可能な実装において、方法は、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第4状態であることを、UEが解析を用いて認識したとき、UEは、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いデータ伝送チャネル品質に起因して失敗したと決定する段階をさらに備える。
本発明の実施形態の第3態様、または、第3態様の第1の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第3態様の第11の可能な実装において、方法は、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットステータスが第2状態であることを、UEが解析を用いて認識したとき、UEによって送信されたデータを基地局が発見しなかったとUEが決定する段階をさらに備える。
本発明の実施形態の第3態様、または、第3態様の第1から第11の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第3態様の第12の可能な実装において、ユーザ機器UEがデータを基地局へ送信した後、基地局によってフィードバックされた第1レベル肯定応答指示メッセージを受信する段階の前に、方法はさらに、ユーザ機器UEが、基地局によって送信された構成情報を受信する段階であって、構成情報は、UEが属する肯定応答グループと、肯定応答グループにおけるUEの数と、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットとを示すために使用される、段階を備える。
本発明の実施形態の第4態様は、データ伝送のための肯定応答指示の方法であって、ユーザ機器UEが、データを基地局へ送信した後、基地局によってフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信する段階であって、肯定応答指示メッセージは、UEが属する肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号を示すために使用され、目標UEは、データが基地局によって発見された、肯定応答グループにおける少なくとも1つのUEであり、インデックス番号は、肯定応答グループにおける目標UEの番号であり、肯定応答グループにおける異なる目標UEは、異なるインデックス番号に対応し、肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む、段階と、UEが、肯定応答指示メッセージを解析し、UEに対応するインデックス番号が肯定応答指示メッセージの中にあるかどうかを検出する段階とを備える方法を開示する。
本発明の実施形態の第4態様に関連して、本発明の実施形態の第4態様の第1の可能な実装において、肯定応答指示メッセージはさらに、目標UEに対応するインデックス番号のフラグビットを示すために使用され、方法はさらに、UEに対応するインデックス番号が肯定応答指示メッセージの中にあると、UEが解析を用いて認識したとき、UEが、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスを解析する段階であって、インデックス番号のフラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2状態は、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用される、段階を備える。
本発明の実施形態の第4態様の第1の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第4態様の第2の可能な実装において、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEがあることを肯定応答指示メッセージが示すとき、肯定応答指示メッセージはさらに、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用され、点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
本発明の実施形態の第4態様の第1または第2の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第4態様の第3の可能な実装において、方法はさらに、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスが第1状態であると、UEが解析を用いて認識したとき、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したとUEが決定する段階を備える。
本発明の実施形態の第4態様の第1または第2の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第4態様の第4の可能な実装において、方法はさらに、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスが第2状態であると、UEが解析を用いて認識したとき、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗したとUEが決定する段階を備える。
本発明の実施形態の第4態様の第2の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第4態様の第5の可能な実装において、方法は、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスが第2状態であると、UEが解析を用いて認識したとき、UEが、肯定応答指示メッセージに基づいて、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを解析する段階をさらに備える。
本発明の実施形態の第4態様の第5の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第4態様の第6の可能な実装において、方法は、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第3状態であることを、UEが解析を用いて認識したとき、UEは、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突に起因して失敗したと決定する段階をさらに備える。
本発明の実施形態の第4態様の第5の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第4態様の第7の可能な実装において、方法は、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第4状態であることを、UEが解析を用いて認識したとき、UEは、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いデータ伝送チャネル品質に起因して失敗したと決定する段階をさらに備える。
本発明の実施形態の第4態様に関連して、本発明の実施形態の第4態様の第8の可能な実装において、方法は、UEに対応するインデックス番号が肯定応答指示メッセージの中に無いことを、UEが解析を用いて認識したとき、基地局が、UEによって送信されたデータを発見しなかったとUEが決定する段階をさらに備える。
本発明の実施形態の第4態様、または、第4態様の第1から第8の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第4態様の第9の可能な実装において、肯定応答指示メッセージのデータ長は予め設定されたデータ長であり、肯定応答指示メッセージによって示される、UEが属する肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号の数は、予め設定されたデータ長を超えない。
本発明の実施形態の第4態様、または、第4態様の第1から第9の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第4態様の第10の可能な実装において、ユーザ機器UEがデータを基地局へ送信した後、基地局によってフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信する段階の前に、方法はさらに、ユーザ機器UEが、基地局によって送信された構成情報を受信する段階であって、構成情報は、UEが属する肯定応答グループと、基地局が肯定応答グループにおいて予め設定した、フィードバックするUEの数と、肯定応答グループにおけるUEに対応するインデックス番号とを示すために使用される、段階を備える。
本発明の実施形態の第5態様は、基地局を開示し、基地局は、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEがデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得するように構成されている検出ユニットであって、肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む、検出ユニットと、検出結果に従って、第1レベル肯定応答指示メッセージを生成するように構成されている生成ユニットであって、第1レベル肯定応答指示メッセージは、肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され、フラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局がデータを発見したことを示すために使用され、第2状態は、基地局がデータを発見しなかったことを示すために使用される、生成ユニットと、第1レベル肯定応答指示メッセージを送信するように構成されている送信ユニットとを備える。
本発明の実施形態の第5態様に関連して、本発明の実施形態の第5態様の第1の可能な実装において、第1レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、肯定応答グループにおけるUEの数によって決定される。
本発明の実施形態の第5態様、または、第5態様の第1の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第5態様の第2の可能な実装において、送信ユニットが第1レベル肯定応答指示メッセージを送信する方式は、具体的には、送信ユニットが、肯定応答グループに対応する第1肯定応答リソース上で第1レベル肯定応答指示メッセージを送信することである。
本発明の実施形態の第5態様、または、第5態様の第1から第2の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第5態様の第3の可能な実装において、基地局は、肯定応答グループにおけるUEの中に目標UEがあるとき、目標UEによって伝送されたデータを点検し、点検結果を取得するように構成された点検ユニットをさらに備え、目標UEは、フラグビットステータスが第1状態であるすべてのUEであり、生成ユニットはさらに、点検結果に従って、第2レベル肯定応答指示メッセージを生成するように構成され、第2レベル肯定応答指示メッセージは、目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを示すために使用され、肯定応答フィードバック情報のタイプは、第1タイプまたは第2タイプを含み、第1タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用され、送信ユニットはさらに、第2レベル肯定応答指示メッセージを送信するように構成されている。
本発明の実施形態の第5態様の第3の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第5態様の第4の可能な実装において、送信ユニットが第2レベル肯定応答指示メッセージを送信する方式は、具体的には、送信ユニットが、肯定応答グループに対応する第2肯定応答リソース上で、第2レベル肯定応答指示メッセージを送信することである。
本発明の実施形態の第5態様の第3の可能な実装、または、第5態様の第4の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第5態様の第5の可能な実装において、第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、目標UEの数によって決定される。
本発明の実施形態の第5態様の第3から第5の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第5態様の第6の可能な実装において、少なくとも1つの目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであることを第2レベル肯定応答指示メッセージが示すとき、第2レベル肯定応答指示メッセージはさらに、少なくとも1つの目標UEによって伝送されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用され、点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
本発明の実施形態の第5態様、または、第5態様の第1から第6の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第5態様の第7の可能な実装において、検出ユニットが、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEがデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得する前に、送信ユニットはさらに、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEへ構成情報を送信するように構成され、構成情報は、各UEが属する肯定応答グループと、肯定応答グループにおけるUEの数と、肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットとを示すために使用される。
本発明の実施形態の第6態様は、基地局を開示し、基地局は、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEがデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得するように構成されている検出ユニットであって、肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む、検出ユニットと、検出結果に従って肯定応答指示メッセージを生成するように構成されている生成ユニットであって、肯定応答指示メッセージは、肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号を示すために使用され、目標UEは、肯定応答グループにおける、データが基地局によって発見された少なくとも1つのUEであり、インデックス番号は、肯定応答グループにおける目標UEの番号であり、肯定応答グループにおける異なる目標UEは、異なるインデックス番号に対応する、生成ユニットと、肯定応答指示メッセージを送信するように構成されている送信ユニットとを備える。
本発明の実施形態の第6態様に関連して、本発明の実施形態の第6態様の第1の可能な実装において、送信ユニットが肯定応答指示メッセージを送信する方式は、具体的には、送信ユニットが、肯定応答グループに対応する肯定応答リソース上で肯定応答指示メッセージを送信することである。
本発明の実施形態の第6態様、または、第6態様の第1の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第6態様の第2の可能な実装において、肯定応答指示メッセージはさらに、目標UEに対応するインデックス番号のフラグビットを示すために使用され、基地局はさらに、点検ユニットであって、送信ユニットが肯定応答指示メッセージを送信する前に、目標UEによって伝送されたデータを点検し、点検結果を取得するように構成されている点検ユニットと、生成ユニットであって、点検結果に従って、目標UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスを生成するようにさらに構成され、インデックス番号のフラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2状態は、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用される、生成ユニットとを備える。
本発明の実施形態の第6態様の第2の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第6態様の第3の可能な実装において、肯定応答指示メッセージが、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEがあることを示すとき、肯定応答指示メッセージはさらに、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEによって伝送されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用され、点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
本発明の実施形態の第6態様、または、第6態様の第1から第3の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第6態様の第4の可能な実装において、肯定応答指示メッセージのデータ長は予め設定されたデータ長であり、肯定応答指示メッセージによって示される、肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号の数は、予め設定されたデータ長を超えない。
本発明の実施形態の第6態様、または、第6態様の第1から第4の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第6態様の第5の可能な実装において、検出ユニットが、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEがデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得する前に、送信ユニットはさらに、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEへ構成情報を送信するように構成され、構成情報は、各UEが属する肯定応答グループと、基地局が肯定応答グループにおいて予め設定した、フィードバックするUEの数と、肯定応答グループにおける各UEに対応するインデックス番号とを示すために使用される。
本発明の実施形態の第7態様は、ユーザ機器UEを開示し、UEは、UEがデータを基地局へ送信した後に、基地局によってフィードバックされた第1レベル肯定応答指示メッセージを受信するように構成されている受信ユニットであって、第1レベル肯定応答指示メッセージは、UEが属する肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され、フラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局がデータを発見したことを示すために使用され、第2状態は、基地局がデータを発見しなかったことを示すために使用され、肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む、受信ユニットと、第1レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットステータスを解析するように構成されている第1解析ユニットとを備える。
本発明の実施形態の第7態様に関連して、本発明の実施形態の第7態様の第1の可能な実装において、第1レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、肯定応答グループにおけるUEの数によって決定される。
本発明の実施形態の第7態様、または、第7態様の第1の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第7態様の第2の可能な実装において、受信ユニットはさらに、第1解析ユニットが、解析を用いて、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットステータスが第1状態であることを認識したとき、基地局によってフィードバックされた第2レベル肯定応答指示メッセージ受信するように構成され、第2レベル肯定応答指示メッセージは、目標UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを示すために使用され、目標UEは、肯定応答グループにおける、フラグビットステータスが第1状態であるすべてのUEであり、肯定応答フィードバック情報のタイプは、第1タイプまたは第2タイプを含み、第1タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用され、UEは、第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを解析するように構成されている第2解析ユニットをさらに備える。
本発明の実施形態の第7態様の第2の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第7態様の第3の可能な実装において、第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、目標UEの数によって決定される。
本発明の実施形態の第7態様の第2または第3の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第7態様の第4の可能な実装において、第2解析ユニットは、目標UEの数についての統計を収集するように構成されている統計収集サブユニットと、目標UEにおけるUEの位置を決定するように構成され、第2レベル肯定応答指示メッセージにおけるUEの位置は、目標UEにおけるUEの位置によって決定される、決定サブユニットと、第2レベル肯定応答指示メッセージにおけるUEの位置に基づいて、UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを解析するように構成されている解析サブユニットとを有する。
本発明の実施形態の第7態様の第2から第4の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第7態様の第5の可能な実装において、少なくとも1つの目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであることを第2レベル肯定応答指示メッセージが示すとき、第2レベル肯定応答指示メッセージはさらに、少なくとも1つの目標UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用され、点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
本発明の実施形態の第7態様の第2から第5の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第7態様の第6の可能な実装において、UEは、第2解析ユニットが解析を用いて、UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第1タイプであると認識したとき、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したと決定するように構成されている第1決定ユニットをさらに備える。
本発明の実施形態の第7態様の第2から第5の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第7態様の第7の可能な実装において、UEは、第2解析ユニットが解析を用いて、UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであると認識したとき、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗したと決定するように構成されている第2決定ユニットをさらに備える。
本発明の実施形態の第7態様の第5の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第7態様の第8の可能な実装において、UEは、UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであることを、第2解析ユニットが解析を用いて認識したとき、第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを解析するように構成されている第3解析ユニットをさらに備える。
本発明の実施形態の第7態様の第8の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第7態様の第9の可能な実装において、UEは、第3解析ユニットが解析を用いて、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第3状態であることを認識したとき、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突に起因して失敗したと決定するように構成されている第3決定ユニットをさらに備える。
本発明の実施形態の第7態様の第8の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第7態様の第10の可能な実装において、UEは、第3解析ユニットが解析を用いて、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第4状態であることを認識したとき、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いデータ伝送チャネル品質に起因して失敗したと決定するように構成されている第4決定ユニットをさらに備える。
本発明の実施形態の第7態様、または、第7態様の第1の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第7態様の第11の可能な実装において、UEは、第1解析ユニットが解析を用いて、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットステータスが第2状態であると認識したとき、UEによって送信されたデータを基地局が発見しなかったと決定するように構成されている第5決定ユニットをさらに備える。
本発明の実施形態の第7態様、または、第7態様の第1から第11の可能な実装のいずれか一項に関連して、本発明の実施形態の第7態様の第12の可能な実装において、受信ユニットはさらに、UEがデータを基地局へ送信した後、基地局によってフィードバックされた第1レベル肯定応答指示メッセージを受信する前に、基地局によって送信された構成情報を受信するように構成され、構成情報は、UEが属する肯定応答グループと、肯定応答グループにおけるUEの数と、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットとを示すために使用される。
本発明の実施形態の第8態様は、ユーザ機器UEを開示し、ユーザ機器UEは、UEが、データを基地局へ送信した後、基地局によってフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信するように構成されている受信ユニットであって、肯定応答指示メッセージは、UEが属する肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号を示すために使用され、目標UEは、データが基地局によって発見された、肯定応答グループにおける少なくとも1つのUEであり、インデックス番号は、肯定応答グループにおける目標UEの番号であり、肯定応答グループにおける異なる目標UEは、異なるインデックス番号に対応し、肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む、受信ユニットと、肯定応答指示メッセージを解析し、UEに対応するインデックス番号が肯定応答指示メッセージの中にあるかどうかを検出するように構成されている第1解析ユニットとを備える。
本発明の実施形態の第8態様に関連して、本発明の実施形態の第8態様の第1の可能な実装において、肯定応答指示メッセージはさらに、目標UEに対応するインデックス番号のフラグビットを示すために使用され、UEはさらに、UEに対応するインデックス番号が肯定応答指示メッセージの中にあると、第1解析ユニットが解析を用いて認識したとき、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスを解析するように構成されている第2解析ユニットであって、インデックス番号のフラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2状態は、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用される、第2解析ユニットを備える。
本発明の実施形態の第8態様の第1の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第8態様の第2の可能な実装において、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEがあることを肯定応答指示メッセージが示すとき、肯定応答指示メッセージはさらに、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用され、点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
本発明の実施形態の第8態様の第1または第2の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第8態様の第3の可能な実装において、UEは、第2解析ユニットが解析を用いて、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスが第1状態であると認識したとき、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したと決定するように構成されている第1決定ユニットをさらに備える。
本発明の実施形態の第8態様の第1または第2の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第8態様の第4の可能な実装において、UEは、第2解析ユニットが解析を用いて、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスが第2状態であると認識したとき、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗したと決定するように構成されている第2決定ユニットをさらに備える。
本発明の実施形態の第8態様の第2の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第8態様の第5の可能な実装において、UEは、第2解析ユニットが解析を用いて、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスが第2状態であると認識したとき、肯定応答指示メッセージに基づいて、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを解析するように構成されている第3解析ユニットをさらに備える。
本発明の実施形態の第8態様の第5の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第8態様の第6の可能な実装において、UEは、第3解析ユニットが解析を用いて、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第3状態であることを認識したとき、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突に起因して失敗したと決定するように構成されている第3決定ユニットをさらに備える。
本発明の実施形態の第8態様の第5の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第8態様の第7の可能な実装において、UEは、第3解析ユニットが解析を用いて、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第4状態であることを認識したとき、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いデータ伝送チャネル品質に起因して失敗したと決定するように構成されている第4決定ユニットをさらに備える。
本発明の実施形態の第8態様に関連して、本発明の実施形態の第8態様の第8の可能な実装において、UEはさらに、第1解析ユニットが解析を用いて、UEに対応するインデックス番号が肯定応答指示メッセージの中に無いと認識したとき、UEによって送信されたデータを基地局が発見しなかったと決定するように構成されている第5決定ユニットを備える。
本発明の実施形態の第8態様、または、第8態様の第1から第8の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第8態様の第9の可能な実装において、肯定応答指示メッセージのデータ長は予め設定されたデータ長であり、肯定応答指示メッセージによって示される、UEが属する肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号の数は、予め設定されたデータ長を超えない。
本発明の実施形態の第8態様、または、第8態様の第1から第9の可能な実装のいずれか一項に関連して、本発明の実施形態の第8態様の第10の可能な実装において、受信ユニットはさらに、UEがデータを基地局へ送信した後、基地局によってフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信する前に、基地局によって送信された構成情報を受信するように構成され、構成情報は、UEが属する肯定応答グループと、基地局が肯定応答グループにおいて予め設定した、フィードバックするUEの数と、肯定応答グループにおけるUEに対応するインデックス番号とを示すために使用される。
本発明の実施形態の第9態様は、基地局を開示し、基地局は、プロセッサ、メモリ、出力装置および通信バスを備え、メモリは、プログラムおよびデータを記憶するように構成され、通信バスは、プロセッサ、メモリおよび出力装置の間の接続および通信を確立するように構成され、プロセッサは、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEがデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得する段階であって、肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む、段階と、検出結果に従って、第1レベル肯定応答指示メッセージを生成する段階であって、第1レベル肯定応答指示メッセージは、肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され、フラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局がデータを発見したことを示すために使用され、第2状態は、基地局がデータを発見しなかったことを示すために使用される、段階と、第1レベル肯定応答指示メッセージを送信するように出力装置を制御する段階とを実行するために、メモリに記憶されたプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態の第9態様に関連して、本発明の実施形態の第9態様の第1の可能な実装において、第1レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、肯定応答グループにおけるUEの数によって決定される。
本発明の実施形態の第9態様、または、第9態様の第1の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第9態様の第2の可能な実装において、第1レベル肯定応答指示メッセージを送信するようにプロセッサが出力装置を制御する方式は、具体的には、肯定応答グループに対応する第1肯定応答リソース上で第1レベル肯定応答指示メッセージを送信するように出力装置を制御することである。
本発明の実施形態の第9態様、または、第9態様の第1から第2の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第9態様の第3の可能な実装において、プロセッサはさらに、肯定応答グループにおけるUEの中に目標UEがあるとき、目標UEによって伝送されたデータを点検し、点検結果を取得する段階であって、目標UEは、フラグビットステータスが第1状態であるすべてのUEである、段階と、点検結果に従って、第2レベル肯定応答指示メッセージを生成する段階であって、第2レベル肯定応答指示メッセージは、目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを示すために使用され、肯定応答フィードバック情報のタイプは、第1タイプまたは第2タイプを含み、第1タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用される、段階と、第2レベル肯定応答指示メッセージを送信するように出力装置を制御する段階とを実行するために、メモリに記憶されたプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態の第9態様の第3の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第9態様の第4の可能な実装において、プロセッサが、第2レベル肯定応答指示メッセージを送信するように出力装置を制御する方式は、具体的には、肯定応答グループに対応する第2肯定応答リソース上で、第2レベル肯定応答指示メッセージを送信するように出力装置を制御することである。
本発明の実施形態の第9態様の第3の可能な実装、または、第9態様の第4の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第9態様の第5の可能な実装において、第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、目標UEの数によって決定される。
本発明の実施形態の第9態様の第3から第5の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第9態様の第6の可能な実装において、少なくとも1つの目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであることを第2レベル肯定応答指示メッセージが示すとき、第2レベル肯定応答指示メッセージはさらに、少なくとも1つの目標UEによって伝送されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用され、点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
本発明の実施形態の第9態様、または、第9態様の第1から第6の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第9態様の第7の可能な実装において、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEがデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得する段階の前に、プロセッサはさらに、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEへ、メモリに記憶されたデータに含まれる構成情報を送信するように出力装置を制御する段階であって、構成情報は、各UEが属する肯定応答グループと、肯定応答グループにおけるUEの数と、肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットとを示すために使用される、段階を実行するために、メモリに記憶されたプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態の第10態様は、基地局を開示し、基地局は、プロセッサ、メモリ、出力装置および通信バスを備え、メモリは、プログラムおよびデータを記憶するように構成され、通信バスは、プロセッサ、メモリおよび出力装置の間の接続および通信を確立するように構成され、プロセッサは、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEがデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得する段階であって、肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む、段階と、検出結果に従って、肯定応答指示メッセージを生成する段階であって、肯定応答指示メッセージは、肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号を示すために使用され、目標UEは、データが肯定応答グループにおける基地局によって発見された少なくとも1つのUEであり、インデックス番号は、肯定応答グループにおける目標UEの番号であり、肯定応答グループにおける異なる目標UEは、異なるインデックス番号に対応する、段階と、肯定応答指示メッセージを送信するように出力装置を制御する段階とを実行するために、メモリに記憶されたプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態の第10態様に関連して、本発明の実施形態の第10態様の第1の可能な実装において、プロセッサが、肯定応答指示メッセージを送信するように出力装置を制御する方式は、具体的には、肯定応答グループに対応する肯定応答リソース上で、肯定応答指示メッセージを送信するように出力装置を制御することである。
本発明の実施形態の第10態様、または、第10態様の第1の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第10態様の第2の可能な実装において、肯定応答指示メッセージはさらに、目標UEに対応するインデックス番号のフラグビットを示すために使用され、肯定応答指示メッセージを送信するように出力装置を制御する前に、プロセッサはさらに、目標UEによって伝送されたデータを点検し、点検結果を取得する段階と、点検結果に従って、目標UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスを生成する段階であって、インデックス番号のフラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2状態は、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用される、段階とを実行するために、メモリに記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態の第10態様の第2の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第10態様の第3の可能な実装において、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEがあることを肯定応答指示メッセージが示すとき、肯定応答指示メッセージはさらに、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEによって伝送されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用され、点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
本発明の実施形態の第10態様、または、第10態様の第1から第3の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第10態様の第4の可能な実装において、肯定応答指示メッセージのデータ長は予め設定されたデータ長であり、肯定応答指示メッセージによって示される、肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号の数は、予め設定されたデータ長を超えない。
本発明の実施形態の第10態様、または、第10態様の第1から第4の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第10態様の第5の可能な実装において、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEがデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得する段階の前に、プロセッサはさらに、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEへ、メモリに記憶されたデータに含まれる構成情報を送信するように出力装置を制御する段階であって、構成情報は、各UEが属する肯定応答グループと、基地局が肯定応答グループにおいて予め設定した、フィードバックするUEの数と、肯定応答グループにおける各UEに対応するインデックス番号とを示すために使用される、段階を実行するために、メモリに記憶されたプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態の第11態様は、ユーザ機器UEを開示し、UEは、プロセッサ、メモリ、出力装置、入力装置および通信バスを備え、メモリは、プログラムおよびデータを記憶するように構成され、通信バスは、プロセッサ、メモリ、出力装置および入力装置の間で接続および通信を確立するように構成され、プロセッサは、データを基地局へ送信するように出力装置を制御した後、基地局によってフィードバックされた第1レベル肯定応答指示メッセージを受信するように入力装置を制御する段階であって、第1レベル肯定応答指示メッセージは、UEが属する肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され、フラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局がデータを発見したことを示すために使用され、第2状態は、基地局がデータを発見しなかったことを示すために使用され、肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む、段階と、第1レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットステータスを解析する段階とを実行するために、メモリに記憶されたプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態の第11態様に関連して、本発明の実施形態の第11態様の第1の可能な実装において、第1レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、肯定応答グループにおけるUEの数によって決定される。
本発明の実施形態の第11態様、または、第11態様の第1の可能な実装に関連して。本発明の実施形態の第11態様の第2の可能な実装において、プロセッサはさらに、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットステータスが第1状態であることが、解析を用いて認識されたとき、基地局によってフィードバックされた第2レベル肯定応答指示メッセージを受信するように入力装置を制御する段階であって、第2レベル肯定応答指示メッセージは、目標UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを示すために使用され、目標UEは、肯定応答グループにおける、フラグビットステータスが第1状態であるすべてのUEであり、肯定応答フィードバック情報のタイプは、第1タイプまたは第2タイプを含み、第1タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用される、段階と、第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、出力装置によって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを解析する段階とを実行するために、メモリに記憶されたプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態の第11態様の第2の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第11態様の第3の可能な実装において、第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、目標UEの数によって決定される。
本発明の実施形態の第11態様の第2または第3の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第11態様の第4の可能な実装において、プロセッサが、第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、出力装置によって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを解析する方式は、具体的には、目標UEの数についての統計を収集すること、目標UEにおけるUEの位置を決定することであって、第2レベル肯定応答指示メッセージにおけるUEの位置は、目標UEにおけるUEの位置によって決定されること、および、第2レベル肯定応答指示メッセージにおけるUEの位置に基づいて、出力装置によって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを解析することである。
本発明の実施形態の第11態様の第2から第4の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第11態様の第5の可能な実装において、少なくとも1つの目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであることを第2レベル肯定応答指示メッセージが示すとき、第2レベル肯定応答指示メッセージはさらに、少なくとも1つの目標UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用され、点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
本発明の実施形態の第11態様の第2から第5の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第11態様の第6の可能な実装において、プロセッサはさらに、出力装置によって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第1タイプであることが解析を用いて認識されたとき、出力装置によって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したと決定する段階を実行するために、メモリに記憶されたプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態の第11態様の第2から第5の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第11態様の第7の可能な実装において、プロセッサはさらに、出力装置によって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであることが解析を用いて認識されたとき、出力装置によって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗したと決定する段階を実行するために、メモリに記憶されたプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態の第11態様の第5の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第11態様の第8の可能な実装において、プロセッサはさらに、出力装置によって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであることが解析を用いて認識されたされたとき、第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、出力装置によって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを解析する段階を実行するために、メモリに記憶されたプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態の第11態様の第8の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第11態様の第9の可能な実装において、プロセッサはさらに、解析を用いて、出力装置によって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第3状態であると認識されたとき、出力装置によって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突に起因して失敗したと決定する段階を実行するために、メモリに記憶されたプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態の第11態様の第8の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第11態様の第10の可能な実装において、プロセッサはさらに、解析を用いて、出力装置によって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第4状態であると認識されたとき、出力装置によって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いデータ伝送チャネル品質に起因して失敗したと決定する段階を実行するために、メモリに記憶されたプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態の第11態様、または、第11態様の第1の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第11態様の第11の可能な実装において、プロセッサはさらに、解析を用いて、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットステータスが第2状態であることが認識されたされたとき、出力装置によって送信されたデータを基地局が発見しなかったと決定する段階を実行するために、メモリに記憶されたプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態の第11態様、または、第11態様の第1から第11の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第11態様の第12の可能な実装において、データを基地局へ送信するように出力装置を制御した後、基地局によってフィードバックされた第1レベル肯定応答指示メッセージを受信するように入力装置を制御する段階の前に、プロセッサはさらに、基地局によって送信された構成情報を受信するように入力装置を制御する段階であって、構成情報は、UEが属する肯定応答グループと、肯定応答グループにおけるUEの数と、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットとを示すために使用される段階を実行するために、メモリに記憶されたプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態の第12態様は、ユーザ機器UEを開示し、UEは、プロセッサ、メモリ、出力装置、入力装置および通信バスを備え、メモリは、プログラムおよびデータを記憶するように構成され、通信バスは、プロセッサ、メモリ、出力装置および入力装置の間で接続および通信を確立するように構成され、プロセッサは、データを基地局へ送信するように出力装置を制御した後、基地局によってフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信するように入力装置を制御する段階であって、肯定応答指示メッセージは、UEが属する肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号を示すために使用され、目標UEは、肯定応答グループにおける、基地局によってデータが発見された少なくとも1つのUEであり、インデックス番号は、肯定応答グループにおける目標UEの番号であり、肯定応答グループにおける異なる目標UEは、異なるインデックス番号に対応し、肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む、段階と、肯定応答指示メッセージを解析し、肯定応答指示メッセージの中に、UEに対応するインデックス番号があるかどうかを検出する段階とを実行するために、メモリに記憶されたプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態の第12態様に関連して、本発明の実施形態の第12態様の第1の可能な実装において、肯定応答指示メッセージはさらに、目標UEに対応するインデックス番号のフラグビットを示すために使用され、プロセッサはさらに、UEに対応するインデックス番号が肯定応答指示メッセージの中にあることが、解析を用いて認識されたとき、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスを解析する段階であって、インデックス番号のフラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2状態は、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用される、段階を実行するために、メモリに記憶されたプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態の第12態様の第1の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第12態様の第2の可能な実装において、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEがあることを肯定応答指示メッセージが示すとき、肯定応答指示メッセージはさらに、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用され、点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
本発明の実施形態の第12態様の第1または第2の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第12態様の第3の可能な実装において、プロセッサはさらに、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスが第1状態であることが、解析を用いて認識されたとき、出力装置によって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したと決定する段階を実行するために、メモリに記憶されたプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態の第12態様の第1または第2の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第12態様の第4の可能な実装において、プロセッサはさらに、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスが第2状態であることが、解析を用いて認識されたとき、出力装置によって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗したと決定する段階を実行するために、メモリに記憶されたプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態の第12態様の第2の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第12態様の第5の可能な実装において、プロセッサはさらに、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスが第2状態であることが、解析を用いて認識されたとき、肯定応答指示メッセージに基づいて、出力装置によって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを解析する段階を実行するために、メモリに記憶されたプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態の第12態様の第5の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第12態様の第6の可能な実装において、プロセッサはさらに、解析を用いて、出力装置によって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第3状態であると認識されたとき、出力装置によって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突に起因して失敗したと決定する段階を実行するために、メモリに記憶されたプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態の第12態様の第5の可能な実装に関連して、本発明の実施形態の第12態様の第7の可能な実装において、プロセッサはさらに、解析を用いて、出力装置によって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第4状態であると認識されたとき、出力装置によって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いデータ伝送チャネル品質に起因して失敗したと決定する段階を実行するために、メモリに記憶されたプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態の第12態様に関連して、本発明の実施形態の第12態様の第8の可能な実装において、プロセッサはさらに、肯定応答指示メッセージの中に、UEに対応するインデックス番号が無いことが、解析を用いて認識されたとき、出力装置によって送信されたデータを基地局が発見しなかったと決定する段階を実行するために、メモリに記憶されたプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態の第12態様、または、第12態様の第1から第8の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第12態様の第9の可能な実装において、肯定応答指示メッセージのデータ長は予め設定されたデータ長であり、肯定応答指示メッセージによって示される、UEが属する肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号の数は、予め設定されたデータ長を超えない。
本発明の実施形態の第12態様、または、第12態様の第1から第9の可能な実装のいずれか1つに関連して、本発明の実施形態の第12態様の第10の可能な実装において、データを基地局へ送信するように出力装置を制御した後、基地局によってフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信するように入力装置を制御する段階の前に、プロセッサはさらに、基地局によって送信された構成情報を受信するように入力装置を制御する段階であって、構成情報は、UEが属する肯定応答グループと、基地局が肯定応答グループにおいて予め設定した、フィードバックするUEの数と、肯定応答グループにおけるUEに対応するインデックス番号とを示すために使用される、段階を実行するために、メモリに記憶されたプログラムを呼び出すように構成されている。
本発明の実施形態において、基地局は、コンテンション伝送に基づくアップリンクデータ伝送モードにおいて、肯定応答グループにおける各UEがデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得し得て、検出結果に従って、第1レベル肯定応答指示メッセージを生成し得る。第1レベル肯定応答指示メッセージは、肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され、各UEに対応するフラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、UEによって伝送されたデータを基地局が発見したことを示すために使用され、第2状態は、UEによって伝送されたデータを基地局が発見しなかったことを示すために使用される。基地局は、第1レベル肯定応答指示メッセージを送信し得て、その結果、UEは、第1レベル肯定応答指示メッセージを受信し、第1レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、UEに対応するフラグビットステータスを解析し、解析の結果に従って、UEによって送信されたデータが基地局によって発見されたかどうかを認識できる。本発明の実施形態によれば、基地局は、肯定応答指示メッセージを、肯定応答グループにおける複数のUEへ同時にフィードバックでき、その結果、UEは、UEによって伝送されたデータが基地局によって発見されたかどうかを適時に認識することが分かり得る。このようにして、UEがデータを伝送したが、基地局がデータを検出し損ない、肯定応答指示メッセージをフィードバックしないという問題を解決できる。
本発明の実施形態における技術的解決法をより明確に説明すべく、以下、実施形態を説明するために必要な添付図面を簡潔に説明する。以下の説明における添付図面は、本発明の一部の実施形態を示しているに過ぎず、当業者ならば、創造的努力なく、これらの添付図面から他の図面をさらに導き出し得ることは明らかである。
本発明の実施形態に係るネットワークアーキテクチャの概略図である。
本発明の実施形態に係る、データ伝送のための肯定応答指示方法の概略フローチャートである。
本発明の実施形態に係るビットマップベース肯定応答指示の初期構成の概略図である。
本発明の実施形態に係る、データ伝送のための別の肯定応答指示方法の概略フローチャートである。
本発明の実施形態に係る、ビットマップベースの肯定応答指示メッセージの概略図である。
本発明の実施形態に係る、データ伝送のためのさらに別の肯定応答指示方法の概略フローチャートである。
本発明の実施形態に係る、データ伝送のためのさらに別の肯定応答指示方法の概略フローチャートである。
本発明の実施形態に係る、インデックスベースの肯定応答指示メッセージの概略図である。
本発明の実施形態に係る、データ伝送のためのなおさらに別の肯定応答指示方法の概略フローチャートである。
本発明の実施形態に係る、データ伝送のためのさらなる肯定応答指示方法の概略フローチャートである。
本発明の実施形態に係る、データ伝送のためのなおさらなる肯定応答指示方法の概略フローチャートである。
本発明の実施形態に係る、データ伝送のためのなおさらなる肯定応答指示方法の概略フローチャートである。
本発明の実施形態に従って基地局の概略構造図である。
本発明の実施形態に係る別の基地局の概略構造図である。
本発明の実施形態に係るさらに別の基地局の概略構造図である。
本発明の実施形態に係るさらに別の基地局の概略構造図である。
本発明の実施形態に係るなおさらに別の基地局の概略構造図である。
本発明の実施形態に係るさらなる基地局の概略構造図である。
本発明の実施形態に係るユーザ機器の概略構造図である。
本発明の実施形態に係る別のユーザ機器の概略構造図である。
本発明の実施形態に係るさらに別のユーザ機器の概略構造図である。
本発明の実施形態に係るさらに別のユーザ機器の概略構造図である。
本発明の実施形態に係るなおさらに別のユーザ機器の概略構造図である。
本発明の実施形態に係るさらなるユーザ機器の概略構造図である。
本発明の実施形態における添付図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決法を以下で明確かつ完全に説明する。説明される実施形態が、本発明の実施形態のすべてではなく一部であるに過ぎないことは明らかである。当業者によって、創造的努力なく、本発明の実施形態に基づいて取得されるすべての他の実施形態は、本発明の保護範囲に属するものとする。
本発明の実施形態は、データ伝送のための肯定応答指示方法、および、関連デバイスを開示する。それにより、肯定応答指示メッセージを肯定応答グループにおける複数のUEへ同時にフィードバックでき、UEは、UEによって伝送されたデータが基地局によって発見されたかどうかを適時に認識することができる。このようにして、UEがデータを伝送したが、基地局がデータを検出し損ない、肯定応答指示メッセージをフィードバックしないという問題を解決できる。詳細は以下で個別に説明する。
本発明の実施形態において開示される、データ伝送のための肯定応答指示方法および関連デバイスを理解しやすくするために、最初に、本発明の実施形態が適用されるネットワークアーキテクチャを以下において説明する。図1を参照すると、図1は、本発明の実施形態に係るネットワークアーキテクチャの概略図である。図1に示されるネットワークアーキテクチャは、基地局および複数のユーザ機器(User Equipment、略称:UE)を含み得る。基地局は、無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network, WLAN)を使用することによって、複数のUEへ通信可能に接続され得る。図1に示されるネットワークアーキテクチャにおいて、UEは、携帯電話、タブレットコンピュータ、パームトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、モバイルインターネットデバイス(Mobile Internet Device、MID)、またはウェアラブルデバイス(スマートウォッチまたはスマートバンドなど)などを含み得る。これは、本発明の実施形態において限定されるものではない。
図1に示されるネットワークアーキテクチャにおいて、基地局は、複数のUEの同時アクセスを許容でき、基地局は、アクセスされた複数のUEにトランスポートチャンネルを割り当て得る。トランスポートチャンネルが割り当てられたUEは、UEの対応するトランスポートチャンネル上で、アップリンクデータを基地局へ伝送する。加えて、基地局は、アクセスされたいくつかのUEに任意のトランスポートチャンネルを割り当てないことがあり得て、いずれのUEにも割り当てられていないアイドルチャネルがある。どのトランスポートチャンネルも割り当てられていないUEは、コンテンション方式を用いて、いずれのUEにも割り当てられていないアイドルチャネル上で、データを基地局へ伝送し得る。図1に示されるネットワークアーキテクチャにおいて、複数のユーザ機器、すなわち、UE1、UE2、...、およびUEnは、それぞれ対応するトランスポートチャンネル上で、アップリンクデータを基地局へ伝送し得る。ここで、nは0より大きい正の整数である。基地局は、データを検出し、肯定応答指示メッセージをUEへフィードバックし得る。その結果、UEは、UEによって伝送されたデータが基地局によって発見されたかどうかを適時に認識する。基地局は、アクセスされたUEをグループすることによって、複数のUEを複数の肯定応答グループにグループ化し得る。基地局は、各肯定応答グループについて、肯定応答グループにおけるUEによって伝送されたデータを検出し、同時に、肯定応答指示メッセージを肯定応答グループにおけるUEへフィードバックし得る。 ここで、UE1、UE2、...、およびUEnは、同一の肯定応答グループにおけるUEとみなされ得る。基地局は、この肯定応答グループにおけるデータを検出し、同時に、ビットマップまたはインデックスを使用することによって、肯定応答指示メッセージをUE1、UE2、...、およびUEnへフィードバックし得て、肯定応答グループにおけるUEは、肯定応答指示メッセージを受信および解析し得る。図1に示されるネットワークアーキテクチャによれば、基地局は、肯定応答指示メッセージを、肯定応答グループにおける複数のUEへ同時にフィードバックでき、その結果、UEは、UEによって伝送されたデータが基地局によって発見されたかどうかを適時に認識する。このようにして、UEがデータを伝送したが、基地局がデータを検出し損ない、肯定応答指示メッセージをフィードバックしないという問題を解決できる。
図1に示されるネットワークアーキテクチャに基づいて、本発明の実施形態は、データ伝送のための肯定応答指示方法を開示する。図2を参照すると、図2は、本発明の実施形態に係る、データ伝送のための肯定応答指示方法の概略フローチャートである。図2に記載されている方法において、肯定応答指示メッセージは、ビットマップ指示方式で、複数のUEへ同時にフィードバックされる。図2に示されるように、データ伝送のための肯定応答指示方法は、以下の段階を備え得る。
201:基地局が、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEがデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得する。
本発明のこの実施形態において、基地局は、複数のアクセスされたUEをグループ化し、複数のUEを複数の肯定応答グループにグループ化し得て、その結果、基地局は、グループにおけるUEに対して一括処理を実行できる。1つの肯定応答グループには、データが基地局によって検出されることになっている各UEが含まれ、すなわち、基地局は、肯定応答グループに含まれる各UEに対してデータ検出を実行できる。各肯定応答グループについて、基地局は、肯定応答グループにおける各UEがデータを伝送したかどうかをリアルタイムに検出して検出結果を取得し得て、または、基地局は、肯定応答グループにおける各UEがデータを伝送したかどうかを予め設定された時間間隔で検出して検出結果を取得し得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。
本発明のこの実施形態において、基地局は主に、コンテンション方式を用いて伝送されるアップリンクデータを検出する。すなわち、コンテンション伝送領域にある、肯定応答グループにおけるUEによって伝送されたデータに対してブラインド検出を実行し、検出結果を取得し得る。
任意の実装において、基地局が、ビットマップを使用することによって、肯定応答指示メッセージを複数のUEへ同時にフィードバックするとき、基地局が、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEがデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得する段階201を実行する前に、図2に記載される方法は、以下の段階をさらに備え得る。
21)基地局は、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEへ構成情報を送信し、構成情報は、各UEが属する肯定応答グループと、肯定応答グループにおけるUEの数と、肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットとを示すために使用される。
この実装において、図3を参照すると、図3は、本発明の実施形態に係る、ビットマップベースの肯定応答指示の初期構成の概略図である。図3に示されるように、基地局は、アクセスされたUEを肯定応答グループ1、肯定応答グループ2、...、および肯定応答グループnにグループ化し得て、各肯定応答グループは、複数のUEを含み、nは0より大きい正の整数である。複数の肯定応答グループは、同一の数のUEを有し得るか、または、異なる数のUE有し得て、各UEは、UEが属する肯定応答グループにおける対応するフラグビット、すなわち、UEが属する肯定応答グループにおけるUEの位置を有し得る。
この実装において、UEが基地局にアクセスするとき、基地局は、UEについて、アップリンクデータ肯定応答に関連する構成情報を構成し得て、構成情報をUEへ送信し得る。構成情報は、セル固有構成情報(図3において示されていない)およびUE固有構成情報(図3において示される)を含み得る。セル固有構成情報は、UEが位置するセルのセルID(すなわちセルアイデンティティ)およびセルSRS(Sounding Reference Signal、サウンディング参照信号)、セルSRSの送信期間、期間におけるオフセット、および同様のものを示すために使用され得て、セル固有構成情報は、同一セルにおけるすべてのUEについて同一である。UEが属する肯定応答グループ、肯定応答グループにおけるUEの数、および、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットに加えて、UE固有構成情報が、C‐RNTI(Cell Radio Network Temporary Identifier、セル無線ネットワーク一時識別子)、すなわち、基地局によってUEに割り当てられた動的識別子を示すために使用され得る。異なるUEは、異なるUE固有構成情報を有する。
202:基地局は、検出結果に従って、第1レベル肯定応答指示メッセージを生成し、第1レベル肯定応答指示メッセージは、肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され、フラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局がデータを発見したことを示すために使用され、第2状態は基地局がデータを発見しなかったことを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、基地局は、肯定応答グループにおけるUEがデータを伝送したかどうかを検出することによって取得された検出結果に従って、第1レベル肯定応答指示メッセージを生成し得る。第1レベル肯定応答指示メッセージは、肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され得て、各UEに対応するフラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み得て、第1状態は、UEによって伝送されたデータを基地局が発見したことを示すために使用され、第2状態は、UEによって伝送されたデータを基地局が発見しなかったことを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、フラグビットステータスは、1ビットによって表され得て、0および1はそれぞれ、2つの状態を表す。例えば、1は第1状態、すなわち、基地局がデータを発見したことを表し、0は第2状態、すなわち、基地局がデータを発見しなかったことを表す。基地局が、肯定応答グループにおいて、特定のUEによって伝送されたデータを発見したとき、基地局は、第1レベル肯定応答指示メッセージにおける、当該UEに対応するフラグビットを1に設定する。基地局が、肯定応答グループにおいて、特定のUEによって伝送されたデータを発見しなかったとき、基地局は、第1レベル肯定応答指示メッセージにおける、当該UEに対応するフラグビットを0にリセットする。加えて、代替的に、第1状態を表すために0が使用され得て、第2状態を表すために1が使用され得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。
本発明のこの実施形態において、第1レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、肯定応答グループにおけるUEの数によって決定され得る。例えば、1つのUEが1ビットによって表され、かつ、肯定応答グループが合計で10のUEを含むとき、第1レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は10ビットである。1つのUEが2ビットによって表されるとき、第1レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は20ビットである。
203:基地局が第1レベル肯定応答指示メッセージを送信する。
本発明のこの実施形態において、基地局は、ブロードキャストを用いて第1レベル肯定応答指示メッセージを送信し得て、その結果、肯定応答グループにおける、データを伝送したUEは、第1レベル肯定応答指示メッセージを受信できる。
任意の実装において、基地局が第1レベル肯定応答指示メッセージを送信する段階203の具体的な実装は、基地局が、肯定応答グループに対応する第1肯定応答リソース上で第1レベル肯定応答指示メッセージを送信する段階を含み得る。
この実装において、肯定応答グループに対応する第1肯定応答リソースは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel、物理ダウンリンク制御チャネル)またはPDSCH(Physical Downlink Shared Channel、物理ダウンリンク共有チャネル)を含み得るが、これらに限定されるものではない。各肯定応答グループは、対応する肯定応答リソースを有し、異なる肯定応答グループは、異なる肯定応答リソースに対応する。
この実装において、基地局は、肯定応答グループに対応する第1肯定応答リソース上で第1レベル肯定応答指示メッセージを送信し、肯定応答グループにおけるUEは、第1レベル肯定応答指示メッセージを受信でき、基地局によって送信された構成情報に従って、第1レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、UEに対応するフラグビットステータスを解析し、UEによって伝送されたデータが未検出かどうかを決定する。
図2に記載される方法において、基地局は、肯定応答グループにおける各UEがデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得し得て、検出結果に従って、第1レベル肯定応答指示メッセージを生成し得る。第1レベル肯定応答指示メッセージは、肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され、各UEに対応するフラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、UEによって伝送されたデータを基地局が発見したことを示すために使用され、第2状態は、UEによって伝送されたデータを基地局が発見しなかったことを示すために使用される。基地局は、第1レベル肯定応答指示メッセージを送信し得て、その結果、UEは、第1レベル肯定応答指示メッセージを受信し、第1レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、UEに対応するフラグビットステータスを解析し、解析の結果に従って、UEによって送信されたデータが基地局によって発見されたかどうかを認識できる。図2に記載の方法によれば、コンテンション伝送に基づくアップリンクデータ伝送モードにおいて、基地局は、肯定応答グループにおける複数のUEへ肯定応答指示メッセージを同時にフィードバックでき、その結果、UEは、UEによって伝送されたデータが基地局によって発見されたかどうかを適時に認識できるということが分かり得る。このようにして、UEがデータを伝送したが、基地局がデータを検出し損ない、肯定応答指示メッセージをフィードバックしないという問題を解決できる。
図1に示されるネットワークアーキテクチャに基づいて、本発明の実施形態は、データ伝送のための別の肯定応答指示方法を開示する。図4を参照すると、図4は、本発明の実施形態に係る、データ伝送のための別の肯定応答指示方法の概略フローチャートである。図4に記載される方法において、肯定応答指示メッセージは、ビットマップ指示方式で、複数のUEへ同時にフィードバックされる。図4に示されるように、データ伝送のための肯定応答指示方法は、以下の段階を備え得る。
401:基地局が、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEがデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得する。
本発明のこの実施形態において、基地局は、肯定応答グループにおける各UEとの通信接続を確立する必要がある。肯定応答グループには、データが基地局によって検出されることになっている各UEが含まれる。
任意の実装において、段階401の前に、図4に記載の方法は、以下の段階をさらに備え得る。
41)基地局は、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEへ構成情報を送信し、構成情報は、各UEが属する肯定応答グループと、肯定応答グループにおけるUEの数と、肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットとを示すために使用される。
402:基地局が、検出結果に従って、第1レベル肯定応答指示メッセージを生成し、第1レベル肯定応答指示メッセージは、肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され、フラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局がデータを発見したことを示すために使用され、第2状態は基地局がデータを発見しなかったことを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、第1レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、肯定応答グループにおけるUEの数によって決定される。
403:基地局が第1レベル肯定応答指示メッセージを送信する。
任意の実装において、基地局が第1レベル肯定応答指示メッセージを送信する段階403の具体的な実装は、基地局が、肯定応答グループに対応する第1肯定応答リソース上で第1レベル肯定応答指示メッセージを送信する段階を含む。
404:肯定応答グループにおけるUEの中に目標UEがあるとき、基地局は、目標UEによって伝送されたデータを点検し、点検結果を取得する。
本発明のこの実施形態において、目標UEは、フラグビットステータスが第1状態であるすべてのUE、すなわち、データが基地局によって発見されたUEである。基地局は、データが発見されたすべての目標UEによって伝送されたデータを点検し、点検結果を取得し得る。
405:基地局が、点検結果に従って第2レベル肯定応答指示メッセージを生成する。第2レベル肯定応答指示メッセージは、目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを示すために使用され、肯定応答フィードバック情報のタイプは、第1タイプまたは第2タイプを含み、第1タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、基地局は、すべての目標UEによって伝送されたデータを点検することによって取得された点検結果に従って第2レベル肯定応答指示メッセージを生成し得る。第2レベル肯定応答指示メッセージは、目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを示すために使用され得て、各目標UEに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプは、第1タイプまたは第2タイプを含み得る。第1タイプは、目標UEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したことを示すために使用され、第2タイプは、目標UEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗したことを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、肯定応答フィードバック情報のタイプは、1ビットによって表され得て、0および1はそれぞれ、2つのタイプを表す。例えば、1は第1タイプ、すなわち、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを表し、0は第2タイプ、すなわち、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを表す。特定の目標UEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したとき、基地局は、第2レベル肯定応答指示メッセージにおける、当該目標UEに対応する位置を1に設定する。これは、基地局による、目標UEに対する肯定応答のフィードバックとみなされ得る。特定の目標UEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗したとき、基地局は、第2レベル肯定応答指示メッセージにおける、当該目標UEに対応する位置を0にリセットする。これは、基地局による、目標UEに対する否定応答のフィードバックとみなされ得る。加えて、代替的に、0は第1タイプを表すために使用され得て、1は第2タイプを示すために使用され得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。
本発明のこの実施形態において、第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、肯定応答グループにおける、フラグビットステータスが第1状態である目標UEの数によって決定される。例えば、1つの目標UEが1ビットによって表され、かつ、5つの目標UEがあるとき、第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は5ビットである。1つの目標UEが2ビットによって表されるとき、第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は10ビットである。基地局は、肯定応答グループにおける各目標UEの位置に従って、肯定応答グループにおける、フラグビットステータスが第1状態である目標UEの数についての統計を収集することによって、第2レベル肯定応答指示メッセージにおける各目標UEに対応する位置を決定し得る。
図5を参照すると、図5は、本発明の実施形態に係るビットマップベースの肯定応答指示メッセージの概略図である。図5に示されるように、基地局は最初に、各肯定応答グループについて、第1レベル肯定応答指示メッセージを生成する。各UEは、1ビットによって表され、1は基地局がUEによって伝送されたデータを発見したことを表し、0は基地局がUEによって伝送されたデータを発見しなかったことを表し、第1レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、肯定応答グループにおけるUEの数によって決定される。例えば、肯定応答グループの中に10のUEがあるとき、第1レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は10ビットである。基地局は、第1レベル肯定応答指示メッセージにおける、フラグビットステータスが第1状態(すなわち、フラグビットステータスが1)であるすべての目標UEを取得し得て、これらの目標UEによって伝送されたデータを点検し、第2レベル肯定応答指示メッセージを生成し得る。図5に示されるように、各目標UEは、第2レベル肯定応答指示メッセージにおいて、1ビットによって表され得る。肯定応答グループ1に対応する第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は4ビットであり(すなわち、4つの目標UEがある)、肯定応答グループ2に対応する第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は5ビットであり(すなわち、5つの目標UEがある)、肯定応答グループnに対応する第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は6ビットである(すなわち、6つの目標UEがある)。第2レベル肯定応答指示メッセージにおいて、1は、目標UEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したことを表し、0は、目標UEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗したことを表す。
任意の実装において、第2レベル肯定応答指示メッセージが、少なくとも1つの目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであることを示すとき、すなわち、少なくとも1つの目標UEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗したとき、第2レベル肯定応答指示メッセージはさらに、少なくとも1つの目標UEによって伝送されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用され得る。点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
この実装において、点検失敗ステータスは、データ点検失敗の理由とみなされ得る。この場合、各目標UEは、第2レベル肯定応答指示メッセージにおいて2ビットによって表され得る。1ビットは、目標UEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したかどうかを示すために使用され、例えば、1は点検が成功したことを表し、0は点検が失敗したことを表す。他のビットは、目標UEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗した理由を示すために使用される。例えば1は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを表し、0は、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたデータ点検失敗を表す。この場合、第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、1つの目標UEが1ビットによって表されるときに取得されるデータ長の2倍である。例えば、1つの目標UEが1ビットによって表され、かつ、5つの目標UEがあるとき、第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は5ビットである。1つの目標UEが2ビットによって表されるとき、第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は10ビットである。特定の目標UEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したとき、データ点検失敗ステータスを示すために使用されるビットは、無効文字Invalidもしくはヌル文字Nullによって表され得るか、または、別の規定の方式によって表され得る。これはこの実装に限定されるものではない。この実装によれば、UEは、UEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗した理由を認識することができ、その結果、基地局とUEとの間の通信は、透明性がより高くなる。
406:基地局が第2レベル肯定応答指示メッセージを送信する。
任意の実装において、基地局が第2レベル肯定応答指示メッセージを送信する段階406の具体的な実装は、基地局が、肯定応答グループに対応する第2肯定応答リソース上で第2レベル肯定応答指示メッセージを送信する段階を含み得る。
この実装において、第1レベル肯定応答指示メッセージを送信するために使用される第1肯定応答リソース、および、第2レベル肯定応答指示メッセージを送信するために使用される第2肯定応答リソースは、異なる肯定応答リソースであり得る。基地局が肯定応答グループに対応するPDCCH上で第1レベル肯定応答指示メッセージを送信するとき、基地局は、肯定応答グループに対応するPDCCH上で第2レベル肯定応答指示メッセージも送信し得る。この場合、第1レベル肯定応答指示メッセージおよび第2レベル肯定応答指示メッセージは、PDCCH上の異なる周波数領域リソース上で送信され、すなわち、PDCCHの異なる周波数領域サブチャネル上で送信される。同様に、基地局が肯定応答グループに対応するPDSCH上で第1レベル肯定応答指示メッセージを送信するとき、基地局は、肯定応答グループに対応するPDSCH上で第2レベル肯定応答指示メッセージも送信し得る。この場合、第1レベル肯定応答指示メッセージおよび第2レベル肯定応答指示メッセージは、PDSCH上の異なる周波数領域リソース上で送信され、すなわち、PDSCHの異なる周波数領域サブチャネル上で送信される。
任意の実装において、肯定応答グループにおけるすべてのUEに対応するフラグビットステータスが第2状態であるとき、すなわち、基地局が、肯定応答グループにおけるすべてのUEによって伝送されたデータのうちのいずれも発見しなかったとき、基地局は、データ点検操作を実行する必要は無く、すなわち、段階404から406を実行する必要は無く、第1レベル肯定応答指示メッセージのみを送信する必要がある。
図4に記載の方法によれば、コンテンション伝送に基づくアップリンクデータ伝送モードにおいて、基地局は、肯定応答グループにおける複数のUEへ肯定応答指示メッセージを同時にフィードバックでき、その結果、UEは、UEによって伝送されたデータが基地局によって発見されたかどうかを適時に認識できる。このようにして、UEがデータを伝送したが、基地局がデータを検出し損ない、肯定応答指示メッセージをフィードバックしないという問題を解決できる。加えて、肯定応答メッセージが、ビットマップを使用することによってフィードバックされるとき、フィードバックは、2つのレベルの指示を使用することによって実行され得て、その結果、データ検出結果に加えて、データ点検結果を示すことができ、UEは、UEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したかどうかを適時に認識できる。
図1に示されるネットワークアーキテクチャに基づいて、本発明の実施形態は、データ伝送のためのさらに別の肯定応答指示方法を開示する。図6を参照すると、図6は、本発明の実施形態に係る、データ伝送のためのさらに別の肯定応答指示方法の概略フローチャートである。図6に記載される方法において、肯定応答指示メッセージは、インデックス指示方式で、複数のUEへ同時にフィードバックされる。図6に示されるように、データ伝送のための肯定応答指示方法は、以下の段階を備え得る。
601:基地局が、肯定応答グループにおける各UEがデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得する。
本発明のこの実施形態では、基地局は、コンテンション伝送に基づくアップリンクデータ伝送モードにおいて、複数のアクセスされたUEをグループ化し、複数のUEを複数の肯定応答グループにグループ化し得る。1つの肯定応答グループには、データが基地局によって検出されることになっている各UEが含まれる。各肯定応答グループについて、基地局は、肯定応答グループにおける各UEがデータを伝送したかどうかをリアルタイムに検出して検出結果を取得し得て、または、基地局は、肯定応答グループにおける各UEがデータを伝送したかどうかを予め設定された時間間隔で検出して検出結果を取得し得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。
任意の実装において、基地局が、インデックスを使用することによって、肯定応答指示メッセージを複数のUEへ同時にフィードバックするとき、基地局が段階601を実行する前に、図6に記載される方法はさらに、以下の段階を備え得る。
61)基地局は、肯定応答グループにおける各UEへ構成情報を送信し、構成情報は、各UEが属する肯定応答グループと、基地局が肯定応答グループにおいて予め設定した、フィードバックするUEの数と、肯定応答グループにおける各UEに対応するインデックス番号とを示すために使用される。
この実装において、UEが基地局にアクセスするとき、基地局は、UEについて、アップリンクデータ肯定応答に関連する構成情報を構成し得て、構成情報をUEへ送信し得る。構成情報は、セル固有構成情報およびUE固有構成情報を含み得る。セル固有構成情報は、UEが位置するセルのセルIDおよびセルSRS、セルSRSの送信期間、期間におけるオフセット、および同様のものを示すために使用され得て、セル固有構成情報は、同一セルにおけるすべてのUEについて同一である。UE固有構成情報は、UEが属する肯定応答グループと、基地局が肯定応答グループにおいて予め設定した、フィードバックするUEの数と、肯定応答グループにおけるUEに対応するインデックス番号とに加えて、C‐RNTIを示すために使用され得る。異なるUEは異なるUE固有構成情報を有する。
この実装において、肯定応答グループにおけるUEに対応するインデックス番号は、アラビア数字1、2、もしくは3などによって表され得るか、または、二進数00、01、もしくは011などによって表され得るか、または、文字A、B、A1、もしくはA2などによって表され得る。これは、本発明のこの実施形態に限定されるものではない。
602:基地局は、検出結果に従って肯定応答指示メッセージを生成する。肯定応答指示メッセージは、肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号を示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、基地局は、肯定応答グループにおけるUEがデータを伝送したかどうかを検出することによって取得される検出結果に従って肯定応答指示メッセージを生成し得て、肯定応答指示メッセージは、肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号を示すために使用され得る。目標UEは、肯定応答グループにおける、データが基地局によって発見された少なくとも1つのUEであり、インデックス番号は、肯定応答グループにおける目標UEの番号であり、肯定応答グループにおける異なる目標UEは、異なるインデックス番号に対応する。基地局が、肯定応答グループにおいて、特定の目標UEによって伝送されたデータを発見したとき、基地局は、当該目標UEに対応するインデックス番号を肯定応答指示メッセージに追加する。基地局が、肯定応答グループにおいて、特定の目標UEによって伝送されたデータを発見しなかったとき、基地局は、当該目標UEに対応するインデックス番号を肯定応答指示メッセージに追加しない。基地局が、肯定応答グループにおいて、UEによって伝送されたデータを発見しなかったとき、目標UEが無く、無効文字Invalidまたはヌル文字Nullが肯定応答指示メッセージに入り得る。
本発明のこの実施形態において、肯定応答指示メッセージのデータ長は、予め設定されたデータ長であり得て、すなわち、肯定応答指示メッセージのデータ長は、構成可能であり、基地局によって予め設定され得て、肯定応答グループにおけるUEの数によって異なるということはない。肯定応答指示メッセージのデータ長は、構成情報の中にある、基地局が肯定応答グループにおいて予め設定した、フィードバックするUEの数によって決定され得て、通常、肯定応答指示メッセージに含まれるインデックス番号の数は、予め設定されたデータ長を超えない。例えば、基地局が肯定応答グループにおいて予め設定した、フィードバックするUEの数が5つであるとき、肯定応答指示メッセージは、最大で5つのインデックス番号を含むことができる。基地局が、5つより多くの目標UEによって伝送されたデータを発見したとき、基地局は、過剰な目標UEに対応するインデックス番号を破棄する。基地局が、5つより少ない目標UEによって伝送されたデータを発見したとき、基地局は、無効文字Invalidまたはヌル文字Nullを使用して、肯定応答指示メッセージにおける過剰な位置を表す。リソースの浪費を回避するために、通常、予め設定されたデータ長として構成され得る最大長は、肯定応答グループにおけるUEの数によって決定され得る。例えば、1つのUEが1ビットによって示され、肯定応答グループが10のUEを含むとき、予め設定されたデータ長は最大10ビットであり得る。1つのUEが2ビットによって示されるとき、予め設定されたデータ長は最大20ビットであり得る。異なる肯定応答グループでは、基地局によって設定される肯定応答指示メッセージのデータ長は異なり得る。
603:基地局が肯定応答指示メッセージを送信する。
本発明のこの実施形態において、基地局は、ブロードキャストを用いて肯定応答指示メッセージを送信し得る。
任意の実装において、基地局が肯定応答指示メッセージを送信する段階603の具体的な実装は、基地局が、肯定応答グループに対応する肯定応答リソース上で肯定応答指示メッセージを送信する段階を含み得る。
この実装において、肯定応答グループに対応する肯定応答リソースは、これらに限定されないが、PDCCHまたはPDSCHを含み得て、各肯定応答グループは、対応する肯定応答リソースを有し、異なる肯定応答グループは、異なる肯定応答リソースに対応する。
この実装において、基地局は、肯定応答グループに対応する肯定応答リソース上で肯定応答指示メッセージを送信し、肯定応答グループにおけるUEは、肯定応答指示メッセージを受信し得て、基地局によって送信された構成情報に従って肯定応答指示メッセージを解析し得て、肯定応答指示メッセージの中に、UEに対応するインデックス番号があるかどうかを検出する。特定のUEが、肯定応答指示メッセージの中に、当該UEに対応するインデックス番号を発見したとき、これは、当該UEによって伝送されたデータを基地局が発見したことを示し得る。特定のUEが、肯定応答指示メッセージの中に、当該UEに対応するインデックス番号を発見しなかったとき、これは、当該UEによって伝送されたデータを基地局が発見しなかったことを示し得る。
図6に記載される方法において、基地局は、肯定応答グループにおける各UEがデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得し得て、検出結果に従って、肯定応答指示メッセージを生成し得る。肯定応答指示メッセージは、肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号を示すために使用され、目標UEは、基地局によってデータが発見された、肯定応答グループにおける少なくとも1つのUEである。基地局は肯定応答指示メッセージを送信し得る。図6に記載の方法によれば、コンテンション伝送に基づくアップリンクデータ伝送モードにおいて、基地局は、肯定応答グループにおける複数のUEへ肯定応答指示メッセージを同時にフィードバックでき、その結果、UEは、UEによって伝送されたデータが基地局によって発見されたかどうかを適時に認識できるということが分かり得る。このようにして、UEがデータを伝送したが、基地局がデータを検出し損ない、肯定応答指示メッセージをフィードバックしないという問題を解決できる。
図1に示されるネットワークアーキテクチャに基づいて、本発明の実施形態は、データ伝送のためのさらに別の肯定応答指示方法を開示する。図7を参照すると、図7は、本発明の実施形態に係る、データ伝送のためのさらに別の肯定応答指示方法の概略フローチャートである。図7に記載される方法において、肯定応答指示メッセージは、インデックス指示方式で、複数のUEへ同時にフィードバックされる。図7に示されるように、データ伝送のための肯定応答指示方法は、以下の段階を備え得る。
701:基地局は、肯定応答グループにおける各UEがデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得する。肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む。
任意の実装において、図7に記載の方法は、段階701の前に、以下の段階をさらに備え得る。
71)基地局は、肯定応答グループにおける各UEへ構成情報を送信し、構成情報は、各UEが属する肯定応答グループと、基地局が肯定応答グループにおいて予め設定した、フィードバックするUEの数と、肯定応答グループにおける各UEに対応するインデックス番号とを示すために使用される。
702:基地局は、検出結果に従って肯定応答指示メッセージを生成する。肯定応答指示メッセージは、肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号と、目標UEに対応するインデックス番号のフラグビットとを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、目標UEは、肯定応答グループにおける、データが基地局によって発見された少なくとも1つのUEであり、インデックス番号は、肯定応答グループにおける目標UEの番号であり、肯定応答グループにおける異なる目標UEは、異なるインデックス番号に対応する。
本発明のこの実施形態において、肯定応答指示メッセージのデータ長は、予め設定されたデータ長であり、肯定応答指示メッセージによって示される、目標UEに対応するインデックス番号の数は、予め設定されたデータ長を超えない。
703:基地局は、目標UEによって伝送されたデータを点検し、点検結果を取得する。
本発明のこの実施形態において、基地局が、肯定応答グループにおいて、目標UEによって伝送されたデータを発見したとき、基地局は、目標UEによって伝送されたデータを点検し、点検結果を取得し得る。
704:基地局は、点検結果に従って、目標UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスを生成する。インデックス番号のフラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2状態は、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、肯定応答指示メッセージによって示される各インデックス番号の後に、1つのフラグビットが確保され得て、フラグビットステータスは、データ点検結果を使用することによって生成され得て、0および1は、フラグビットの2つの状態を表すために、それぞれ使用され得る。例えば、1は第1状態を表し、0は第2状態を表す。特定の目標UEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したとき、基地局は、目標UEに対応するインデックス番号のフラグビットを1に設定する。これは、基地局による、目標UEに対する肯定応答のフィードバックとみなされ得る。特定の目標UEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗したとき、基地局は、目標UEに対応するインデックス番号のフラグビットを0にリセットする。これは、基地局による、目標UEに対する否定応答のフィードバックとみなされ得る。加えて、代替的に、0は第1タイプを表すために使用され得て、1は第2タイプを示すために使用され得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。
図8を参照すると、図8は、本発明の実施形態に係る、インデックスベースの肯定応答指示メッセージの概略図である。図8に示されるように、各肯定応答グループについて、基地局は、肯定応答グループに対応する肯定応答指示メッセージに、データが基地局によって発見されたUEに対応するインデックス番号Indexを追加し、インデックス番号の後に1つのフラグビットを確保する。フラグビットステータスが1であるとき、これは、インデックス番号に対応するUEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したことを示す。この場合、基地局は、肯定応答をUEへフィードバックする。フラグビットステータスが0であるとき、これは、インデックス番号に対応するUEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗したことを示す。この場合、基地局は、否定応答をUEへフィードバックする。各肯定応答グループに対応する肯定応答指示メッセージのデータ長は、各基地局によって予め設定される。従って、肯定応答グループにおける、データが基地局によって発見されたUEの数が、肯定応答指示メッセージのデータ長を超えたとき、過剰なUEは破棄される。肯定応答グループにおける、データが基地局によって発見されたUEの数が、肯定応答指示メッセージのデータ長より少ないとき、NullまたはInvalidが過剰位置に入り得る。
任意の実装において、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEがあること、すなわち、目標UEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗したことを肯定応答指示メッセージが示すとき、肯定応答指示メッセージはさらに、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEによって伝送されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用され得る。点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
この実装において、データが発見された各目標UEは、肯定応答指示メッセージにおける3つのビットによって示され得る。第1ビットは、目標UEのインデックス番号を示すために使用される。第2ビットは、インデックス番号のフラグビットステータスを示すために使用される。例えば、1は点検が成功したことを表し、0は点検が失敗したことを表す。第3ビットは、目標UEによって伝送されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用される。例えば1は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを表し、0は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを表す。この実装によれば、UEは、UEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗した理由を認識することができ、その結果、基地局とUEとの間の通信の透明性がより高くなる。
705:基地局が肯定応答指示メッセージを送信する。
任意の実装において、基地局が肯定応答指示メッセージを送信する段階705の具体的な実装は、基地局が、肯定応答グループに対応する肯定応答リソース上で肯定応答指示メッセージを送信する段階を含み得る。
図7に記載の方法によれば、コンテンション伝送に基づくアップリンクデータ伝送モードにおいて、基地局は、肯定応答グループにおける複数のUEへ肯定応答指示メッセージを同時にフィードバックでき、その結果、UEは、UEによって伝送されたデータが基地局によって発見されたかどうかを適時に認識できる。このようにして、UEがデータを伝送したが、基地局がデータを検出し損ない、肯定応答指示メッセージをフィードバックしないという問題を解決できる。加えて、肯定応答メッセージが、インデックスを使用することによってフィードバックされるとき、データ検出結果に加えて、データ点検結果を示すことができ、その結果、UEは、UEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したかどうかを適時に認識できる。
図1に示されるネットワークアーキテクチャに基づいて、本発明の実施形態は、データ伝送のためのなおさらに別の肯定応答指示方法を開示する。図9を参照すると、図9は、本発明の実施形態に係る、データ伝送のためのなおさらに別の肯定応答指示方法の概略フローチャートである。図9に記載される方法において、肯定応答指示メッセージは、ビットマップ指示方式で、複数のUEへ同時にフィードバックされる。図9に示されるように、データ伝送のための肯定応答指示方法は、以下の段階を備え得る。
901:ユーザ機器UEは、データを基地局へ送信した後に、基地局によってフィードバックされた第1レベル肯定応答指示メッセージを受信し、第1レベル肯定応答指示メッセージは、UEが属する肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され、フラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局がデータを発見したことを示すために使用され、第2状態は、基地局がデータを発見しなかったことを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、UEがアップリンクデータを基地局へ送信した後に、UEは、ビットマップを使用することによって基地局によってフィードバックされた第1レベル肯定応答指示メッセージを受信し得る。第1レベル肯定応答指示メッセージは、UEが属する肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され、フラグビットステータスは、UEによって送信されたデータが基地局によって発見されたかどうかを示すために使用され得る。肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む。
本発明のこの実施形態において、第1レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、UEが属する肯定応答グループにおけるUEの数によって決定される。
任意の実装において、図9に記載の方法は、段階901の前に、以下の段階をさらに備え得る。
91)UEは、基地局によって送信された構成情報を受信し、構成情報は、UEが属する肯定応答グループと、肯定応答グループにおけるUEの数と、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットとを示すために使用される。
この実装において、構成情報はさらに、UEが位置するセルのセルIDおよびセルSRS、セルSRSの送信期間、ならびに、期間におけるオフセットなどの情報を示すために使用され得る。
902:UEは、第1レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットステータスを解析する。
本発明のこの実施形態において、UEは、基地局によってフィードバックされた第1レベル肯定応答指示メッセージを受信した後に、受信した構成情報に従って、第1レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットステータスを解析し得る。フラグビットステータスは、1ビットによって表され得て、0および1は、2つの状態をそれぞれ表す。例えば、1は第1状態、すなわち、基地局がデータを発見したことを表し、0は第2状態、すなわち、基地局がデータを発見しなかったことを表す。UEが、第1レベル肯定応答指示メッセージを解析することによって、肯定応答グループにおけるUEのフラグビットステータスが1である(すなわち、第1状態)ことを認識したとき、これは、基地局が、UEによって送信されたデータを発見したことを示す。UEが、第1レベル肯定応答指示メッセージを解析することによって、肯定応答グループにおけるUEのフラグビットステータスが0である(すなわち、第2状態)ことを認識したとき、これは、基地局が、UEによって送信されたデータを検出し損なったことを示す。
図9に記載の方法によれば、UEは、コンテンション方式を用いてデータを基地局へ送信した後、基地局によって複数のUEへ同時にフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信し得て、肯定応答指示メッセージを解析することによって、UEによって送信されたデータが基地局によって発見されたかどうかを適時に認識し得て、その結果、UEがデータを伝送したが、基地局がデータを検出し損ない、肯定応答指示メッセージをフィードバックしないという問題を解決できる。
図1に示されるネットワークアーキテクチャに基づいて、本発明の実施形態は、データ伝送のためのさらなる肯定応答指示方法を開示する。図10を参照すると、図10は、本発明の実施形態に係る、データ伝送のためのさらなる肯定応答指示方法の概略フローチャートである。図10に記載される方法において、肯定応答指示メッセージは、ビットマップ指示方式で、複数のUEへ同時にフィードバックされる。図10示されるように、データ伝送のための肯定応答指示方法は、以下の段階を備え得る。
1001:ユーザ機器UEは、データを基地局へ送信した後に、基地局によってフィードバックされた第1レベル肯定応答指示メッセージを受信し、第1レベル肯定応答指示メッセージは、UEが属する肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され、フラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局がデータを発見したことを示すために使用され、第2状態は、基地局がデータを発見しなかったことを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む。第1レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、UEが属する肯定応答グループにおけるUEの数によって決定される。
任意の実装において、ユーザ機器UEが、データを基地局へ送信した後に、基地局によってフィードバックされた第1レベル肯定応答指示メッセージを受信する段階1001の具体的な実装は、ユーザ機器UEが、データを基地局へ送信した後に、UEが属する肯定応答グループに対応する第1肯定応答リソース上で基地局によってフィードバックされた第1レベル肯定応答指示メッセージを受信する段階を含み得る。
肯定応答グループに対応する第1肯定応答リソースには、これらに限定されないが、PDCCHまたはPDSCHを含み得て、異なる肯定応答グループは、異なる肯定応答リソースに対応する。
任意の実装において、図10に記載の方法は、段階1001の前に、以下の段階をさらに備え得る。
100)UEは、基地局によって送信された構成情報を受信し、構成情報は、UEが属する肯定応答グループと、肯定応答グループにおけるUEの数と、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットとを示すために使用される。
1002:UEが、第1レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットステータスを解析し、フラグビットステータスが第1状態であるかどうかを検出する。フラグビットステータスが第1状態である場合、段階1003を実行する。または、フラグビットステータスが第1状態でない場合、段階1005を実行する。
1003:UEは、基地局によってフィードバックされた第2レベル肯定応答指示メッセージを受信する。第2レベル肯定応答指示メッセージは、目標UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを示すために使用され、肯定応答フィードバック情報のタイプは、第1タイプまたは第2タイプを含み、第1タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットステータスが第1状態である、すなわち、基地局がUEによって送信されたデータを発見したと、UEが解析を用いて認識したとき、UEは、基地局によってフィードバックされた第2レベル肯定応答指示メッセージを受信し得る。目標UEは、肯定応答グループにおける、フラグビットステータスが第1状態であるすべてのUEである。
任意の実装において、基地局によってフィードバックされた第2レベル肯定応答指示メッセージをUEが受信する段階1003の具体的な実装は、UEが属する肯定応答グループに対応する第2肯定応答リソース上で基地局によってフィードバックされた第2レベル肯定応答指示メッセージをUEが受信する段階を含み得る。
第2肯定応答リソースは、第1肯定応答リソースと異なっており、第1レベル肯定応答指示メッセージをフィードバックするために使用される第1肯定応答リソースと、第2レベル肯定応答指示メッセージをフィードバックするために使用される第2肯定応答リソースは、PDCCHの異なる周波数領域サブチャネルであり得るか、または、PDSCHの異なる周波数領域サブチャネルであり得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。
1004:UEは、第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを解析する。
本発明のこの実施形態において、UEは、解析を用いて、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットステータスが第1状態であることを認識する。すなわち、UEは、解析を用いて、UEによって送信されたデータを基地局が発見したことを認識する。さらに、UEは、基地局によってフィードバックされた第2レベル肯定応答指示メッセージを受信し得て、第2レベル肯定応答指示メッセージを解析することによって、UEによって送信されたデータに対して実行される点検が成功したかどうかを検出する。UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第1タイプであるとき、これは、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したこと、および、この場合、基地局が肯定応答をUEへフィードバックしたことを示す。UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであるとき、これは、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗したこと、および、この場合、基地局が否定応答をUEへフィードバックしたことを示す。
本発明のこの実施形態において、第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、肯定応答グループにおける、フラグビットステータスが第1状態である目標UEの数によって決定される。
任意の実装において、UEが第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを解析する段階1004の具体的な実装は、以下の段階を含み得る。
101)UEは、目標UEの数についての統計を収集する。
102)UEは、目標UEにおけるUEの位置を決定する。第2レベル肯定応答指示メッセージにおけるUEの位置は、目標UEにおけるUEの位置によって決定される。
103)UEは、第2レベル肯定応答指示メッセージにおけるUEの位置に基づいて、UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを解析する。
この実装において、UEは、第1レベル肯定応答指示メッセージを受信した後に、第1レベル肯定応答指示メッセージの中にある、フラグビットステータスが第1状態である目標UEの数についての統計を収集し得て、第1レベル肯定応答指示メッセージにおけるUEの位置に従って、目標UEにおけるUEの位置を決定し得る。第1レベル肯定応答指示メッセージにおける目標UEのシーケンスに従って、第2レベル肯定応答指示メッセージにおける目標UEのシーケンスが決定され得て、これにより、第2レベル肯定応答指示メッセージにおけるUEの位置をさらに決定し、第2レベル肯定応答指示メッセージにおけるUEの位置に基づいて、UEによって送信されたデータの肯定応答フィードバック情報のタイプを解析し得る。
任意の実装において、図10に記載の方法は、以下の段階をさらに備え得る。
104)UEが、解析を用いて、UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第1タイプであると認識したとき、UEは、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したと決定する。
任意の実装において、図10に記載の方法は、以下の段階をさらに備え得る。
105)UEが、解析を用いて、UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであると認識したとき、UEは、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗したと決定する。
任意の実装において、第2レベル肯定応答指示メッセージが、少なくとも1つの目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであることを示すとき、第2レベル肯定応答指示メッセージはさらに、少なくとも1つの目標UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用される。点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
対応して、UEが、解析を用いて、UEによって送信されたデータの肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであると認識したとき、図10に記載の方法は、以下の段階をさら備え得る。
106)UEは、第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを解析する。
107)UEが、解析を用いて、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第3状態であると認識するとき、UEは、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突に起因して失敗したと決定する。
108)UEが、解析を用いて、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第4状態であると認識するとき、UEは、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いデータ伝送チャネル品質に起因して失敗したと決定する。
1005:UEが、UEによって送信されたデータを基地局が発見しなかったと決定する。
本発明のこの実施形態において、UEが解析を用いて、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットステータスが第1状態でないと認識したとき、これは、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットステータスが第2状態であること、すなわち、UEによって送信されたデータを基地局が発見しなかったことを示し、UEは、UEによって送信されたデータを基地局が検出し損なったと決定する。この場合、UEは、データを基地局へ再度送信し得る。
図10に記載の方法によれば、UEは、コンテンション方式を用いてデータを基地局へ送信した後、基地局によって複数のUEへ同時にフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信し得て、肯定応答指示メッセージを解析することによって、UEによって送信されたデータが基地局によって発見されたかどうかを適時に認識し得て、その結果、UEがデータを伝送したが、基地局がデータを検出し損ない、肯定応答指示メッセージをフィードバックしないという問題を解決できる。加えて、ビットマップを使用することによって肯定応答情報がフィードバックされるとき、肯定応答は、2つのレベルの指示を使用することによってフィードバックされ得る。UEは、第1レベル肯定応答指示メッセージを解析することによって、UEによって送信されたデータが、基地局によって発見されたと認識した後に、第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、データ点検結果を解析し得て、その結果、UEは、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したかどうかを適時に認識する。
図1に示されるネットワークアーキテクチャに基づいて、本発明の実施形態は、データ伝送のためのなおさらなる肯定応答指示方法を開示する。図11を参照すると、図11は、本発明の実施形態に係る、データ伝送のためのなおさらなる肯定応答指示方法の概略フローチャートである。図11に記載される方法において、肯定応答指示メッセージは、インデックス指示方式で、複数のUEへ同時にフィードバックされる。図11に示されるように、データ伝送のための肯定応答指示方法は、以下の段階を備え得る。
1101:ユーザ機器UEが、データを基地局へ送信した後に、基地局によってフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信する。肯定応答指示メッセージは、UEが属する肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号を示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、目標UEは、肯定応答グループにおける、データが基地局によって発見された少なくとも1つのUEであり、インデックス番号は、肯定応答グループにおける目標UEの一時的な番号であり、肯定応答グループにおける異なる目標UEは、異なるインデックス番号に対応し、肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む。
本発明のこの実施形態において、肯定応答指示メッセージのデータ長は、予め設定されたデータ長であり、肯定応答指示メッセージによって示される、肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号の数は、予め設定されたデータ長を超えない。
任意の実装において、ユーザ機器UEが、データを基地局へ送信した後に、基地局によってフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信する段階1101の具体的な実装は、ユーザ機器UEが、データを基地局へ送信した後に、UEが属する肯定応答グループに対応する肯定応答リソース上で基地局によってフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信する段階を含み得る。
肯定応答グループに対応する肯定応答リソースには、これらに限定されないが、PDCCHまたはPDSCHを含み得て、異なる肯定応答グループは、異なる肯定応答リソースに対応する。
任意の実装において、図11に記載の方法は、段階1101の前に、以下の段階をさらに備え得る。
110)UEは、基地局によって送信された構成情報を受信し、構成情報は、UEが属する肯定応答グループと、基地局が肯定応答グループにおいて予め設定した、フィードバックするUEの数と、肯定応答グループにおけるUEに対応するインデックス番号とを示すために使用される。
この実装において、構成情報はさらに、UEが位置するセルのセルIDおよびセルSRS、セルSRSの送信期間、ならびに、期間におけるオフセットなどの情報を示すために使用され得る。
1102:UEは、肯定応答指示メッセージを解析し、肯定応答指示メッセージの中に、UEに対応するインデックス番号があるかどうかを検出する。
本発明のこの実施形態において、肯定応答指示メッセージは、データが基地局によって発見された目標UEに対応するインデックス番号を含み、UEは、構成情報に従って肯定応答指示メッセージを解析することによって、当該UEに対応するインデックス番号があるかどうかを認識し得る。肯定応答指示メッセージの中に、当該UEに対応するインデックス番号があるとき、これは、当該UEによって送信されたデータを基地局が発見したことを示し得る。肯定応答指示メッセージの中に、当該UEに対応するインデックス番号が無いとき、これは、当該UEによって送信されたデータを基地局が検出し損なったことを示し得る。加えて、肯定応答指示メッセージのデータ長は、基地局によって予め設定される固定長なので、データが基地局によって発見されたUEの数が、肯定応答指示メッセージのデータ長を超えるとき、基地局は過剰なUEを破棄し、従って、肯定応答指示メッセージは、長さの制限に起因して、インデックス番号を示すことができないので、肯定応答指示メッセージの中には、UEに対応するインデックス番号が無い。この場合、UEは、基地局がデータを発見しなかったとみなし得て、UEは、データを基地局へ再度送信する。
図11に記載の方法によれば、UEは、コンテンション方式を用いてデータを基地局へ送信した後、基地局によって複数のUEへ同時にフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信し得て、肯定応答指示メッセージを解析することによって、UEによって送信されたデータが基地局によって発見されたかどうかを適時に認識し得て、その結果、UEがデータを伝送したが、基地局がデータを検出し損ない、肯定応答指示メッセージをフィードバックしないという問題を解決できる。
図1に示されるネットワークアーキテクチャに基づいて、本発明の実施形態は、データ伝送のためのなおさらなる肯定応答指示方法を開示する。図12を参照すると、図12は、本発明の実施形態に係る、データ伝送のためのなおさらなる肯定応答指示方法の概略フローチャートである。図12に記載される方法において、肯定応答指示メッセージは、インデックス指示方式で、複数のUEへ同時にフィードバックされる。図12に示されるように、データ伝送のための肯定応答指示方法は、以下の段階を備え得る。
1201:ユーザ機器UEが、データを基地局へ送信した後に、基地局によってフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信する。肯定応答指示メッセージは、UEが属する肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号と、目標UEに対応するインデックス番号のフラグビットとを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、目標UEは、肯定応答グループにおける、データが基地局によって発見された少なくとも1つのUEであり、インデックス番号は、肯定応答グループにおける目標UEの一時的な番号であり、肯定応答グループにおける異なる目標UEは、異なるインデックス番号に対応し、肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む。
本発明のこの実施形態において、肯定応答指示メッセージのデータ長は、予め設定されたデータ長であり、肯定応答指示メッセージによって示される、目標UEに対応するインデックス番号の数は、予め設定されたデータ長を超えない。
任意の実装において、図12に記載の方法は、以下の段階をさらに備え得る。
120)UEは、基地局によって送信された構成情報を受信し、構成情報は、UEが属する肯定応答グループと、基地局が肯定応答グループにおいて予め設定した、フィードバックするUEの数と、肯定応答グループにおけるUEに対応するインデックス番号とを示すために使用される。
1202:UEは、肯定応答指示メッセージを解析し、肯定応答指示メッセージの中に、当該UEに対応するインデックス番号があるかどうかを検出する。肯定応答指示メッセージの中に、当該UEに対応するインデックス番号がある場合、段階1203を実行する。または、肯定応答指示メッセージの中に、当該UEに対応するインデックス番号が無い場合、段階1204を実行する。
1203:UEは、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスを解析する。インデックス番号のフラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2状態は、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、UEが、解析を用いて、肯定応答指示メッセージの中に、UEに対応するインデックス番号があることを認識したとき、UEはさらに、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスを解析し得る。
任意の実装において、図12に記載の方法は、以下の段階をさらに備え得る。
121)UEが、解析を用いて、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスが第1状態であることを認識したとき、UEは、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したと決定する。
任意の実装において、図12に記載の方法は、以下の段階をさらに備え得る。
122)UEが、解析を用いて、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスが第2状態であることを認識したとき、UEは、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗したと決定する。
任意の実装において、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEがあることを肯定応答指示メッセージが示すとき、肯定応答指示メッセージはさらに、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用される。点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
対応して、UEが解析を用いて、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスが第2状態であると認識したとき、図12に記載の方法はさらに、以下の段階を備え得る。
123)UEは、肯定応答指示メッセージに基づいて、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを解析する。
124)UEが、解析を用いて、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第3状態であると認識したとき、UEは、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突に起因して失敗したと決定する。
125)UEが、解析を用いて、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第4状態であると認識したとき、UEは、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いデータ伝送チャネル品質に起因して失敗したと決定する。
1204:UEが、UEによって送信されたデータを基地局が発見しなかったと決定する。
本発明のこの実施形態において、UEが解析を用いて、肯定応答指示メッセージの中に、UEに対応するインデックス番号が無いと認識したとき、これは、基地局が、UEによって送信されたデータを発見しなかったことを示し、UEは、UEによって送信されたデータを基地局が検出し損なったと決定し得る。
図12に記載の方法によれば、UEは、コンテンション方式を用いてデータを基地局へ送信した後、基地局によって複数のUEへ同時にフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信し得て、肯定応答指示メッセージを解析することによって、UEによって送信されたデータが基地局によって発見されたかどうかを適時に認識し得て、その結果、UEがデータを伝送したが、基地局がデータを検出し損ない、肯定応答指示メッセージをフィードバックしないという問題を解決できる。加えて、インデックスを使用することによって肯定応答情報がフィードバックされたとき、UEは、解析を用いて、UEによって送信されたデータが基地局によって発見されたと認識した後に、データ点検結果をさらに解析し得て、その結果、UEは、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したかどうかを適時に認識する。
図1に示されるネットワークアーキテクチャに基づいて、本発明の実施形態は基地局を開示する。図13を参照すると、図13は、本発明の実施形態に係る基地局の概略構造図である。基地局は、本発明の実施形態に係る、データ伝送のための肯定応答指示方法を実行するように構成され得る。図13に示されるように、基地局は、検出ユニット1301、生成ユニット1302および送信ユニット1303を備え得る。
検出ユニット1301は、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEがデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得するように構成されている。
本発明のこの実施形態において、基地局は、複数のアクセスされたUEをグループ化し得て、複数のUEを複数の肯定応答グループにグループ化する。1つの肯定応答グループには、データが基地局によって検出されることになっている各UEが含まれ、すなわち、検出ユニット1301は、肯定応答グループに含まれる各UEに対してデータ検出を実行できる。各肯定応答グループについて、検出ユニット1301は、肯定応答グループにおける各UEがデータを伝送したかどうかをリアルタイムに検出して検出結果を取得し得て、または、基地局は、肯定応答グループにおける各UEがデータを伝送したかどうかを予め設定された時間間隔で検出して検出結果を取得し得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。
生成ユニット1302は、検出結果に従って第1レベル肯定応答指示メッセージを生成するように構成されている。第1レベル肯定応答指示メッセージは、肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され、フラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局がデータを発見したことを示すために使用され、第2状態は、基地局がデータを発見しなかったことを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、生成ユニット1302は、肯定応答グループにおけるUEがデータを伝送したかどうかを検出ユニット1301が検出することによって取得された検出結果に従って、第1レベル肯定応答指示メッセージを生成し得る。第1レベル肯定応答指示メッセージは、肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され得て、各UEに対応するフラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み得て、第1状態は、UEによって伝送されたデータを基地局が発見したことを示すために使用され、第2状態は、UEによって伝送されたデータを基地局が発見しなかったことを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、フラグビットステータスは、1ビットによって表され得て、0および1はそれぞれ、2つの状態を表す。例えば、1は第1状態、すなわち、基地局がデータを発見したことを表し、0は第2状態、すなわち、基地局がデータを発見しなかったことを表す。検出ユニット1301が、肯定応答グループにおいて、特定のUEによって伝送されたデータを発見したとき、生成ユニット1302は、第1レベル肯定応答指示メッセージにおける、当該UEに対応するフラグビットを1に設定する。検出ユニット1301が、肯定応答グループにおいて、特定のUEによって伝送されたデータを発見しなかったとき、生成ユニット1302は、第1レベル肯定応答指示メッセージにおける、当該UEに対応するフラグビットを0にリセットする。加えて、代替的に、第1状態を表すために0が使用され得て、第2状態を表すために1が使用され得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。
本発明のこの実施形態において、第1レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、肯定応答グループにおけるUEの数によって決定され得る。
送信ユニット1303は、第1レベル肯定応答指示メッセージを送信するように構成されている。
本発明のこの実施形態において、送信ユニット1303は、ブロードキャストを用いて第1レベル肯定応答指示メッセージを送信し得て、その結果、肯定応答グループにおける、データを伝送したUEは、第1レベル肯定応答指示メッセージを受信でき、第1レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、UEに対応するフラグビットステータスを解析し、UEによって伝送されたデータが未検出かどうかを決定する。
任意の実装において、送信ユニット1303が第1レベル肯定応答指示メッセージを送信する具体的な実装は、送信ユニット1303が、肯定応答グループに対応する第1肯定応答リソース上で、第1レベル肯定応答指示メッセージを送信することであり得る。
この実装において、肯定応答グループに対応する第1肯定応答リソースは、これらに限定されないが、PDCCHまたはPDSCHを含み得る。各肯定応答グループは、対応する肯定応答リソースを有し、異なる肯定応答グループは、異なる肯定応答リソースに対応する。
図14を参照すると、図14は、本発明の実施形態に係る別の基地局の概略構造図である。基地局は、本発明の実施形態に係る、データ伝送のための肯定応答指示方法を実行するように構成されている。図14に示される基地局は、図13に示される基地局をさらに最適化することによって取得される。図13に示される基地局と比較すると、図14に示される基地局は、生成ユニット1302によって生成された第1レベル肯定応答指示メッセージが、肯定応答グループにおけるUEの中に目標UEがあることを示すとき、目標UEによって伝送されたデータを点検し、点検結果を取得するように構成されている点検ユニット1304をさらに備え得る。
本発明のこの実施形態において、目標UEは、フラグビットステータスが第1状態であるすべてのUE、すなわち、データが検出ユニット1301によって発見されたUEである。点検ユニット1304は、データが発見されたすべての目標UEによって伝送されたデータを点検し、点検結果を取得し得る。
生成ユニット1302はさらに、点検結果に従って第2レベル肯定応答指示メッセージを生成するように構成されている。第2レベル肯定応答指示メッセージは、目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを示すために使用され、肯定応答フィードバック情報のタイプは、第1タイプまたは第2タイプを含み、第1タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、生成ユニット1302は、すべての目標UEによって伝送されたデータを点検ユニット1304が点検することによって取得された点検結果に従って第2レベル肯定応答指示メッセージを生成し得る。第2レベル肯定応答指示メッセージは、目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを示すために使用され得て、各目標UEに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプは、第1タイプまたは第2タイプを含み得る。第1タイプは、目標UEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したことを示すために使用され、第2タイプは、目標UEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗したことを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、肯定応答グループにおける、フラグビットステータスが第1状態である目標UEの数によって決定される。
送信ユニット1303は、第2レベル肯定応答指示メッセージを送信するようにさらに構成されている。
任意の実装において、送信ユニット1303が第2レベル肯定応答指示メッセージを送信する具体的な実装は、送信ユニット1303が、肯定応答グループに対応する第2肯定応答リソース上で、第2レベル肯定応答指示メッセージを送信することであり得る。
この実装において、第1レベル肯定応答指示メッセージを送信するために使用される第1肯定応答リソース、および、第2レベル肯定応答指示メッセージを送信するために使用される第2肯定応答リソースは、異なる肯定応答リソースであり得る。第1レベル肯定応答指示メッセージおよび第2レベル肯定応答指示メッセージは、PDCCHの異なる周波数領域サブチャネル上で送信され得るか、または、第1レベル肯定応答指示メッセージおよび第2レベル肯定応答指示メッセージは、PDSCHの異なる周波数領域サブチャネル上で送信され得る。
任意の実装において、第2レベル肯定応答指示メッセージが、少なくとも1つの目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであることを示すとき、第2レベル肯定応答指示メッセージはさらに、少なくとも1つの目標UEによって伝送されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用される。点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
任意の実装において、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEがデータを伝送したかどうかを検出ユニット1301が検出して検出結果を取得する前に、送信ユニット1303はさらに、構成情報を肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEへ送信するように構成されている。構成情報は、各UEが属する肯定応答グループと、肯定応答グループにおけるUEの数と、肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットとを示すために使用される。
この実装において、構成情報は、セル固有構成情報およびUE固有構成情報を含み得る。セル固有構成情報は、UEが位置するセルのセルIDおよびセルSRS、セルSRSの送信期間、期間におけるオフセット、および同様のものを示すために使用され得て、セル固有構成情報は、同一セルにおけるすべてのUEについて同一である。UEが属する肯定応答グループ、肯定応答グループにおけるUEの数、および、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットに加えて、UE固有構成情報が、C‐RNTI、すなわち、基地局によってUEに割り当てられた動的識別子を示すために使用され得る。異なるUEは、異なるUE固有構成情報を有する。
具体的には、図13または図14に示される基地局は、本発明において図2または図4を参照して説明されている、データ伝送のための肯定応答指示方法の実施形態における、いくつかまたはすべての手順を実装し得る。
図13および図14に示される基地局によれば、コンテンション伝送に基づくアップリンクデータ伝送モードにおいて、基地局は、肯定応答グループにおける複数のUEへ肯定応答指示メッセージを同時にフィードバックでき、その結果、UEは、UEによって伝送されたデータが基地局によって発見されたかどうかを適時に認識できるということが分かり得る。このようにして、UEがデータを伝送したが、基地局がデータを検出し損ない、肯定応答指示メッセージをフィードバックしないという問題を解決できる。加えて、2つのレベルの指示を使用することによってフィードバックが実行されるとき、データ検出結果に加えて、データ点検結果を示すことができ、その結果、UEは、UEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したかどうかを適時に認識できる。
図1に示されるネットワークアーキテクチャに基づいて、本発明の実施形態は、さらに別の基地局を開示する。図15を参照すると、図15は、本発明の実施形態に係るさらに別の基地局の概略構造図である。基地局は、本発明の実施形態に係る、データ伝送のための肯定応答指示方法を実行するように構成されている。図15に示されるように、基地局1500は、CPU(Central Processing Unit、中央演算処理装置)などの少なくとも1つのプロセッサ1501、少なくとも1つの出力装置1502、メモリ1503および通信バス1504を備え得る。通信バス1504は、これらのコンポーネントの間の接続および通信を実装するように構成されている。当業者であれば、図15に示される基地局の構造は、本発明に対して制限を設けないことを理解し得る。構造は、バス型構造であり得るか、またはスター型構造であり得て、さらに、図15に示されるものより多い、または、より少ない部分を含み得るか、または、いくつかの部分を組み合わせ得るか、または、異なる部品配置を有し得る。
本発明のこの実施形態において、出力装置1502は、肯定応答指示メッセージを送信するように構成され得る。
本発明のこの実施形態において、メモリ1503は、少なくとも1つの磁気ディスクストレージなどの、高速RAMメモリまたは不揮発性メモリ(non−volatile memory)であり得る。任意で、メモリ1503は、プロセッサ1501から遠く離れた少なくとも1つの記憶装置であり得る。図15に示されるように、コンピュータ記憶媒体として使用されるメモリ1503は、アプリケーションプログラムおよびデータなどを含み得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。
図15に示される基地局において、プロセッサ1501は、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEがデータを伝送したかどうかを検出して検出結果を取得する操作であって、肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む、操作と、検出結果に従って第1レベル肯定応答指示メッセージを生成する操作であって、第1レベル肯定応答指示メッセージは、肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され、フラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局がデータを発見したことを示すために使用され、第2状態は、基地局がデータを発見しなかったことを示すために使用される、操作と、第1レベル肯定応答指示メッセージを送信するように出力装置1502を制御する操作とを実行するために、メモリ1503に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成され得る。
任意の実装において、第1レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、肯定応答グループにおけるUEの数によって決定される。
任意の実装において、プロセッサ1501が、第1レベル肯定応答指示メッセージを送信するように出力装置1502を制御する具体的な実装は、肯定応答グループに対応する第1肯定応答リソース上で第1レベル肯定応答指示メッセージを送信するように出力装置1502を制御することであり得る。
任意の実装において、プロセッサ1501はさらに、肯定応答グループにおけるUEの中に目標UEがあるとき、目標UEによって伝送されたデータを点検し、点検結果を取得する段階であって、目標UEは、フラグビットステータスが第1状態であるすべてのUEである、段階と、点検結果に従って、第2レベル肯定応答指示メッセージを生成する段階であって、第2レベル肯定応答指示メッセージは、目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを示すために使用され、肯定応答フィードバック情報のタイプは、第1タイプまたは第2タイプを含み、第1タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用される、段階と、第2レベル肯定応答指示メッセージを送信するように出力装置1502を制御する段階とを実行するために、メモリ1503に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成されている。
任意の実装において、プロセッサ1501が、第2レベル肯定応答指示メッセージを送信するように出力装置1502を制御する具体的な実装は、肯定応答グループに対応する第2肯定応答リソース上で第2レベル肯定応答指示メッセージを送信するように出力装置1502を制御することであり得る。
任意の実装において、第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、目標UEの数によって決定される。
任意の実装において、第2レベル肯定応答指示メッセージが、少なくとも1つの目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであることを示すとき、第2レベル肯定応答指示メッセージはさらに、少なくとも1つの目標UEによって伝送されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用される。点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
任意の実装において、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEがデータを伝送したかどうかを検出して検出結果を取得する前に、プロセッサ1501はさらに、メモリ1503に記憶されたデータに含まれる構成情報を肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEへ送信するように出力装置1502を制御する段階であって、構成情報は、各UEが属する肯定応答グループと、肯定応答グループにおけるUEの数と、肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットとを示すために使用される、段階を実行するために、メモリ1503に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成されている。
具体的には、図15に示される基地局は、本発明において図2または図4を参照して説明されている、データ伝送のための肯定応答指示方法の実施形態における、いくつかまたはすべての手順を実装し得る。
図15に示される基地局によれば、コンテンション伝送に基づくアップリンクデータ伝送モードにおいて、基地局は、肯定応答グループにおける複数のUEへ肯定応答指示メッセージを同時にフィードバックでき、その結果、UEは、UEによって伝送されたデータが基地局によって発見されたかどうかを適時に認識できるということが分かり得る。このようにして、UEがデータを伝送したが、基地局がデータを検出し損ない、肯定応答指示メッセージをフィードバックしないという問題を解決できる。加えて、2つのレベルの指示を使用することによってフィードバックが実行されるとき、データ検出結果に加えて、データ点検結果を示すことができ、その結果、UEは、UEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したかどうかを適時に認識できる。
図1に示されるネットワークアーキテクチャに基づいて、本発明の実施形態は、さらに別の基地局を開示する。図16を参照すると、図16は、本発明の実施形態に係るさらに別の基地局の概略構造図である。基地局は、本発明の実施形態に係る、データ伝送のための肯定応答指示方法を実行するように構成されている。図16に示されるように、基地局は、検出ユニット1601、生成ユニット1602および送信ユニット1603を備え得る。
検出ユニット1601は、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEがデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得するように構成されている。
本発明のこの実施形態において、肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む。検出ユニット1601は、肯定応答グループにおける各UEがデータを伝送したかどうかをリアルタイムに検出して検出結果を取得し得て、または、検出ユニット1601は、肯定応答グループにおける各UEがデータを伝送したかどうかを予め設定された時間間隔で検出して検出結果を取得し得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。
生成ユニット1602は、検出結果に従って肯定応答指示メッセージを生成するように構成されている。肯定応答指示メッセージは、肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号を示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、生成ユニット1602は、肯定応答グループにおけるUEがデータを伝送したかどうかを検出ユニット1601が検出することによって取得される検出結果に従って肯定応答指示メッセージを生成し得て、肯定応答指示メッセージは、肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号を示すために使用され得る。目標UEは、肯定応答グループにおける、データが基地局によって発見された少なくとも1つのUEであり、インデックス番号は、肯定応答グループにおける目標UEの番号であり、肯定応答グループにおける異なる目標UEは、異なるインデックス番号に対応する。
本発明のこの実施形態において、肯定応答指示メッセージのデータ長は、予め設定されたデータ長であり得て、すなわち、肯定応答指示メッセージのデータ長は、構成可能であり、基地局によって予め設定され得て、肯定応答グループにおけるUEの数によって異なるということはない。肯定応答指示メッセージに含まれるインデックス番号の数は、通常、予め設定されたデータ長を超えない。
送信ユニット1603は、肯定応答指示メッセージを送信するように構成されている。
任意の実装において、送信ユニット1603が肯定応答指示メッセージを送信する具体的な実装は、送信ユニット1603が、肯定応答グループに対応する肯定応答リソース上で、肯定応答指示メッセージを送信することであり得る。
この実装において、肯定応答グループに対応する肯定応答リソースは、これらに限定されないが、PDCCHまたはPDSCHを含み得て、各肯定応答グループは、対応する肯定応答リソースを有し、異なる肯定応答グループは、異なる肯定応答リソースに対応する。
任意の実装において、肯定応答指示メッセージは、肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号加えて、目標UEに対応するインデックス番号のフラグビットを示すために使用され得る。
図17を参照すると、図17は、本発明の実施形態に係るなおさらに別の基地局の概略構造図である。基地局は、本発明の実施形態に係る、データ伝送のための肯定応答指示方法を実行するように構成されている。図17に示される基地局は、図16に示される基地局をさらに最適化することによって取得される。図16に示される基地局と比較して、図17に示される基地局はさらに、送信ユニット1603が肯定応答指示メッセージを送信する前に、目標UEによって伝送されたデータを点検し、点検結果を取得するように構成されている点検ユニット1604を備え得る。
生成ユニット1602はさらに、点検結果に従って、目標UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスを生成するように構成されている。インデックス番号のフラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2状態は、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、肯定応答指示メッセージによって示される各インデックス番号の後に、1つのフラグビットが確保され得て、フラグビットステータスは、データ点検結果に従って生成され得る。
任意の実装において、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEがあることを肯定応答指示メッセージが示すとき、肯定応答指示メッセージはさらに、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEによって伝送されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用される。点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
任意の実装において、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEがデータを伝送したかどうかを検出ユニット1601が検出して検出結果を取得する前に、送信ユニット1603はさらに、構成情報を肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEへ送信するように構成されている。構成情報は、各UEが属する肯定応答グループと、基地局が肯定応答グループにおいて予め設定した、フィードバックするUEの数と、肯定応答グループにおける各UEに対応するインデックス番号とを示すために使用される。
この実装において、構成情報は、セル固有構成情報およびUE固有構成情報を含み得る。セル固有構成情報は、UEが位置するセルのセルIDおよびセルSRS、セルSRSの送信期間、期間におけるオフセット、および同様のものを示すために使用され得て、セル固有構成情報は、同一セルにおけるすべてのUEについて同一である。UE固有構成情報は、UEが属する肯定応答グループと、基地局が肯定応答グループにおいて予め設定した、フィードバックするUEの数と、肯定応答グループにおけるUEに対応するインデックス番号とに加えて、C‐RNTIを示すために使用され得る。異なるUEは異なるUE固有構成情報を有する。
具体的には、図16または図17に示される基地局は、本発明において図6または図7を参照して説明されている、データ伝送のための肯定応答指示方法の実施形態における、いくつかまたはすべての手順を実装し得る。
図16および図17に示される基地局によれば、コンテンション伝送に基づくアップリンクデータ伝送モードにおいて、基地局は、肯定応答グループにおける複数のUEへ肯定応答指示メッセージを同時にフィードバックでき、その結果、UEは、UEによって伝送されたデータが基地局によって発見されたかどうかを適時に認識できるということが分かり得る。このようにして、UEがデータを伝送したが、基地局がデータを検出し損ない、肯定応答指示メッセージをフィードバックしないという問題を解決できる。加えて、データ検出結果に加えて、データ点検結果を示すことができ、その結果、UEは、UEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したかどうかを適時に認識できる。
図1に示されるネットワークアーキテクチャに基づいて、本発明の実施形態は基地局をさらに開示する。図18を参照すると、図18は、本発明の実施形態に係る、さらなる基地局の概略構造図である。基地局は、本発明の実施形態に係る、データ伝送のための肯定応答指示方法を実行するように構成されている。図18に示されるように、基地局1800は、CPUなどの少なくとも1つのプロセッサ1801、少なくとも1つの出力装置1802、メモリ1803および通信バス1804を備え得る。通信バス1804は、これらのコンポーネントの間で接続および通信を実装するように構成されている。当業者であれば、図18に示される基地局の構造が、本発明に対して制限を設けるものではないことを理解し得る。構造は、バス型構造であり得るか、またはスター型構造であり得て、さらに、図18に示されるものより多い、または、より少ない部分を含み得るか、または、いくつかの部分を組み合わせ得るか、または、異なる部品配置を有し得る。
本発明のこの実施形態において、出力装置1802は、肯定応答指示メッセージを送信するように構成され得る。
本発明のこの実施形態において、メモリ1803は、少なくとも1つの磁気ディスクストレージなどの、高速RAMメモリまたは不揮発性メモリ(non−volatile memory)であり得る。任意で、メモリ1803は、プロセッサ1801から遠く離れた少なくとも1つの記憶装置であり得る。図18に示されるように、コンピュータ記憶媒体として使用されるメモリ1803は、アプリケーションプログラムおよびデータなどを含み得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。
図18に示される基地局において、プロセッサ1801は、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEがデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得する操作であって、肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む、操作と、検出結果に従って、肯定応答指示メッセージを生成する操作であって、肯定応答指示メッセージは、肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号を示すために使用され、目標UEは、データが肯定応答グループにおける基地局によって発見された少なくとも1つのUEであり、インデックス番号は、肯定応答グループにおける目標UEの番号であり、肯定応答グループにおける異なる目標UEは、異なるインデックス番号に対応する、操作と、肯定応答指示メッセージを送信するように出力装置1802を制御する操作とを実行するために、メモリ1803に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成され得る。
任意の実装において、プロセッサ1801が、肯定応答指示メッセージを送信するように出力装置1802を制御する具体的な実装は、肯定応答グループに対応する肯定応答リソース上で肯定応答指示メッセージを送信するように出力装置1802を制御することであり得る。
任意の実装において、肯定応答指示メッセージはさらに、目標UEに対応するインデックス番号のフラグビットを示すために使用され、肯定応答指示メッセージを送信するように出力装置1802を制御する前に、プロセッサ1801はさらに、目標UEによって伝送されたデータを点検し、点検結果を取得する段階と、点検結果に従って、目標UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスを生成する段階であって、インデックス番号のフラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2状態は、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用される、段階とを実行するために、メモリ1803に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成されている。
任意の実装において、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEがあることを肯定応答指示メッセージが示すとき、肯定応答指示メッセージはさらに、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEによって伝送されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用される。点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
任意の実装において、肯定応答指示メッセージのデータ長は、予め設定されたデータ長であり、肯定応答指示メッセージによって示される、肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号の数は、予め設定されたデータ長を超えない。
任意の実装において、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEがデータを伝送したかどうかを検出して検出結果を取得する前に、プロセッサ1801はさらに、メモリ1803に記憶されたデータに含まれる構成情報を、肯定応答グループにおける各ユーザ機器UEへ送信するように出力装置1802を制御する段階であって、構成情報は、各UEが属する肯定応答グループと、基地局が肯定応答グループにおいて予め設定した、フィードバックするUEの数と、肯定応答グループにおける各UEに対応するインデックス番号とを示すために使用される、段階を実行するために、メモリ1803に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成されている。
具体的には、図18に示される基地局は、本発明において図6または図7を参照して説明されている、データ伝送のための肯定応答指示方法の実施形態における、いくつかまたはすべての手順を実装し得る。
図18に示される基地局によれば、コンテンション伝送に基づくアップリンクデータ伝送モードにおいて、基地局は、肯定応答グループにおける複数のUEへ肯定応答指示メッセージを同時にフィードバックでき、その結果、UEは、UEによって伝送されたデータが基地局によって発見されたかどうかを適時に認識できるということが分かり得る。このようにして、UEがデータを伝送したが、基地局がデータを検出し損ない、肯定応答指示メッセージをフィードバックしないという問題を解決できる。加えて、データ検出結果に加えて、データ点検結果を示すことができ、その結果、UEは、UEによって伝送されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したかどうかを適時に認識できる。
図1に示されるネットワークアーキテクチャに基づいて、本発明の実施形態は、ユーザ機器UEを開示する。図19を参照すると、図19は、本発明の実施形態に係るユーザ機器の概略構造図である。ユーザ機器は、本発明の実施形態に係る、データ伝送のための肯定応答指示方法を実行するように構成されている。図19に示されるように、ユーザ機器UEは、受信ユニット1901および第1解析ユニット1902を備え得る。
受信ユニット1901は、UEがデータを基地局へ送信した後に、基地局によってフィードバックされた第1レベル肯定応答指示メッセージを受信するように構成されている。第1レベル肯定応答指示メッセージは、UEが属する肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され、フラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局がデータを発見したことを示すために使用され、第2状態は、基地局がデータを発見しなかったことを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、UEがアップリンクデータを基地局へ送信した後に、受信ユニット1901は、基地局によってフィードバックされた第1レベル肯定応答指示メッセージを受信し得る。第1レベル肯定応答指示メッセージは、UEが属する肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され、フラグビットステータスは、UEによって送信されたデータが基地局によって発見されたかどうかを示すために使用され得る。肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む。
本発明のこの実施形態において、第1レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、UEが属する肯定応答グループにおけるUEの数によって決定される。
第1解析ユニット1902は、第1レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットステータスを解析するように構成されている。
本発明のこの実施形態において、受信ユニット1901が、基地局によってフィードバックされた第1レベル肯定応答指示メッセージを受信した後に、第1解析ユニット1902は、第1レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットステータスを解析し得る。
任意の実装において、受信ユニット1901はさらに、第1解析ユニット1902が、解析を用いて、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットステータスが第1状態であると認識したとき、基地局によってフィードバックされた第2レベル肯定応答指示メッセージを受信するように構成されている。第2レベル肯定応答指示メッセージは、目標UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを示すために使用され、目標UEは、肯定応答グループにおける、フラグビットステータスが第1状態であるすべてのUEであり、肯定応答フィードバック情報のタイプは、第1タイプまたは第2タイプを含み、第1タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用される。
第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、目標UEの数によって決定される。
対応して、図20を参照すると、図20は、本発明の実施形態に係る別のユーザ機器の概略構造図である。ユーザ機器は、本発明の実施形態に係る、データ伝送のための肯定応答指示方法を実行するように構成されている。図20に示されるユーザ機器は、図19に示されるユーザ機器をさらに最適化することによって取得される。図19に示されるユーザ機器と比較して、図20に示されるユーザ機器は、受信ユニット1901によって受信された第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを解析するように構成されている第2解析ユニット1903をさらに備え得る。
任意の実装において、第2解析ユニット1903は、目標UEの数についての統計を収集するように構成されている統計収集サブユニット1903aと、目標UEにおけるUEの位置を決定するように構成され、第2レベル肯定応答指示メッセージにおけるUEの位置は、目標UEにおけるUEの位置によって決定される、決定サブユニット1903bと、第2レベル肯定応答指示メッセージにおけるUEの位置に基づいて、UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを解析するように構成されている解析サブユニット1903cとをさらに有し得る。
任意の実装において、図20に示されるユーザ機器は、第2解析ユニット1903が、解析を用いて、UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第1タイプであると認識したとき、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したと決定するように構成されている第1決定ユニット1904と、第2解析ユニット1903が、解析を用いて、UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであると認識したとき、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗したと決定するように構成されている第2決定ユニット1905とをさらに有し得る。
任意の実装において、第2レベル肯定応答指示メッセージが、少なくとも1つの目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであることを示すとき、第2レベル肯定応答指示メッセージはさらに、少なくとも1つの目標UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用される。点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
任意の実装において、図20に示されるユーザ機器は、第2解析ユニット1903が、解析を用いて、UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであると認識したとき、第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを解析するように構成されている第3解析ユニット1906をさらに備え得る。
対応して、図20に示されるユーザ機器は、第3解析ユニット1906が、解析を用いて、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第3状態であると認識したとき、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突に起因して失敗したと決定するように構成されている第3決定ユニット1907と、第3解析ユニット1906が、解析を用いて、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第4状態であると認識したとき、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いデータ伝送チャネル品質に起因して失敗したと決定するように構成されている第4決定ユニット1908とをさらに備え得る。
任意の実装において、図20に示されるユーザ機器は、第1解析ユニット1902が、解析を用いて、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットステータスが第2状態であると認識したとき、UEによって送信されたデータを基地局が発見しなかったと決定するように構成されている第5決定ユニット1909をさらに備え得る。
任意の実装において、受信ユニット1901はさらに、UEがデータを基地局へ送信した後、基地局によってフィードバックされた第1レベル肯定応答指示メッセージを受信する前に、基地局によって送信された構成情報を受信するように構成されている。構成情報は、UEが属する肯定応答グループと、肯定応答グループにおけるUEの数と、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットとを示すために使用される。
具体的には、図19または図20に示されるユーザ機器は、本発明において図9または図10を参照して説明される、データ伝送のための肯定応答指示方法の実施形態におけるいくつかまたはすべての手順を実装し得る。
図19および図20に示されるユーザ機器によれば、UEは、コンテンション方式を用いてデータを基地局へ送信した後、基地局によって複数のUEへ同時にフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信し得て、肯定応答指示メッセージを解析することによって、UEによって送信されたデータが基地局によって発見されたかどうかを適時に認識し得て、その結果、UEがデータを伝送したが、基地局がデータを検出し損ない、肯定応答指示メッセージをフィードバックしないという問題を解決できることが分かり得る。加えて、2つのレベルの指示を使用することによって肯定応答がフィードバックされたとき、UEは、第1レベル肯定応答指示メッセージを解析することによって、UEによって送信されたデータが、基地局によって発見されたと認識した後に、第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、データ点検結果を解析し得て、その結果、UEは、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したかどうかを適時に認識する。
図1に示されるネットワークアーキテクチャに基づいて、本発明の実施形態は、さらに別のユーザ機器を開示する。図21を参照すると、図21は、本発明の実施形態に係るさらに別のユーザ機器の概略構造図である。ユーザ機器は、本発明の実施形態に係る、データ伝送のための肯定応答指示方法を実行するように構成されている。図21に示されるように、ユーザ機器2100は、CPUなどの少なくとも1つのプロセッサ2101と、少なくとも1つの出力装置2102と、少なくとも1つの入力装置2103と、メモリ2104と、通信バス2105とを備え得る。通信バス2105は、これらのコンポーネントの間で接続および通信を実装するように構成されている。当業者であれば、図21に示されるユーザ機器UEの構造は、本発明に対して制限を設けないことを理解し得る。構造は、バス型構造であり得るか、またはスター型構造であり得て、さらに、図21に示されるものより多い、または、より少ない部分を含み得るか、または、いくつかの部分を組み合わせ得るか、または、異なる部品配置を有し得る。
本発明のこの実施形態において、出力装置2102は、データを基地局へ送信するように構成され得て、入力装置2103は、基地局によってフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信するように構成され得る。
本発明のこの実施形態において、メモリ2104は、少なくとも1つの磁気ディスクストレージなどの、高速RAMメモリまたは不揮発性メモリ(non−volatile memory)であり得る。任意で、メモリ2104は、プロセッサ2101から遠く離れた少なくとも1つの記憶装置であり得る。図21に示されるように、コンピュータ記憶媒体として使用されるメモリ2104は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラムおよびデータなどを含み得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。
図21に示されるユーザ機器において、プロセッサ2101は、データを基地局へ送信するように出力装置2102を制御した後、基地局によってフィードバックされた第1レベル肯定応答指示メッセージを受信するように入力装置2103を制御する操作であって、第1レベル肯定応答指示メッセージは、UEが属する肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され、フラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局がデータを発見したことを示すために使用され、第2状態は、基地局がデータを発見しなかったことを示すために使用され、肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む、操作と、第1レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットステータスを解析する操作とを実行するために、メモリ2104に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成され得る。
任意の実装において、第1レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、肯定応答グループにおけるUEの数によって決定される。
任意の実装において、プロセッサ2101はさらに、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットステータスが第1状態であることが、解析を用いて認識されたとき、基地局によってフィードバックされた第2レベル肯定応答指示メッセージを受信するように入力装置2103を制御する段階であって、第2レベル肯定応答指示メッセージは、目標UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを示すために使用され、目標UEは、肯定応答グループにおける、フラグビットステータスが第1状態であるすべてのUEであり、肯定応答フィードバック情報のタイプは、第1タイプまたは第2タイプを含み、第1タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2タイプは、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用される、段階と、第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、出力装置2102によって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを解析する段階とを実行するために、メモリ2104に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成されている。
任意の実装において、第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、目標UEの数によって決定される。
任意の実装において、プロセッサ2101が、第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、出力装置2102によって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを解析する具体的な実装は、目標UEの数についての統計を収集することと、目標UEにおけるUEの位置を決定することであって、第2レベル肯定応答指示メッセージにおけるUEの位置は、目標UEにおけるUEの位置によって決定される、ことと、第2レベル肯定応答指示メッセージにおけるUEの位置に基づいて、出力装置2102によって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを解析することとであり得る。
任意の実装において、第2レベル肯定応答指示メッセージが、少なくとも1つの目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであることを示すとき、第2レベル肯定応答指示メッセージはさらに、少なくとも1つの目標UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用される。点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
任意の実装において、プロセッサ2101はさらに、解析を用いて、出力装置2102によって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第1タイプであると認識されたとき、出力装置2102によって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したと決定する段階を実行するために、メモリ2104に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成されている。
任意の実装において、プロセッサ2101はさらに、解析を用いて、出力装置2102によって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであると認識されたとき、出力装置2102によって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗したと決定する段階を実行するために、メモリ2104に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成されている。
任意の実装において、プロセッサ2101はさらに、解析を用いて、出力装置2102によって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであると認識されたとき、第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、出力装置2102によって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを解析する段階を実行するために、メモリ2104に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成されている。
任意の実装において、プロセッサ2101はさらに、出力装置2102によって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第3状態であることが、解析を用いて認識されたとき、出力装置2102によって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突に起因して失敗したと決定する段階を実行するために、メモリ2104に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成されている。
任意の実装において、プロセッサ2101はさらに、出力装置2102によって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第4状態であることが、解析を用いて認識されたとき、出力装置2102によって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いデータ伝送チャネル品質に起因して失敗したと決定する段階を実行するために、メモリ2104に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成されている。
任意の実装において、プロセッサ2101はさらに、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットステータスが第2状態であることが解析を用いて認識されたとき、基地局が、出力装置2102によって送信されたデータを発見しなかったと決定する段階を実行するために、メモリ2104に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成されている。
任意の実装において、データを基地局へ送信するように出力装置2102を制御した後、基地局によってフィードバックされた第1レベル肯定応答指示メッセージを受信するように入力装置2103を制御する段階の前に、プロセッサ2101はさらに、基地局によって送信された構成情報を受信するように入力装置2103を制御する段階であって、構成情報は、UEが属する肯定応答グループと、肯定応答グループにおけるUEの数と、肯定応答グループにおけるUEに対応するフラグビットとを示すために使用される段階を実行するために、メモリ2104に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成されている。
具体的には、図21に示されるユーザ機器は、本発明において図9または図10を参照して説明されているデータ伝送のための肯定応答指示方法の実施形態における、いくつかまたはすべての手順を実装し得る。
図21に示されるユーザ機器によれば、UEは、コンテンション方式を用いてデータを基地局へ送信した後、基地局によって複数のUEへ同時にフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信し得て、肯定応答指示メッセージを解析することによって、UEによって送信されたデータが基地局によって発見されたかどうかを適時に認識し得て、その結果、UEがデータを伝送したが、基地局がデータを検出し損ない、肯定応答指示メッセージをフィードバックしないという問題を解決できることが分かり得る。加えて、2つのレベルの指示を使用することによって肯定応答がフィードバックされたとき、UEは、第1レベル肯定応答指示メッセージを解析することによって、UEによって送信されたデータが、基地局によって発見されたと認識した後に、第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、データ点検結果を解析し得て、その結果、UEは、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したかどうかを適時に認識する。
図1に示されるネットワークアーキテクチャに基づいて、本発明の実施形態は、さらに別のユーザ機器を開示する。図22を参照すると、図22は、本発明の実施形態に係るさらに別のユーザ機器の概略構造図である。ユーザ機器は、本発明の実施形態に係る、データ伝送のための肯定応答指示方法を実行するように構成されている。図22に示されるように、ユーザ機器UEは、受信ユニット2201および第1解析ユニット2202を備え得る。
受信ユニット2201は、UEがデータを基地局へ送信した後に、基地局によってフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信するように構成されている。肯定応答指示メッセージは、UEが属する肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号を示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、目標UEは、肯定応答グループにおける、データが基地局によって発見された少なくとも1つのUEであり、インデックス番号は、肯定応答グループにおける目標UEの番号であり、肯定応答グループにおける異なる目標UEは、異なるインデックス番号に対応し、肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む。
本発明のこの実施形態において、肯定応答指示メッセージのデータ長は、予め設定されたデータ長であり、肯定応答指示メッセージによって示される、肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号の数は、予め設定されたデータ長を超えない。
第1解析ユニット2202は、肯定応答指示メッセージを解析し、肯定応答指示メッセージの中に、UEに対応するインデックス番号があるかどうかを検出するように構成されている。
本発明のこの実施形態において、肯定応答指示メッセージは、データが基地局によって発見された目標UEに対応するインデックス番号を含み、第1解析ユニット2202は、肯定応答指示メッセージを解析することによって、当該UEに対応するインデックス番号があるかどうかを認識し得る。肯定応答指示メッセージの中に、当該UEに対応するインデックス番号があるとき、これは、当該UEによって送信されたデータを基地局が発見したことを示し得る。肯定応答指示メッセージの中に、当該UEに対応するインデックス番号が無いとき、これは、当該UEによって送信されたデータを基地局が検出し損なったことを示し得る。加えて、肯定応答指示メッセージのデータ長は、基地局によって予め設定される固定長なので、データが基地局によって発見されたUEの数が、肯定応答指示メッセージのデータ長を超えるとき、基地局は過剰なUEを破棄する。従って、肯定応答指示メッセージは、長さの制限に起因して、インデックス番号を示すことができないので、肯定応答指示メッセージの中には、UEに対応するインデックス番号が無い。この場合、UEは、基地局がデータを発見しなかったとみなし得て、UEは、データを基地局へ再度送信する。
任意の実装において、肯定応答指示メッセージは、UEが属する肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号加えて、目標UEに対応するインデックス番号のフラグビットを示すために使用され得る。
対応して、図23を参照すると、図23は、本発明の実施形態に係るなおさらに別のユーザ機器の概略構造図である。ユーザ機器は、本発明の実施形態に係る、データ伝送のための肯定応答指示方法を実行するように構成されている。図23に示されるユーザ機器は、図22に示されるユーザ機器をさらに最適化することによって取得される。図22に示されるユーザ機器と比較して、図23に示されるユーザ機器はさらに、第1解析ユニット2202が解析を用いて、肯定応答指示メッセージの中に、UEに対応するインデックス番号があると認識したとき、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスを解析するように構成されている第2解析ユニット2203を備え得る。インデックス番号のフラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2状態は、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用される。
任意の実装において、図23に示されるユーザ機器は、第2解析ユニット2203が解析を用いて、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスが第1状態であると認識したとき、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したと決定するように構成されている第1決定ユニット2204と、第2解析ユニット2203が解析を用いて、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスが第2状態であると認識したとき、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗したと決定するように構成されている第2決定ユニット2205をさらに備え得る。
任意の実装において、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEがあることを肯定応答指示メッセージが示すとき、肯定応答指示メッセージはさらに、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用され得る。点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
対応して、図23に示されるユーザ機器はさらに、第2解析ユニット2203が解析を用いて、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスが第2状態であると認識したとき、肯定応答指示メッセージに基づいて、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを解析するように構成されている第3解析ユニット2206を備え得る。
任意の実装において、図23に示されるユーザ機器は、第3解析ユニット2206が、解析を用いて、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第3状態であると認識したとき、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突に起因して失敗したと決定するように構成されている第3決定ユニット2207と、第3解析ユニット2206が、解析を用いて、UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第4状態であると認識したとき、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いデータ伝送チャネル品質に起因して失敗したと決定するように構成されている第4決定ユニット2208とをさらに備え得る。
任意の実装において、図23に示されるユーザ機器は、第1解析ユニット2202が解析を用いて、肯定応答指示メッセージの中に、UEに対応するインデックス番号が無いと認識したとき、UEによって送信されたデータを基地局が発見しなかったと決定するように構成されている第5決定ユニット2209をさらに備え得る。
任意の実装において、受信ユニット2201はさらに、UEがデータを基地局へ送信した後、基地局によってフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信する前に、基地局によって送信された構成情報を受信するように構成され得る。構成情報は、UEが属する肯定応答グループと、基地局が肯定応答グループにおいて予め設定した、フィードバックするUEの数と、肯定応答グループにおけるUEに対応するインデックス番号とを示すために使用される。
具体的には、図22または図23に示されるユーザ機器は、本発明において図11または図12を参照して説明される、データ伝送のための肯定応答指示方法の実施形態におけるいくつかまたはすべての手順を実装し得る。
図22および図23に示されるユーザ機器によれば、UEは、コンテンション方式を用いてデータを基地局へ送信した後、基地局によって複数のUEへ同時にフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信し得て、肯定応答指示メッセージを解析することによって、UEによって送信されたデータが基地局によって発見されたかどうかを適時に認識し得て、その結果、UEがデータを伝送したが、基地局がデータを検出し損ない、肯定応答指示メッセージをフィードバックしないという問題を解決できることが分かり得る。加えて、UEは、解析を用いて、UEによって送信されたデータが基地局によって発見されたと認識した後に、データ点検結果をさらに解析し得て、その結果、UEは、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したかどうかを適時に認識する。
図1に示されるネットワークアーキテクチャに基づいて、本発明の実施形態はさらに、ユーザ機器を開示する。図24を参照すると、図24は、本発明の実施形態に係るさらなるユーザ機器の概略構造図である。ユーザ機器は、本発明の実施形態に係る、データ伝送のための肯定応答指示方法を実行するように構成されている。図24に示されるように、ユーザ機器2400は、CPUなどの少なくとも1つのプロセッサ2401と、少なくとも1つの出力装置2402と、少なくとも1つの入力装置2403と、メモリ2404と、通信バス2405とを備え得る。通信バス2405は、これらのコンポーネントの間の接続および通信を実装するように構成されている。当業者であれば、図24に示されるユーザ機器UEの構造は、本発明に対して制限を設けないことを理解し得る。構造は、バス型構造であり得るか、またはスター型構造であり得て、さらに、図24に示されるものより多い、または、より少ない部分を含み得るか、または、いくつかの部分を組み合わせ得るか、または、異なる部品配置を有し得る。
本発明のこの実施形態において、出力装置2402は、データを基地局へ送信するように構成され得て、入力装置2403は、基地局によってフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信するように構成され得る。
本発明のこの実施形態において、メモリ2404は、少なくとも1つの磁気ディスクストレージなどの、高速RAMメモリまたは不揮発性メモリ(non−volatile memory)であり得る。任意で、メモリ2404は、プロセッサ2401から遠く離れた少なくとも1つの記憶装置であり得る。図24に示されるように、コンピュータ記憶媒体として使用されるメモリ2404は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラムおよびデータなどを含み得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。
図24に示されるユーザ機器において、プロセッサ2401は、データを基地局へ送信するように出力装置2402を制御した後に、基地局によってフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信するように入力装置2403を制御する操作であって、肯定応答指示メッセージは、UEが属する肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号を示すように使用され、目標UEは、データが基地局によって発見された、肯定応答グループにおける少なくとも1つのUEであり、インデックス番号は、肯定応答グループにおける目標UEの番号であり、肯定応答グループにおける異なる目標UEは、異なるインデックス番号に対応し、肯定応答グループは、データが基地局によって検出されることになっている各UEを含む、操作と、肯定応答指示メッセージを解析し、肯定応答指示メッセージの中に、UEに対応するインデックス番号があるかどうかを検出する操作とを実行するために、メモリ2404に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成され得る。
任意の実装において、肯定応答指示メッセージはさらに、目標UEに対応するインデックス番号のフラグビットを示すために使用され、プロセッサ2401はさらに、解析を用いて、肯定応答指示メッセージの中に、UEに対応するインデックス番号があることが認識されたされたとき、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスを解析する段階であって、インデックス番号のフラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、第1状態は、基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、第2状態は、基地局によって実行されたデータ点検が失敗したことを示すために使用される、段階とを実行するために、メモリ2404に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成されている。
任意の実装において、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEがあることを肯定応答指示メッセージが示すとき、肯定応答指示メッセージはさらに、フラグビットステータスが第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用される。点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、第4状態は、データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される。
任意の実装において、プロセッサ2401はさらに、解析を用いて、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスが第1状態であると認識されたとき、出力装置2402によって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したと決定する段階を実行するために、メモリ2404に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成されている。
任意の実装において、プロセッサ2401はさらに、解析を用いて、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスが第2状態であると認識されたとき、出力装置2402によって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が失敗したと決定する段階を実行するために、メモリ2404に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成されている。
任意の実装において、プロセッサ2401はさらに、解析を用いて、UEに対応するインデックス番号のフラグビットステータスが第2状態であると認識されたとき、肯定応答指示メッセージに基づいて、出力装置2402によって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを解析する段階を実行するために、メモリ2404に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成されている。
任意の実装において、プロセッサ2401はさらに、出力装置2402によって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第3状態であることが、解析を用いて認識されたとき、出力装置2402によって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突に起因して失敗したと決定する段階を実行するために、メモリ2404に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成されている。
任意の実装において、プロセッサ2401はさらに、出力装置2402によって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスが第4状態であることが、解析を用いて認識されたとき、出力装置2402によって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が、低いデータ伝送チャネル品質に起因して失敗したと決定する段階を実行するために、メモリ2404に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成されている。
任意の実装において、プロセッサ2401はさらに、解析を用いて、UEに対応するインデックス番号が肯定応答指示メッセージの中に無いと認識されたとき、出力装置2402によって送信されたデータを基地局が発見しなかったと決定する段階を実行するために、メモリ2404に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成されている。
任意の実装において、肯定応答指示メッセージのデータ長は、予め設定されたデータ長であり、肯定応答指示メッセージによって示される、UEが属する肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号の数は、予め設定されたデータ長を超えない。
任意の実装において、データを基地局へ送信するように出力装置2402を制御した後、基地局によってフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信するように入力装置2403を制御する前に、プロセッサ2401はさらに、基地局によって送信された構成情報を受信するように入力装置2403を制御する段階であって、構成情報は、UEが属する肯定応答グループと、基地局が肯定応答グループにおいて予め設定した、フィードバックするUEの数と、肯定応答グループにおけるUEに対応するインデックス番号とを示すために使用される、段階を実行するために、メモリ2404に記憶されたアプリケーションプログラムを呼び出すように構成されている。
具体的には、図24に示されるユーザ機器は、本発明において図11または図12を参照して説明されているデータ伝送のための肯定応答指示方法の実施形態における、いくつかまたはすべての手順を実装し得る。
図24に示されるユーザ機器によれば、UEは、コンテンション方式を用いてデータを基地局へ送信した後、基地局によって複数のUEへ同時にフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信し得て、肯定応答指示メッセージを解析することによって、UEによって送信されたデータが基地局によって発見されたかどうかを適時に認識し得て、その結果、UEがデータを伝送したが、基地局がデータを検出し損ない、肯定応答指示メッセージをフィードバックしないという問題を解決できることが分かり得る。加えて、UEは、解析を用いて、UEによって送信されたデータが基地局によって発見されたと認識した後に、データ点検結果をさらに解析し得て、その結果、UEは、UEによって送信されたデータに対して基地局によって実行された点検が成功したかどうかを適時に認識する。
本発明のすべての実施形態におけるモジュールまたはサブモジュールは、CPUなどの汎用集積回路を使用することによって、または、ASIC(Application Specific Integrated Circuit、特定用途向け集積回路)を使用することによって実装され得る。
説明を簡潔にすべく、上述した方法の実施形態は、一連の動作として表されていることに留意すべきである。しかしながら、当業者であれば、本発明によれば、いくつかの段階は同時に、または、別の順序で実行され得るので、本発明が、動作の説明された順序に限定されるものではないことを理解するであろう。加えて、当業者であれば、本明細書で説明されているすべての実施形態は例示的な実施形態であり、それに関連する動作およびモジュールは、本発明に必須のものでは必ずしもないことも理解されよう。
上述の実施形態において、実施形態の説明には、それぞれの焦点がある。実施形態において詳細に説明されていない部分については、他の実施形態における関連する説明を参照されたい。
本発明の実施形態における方法の段階は、実際の要件に従って、調整、統合および削除され得る。
本発明の実施形態における基地局またはユーザ機器UEにおけるユニットまたはサブユニットは、実際の要件に従って、統合、分割および削除され得る。
当業者であれば、本実施形態における本方法の段階のすべてまたは一部が、関連したハードウェアに命令するプログラムによって実装され得ることを理解し得る。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体内に記憶され得る。記憶媒体はフラッシュメモリ、リードオンリメモリ(Read−Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、および光ディスクなどを含み得る。
本発明の実施形態に係る、データ伝送のための肯定応答指示方法および関連デバイスが、上で詳細に説明されている。本明細書において、具体的な例は、本発明の原理および実装例を説明するために使用され、実施形態の説明は、本発明の方法および核となる思想の理解を助けることのみが意図されている。加えて、当業者であれば、本発明の思想に基づいて、具体的な実装および適用範囲に関して修正を加え得る。従って、本明細書の内容は、本発明の限定として解釈されるものではない。

Claims (65)

  1. データ伝送のための肯定応答指示の方法であって、
    基地局が、肯定応答グループにおける各ユーザ機器(UE)がデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得する段階であって、前記肯定応答グループは、データが前記基地局によって検出されることになっている各UEを含む、段階と、
    前記基地局が、前記検出結果に従って、第1レベル肯定応答指示メッセージを生成する段階であって、前記第1レベル肯定応答指示メッセージは、前記肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され、前記フラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、前記第1状態は、前記基地局がデータを発見したことを示すために使用され、前記第2状態は、前記基地局がデータを発見しなかったことを示すために使用される、段階と、
    前記基地局が前記第1レベル肯定応答指示メッセージを送信する段階と、
    前記肯定応答グループにおける前記UEの中に目標UEがあるとき、前記基地局が、前記目標UEによって伝送されたデータを点検し、点検結果を取得する段階であって、前記目標UEは、フラグビットステータスが前記第1状態であるすべてのUEである、段階と、
    前記基地局が、前記点検結果に従って、第2レベル肯定応答指示メッセージを生成する段階であって、前記第2レベル肯定応答指示メッセージは、前記目標UEによって伝送された前記データに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを示すために使用され、前記肯定応答フィードバック情報の前記タイプは、第1タイプまたは第2タイプを含み、前記第1タイプは、前記基地局によって前記データに対して実行された前記点検が成功したことを示すために使用され、前記第2タイプは、前記基地局によって前記データに対して実行された前記点検が失敗したことを示すために使用される、段階と、
    前記基地局が、前記第2レベル肯定応答指示メッセージを送信する段階と
    備える方法。
  2. 前記第1レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、前記肯定応答グループにおける前記UEの数によって決定される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記基地局が前記第1レベル肯定応答指示メッセージを送信する前記段階は、前記基地局が、前記肯定応答グループに対応する第1肯定応答リソース上で前記第1レベル肯定応答指示メッセージを送信する段階を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記基地局が前記第2レベル肯定応答指示メッセージを送信する前記段階は、前記基地局が、前記肯定応答グループに対応する第2肯定応答リソース上で前記第2レベル肯定応答指示メッセージを送信する段階を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、前記目標UEの数によって決定される、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 少なくとも1つの目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが第2タイプであることを前記第2レベル肯定応答指示メッセージが示すとき、前記第2レベル肯定応答指示メッセージはさらに、前記少なくとも1つの目標UEによって伝送された前記データに対応する点検失敗ステータスを示すために使用され、前記点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、前記第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、前記第4状態は、前記データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 基地局が、肯定応答グループにおける各ユーザ機器(UE)がデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得する前記段階の前に、前記方法はさらに、前記基地局が、前記肯定応答グループにおける各ユーザ機器(UE)へ構成情報を送信する段階であって、前記構成情報は、各UEが属する前記肯定応答グループと、前記肯定応答グループにおける前記UEの数と、前記肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットとを示すために使用される、段階を備える、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. データ伝送のための肯定応答指示の方法であって、
    基地局が、肯定応答グループにおける各ユーザ機器(UE)がデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得する段階であって、前記肯定応答グループは、データが前記基地局によって検出されることになっている各UEを含む段階と、
    前記基地局が、前記検出結果に従って肯定応答指示メッセージを生成する段階であって、前記肯定応答指示メッセージは、前記肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号を示すために使用され、前記目標UEは、前記肯定応答グループにおける、データが前記基地局によって発見された少なくとも1つのUEであり、前記インデックス番号は、前記肯定応答グループにおける前記目標UEの番号であり、前記肯定応答グループにおける異なる目標UEは、異なるインデックス番号に対応する、段階と、
    前記基地局が、前記肯定応答指示メッセージを送信する段階と
    を備え、
    前記肯定応答指示メッセージはさらに、前記目標UEに対応する前記インデックス番号のフラグビットを示すために使用され、前記基地局が前記肯定応答指示メッセージを送信する前記段階の前に、前記方法は、
    前記基地局が、前記目標UEによって伝送されたデータを点検し、点検結果を取得する段階と、
    前記基地局が、前記点検結果に従って、前記目標UEに対応する前記インデックス番号のフラグビットステータスを生成する段階であって、前記インデックス番号の前記フラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、前記第1状態は、前記基地局によって前記データに対して実行された前記点検が成功したことを示すために使用され、前記第2状態は、前記基地局によって前記データに対して実行された前記点検が失敗したことを示すために使用される、段階と
    をさらに備え、
    前記肯定応答指示メッセージが、フラグビットステータスが前記第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEがあることを示すとき、前記肯定応答指示メッセージはさらに、フラグビットステータスが前記第2状態である前記インデックス番号に対応する前記目標UEによって伝送されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用され、前記点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、前記第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、前記第4状態は、前記データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される、
    方法。
  9. 前記基地局が前記肯定応答指示メッセージを送信する前記段階は、前記基地局が、前記肯定応答グループに対応する肯定応答リソース上で前記肯定応答指示メッセージを送信する段階を含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記肯定応答指示メッセージのデータ長は予め設定されたデータ長であり、前記肯定応答指示メッセージによって示される、前記肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号の数は、前記予め設定されたデータ長を超えない、請求項8または9に記載の方法。
  11. 基地局が、肯定応答グループにおける各ユーザ機器(UE)がデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得する前記段階の前に、前記方法はさらに、前記基地局が、前記肯定応答グループにおける各ユーザ機器(UE)へ構成情報を送信する段階であって、前記構成情報は、各UEが属する前記肯定応答グループと、前記基地局が前記肯定応答グループにおいて予め設定した、フィードバックする前記UEの数と、前記肯定応答グループにおける各UEに対応するインデックス番号とを示すために使用される、段階を備える、請求項8から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. データ伝送のための肯定応答指示の方法であって、
    ユーザ機器(UE)が、データを基地局へ送信した後に、前記基地局によってフィードバックされた第1レベル肯定応答指示メッセージを受信する段階であって、前記第1レベル肯定応答指示メッセージは、前記UEが属する肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され、前記フラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、前記第1状態は、前記基地局がデータを発見したことを示すために使用され、前記第2状態は、前記基地局がデータを発見しなかったことを示すために使用され、前記肯定応答グループは、データが前記基地局によって検出されることになっている各UEを含む、段階と、
    前記UEが、前記第1レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、前記肯定応答グループにおける前記UEに対応するフラグビットステータスを解析する段階と、
    前記UEが、解析を用いて、前記肯定応答グループにおける前記UEに対応する前記フラグビットステータスが前記第1状態であることを認識したとき、前記UEが、前記基地局によってフィードバックされた第2レベル肯定応答指示メッセージを受信する段階であって、前記第2レベル肯定応答指示メッセージは、目標UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを示すために使用され、前記目標UEは、前記肯定応答グループにおける、フラグビットステータスが前記第1状態であるすべてのUEであり、前記肯定応答フィードバック情報の前記タイプは、第1タイプまたは第2タイプを含み、前記第1タイプは、前記基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、前記第2タイプは、前記基地局によって実行された前記データ点検が失敗したことを示すために使用される、段階と、
    前記UEが、前記第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、前記UEによって送信された前記データに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを解析する段階と
    備える方法。
  13. 前記第1レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、前記肯定応答グループにおける前記UEの数によって決定される、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、前記目標UEの数によって決定される、請求項12または13に記載の方法。
  15. 前記UEが、前記第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、前記UEによって送信された前記データに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを解析する段階は、
    前記UEが、前記目標UEの数についての統計を収集する段階と、
    前記UEが、前記目標UEにおける前記UEの位置を決定する段階であって、前記第2レベル肯定応答指示メッセージにおける前記UEの位置は、前記目標UEにおける前記UEの前記位置によって決定される段階と、
    前記UEが、前記第2レベル肯定応答指示メッセージにおける前記UEの前記位置に基づいて、前記UEによって送信された前記データに対応する前記肯定応答フィードバック情報の前記タイプを解析する段階と
    を備える、請求項12から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 少なくとも1つの目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが前記第2タイプであることを前記第2レベル肯定応答指示メッセージが示すとき、前記第2レベル肯定応答指示メッセージはさらに、前記少なくとも1つの目標UEによって送信された前記データに対応する点検失敗ステータスを示すために使用され、前記点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、前記第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、前記第4状態は、前記データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される、請求項12から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記方法は、前記UEによって送信された前記データに対応する前記肯定応答フィードバック情報の前記タイプが前記第1タイプであることを前記UEが解析を用いて認識したとき、前記UEによって送信された前記データに対して前記基地局によって実行された点検が成功したと前記UEが決定する段階をさらに備える、請求項12から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記方法は、前記UEによって送信された前記データに対応する前記肯定応答フィードバック情報の前記タイプが前記第2タイプであることを前記UEが解析を用いて認識したとき、前記UEによって送信された前記データに対して前記基地局によって実行された点検が失敗したと前記UEが決定する段階をさらに備える、請求項12から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記方法は、前記UEによって送信された前記データに対応する前記肯定応答フィードバック情報の前記タイプが前記第2タイプであることを、前記UEが解析を用いて認識したとき、前記UEが、前記第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、前記UEによって送信された前記データに対応する点検失敗ステータスを解析する段階をさらに備える、請求項16に記載の方法。
  20. 前記方法は、前記UEによって送信された前記データに対応する前記点検失敗ステータスが前記第3状態であることを、前記UEが解析を用いて認識したとき、前記UEは、前記UEによって送信された前記データに対して前記基地局によって実行された点検が、前記低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた前記衝突に起因して失敗したと決定する段階をさらに備える、請求項19に記載の方法。
  21. 前記方法は、前記UEによって送信された前記データに対応する前記点検失敗ステータスが前記第4状態であることを、前記UEが解析を用いて認識したとき、前記UEは、前記UEによって送信された前記データに対して前記基地局によって実行された点検が、前記低いデータ伝送チャネル品質に起因して失敗したと決定する段階をさらに備える、請求項19に記載の方法。
  22. 前記方法は、前記肯定応答グループにおける前記UEに対応する前記フラグビットステータスが前記第2状態であることを、前記UEが解析を用いて認識したとき、前記UEによって送信された前記データを前記基地局が発見しなかったと前記UEが決定する段階をさらに備える、請求項12から21のいずれか一項に記載の方法。
  23. ユーザ機器(UE)がデータを基地局へ送信した後、前記基地局によってフィードバックされた第1レベル肯定応答指示メッセージを受信する前記段階の前に、前記方法はさらに、前記ユーザ機器(UE)が、前記基地局によって送信された構成情報を受信する段階であって、前記構成情報は、前記UEが属する前記肯定応答グループと、前記肯定応答グループにおける前記UEの数と、前記肯定応答グループにおける前記UEに対応するフラグビットとを示すために使用される、段階を備える、請求項12から22のいずれか一項に記載の方法。
  24. データ伝送のための肯定応答指示の方法であって、
    ユーザ機器(UE)が、データを基地局へ送信した後、前記基地局によってフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信する段階であって、前記肯定応答指示メッセージは、前記UEが属する肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号を示すために使用され、前記目標UEは、データが前記基地局によって発見された、前記肯定応答グループにおける少なくとも1つのUEであり、前記インデックス番号は、前記肯定応答グループにおける前記目標UEの番号であり、前記肯定応答グループにおける異なる目標UEは、異なるインデックス番号に対応し、前記肯定応答グループは、データが前記基地局によって検出されることになっている各UEを含む、段階と、
    前記UEが、前記肯定応答指示メッセージを解析し、前記UEに対応するインデックス番号が前記肯定応答指示メッセージの中にあるかどうかを検出する段階と
    を備え、
    前記肯定応答指示メッセージはさらに、前記目標UEに対応する前記インデックス番号のフラグビットを示すために使用され、前記方法はさらに、前記UEに対応する前記インデックス番号が前記肯定応答指示メッセージの中にあると、前記UEが解析を用いて認識したとき、前記UEが、前記UEに対応する前記インデックス番号のフラグビットステータスを解析する段階であって、前記インデックス番号の前記フラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、前記第1状態は、前記基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、前記第2状態は、前記基地局によって実行された前記データ点検が失敗したことを示すために使用される、段階を備え、
    フラグビットステータスが前記第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEがあることを前記肯定応答指示メッセージが示すとき、前記肯定応答指示メッセージはさらに、フラグビットステータスが前記第2状態である前記インデックス番号に対応する前記目標UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用され、前記点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、前記第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、前記第4状態は、前記データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される、
    方法。
  25. 前記方法はさらに、前記UEに対応する前記インデックス番号の前記フラグビットステータスが前記第1状態であると、前記UEが解析を用いて認識したとき、前記UEによって送信された前記データに対して前記基地局によって実行された点検が成功したと前記UEが決定する段階を備える、請求項24に記載の方法。
  26. 前記方法はさらに、前記UEに対応する前記インデックス番号の前記フラグビットステータスが前記第2状態であると、前記UEが解析を用いて認識したとき、前記UEによって送信された前記データに対して前記基地局によって実行された点検が失敗したと前記UEが決定する段階を備える、請求項24または25に記載の方法。
  27. 前記方法は、前記UEに対応する前記インデックス番号の前記フラグビットステータスが前記第2状態であると、前記UEが解析を用いて認識したとき、前記UEが、前記肯定応答指示メッセージに基づいて、前記UEによって送信された前記データに対応する点検失敗ステータスを解析する段階をさらに備える、請求項24から26のいずれか一項に記載の方法。
  28. 前記方法は、前記UEによって送信された前記データに対応する前記点検失敗ステータスが前記第3状態であることを、前記UEが解析を用いて認識したとき、前記UEは、前記UEによって送信された前記データに対して前記基地局によって実行された点検が、前記低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた前記衝突に起因して失敗したと決定する段階をさらに備える、請求項27に記載の方法。
  29. 前記方法は、前記UEによって送信された前記データに対応する前記点検失敗ステータスが前記第4状態であることを、前記UEが解析を用いて認識したとき、前記UEは、前記UEによって送信された前記データに対して前記基地局によって実行された点検が、前記低いデータ伝送チャネル品質に起因して失敗したと決定する段階をさらに備える、請求項27に記載の方法。
  30. 前記方法は、前記UEに対応するインデックス番号が前記肯定応答指示メッセージの中に無いことを、前記UEが解析を用いて認識したとき、前記基地局が、前記UEによって送信された前記データを発見しなかったと前記UEが決定する段階をさらに備える、請求項24から29のいずれか一項に記載の方法。
  31. 前記肯定応答指示メッセージのデータ長は予め設定されたデータ長であり、前記肯定応答指示メッセージによって示される、前記UEが属する前記肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号の数は、前記予め設定されたデータ長を超えない、請求項24から30のいずれか一項に記載の方法。
  32. ユーザ機器(UE)がデータを基地局へ送信した後、前記基地局によってフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信する前記段階の前に、前記方法はさらに、前記ユーザ機器(UE)が、前記基地局によって送信された構成情報を受信する段階であって、前記構成情報は、前記UEが属する前記肯定応答グループと、前記基地局が前記肯定応答グループにおいて予め設定した、フィードバックする前記UEの数と、前記肯定応答グループにおける前記UEに対応する前記インデックス番号とを示すために使用される、段階を備える、請求項24から31のいずれか一項に記載の方法。
  33. 基地局であって、プロセッサ、メモリ、出力装置および通信バスを備え、
    前記メモリは、プログラムおよびデータを記憶し、
    前記通信バスは、前記プロセッサ、前記メモリおよび前記出力装置の間の接続および通信を確立し、
    前記プロセッサは、
    肯定応答グループにおける各ユーザ機器(UE)がデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得する段階であって、前記肯定応答グループは、データが前記基地局によって検出されることになっている各UEを含む、段階と、
    前記検出結果に従って、第1レベル肯定応答指示メッセージを生成する段階であって、前記第1レベル肯定応答指示メッセージは、前記肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され、前記フラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、前記第1状態は、前記基地局がデータを発見したことを示すために使用され、前記第2状態は、前記基地局がデータを発見しなかったことを示すために使用される、段階と、
    前記第1レベル肯定応答指示メッセージを送信するように前記出力装置を制御する段階と、
    前記肯定応答グループにおける前記UEの中に目標UEがあるとき、前記目標UEによって伝送されたデータを点検し、点検結果を取得する段階であって、前記目標UEは、フラグビットステータスが前記第1状態であるすべてのUEである、段階と、
    前記点検結果に従って、第2レベル肯定応答指示メッセージを生成する段階であって、前記第2レベル肯定応答指示メッセージは、前記目標UEによって伝送された前記データに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを示すために使用され、前記肯定応答フィードバック情報の前記タイプは、第1タイプまたは第2タイプを含み、前記第1タイプは、前記基地局によって前記データに対して実行された前記点検が成功したことを示すために使用され、前記第2タイプは、前記基地局によって前記データに対して実行された前記点検が失敗したことを示すために使用される、段階と、
    前記第2レベル肯定応答指示メッセージを送信するように前記出力装置を制御する段階と
    を実行するために、前記メモリに記憶された前記プログラムを呼び出す、
    基地局。
  34. 前記第1レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、前記肯定応答グループにおける前記UEの数によって決定される、請求項33に記載の基地局。
  35. 前記プロセッサが、前記第1レベル肯定応答指示メッセージを送信するように前記出力装置を制御する方式は、具体的には、前記肯定応答グループに対応する第1肯定応答リソース上で前記第1レベル肯定応答指示メッセージを送信するように前記出力装置を制御することである、請求項33まは34に記載の基地局。
  36. 前記プロセッサが、前記第2レベル肯定応答指示メッセージを送信するように前記出力装置を制御する方式は、具体的には、前記肯定応答グループに対応する第2肯定応答リソース上で前記第2レベル肯定応答指示メッセージを送信するように前記出力装置を制御することである、請求項33から35のいずれか一項に記載の基地局。
  37. 前記第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、前記目標UEの数によって決定される、請求項33から36のいずれか一項に記載の基地局。
  38. 少なくとも1つの目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが前記第2タイプであることを前記第2レベル肯定応答指示メッセージが示すとき、前記第2レベル肯定応答指示メッセージはさらに、前記少なくとも1つの目標UEによって伝送された前記データに対応する点検失敗ステータスを示すために使用され、前記点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、前記第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、前記第4状態は、前記データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される、請求項33から37のいずれか一項に記載の基地局。
  39. 肯定応答グループにおける各ユーザ機器(UE)がデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得する前記段階の前に、前記プロセッサはさらに、前記肯定応答グループにおける各ユーザ機器(UE)へ、前記メモリに記憶された前記データに含まれる構成情報を送信するように前記出力装置を制御する段階であって、前記構成情報は、各UEが属する前記肯定応答グループと、前記肯定応答グループにおける前記UEの数と、前記肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットとを示すために使用される、段階を実行するために、前記メモリに記憶された前記プログラムを呼び出す、請求項33から38のいずれか一項に記載の基地局。
  40. 基地局であって、プロセッサ、メモリ、出力装置および通信バスを備え、
    前記メモリは、プログラムおよびデータを記憶し、
    前記通信バスは、前記プロセッサ、前記メモリおよび前記出力装置の間の接続および通信を確立し、
    前記プロセッサは、
    肯定応答グループにおける各ユーザ機器(UE)がデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得する段階であって、前記肯定応答グループは、データが前記基地局によって検出されることになっている各UEを含む、段階と、
    前記検出結果に従って、肯定応答指示メッセージを生成する段階であって、前記肯定応答指示メッセージは、前記肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号を示すために使用され、前記目標UEは、データが前記肯定応答グループにおける前記基地局によって発見された少なくとも1つのUEであり、前記インデックス番号は、前記肯定応答グループにおける前記目標UEの番号であり、前記肯定応答グループにおける異なる目標UEは、異なるインデックス番号に対応する、段階と、
    前記肯定応答指示メッセージを送信するように前記出力装置を制御する段階と
    を実行するために、前記メモリに記憶された前記プログラムを呼び出し、
    前記肯定応答指示メッセージはさらに、前記目標UEに対応する前記インデックス番号のフラグビットを示すために使用され、前記肯定応答指示メッセージを送信するように前記出力装置を制御する前記段階の前に、前記プロセッサはさらに、
    前記目標UEによって伝送されたデータを点検し、点検結果を取得する段階と、
    前記点検結果に従って、前記目標UEに対応する前記インデックス番号のフラグビットステータスを生成する段階であって、前記インデックス番号の前記フラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、前記第1状態は、前記基地局によって前記データに対して実行された前記点検が成功したことを示すために使用され、前記第2状態は、前記基地局によって前記データに対して実行された前記点検が失敗したことを示すために使用される、段階と
    を実行するために、前記メモリに記憶された前記プログラムを呼び出し、
    前記肯定応答指示メッセージが、フラグビットステータスが前記第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEがあることを示すとき、前記肯定応答指示メッセージはさらに、フラグビットステータスが前記第2状態である前記インデックス番号に対応する前記目標UEによって伝送されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用され、前記点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、前記第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、前記第4状態は、前記データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される、
    基地局。
  41. 前記プロセッサが、前記肯定応答指示メッセージを送信するように前記出力装置を制御する方式は、具体的には、前記肯定応答グループに対応する肯定応答リソース上で前記肯定応答指示メッセージを送信するように前記出力装置を制御することである、請求項40に記載の基地局。
  42. 前記肯定応答指示メッセージのデータ長は予め設定されたデータ長であり、前記肯定応答指示メッセージによって示される、前記肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号の数は、前記予め設定されたデータ長を超えない、請求項40または41に記載の基地局。
  43. 肯定応答グループにおける各ユーザ機器(UE)がデータを伝送したかどうかを検出し、検出結果を取得する前記段階の前に、前記プロセッサはさらに、前記肯定応答グループにおける各ユーザ機器(UE)へ、前記メモリに記憶された前記データに含まれる構成情報を送信するように前記出力装置を制御する段階であって、前記構成情報は、各UEが属する前記肯定応答グループと、前記基地局が前記肯定応答グループにおいて予め設定した、フィードバックするUEの数と、前記肯定応答グループにおける各UEに対応するインデックス番号とを示すために使用される、段階を実行するために、前記メモリに記憶された前記プログラムを呼び出す、請求項40から42のいずれか一項に記載の基地局。
  44. ユーザ機器(UE)であって、プロセッサ、メモリ、出力装置、入力装置および通信バスを備え、
    前記メモリは、プログラムおよびデータを記憶し、
    前記通信バスは、前記プロセッサ、前記メモリ、前記出力装置および前記入力装置の間で接続および通信を確立し、
    前記プロセッサは、
    データを基地局へ送信するように前記出力装置を制御した後、前記基地局によってフィードバックされた第1レベル肯定応答指示メッセージを受信するように前記入力装置を制御する段階であって、前記第1レベル肯定応答指示メッセージは、前記UEが属する肯定応答グループにおける各UEに対応するフラグビットステータスを示すために使用され、前記フラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、前記第1状態は、前記基地局がデータを発見したことを示すために使用され、前記第2状態は、前記基地局がデータを発見しなかったことを示すために使用され、前記肯定応答グループは、データが前記基地局によって検出されることになっている各UEを含む、段階と、
    前記第1レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、前記肯定応答グループにおける前記UEに対応するフラグビットステータスを解析する段階と、
    前記肯定応答グループにおける前記UEに対応する前記フラグビットステータスが前記第1状態であることが、解析を用いて認識されたとき、前記基地局によってフィードバックされた第2レベル肯定応答指示メッセージを受信するように前記入力装置を制御する段階であって、前記第2レベル肯定応答指示メッセージは、目標UEによって送信されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを示すために使用され、前記目標UEは、前記肯定応答グループにおける、フラグビットステータスが前記第1状態であるすべてのUEであり、前記肯定応答フィードバック情報の前記タイプは、第1タイプまたは第2タイプを含み、前記第1タイプは、前記基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、前記第2タイプは、前記基地局によって実行された前記データ点検が失敗したことを示すために使用される、段階と、
    前記第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、前記出力装置によって送信された前記データに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプを解析する段階と
    を実行するために、前記メモリに記憶された前記プログラムを呼び出す、
    UE。
  45. 前記第1レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、前記肯定応答グループにおける前記UEの数によって決定される、請求項44に記載のUE。
  46. 前記第2レベル肯定応答指示メッセージのデータ長は、前記目標UEの数によって決定される、請求項44または45に記載のUE。
  47. 前記プロセッサが、前記第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、前記出力装置によって送信された前記データに対応する前記肯定応答フィードバック情報の前記タイプを解析する方式は、具体的には、
    前記目標UEの数についての統計を収集すること、
    前記目標UEにおける前記UEの位置を決定することであって、前記第2レベル肯定応答指示メッセージにおける前記UEの位置は、前記目標UEにおける前記UEの前記位置によって決定される、こと、ならびに、
    前記第2レベル肯定応答指示メッセージにおける前記UEの前記位置に基づいて、前記出力装置によって送信された前記データに対応する前記肯定応答フィードバック情報の前記タイプを解析すること
    である、請求項44から46のいずれか一項に記載のUE。
  48. 少なくとも1つの目標UEによって伝送されたデータに対応する肯定応答フィードバック情報のタイプが前記第2タイプであることを前記第2レベル肯定応答指示メッセージが示すとき、前記第2レベル肯定応答指示メッセージはさらに、前記少なくとも1つの目標UEによって送信された前記データに対応する点検失敗ステータスを示すために使用され、前記点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、前記第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、前記第4状態は、前記データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される、請求項44から47のいずれか一項に記載のUE。
  49. 前記プロセッサはさらに、前記出力装置によって送信された前記データに対応する前記肯定応答フィードバック情報の前記タイプが前記第1タイプであることが、解析を用いて認識されたとき、前記出力装置によって送信された前記データに対して、前記基地局によって実行された点検が成功したと決定する段階を実行するために、前記メモリに記憶された前記プログラムを呼び出す、請求項44から48のいずれか一項に記載のUE。
  50. 前記プロセッサはさらに、前記出力装置によって送信された前記データに対応する前記肯定応答フィードバック情報の前記タイプが前記第2タイプであることが、解析を用いて認識されたとき、前記出力装置によって送信された前記データに対して前記基地局によって実行された点検が失敗したと決定する段階を実行するために、前記メモリに記憶された前記プログラムを呼び出す、請求項44から48のいずれか一項に記載のUE。
  51. 前記プロセッサはさらに、前記出力装置によって送信された前記データに対応する前記肯定応答フィードバック情報の前記タイプが前記第2タイプであることが、解析を用いて認識されたとき、前記第2レベル肯定応答指示メッセージに基づいて、前記出力装置によって送信された前記データに対応する点検失敗ステータスを解析する段階を実行するために、前記メモリに記憶された前記プログラムを呼び出す、請求項48に記載のUE。
  52. 前記プロセッサはさらに、前記出力装置によって送信された前記データに対応する前記点検失敗ステータスが前記第3状態であることが、解析を用いて認識されたとき、前記出力装置によって送信された前記データに対して前記基地局によって実行された点検が、前記低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた前記衝突に起因して失敗したと決定する段階を実行するために、前記メモリに記憶された前記プログラムを呼び出す、請求項51に記載のUE。
  53. 前記プロセッサはさらに、前記出力装置によって送信された前記データに対応する前記点検失敗ステータスが前記第4状態であることが、解析を用いて認識されたとき、前記出力装置によって送信された前記データに対して前記基地局によって実行された点検が、前記低いデータ伝送チャネル品質に起因して失敗したと決定する段階を実行するために、前記メモリに記憶された前記プログラムを呼び出す、請求項51に記載のUE。
  54. 前記プロセッサはさらに、前記肯定応答グループにおける前記UEに対応する前記フラグビットステータスが前記第2状態であることが解析を用いて認識されたとき、前記基地局が、前記出力装置によって送信された前記データを発見しなかったと決定する段階を実行するために、前記メモリに記憶された前記プログラムを呼び出す、請求項44から53のいずれか一項に記載のUE。
  55. データを基地局へ送信するように前記出力装置を制御した後、前記基地局によってフィードバックされた第1レベル肯定応答指示メッセージを受信するように前記入力装置を制御する前記段階の前に、前記プロセッサはさらに、前記基地局によって送信された構成情報を受信するように前記入力装置を制御する段階であって、前記構成情報は、前記UEが属する前記肯定応答グループと、前記肯定応答グループにおける前記UEの数と、前記肯定応答グループにおける前記UEに対応するフラグビットとを示すために使用される段階を実行するために、前記メモリに記憶された前記プログラムを呼び出す、請求項44から54のいずれか一項に記載のUE。
  56. ユーザ機器(UE)であって、プロセッサ、メモリ、出力装置、入力装置および通信バスを備え、
    前記メモリは、プログラムおよびデータを記憶し、
    前記通信バスは、前記プロセッサ、前記メモリ、前記出力装置および前記入力装置の間で接続および通信を確立し、
    前記プロセッサは、
    データを基地局へ送信するように前記出力装置を制御した後、前記基地局によってフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信するように前記入力装置を制御する段階であって、前記肯定応答指示メッセージは、前記UEが属する肯定応答グループにおける目標UEに対応するインデックス番号を示すために使用され、前記目標UEは、前記肯定応答グループにおける、前記基地局によってデータが発見された少なくとも1つのUEであり、前記インデックス番号は、前記肯定応答グループにおける前記目標UEの番号であり、前記肯定応答グループにおける異なる目標UEは、異なるインデックス番号に対応し、前記肯定応答グループは、データが前記基地局によって検出されることになっている各UEを含む、段階と、
    前記肯定応答指示メッセージを解析し、前記肯定応答指示メッセージの中に、前記UEに対応するインデックス番号があるかどうかを検出する段階と
    を実行するために、前記メモリに記憶された前記プログラムを呼び出し、
    前記肯定応答指示メッセージはさらに、前記目標UEに対応する前記インデックス番号のフラグビットを示すために使用され、前記プロセッサはさらに、前記肯定応答指示メッセージの中に前記UEに対応する前記インデックス番号があることが、解析を用いて認識されたとき、前記UEに対応する前記インデックス番号のフラグビットステータスを解析する段階であって、前記インデックス番号の前記フラグビットステータスは、第1状態または第2状態を含み、前記第1状態は、前記基地局によって実行されたデータ点検が成功したことを示すために使用され、前記第2状態は、前記基地局によって実行された前記データ点検が失敗したことを示すために使用される、段階を実行するために、前記メモリに記憶された前記プログラムを呼び出し、
    フラグビットステータスが前記第2状態であるインデックス番号に対応する目標UEがあることを前記肯定応答指示メッセージが示すとき、前記肯定応答指示メッセージはさらに、フラグビットステータスが前記第2状態である前記インデックス番号に対応する前記目標UEによって送信されたデータに対応する点検失敗ステータスを示すために使用され、前記点検失敗ステータスは、第3状態または第4状態を含み、前記第3状態は、データ点検失敗が、低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた衝突によって引き起こされたことを示すために使用され、前記第4状態は、前記データ点検失敗が、低いデータ伝送チャネル品質によって引き起こされたことを示すために使用される、
    E。
  57. 前記プロセッサはさらに、前記UEに対応する前記インデックス番号の前記フラグビットステータスが前記第1状態であることが、解析を用いて認識されたとき、前記出力装置によって送信された前記データに対して、前記基地局によって実行された点検が成功したと決定する段階を実行するために、前記メモリに記憶された前記プログラムを呼び出す、請求項56に記載のUE。
  58. 前記プロセッサはさらに、前記UEに対応する前記インデックス番号の前記フラグビットステータスが前記第2状態であることが、解析を用いて認識されたとき、前記出力装置によって送信された前記データに対して前記基地局によって実行された点検が失敗したと決定する段階を実行するために、前記メモリに記憶された前記プログラムを呼び出す、請求項56または57に記載のUE。
  59. 前記プロセッサはさらに、前記UEに対応する前記インデックス番号の前記フラグビットステータスが前記第2状態であることが、解析を用いて認識されたとき、前記肯定応答指示メッセージに基づいて、前記出力装置によって送信された前記データに対応する点検失敗ステータスを解析する段階を実行するために、前記メモリに記憶された前記プログラムを呼び出す、請求項56から58のいずれか一項に記載のUE。
  60. 前記プロセッサはさらに、前記出力装置によって送信された前記データに対応する前記点検失敗ステータスが前記第3状態であることが、解析を用いて認識されたとき、前記出力装置によって送信された前記データに対して前記基地局によって実行された点検が、前記低いアップリンクマルチユーザマッチング度によって生じた前記衝突に起因して失敗したと決定する段階を実行するために、前記メモリに記憶された前記プログラムを呼び出す、請求項59に記載のUE。
  61. 前記プロセッサはさらに、前記出力装置によって送信された前記データに対応する前記点検失敗ステータスが前記第4状態であることが、解析を用いて認識されたとき、前記出力装置によって送信された前記データに対して前記基地局によって実行された点検が、前記低いデータ伝送チャネル品質に起因して失敗したと決定する段階を実行するために、前記メモリに記憶された前記プログラムを呼び出す、請求項59に記載のUE。
  62. 前記プロセッサはさらに、前記肯定応答指示メッセージの中に、前記UEに対応するインデックス番号が無いことが、解析を用いて認識されたとき、前記出力装置によって送信された前記データを前記基地局が発見しなかったと決定する段階を実行するために、前記メモリに記憶された前記プログラムを呼び出す、請求項56から61のいずれか一項に記載のUE。
  63. 前記肯定応答指示メッセージのデータ長は、予め設定されたデータ長であり、前記肯定応答指示メッセージによって示される、前記UEが属する前記肯定応答グループにおける目標UE対応するインデックス番号の数が、前記予め設定されたデータ長を超えない、請求項56から62のいずれか一項に記載のUE。
  64. データを基地局へ送信するように前記出力装置を制御した後、前記基地局によってフィードバックされた肯定応答指示メッセージを受信するように前記入力装置を制御する前記段階の前に、前記プロセッサはさらに、前記基地局によって送信された構成情報を受信するように前記入力装置を制御する段階であって、前記構成情報は、前記UEが属する前記肯定応答グループと、前記基地局が前記肯定応答グループにおいて予め設定した、フィードバックするUEの数と、前記肯定応答グループにおける前記UEに対応する前記インデックス番号とを示すために使用される、段階を実行するために、前記メモリに記憶されたプログラムを呼び出す、請求項56から63のいずれか一項に記載のUE。
  65. 請求項1から32のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
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