JP6561802B2 - 動的荷重測定装置及び補正プログラム - Google Patents

動的荷重測定装置及び補正プログラム Download PDF

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Description

本発明は、動的荷重測定装置及び補正プログラムに関する。
特許文献1には、試験体の動的変形特性を測定する動的荷重計測装置が開示されている。この動的荷重測定装置は、動的荷重の作用開始点と荷重検出部の支持構造が直線的に配置され、かつ、作用開始点、試験体、荷重検出部、及び、荷重検出部と隣接する、荷重検出部の支持構造が、この順に配置されている。また、この動的荷重測定装置は、荷重検出部が円柱状であり、その直径D(mm)と、長さL(mm)の比が、0.3≦L/D≦3を満たし、30mm≦L≦300mm、80mm≦Dであり、かつ、5×(荷重検出部の断面積)<(荷重検出部と隣接する、荷重検出部の支持構造の断面積)を満たしている。
特許文献2には、引張荷重又は圧縮荷重を計測する円柱状の荷重検出部、及び該荷重検出部の軸線方向の両端部に設けられた一対の保持部を有する荷重計測装置が開示されている。当該荷重計測装置は、一対の保持部と上記荷重検出部とが一体に、且つ一対の保持部における荷重検出部の軸線と直交する断面の断面積が、荷重検出部における該軸線と直交する断面の断面積よりも大きく形成された複数の荷重計測部材と、各荷重計測部材の一方側の保持部が連結された、引張荷重又は圧縮荷重を作用させる単一の接触部材と、各荷重計測部材の他方側の保持部が連結された単一の支持部材と、を備えている。また、この荷重計測装置において、上記複数の荷重計測部材は、上記接触部材と支持部材との間に、各荷重検出部の軸線方向が相互に平行となるように並列に配設されている。さらに、この荷重計測装置において、上記接触部材及び支持部材は、上記荷重計測部材の荷重検出部の軸線と直交する断面の断面積が、各荷重検出部における該軸線と直交する断面の断面積よりも大きく形成されている。
特許第4741272号公報 特開2013−19771号公報
外周面にひずみゲージが配置されている円柱と、円柱の端面に設けられ、動的荷重を受ける受け部とを含むロードセルを備え、ひずみゲージの出力を線形処理して動的荷重を測定する構成が知られている。この構成の場合、受け部が動的荷重を受ける位置が軸心から離れるほど、動的荷重の測定精度が低くなる。
本発明は、受け部が円柱の軸心からずれた位置で動的荷重を受ける場合であっても、動的荷重を高精度に測定するための動的荷重測定装置又は補正プログラムの提供を目的とする。
本発明に係る動的荷重測定装置は、円柱と、該円柱の軸方向から見て前記円柱の全周からはみ出した状態で前記円柱の一端に設けられ、動的荷重を受ける受け部と、前記軸方向から見て前記全周からはみ出した状態で前記円柱の他端に設けられ、前記円柱を支持する支持部と、前記軸方向から見て、隣同士で形成するすべての中心角がそれぞれ180°以下となるように前記円柱の外周に配置されている複数のひずみゲージと、前記複数のひずみゲージの各出力から動的荷重に関する第1データ及びモーメント長に関する第2データを算出し、前記第1データを予め定められた前記第2データに対する前記第1データの補正比で補正して動的荷重を特定する補正部と、を備えている。
本発明に係る動的荷重測定装置は、複数のひずみゲージの各出力から動的荷重に関する第1データ及びモーメント長に関する第2データを算出し、第1データを予め定められた第2データに対する第1データの補正比で補正して動的荷重を特定している。そのため、本発明に係る動的荷重測定装置は、受け部が円柱の軸心からずれた位置で動的荷重を受ける場合であっても、動的荷重を高精度に測定することができる。
本発明に係る補正プログラムは、コンピュータを、本発明の動的荷重測定装置における前記補正部として機能させる。
本発明に係る動的荷重測定装置によれば、受け部が円柱の軸心からずれた位置で動的荷重を受ける場合であっても、動的荷重を高精度に測定することができる。また、本発明に係る補正プログラムによれば、動的荷重測定装置の受け部が円柱の軸心からずれた位置で動的荷重を受ける場合、動的荷重を高精度に測定することができる。
本実施形態の動的荷重測定装置の概略図(斜視図)である。 本実施形態の動的荷重測定装置の概略図(正面図)である。 本実施形態の動的荷重測定装置を構成する本体を、図2における3−3断面線で切った断面図である。 本実施形態の動的荷重測定装置を構成するロードセルに測定対象物を取り付けた状態を示す概略図(正面図)である。 本実施形態の動的荷重測定装置を構成するデータ処理部(ブロック図)と、本体を構成する複数のひずみゲージからデータ処理部を構成する複数のブリッジ回路に送られる入力信号と、データ処理部を構成するCPUにより特定された動的荷重の出力信号と、の関係(信号処理の流れ)を示す模式図である。 本実施形態のロードセルを構成する受け部が動的荷重を受けた後に、ロードセルを構成する円柱の軸方向に伝搬する応力波のエネルギーの大きさを表すグラフである。 本実施形態のデータ処理部によるデータ処理のフロー図である。 本実施形態の補正プログラムで、データD1及びデータD2を算出する際のモデルを示す図である。 本実施形態のデータ処理部による補正プログラムで補正される第2データに対する第1データの補正比を示すグラフである。 受け部が動的荷重を受けた状態において、軸方向から見た円柱における応力分布についてのシミュレーションの結果を示す図であって、受け部がオフセット量0mmの位置(軸Oの位置)で動的荷重を受けた場合の応力分布である。 受け部が動的荷重を受けた状態において、軸方向から見た円柱における応力分布についてのシミュレーションの結果を示す図であって、受け部がオフセット量50mmの位置(軸Oから50mmずれた位置)で動的荷重を受けた場合の応力分布である。 受け部が動的荷重を受けた状態において、軸方向から見た円柱における応力分布についてのシミュレーションの結果を示す図であって、受け部がオフセット量100mmの位置(軸Oから100mmずれた位置)で動的荷重を受けた場合の応力分布である。 受け部が動的荷重を受けた状態において、軸方向から見た円柱における応力分布についてのシミュレーションの結果を示す図であって、受け部がオフセット量141mmの位置(軸Oから141mmずれた位置)で動的荷重を受けた場合の応力分布である。 受け部が動的荷重を受けた状態において、円柱における軸から+X方向(横方向)半分の部分の形状についてのシミュレーションの結果を示す図であって、(A)は受け部がオフセット量0mmの位置(受け部における円柱の軸Oに重なる位置)で動的荷重を受けた場合の模式図、(B)は受け部がオフセット量50mmの位置(受け部における円柱の軸Oから50mmずれた位置)で動的荷重を受けた場合の模式図、及び、(C)は受け部がオフセット量100mmの位置(受け部における円柱の軸Oから100mmずれた位置)で動的荷重を受けた場合の模式図である。 受け部が動的荷重を受けた状態において、円柱における軸方向のひずみ分布についてのシミュレーションの結果(実線)と、円柱の内部が線形に変形したと仮定した場合のひずみ分布についての結果(破線)とを示すグラフであって、受け部がオフセット量0mmの位置(受け部における円柱の軸Oの位置)で動的荷重を受けた場合のグラフである。 受け部が動的荷重を受けた状態において、円柱における軸方向のひずみ分布についてのシミュレーションの結果(実線)と、円柱の内部が線形に変形したと仮定した場合のひずみ分布についての結果(破線)とを示すグラフであって、受け部がオフセット量50mmの位置(受け部における円柱の軸Oから50mmずれた位置)で動的荷重を受けた場合のグラフである。 受け部が動的荷重を受けた状態において、円柱における軸方向のひずみ分布についてのシミュレーションの結果(実線)と、円柱の内部が線形に変形したと仮定した場合のひずみ分布についての結果(破線)とを示すグラフであって、受け部がオフセット量100mmの位置(受け部における円柱の軸Oから50mmずれた位置)で動的荷重を受けた場合のグラフである。 受け部が異なる大きさの動的荷重を受けた状態において、補正プログラムにより補正する前の動的荷重に対する実際の動的荷重の関係を示すグラフであって、+X方向のオフセット量を変更した場合のグラフである。 本実施形態の受け部が異なる大きさの動的荷重を受けた状態において、補正プログラムにより補正した動的荷重に対する実際の動的荷重の関係を示すグラフであって、+X方向のオフセット量を変更した場合のグラフである。 受け部が異なるオフセット量で動的荷重を受けた場合において、シミュレーションの結果と、補正プログラムにより補正して動的荷重を特定した場合の結果と、線形処理プログラムのみで動的荷重を特定した場合の結果と、比較したグラフである。 (A)、(B)及び(C)は、変形例のロードセルの断面図である。 変形例のロードセルの断面図である。
≪概要≫
以下、本実施形態の動的荷重測定装置10(図1及び図2参照)について説明する。まず、本実施形態の動的荷重測定装置10の構成について説明する。次いで、本実施形態の動的荷重測定装置10を用いた動的荷重の測定方法について説明する。次いで、本実施形態の効果について説明する。
なお、以下の説明では、図中における矢印Hの方向(+H方向及び−H方向)を装置高さ方向とし、+H方向を装置高さ方向上側、−H方向を装置高さ方向下側とし、特段の事情がない限り、単に上側、下側とする。また、図中における矢印Xの方向(+X方向及び−X方向)を装置幅方向、矢印H方向及び矢印X方向に直交する方向を、すなわち図中の矢印Y方向(+Y方向及び−Y方向)を装置奥行き方向とする。
≪構成≫
本実施形態の動的荷重測定装置10は、動的荷重を測定する機能を有する。動的荷重測定装置10は、図1及び図2に示されるように、ロードセル20と、データ処理部30と、を含んで構成されている。
<ロードセル>
ロードセル20は、図2に示されるように、本体40と、複数のひずみゲージ50と、を含んで構成されている。
[本体]
本体40は、図1及び図2に示されるように、円柱42と、受け部44と、支持部46と、を含んで構成されている。本実施形態の本体40は、一例として鋼材(鉄)の塊が削り出されて製造されている。すなわち、円柱42と、受け部44と、支持部46とは、一体的に構成されている。なお、受け部44と、支持部46とは、円柱42を挟んで、円柱42の両端に設けられている。
〔円柱〕
円柱42は、受け部44が動的荷重を受けると、受け部44が動的荷重を受ける位置(荷重点)及び動的荷重の大きさに応じて異なる形状に弾性変形するようになっている。また、円柱42は、受け部44が動的荷重を受けることで発生される波(応力波)を円柱42の軸方向に伝搬させる機能を有する。なお、本実施形態の円柱42(本体40)は、その軸(図2及び図3における符号O)が装置高さ方向に沿った状態で配置されている。
円柱42の直径Dは、一例としてφ85mmとされている。また、円柱の(軸方向の)長さLAは45mm、すなわち、本実施形態の円柱42の長さLAは15mm以上150mm以下とされている。また、長さLAを直径Dで除した値(LA/D)は約0.53、すなわち、本実施形態のLA/Dは0.3以上3.0以下とされている。
〔受け部〕
受け部44は、動的荷重を受ける機能を有する。本実施形態の受け部44は、一例として、幅Wが200mm、奥行きCが200mm、厚みTが75mmの直方体とされている。また、受け部44は、円柱42の軸方向から見て(装置高さ方向から見て)、円柱42の全周(全外周)からはみ出して、軸Oに中心を合わせた状態で、円柱42の一端(上端)に設けられている。
受け部44の上面には、複数のねじ穴(図示省略)が形成されている。そして、受け部44の上面には、図4に示されるように、測定対象物100が固定された板102が取り付けられるようになっている。なお、本実施形態の測定対象物100は、一例として、自動車(図示省略)のフロントサイドメンバーとされている。
〔支持部〕
支持部46は、円柱42を支持する機能を有する。また、支持部46は、受け部44で発生されて円柱42に伝搬された応力波を反射させる機能を有する。本実施形態の支持部46は、一例として、幅Wが200mm、奥行きCが200mm、厚みTが75mmの直方体、すなわち、受け部44と同一の形状とされている。また、支持部46は、図3に示されるように、円柱42の軸方向から見て(装置高さ方向から見て)、円柱42の全周(全外周)からはみ出して、軸Oに中心を合わせた状態で円柱42の下端(すなわち、上端を一端とした場合の他端)に設けられている。なお、図3は図2のロードセル20の3−3線断面図であるが、支持部46の外周には受け部44の外周が重なっている。
なお、支持部46における円柱42の軸に直交する(仮想)直交面で切った支持部46の断面積S1は200mm×200mm(=40000mm)であり、円柱42における軸に直交する直交面で切った円柱42の断面積S2は(85mm/2)×π(=5675mm)であることから、断面積S1は、断面積S2の約7倍とされている。別の見方をすると、断面積S2は断面積S1の約1/7であり、すなわち、断面積S2は断面積S1の1/5よりも小さい。また、支持部46の下面は、動的荷重測定装置10の筐体(図示省略)に固定されている。
[複数のひずみゲージ]
複数のひずみゲージ50は、図3に示されるように、一例として、円柱42の軸方向から見て、軸O(軸心O)に対して対称に(軸対称に)円柱42の外周に配置されている。ここで、「軸対称に配置されている」とは、円柱42の軸方向から見て、円柱42の軸Oを挟んでひずみゲージ50が対向して配置されていることを意味する。また、複数のひずみゲージ50は、図2に示されるように、それぞれ円柱42の軸方向中央に配置されている。本実施形態において円柱42の外周に配置されている複数のひずみゲージ50の個数は、一例として12個とされている。また、本実施形態では、円柱42の軸方向から見て、隣り合って配置されている(隣り同士の)各ひずみゲージ50が軸心Oに形成する角度(中心角)θは30°、すなわち、すべての中心角θはそれぞれ180°以下とされている。なお、ひずみゲージ50から得られるデータを処理するために、ひずみゲージ50は、軸対称かつ等間隔離れた状態で配置されていることが望ましい。本実施形態のひずみゲージ50は、一例として等方性導体を用いた、金属ひずみゲージとされている。ただし、ひずみゲージ50には、金属ひずみゲージに換えて、半導体ひずみゲージを用いてもよい。
<データ処理部>
データ処理部30は、複数のひずみゲージ50からの各出力Sを用いて動的荷重を特定する機能を有する。具体的に、データ処理部30は、複数のひずみゲージ50の各出力Sから動的荷重に関するデータD1及びモーメント長Lに関するデータD3を算出し、データD1を予め定められたデータD3に対するデータD1の補正比(図9参照、以下、補正比γという。)で補正して動的荷重を特定するようになっている(図7参照)。ここで、データ処理部30は、補正部の一例である。また、データD1は第1データの一例、データD3は第2データの一例である。以下、データ処理部30について、構成と、処理のアルゴリズムとについて図面を参照しつつ説明する。なお、前述の各出力Sは、測定対象物100に動的荷重が付与された際に発生するものである。
データ処理部30は、図5に示されるように、演算装置32と、複数のブリッジ回路34と、記憶装置36と、を含んで構成されている。ここで、本実施形態の演算装置32は一例としてCPU(Central Processing Unit)、記憶装置36は一例としてROM(Read Only Memory)とされている。記憶装置36には、後述する補正プログラム36Aが収容されている。また、記憶装置36以外のデータ処理部30(データ処理部30の一部30A)は、コンピュータの一例である。
本実施形態では、複数のブリッジ回路34の個数が一例として12個とされており、各ブリッジ回路34と各ひずみゲージ50とは、それぞれ接続されている。また、複数のブリッジ回路34と、記憶装置36とは、演算装置32に接続されている。なお、本実施形態では、ひずみゲージ50とブリッジ回路34とは、別の構成であるとして説明するが、互いに接続されているひずみゲージ50とブリッジ回路34とを含む構成を、ひずみゲージ50と捉えてもよい。
なお、データ処理部30による各出力Sを用いての動的荷重の特定の方法及び補正プログラム36Aについては、後述する動的荷重の測定方法の説明の中で説明する。
以上が、本実施形態の動的荷重測定装置10の構成についての説明である。
≪測定方法≫
次に、本実施形態の動的荷重測定装置10を用いた動的荷重の測定方法について、図面を参照しつつ説明する。以下の説明では、まず、ロードセル20を構成する本体40の弾性変形について説明し、次いで、データ処理部30によるデータ処理方法について説明する。次いで、データ処理方法において、各出力SからデータD1、データD2及び後述するデータD3を算出して、算出したデータD1の補正比γ(図9参照)を算出して、データD1に導出した補正比γを乗じて補正することの技術的意義(以下、補正の技術的意義という。)について説明する。なお、補正比γは、図9に示されるように、モーメント長Lをパラメータとする関数である。
<本体の弾性変形>
まず、作業者は、図4に示されるように、測定対象物100が固定された板102を受け部44の上面に取り付ける。
次いで、作業者は、動的荷重測定装置10の操作パネル(図示省略)を操作して、測定対象物100の上側に保持されている衝撃付与部材(図示省略)を落下させる。その結果、衝撃付与部材が測定対象物100に衝突して、受け部44は動的荷重を受ける。これに伴い、受け部44は、弾性変形して応力波を発生させる。
受け部44が弾性変形すると、円柱42は、受け部44の弾性変形に伴い弾性変形する。また、円柱42は、受け部44に発生された応力波を軸方向に伝搬させる。
円柱42の軸方向に伝搬した応力波は、上側から下側に進行し、支持部46における円柱42との境界部分に到達して、反対方向(下側から上側)に反射する。次いで、反射した応力波は、受け部44における円柱42との境界部分に到達して、さらに反対方向(上側から下側)に反射する。そして、上記2つの境界部分による反射を繰り返して円柱42の軸方向において重ね合わされる応力波が飽和した状態(応力波のエネルギーが最大の状態)になると(図6参照)、本体40が最も弾性変形した状態(ひずんだ状態)となる。
以上が、動的荷重測定装置10を用いた動的荷重の測定方法に伴うロードセル20の本体40の弾性変形についての説明である。
<データ処理部によるデータ処理方法>
次に、データ処理部30によるデータ処理方法、すなわち、各出力Sを用いての動的荷重の特定の方法について、図7〜図9を参照しつつ説明する。
受け部44が動的荷重を受けて円柱42が弾性変形すると、複数のひずみゲージ50に接続されている各ブリッジ回路34の各出力Sが、演算装置32に入力される(図5参照)。なお、各出力Sとしては、応力波が飽和した状態での出力が想定されている。
次いで、演算装置32は、記憶装置36の補正プログラム36Aを用いて、各出力Sから動的荷重に関するデータD1と、モーメントMに関するデータD2とを算出する。ここで、補正プログラム36Aは、データD1、データD2及びデータD3を算出して、補正比γ(図9参照)を算出して、補正比γをデータD1に乗じることでデータD1を補正して、動的荷重を特定するためのプログラムである。
データD1は、各出力Sを円柱42の断面積で面積分した積分値に、予め定められた係数(以下、係数k1という。)を乗じて算出される。具体的に、データD1は、下記の式(数1)により求められる。係数k1とは、円柱42の形状、弾性率その他のパラメータにより定められる。なお、下記の式(数1)のFに係数k1を乗じると、データD1が算出される。
ここで、上記の式(数1)における各パラメータの意味は以下のとおりである。
・Ni:形状関数
・ξ、η:正規化座標
・J:ヤコビアンマトリックス
なお、ξ、ηは、図8におけるX−Y平面座標における位置Pの座標(x、y)に対応する正規化座標の各成分を示す。
また、データD2は、各出力Sに円柱42の断面の半径(D/2)から求められる各出力の位置のX座標値(Xi)、またはY座標値(Yi)を乗じた値(Myi、Mxi)を、円柱42の断面積で面積分した積分値に、予め定められた係数(以下、係数k2という。)を乗じて算出される。具体的に、データD2は、下記の式(数2)により求められる。係数k2とは、円柱42の形状、弾性率その他のパラメータにより定められる。なお、下記の式(数2)のMに係数k2を乗じると、データD2が算出される。
ここで、上記の式(数2)における各パラメータの意味は以下のとおりである。
・Mxi:座標(Xi、Yi)におけるモーメントのx成分
・Myi:座標(Xi、Yi)におけるモーメントのy成分
・M:座標(x、y)におけるモーメントのx成分
・M:座標(x、y)におけるモーメントのy成分
・ξ、η:正規化座標におけるx、yに対応する成分(図8参照)
・J:ヤコビアンマトリックス
次いで、演算装置32は、補正プログラム36Aを用いて、モーメント長Lに関するデータD3を算出する。具体的に、データD3は、下記の式(数3)のとおり、データD2をデータD1で除して算出される。なお、下記の式(数3)のLに定められた係数(係数k3という。)を乗じると、データD3が算出される。
次いで、演算装置32は、記憶装置36の補正プログラム36Aを用いて、算出したデータ1に対応する補正比γ(図9参照)を導出し、算出したデータD1に導出した補正比γを乗じることでデータD1を補正して動的荷重を特定する。以上のとおり、補正プログラム36Aは、記憶装置36以外のデータ処理部30を、補正比γでデータD1を補正して動的荷重を特定させるためのプログラムといえる。データ処理部30は、特定された動的荷重(に関するデータ)を報知手段(図示省略)に送信して、本実施形態の測定方法が終了する。
<補正の技術的意義>
以上のとおり、本実施形態のデータ処理部30は、補正プログラム36AによりデータD1、データD2及びデータD3を算出した後、データD1を補正して動的荷重を特定するようになっている。以下、各出力Sを補正することの技術的意義について説明する。
図10〜図13は、受け部44が定められた大きさの動的荷重を受けた状態において、軸方向から見た円柱42における応力分布についてのシミュレーションの結果を示す図である。各図の違いは、それぞれ受け部44における動的荷重を受ける位置の違い(オフセット量の違い)のみである。図10、図11、図12、図13の記載順で、軸O(軸心)からのオフセット量が0mm、50mm、100mm、141mmと大きくなっている。
また、図14(A)、(B)及び(C)は、受け部44が定められた大きさの動的荷重を受けた状態での変形についてのシミュレーションの結果を示す図である。各図は、円柱42における軸Oを通る断面であって、+X方向側の部分の変形を示している。各図の違いは、それぞれ受け部44における動的荷重を受ける位置の違い(オフセット量の違い)のみである。(A)、(B)、(C)の記載順で、軸O(軸心)からのオフセット量が0mm、50mm、100mmと大きくなっている。
ここで、図10は、オフセット量が0mmの場合のシミュレーションの結果である。図10によれば、円柱42の応力分布は軸Oに対して対称(点対称)であり、ほぼ均一な応力分布であることが分かる。これに対して、図11〜図13に示されるように、円柱42の内部の応力は、線形でない(非線形である)ことがわかる。特に、円柱42の内部の応力の非線形性は、オフセット量が大きくなるほど顕著となることがわかる。
また、図15〜図17は、受け部44が定められた大きさの動的荷重を受けた状態において、円柱42における軸方向のひずみ分布についてのシミュレーションの結果(実線)と、線形に変形したと仮定した場合の軸方向のひずみ分布についての結果(破線)とを示す図である。各図の違いは、それぞれ受け部44における動的荷重を受ける位置の違い(オフセット量の違い)のみである。図15、図16、図17の記載順で、軸O(軸心)からのオフセット量が0mm、50mm、100mmと大きくなっている。
なお、図15〜図17において、線形に変形したと仮定した場合の軸方向のひずみ分布についての結果(破線)は、後述する比較形態の結果に相当する。比較形態(図示省略)の場合、複数のひずみゲージ50と1個のブリッジ回路34とが接続されており、ブリッジ回路34に入力された複数のひずみゲージ50からの出力Sを線形処理して、動的荷重を特定するようになっている。比較形態は、上記の点以外、本実施形態と同様の構成とされている。
図15〜図17に示されるように、円柱42のひずみのシミュレーションの結果(実線)から、オフセット量が大きくなるほど、非線形性が顕著となることがわかる。別の見方をすると、円柱42のひずみが線形に変形したと仮定した場合のひずみ分布(破線)は、シミュレーションの結果(実線)に対して、オフセット量が大きくなるほどずれている。特に、線形に変形したと仮定した場合における円柱42の+X方向の外周側の部分、すなわち、圧縮側のひずみ(図17の一点鎖線Aで囲まれた部分)は、シミュレーションの結果(実線)に対して、顕著にずれていることがわかる。
また、図18は、受け部44が異なる大きさの動的荷重を受けた状態において、データD1に基づく動的荷重、すなわち、補正プログラム36Aにより補正する前の動的荷重に対する実際の動的荷重との関係を示すグラフであって、+X方向のオフセット量を変更した場合のグラフである。図18のグラフによれば、補正プログラム36Aにより補正する前の動的荷重は、オフセット量が大きいほど、小さく算出されている。
以上のとおり、比較形態の場合、複数のひずみゲージ50からの各出力Sを線形処理して動的荷重を算出すると、(実際の)動的荷重を正確に特定することができない。特に、比較形態の場合、オフセット量が大きくなるほど、ずれは大きくなる(不正確になり易い)。そして、本願の発明者らは、オフセット量(モーメント長L)と、比較形態の場合に測定される動的荷重のずれとの相関を見出すことができれば、受け部44が円柱42の軸Oからずれた位置で動的荷重を受ける場合であっても(オフセット量に関わらず)、比較形態に比べて、動的荷重を高精度で測定することができると考えた。なお、上記相関は、補正比γに相当する。
そこで、本願の発明者らは、補正比γを定めるべく、以下の実験と評価とを行った。具体的には、受け部44における軸O(軸心)から0mm、50mm、100mm、141mmの位置に、球(図示省略)を衝突させることで受け部44に20kNの動的荷重を付与して、円柱42の外周に配置されている12個のひずみゲージ50(図3参照)の各出力Sを取得した。そして、取得したすべての出力Sと、ひずみ分布のシミュレーションの結果とを評価(すべての出力Sが図15〜図17に示されるひずみ分布のシミュレーションの結果(各図における実線)に合うように係数を検討)して、図9の補正比γを求めた。ここで、図9における4ヶ所のプロットは上記の実験の結果であり、図9における曲線は、求めた補正比γである。求めた補正比γは、下記の式(数4)のとおりとされ、本実施形態の場合は、モーメント長Lについての3次の近似式とした。
その結果、本実施形態により特定した動的荷重(図19参照)は、補正プログラム36Aにより補正しない場合(図18参照)に比べて、オフセット量、及び、動的荷重の大きさに関わらず、ずれが小さい。すなわち、本願の発明者らは、補正プログラム36AによりデータD1、データD2及びデータD3を算出した後、算出したデータD1の補正比γを導出して、算出したデータD1に導出した補正比γを乗じて補正することで、比較形態よりも正確に動的荷重を測定できることを見出した。
以上が、補正の技術的意義である。また、本実施形態の動的荷重測定装置10を用いた動的荷重の測定方法についての説明である。
≪効果≫
次に、本実施形態の効果(第1〜第3の効果)について説明する。
<第1の効果>
第1の効果とは、補正プログラム36AによりデータD1、データD2びデータD3を算出し、データD1を補正して動的荷重を特定すること(以下、構成Aとする。)による効果である。第1の効果については、前述の比較形態と比較しながら図面を参照しつつ説明する。
前述のとおり、比較形態の場合、ロードセル20の円柱42内が線形に変形しているとの仮定のもと動的荷重を特定していることから、実際の動的荷重に対して測定される動的荷重がずれる。特に、比較形態の場合、オフセット量が大きくなるほど、実際の動的荷重に対して測定される動的荷重は大きくずれる(図18参照)。
これに対して、本実施形態の場合、補正プログラム36AによりデータD1、データD2及びデータD3を算出した後、算出したデータD1の補正比γを導出して、算出したデータD1に導出した補正比γを乗じて補正する(図7及び図9参照)。
したがって、本実施形態によれば、比較形態(ロードセル20の円柱42内が線形に変形しているとの仮定のもと動的荷重を特定している場合)に比べて、実際の動的荷重に対して測定される動的荷重がずれ難い。すなわち、本実施形態によれば、上記比較形態に比べて、動的荷重を高精度で測定することができる。特に、受け部44が円柱42の軸Oからずれた位置で動的荷重を受ける場合であっても(オフセット量に関わらず)、本実施形態は、比較形態に比べて、動的荷重を高精度で測定することができる(図20参照)。
<第2の効果>
第2の効果とは、本実施形態が、構成Aを有するうえで、円柱42の長さLAを円柱42の直径Dで除した値(LA/D)が0.3以上3.0以下とされていること(以下、構成Bとする。)による効果である。なお、本実施形態は、前述のとおり、LA/Dが約0.53とされており、構成Bを満たす。
ここで、LA/Dが小さいほど、円柱42内の応力は不均一になり易い。また、LA/Dが大きいほど、円柱42内での応力が飽和するまでの時間が長くなり易い。
したがって、本実施形態によれば、LA/Dが0.3より小さい場合に比べて、動的荷重を高精度で測定することができる。また、本実施形態によれば、LA/Dが3.0より大きい場合に比べて、動的荷重を高精度かつ短時間で測定することができる。なお、LA/Dが0.3よりも小さい場合及び3.0より大きい場合の何れか一方を満たす場合であっても、構成Aを有する形態は、本発明の技術的範囲に含まれる。
<第3の効果>
第3の効果とは、本実施形態が構成Aを有するうえで、円柱42の軸Oに直交する直交面で切った円柱42の断面積S2が前記直交面で切った支持部46の断面積S1の1/5よりも小さいこと(以下、構成Cとする。)による効果である。なお、本実施形態は、前述のとおり、断面積S2は断面積S1の約1/7とされており、構成Cを満たす。
ここで、円柱42の断面積S2が小さいほど、すなわち、断面積S2を断面積S1で除した値が小さいほど、支持部46における円柱42との境界部分で反射した応力波が軸方向に沿って進行し易い(応力波が乱れ難い)。
したがって、本実施形態によれば、円柱42の軸Oに直交する直交面で切った円柱42の断面積S2が前記直交面で切った支持部46の断面積S1の1/5以上である場合に比べて、動的荷重を高精度で測定することができる。なお、断面積S2が断面積S1の1/5以上である場合であっても、構成Aを有する形態は、本発明の技術的範囲に含まれる。
以上が、本実施形態の効果についての説明である。
以上のとおり、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明の技術的範囲には前述した実施形態以外の形態も含まれる。例えば、本発明の技術的範囲には、下記のような形態も含まれる。
本実施形態の動的荷重測定装置10は、測定対象物100の動的荷重を測定するとして説明した。しかしながら、静的荷重の測定にも用いることができる。
本実施形態の受け部44は一例として直方体であるとして説明したが、受け部44が動的荷重を受ける機能を有し、円柱42の全外周からはみ出していれば、直方体でなくてもよい。例えば、円板状、多面体その他の立体であってもよい。
本実施形態の円柱42の外周に配置されている複数のひずみゲージ50の個数は一例として12個であり、円柱42の外周に配置されている各ひずみゲージ50は、円柱42の軸方向から見て、等間隔離れた状態で配置されているとして説明した。しかしながら、円柱42の軸方向から見て、隣り同士のひずみゲージ50が形成するすべての中心角θがそれぞれ180°以下であれば、複数のひずみゲージ50の個数は、12個でなくてもよい。2個以上11個以下、又は、13個以上であってもよい(図21(A)及び(B)参照)。
本実施形態の円柱42の外周に配置されている複数のひずみゲージ50は、円柱42の軸方向から見て、円柱42の外周に等間隔離れた状態で配置されているとして説明した。しかしながら、一例として図21(C)及び図22に示されるように、円柱42の軸方向から見て、隣り同士のひずみゲージ50が形成するすべての中心角θがそれぞれ180°以下であれば、複数のひずみゲージ50における円柱42の周方向の間隔は等間隔でなくてもよい。
本実施形態では、各ひずみゲージ50と各ブリッジ回路34とはそれぞれ接続されているとして説明した。しかしながら、少なくとも2個のブリッジ回路34を有し、各ブリッジ回路34に各ひずみゲージ50が接続されていれば、各ひずみゲージ50の個数と各ブリッジ回路34の個数とは同数でなくてもよい。例えば、6個のブリッジ回路34と、12個のひずみゲージ50とを有し、各ブリッジ回路34に2個のひずみゲージ50の出力Sが入力されるようにしてもよい。
本実施形態のロードセル20は、図1、図2、図3及び図4等に示される形状であるとして説明した。しかしながら、ロードセルが、円柱、円柱の両端に設けられた受け部及び支持部を含んで構成されていれば、ロードセルの形状は本実施形態のロードセル20の形状と異なる形状であってもよい。このように、ロードセルの形状が異なる場合、記憶装置36に収容される補正プログラムを当該ロードセルの形状に合わせて変更してもよい。
本実施形態のロードセル20は、鉄であるとして説明した。しかしながら、ロードセルが、円柱、円柱の両端に設けられた受け部及び支持部を含んで構成されていれば、ロードセルの材質は鉄でなくてもよい。このように、ロードセルの材質が異なる場合、記憶装置36に収容される補正プログラムを当該ロードセルの材質に合わせて変更してもよい。
本実施形態では、図4に示されるように、受け部44の上面に測定対象物100が固定された板102を取り付け、測定対象物100に衝撃付与部材を落下させることで、受け部44が動的荷重を受けるとして説明した。しかしながら、受け部44の上面に直接測定対象物100を落下させて動的荷重を測定してもよい。
本実施形態では、1台の動的荷重測定装置10により測定対象物100の動的荷重を測定するとして説明した。しかしながら、複数の動的荷重測定装置10を並べ、1枚の板(図示省略)を各動的荷重測定装置10の受け部44の上面に固定して、当該1枚の板に測定対象物を衝突させて、動的荷重を測定するようにしてもよい。
本実施形態の補正比γは、式(数4)のとおり、モーメント長Lについての3次の近似式であるとして説明した。しかしながら、取得したすべての出力Sと、ひずみ分布のシミュレーションの結果とが合えば、3次の近似式でなくてもよい。例えば、補正比γは、モーメント長Lについての4次以上の近似式であってもよい。
10 動的荷重測定装置
30 データ処理部(補正部の一例)
30A データ処理部の一部(コンピュータの一例)
36A 補正プログラム
42 円柱
44 受け部
46 支持部
50 複数のひずみゲージ
D 円柱の直径
D1 データ(第1データの一例)
D3 データ(第2データの一例)
LA 円柱の長さ
θ 中心角

Claims (4)

  1. 円柱と、
    該円柱の軸方向から見て前記円柱の全周からはみ出した状態で前記円柱の一端に設けられ、動的荷重を受ける受け部と、
    前記軸方向から見て前記全周からはみ出した状態で前記円柱の他端に設けられ、前記円柱を支持する支持部と、
    前記軸方向から見て、隣同士で形成するすべての中心角がそれぞれ180°以下となるように前記円柱の外周に配置されている複数のひずみゲージと、
    前記複数のひずみゲージの各出力から動的荷重に関する第1データ及び、前記円柱の軸心に対する前記受け部における動的荷重を受ける位置のオフセット量に関する第2データを算出し、前記第1データを予め定められた前記第2データに対する前記第1データの補正比で補正して動的荷重を特定する補正部と、
    を備えた動的荷重測定装置。
  2. 前記円柱の長さを前記円柱の直径で除した値は、0.3以上3.0以下とされている、
    請求項1に記載の動的荷重測定装置。
  3. 前記円柱の軸に直交する直交面で切った前記円柱の断面積は、前記直交面で切った前記支持部の断面積の1/5よりも小さい、
    請求項1又は2に記載の動的荷重測定装置。
  4. コンピュータを、
    請求項1〜3の何れか1項に記載の動的荷重測定装置における前記補正部として機能させる、
    補正プログラム。
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