JP6560823B2 - ロボットおよびその制御方法、ならびに制御プログラム - Google Patents

ロボットおよびその制御方法、ならびに制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の可動部を備えたロボットなどに関する。
現在、ロボット技術が進化し、会話等のコミュニケーションができるロボットが開発されている。ロボットは小型なものもあり、ユーザが容易に持ち上げることができ、室内だけでなく、屋外へ持ち運んで利用できる持ち運び可能なロボットは、機体が地面等に置かれているときと、機体が手に持たれているときとで、実行可能な動作が異なる。
例えば、機体が地面等に置かれているときには転倒しないようにバランスを取りながら稼動する必要があり、機体が手に持たれているときには人の手を挟まないように稼働する必要がある。そのため、機体が地面等に置かれている状態や、機体が手に持たれている状態のような自己の状態を判別する手段を必要とする。
特許文献1では、加速度センサやジャイロセンサによる信号から自己の状態が持ち上げられているかどうかを判別し、自己の状態に応じた動作を行っている。また、特許文献2では、サーボモータのトルクを見て、自己の状態を判別して、自己の状態に応じた動作を行っている。
国際公開パンフレット「WO 第00/32360号公報(2000年6月8日国際公開)」 日本国公開特許公報「特開2013−13946号公報(2013年1月24日公開)」
上記のように、特許文献1に記載された技術では、加速度やジャイロセンサの時系列の値により、ロボットの歩行や持ち上げ状態を判別している。しかしながら、近年増加している小型ロボットは、片手で持ち上げることができるため、持ち上げ方のパターンは様々である。特に大きく持ち上げずに静かに手に持ったような場合は、加速度センサやジャイロセンサの値が、手に持ったことによる振動によるものなのか、ロボット自身が動作した振動によるものなのかを判別することが困難である。
一方、特許文献2に記載された技術では、サーボモータのトルクから、ロボットの保持状態を推定している。そのため、ロボットが静止している状態で特定の箇所を持った場合には、手持ち状態を判別することができるが、ロボットが動作中に検出を行うとロボットの動作を妨げてしまうという問題点がある。また、サーボモータにトルクがかからない箇所を持った場合には、手持ち状態を検出できないという問題点もある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ロボットが動作中に動作を妨げることなく、ロボットが置かれた状態にあるか否かを判定することができるロボットなどを実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るロボットは、複数の可動部を備えたロボットであって、上記複数の可動部のうち上記ロボットを所定の面上に置いたときに生じる反力を支える可動部に設けられた第1サーボモータに生じるトルクが所定の閾値を超えたか否かを判定するトルク判定部と、上記トルク判定部によって上記第1サーボモータに生じるトルクが上記所定の閾値を超えたと判定された場合に、上記ロボットが上記所定の面上に置かれた状態にあると判定する状態判定部と、を備えていることを特徴としている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るロボットの制御方法は、複数の可動部を備えたロボットの制御方法であって、上記複数の可動部のうち上記ロボットを所定の面上に置いたときに生じる反力を支える可動部に設けられた第1サーボモータに生じるトルクが所定の閾値を超えたか否かを判定するトルク判定ステップと、上記トルク判定ステップで上記第1サーボモータに生じるトルクが上記所定の閾値を超えたと判定された場合に、上記ロボットが上記所定の面上に置かれた状態にあると判定する状態判定ステップと、を含んでいることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、ロボットが動作中に動作を妨げることなく、ロボットが置かれた状態にあるか否かを判定することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係るロボットの主要部(制御部、加速度センサ、およびサーボモータ)の構成を示すブロック図である。 (a)は、本発明の実施形態1に係るロボットの構成を示す図であり、(b)は、(a)に示す状態のロボットが備える各サーボモータの回転角度を示す図である。 (a)は、ロボットの姿勢の一例を示す図であり、(b)は、(a)に示す状態のロボットが備える各サーボモータの回転角度を示す図であり、(c)は、ロボットの姿勢の別の例を示す図であり、(d)は、ロボットが持ち上げられた状態における足首部の状態を示す図であり、(e)は、ロボットが地面に置かれた状態における足首部の状態を示す図である。 本発明の実施形態1に係るロボットの動作の流れを示すフローチャートである。 (a)は、ロボットの姿勢の一例を示す図であり、(b)は、(a)に示す状態のロボットが備える各サーボモータの回転角度を示す図であり、(c)は、ロボットの姿勢の別の例を示す図である。 本発明の実施形態2に係るロボットの動作の流れを示すフローチャートである。 (a)は、ロボットの姿勢の一例を示す図であり、(b)は、(a)に示す状態のロボットが備える各サーボモータの回転角度を示す図であり、(c)は、ロボットの姿勢の別の例を示す図である。 本発明の実施形態3に係るロボットの動作の流れを示すフローチャートである。 (a)は、本発明の実施形態4に係るロボットの構成を示す図であり、(b)は、(a)に示す状態のロボットが備える各サーボモータの回転角度を示す図である。 (a)は、ロボットの姿勢の一例を示す図であり、(b)は、(a)に示す状態のロボットが備える各サーボモータの回転角度を示す図であり、(c)は、ロボットの姿勢の別の例を示す図である。 本発明の実施形態4に係るロボットの動作の流れを示すフローチャートである。
本発明の実施の形態について図1〜図11に基づいて説明すれば、次の通りである。以下、説明の便宜上、特定の項目にて説明した構成と同一の機能を有する構成については、同一の符号を付記し、その説明を省略する場合がある。
〔実施形態1〕
図1は、本発明の実施形態1に係る二足歩行型のロボット110の主要部の構成を示すブロック図である。同図に示すように、ロボット110の主要部は、制御部10、加速度センサ11、およびサーボモータM1〜M4を備えている。図2の(a)は、本発明の実施形態1に係るロボット110の構成を示す図である。なお、サーボモータM1〜M4は、それぞれ、図2の(a)に示すサーボモータ1L,1R〜サーボモータ4L,4Rのそれぞれを纏めて呼称するときの部材名である。なお、以下これらのサーボモータを纏めて単にサーボモータと称する場合がある。
(制御部10)
制御部10は、ロボット110の各構成要素を統括的に制御するものである。図1に示すように、制御部10は、サーボモータ検出部(トルク判定部)12、サーボモータ指令部(駆動制御部)13、加速度センサ検出部14、姿勢推定部(姿勢判定部)15、および状態判別部(状態判定部)16を備える。
(サーボモータ検出部12)
サーボモータ検出部12は、各サーボモータの回転角度を検出する他、各サーボモータに生じるトルクを検出する機能を有している。特に、本実施形態におけるサーボモータ検出部12は、複数の可動部のそれぞれに設けられたサーボモータのうちロボット110を所定の面(例えば地面)上に置いたときに生じる反力を支える可動部に設けられた第1サーボモータに生じるトルクが所定の閾値を超えたか否かを判定する機能を有している。ここで、可動部としての第1サーボモータの例としては、左右の足首関節部に設けられたサーボモータ1L,2L,1R,2R、左右の股関節部に設けられたサーボモータ3L,3R、左右の肩関節部に設けられたサーボモータ4L,4Rなどを例示することができる。
(サーボモータ指令部13)
サーボモータ指令部13は、各サーボモータの回転角度を指定して、その駆動を制御する機能を有する。
(加速度センサ検出部14)
加速度センサ検出部14は、加速度センサ11からの検出信号を情報処理可能な検出情報に変換する機能を有する。
(姿勢推定部15)
姿勢推定部15は、加速度センサ検出部14にて取得した加速度の検出情報、およびサーボモータ検出部12にて取得した各サーボモータの回転角度の検出情報に基づいて、ロボット110の姿勢を推定(または判定)する機能を有する。
(状態判別部16)
状態判別部16は、サーボモータ検出部12によって第1サーボモータに生じるトルクが所定の閾値を超えたと判定された場合に、ロボット110が所定の面上に置かれた状態にあると判定する機能を有する。また、状態判別部16は、サーボモータ検出部12によって第1サーボモータに生じるトルクが所定の閾値を超えていないと判定された場合に、ロボット110がユーザに保持されている状態にあると判定する機能を有する。以上によれば、ロボット110が所定の面上に置かれた状態にあると判定する際に、第1サーボモータ以外のサーボモータの動作が妨げられることはない。よって、ロボット110が動作中に動作が妨げられることはない。このため、ロボット110が動作中に動作を妨げることなく、ロボット110が置かれた状態にあるか否かを判定することができる。
(加速度センサ11)
加速度センサ11は、ロボット110に生じた加速度を検出し、その検出信号を加速度センサ検出部14に渡す機能を有する。
次に、図2の(a)に示すように、ロボット110は、サーボモータ1L〜4L、サーボモータ1R〜4R、左足首(足首部)5L、右足首(足首部)5R、胴体7、左腕8L、右腕8R、および頭9を備える。胴体7は、制御部10および加速度センサ11を備える。
ロボット110の姿勢が、図2の(a)に示す状態のとき、サーボモータ1R〜3R、サーボモータ1L〜3Lのそれぞれの回転角度の値は、基準値の0°となっている。
また、ロボット110の姿勢が例えば、図3の(a)に示す状態に変化した場合、サーボモータ1L〜3L、およびサーボモータ1R〜3Rの各サーボモータの回転角度は、図3の(b)に示す表のとおりとなる。
例えば、ロボット110で、両足がそろっている場合は、図3の(c)に示すように地面と接地する足首のサーボモータ1R,1Lのそれぞれを重心に近い方が高くなるようにサーボモータ指令部13の制御によりRoll方向に回転させた後、サーボモータ検出部12は、これらのサーボモータに生じるトルクを特定する。
このとき、ロボット110がユーザに把持されていれば、図3の(d)に示すように、左足首5L、右足首5Rの両方が空中に浮いた状態になるため、足首のサーボモータ(第1サーボモータ)1L,1Rにトルクは生じない。一方、図3の(e)に示すように、ロボット110が地面に置かれている場合、足首のサーボモータ1L,1RにおいてRoll方向にトルクがかかる。そのため、ロボット110の状態判別部16は、足首のサーボモータ1L,1Rのそれぞれに生じたトルクが共に所定の閾値を超えていればロボット110が地面に置かれている状態と判定し、足首のサーボモータ1L,1Rのそれぞれに生じたトルクの何れか少なくとも一方が、所定の閾値を超えていなければ把持状態と判定する。
次に、図4に基づき、本発明の実施形態1に係るロボットの動作の流れについて説明する。本実施形態では、2足歩行型のロボット110で足がまっすぐで両足がそろっている場合に、把持状態にあるか否かの判定を行う。まず、ステップS(以下、「ステップ」は省略する)101では、姿勢推定部15は、サーボモータ検出部12が取得する各サーボモータの回転角度の検出結果、および加速度センサ検出部14が取得する加速度の検出結果を用い、ロボット110の姿勢を推定する(S102に進む)。
S102では、姿勢推定部15は、サーボモータ3R,3Lの角度から両足(右足6R、左足6L)が揃っているかどうかを判別し、揃っていない場合、図8のフローに遷移する。一方、両足が揃っている場合、S103に進む。
次に、S103では、姿勢推定部15は、サーボモータ3R,3Lの回転角度のそれぞれが0°になっていなかった場合、膝が曲がっていると判断し、図6のフローに遷移する。一方、サーボモータ3R,3Lの回転角度のそれぞれが0°になっている場合、S104に進む。
次に、S104では、姿勢推定部15は、加速度センサ検出部14から取得したロボット110の傾きPitchと、サーボモータ2R,2L,3R,3Lの各回転角度から、左足首5Lおよび右足首5Rの足裏が地面と水平かどうかを判別する。例えば、図3の(a)に示す姿勢の場合、ロボット110のPitch方向の傾きをθ1、サーボモータ2Rのゼロ点からの角度をθ2、サーボモータ1Rのゼロ点からの角度をθ3とすると、θ1=θ2−θ3となる場合に足裏のPitch方向の角度が地面と水平と判定できる。以上の結果、足裏が地面と水平であれば、S105に進む。一方、足裏が地面と水平でなければ、S108に進む。
次に、S105では、姿勢推定部15は、S104と同様に、加速度センサ検出部14から取得した端末の傾きRollと、サーボモータ1R,1Lの各回転角度から、左足首5Lおよび右足首5Rの足裏が地面と水平かどうかを判別する。その結果、足裏が地面と水平であれば、S106に進む。一方、足裏が地面と水平でなければ、S108に進む。足首部の足裏が、所定の面に対して平行になっている場合、ロボット110は所定の面上に置かれている蓋然性が高い。よって、上記の動作によれば、ロボット110が置かれた状態にあるか否かをより判定し易くなる。
次に、S106では、姿勢推定部15の上記の判定結果に基づき、サーボモータ指令部13は、足裏が地面に対して水平な角度からα°内側が高くなるようにサーボモータ(第1サーボモータ)1R、1Lのそれぞれの回転角度を指定して、各サーボモータを駆動させてS107に進む。これにより、第1サーボモータを意図的に駆動させることで第1サーボモータに生じたトルクを見るので、ロボット110が置かれた状態にあるか否かをより判定し易くなる。
次に、S107では、状態判別部16は、サーボモータ検出部12によりサーボモータ(第1サーボモータ)1Rと1Lのトルクが共に所定の閾値β1を超えていると判定された場合、ロボット110が地面に置かれた状態と判別し(S109)、S111に進む。一方、状態判別部16は、サーボモータ検出部12によりサーボモータ1R、1Lのトルクがどちらか一方でも閾値β1を下回っていると判定された場合、ロボット110が手に持たれた状態であると判別し(S110)、S112に進む。これにより、足首関節部に設けられたサーボモータに生じたトルクを見るので、ロボット110が置かれた状態にあるか否かをより判定し易くなる。
S108では、S107の判定をするための条件を満たさない場合は、特許文献1に記載の技術のように加速度センサの時系列の値から、手持ち状態を判別する。
S111では、ロボット110が地面に置かれていると判定された場合には、例えば歩行などの可能なアクションを実行する。
S112では、ロボット110が手に持たれていると判定された場合には、転倒の心配がないため、例えば、バランスを考慮せずに足を自由に動かすアクションを実行する。
〔実施形態2〕
次に、図5および図6に基づき、本発明の実施形態2に係るロボット110の動作について説明する。なお、本実施形態におけるロボット110の主要部の構成は、図1に示す構成と同様である。また、本実施形態におけるロボット110の構成は、図2の(a)に示す構成と同様である。
ロボット110の姿勢が例えば、図2の(a)に示す状態から図5の(a)に示す状態に変化した場合、サーボモータ1L〜3L、およびサーボモータ1R〜3Rの各サーボモータの回転角度は、図5の(b)に示す表のとおりとなる。
本実施形態では、2足歩行型のロボット110で膝が曲がっている状態で両足がそろっている場合の手持ち状態の判定を行う。図5の(c)に示すようにロボット110が、ひざが曲がった状態で立っている場合、足首を動かさなくても既に足首のサーボモータにトルクがかかっているため、所定の閾値を超えるか否かを見て判定が可能である。
次に、図6に基づき、本発明の実施形態2に係るロボット110の動作の流れについて説明する。まず、S201では、姿勢推定部15は、サーボモータ検出部12が取得する各サーボモータの回転角度の検出結果、および加速度センサ検出部14が取得する加速度の検出結果を用い、ロボット110の姿勢を推定する(S203に進む)。
S203では、姿勢推定部15は、加速度センサ検出部14から取得した端末の傾きPitchと、サーボモータ2R,2L,3R,3Lの各回転角度から、左足首5Lおよび右足首5Rの足裏が地面と水平かどうかを判別する。例えば、図5の(a)に示す姿勢の場合、端末のPitch方向の傾きをθ1、サーボモータ2Rのゼロ点からの角度をθ2、サーボモータ1Rのゼロ点からの角度をθ3とすると、θ1=θ2−θ3となる場合に足裏のPitch方向の角度が地面と水平と判定できる。以上の結果、足裏が地面と水平であれば、S204に進む。一方、足裏が地面と水平でなければ、S208に進む。
次に、S204では、姿勢推定部15は、S203と同様に、加速度センサ検出部14から取得したロボット110の傾きRollと、サーボモータ1R,1Lの各回転角度から、左足首5Lおよび右足首5Rの足裏が地面と水平かどうかを判別する。その結果、足裏が地面と水平であれば、S207に進む。一方、足裏が地面と水平でなければ、S208に進む。足首部の足裏が、所定の面に対して平行になっている場合、ロボット110は所定の面上に置かれている蓋然性が高い。よって、上記の動作によれば、ロボット110が置かれた状態にあるか否かをより判定し易くなる。なお、ロボット110の膝が曲がっているときは、既に上記の各サーボモータにトルクがかかっているので、実施形態1のS106のように特に各サーボモータを動作させる必要はない。
次に、S207では、状態判別部16は、サーボモータ(第1サーボモータ)2Rと2Lのトルクが共に閾値β2を超えていれば、ロボット110が地面に置かれていると判別し(S209)、S211に進む。一方、サーボモータ2Rと2Lのトルクがどちらか一方でも閾値β2を下回っていたら、ロボット110が手に持たれていると判別し(S210)、S212に進む。これにより、足首関節部に設けられたサーボモータに生じたトルクを見るので、ロボット110が置かれた状態にあるか否かをより判定し易くなる。
S208では、S207の判定をするための条件を満たさない場合は、特許文献1に記載の技術のように加速度センサの時系列の値から、手持ち状態を判別する。
S211では、ロボット110が地面に置かれていると判定された場合には、例えば歩行などの可能なアクションを実行する。
S212では、ロボット110が手に持たれていると判定された場合には、転倒の心配がないため、例えば、バランスを考慮せずに足を自由に動かすアクションを実行する。
〔実施形態3〕
次に、図7および図8に基づき、本発明の実施形態3に係るロボット110の動作について説明する。なお、本実施形態におけるロボット110の主要部の構成は、図1に示す構成と同様である。また、本実施形態におけるロボット110の構成は、図2の(a)に示す構成と同様である。
ロボット110の姿勢が例えば、図2の(a)に示す状態から図7の(a)に示す状態に変化した場合、サーボモータ1L〜3L、およびサーボモータ1R〜3Rの各サーボモータの回転角度は、図7の(b)に示す表のとおりとなる。
本実施形態では、2足歩行型のロボット110で足が前後に開いている場合の手持ち状態の判定を行う。図7の(c)に示すように足が前後に開いている状態で立っている場合、足首を動かさなくても既に足首のサーボにトルクがかかっているため、閾値を見て判定が可能である。
次に、図8に基づき、本発明の実施形態3に係るロボット110の動作の流れについて説明する。まず、S301では、姿勢推定部15は、サーボモータ検出部12が取得する各サーボモータの回転角度の検出結果、および加速度センサ検出部14が取得する加速度の検出結果を用い、ロボット110の姿勢を推定する(S303に進む)。
S303では、姿勢推定部15が、加速度センサ検出部14から取得したロボット110の傾きPitchと、サーボモータ2R,2L,3R,3Lの各回転角度から、左足首5Lおよび右足首5Rの足裏が地面と水平かどうかを判別する。例えば図7の(a)に示す姿勢の場合、ロボット110のPitch方向の傾きをθ1、右足については、サーボモータ2Rのゼロ点からの角度をθ2.1、サーボモータ1Rのゼロ点からの角度をθ3.1とすると、θ1=θ2.1−θ3.1となる場合に足裏のPitch方向の角度が地面と水平と判定できる。一方、左足については、サーボモータ2Lのゼロ点からの角度をθ2.2、サーボモータ1Lのゼロ点からの角度をθ3.2とすると、θ1=θ2.2−θ3.2となる場合に足裏のPitch方向の角度が地面と水平と判定できる。ここでは、左右両足が地面に水平かどうかを判定する。以上の結果、足裏が地面と水平であれば、S304に進む。一方、足裏が地面と水平でなければ、S308に進む。
次に、S304では、姿勢推定部15は、S203と同様に、加速度センサ検出部14から取得したロボット110の傾きRollと、サーボモータ1R,1Lの各回転角度から、左足首5Lおよび右足首5Rの足裏が地面と水平かどうかを判別する。その結果、足裏が地面と水平であれば、S307に進む。一方、足裏が地面と水平でなければ、S308に進む。足首部の足裏が、所定の面に対して平行になっている場合、ロボット110は所定の面上に置かれている蓋然性が高い。よって、上記の動作によれば、ロボット110が置かれた状態にあるか否かをより判定し易くなる。なお、ロボット110の膝が曲がっているときは、既に上記の各サーボモータにトルクがかかっているので、実施形態1のS106のように特に各サーボモータを動作させる必要はない。
S307では、状態判別部16は、サーボモータ(第1サーボモータ)2Rおよび2Lのそれぞれのトルクの和が閾値β3を超えていれば、ロボット110が地面に置かれていると判別し(S309)、S311に進む。なお、上述したS107やS207の場合、ロボット110の両足が揃っているため、地面に接しているときのサーボモータ2Rおよび2Lのトルクは同じになる。そのため、両方のトルクが所定の閾値を超えることを判定条件としている。一方、上記のS307の場合、両足を前後に開いているため、地面に接しているときのサーボモータ2Rと2Lのトルクは同じとは限らない。そのため、判定方法は色々考えられるが、ここではサーボモータ2Rおよび2Lのそれぞれのトルクの和で判定を行っている。
一方、サーボモータ2Rおよび2Lのそれぞれのトルクの和が閾値β3を下回っていたら、ロボット110が手に持たれていると判別し(S310)、S312に進む。これにより、足首関節部に設けられたサーボモータに生じたトルクを見るので、ロボット110が置かれた状態にあるか否かをより判定し易くなる。
S308では、S307の判定をするための条件を満たさない場合は、特許文献1に記載の技術のように加速度センサの時系列の値から、手持ち状態を判別する。
S311では、ロボット110が地面に置かれていると判定された場合には、例えば歩行などの可能なアクションを実行する。
S312では、ロボット110が手に持たれていると判定された場合には、転倒の心配がないため、例えば、バランスを考慮せずに足を自由に動かすアクションを実行する。
〔実施形態4〕
次に、図9〜図11に基づき、本発明の実施形態4に係るロボット120の動作について説明する。なお、本実施形態におけるロボット120の主要部の構成は、図1に示す構成と同様である。ロボット110の主要部は、制御部10、加速度センサ11、およびサーボモータM1〜M3を備えている。図9の(a)は、本発明の実施形態4に係るロボット110の構成を示す図である。なお、サーボモータM1〜M3は、それぞれ、図9の(a)および(b)に示すサーボモータ1RF、1LF、1RR、1LR〜3RF、3LF、3RR、3LRのそれぞれを纏めて呼称するときの部材名である。なお、以下これらのサーボモータを纏めて単にサーボモータと称する場合がある。
次に、図9の(a)に示すように、ロボット120は、サーボモータ1LF〜3LF、サーボモータ1LR〜3LR、左前足首(足首部)5LF、左後ろ足首(足首部)5LR、左前足6LF、左後ろ足6LR、胴体7、および頭9を備える。胴体7は、制御部10および加速度センサ11を備える。なお、図示は省略するが、ロボット120は、紙面に対して奥側に、サーボモータ1RF〜3RF、サーボモータ1RR〜3RR、右前足首(足首部)5RF、右後ろ足首(足首部)5RR、右前足6RF、右後ろ足6FRを備える。
本実施形態におけるサーボモータ検出部12は、複数の可動部のそれぞれに設けられたサーボモータのうちロボット120を所定の面(例えば地面)上に置いたときに生じる反力を支える可動部に設けられた第1サーボモータに生じるトルクが所定の閾値を超えたか否かを判定する機能を有している。ここで、可動部としての第1サーボモータの例としては、左右の足首関節部に設けられたサーボモータ1LF、1LR、2LF、2LR、1RF、1RR、2RF、2RR、左右の股関節部に設けられたサーボモータ3LF、3LR、3RF、3RRなどを例示することができる。
状態判別部16は、サーボモータ検出部12によって第1サーボモータに生じるトルクが所定の閾値を超えたと判定された場合に、ロボット120が所定の面上に置かれた状態にあると判定する機能を有する。また、状態判別部16は、サーボモータ検出部12によって第1サーボモータに生じるトルクが所定の閾値を超えていないと判定された場合に、ロボット120がユーザに保持されている状態にあると判定する機能を有する。以上によれば、ロボット120が所定の面上に置かれた状態にあると判定する際に、第1サーボモータ以外のサーボモータの動作が妨げられることはない。よって、ロボット120が動作中に動作が妨げられることはない。このため、ロボット120が動作中に動作を妨げることなく、ロボット120が置かれた状態にあるか否かを判定することができる。
次に、ロボット120の姿勢が、図9の(a)に示す状態のとき、サーボモータ1RF〜3RF、サーボモータ1LF〜3LF、サーボモータ1RR〜3RR、サーボモータ1LR〜3LRのそれぞれの回転角度の値は、基準値の0°となっている。
また、ロボット120の姿勢が例えば、図10の(a)に示す状態に変化した場合、サーボモータ1RF〜3RF、サーボモータ1LF〜3LF、サーボモータ1RR〜3RR、サーボモータ1LR〜3LRの各サーボモータの回転角度は、図10の(b)に示す表のとおりとなる。本実施形態では、4足歩行型のロボット120で、足がまっすぐで両足がそろっている場合の手持ち状態の判定を行う。4足歩行型のロボットの場合、図10の(c)に示すように足首のPitch方向のサーボモータ(第1サーボモータ)2RF、2LF、2RR、2LR、または、足首のRoll方向のサーボモータ(第1サーボモータ)1RF、1LF、1RR、1LRを重心位置が変わらないように動かす。
次に、図11に基づき、本発明の実施形態4に係るロボット120の動作の流れについて説明する。まず、S401では、姿勢推定部15は、サーボモータ検出部12が取得する各サーボモータの回転角度の検出結果、および加速度センサ検出部14が取得する加速度の検出結果を用い、ロボット120の姿勢を推定する(S404に進む)。
次に、S404では、姿勢推定部15が、加速度センサ検出部14から取得したロボット120の傾きPitchと、サーボモータ2RF、2LF、3RF、3LF、2RR、2LR、3RR、3LRの角度から、左前足首(足首部)5LF、左後ろ足首(足首部)5LR、右前足首(足首部)5RF、右後ろ足首(足首部)5RRの足裏が地面と水平かどうかを判別する。例えば図10の(a)に示す姿勢の場合、ロボット120のPitch方向の傾きをθ1、サーボモータ2RF/2RRのゼロ点からの角度をθ2、サーボモータ1RF/1RRのゼロ点からの角度をθ3とすると、θ1=θ2−θ3となる場合に、左前足首5LF、左後ろ足首5LR、右前足首5RF、右後ろ足首5RRの足裏のPitch方向の角度が地面と水平と判定できる。以上の結果、足裏が地面と水平であれば、S405に進む。一方、足裏が地面と水平でなければ、S408に進む。
次に、S405では、S404と同様に、姿勢推定部15は、加速度センサ検出部14から取得した端末の傾きRollと、サーボモータ1RF,1LF、1RR,1LRの角度から、足裏が地面と水平かどうかを判別する。以上の結果、足裏が地面と水平であれば、S406に進む。一方、足裏が地面と水平でなければ、S408に進む。足首部の足裏が、所定の面に対して平行になっている場合、ロボット120は所定の面上に置かれている蓋然性が高い。よって、上記の動作によれば、ロボット120が置かれた状態にあるか否かをより判定し易くなる。
S406では、姿勢推定部15の上記の判定結果に基づき、サーボモータ指令部13は、足裏が地面に対して水平な角度からα°内側が高くなるようにサーボモータ(第1サーボモータ)1RF,1LF、1RR,1LRのそれぞれの回転角度を指定して、各サーボモータを駆動させてS407に進む。これにより、第1サーボモータを意図的に駆動させることで第1サーボモータに生じたトルクを見るので、ロボット110が置かれた状態にあるか否かをより判定し易くなる。
S407では、状態判別部16は、サーボモータ1R(1RFまたは1RR)と1L(1LFまたは1LR)のトルクが共に所定の閾値β4を超えていれば、ロボット120が地面に置かれている状態であると判別し(S409)、S411に進む。一方、サーボモータ1R(1RFまたは1RR)と1L(1LFまたは1LR)のトルクがどちらか一方でも閾値β4を下回っていたら、ロボット120が手に持たれている状態であると判別し(S410)、S412に進む。これにより、足首関節部に設けられたサーボモータに生じたトルクを見るので、ロボット120が置かれた状態にあるか否かをより判定し易くなる。
S408では、S407の判定をするための条件を満たさない場合は、特許文献1に記載の技術のように加速度センサの時系列の値から、手持ち状態を判別する。
S411では、ロボット120が地面に置かれていると判定された場合には、例えば歩行などの可能なアクションを実行する。
S412では、ロボット120が手に持たれていると判定された場合には、転倒の心配がないため、例えば、バランスを考慮せずに足を自由に動かすアクションを実行する。
〔ソフトウェアによる実現例〕
ロボット110,120の制御ブロック(特に制御部10におけるサーボモータ指令部13、サーボモータ検出部12、姿勢推定部15および状態判別部16)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、ロボット110,120は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るロボットは、複数の可動部を備えたロボット(110,120)であって、上記複数の可動部のうち上記ロボットを所定の面上に置いたときに生じる反力を支える可動部に設けられた第1サーボモータに生じるトルクが所定の閾値を超えたか否かを判定するトルク判定部(サーボモータ検出部12)と、上記トルク判定部によって上記第1サーボモータに生じるトルクが上記所定の閾値を超えたと判定された場合に、上記ロボットが上記所定の面上に置かれた状態にあると判定する状態判定部(状態判別部16)と、を備えている構成である。
上記構成によれば、トルク判定部は、ロボットを所定の面上に置いたときに生じる反力を支える可動部に設けられた第1サーボモータに生じるトルクが所定の閾値を超えたか否かを判定する。また、状態判定部は、第1サーボモータに生じるトルクが所定の閾値を超えたと判定された場合に、ロボットが所定の面上に置かれた状態にあると判定する。したがって、ロボットが所定の面上に置かれた状態にあると判定する際に、第1サーボモータ以外のサーボモータの動作が妨げられることはない。よって、ロボットが動作中に動作が妨げられることはない。このため、ロボットが動作中に動作を妨げることなく、ロボットが置かれた状態にあるか否かを判定することができる。
本発明の態様2に係るロボットは、上記態様1において、上記状態判定部は、上記トルク判定部によって上記第1サーボモータに生じるトルクが所定の閾値を超えていないと判定された場合に、上記ロボットがユーザに保持されている状態にあると判定することが好ましい。上記構成によれば、ロボットが動作中に動作を妨げることなく、ロボットがユーザに保持されている状態にあるか否かを判定することができる。
本発明の態様3に係るロボットは、上記態様1または2において、上記第1サーボモータは、上記可動部としての足首関節部に設けられたサーボモータであることが好ましい。上記構成によれば、足首関節部に設けられたサーボモータに生じたトルクを見るので、ロボットが置かれた状態にあるか否かをより判定し易くなる。
本発明の態様4に係るロボットは、上記態様1〜3の何れかにおいて、上記第1サーボモータを駆動させる駆動制御部(サーボモータ指令部13)を備え、上記状態判定部は、上記駆動制御部によって上記第1サーボモータが駆動された後に、上記第1サーボモータに生じるトルクが上記所定の閾値を超えたと判定された場合に、上記ロボットが上記所定の面上に置かれた状態であると判定しても良い。上記構成によれば、第1サーボモータを意図的に駆動させることで第1サーボモータに生じたトルクを見るので、ロボットが置かれた状態にあるか否かをより判定し易くなる。
本発明の態様5に係るロボットは、上記態様4において、足首部の足裏が、上記所定の面に対して平行になっていることを判定する姿勢判定部(姿勢推定部15)を備えており、上記駆動制御部は、上記姿勢判定部によって上記足首部の上記足裏が、上記所定の面に対して平行になっていると判定された後に、上記第1サーボモータを駆動させても良い。足首部の足裏が、所定の面に対して平行になっている場合、ロボットは所定の面上に置かれている蓋然性が高い。よって、上記構成によれば、ロボットが置かれた状態にあるか否かをより判定し易くなる。
本発明の態様6に係るロボットの制御方法は、複数の可動部を備えたロボットの制御方法であって、上記複数の可動部のうち上記ロボットを所定の面上に置いたときに生じる反力を支える可動部に設けられた第1サーボモータに生じるトルクが所定の閾値を超えたか否かを判定するトルク判定ステップと、上記トルク判定ステップで上記第1サーボモータに生じるトルクが上記所定の閾値を超えたと判定された場合に、上記ロボットが上記所定の面上に置かれた状態にあると判定する状態判定ステップと、を含んでいる方法である。
本発明の各態様に係るロボットは、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記ロボットが備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記ロボットをコンピュータにて実現させるロボットの制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
12 サーボモータ検出部(トルク判定部)
13 サーボモータ指令部(駆動制御部)
15 姿勢推定部(姿勢判定部)
16 状態判別部(状態判定部)
110,120 ロボット
1L,2L サーボモータ(第1サーボモータ)
1R,2R サーボモータ(第1サーボモータ)
1LR,2LR サーボモータ(第1サーボモータ)
1LF,2LF サーボモータ(第1サーボモータ)
5L 左足首(足首部)
5R 右足首(足首部)
5LF 左前足首(足首部)
5LR 左後ろ足首(足首部)

Claims (7)

  1. 複数の可動部を備えたロボットであって、
    上記複数の可動部のうち上記ロボットを所定の面上に置いたときに生じる反力を支える可動部に設けられた第1サーボモータに生じるトルクが所定の閾値を超えたか否かを判定するトルク判定部と、
    上記トルク判定部によって上記第1サーボモータに生じるトルクが上記所定の閾値を超えたと判定された場合に、上記ロボットが上記所定の面上に置かれた状態にあると判定する状態判定部と、を備えていることを特徴とするロボット。
  2. 上記状態判定部は、上記トルク判定部によって上記第1サーボモータに生じるトルクが所定の閾値を超えていないと判定された場合に、上記ロボットがユーザに保持されている状態にあると判定することを特徴とする請求項1に記載のロボット。
  3. 上記第1サーボモータは、上記可動部としての足首関節部に設けられたサーボモータであることを特徴とする請求項1または2に記載のロボット。
  4. 上記第1サーボモータを駆動させる駆動制御部を備え、
    上記状態判定部は、上記駆動制御部によって上記第1サーボモータが駆動された後に、上記第1サーボモータに生じるトルクが上記所定の閾値を超えたと判定された場合に、上記ロボットが上記所定の面上に置かれた状態であると判定することを特徴とする請求項1から3までの何れか1項に記載のロボット。
  5. 足首部の足裏が、上記所定の面に対して平行になっていることを判定する姿勢判定部を備えており、
    上記駆動制御部は、上記姿勢判定部によって上記足首部の上記足裏が、上記所定の面に対して平行になっていると判定された後に、上記第1サーボモータを駆動させることを特徴とする請求項4に記載のロボット。
  6. 請求項1に記載のロボットとしてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記トルク判定部および上記状態判定部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
  7. 複数の可動部を備えたロボットの制御方法であって、
    上記複数の可動部のうち上記ロボットを所定の面上に置いたときに生じる反力を支える可動部に設けられた第1サーボモータに生じるトルクが所定の閾値を超えたか否かを判定するトルク判定ステップと、
    上記トルク判定ステップで上記第1サーボモータに生じるトルクが上記所定の閾値を超えたと判定された場合に、上記ロボットが上記所定の面上に置かれた状態にあると判定する状態判定ステップと、を含んでいることを特徴とするロボットの制御方法。
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