JP6560763B2 - 指紋認識方法、指紋認識装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

指紋認識方法、指紋認識装置、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、端末技術分野に関し、特に指紋認識方法、指紋認識装置、プログラム及び記録媒体に関する。
端末技術の急速な発展とともに、端末は、指紋認識機能によってユーザに情報保護機能を提供して、ユーザの情報のセキュリティを確保できる。ユーザは自分の指紋を端末に事前に登録しておき、その後、端末が同じ指紋を認識した場合に、次の操作を実行し、端末に認識された指紋と当該ユーザの指紋とが異なる場合には、当該ユーザの情報が盗まれてしまった可能性があると見なされて、次の操作を実行し続けず、当該ユーザの情報のセキュリティが確保される。
通常、端末のメーカーは端末表示スクリーンの下方又はバックカメラの下方に窪みを設け、ユーザが端末の指紋認識機能を使用する必要がある場合には、指をこの窪みを押圧することができ、この窪みに対するタッチ操作が検出されると、端末はこの窪みを押圧された指に対してイメージングして、得られた指紋画像を記憶された指紋画像と比較し、比較結果に基づいて対応する操作を実行できる。
本発明は、従来技術に存在する問題を解決するために、指紋認識方法、指紋認識装置、プログラム及び記録媒体を提供する。

本発明の第1の態様によれば、指紋認識方法が提供され、前記方法は、
表示スクリーン上で指紋認識のためのタッチ操作が検出された場合に、前記タッチ操作の前記表示スクリーンに対する作用面積及びタッチ位置を確定するステップと、
前記作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、前記タッチ位置が予定認識領域にある場合に、前記タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うステップと、を含む。
選択的に、前記方法は、前記作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、前記タッチ位置が予定認識領域にある場合に、前記タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うステップの前に、
前記タッチ操作の前記表示スクリーンに対する作用時間を確定するステップをさらに含み、
相応的に、前記作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、前記タッチ位置が予定認識領域にある場合に、前記タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うステップは、
前記作用面積が第1の予定面積閾値以上であり、前記タッチ位置が予定認識領域にあって、且つ、前記作用時間が予定時間より長い場合に、前記タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うステップを含む。
選択的に、前記タッチ操作の前記表示スクリーンに対する作用面積及びタッチ位置を確定するステップは、
前記表示スクリーン上の複数の交差電極のそれぞれに対して、前記タッチ操作が前記表示スクリーンに作用されたときの前記交差電極の容量を検出するステップと、
前記タッチ操作が前記表示スクリーンに作用されたときの前記交差電極の容量と、前記交差電極の基準容量との差を確定して、前記交差電極の容量差を得るステップと、
前記複数の交差電極のうち少なくとも1つの交差電極の容量差が第1の予定容量を超えた場合に、前記表示スクリーン上の前記少なくとも1つの交差電極の位置を確定するステップと、
前記表示スクリーン上の前記少なくとも1つの交差電極の位置によって囲まれた領域面積を前記タッチ操作の前記表示スクリーンに対する作用面積と確定するステップと、
前記表示スクリーン上の前記少なくとも1つの交差電極の位置によって囲まれた領域位置を前記タッチ操作のタッチ位置と確定するステップと、を含む。
選択的に、前記タッチ操作の前記表示スクリーンに対するタッチ位置を確定するステップは、
前記タッチ操作が前記表示スクリーンに作用されたときに第1の電極の発生する電流、第2の電極の発生する電流、第3の電極の発生する電流及び第4の電極の発生する電流を確定するステップと、
前記第1の電極、前記第2の電極、前記第3の電極及び前記第4の電極のうちのいずれか3つの隣接する電極の発生する電流に基づいて、前記タッチ操作の前記表示スクリーンに対するタッチ位置を確定するステップと、を含み、
前記第1の電極、前記第2の電極、前記第3の電極及び前記第4の電極は、それぞれ前記表示スクリーンが存在する端末おける第1の予定位置、第2の予定位置、第3の予定位置及び第4の予定位置に設けられた電極である。
選択的に、前記作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、前記タッチ位置が予定認識領域にある場合に、前記タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うステップの前に、前記方法は、
前記タッチ位置の中心点が前記予定認識領域内にある場合に、前記タッチ位置が前記予定認識領域にあると確定するステップ、又は、
前記タッチ位置の中心点と前記予定認識領域の中心点との間の距離が予定距離より短い場合に、前記タッチ位置が前記予定認識領域にあると確定するステップをさらに含む。
選択的に、前記方法は、
指紋認識を行って認識結果が確定された場合に、提示方法を確定し、前記提示方法によって前記認識結果を提示するステップ、
又は、
前記タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うとともに、提示方法を確定し、指紋認識を行って認識結果が確定された場合に、前記提示方法によって前記認識結果を提示するステップをさらに含む。
本発明の第2の態様によれば、指紋認識装置が提供され、前記装置は、
表示スクリーン上で指紋認識のためのタッチ操作が検出された場合に、前記タッチ操作の前記表示スクリーンに対する作用面積及びタッチ位置を確定する第1の確定モジュールと、
前記作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、前記タッチ位置が予定認識領域にある場合に、前記タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行う第2の確定モジュールと、を備える。
選択的に、前記装置は、
前記タッチ操作の前記表示スクリーンに対する作用時間を確定する第3の確定モジュールをさらに備え、
相応的に、前記第2の確定モジュールは、
前記作用面積が第1の予定面積閾値以上であり、前記タッチ位置が予定認識領域にあって、且つ、前記作用時間が予定時間より長い場合に、前記タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行う第1の確定サブモジュールを備える。
選択的に、前記第1の確定モジュールは、
前記表示スクリーン上の複数の交差電極のそれぞれに対して、前記タッチ操作が前記表示スクリーンに作用されたときの前記交差電極の容量を検出する検出サブモジュールと、
前記タッチ操作が前記表示スクリーンに作用されたときの前記交差電極の容量と、前記交差電極の基準容量との差を確定して、前記交差電極の容量差を得る第2の確定サブモジュールと、
前記複数の交差電極のうち少なくとも1つの交差電極の容量差が第1の予定容量を超えた場合に、前記表示スクリーン上の前記少なくとも1つの交差電極の位置を確定する第3の確定サブモジュールと、
前記表示スクリーン上の前記少なくとも1つの交差電極の位置によって囲まれた領域面積を前記タッチ操作の前記表示スクリーンに対する作用面積と確定する第4の確定サブモジュールと、
前記表示スクリーン上の前記少なくとも1つの交差電極の位置によって囲まれた領域位置を前記タッチ操作のタッチ位置と確定する第5の決定サブモジュールと、を備える。
選択的に、前記第1の確定モジュールは、
前記タッチ操作が前記表示スクリーンに作用されたときに第1の電極の発生する電流、第2の電極の発生する電流、第3の電極の発生する電流及び第4の電極の発生する電流を確定する第6の確定サブモジュールと、
前記第1の電極、前記第2の電極、前記第3の電極及び前記第4の電極のうちのいずれか3つの隣接する電極の発生する電流に基づいて、前記タッチ操作の前記表示スクリーンに対するタッチ位置を確定する第7の確定サブモジュールと、を備え、
前記第1の電極、前記第2の電極、前記第3の電極及び前記第4の電極は、それぞれ前記表示スクリーンが存在する端末おける第1の予定位置、第2の予定位置、第3の予定位置及び第4の予定位置に設けられた電極である。
選択的に、前記装置は、
前記タッチ位置の中心点が前記予定認識領域内にある場合に、前記タッチ位置が前記予定認識領域にあると確定する第4の確定モジュール、又は、
前記タッチ位置の中心点と前記予定認識領域の中心点との間の距離が予定距離より短い場合に、前記タッチ位置が前記予定認識領域にあると確定する第5の確定モジュールをさらに備える。
選択的に、前記装置は、
指紋認識を行って認識結果が確定された場合に、提示方法を確定し、前記提示方法によって前記認識結果を提示する第1の提示モジュール、
又は、
前記タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うとともに、提示方法を確定し、指紋認識を行って認識結果が確定された場合に、前記提示方法によって前記認識結果を提示する第2の提示モジュールをさらに備える。
本発明の第3の態様によれば、指紋認識装置が提供され、前記装置は、
プロセッサーと、
プロセッサーの実行可能な命令を記憶するためのメモリと、を備え、
前記プロセッサーは、
表示スクリーン上で指紋認識のためのタッチ操作が検出された場合に、前記タッチ操作の前記表示スクリーンに対する作用面積及びタッチ位置を確定し、
前記作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、前記タッチ位置が予定認識領域にある場合に、前記タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うように構成される。
本発明の第4の態様によれば、プログラムが提供され、前記プログラムは、
ロセッサーに実行されることにより、前記指紋認識方法を実現することを特徴とするプログラム
本発明の第5の態様によれば、記録媒体が提供され、前記記録媒体は、
記プログラムが記録された記録媒体
本発明に提供された技術案によれば、以下のような技術効果が奏される。
本発明の実施例では、表示スクリーン上で指紋認識のためのタッチ操作が検出された場合に、このタッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積及びタッチ位置を確定することができ、その後、作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、タッチ位置が予定認識領域にある場合に、このタッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うことができ、つまり、ユーザのタッチ操作のパラメータが一定の条件を満たす場合だけに、指紋認識を行うことができる。これにより、指紋認識の正確率を向上させることができ、且つ、このタッチ操作に対応する指紋画像を何回も確定する必要がなくなって、端末の消費電力を低減させることができる。
なお、前記一般的な記載及び後述の詳細な記載は、単なる例示的で解釈的な記載であり、本発明を限定しない。
これらの図面は、明細書に組み入れて本明細書の一部分を構成し、本発明に該当する実施例を例示するとともに、明細書とともに本発明の原理を解釈する。
一例示的な実施例に係る指紋認識方法を示すフローチャートである。 一例示的な実施例に係る他の指紋認識方法を示すフローチャートである。 一例示的な実施例に係る表示スクリーン上の複数の交差電極の分布を示す模式図である。 一例示的な実施例に係るタッチ位置の座標の決定を示す模式図である。 一例示的な実施例に係る指紋認識装置を示すブロック図である。 一例示的な実施例に係る他の指紋認識装置を示すブロック図である。 一例示的な実施例に係る第1の確定モジュールを示すブロック図である。 一例示的な実施例に係る他の第1の確定モジュールを示すブロック図である。 一例示的な実施例に係るさらに他の指紋認識装置を示すブロック図である。 一例示的な実施例に係るさらに他の指紋認識装置を示すブロック図である。 一例示的な実施例に係る指紋認識装置を示すブロック図である。
以下、例示的な実施例を詳しく説明し、その例示を図面に示す。以下の記載が図面に関わる場合、特に別の説明がない限り、異なる図面における同一符号は、同じ又は類似する要素を示す。以下の例示的な実施形態に記載の実施例は、本発明と一致する全ての実施例を代表するものではない。即ち、それらは、特許請求の範囲に記載の本発明のある側面に一致する装置及び方法の例に過ぎない。
本発明の実施例を詳細に説明する前に、まず本発明の実施例の応用場面について説明する。ユーザが端末によって指紋認識を行う必要がある場合には、通常、指を端末の指紋認識用の窪みに押圧し、その後、端末は指の押圧によるタッチ操作に対応する指紋画像を収集し、記憶された指紋画像と比較して指紋認識を行うことができる。しかしながら、端末が指紋認識を行うとき、ユーザの指が表示スクリーンに作用している接触面積が小さすぎることや、ユーザの指のタッチ位置が端末の指紋認識用の領域にないなどの要因は、いずれも端末が指紋画像を有効に収集できなくさせ、指紋認識の正確率を低減させる虞がある。しかも、端末は指紋画像を何回も収集して、指紋画像を何回も比較する必要があり、端末の消費電力を増加させる。したがって、本発明は、ユーザが端末によって指紋認識を行う場合に、指紋認識の正確率を向上させるとともに、端末の消費電力を低減させることができる指紋認識方法を提供する。
図1は、一例示的な実施例に係る指紋認識方法を示すフローチャートである。図1に示すように、端末に用いられる指紋認識方法は、下記のステップを含む。
ステップ101において、表示スクリーン上で指紋認識のためのタッチ操作が検出された場合に、このタッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積及びタッチ位置を確定する。
ステップ102において、作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、タッチ位置が予定認識領域にある場合に、このタッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行う。
本発明の実施例では、表示スクリーン上で指紋認識のためのタッチ操作が検出された場合に、このタッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積及びタッチ位置を確定することができ、その後、作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、タッチ位置が予定認識領域にある場合に、このタッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うことができる。つまり、ユーザのタッチ操作のパラメータが一定の条件を満たす場合だけに、指紋認識を行うことができる。これにより、指紋認識の正確率を向上させることができ、且つ、このタッチ操作に対応する指紋画像を何回も確定する必要がなくなって、端末の消費電力を低減させることができる。
選択的に、作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、タッチ位置が予定認識領域にある場合に、タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うステップの前に、前記方法は、
タッチ操作の表示スクリーンに対する作用時間を確定するステップをさらに含み、
相応的に、作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、タッチ位置が予定認識領域にある場合に、タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うステップは、
作用面積が第1の予定面積閾値以上であり、タッチ位置が予定認識領域にあって、且つ、作用時間が予定時間より長い場合に、タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うステップを含む。
選択的に、タッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積及びタッチ位置を確定するステップは、
表示スクリーン上の複数の交差電極のそれぞれに対して、タッチ操作が表示スクリーンに作用されたときの交差電極の容量を検出するステップと、
タッチ操作が表示スクリーンに作用されたときの交差電極の容量と、交差電極の基準容量との差を確定して、交差電極の容量差を得るステップと、
複数の交差電極のうち少なくとも1つの交差電極の容量差が第1の予定容量を超えた場合に、表示スクリーン上の少なくとも1つの交差電極の位置を確定するステップと、
表示スクリーン上の少なくとも1つの交差電極の位置によって囲まれた領域面積をタッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積と確定するステップと、
表示スクリーン上の少なくとも1つの交差電極の位置によって囲まれた領域位置をタッチ操作のタッチ位置と確定するステップと、を含む。
選択的に、表示スクリーン上のタッチ操作のタッチ位置を確定するステップは、
タッチ操作が表示スクリーンに作用されたときに第1の電極の発生する電流、第2の電極の発生する電流、第3の電極の発生する電流及び第4の電極の発生する電流を確定するステップと、
第1の電極、第2の電極、第3の電極及び第4の電極のうちのいずれか3つの隣接する電極の発生する電流に基づいて、表示スクリーン上のタッチ操作のタッチ位置を確定するステップ、とを含み、
第1の電極、第2の電極、第3の電極及び第4の電極は、それぞれ表示スクリーンが存在する端末おける第1の予定位置、第2の予定位置、第3の予定位置及び第4の予定位置に設けられた電極である。
選択的に、作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、タッチ位置が予定認識領域にある場合に、タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うステップの前に、前記方法は、
タッチ位置の中心点が予定認識領域内にある場合に、タッチ位置が予定認識領域にあると確定するステップ、又は、
タッチ位置の中心点と予定認識領域の中心点との間の距離が予定距離より短い場合に、タッチ位置が予定認識領域にあると確定するステップをさらに含む。
選択的に、前記方法は、
指紋認識を行って認識結果が確定された場合に、提示方法を確定し、提示方法によって認識結果を提示するステップ、
又は、
タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うとともに、提示方法を確定し、指紋認識を行って認識結果が確定された場合に、提示方法によって認識結果を提示するステップをさらに含む。
上記の選択可能な技術手段のすべては、任意に組み合わせて本発明を構成する選択可能な実施例を採用できる。本発明では、これについて詳細な説明を省略する。
図2Aは、一例示的な実施例に係る指紋認識方法を示すフローチャートである。図2Aに示すように、端末に用いられる指紋認識方法は、下記のステップを含む。
ステップ201において、表示スクリーン上で指紋認識のためのタッチ操作が検出された場合に、タッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積を確定する。
ここで、本ステップの実現方法は、次のとおりであってもよい。表示スクリーン上の複数の交差電極のそれぞれに対して、タッチ操作が表示スクリーンに作用されたときのこの交差電極の容量を検出し、タッチ操作が表示スクリーンに作用されたときのこの交差電極の容量と、この交差電極の基準容量との間の差を確定して、この交差電極の容量差を得、複数の交差電極のうち少なくとも1つの交差電極の容量差が第1の予定容量を超えた場合に、表示スクリーン上のこの少なくとも1つの交差電極の位置を確定し、表示スクリーン上のこの少なくとも1つの交差電極の位置によって囲まれた領域面積をタッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積と確定する。
図2Bに示すように、端末の表示スクリーンには複数の交差電極が設けられてよく、端末が表示スクリーン上でタッチ操作を検出した場合に、この複数の交差電極のうちタッチ位置にある交差電極の容量が変化し、容量が変化した交差電極の容量が当該交差電極の基準容量より大きくなり、両方の間の容量差が第1の予定容量を超えた場合には、有効なタッチ操作と見なすことができ、したがって、端末は容量差が第1の予定容量を超えた交差電極の位置を確定し、確定した位置によって囲まれた領域面積をタッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積と確定できる。ここで、この交差電極の基準容量は、この交差電極がタッチされていないときの容量である。
さらに、端末は、また次の方法によってタッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積を確定してもよい。指定の期間内にタッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積を複数回検出して、複数の作用面積を得て、この指定の期間は現在時間以後に現在時間から予定時間を経した期間であり、当該複数の作用面積のうち検出時間が一番遅かった作用面積をタッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積と確定する。タッチ操作はある過程にわたって発生するので、端末が上記の周期的な検出方法でタッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積を確定することで、作用面積の確定の正確率を向上させることができる。
ステップ202において、タッチ操作の表示スクリーンに対するタッチ位置を確定する。
ステップ201において表示スクリーン上の少なくとも1つの交差電極の位置を確定した上で、端末がタッチ操作の表示スクリーンに対するタッチ位置を確定する実現方法は、次のとおりであってもよい。表示スクリーン上の当該少なくとも1つの交差電極の位置によって囲まれた領域位置をタッチ操作のタッチ位置と確定する。
さらに、端末はまた次のステップ(1)及びステップ(2)によってタッチ操作の表示スクリーンに対するタッチ位置を確定してもよい。
ステップ(1):タッチ操作が表示スクリーンに作用されたときに第1の電極の発生する電流、第2の電極の発生する電流、第3の電極の発生する電流及び第4の電極の発生する電流を確定し、第1の電極、第2の電極、第3の電極及び第4の電極は、それぞれ表示スクリーンが存在する端末の第1の予定位置、第2の予定位置、第3の予定位置及び第4の予定位置に設けられた電極である。
実際の応用では、通常、端末の左上隅、右上隅、右下隅、左下隅にそれぞれ第1の電極、第2の電極、第3の電極及び第4の電極が設けられており、これらの4つの電極を介して電荷を補うことができる。
ステップ(2):第1の電極、第2の電極、第3の電極及び第4の電極のうちのいずれか3つの隣接する電極の発生する電流に基づいて、表示スクリーン上のタッチ操作のタッチ位置を確定する。
ここで、端末は、第1の電極、第2の電極、第3の電極及び第4の電極のうちのいずれか3つの隣接する電極の発生する電流に基づいて、次の式(2−1)によってタッチ横座標を確定し、次の式(2−2)によってタッチ縦座標を確定して、タッチ横座標及びタッチ縦座標によって示される位置を当該タッチ操作の表示スクリーンに対するタッチ位置と確定できる。
Figure 0006560763
Figure 0006560763
ただし、上記の式において、Lbxはタッチ横座標であり、iはいずれか3つの隣接する電極のうち中間位置にある電極の発生する電流であり、Lは表示スクリーンの上辺又は下辺の長さであり、iaはいずれか3つの隣接する電極のうち中間位置にある電極と横座標が同じである電極の発生する電流であり、Lbyはタッチ縦座標であり、Lは表示スクリーンの左辺又は右辺の長さであり、iはいずれか3つの隣接する電極のうち中間位置にある電極と縦座標が同じである電極の発生する電流である。ここで、指紋認識モジュールを備える端末において、この端末の表示スクリーンの上辺又は下辺の長さ及び表示スクリーンの左辺又は右辺の長さが出荷時に確定されているので、この端末で本方法を実行する場合に、表示スクリーンの上辺又は下辺の長さL及び表示スクリーンの左辺又は右辺の長さLは既知量である。
図2Cに示すように、いずれか3つの隣接する電極は、それぞれ表示スクリーンの左上隅にある第1の電極、表示スクリーンの右上隅にある第2の電極及び表示スクリーンの右下隅にある第3の電極であることができ、ただし、第2の電極は3つの電極のうち中間位置にある電極であって、且つ、第2の電極の発生する電流はiであり、第1の電極は第2の電極と横座標が同じである電極であって、且つ、第1の電極の発生する電流はiaであり、第3の電極は第2の電極と縦座標が同じである電極であって、且つ、第3の電極の発生する電流はiである。ただし、第1の電極と第2の電極との間の距離は表示スクリーンの上辺又は下辺の長さLであり、第2の電極と第3の電極との間の距離は表示スクリーンの左辺又は右辺の長さLである。
なお、表示スクリーン上で指紋認識のためのタッチ操作が検出された場合に、端末はこのタッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積を確定してから、表示スクリーン上のこのタッチ操作のタッチ位置を確定できる。もちろん、端末は表示スクリーン上のこのタッチ操作のタッチ位置を確定してから、このタッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積を確定してもよい。本発明では、端末がタッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積及びタッチ位置を確定する手順について限定をしない。
以上、端末は、上記のステップ201〜ステップ202によって指紋認識のためのタッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積及びタッチ位置を確定し、その後、ステップ203によってタッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うことができる。
ステップ203において、作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、タッチ位置が予定認識領域にある場合に、タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行う。
端末は、まず作用面積が第1の予定面積閾値以上であるか否か、及びタッチ位置が予定認識領域にあるか否かを判断し、作用面積が第1の予定面積閾値より小さい又はタッチ位置が予定認識領域にない場合に、端末は操作を終了でき、作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、タッチ位置が予定認識領域にある場合に、指紋収集装置によってタッチ操作に対応する指紋画像を収集し、収集した指紋画像を記憶された指紋画像と比較して、指紋認識を行い、収集した指紋画像と記憶された指紋画像が一致する場合に、指紋認識成功と確定し、収集した指紋画像と記憶された指紋画像が一致しない場合に、指紋認識成功と確定する。
なお、この予定認識領域は端末が指紋画像を収集するための領域であり、この予定認識領域は、表示スクリーン全体の領域であってもよい。もちろん、実際の応用では、端末が指紋画像を収集するときの消費電力を低減させるために、表示スクリーン全体をスキャンする必要なく、この予定認識領域は、端末に装着された指紋収集装置に対応する表示スクリーン上の領域であってもよく、つまり、この予定認識領域は表示スクリーン上の一部の領域であってもよい。
作用面積が第1の予定面積閾値以上である場合には、ユーザの指と表示スクリーンとの接触面積が十分に大きいと見なされ、タッチ位置が予定認識領域にある場合には、端末がユーザの指紋画像を有効に収集できると見なされ、その後、端末はタッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うことができて、指紋認識の正確率を大幅に向上させることができる。作用面積が第1の予定面積閾値より小さい又はタッチ位置が予定認識領域にない場合には、ユーザがただスクリーンを軽く触ったと見なされ、又はユーザの指紋画像を有効に収集できないと見なされ、この場合、端末はタッチ操作に対応する指紋画像を確定する必要がなく、さらに指紋認識を行う必要がなく、操作を終了でき、これにより、端末の消費電力を低減させることができる。
ここで、端末は、次の2つの方法によってタッチ位置が予定認識領域にあるか否かを確定できる。
方法1:タッチ位置の中心点が予定認識領域内にあるか否かを判断し、タッチ位置の中心点が予定認識領域内にある場合に、タッチ位置が予定認識領域にあると確定し、タッチ位置の中心点が予定認識領域内にない場合に、タッチ位置が予定認識領域にないと確定する。
タッチ位置の中心点が予定認識領域内にある場合に、ユーザが指の大部分を表示スクリーンの予定認識領域内を押圧させたと見なされ、その後、端末がタッチ操作に対応する指紋画像を認識する場合に、認識の正確率を大幅に向上させて、指紋をスキャンする回数を減少でき、これにより、端末の消費電力を低減させることができる。
方法2:タッチ位置の中心点と予定認識領域の中心点との間の距離を確定し、タッチ位置の中心点と予定認識領域の中心点との間の距離が予定距離より短い場合に、タッチ位置が予定認識領域にあると確定し、タッチ位置の中心点と予定認識領域の中心点との間の距離が予定距離以上である場合に、タッチ位置が予定認識領域にないと確定する。
タッチ位置の中心点と予定認識領域の中心点との間の距離が予定距離より短い場合にも、ユーザが指の大部分を表示スクリーンの予定認識領域内を押圧させたと見なされ、その後、端末がタッチ操作に対応する指紋画像を認識する場合に、認識の正確率を大幅に向上させて、指紋をスキャンする回数を減少でき、これにより、端末の消費電力を低減させることができる。
さらに、端末は周期的な検出方法でタッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積を確定した上で、さらに次のステップを実行できる。作用面積が第1の予定面積閾値以上であり、タッチ位置が予定認識領域にあって、且つ、タッチ操作の発生要因が予め設定された要因である場合に、タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行う。
実際の応用では、タッチ操作の発生要因には主に、ユーザが指で表示スクリーンをタッチし、ユーザが手袋を着用した指で表示スクリーンをタッチし、及び物品により表示スクリーンをタッチするなどの3つの要因があるが、ここで、ユーザが指で表示スクリーンをタッチする要因のみによって端末が指紋を収集するようにさせることができるので、端末はユーザが指で表示スクリーンをタッチする要因を予め設定された要因と事前に確定しておくことができる。また、これらの3つの要因のそれぞれで発生されるタッチ操作の作用面積の変化傾向及び作用面積の中心点の分布は異なるので、端末はタッチ操作の作用面積を確定した上で、タッチ操作の作用面積の変化傾向及び作用面積の中心点の分布に基づいて、このタッチ操作がどの要因に属しているのかをさらに確定でき、これにより、作用面積が第1の予定面積閾値以上であり、タッチ位置が予定認識領域にあって、且つ、タッチ操作の発生要因が予め設定された要因である場合に、端末はタッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うことができる。
相応的に、作用面積が第1の予定面積閾値以上であり、タッチ位置が予定認識領域にあって、且つ、タッチ操作の発生要因が予め設定された要因である場合に、タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行う前に、端末は周期的な検出方法でタッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積を確定した上で、次のステップによってタッチ操作の発生要因が予め設定された要因であるか否かを確定してよい。検出時間に従って、指定の期間内に検出された複数の作用面積を並べ替え、タッチ位置のうち容量差が第1の予定容量より大きい第2の予定容量を超える交差電極によって囲まれた領域面積を確定する。並べ替えされたこれらの複数の作用面積が順次増加し、この領域面積が第1の予定面積閾値より小さい第2の予定面積閾値より小さい場合に、このタッチ操作の発生要因が予め設定された要因であると確定する。並べ替えされたこれらの複数の作用面積が順次増加していない又はこの領域面積が第2の予定面積閾値以上である場合に、このタッチ操作の発生要因が予め設定された要因ではないと確定する。
ユーザが指で表示スクリーンをタッチする場合、あるタッチ過程にわたって発生して、且つ、このタッチ過程にわたって指の力が徐々に増加しているため、作用面積もこのタッチ過程にわたって徐々に増加している。また、指の腹が円弧形状であるため、ユーザが指で表示スクリーンをタッチする場合には、他の発生要因と比較して、指の腹が表示スクリーンに作用される面積は比較的に小さいので、指の腹が表示スクリーンに作用されるタッチ押圧力が最も大きい。したがって、端末は上記のステップを実行して、タッチ操作の発生要因が予め設定された要因であるか否かを確定でき、作用面積が第1の予定面積閾値以上であり、タッチ位置が予定認識領域にあった上で、タッチ操作の発生要因が予め設定された要因であると確定した場合に、指紋認識の正確率を一層向上させることができる。
また、端末は、タッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積及びタッチ位置を確定した上で、さらにタッチ操作の表示スクリーンに対する作用時間を確定できるので、端末はさらに次のステップを実行できる。作用面積が第1の予定面積閾値以上であり、タッチ位置が予定認識領域にあって、且つ、作用時間が予定時間より長い場合に、タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行う。
指紋画像を収集する過程において、タッチ操作の作用時間が長いほど、即ち、ユーザの指ができるだけ静止しているままに維持するほど、収集される指紋画像がよりはっきりするので、端末が、作用面積が第1の予定面積閾値以上であり、タッチ位置が予定認識領域にあると確定した上で、タッチ操作の表示スクリーンに対する作用時間が予定時間より長いとも確定した場合に、さらにタッチ操作に対応する指紋画像を収集して認識する正確率を向上させることができる。
さらに、端末がステップ203を実行する前に、タッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積及びタッチ位置を確定した上で、さらにタッチ操作の表示スクリーンに対する作用時間を確定でき、その後、端末はタッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積、タッチ位置及び作用時間が一定の条件を満たすか否かを判断して、タッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積、タッチ位置及び作用時間が一定の条件を満たす場合だけに、タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うことができる。端末は、指紋認識の操作を何回も実行することなく、タッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積、タッチ位置及び作用時間が一定の条件を満たすと判断された場合だけに、指紋認識を行うので、指紋認識の効率及び正確率を同時に向上できるとともに、端末によって条件を満たすと確定された要因が多いほど、指紋認識の正確率も高い。
また、端末は指紋認識を行って認識結果を確定した場合に、提示方法を確定し、提示方法によって認識結果を提示してもよく、又は、タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うとともに、提示方法を確定し、指紋認識を行って認識結果が確定された場合に、提示方法によって認識結果を提示してもよい。
端末の表示スクリーンモジュールはタッチ操作のパラメータが一定の条件を満たすと確定した後、認識メッセージを端末の指紋モジュールに送信して、指紋モジュールが指紋を認識するようにさせることができ、端末の指紋モジュールが指紋認識を行って認識結果を得た後、認識完了メッセージを端末のホストに送信し、ホストは認識完了メッセージを受信すると、スクリーンウェークアップ、振動、音声再生及び動画表示などの操作のうちの少なくとも1つを確定し、確定した少なくとも1つの操作を提示方法と確定して、この提示方法によってユーザが指紋認識結果を見るように提示できる。また、この認識完了メッセージには指紋認識結果が携帯されなくてもよく、つまり、ホストは認識結果が一致する又は一致しない場合に、いずれも同じ提示操作を実行し、これにより、ユーザは提示メッセージを見た後、表示された認識結果メッセージなどによって指紋認識結果を知ることができる。もちろん、実際の応用では、この認識完了メッセージには指紋認識結果が携帯されてもよく、これにより、ホストはこの認識完了メッセージを受信すると、この認識完了メッセージに携帯される指紋認識結果に基づいて異なる提示操作を実行でき、ユーザは直接に音声、動画などの提示メッセージの違いによって、指紋認識結果を知ることができる。
また、実際の応用では、端末の表示スクリーンモジュールはさらにタッチ操作のパラメータが一定の条件を満たすと確定した後、認識メッセージを指紋モジュールに送信するとともに、提示準備メッセージをホストに送信して、ホストが実行しようとする提示方法を事前に確定しておくようにさせることができ、その後、ホストは指紋モジュールが送信した認識完了メッセージを受信すると、事前に確定した提示方法によって、ユーザが指紋認識結果を見るように即座に提示することができ、これにより、端末の全体の応答時間を短縮させて、端末が提示操作を実行する効率を向上させた。
本発明の実施例では、表示スクリーン上で指紋認識のためのタッチ操作が検出された場合に、このタッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積、タッチ位置及び作用時間を確定することができ、その後、作用面積が第1の予定面積閾値以上であり、タッチ位置が予定認識領域にあって、且つ、作用時間が予定時間より長い場合に、このタッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うことができ、つまり、ユーザのタッチ操作のパラメータが一定の条件を満たす場合だけに、指紋認識を行うことができる。これにより、指紋認識の正確率を向上させることができ、且つ、このタッチ操作に対応する指紋画像を何回も確定する必要がなくなって、端末の消費電力を低減させることができる。
図3Aは、本発明の実施例に提供された指紋認識装置300のブロック図である。図3Aを参照して、この装置は、第1の確定モジュール301及び第2の確定モジュール302を備える。
第1の確定モジュール301は、表示スクリーン上で指紋認識のためのタッチ操作が検出された場合に、タッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積及びタッチ位置を確定するためのものである。
第2の確定モジュール302は、作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、タッチ位置が予定認識領域にある場合に、タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うためのものである。
選択的に、図3Bを参照して、前記装置は、
タッチ操作の表示スクリーンに対する作用時間を確定する第3の確定モジュール303をさらに備え、
相応的に、第2の確定モジュール302は、
作用面積が第1の予定面積閾値以上であり、タッチ位置が予定認識領域にあって、且つ、作用時間が予定時間より長い場合に、タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行う第1の確定サブモジュールを備える。
選択的に、図3Cを参照して、第1の確定モジュール301は、
表示スクリーン上の複数の交差電極のそれぞれに対して、タッチ操作が表示スクリーンに作用されたときの交差電極の容量を検出する検出サブモジュール3011と、
タッチ操作が表示スクリーンに作用されたときの交差電極の容量と、交差電極の基準容量との差を確定して、交差電極の容量差を得る第2の確定サブモジュール3012と、
複数の交差電極のうち少なくとも1つの交差電極の容量差が第1の予定容量を超えた場合に、表示スクリーン上の少なくとも1つの交差電極の位置を確定する第3の確定サブモジュール3013と、
表示スクリーン上の少なくとも1つの交差電極の位置によって囲まれた領域面積をタッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積と確定する第4の確定サブモジュール3014と、
表示スクリーン上の少なくとも1つの交差電極の位置によって囲まれた領域位置をタッチ操作のタッチ位置と確定する第5の確定サブモジュール3015と、を備える。
選択的に、図3Dを参照して、第1の確定モジュール301は、
タッチ操作が表示スクリーンに作用されたときに第1の電極の発生する電流、第2の電極の発生する電流、第3の電極の発生する電流及び第4の電極の発生する電流を確定する第6の確定サブモジュール3016と、
第1の電極、第2の電極、第3の電極及び第4の電極のうちのいずれか3つの隣接する電極の発生する電流に基づいて、表示スクリーン上のタッチ操作のタッチ位置を確定する第7の確定サブモジュール3017と、を備え、
第1の電極、第2の電極、第3の電極及び第4の電極は、それぞれ表示スクリーンが存在する端末おける第1の予定位置、第2の予定位置、第3の予定位置及び第4の予定位置に設けられた電極である。
選択的に、図3Eを参照して、前記装置は、
タッチ位置の中心点が予定認識領域内にある場合に、タッチ位置が予定認識領域にあると確定する第4の確定モジュール304、又は、
タッチ位置の中心点と予定認識領域の中心点との間の距離が予定距離より短い場合に、タッチ位置が予定認識領域にあると確定する第5の確定モジュール305をさらに備える。
選択的に、図3Fを参照して、前記装置は、
指紋認識を行って認識結果が確定された場合に、提示方法を確定し、提示方法によって認識結果を提示する第1の提示モジュール306、
又は、
タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うとともに、提示方法を確定し、指紋認識を行って認識結果が確定された場合に、提示方法によって認識結果を提示する第2の提示モジュール307をさらに備える。
本発明の実施例では、表示スクリーン上で指紋認識のためのタッチ操作が検出された場合に、このタッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積及びタッチ位置を確定することができ、その後、作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、タッチ位置が予定認識領域にある場合に、このタッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うことができ、つまり、ユーザのタッチ操作のパラメータが一定の条件を満たす場合だけに、指紋認識を行うことができる。これにより、指紋認識の正確率を向上させることができ、且つ、このタッチ操作に対応する指紋画像を何回も確定する必要がなくなって、端末の消費電力を低減させることができる。
上記実施例の装置において、各モジュールが操作を行う具体的な方法は、すでに関連方法の実施例で詳しく説明しており、ここで詳細な説明を省略する。
図4は、本発明の実施例に提供された指紋認識装置400のブロック図である。例えば、装置400は、携帯電話、コンピュータ、デジタルブロードキャスト端末、メッセージ送受信機、ゲーム機、タブレットデバイス、医療機器、フィットネス機器、PDA等のものであってもよい。
図4を参照すると、装置400は、処理ユニット402、メモリ404、電源ユニット406、マルチメディアユニット408、オーディオユニット410、入力/出力(I/O)インタフェース412、センサーユニット414、及び通信ユニット416からなる群から選ばれる少なくとも1つを備えてもよい。
処理ユニット402は、一般的には、装置400の全体の操作、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作及び記録操作に関連する操作を制御する。処理ユニット402は、上述した方法におけるステップの一部又は全部を実現できるように、命令を実行する少なくとも1つのプロセッサー420を備えてもよい。また、処理ユニット402は、他のユニットとのインタラクションを便利にさせるように、少なくとも1つのモジュールを備えてもよい。例えば、処理ユニット402は、マルチメディアユニット408とのインタラクションを便利にさせるように、マルチメディアモジュールを備えてもよい。
メモリ404は、装置400での操作をサポートするように、各種のデータを記憶するように配置される。これらのデータは、例えば、装置400で何れのアプリケーション又は方法を操作するための命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ404は、何れの種類の揮発性又は不揮発性メモリ、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、ROM(Read Only Member)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクにより、或いはそれらの組み合わせにより実現することができる。
電源ユニット406は、装置400の各種ユニットに電力を供給するためのものであり、電源管理システム、1つ又は複数の電源、及び装置400のために電力を生成、管理及び分配することに関連する他のユニットを備えてもよい。
マルチメディアユニット408は、装置400とユーザとの間に出力インタフェースを提供するスクリーンを備えてもよい。スクリーンは、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)やタッチパネル(TP)を備えてもよい。スクリーンは、タッチパネルを備える場合、ユーザからの入力信号を受信するように、タッチスクリーンになることができる。また、タッチパネルは、タッチや、スライドや、タッチパネル上の手振りを感知するように、少なくとも1つのタッチセンサーを有する。タッチセンサーは、タッチやスライド動作の境界を感知できるだけではなく、タッチやスライド操作と関連する持続時間や圧力も感知できる。一実施例では、マルチメディアユニット408は、フロントカメラ及び/又はバックカメラを有してもよい。装置400が、例えば、撮影モードやビデオモードのような操作モードにある時、フロントカメラ及び/又はバックカメラが外部のマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラ及びバックカメラのそれぞれは、固定の光学レンズ系であってもよいし、焦点距離及び光学ズーム能力を有するものであってもよい。
オーディオユニット410は、オーディオ信号を出力及び/又は入力するように配置される。例えば、オーディオユニット410は、マイクロフォン(MiC)を有してもよい。装置400が、例えば、呼び出しモード、記録モード、又は音声認識モードのような操作モードにあるとき、マイクロフォンは、外部のオーディオ信号を受信するように配置される。受信したオーディオ信号は、メモリ404にさらに記憶されてもよいし、通信ユニット416を介して送信されてもよい。一実施例では、オーディオユニット410は、オーディオ信号を出力するためのスピーカをさらに備えてもよい。
I/Oインタフェース412は、処理ユニット402と外部のインタフェースモジュールとの間にインタフェースを提供するためのものである。上記外部のインタフェースモジュールは、キーボードや、クリックホイールや、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタンや、音量ボタンや、スタートボタンや、ロックボタンであってもよいが、それらに限らない。
センサーユニット414は、装置400のために各方面の状態を評価する少なくとも1つのセンサーを備えてもよい。例えば、センサーユニット414は、装置400のオン/オフ状態や、ユニットの相対的な位置を検出することができる。例えば、前記ユニットは、装置400のディスプレイ及びキーパッドである。センサーユニット414は、装置400又は装置400の1つのユニットの位置の変化、ユーザによる装置400への接触の有無、装置400の方向又は加速/センサーユニット414は、装置400のために各方面の状態を評価する少なくとも1つのセンサーを備えてもよい。例えば、センサーユニット414は、装置400のオン/オフ状態や、ユニットの相対的な位置を検出することができる。例えば、前記ユニットは、装置400のディスプレイ及びキーパッドである。センサーユニット414は、装置400又は装置400の1つのユニットの位置の変化、ユーザによる装置400への接触の有無、装置400の方向又は加速/減速、装置400の温度変化などを検出することができる。センサーユニット414は、何れの物理的な接触もない場合に付近の物体を検出するように配置される近接センサーを有してもよい。センサーユニット414は、イメージングアプリケーションに用いるための光センサー、例えば、CMOS又はCCD画像センサーを有してもよい。一実施例では、当該センサーユニット414は、加速度センサー、ジャイロスコープセンサー、磁気センサー、圧力センサー又は温度センサーをさらに備えてもよい。
通信ユニット416は、装置400と他の設備の間との無線又は有線通信を便利にさせるように配置される。装置400は、通信標準に基づく無線ネットワーク、例えば、WiFi、2G又は3G、又はそれらの組み合わせにアクセスできる。1つの例示的な実施例では、通信ユニット416は、ブロードキャストチャンネルを介して外部のブロードキャスト管理システムからのブロードキャスト信号又はブロードキャストに関する情報を受信する。1つの例示的な実施例では、前記通信ユニット416は、近距離通信を促進するために近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに備えてもよい。例えば、NFCモジュールは、無線周波数認識装置(RFID:Radio Frequency IDentification)技術、赤外線データ協会(IrDA:Infrared Data Association)技術、超広帯域無線(UWB:Ultra Wide Band)技術、ブルートゥース(登録商標)(BT:Bluetooth)技術及び他の技術によって実現されてもよい。
例示的な実施例では、装置400は、上述した方法を実行するために、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、デジタル信号プロセッサー(DSP:Digital Signal Processor)、デジタル信号処理デバイス(DSPD:Digital Signal Processing Device)、プログラマブルロジックデバイス(PLD:Programmable Logic Device)、書替え可能ゲートアレイ(FPGA:Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサー、又は他の電子機器によって実現されてもよい。
例示的な実施例では、命令を有する非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、命令を有するメモリ404をさらに提供する。前記命令は、装置400のプロセッサー420により実行されて上述した方法を実現する。例えば、前記非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、ROM、RAM、CD-ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク及び光データメモリ等であってもよい。
非一時的コンピュータ可読記録媒体は、前記記録媒体における命令が端末のプロセッサーにより実行されると、端末が指紋認識方法を実行するようにする。前記方法は、
表示スクリーン上で指紋認識のためのタッチ操作が検出された場合に、タッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積及びタッチ位置を確定するステップと、
作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、タッチ位置が予定認識領域にある場合に、タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うステップと、を含む。
選択的に、作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、タッチ位置が予定認識領域にある場合に、タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うステップの前に、前記方法は、
タッチ操作の表示スクリーンに対する作用時間を確定するステップをさらに含み、
相応的に、作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、タッチ位置が予定認識領域にある場合に、タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うステップは、
作用面積が第1の予定面積閾値以上であり、タッチ位置が予定認識領域にあって、且つ、作用時間が予定時間より長い場合に、タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うステップを含む。
選択的に、タッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積及びタッチ位置を確定するステップは、
表示スクリーン上の複数の交差電極のそれぞれに対して、タッチ操作が表示スクリーンに作用されたときの交差電極の容量を検出するステップと、
タッチ操作が表示スクリーンに作用されたときの交差電極の容量と、交差電極の基準容量との差を確定して、交差電極の容量差を得るステップと、
複数の交差電極のうち少なくとも1つの交差電極の容量差が第1の予定容量を超えた場合に、表示スクリーン上の少なくとも1つの交差電極の位置を確定するステップと、
表示スクリーン上の少なくとも1つの交差電極の位置によって囲まれた領域面積をタッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積と確定するステップと、
表示スクリーン上の少なくとも1つの交差電極の位置によって囲まれた領域位置をタッチ操作のタッチ位置と確定するステップと、を含む。
選択的に、表示スクリーン上のタッチ操作のタッチ位置を確定するステップは、
タッチ操作が表示スクリーンに作用されたときに第1の電極の発生する電流、第2の電極の発生する電流、第3の電極の発生する電流及び第4の電極の発生する電流を確定するステップと、
第1の電極、第2の電極、第3の電極及び第4の電極のうちのいずれか3つの隣接する電極の発生する電流に基づいて、表示スクリーン上のタッチ操作のタッチ位置を確定するステップと、を含み、
第1の電極、第2の電極、第3の電極及び第4の電極は、それぞれ表示スクリーンが存在する端末おける第1の予定位置、第2の予定位置、第3の予定位置及び第4の予定位置に設けられた電極である。
選択的に、作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、タッチ位置が予定認識領域にある場合に、タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うステップの前に、前記方法は、
タッチ位置の中心点が予定認識領域内にある場合に、タッチ位置が予定認識領域にあると確定するステップ、又は、
タッチ位置の中心点と予定認識領域の中心点との間の距離が予定距離より短い場合に、タッチ位置が予定認識領域にあると確定するステップをさらに含む。
選択的に、前記方法は、
指紋認識を行って認識結果が確定された場合に、提示方法を確定し、提示方法によって認識結果を提示するステップ、
又は、
タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うとともに、提示方法を確定し、指紋認識を行って認識結果が確定された場合に、提示方法によって認識結果を提示するステップをさらに含む。
本発明の実施例では、表示スクリーン上で指紋認識のためのタッチ操作が検出された場合に、このタッチ操作の表示スクリーンに対する作用面積及びタッチ位置を確定することができ、その後、作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、タッチ位置が予定認識領域にある場合に、このタッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うことができ、つまり、ユーザのタッチ操作のパラメータが一定の条件を満たす場合だけに、指紋認識を行うことができる。これにより、指紋認識の正確率を向上させることができ、且つ、このタッチ操作に対応する指紋画像を何回も確定する必要がなくなって、端末の消費電力を低減させることができる。
当業者は、明細書に対する理解、及び明細書に記載された発明に対する実施を介して、本発明の他の実施形態を容易に取得することができる。本発明は、本発明に対する任意の変形、用途、又は適応的な変化を含み、このような変形、用途、又は適応的な変化は、本発明の一般的な原理に従い、本発明では開示していない本技術分野の公知知識、又は通常の技術手段を含む。明細書及び実施例は、単に例示的なものであって、本発明の本当の範囲と主旨は、以下の特許請求の範囲によって示される。
本発明は、上記で記述され、図面で図示した特定の構成に限定されず、その範囲を離脱しない状況で、様々な修正や変更を実施してもよい。本発明の範囲は、添付される特許請求の範囲のみにより限定される。
本願は、出願番号CN201710032068.1、出願日2017年1月17日の中国特許出願に基づいて提出されたものであり、該中国特許出願の優先権を要求し、該中国特許出願のすべての内容を参考として本願に取り込む。

Claims (11)

  1. 表示スクリーン上で指紋認識のためのタッチ操作が検出された場合に、前記タッチ操作の前記表示スクリーンに対する作用面積及びタッチ位置を確定するステップと、
    前記作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、前記タッチ位置が予定認識領域にあって、且つ、タッチ操作の発生要因が予め設定された要因である場合に、前記タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うステップと、を備え、
    前記タッチ操作の前記表示スクリーンに対する作用面積及びタッチ位置を確定するステップは、
    前記タッチ操作が前記表示スクリーンに作用されたときの前記表示スクリーン上の複数の交差電極のそれぞれの容量と、前記交差電極の基準容量との差を確定して、前記交差電極の容量差を得るステップと、
    前記複数の交差電極のうち少なくとも1つの交差電極の容量差が第1の予定容量を超えた場合に、前記表示スクリーン上の前記少なくとも1つの交差電極の位置を確定するステップと、
    前記表示スクリーン上の前記少なくとも1つの交差電極の位置によって囲まれた領域面積を前記タッチ操作の前記表示スクリーンに対する作用面積と確定するステップと、
    前記表示スクリーン上の前記少なくとも1つの交差電極の位置によって囲まれた領域位置を前記タッチ操作のタッチ位置と確定するステップと、を含む、
    検出時間に従って、指定の期間内に検出された複数の作用面積を並べ替え、タッチ位置のうち容量差が第1の予定容量より大きい第2の予定容量を超える交差電極によって囲まれた領域面積を確定し、並べ替えされたこれらの複数の作用面積が順次増加し、この領域面積が第1の予定面積閾値より小さい第2の予定面積閾値より小さい場合に、このタッチ操作の発生要因が予め設定された要因であると確定する
    ことを特徴とする指紋認識方法。
  2. 前記作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、前記タッチ位置が予定認識領域にある場合に、前記タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うステップの前に、
    前記タッチ操作の前記表示スクリーンに対する作用時間を確定するステップをさらに含み、
    前記作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、前記タッチ位置が予定認識領域にある場合に、前記タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うステップは、
    前記作用面積が第1の予定面積閾値以上であり、前記タッチ位置が予定認識領域にあって、且つ、前記作用時間が予定時間より長い場合に、前記タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うステップを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の指紋認識方法。
  3. 前記作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、且つ、前記タッチ位置が予定認識領域にある場合に、前記タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うステップの前に、
    前記タッチ位置の中心点が前記予定認識領域内にある場合に、前記タッチ位置が前記予定認識領域にあると確定するステップ、又は、
    前記タッチ位置の中心点と前記予定認識領域の中心点との間の距離が予定距離より短い場合に、前記タッチ位置が前記予定認識領域にあると確定するステップをさらに含む
    ことを特徴とする請求項1あるいは2に記載の指紋認識方法。
  4. 指紋認識を行って認識結果が確定された場合に、提示方法を確定し、前記提示方法によって前記認識結果を提示するステップ、
    又は、
    前記タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うとともに、提示方法を確定し、指紋認識を行って認識結果が確定された場合に、前記提示方法によって前記認識結果を提示するステップをさらに含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の指紋認識方法。
  5. 表示スクリーン上で指紋認識のためのタッチ操作が検出された場合に、前記タッチ操作の前記表示スクリーンに対する作用面積及びタッチ位置を確定する第1の確定モジュールと、
    前記作用面積が第1の予定面積閾値以上であって、前記タッチ位置が予定認識領域にあって、且つ、タッチ操作の発生要因が予め設定された要因である場合に、前記タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行う第2の確定モジュールと、を備える、
    前記タッチ操作の前記表示スクリーンに対する作用面積及びタッチ位置を確定するステップは、
    前記タッチ操作が前記表示スクリーンに作用されたときの前記表示スクリーン上の複数の交差電極のそれぞれの容量と、前記交差電極の基準容量との差を確定して、前記交差電極の容量差を得るステップと、
    前記複数の交差電極のうち少なくとも1つの交差電極の容量差が第1の予定容量を超えた場合に、前記表示スクリーン上の前記少なくとも1つの交差電極の位置を確定するステップと、
    前記表示スクリーン上の前記少なくとも1つの交差電極の位置によって囲まれた領域面積を前記タッチ操作の前記表示スクリーンに対する作用面積と確定するステップと、
    前記表示スクリーン上の前記少なくとも1つの交差電極の位置によって囲まれた領域位置を前記タッチ操作のタッチ位置と確定するステップと、を含む、
    検出時間に従って、指定の期間内に検出された複数の作用面積を並べ替え、タッチ位置のうち容量差が第1の予定容量より大きい第2の予定容量を超える交差電極によって囲まれた領域面積を確定し、並べ替えされたこれらの複数の作用面積が順次増加し、この領域面積が第1の予定面積閾値より小さい第2の予定面積閾値より小さい場合に、このタッチ操作の発生要因が予め設定された要因であると確定する
    ことを特徴とする指紋認識装置。
  6. 前記タッチ操作の前記表示スクリーンに対する作用時間を確定する第3の確定モジュールをさらに備え、
    前記第2の確定モジュールは、
    前記作用面積が第1の予定面積閾値以上であり、前記タッチ位置が予定認識領域にあって、且つ、前記作用時間が予定時間より長い場合に、前記タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行う第1の確定サブモジュールを備える
    ことを特徴とする請求項5に記載の指紋認識装置。
  7. 前記タッチ位置の中心点が前記予定認識領域内にある場合に、前記タッチ位置が前記予定認識領域にあると確定する第4の確定モジュール、又は、
    前記タッチ位置の中心点と前記予定認識領域の中心点との間の距離が予定距離より短い場合に、前記タッチ位置が前記予定認識領域にあると確定する第5の確定モジュールをさらに備える
    ことを特徴とする請求項5あるいは6に記載の指紋認識装置。
  8. 指紋認識を行って認識結果が確定された場合に、提示方法を確定し、前記提示方法によって前記認識結果を提示する第1の提示モジュール、
    又は、
    前記タッチ操作に対応する指紋画像を確定して指紋認識を行うとともに、提示方法を確定し、指紋認識を行って認識結果が確定された場合に、前記提示方法によって前記認識結果を提示する第2の提示モジュールをさらに備える
    ことを特徴とする請求項5に記載の指紋認識装置。
  9. プロセッサーと、
    プロセッサーの実行可能な命令を記憶するためのメモリと、を備え、
    前記プロセッサーは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の指紋認識方法を実行する
    ことを特徴とする指紋認識装置。
  10. プロセッサーに実行されることにより、請求項1から請求項4のいずれかに記載の指紋認識方法を実現することを特徴とするプログラム。
  11. 請求項10に記載のプログラムが記録された記録媒体。
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