JP6557408B2 - マルチテナント相互接続施設内における自動的なファイバクロスコネクトサービス - Google Patents

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Description

本出願は、2015年9月10日付けで出願された米国仮特許出願第62/216,804号の利益を主張する2015年11月10日付けで出願された米国特許出願第14/937,787号の利益を主張するものであり、これらのそれぞれの特許文献の内容は、引用により、そのすべてが本明細書において包含される。
本発明は、コンピュータネットワークに関し、且つ、更に詳しくは、コンピュータネットワークの相互接続に関する。
ネットワークサービス交換プロバイダ又はコロケーションプロバイダ(「プロバイダ」)は、プロバイダの複数の顧客が、最小限の費用及び複雑さにより、ネットワーク、サーバ、及びストレージ装置を配置すると共に、様々な通信及びその他のネットワークサービスプロバイダに相互接続する、データセンタ又はウェアハウスなどの、通信施設を利用することができる。データセンタは、ネットワーク機器をデータセンタ内において配置している複数のテナントによって共有することができる。IT及び通信施設が安全で保護された状態において維持されることにより、通信、インターネット、アプリケーションサービスプロバイダ、クラウドサービスプロバイダ、コンテンツプロバイダ、及びその他のプロバイダのみならず、企業も、自身のコアビジネスに合焦するべく、相対的に小さなレイテンシーと、自由と、を享受する。これに加えて、顧客は、自身のトラフィックバックホール費用を低減し得ると共に、自身の内部ネットワークをその他の使用法のために解放することができる。
いくつかのケースにおいては、通信施設は、相互接続サービスを提供しており、これによれば、プロバイダの顧客は、通信施設インフラストラクチャ上において互いに相互接続し得ると共に、プロバイダの顧客は、その空間的且つ/又は地理的に分散された顧客ネットワーキング機器を通信施設インフラストラクチャ上において相互接続することができる。このようなケースにおいては、通信施設は、「相互接続施設」又は「コロケーション施設」と呼称することができる。
相互接続施設内における異なるネットワーク間における相互接続の一例は、物理的なクロスコネクトであり、この場合には、プロバイダが(CAT5/6、同軸、又は光ファイバケーブルなどの)物理的なケーブルを手作業で設置しており、その結果、このケーブルが、(異なる顧客の間の)顧客間相互接続又は(単一の顧客によって運営又はリースされている一つ以上の相互接続センタのエリアの間の)顧客内相互接続用の顧客ネットワークの間の物理的な(例えば、「層0」の)接続を提供している。上述のように、光ファイバケーブル配線インフラストラクチャは、通常、プロバイダにより、顧客ケージの間において手作業で設置されており、光ファイバクロスコネクトのエンドポイントの間には、エンドツーエンド又は「ホームラン」/「直接装着」光ファイバケーブル配線が存在している。いくつかのケースにおいては、プロバイダは、プロバイダによって制御されている分散施設内の中間手動ファイバパッチパネルの形態における構造化されたケーブル配線を使用しており、この結果、クロスコネクトは、分散施設の間において共有/幹線ファイバケーブル配線を利用することができる。又、多くのケースにおいて、分散施設の間の光ファイバも、クロスコネクトごとに手作業で設置されている。
インターネットのトラフィック及びサービスの大幅な成長に部分的に起因し、多くの通信施設のファイバインフラストラクチャは、高度な過負荷状態となっており、オーバーヘッドファイバトレイなどの物理的に光ファイバを担持するべく利用可能な最大インフラストラクチャ容量を超過するレベルとなっている。過負荷状態にある通信施設は、ますます増大する一方の帯域幅と、高密度のクライアントインタフェースを有する多数のファイバを含む新世代のネットワーク機器と、をサポートするべく必要とされるクライアント機器のファイバポート密度の増大に追随するために必要とされる更なるファイバクロスコネクトを妨げている。
これに加えて、メトロポリタンエリア(即ち、「メトロ」)内において、相互接続施設のフロアに跨って、フロアの間において、キャンパスに跨って、且つ、分散した相互接続施設に跨って、新しいファイバクロスコネクトを設置するためには、しばしば、インフラストラクチャの可用性を判定するべく、且つ、相互接続施設内の様々な分散施設を通じた利用可能な物理的経路を判定するべく、数人日の作業が必要とされる。上述のように、ファイバクロスコネクトは、通常、顧客ケージの個々の境界地点において配置されたファイバクロスコネクトエンドポイントの間におけるランニングホームランファイバを必要としている。サービスに応じて、例えば、データセンタ内の顧客ケージから地理的にメトロポリタンエリア内のどこか別の場所において配置された異なるデータセンタ内の別の顧客ケージまでのいくつかのセグメントを生成する一つ以上の光ファイバの敷設に加えて、複数のパッチパネル接続が必要とされる。
すべてのファイバ接続は、通常、特定のケーブルルーティングのために、且つ、しばしば、ファイバエンドポイントの現場での終端作業を伴うように、手作業によって設計されている。但し、顧客が、なんらかの動作の時間の後にクロスコネクトを接続切断した際には、その結果、動作上の問題がトリガされる場合がある。例えば、顧客がファイバクロスコネクトサービスの接続切断を要求した際には、プロバイダの技術者は、光ファイバケーブルをオーバーヘッドファイバトレイから物理的に除去することにより、クロスコネクトエンドポイントの間の光ファイバケーブルを取り出す。接続切断のために光ファイバケーブルを取り出す際には、その他の顧客用のライブトラフィックを搬送しているその他のケーブルが不注意によって破壊され、それにより、潜在的にその他の顧客との間におけるサービスレベル合意(SLA:Service Level Agreements)が破られ得ると共に、その結果、潜在的にプロバイダに対するSLAペナルティが生じる場合がある。
要すれば、相互接続施設の顧客の間においてファイバクロスコネクトを自動的に構成するための技法について記述されている。いくつかの例においては、相互接続施設用のプログラム可能なネットワークプラットフォームは、相互接続システムプロバイダの顧客が相互接続システムプロバイダのその他の顧客に対するファイバクロスコネクトを要求し得るインタフェースを提供している。プログラム可能なネットワークプラットフォームは、ファイバクロスコネクトに対する要求に応答して、相互接続対象の顧客用の境界地点の間においてファイバクロスコネクトを生成するように、相互接続施設ネットワークインフラストラクチャの光スイッチファブリックを構成する。ファイバクロスコネクトは、顧客用の個々の顧客ケージの間の高速ファイバ接続を介して非ブロッキングスイッチングを促進し得ると共に、これを実行する際に、顧客ケージの個々の境界地点の間において信頼性が高く且つ低レイテンシーである通信を提供することができる。この結果、ファイバクロスコネクトは、顧客の間において交換される相対的に高位層のネットワークサービスの基礎となり得る。このようなネットワークサービスは、Ethernet 又はその他の層2(L2)サービス、顧客の間における直接的なL3ピアリングのためのインターネット又はその他の層3(L3)サービス、並びに/或いは、相互接続施設が、L3自律システムとの間におけるピアリングを介して顧客の間における間接的なL3ルート交換のためのL3自律システムとして動作するクラウドに基づいたサービス交換を含み得る。
いくつかの例においては、相互接続施設内において配置されている「顧客」又は「テナント」ケージは、それぞれ、相互接続システムプロバイダの顧客と関連付けられている。相互接続システムプロバイダは、顧客ケージ用のプロバイダと顧客との間の境界地点が、顧客ケージの境界地点まで延在する少なくとも一つの光ファイバを介して光信号を送信及び受信するべく予め設置されたファイバインフラストラクチャとの間における物理的結合を有するように、それぞれの顧客ケージに対する、一つ以上の光ファイバを含む相互接続施設の光スイッチファブリック用のファイバインフラストラクチャを予め設置している。プログラム可能なネットワークプラットフォームは、個々の顧客用の顧客ケージの間においてファイバクロスコネクトを生成するためのサービス要求の受け取りに応答して、ファイバクロスコネクトを生成すると共に要求されたファイバクロスコネクトのためにプログラム可能なネットワークプラットフォームによって判定された一つ以上の光経路に従って境界地点の間において光スイッチファブリックを通じて光信号をスイッチングするべく、相互接続施設の光スイッチファブリックのフォトニックファイバ光スイッチを構成する。
その結果、これらの技法は、相互接続施設のフロアに跨って、フロアの間において、キャンパスに跨って、且つ、メトロ内の分散した相互接続施設に跨って、異なるネットワーク機器(例えば、ルーター、スイッチ、及び光高密度波分割多重化(DWDM:Dense Wave-Division Multiplexing)搬送プラットフォーム)を使用する多くの異なるタイプのサービス(例えば、クラウド交換、インターネット交換、インターネットトランジット)の間において物理的なファイバレベル接続の迅速且つ自動的な確立のための自動的なファイバクロスコネクトサービスを提供することができる。このような自動的なファイバクロスコネクトは、ファイバインフラストラクチャの手作業による事前設置の後の自動的なプロビジョニングにより、リモートにおいて、且つ、オンデマンドで、セットアップすることができる。これらの技法は、ファイバトレイ空間の相対的に良好な利用に起因した CapEx 投資の低減と共に、トラブルシューティングのための光学性能監視及びループバックを更に許容し得る。又、記述されている技法の結果として、短期間の、一時的な、且つ/又は、繰り返し発生するファイバクロスコネクトを促進することもできる。上述の利点のうちの一つ以上は、相互接続サービスプロバイダにおけるサービスの更なる成長を促進し得る。これに加えて、ファイバクロスコネクトが、手作業によって敷設されるファイバケーブルを使用するのではなく、自動的にプロビジョニングされていることから、ファイバクロスコネクトは、同様に自動的に接続切断され得ると共に、ファイバクロスコネクトを構成していたファイバセグメントは、新しい顧客のために且つ/又は新しいファイバクロスコネクトのために、再使用することができ、これにより、ケーブルトレイからファイバケーブルを除去するニーズが軽減され得ると共に、その結果、相対的に少ない数のファイバケーブル破損に起因し、全体的なSLAの充足状況を改善することもできる。更には、公的にアクセス可能ではない中央集中方式によって管理された相互接続施設内においてファイバクロスコネクトをプロビジョニングすることにより、これらの技法は、例えば、サービスプロバイダトランスポートネットワーク上において確立されたファイバに基づいた接続よりも、十分に保護され、プライベートであり、且つ、低いレイテンシーを有する、接続を提供することができる。
いくつかの例においては、相互接続システムは、少なくとも一つの相互接続施設と、プログラム可能なネットワークプラットフォームと、を具備し、少なくとも一つの相互接続施設は、複数の光ファイバ及び複数の光ファイバによって相互接続された複数のフォトニックスイッチを有する光スイッチファブリックと、相互接続システム用の相互接続システムプロバイダの第一顧客用の第一顧客ケージであって、複数の光ファイバのうちの第一光ファイバに動作自在に結合された第一プロバイダ側光ポートを含む第一ファイバパッチパネルを有する第一顧客ケージと、相互接続システムプロバイダの第二顧客用の第二顧客ケージであって、複数の光ファイバのうちの第二光ファイバに動作自在に結合された第二プロバイダ側光ポートを含む第二ファイバパッチパネルを有する第二顧客ケージと、第一顧客と第二顧客との間の相互接続を要求しているファイバクロスコネクト要求の受け取りに応答して、第一光ファイバと第二光ファイバとの間において光ファイバクロスコネクトを生成して第一光ファイバ、第二光ファイバ、及び光ファイバクロスコネクトを含むエンドツーエンド光ファイバクロスコネクトを提供するべく、複数のフォトニックスイッチを構成するように構成されたプログラム可能なネットワークプラットフォームと、を含む。
いくつかの例においては、演算装置は、メモリに対して動作自在に結合された少なくとも一つのプログラム可能なプロセッサと、第一顧客と第二顧客との間における相互接続施設内における相互接続を要求するファイバクロスコネクト要求を受け取り、且つ、ファイバクロスコネクト要求の受け取りに応答して、第一光ファイバと第二光ファイバとの間において光ファイバクロスコネクトを生成して第一光ファイバ、第二光ファイバ、及び光ファイバクロスコネクトを含むエンドツーエンド光ファイバクロスコネクトを提供するべく複数のフォトニックスイッチを構成するように、少なくとも一つのプログラム可能なプロセッサによる実行のために構成されたプログラム可能なネットワークプラットフォームと、を具備し、この場合に、第一顧客は、相互接続施設内において配置された第一顧客ケージを有し、且つ、第二顧客は、相互接続施設内において配置された第二顧客ケージを有し、この場合に、第一顧客ケージは、光スイッチファブリックを形成するべく複数のフォトニックスイッチを相互接続する複数の光ファイバのうちの第一光ファイバに動作自在に結合された第一プロバイダ側光ポートを含む第一ファイバパッチパネルを含み、この場合に、第二顧客ケージは、複数の光ファイバのうちの第一光ファイバに動作自在に結合された第二プロバイダ側光ポートを含む第二ファイバパッチパネルを含む。
いくつかの例においては、方法は、相互接続施設用のプログラム可能なネットワークプラットフォームにより、第一顧客と第二顧客との間における相互接続施設内における相互接続を要求するファイバクロスコネクト要求を受け取るステップと、ファイバクロスコネクト要求の受け取りに応答してプログラム可能なネットワークプラットフォームにより、第一光ファイバと第二光ファイバとの間において光ファイバクロスコネクトを生成して第一光ファイバ、第二光ファイバ、及び光ファイバクロスコネクトを含むエンドツーエンド光ファイバクロスコネクトを提供するように複数のフォトニックスイッチを構成するステップと、を具備し、この場合に、第一顧客は、相互接続施設内において配置された第一顧客ケージを有し、且つ、第二顧客は、相互接続施設内において配置された第二顧客ケージを有し、この場合に、第一顧客ケージは、光スイッチファブリックを形成するべく複数のフォトニックスイッチを相互接続する複数の光ファイバのうちの第一光ファイバに対して動作自在に結合された第一プロバイダ側光ポートを含む第一ファイバパッチパネルを含み、この場合に、第二顧客ケージは、複数の光ファイバのうちの第一光ファイバに動作自在に結合された第二プロバイダ側光ポートを含む第二ファイバパッチパネルを含む。
本発明の一つ以上の実施形態の詳細については、添付図面及び以下の説明において記述されている。本発明のその他の特徴、目的、及び利点については、説明及び図面から、且つ、請求項から、明らかとなろう。
図1は、本明細書において記述されている技法による、相互接続施設の顧客ケージの間において自動的なファイバクロスコネクトを提供するプログラム可能なネットワークプラットフォームを有する相互接続システムの概略図を示すブロックダイアグラムである。 図2A〜図2Bは、本明細書において記述されている技法による、相互接続施設の顧客ケージの間において自動的なファイバクロスコネクトを提供するプログラム可能なネットワークプラットフォームを有する相互接続システムを更に詳細に示すブロックダイアグラムである。 図2A〜図2Bは、本明細書において記述されている技法による、相互接続施設の顧客ケージの間において自動的なファイバクロスコネクトを提供するプログラム可能なネットワークプラットフォームを有する相互接続システムを更に詳細に示すブロックダイアグラムである。 図3は、本明細書において記述されている技法による、相互接続施設の顧客ケージの間において自動的なファイバクロスコネクトを提供するプログラム可能なネットワークプラットフォームを有する例示用の相互接続システムを示すブロックダイアグラムである。 図4は、細書において記述されている技法による、一つ以上のデータセンタが相互接続施設用の動作環境を提供している相互接続システムを示すブロックダイアグラムである。 図5は、的なファイバインフラストラクチャを有する分散型データセンタを示すブロックダイアグラムである。 図6は、接続システムプロバイダの複数の顧客を相互接続するべく一つ以上の相互接続施設内においてファイバクロスコネクトを動的にプロビジョニングするように構成されたプログラム可能なネットワークプラットフォーム用の例示用のアーキテクチャを示すブロックダイアグラムである。 図7は、示の一つ以上の技法に従って動作する演算システムの一例の更なる詳細を示すブロックダイアグラムである。 図8は、本開示の一つ以上の態様による、相互接続システムによってオンデマンドのファイバクロスコネクトを提供する例示用の動作モードを示すフローチャートである。
同一の参照符号は、図及び文章の全体を通じて同一の要素を表記している。
図1は、本明細書において記述されている技法による、相互接続施設の顧客ケージの間において自動的なファイバクロスコネクトを提供するプログラム可能なネットワークプラットフォーム3を有する相互接続システム2の概略図を示すブロックダイアグラムである。相互接続システム2は、相互接続システムプロバイダによって運用される相互接続施設8を示しており、相互接続施設8は、複数の顧客ケージ4A〜4B(集合的に「顧客ケージ4」)内において配置された顧客ネットワーク6A〜6B(集合的に「顧客ネットワーク6」)をクロス接続するべく構成可能である光スイッチファブリック10を有する。いくつかの例においては、顧客ケージ4のそれぞれは、相互接続システムプロバイダの異なる顧客と関連付けられていてもよい。いくつかの例においては、顧客ケージ4は、そのいずれもが、相互接続システムプロバイダの単一の顧客と関連付けられている。本明細書において使用されている相互接続システムプロバイダの「顧客」という用語は、相互接続システムプロバイダによって配備された相互接続施設8のテナントを意味し得るものであり、この場合には、顧客は、独立的な施設よりも改善された効率を目的として、その他のテナントと共同配置するのみならず、その他の理由に加えて、ネットワークのレイテンシー/ジッタの低減及び信頼性、性能、及びセキュリティ対搬送の改善を目的として、ネットワーク機器を相互接続施設又はキャンパス内においてその他のテナントのネットワーク機器と相互接続するべく、相互接続施設8内において空間をリースしている。相互接続システムプロバイダは、いくつかのケースにおいては、通常は、これらが同一のエンティティとなるという点において、相互接続施設プロバイダと呼称することもできる。
相互接続施設8内において、空間は、ケージ(フェンス又はその他の境界によって取り囲まれた共通フロア空間のエリア)、キャビネット、ラック、スイート(共通フロア空間の一部分ではない取り囲まれた部屋)、或いは、顧客がネットワークサービスを相互接続施設8内において共同配置された一つ以上のその他の顧客との間において提供及び/又は受信するべく自身のネットワーク機器を配置し得るその他の空間の形態を有する柔軟な増分として、パーティション化することができると共に、顧客に対してリースすることができる。主には、相互接続施設8内の顧客ケージ4との関係において図示及び記述されているが、本開示の技法は、同様に、先程識別されたものなどの様々な空間方式により、相互接続施設8(又は、分散された相互接続施設)内において分散された顧客機器を自動的にクロスコネクトするべく、適用可能である。
ケージ4のそれぞれは、相互接続システム2のプロバイダによって設置されており、且つ、顧客が、例えば、相互接続施設内においてケージ境界線又は「境界」を定義するケージ4のメッシュ内に位置したファイバパッチパネル(図示されてはいない)の顧客側を介して光ネットワークインフラストラクチャ10に対するアクセスをも有しつつ、自身の顧客ネットワークを保存し、且つ、これにアクセスするための安全な構造及び場所を提供しており、この場合に、顧客は、単独でケージの内部に対するアクセスを有している。又、このようなファイバパッチパネル(更に簡潔には、且つ、以下においては、「パネル」)は、パネルのプロバイダ側に対する便利であり且つ安全なアクセスを相互接続システム2のプロバイダに提供することもできる。例えば、プロバイダは、ケージ4の内部にアクセスすることなしに、ケージ4用のパネルのプロバイダ側にアクセス可能であってもよい。同様に、ケージ4をリースしている又はその他の方法でその内部に対するアクセスを有する顧客も、パネルの顧客側に対してアクセス可能であってもよいが、彼らによるパネルのプロバイダ側に対するアクセスは、妨げることができる。いくつかの例においては、プロバイダは、ケージ4の間の保護された通路にアクセス可能であってもよく、これにより、パネルのプロバイダ側に対するアクセスを許容することができる。
本開示において記述されている技法によれば、光スイッチファブリック10は、顧客ケージ4Aと顧客ケージ4Bとを接続するファイバクロスコネクト7を自動的に生成するように、プログラム可能なネットワークプラットフォーム3によってリモート構成される光及びフォトニックスイッチングインフラストラクチャを表している。更に詳細に後述するように、光スイッチファブリック10は、顧客ケージ4と相互接続施設8の少なくとも一つの分散施設(又は「分散フレーム」)との間において予め設置された光ファイバを含み、且つ、相互接続施設8の複数の分散施設の間において予め設置された光ファイバを更に含むことができる。光スイッチファブリック10は、相互接続施設8の分散施設内において配置された、且つ/又は、顧客ケージ4の境界において配置された、プログラム可能なフォトニックスイッチを更に含む。
システム2は、本明細書において「相互接続プラットフォーム」とも代替的に呼称される、プログラム可能なネットワークプラットフォーム(PNP:Programmable Network Platform)3を更に含む。プログラム可能なネットワークプラットフォーム3は、メソッド、フィールド、及び/又はその他のソフトウェアプリミティブを定義するソフトウェアインタフェースを提供してもよく、これにより、一つ以上のアプリケーション5は、顧客ケージ4A、4Bの間においてファイバクロスコネクト7を動的にプロビジョニングするべく、PNP3を呼び出すことができる。この結果、PNP3は、光スイッチファブリック10を構成するプログラム的な能力を有する顧客、キャリア、ネットワークサービスプロバイダ(NSP:Network Service Provider)、及び/又は相互接続システムプロバイダ自体が、ファイバクロスコネクト7によって顧客ケージ4Aを顧客ケージ4Bに相互接続できるようにしている。
プログラム可能なネットワークプラットフォーム3は、例えば、システム2の一つ以上のデータセンタ内において、或いは、この代わりに、相互接続システム2のプロバイダのバックオフィス又はブランチにおいて離れた場所で/リモートで、稼働するアプリケーションを表すことができる。単一の相互接続施設8を管理するものとして示されているが、プログラム可能なネットワークプラットフォーム3は、複数の異なる相互接続施設のサービスプロビジョニングを制御することもできる。或いは、この代わりに、又はこれに加えて、プログラム可能なネットワークプラットフォーム3の複数の別個のインスタンスにより、個々の複数の異なる相互接続施設のサービスプロビジョニングを制御することもできる。
一つ以上のアプリケーション5は、光スイッチファブリック10内におけるファイバクロスコネクト7を要求すると共にこれを動的にプロビジョニングし、且つ、顧客ケージ4A、4Bの間においてファイバに基づいた接続を確立するべく、PNP3と通信する少なくとも一つのアプリケーションを表している。一つ以上のアプリケーション5は、PNP3とインタフェースするためのクライアント側ソフトウェアを表しており、且つ、顧客ポータル、顧客アプリケーション、相互接続施設8の操作者からのみアクセス可能である相互接続システム2のプロバイダのアプリケーション、コマンドラインインタフェース又はグラフィカルユーザインタフェースなどのコンソールを含むことができる。一つ以上のアプリケーション5のユーザ又はクライアントは、例えば、企業顧客、クラウドサービス及びコンテンツプロバイダ、キャリア、ネットワークサービスプロバイダ(NSP)、及び/又は相互接続システムプロバイダ自体を含むことができる。
一つ以上のアプリケーション5のうちの一つのアプリケーションは、顧客ケージ4A、4Bの間のファイバクロスコネクト用のパラメータを規定するファイバクロスコネクト要求11をPNP3に対して発行する。ファイバクロスコネクト要求11は、例えば、帯域幅又はデータレート及びプロトコル、要求されたファイバクロスコネクトが動作可能となるべき開始時刻、要求されたファイバクロスコネクトが破棄するべき終了時刻(契約期間が満了する時点まで潜在的に不定である)、及び顧客ケージ4A、4Bの境界パネルにおけるパネルポートのポート識別子を含む光信号プロファイルを規定することができる。
ファイバクロスコネクト要求11に応答して、PNP3は、光スイッチファブリック10を通じて光経路を判定し、且つ、顧客ケージ4A、4Bの間においてファイバに基づいた相互接続を提供してファイバクロスコネクト要求11を充足するべく光スイッチファブリック10内においてファイバクロスコネクト7を動的にプロビジョニングする。PNP3は、顧客ケージ4A、4Bの間のエンドツーエンド光経路を一緒に構成するフォトニックスイッチ接続上の未使用のポートに接続する、予め設置された、但し、未使用の、ファイバを識別することにより、光スイッチファブリック10を通じて光経路を判定することができる。いくつかの例においては、フォトニックスイッチのメッシュは、一つ以上の相互接続施設の光スイッチファブリック10を構成している。
PNP3は、要素の構成インタフェースを介して直接的に、或いは、PNP3の代わりに要素を管理しているソフトウェアによって定義されたネットワーキング(SDN:Software-Defined Networking)コントローラを介して間接的に、このような要素に対して構成コマンドを発行することにより、光スイッチファブリック10の要素を構成する。PNP3は、いくつかの例においては、この代わりに、オーケストレータと呼称されてもよく、その理由は、PNP3が、ファイバクロスコネクト7を確立するべく、光スイッチファブリック10のフォトニックスイッチ及び/又はその他の要素を構成するように、SDNコントローラを調整しているからである。
ファイバクロスコネクト7は、層0(「L0」)接続を表していてもよく、その理由は、ファイバクロスコネクトが、パケットネットワーキング用のオープンシステム相互接続(OSI:Open Systems Interconnection)モデル又はTCP/IPモデルの基礎を構成しているである。詳しくは、ファイバクロスコネクト7は、(通常は、SONET/SDH層との関連において)波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)装置などの光ネットワーキング装置の間の層1(「L1」)接続を提供する光トランスポートネットワーク(OTN:Optical Transport Network)層の基礎を構成することができる。例えば、ファイバクロスコネクト7は、相互接続システム2のプロバイダの異なる顧客/テナントと関連した顧客ケージ4A、4Bの間において交換される光信号用の光経路(又は、「光路」)を提供するべく、光スイッチファブリックの要素によってフォトニック方式でスイッチングされる一つ以上の波長(又は、「ラムダ」)を表し得る。この結果、光スイッチファブリック10は、相互接続システム2のプロバイダの顧客用の個々の顧客ケージ4A、4Bの間において高速ファイバ接続を介して非ブロッキングスイッチングを提供するように構成されており、且つ、これを実行する際に、顧客ケージ4A、4Bの個々の境界地点の間において、信頼性の高い且つ低レイテンシーである通信を提供することができる。
顧客ネットワーク6A、6Bは、ファイバクロスコネクト7にアクセスしてデータを交換するべく、個々のアクセスリンク9A、9Bを使用している。アクセスリンク9A、9Bは、いくつかの例においては、グレーリンク/オプティクスを表していてもよく、この場合に、顧客ネットワーク6A、6Bのルーター又はスイッチは、トランスポンダとの間においてグレー(無着色の)光信号を交換し、トランスポンダが、グレー光信号と、光スイッチファブリック10のWDM装置との間において交換される特定の波長(色)を有する光信号との間の変換を実行している。ファイバクロスコネクト7は、いくつかのケースにおいては、L2又はL3サービスに従って顧客ケージ4A、4Bを相互接続するべく相互接続システム2のプロバイダによって提供される層2(「L2」)又は層3(「L3」)サービスの基礎を構成することができる。例えば、相互接続施設8は、Ethernet 交換及びインターネット交換、並びに/或いは、クラウド交換などの、ネットワークサービス交換を稼働させ得ると共に、これらのそれぞれは、顧客ネットワーク6A、6Bの間においてL2/L3パケットデータを送信するべく、動的にプロビジョニングされたファイバクロスコネクト7を利用することができる。
クラウドに基づいたサービス交換を提供する施設の更なる例示用の詳細については、2015年4月17日付で出願されると共に「Cloud-Based Services Exchange」という名称を有する米国仮特許出願第62/149,373号明細書、2014年10月30日付けで出願されると共に「INTERCONNECTION PLATFORM FOR REAL-TIME CONFIGURATION AND MANAGEMENT OF A CLOUD-BASED SERVICES EXCHANGE」という名称を有する米国仮特許出願第62/072,976号明細書、並びに、2015年5月12日付けで出願されると共に「PROGRAMMABLE NETWORK PLATFORM FOR A CLOUD-BASED SERVICES EXCHANGE」という名称を有する米国仮特許出願第62/160,547号明細書において見出され、これらの特許文献のそれぞれは、引用により、その個々のすべてが本明細書において包含される。
キャリア Ethernet 交換を提供する施設の更なる例示用の詳細については、2012年9月13日付けで出願された「REAL TIME CONFIGURATION AND PROVISIONING FOR A CARRIER ETHERNET EXCHANGE」という名称を有する米国特許第8,537,845号明細書、第12/875,054号という出願番号を有する2010年9月2日付で出願された「REAL TIME CONFIGURATION AND PROVISIONING FOR A CARRIER ETHERNET EXCHANGE」という名称を有する米国特許出願明細書、第61/285,371号という出願番号を有する2009年12月10日付で出願された「ETHERNET EXCHANGE」という名称を有する米国仮特許出願明細書、第61/239,997号という出願番号を有する2009年9月4日付けで出願された「PRIVATE NETWORK CONNECTIVITY PLATFORM」という名称を有する米国仮特許出願明細書、第61/323,066号という出願番号を有する2010年4月12日付けで出願された「ETHERNET EXCHANGE」という名称を有する米国仮特許出願明細書、第12/875,054号という出願番号を有する2010年9月2日付けで出願された「REAL TIME CONFIGURATION AND PROVISIONING FOR A CARRIER ETHERNET EXCHANGE」という名称を有する米国特許出願明細書において見出される。上述の特許及び特許出願のそれぞれは、引用により、その個々のすべてが本明細書において包含される。相互接続施設8は、いくつかの例においては、Ethernet 交換及びクラウドに基づいたサービス交換の両方を提供することができる。
顧客ケージ4A、4Bの間においてファイバクロスコネクトを動的にプロビジョニングする結果として、これらの技法は、相互接続システム2のプロバイダの異なる顧客の間における相互接続を促進するべく、顧客ネットワークの間において迅速且つ自動的な物理的ファイバレベル接続を提供することができる。この結果、これらの技法は、相互接続施設のフロアに跨って、フロアの間において、キャンパスに跨って、且つ、メトロ内の分散された相互接続施設に跨って、異なる顧客ネットワーク6の多くの異なるタイプのネットワーク機器(例えば、ルーター、スイッチ、及び光高密度波分割多重(DWDM)トランスポートプラットフォーム)の間において迅速且つ自動的な物理的ファイバレベル接続を提供することができる。本明細書において記述されているように、PNP3は、ファイバインフラストラクチャの手作業による事前設置の後に、リモートで、且つ、オンデマンドにより、ファイバクロスコネクト7をプロビジョニングすることができる。これらの技法は、ファイバトレイ空間の相対的に良好な利用法に起因した CapEx 投資の低減と共に、トラブルシューティング用の光学性能監視及びループバックを更に許容することができる。又、記述されている技法の結果として、ファイバクロスコネクト7の、短期間の、再使用の、一時的な、且つ/又は、繰り返し発生するインスタンスを促進することもできる。上述の利点のうちの一つ以上は、その内部の複数のテナントを相互接続するべく相互接続施設8を配備している相互接続サービスプロバイダにおけるサービスの成長を促進することができる。これに加えて、ファイバクロスコネクト7が、手作業によって敷設されるのではなく、自動的にプロビジョニングされていることから、ファイバクロスコネクト7を同様に自動的に接続切断することもでき、これにより、ファイバケーブルをケーブルトレイから除去するニーズが軽減され得ると共に、その結果、相対的に少ない数の光ファイバケーブル破壊に起因し、全体的なSLAの充足状態を改善することもできる。
図2A〜図2Bは、本明細書において記述されている技法による、相互接続施設の顧客ケージの間において自動的なファイバクロスコネクトを提供するプログラム可能なネットワークプラットフォームを有する相互接続システムを更に詳細に示すブロックダイアグラムである。図2A〜図2Bの相互接続システム20は、相互接続システムプロバイダによって運用されている相互接続施設8を示しており、且つ、図1の相互接続施設8の一例を表すことができる。この例においては、相互接続施設8の光スイッチファブリック10は、PNP3によって相互接続施設8内において動的にプロビジョニングされるファイバクロスコネクトを実装するように、例えば、階層構造において、或いは、フラットメッシュとして、構成され、且つ、光信号をスイッチングするように構成された、一つ以上のフォトニックスイッチ24A〜24N(集合的に「フォトニックスイッチ24」)及びフォトニックスイッチ22A〜22B(集合的に「フォトニックスイッチ22」)をそれぞれが有する複数の分散施設(又は、「分散フレーム」)23及び25A〜25Bを含む。フォトニックスイッチ24、22は、ポート数の多いスイッチを含むことができる。主分散施設23及び中間分散施設25は、施設プロバイダからのみ相互接続施設8内においてアクセス可能であるインフラストラクチャケージ内において配置することができる。
相互接続施設8のその他の例は、本明細書において図示及び記述されているものとの比較において、更に多くの数の又は少ない数のコンポーネントを含むことができる。例えば、相互接続施設8は、更なる顧客ケージ4、中間分散フレーム25、スイッチ22及び24などを含むことができる。
フォトニックスイッチ22、24のそれぞれは、フォトニッククロスコネクト(PXC)、光クロスコネクト(OXC)、光電子工学に基づいたスイッチ(OEO)、又は光信号をスイッチングするその他のタイプの装置を表すことができる。フォトニックスイッチ22、24のそれぞれは、スイッチに結合された光ファイバの間において光信号(光ビーム又はラムダ)をルーティングすることができる。プログラム可能なネットワークプラットフォーム3は、光経路に沿って光信号をスイッチするようにフォトニックスイッチ22、24を構成しており、この場合に、それぞれの光経路は、光トランスミッタにおいて始まり、且つ、光レシーバにおいて終了しており、且つ、光トランスミッタ及び光レシーバのそれぞれは、顧客ケージ4の一つと関連付けられている。この結果、顧客ケージ4内の顧客ネットワーク6は、動的にプロビジョニングされたファイバクロスコネクトを介して、L0/L1/L2/L3サービス用のフレーム及びパケットを交換することができる。光経路は、この代わりに、光経路、光路、ラムダ、又は光搬送ネットワーク波長、又は複合DWDM光信号と呼称することもできる。クロスコネクト用の光経路の例示用の帯域幅は、例えば、2.5Gbps、10Gbps、40Gbps、100Gbps、400Gpbs、或いは、場合によっては、マルチテラビットDWDM光信号を含むことができる。光ファイバは、複数の光経路を含んでいてもよく、即ち、光ファイバは、例えば、複数の光経路用の光信号を異なるラムダとして搬送することができる。光電子工学に基づいたスイッチは、スイッチの電子コンポーネントによってサポートされているデータレート、プロトコル、及びフォーマットに従って、スイッチングアプリケーションを制限することができる。
フォトニックスイッチ22、24は、そのスイッチの構成に従って、ポートのうちの二つのポートの間においてそのスイッチ内において光送信経路を生成するべく、フォトニックスイッチ内においてクロス接続され得るポートの個々の組を含む。フォトニックスイッチ22、24のそれぞれは、そのスイッチのポートの間におけるスイッチ内クロスコネクトを規定する構成データを受け取るための構成インタフェースを含む。スイッチの二つのポートの間の光送信経路は、ポートの一つに対して印加された光信号が、ポートに結合された、或いは、グレーオプティクスや統合されたOADM/ROADMなどに結合された、光ファイバを介して送信用のその他のポートにおいて受け取られる場合に、存在している。スイッチ内の送信経路は、一方向又は双方向であってもよい。
光スイッチファブリック10は、光スイッチファブリック10のフォトニックスイッチ22、24のスイッチポートを結合すると共にスイッチ22を顧客ネットワーク6に対して結合するべく、予め設置された光ファイバ束29、31を含む。主分散施設23は、フォトニックスイッチ22のポートを中間スイッチ24のポートに対して結合するべく、相互接続システム2のプロバイダによって予め設置された光ファイバ束31を相互接続し、且つ、管理している。中間分散施設25は、フォトニックスイッチ22のポートを顧客ケージ4に対して結合するべく、相互接続システム2のプロバイダによって予め設置された光ファイバ束29を相互接続し、且つ、管理している。光ファイバ束(複数のファイバストランド/結束されたケーブル)29のうちの任意のものは、いくつかのケースにおいては、顧客ケージ6とフォトニックスイッチ22の一つとの間において延在する単一の光ファイバ又はデュプレックスファイバケーブルを表し得る。
いくつかの例においては、光ファイバ束29、31は、一つ以上のMPO/MTP幹線ケーブルを表しており、それぞれの幹線ケーブルは、複数のファイバを有する。いくつかの例においては、幹線ケーブルは、適切なコネクタタイプによって予め終端された、或いは、現場での終端作業の選択肢を有する、千鳥状のピグテール長を有しており、その理由は、ファイバの敷設長が、先験的に判明してはおらず、且つ、少なくともいくつかのケースにおいては、共通コネクタを含むからである。例えば、顧客ケージ4Bとスイッチ22Aを結合する光ファイバ束29は、12、24、48、72、又は144/288−ファイバの幹線ケーブルを表し得る。この方式によって幹線ファイバを予め設置することにより、ファイバ当たりの絶縁/遮蔽の低減がもたらされ、且つ、相互接続施設8の全体を通じて光ファイバを担持するべく施設プロバイダによって設置された垂直方向及び/又は水平方向ファイバトレイ用のファイバトレイ空間を取り戻すことが可能となる。取り戻されたファイバ空間は、いくつかのケースにおいては、施設プロバイダの収入/平方フィートを改善するべく、更なるテナント空間として再利用することができる。例えば、これらの技法は、ファイバ管理のために、キャビネットの側部において、10’’又は12’’トラフの代わりに、6’’トラフを許容しており、これにより、キャビネット又はラック当たりに、数インチの水平方向のフロア空間を節約することができる。更には、且つ、本開示において記述されている動的なファイバクロスコネクトプロビジョニング態様との組合せにおいて、この結果、ファイバケーブル配線の設置及び撤去を低減し得ると共に、幹線ケーブルの接合作業を低減することもできる。
いくつかの例においては、ファイバ束29、31のファイバは、シングルモード又はマルチモードの光ファイバを含むことができる。例えば、光スイッチファブリック10は、フォトニック/光学的に透明なスイッチを有するマルチモードファブリックを含むことができる。或いは、この代わりに、ROADM及びWDM装置をシングルモードファイバ/ケーブルを有する光スイッチファブリック10内において使用することもできる。
図2Aの例においては、且つ、本明細書において記述されている技法によれば、プログラム可能なネットワークプラットフォーム3は、相互接続施設8の異なるテナント用の異なる顧客ケージの間においてエンドツーエンドファイバクロスコネクト7を生成するべく、フォトニックスイッチ22、24を直接的に構成し、ファイバクロスコネクトは、顧客ケージ4Bのポートとスイッチ22Aのポートとを結合する光ファイバ束29のうちの少なくとも一つのファイバと、スイッチ22A内の構成済みの送信経路33と、スイッチ22Aのポートと中間スイッチ24Aのポートとを結合する光ファイバ束31のうちの少なくとも一つのファイバと、中間スイッチ24A内の構成済みの送信経路33と、スイッチ22Bのポートと中間スイッチ24Aのポートとを結合する光ファイバ束31のうちの少なくとも一つのファイバと、スイッチ22B内の構成済みの送信経路33と、顧客ケージ4Aのポートとスイッチ22Bのポートとを結合する光ファイバ束29のうちの少なくとも一つのファイバと、を含む。この結果、ファイバクロスコネクト7は、プログラム可能なネットワークプラットフォーム3によって一つに縫合された複数の光ファイバセグメントを含むエンドツーエンド光送信媒体から構成された光送信経路において光信号を搬送するように、動的に構成されている。ファイバクロスコネクト7は、例えば、OSI又はTCP/IPモデルの層1(物理)層の基礎を構成するように、ラムダ/ビームをスイッチングして光信号をスイッチングするべく、層0において動作することができる。
フォトニックスイッチ22、24A内の送信経路33を構成するべく、プログラム可能なネットワークプラットフォーム3は、構成コマンド35をスイッチの構成インタフェースに対して発行することができる。構成コマンド35のそれぞれは、コマンドによって規定された二つのスイッチポートの間において光送信経路を生成するように、受信スイッチを制御するためのコマンドを表している。構成コマンド35の受信に応答して、受信スイッチは、規定された光送信経路を生成し、且つ、その結果、光信号をスイッチングするように構成される。
プログラム可能なネットワークプラットフォーム3は、顧客ケージ4A、4Bの間において交換されるパケット化データの光信号を搬送するべく、ファイバクロスコネクト7を使用する、L2VPNやL3VPNなどの、L2/L3サービスを更に促進することができる。
いくつかの例においては、相互接続施設8又はオフサイト環境は、フォトニックスイッチ22、24を構成するべく、一つ以上のソフトウェアによって定義されたネットワーキング(SDN)コントローラ27を含む。SDNコントローラ27は、複数の異なるベンダによって製造されたスイッチ22、24を有する相互接続施設のインスタンスにおいて、ベンダ固有のプロトコル又はメソッドを使用することにより、フォトニックスイッチ22、24を構成しつつ、スイッチ構成のための均一なインタフェースをPNP3提示することができ、それぞれのこのようなベンダは、そのベンダと関連したスイッチを管理するべく、一つ以上のSDNコントローラ27のうちの一つを更に製造している。プログラム可能なネットワークプラットフォーム3は、ファイバクロスコネクト7を確立するべく、一つ以上のSDNコントローラ27を調整し、光送信経路33に伴ってスイッチ22、24を構成する。或いは、この代わりに、相互接続プロバイダの独自のSDNコントローラ及びPNPは、プロバイダのネットワークバックオフィスインフラストラクチャと共に、サウスバウンドインタフェース及び/又はコマンドを使用することにより、スイッチとの間において直接的にインタフェースすることもできる。
図2Bの例においては、顧客ケージ4は、個々の顧客ケージ4用のパネルの顧客側ポートの間において要求されたファイバクロスコネクトを動的に構成するべく、(直接的に、或いは、一つ以上のSDNコントローラ27を介して)PNP3によって構成可能である個別のフォトニックスイッチ28を含み得る個別の能動型境界パネルを含む。スイッチ22、24と同様に、光スイッチファブリック10のフォトニックスイッチ28A〜28D(集合的に「フォトニックスイッチ28」)も、それぞれ、PXC/OXC、OADM/ROADM、多重化装置、或いは、光信号をスイッチングするその他のタイプの装置を表すことができる。能動型の境界ファイバパッチパネルの例示用の詳細については、2015年5月21日付けで出願されると共に「ACTIVE PANEL DEMARCATION」という名称を有する米国仮特許出願第62/164,965号明細書において見出され、この内容の全体は、引用により、そのすべてが本明細書において包含される。
図2A〜図2Bは、いくつかのフォトニックスイッチ22、24、及び28が一つ以上のSDNコントローラによって構成されると共にいくつかのものがPNP3によって構成される例示用の制御構成を示している。様々な実装形態において、その他の制御構成が存在し得る。いくつかの例においては、PNP3は、一つ以上のSDNコントローラ27を介して、光スイッチファブリック10を完全に間接的に構成することができる。その他の例においては、PNP3は、光スイッチファブリック10を直接的に構成することができる。
「顧客側」ポートは、顧客からアクセス可能であるポートを意味している。例えば、スイッチ28Aは、境界パネル内において配置されていてもよく、或いは、さもなければ、顧客ケージ4Aの境界エリア内において配置されていてもよい。顧客ネットワーク6は、それぞれ、個々のフォトニックスイッチ28の顧客側ポートにおいて相互接続施設8の光スイッチファブリック10に結合している複数のアクセスリンクを含むことができる。換言すれば、フォトニックスイッチ28のそれぞれは、統合された光インタフェース(グレーオプティクス又はWDM)を有するOADM/ROADM/WDM Mux/Demux 又はL2/L3スイッチ又はルーターなどの、対応する顧客ネットワーク6のネットワーク機器に対して光ファイバを介してそれぞれが結合された複数の顧客側ポートを含むことができる。「プロバイダ側」ポートは、相互接続システム2のプロバイダからアクセス可能であると共に中間分散施設25のうちの一つの施設内においてスイッチ22のうちの一つに光ファイバを介して結合されたフォトニックスイッチ28のポートを意味し得る。又、光ポートは、光インタフェースと呼称することもできる。
顧客ケージ4に基づいたフォトニックスイッチ28を有する図2Bの例においては、一つ以上のアプリケーション5のうちの一つのアプリケーションは、顧客ケージ4A、4Bの間におけるファイバクロスコネクト用のパラメータを規定するファイバクロスコネクト要求37をPNP3に対して発行している。ファイバクロスコネクト要求37は、例えば、ファイバ上における帯域幅又は信号タイプ/データプロトコル、要求されているファイバクロスコネクトが動作可能となるべき開始時刻、要求されたファイバクロスコネクトが破棄されるべき終了時刻、及びスイッチ28A、28B用の顧客側ポートのポート識別子を規定することができる。
ファイバクロスコネクト要求37に応答して、PNP3は、光スイッチファブリック10を通じて光経路を判定し、且つ、個々の顧客ケージ4A、4Bのスイッチ28A、28Bの規定された顧客側ポートの間においてファイバに基づいた相互接続を提供してファイバクロスコネクト要求37を充足するように、光スイッチファブリック10内においてファイバクロスコネクト38を動的にプロビジョニングする。PNP3は、ファイバクロスコネクト要求37内において規定されている顧客側ポートの間においてエンドツーエンド光経路を一緒に構成する、予め設置された、但し、未使用の、ファイバ(又は、このようなファイバのラムダ)及びフォトニックスイッチ接続を識別することにより、光経路を、光スイッチファブリック10を通じて判定することができる。PNP3は、PNP3によって識別されたスイッチのポートの個々のペアの間において光信号をスイッチングするべく、スイッチを通じて送信経路39を確立するように、フォトニックスイッチ28A、22B、24A、22A、及び28Bを構成する。
この結果、プログラム可能なネットワークプラットフォーム3は、相互接続施設8の異なるテナント用の異なる顧客ケージ4A、4Bの間においてエンドツーエンドファイバクロスコネクト38を生成するべく、フォトニックスイッチ22、24、28を直接的に構成し、ファイバクロスコネクトは、スイッチ28B内の構成済みの光送信経路39と、スイッチ28B用のプロバイダ側ポートとスイッチ22A用のポートとを結合する光ファイバ束29のうちの少なくとも一つのファイバと、スイッチ22A内の構成済みの送信経路39と、スイッチ22Aのポートと中間スイッチ24Aのポートとを結合する光ファイバ束31のうちの少なくとも一つのファイバと、中間スイッチ24A内の構成済みの送信経路39と、スイッチ22Bのポートと中間スイッチ24Aのポートとを結合する光ファイバ束31のうちの少なくとも一つのファイバと、スイッチ22B内の構成済みの送信経路39と、顧客ケージ4Aのポートとスイッチ22Bのプロバイダ側ポートとを結合する光ファイバ束29のうちの少なくとも一つのファイバと、スイッチ28A内の構成済みの光送信経路39と、を含む。この結果、ファイバクロスコネクト38が、プログラム可能なネットワークプラットフォーム3によって光スイッチファブリック10を通じて一つに縫合された複数の光ファイバセグメントを含むエンドツーエンド光送信媒体から構成された光送信経路内において光信号を搬送するように、動的に構成される。ファイバクロスコネクト38は、例えば、OSI又はTCP/IPモデルの層1(物理層)、層2(リンク層)、及び層3(ネットワーク又はルーティング層)の基礎を構成するように、ラムダ/ビームをスイッチングして光信号をスイッチングするべく、層0において動作することができる。或いは、この代わりに、静的な/非能動型のファイバパッチパネルを有する顧客境界パネルの場合には、IDF及びMDF内のスイッチまで予め配線されたファイバ束により、PNP3によって制御される同一のファイバクロス接続を実現することができるが、光ファイバ及び/又はファイバ束内のファイバについて、1対1のマッピングが顧客境界ファイバパネルとIDF/MDF内のスイッチとの間において必要とされる。
図3は、本明細書において記述されている技法による、相互接続施設の顧客ケージの間において自動的なファイバクロスコネクトを提供するプログラム可能なネットワークプラットフォームを有する例示用の相互接続システムを示すブロックダイアグラムである。相互接続施設60は、例えば、図1、図2A、及び図2Bの相互接続施設8のうちの任意のものの例示用のインスタンスを表し得る。
相互接続施設61は、一つ以上のデータセンタの全体を通じて分散された光スイッチファブリック70のフォトニックスイッチが、ファイバクロスコネクトサービス(又は、その代わりに、「自動的な光接続サービス」)に従って、顧客ケージの間において光信号をスイッチングし得る分散型のデータセンタ光スイッチアーキテクチャを含む。
顧客ケージ74は、更に詳細に示されている顧客ネットワークをそれぞれが有する顧客ケージ6の例示用のインスタンスを表し得る。例えば、顧客ケージ74Aは、光アクセスリンクを介して光信号を受信及び送信するべく、顧客ケージ74Aの境界又はその他のエリア内において配置されたフォトニックスイッチ28Aに接続するように構成されたルーター64(又は、この代わりに、L3スイッチ)及びL2スイッチ62を有する顧客ネットワークを含む。ファイバ束76は、スイッチ28のポートをプロバイダケージ66の中間スイッチ24と結合するMPOファイバ束などのファイバ束を表している。
プログラム可能なネットワークプラットフォーム3は、ファイバコネクト要求71を一つ以上のアプリケーション5のうちの一つのアプリケーションから受け取るのに応答して、光スイッチファブリック70を通じて光送信経路を識別する。プログラム可能なネットワークプラットフォーム3は、顧客ケージ74A及び74B用の個々の顧客側ポートの間においてファイバクロスコネクト78を動的に確立するべく、構成データ73を(直接的に、或いは、(図示されてはいない)一つ以上のSDNコントローラを介して間接的に)光スイッチファブリック70のスイッチ28、24に送信する。顧客ケージ74A及び74Bのネットワーク機器は、ファイバクロスコネクト78のプロビジョニングの後に、直接的に、或いは、L2又はL3相互接続システムプロバイダサービスに従って、フレーム又はパケットを交換することができ、フレーム又はパケットは、光スイッチファブリック70と、特に、ファイバクロスコネクト78を構成する光ファイバと、により、少なくとも部分的に光学的に搬送される。相互接続施設61は、異なるデータセンタのフォトニックスイッチ24の間において光信号を搬送するべく、例えば、十分には利用されていないダークファイバにより、或いは、DWDM光搬送を使用することにより、接続され、且つ、PNP3によって構成された、メトロポリタンエリア内において複数のデータセンタを含むことができる。
図4は、本明細書において記述されている技法による、一つ以上のデータセンタ105(「一つ以上のデータセンタ105」)が相互接続施設101用の動作環境を提供する相互接続システムを示すブロックダイアグラムである。図4の例においては、相互接続システム10は、相互接続施設101及びプログラム可能なネットワークプラットフォーム103を含み、これらは、それぞれ、相互接続施設8、61及びPNP3の例示用のインスタンスを表し得る。
本開示において記述されている技法によれば、相互接続施設100は、相互接続システムプロバイダ(顧客107A、107Bを含む)の顧客ネットワーク104D、104E及び任意のキャリア106A〜106C(集合的に「キャリア106」)又はその他の顧客のキャリアネットワーク104A〜104C(集合的に「プライベートネットワーク104」)のうちの対応するものが、PNP103が、例えば、クラウドに基づいたサービス交換を促進するなどのために、顧客ネットワーク及びCSP110の間において光信号の直接的な交換を許容するべく、顧客の関連付けられたファイバパッチパネル208と別の顧客ケージのファイバパッチパネル208との間においてファイバクロスコネクトをプロビジョニングすることを要求できるようにしている。クラウドに基づいたサービス交換の更なる詳細については、先程引用した米国仮特許出願第62/149,374号明細書において見出される。
キャリア106は、それぞれ、キャリア106のネットワークサブスクライバが、通信施設100を介してCSP110によって提供されるクラウドサービスにアクセスし得るトランジットネットワークと関連付けられたネットワークサービスプロバイダを表し得る。一般に、CSP110の顧客は、ネットワークキャリア、大規模な企業、マネージドサービスプロバイダ(MSPS)のみならず、通信施設100を介してCSP100によって提供されるそのようなクラウドに基づいたサービスのSaaS(Software-as-a Service)、PaaS(Platform-aaS)、IaaS(Infrastructure-aaS)、Vaas(Virtualization-aaS)、及びdSaaS(data-Storage-aaS)顧客を含むことができる。
ファイバパッチパネル108A〜108N(集合的に「パネル108」)は、それぞれ、キャリア106、顧客107A、107B、及びCSP110と相互接続システムプロバイダとの間の境界地点を表し得る。相互接続施設101は、光スイッチファブリックを提供するネットワークインフラストラクチャ122を含み、且つ、いくつかのインスタンスにおいては、CSP110及び顧客/キャリアが相互接続するL2/L3スイッチングファブリックを提供することができる。この結果、キャリア/顧客がファイバパッチパネル108に対する接続を介して複数のCSP110に対する相互接続を生成することが可能となり、且つ、PNP3を使用した相互接続システムプロバイダによる相互接続のプロビジョニングが可能となる。換言すれば、異なるクラウドサービスプロバイダ又は一つ以上のクラウドサービスプロバイダの異なるクラウドサービスにアクセスするためにトランジットネットワークに跨って別個の接続を確立することを要する代わりに、相互接続施設101は、顧客が一つ以上のデータセンタ105内のネットワークインフラストラクチャ122を使用して複数のSCP110及びクラウドサービスに相互接続することを許容している。
いくつかの例においては、API114は、顧客及びクラウドサービスプロバイダ又はその他のプロバイダネットワークを相互接続するべく、メトロワイドなインフラストラクチャ内においてファイバクロスコネクトの動的な且つオンデマンドのプロビジョニングを可能にするように、機械間通信を促進している。この結果、プログラム可能なネットワークプラットフォーム103は、ファイバクロスコネクトプロビジョニングの諸側面の自動化を可能にしている。例えば、ソフトウェアインタフェースは、顧客が、パネル108のプロビジョニングされたポート及び一つ以上のデータセンタ105内において共同配置された複数の異なるクラウドサービスプロバイダ110との間の相互接続を確立、撤去、及び管理するための自動的であり且つシームレスである方法を提供することができる。
いくつかの例においては、PNP103は、API114に従って定義されたソフトウェアインタフェースを提供する一つ以上のアプリケーションを実行する一つ以上のプロセッサを有するAPIゲートウェイ112を含む。これらのアプリケーションは、API114のエンドポイントに対応するサービスを呼び出してもよく、且つ、これらのサービスは、それ自体が、調整エンジン118のプログラム可能なネットワークプラットフォームサービスを呼び出すことができる。APIゲートウェイ112は、一つ以上のデータセンタ105の一つ以上の仮想機械及び/又はリアルサーバなどの管理装置上において稼働することができる。図4には、単一の要素として示されているが、APIゲートウェイ112は、一つ以上の物理的プロセッサ上において稼働する一つ以上の物理的且つ/又は仮想的な演算機械のクラスタを具備することもできる。
いくつかの例においては、PNP103は、ファイバクロスコネクトを確立するための光スイッチファブリックのプロビジョニングと、いくつかのケースにおいては、クラウドサービスの管理と、を含む、ネットワークインフラストラクチャ122内の相互接続の様々な諸側面を管理するための基礎を構成するソフトウェアサブシステム120を組織化、制御、及び統合する調整エンジン118を含む。調整エンジン118は、例えば、API114とサブシステム120及びネットワークインフラストラクチャ122を含む基礎を構成するプログラム可能なネットワークプラットフォーム103との間において動作する規則駆動型のワークフローエンジンを提供することができる。この結果、顧客のプロプライエタリなアプリケーション及びAPI114は、プログラム可能なネットワークプラットフォーム103による直接的な参加のために、調整エンジン118を使用することができる。換言すれば、調整エンジン118は、APIゲートウェイ112のサービス要求を処理するべく、様々なアプリケーションエンジンを有する「プログラム可能なネットワークプラットフォームサービス」を提供している。
更に詳細に後述するように、サブシステム120は、調整エンジン118による呼出しのための「ファイバクロスコネクトプロビジョニングサービス」を提供することができる。サブシステム120及び調整エンジン118は、それぞれ、中央集中型又は分散型のアプリケーションであってもよく、且つ、一つ以上のデータセンサ105の一つ以上の仮想機械及び/又はリアルサーバなどの管理装置上において稼働することができる。
ネットワークインフラストラクチャ122は、パネル108のプロバイダ側ポートに接続された一つ以上のデータセンタ105のネットワーク及び光スイッチングファブリックを表している。顧客は、アプリケーションを使用し、第一パネル108の顧客側ポートと第二パネル108の顧客側ポートとの間におけるファイバクロスコネクトを要求することができる。これに応答して、PNP103は、二つのテナントを相互接続するように、ファイバクロスコネクト130を生成するべく、ネットワークインフラストラクチャ122の光スイッチファブリックを構成する。
図5は、自動的なファイバインフラストラクチャを有する分散型のデータセンタを示すブロックダイアグラムである。分散型のデータセンタ220は、少なくとも一つの分散施設と、分散型のデータセンタプロバイダのテナント用の顧客ケージ4と、をそれぞれが有する複数のデータセンタを含む。例えば、それぞれのデータセンタは、主分散施設(MDF:Main Distribution Facility)204A〜204Mのうちの一つと、中間分散施設(IDF:Intermediate Distribution Facility)202A〜202Nのうちの一つ以上と、を含むことができる。MDF204、202のそれぞれ及びパネル200A、200Bのそれぞれは、上述のように少なくとも一つのフォトニックスイッチを含む。MDF及びIDFの組のメッシュトポロジーの一代替肢は、すべての相互接続がハブ及びスポークトポロジーによって終端しているミートミールーム(meet-me-room:中央集中化型の部屋)である。
即ち、フォトニックスイッチは、異なるモジュール方式を有していてもよく、且つ、顧客ケージ(境界エリア又はパネル200A、200B)、IDF202、及びMDF204の場所において配置されていてもよい。本明細書において記述されているように、PNP3は、SDNコントローラ206A〜206Cを使用し、SDNコントローラ206によって制御されたサービス及びデータレート非依存型の光スイッチング技術から構成されたファイバクロスコネクトを自動的にプロビジョニングしている。IDF202とMDF204との間において432/864/1728本のファイバを有するバルク高容量ファイバケーブルを使用することにより、オーバーヘッドファイバトレイを使用して(又は、フロアの下方において)ルーティングされる個々のファイバストランドを低減することができる。空間/ゾーンのリサイジングにおける柔軟性を許容するべく、IDF202との間における個々のファイバストランド(シンプレックス又はデュープレックス)を顧客ケージ4までに(或いは、この代わりに、クラスタ又はゾーンまでに)制限することができる。
このインフラストラクチャは、相対的に大きなメトロ又はワイドエリアネットワーク(WAN:Wide Area Network)エリアに跨って、複数のデータセンタ内において複製されてもよい。プログラム可能なネットワークプラットフォーム3は、メトロ/WANに跨って分散型のデータセンタファイバインフラストラクチャファブリックを生成するべく、複数のデータセンタにおいて配置されたファイバクロスコネクトとインタフェースするSDNコントローラ206を中央集中方式で調整するためのオーケストレータとして動作する。メトロ内の複数のデータセンタ内のMDF204は、(例えば、キャンパスデータセンタ又は多層階建物のケースにおいては)バルクダークファイバにより、或いは、リースされた又は所有されているダークファイバを使用してメトロ/WANに跨って構築された一つ以上の高密度波長分割多重化(DWDM)搬送光ネットワークを介して、相互接続される。
ファイバクロスコネクトサービスプロバイダリプリゼンタティブは、アプリケーションを介して、或いは、直接的に、中央プロビジョニング及び監視システムを提供するPNP3とインタフェースすることができる。リプリゼンタティブは、一度に複数のバッチ又は一つの要求内において、ファイバクロスコネクトサービスプロビジョニング命令をPNPに対して送信することができる。又、プロビジョニングは、詳細な仕様、サービスエンドポイント(例えば、顧客側及び/又はプロバイダ側ポート)、及び性能要件と共に、予めプログラムされた日付及び時刻において自動的に実行することもできる。PNP3は、物理的なファイバ及び論理的なネットワークインフラストラクチャリソースについてチェックし、且つ、要求されたファイバクロスコネクトを生成する。PNP3は、接続の健康状態を更に監視し得ると共に、ファイバクロスコネクトに関するデータをプロビジョニング及び監視システムが配置されている一つ以上の中央ネットワーク運用センサ(NOC:Central network Operations Center)に提供することができる。
本明細書において記述されている技法は、一つ以上の利点を提供することができる。例えば、相互接続システムプロバイダ又はファイバクロスコネクトプロバイダは、使用されるべく予め設置された/予めケーブル配線されたファイバポートが付与された場合に、これらの技法を使用し、ホームオフィスから、世界中の任意の場所において任意のメトロ内においてファイバクロスコネクトをリモートプロビジョニングすることができる。更には、これらの技法は、ファイバケーブル及びファイバクロスコネクトシステムなどの受動型資産のインベントリ追跡、すべてのタイプのファイバクロスコネクトを含むすべてのサービス用の接続追跡、並びに、物理的なハードウェア及びハードウェアプラットフォームに対する物理的且つ論理的なサービスの相関を可能にすることもできる。
いくつかの例においては、これらの技法は、(新しい接続サービスに使用され得る顧客接続切断又はチャーン(churn)用のファイバの取り出しを回避することによって)動作効率を増大させるべく、自動的な接続プロビジョニング及び接続切断、ファイバインフラストラクチャを利用しているネットワークサービスのリモートプロビジョニング、(障害の局所化に伴ってOPEXを低減し得る)ファイバケーブル内の光信号の健康又は状態のリモート監視、並びに、(自動的なシステム又は手動によるリモート介入を伴う)クライアントサービスの保護スイッチングを提供することができる。
いくつかの例においては、これらの技法は、顧客/プロバイダが、演算、ストレージ、及びネットワークリソースを複数のデータセンタに対してメトロに跨って分散させ得るように、メトロ/領域エリアに跨ってサービスをプロビジョニングするべく、単一のデータセンタの境界を超えて膨張するキャンパスファイバ用のダークファイバ監視を許容することができる。又、これらの技法は、特定のデータセンタ内におけるサービス可用性制約を克服することもできる。例えば、動的にプロビジョニングされたファイバクロスコネクトを使用することにより、一つのデータセンタ内において配置されている顧客は、同一のメトロ内の異なるデータセンタ内のサービスプラットフォームに接続することができる。
いくつかの例においては、これらの技法は、需要スパイクの際に又は被災した際にトラフィック負荷を移動させるための方法を提供している。例えば、操作者は、これらの技法を使用することにより、地理的に分散されたデータセンタの間における災害復旧負荷を処理するべく、更なるファイバクロスコネクトを迅速に取り込むことができる。
又、これらの技法は、通信ネットワーク内の中央オフィス場所を相互接続することにより、ファイバ及び/又は光接続の手作業によるパッチ処理用の動作を除去するべく、使用することもできる。上述の図5において、且つ、別の場所において、記述されているように、ネットワークシステムオーケストレータ(例えば、PNP3)は、こちらも物理的なファイバレベル又は仮想的な光接続(サブ波長)を必要としている相対的に高位層のサービスを生成するべく、ネットワークスイッチ及びネットワークルーターなどのタイプの機器について、SDNコントローラ206とインタフェースすることができる。
図6は、相互接続システムプロバイダの複数の顧客を相互接続するべく、一つ以上の相互接続施設内においてファイバクロスコネクトを動的にプロビジョニングするように構成されたプログラム可能なネットワークプラットフォームの例示用のアーキテクチャを示すブロックダイアグラムである。図6は、メトロに基づいた相互接続施設の動的な構成及び管理を集合的に提供する、特に、ファイバクロスコネクトの動的なプロビジョニングを集合的に提供する、複数のコンポーネントを含むプログラム可能なネットワークプラットフォーム300を示している。プログラム可能なネットワークプラットフォーム300は、中央集中型ネットワーク制御(CNC:Centralized Network Control)システム302と、一つ以上のソフトウェアによって定義されたネットワーキング(SDN)コントローラ306とインタフェースするように構成された一つ以上のネットワークフィールドユニット(NFU:Network Field Unit)304と、一つ以上のハードウェアコンフィギュレータ308と、一つ以上のインフラストラクチャデータコレクタ310と、情報技術システム322と、を含む。プログラム可能なネットワークプラットフォーム300は、プログラム可能なネットワークプラットフォーム3、或いは、ファイバクロスコネクトを自動的にプロビジョニングするべく本明細書において記述されている別のプログラム可能なネットワークプラットフォーム、コントローラ、又はシステムの例示用のインスタンスを表し得る。
プログラム可能なネットワークプラットフォーム300は、ファイバクロスコネクトサービスの調整を提供することができる。図6の例においては、CNCシステム302は、ファイバクロスコネクトプロビジョニングの諸側面の自動化を可能にしている。従って、CNCシステム302は、顧客が、自動的であり且つシームレスである方式により、相互接続施設内において共同配置された一つ以上のクラウドサービスプロバイダなどのその他の顧客との間において相互接続を確立、撤去、及び管理することを許容する一つ以上のソフトウェアインタフェースを提供することができる。CNCシステム302は、APIを介してビジネスサービス要求を受け取ると共にビジネスサービスとして供給及び保証される必要なビジネスインスタンス生成パラメータ及びネットワークプロビジョニングパラメータに変換するためのロジックを含むことができる。CNCシステム302は、調整システム(例えば、プログラム可能なネットワークプラットフォーム300)の中央インテリジェント処理ユニットであってもよく、且つ、インスタンス生成当たりに、このインテリジェントロジックの一つの論理的なインスタンスが存在し得る。
いくつかの例においては、NFU304は、一つ以上のサービスのために特定の相互接続施設のネットワークインフラストラクチャを構成するための要求又は命令をCNCシステム302から受け取る自給型のユニットとして実装されている。例えば、NFU304は、ハードウェアとソフトウェアとの組合せを具備することができる。いくつかの例においては、NFU304は、仮想機械であってもよい。いずれのケースにおいても、NFU304は、CNCシステム302に提出された顧客要求に基づいて、CNCシステム302から要求又は命令を受け取る。更に後述するように、NFU304は、CNCシステム302によって要求されたサービスを提供するべく、十分なリソースが存在しているかどうかを判定することができる。十分なリソースが存在している場合には、NFU304は、要求されたサービスを提供するべくネットワークインフラストラクチャを構成するように、SDNコントローラ306、ハードウェアコンフィギュレータ308、及びインフラストラクチャデータコレクタ310と通信してもよく、或いは、これらとその他の方法によって相互運用することもできる。NFU304は、CNCシステム302からネットワークインスタンス生成コマンドを受け取ると共にサービスを供給するべく必要とされるネットワークリソースをインスタンス生成及び構成するグローバルに分散されたインテリジェント論理ユニットを表し得る。NFU304は、CNCシステム302の要求に応じてネットワークサービスを供給及び保証するためのインテリジェンスを有し得ると共に、サービス要求によって必要とされる場合に第三者調整システムと通信する能力をも有する。
いくつかの例においては、複数の相互接続施設は、地理的に分散させることができる。それぞれの地理的に位置決めされた相互接続施設は、個々のクラウド交換地点と同一の場所において地理的に位置決めされた対応するNFUを有することができる。対応するNFUは、特定の地理的に位置決めされた相互接続施設のネットワークインフラストラクチャ及び光スイッチファブリックを構成し得ると共に、その他の方法によって管理することができる。この結果、特定のNFUは、CNCシステム302から要求又は命令を受け取り得ると共に、特定のNFUによって管理されている相互接続施設のネットワークインフラストラクチャ及び光スイッチファブリックを構成することができる。いくつかのケースにおいては、メトロポリタンエリアの複数の相互接続施設は、単一のNFUによって管理されているメトロに基づいた相互接続施設を構成している。
従って、NFU304は、サービスを水平方向においてスケーリングすると共に供給し且つ保証するための能力をプログラム可能なネットワークプラットフォーム300に提供する、プログラム可能なネットワークプラットフォーム300の分散型の処理ユニットを表し得る。NFU304は、ベンダ非依存型の且つフォームファクタ非依存型の方式により、サービスを供給する機能を提供し得るプログラム可能なネットワークプラットフォーム300のコンポーネントである。図6に示されているように、NFU304は、分散型の処理ユニットによるサービスの供給を可能にするいくつかのソフトウェアコンポーネントを有する。
PNP300によって管理されている相互接続施設内において共同配置された顧客及びプロバイダに対するファイバクロスコネクトをプロビジョニングするべく、CNCシステム302は、サービスセレクタ312を含む。いくつかの例においては、サービスセレクタ312は、APIゲートウェイとして動作することができる。例えば、サービスセレクタ312は、一つ以上のAPIに従って定義されたソフトウェアインタフェースを提供することができる。サービスセレクタ312によって受け取られる要求及び/又は命令は、相互接続施設によって提供及び/又は供給されるファイバクロスコネクトとの関係において実施される生成、読取り、更新、及び/又は削除(CRUD:Create, Read, Update, and/or Delete)要求の形態を含むことができる。アプリケーションは、サービスセレクタ312によって提供されるAPIのエンドポイントを呼び出すことができ、次いで、これらのエンドポイントが、ファイバクロスコネクトプロビジョニングエンジン314を呼び出すことができる。サービスセレクタ312は、例えば、一つ以上の仮想機械及び/又はリアルサーバ上において稼働することができる。図6には、単一の要素として示されているが、サービスセレクタ312は、一つ以上の物理的なプロセッサ上において稼働する一つ以上の物理的且つ/又は仮想的な演算機械のクラスタを具備することもできる。いくつかの態様においては、サービスセレクタ312は、利用可能なサービスを記述すると共に利用可能なサービスを提供するサービスカタログを提供している。
ファイバクロスコネクトエンジン314は、サービスをプロビジョニングするための要求をサービスセレクタ312から受け取ることができる。ファイバクロスコネクトエンジン314は、ネットワークフィールドユニット304との関連において、ネットワークインフラストラクチャ内のサービスプロビジョニングのみならず、クラウドサービス管理の様々な側面を管理するべく、基礎を構成するハードウェア及びソフトウェアサブシステムを組織化し、制御し、且つ、統合している。例えば、ファイバクロスコネクトプロビジョニングエンジ314は、ネットワークフィールドユニット304によって構成される少なくとも一つの相互接続施設のためにサービスセレクタ312と基礎を構成する光スイッチファブリックとの間において動作する規則駆動型のワークフローエンジンを提供することができる。この結果、ファイバクロスコネクトプロビジョニングエンジン314は、ネットワークフィールドユニット304によって構成された自動的なファイバクロスコネクトインフラストラクチャのプログラム可能なネットワークプラットフォーム300による直接的な参加のために、顧客にプロプライエタリなアプリケーション又は相互接続システムプロバイダに基づいた顧客ポータルにより、サービスセレクタ312を介して呼び出すことができる。更に後述するように、NFU304は、命令及び/又は要求をCNCシステム302から受け取ることができ、NFU304は、相互接続施設においてエンドツーエンドファイバクロスコネクトのセグメントをプロビジョニングするべく、これを使用している。
ファイバクロスコネクトプロビジョニングエンジン314は、サービステレメトリ及び分析データ(STAD:Service Telemetry and Analytics Data)316を問い合わせることができると共に一つ以上のデータストア内において保存することができる。STAD316は、ファイバクロスコネクトプロビジョニングエンジン314によって構成されるクロスコネクトサービスの量、タイプ、定義、及び消費者に関する指標を含むことができる。STAD316は、NFU304からの未加工の指標データに基づいた分析情報を含むことができる。例えば、STAD316の分析情報は、履歴統計及び/又はリアルタイム統計を含んでいてもよく、これの統計は、いくつかの例のみを挙げれば、顧客、サービスタイプ、サービス使用法などの様々な次元において分析することができる。PNP3は、いくつかの例においては、クロスコネクト以外の複数のタイプのサービスを構成するべく、使用することができる。
又、CNCシステム302は、財務ロジック318を含むことができる。財務ロジック318は、顧客の会計情報を保存することができる。例えば、財務ロジック318は、いくつかの例のみを挙げれば、名称、住所、電話番号、電子メールなどの顧客の請求処理情報を保存することができる。ファイバクロスコネクトプロビジョニングエンジン314が、サービス料金を含む顧客用のファイバクロスコネクトサービスを構成する際には、財務ロジック318は、このような支出情報を保存することができる。この結果、財務ロジック318は、顧客によって購入されたサービスの会計計算を提供し得ると共に、そのサービスの請求処理を提供することができる。
CNCシステム302は、ITシステム322とインタフェースしている情報技術(IT:Information Technology)ゲートウェイ320を含むことができる。ITシステム322は、いくつかの例のみを挙げれば、デスクトップコンピュータ、タブレット、スマートフォン、及びサーバなどの一つ以上の演算装置を含むことができる。システム322は、一つ以上のユーザインタフェースを管理者に提供することができ、管理者は、ITシステム322を使用してCNCシステム302を管理することができる。ITシステム322は、例えば、CNCシステム302及び/又はNFU304を構成するためのユーザ入力を受け取ることができる。ユーザ入力に基づいて、ITシステム322は、要求及び/又は命令をCNCシステム302に送信することができ、この要求及び/又は命令は、ITゲートウェイ320によって受け取られる。いくつかの例においては、CNCシステム302は、ITシステム322によって呼び出されるか又はその他の方法で起動され得る一つ以上の RESTful インタフェースを供給し得るか、或いは、これをその他の方法によって提供することができる。ITゲートウェイ320は、要求及び/又は命令のタイプに基づいた更なる処理のために、このような命令又は要求をCNCシステム302内のその他のコンポーネントにルーティングすることができる。
上述のように、NFU304は、一つ以上のクロスコネクトサービスをプロビジョニングするべく、CNCシステム302から要求又は命令を受け取ることができる。光ファブリックプロビジョニングエンジン324は、要求及び/又は命令をファイバクロスコネクトプロビジョニングエンジン314から受け取ることができる。光ファブリックプロビジョニングエンジン324は、必要とされている相互接続施設内においてファイバクロスコネクトサービスを構成するための要求を充足するべく、十分なリソースが存在しているかどうかを判定することができる。いくつかの例においては、光ファブリックプロビジョニングエンジン324は、SDNコントローラ306、ハードウェアコンフィギュレータ308、及び/又は光ファブリックテレメトリ及び分析データ(OFTAD)326などの、一つ以上のコンポーネントに問い合わせることができる。要求されたサービスをプロビジョニングするべく十分なリソースが存在している場合には、光ファブリックプロビジョニングエンジン324は、要求されたサービスをプロビジョニングするべく必要とされるコンポーネントが構成されるようにするために、命令及び/又は要求をSDNコントローラ306及び/又はハードウェアコンフィギュレータ308のうちの一つ以上に送信することができる。従って、光ファブリックプロビジョニングエンジン324は、ベンダと、サービスが提供されるフォームファクタと、を選択する機能を提供している。又、光ファブリックプロビジョニングエンジン324は、サービスが正しい動作順序において供給されることを保証するべく、ポリシーマネージャ機能をも提供している。
光ファブリックプロビジョニングエンジン324は、光スイッチファブリックテレメトリ及び分析データ(OFTAD)326を問い合わせ得ると共に、一つ以上のデータストア内において保存することができる。OFTAD326は、NFU304によって構成されたネットワーク、光スイッチファブリック、及びリソース構成の量、タイプ、定義に関する指標を含むことができる。OFTAD326は、特定のサービスにおいて使用されるリソース用の未加工の指標データに基づいたインフラストラクチャデータコレクタ310からの分析情報を含むことができる。例えば、OFTAD326の分析情報は、履歴統計及び/又はリアルタイム統計を含むことができる。OFTAD326は、光クロスコネクト内において現時点において使用されている光ファイバ及びフォトニックスイッチの光ポートなどの、光スイッチファブリック内におけるファイバの使用法について記述したデータを更に含むことができる。
図6に示されているように、SDNコントローラ306は、相互接続施設を通じて光信号を搬送するべく、エンドツーエンドファイバクロスコネクト用の物理的インフラストラクチャを提供する、フォトニックスイッチ、能動型パネル、及びこれらに類似したものなどの、光スイッチファブリックのリソースを構成することができる。いくつかのケースにおいては、SDNコントローラ306は、相互接続施設を通じてネットワークトラフィックを搬送するべく、物理的なインフラストラクチャを提供する、ルーター、スイッチ、ブリッジ、及びこれらに類似したものなどの、ネットワークリソースを構成することができる。ハードウェアコンフィギュレータ308は、サーバ又は上述のネットワーク及び/又は光スイッチファブリックリソース、プロセッサ割当やメモリ割当を含むサーバ内のリソース及びネットワークリソース、ストレージアプライアンス、その他のハードウェアリソース、及び顧客に対するサービスをプロビジョニングするように構成され得るソフトウェア構成などの、ハードウェアリソースを構成することができる。インフラストラクチャデータコレクタ310は、NFU304によって構成されたネットワーク及びリソース構成の量、タイプ、定義に関する指標を収集することができる。例えば、インフラストラクチャデータコレクタ310は、顧客に対するサービスをプロビジョニングするように構成されたネットワーク及び光スイッチファブリックリソース及び任意のその他のリソースの指標を監視及び計測することができる。インフラストラクチャデータコレクタ310は、このような指標をOFTAD326内において保存することができる。
プログラム可能なネットワークプラットフォーム300は、いくつかの例においては、システムによって供給されるサービスがサービスのライフサイクルにわたってサービスレベル合意を充足するべく保証されることを保証することになる、障害軽減モニタ/分析/プレーン/実行(MAPE:Monitor/Analyze/Plane/Execute)ループを有する能力を有するインテリジェントな中央集中型のサービス供給及び保証システムを表し得る。いくつかの例におけるプラグラム可能なネットワークプラットフォーム300は、その独自の供給インフラストラクチャによって提供され得るサービスを供給するのみならず、組み合わせられた均一なサービスを供給するべくその他の調整システムに跨って通信する能力をも有する。プログラム可能なネットワークプラットフォーム300、或いは、更に具体的には、CNCシステム302は、実行されるべき動作及びビジネス関係の機能の両方用の中央制御センタであってもよい。
又、NFU304及びCNCシステム302は、サービスを生成すると共にファイバクロスコネクトサービスの供給及び保証のインテリジェンスを分散させための分散型の調整システムを有するというニーズを充足することもできる。プログラム可能なネットワークプラットフォーム300は、分散型の、水平方向においてスケーリングするアーキテクチャを提供するという利点を提供している。CNC302及び一つ以上のNFU304は、ビジネスサービスを、(1)CNC−ビジネス要求をサービスパラメータに変換する機能を処理し得る、(2)NFU−サービスパラメータを光スイッチファブリックパラメータに変換すると共にサービスをインスタンス生成する機能を処理し得る、という二つの個別に別個の機能に供給し、且つ、これを保証する機能を提供することができる。
図7は、本開示の一つ以上の技法に従って動作する演算装置の一例の更なる詳細を示すブロックダイアグラムである。図7は、APIゲートウェイ112、調整エンジン118、サブシステム120、PNP3、CNC302、NFU304、又は本明細書において記述されている任意のその他の演算装置のうちのいずれか一つ以上を実行するための一つ以上のプロセッサ502を含むサーバ又はその他の演算装置500の特定の一例を示し得る。その他のインスタンスにおいては、演算装置500のその他の例が使用されてもよい。図7には、例示を目的として、スタンドアロン演算装置500として示されているが、演算装置は、ソフトウェア命令を実行するための一つ以上のプロセッサ又はその他の適切な演算環境を含む任意のコンポーネント又はシステムであってもよく、且つ、例えば、必ずしも、図7に示されている一つ以上の要素を含む必要はない(これは、例えば、通信ユニット506であるが、いくつかの例においては、一つ以上のストレージ装置508などのコンポーネントは、その他のコンポーネントと共同配置されていなくてもよく、或いは、同一のシャーシ内に存在していなくてもよい)。
図7の特定の例に示されているように、演算装置500は、一つ以上のプロセッサ502、一つ以上の入力装置504、一つ以上の通信ユニット506、一つ以上の出力装置512、一つ以上のストレージ装置508、及びユーザインタフェース(UI:User Interface)装置510、並びに、通信ユニット506を含む。演算装置500は、一例においては、演算装置500によって実行される一つ以上のアプリケーション522、仮想概念構築アプリケーション524、及びオペレーティングシステム516を更に含む。コンポーネント502、504、506、508、510、及び512のそれぞれは、(物理的に、通信自在に、且つ/又は、動作自在に)コンポーネント間通信のために結合されている。いくつかの例においては、通信チャネル514は、システムバス、ネットワーク接続、プロセス間通信データ構造、又はデータを通信するための任意のその他方法を含むことができる。一例として、コンポーネント502、504、506、508、510、及び512は、一つ以上の通信チャネル514によって結合することができる。
プロセッサ502は、一例においては、演算装置500内における稼働のための機能及び/又はプロセス命令を実装するように構成されている。例えば、プロセッサ502は、ストレージ装置508内において保存されている命令を処理する能力を有することができる。プロセッサ502の例は、マイクロプロセッサ、コントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、用途固有の集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラム可能なゲートアレイ(FPGA:Field-Programmable Gate Array)、又は等価な個別の又は集積された論理回路のうちの任意の一つ以上を含むことができる。
一つ以上のストレージ装置508は、動作の際に演算装置500内の情報を保存するように構成することができる。ストレージ装置508は、いくつかの例においては、コンピュータ可読ストレージ媒体として記述されている。いくつかの例においては、ストレージ装置508は、一時的なメモリであり、これは、ストレージ装置508の主要目的が長期保存ではないことを意味している。ストレージ装置508は、いくつかの例においては、揮発性メモリとして記述されており、これは、コンピュータがターンオフされた際に、ストレージ装置508が保存されている内容を維持しないことを意味している。揮発性メモリの例は、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM:Dynamic Random Access Memory)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static Random Access Memory)、及び当技術分野において既知の揮発性メモリのその他の形態を含む。いくつかの例においては、ストレージ装置508は、プロセッサ502による実行のためのプログラム命令を保存するように使用されている。ストレージ装置508は、一例においては、プログラム実行の際に情報を一時的に保存するように、演算装置500上において稼働するソフトウェア又はアプリケーションにより、使用されている。
又、ストレージ装置508は、いくつかの例においては、一つ以上のコンピュータ可読ストレージ媒体をも含む。ストレージ装置508は、揮発性メモリよりも大量の情報を保存するように構成することができる。ストレージ装置508は、情報の長期保存のために更に構成することもできる。いくつかの例においては、ストレージ装置508は、不揮発性ストレージ要素を含む。このような不揮発性ストレージ要素の例は、磁気ハードディスク、光ディスク、フロッピーディスク、フラッシュメモリ、又は電気的にプログラム可能なメモリ(EPROM:Electrically Programmable Memory)又は電気的に消去可能且つプログラム可能なメモリ(EEPROM:Electrically Erasable and Programmable Memory)の形態を含む。
又、演算装置500は、いくつかの例においては、一つ以上の通信ユニット506をも含む。演算装置500は、一例においては、一つ以上の有線/無線/モバイルネットワークなどの一つ以上のネットワークを介して外部装置と通信するべく、通信ユニット506を利用している。通信ユニット506は、Ethernet カードなどのネットワークインタフェースカード、光トランシーバ、高周波トランシーバ、又は情報を送信及び受信し得る任意のその他のタイプの装置を含むことができる。このようなネットワークインタフェースのその他の例は、3G及びWiFi通信装置を含むことができる。いくつかの例においては、演算装置500は、外部装置と通信するべく、通信ユニット506を使用している。
又、演算装置500は、一例においては、一つ以上のユーザインタフェース装置510をも含む。ユーザインタフェース装置510は、いくつかの例においては、触覚、オーディオ、又はビデオフィードバックを通じてユーザから入力を受け取るように構成されている。一つ以上のユーザインタフェース装置510の例は、存在感知ディスプレイ、マウス、キーボード、音声応答システム、ビデオカメラ、マイクロフォン、又はユーザからのコマンドを検出するための任意のその他のタイプの装置を含む。いくつかの例においては、存在感知ディスプレイは、接触感知画面を含む。
又、一つ以上の出力装置512が演算装置500内において含まれていてもよい。出力装置512は、いくつかの例においては、触覚、オーディオ、又はビデオ刺激を使用して出力をユーザに提供するように構成されている。出力装置512は、一例においては、存在感知ディスプレイ、サウンドカード、ビデオグラフィクスアダプタカード、又は信号を人間又は機械に理解可能な適切な形態に変換するための任意のその他のタイプの装置を含む。出力装置512の更なる例は、スピーカ、陰極線管(CRT:Cathode Ray Tube)モニタ、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、又は理解可能な出力をユーザに対して生成し得る任意のその他のタイプの装置を含む。
演算装置500は、オペレーティングシステム516を含むことができる。オペレーティングシステム516は、いくつかの例においては、演算装置500のコンポーネントの動作を制御している。例えば、オペレーティングシステム516は、一例においては、プロセッサ502、通信ユニット506、ストレージ装置508、入力装置504、ユーザインタフェース装置510、及び出力装置512との間における一つ以上のアプリケーション522及び一つ以上のプログラム可能なネットワークプラットフォームアプリケーション524の通信を促進している。
又、アプリケーション522及び一つ以上のプログラム可能なネットワークプラットフォームアプリケーション524は、演算装置500によって実行可能であるプログラム命令及び/又はデータを含むこともできる。演算装置500によって実行可能である例示用の一つ以上のプログラム可能なネットワークプラットフォームアプリケーション524は、調整エンジンモジュール、APIゲートウェイモジュール、及びサブシステムのうちの任意の一つ以上を含んでいてもよく、或いは、図示のアーキテクチャにおいては、これらが演算装置500の任意の所与の例によって実行可能であってもよく又はそうでなくてもよいことを通知するべく、それぞれが破線によって示されてるいる、ファイバクロスコネクトプロビジョニングエンジン550又は光ファブリックプロビジョニングエンジン552を含むことができる。
ファイバクロスコネクトプロビジョニングエンジン550は、演算装置500が、ファイバクロスコネクトプロビジョニングエンジン314との関係において本開示において記述されている動作及びアクションのうちの一つ以上を実行するようにするための命令を含むことができる。光ファブリックプロビジョニングエンジン552は、演算装置500が光ファブリックプロビジョニングエンジン324との関係において本開示において記述されている動作及びアクションのうちの一つ以上を実行するようにする命令を含むことができる。
図8は、本開示の一つ以上の態様による、相互接続システムによってオンデマンドファイバクロスコネクトを提供するための例示用の動作モードを示すフローチャートである。図8は、図1を参照して記述されているが、本開示において記述されている相互接続システムのその他の例にも適用可能である。
相互接続システムプロバイダは、相互接続システムプロバイダの共同配置された顧客用の顧客ケージを有する一つ以上の相互接続施設を含む相互接続システム用のプログラム可能なネットワークプラットフォーム3を配備することができる。プログラム可能なネットワークプラットフォーム3は、アプリケーションが自動的なファイバクロスコネクトを要求し得るサービスインタフェース(例えば、API114又はサービスセレクタ312)を提供している。
プログラム可能なネットワークプラットフォーム3は、相互接続システムプロバイダの第一顧客と第二顧客との間におけるファイバクロスコネクトに対する要求を受け取っている(602)。これに応答して、プログラム可能なネットワークプラットフォーム3は、光スイッチファブリック10を通じて光経路を識別している(604)。光スイッチファブリック10は、PNP3が要求を受け取る前に予め設置されている光ファイバ接続を含んでおり、且つ、第一顧客及び第二顧客用の個々の顧客ケージに動作自在に結合された光ファイバのみならず、光ネットワークトポロジーにおける更なる光ファイバによって相互接続された構成可能なフォトニックスイッチをも含み得る。
第一顧客及び第二顧客用の個々の顧客ケージをクロスコネクトするための適切な光経路を識別した際に、プログラム可能なネットワークプラットフォーム3は、個々の顧客ケージ内において配置されている機器がファイバクロスコネクト7を介して光信号を交換し得るように、光経路をインスタンス生成するべく、光スイッチファブリック10を構成することにより、要求されたファイバクロスコネクト7をプロビジョニングしている(606)。プログラム可能なネットワークプラットフォーム3は、光スイッチファブリック10の光ファイバの材料構成を変更することなしに、ファイバクロスコネクトをプロビジョニングすることができる。即ち、プログラム可能なネットワークプラットフォーム3及び相互接続システムプロバイダのいずれもが、例えば、顧客ケージまで又はフォトニックスイッチの間において更なる光ファイバを敷設することによって光スイッチファブリックのトポロジーに対するなんらかの変更を実施する必要がない。むしろ、プログラム可能なネットワークプラットフォーム3は、人間の介入を伴うことなしに、ファイバクロスコネクト7を自動的にプロビジョニングすることができる。
本明細書において記述されている技法は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの任意の組合せにおいて実装することができる。モジュール、ユニット、又はコンポーネントとして記述されている様々な特徴は、集積された論理装置内において一緒に実装されてもよく、或いは、別個の、但し、相互運用可能な論理装置又はその他のハードウェア装置として別個に実装されてもよい。いくつかのケースにおいては、電子回路の様々な特徴は、集積回路チップ又はチップセットなどのように、一つ以上の集積回路装置として実装されてもよい。
ハードウェアにおいて実装される場合には、本開示は、プロセッサなどの装置又は集積回路チップ又はチップセットなどの集積回路装置を対象とし得る。或いは、この代わりに、又はこれに加えて、ソフトウェア又はファームウェアにおいて実装される場合には、これらの技法は、実行された際にプロセッサが上述の方法のうちの一つ以上を実行するようにする命令を具備するコンピュータ可読データストレージ媒体により、少なくとも部分的に、実現されてもよい。例えば、コンピュータ可読データストレージ媒体は、プロセッサによる実行のためにこのような命令を保存することができる。
コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラムプロダクトの一部分を形成することができ、コンピュータプログラムプロダクトは、パッケージング材料を含むことができる。コンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM:Non-Volatile Random Access Memory)、電子的に消去可能なプログラム可能な読み出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、磁気又は光データストレージ媒体、及びこれらに類似したものなどの、コンピュータデータストレージ媒体を具備することができる。いくつかの例においては、製造の物品は、一つ以上のコンピュータ可読ストレージ媒体を具備することができる。
いくつかの例においては、コンピュータ可読ストレージ媒体は、一時的ではない媒体を具備することができる。「一時的ではない」という用語は、ストレージ媒体が搬送波又は伝播信号において実施されてはいないことを意味し得る。特定の例においては、一時的ではないストレージ媒体は、時間に伴って変化し得るデータを(例えば、RAM又はキャッシュ内において)保存することができる。
コード又は命令は、一つ以上のデジタル信号プロセッサ(DSP)、汎用マイクロプロセッサ、用途固有の集積回路(ASIC)、フィールドプログラム可能なゲートアレイ(FPGA)、又はその他の等価な集積された又は別個の論理回路などの、一つ以上のプロセッサを含む処理回路によって実行されるソフトウェア及び/又はファームウェアであってもよい。従って、本明細書において使用されている「プロセッサ」という用語は、以上の構造又は本明細書において記述されている技法の実装に適した任意のその他の構造のいずれかを意味し得る。これに加えて、いくつかの態様においては、本開示において記述されている機能は、ソフトウェアモジュール又はハードウェアモジュールにおいて提供されてもよい。
以上、様々な実施形態について説明した。これらの及びその他の実施形態は、添付の例の範囲に含まれる。

Claims (15)

  1. 相互接続システムであって、
    少なくとも一つの相互接続施設と、
    プログラム可能なネットワークプラットフォームと、
    を具備し、
    前記少なくとも一つの相互接続施設は、
    複数の光ファイバと、前記複数の光ファイバによって相互接続された複数のフォトニックスイッチと、を有する光スイッチファブリックと、
    前記相互接続システム用の相互接続システムプロバイダの第一顧客用の第一顧客ケージであって、前記第一顧客ケージは、前記少なくとも一つの相互接続施設内において前記第一顧客用の顧客空間を取り囲み、且つ、前記第一顧客ケージは、前記相互接続システムプロバイダからアクセス可能である第一の複数のプロバイダ側光ポートと、前記第一顧客ケージ内からの前記第一顧客からアクセス可能である第一の複数の顧客側光ポートと、を具備する第一ファイバパッチパネルを有し、前記第一の複数のプロバイダ側光ポートは、前記複数の光ファイバのうちの第一光ファイバに動作自在に結合された第一プロバイダ側光ポートを含む、第一顧客ケージと、
    前記相互接続システムプロバイダの第二顧客用の第二顧客ケージであって、前記第二顧客ケージは、前記少なくとも一つの相互接続施設内における前記第二顧客用の顧客空間を取り囲み、且つ、前記第二顧客ケージは、前記相互接続システムプロバイダからアクセス可能である第二の複数のプロバイダ側光ポートと、前記第二顧客ケージ内からの前記第二顧客からアクセス可能である第二の複数の顧客側光ポートと、を具備する第二ファイバパッチパネルを有し、前記第二の複数のプロバイダ側光ポートは、前記複数の光ファイバのうちの第二光ファイバに動作自在に結合された第二プロバイダ側光ポートを含む、第二顧客ケージと、
    を含み、
    前記プログラム可能なネットワークプラットフォームは、前記第一顧客と前記第二顧客との間における相互接続を要求すると共にエンドツーエンド光ファイバクロスコネクト用の前記第一プロバイダ側光ポート用の識別子及び前記第二プロバイダ側光ポート用の識別子を規定するファイバクロスコネクト要求の受け取りに応答して、前記第一光ファイバ、前記第二光ファイバ、及び光ファイバクロスコネクトを含む前記エンドツーエンド光ファイバクロスコネクトを提供するべく前記第一光ファイバと前記第二光ファイバとの間において前記光ファイバクロスコネクトを生成するように前記複数のフォトニックスイッチを構成するように構成されている、
    相互接続システム。
  2. 前記少なくとも一つの相互接続施設は、前記相互接続システムプロバイダからのみアクセス可能である前記少なくとも一つの相互接続施設内のプロバイダ空間を取り囲む一つ以上の相互接続システムプロバイダケージを具備し、
    前記一つ以上の相互接続システムプロバイダケージのうちのそれぞれの相互接続システムプロバイダケージは、前記複数のフォトニックスイッチのうちの少なくとも一つのフォトニックスイッチを含み、
    前記光ファイバクロスコネクトは、前記複数のフォトニックスイッチ用の個々の送信経路を具備する、
    請求項1に記載の相互接続システム。
  3. 前記一つ以上の相互接続システムプロバイダケージは、一つの主分散施設と、複数の中間分散施設と、を具備し、前記主分散施設は、前記複数の中間分散施設内において含まれているフォトニックスイッチに、前記複数の光ファイバを介して、動作自在に結合された前記複数のフォトニックスイッチのうちの少なくとも一つのフォトニックスイッチを含む、請求項2に記載の相互接続システム。
  4. 前記第一ファイバパッチパネルは、
    前記プログラム可能なネットワークプラットフォームによって開始された構成に従って構成データを受け取ることに応答して、前記第一プロバイダ側光ポートと前記第一の複数の顧客側光ポートのうちの一つの顧客側光ポートとの間において光送信経路を生成するように構成されたフォトニックスイッチ、
    を具備し、
    前記エンドツーエンド光ファイバクロスコネクトは、前記第一プロバイダ側光ポートと前記複数の顧客側光ポートのうちの前記第一顧客側光ポートとの間において前記光送信経路を具備する、
    請求項1に記載の相互接続システム。
  5. 前記エンドツーエンドファイバクロスコネクトは、前記第一プロバイダ側光ポートと前記第二プロバイダ側光ポートとの間において光信号を搬送するように構成された層0光送信経路を具備する、請求項1に記載の相互接続システム。
  6. ネットワークサービス交換を更に具備し、前記ネットワークサービス交換は、Ethernet 交換、インターネット交換、及びクラウドに基づいたサービス交換のうちの一つを具備し、且つ、
    前記プログラム可能なネットワークプラットフォームは、前記第一顧客ケージ及び前記第二顧客ケージ内において配置された個々の顧客機器の間において前記エンドツーエンドファイバクロスコネクト上において層2又は層3パケットを交換するように前記ネットワークサービス交換を構成する、
    請求項1に記載の相互接続システム。
  7. 前記複数のフォトニックスイッチのうちの少なくとも一つのフォトニックスイッチを管理する責任をそれぞれが担う一つ以上のソフトウェアによって定義されたネットワーキング(SDN)コントローラ、を更に具備し、
    前記複数のフォトニックスイッチを構成するべく、前記プログラム可能なネットワークプラットフォームは、前記複数のフォトニックスイッチを構成するように前記一つ以上のSDNコントローラを制御するように構成された調整エンジンを具備する、
    請求項1に記載の相互接続システム。
  8. 前記第一顧客からアクセス可能である顧客ポータルアプリケーション及び前記相互接続システムプロバイダからのみアクセス可能である相互接続システムプロバイダアプリケーションのうちの一つを含むアプリケーション、を更に具備し、
    前記プログラム可能なネットワークプラットフォームは、前記アプリケーションから、前記ファイバクロスコネクト要求を受け取るように構成されたサービスインタフェースを具備する、
    請求項1に記載の相互接続システム。
  9. 前記プログラム可能なネットワークプラットフォームは、前記ファイバクロスコネクト要求に応答して、前記第一プロバイダ側ポートと前記第二プロバイダ側ポートを光学的に結合するように構成可能である前記光スイッチファブリックを通じて光経路を識別し、
    前記プログラム可能なネットワークプラットフォームは、前記識別に応答して、前記光経路上において前記光ファイバクロスコネクトを生成するように前記複数のフォトニックスイッチを構成する、
    請求項1に記載の相互接続システム。
  10. クラウドに基づいたサービス交換、を更に具備し、
    前記第一顧客は、企業であり、且つ、前記第二顧客は、クラウドサービスプロバイダである、
    請求項1に記載の相互接続システム。
  11. 前記第一顧客ケージ及び前記第二顧客ケージのそれぞれは、ケージ、キャビネット、ラック、及びスイートのうちの少なくとも一つを具備する、請求項1に記載の相互接続システム。
  12. 前記ファイバクロスコネクトは、前記第一顧客ケージ及び前記第二顧客ケージ内において配置された個々の顧客機器の間において交換される光信号用の光経路を提供するべく、前記複数のフォトニックスイッチによってスイッチングされる少なくとも一つのラムダを具備する、請求項1に記載の相互接続システム。
  13. 前記プログラム可能なプラットフォームは、
    一つ以上のネットワークフィールドユニットと、
    中央集中型ネットワーク制御モジュールと、
    を具備し、
    前記中央集中型ネットワーク制御モジュールは、
    前記ファイバクロスコネクト要求を受け取るように構成されたサービスインタフェースと、
    前記ファイバクロスコネクト要求に基づいて、前記エンドツーエンドファイバクロスコネクトを実装するべく一つ以上の要件を規定するサービスパラメータを判定するように構成されたファイバクロスコネクトプロビジョニングエンジンと、
    を含み、
    前記ファイバクロスコネクトプロビジョニングエンジンは、前記サービスパラメータに基づいて、前記ファイバクロスコネクト要求に対してサービスする能力を有する前記一つ以上のネットワークフィールドユニットのうちの少なくとも一つのネットワークフィールドユニットを判定するように更に構成され、
    前記少なくとも一つのネットワークフィールドユニットは、前記光スイッチファブリックの一部分を制御し、前記サービスパラメータは、前記エンドツーエンドファイバクロスコネクトのセグメントを提供するように前記光スイッチファブリックの一部分を構成するべく前記少なくとも一つのネットワークフィールドユニットによって使用可能であり、
    前記少なくとも一つのネットワークフィールドユニットは、前記エンドツーエンドファイバクロスコネクトのセグメントを提供するように前記光スイッチファブリックの一部分を構成するように構成されている、
    請求項1に記載の相互接続システム。
  14. 演算装置であって、
    メモリに動作自在に結合された少なくとも一つのプログラム可能なプロセッサと、
    第一顧客と第二顧客との間における少なくとも一つの相互接続施設内における相互接続を要求すると共にエンドツーエンド光ファイバクロスコネクト用の第一プロバイダ側光ポート用の識別子及び第二プロバイダ側光ポート用の識別子を規定するファイバクロスコネクト要求を受け取り、且つ、
    前記ファイバクロスコネクト要求の受け取りに応答して、第一光ファイバ、第二光ファイバ、及び光ファイバクロスコネクトを含むエンドツーエンド光ファイバクロスコネクトを提供するべく、前記第一光ファイバと前記第二光ファイバとの間において前記光ファイバクロスコネクトを生成するように複数のフォトニックスイッチを構成する、
    ように、前記少なくとも一つのプログラム可能なプロセッサによる実行のために構成されたプログラム可能なネットワークプラットフォームと、
    を具備し、
    前記第一顧客は、前記少なくとも一つの相互接続施設内において配置された第一顧客ケージを有し、且つ、前記第二顧客は、前記少なくとも一つの相互接続施設内において配置された第二顧客ケージを有し、
    前記第一顧客ケージは、前記少なくとも一つの相互接続施設内において前記第一顧客用の顧客空間を取り囲み、且つ、前記第一顧客ケージは、前記少なくとも一つの相互接続施設用の相互接続システムプロバイダからアクセス可能である第一の複数のプロバイダ側光ポート及び前記第一顧客ケージ内からの前記第一顧客からアクセス可能である第一の複数の顧客側光ポートを具備する第一ファイバパッチパネルを含み、前記第一の複数のプロバイダ側光ポートは、光スイッチファブリックを形成するべく前記複数のフォトニックスイッチを相互接続する複数の光ファイバのうちの前記第一光ファイバに動作自在に結合された前記第一プロバイダ側光ポートを含み、
    前記第二顧客ケージは、前記少なくとも一つの相互接続施設内において前記第二顧客用の顧客空間を取り囲み、且つ、前記第二顧客ケージは、前記相互接続システムプロバイダからアクセス可能である第二の複数のプロバイダ側ポート及び前記第二顧客ケージ内からの前記第二顧客からアクセス可能である第二の複数の顧客側光ポートを具備する第二ファイバパッチパネルを含み、前記第二の複数のプロバイダ側光ポートは、前記複数の光ファイバのうちの前記第一光ファイバに動作自在に結合された前記第二プロバイダ側光ポートを含む、
    演算装置。
  15. 相互接続システムであって、
    少なくとも一つの相互接続施設と、
    プログラム可能なネットワークプラットフォームと、
    を具備し、
    前記少なくとも一つの相互接続施設は、
    複数の光ファイバと、前記複数の光ファイバによって相互接続された複数のフォトニックスイッチと、を有する光スイッチファブリックと、
    前記相互接続システム用の相互接続システムプロバイダの第一顧客用の第一顧客ケージであって、前記第一顧客ケージは、前記複数の光ファイバのうちの一つの第一光ファイバに動作自在に結合された第一プロバイダ側光ポートを含む第一ファイバパッチパネルを有する、第一顧客ケージと、
    前記相互接続システムプロバイダの第二顧客用の第二顧客ケージであって、前記第二顧客ケージは、前記複数の光ファイバのうちの一つの第二光ファイバに動作自在に結合された第二プロバイダ側光ポートを含む、第二顧客ケージと、
    を含み、
    前記プログラム可能なネットワークプラットフォームは、前記第一顧客と前記第二顧客との間の相互接続を要求するファイバクロスコネクト要求の受け取りに応答して、前記第一光ファイバ、前記第二光ファイバ、及び光ファイバクロスコネクトを含むエンドツーエンド光ファイバクロスコネクトを提供するべく、前記第一光ファイバと前記第二光ファイバとの間において前記光ファイバクロスコネクトを生成するように前記複数のフォトニックスイッチを構成するように構成されており、
    前記プログラム可能なネットワークプラットフォームは、
    一つ以上のネットワークフィールドユニットと、
    中央集中型ネットワーク制御モジュールと、
    を具備し、
    前記中央集中型ネットワーク制御モジュールは、
    前記ファイバクロスコネクト要求を受け取るように構成されたサービスインタフェースと、
    前記ファイバクロスコネクト要求に基づいて、前記エンドツーエンド光ファイバクロスコネクトを実装するべく一つ以上の要件を規定するサービスパラメータを判定するように構成されたファイバクロスコネクトプロビジョニングエンジンと、
    を含み、
    前記ファイバクロスコネクトプロビジョニングエンジンは、前記サービスパラメータに基づいて、前記ファイバクロスコネクト要求に対してサービスする能力を有する前記一つ以上のネットワークフィールドユニットのうちの少なくとも一つのネットワークフィールドユニットを判定するように更に構成され、
    前記少なくとも一つのネットワークフィールドユニットは、前記光スイッチファブリックの一部分を制御し、前記サービスパラメータは、前記エンドツーエンド光ファイバクロスコネクトのセグメントを提供するように前記光スイッチファブリックの一部分を構成するべく前記少なくとも一つのネットワークフィールドユニットによって使用可能であり、
    前記少なくとも一つのネットワークフィールドユニットは、前記エンドツーエンド光ファイバクロスコネクトのセグメントを提供するように前記光スイッチファブリックの一部分を構成するように構成されている、
    相互接続システム。
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