JP6557336B2 - チューブ領域同士の間における間隙を計測するための方法、及び関連する間隙計測アセンブリ - Google Patents

チューブ領域同士の間における間隙を計測するための方法、及び関連する間隙計測アセンブリ Download PDF

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Description

本発明は、熱交換器の熱交換器チューブの領域同士の間隙を計測するための方法であって、一連の発信源を第1のチューブの領域に係合するステップと、第2のチューブの領域の内部において受信検出器を循環させるステップと、受信検出器が第2のチューブの領域において移動する際に、受信検出器によって収集された信号を記録するステップと、記録された信号から、第1のチューブの領域と第2のチューブの領域との間隙を推定するステップと、を備えている方法に関する。
当該方法は、熱交換器の製造後又は耐用期間の経過後に当該熱交換器の機械的構造の寸法を検査し、当該機械的構造の一体性を評価するために利用される。
このような方法は、最終製造段階又は利用時に、蒸気発電機の管状のバンドルの弓状部分同士の間の間隙を不確定要素と関連付けつつ、当該間隙を計測することができる。この計測によって、製造上の欠陥又は動作上の不具合が明らかとなる。計測を可能とするアセンブリは、非破壊検査ツールとして利用される。
従来、熱交換器の熱交換チューブの領域同士の間隙を計測するための方法は、基準チューブの外面からチューブ同士の距離を計測する感触器タイプの非破壊検査又は視覚法によって実施されてきた。
チューブの外面から実施される当該計測方法は、蒸気発電機チューブに適応させることが困難である。さらに、蒸気発電機において、一連の管状のバンドルのチューブの外面へのアクセスは困難である。また、当該方法を利用する作業は煩雑である。
チューブ同士の間隙を計測するための方法を容易に実施するために、解決手段は、間隙計測アセンブリを熱交換器チューブの領域に導入することができるように発展してきた。
特許文献1は、熱交換器の2つの直線状のチューブ同士の間隙を計測するための方法であって、熱交換器は、第1のチューブに高い等時性を有するフェライトコアと第2のチューブにフーコー電流コイルとを備えている、方法を開示している。コイルによって実施される計測は、コイルとフェライトコアとの間における距離を決定することができる。
しかしながら、熱交換器の熱交換器チューブの領域同士の間隙を計測するための方法は、完全に満足いくものではない。当該計測方法は、蒸気発電機の管状の弓状部分に対しては不正確である。
米国特許第5744952号明細書
本発明の目的のうち一の目的は、最終製造段階又は利用時に、蒸気発電機の管状の弓状部分の領域同士の間の間隙を提供することである。
当該目的を達成するために、本発明は、上述のタイプの熱交換器の熱交換器チューブの領域の2つの領域の間隙を計測するための方法であって、領域が、第1のチューブの弓状部分の領域が第2のチューブの弓状部分の領域に面して延在しているように配置されている弓状部分とされ、一連の発信源の2つの反対側に配置された端部が、第2のチューブの弓状部分の内部において受信検出器が循環する際に、一連の発信源を第1のチューブの弓状部分に固定するように作用する、方法に関する。
本発明における方法は、以下の特徴を1つ以上備えている:
− 第1のチューブ及び第2のチューブの弓状部分の領域が、同一平面内において延在しており且つ互いに対して略平行とされること;
− 一連の発信源が、一連の発信源を第1のチューブの弓状部分の凹状面に対して押圧するように位置決めされていること;
− 一連の発信源が、センタリング装置を備えており、一連の発信源が、一連の発信源を第1のチューブの弓状部分の中心に対して押圧するように位置決めされていること;
− 一連の発信源を第1のチューブの領域に係合させるステップが、
− 受信検出器を第2のチューブの弓状部分の領域の入口に至るまで挿入すること、
− 一連の発信源を第1のチューブに挿入すること、
− 最初の発信源が受信検出器の前方において検出されるまで、一連の発信源を移動させること、
− 最後の発信源が受信検出器の前方において検出されるまで、一連の発信源を移動させること、及び
− 一連の発信源を第1のチューブに固定するように一連の発信源に作用すること、
を含んでいること;
− 受信検出器が第2のチューブの領域において移動する際に、受信検出器によって収集された信号を記録するステップが、発信源と受信検出器との間における距離を計算するための物理的データと、検出された発信源を識別するために物理的データの分析から推定されるデータと、を含む信号を計測するための作業を備えていること;
− 信号を記録するためのステップが、信号の測定値を獲得するための、再現性を有する繰り返し作業であって、好ましくは1ミリメートル移動するごとに少なくとも1つの計測値を獲得するための繰り返し作業を含んでいること;
− 一連の発信源が、同一の形状を有する複数の発信源を備えており、一方の発信源によって発信された物理的データが、信号を計測するための作業の際に他方の発信源によって発信された物理的データと干渉しないように、複数の発信源が、互いから十分な距離で離隔配置されていること;
− 発信源それぞれが、ネオジム―鉄―ボロン合金又は任意の他の導電性材料又は任意の他の磁性材料から作られていること;
− 一連の発信源が、発信源同士を接続しているフィラメントを備えていること;
− 第2のチューブの領域において受信検出器を循環させるためのステップが、第2のチューブの内部において略一定の速度で受信検出器を移動させるための作業を含んでいること;
− 受信検出器が、フーコー電流を計測するためのセンサータイプのプローブ又は漏れ磁束を計測するためのセンサータイプのプローブを具備する能動部分を備えていること;
− 受信検出器が、受信検出器を第2のチューブの弓状部分に対して相対的に案内及びセンタリングするための部分を備えていること;及び
− 第1のチューブ及び第2のチューブの弓状部分が、垂直面内に配置されており、第1のチューブの弓状部分が、第2のチューブの上方又は下方に配置されていること。
本発明は、熱交換器の熱交換チューブの領域同士の間隙を計測するためのアセンブリであって、第1のチューブの領域に係合可能とされる一連の発信源と、第2のチューブの弓状部分の領域からの移動の際に、一連の発信源によって送信された信号を受信可能とされる受信検出器であって、第1のチューブの弓状部分の領域が、第2のチューブの弓状部分の領域に面して延在している、受信検出器と、一連の発信源及び受信検出器を所定位置に移動及び維持するための手段であって、受信検出器が第2のチューブの弓状部分において循環している際に、一連の発信源を第1のチューブの弓状部分に固定するように、一連の発信源の2つの反対側に位置する端部に作用可能とされる、手段と、を備えているアセンブリに関する。
本発明における間隙を計測するためのアセンブリは、以下の特徴を1つ以上備えている:
− 一連の発信源が、同一の形状を有する複数の発信源を備えており、発信源が、発信源と受信検出器との間における距離を計算するための物理的データと、検出された発信源を識別するために物理的データの分析から推定されるデータと、を含む信号を発信し、一方の発信源によって発信された物理的データが、他方の発信源によって発信された物理的データと干渉しないように、発信源が、互いから十分な距離で離隔配置されており、発信源が、優位にはフィラメントを介して接続されており、優位にはセンタリング装置を利用することによって第1のチューブの凹状面又は中心に位置決めされていること;
− 受信検出器が、フーコー電流を計測するためのセンサータイプのプローブ又は漏れ磁束を計測するためのセンサータイプのプローブを具備する能動部分を備えていること;及び
− 受信検出器が、案内及びセンタリングするための部分であって、第2のチューブの直径に適合している部分を備えていること。
本発明については、添付図面を参照しつつ、単なる一例を示す以下の説明を読めば、良好に理解することができる。
本発明における方法によって制御されるようになっている熱交換器、特に領域の全体的な概略図である。 本発明における熱交換器の熱交換器チューブの領域同士の間における間隙を計測するためのアセンブリの概略的且つ全体的な横断面図である。 図2に表わす間隙を計測するためのアセンブリの一連の発信源の全体的な正面図である。
図1は、蒸気発電機タイプの熱交換器1を表わす。
熱交換器1は、タンク4と、タンク4の内部に位置決めされている複数の管状のバンドル6とを備えている。バンドル6それぞれは、複数のU字状のチューブを含んでおり、当該チューブは、直線状部分と、当該直線状部分の端部それぞれに配設された弓状部分とを有している。
弓状部分10は、スペーサ12を利用することによって、チューブの直線状部分の端部に配置、特に位置決めされているので、第1のチューブ14の弓状部分は、第2のチューブ16の弓状部分に面して延在している。第1のチューブ14の弓状部分と第2のチューブ16の弓状部分との間には、空間18が形成されている。
第1のチューブ14の弓状部分と第2のチューブ16の弓状部分とは同一平面内に延在しており、互いに対して略平行とされる。
図1に表わす実施例では、第1のチューブ14の弓状部分と第2のチューブ16の弓状部分とは同一の垂直面内に延在している。第1のチューブ14の弓状部分は、優位には第2のチューブ16の弓状部分の上方に位置している。代替的には、第1のチューブ14の弓状部分と第2のチューブ16の弓状部分とは、水平成分及び/又は垂直成分を有する同一平面内に延在している。
図2に表わすように、間隙計測アセンブリ20は、特に製造の最終段階又は利用の際に第1のチューブ14の弓状部分と第2のチューブ16の弓状部分との間における間隙を検査するために、非破壊検査を実施するように構成されている。
間隙を計測するための間隙計測アセンブリ20は、第1のチューブ14に係合されるように構成されている一連の発信源22と、第2のチューブ16の内部を循環するように構成されている受信検出器24と、一連の発信源22及び受信検出器24を移動させるための且つ一連の発信源22及び受信検出器24を所定位置に維持するための移動手段26とを備えている。
また、間隙計測アセンブリ20は、検査ユニット28を備えており、検査ユニット28は、第1のチューブ14と第2のチューブ16との間における間隙の計測値を獲得する際に、受信検出器24によって受信される信号を記録するように構成されている。また、検査ユニット28は、一連の発信源22と受信検出器24との間における距離を発信された物理的データの強度の減少を通じて評価することによって、当該距離を計算することができる。
図3に表わすように、一連の発信源22は、互いから離隔配置されている複数の略同一の発信源30から成る。また、一連の発信源22は、発信源30同士を接続しているフィラメント32と、隣り合う発信源30から成る組それぞれの間にフィラメント32に沿って設けられた、好ましくは磁場の影響を受けないスペーサ34とを備えている。従って、発信源30同士を分離する際に一方の発信源が他方の発信源に及ぼす影響を無視することができるとみなされる。
優位には、スペーサ34は、円柱状とされ、典型的には丸くなっており、互いに接続されている、例えば互いに連結されている幾つかの部品に分割されている。スペーサ34は、弓状部分の内部において自在に移動するように弓状部分の輪郭に適応しており、フィラメント32に維持されている一組の発信源30を事前に位置決めし、これにより発信源30同士の間の距離を一定に保つことができる。
代替的には、一連の発信源22は、一連の発信源22を第1のチューブ14の弓状部分に対して位置決めするためのセンタリング装置36を備えている。センタリング装置36は、発信源30及び/又はスペーサ34の輪郭に適合するハウジングを有している。センタリング装置36は、発信源30を第1のチューブ14の弓状部分の凹状面に対して位置決めすることができる。代替的には、センタリング装置36は、発信源30を第1のチューブ14の弓状部分の中心に位置決めすることができる。
発信源30それぞれが、受信検出器24によって収集可能とされる信号を発信する。当該信号は、発信源30と受信検出器24との間隔を検査ユニット28を介して計算するための物理的データと、検出された発信源30を識別するために当該物理的データの分析から推定されるデータとを備えている。
受信検出器24は、発信源30それぞれによって発信された信号を計測することができ、図2に表わすように第2のチューブ16の内部に設けられている。
優位には、受信検出器24は、第1のチューブ14に面して位置決めされている。
受信検出器24は、第2のチューブ16に対して受信検出器24を案内及びセンタリングするための部分40と、信号を計測するためのセンサを備えている能動部分42とを備えている。
優位には、受信検出器24は、案内及びセンタリングするための部分40を介して、移動手段26に接続されている。
受信検出器24を案内及びセンタリングするための部分40は、第2のチューブ16の弓状部分の内側輪郭に適応する、優位には円筒状の筐体を備えている。
所定位置に移動及び維持するための移動手段26は、第2のチューブ16の弓状部分の内部において受信検出器24を略一定の速度で循環させることができる。言い換えれば、速度は、特に摩擦に起因して、当該一定の速度の約+/−10%で変動する。
所定位置に移動及び維持するための移動手段26は、一連の発信源22を第1のチューブ14の内部において移動させ、第1のチューブ14を所定位置に維持することができる。
所定位置に移動及び維持するための移動手段26は、一連の発信源22の第1の端部を第1のチューブ14の内部に位置決めし、少なくとも当該第1の端部が第1のチューブ14の弓状部分10から離れるまで第1のチューブ14を循環させることができる。さらに、一連の発信源22の第1の端部は、所定位置に移動及び維持するための移動手段26に再係合するように適合している。
代替的には、所定位置に移動及び維持するための移動手段26は、第1のチューブ14の内部において第1の案内型ストリング部分を循環させ、第2の一連の発信源22の部分を第1のチューブ14に徐々に挿入させることができる。
所定位置に移動及び維持するための移動手段26は、一連の発信源22を第1のチューブ14の直線状部分及び/又は弓状部分に配置させることができる。
図2に表わすように、所定位置に移動及び維持するための移動手段26は、固定手段を備えており、当該固定手段は、一連の発信源22の2つの端部を受容し、一連の発信源22を第1のチューブ14の内部に固定するために当該端部それぞれを操作することができる。
所定位置に移動及び維持するための移動手段26は、第2のチューブ16の弓状部分の内部において受信検出器24を循環させている際に、一連の発信源22の2つの反対側に位置する端部に作用し、一連の発信源22を第1のチューブ14の弓状部分に固定することができる。
代替的には、所定位置に移動及び維持するための移動手段26は、一連の発信源22が第1のチューブ14の弓状部分に係合された場合に、一連の発信源22の一方の端部を所定位置において阻止するための手段と、一連の発信源22の他方の端部を固定するための手段とを備えている。
所定位置に移動及び維持するための移動手段26は、特に第2のチューブ16の弓状部分の内部において受信検出器24を循環させる際に、一連の発信源22の一方の端部を固定し、一連の発信源22を第1のチューブ14の弓状部分の内部に位置決め且つ固定するように一連の発信源22の他方の端部に作用することができる。
優位には、所定位置に移動及び維持するための移動手段26は、一連の発信源22を移動させるためのプッシュプル式部材と、受信検出器24のためのプッシュプル式部材とを備えている。
熱交換器1の熱交換器チューブの領域同士の間における間隙を計測するための方法について、以下に説明する。
図2に表わすように、当該方法は、以下のステップを含んでいる。
最初に、一連の発信源22が第1のチューブ14に係合される。受信検出器24は、移動手段26によって第2のチューブ16の内部に移動される。検査ユニット28は、第2のチューブ16の領域の移動の際に受信検出器24の能動部分42によって収集された信号を記録する。検査ユニット28は、記録された信号から、第1のチューブ14及び第2のチューブ16の領域同士の間における分離すなわち間隙を推定する。
これら様々なステップについて、以下に概説する。
最初に、受信検出器24が第2のチューブ16の弓状部分の入口に至るまで移動され、検出可能とされるスペーサ12によって信号が送られる。受信検出器24は、スペーサ12を検出し、移動手段26は、受信検出器24を可能な限り近接させて位置決めする。
次に、一連の発信源22は、第1のチューブ14に挿入される。一連の発信源22は、最初の発信源30aが受信検出器24の前方で検出されるまで、移動手段26によって移動される。移動手段26は、最後の発信源30bが受信検出器24の前方で検出されるまで、一連の発信源22を移動させる。
移動手段26は、一連の発信源22が第1のチューブ14の弓状部分の所定位置に位置するように、一連の発信源22の両端において一連の発信源22に僅かに作用する。移動手段26は、一連の発信源22を第1のチューブ14の弓状部分に固定する。一連の発信源22の端部それぞれが、移動手段26を固定するための手段によって維持される。固定手段は、一連の発信源22を第1のチューブ14の弓状部分に固定するためのフィラメント32に作用する。発信源30は、第1のチューブ14の凹状面又は中心に対して略等間隔で位置決めされている。
一連の発信源22は、第1のチューブ14の弓状部分に固定されているので、受信検出器24の移動手段26は、第2のチューブ16の弓状部分の内部において受信検出器24を駆動する。
受信検出器24は、略一定の速度で移動される。受信検出器24の移動の際に受信検出器24によって収集された信号を記録するためのステップにおいて、検査ユニット28が当該信号を記録する。当該信号は、発信源30と受信検出器24との間における距離を計算可能とする発信源30の物理的データと、検出された発信源30を識別するために当該物理的データの分析から推定されるデータとを有している。受信検出器24の移動の際に、受信検出器24の能動部分42は、発信された物理的データの変化を計測する。この計測は、一連の発信源22及び対応する受信検出器24に基づくものであり、磁場の変動又は誘導電流の変動に関するものである。発信された物理的データの変化についての分析は、発信源30を識別及びリスト化し、発信源30と受信検出器24との間における距離を決定する。
信号の計測値は、所定の移動距離に亘って繰り返し獲得される。計測値の獲得は、好ましくは1ミリメートル移動するごとに少なくとも1回、優位には1ミリメートル移動するごとに数回繰り返される。
間隙を計測するための方法は、幾つかの弓状部分を含むサンプルについて、又は、熱交換器1の管状のバンドルのすべての弓状部分10について繰り返される。
第1の実施例では、一連の発信源22は一連の導電体とされる。一連の発信源22についての物理的データは、誘起磁場を形成している電流によって生成される。発信源30それぞれが、好ましくは銅、アルミニウム、又は任意の他の導電材料から成る合金から作られている。
受信検出器24の能動部分42は、フーコー電流を計測するためのセンサータイプのプローブとされる。
受信検出器24によって計測される特性は、発信源30それぞれについての誘導電流の変動である。優位には、受信検出器24の計測は、弓状部分同士の間隙の検査と共に、第2のチューブ16の表面状態及び亀裂の有無を検査する。
さらに、熱交換チューブの領域同士の間隙を計測するための、第1の実施例に関連する方法は、弓状部分同士の間隙を検査し、表面状態を検査すると共に、第2のチューブ16の弓状部分について亀裂を探査する。
第2の実施例では、一連の発信源22は一連の磁石とされる。一連の発信源22についての物理的データは、磁場である。好ましくは、発信源30それぞれは、ネオジム―鉄―ボロン合金又は任意の他の磁性材料から作られている。
受信検出器24の能動部分42は、漏れ磁束を計測するためのセンサータイプのプローブとされる。受信検出器24によって計測される特性は、発信源30それぞれについての磁場の変動である。
弓状部分10同士の間隙を計測するための方法は、蒸気発電機1の管状のバンドルの弓状部分10同士の間における距離を効率的に検査する。所定位置に移動及び維持するための移動手段26は、電圧を維持することによって確実に一連の発信源22を第1のチューブ14の弓状部分に位置決めするので、高精度の計測が実現される。
また、当該計測方法によって、不確定要素を間隙に関連付けることによって、最終的な製造段階及び利用時の両方において当該間隙を決定することができる。
弓状部分10同士の間隙を計測するための方法は、第1のチューブ14及び第2のチューブ16の弓状部分の内側から、当該チューブの中心及び当該チューブの凹状面の両方を基準として、弓状部分10同士の間における距離を決定するための方法を提案する。
優位には、間隙を計測するための方法は、同一の特性を有する発信源30を利用するので、再現性及び低い不確実性を有する計測を実現することができる。
間隙を計測するための方法は、適切な時間の長さにおいて熱交換器1のすべての管状のバンドルについて弓状部分10同士の間における距離をマッピングするための手段として考慮されている。
間隙を計測するための方法は、非破壊検査を実施するために熱交換器1を変更することを要求しない。
1 熱交換器
4 タンク
6 バンドル
10 弓状部分
12 スペーサ
14 第1のチューブ
16 第2のチューブ
18 空間
20 間隙計測アセンブリ
22 一連の発信源
24 受信検出器
26 移動手段
28 検査ユニット
30 発信源
30a 最初の発信源
30b 最後の発信源
32 フィラメント
34 スペーサ
36 センタリング装置
40 部分
42 能動部分

Claims (18)

  1. 熱交換器(1)の熱交換器チューブの領域同士の間隙を計測するための方法であって、
    一連の発信源(22)を第1のチューブ(14)の領域に係合するステップと、
    第2のチューブ(16)の領域の内部において受信検出器(24)を循環させるステップと、
    前記受信検出器(24)が前記第2のチューブ(16)の前記領域において移動する際に、前記受信検出器(24)によって収集された信号を記録するステップと、
    記録された前記信号から、前記第1のチューブ(14)の前記領域と前記第2のチューブ(16)の前記領域との間隙を推定するステップと、
    を備えている前記方法において、
    前記領域が、前記第1のチューブ(14)の前記弓状部分の前記領域が前記第2のチューブ(16)の前記弓状部分の前記領域に面して延在しているように配置されている弓状部分(10)とされ、
    前記一連の発信源(22)の2つの反対側に配置された端部が、前記第2のチューブ(16)の前記弓状部分の内部において前記受信検出器(24)が循環する際に、前記一連の発信源(22)を前記第1のチューブ(14)の前記弓状部分に固定するように作用することを特徴とする方法。
  2. 前記第1のチューブ(14)及び前記第2のチューブ(16)の前記弓状部分の前記領域が、同一平面内において延在しており且つ互いに対して略平行とされることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記一連の発信源(22)が、前記一連の発信源(22)を前記第1のチューブ(14)の前記弓状部分の凹状面に対して押圧するように位置決めされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記一連の発信源(22)が、センタリング装置(36)を備えており、
    前記一連の発信源(22)が、前記一連の発信源(22)を前記第1のチューブ(14)の前記弓状部分の中心に対して押圧するように位置決めされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  5. 前記一連の発信源(22)を前記第1のチューブ(14)の前記領域に係合させるステップが、
    前記受信検出器(24)を前記第2のチューブ(16)の前記弓状部分の前記領域の入口に至るまで挿入すること、
    前記一連の発信源(22)を前記第1のチューブ(14)に挿入すること、
    最初の発信源(30a)が前記受信検出器(24)の前方において検出されるまで、前記一連の発信源(22)を移動させること、
    最後の発信源(30b)が前記受信検出器(24)の前方において検出されるまで、前記一連の発信源(22)を移動させること、及び
    前記一連の発信源(22)を前記第1のチューブ(14)に固定するように前記一連の発信源(22)に作用すること、
    を含んでいることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記受信検出器(24)が前記第2のチューブ(16)の前記領域において移動する際に、前記受信検出器(24)によって収集された信号を記録するステップが、発信源(30)と前記受信検出器(24)との間における距離を計算するための物理的データと、検出された前記発信源(30)を識別するために前記物理的データの分析から推定されるデータと、を含む信号を計測するための作業を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記信号を記録するためのステップが、前記信号の測定値を獲得するための、再現性を有する繰り返し作業を含んでいることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記一連の発信源(22)が、同一の形状を有する複数の発信源(30)を備えており、
    一方の発信源(30)によって発信された前記物理的データが、前記信号を計測するための作業の際に他方の発信源(30)によって発信された前記物理的データと干渉しないように、複数の発信源(30)が、互いから十分な距離で離隔配置されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の方法。
  9. 前記発信源(30)それぞれが、ネオジム―鉄―ボロン合金又は任意の他の導電性材料又は任意の他の磁性材料から作られていることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記一連の発信源(22)が、前記発信源(30)同士を接続しているフィラメントを備えていることを特徴とする請求項8又は9に記載の方法。
  11. 前記第2のチューブ(16)の前記領域において前記受信検出器(24)を循環させるためのステップが、前記第2のチューブ(16)の内部において略一定の速度で前記受信検出器(24)を移動させるための作業を含んでいることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記受信検出器(24)が、フーコー電流を計測するためのセンサータイプのプローブ又は漏れ磁束を計測するためのセンサータイプのプローブを具備する能動部分(42)を備えていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記受信検出器(24)が、前記受信検出器(24)を前記第2のチューブ(16)の前記弓状部分に対して相対的に案内及びセンタリングするための部分(40)を備えていることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1のチューブ(14)及び前記第2のチューブ(16)の前記弓状部分が、垂直面内に配置されており、
    前記第1のチューブ(14)の前記弓状部分が、前記第2のチューブ(16)の上方又は下方に配置されていることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 熱交換器(1)の熱交換チューブの領域同士の間隙を計測するためのアセンブリ(20)において、
    第1のチューブ(14)の領域に係合可能とされる一連の発信源(22)と、
    第2のチューブ(16)の弓状部分の領域からの移動の際に、前記一連の発信源(22)によって送信された信号を受信可能とされる受信検出器(24)であって、前記第1のチューブ(14)の前記弓状部分の前記領域が、前記第2のチューブ(16)の前記弓状部分の前記領域に面して延在している、前記受信検出器(24)と、
    前記一連の発信源(22)及び前記受信検出器(24)を所定位置に移動及び維持するための手段(26)であって、前記受信検出器(24)が前記第2のチューブ(16)の前記弓状部分において循環している際に、前記一連の発信源(22)を前記第1のチューブ(14)の前記弓状部分に固定するように、前記一連の発信源(22)の2つの反対側に位置する端部に作用可能とされる、前記手段(26)と、
    を備えていることを特徴とするアセンブリ(20)。
  16. 前記一連の発信源(22)が、同一の形状を有する複数の発信源(30)を備えており、
    前記発信源(30)が、前記発信源(30)と前記受信検出器(24)との間における距離を計算するための物理的データと、検出された前記発信源(30)を識別するために前記物理的データの分析から推定されるデータと、を含む信号を発信し、
    一方の発信源(30)によって発信された物理的データが、他方の発信源(30)によって発信された物理的データと干渉しないように、前記発信源(30)が、互いから十分な距離で離隔配置されていることを特徴とする請求項15に記載のアセンブリ(20)。
  17. 前記受信検出器(24)が、フーコー電流を計測するためのセンサータイプのプローブ又は漏れ磁束を計測するためのセンサータイプのプローブを具備する能動部分(42)を備えていることを特徴とする請求項15又は16に記載のアセンブリ(20)。
  18. 前記受信検出器(24)が、案内及びセンタリングするための部分(40)であって、前記第2のチューブ(16)の直径に適合している前記部分(40)を備えていることを特徴とする請求項15又は16に記載のアセンブリ(20)。
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