JP6556849B2 - オペレーティングシステムドングル - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本願は、2015年11月23日に出願され「OPERATING SYSTEM DONGLE(オペレーティングシステムドングル)」と題された米国非仮特許出願番号第14/949,149号に基づく優先権を主張し、かつ上記出願の継続出願であり、上記出願の開示全体を本明細書に引用により援用する。本願はさらに、2015年1月5日に出願された米国仮出願連続番号第62/099,771号に基づく優先権を主張し、上記出願の開示全体を本明細書に引用により援用する。
技術分野
本説明は概して、ソフトウェアアプリケーション、サービス、および/またはデータへのアクセスを可能にする目的でさまざまな種類のデバイスに接続可能な典型的に小型ハードウェアデバイスであるドングルに関する。
背景
ドングルは旧来より、ドングルがなければデバイス内に存在しないかまたはデバイス内で利用不可能な一定の機能をさまざまな種類のデバイスにおいて可能にするために用いられている。たとえば、ライセンシングデータもしくは暗号クレデンシャルを格納するパッシブドングル、またはデバイス上で一定の機能を果たすために必要な動作を実行するためのアクティブドングルなどの、さまざまな種類のドングルが知られている。典型的に、デバイス上の一定の機能は、単にドングルをデバイスに接続するだけで可能になる。典型的には1種類のデバイスドングルがコンピューティングデバイスとともに用いられる 。
概要
1つの一般的側面において、方法は、オペレーティングシステム(OS)ドングルに含まれているディスプレイポートにディスプレイモニタが動作可能に接続されていると判断することと、OSドングルに動作可能に接続されている少なくとも1つの周辺デバイスを識別することと、OSドングルによって、要求されたコンテンツの指示を少なくとも1つの周辺デバイスから受信することと、要求されたコンテンツの指示を受信したことに応答して、要求されたコンテンツをOSドングルからリモートのコンピュータシステムから得ることとを含み、得ることは、OSドングルをネットワークに動作可能に接続することを含み、ネットワークは、要求されたリモートコンテンツを含むコンピュータシステムに動作可能にインターフェイスされており、方法はさらに、OSドングルによって、要求されたコンテンツをディスプレイポートを用いてディスプレイモニタに提供することを含む。
例示的な実現例は以下の特徴の1つ以上を含み得る。たとえば、方法はさらに、OSドングルによって、ユーザ認証クレデンシャルを受信することと、ユーザ認証クレデンシャルを検証したことに基づいて、OSドングルが少なくとも1つの周辺デバイスから入力を受信できるようにすることとを含み得る。これには、OSドングルの使用を、認証クレデンシャルを提供するユーザに限定することができるという利点および効果がある。ユーザ認証クレデンシャルは、OSドングルの所有者と関連付けられ得る。ユーザ認証クレデンシャルは、OSドングルのクラウド管理者によって許可されたOSドングルのユーザと関連付けられ得る。これには、許可ユーザのグループを変更することができ、特に、一定のユーザには認証クレデンシャルが無効になり得るという利点および効果がある。少なくとも1つの周辺デバイスは、キーボード、トラックパッド、タッチパッド、およびマウスのうちの1つであり得る。
別の一般的側面において、方法は、オペレーティングシステム(OS)ドングルに含まれているオペレーティングシステムを起動することと、オペレーティングシステム(OS)ドングルに含まれているディスプレイポートにディスプレイモニタが接続されていると判断することと、OSドングルのユーザの認証を要求することと、ユーザ認証クレデンシャルを受信することと、受信したユーザ認証クレデンシャルに基づいて、OSドングルをキオスク動作モードに入れることと、ネットワークへの接続を確立することとを含み、ネットワークは少なくとも1つのコンピュータシステムへの接続を含んでおり、方法はさらに、OSドングルによって、OSドングル上でクラウドベースのアプリケーションを実行することを含み、クラウドベースのアプリケーションは少なくとも1つのコンピュータシステムに含まれており、方法はさらに、OSドングルによって、ディスプレイポートを用いてクラウドベースのアプリケーションからディスプレイモニタに出力を提供することを含む。これには、認証されたユーザのみがOSドングルのキオスクモード動作および機能にアクセスできるという効果および利点がある。
例示的な実現例は以下の特徴の1つ以上を含み得る。たとえば、ユーザ認証クレデンシャルはOSドングルの所有者についてのものであり得る。方法はさらに、受信したユーザ認証クレデンシャルに基づいてOSドングルの所有者についての少なくとも1つの設定にアクセスすることを含み得、少なくとも1つの設定はOSドングルを使用することが許可されたユーザのリストである。方法はさらに、許可されたユーザのリストを更新することを含み得る。方法はさらに、更新した許可されたユーザのリストに含まれている少なくとも1人の許可ユーザについて、少なくとも1人の許可ユーザがOSドングルを用いて行なうことが許可されているものについての指示を更新することを含み得る。ユーザ認証クレデンシャルは、OSドングルの所有者によってOSドングルのユーザとして許可されたユーザについてのものであり得る。方法はさらに、受信したユーザ認証クレデンシャルに基づいて、OSドングルのユーザについての少なくとも1つの設定にアクセスすることを含み得る。方法はさらに、アクセスした少なくとも1つの設定をユーザによって変更することを含み得る。ユーザ認証クレデンシャルを受信することは、近距離通信(NFC)対応ワンタイムパスワード(OTC)トークンを受信することを含み得る。
さらに別の一般的側面において、装置は、ディスプレイモニタ上に含まれているディスプレイコネクタにインターフェイスするように構成されたディスプレイポートと、WiFi通信モジュールと、中央処理装置(CPU)と、グラフィックス処理装置(GPU)と、ビデオ処理装置(VPU)と、WiFiアンテナとを含み得、WiFiアンテナは、WiFi通信モジュールおよび装置の外部のWiFiネットワークと動作可能にインターフェイスするように構成されており、CPU、GPU、およびVPUは装置上でオペレーティングシステムを実行するように動作可能に構成されており、WiFiアンテナはさらに、装置からリモートに格納されている少なくとも1つのアプリケーションを実行するように構成されている。
例示的な実現例は以下の特徴の1つ以上を含み得る。たとえば、リモートアプリケーションはクラウド上に格納され得る。装置はさらに、少なくとも1つの周辺デバイスを装置に動作可能に結合するように構成されたBluetooth(登録商標)通信モジュールを含み得る。少なくとも1つの周辺デバイスは、キーボード、トラックパッド、タッチパッド、およびマウスのうちの1つであり得る。装置はさらに、少なくとも1つの通信コネクタと、少なくとも1つの通信コネクタにインターフェイスしている少なくとも1つの周辺デバイスを装置に動作可能に結合するように構成されたユニバーサルシリアルバス(USB)通信モジュールとを含み得る。装置はさらに、ユーザがセキュアにコンテンツおよびデータをローカルにバッファリングできるようにしつつオペレーティングシステムを動作可能にサポートするように構成されたメモリを含み得る。装置はさらに、メモリと、CPU、GPU、およびVPUとの間にインターフェイスを提供するように構成されたメモリインターフェイスを含み得る。装置の高さは約0.5インチであり、装置の長さは約3.2インチであり、装置の幅は約2.2インチである。装置はさらに、ユーザ認証クレデンシャルを受信するように構成された通信モジュールを含み得る。CPU、GPU、およびVPUは、装置上でオペレーティングシステムを実行するように、かつ、受信したユーザ認証クレデンシャルに基づいて、装置からリモートに格納されている少なくとも1つのアプリケーションを実行するように動作可能に構成され得る。
1つ以上の実現例の詳細を添付の図面および以下の説明で述べる。説明および図面から、かつ請求項から他の特徴が明らかになるであろう。
さまざまな図における同様の参照記号は同様の要素を指す。
上面図からの例示的なオペレーティングシステムドングルを示す図である。 側面斜視図からの例示的なオペレーティングシステムドングルを示す図である。 ディスプレイモニタにプラグ接続された/接続された例示的なOSドングルを示す図である。 ディスプレイモニタにプラグ接続された/接続された例示的なOSドングルの詳細図を示す図である。 例示的なオペレーティングシステムドングルに含まれているコンポーネントを示すブロック図である。 ディスプレイモニタ、キーボード、およびマウスとともにオペレーティングシステムドングルの使用を示す図である。 ディスプレイモニタ、キーボード、およびモバイルデバイスとともにオペレーティングシステムドングルの使用を示す図である。 ディスプレイモニタおよびモバイルデバイスとともにオペレーティングシステムドングルの使用を示す図である。 モバイルデバイスとともにオペレーティングシステムドングル500の使用を示す図である。 キャスト端子とともにオペレーティングシステムドングルの使用を示す図である。 キャスト端子とともにオペレーティングシステムドングルの代替の使用を示す図である。 オペレーティングシステムドングルを使用するための方法を示すフローチャートの図である。 オペレーティングシステムドングルを使用するための代替の方法を示すフローチャートの図である。 本明細書に記載の技術を実現するために用いられ得るコンピュータデバイスおよびモバイルコンピュータデバイスの例を示す図である。
詳細な説明
一般的に、ほとんどのコンピューティングデバイスは、ユーザのために膨大なタスクを実行するための多数のハードウェアコンポーネントを含み得る。しかし、多くの場合、ユーザはハードウェアコンポーネントの小さいサブセットを使用し、これと対話し得る。コンピューティングデバイス内にストレージデバイス、入力デバイス、出力デバイス、センサ、および他の種類のハードウェアといった多数のハードウェアコンポーネントを包含すると、コンピューティングデバイスのコストが大幅に増加し得る。しかし、多くのユーザは、クラウド上に常駐しているかまたはワールドワイドウェブを用いてアクセス可能なソフトウェアアプリケーション(たとえば電子メール、ブラウザ)と対話する。ユーザは、クラウド上に常駐しているかまたはワールドワイドウェブを用いてアクセス可能なコンテンツ(たとえばストリーミングビデオまたは音声ファイル(たとえば映画、音楽))にアクセスすることができる。また、ユーザは、クラウド上またはコンピューティングデバイスからリモートのある種のサーバ上で画像およびデータファイル(たとえば写真および文章)を管理および格納することができる。
また、ユーザは、複数種類のデバイス上でソフトウェアアプリケーション、コンテンツ、画像ファイル、およびデータファイルにアクセスしたい場合がある。場合によっては、デバイスはユーザに属している(たとえばユーザによって所有されている)場合がある。場合によっては、デバイスは公的にアクセス可能なデバイスまたは他の誰かに属している(たとえば他の誰かによって所有されている)デバイスであり得る。たとえば、ユーザは、自身が発表者である予定になっている会議のために移動中であり得る。移動中、ユーザは、ユーザによって所有されているまたは提供される複数のデバイス(たとえばラップトップコンピュータ、ノートブック型コンピュータ、携帯電話、タブレット)上で自身のプレゼンテーションにアクセスしたい場合がある。また、ユーザは、自身が所有していないまたは提供しない複数のデバイス上でプレゼンテーションにアクセスしたい場合がある。これらのシステムは、会議を主催している施設、テレビまたはディスプレイモニタを有するホテルの部屋にあるプレゼンテーションシステム、およびホテルのロビーまたは喫茶店にある共用コンピュータまたはキオスクを含み得るがこれらに限定されない。ユーザは、プレゼンテーションにアクセスし、プレゼンテーションを編集し、および/またはプレゼンテーションを実行したい場合がある。プレゼンテーションに対してこれらの動作を実行する能力は、プレゼンテーションを含むデータファイルと、プレゼンテーションにアクセスし、プレゼンテーションを編集し、プレゼンテーションを実行するのに必要なソフトウェアアプリケーションとへのアクセスを必要とする。
図1Aは、上面図からの例示的なオペレーティングシステム(OS)ドングル100を示す図である。
図1Bは、側面斜視図からのOSドングル100を示す図である。
図1Cは、ディスプレイモニタ120にプラグ接続された/接続された例示的なOSドングル100を示す図である。
図1Dは、ディスプレイモニタ120にプラグ接続された/接続された例示的なOSドングル100の詳細図を示す図である。
図1Aおよび図1Bを参照して、OSドングル100は、ユーザが容易に持ち運ぶことができる小型デバイス(たとえばクレジットカードのサイズ)上にフルオペレーティングシステムを含み得る。たとえば、いくつかの実現例では、OSドングル100の長さ10は約3.2インチ(たとえば3.0インチから3.4インチ)であり得る。OSドングルの幅15は約2.2インチ(たとえば2.0インチから2.4インチ)であり得る。OSドングル100の高さ25は約0.5インチ(0.30インチから0.51インチ)であり得る。たとえば、いくつかの実現例では、OSドングル100の長さ10は約2.5インチ(たとえば2.0インチから3.0インチ)であり得る。OSドングルの幅15は約1.2インチ(たとえば1.0インチから1.4インチ)であり得る。OSドングル100の高さ25は約0.5インチ(0.30インチから0.51インチ)であり得る。いくつかの実現例では、OSドングル100の高さ25は、通信コネクタ102a〜b(第1の通信コネクタ102aおよび第2の通信コネクタ102b)の高さに依存し得る。
いくつかの実現例では、通信コネクタ102a〜bは同じ種類のコネクタであり得る。いくつかの実現例では、第1の通信コネクタ102aは第2の通信コネクタ102bとは異なる種類のコネクタであり得る。たとえば、通信コネクタ102a〜bはユニバーサルシリアルバス(USB)コネクタ、レセプタクル、またはポートであり得る。USBレセプタクルは、USB A型レセプタクル、USB B型レセプタクル、マイクロUSB Aレセプタクル、マイクロUSB Bレセプタクル、マイクロUSB ABレセプタクル、USB5ピンミニbレセプタクル、USB4ピンミニbレセプタクル、USB3.0A型レセプタクル、USB3.0B型レセプタクル、USB3.0マイクロBレセプタクル、およびUSB C型レセプタクルを含み得るがこれらに限定されない。
図1Cに示すように、ユーザは、ディスプレイコネクタ104を受けるためのコネクタまたはレセプタクルであり得るディスプレイポート122にディスプレイコネクタ104をプラグ接続する(接続する)ことによって、OSドングル100をディスプレイモニタ120(たとえば高精細マルチメディアインターフェイス(HDMI)(登録商標)ポート)に接続することができる。図1Dに示すように、多くの場合、OSドングル100の側面108はディスプレイモニタ120の側面124とほぼ同一平面であり得る。たとえば、ディスプレイモニタ120の側面124とOSドングル100の側面108との間の距離30は約0.10インチ(たとえば0.05インチから0.15インチ)であり得る。
図1A〜図1Dを参照して、OSドングル100の側面108と第1の通信コネクタ102aの第1の側面110との間の第1の距離20は、コネクタを第1の通信コネクタ102aにプラグ接続した(インターフェイスさせた)時に、コネクタを囲んでいるハウジングがOSドングル100の側面108を越え得ないように決定され得る。たとえば、これによって、一端にコネクタおよびハウジングを含むケーブルが、ディスプレイモニタ120の側面124とインターフェイス(接触)することなく確実に第1の通信コネクタ102aに容易にプラグ接続(インターフェイス)され得る。たとえば、第1の距離20は約0.30インチ(たとえば0.25インチから0.35インチ)であり得る。
図1A〜図1Dを参照して、第1の通信コネクタ102aの第2の側面112と第2の通信コネクタ102bの第1の側面114との間の第2の距離35は、第1のコネクタを第1の通信コネクタ102aにプラグ接続し(インターフェイスさせ)、第2のコネクタを第2の通信コネクタ102bにプラグ接続した(インターフェイスさせた)時に、第1のコネクタを囲んでいる第1のハウジングが第2のコネクタを囲んでいる第2のハウジングに干渉(接触)し得ないように決定され得る。これによって、第1のハウジングを有する第1のコネクタが、第2の通信コネクタ102bにプラグ接続され得る(インターフェイスさせられ得る)第2のコネクタを囲んでいる第2のハウジングに干渉(接触)することなく、確実に第1の通信コネクタ102aに容易にプラグ接続(インターフェイス)され得る(逆の場合も同様)。たとえば、第2の距離35は約0.3インチ(たとえば0.25インチから0.35インチ)であり得る。
図1A〜図1Cを参照して、OSドングル100はWiFiアンテナ106を含み得る。OSドングル100は、WiFiアンテナ106とインターフェイスするWiFi(IEEE802.11x)接続を用いてネットワークまたは他のコンピューティングデバイスと無線でインターフェイス/接続可能である。いくつかの実現例では、OSドングル100は、OSドングル100がセルラー電気通信ネットワークと無線でインターフェイス/接続することを可能にするトランシーバを含み得る。いくつかの実現例では、OSドングル100は、WiFiまたはある種のBluetooth接続を用いて別のコンピューティングデバイスと無線でインターフェイス/接続可能である。他方のコンピューティングデバイス(たとえば携帯電話)は次いで、セルラー電気通信ネットワーククにアクセス可能である。
いくつかの実現例では、ディスプレイポート122のためのコネクタ(レセプタクル)およびディスプレイコネクタ104のためのコネクタ(レセプタクル)は、ディスプレイコネクタ104がディスプレイポート122にプラグ接続可能であるように実現される。いくつかの実現例では、ディスプレイポート122のためのコネクタ(レセプタクル)はオスコネクタであり、ディスプレイコネクタ104のためのコネクタ(レセプタクル)はメスコネクタである。いくつかの実現例では、ディスプレイポート122のためのコネクタ(レセプタクル)はメスコネクタであり、ディスプレイコネクタ104のためのコネクタ(レセプタクル)はオスコネクタである。
いくつかの実現例では、OSドングル100はケーブルを用いてディスプレイモニタ120に接続可能である。ケーブルは、ディスプレイポート122のための種類のコネクタ(レセプタクル)に適切に嵌合する第1のコネクタを第1の端に、ディスプレイモニタ120のための種類のコネクタ(レセプタクル)に適切に嵌合する第2のコネクタを第2の端に含み得る。
OSドングル100は、電源コネクタ116、マイク/ヘッドホンコネクタ118、発光ダイオード(LED)126、および/または電源ボタン128を含み得る。OSドングル100のための外部電源が電源コネクタ116(電源コンセントまたは電源プラグ)に接続可能である。マイクまたはヘッドホンがマイク/ヘッドホンコネクタ118(マイク/ヘッドホンコンセントまたはマイク/ヘッドホンプラグ)に接続可能である。たとえば、LED126は、OSドングル100に電力が印加されると、または閾値速度を超える速度でOSドングルが電力を消費すると、パワーONにされ得る(発光し得る)。さらに、または代替的に、LED126は特定の速度で点滅して(ONおよびOFにされて)、OSドングル100の動作モードを示し得る。たとえば、LED126は、OSドングル100がWiFi接続の完了を試みているときに第1の速度で点滅し得る。別の例では、LED126は、OSドングル100がBluetoothデバイスを識別してこれに接続しているときに第2の速度で点滅し得る。ユーザは、OSドングル100に電力を与えるかまたはOSドングル100から電力を除去するために電源ボタン128(電源スイッチ)を押すことができる。電源ボタン128を用いることによって、OSドングル100を使用していないときにもOSドングル100をディスプレイモニタ120に接続/プラグ接続し続けることができる。
図2は、例示的なオペレーティングシステムドングル200に含まれているコンポーネントを示すブロック図である。OSドングル200は、図1A〜図1Dに示すようなOSドングル100であり得る。OSドングル200は、ユーザがセキュアにコンテンツおよびデータをローカルにバッファリングできるようにしつつOSドングル200上でフルオペレーティングシステムを実行するのに十分なコンピューティングパワーを、OSをサポートするのに十分なメモリとともに組込み得る。OSドングル200は、OSドングル200がネットワークを用いてクラウドにおよび/またはリモートサーバに接続するのを可能にする回路およびソフトウェアを含み得る。OSドングル200は、WiFiまたは他の無線通信プロトコルを用いて、ネットワークにアクセス可能なルータまたは他のコンピューティングデバイスに接続可能である。ネットワーク接続を用いて、OSドングル200は、クラウドベースのアプリケーションにアクセスしてこれを実行するために、クラウドおよび/または1つ以上のサーバ(たとえばコンテンツサーバ)とインターフェイス可能である。さらに、OSドングル200は、クラウドまたは他のリモートサーバ(たとえばコンテンツサーバ)にリモート格納されているデータ、ファイルおよびコンテンツを得ることができる。
OSドングル200は、中央処理装置(CPU)202、グラフィックス処理装置(GPU)204、および/またはビデオ処理装置(VPU)206を含み得る。CPU202はOSのための汎用コンピューティング動作を実行可能である。GPU204は、画像スケーリングおよび回転などのグラフィックス特有の動作を実行可能である。VPU206はビデオ符号化および復号化動作を実行可能である。
ディスプレイインターフェイス208は、OSドングル200がディスプレイモニタとインターフェイス(プラグ接続)しているときにデータ(たとえばビデオデータ、画像データ、ストリーミング音声およびビデオデータ)をディスプレイコネクタを介して外部ディスプレイモニタに提供可能である。たとえば、図1Cを参照して、ディスプレイモニタ120は、OSドングル100がディスプレイモニタ120上のディスプレイポート122とインターフェイス(プラグ接続)しているときにディスプレイコネクタ104を介して表示データを受信可能である。
いくつかの実現例では、OSドングル200は、外部ディスプレイモニタへのディスプレイインターフェイスを提供可能なまたはディスプレイインターフェイスの役割を果たすことが可能なコンピューティングデバイスに接続またはインターフェイス可能である。コンピューティングデバイスは、OSドングル200からデータ(コンテンツ)を受信することによってキャスティングデバイスの役割を果たすことが可能な、かつディスプレイインターフェイスを用いてデータ(コンテンツ)を外部ディスプレイモニタに提供可能なモバイルコンピューティングデバイスであり得る。場合によっては、OSドングル200は、本明細書に記載の少なくとも1種類の無線インターフェイスを用いて無線でコンピューティングデバイスと通信(接続またはインターフェイス)可能である。これらの実現例では、コンピューティングデバイスがディスプレイインターフェイス208の役割を果たすかまたはディスプレイインターフェイス208の機能を提供するので、OSドングル200はディスプレイインターフェイスを含まなくてもよい。
メモリインターフェイス210は、メモリ212と、CPU202、GPU204、VPU206、ディスプレイインターフェイス208および通信モジュール214との間にインターフェイスを提供可能である。通信モジュール214は、USB通信モジュール216、WiFi通信モジュール218、Bluetooth通信モジュール220、トランシーバ222、およびイーサネット(登録商標)(たとえばIEEE802.3)通信モジュール224を含み得るがこれらに限定されない。いくつかの実現例では、OSドングル200は通信モジュール214のすべてを含んでもよい。いくつかの実現例では、OSドングル200は通信モジュール214のすべてを含まなくてもよい。たとえば、OSドングルはUSB通信モジュール216、WiFi通信モジュール218、およびBluetooth通信モジュール220を含み得る。通信モジュール214を用いて、OSドングル200と1つ以上の外部ネットワークおよび/またはデバイスとの間に接続および通信を確立することができる。たとえば、WiFi通信モジュール218は、OSドングル200上に含まれているWiFiアンテナ(たとえばOSドングル100上に含まれているWiFiアンテナ106)とインターフェイス可能である。トランシーバ222を用いて、OSドングル200をセルラー電気通信ネットワーク(セルラーデータネットワーク)に無線でインターフェイスさせる/接続することができる。
いくつかの実現例では、OSドングル200がイーサネット通信モジュール224を含んでいる場合、OSドングル200はイーサネットポート(レセプタクルまたはコネクタ)(たとえばRJ−45コネクタ)をさらに含み得る。イーサネットケーブルの一端はOSドングル200上のイーサネットコネクタにプラグ接続可能である。イーサネットケーブルの他端は、たとえば、ルータ(たとえばブロードバンドルータ)上のイーサネットポート、またはブロードバンドモデム上のアップリンクポート(たとえばワイドエリアネットワーク(WAN)ポート)にプラグ接続可能である。ルータまたはモデムはネットワークへの接続を提供可能である。
いくつかの実現例では、図1を参照して、OSドングル200は、通信ポート(たとえば通信ポート102a〜bの一方)を用いて、外部イーサネットドングルに接続可能である。外部イーサネットドングルは次いでネットワークに接続可能である。たとえば、イーサネットケーブルの一端は、イーサネットドングル200に含まれているイーサネットコネクタにプラグ接続可能であり、イーサネットケーブルの他端は、たとえば、ルータ上のイーサネットポートまたはブロードバンドモデム上のアップリンクポートにプラグ接続可能である。
図3は、ディスプレイモニタ320、キーボード340、およびマウス342とともにOSドングル300の使用を示す図である。OSドングル300は、図1A〜図1Dに示すようなOSドングル100または図2に示すようなOSドングル200であり得る。図3に示すように、ユーザは、ディスプレイモニタ320に含まれているポート322(たとえば高精細マルチメディアインターフェイス(HDMI)ポート)にディスプレイコネクタ304をプラグ接続することによって、OSドングル300をディスプレイモニタ320に接続することができる。いくつかの実現例では、OSドングル300は無線接続を用いてディスプレイモニタ320に接続/インターフェイス可能である。これらの実現例では、OSドングル300はディスプレイコネクタ304を含まなくてもよく、および/またはディスプレイモニタ320はポート322を含まなくてもよい。
ユーザはさらに、電源を電源コネクタ316に接続し得る。いくつかの実現例では、電源はディスプレイモニタ320によって提供され得る。ユーザは、電源コネクタ316と、電源を提供可能なディスプレイモニタ320上のポートとの間にケーブルを接続し得る。いくつかの実現例では、ユーザは電力変換器を電源コネクタ316に接続し得る。電力変換器は交流電力源(たとえば壁コンセント)にプラグ接続可能であり、交流電力を、OSドングル300が必要とする直流電力に変換可能である。ケーブルが、電力変換器が出力する直流電力をOSドングル300に接続し得る。ケーブルの一端は電力変換器にプラグ接続可能であり、ケーブルの他端は電源コネクタ316にプラグ接続可能である。いくつかの実現例では、電源コネクタ316は、マイクロUSB充電器/電源アダプタに接続可能なUSBレセプタクル(たとえばマイクロUSBレセプタクル)であり得る。たとえば、マイクロUSB充電器/電源アダプタは、5ボルト3アンペアの電力をOSドングル300に供給可能である。電源アダプタは壁コンセントにプラグ接続可能であり、壁コンセントは交流電力をAC/DC変換器に供給し、AC/DC変換器は5ボルト/3アンペアを生成する。
OSドングル300は、WiFiまたは本明細書に記載のような他の種類の有線/無線通信プロトコル接続を用いてネットワーク338を介して1つ以上のコンピュータシステム(たとえばコンピュータシステム330およびコンピュータシステム334)に接続可能である。コンピュータシステム330は1つ以上のコンピューティングデバイス(たとえばサーバ332a)および1つ以上のコンピュータ読取可能記憶装置(たとえばリポジトリ332b)を含み得る。コンピュータシステム334は1つ以上のコンピューティングデバイス(たとえばサーバ336a)および1つ以上のコンピュータ読取可能記憶装置(たとえばリポジトリ336b)を含み得る。ネットワーク338を用いて、OSドングル300はコンピュータシステム330,334と通信可能である(かつコンピュータシステム330,334はOSドングル300と通信可能である)。たとえば、図2を参照して、WiFi通信モジュール218はWiFiアンテナ306を用いてネットワーク338と無線通信可能である。
いくつかの実現例では、各コンピュータシステム330,334は、共に作動してサーバ側の動作を実行する2つ以上のコンピューティングデバイスを表し得る。たとえば、図3には示していないが、共に作動する複数のサーバがサーバ側の動作を実行し得る。場合によっては、1人の所有者が複数のサーバを提供し得る。別の場合、複数のサーバの1つ以上が他の機能を所有者に提供し得る。非限定的な例では、コンピュータシステム(たとえばコンピュータシステム330)は検索サーバおよびウェブクローラサーバをさらに含み得る。コンピュータシステム(たとえばコンピュータシステム334)はコンテンツサーバであり得る。さまざまな種類のコンテンツがリポジトリ336bに格納され、ネットワーク338を介してOSドングル300に提供され得る。
いくつかの実現例では、ネットワーク338は公衆通信網(たとえばインターネット、セルラーデータネットワーク、電話網上のダイヤルアップモデム)または専用通信網(たとえば専用LAN、リース回線)であり得る。いくつかの実現例では、OSドングル300は、1つ以上の高速無線通信プロトコル(たとえば802.11のバリエーション、WiFi、Bluetooth、通信制御プロトコル/インターネットプロトコル(TCP/IP)、イーサネット、IEEE802.3等)を用いてネットワーク338と通信可能である。
いくつかの実現例では、OSドングル300は、BluetoothまたはBluetooth Low Energy(Bluetooth LE)といった無線通信システムおよびプロトコルを用いてキーボード340およびマウス342を認識してこれらに接続可能である。Bluetooth/Bluetooth LE対応デバイスは、接続すべき他のBluetooth/Bluetooth LE対応デバイスを頻繁に「検索」可能である。たとえば、OSドングル300は、Bluetoothを用いて、Bluetooth対応キーボード(たとえばキーボード340)およびBluetooth対応マウス(たとえばマウス342)を認識して各デバイスに接続可能である。
いくつかの実現例では、OSドングル300は、USBなどの有線接続を用いてキーボード340および/またはマウス342に接続可能である。たとえば、USBケーブルがキーボード340を第1の通信コネクタ302aに接続可能であり、USBケーブルがマウス342を第2の通信コネクタ302bに接続可能である。いくつかの実現例では、たとえば、OSドングル300は、第1の通信コネクタ302aまたは第2の通信コネクタ302bのいずれか一方にプラグ接続する/接続するナノトランシーバを用いてキーボード340に接続可能である。同様に、たとえば、OSドングル300は、第1の通信コネクタ302aまたは第2の通信コネクタ302bのいずれか一方にプラグ接続する/接続するナノトランシーバを用いてマウス342に接続可能である。
いくつかの実現例では、1つ以上の周辺デバイスがOSドングル300にプラグ接続(インターフェイス)可能である。たとえば、図3を参照して、OSドングル300はWiFiを用いてキーボード340およびマウス342に接続可能である。ユーザは、USBフラッシュドライブを第1の通信コネクタ302aに接続可能である。フラッシュドライブは、OSドングル300が使用するアプリケーションおよびデータを含み得る。これらの実現例では、ユーザはキーボード340および/またはマウス342をOSドングル300に接続しなくてもよい。タッチスクリーンは、キーボード340およびマウス342によって提供され得る入力を提供可能であり得る。
いくつかの実現例では、ディスプレイモニタ320はタッチスクリーンであり得る。ディスプレイモニタ320に付属のケーブルおよび/またはコネクタが第1の通信コネクタ302aまたは第2の通信コネクタ302bにプラグ接続(インターフェイス)して、タッチスクリーンからOSドングル300に入力を提供可能である。
ユーザはOSドングル300を、ディスプレイコネクタ304を受付け可能な任意のディスプレイモニタとインターフェイスさせる/プラグ接続することができる。接続すると、ユーザは、OSドングル300とインターフェイス可能な1つ以上の標準的な市販の周辺装置(たとえば無線キーボード、無線マウス、USBキーボード、USBマウス、フラッシュドライブ、外部USBハードドライブ等)を利用することができる。場合によっては、周辺装置はWiFiまたはBluetoothなどの無線通信プロトコルを用いて無線でOSドングル300とインターフェイス可能である。場合によっては、周辺装置は、通信コネクタ302a〜bとの有線接続(たとえばUSB)を用いてOSドングル300にインターフェイス可能である。
図2および図3を参照して、OSドングル300は、CPU202、GPU204、およびVPU206を用いてOSドングル300上でオペレーティングシステムを実行可能である。たとえば、OSドングル300は、OSドングル300上でオペレーティングシステムを実行するために十分なコンピューティングパワーおよびメモリを含み得る。事実上、OSドングル300は、ディスプレイモニタ320、キーボード340およびマウス342のみを含むコンピューティングデバイスを作製するのに必要な「ブレイン」を提供可能である。
非限定的な例では、メモリ212は、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、ならびにソリッドステートドライブ(SSD)、フラッシュメモリ、マルチメディアカード(MMC)および埋込型MMC(eMMC)といった他の種類の持続性メモリ記憶装置の1つ以上を含み得る。いくつかの実現例では、OSドングル300はオペレーティングシステムをNVRAMに格納可能である。いくつかの実現例では、OSドングル300はまた、クラウドから提供された仮想オペレーティングシステムを使用してこれを実行し得る。たとえば、OSドングル300は、デスクトップユーザインターフェイスを含まない可能性があるメモリ212(たとえばNVRAM)にオペレーティングシステムを格納可能である。クラウド内で仮想オペレーティングシステムを実行することによって、デスクトップユーザインターフェイスを提供可能である。
OSドングル300の所有者は、OSドングル300の登録ユーザおよびクラウド管理者になることができる。たとえば、所有者は、OSドングル300をクラウドサービスまたはウェブサービスプロバイダに登録可能である。ユーザは、クラウドサービスまたはウェブサービスプロバイダによって提供されるサービスを用いてOSドングル300の動作を制御可能である。OSドングル300は次いで、クラウドに含まれているアプリケーション、仮想オペレーティングシステム、および他のソフトウェアにアクセスしてこれらを実行可能である。さらに、OSドングル300は、クラウド内のコンテンツにアクセスしてディスプレイモニタ320に表示させることができる。場合によっては、OSドングル300は、OSドングル300に対してローカルにコンテンツをダウンロードして、OSドングル300に含まれている持続性メモリに格納することができる。これらの場合、OSドングル300は、OSドングル300がオフラインである(ネットワーク338に接続されていない)ときにコンテンツを表示可能である。
OSドングル300の登録ユーザは、OSドングル300のコンテンツおよび動作モードを制御可能である。OSドングル300の登録ユーザは、OSドングル300の他のユーザがどのコンテンツにアクセス可能であるかを制御可能である。OSドングル300の登録ユーザは、OSドングル300の各特定のユーザについてOSドングル300がどの動作モードで実行可能であるかを制御可能である。
図4は、ディスプレイモニタ420、キーボード440、およびモバイルデバイス440とともにオペレーティングシステムドングル400の使用を示す図である。モバイルデバイス444は、タブレットコンピューティングデバイス、スマートフォン、および携帯情報端末を含み得るがこれらに限定されない。OSドングル400は図1A〜図1Dに示すようなOSドングル100または図2に示すようなOSドングル200であり得る。図4に示すように、ユーザは、ディスプレイモニタ420に含まれているポート422(たとえば高精細マルチメディアインターフェイス(HDMI)ポート)にディスプレイコネクタ404をプラグ接続することによって、OSドングル400をディスプレイモニタ420に接続することができる。OSドングル400は、図3に示すようなOSドングル300と同様に動作可能である。
OSドングル400は、WiFiまたは本明細書に記載の他の種類の有線/無線通信プロトコル接続を用いてネットワーク438を介して1つ以上のコンピュータシステム(たとえばコンピュータシステム430およびコンピュータシステム434)に接続可能である。コンピュータシステム430は1つ以上のコンピューティングデバイス(たとえばサーバ432a)および1つ以上のコンピュータ読取可能記憶装置(たとえばリポジトリ432b)を含み得る。コンピュータシステム434は1つ以上のコンピューティングデバイス(たとえばサーバ436a)および1つ以上のコンピュータ読取可能記憶装置(たとえばリポジトリ436b)を含み得る。ネットワーク438を用いて、OSドングル400はコンピュータシステム430,434と通信可能である(かつコンピュータシステム430,434はOSドングル400と通信可能である)。たとえば、図2を参照して、WiFi通信モジュール218はWiFiアンテナ406を用いてネットワーク438と無線通信可能である。
OSドングル400は、図3を参照して説明したOSドングル300と同様に動作可能である。たとえば、ユーザはまた、図3を参照して説明したのと同様に電源を電源コネクタ416に接続し得る。いくつかの実現例では、各コンピュータシステム430,434は、図3を参照して説明したような各コンピュータシステム330,334と同様に共に作動してサーバ側の動作を実行する2つ以上のコンピューティングデバイスを表し得る。
いくつかの実現例では、ネットワーク438は、図3を参照して説明したようなネットワーク338と同様のネットワークであり得る。いくつかの実現例では、OSドングル400は、BluetoothまたはBluetooth Low Energy(Bluetooth LE)といった無線通信システムおよびプロトコルを用いてキーボード440を認識してこれに接続可能である。OSドングル400は、Bluetoothを用いて、Bluetooth対応キーボード(たとえばキーボード440)を認識可能である。さらに、いくつかの実現例では、OSドングル400は、BluetoothまたはBluetooth Low Energy(Bluetooth LE)といった無線通信システムおよびプロトコルを用いてモバイルデバイス444を認識してこれに接続可能である。いくつかの実現例では、OSドングル400は、WiFi接続を用いてモバイルデバイス444に接続可能である。いくつかの実現例では、OSドングル400は、USBなどの有線接続を用いてキーボード440に接続可能である。たとえば、USBケーブルがキーボード440を第1の通信コネクタ402aに接続可能である。
図4に示す構成においてOSドングル400を用いる場合、モバイルデバイス444は、図3に示す構成においてマウス342によって提供されるのと同様のインターフェイスを提供可能である。
OSドングル400は自己構成型であり得る。たとえば、ディスプレイモニタ420にプラグ接続されると、OSドングル400はキーボード440およびモバイルデバイス444を発見してこれらに接続可能である。これらの接続を行ったことに基づいて、OSドングル400は、モバイルデバイス444をある種のマウス入力デバイス(たとえばポインティングデバイス)として用いて、オペレーティングシステムをフルコンピュータモードで実行するように構成され得る。
いくつかの実現例では、ディスプレイモニタ420はタッチスクリーンであり得る。ディスプレイモニタ420に付属のケーブルおよび/またはコネクタが第1の通信コネクタ402aまたは第2の通信コネクタ402bにプラグ接続(インターフェイス)して、タッチスクリーンからOSドングル400に入力を提供可能である。これらの実現例では、タッチスクリーンがキーボード440によって提供され得る入力を提供可能であり得るので、ユーザはキーボード440を接続しなくてもよい。モバイルデバイス444は、ユーザによるOSドングル400の使用を検証するために用いられ得る他の入力(たとえば検証コード)をOSドングル400に提供可能である。
図5Aは、ディスプレイモニタ520およびモバイルデバイス544とともにオペレーティングシステムドングル500の使用を示す図である。モバイルデバイス544は、タブレットコンピューティングデバイス、スマートフォン、および携帯情報端末を含み得るがこれらに限定されない。OSドングル500は図1A〜図1Dに示すようなOSドングル100または図2に示すようなOSドングル200であり得る。図5Aに示すように、ユーザは、ディスプレイモニタ520に含まれているポート522(たとえば高精細マルチメディアインターフェイス(HDMI)ポート)にディスプレイコネクタ504をプラグ接続することによって、OSドングル500をディスプレイモニタ520に接続することができる。
OSドングル500は、WiFiまたは本明細書に記載のような他の種類の有線/無線通信プロトコル接続を用いてネットワーク538を介して1つ以上のコンピュータシステム(たとえばコンピュータシステム530およびコンピュータシステム534)に接続可能である。コンピュータシステム530は1つ以上のコンピューティングデバイス(たとえばサーバ532a)および1つ以上のコンピュータ読取可能記憶装置(たとえばリポジトリ532b)を含み得る。コンピュータシステム534は1つ以上のコンピューティングデバイス(たとえばサーバ536a)および1つ以上のコンピュータ読取可能記憶装置(たとえばリポジトリ536b)を含み得る。ネットワーク538を用いて、OSドングル500はコンピュータシステム530,534と通信可能である(かつコンピュータシステム530,534はOSドングル500と通信可能である)。たとえば、図2を参照して、WiFi通信モジュール218はWiFiアンテナ506を用いてネットワーク538と無線通信可能である。
ユーザは、図3に示すようなOSドングル300を参照して説明したのと同様に電源を電源コネクタ516に接続可能である。いくつかの実現例では、各コンピュータシステム530,534は、図3を参照して説明したような各コンピュータシステム330,334と同様に共に作動してサーバ側の動作を実行する2つ以上のコンピューティングデバイスを表し得る。
いくつかの実現例では、ネットワーク538は、図3を参照して説明したようなネットワーク338と同様のネットワークであり得る。いくつかの実現例では、OSドングル500は、BluetoothまたはBluetooth Low Energy(Bluetooth LE)といった無線通信システムおよびプロトコルを用いてモバイルデバイス544を認識してこれに接続可能である。いくつかの実現例では、OSドングル500は、WiFi接続を用いてモバイルデバイス544に接続可能である。モバイルデバイス544は、OSドングル500の動作を制御する際に用いる入力をOSドングル500に提供可能である。
いくつかの実現例では、OSドングル500のユーザを認証する際に用いるユーザ検証コードがモバイルデバイス544に提供され得る(たとえば、モバイルデバイス544はショートメッセージサービス(SMS)メッセージを検証コードとともに受信可能である)。ユーザは、モバイルデバイス544が受信した検証コードをOSドングル500に提供可能である。これには、OSドングルによって提供される機能へのアクセスが、検証コードがモバイルデバイスに提供されるユーザに限定されるという効果および利点がある。この結果、OSドングルのユーザを認証する柔軟性およびセキュリティが従来のドングルに対して向上するので、OSドングルは損失または悪用から保護される。
いくつかの実現例では、ユーザは、OSドングル500の使用を認証する際に用いるセキュリティキーを使用し得る。いくつかの実現例では、ユーザは、OSドングル500の使用を認証する際に、セキュリティキーとともに近距離通信(NFC)を使用し得る。いくつかの実現例では、ユーザは、OSドングル500の使用を認証する際に、NFC対応ワンタイムパスワード(OTC)トークン(セキュリティキー)を使用し得る。使用が認証されると、ユーザは設定にアクセスし、適切にそれらのユーザ設定を変更し得る。ユーザがOSドングル500の所有者である場合、所有者はそれらのユーザ設定にアクセスして、各ユーザがOSドングル500を用いて行なうことが許可されているものとともに、OSドングル500の使用が許可されているユーザのリスティングを更新し得る。
いくつかの実現例では、モバイルデバイス544は、キーボードおよび/またはマウスによって提供される入力と同様に、入力をOSドングル500に提供可能である。たとえば、ソフトキーボード/キーパッドがモバイルデバイス544のディスプレイ546に表示され得る。ユーザとソフトキーボード/キーパッドとの対話がOSドングル500に提供され得る。さらに、または代替的に、モバイルデバイス544は、ディスプレイモニタ520に表示されるコンテンツと対話するためのマウスまたはポインティングデバイスとして用いられ得る。いくつかの実現例では、ディスプレイモニタ520はタッチスクリーンであり得る。ディスプレイモニタ520に付属のケーブルおよび/またはコネクタが第1の通信コネクタ502aまたは第2の通信コネクタ502bにプラグ接続(インターフェイス)して、タッチスクリーンからOSドングル500に入力を提供可能である。
いくつかの実現例では、OSドングル500はキオスク動作モードにされ得る。たとえば、ディスプレイモニタ520は限られた数のアプリケーションによって提供される情報を表示し得る。さらに、OSドングル500は限られた量の入力を受付け得る。したがって、OSドングル500にインターフェイスするための周辺入力デバイスはほとんど必要ないかまたはまったく必要ない場合がある。たとえば、OSドングル500は、クラウドから提供されるかまたはクラウド内にホストされる天気アプリケーションを実行可能である。天気アプリケーションは、1つ以上の場所についての天気状況を提供してディスプレイモニタ520に表示可能である。別の例では、OSドングル500は、クラウドから提供されるかまたはクラウド内にホストされる航空会社のフライトスケジュールアプリケーションを実行可能である。航空会社のフライトスケジュールアプリケーションは、特定の空港におけるフライトスケジュール(到着および出発時間)の継続的な更新を提供してディスプレイモニタ520に表示可能である。
いくつかの実現例では、OSドングル500は電源投入されてディスプレイモニタ520にプラグ接続(インターフェイス)され、予め構成されたキオスク動作モードに起動(初期化)され得る。キオスク動作モードでは、OSドングル500はオペレーティングシステムを起動および開始して、WiFiアンテナを利用するWiFi接続を用いてネットワーク538に接続することによってコンピューティングシステム530,534に接続可能である。OSドングル500のユーザを認証する際に用いるユーザコードがモバイルデバイス544に提供され得る(たとえば、モバイルデバイス544はショートメッセージサービス(SMS)メッセージをコードとともに受信可能である)。ユーザは、モバイルデバイス544が受信した検証コードをOSドングル500に提供可能である。認証されると、OSドングル500はキオスク動作モードを開始可能である。
図5Bは、モバイルデバイス544とともにオペレーティングシステムドングル500の使用を示す図である。上述のように、モバイルデバイス544は、タブレットコンピューティングデバイス、スマートフォン、および携帯情報端末を含み得るがこれらに限定されない。モバイルデバイス544は、1種類以上の無線通信プロトコル(たとえばWiFi、Bluetooth、Bluetooth LE)を用いて外部デバイスと通信可能である。OSドングル500も、1種類以上の無線通信プロトコル(たとえばWiFi、Bluetooth、Bluetooth LE)を用いて外部デバイスと通信可能である。
図5Bに示す例では、モバイルデバイス544はディスプレイポートを含まなくてもよい。さらに、または代替的に、OSシステムドングル500はディスプレイコネクタを含まなくてもよい。モバイルデバイス544は、1つ以上の無線接続を用いてOSドングル500と通信(インターフェイス)して、クラウドまたはモバイルデバイス544からリモートのある種のサーバ(たとえばサーバ532aおよび536a)からコンテンツ、画像、および/またはデータファイルを受信し得る。モバイルデバイス544は、OSドングル500から受信したビデオおよび画像コンテンツを処理可能なビデオプロセッサ/デコーダを含み得る。OSドングル500は、モバイルデバイス544のコンピューティングパワーと比較して増大したコンピューティングパワーが可能であり得るので、OSドングル500はモバイルデバイス644に対してパフォーマンスを向上させ得る。さらに、または代替的に、OSドングル500のコンピューティングパワーをクラウドおよび/またはモバイルデバイス544上で実行されるアプリケーションに対する計算向上のために使用することが可能でありつつ、モバイルデバイス544のコンピューティングパワーをコンテンツを表示するために使用することができる。
図6Aは、キャスト端子650とともにオペレーティングシステムドングル600の使用を示す図である。キャスト端子650は、筐体660に収容された入力コンポーネント654と統合されたディスプレイコンポーネント652を含み得る。キャスト端子650は、ディスプレイコンポーネント652に含まれている出力デバイスとしてディスプレイデバイス662を含み得る。キャスト端子650は、付加的な出力デバイスとして1つ以上のスピーカ668を含み得る。
キャスト端子650は、入力コンポーネント654に含まれている入力デバイスとしてのキーボード664を、トラックパッドおよび/またはタッチパッド666とともに含み得る。キャスト端子650は、ディスプレイデバイス662、1つ以上のスピーカ668、キーボード664、ならびにトラックパッドおよび/またはタッチパッド666とインターフェイスするのに必要なハードウェアを含み得る。キャスト端子650は、1種類以上の無線通信プロトコル(たとえばWiFi、Bluetooth、Bluetooth LE)を用いて外部デバイスと通信可能である。キャスト端子650は、通信インターフェイス(たとえば通信モジュール658)を実現するためのハードウェアコンポーネントを含み得る。キャスト端子650は、デバイス上に含まれているハードウェアを動作させるのに必要な電気部品(たとえばディスプレイデバイス662、スピーカ668、キーボード664、ならびにトラックパッドおよび/またはタッチパッド666)を含み得る。キャスト端子はバッテリを含み得る。
記憶装置、ならびに多くの他の付加的な入力デバイス、出力デバイス、およびセンサを含み得るより旧来の種類のコンピューティングデバイスと比較して、キャスト端子650は中央処理装置(CPU)を含まなくてもよい(たとえば除外する)ので、キャスト端子650はある種のステートレスラップトップコンピューティングデバイスと見なされ得る(かつ、最小ラップトップコンピューティングデバイスと称され得る)。キャスト端子650が含むコンポーネントおよび特徴はより少なくて済むので、キャスト端子650はより旧来の種類のコンピューティングデバイスよりもはるかに低いコストで済む。いくつかの実現例では、キャスト端子650は、キャスト端子650に含まれている1つ以上のモジュールおよびインターフェイスを初期化するために用いる低電力、低コスト、最小パフォーマンスプロセッサ(または同等の回路)を含み得る。
OSドングル600は、図1A〜図1Dに示すようなOSドングル100または図2に示すようなOSドングル200であり得る。図6Aに示すように、OSドングル600はキャスト端子650にプラグ接続(インターフェイス)可能である。いくつかの実現例では、OSドングル600は、キャスト端子650に含まれているスロットまたはアクセス開口部を介してキャスト端子650に挿入可能であり、キャスト端子650から取外し可能である。たとえば、OSドングル600を、キャスト端子650の入力コンポーネント654に含まれているスロットまたは開口部に入れることができる。ユーザは、ディスプレイモジュール656に含まれているポート622(たとえば高精細マルチメディアインターフェイス(HDMI)ポート)にディスプレイコネクタ604をプラグ接続することによって、OSドングル600をキャスト端子650に接続することができる。キャスト端子650にプラグ接続された(接続された)OSドングル600は入力コンポーネント654の背後に(下に)(たとえば、キーボード664および/またはトラックパッドおよび/またはタッチパッド666の背後に(後ろに))位置する。
図2および図3を参照して、OSドングル600は、CPU202、GPU204、およびVPU206を用いてOSドングル600上でオペレーティングシステムを実行可能である。たとえば、OSドングル600は、OSドングル600上でオペレーティングシステムを実行するために十分なコンピューティングパワーおよびメモリを含み得る。OSドングル600は、ラップトップまたはノートブック型コンピューティングデバイスと同様の能力を有するコンピューティングデバイスを作製するためにキャスト端子650が必要とする「ブレイン」を提供可能である(たとえば、OSドングル600はキャスト端子650に欠けている中央コンピューティングパワーを提供可能である)。
OSドングル600は、WiFiまたは他の種類の無線通信プロトコル接続を用いてネットワーク638を介して1つ以上のコンピュータシステム(たとえばコンピュータシステム630およびコンピュータシステム634)に接続可能である。コンピュータシステム630は1つ以上のコンピューティングデバイス(たとえばサーバ632a)および1つ以上のコンピュータ読取可能記憶装置(たとえばリポジトリ632b)を含み得る。コンピュータシステム634は1つ以上のコンピューティングデバイス(たとえばコンテンツサーバ636a)および1つ以上のコンピュータ読取可能記憶装置(たとえばコンテンツリポジトリ636b)を含み得る。ネットワーク638を用いて、OSドングル600はコンピュータシステム630,634と通信可能である(かつコンピュータシステム630,634はOSドングル600と通信可能である)。たとえば、図2を参照して、WiFi通信モジュール218はWiFiアンテナ606を用いてネットワーク638と無線通信可能である。
通信モジュール658は、単方向および/または双方向通信が可能であり得る。通信モジュール658は、無線通信プロトコル(たとえばBluetooth、Bluetooth LE、WiFi)を用いてキーボード664からOSドングル600にキーストロークデータを送信可能である。通信モジュール658はさらに、無線通信プロトコル(たとえばBluetooth、Bluetooth LE、WiFi)を用いてトラックパッドおよび/またはタッチパッド666からOSドングル600にトラックパッドデータ(たとえば座標)を送信可能である。いくつかの実現例では、入力コンポーネント654はポインティングデバイス(たとえばマウス)を含み得る。通信モジュール658は、無線通信プロトコル(たとえばBluetooth、Bluetooth LE、WiFi)を用いてポインティングデバイスからOSドングル600にデータを送信可能である。いくつかの実現例では、入力コンポーネント654は、通信モジュール658を用いて1つ以上の外部デバイス(キャスト端子650の外部のデバイス)をキャスト端子650に接続する/インターフェイスさせることができ得る。これらの実現例では、通信モジュール658は外部デバイスと単方向におよび/または双方向に通信し得る。たとえば、ユーザは外部入力デバイス(たとえばマウス)をキャスト端子650に接続/プラグ接続し得る。
ディスプレイデバイス662は、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオード(LED)ディスプレイ、プラズマディスプレイ、または陰極線管(CRT)ディスプレイを含み得るがこれらに限定されない。ディスプレイモジュール656は、OSドングル600から音声および/またはビデオデータ(たとえばストリーミングビデオデータ)を受信可能である。受信したビデオデータは、たとえば、ディスプレイコンポーネント652に含まれているシステム・オン・チップ(SoC)によって復号され得るフォーマットに符号化され得る。SoCは、1つ以上のビデオ圧縮フォーマット(たとえばV8、H.264/MPEG−4アドバンスドビデオコーディング(AVC)、コンポジットビデオ(CVBS)(たとえばNTSC、PAL、SECAM)、Sビデオ、コンポーネントビデオ、ビデオグラフィックスアレイ(VGA)、スーパーVGA(sVGA))のハードウェア復号化のためのコーデックを含み得る。復号されたビデオデータはディスプレイデバイスを駆動するのに必要な信号に変換され得る。たとえば、小振幅差動信号方式(LVDS)LCDパネルインターフェイスが、受信したストリーミングビデオを、LCDデバイスに含まれているLCDパネルタイミングコントローラに提供可能である。さらに、復号されたビデオデータは、音声出力デバイス(スピーカ)に提供され得る信号に変換され得る。
OSドングル600は、ネットワーク638を用いてコンテンツサーバ634にアクセスして、キャスト端子650のユーザが要求したコンテンツを得ることができる。たとえば、OSドングル600は、通信モジュール658が送信したキーストロークデータ(および他の入力データ)を受信可能である。OSドングル600はキーストロークデータを解釈して、キャスト端子650のユーザが要求したコンテンツを識別可能である。
図6Bは、キャスト端子670とともにオペレーティングシステムドングル680の代替の使用を示す図である。キャスト端子670は、図6Aを参照して説明したようなキャスト端子650と同様である。キャスト端子670は、ディスプレイモジュール674を含むディスプレイコンポーネント672を含む。OSドングル680は、ディスプレイポート104を含まない、図1A〜図1Dに示すようなOSドングル100または図2に示すようなOSドングル200であり得る。
キャスト端子670は、1種類以上の無線通信プロトコル(たとえばWiFi、Bluetooth、Bluetooth LE)を用いて外部デバイスと通信可能である。図6Bに示す例では、キャスト端子670はポートを含まなくてもよい(たとえば、ディスプレイモジュール664はポートを含まなくてもよい)。さらに、または代替的に、OSシステムドングル680はディスプレイコネクタを含まなくてもよい。キャスト端子650は、1つ以上の無線接続を用いてOSドングル680と通信(インターフェイス)して、クラウドまたはキャスト端子670からリモートのある種のサーバからコンテンツ、画像、および/またはデータファイルを受信し得る。同様に、OSドングル680は、ラップトップまたはノートブック型コンピューティングデバイスと同様の能力を有するコンピューティングデバイスを作製するためにキャスト端子670が必要とする「ブレイン」を提供可能である(たとえば、OSドングル680はキャスト端子670に欠けている中央コンピューティングパワーを提供可能である)。
OSドングル680は、WiFiまたは他の種類の無線通信プロトコル接続を用いてネットワーク638を介して1つ以上のコンピュータシステム(たとえばコンピュータシステム630およびコンピュータシステム634)に接続可能である。ネットワーク638を用いて、OSドングル500はコンピュータシステム630,634と通信可能である(かつコンピュータシステム630,634はOSドングル600と通信可能である)。たとえば、図2を参照して、WiFi通信モジュール218はWiFiアンテナ686を用いてネットワーク638と無線通信可能である。図3〜図5および図6A〜図6Bを参照して説明した例を参照して、いくつかの実現例では、同じOSドングルが図3〜図6で説明したすべての例示的なシナリオにおいて使用可能であり、場合によっては、OSドングルの複数のユーザによって使用可能である。たとえば、OSドングルの所有者は当該OSドングルのクラウド管理者と見なされ得る。複数のユーザが当該OSドングルを用いることができるが、OSドングルの所有者(OSドングルのクラウド管理者)は個々の各ユーザによるOSドングルの許可された使用法を決定することができる。
例として、ドングルの所有者は会議のために同僚と移動中であり得、OSドングル所有者は会議用のプレゼンテーションを準備中であり得る。図3に示すシナリオはOSドングル所有者のための会社、家、またはホテルの部屋のセットアップを示し得、OSドングル所有者はOSドングルをディスプレイモニタ320にプラグ接続し/インターフェイスさせ、クラウド内に常駐しているアプリケーションおよびファイルを用いて自身のプレゼンテーションに取掛かることができる。場合によっては、OSドングル所有者は、プレゼンテーションのコピーをOSドングルに含まれているメモリにローカルに格納し得る。そして、OSドングル所有者は、同様に会議でプレゼンテーションを行なう予定の同僚とOSドングルを共有し得る。図4に示すシナリオは同僚のための会社、家、またはホテルの部屋のセットアップを示し得、同僚はOSドングルをディスプレイモニタ420にプラグ接続し/インターフェイスさせ、クラウド内に常駐しているアプリケーションおよびファイルを用いて自身のプレゼンテーションに取掛かることができる。場合によっては、OSドングル所有者は、同僚がOSドングルを用いるときに同僚がアクセス可能なアプリケーションおよびファイルを制限するようにOSドングルをセットアップし得る。同様に、同僚は、自身のプレゼンテーションのコピーをOSドングル上に含まれているメモリにローカルに格納し得る。同僚およびOSドングル所有者の格納されたファイルは、ファイルの所有者のみがアクセス可能な異なるファイルスペースにパーティション分割され得る。
OSドングル所有者およびその同僚は、各々が自身のプレゼンテーションを発表する予定の会議室にOSドングルを持込むことができる。たとえば、図5Aに示すシナリオを参照して、OSドングルは、プレゼンテーションのために使用中のディスプレイであり得るディスプレイモニタ520にプラグ接続/インターフェイス可能である。OSドングルの各ユーザ(所有者および同僚)は、OSドングルを使用するために自身を個々に認証することができる。場合によっては、プレゼンテーションがOSドングル上にローカルに格納されている場合、OSドングルはオフラインで(ネットワークに接続されずに)動作し得る。たとえば、モバイルデバイス544を用いて、OSドングルのユーザ、およびディスプレイモニタ520上のプレゼンテーションを制御するためのリモート制御の種類を認証することができる。
たとえば、OSドングルの所有者は、動作のより限定的な使用をOSドングルの別のユーザに許可し得る。OSドングルの所有者は、クラウドアプリケーション、コンテンツ、およびファイルを無制限に使用可能であり得る。OSドングルの許可ユーザは、OSドングルの所有者によって決定されたアプリケーション、コンテンツ、およびファイルのサブセットについてOSドングルの使用が制限され得る(たとえばある種のペアレンタルコントロール)。たとえば、OSドングルの所有者は、クラウドアプリケーション、コンテンツ、およびファイルを無制限に使用可能であり得る。OSドングルの許可ユーザは、OSドングルをキオスク動作モードで使用するように制限され得る。たとえば、所有者はOSドングルを同僚に貸してもよく、同僚はOSドングルを、更新された天気状況を表示可能なディスプレイモニタにプラグ接続してもよい。
いくつかの実現例では、OSドングル(たとえばOSドングル100,200,300,400,500および600)は、OSドングルに含まれているオペレーティングシステムとは異なるオペレーティングシステムのためのアプリケーションを実行可能である。場合によっては、OSドングルはクラウド内で仮想オペレーティングシステムを実行可能であり、当該仮想オペレーティングシステムは次いでアプリケーションを実行可能である。他の場合、異なるオペレーティングシステムにおいて動作するアプリケーションが、OSドングルに含まれているオペレーティングシステム上でも実行されるように実現されてもよい。
本明細書に記載のOSドングルは自己構成型であり得る。たとえば、図3を参照して、OSドングル300は起動されると、キーボード340およびマウス342を発見してこれらに接続可能である。これらの接続を行ったことに基づいて、OSドングル300は、オペレーティングシステムをフルコンピュータモードで実行するように構成され得る。たとえば、この動作モードでは、OSドングル300のユーザは、クラウド上のファイル、アプリケーション、およびコンテンツにアクセス可能である。さらに、ユーザは、OSドングル300の内部でメモリ212に格納されているデータにアクセス可能である。データはセキュアに格納され得、当該データを作成したユーザのみがアクセス可能であり得る。
たとえば、図4を参照して、OSドングル400はキーボード440およびモバイルデバイス444を発見してこれらに接続可能である。これらの接続を行ったことに基づいて、OSドングル400は、モバイルデバイス444をある種のマウス入力デバイス(たとえばポインティングデバイス)として用いて、オペレーティングシステムをフルコンピュータモードで実行するように構成され得る。たとえば、図5を参照して、OSドングル500はモバイルデバイス544を発見してこれに接続し、認証コードを受信し得、この後、OSドングル500はキオスク動作モードに起動され得る。たとえば、図6Aを参照して、OSドングル600はキャスト端子650を発見してこれに接続し、OSドングル600が用いるクラウド内のウェブブラウザアプリケーションおよび/またはコンテンツの指示を受信し得る。OSドングル600はクラウド内でウェブブラウザアプリケーションを実行し、ウェブブラウザアプリケーションのタブまたはページをキャスト端子650に提供または「キャスト」可能である。
いくつかの実現例では、OSドングルのユーザは、OSドングルに接続されている周辺装置の内外で変更する/スワップすることによって動作モードを交互に行なうことができる。
図7は、オペレーティングシステムドングルを使用するための方法700を示すフローチャートである。いくつかの実現例では、本明細書に記載のシステムは方法700を実現可能である。たとえば、方法700は、図1A〜図1D、図2、図3、図4、図5A〜図5B、および図6A〜図6Bに含まれている装置およびシステムによって実現され得る。
オペレーティングシステム(OS)ドングルに含まれているディスプレイポートにディスプレイモニタが動作可能に接続されていると判断される(ブロック702)。OSドングルに動作可能に接続されている少なくとも1つの周辺デバイスが識別される(ブロック704)。OSドングルは、要求されたコンテンツの指示を少なくとも1つの周辺デバイスから受信する(ブロック706)。要求されたコンテンツの指示を受信したことに応答して、要求されたコンテンツがOSドングルからリモートのコンピュータシステムから得られる(ブロック708)。得ることは、OSドングルをネットワークに動作可能に接続することを含み得る。ネットワークは、要求されたリモートコンテンツを含むコンピュータシステムに動作可能にインターフェイス可能である。OSドングルは、要求されたコンテンツをディスプレイポートを用いてディスプレイモニタに提供する(ブロック710)。
図8は、オペレーティングシステムドングルを使用するための代替の方法800を示すフローチャートである。いくつかの実現例では、本明細書に記載のシステムは方法800を実現可能である。たとえば、方法700は、図1A〜図1D、図2、図3、図4、図5A〜図5B、および図6A〜図6Bに含まれている装置およびシステムによって実現され得る。
OSドングルに含まれているオペレーティングシステムが起動される(ブロック802)。オペレーティングシステム(OS)ドングルに含まれているディスプレイポートにディスプレイモニタが接続されていると判断される(ブロック804)。OSドングルのユーザの認証が要求される(ブロック806)。ユーザ認証クレデンシャルが受信される(ブロック808)。OSドングルは、受信したユーザ認証クレデンシャルに基づいてキオスク動作モードを入力する(ブロック810)。ネットワークへの接続が確立される(ブロック812)。ネットワークは少なくとも1つのコンピュータシステムへの接続を含み得る。OSドングルは、OSドングル上でクラウドベースのアプリケーションを実行する(ブロック814)。クラウドベースのアプリケーションは少なくとも1つのコンピュータシステムに含まれ得る。OSドングルは、ディスプレイポートを用いてクラウドベースのアプリケーションからディスプレイモニタに出力を提供する(ブロック816)。
図8に示す論理フロー(方法800に含まれているステップの順序)は、所望の結果を達成するために、示されている特定の順序、または必ずしも起こる順序に従うことを必要としない。また、記載した方法800のフローとは他のステップが提供されてもよく、または当該フローからステップが除去されてもよい。
図9は、本明細書に記載の技術とともに用いられ得る汎用コンピュータデバイス900および汎用モバイルコンピュータデバイス950の例を示す。たとえば、本明細書に記載のOSドングルは、汎用コンピュータデバイス900および汎用モバイルコンピュータデバイス950に接続またはインターフェイスし得る。
コンピューティングデバイス900は、ラップトップ、デスクトップ、ワークステーション、携帯情報端末、サーバ、ブレードサーバ、メインフレーム、および他の適切なコンピュータといった、さまざまな形態のデジタルコンピュータを表わすことを意図している。コンピューティングデバイス950は、携帯情報端末、セルラー電話、スマートフォン、および他の同様のコンピューティングデバイスといった、さまざまな形態のモバイルデバイスを表わすことを意図している。ここに示すコンポーネント、それらの接続および関係、ならびにそれらの機能は例示であることが意図されているに過ぎず、本文書に記載のおよび/または請求項に記載の本発明の実現例を限定することを意図していない。
コンピューティングデバイス900は、プロセッサ902、メモリ904、記憶装置906、メモリ904および高速拡張ポート910に接続している高速インターフェイス908、ならびに低速バス914および記憶装置906に接続している低速インターフェイス912を含む。コンポーネント902,904,906,908,910および912の各々はさまざまなバスを用いて相互に接続されており、共通のマザーボード上にまたは必要に応じて他の態様で搭載されてもよい。プロセッサ902は、コンピューティングデバイス900内で実行される命令を処理可能であり、この命令には、GUIのためのグラフィック情報を高速インターフェイス908に結合されているディスプレイ916などの外部入出力デバイス上に表示するためにメモリ904内または記憶装置906上に格納されている命令が含まれる。他の実現例では、複数のプロセッサおよび/または複数のバスが、複数のメモリおよび複数種類のメモリとともに必要に応じて用いられ得る。また、複数のコンピューティングデバイス900が接続され得、各デバイスは(たとえばサーババンク、ブレードサーバのグループ、またはマルチプロセッサシステムとして)必要な動作の一部を提供する。
メモリ904は情報をコンピューティングデバイス900内に格納する。一実現例では、メモリ904は1つまたは複数の揮発性メモリユニットである。別の実現例では、メモリ904は1つまたは複数の不揮発性メモリユニットである。また、メモリ904は、磁気ディスクまたは光ディスクといった別の形態のコンピュータ読取可能媒体であってもよい。
記憶装置906は、コンピューティングデバイス900に大容量記憶を提供可能である。一実現例では、記憶装置906は、フロッピー(登録商標)ディスクデバイス、ハードディスクデバイス、光ディスクデバイス、またはテープデバイス、フラッシュメモリもしくは他の同様のソリッドステートメモリデバイス、またはストレージエリアネットワーク内のデバイスもしくは他の構成を含む多数のデバイスといった、コンピュータ読取可能媒体であってもよく、または当該コンピュータ読取可能媒体を含んでいてもよい。コンピュータプログラムプロダクトが情報媒体内に有形に具体化され得る。また、コンピュータプログラムプロダクトは、実行されると上述のような1つ以上の方法を実行する命令を含み得る。情報媒体は、メモリ904、記憶装置906、またはプロセッサ902上のメモリといった、コンピュータ読取可能媒体または機械読取可能媒体である。
高速コントローラ908はコンピューティングデバイス900のための帯域幅集約的な動作を管理するのに対して、低速コントローラ912はより低い帯域幅集約的な動作を管理する。そのような機能の割当ては例示に過ぎない。一実現例では、高速コントローラ908はメモリ904、ディスプレイ916に(たとえばグラフィックスプロセッサおよびアクセラレータを介して)、およびさまざまな拡張カード(図示せず)を受付け得る高速拡張ポート910に結合される。当該実現例では、低速コントローラ912は記憶装置906および低速拡張ポート914に結合される。さまざまな通信ポート(たとえばUSB、Bluetooth、イーサネット、無線イーサネット)を含み得る低速拡張ポートは、キーボード、ポインティングデバイス、スキャナ、またはスイッチもしくはルータといったネットワークデバイスなどの1つ以上の入出力デバイスに、たとえばネットワークアダプタを介して結合され得る。
コンピューティングデバイス900は、図に示すように多数の異なる形態で実現されてもよい。たとえば、コンピューティングデバイス900は標準的なサーバ920として、またはそのようなサーバのグループ内で複数回実現されてもよい。また、コンピューティングデバイス900はラックサーバシステム924の一部として実現されてもよい。さらに、コンピューティングデバイス900はラップトップコンピュータ922などのパーソナルコンピュータにおいて実現されてもよい。あるいは、コンピューティングデバイス900からのコンポーネントは、デバイス950などのモバイルデバイス(図示せず)内の他のコンポーネントと組合されてもよい。そのようなデバイスの各々がコンピューティングデバイス900,950の1つ以上を含んでいてもよく、システム全体が、互いに通信する複数のコンピューティングデバイス900,950で構成されてもよい。
コンピューティングデバイス950は、数あるコンポーネントの中でも特に、プロセッサ952、メモリ964、ディスプレイ954などの入出力デバイス、通信インターフェイス966、およびトランシーバ968を含む。また、デバイス950には、マイクロドライブまたは他のデバイスなどの記憶装置が提供されて付加的なストレージが提供されてもよい。コンポーネント950,952,964,954,966および968の各々はさまざまなバスを用いて相互に接続されており、当該コンポーネントのいくつかは共通のマザーボード上にまたは必要に応じて他の態様で搭載されてもよい。
プロセッサ952は、メモリ964に格納されている命令を含む、コンピューティングデバイス950内の命令を実行可能である。プロセッサは、別個の複数のアナログおよびデジタルプロセッサを含むチップのチップセットとして実現されてもよい。プロセッサは、たとえば、ユーザインターフェイス、デバイス950が実行するアプリケーション、およびデバイス950による無線通信の制御といった、デバイス950の他のコンポーネントの協調を提供し得る。
プロセッサ952は、ディスプレイ954に結合された制御インターフェイス958およびディスプレイインターフェイス956を介してユーザと通信し得る。ディスプレイ954は、たとえば、TFT LCD(薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ)もしくはOLED(有機発光ダイオード)ディスプレイ、または他の適切なディスプレイ技術であり得る。ディスプレイインターフェイス956は、ディスプレイ954を駆動してグラフィックおよび他の情報をユーザに提示するための適切な回路を含み得る。制御インターフェイス958はユーザからコマンドを受信し、当該コマンドをプロセッサ952に提出するために変換し得る。さらに、外部インターフェイス962が、デバイス950と他のデバイスとの近隣通信を可能にするために、プロセッサ952と通信した状態で提供されてもよい。外部インターフェイス962は、たとえば、ある実現例では有線通信を提供し、他の実現例では無線通信を提供してもよく、また、複数のインターフェイスが用いられてもよい。
メモリ964は情報をコンピューティングデバイス950内に格納する。メモリ964は、1つもしくは複数のコンピュータ読取可能媒体、1つもしくは複数の揮発性メモリユニット、または1つもしくは複数の不揮発性メモリユニットの1つ以上として実現され得る。さらに、拡張メモリ974が提供され、たとえばSIMM(Single In Line Memory Module)カードインターフェイスを含み得る拡張インターフェイス972を介してデバイス950に接続されてもよい。このような拡張メモリ974はデバイス950に余分のストレージスペースを提供し得るか、またはデバイス950のためのアプリケーションもしくは他の情報を格納し得る。具体的には、拡張メモリ974は上述のプロセスを実行または補足するための命令を含み得、さらにセキュア情報を含み得る。ゆえに、たとえば、拡張メモリ974はデバイス950のためのセキュリティモジュールとして提供されてもよく、デバイス950のセキュアな使用を許可する命令でプログラムされてもよい。さらに、ハッキング不可能なようにSIMMカード上に識別情報を置くといったように、セキュアなアプリケーションが付加的な情報とともにSIMMカードを介して提供されてもよい。
メモリは、以下に記載のように、たとえばフラッシュメモリおよび/またはNVRAMメモリを含み得る。一実現例では、コンピュータプログラムプロダクトが情報媒体内に有形に具体化される。コンピュータプログラムプロダクトは、実行されると上述のような1つ以上の方法を実行する命令を含む。情報媒体は、メモリ964、拡張メモリ974、またはプロセッサ952上のメモリといった、コンピュータ読取可能媒体または機械読取可能媒体であり、これは、たとえばトランシーバ968または外部インターフェイス962上で受信され得る。
デバイス950は、必要に応じてデジタル信号処理回路を含み得る通信インターフェイス966を介して無線通信し得る。通信インターフェイス966は、とりわけ、GSM(登録商標)音声通話、SMS、EMS、またはMMSメッセージング、CDMA、TDMA、PDC、WCDMA(登録商標)、CDMA2000、またはGPRSといった、さまざまなモードまたはプロトコル下の通信を提供し得る。そのような通信は、たとえば無線周波数トランシーバ968を介して起こり得る。さらに、Bluetooth、WiFi、または他のそのようなトランシーバ(図示せず)を用いるなどして、短距離通信が起こり得る。さらに、GPS(全地球測位システム)レシーバモジュール970が付加的なナビゲーション関連および位置関連の無線データをデバイス950に提供し得、当該データはデバイス950上で実行されるアプリケーションによって適宜用いられ得る。
また、デバイス950は、ユーザから口頭情報を受信して当該情報を使用可能なデジタル情報に変換し得る音声コーデック960を用いて可聴的に通信し得る。音声コーデック960も同様に、たとえばデバイス950のハンドセット内で、スピーカを介すなどしてユーザに可聴音を生成し得る。そのような音は音声電話からの音を含んでいてもよく、録音された音(たとえば音声メッセージ、音楽ファイル等)を含んでいてもよく、さらに、デバイス950上で実行されるアプリケーションが生成する音を含んでいてもよい。
コンピューティングデバイス950は、図に示すように多数の異なる形態で実現されてもよい。たとえば、コンピューティングデバイス950はセルラー電話980として実現されてもよい。また、コンピューティングデバイス950は、スマートフォン982、携帯情報端末、または他の同様のモバイルデバイスの一部として実現されてもよい。
本明細書に記載のシステムおよび技術のさまざまな実現例は、デジタル電子回路、集積回路、特別に設計されたASIC(特定用途向け集積回路)、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、および/またはそれらの組合せで実現され得る。これらのさまざまな実現例は、少なくとも1つのプログラマブルプロセッサを含むプログラマブルシステム上で実行可能および/または解釈可能な1つ以上のコンピュータプログラムにおける実現例を含んでいてもよく、当該プロセッサは専用であっても汎用であってもよく、ストレージシステム、少なくとも1つの入力デバイス、および少なくとも1つの出力デバイスからデータおよび命令を受信するように、かつこれらにデータおよび命令を送信するように結合されている。
これらのコンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーションまたはコードとしても公知)はプログラマブルプロセッサのための機械命令を含んでおり、高レベル手続きおよび/もしくはオブジェクト指向プログラミング言語で、ならびに/またはアセンブリ/機械語で実現され得る。本明細書において使用する「機械読取可能媒体」「コンピュータ読取可能媒体」という用語は、機械命令および/またはデータをプログラマブルプロセッサに提供するために用いられる任意のコンピュータプログラムプロダクト、装置および/またはデバイス(たとえば磁気ディスク、光ディスク、メモリ、プログラマブルロジックデバイス(PLD))を指し、機械命令を機械読取可能信号として受信する機械読取可能媒体を含む。「機械読取可能信号」という用語は、機械命令および/またはデータをプログラマブルプロセッサに提供するために用いられる任意の信号を指す。
ユーザとの対話を提供するために、本明細書に記載のシステムおよび技術は、情報をユーザに表示するためのディスプレイデバイス(たとえばCRT(陰極線管)またはLCD(液晶ディスプレイ)モニタ)と、ユーザが入力をコンピュータに提供する際に使用可能なキーボードおよびポインティングデバイス(たとえばマウスまたはトラックボール)とを有するコンピュータ上で実現され得る。他の種類のデバイスを用いてユーザとの対話を提供することもでき、たとえば、ユーザに提供されるフィードバックは任意の形態の感覚フィードバック(たとえば視覚フィードバック、聴覚フィードバック、または触覚フィードバック)であり得、ユーザからの入力は、音響、スピーチ、または触覚入力を含む任意の形態で受信され得る。
本明細書に記載のシステムおよび技術は、バックエンドコンポーネントを(たとえばデータサーバとして)含む、またはミドルウェアコンポーネントを(たとえばアプリケーションサーバとして)含む、またはフロントエンドコンポーネント(たとえば、グラフィックユーザインターフェイスもしくはウェブブラウザを有するクライアントコンピュータであって、ユーザはこれを介して上記のシステムおよび技術の実現例と対話可能である)、またはそのようなバックエンド、ミドルウェア、もしくはフロントエンドコンポーネントの任意の組合せを含むコンピューティングシステムにおいて実現され得る。システムのコンポーネントは、任意の形態または媒体のデジタルデータ通信(たとえば通信ネットワーク)によって相互に接続され得る。通信ネットワークの例として、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、およびインターネットが挙げられる。
コンピューティングシステムはクライアントおよびサーバを含み得る。クライアントおよびサーバは一般的に互いにリモートであり、典型的に通信ネットワークを介して対話する。クライアントとサーバとの関係は、それぞれのコンピュータ上で実行されて互いにクライアント−サーバ関係を有するコンピュータプログラムによって生じる。
多数の実施形態を説明した。しかしながら、本開示の精神および範囲から逸脱することなくさまざまな変更がなされ得ることが理解されるであろう。
また、図面に示す論理フローは、所望の結果を達成するために、示されている特定の順序、または起こる順序を必要としない。また、記載のフローとは他のステップが提供されてもよく、または当該フローからステップが除去されてもよく、記載のシステムに他のコンポーネントが追加されてもよく、または当該システムからコンポーネントが除去されてもよい。したがって、他の実施形態も以下の請求項の範囲内にある。

Claims (24)

  1. オペレーティングシステム(OS)ドングルに含まれているディスプレイコネクタにディスプレイモニタが動作可能に接続されていると判断することと、
    前記OSドングルに動作可能に接続されている少なくとも1つの周辺デバイスを識別することと、
    前記OSドングルによって、要求されたコンテンツの指示を前記少なくとも1つの周辺デバイスから受信することと、前記少なくとも1つの周辺デバイスは、モバイルデバイスを含み、
    前記要求されたコンテンツの前記指示を受信したことに応答して、前記要求されたコンテンツを前記OSドングルからリモートのコンピュータシステムから得ることとを備え、前記得ることは、前記OSドングルをネットワークに動作可能に接続することを備え、前記ネットワークは、要求された当該コンテンツを含む前記コンピュータシステムに動作可能にインターフェイスされており、
    前記OSドングルによって、前記要求されたコンテンツを、前記ディスプレイコネクタを用いて前記ディスプレイモニタに提供することと、
    前記OSドングルによって、ユーザ認証クレデンシャルを前記モバイルデバイスから受信することとをさらに備え、
    前記ユーザ認証クレデンシャルが検証されたことに基づいて、前記モバイルデバイスは、ポインティングデバイスとして機能する、方法。
  2. 記ユーザ認証クレデンシャルを検証したことに基づいて、前記OSドングルが前記少なくとも1つの周辺デバイスから入力を受信できるようにすることとをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユーザ認証クレデンシャルは、前記OSドングルの所有者と関連付けられている、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ユーザ認証クレデンシャルは、前記OSドングルのクラウド管理者によって許可された前記OSドングルのユーザと関連付けられている、請求項2に記載の方法。
  5. 前記少なくとも1つの周辺デバイスは、キーボード、トラックパッド、タッチパッド、およびマウスのうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. オペレーティングシステム(OS)ドングルに含まれているオペレーティングシステムを起動することと、
    前記OSドングルに含まれているディスプレイコネクタにディスプレイモニタが接続されていると判断することと、
    前記OSドングルのユーザの認証を要求することと、
    モバイルデバイスからユーザ認証クレデンシャルを受信することと、
    受信した前記ユーザ認証クレデンシャルに基づいて、前記OSドングルをキオスク動作モードに入れることと、
    ネットワークへの接続を確立することとを備え、前記ネットワークは少なくとも1つのコンピュータシステムへの接続を含んでおり、
    前記OSドングルによって、前記OSドングル上でクラウドベースのアプリケーションを実行することをさらに備え、前記クラウドベースのアプリケーションは前記少なくとも1つのコンピュータシステムに含まれており、
    前記OSドングルによって、前記ディスプレイコネクタを用いて前記クラウドベースのアプリケーションから前記ディスプレイモニタに出力を提供することをさらに備え、
    前記ユーザ認証クレデンシャルが検証されたことに基づいて、前記モバイルデバイスは、ポインティングデバイスとして機能する、方法。
  7. 前記ユーザ認証クレデンシャルは前記OSドングルの所有者についてのものである、請求項6に記載の方法。
  8. 受信した前記ユーザ認証クレデンシャルに基づいて前記OSドングルの前記所有者についての少なくとも1つの設定にアクセスすることをさらに備え、前記少なくとも1つの設定は前記OSドングルを使用することが許可されたユーザのリストであり、前記方法はさらに、
    前記許可されたユーザのリストを更新することを備える、請求項7に記載の方法。
  9. 更新した前記許可されたユーザのリストに含まれている少なくとも1人の許可ユーザについて、前記少なくとも1人の許可ユーザが前記OSドングルを用いて行なうことが許可されているものについての指示を更新することをさらに備える、請求項8に記載の方法。
  10. 前記ユーザ認証クレデンシャルは、前記OSドングルの所有者によって前記OSドングルのユーザとして許可されたユーザについてのものである、請求項6に記載の方法。
  11. 受信した前記ユーザ認証クレデンシャルに基づいて、前記OSドングルの前記ユーザについての少なくとも1つの設定にアクセスすることと、
    アクセスした前記少なくとも1つの設定を前記ユーザによって変更することとをさらに備える、請求項6に記載の方法。
  12. ユーザ認証クレデンシャルを受信することは、近距離通信(NFC)対応ワンタイムパスワード(OTC)トークンを受信することを含む、請求項6〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 装置であって、
    ディスプレイモニタ上に含まれているディスプレイポートにインターフェイスするように構成されたディスプレイコネクタと、
    WiFi通信モジュールと、
    中央処理装置(CPU)と、
    グラフィックス処理装置(GPU)と、
    ビデオ処理装置(VPU)と、
    モバイルデバイスからユーザ認証クレデンシャルを受信するように構成された通信モジュールと、
    WiFiアンテナとを備え、前記WiFiアンテナは、前記WiFi通信モジュールおよび前記装置の外部のWiFiネットワークと動作可能にインターフェイスするように構成されており、前記CPU、前記GPU、および前記VPUは前記装置上でオペレーティングシステムを実行するように動作可能に構成されており、前記装置からリモートに格納されている少なくとも1つのアプリケーションを実行するように構成されており、前記ユーザ認証クレデンシャルを検証したことに基づいて、前記モバイルデバイスをポインティングデバイスとして機能させるように構成されている、装置。
  14. 該アプリケーションはクラウド上に格納されている、請求項13に記載の装置。
  15. 少なくとも1つの周辺デバイスを前記装置に動作可能に結合するように構成されたBluetooth通信モジュールをさらに備える、請求項13または14に記載の装置。
  16. 前記少なくとも1つの周辺デバイスは、キーボード、トラックパッド、タッチパッド、およびマウスのうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項15に記載の装置。
  17. 少なくとも1つの通信コネクタと、
    前記少なくとも1つの通信コネクタにインターフェイスしている少なくとも1つの周辺デバイスを前記装置に動作可能に結合するように構成されたユニバーサルシリアルバス(USB)通信モジュールとをさらに備える、請求項13〜16のいずれか1項に記載の装置。
  18. ユーザがセキュアにコンテンツおよびデータをローカルにバッファリングできるようにしつつ前記オペレーティングシステムを動作可能にサポートするように構成されたメモリをさらに備える、請求項13〜17のいずれか1項に記載の装置。
  19. 前記メモリと、前記CPU、前記GPU、および前記VPUとの間にインターフェイスを提供するように構成されたメモリインターフェイスをさらに備える、請求項18に記載の装置。
  20. 前記装置の高さは約0.5インチであり、前記装置の長さは約3.2インチであり、前記装置の幅は約2.2インチである、請求項13〜19のいずれか1項に記載の装置。
  21. 記CPU、前記GPU、および前記VPUは、前記装置上で前記オペレーティングシステムを実行するように、かつ、受信した前記ユーザ認証クレデンシャルに基づいて、前記装置からリモートに格納されている前記少なくとも1つのアプリケーションを実行するように動作可能に構成されている、請求項13に記載の装置。
  22. 実行されると請求項1から12のいずれか1項に記載の方法を行なう命令を備える、コンピュータプログラム。
  23. 前記OSドングルは、仮想OSを用いている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  24. 前記OSドングルは、ユーザがセキュアにコンテンツおよびデータをローカルにバッファリングできるようにしつつ前記オペレーティングシステムを動作可能にサポートするように構成されたメモリをさらに含む、請求項6〜12のいずれか1項に記載の方法。
JP2017535805A 2015-01-05 2015-12-18 オペレーティングシステムドングル Active JP6556849B2 (ja)

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