JP6556062B2 - 測風装置、測風システム、測風方法、及び測風プログラム - Google Patents
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Description
(a) 周波数応答性能が高い熱線流速計を用いる方法や、
(b) 粒子画像流速測定法(PIV)
などもあるが、コストや手間が掛かってしまうという問題があった。
ディザ信号(Sdit)を生成するディザ信号生成部(3)と、
前記測定用センサ部(2)からの前記アナログ信号(SA)に前記ディザ信号生成部(3)により生成されたディザ信号(Sdit)を付加するディザ信号付加部(4)と、
該ディザ信号(Sdit)が付加されたアナログ信号(SAdit)を所定のオーバーサンプリング周波数(Fos)でオーバーサンプリングしてデジタル信号(SD)に変換するA/D変換部(6)と、
該A/D変換部(6)にて変換されたデジタル信号(SD)をフーリエ変換するフーリエ変換部(10)と、
振幅スペクトルと位相スペクトルとを求める第1スペクトル演算部(11)と、
前記振幅スペクトルの補正係数である振幅補正係数と前記位相スペクトルの補正係数である位相補正係数とを求める補正係数演算部(12)と、
該振幅補正係数と該位相補正係数とによって前記第1スペクトル演算部(11)にて求めた前記振幅スペクトル及び前記位相スペクトルを補正するスペクトル補正部(13)と、
該補正を行った振幅スペクトル及び位相スペクトルに逆フーリエ変換を行う逆フーリエ変換部(14)と、
を備え、
前記補正係数演算部(12)は、
前記測定用センサ部(2)と該測定用センサ部(2)よりも応答性能が高い校正用センサ部(不図示)とによる風速又は風圧の同時計測で得られた時刻歴波形をフーリエ変換して該測定用センサ部(2)の振幅スペクトルGG(f)及び位相スペクトルPG(f)と該校正用センサ部(不図示)の振幅スペクトルGH(f)及び位相スペクトルPH(f)とを求める第2スペクトル演算部(121)と、
該第2スペクトル演算部(121)にて求められた振幅スペクトルGG(f)及びGH(f)より振幅の比率である振幅補正係数GG(f)/GH(f)=g(f)を求める振幅補正係数演算部(122)と、
前記第2スペクトル演算部(121)にて求められた位相スペクトルPG(f)及びPH(f)より位相の差分である位相補正係数PG(f)−PH(f)=p(f)を求める位相補正係数演算部(123)と、
により構成されたことを特徴とする。
ディザ信号(Sdit)を生成するディザ信号生成部(3)と、
前記測定用センサ部(2)からの前記アナログ信号(SA)に前記ディザ信号生成部(3)により生成されたディザ信号(Sdit)を付加するディザ信号付加部(4)と、
該ディザ信号(Sdit)が付加されたアナログ信号(SAdit)を所定のオーバーサンプリング周波数(Fos)でオーバーサンプリングしてデジタル信号(SD)に変換するA/D変換部(6)と、
該A/D変換部(6)にて変換されたデジタル信号(SD)をフーリエ変換するフーリエ変換部(10)と、
振幅スペクトルと位相スペクトルとを求める第1スペクトル演算部(11)と、
前記振幅スペクトルの補正係数である振幅補正係数と前記位相スペクトルの補正係数である位相補正係数とを求める補正係数演算部(12)と、
該振幅補正係数と該位相補正係数とによって前記第1スペクトル演算部(11)にて求めた前記振幅スペクトル及び前記位相スペクトルを補正するスペクトル補正部(13)と、
該補正を行った振幅スペクトル及び位相スペクトルに逆フーリエ変換を行う逆フーリエ変換部(14)と、
を備え、
前記補正係数演算部(12)は、
前記測定用センサ部(2)と該測定用センサ部(2)よりも応答性能が高い校正用センサ部(不図示)とによる風速又は風圧の同時計測で得られた時刻歴波形をフーリエ変換して該測定用センサ部(2)の振幅スペクトルGG(f)及び位相スペクトルPG(f)と該校正用センサ部(不図示)の振幅スペクトルGH(f)及び位相スペクトルPH(f)とを求める第2スペクトル演算部(121)と、
該第2スペクトル演算部(121)にて求められた振幅スペクトルGG(f)及びGH(f)より振幅の比率である振幅補正係数GG(f)/GH(f)=g(f)を求める振幅補正係数演算部(122)と、
前記第2スペクトル演算部(121)にて求められた位相スペクトルPG(f)及びPH(f)より位相の差分である位相補正係数PG(f)−PH(f)=p(f)を求める位相補正係数演算部(123)と、
により構成されたことを特徴とする。
ディザ信号(Sdit)を生成する工程、
該生成されたディザ信号(Sdit)を前記アナログ信号(SA)に付加する工程、
該ディザ信号(Sdit)が付加されたアナログ信号(SAdit)を所定のオーバーサンプリング周波数(Fos)でオーバーサンプリングしてデジタル信号(SD)にA/D変換する工程、
該A/D変換されたデジタル信号(SD)をフーリエ変換する工程(図2のP4参照)、
振幅スペクトルと位相スペクトルとを求める工程(図2のP5参照)、
前記振幅スペクトルの補正係数である振幅補正係数と前記位相スペクトルの補正係数である位相補正係数とを求める工程(図2のP6参照)、
該振幅補正係数と該位相補正係数とによって前記振幅スペクトル及び位相スペクトルを補正する工程(図2のP7参照)、及び
該補正を行った振幅スペクトル及び位相スペクトルに逆フーリエ変換を行う工程(図2のP8,P9参照)、
を備え、
前記振幅補正係数と前記位相補正係数とを求める工程(P6)は、
前記測定用センサ部(2)と該測定用センサ部(2)よりも応答性能が高い校正用センサ部(不図示)とによる風速又は風圧の同時計測で得られた時刻歴波形をフーリエ変換して該測定用センサ部(2)の振幅スペクトルGG(f)及び位相スペクトルPG(f)と該校正用センサ部(不図示)の振幅スペクトルGH(f)及び位相スペクトルPH(f)とを求める工程と、
該求められた振幅スペクトルGG(f)及びGH(f)より振幅の比率である振幅補正係数GG(f)/GH(f)=g(f)を求める工程と、
前記求められた位相スペクトルPG(f)及びPH(f)より位相の差分である位相補正係数PG(f)−PH(f)=p(f)を求める工程と、
からなる、
ことを特徴とする測風方法に関する。
ディザ信号(Sdit)を生成する手順、
風速又は風圧を測定した測定用センサ部(2)からのアナログ信号(SA)に該生成されたディザ信号(Sdit)を付加する手順、
該ディザ信号(Sdit)が付加されたアナログ信号(SAdit)を所定のオーバーサンプリング周波数Fosでオーバーサンプリングしてデジタル信号(SD)に変換する手順、
該変換されたデジタル信号(SD)をフーリエ変換する手順(図2のP4参照)、
振幅スペクトルと位相スペクトルとを求める手順(図2のP5参照)、
前記振幅スペクトルの補正係数である振幅補正係数と前記位相スペクトルの補正係数である位相補正係数とを求める手順(図2のP6参照)、
該振幅補正係数と該位相補正係数とによって前記求めた振幅スペクトル及び位相スペクトルを補正する手順(図2のP7参照)、
該補正を行った振幅スペクトル及び位相スペクトルに逆フーリエ変換を行う手順(図2のP8,P9参照)、
を実行させるための測風プログラムであり、
前記振幅補正係数と前記位相補正係数とを求める手順(P6)は、
前記測定用センサ部(2)と該測定用センサ部(2)よりも応答性能が高い校正用センサ部(不図示)とによる風速又は風圧の同時計測で得られた時刻歴波形をフーリエ変換して該測定用センサ部(2)の振幅スペクトルGG(f)及び位相スペクトルPG(f)と該校正用センサ部(不図示)の振幅スペクトルGH(f)及び位相スペクトルPH(f)とを求める手順と、
該求められた振幅スペクトルGG(f)及びGH(f)より振幅の比率である振幅補正係数GG(f)/GH(f)=g(f)を求める手順と、
前記求められた位相スペクトルPG(f)及びPH(f)より位相の差分である位相補正係数PG(f)−PH(f)=p(f)を求める手順と、
からなることを特徴とする測風プログラムに関する。
・ ディザ信号Sditを生成するディザ信号生成部3と、
・ 前記測定用センサ部2からの前記アナログ信号SAに前記ディザ信号生成部3により生成されたディザ信号Sditを付加するディザ信号付加部4と、
・ 該ディザ信号Sditが付加されたアナログ信号SAditを所定のオーバーサンプリング周波数(例えば、10kHz以上)Fosでオーバーサンプリングしてデジタル信号SDに変換するA/D変換部6と、
・ 該A/D変換部6にて変換されたデジタル信号SDをフーリエ変換するフーリエ変換部10と、
・ 該フーリエ変換した結果に基づいて振幅スペクトルと位相スペクトルとを求める第1スペクトル演算部11と、
・ 前記振幅スペクトルの補正係数である振幅補正係数と前記位相スペクトルの補正係数である位相補正係数とを求める補正係数演算部12と、
・ 該振幅補正係数と該位相補正係数とによって前記第1スペクトル演算部11にて求めた前記振幅スペクトル及び前記位相スペクトルを補正するスペクトル補正部13と、
・ 該補正を行った振幅スペクトル及び位相スペクトルに逆フーリエ変換を行う逆フーリエ変換部14と、
を備えており、前記補正係数演算部12は、
・ 前記測定用センサ部2と該測定用センサ部2よりも応答性能が高い校正用センサ部(不図示)とによる風速又は風圧の同時計測で得られた時刻歴波形をフーリエ変換して該測定用センサ部2の振幅スペクトルGG(f)及び位相スペクトルPG(f)と該校正用センサ部の振幅スペクトルGH(f)及び位相スペクトルPH(f)とを求める第2スペクトル演算部121と、
・ 該第2スペクトル演算部121にて求められた振幅スペクトルGG(f)及びGH(f)より振幅の比率である振幅補正係数GG(f)/GH(f)=g(f)を求める振幅補正係数演算部122と、
・ 前記第2スペクトル演算部121にて求められた位相スペクトルPG(f)及びPH(f)より位相の差分である位相補正係数PG(f)−PH(f)=p(f)を求める位相補正係数演算部123と、
により構成されている。この場合、前記A/D変換部6にて変換されたデジタル信号SDの平均化処理を行う平均化処理部8、を備えていても良い。また、前記測定用センサ部2としては、ガラスや金属や樹脂や塗料でコーティングされた風速計や風圧計(つまり、測風器)を挙げることができるが、ガラスや金属や樹脂や塗料以外の公知の材料でコーティングされた風速計や風圧計を排除するものではない。ここで、風速計としては、市販の風速計を用いれば良いが、好ましくは、サーミスタや白金巻線や半導体を使った熱式の風速計(無指向性の風速計)を挙げることができる。
・ ディザ信号Sditを生成するディザ信号生成部3と、
・ 前記測定用センサ部2からの前記アナログ信号SAに前記ディザ信号生成部3により生成されたディザ信号Sditを付加するディザ信号付加部4と、
・ 該ディザ信号Sditが付加されたアナログ信号SAditを所定のオーバーサンプリング周波数Fosでオーバーサンプリングしてデジタル信号SDに変換するA/D変換部6と、
・ 該A/D変換部6にて変換されたデジタル信号SDをフーリエ変換するフーリエ変換部10と、
・ 該フーリエ変換した結果に基づいて振幅スペクトルと位相スペクトルとを求める第1スペクトル演算部11と、
・ 前記振幅スペクトルの補正係数である振幅補正係数と前記位相スペクトルの補正係数である位相補正係数とを求める補正係数演算部12と、
・ 該振幅補正係数と該位相補正係数とによって前記第1スペクトル演算部11にて求めた前記振幅スペクトル及び前記位相スペクトルを補正するスペクトル補正部13と、
・ 該補正を行った振幅スペクトル及び位相スペクトルに逆フーリエ変換を行う逆フーリエ変換部14と、
を備え、
前記補正係数演算部12は、
・ 前記測定用センサ部2と該測定用センサ部2よりも応答性能が高い校正用センサ部(不図示)とによる風速又は風圧の同時計測で得られた時刻歴波形をフーリエ変換して該測定用センサ部2の振幅スペクトルGG(f)及び位相スペクトルPG(f)と該校正用センサ部の振幅スペクトルGH(f)及び位相スペクトルPH(f)とを求める第2スペクトル演算部121と、
・ 該第2スペクトル演算部121にて求められた振幅スペクトルGG(f)及びGH(f)より振幅の比率である振幅補正係数GG(f)/GH(f)=g(f)を求める振幅補正係数演算部122と、
・ 前記第2スペクトル演算部121にて求められた位相スペクトルPG(f)及びPH(f)より位相の差分である位相補正係数PG(f)−PH(f)=p(f)を求める位相補正係数演算部123と、
により構成されている。この場合、前記A/D変換部6にて変換されたデジタル信号SDの平均化処理を行う平均化処理部8、を備えていると良い。また、前記測定用センサ部2としては、ガラスや金属や樹脂や塗料でコーティングされた風速計や風圧計(つまり、測風器)を挙げることができるが、ガラスや金属や樹脂や塗料以外の公知の材料でコーティングされた風速計や風圧計を排除するものではない。
・ 測定用センサ部2により風速又は風圧を測定すると共にその測定値をアナログ信号SAとして出力する工程、
・ ディザ信号Sditを生成する工程、
・ 該生成されたディザ信号Sditを前記アナログ信号SAに付加する工程、
・ 該ディザ信号Sditが付加されたアナログ信号SAditを所定のオーバーサンプリング周波数Fosでオーバーサンプリングしてデジタル信号SDにA/D変換する工程、
・ 該A/D変換されたデジタル信号SDをフーリエ変換する工程(図2のP4参照)、
・ 該フーリエ変換した結果に基づいて振幅スペクトルと位相スペクトルとを求める工程(図2のP5参照)、
・ 前記振幅スペクトルの補正係数である振幅補正係数と前記位相スペクトルの補正係数である位相補正係数とを求める工程(図2のP6参照)、
・ 該振幅補正係数と該位相補正係数とによって前記振幅スペクトル及び位相スペクトルを補正する工程(図2のP7参照)、及び
・ 該補正を行った振幅スペクトル及び位相スペクトルに逆フーリエ変換を行う工程(図2のP8,P9参照)、
を備え、
前記振幅補正係数と前記位相補正係数とを求める工程P6は、
・ 前記測定用センサ部2と該測定用センサ部2よりも応答性能が高い校正用センサ部(不図示)とによる風速又は風圧の同時計測で得られた時刻歴波形をフーリエ変換して該測定用センサ部2の振幅スペクトルGG(f)及び位相スペクトルPG(f)と該校正用センサ部の振幅スペクトルGH(f)及び位相スペクトルPH(f)とを求める工程と、
・ 該求められた振幅スペクトルGG(f)及びGH(f)より振幅の比率である振幅補正係数GG(f)/GH(f)=g(f)を求める工程と、
・ 前記求められた位相スペクトルPG(f)及びPH(f)より位相の差分である位相補正係数PG(f)−PH(f)=p(f)を求める工程と、
からなることを特徴とする。この場合、前記A/D変換されたデジタル信号SDの平均化処理を行う工程(図2のP2参照)を備えていても良い。また、本発明に係る測風方法は、前記平均化処理された信号の最初の部分(図3に符号Δt1で示す部分)にハニング窓を使ってフェードイン処理を行うと共に、該信号の最後の部分(図3に符号Δt2で示す部分)にフェードアウト処理を行うフェードイン・アウト処理工程P3を備えていても良い。これらのフェードイン処理及びフェードアウト処理によって、平均化処理された信号の最初の値と最後の値とが“該信号の波形の平均値”に略等しくなり、風速や風圧を精度良く測定することができる。さらに、前記測定用センサ部2としては、ガラスや金属や樹脂や塗料でコーティングされた風速計や風圧計(つまり、測風器)を挙げることができるが、ガラスや金属や樹脂や塗料以外の公知の材料でコーティングされた風速計や風圧計を排除するものではない。
・ ディザ信号Sditを生成する手順、
・ 風速又は風圧を測定した測定用センサ部2からのアナログ信号SAに該生成されたディザ信号Sditを付加する手順、
・ 該ディザ信号Sditが付加されたアナログ信号SAditを所定のオーバーサンプリング周波数Fosでオーバーサンプリングしてデジタル信号SDに変換する手順、
・ 該変換されたデジタル信号SDをフーリエ変換する手順(図2のP4参照)、
・ 該フーリエ変換した結果に基づいて振幅スペクトルと位相スペクトルとを求める手順(図2のP5参照)、
・ 前記振幅スペクトルの補正係数である振幅補正係数と前記位相スペクトルの補正係数である位相補正係数とを求める手順(図2のP6参照)、
・ 該振幅補正係数と該位相補正係数とによって前記求めた振幅スペクトル及び位相スペクトルを補正する手順(図2のP7参照)、
・ 該補正を行った振幅スペクトル及び位相スペクトルに逆フーリエ変換を行う手順(図2のP8,P9参照)、
を実行させるための測風プログラムであり、
前記振幅補正係数と前記位相補正係数とを求める手順P6は、
・ 前記測定用センサ部2と該測定用センサ部2よりも応答性能が高い校正用センサ部(不図示)とによる風速又は風圧の同時計測で得られた時刻歴波形をフーリエ変換して該測定用センサ部2の振幅スペクトルGG(f)及び位相スペクトルPG(f)と該校正用センサ部の振幅スペクトルGH(f)及び位相スペクトルPH(f)とを求める手順と、
・ 該求められた振幅スペクトルGG(f)及びGH(f)より振幅の比率である振幅補正係数GG(f)/GH(f)=g(f)を求める手順と、
・ 前記求められた位相スペクトルPG(f)及びPH(f)より位相の差分である位相補正係数PG(f)−PH(f)=p(f)を求める手順と、
からなることを特徴とする。この場合、前記A/D変換されたデジタル信号SDの平均化処理を行う手順(図2のP2参照)、を実行させるようにしても良い。
・ 上述のようにA/D変換を行い、風速の時刻歴波形を得た(図2のP1)。
・ 得られた風速時刻歴波形を平均化処理し、本来必要とする周波数のデータに変換した(図2のP2)。
・ 平均化処理された風速時刻歴波形を、フェードイン/フェードアウト処理をした後に、下式(1)によってフーリエ変換をし、振幅スペクトルGG(f)と位相スペクトルPG(f)とを求めた(下式(2)(3)。図2のP3〜P5)。
・ 振幅補正係数g(f)と位相補正係数p(f)とを用いて、前記振幅スペクトルGG(f)と前記位相スペクトルPG(f)とを補正した(下式(4)(5)。図2のP6,P7)。
・ 補正後の振幅スペクトルCGG(f)と位相スペクトルCPG(f)とに逆フーリエ変換を行い、時刻歴波形に戻した(下式(6)〜(8)。図2のP8〜P10)。
・ 前記測定用センサ部2よりも応答性能が高い風速計(日本カノマックス株式会社製の平行流形プローブ0247R−T5。以下、“校正用風速計”とする)と前記測定用センサ部2とを用いて、風速の同時計測を行い、風速の時刻歴波形(校正用風速計の時刻歴波形XH(t)と、前記測定用センサ部2の時刻歴波形XG(t))を得た。
・ それらの時刻歴波形(XH(t)及びXG(t))をフーリエ変換し(式(9)(10))、振幅スペクトルと位相スペクトルとを求めた(式(11)〜(14))。
・ それらのスペクトルから下式(15)(16)によって補正係数g(f)とp(f)とを算出した。
2 測定用センサ部
3 ディザ信号生成部
4 ディザ信号付加部
6 A/D変換部
7 風洞
8 平均化処理部
9 フェードイン・アウト処理部
10 フーリエ変換部
11 第1スペクトル演算部
12 補正係数演算部
13 スペクトル補正部
14 逆フーリエ変換部
121 第2スペクトル演算部
122 振幅補正係数演算部
123 位相補正係数演算部
A1 測風システム
Fos オーバーサンプリング周波数
SA アナログ信号
SAdit ディザ信号が付加されたアナログ信号
Sdit ディザ信号
SD デジタル信号
Claims (15)
- 風速又は風圧を測定する測定用センサ部からのアナログ信号をデジタル信号に変換して出力する測風装置において、
ディザ信号を生成するディザ信号生成部と、
前記測定用センサ部からの前記アナログ信号に前記ディザ信号生成部により生成されたディザ信号を付加するディザ信号付加部と、
該ディザ信号が付加されたアナログ信号を所定のオーバーサンプリング周波数でオーバーサンプリングしてデジタル信号に変換するA/D変換部と、
該A/D変換部にて変換されたデジタル信号をフーリエ変換するフーリエ変換部と、
振幅スペクトルと位相スペクトルとを求める第1スペクトル演算部と、
前記振幅スペクトルの補正係数である振幅補正係数と前記位相スペクトルの補正係数である位相補正係数とを求める補正係数演算部と、
該振幅補正係数と該位相補正係数とによって前記第1スペクトル演算部にて求めた前記振幅スペクトル及び前記位相スペクトルを補正するスペクトル補正部と、
該補正を行った振幅スペクトル及び位相スペクトルに逆フーリエ変換を行う逆フーリエ変換部と、
を備え、
前記補正係数演算部は、
前記測定用センサ部と該測定用センサ部よりも応答性能が高い校正用センサ部とによる風速又は風圧の同時計測で得られた時刻歴波形をフーリエ変換して該測定用センサ部の振幅スペクトルGG(f)及び位相スペクトルPG(f)と該校正用センサ部の振幅スペクトルGH(f)及び位相スペクトルPH(f)とを求める第2スペクトル演算部と、
該第2スペクトル演算部にて求められた振幅スペクトルGG(f)及びGH(f)より振幅の比率である振幅補正係数GG(f)/GH(f)=g(f)を求める振幅補正係数演算部と、
前記第2スペクトル演算部にて求められた位相スペクトルPG(f)及びPH(f)より位相の差分である位相補正係数PG(f)−PH(f)=p(f)を求める位相補正係数演算部と、
により構成された、
ことを特徴とする測風装置。 - 前記A/D変換部にて変換されたデジタル信号の平均化処理を行う平均化処理部、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の測風装置。 - 前記平均化処理部にて平均化処理された信号の最初の部分にフェードイン処理を行うと共に該信号の最後の部分にフェードアウト処理を行うフェードイン・アウト処理部、
を備えたことを特徴とする請求項2に記載の測風装置。 - 前記測定用センサ部は、ガラスや金属や樹脂や塗料でコーティングされてなる、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の測風装置。 - 風洞の内部に配置されて風速又は風圧を測定する測定用センサ部からのアナログ信号をデジタル信号に変換して出力する測風システムにおいて、
ディザ信号を生成するディザ信号生成部と、
前記測定用センサ部からの前記アナログ信号に前記ディザ信号生成部により生成されたディザ信号を付加するディザ信号付加部と、
該ディザ信号が付加されたアナログ信号を所定のオーバーサンプリング周波数でオーバーサンプリングしてデジタル信号に変換するA/D変換部と、
該A/D変換部にて変換されたデジタル信号をフーリエ変換するフーリエ変換部と、
振幅スペクトルと位相スペクトルとを求める第1スペクトル演算部と、
前記振幅スペクトルの補正係数である振幅補正係数と前記位相スペクトルの補正係数である位相補正係数とを求める補正係数演算部と、
該振幅補正係数と該位相補正係数とによって前記第1スペクトル演算部にて求めた前記振幅スペクトル及び前記位相スペクトルを補正するスペクトル補正部と、
該補正を行った振幅スペクトル及び位相スペクトルに逆フーリエ変換を行う逆フーリエ変換部と、
を備え、
前記補正係数演算部は、
前記測定用センサ部と該測定用センサ部よりも応答性能が高い校正用センサ部とによる風速又は風圧の同時計測で得られた時刻歴波形をフーリエ変換して該測定用センサ部の振幅スペクトルGG(f)及び位相スペクトルPG(f)と該校正用センサ部の振幅スペクトルGH(f)及び位相スペクトルPH(f)とを求める第2スペクトル演算部と、
該第2スペクトル演算部にて求められた振幅スペクトルGG(f)及びGH(f)より振幅の比率である振幅補正係数GG(f)/GH(f)=g(f)を求める振幅補正係数演算部と、
前記第2スペクトル演算部にて求められた位相スペクトルPG(f)及びPH(f)より位相の差分である位相補正係数PG(f)−PH(f)=p(f)を求める位相補正係数演算部と、
により構成された、
ことを特徴とする測風システム。 - 前記A/D変換部にて変換されたデジタル信号の平均化処理を行う平均化処理部、
を備えたことを特徴とする請求項5に記載の測風システム。 - 前記平均化処理部にて平均化処理された信号の最初の部分にフェードイン処理を行うと共に該信号の最後の部分にフェードアウト処理を行うフェードイン・アウト処理部、
を備えたことを特徴とする請求項6に記載の測風システム。 - 前記測定用センサ部は、ガラスや金属や樹脂や塗料でコーティングされてなる、
ことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の測風システム。 - 測定用センサ部により風速又は風圧を測定すると共にその測定値をアナログ信号として出力する工程、
ディザ信号を生成する工程、
該生成されたディザ信号を前記アナログ信号に付加する工程、
該ディザ信号が付加されたアナログ信号を所定のオーバーサンプリング周波数でオーバーサンプリングしてデジタル信号にA/D変換する工程、
該A/D変換されたデジタル信号をフーリエ変換する工程、
振幅スペクトルと位相スペクトルとを求める工程、
前記振幅スペクトルの補正係数である振幅補正係数と前記位相スペクトルの補正係数である位相補正係数とを求める工程、
該振幅補正係数と該位相補正係数とによって前記振幅スペクトル及び位相スペクトルを補正する工程、及び
該補正を行った振幅スペクトル及び位相スペクトルに逆フーリエ変換を行う工程、
を備え、
前記振幅補正係数と前記位相補正係数とを求める工程は、
前記測定用センサ部と該測定用センサ部よりも応答性能が高い校正用センサ部とによる風速又は風圧の同時計測で得られた時刻歴波形をフーリエ変換して該測定用センサ部の振幅スペクトルGG(f)及び位相スペクトルPG(f)と該校正用センサ部の振幅スペクトルGH(f)及び位相スペクトルPH(f)とを求める工程と、
該求められた振幅スペクトルGG(f)及びGH(f)より振幅の比率である振幅補正係数GG(f)/GH(f)=g(f)を求める工程と、
前記求められた位相スペクトルPG(f)及びPH(f)より位相の差分である位相補正係数PG(f)−PH(f)=p(f)を求める工程と、
からなる、
ことを特徴とする測風方法。 - 前記A/D変換されたデジタル信号の平均化処理を行う工程、
を備えたことを特徴とする請求項9に記載の測風方法。 - 前記平均化処理された信号の最初の部分にフェードイン処理を行うと共に、該信号の最後の部分にフェードアウト処理を行う工程、
を備えたことを特徴とする請求項10に記載の測風方法。 - 前記測定用センサ部は、ガラスや金属や樹脂や塗料でコーティングされてなる、
ことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の測風方法。 - コンピュータに、
ディザ信号を生成する手順、
風速又は風圧を測定した測定用センサ部からのアナログ信号に該生成されたディザ信号を付加する手順、
該ディザ信号が付加されたアナログ信号を所定のオーバーサンプリング周波数でオーバーサンプリングしてデジタル信号に変換する手順、
該変換されたデジタル信号をフーリエ変換する手順、
振幅スペクトルと位相スペクトルとを求める手順、
前記振幅スペクトルの補正係数である振幅補正係数と前記位相スペクトルの補正係数である位相補正係数とを求める手順、
該振幅補正係数と該位相補正係数とによって前記求めた振幅スペクトル及び位相スペクトルを補正する手順、
該補正を行った振幅スペクトル及び位相スペクトルに逆フーリエ変換を行う手順、
を実行させるための測風プログラムであり、
前記振幅補正係数と前記位相補正係数とを求める手順は、
前記測定用センサ部と該測定用センサ部よりも応答性能が高い校正用センサ部とによる風速又は風圧の同時計測で得られた時刻歴波形をフーリエ変換して該測定用センサ部の振幅スペクトルGG(f)及び位相スペクトルPG(f)と該校正用センサ部の振幅スペクトルGH(f)及び位相スペクトルPH(f)とを求める手順と、
該求められた振幅スペクトルGG(f)及びGH(f)より振幅の比率である振幅補正係数GG(f)/GH(f)=g(f)を求める手順と、
前記求められた位相スペクトルPG(f)及びPH(f)より位相の差分である位相補正係数PG(f)−PH(f)=p(f)を求める手順と、
からなることを特徴とする測風プログラム。 - 前記A/D変換されたデジタル信号の平均化処理を行う手順、
を実行させることを特徴とする請求項13に記載の測風プログラム。 - 前記平均化処理された信号の最初の部分にフェードイン処理を行うと共に該信号の最後の部分にフェードアウト処理を行う手順、
を実行させることを特徴とする請求項14に記載の測風プログラム。
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