JP6554439B2 - High frequency heating cooker - Google Patents
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Description
本発明は、高周波加熱調理器に関するものである。 The present invention relates to a high frequency heating cooker.
本技術分野の背景技術として、特開2010−286183号公報(特許文献1)がある。特許文献1の要約欄には、「設定手段23による設定内容に応じて指示手段28に従い、センター位置ではなく赤外線センサ24に近い側に飲み物27を置くことにより、赤外線センサ24の下側に近づけて置くことができ、その結果、赤外線センサ24が飲み物27からの赤外線を直接受光できるようになり、飲み物27自体の温度を正確に検出できる。」と記載がある。
As background art of this technical field, there exists Unexamined-Japanese-Patent No. 2010-286183 (patent document 1). According to the instruction means 28 according to the setting contents by the setting means 23 in the summary column of
特許文献1では、回転アンテナから離れた壁面付近に被加熱物を配置して加熱した場合、被加熱物の上下の温度差が大きくなり、仕上がり温度に斑が発生することがある。
In
また、赤外線センサを加熱室天面の中央に配置しているため、加熱室天面にグリル加熱手段を設けることが困難である。 Further, since the infrared sensor is disposed at the center of the top surface of the heating chamber, it is difficult to provide the grille heating means on the top surface of the heating chamber.
そこで本発明は、容器、特に高さのあるコップ等に入れた液体を加熱する際に、温度斑を低減することを目的とする。 Then, when heating the liquid put in the container, especially the cup etc. with height especially, an object of this invention is to reduce a temperature spot.
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、加熱室と、被加熱物を加熱す
る加熱手段と、前記加熱室で前記被加熱物が載置されるテーブルプレートと、該テーブル
プレートを支持し前記被加熱物の重量を測定する重量センサと、前記テーブルプレート上
の温度を検出する赤外線センサと、前記被加熱物の仕上がり温度を入力する入力手段と、
前記仕上がり温度となるように、前記重量センサと前記赤外線センサの検出値に基づいて
前記加熱手段を制御する制御手段と、を備え、該制御手段は、 前記被加熱物が特定温度に到達するまでの経過時間を計測し、前記計測された経過時間に基づいて加熱時間を算出して加熱を行うものであって、前記被加熱物の重量が所定値以下の場合の前記特定温度は、前記被加熱物の重量が所定値より大きいの場合の前記特定温度よりも低い温度ととし、前記制御手段は、前記被加熱物の昇温速度が遅い場合には、重量から確認した加熱時間に基づいて残りの追加加熱の加熱時間を算出して加熱を行い、昇温速度が速い場合には、仕上がり温度に近い特定温度を設定し、当該特定温度に到達するまでの昇温速度を求め、仕上がり温度に到達する残りの加熱時間を算出して加熱を行う。
The present invention has been made to solve the above problems, and includes a heating chamber, a heating means for heating an object to be heated, a table plate on which the object to be heated is placed in the heating chamber, and the table. A weight sensor for supporting a plate and measuring a weight of the object to be heated, an infrared sensor for detecting a temperature on the table plate, and input means for inputting a finishing temperature of the object to be heated;
And control means for controlling the heating means based on detection values of the weight sensor and the infrared sensor so as to achieve the finish temperature, and the control means continues until the object to be heated reaches a specific temperature. And the heating time is calculated based on the measured elapsed time to perform heating, and the specific temperature when the weight of the object to be heated is a predetermined value or less is The temperature is lower than the specific temperature when the weight of the heating object is larger than a predetermined value , and the control means determines the heating time based on the weight when the temperature raising rate of the heating object is slow. The heating time of the remaining additional heating is calculated and heating is performed, and when the temperature raising rate is fast, a specific temperature close to the finish temperature is set, and the temperature increase rate until reaching the specific temperature is determined. The remaining additions to reach Heat is calculated by calculating the heat time .
本発明によれば、容器、特に高さのあるコップ等に入れた液体を加熱する際に、温度斑を低減することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, when heating the liquid put into the container, especially the cup etc. with height, a temperature spot can be reduced.
以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
以下、本発明の実施例を添付図面に従って説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the attached drawings.
図1から図3は、本実施例の主要部分を示すもので、図1は加熱調理器本体を前面側から見た斜視図、図2は同本体の外枠を除いた状態で後方側から見た斜視図、図3は図1のA−A断面図である。 1 to 3 show the main parts of this embodiment, and FIG. 1 is a perspective view of the heating cooker main body as viewed from the front side, and FIG. 2 is from the rear side with the outer frame of the main body removed. FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
図において、加熱調理器の本体1は、加熱室28の中に加熱する食品を入れ、マイクロ波やヒータの熱、過熱水蒸気を使用して食品を加熱調理する。
In the figure, the
ドア2は、加熱室28の内部に食品を出し入れするために開閉するもので、ドア2を閉めることで加熱室28を密閉状態にし、食品を加熱する時に使用するマイクロ波の漏洩を防止し、ヒータの熱や過熱水蒸気を封じ込め、効率良く加熱することを可能とする。
The door 2 is opened and closed in order to put food in and out of the
取っ手9は、ドア2に取り付けられ、ドア2の開閉を容易にするもので、手で握りやすい形状になっている。 The handle 9 is attached to the door 2 to facilitate opening and closing of the door 2 and has a shape that can be easily grasped by hand.
ガラス窓3は、調理中の食品の状態が確認できるようにドア2に取り付けられており、ヒータ等の発熱による高温に耐えるガラスを使用している。
The
入力手段71は、ドア2の前面下側の操作パネル4に設けられ、マイクロ波加熱やヒータ加熱等の加熱手段や加熱する時間等と加熱温度の入力するための操作部6と、操作部6から入力された内容や調理の進行状態を表示する表示部5とで構成されている。
外枠7は、加熱調理器の本体1の上面と左右側面を覆うキャビネットである。
The input unit 71 is provided on the
The
水タンク42は、加熱水蒸気を作るのに必要な水を溜めておく容器であり、加熱調理器の本体1の前面下側に設けられ、本体1の前面から着脱可能な構造とすることで給水および排水が容易にできるようになっている。
The water tank 42 is a container for storing water necessary for producing heating steam, is provided on the lower front side of the
後板10は、前記したキャビネットの後面を形成するものであり、上部に外部排気ダクト18が取り付けられ、食品から排出した蒸気や本体1の内部の部品を冷却した後の冷却風(廃熱)39を外部排気ダクト18の外部排気口8から排出する。
The
機械室20は、加熱室底面28aと本体1の底板21との間の空間部に設けられ、底板21上には食品を加熱するためのマグネトロン33、マグネトロン33に接続された導波管47、制御手段23a(図12参照)を実装した制御基板23、その他後述する各種部品、これらの各種部品を冷却するファン装置15等が取り付けられている。
加熱室底面28aは、略中央部が凹状に窪んでおり、その中に回転アンテナ26が設置され、マグネトロン33より放射されるマイクロ波エネルギーが導波管47、回転アンテナ26の出力軸46aが貫通する開孔部47aを通して回転アンテナ26の下面に流入し、該回転アンテナ26で拡散されて加熱室28内に放射される。回転アンテナ26の出力軸46aは回転アンテナ駆動手段46に連結されている。
The
The heating chamber bottom surface 28a has a substantially central portion recessed and the rotary antenna 26 is installed therein, and the microwave energy radiated from the magnetron 33 passes through the
ファン装置15は、底板21に取り付けた冷却モータに取り付けられた冷却ファンとで構成する。このファン装置15によって発生する冷却風39は、機械室20内の自己発熱するマグネトロン33やインバータ回路(図示無し)、奥側重量センサ25c,左側重量センサ25bなどを冷却する。また、加熱室28の外側と外枠7の間および前記したように熱風ケース11aと後板10の間を流れ、外枠7と後板10を冷却しながら外部排気ダクト18の外部排気口8より排出される。さらに、後述する熱風モータ13を冷却するためのダクト16aと、後述する赤外線ケース48内に収められた赤外線ユニット50を冷却するためのダクト16bが設けられ、赤外線ユニット50を冷却した冷却風39は、加熱室28内の排熱(水蒸気など)を廃棄する排気ダクト28eの反対側から排出された後外部排気ダクト18より外に排出される。
The fan unit 15 includes a cooling fan attached to a cooling motor attached to the
レンジ加熱手段330(図12)はマグネトロン33とインバータ回路(図示せず)よりなり前記制御手段23aによって制御される。 The range heating means 330 (FIG. 12) comprises a magnetron 33 and an inverter circuit (not shown) and is controlled by the control means 23a.
加熱室28の後部には、熱風ユニット11が取り付けられ、該熱風ユニット11内には加熱室28内の空気を効率良く循環させる熱風ファン32が取り付けられ、加熱室後部壁面28bには空気の通り道となる熱風吸気孔31と熱風吹出し孔30が設けられている。
A
熱風ファン32は、熱風ケース11aの外側に取り付けられた熱風モータ13の駆動により回転し、熱風ヒータ14で循環する空気を加熱する。
The hot air fan 32 rotates by driving a hot air motor 13 attached to the outside of the hot air case 11 a and heats the air circulating in the
また、熱風ユニット11は、加熱室奥壁面28bの後部側に熱風ケース11aを設け、加熱室奥壁面28bと熱風ケース11aとの間に熱風ファン32とその外周側に位置するように熱風ヒータ14を設け、熱風ケース11aの後側に熱風モータ13を取り付け、そのモータ軸を熱風ケース11aに設けた穴を通して熱風ファン32と連結している。
Further, the
熱風モータ13は、加熱室28や熱風ヒータ14からの熱によって温度上昇するため、それを防ぐために、熱風モータカバー17によって囲い、略筒状に形成されてダクト16aを熱風ケース11aと後板10との間に位置し、ダクト16aの上端開口部を熱風モータカバー17の下面に接続し、下端開口部をファン装置15の吹出し口に接続し、ファン装置15からの冷却風39の一部を熱風モータカバー17内に取り入れるようにしている。
The hot air motor 13 is raised in temperature by heat from the
加熱室28の加熱室天面28cの裏側には、ヒータよりなるグリル加熱手段12が取り付けられている。グリル加熱手段12は、マイカ板にヒータ線を巻き付けて平面状に形成し、加熱室28の天面裏側に押し付けて固定し、加熱室28の天面を加熱して加熱室28内の食品を輻射熱によって焼くものである。
On the back side of the heating
また、加熱室28の加熱室天面28cの奥側には後述する赤外線ユニット50が設けられ、赤外線ユニット50を冷却するために赤外線ケース48にて覆い、略筒状に形成されてダクト16bを熱風ケース11aと後板10との間に位置し、ダクト16bの上端開口部を赤外線ケース48の側面に接続し、下端開口部を熱風モータカバー17上面と接続し、ファン装置15からの冷却風39の一部を取り入れるようにしている。
Further, an
加熱室28の加熱室天面28cの左奥側にはサーミスタによって加熱室28の雰囲気の加熱室温度TH1を検出する加熱室温度センサ80を設けている。
A heating
また、加熱室底面28aには、複数個の重量センサ25、例えば前側左右に左側重量センサ25b、右側重量センサ(図示無し)、後側中央に奥側重量センサ25cが設けられ、その上にテーブルプレート24が載置されている。
テーブルプレート24は、食品を載置するためのもので、ヒータ加熱とマイクロ波加熱の両方に使用できるように耐熱性を有し、かつ、マイクロ波の透過性が良い材料で成形されている。
The heating chamber bottom surface 28a is also provided with a plurality of
The table plate 24 is for placing a food, and is formed of a material having heat resistance so as to be used for both heater heating and microwave heating, and having good microwave permeability.
ボイラー43は、熱風ユニット11の熱風ケース11aの外側面に取り付けられ、飽和水蒸気を熱風ユニット11内に臨ませ、熱風ユニット11内に噴出した飽和水蒸気は熱風ヒータ14によって加熱され過熱水蒸気となる。
The boiler 43 is attached to the outer surface of the hot air case 11 a of the
ポンプ手段87は、水タンク42の水をボイラー43まで汲み上げるもので、ポンプとポンプを駆動するモータで構成される。ボイラー43への給水量の調節はモータのON/OFFの比率で決定する。 The pump means 87 pumps the water in the water tank 42 to the boiler 43, and is composed of a pump and a motor that drives the pump. The adjustment of the amount of water supplied to the boiler 43 is determined by the ON / OFF ratio of the motor.
加熱手段はレンジ加熱手段330、熱風ヒータ14、熱風モータ13、グリル加熱手段12、ボイラー43などである。
The heating means is a range heating means 330, a
次に、図4〜図8を用いて加熱室28の上方に設けられた非接触で被加熱物の温度を検出する赤外線センサについて詳細を説明する。
Next, the non-contact infrared sensor for detecting the temperature of the object to be heated, which is provided above the
図4は図3で示す断面図を使用してコップで酒かんする場合の赤外線センサの動作説明図、図5は図3で示す断面図を使用して徳利で酒かんする場合の赤外線センサの動作説明図、図6は基準位置を示す赤外線センサ部の説明用の拡大図、図7は、終点位置を示す赤外線センサの説明用の拡大図、図8は、観測窓を閉めた状態を示す赤外線センサの説明用の拡大図である。 4 is an operation explanatory view of the infrared sensor in the case of drinking with a cup using the sectional view shown in FIG. 3, FIG. 5 is an operation explanation of the infrared sensor in the case of drinking with sake using the sectional view shown in FIG. FIG. 6, FIG. 6 is an enlarged view for explaining the infrared sensor portion showing the reference position, FIG. 7 is an enlarged view for explaining the infrared sensor showing the end point position, and FIG. 8 is an infrared sensor showing a state where the observation window is closed. It is an enlarged view for explanation of.
51はモータで、モータ51の向きは、回転軸51aと加熱室奥壁面28bと並行となるように取り付けられている。そして、回転軸51aが後述する筒状のユニットケース54を回転(駆動)させることで、ユニットケース54に収めた赤外線センサ52を搭載した基板53を回転させて赤外線センサ52のレンズ部52aの向きを加熱室底面28aの奥側(加熱室奥壁面28b側)から加熱室開口部28dまでの範囲を回転移動して温度を検出できるようにしている。モータ51はステッピングモータを使用し制御基板23に設けられた制御手段23aの制御によって回転軸51aを正転、逆転、また回転角度を好みに動作可能となっている。
52は赤外線センサで、赤外線検出素子(例えばサーモパイル)を複数個設け被加熱物を非接触で温度を検出するもので、ここでは、回転軸51aの鉛直方向に一列に8素子整列した赤外線センサを使用している。そのため、加熱室底面28aの左右方向は一度に前記複数個所の温度の検出が可能であり、加熱室28の奥側(加熱室奥壁面28b側)から前側(ドア2側)かけては、赤外線センサ52を回転させることで加熱室底面28aの全域の温度を検出するものである。具体的には、加熱室底面28aに載置するテーブルプレート24の全面の温度を検知する。
An
54は筒状のユニットケースで、最大径部に基板53を配置し赤外線センサ52のレンズ部52aを臨ませる窓部54aを設けている。また、ユニットケース54の材料にはカーボンを含ませることでユニットケース54の特性を導電材とすることで外来ノイズのユニットケース54内への侵入を防止している。
Reference numeral 54 denotes a cylindrical unit case, in which a
55は金属板から成るシャッタである。シャッタ55は、赤外線センサ52を使用しない時に後述する観測窓44aを閉じるものである(図8参照)。また加熱室28の温度がユニットケース54に伝わるのを防止するために、ユニットケース54の外周に冷却風を流せるようにユニットケース54の外周に沿って隙間を設けた風路55cを形成するようにシャッタ55を配置し、前記風路55cに冷却風39流す出入り口となる開口55aと開口55bを設けている。
55 is a shutter made of a metal plate. The
56は位置決め凸部で、赤外線センサ52の検知点を基準位置(図4の検知点a)に合わせるように前記制御部がモータ51の回転を制御した時、赤外線センサ52の検知点の基準位置を補正できるように、シャッタ55によって観測窓44aを閉じた時に、位置決め凸部56が赤外線ケース48に設けられたストッパ(図示無し)に当接させた状態で回転軸51aをスリップさせることで、前記制御部の制御する基準位置と赤外線センサ52の検知する基準位置となる検知点aの位置を補正することができる。
44は加熱室28の内方向に突出した円弧状の観測部で、回転軸51aの回転中心と筒状のユニットケース54の中心とユニットケース54の外周に沿って設けられて円弧状に曲げられたシャッタ55の円弧の中心と円弧状の観測部44の各中心位置は全て同一位置となっている。44aは観測部44に設けた観測窓で、赤外線センサ52の検出する視野範囲となる範囲を開口している。また、マイクロ波加熱時に観測窓44aからのマイクロ波漏洩を防止するために、観測窓44aの周囲外側には立上壁(バーリング)44bを2mm程度設けている。
Reference numeral 44 denotes an arc-shaped observation portion protruding inward of the
観測部44を加熱室28の内側に突出させることで、最低限の狭い観測窓開口範囲で広範囲の温度検知が可能となる。
By projecting the observation part 44 inside the
49は凸部であり、加熱室天面28cから赤外線ケース48と赤外線ユニット50を離すもので、加熱室天面28cとの接触を凸部49のみとすることで加熱時にグリル加熱手段12や熱風ユニット11などのヒータによって加熱された加熱室天面28cの温度が赤外線ユニット50に伝わりにくいようにしている。
A
制御基板23に搭載された制御手段23aの赤外線センサ52の測定要領について図4、図5により説明する。
The measurement procedure of the
図4では、コップにお酒を入れて酒かんする場合、図5は徳利にお酒を入れて酒かんする場合の赤外線センサの動作を説明する図である。図4では、検知点fにおいて被加熱物60cの液面60c1を直接とらえることができる。これはコップである容器60の口が広いためである。図5では、被加熱物60cの液面60c1を直接とらえることができない、これは徳利である容器60の口が狭いためである。
FIG. 4 is a view for explaining the operation of the infrared sensor in the case of putting sake in a cup and putting it in a cup, and FIG. In FIG. 4, the liquid level 60c1 of the object to be heated 60c can be directly captured at the detection point f. This is because the mouth of the
赤外線センサ52は、一度の測定で8点を測定するセンサをモータ51で基準位置(図4、検知点a)から終点位置(図4、検知点h)まで赤外線センサ52を3度ずつ14回、回転移動させて計15列の測定が行われ、左右方向8点×前後方向15列の120か所の温度を検出する。そして前記終点位置から前記基準位置までは赤外線センサ52は測定せずに直接前記基準位置に戻る。
The
温度検知は、前記基準位置から前記終点位置まで赤外線センサ52を3度ずつ14回移動させて15列で測定し、終点位置から基準位置までは戻ることを繰り返す。
In the temperature detection, the
赤外線センサ52によって検知した被加熱物60cの温度と、制御手段23aに記憶している所定温度H(例えば30℃)とを比較して、検知した温度が所定の判定温度Hに到達した到達時間(加熱開始からの経過時間)を初期加熱時間T1として記憶する。制御手段23aの制御は後述する。
The arrival time when the detected temperature reaches the predetermined determination temperature H by comparing the temperature of the
次に赤外線センサ52の回転移動について説明する。
Next, rotational movement of the
被加熱物(酒)60cの入っている上方が開口した容器60の例としてコップを加熱室底面28aに設けられているテーブルプレート24に載置して加熱を開始した時、マグネトロン33が安定発信する1〜2秒間はシャッタ55にて観測窓44aを閉じて(図8参照)マグネトロン33の発信開始時の不安定発信によるノイズが赤外線センサ52に入り込むのを防止する。
As an example of the
マグネトロン33の発信が安定した後に、制御手段23aはモータ51の回転軸51aを基準位置に回転するように制御する。回転軸51aが基準位置へと回転することでユニットケース54を回転し、赤外線センサ52のレンズ部52aの向きも基準位置の検知点aを検知できる位置に回転(図4,図6参照)する。この時、冷却風39は赤外線センサ52のレンズ部52aを流れてセンサ窓部44aから加熱室28へと流れるので、レンズ部52aへの汚れ付着を防止している。
After the transmission of the magnetron 33 is stabilized, the control means 23a controls the
ユニットケース54を回転することで、被加熱物60cの温度の検出は前述した基準位置(検知点a)からテーブルプレート24の検知点b、検知点cへと進み、さらにユニットケース54が回転するとコップ(容器60)の外側の温度を高さ方向に検知し、検知点dから検知点eの温度を検知する。検知点がコップ(容器60)の開口部の頂点に達した後は、被加熱物60cの表面の温度を検知点fで検知し、次にコップ(容器60)の内側の温度を検知点gで検知し、次にテーブルプレート24の温度を検知点hで検知する。
By rotating the unit case 54, detection of the temperature of the object to be heated 60c proceeds from the reference position (detection point a) described above to the detection point b and detection point c of the table plate 24, and further when the unit case 54 rotates. The temperature outside the cup (container 60) is detected in the height direction, and the temperature from the detection point d to the detection point e is detected. After the detection point reaches the top of the opening of the glass (the container 60), the temperature of the surface of the
検知点a〜検知点hの温度検知範囲の温度の検知は、ユニットケース54を回転する往路の片方で行い、一度終点まで温度検知を行った後、復路は途中で測定せず温度の検知をしないで、再度基準位置に戻ってから再び検知点a〜検知点hと順次行う。 Detection of the temperature in the temperature detection range from detection point a to detection point h is performed on one side of the outward path that rotates unit case 54, and once temperature detection is performed until the end point, return path does not measure halfway through temperature detection Then, after returning to the reference position again, detection point a to detection point h are sequentially performed again.
温度の検知数は好みに変えられ、前述した検知点a〜検知点hは、説明上の例で、前記したように15列のデータを測定する。 The number of detected temperatures is changed according to preference, and the detection points a to h described above are illustrative examples, and 15 rows of data are measured as described above.
また、温度の検知は、温度を検知している間はモータ51の回転を止めて検知し、検知した後に回転を行う。正確に温度を検知するため回転を止めて測定する方が良い。
The temperature is detected by stopping the rotation of the
例えば、加熱初めは、ユニットケース54の回転を止めて検知し、検知した後に一定角度で回転を行い、回転を止めて検知し、検知した後に一定角度で回転を行うことをくりかえしてマス目状に温度分布を測定する。そうすることで、等角度で一定位置の温度を測定することによりテーブルプレート24の全面をまんべんなく測定するものである。 For example, at the beginning of heating, the rotation of the unit case 54 is stopped and detected, and detection is performed, rotation is performed at a fixed angle, rotation is stopped and detected, detection is performed, and rotation is performed at a fixed angle after detection. Measure the temperature distribution. By doing so, the entire surface of the table plate 24 is measured evenly by measuring the temperature at a fixed position at an equal angle.
赤外線センサ52は、加熱室底面28aに載置されたテーブルプレート24の四辺から加熱室天井28cに垂直に伸ばした仮想線の内側の加熱室天井28cの左右方向の略中央に設けられている。
The
そして、赤外線センサ52の視野は、検知点aと検知点hはテーブルプレート24の前後のフランジ部の温度を検知する範囲に略定め、赤外線センサ52の整列した複数素子の両側のセンサはテーブルプレート24の左右のフランジ部の温度を検知する範囲に略定められている。こうすることで、テーブルプレート24の略中央に載置された被加熱物の温度を正確に検出する事が可能となる。また赤外線センサ52の回転は、温度の測定範囲が広い方に回転させる方が、コップ60に入れられた被加熱物60cの温度を検知するのに良い。
The field of view of the
このような設定で、コップ60をテーブルプレート24の奥側に載置した時は、赤外線センサ50の略下側の検知点bでコップ内の被加熱物60cの温度を検知可能となり、コップ60をテーブルプレート24の左右の一方側に載置したときは、赤外線センサ50は加熱室28の左右横方向の略中央に設けられているため、赤外線センサ50内に設けられている一列に整列した8素子の両側の赤外線センサによって被加熱物の温度の検出が可能となる。
With such a setting, when the
さらに、重量センサ25による重量情報と赤外線センサ52による検知した温度分布情報から重量情報が軽く温度分布の温度上昇が広範囲に認められるときは、被加熱物60cが薄くて広いものと判断できる。また、重量情報が重く温度分布の温度上昇が狭い範囲のみに認められるときは、例えば背の高いコップ(容器60)に被加熱物60cが入れられていると判断できる。
Furthermore, when the weight information is light and the temperature rise of the temperature distribution is recognized over a wide range from the weight information by the
本実施例では、加熱室天面28cに赤外線ユニット50を設けたが、赤外線ユニット50の取り付ける位置は、加熱室天面28cの手前側に取り付けた場合でも前述した同様の考えに基づいて設置すれば、被加熱物60cの温度を正確に検知可能である。
In the present embodiment, the
本実施例では、コップ60に入れた被加熱物60cの温度検知の方法を詳細説明したが、容器を使用しない被加熱物60cがブロック状の大きな塊の場合でも、ブロック状の被加熱物60cの側面の高さ方向と上面の温度を検知できるため、被加熱物60cの温度分布を詳細に検知することが可能となる。
In the present embodiment, the method of detecting the temperature of the object to be heated 60c placed in the
次に、図9から図13を用いて赤外線センサ52と重量センサ25の両方を用いて被加熱物60cの自動調理の制御方法について説明する。被加熱物60cは酒、容器60はてコップと徳利を例に説明する。
Next, a control method of automatic cooking of the
図12に示すように制御手段23aに入力手段71、赤外線センサ52、重量センサ25、加熱室温度センサ80から入力され、制御手段23aによってレンジ加熱手段330は制御される。
As shown in FIG. 12, the control means 23a is inputted from the input means 71, the
初めに図13を用いて赤外線センサを用いてお酒を加熱する加熱動作について概略説明する。重量Wの検出W1後の加熱動作は大別すると検出加熱のレンジ加熱1と追加加熱のレンジ加熱2との2動作に分かれる。
First, a heating operation for heating sake using an infrared sensor will be briefly described with reference to FIG. The heating operation after the detection W1 of the weight W is roughly divided into two operations of the
レンジ加熱1の検出加熱の動作は、加熱されている被加熱物60cの温度を赤外線センサ52で検出し、検出する温度が所定の判定温度に到達するまでの経過時間(検出加熱時間T1)を計測し、所定温度に到達するまでの昇温速度を算出し、該昇温速度から加熱状況を判定する工程である。
In the detection heating operation of the
レンジ加熱2の追加加熱の動作は、前記判断に基づいて使用されている容器60を判断して、容器60に応じて仕上がり温度までの残りの追加加熱の時間を算出するもので、昇温速度から最終加熱温度までの加熱時間を算出して算出した加熱時間T2に基づいて追加加熱する工程と、検出した重量Wから加熱時間を算出して算出した加熱時間T2に基づいて追加加熱する工程とがある。
The operation of the additional heating of the range heating 2 judges the
以上の工程を図9のフローチャートを用いて詳細に説明する。 The above steps will be described in detail using the flowchart of FIG.
お酒の温めは、主にコップと徳利の二種類の容器60が使用される。そして、入れるお酒の量もまちまちである。これら加熱状況を判断しながら加熱するものである。
To warm the liquor, two types of
初めに、加熱室28に被加熱物60cである酒を入れた容器60をテーブルプレート24に載せてドア3を閉める。入力手段71で酒かんメニューから熱かん、ぬるかん、人肌かんのいずれかを選択する(工程S0)。各メニューの仕上がり温度は、熱かんは50℃、ぬるかんは40℃、人肌かんは35℃である。入力手段71で仕上がり調節から強、中、弱のいずれかを選択(工程S1)。仕上がり調節の中は標準の温度で仕上がり、強は仕上がり温度が標準より約5℃高く設定し、弱は仕上がり温度が標準より約5℃低く設定する。加熱開始のスタートが入力(工程S2)されると、事前設定されている加熱出力Pが設定される。
First, the
次に重量センサ25でテーブルプレート24に載置されている被加熱物60cと容器60との合計の重量Wを検出する(工程S3)。検出した重量Wが特定値W0以下の場合は少量モード判定(工程S4)にて少量負荷モードと判定する。検出した重量Wが特定値W0以下の場合は少量負荷モードで被加熱物60cの加熱を行う(工程S5)。少量負荷モードへの移行は、コップに1/4程度のお酒を入れた重量を想定している。少量負荷モードの加熱については後述する。
Next, the weight W of the total of the object to be heated 60c placed on the table plate 24 and the
次に、加熱しながら使用されている容器60(コップと徳利)を判断するレンジ加熱1(検出加熱)である。 Next, it is range heating 1 (detection heating) which judges the container 60 (cup and bottle) used while heating.
少量モード判定工程(工程S4)の確認が終了するとレンジ加熱を開始する(工程S6)。次に被加熱物60cの初期温度Ts1を検出する(工程S7)。 When the confirmation of the small amount mode determination step (step S4) is completed, the range heating is started (step S6). Next, the initial temperature Ts1 of the object to be heated 60c is detected (step S7).
工程S8〜S10までは、被加熱物60cの温度Ts3が特定温度Ts2に昇温するまでの経過時間taを測定する工程である。
Steps S8 to S10 are steps of measuring an elapsed time ta until the temperature Ts3 of the
赤外線センサ52が被加熱物60cの温度が特定温度Ts2と同じになると次の工程S11へ進む。
When the temperature of the
工程S11では、特定温度Ts2から初期温度Ts1を引いた上昇温度と加熱開始から特定温度Ts2に到達するまでの経過時間taをもとめ、昇温速度Tv1を算出する。 In step S11, the temperature rise rate Tv1 is calculated by finding the rising temperature obtained by subtracting the initial temperature Ts1 from the specific temperature Ts2 and the elapsed time ta from the start of heating to reaching the specific temperature Ts2.
工程S12では、算出した昇温速度Tv1を確認して特定の昇温速度Tv0より遅い場合は工程S14の徳利モードに移行し、早い場合は工程S13のコップモードへ移行する。 In step S12, the calculated temperature rising rate Tv1 is confirmed, and if it is slower than the specific temperature rising rate Tv0, the process shifts to the profit mode of step S14, and if it is faster, it shifts to the cup mode of step S13.
徳利を使用してお酒を温めると、徳利は背が高く、口が狭いため、赤外線センサ52は液面の温度を検出する事ができない。そのため、赤外線センサ52は徳利の表面のみの温度を検出する事になる。徳利の表面の温度は、中のお酒の温度が上昇するにつれて熱伝導によって上昇するもので、そのため昇温速度Tv1が遅くなるものである。
When sake is used to warm sake, the
ここまでの加熱がレンジ加熱1である。
The heating up to here is
次に使用している容器60を判定した後のレンジ加熱2(追加加熱)について説明する。
Next, range heating 2 (additional heating) after determining the
初めに徳利モードの追加加熱について説明する。 First of all, the additional heating in the charge mode will be described.
徳利は前述したように液面の温度を検出する事が出来ないので、工程S3で検出した重量から事前に確認した加熱時間に基づいて残りの追加加熱の加熱時間を算出して加熱を行う。また、追加加熱の加熱時間を残りの加熱時間として表示部5に表示して減算することで使用者に加熱終了時間を知らせる。
Since Tokuto can not detect the temperature of the liquid surface as described above, heating is performed by calculating the remaining additional heating heating time based on the heating time previously confirmed from the weight detected in step S3. Further, the heating time of the additional heating is displayed on the
次にコップモードの追加加熱について説明する。 Next, additional heating in the cup mode will be described.
コップモードの追加加熱は、特定温度Ts2より高く、仕上がり温度に近い特定温度Ts4(例えば仕上がり温度より5度低い温度)を設定し、加熱開始からお酒の温度が特定温度Ts4に到達するまでの経過時間taを計測し、特定温度Ts4から初期温度Ts1を除いた上昇温度から昇温速度を求め、仕上がり温度に到達する残りの加熱時間を算出して加熱を行う。この残りの加熱時間を表示部5に表示して減算することで使用者に加熱終了時間を知らせる。特定温度Ts4を仕上がり温度近傍にすることで、仕上がり温度の制度を良くしている。
The additional heating in the cup mode sets the specific temperature Ts4 (for example, a
赤外線センサ52で仕上がり温度まで検出しない理由は、前述したように赤外線センサ52は回転してテーブルプレート24の全面の温度を検出しているため、一回の温度検出が終了するまでに約数秒間かかり、その間に加熱が続けられることで仕上がり温度が高くなるのを防止するためである。
The reason why the
また、徳利モードとコップモードにおいて、加熱するお酒の量が同じときは、加熱時間Tzは略同じ時間になる。但し、残り時間を表示部5に表示するタイミングは徳利を使用した時の方が早く表示される。そのことは、使用者に待ち時間を利用してお銚子を準備させるきっかけになる。
Further, in the bottled wine mode and the cup mode, when the amount of liquor to be heated is the same, the heating time Tz is substantially the same time. However, the time when the remaining time is displayed on the
次に少量負荷モード(S6)の加熱工程について説明する。 Next, the heating process in the small load mode (S6) will be described.
少量負荷モードは、容器の大きさに対して、入れたお酒の量が少量の場合を想定して設けたものである。図10に示す被加熱物(お酒)60cの量を標準とすると図11に示す被加熱物(お酒)60cの量が少量となる(検出角度α1>α2)。お酒の量が少なくなると被加熱物60cの液面が低くなり液面が容器60の陰となり、赤外線センサ52の検出する液面の検出面積が狭くなる。
The small amount load mode is provided assuming that the amount of liquor is small relative to the size of the container. When the amount of the heating target (alcohol) 60c shown in FIG. 10 is taken as a standard, the amount of the heating target (alcohol) 60c shown in FIG. 11 becomes small (detection angle α1> α2). When the amount of liquor decreases, the liquid level of the object to be heated 60c becomes low and the liquid level becomes the shadow of the
赤外線センサ52は、検出している温度の変化が無い場合でも、温度を検出している検出面積を変化させると検出する赤外線量が変化して検出温度が変化したように捉える特性がある。そのため、お酒の量が少ないと被加熱物60cの液面が低くなり赤外線センサ52の検出面積が狭くなるので、実際の温度は同じでも図10のお酒の温度に対して図11のお酒の温度は低く検出する課題がある。この課題は赤外線センサ52の検出する赤外線量に対して制御手段23aが認識する温度に変換する温度テーブルのデータを変更しない時に発生する課題である。
The
そこで少量負荷モード(S5)では、検出温度に対して制御手段23aの認識温度を変更するため、赤外線センサ52の検出温度に対して特定の温度分を減算した温度を被加熱物60cの温度と認識しても良い。もしくは、少量負荷モード専用に温度テーブルのデータを変更しても良い。
Therefore, in the small load mode (S5), in order to change the recognition temperature of the control means 23a with respect to the detection temperature, the temperature obtained by subtracting a specific temperature portion from the detection temperature of the
少量負荷モードの加熱は、前述したコップモードの加熱と同様に、特定温度Ts5を設定し、加熱開始かお酒の温度が特定温度Ts5に到達するまでの経過時間taを計測し、特定温度Ts5から初期温度Ts1を除いた上昇温度から昇温速度を求め、仕上がり温度に到達する残りの加熱時間を算出して加熱を行うものである。但し、コップモードとの違いは、前述した加熱にともなう温度上昇の初期段階で昇温速度が算出されるように特定温度Ts5の設定温度は低く設定されている。その理由は、少量負荷モードにおいても容器60の種類、お酒の量など不確定要素が多い、そのため加熱が進行すると赤外線センサ52の検出温度と実際の温度との間に生じる測定誤差が大きくなる事が考えられる。そこで、測定誤差の大きくなる前に、お酒の温度が常温域程度の温度上昇で昇温速度を算出して仕上がり温度に到達する残りの加熱時間を算出して加熱を行う。この残りの加熱時間を表示部5に表示して減算することで使用者に加熱終了時間を知らせる。
The heating in the small load mode sets the specific temperature Ts5 similarly to the heating in the cup mode described above, measures the elapsed time ta until the start of heating or the temperature of liquor reaches the specific temperature Ts5, and the specific temperature Ts5 The temperature rise rate is obtained from the rising temperature excluding the initial temperature Ts1, and the remaining heating time to reach the finished temperature is calculated to perform heating. However, the difference from the cup mode is that the set temperature of the specific temperature Ts5 is set low so that the temperature rising rate is calculated at the initial stage of the temperature rise accompanying the heating described above. The reason is that there are many uncertain factors such as the type of
上記した本実施例によれば、お酒の加熱に適した高周波加熱調理器を提供する。 According to the above-described embodiment, a high frequency heating cooker suitable for heating sake is provided.
23a 制御手段
24 テーブルプレート
25 重量センサ
28 加熱室
33 マグネトロン
52 赤外線センサ
60 容器
60c 被加熱物
71 入力手段
80 加熱室温度センサ
330 レンジ加熱手段
W 重量
H 判定時間
Tz 総加熱時間
T1 検出加熱時間
T2 追加加熱時間
T 判定時間
23a Control means 24
Claims (1)
被加熱物を加熱する加熱手段と、
前記加熱室で前記被加熱物が載置されるテーブルプレートと、
該テーブルプレートを支持し前記被加熱物の重量を測定する重量センサと、
前記テーブルプレート上の温度を検出する赤外線センサと、
前記被加熱物の仕上がり温度を入力する入力手段と、
前記仕上がり温度となるように、前記重量センサと前記赤外線センサの検出値に基づい
て前記加熱手段を制御する制御手段と、を備え、
該制御手段は、
前記被加熱物が特定温度に到達するまでの経過時間を計測し、前記計測された経過時間に基づいて加熱時間を算出して加熱を行うものであって、
前記被加熱物の重量が所定値以下の場合の前記特定温度は、前記被加熱物の重量が所定値より大きいの場合の前記特定温度よりも低い温度とし、
前記制御手段は、
前記被加熱物の昇温速度が遅い場合には、重量から確認した加熱時間に基づいて残りの追加加熱の加熱時間を算出して加熱を行い、昇温速度が速い場合には、仕上がり温度に近い特定温度を設定し、当該特定温度に到達するまでの昇温速度を求め、仕上がり温度に到達する残りの加熱時間を算出して加熱を行うことを特徴とする高周波加熱調理器。 A heating chamber,
Heating means for heating the object to be heated;
A table plate on which the object to be heated is placed in the heating chamber;
A weight sensor that supports the table plate and measures the weight of the object to be heated;
An infrared sensor for detecting the temperature on the table plate;
Input means for inputting a finishing temperature of the object to be heated;
And control means for controlling the heating means on the basis of detection values of the weight sensor and the infrared sensor so as to achieve the finish temperature.
The control means
The elapsed time until the object to be heated reaches a specific temperature is measured, and the heating time is calculated based on the measured elapsed time to perform heating.
The specific temperature when the weight of the object to be heated is equal to or less than a predetermined value is lower than the specific temperature when the weight of the object to be heated is larger than the predetermined value ,
The control means
If the temperature increase rate of the object to be heated is slow, the remaining additional heating heating time is calculated based on the heating time confirmed from the weight and heating is performed, and if the temperature increase rate is fast, the finish temperature is obtained. A high frequency heating cooker characterized by setting a close specific temperature, determining a temperature rising rate until reaching the specific temperature, calculating a remaining heating time to reach a finish temperature, and performing heating.
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