JP6552158B2 - 解析装置、解析方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、解析装置、解析方法及びプログラムに関する。
人の呼吸は、鼻又は口で行われる。息の吸入、吐出の際に用いる器官の組み合わせから、呼吸を次の4種類の形態に分類することが出来る。
(1)鼻で吸入して鼻で吐出
(2)鼻で吸入して口で吐出
(3)口で吸入して鼻で吐出
(4)口で吸入して口で吐出
通常、上記の(1)と(4)はそれぞれ、鼻呼吸と口呼吸と呼ばれることが多い。上記の形態以外に、口と鼻から同時に息を吸入する、口と鼻から同時に息を吐出するという形態も存在する。前者は水泳の息継ぎ等、運動中に大量の酸素を必要とする場合に見られる形態であり、後者は喫煙時等に見られる形態である。さらに別の呼吸形態として、楽器の演奏時の息継ぎの無音時間をなくすために、鼻から吸いながら口から吐く「循環呼吸」が存在する。
鼻から空気を吸入する場合、鼻腔を通る間に吸気が浄化、加湿され、喉や肺に刺激の少ない状態で空気が送り込まれる。一方、口から空気を吸入する場合、乾燥した冷たい呼気が直接喉や肺に送り込まれる。従って一般に、口呼吸によって免疫力の低下や罹病のリスクが上がるため、鼻呼吸が望ましいとされている。
一方で、喘息患者の息の強さの測定や、睡眠時無呼吸症候群の患者の呼吸の測定など、様々な目的で、呼吸の測定を行うための方法が提案されている。特許文献1には、焦電性高分子フィルムで構成されたセンサを用いて、鼻と口の呼吸を区別して測定する方法が開示されている。特許文献2には、サーモグラフィー装置を用いて人の顔部分の熱画像を撮影して、鼻や口の部分の温度変化から、呼吸の数、リズム、パターン、深さ等の情報を得る方法が開示されている。
特開2007−236779号公報 特許第2802365号公報
しかしながら、呼吸は無意識に行われており、人が自身の呼吸形態を自覚することは容易ではない。特許文献1の技術は、装置を顔に装着する必要があり、日常生活における呼吸形態を手軽に測定するのには適さない。また、特許文献2の技術においては、測定装置を装着する必要はないが、呼吸形態を特定するものではない。このため、日常生活において、呼吸形態を簡単に特定する技術が求められている。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、利用者に負担をかけることなく、利用者の日常生活における呼吸形態を特定することを目的とする。
そこで、本発明は、鼻又は口で息の吸入をした後に、鼻又は口で息の吐出をする呼吸形態を解析する解析装置であって、人物の顔の熱画像を取得する取得手段と、時系列順の複数の前記熱画像から、鼻領域の第1の温度低下量及び口領域の第2の温度低下量を算出する算出手段と、時系列順の複数の前記熱画像から、前記口領域の温度低下の周期を抽出する抽出手段と、前記第1の温度低下量に基づいて、息の吸入に使用された器官が鼻と口の何れであるかを特定し、前記特定された息の吸入に使用された器官と前記第2の温度低下量又は前記周期とに基づいて、息の吐出に使用された器官が鼻と口の何れであるかを特定する特定手段とを有し、前記特定手段は、息の吸入に使用された器官が鼻であると特定された場合に、前記第2の温度低下量に基づいて、息の吐出に使用された器官が鼻と口の何れであるかを特定し、息の吸入に使用された器官が口であると特定された場合に、前記周期が異なる2つの周期を含むか否かに基づいて、息の吐出に使用された器官が鼻と口の何れであるかを特定することを特徴とする。
本発明によれば、利用者に負担をかけることなく、利用者の日常生活における呼吸形態を特定することができる。
コンピュータを示す図である。 コンピュータを示す図である。 熱画像の一例を示す図である。 鼻領域及び口領域の一例を示す図である。 鼻領域及び口領域の温度変化を示すグラフの一例を示す図である。 鼻領域及び口領域の温度変化を示すグラフの一例を示す図である。 呼吸と、鼻領域及び口領域の温度変化との関係を説明するための図である。 呼吸形態解析処理を示すフローチャートである。 呼吸形態特定処理を示すフローチャートである。 呼吸形態と、特徴量との関係を示す図である。 第2の実施形態にかかるコンピュータを示す図である。 第2の実施形態にかかる呼吸形態解析処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる解析装置としてのコンピュータのハードウェア構成を示す図である。本実施形態の解析装置は、コンピュータに組み込まれ、利用者がコンピュータを使用してデスクワーク等を行っている間の呼吸形態を識別する。解析装置としてのコンピュータは、中央ユニット100と、モニタ110と、キーボード111と、マウス112と、スピーカ113a,113bと、サーモグラフィー114とを有している。
中央ユニット100は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、HDD104とを有している。CPU101は、コンピュータ全体を総括的に制御する。ROM102は、制御プログラム等を記憶する。RAM103は、CPU101の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD104は、画像データや各種プログラム等を記憶する。
モニタ110は、イメージを表示する。キーボード111とマウス112は、ユーザの入力操作を受け付けて、入力内容を中央ユニット100に伝送する。スピーカ113a,113bは、音声を出力する。サーモグラフィー114は、熱画像を撮影する。
なお、後述するコンピュータの機能や処理は、CPU101がROM102又はHDD104に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
ここで、本実施形態にかかるコンピュータが特定する呼吸形態について説明する。息の吸入及び吐出のそれぞれにおいて、鼻及び口の一方が使用され、呼吸形態は、息の吸入及び吐出のそれぞれにおいて使用される器官により分類される。本実施形態にかかるコンピュータは、以下の4パターンの呼吸形態を特定する。
(1)鼻での吸入、鼻での吐出を交互に繰り返す
(2)鼻での吸入、口での吐出を交互に繰り返す
(3)口での吸入、鼻での吐出を交互に繰り返す
(4)口での吸入、口での吐出を交互に繰り返す
コンピュータを使用したデスクワーク中においては、大部分の人物の呼吸は、上記の4パターンに当てはまる。なお、上記4パターンに当てはまらない呼吸の仕方としては、次のものが存在する。
(5)口と鼻から同時に息を吸入する
(6)口と鼻から同時に息を吐出する
(7)鼻から息を吸入しながら同時に口から吐出する
(5)は、水泳の息継ぎ等、一度に大量の酸素を必要とする場合の呼吸法である。(6)は、喫煙時に見られる呼吸法である。(7)は、楽器の演奏時の息継ぎの無音時間をなくすために、鼻から息を吸入しながら同時に口から吐出する「循環呼吸」と呼ばれる呼吸法である。(5)〜(7)はいずれも、デスクワーク中には行われない呼吸方法であり、本実施形態にかかるコンピュータは、これらの呼吸形態についての特定は行わない。
図2は、コンピュータのソフトウェア構成を示す図である。コンピュータは、温度解析部200と、領域決定部201と、特徴抽出部202と、呼吸形態特定部203と、アドバイステーブル204と、出力部205とを有している。温度解析部200は、サーモグラフィー114により測定された、ユーザの顔部分の熱画像を取得する。図3は、熱画像の一例を示す図である。このように、熱画像は、顔部分の表面温度に対応する画像である。なお、温度解析部200は、定期的に熱画像を取得する。
温度解析部200は、時系列順の複数の熱画像の部分領域それぞれにおける、温度変化を算出する。ここで、部分領域は、例えば画素単位の領域である。なお、部分領域は、熱画像中の人物の顔の部位に比べて十分に小さい単位であればよく、その単位は画素に限定されるものではない。
領域決定部201は、温度解析部200により算出された温度変化に基づいて、熱画像における口領域及び鼻領域を決定する。ここで、図4〜図7を参照しつつ、領域決定部201の処理について説明する。図4は、鼻領域及び口領域に相当する、実際の人物の顔内の領域を示す図である。実際の人物の顔のうち、鼻領域に相当する実鼻領域401及び口領域に相当する実口領域402では、呼吸に起因した温度変化が生じる。領域決定部201は、この温度変化に基づいて、熱画像における口領域及び鼻領域を決定する。
図5は、呼吸と、鼻領域及び口領域の温度変化との関係を説明するための図である。図5(a)は、鼻から息を吸入する場合を示す図である。体外の空気500は、鼻腔内の空気501よりも低温である。このため、鼻から息を吸入した場合には、実鼻領域401が冷却される。図5(b)は、口から息を吸入する場合を示す図である。吸入する空気510は、口の中の空気511よりも低温である。このため、口から息を吸入した場合には、実口領域402は、吸入した空気510によって冷却される。
図5(c)は、鼻から息を吐出する場合を示す図である。この場合、鼻から吐出される空気520は、空気520に比べて低温の空気521を巻き込み、実口領域402を冷却する。図5(d)は、口から息を吐出する場合を示す図である。この場合、口から吐出される空気530は呼気として空気中に放出される。このため、実口領域402の温度低下はほとんど生じない。
図6及び図7は、鼻領域及び口領域の温度変化を示すグラフの一例を示す図である。なお、図6の測定結果は、後述の(1)鼻での吸入、鼻での吐出を交互に繰り返す呼吸形態を示すものである。図6及び図7のグラフの横軸は時間、縦軸は温度を示している。図6のグラフに示すように、鼻領域及び口領域においては、呼吸に伴い温度変化が観測される。
領域決定部201は、図6等に示すような、一定以上の温度変化が現れる2つの領域を特定し、このうち上側の領域を鼻領域、下側の領域を口領域として決定する。なお、鼻領域は、鼻の位置を基準として定まる領域である。さらに、鼻領域は、鼻での呼吸に応じた温度変化が生じる領域であることから、鼻の下方の領域を含む領域となる。口領域は、口の位置を基準として定まる領域である。さらに、口領域は、口の下方の領域、すなわち顎を含む領域となる。なお、温度変化が現れる領域が1つのみの場合は、領域決定部201は、該領域が口領域であると決定する。
特徴抽出部202は、鼻領域及び口領域の温度変化に基づいて、呼吸形態を特定するために必要な特徴量を抽出する。ここで、特徴量は、鼻領域の温度低下量、口領域の温度低下量、及び口領域の温度低下の周期の3つを含んでいる。図6及び図7を参照しつつ、特徴抽出部202の処理について説明する。
特徴抽出部202は、鼻領域の温度変化から温度低下量601を抽出する。特徴抽出部202はまた、口領域の温度変化から温度低下量602を抽出する。特徴抽出部202はさらに、口領域の温度低下の周期603を抽出する。なお、図7に示すように、口領域の温度低下の周期が2種類存在する場合がある。特徴抽出部202は、このように、2種類の周期が存在する場合には、各周期701,702を抽出する。
呼吸形態特定部203は、特徴抽出部202により抽出された特徴量に基づいて、呼吸形態を特定する。アドバイステーブル204は、呼吸形態に対応付けられたアドバイスパターンを記憶している。例えば、一般に、除塵、加湿の観点から、鼻から息を吸引することが望ましいとされていることに対応し、口を吸入器官とする呼吸形態には、鼻からの吸入を促すアドバイスパターンが対応付けられている。
出力部205は、呼吸形態特定部203により特定された呼吸形態に対応付けられたアドバイスパターンと、呼吸形態と、を含む情報を、モニタ110及びスピーカ113a,113bに出力する。
図8は、コンピュータによる、呼吸形態解析処理を示すフローチャートである。S800において、温度解析部200は、サーモグラフィー114から人物の顔の熱画像を撮影された時系列順に取得する。次に、S801において、温度解析部200は、温度変化を算出する。次に、S802において、領域決定部201は、温度変化に基づいて、鼻領域及び口領域を決定する。ここで、S802の処理は、領域決定処理の一例である。次に、S803において、特徴抽出部202は、特徴量を抽出する。具体的には、特徴抽出部202は、鼻領域及び口領域それぞれの温度低下量を算出し、これらを特徴量として抽出する。すなわち、S803の処理は、鼻領域及び口領域それぞれの温度変化量を算出する算出処理の一例である。さらに特徴抽出部202は、口領域の温度低下の周期を特徴量として抽出する。
次に、S804において、呼吸形態特定部203は、S803において抽出された特徴量に基づいて、ユーザの呼吸形態を特定する。ここで、S804の処理は、温度低下量に基づいて、呼吸に使用されている器官が鼻であるか口であるかを特定する特定処理の一例である。次に、S805において、出力部205は、S804において特定された呼吸形態に対応付けられているアドバイスパターンを抽出する。次に、S806において、出力部205は、呼吸形態とアドバイスパターンとをモニタ110及びスピーカ113a,113bに出力する。以上で、呼吸形態解析処理が終了する。
図9は、呼吸形態特定処理(S804)における詳細な処理を示すフローチャートである。図10は、呼吸形態(1)〜(4)と、特徴量との関係を示す図である。呼吸形態特定部203は、図10に示す関係に基づいて、呼吸形態特定処理において、ユーザの呼吸形態を特定する。図10に示す関係からわかるように、鼻領域の温度低下が生じるのは、息の吸入に鼻を使用する呼吸形態、すなわち(1)と(2)の場合である。そこで、呼吸形態特定部203は、呼吸形態特定処理(S804)において、鼻領域の温度低下量が第1の低下量閾値以上である場合に、吸入に使用されている器官が鼻であり、その他の場合は、口であると判断することとする。ここで、第1の低下量閾値は、例えばHDD104等に予め設定されているものとする。
S900において、呼吸形態特定部203は、吸入に使用されている器官を示す吸入器官変数に初期値「鼻」を設定する。次に、S901において、呼吸形態特定部203は、第1の低下量閾値Tmと、鼻領域の温度低下量T1を読み込む。次に、S902において、呼吸形態特定部203は、T1とTmを比較する。そして、呼吸形態特定部203は、鼻領域の温度低下量が第1の低下量閾値以上(T1≧Tm)の場合に(S902でYes)、息の吸入に使用されている器官として鼻を特定する。すなわち、この場合、呼吸形態特定部203は、吸入器官変数を初期値「鼻」から変更することなく、処理をS904へ進める。
一方、呼吸形態特定部203は、鼻領域の温度変化量が第1の低下量閾値未満(T1<Tm)の場合に(S902でNo)、息の吸入に使用されている器官として口を特定する。この場合、呼吸形態特定部203は、処理をS903へ進める。そして、S903において、呼吸形態特定部203は、吸入器官変数を「鼻」から「口」に変更し、処理をS904へ進める。このように、呼吸形態特定部203は、鼻領域の温度低下量と第1の低下量閾値との比較結果に基づいて、息の吸入に使用されている器官を特定する。
以上の処理において、吸入器官の特定が終了すると、呼吸形態特定部203は、S904以降の処理において、息の吐出に使用されている器官を特定する。図10に示す関係からわかるように、口領域の温度低下の有無により吐出に使用されている器官が口及び鼻のいずれであるかを特定することができる。
まずS904において、呼吸形態特定部203は、吐出に使用されている器官を示す吐出器官変数に初期値「鼻」を設定する。次に、S905において、呼吸形態特定部203は、吸入器官として鼻を特定したか否かを確認する。呼吸形態特定部203は、吸入器官として鼻を特定した場合には(S905でYes)、処理をS906へ進める。呼吸形態特定部203は、吸入器官として口を特定した場合には(S905でNo)、処理をS909へ進める。
次に、S906において、呼吸形態特定部203は、第2の低下量閾値Tnと、口領域の温度低下量T2とを読み込む。次に、S907において、呼吸形態特定部203は、T2とTnを比較する。そして、呼吸形態特定部203は、口領域の温度低下量が第2の低下量閾値以上(T2≧Tn)の場合には(S907でYes)、息の吐出に使用されている器官として鼻を特定する。そして、呼吸形態特定部203は、吐出器官変数を初期値「鼻」から変更することなく、呼吸形態特定処理を終了する。
呼吸形態特定部203は、口領域の温度低下量が第2の閾値未満(T2<Tn)の場合には(S907でNo)、息の吐出に使用されている器官として口を特定する。この場合、呼吸形態特定部203は、処理をS908へ進める。そして、S908において、呼吸形態特定部203は、吐出器官変数を「鼻」から「口」に変更し、呼吸形態特定処理を終了する。このように、呼吸形態特定部203は、息の吸入に使用されている器官を鼻と特定した場合には、口領域の温度低下量と第2の低下量閾値との比較結果に基づいて、息の吐出に使用されている器官を特定する。
以上のように、S906〜S908の処理により、呼吸形態(1)と(2)とを区別して特定することができる。
一方、S909以降の処理においては、呼吸形態(3)と(4)とを特定する。ただし、図10に示す関係からわかるように、口顎の温度変化の有無だけでは、(3)と(4)とを区別することができない。そこで、呼吸形態特定部203は、S909以降の処理においては、口顎の温度変化の周期に基づいて、呼吸形態(3)と(4)とを特定する。
口で息を吸入して鼻で吐出する(3)の場合は、図7に示すように、吸入による口領域の温度低下と、吐出による口領域の温度低下が、異なる周期701、702で交互に生じる。そこで、本実施形態においては、呼吸形態特定部203は、口領域の温度低下の周期が、異なる2つの周期を含んでいるか否かによって、(3)と(4)を区別する。
S909において、呼吸形態特定部203は、口領域の温度変化の周期が異なる2つの周期を含んでいるか否かを確認する。呼吸形態特定部203は、2つの周期を含んでいる場合には(S909でYes)、息の吐出に使用されている器官として鼻を特定する。すなわち、呼吸形態特定部203は、吐出器官変数を初期値「鼻」から変更することなく、呼吸形態特定処理を終了する。呼吸形態特定部203は、2つの周期を含んでいない場合には(S909でNo)、息の吐出に使用されている器官として口を特定する。この場合、呼吸形態特定部203は、処理をS910へ進める。そして、S910において、呼吸形態特定部203は、吐出器官変数を「鼻」から「口」に変更し、呼吸形態特定処理を終了する。以上のように、S909〜S910の処理により、呼吸形態(3)と(4)とを区別して特定することができる。
ここで、鼻領域の温度低下量及び口領域の温度低下量それぞれと比較される第1の低下量閾値及び第2の低下量閾値について説明する。通常、鼻から息を吸入する場合の鼻領域の温度低下量は、個人差や鼻の詰まり具合に依存して、0.3〜1.0℃程度の範囲の値をとる。そこで、この範囲の下限値を鼻領域の温度低下量と比較する第1の低下量閾値として用いることとする。なお、周囲の環境の空気温度が呼気の温度に比べて同程度、若しくは呼気の温度以上となる場合には、吸入の際の鼻領域の温度低下量が通常よりも減少する可能性がある。そこで、第1の低下量閾値は、大気温度に応じた値としてもよい。
なお、本実施形態のように、オフィスなどの室内をコンピュータの使用環境とする場合には、周囲の環境の空気温度は、高々30℃程度と想定される。したがって、周囲の空気の温度が呼気の温度よりも高い状況は例外的である。
また、鼻から息を吐出する場合の口領域の温度低下量は、鼻の穴の向き、吐出の具合に依存して、個人差や変動が大きい。そこで、口領域の温度低下量と比較する第2の低下量閾値には、第1の低下量閾値に比べて小さい値を用いることとする。
以上のように、本実施形態にかかるコンピュータは、サーモグラフィー114により得られた熱画像から得られた情報に基づいて、人の呼吸形態を特定することができる。このため、ユーザは、計測装置等を装着することなく、手軽に自身の呼吸形態を特定することができる。すなわち、コンピュータは、ユーザに負担をかけることなく、ユーザの日常生活における呼吸形態を特定することができる。
なお、第1の実施形態の変更例としては、特徴抽出部202は、特徴量として、鼻領域及び口領域の温度低下量を算出する際に、測定値から外れ値を除外した上で、温度低下量を算出することとしてもよい。また、特徴抽出部202は、特徴量として、口領域の周期を特定する際にも同様に、測定値から外れ値を除外した上で、周期を算出することとしてもよい。これにより、より精度よく特徴量を抽出することができる。
また、第2の変更例としては、解析装置は、コンピュータ以外にも適用可能である。他の例としては、解析装置は、携帯電話、携帯情報端末、タブレット端末、スマートフォン等の、携帯機器として提供されてもよい。また、他の例としては、機器外部のクラウド上に図2に示すソフトウェア構成の一部が配置されるような、解析システムであってもよい。
(第2の実施形態)
図11は、第2の実施形態にかかる解析装置としてのコンピュータを示す図である。本実施形態にかかるコンピュータは、撮影部1100をさらに有している。そして、コンピュータは、撮影部1100により撮影された人物の顔画像に基づいて、鼻領域及び口領域を決定する。なお、ここでは、第2の実施形態にかかるコンピュータの、第1の実施形態にかかるコンピュータと異なる点について説明する。
コンピュータは、ソフトウェア構成として、第1の実施形態にかかる温度解析部200及び領域決定部201に替えて、顔認識部1111と、領域決定部1112と、温度解析部1113とを有している。撮影部1100は、サーモグラフィー114により得られる熱画像の被写体となる人物の顔画像を撮影する(撮影処理)。顔認識部1111は、撮影部1100により得られた顔画像において顔認識を行い、鼻及び口の位置を特定する。
領域決定部1112は、顔認識部1111により特定された鼻及び口の位置に基づいて、熱画像における鼻領域及び口領域を決定する。具体的には、領域決定部1112は、サーモグラフィー114と撮影部1100の設置位置の関係に基づいて、顔画像における鼻及び口の位置から熱画像における鼻及び口の位置を特定する。そして、領域決定部1112は、特定した熱画像における鼻及び口の位置を基準として、鼻領域及び口領域を決定する。
なお、領域決定部1112は、鼻及び口の位置を基準として鼻領域及び口領域を決定すればよく、鼻領域及び口領域の位置、大きさ及び形は、特に限定されるものではない。他の例としては、鼻領域は、鼻近傍の領域であり、鼻の位置を含まない領域であってもよい。
温度解析部1113は、時系列の熱画像のうち、領域決定部1112により決定された鼻領域及び口領域における温度変化を算出する。
図12は、第2の実施形態にかかるコンピュータによる、呼吸解析処理を示すフローチャートである。図12において、第1の実施形態にかかる呼吸解析処理の各処理と同一の処理には同一番号を付している。S1200において、顔認識部1111は、撮影部1100により撮影された人物の顔画像を取得する。次に、S1201において、顔認識部1111は、顔画像に対する顔認識処理を行い、顔画像における鼻及び口の位置を特定する。ここで、S1201の処理は、認識処理の一例である。次に、S1202において、領域決定部1112は、サーモグラフィー114から撮影された時系列順に人物の顔の熱画像を取得する。なお、撮影画像の取得と熱画像の取得のタイミングは、いずれが先でもよく、また同時でもよい。
次に、S1203において、領域決定部1112は、人物画像における鼻及び口の位置から熱画像における鼻及び口の位置を特定する。そして、領域決定部1112は、熱画像における鼻及び口の位置をそれぞれ基準として、鼻領域及び口領域を決定する。ここで、S1203の処理は、領域決定処理の一例である。次に、S1204において、温度解析部1113は、鼻領域及び口領域における温度変化を算出する。
なお、人物画像に基づいて、熱画像の鼻領域及び口領域を特定する観点から、人物画像の撮影タイミングは、熱画像の撮影タイミングと略同時であることが好ましく、また、サーモグラフィー114と撮影部1100の設置位置は近いことが好ましい。
第2の実施形態にかかるコンピュータのこれ以外の構成及び処理は、第1の実施形態にかかるコンピュータの構成及び処理と同様である。
以上のように、第2の実施形態にかかるコンピュータは、撮影部1100により得られた人物の画像に基づいて、熱画像中の鼻領域及び口領域を特定する。これにより、第2の実施形態に係るコンピュータにおいては、温度変化を算出する対象領域を、熱画像の全領域ではなく、鼻領域及び口領域のみに限定することができる。これにより、処理効率を向上させることができる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、利用者に負担をかけることなく、利用者の日常生活における呼吸形態を特定することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100 中央ユニット、101 CPU、102 ROM、103 RAM、104 HDD、114 サーモグラフィー、200 温度算出部、201 特徴抽出部、202 呼吸形態特定部、203 アドバイス記憶部、204 出力部

Claims (17)

  1. 鼻又は口で息の吸入をした後に、鼻又は口で息の吐出をする呼吸形態を解析する解析装置であって、
    人物の顔の熱画像を取得する取得手段と、
    時系列順の複数の前記熱画像から、鼻領域の第1の温度低下量及び口領域の第2の温度低下量を算出する算出手段と、
    時系列順の複数の前記熱画像から、前記口領域の温度低下の周期を抽出する抽出手段と、
    前記第1の温度低下量に基づいて、息の吸入に使用された器官が鼻と口の何れであるかを特定し、前記特定された息の吸入に使用された器官と前記第2の温度低下量又は前記周期とに基づいて、息の吐出に使用された器官が鼻と口の何れであるかを特定する特定手段と
    を有し、
    前記特定手段は、息の吸入に使用された器官が鼻であると特定された場合に、前記第2の温度低下量に基づいて、息の吐出に使用された器官が鼻と口の何れであるかを特定し、息の吸入に使用された器官が口であると特定された場合に、前記周期が異なる2つの周期を含むか否かに基づいて、息の吐出に使用された器官が鼻と口の何れであるかを特定することを特徴とする解析装置。
  2. 前記鼻領域の前記第1の温度低下量と第1の低下量閾値とを比較する第1の比較手段と、
    前記口領域の前記第2の温度低下量と第2の低下量閾値とを比較する第2の比較手段とをさらに有し、
    前記特定手段は、前記第1の比較手段による比較結果に基づいて、息の吸入に使用された器官が鼻と口の何れであるかを特定し、息の吸入に使用された器官が鼻であると特定された場合に、前記第2の比較手段によ比較結果に基づいて、息の吐出に使用された器官が鼻と口の何れであるかを特定することを特徴とする請求項に記載の解析装置。
  3. 前記特定手段は、前記鼻領域の前記第1の温度低下量が前記第1の低下量閾値以上である場合に、息の吸入に使用された器官を鼻と特定することを特徴とする請求項に記載の解析装置。
  4. 前記特定手段は、前記鼻領域の前記第1の温度低下量が前記第1の低下量閾値未満である場合に、息の吸入に使用された器官を口と特定することを特徴とする請求項又はに記載の解析装置。
  5. 前記特定手段は、息の吸入に使用された器官が鼻と特定され、且つ前記口領域の前記第2の温度低下量が前記第2の低下量閾値以上である場合に、息の吐出に使用された器官を鼻と特定することを特徴とする請求項乃至の何れか1項に記載の解析装置。
  6. 前記特定手段は、息の吸入に使用された器官が鼻と特定され、且つ前記口領域の前記第2の温度低下量が前記第2の低下量閾値未満である場合に、息の吐出に使用された器官を口と特定することを特徴とする請求項乃至の何れか1項に記載の解析装置。
  7. 前記特定手段は、息の吸入に使用された器官が口と特定され、且つ前記口領域の温度低下の前記周期が異なる2つの周期を含む場合に、息の吐出に使用された器官を鼻と特定することを特徴とする請求項乃至の何れか1項に記載の解析装置。
  8. 前記特定手段は、息の吸入に使用された器官が口と特定され、且つ前記口領域の温度低下の前記周期が異なる2つの周期を含まない場合に、息の吐出に使用された器官を口と特定することを特徴とする請求項乃至の何れか1項に記載の解析装置。
  9. 前記第2の低下量閾値は、前記第1の低下量閾値よりも小さい値であることを特徴とする請求項乃至の何れか1項に記載の解析装置。
  10. 時系列順の複数の前記熱画像の温度変化に基づいて、前記熱画像の前記鼻領域及び前記口領域を決定する領域決定手段をさらに有し、
    前記算出手段は、前記領域決定手段により決定された前記鼻領域及び前記口領域の前記第1の温度低下量及び前記第2の温度低下量を算出することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の解析装置。
  11. 前記人物の顔画像を撮影する撮影手段と、
    前記顔画像から鼻及び口を認識する認識手段と、
    前記認識手段により認識された前記鼻の位置及び前記口の位置それぞれに基づいて、前記熱画像の前記鼻領域及び前記口領域を決定する領域決定手段と
    をさらに有し、
    前記算出手段は、前記領域決定手段により決定された前記鼻領域及び前記口領域の前記第1の温度低下量及び前記第2の温度低下量を算出することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の解析装置。
  12. 前記特定手段により特定された器官に応じたアドバイスを出力する出力手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の解析装置。
  13. 前記出力手段は、前記特定手段により息の吸入に使用された器官が口であると特定された場合には、鼻からの吸入を促すアドバイスを出力することを特徴とする請求項12に記載の解析装置。
  14. 鼻又は口で息の吸入をした後に、鼻又は口で息の吐出をする呼吸形態を解析する解析システムであって、
    人物の顔の熱画像を測定する測定手段と、
    時系列順の複数の前記熱画像から、鼻領域の第1の温度低下量及び口領域の第2の温度低下量を算出する算出手段と、
    時系列順の複数の前記熱画像から、前記口領域の温度低下の周期を抽出する抽出手段と、
    前記第1の温度低下量に基づいて、息の吸入に使用された器官が鼻と口の何れであるかを特定し、前記特定された息の吸入に使用された器官と前記第2の温度低下量又は前記周期とに基づいて、息の吐出に使用された器官が鼻と口の何れであるかを特定する特定手段と
    を有し、
    前記特定手段は、息の吸入に使用された器官が鼻であると特定された場合に、前記第2の温度低下量に基づいて、息の吐出に使用された器官が鼻と口の何れであるかを特定し、息の吸入に使用された器官が口であると特定された場合に、前記周期が異なる2つの周期を含むか否かに基づいて、息の吐出に使用された器官が鼻と口の何れであるかを特定することを特徴とする解析システム。
  15. 鼻又は口で息の吸入をした後に、鼻又は口で息の吐出をする呼吸形態を解析する解析装置が実行する解析方法であって、
    人物の顔の熱画像を取得する取得ステップと、
    時系列順の複数の前記熱画像から、鼻領域の第1の温度低下量及び口領域の第2の温度低下量を算出する算出ステップと、
    時系列順の複数の前記熱画像から、前記口領域の温度低下の周期を抽出する抽出ステップと、
    前記第1の温度低下量に基づいて、息の吸入に使用された器官が鼻と口の何れであるかを特定し、前記特定された息の吸入に使用された器官と前記第2の温度低下量又は前記周期とに基づいて、息の吐出に使用された器官が鼻と口の何れであるかを特定する特定ステップと
    を含み、
    前記特定ステップは、息の吸入に使用された器官が鼻であると特定された場合に、前記第2の温度低下量に基づいて、息の吐出に使用された器官が鼻と口の何れであるかを特定し、息の吸入に使用された器官が口であると特定された場合に、前記周期が異なる2つの周期を含むか否かに基づいて、息の吐出に使用された器官が鼻と口の何れであるかを特定することを特徴とする解析方法。
  16. 鼻又は口で息の吸入をした後に、鼻又は口で息の吐出をする呼吸形態を解析する解析システムが実行する解析方法であって、
    人物の顔の熱画像を取得する取得ステップと、
    時系列順の複数の前記熱画像から、鼻領域の第1の温度低下量及び口領域の第2の温度低下量を算出する算出ステップと、
    時系列順の複数の前記熱画像から、前記口領域の温度低下の周期を抽出する抽出ステップと、
    前記第1の温度低下量に基づいて、息の吸入に使用された器官が鼻と口の何れであるかを特定し、前記特定された息の吸入に使用された器官と前記第2の温度低下量又は前記周期とに基づいて、息の吐出に使用された器官が鼻と口の何れであるかを特定する特定ステップと
    を含み、
    前記特定ステップは、息の吸入に使用された器官が鼻であると特定された場合に、前記第2の温度低下量に基づいて、息の吐出に使用された器官が鼻と口の何れであるかを特定し、息の吸入に使用された器官が口であると特定された場合に、前記周期が異なる2つの周期を含むか否かに基づいて、息の吐出に使用された器官が鼻と口の何れであるかを特定することを特徴とする解析方法。
  17. 請求項1乃至13の何れか1項に記載の解析装置の各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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