JP6551973B2 - ライブラリ装置、記録媒体収納セル決定方法及びプログラム - Google Patents

ライブラリ装置、記録媒体収納セル決定方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ライブラリ装置、記録媒体収納セル決定方法及びプログラムに関する。
記録媒体を交換可能な記憶装置の1つにライブラリ装置がある。ライブラリ装置は、記録媒体を収納して当該ライブラリ装置の本体から着脱可能なマガジンを備え、本体にマガジンを挿入された状態で、当該マガジンの収納する記録媒体に対してデータの読み書きを行う。
ここで、特許文献1には、ライブラリ装置に収納された記録媒体へのアクセスの効率化に関する技術が示されている。特許文献1に記載のライブラリ装置では、予め倉庫(マガジン)の収納部をドライブ装置に対する搬送距離別のグループに分割し、各グループに搬送距離が長くなるに従って大きくなるグループ番号iを付与しておく。また、ファイルや記録媒体毎に最終アクセス時刻及びアクセス実績を重み付けする重みmを付与しておく。そして、倉庫内のグループiからドライブ装置に装填された記録媒体を倉庫に戻す際、グループk=(i−m)に収納された記録媒体の中から最終アクセス時刻が最も古い記録媒体をグループ(k+1)に移す。この操作をkの値を1つずつ大きくしながらk=(i−1)となるまで繰り返し実行し、データの読み書きが終了した記録媒体をグループkに収納する。
特許文献1では、これにより、アクセス特性の異なるファイルや記録媒体を一元的に、しかも高いアクセス性能をもって取り扱うことができる、とされている。
特開平9−128162号公報
ライブラリ装置の1つにディープセルを有するライブラリ装置がある。ディープセルでは、記録媒体を収納するセルが、記録媒体のディープセルへの挿入方向に直列に、挿入口側、奥側それぞれに配置されている。
ディープセルの奥側のセルに収納された記録媒体をドライブ装置に装填する場合、当該ディープセルの挿入口側に記録媒体が収納されているときは、当該記録媒体を一旦退避させた後、奥側のセルから記録媒体を取り出す必要がある。このため、奥側のセルに収納されている記録媒体を取り出す場合、挿入口側のセルに収納されている記録媒体を取り出すよりも大幅に時間を要する。
特許文献1に記載されているような、収納部のドライブ装置に対する搬送距離に応じて収納部をグループ分けする方法では、記録媒体がディープセルの挿入口側のセルに収容されている場合と奥側のセルに収容されている場合とでの、セルから記録媒体を取り出す所要時間の違いを収納部のグループ分けに反映させることはできない。この点で、収納部のドライブ装置に対する搬送距離に応じて収納部をグループ分けする方法を、ディープセルを有するライブラリ装置に用いても、記録媒体がディープセルの挿入口側のセルに収容されている場合と奥側のセルに収容されている場合とでの、セルから記録媒体を取り出す所要時間の違いを、記録媒体の配置に反映させることはできない。
本発明は、上述の課題を解決することのできるライブラリ装置、記録媒体収納セル決定方法及びプログラムを提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、ライブラリ装置は、挿入される記録媒体を収納するマガジンであって、記録媒体を収納するセルが記録媒体の挿入方向に直列に複数配置されたディープセルが1つ以上設けられたマガジンと、前記セルに収納される記録媒体へのアクセス履歴に基づいて、当該記録媒体へのアクセス頻度が所定の入口側判定基準以上に高いか否かを判定するアクセス頻度判定部と、前記アクセス頻度判定部が、前記記録媒体へのアクセス頻度が前記入口側判定基準以上に高いと判定した場合、当該記録媒体を収納するセルを、ディープセルに配置された複数のセルのうち挿入口に、より近い位置のセルとされている所定のセルに決定する収納セル決定部と、を備える。
本発明の第2の態様によれば、記録媒体収納セル決定方法は、挿入される記録媒体を収納するマガジンであって、記録媒体を収納するセルが記録媒体の挿入方向に直列に複数配置されたディープセルが1つ以上設けられたマガジンを備えるライブラリ装置を制御するライブラリ制御部が行う記録媒体収納セル決定方法であって、前記セルに収納される記録媒体へのアクセス履歴に基づいて、当該記録媒体へのアクセス頻度が所定の入口側判定基準以上に高いか否かを判定するアクセス頻度判定ステップと、前記アクセス頻度判定ステップにて、前記記録媒体へのアクセス頻度が前記入口側判定基準以上に高いと判定した場合、当該記録媒体を収納するセルを、ディープセルに配置された複数のセルのうち挿入口に、より近い位置のセルとされている所定のセルに決定する収納セル決定ステップと、を含む。
本発明の第3の態様によれば、プログラムは、挿入される記録媒体を収納するマガジンであって、記録媒体を収納するセルが記録媒体の挿入方向に直列に複数配置されたディープセルが1つ以上設けられたマガジンを備えるライブラリ装置を制御するコンピュータに、前記セルに収納される記録媒体へのアクセス履歴に基づいて、当該記録媒体へのアクセス頻度が所定の入口側判定基準以上に高いか否かを判定するアクセス頻度判定ステップと、前記アクセス頻度判定ステップにて、前記記録媒体へのアクセス頻度が前記入口側判定基準以上に高いと判定した場合、当該記録媒体を収納するセルを、前記ディープセルに配置された複数のセルのうち挿入口に、より近い位置のセルとされている所定のセルに決定する収納セル決定ステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、記録媒体がディープセルの挿入口側のセルに収容されている場合と奥側のセルに収容されている場合とでの、セルから記録媒体を取り出す所要時間の違いを、記録媒体の配置に反映させることができる。
本発明の一実施形態に係るライブラリ装置の構成を示す概略構成図である。 同実施形態のライブラリ装置における各部の位置関係の例を示す説明図である。 同実施形態のディープセルにおけるセルの構成を示す説明図である。 同実施形態におけるセルアドレスの付番例を示す説明図である。 同実施形態のプールにおけるセルの構成を示す説明図である。 同実施形態におけるプール番号の付番例を示す説明図である。 同実施形態に係るライブラリシステムの機能構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態におけるライブラリ制御部が決定する記録媒体の収納先のセルの候補の例を示す説明図である。 同実施形態におけるライブラリ制御部が記録媒体のホームセルを変更する場合のライブラリ装置の動作例を示す説明図である。 同実施形態で記録媒体の情報にアクセスする際のライブラリシステムの動作例を示す説明図である。 同実施形態におけるライブラリ制御部が、ドライブ装置からマガジンへ戻す記録媒体のホームセルを決定する処理手順の例を示すフローチャートである。 同実施形態におけるライブラリ制御部が、ドライブ装置からマガジンへ戻す記録媒体のホームセルを決定する処理手順の例を示すフローチャートである。 同実施形態におけるライブラリ制御部が、ドライブ装置からマガジンへ戻す記録媒体のホームセルを決定する処理手順の例を示すフローチャートである。 本発明に係るライブラリ装置の最小構成を示す概略ブロック図である。
以下、本発明の実施形態を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態に係るライブラリ装置の構成を示す概略構成図である。同図は、ライブラリ装置の内部を上側から見た例を示している。
同図に示すように、ライブラリ装置200は、ライブラリ装置本体210とマガジン290とを含んで構成され、ライブラリ装置本体210にマガジン290が挿入されている。ライブラリ装置本体210は、ドライブ装置232と、アクセッサ233と、ライブラリ制御部240とを備える。
ライブラリ装置200は、マガジン290が収納している記録媒体900に対してデータの読み書き(読出又は書込の少なくともいずれか)を行う装置である。
マガジン290は、カートリッジ式の記録媒体900を収納する。マガジン290は、ライブラリ装置本体210の前面からライブラリ装置本体210に挿抜可能に設けられる。ライブラリ装置200のユーザは、ライブラリ装置本体210からマガジン290を抜き取り、記録媒体900を交換してマガジン290を再びライブラリ装置本体210に挿入することができる。マガジン290が収納する記録媒体900は例えば磁気テープなどの記録媒体である。
ライブラリ装置本体210は、ライブラリ装置200のうちマガジン290以外の部分である。ライブラリ装置本体210にはマガジン290の挿入口が設けられており、マガジン290の挿入を受ける。ライブラリ装置本体210にマガジン290が挿入された状態で、アクセッサ233が、マガジン290から記録媒体を取り出してドライブ装置232へ挿入する。ドライブ装置232は、挿入された記録媒体900に対してデータの読み書きを行う。
マガジン290には記録媒体900を収納する空間であるセル291が設けられている。また、記録媒体900の挿入方向に直列に2つのセル291が配置されてディープセル292を構成している。従って、ディープセル292は2つの記録媒体900を収納することができる。
また、ライブラリ装置200には、ディープセル292の奥側のセル291から記録媒体900を取り出す時に手前側(記録媒体900を挿入する挿入口(面F11)側)のセル291の記録媒体900を一時的に退避させておく退避領域A11が設けられている。
なお、記録媒体900のディープセル292への挿入方向を矢印A12で示している。記録媒体900は、ディープセル292に設けられた開口部である挿入口(面F11)からディープセル292へ(具体的には、挿入口側、奥側のいずれかのセル291へ)挿入される。なお、以下ではディープセル292の開口部(ディープセル292への記録媒体900の挿入口)を単に挿入口とも称する。なお、ディープセル292の開口部は、マガジン290の開口部でもある。
アクセッサ233は、矢印A13にて示すように、ディープセル292の開口部(面F11)と平行に移動可能に設置されており、マガジン290とドライブ装置232との間で記録媒体900を搬送する。また、アクセッサ233は、セル291からの記録媒体900の挿抜、及び、ドライブ装置232からの記録媒体900の挿抜を行う。アクセッサ233は、ディープセル292の開口部(面F11)から、矢印A12にて示すように、開口部(面F11)に対して直角方向に記録媒体900の挿抜を行う。
ドライブ装置232は、アクセッサ233がドライブ装置232へ挿入した記録媒体900に対してデータの読み書きを行う。
図2は、ライブラリ装置200における各部の位置関係の例を示す説明図である。
上記のように、アクセッサ233は、マガジン290から記録媒体900を取り出してドライブ装置232へ挿入する。具体的には、アクセッサ233は、記録媒体900を取り出したいディープセル292の開口部(面F11)の前へ移動し、セル291から記録媒体900を抜き出してアクセッサ233自らの上に載置する。そして、アクセッサ233は、ドライブ装置232の開口部の前へ移動してアクセッサ233自らの上に載置した記録媒体900をドライブ装置232に挿入する。
なお、記録媒体900を取り出したいセル291がディープセル292の奥側(記録媒体900の挿入方向奥側、すなわち挿入口に対して奥側)に位置し、当該ディープセル292の手前側(挿入口側)のセル291に別の記録媒体900が収納されている場合、アクセッサ233は、手前側のセル291に収納されている記録媒体900を退避領域A11へ退避させた後、奥側のセル291から記録媒体900を取り出してドライブ装置232へ挿入し、退避させた記録媒体900を手前側のセル291へ戻す。
また、アクセッサ233は、ドライブ装置232から記録媒体900を取り出してマガジン290のセル291へ挿入する。具体的には、アクセッサ233は、ドライブ装置232の開口部の前へ移動し、ドライブ装置232から記録媒体900を抜き出してアクセッサ233自らの上に載置する。そして、アクセッサ233は、記録媒体900を挿入したいセル291の前へ移動してアクセッサ233自らの上に載置した記録媒体900をセル291に挿入する。
なお、記録媒体900を収納させたいセル291がディープセル292の奥側に位置し、当該ディープセル292の手前側(挿入口側)のセル291に別の記録媒体900が収納されている場合、アクセッサ233は、手前側のセル291に収納されている記録媒体900を退避領域A11へ退避させた後、ドライブ装置232から記録媒体900を取り出して奥側のセル291へ挿入し、退避させた記録媒体900を手前側のセル291へ戻す。
なお、本実施形態の例では、アクセッサ233が一度に載置可能な記録媒体900の数は1つである。但し、アクセッサ233が一度に複数の記録媒体900を載置可能であってもよい。また、本実施形態では、ドライブ装置232が一度に収納可能な記録媒体900の数は1つである。但し、ドライブ装置232が一度に複数の記録媒体900を収納可能であってもよい。
なお、図2の例では、マガジン290の開口部(記録媒体900を挿入する挿入口)の長手方向(幅方向)に5つのセル291が並び、縦方向(上下方向)に3つのセル291が並び、マガジン290の開口部に対する奥行方向(記録媒体900の挿入方向)に2つのセル291が並んでいるが、セル291の数はこれに限らない。マガジン290の開口部の長手方向に並ぶセル291の数は2つ以上であればよい。また、縦方向に並ぶセル291の数は1つ以上であればよい。
また、マガジン290の開口部に対する奥行方向に並ぶセル291の数は2つ以上であればよい。なお、退避領域A11に、マガジン290の開口部に対する奥行方向に並ぶセル291の数よりも1つ少ない記録媒体900を少なくとも収納できるようにしておく。例えば、マガジン290の開口部に対する奥行方向に3つのセル291が並んでいる場合、退避領域A11に少なくとも2つの記録媒体900を収納できるようにしておく。
図3は、ディープセル292におけるセル291の構成を示す説明図である。同図に示すようにセル291の開口部(マガジン290の開口部)である面F11から見て手前側のセル291と奥側のセル291との組み合わせでディープセル292が構成されている。手前側、奥側それぞれのセル291に1つずつ記録媒体900を収納可能であり、従って、ディープセル292は2つの記録媒体900を収納可能である。
図4は、セルアドレスの付番例を示す説明図である。同図の例では、図に向かって右側(ドライブ装置232に近い側)最下段奥側のセルにセルアドレス1が付されており、奥から手前(開口部側)、そして下から上、さらに図に向かって右から左の順にセルアドレス1、2、・・・30が付されている。
但し、セルアドレスは同図に示すものに限らず、各セル291を識別可能であればよい。セルアドレスは、LTFS(Linear Tape File System)がセル291を指定するのに用いられる。LTFSは、セル291を指定して、当該セル291に収納されている記録媒体900をドライブ装置232に収納させる。
なお、後述するように、ライブラリ装置200は、セルアドレスを更新する(複数のセル291間でセルアドレスを入れ替える)。
また、マガジン290で縦に並ぶセル291を1つのグループに纏めてプールと称する。
図5は、プールにおけるセル291の構成を示す説明図である。同図に示すように縦に並んだセル291(本実施形態の例では3つのセル291)がプール293を構成している。
アクセッサ233は、マガジン290の開口部(ディープセル292の開口部)の長手方向(図2の左右方向)に移動しながら上下にも移動することができる。このため、同じプール293に属するセル291では、当該セル291に収納されている記録媒体900を、アクセッサ233が抜き取って移動させてドライブ装置232に収納させるまでに要する時間が同じと見做すことができる。また、同じプール293に属するセル291では、ドライブ装置232に収納されている記録媒体900をアクセッサ233が抜き取って移動させて当該セル291に収納させるまでに要する時間が同じと見做すことができる。
図6は、プール番号の付番例を示す説明図である。同図に示すように、マガジン290に含まれる10個のセルのうち、マガジン290の開口部から見て手前側の各プール293について、ドライブ装置232に近い側(図6に向かって右側)から順にプール番号0、1、・・・4が付されている。続いて、マガジン290の開口部から見て奥側の各プール293について、ドライブ装置232に近い側から順にプール番号5、6、・・・9が付されている。
プール番号は、当該プール293に含まれるセル291に収納されている記録媒体900をアクセッサ233が抜き取って移動させてドライブ装置232に収納させるまでに要する時間(以下、セル291からドライブ装置232までの媒体移動時間と称する)の長さの順番を示している。プール番号が小さいほど、媒体移動時間が短いことを示している。
マガジン290の開口部から見て奥側の各プール293では、当該プール293に含まれるセル291から記録媒体900を取り出す場合、その手前のセル291に記録媒体900が収納されていると当該記録媒体900を退避させるのに時間を要することから、手前側のプール293よりも大きいプール番号が付されている。
図7は、本実施形態に係るライブラリシステムの機能構成を示す概略ブロック図である。同図に示すように、ライブラリシステム1は、管理装置100と、ライブラリ装置200とを備える。管理装置100は、ユーザインタフェース部110と、第一バス通信部121と、第一LAN通信部122と、管理処理部190とを備える。図1を参照して説明したように、ライブラリ装置200は、ライブラリ装置本体210とマガジン290とを含んで構成され、ライブラリ装置本体210にマガジン290が挿入されている。ライブラリ装置本体210は、ドライブ装置232と、アクセッサ233と、ライブラリ制御部240とを備える。
さらに、ライブラリ装置本体210は、第二バス通信部221と、第二LAN通信部222とを備える。ライブラリ制御部240は、アクセス頻度判定部241と、収納セル決定部242とを備える。
管理装置100は、ライブラリ装置200を管理する装置である。特に、管理装置100は、LTFS(Linear Tape File System)として動作する。管理装置100は、例えばコンピュータを用いて実現される。あるいは、管理装置100が管理装置100専用のハードウェアを用いて構成されていてもよい。
ユーザインタフェース部110は、例えばキーボード及びマウス等の入力デバイスを備えてユーザ操作を受け付ける。また、ユーザインタフェース部110は、例えば液晶パネル等の表示画面を備えて各種情報を表示する。
第一バス通信部121は、第二バス通信部221を介してライブラリ装置200のバス(ホストバス)に接続し通信を行う。特に、第一バス通信部121は、各種命令をライブラリ装置200へ送信する。例えば、第一バス通信部121は、記録媒体900をセル291からドライブ装置232へ移動させる媒体移動命令、及び、記録媒体900をドライブ装置232からセル291へ移動させる媒体移動命令を、第二バス通信部221を介してライブラリ制御部240へ送信する。また、第一バス通信部121は、記録媒体900からのファイル読出(Read)命令、及び、記録媒体900へのファイル書込(Write)命令を、第二バス通信部221を介してドライブ装置232へ送信する。
第一LAN通信部122は、第二LAN通信部222を介してライブラリ制御部240と通信を行う。特に第一LAN通信部122は、記録媒体900へのアクセス頻度算出の基になるアクセス情報をライブラリ制御部240へ送信する。ここでいうアクセス情報は、記録媒体900へのアクセス履歴情報であってもよいし、記録媒体900へのアクセス頻度の情報を含む情報であってもよい。
管理処理部190は、LTFSの機能を実行する。特に、管理処理部190は、ライブラリ装置200の動作に関する各種情報をユーザインタフェース部110に表示させ、また、ユーザインタフェース部110が受けたユーザ操作に従って各種命令を、第二バス通信部221を介してライブラリ装置200へ送信する。管理処理部190は、例えば管理装置100が備えるCPU(Central Processing Unit、中央処理装置)が、管理装置100が備える記憶デバイスからプログラムを読み出して実行することで実現される。
第二バス通信部221は、第一バス通信部121と通信を行う。特に、第二バス通信部221はライブラリ装置200に対する各種命令を受信し、バスを介してライブラリ制御部240又はドライブ装置232へ当該命令を転送する。
第二LAN通信部222は、第一LAN通信部122と通信を行う。特に、第二LAN通信部222は、記録媒体900へのアクセス情報を受信する。
ライブラリ制御部240は、アクセッサ233を制御して、セル291からドライブ装置232への記録媒体900の移動、及び、ドライブ装置232からセル291への記録媒体900の移動を実行する。特に、ライブラリ制御部240は、記録媒体900をドライブ装置232からセル291へ移動させる(マガジン290へ戻す)際、当該記録媒体900へのアクセス頻度に基づいて当該記録媒体900の収納先のセル291を変更する。ライブラリ制御部240は、例えばライブラリ装置200が備えるCPUが、ライブラリ装置200が備える記憶デバイスからプログラムを読み出して実行することで実現される。
アクセス頻度判定部241は、マガジン290へ戻す記録媒体900へのアクセス頻度が所定の判定基準以上に高いか否かを判定する。特にアクセス頻度判定部241は、マガジン290へ戻す記録媒体900へのアクセス頻度が、所定の入口側判定基準以上に高いか否かを判定する。ここで、入口側判定基準は、記録媒体900をディープセル292の挿入口に、より近い位置のセルとされている所定のセル291に収納させるか否かの判定基準である。
ここでいう、挿入口に、より近い位置のセルとは、他のセル291と比較して挿入口に近い位置にあるセル291である。図2〜図3を参照して説明したようにディープセル292が挿入口(面F11)側のセル291と、奥側のセル291とを含む場合、挿入口側のセル291が、挿入口に、より近い位置のセルの例に該当する。
一方、ディープセルが挿入口側のセル、中間のセル、及び、奥側のセルの3つのセルを含む場合、挿入口側のセルのみが、挿入口に、より近い位置のセルとされていてもよいし、挿入口側のセルと中間のセルとが、挿入口に、より近い位置のセルとされていてもよい。
ディープセルが、記録媒体の挿入方向に直列に配置されたn(nは、n≧2の正整数)個のセルを含む場合、挿入口側からi(iは、1≦i≦n−1の正整数)個のセルが、挿入口に、より近い位置のセルとされていればよい。
また、アクセス頻度判定部241は、マガジン290へ戻す記録媒体900へのアクセス頻度が、所定のドライブ側判定基準以上に高いか否かを判定する。ここで、ドライブ側定基準は、記録媒体900をドライブ装置232に、より近い位置のディープセル292とされている所定のディープセル292に含まれるセル291に決定するか否かの判定基準である。
ここでいう、ドライブ装置232に、より近い位置のディープセル292とは、他のディープセル292と比較してドライブ装置に近い位置にあるディープセル292である。図8を参照して説明したセルのグループ分けでは、プール番号0〜1のセル291を含むディープセル292(すなわち、図2に示す5つのディープセル292のうち、ドライブ装置232に近い順に2つのディープセル292)が、ドライブ装置232に、より近い位置のディープセル292の例に該当する。
但し、ドライブ装置に、より近い位置のディープセルの設定はこれに限らない。マガジンがm(mは、m≧2の正整数)個のディープセルを含む場合、ドライブ装置に近い側からj(jは、1≦j≦m−1の正整数)個のディープセルが、ドライブ装置に、より近い位置のディープセルとされていればよい。
収納セル決定部242は、アクセス頻度判定部241の判定結果に基づいて、記録媒体900を収納するセル291(当該記録媒体900のホームセル(Home Cell))を決定する。ここでいう記録媒体のホームセルは、当該記録媒体を収納するセルである。
図8は、ライブラリ制御部240が決定する記録媒体900の収納先のセル291の候補の例を示す説明図である。同図に示すように、ライブラリ制御部240は、記録媒体900へのアクセス頻度に基づいて、当該記録媒体900の収納先のセル291(ホームセル)を決定する。具体的には、ライブラリ制御部240のアクセス頻度判定部241は、記録媒体900へのアクセス頻度をクラス1〜5の5クラスのいずれかに分類する。
クラス1は、直近24時間未満に3回以上のアクセスがあった場合のクラスであり、アクセス頻度が最も高いクラスである。ここで、ライブラリ制御部240は、記録媒体900をセル291からドライブ装置232へ移動させ、ドライブ装置232からいずれかのセル291へ移動させる(マガジン290へ戻す)までの一連の動作を1回のアクセスとして数え、今回のアクセスもアクセス回数に含める。マガジン290へ戻す記録媒体900のアクセス頻度がクラス1に属するとアクセス頻度判定部241が判定した場合、収納セル決定部242は、ドライブ装置232との間の媒体移動時間が特に短いプール番号0又は1のいずれかのプール293のセル291を、当該記録媒体900の収納先(ホームセル)に決定する。以下では、プール番号n(nは1≦n≦10の正整数)のプールに含まれるセルをプール番号nのセルと称する。
プール番号0又は1のセル291に空きセル(記録媒体900を収納していないセル291)または元のホームセルがある場合、ライブラリ制御部240は、当該セル291をマガジン290へ戻す記録媒体900の収納先に決定する。一方、空きセルも元のホームセルも無い場合、後述するようにライブラリ制御部240は、当該プールのセルに収納されている記録媒体900を移動させて空きセルを作り、当該空きセルを、マガジン290へ戻す記録媒体900の収納先(ホームセル)に決定する。以下に説明するクラス2、クラス4、クラス5の場合も同様である。
直近24時間未満に3回以上のアクセスがあった記録媒体900は、ディープセル292のうち挿入口側に配置されたセル(従って、奥側に配置されたセルよりも挿入口に近いセル)であるプール番号0又は1のセルに収納される。従って、「直近24時間未満に3回以上のアクセスがあった」という判定基準は、入口側判定基準の例に該当する。
また、直近24時間未満に3回以上のアクセスがあった記録媒体900は、プール番号2〜4のプール293のセルよりもドライブ装置232に近いプール番号0又は1のプール293のセルに収納される。従って、「直近24時間未満に3回以上のアクセスがあった」という判定基準は、ドライブ側判定基準の例に該当する。
クラス2は、直近24時間未満に2回のアクセスがあった場合のクラスであり、アクセス頻度が比較的高いクラスである。マガジン290へ戻す記録媒体900のアクセス頻度がクラス2に属するとアクセス頻度判定部241が判定した場合、収納セル決定部242は、ドライブ装置232との間の媒体移動時間が比較的短いプール293であるプール番号2〜4のいずれかのセル291を、当該記録媒体900の収納先(ホームセル)に決定する。
直近24時間未満に2回のアクセスがあった記録媒体900は、ディープセル292のうち挿入口側に配置されたセルであるプール番号2〜4のいずれかのセルに収納される。従って、「直近24時間未満に2回のアクセスがあった」という判定基準は、入口側判定基準の例に該当する。
クラス3は、直近のアクセス間隔が24時間以上48時間未満である場合のクラスである。マガジン290へ戻す記録媒体900のアクセス頻度がクラス3に属するとアクセス頻度判定部が判定した場合、収納セル決定部242は、当該記録媒体900のホームセルを現在のホームセルのままとする。すなわち収納セル決定部242は、当該記録媒体900の収納先を、当該媒体を取り出したセル291に決定する。24時間毎にデータの自動バックアップが行われる場合を想定して、自動バックアップの際はホームセルを変更しないようにするためである。
なお、クラス3の判定基準は図8に示すアクセス間隔24時間以上48時間未満に限らない。例えば、自動バックアップが午前2時から午前3時の間に行われる場合、クラス3の判定基準を「現在時刻が午前2時〜午前3時の範囲内」といった条件にしてもよい。
クラス4は、直近のアクセス間隔が48時間以上120時間未満である場合のクラスであり、アクセス頻度が比較的低いクラスである。マガジン290へ戻す記録媒体900のアクセス頻度がクラス4に属するとアクセス頻度判定部241が判定した場合、収納セル決定部242は、ドライブ装置232との間の媒体移動時間がやや長いプール293であるプール番号5又は6のセル291を、当該記録媒体900の収納先(ホームセル)に決定する。
直近のアクセス間隔が48時間以上120時間未満である記録媒体900は、プール番号7〜9のプール293のセルよりもドライブ装置232に近いプール番号5又は6のプール293のセルに収納される。従って、「直近のアクセス間隔が48時間以上120時間未満である」という判定基準は、ドライブ側判定基準の例に該当する。
クラス5は、直近のアクセス間隔が120時間以上である場合のクラスであり、アクセス頻度が低いクラスである。マガジン290へ戻す記録媒体900のアクセス頻度がクラス5に属するとアクセス頻度判定部241が判定した場合、収納セル決定部242は、ドライブ装置232との間の媒体移動時間が長いプール293であるプール番号7〜9のいずれかのセル291を、当該記録媒体900の収納先(ホームセル)に決定する。
なお、アクセス頻度の判定基準に用いる時間は、ライブラリ装置200が起動している状態での時間であってもよいし、ライブラリ装置200が停止している時間も含めた時間であってもよい。
なお、ライブラリ制御部240がホームセルを決定する基準は図8に示すものに限らない。ライブラリ制御部240がホームセルを決定する基準は、アクセス頻度が比較的短い記録媒体900をドライブ装置232への媒体移動時間が比較的短いセル291へ収納させ、アクセス頻度が比較的長い記録媒体900をドライブ装置232への媒体移動時間が比較的長いセル291へ収納させるものであればよい。
図9は、ライブラリ制御部240が記録媒体900のホームセルを変更する場合のライブラリ装置200の動作例を示す説明図である。図を見易くするため、同図ではマガジン290の上限3段の各セル291のうち、最下段のセル291(セルアドレス1、2、7、8、13、14、19、20、25、26)のみを図示しているが、ライブラリ制御部240がホームセルに決定するセル291は、最下段のセル291に限らない。
同図(A)は、アクセッサ233がセル291から記録媒体900を取り出してドライブ装置232へ移動させる際の、ライブラリ装置200の動作例を示している。同図(A)に示すように、アクセッサ233は、セルアドレス14のセル291に収納されていた記録媒体900(以下、媒体Aと表記する)をドライブ装置232へ移動させる。媒体Aの他、セルアドレス8のセル291にも記録媒体900が収納されている(以下、媒体Bと表記する)。一方、セルアドレス2のセル291は空きセルになっている(記録媒体900が収納されていない)。媒体Aを収納していたセル291(セルアドレス14)は、プール番号2のプール293に含まれている。
同図(B)は、記録媒体900がドライブ装置232に収納された状態の例を示している。同図(B)では、同図(A)でアクセッサ233が移動させた媒体Aがドライブ装置232に収納されている。
同図(C)は、アクセッサ233がドライブ装置232から記録媒体900を取り出してセル291へ移動させる(マガジン290へ戻す)際の、ライブラリ装置200の動作例を示している。同図(C)に示すように、アクセッサ233は、ドライブ装置232に収納されていた媒体Aをマガジン290へ戻している。
ここで、管理処理部190は、媒体Aのアクセス頻度がクラス1に属すると判定し、媒体Aの収納先のセル291をプール番号0又は1のセル291から探している。図9に示すセル291のうちセルアドレス2、8の各セルがプール番号0又は1のセル291に該当する。このうちセルアドレス8のセル291には媒体Bが収納されている。一方、セルアドレス2のセル291は空きセルになっている。そこで、管理処理部190は媒体Aの収納先をセルアドレス2のセル291に決定している。
同図(D)は、記録媒体900がマガジン290へ戻された状態の例を示している。同図(D)では、同図(C)でアクセッサ233が移動させた媒体Aがセルアドレス2のセル291に収納されている。
媒体Aのホームセルは、プール番号2のセル291からプール番号0のセル291に変更されている。このように、アクセス頻度の高い記録媒体900のホームセルが、ドライブ装置232への媒体移動時間が短いセル291に変更されている。
また、管理処理部190は、媒体Aの元のホームセルのセルアドレス14と、新たなホームセルのセルアドレス2とを交換している。具体的には、管理処理部190は、セル291の各々を当該セル291の位置で特定する位置情報と当該セル291のセルアドレスとを一対一に対応させたテーブルを記憶しており、当該テーブルのセルアドレスを書き換えることで、媒体Aの元のホームセルのセルアドレス14と、新たなホームセルのセルアドレス2とを交換する。
これにより、ライブラリ装置200は、ホームセルの変更を管理装置100に対して隠すことができ、管理装置100では、当該ホームセルの変更に関して何も処理を行う必要がない。
図10は、記録媒体900の情報にアクセスする際のライブラリシステム1の動作例を示す説明図である。
ユーザが、ある記録媒体900(以下、媒体Aと表記する)内のファイルのRead(読出)操作を行うと(シーケンスS101)、管理装置100は、媒体Aへのアクセス情報を更新する(シーケンスS102)。具体的には、管理装置100は、媒体Aへのアクセス履歴に今回のアクセスの履歴を追加する。
そして、管理装置100は、媒体Aをドライブ装置232へ装填(挿入)するよう命令する媒体移動命令をライブラリ装置200へ送信する(シーケンスS103)。
ライブラリ装置200では、ライブラリ制御部240がアクセッサ233を制御して媒体Aをドライブ装置232へ装填させる(シーケンスS104)。
そして、ドライブ装置232がライブラリ制御部240へ媒体Aのドライブ装置232への装填完了を通知すると(シーケンスS105)、ライブラリ制御部240は、媒体Aのドライブ装置232への装填完了を管理装置100へ通知する(シーケンスS106)。
装填完了の通知を受けた管理装置100は、ステップS101でのユーザ操作に従って、媒体Aのデータを読み出すRead命令をライブラリ装置200へ送信する(シーケンスS111)。
ライブラリ装置200では、ドライブ装置232が管理装置100からの命令に従って媒体Aからデータを読み出し、第二バス通信部221を介して管理装置100へ送信する(シーケンスS112)。
データの読出が完了すると、管理装置100は、データ読出完了の通知を表示する(シーケンスS113)。
また、管理装置100は、媒体Aをホームセルへ移動させるよう命令する媒体移動命令をライブラリ装置200へ送信する(シーケンスS121)。
ライブラリ装置200では、シーケンスS121での媒体移動命令を受けたライブラリ制御部240が、媒体Aへのアクセス情報を管理装置100へ要求する(シーケンスS122)。管理装置100は、当該要求に応じて媒体Aへのアクセス情報をライブラリ装置200へ送信する(シーケンスS123)。
ライブラリ装置200では、媒体Aへのアクセス情報を取得したライブラリ制御部240が、アクセッサ233を制御して媒体Aをドライブ装置232から排出させる(取り出させる)(シーケンスS124)。
ドライブ装置232が媒体Aの排出完了をライブラリ制御部240へ通知すると(シーケンスS125)、ライブラリ制御部240は、シーケンスS123で取得したアクセス情報に基づいて媒体Aへのアクセス頻度を算出し、図8を参照して説明したように媒体Aのホームセルを決定する(シーケンスS126)。
そして、ライブラリ制御部240は、決定したホームセルが元のホームセルと異なるか否かを判定する(シーケンスS127)。
決定したホームセルが元のホームセルと同じであると判定した場合(シーケンスS127:NO、ライブラリ制御部240は、アクセッサ233を制御して、媒体Aを現在のホームセル(元のホームセルと同じ)へ収納(返却)させる(シーケンスS131)。
その後、ライブラリ制御部240は、媒体Aのホームセルへの返却完了通知を、第二バス通信部221を介して管理装置100へ通知する(シーケンスS151)。
シーケンスS151の後、図10の処理を終了する。
一方、シーケンス127にて、シーケンスS126で決定したホームセルが元のホームセルと異なると判定した場合(シーケンスS127:YES)、ライブラリ制御部240は、アクセッサ233を制御して、媒体Aを新たなホームセル(シーケンスS126で決定したホームセル)へ収納(返却)させる(シーケンスS141)。そして、ライブラリ制御部240は、媒体Aの新たなホームセルのセルアドレスと、媒体Aの元のホームセルのセルドレスとを交換する(シーケンスS142)。
シーケンスS142の後、シーケンスS151へ遷移する。
図11〜12は、ライブラリ制御部240が、ドライブ装置232からマガジン290へ戻す記録媒体900のホームセルを決定する処理手順の例を示すフローチャートである。以下では、ドライブ装置232からマガジン290へ戻す記録媒体900を対象媒体と称する。
当該処理にてライブラリ制御部240は、対象媒体への直近のアクセス間隔が24時間未満が否かを判定する(ステップS201)。すなわち、ライブラリ制御部240は、対象媒体への前回のアクセスから今回のアクセスまでの時間が24時間未満か否かを判定する。
直近のアクセス間隔が24時間未満であると判定した場合(ステップS201:YES)、ライブラリ制御部240は、直近の24時間以内のアクセス回数が3回以上か否かを判定する(ステップS211)。具体的には、ライブラリ制御部240は、対象媒体への直近24時間のアクセス回数が、今回のアクセスを含めて3回以上か否かを判定する。上述したように、ここでいうアクセス回数は、マガジン290から記録媒体900をドライブ装置232へ挿入し、ドライブ装置232からマガジン290へ戻すまでの一連の動作を1回として数える。
アクセス回数が3回以上であると判定した場合(ステップS211:YES)、ライブラリ制御部240は、対象媒体のホームセルをプール番号0又は1のセル291に決定する(ステップS221)。なお、以下では、ライブラリ制御部240が決定したプールを、プール番号の最小値をn、最大値をmとしてnmにて表記する。ステップS221の場合、n=0、m=1である。
次に、ライブラリ制御部240は、プール番号n〜mのプール293に対する処理を行うループL11を開始する(ステップS241)。以下では、ループで処理対象になっているプール293(ループの制御変数がプール番号を示すプール293)を対象プールと称する。
そして、ライブラリ制御部240は、対象プールが現在のホームセルのプール293と同じか否かを判定する(ステップS242)。
現在のホームセルのプール293と同じであると判定した場合(ステップS242:YES)、ライブラリ制御部240は、対象媒体のホームセルを現在のホームセルのままに決定し、ループL11を終了する(ステップS251)。
そして、ライブラリ制御部240は、アクセッサ233を制御して対象媒体を決定したホームセルへ移動させる(返却する)(ステップS441)。
ステップS441の後、図11〜13の処理を終了する。
一方、ステップS211で、アクセス回数が3回未満であると判定した場合(ステップS211:NO)、ライブラリ制御部240は、対象媒体のホームセルをプール番号2〜4のいずれかのセル291に決定する(ステップS231)。ステップS231の場合、n=2、m=4である。
ステップS231の後、ステップS241へ遷移する。
一方、ステップS242で対象プールが現在のホームセルのプール293と異なると判定した場合(ステップS242:NO)、ライブラリ制御部240は、対象プール内の各セル291に対する処理を行うループL12を開始する(ステップS261)。以下では、ループで処理対象になっているセル291(ループの制御変数が示すセル291)を対象セルと称する。
次に、ライブラリ制御部240は、対象セルが空きセルか否かを判定する(ステップS262)。
対象セルが空きセルであると判定した場合(ステップS262:YES)、ライブラリ制御部240は、対象媒体のホームセルを対象セルに決定し、ループL12を終了する(ステップS271)。
そして、ライブラリ制御部240は、アクセッサ233を制御して対象媒体を決定したホームセルへ移動させる(返却する)(ステップS431)。
また、ライブラリ制御部240は、対象媒体の元のホームセルのセルアドレスと、新たなホームセルのセルアドレスとを交換する(ステップS432)。
ステップS432の後、図11〜13の処理を終了する。
一方、ステップS262で対象セルが空きセルでないと判定した場合(ステップS262:NO)、ライブラリ制御部240は、ループL12の終端処理を行う(ステップS281)。具体的には、ライブラリ制御部240は、ループL12で処理対象となっている全てのセルについてループL12の処理を行ったか否かを判定する。処理を行っていないセルがあると判定した場合、ステップS261へ戻り、未処理のセルに対して引き続きループL12の処理を行う。一方、全てのセルに対して処理を行ったと判定した場合、ループL12を終了する。
ステップS281でループL12を終了した場合、ライブラリ制御部240は、ループL11の終端処理を行う(ステップS282)。具体的には、ライブラリ制御部240は、ループL11で処理対象となっている全てのプールについてループL11の処理を行ったか否かを判定する。処理を行っていないプールがあると判定した場合、ステップS241へ戻り、未処理のプールに対して引き続きループL11の処理を行う。一方、全てのプールに対して処理を行ったと判定した場合、ループL11を終了する。
ステップS282でループL11を終了した場合、ライブラリ制御部240は、プール番号n〜mのプール293に対する処理を行うループL21を開始する(ステップS291)。この場合、ループL11の処理にて空きセルが見つかっていないので、ループL21では、ライブラリ制御部240は、対象媒体のホームセルと他の記録媒体900のホームセルとの入れ替えを試みる。
次に、ライブラリ制御部240は、対象プール内の各セル291に対する処理を行うループL22を開始する(ステップS301)。
そして、ライブラリ制御部240は、対象セルに収納されている記録媒体900へのアクセス頻度が、対象媒体へのアクセス頻度よりも低いか否かを判定する(ステップS302)。
対象セルに収納されている記録媒体900へのアクセス頻度が、対象媒体へのアクセス頻度以上であると判定した場合(ステップS302:NO)、ライブラリ制御部240は、ループL22の終端処理を行う(ステップS311)。具体的には、ライブラリ制御部240は、ループL22で処理対象となっている全てのセルについてループL22の処理を行ったか否かを判定する。処理を行っていないセルがあると判定した場合、ステップS291へ戻り、未処理のセルに対して引き続きループL22の処理を行う。一方、全てのセルに対して処理を行ったと判定した場合、ループL22を終了する。
ステップS311でループL22を終了した場合、ライブラリ制御部240は、ループL21の終端処理を行う(ステップS321)。具体的には、ライブラリ制御部240は、ループL21で処理対象となっている全てのプールについてループL21の処理を行ったか否かを判定する。処理を行っていないプールがあると判定した場合、ステップS301へ戻り、未処理のプールに対して引き続きループL21の処理を行う。一方、全てのプールに対して処理を行ったと判定した場合、ループL21を終了する。
ステップS321でループL21を終了した場合、ライブラリ制御部240は、対象媒体のホームセルを現在のホームセルのままに決定する(ステップS331)。この場合、新たなホームセルを探したプール293に空きセルが見つからず、かつホームアドレスを交換する記録媒体900も見つからなかったので、ライブラリ制御部240は、現在のホームセルを維持する。
ステップS331の後、ステップS441へ進む。
一方、ステップS302で、 対象セルに収納されている記録媒体900へのアクセス頻度が、対象媒体へのアクセス頻度よりも低いと判定した場合(ステップS302:YES)、ライブラリ制御部240は、対象セルに収納されている記録媒体900のホームセルと、対象媒体のホームセルとを入れ替える処理を行う。
具体的には、ライブラリ制御部240はアクセッサ233を制御して、対象セルに収納されている記録媒体900を、対象媒体のホームセルへ移動させる(ステップS341)。
次に、ライブラリ制御部240は、対象媒体のホームセルを含むディープセル292に記録媒体900が2つ収納されているか否かを判定する(ステップS342)。
記録媒体900が2つ収納されていると判定した場合(ステップS342:YES)、ライブラリ制御部240は、対象媒体のホームセルが、マガジン290の開口部からみて奥側に位置するか否かを判定する(ステップS351)。
対象媒体のホームセルが奥側に位置すると判定した場合(ステップS351:YES)、ライブラリ制御部240は、対象媒体のホームセルを含むディープセル292の前後でセルアドレスを交換する(ステップS361)。
次に、ライブラリ制御部240は、対象セルを対象媒体のホームセルに決定する(ステップS371)。
ステップS371の後、ステップS431へ遷移する。
一方、ステップS201で、直近のアクセス間隔が24時間以上であると判定した場合(ステップS201:NO)、ライブラリ制御部240は、直近のアクセス間隔が24時間以上かつ48時間未満か否かを判定する(ステップS381)。すなわち、ライブラリ制御部240は、対象媒体への前回のアクセスから今回のアクセスまでの時間が24時間以上かつ48時間未満か否かを判定する。
直近のアクセス間隔が24時間以上かつ48時間未満であると判定した場合(ステップS381:YES)、ライブラリ制御部240は、対象媒体のホームセルを現在のホームセルのままにすることに決定する(ステップS391)。
ステップS391の後、ステップS441へ遷移する。
一方、ステップS381で、直近のアクセス間隔が24時間以上かつ48時間未満ではないと判定した場合(ステップS381:NO)、ライブラリ制御部240は、直近のアクセス間隔が48時間以上かつ120時間未満か否かを判定する(ステップS401)。すなわち、ライブラリ制御部240は、対象媒体への前回のアクセスから今回のアクセスまでの時間が48時間以上かつ120時間未満か否かを判定する。
直近のアクセス間隔が48時間以上かつ120時間未満であると判定した場合(ステップS401:YES)、ライブラリ制御部240は、対象媒体のホームセルをプール番号5又は6のセル291に決定する(ステップS411)。ステップS411の場合、n=5、m=6である。
ステップS411の後、ステップS241へ遷移する。
一方、ステップS381で、直近のアクセス間隔が48時間以上かつ120時間未満ではないと判定した場合(ステップS401:NO)、ライブラリ制御部240は、対象媒体のホームセルをプール番号7〜9のいずれかのセル291に決定する(ステップS421)。ステップS421の場合、n=7、m=9である。
ステップS421の後、ステップS241へ遷移する。
一方、ステップS342で、記録媒体900が2つ収納されていないと判定した場合(ステップS342:NO)、ステップS371へ遷移する。
一方、ステップS351で、対象媒体のホームセルが手前側に位置すると判定した場合(ステップS351:NO)、ステップS371へ遷移する。
以上のように、アクセス頻度判定部241は、セル291に収納される記録媒体900へのアクセス履歴に基づいて、当該記録媒体900へのアクセス頻度が所定の入口側判定基準以上に高いか否かを判定する。そして、収納セル決定部242は、アクセス頻度判定部241が、当該記録媒体900へのアクセス頻度が入口側判定基準以上に高いと判定した場合、当該記録媒体900を収納するセルを、ディープセル292に配置された複数のセル291のうち挿入口に、より近い位置のセル291とされている所定のセル291に決定する。
これにより、ライブラリ装置200は、アクセス頻度が比較的高い記録媒体900を、当該記録媒体900をセル291から取り出す所要時間が比較的短いセル291である、挿入口に比較的近いセル291に収納することができる。この点で、ライブラリ装置200は、記録媒体900がディープセル292の挿入口側のセル291に収容されている場合と奥側のセル291に収容されている場合とでの、セル291から記録媒体900を取り出す所要時間の違いを、記録媒体900の配置(記録媒体900を収納するセル291の位置)に反映させることができる。
また、アクセス頻度判定部241は、セル291に収納される記録媒体900へのアクセス頻度がドライブ側判定基準以上に高いか否かを判定する。そして、収納セル決定部242は、アクセス頻度判定部241が、当該記録媒体900へのアクセス頻度がドライブ側判定基準以上に高いと判定した場合、当該記録媒体900を収納するセル291を、複数のディープセル292のうち、ドライブ装置232に、より近い位置のディープセル292とされている所定のディープセル292に含まれるセル291に決定する。
これにより、ライブラリ装置200は、アクセス頻度が比較的高い記録媒体900を、当該記録媒体900をドライブ装置232へ運ぶ所要時間が比較的短いセル291である、ドライブ装置232に比較的近いセル291に収納することができる。この点で、ライブラリ装置200は、セル291からドライブ装置232へ記録媒体900を運ぶ所要時間のセル291毎の違いを、記録媒体900の配置(記録媒体900を収納するセル291の位置)に反映させることができる。
次に、図14を参照して本発明の最小構成について説明する。
図14は、本発明に係るライブラリ装置の最小構成を示す概略ブロック図である。同図に示すライブラリ装置10は、マガジン11と、アクセス頻度判定部12と、収納セル決定部13とを備える。
かかる構成にて、マガジン11は、挿入される記録媒体を収納するマガジンであって、記録媒体を収納するセルが記録媒体の挿入方向に直列に複数配置されたディープセルが1つ以上設けられたマガジンである。また、アクセス頻度判定部12は、セルに収納される記録媒体へのアクセス履歴に基づいて、当該記録媒体へのアクセス頻度が所定の入口側判定基準以上に高いか否かを判定する。また、収納セル決定部13は、アクセス頻度判定部12が、記録媒体へのアクセス頻度が入口側判定基準以上に高いと判定した場合、当該記録媒体を収納するセルを、ディープセルに配置された複数のセルのうち挿入口に、より近い位置のセルとされている所定のセルに決定する。
これにより、ライブラリ装置10は、アクセス頻度が比較的高い記録媒体を、当該記録媒体をセルから取り出す所要時間が比較的短いセルである、挿入口に比較的近いセルに収納することができる。この点で、ライブラリ装置10は、記録媒体がディープセルの挿入口側のセルに収容されている場合と奥側のセルに収容されている場合とでの、セルから記録媒体を取り出す所要時間の違いを、記録媒体の配置(記録媒体を収納するセルの位置)に反映させることができる。
なお、ライブラリ制御部240の全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1 ライブラリシステム
10、200 ライブラリ装置
11、290 マガジン
12、241 アクセス頻度判定部
13、242 収納セル決定部
100 管理装置
110 ユーザインタフェース部
121 第一バス通信部
122 第一LAN通信部
190 管理処理部
210 ライブラリ装置本体
221 第二バス通信部
222 第二LAN通信部
232 ドライブ装置
233 アクセッサ
240 ライブラリ制御部

Claims (4)

  1. 挿入される記録媒体を収納するマガジンであって、記録媒体を収納するセルが記録媒体の挿入方向に直列に複数配置されたディープセルが1つ以上設けられたマガジンと、
    前記セルに収納される記録媒体へのアクセス履歴に基づいて、当該記録媒体へのアクセス頻度が所定の入口側判定基準以上に高いか否かを判定するアクセス頻度判定部と、
    前記アクセス頻度判定部が、前記記録媒体へのアクセス頻度が前記入口側判定基準以上に高いと判定した場合、当該記録媒体を収納するセルを、ディープセルに配置された複数のセルのうち挿入口に、より近い位置のセルとされている所定のセルに決定する収納セル決定部と、
    を備えるライブラリ装置。
  2. 挿入された記録媒体に対してデータの読出又は書込の少なくともいずれかを行うドライブ装置と、
    前記マガジンのセルに収納された記録媒体を当該セルから取り出し、前記ドライブ装置に向けて移動して、前記記録媒体を前記ドライブ装置へ挿入するアクセッサとを備え、
    前記マガジンには、前記アクセッサの移動方向に沿って前記ディープセルが複数設けられており、
    前記アクセス頻度判定部は、前記セルに収納される記録媒体へのアクセス頻度が所定のドライブ側判定基準以上に高いか否かを判定し、
    前記収納セル決定部は、前記アクセス頻度判定部が、前記記録媒体へのアクセス頻度が前記ドライブ側判定基準以上に高いと判定した場合、当該記録媒体を収納するセルを、前記複数のディープセルのうち、前記ドライブ装置に、より近い位置のディープセルとされている所定のディープセルに含まれるセルに決定する
    請求項1に記載のライブラリ装置。
  3. 挿入される記録媒体を収納するマガジンであって、記録媒体を収納するセルが記録媒体の挿入方向に直列に複数配置されたディープセルが1つ以上設けられたマガジンを備えるライブラリ装置を制御するライブラリ制御部が行う記録媒体収納セル決定方法であって、
    前記セルに収納される記録媒体へのアクセス履歴に基づいて、当該記録媒体へのアクセス頻度が所定の入口側判定基準以上に高いか否かを判定するアクセス頻度判定ステップと、
    前記アクセス頻度判定ステップにて、前記記録媒体へのアクセス頻度が前記入口側判定基準以上に高いと判定した場合、当該記録媒体を収納するセルを、前記ディープセルに配置された複数のセルのうち挿入口に、より近い位置のセルとされている所定のセルに決定する収納セル決定ステップと、
    を含む記録媒体収納セル決定方法。
  4. 挿入される記録媒体を収納するマガジンであって、記録媒体を収納するセルが記録媒体の挿入方向に直列に複数配置されたディープセルが1つ以上設けられたマガジンを備えるライブラリ装置を制御するコンピュータに、
    前記セルに収納される記録媒体へのアクセス履歴に基づいて、当該記録媒体へのアクセス頻度が所定の入口側判定基準以上に高いか否かを判定するアクセス頻度判定ステップと、
    前記アクセス頻度判定ステップにて、前記記録媒体へのアクセス頻度が前記入口側判定基準以上に高いと判定した場合、当該記録媒体を収納するセルを、前記ディープセルに配置された複数のセルのうち挿入口に、より近い位置のセルとされている所定のセルに決定する収納セル決定ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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