JP6550396B2 - ネットワーク補助を用いた信号伝送のための方法およびシステム - Google Patents

ネットワーク補助を用いた信号伝送のための方法およびシステム Download PDF

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Description

(関連出願)
本願は、2014年3月20日に出願された米国仮出願第61/955,945号(名称「Method for Signal Transmission with Network Assistance」)に基づく優先権を主張し、これにより、その内容が、その内容全体が述べられているかのように、参照によって明示的に援用される。
(発明の分野)
本開示は、セルラー遠隔通信システムに関し、より具体的には、マクロ基地局のカバーエリア内のクラスタ内に展開される複数の低電力ノードを伴う、異種および他のネットワークに関する。
(背景)
今日のセルラー通信システムは、音声サービスだけではなく、全世界へのモバイルブロードバンドサービスも提供する。携帯電話および他の無線デバイスに対する用途の数が増加し、データの消費量が増加し続けるにつれて、モバイルブロードバンドデータサービスに対する膨大な要求が発生する。これは、電気通信オペレータが、データ処理量を向上させ、限定されたリソースの効率的な利用を最大限にすることを要求する。
ポイントツーポイントリンクに対するスペクトル効率がその理論限界に対処するため、データ処理量を増加させるための1つの方法は、大きいセルをさらにより小さいセルに分割することである。しかしながら、セルが相互により接近した状態になると、近接および隣接したセル干渉は、より深刻な状態になり、セル分割ゲインは、飽和する。さらに、オペレータのための基地局を設置するための新しい用地を取得することがより困難になっており、コストもまた、増加している。したがって、セル分割単独では、本要求を満たすことができない。
最近では、HetNet(異種ネットワーク)と称される新しいタイプのネットワーク展開が、提案されており、本業界において関心を持たれ、相当な労力があてられている。HetNetでは、複数の低電力ノードを含む別のティアが、既存のマクロ基地局のカバーエリア上に追加される。低電力ノードは、通常、セルのクラスタ内に展開される。
低電力ノード(LPN)のセルは、同一の搬送波周波数上で、または異なる搬送波周波数上でマクロノードとして動作し得る。3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト規格)等の種々の通信プロトコルでは、これらの低電力ノードのディスカバリは、必ずしも、従来の機構を用いて可能ではないことが見出されている。したがって、新しいディスカバリ信号(DS)の導入が、3GPP等の種々の通信プロトコル内で議論される。
(発明の概要)
本開示は、方法およびHetNetと、関連付けられるカバーエリアを伴うサービングセルと、カバーエリア内のセルの1つまたは複数のクラスタ内に展開される複数の付加的な低電力ノード(LPN)とを含む無線通信システムを提供する。LPNは、関連付けられるスモールセルのタイミングに基づいて、関連付けられるディスカバリ信号を伝送する。サービングセルは、セルのタイミング、したがって、ディスカバリ信号の伝送パターンを決定するように構成される。サービングセルは、ディスカバリ信号が測定ギャップ中に伝送されるように測定ギャップを構成し、ユーザ機器(UE)は、ディスカバリ信号と関連付けられるLPNの存在を検出することができる。ネットワークは、適宜、測定ギャップを置き、および/またはディスカバリ信号(DS)伝送スキームを調節することによって、種々の程度の粒度およびタイミング測定不正確度にわたってこれを遂行するように適合される。
本発明は、以下の項目を提供する。
(項目1)
無線通信のための方法であって、前記方法は、
セルが、ディスカバリ信号を伝送することであって、前記セルは、サービングセルのカバーエリア内に展開されるセルのクラスタ内に展開される、ことと、
前記サービングセルが、前記セルのタイミング情報および前記セルの前記ディスカバリ信号のディスカバリ信号伝送パターンを決定することと、
前記サービングセルが、ユーザ機器(UE)が測定ギャップ内の前記ディスカバリ信号を読み取ることができるように、前記ディスカバリ信号伝送パターンをマッチさせるように前記測定ギャップを構成することと
を含む、方法。
(項目2)
前記ディスカバリ信号伝送パターンをマッチさせるように前記測定ギャップを構成することは、前記ディスカバリ信号が前記測定ギャップ中に伝送されるように前記測定ギャップを構成することを含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記UEが、前記測定ギャップ中および前記構成することの後に、前記ディスカバリ信号を検出することをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記UEは、前記サービングセルと通信し、前記カバーエリア内に展開される、項目1に記載の方法。
(項目5)
前記セルのクラスタの前記セルは、それぞれ、低電力ノード(LPN)を含む、項目1に記載の方法。
(項目6)
前記サービングセルがタイミング情報を決定することは、前記サービングセルが前記セルのいくつかのタイミング情報を有することを含み、前記サービングセルが測定ギャップを構成することは、前記サービングセルがタイミング情報不正確度を考慮して、前記測定ギャップを構成することを含む、項目5に記載の方法。
(項目7)
前記UEが、初期周波数間測定ギャップにおいて従来のセル検索を実施し、前記セルの前記タイミング情報を前記サービングセルに提供することをさらに含み、前記サービングセルが測定ギャップを構成することは、前記サービングセルが前記初期周波数間測定ギャップを再位置付けすることを含む、項目1に記載の方法。
(項目8)
前記セルがディスカバリ信号を伝送することは、前記セルが異なる時間において前記ディスカバリ信号の異なる部分を伝送することを含む、項目1に記載の方法。
(項目9)
前記ディスカバリ信号の前記部分は、前記ディスカバリ信号の完全なディスカバリ信号の伝送前後に伝送される、項目8に記載の方法。
(項目10)
前記クラスタのさらなるセルが、それぞれ、対応するさらなるディスカバリ信号を伝送することと、
前記サービングセルが、前記さらなるセルの前記対応するさらなるディスカバリ信号の対応するタイミングおよび伝送パターンを決定することと、
前記サービングセルが、前記さらなるディスカバリ信号が前記さらなる測定ギャップ中に伝送されるように、前記さらなるディスカバリ信号をマッチさせるようにさらなる測定ギャップを構成することと
をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目11)
前記サービングセルは、ディスカバリ信号伝送が前記測定ギャップの中間で起こるように前記測定ギャップを構成する、項目1に記載の方法。
(項目12)
前記サービングセルは、ディスカバリ信号伝送がΔ の粒度係数だけ前記測定ギャップのちょうど中心から変位されるように前記測定ギャップを構成する、項目1に記載の方法。
(項目13)
前記サービングセルが測定ギャップを構成することは、粒度、タイミング情報不正確度、前記ディスカバリ信号の持続時間、および前記測定ギャップの持続時間に基づいて、前記サービングセルが測定ギャップを構成することを含む、項目1に記載の方法。
(項目14)
前記タイミング情報不正確度は、前記UEによって送信される報告に基づいて、前記サービングセルによって検出される、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記ディスカバリ信号は、
(化18)

Figure 0006550396

であるとき、前記ディスカバリ信号のうちの複数の隣接するコピーのディスカバリ信号を含み、式中、Δ は、粒度であり、Δ は、タイミング情報不正確度であり、Tは、前記ディスカバリ信号の持続時間であり、T gap は、前記測定ギャップの持続時間である、項目1に記載の方法。
(項目16)
前記粒度および前記タイミング情報不正確度に基づいて、1つの前記コピーが前記測定ギャップ内に伝送されるために必要な前記コピーの隣接するものの数を決定することをさらに含み、前記セルは、前記数の隣接するディスカバリ信号を伝送する、項目15に記載の方法。
(項目17)
前記隣接するディスカバリ信号の数は、前記タイミング情報不正確度Δ が増加するにつれて増加する、項目16に記載の方法。
(項目18)
前記セルがディスカバリ信号を伝送することは、前記セルが前記ディスカバリ信号の2つの離間されたコピーを伝送することを含み、前記サービングセルが測定ギャップを構成することは、前記サービングセルが前記ディスカバリ信号の前記2つの離間されたコピー間の前記測定ギャップの中心を標的とすることを含む、項目1に記載の方法。
(項目19)
前記カバーエリア内に展開されるセルのさらなるクラスタのさらなるセルが、さらなるディスカバリ信号を伝送することと、
前記サービングセルが、前記セルおよび前記さらなるセルのどちらが前記UEにより近接したセルであるかを決定することと
をさらに含み、前記サービングセルが測定ギャップを構成することは、前記より近接したセルと関連付けられる前記ディスカバリ信号または前記さらなるディスカバリ信号が、第1の測定ギャップ中に伝送されるように、前記サービングセルが前記第1の測定ギャップを構成することを含む、項目1に記載の方法。
(項目20)
前記サービングセルが前記セルおよび前記さらなるセルのどちらが前記UEにより近接したセルであるかを決定することは、前記UEが前記サービングセルに前記セルおよび前記さらなるセルの物理セルID(PCI)を報告することを含む、項目19に記載の方法。
(項目21)
前記セルがディスカバリ信号を伝送することは、前記セルが前記ディスカバリ信号の複数の連続コピーを伝送することを含み、前記サービングセルが測定ギャップを構成することは、少なくとも1つのコピーが前記測定ギャップとともに完全に受信されるように、前記サービングセルが少なくとも1つの前記測定ギャップを構成することを含む、項目1に記載の方法。
(項目22)
前記連続ディスカバリ信号は、隣接するディスカバリ信号である、項目21に記載の方法。
(項目23)
前記連続ディスカバリ信号は、離間される、項目21に記載の方法。
(項目24)
前記サービングセルは、粒度、タイミング情報誤差、および前記ディスカバリ信号の持続時間に基づいて前記測定ギャップを構成する、項目21に記載の方法。
(項目25)
前記サービングセルが前記タイミング情報を決定することは、
前記UEが、初期周波数間測定ギャップにおいて前記セルの従来のセル検索を実施し、前記セルを測定することと、
前記UEが、マスタ情報ブロック(MIB)をデコードし、前記測定されたセルのシステムフレーム番号(SFN)を得て、次いで、前記サービングセルに、前記SFNならびに/または前記初期周波数間測定ギャップ内のプライマリ同期信号(PSS)および/もしくはセカンダリ同期信号(SSS)の相対位置を報告することと
を含む、項目1に記載の方法。
(項目26)
前記サービングセルは、前記UEが初期周波数間測定ギャップにおいて従来のセル検索を実施することと、前記タイミング情報を前記サービングセルに送信することとに従って、前記セルの前記タイミング情報を決定する、項目1に記載の方法。
(項目27)
前記UEが、前記初期周波数間測定ギャップにおいて従来のセル検索を実施することと、
前記初期周波数間測定ギャップのパターンが前記セルの物理ブロードキャストチャネル(PBCH)をカバーしないことを示し、前記周波数間測定ギャップ内のPSS/SSSの相対位置を含むメッセージを前記UEが前記サービングセルに報告することと
に従って、前記サービングセルは、前記セルの前記タイミング情報を決定し、
前記サービングセルが測定ギャップを構成することは、前記サービングセルが前記初期周波数間測定ギャップを再位置付けすることを含む、項目1に記載の方法。
(項目28)
無線通信システムであって、前記無線通信システムは、
異種ネットワーク(HetNet)と、
関連付けられるカバーエリアを伴うサービングセルと、
前記カバーエリア内に展開されるセルのクラスタ内のセルと
を備え、
前記セルのクラスタの各セルは、ディスカバリ信号を伝送するように構成され、
前記サービングセルは、前記セルのタイミング情報および前記対応するディスカバリ信号のディスカバリ信号伝送パターンを決定するように構成され、
前記サービングセルは、前記ディスカバリ信号が測定ギャップ中に伝送されるように、かつ、ユーザ機器(UE)が前記測定ギャップ内の前記ディスカバリ信号を読み取ることができるように、前記測定ギャップを構成するように構成される、
無線通信システム。
(項目29)
前記サービングセルは、前記タイミング情報、前記ディスカバリ信号の持続時間、および前記無線通信システムの粒度に基づいて前記測定ギャップを構成するように構成される、項目28に記載の無線通信システム。
(項目30)
前記セルは、低電力ノード(LPN)を含む、項目28に記載の無線通信システム。
(項目31)
前記UEは、前記サービングセルと通信するために適合され、前記カバーエリア内に展開される、項目28に記載の無線通信システム。
(項目32)
前記測定ギャップ中に前記ディスカバリ信号を検出するようにさらに適合された前記UEをさらに含む、項目28に記載の無線通信システム。
(項目33)
ディスカバリ信号を伝送するように構成された各前記セルは、異なる時間において前記ディスカバリ信号の異なる部分を伝送するように構成された各前記セルを含む、項目28に記載の無線通信システム。
(項目34)
ディスカバリ信号を伝送するように構成された各前記セルは、前記ディスカバリ信号の完全なディスカバリ信号を伝送する前後に、前記ディスカバリ信号の前記異なる部分を伝送するように適合された各前記セルを含む、項目33に記載の無線通信システム。
(項目35)
ディスカバリ信号を伝送するように構成された各前記セルは、前記ディスカバリ信号の2つの離間されたコピーを伝送するように適合された各前記セルを含み、測定ギャップを構成するように構成された前記サービングセルは、前記ディスカバリ信号の前記2つの離間されたコピー間の前記測定ギャップの中心を標的とするように適合された前記サービングセルを含む、項目28に記載の無線通信システム。
(項目36)
前記セルのクラスタの各セルは、
(化19)

Figure 0006550396

であるとき、前記ディスカバリ信号の複数の隣接するコピーのディスカバリ信号を伝送するように構成される低電力ノード(LPN)であり、式中、Δ は、粒度であり、Δ は、タイミング情報不正確度であり、Tは、前記ディスカバリ信号の持続時間であり、T gap は、前記測定ギャップの持続時間である、項目28に記載の無線通信システム。
(項目37)
1つの前記コピーが、粒度およびタイミング情報不正確度に基づいて前記測定ギャップ内に伝送されることを確実にするために必要な前記コピーの数を決定するように適合された前記無線通信システムをさらに備える、項目36に記載の無線通信システム。
(項目38)
前記カバーエリア内に展開される前記さらなるセルのさらなるクラスタ内のさらなるセルをさらに備え、前記サービングセルはさらに、前記クラスタおよび前記さらなるクラスタのどちらが前記UEにより近接したクラスタであるかを決定するように構成される、項目28に記載の無線通信システム。
(項目39)
前記UEはさらに、初期周波数間測定ギャップにおいて従来のセル検索を実施して、前記タイミング情報を前記サービングセルに提供するように構成され、測定ギャップを構成するように構成された前記サービングセルは、前記UEから受信される報告に基づいて、前記セルのうちの1つおよび前記より近接したクラスタの前記さらなるセルの第1の測定ギャップを構成するように構成される前記サービングセルを含む、項目38に記載の無線通信システム。
(項目40)
ディスカバリ信号を伝送するように構成された各前記セルは、前記ディスカバリ信号の複数の連続コピーを伝送するように構成された各前記セルを含み、測定ギャップを構成するように構成された前記サービングセルは、少なくとも1つの前記コピーが前記測定ギャップとともに完全に受信されるように、少なくとも1つの前記測定ギャップを構成するように構成された前記サービングセルを含む、項目28に記載の無線通信システム。
(項目41)
初期周波数間測定ギャップにおいて従来のセル検索を実施して、前記検索に基づいて前記タイミング情報を前記サービングセルに提供するように構成された前記UEをさらに含み、測定ギャップを構成するように構成された前記サービングセルは、前記初期周波数間測定ギャップを再位置付けするように構成された前記サービングセルを含む、項目24に記載の無線通信システム。
本発明は、付随の図面と併せて読まれるとき、以下の詳細な説明から最良に理解される。一般的な実践によると、図面の種々の特徴は、必ずしも、縮尺通りではないことが強調される。対照的に、種々の特徴の寸法は、明確にするために、任意に拡張または縮小されてもよい。同様の番号は、本明細書および図面全体を通して同様の特徴を示す。
図1は、マクロカバーエリア内に1つのマクロノードおよび低電力ノードの2つのクラスタを伴う、HetNetの実施形態の概略図である。 図2は、本開示のLTE実施形態による、測定ギャップパターンを示す。 図3は、LPNクラスタに関するタイミング情報による、測定ギャップを構成するサービングセルを伴うHetNetを示す、概略図である。 図4は、本開示の実施形態による、測定ギャップ内を中心とするディスカバリ信号を示す。 図5は、本開示の実施形態による、測定ギャップ内のディスカバリ信号を示す。 図6は、本開示の実施形態による、測定ギャップ内であるが、それを中心としないディスカバリ信号を示す。 図7は、ディスカバリ信号が部分的に測定ギャップの外側にある実施形態を示す。 図8Aおよび8Bは、本開示の実施形態による、測定ギャップに対するディスカバリ信号の三重伝送の2つの実施例を例証する。 図9は、本開示の実施形態による、測定ギャップに対する5つの隣接するディスカバリ信号伝送を示す。 図10は、本開示の実施形態による、測定ギャップに対する隣接しないディスカバリ信号伝送の実施形態を示す。 図11は、本開示の実施形態による、隣接しないディスカバリ信号伝送を示し、最大許容可能タイミング誤差を示す。 図12は、本開示の種々の実施形態による、測定ギャップに対する隣接しないDS伝送を示す。 図13は、本開示の実施形態による、測定ギャップに対するディスカバリ信号の区分毎画定を例証する。 図14は、本開示の実施形態による、測定ギャップに対するディスカバリ信号の別の区分毎画定を例証する。 図15は、本開示の別の実施形態による、測定ギャップに対するディスカバリ信号の区分毎画定を例証する。 図16は、本開示の実施形態による、測定ギャップに対するディスカバリ信号の部分の隣接しない伝送の実施形態を示す。 図17は、測定ギャップがUE情報およびセルタイミング情報に基づくネットワークを示す、概略図である。 図18は、本開示の種々の実施形態による、ある方法を例証するフローチャートである。
(詳細な説明)
デバイスが、ディスカバリ信号と称されるものをブロードキャストし得る。ディスカバリ信号は、相互に近傍内にあるデバイスが、他のデバイスの存在および/または接続がディスカバリ信号を伝送するデバイスと確立されるべきかどうかを決定する際に受信デバイスに有用であり得る情報を決定することを可能にする。ディスカバリ信号は、ユーザ識別子、デバイス識別子、グループ識別子を通信するように伝送され、例えば、特定のグループ内のメンバーシップ、サービス提供、製品広告、サービスの要求等を示し得る。デバイスは、同一または異なる情報を通信するために、ディスカバリ信号を周期的に伝送し得る。ディスカバリ信号の伝送は、あるエリアに進入するデバイスが、伝送するデバイスの存在を検出し、伝送するデバイスから利用可能な、またはそれによって探索されているデバイス、サービス等についての情報を発見することを可能にする。ディスカバリ信号は、概して、本開示全体を通してDSとして識別される。
LPNを伴うHetNetシステム等のシステムでは、ネットワークを効率的に動作させるために、UE(ユーザ機器)は、UEが、適宜、その挙動を調節し、適切なセル/ノードと通信し得るように、低電力ノード(LPN)の存在を検出することが所望される。上記のように、LPNは、ディスカバリ信号を伝送し得る。
サービングセルとは異なる周波数で動作するLPNのディスカバリは、LPNのディスカバリ信号(DS)の伝送スキームに特殊な要求を出す。本開示の種々の実施形態では、サービングセルは、周波数間測定のためにこれらの測定ギャップを使用するUEにおいて、測定ギャップを構成する。いくつかの実施形態では、これらの測定ギャップは、サービングセルのタイミングに対して構成される。本開示は、UEがDSのおよび関連付けられるLPNを検出することが可能であるように、有利なこととして、UEにおいて測定ギャップと一致するためのDSの伝送を提供する。
DS伝送は、LPNのタイミングと相対的であるため、サービングセルが測定ギャップを構成するとき、これがLPNのタイミングについての知識を有すると有益である。種々の3GPP実施形態では、本方法は、ネットワーク補助下ディスカバリと称される。実際のHetNetシステムでは、利用可能なタイミング情報において、不確定性が存在し得る。本開示は、ネットワーク補助下ディスカバリを実施するとき、不正確なタイミング情報に関連する情報を分析および解決し、そのような問題を解決する方法およびシステムを提供し、UEが測定ギャップ中にディスカバリ信号を受信し得るようにDS伝送が起こる測定ギャップを提供する。
本明細書に説明される種々の実施形態は、LTE(ロングタームエボリューション)システムの文脈において議論されるが、本開示の概念、システム、および方法は、LTEシステムおよびプロトコルに限定されるように解釈されるべきではない。加えて、本明細書に開示される種々の実施形態は、ディスカバリ信号の伝送の文脈において説明されているが、他の目的のための信号も、本開示に説明されるスキームおよび方法を使用し得ることを理解されたい。
マクロカバーエリア内に1つのマクロノードおよび低電力ノードの2つのクラスタを伴う、HetNetシステム展開の実施形態が、図1に示される。図1では、マクロノード3は、カバーエリア5を含み、多くの実施形態においてサービングセルである。マクロノード3は、代替として、以降では、サービングセル3と称され得る。第1のスモールセルクラスタ7および第2のスモールセルクラスタ13が、カバーエリア5内にある。低電力ノード(LPN)である第1のセル9が、第1のスモールセルクラスタ7内にあり、また、LPNである第2のセル15が、第2のスモールセルクラスタ13内にある。第1のスモールセルクラスタ7は、N1低電力ノード、すなわち、N1第1のセル9を含み、第2のスモールセルクラスタ13は、N2低電力ノード、すなわち、N2第2のセル15を含む。N1およびN2は、クラスタ内に配列されるセルの種々の番号のいずれかを表し得る。ユーザ機器(UE)17もまた、カバーエリア5内に示される。UE17は、無線ネットワークを使用する種々のユーザ機器タイプのいずれかを表す。以下の実施形態の説明では、マクロノード3は、周波数f0で動作し、第1および第2のスモールセルクラスタ7、13の第1および第2のセル9、15は、それぞれ、周波数f1およびf2で動作する。本開示のいくつかの実施形態では、周波数f1≠f2であり、他の実施形態では、周波数f1=f2である。マクロノード3の周波数f0は、周波数f1およびf2とは異なる。
本開示は、クラスタ内のセル、例えば、第1のスモールセルクラスタ7内の第1のセル9が相互に同期して伝送する実施形態と併せて説明される。第1および第2のスモールセルクラスタ7、13は、必ずしも、マクロノード3のサービングセルと同期されない。本開示の側面は、測定ギャップを置くために、マクロノード3のサービングセルが、第1のスモールセルクラスタ7の第1のセル9のタイミングおよび第2のスモールセルクラスタ13の第2のセル15のタイミングについての知識および情報を得ると定める。
サービングセルの測定ギャップは、サービングセルのタイミングに対して構成されるが、それぞれのLPN(例えば、第1および第2のセル9、15)と関連付けられるディスカバリ信号は、LPNによって、低電力ノードのタイミングに対して、すなわち、第1のスモールセルクラスタ7の第1のセル9のタイミングおよび第2のスモールセルクラスタ13の第2のセル15のタイミングに対して伝送される。マクロノード3のサービングセルが、第1のセル9および第2のセル15のタイミングならびに低電力ノード、すなわち、第1のセル9および第2のセル15におけるDSの伝送パターンを把握すると、サービングセルは、したがって、測定ギャップがDS伝送パターン/スキームとマッチし、UEが測定ギャップ中にDSを検出することを可能にするように、適宜、それらを置くように構成される。
本明細書に説明される実施形態では、マクロノード3および低電力ノード、すなわち、第1のセル9および第2のセル15は、異なる周波数で動作する。本開示の一実施形態では、マクロノード3によってサービス提供されるUE17が、LPN(セル9および15)を発見するために、周波数間測定を実施するように構成される。種々の実施形態では、UE17は、自律的に周波数間測定を実施する。そのような実施形態の一実施例は、複数の周波数を監視し、種々の基準に基づいて再選択し得る、アイドルLTE UEである。
UEが複数の受信機を有していない限り、周波数間測定は、典型的には、周波数間測定ギャップ中に実行される。周波数間測定は、後でサービングセルによって再構成される、周波数間測定ギャップ中に起こり得る。これらのギャップ中、UEは、新しい周波数にその無線を同調させ、測定を実施することができる。サービングセルからのアップリンクまたはダウンリンクデータは、そのようなギャップ中に全くスケジューリングされない。
一LTE実施形態では、周波数間測定ギャップは、6ミリ秒の長さを有する。図2に例証されるもの等のいくつかの実施形態では、40ミリ秒および80ミリ秒で構成可能である2つの測定ギャップ繰り返し周期が存在し得る。図2は、一LTEプロトコル実施形態における測定ギャップパターンを示す。測定ギャップ21が、周波数内測定とデータ伝送/受信領域23との間に示される。本実施形態では、各UEは、測定ギャップ21が設定されると、個々のサブフレームオフセットを割り当てられてもよい。サブフレームオフセットは、有利なこととして、サービングセルのタイミングに相対的に規定される。40ミリ秒の周期性に関して、サブフレームオフセットは、0〜39の値をとることができ、80ミリ秒の周期性に関して、それらは、0〜79の値をとることができる。いくつかの実施形態では、測定ウィンドウのタイミングは、1サブフレーム=1ミリ秒の粒度で設定されることができる。
本開示の文脈では、粒度は、測定ギャップの開始が構成され得る正確度、すなわち、測定ギャップの開始を画定するために使用され得る最小タイミング単位を意味する。LTE実施形態では、これは、1ミリ秒である。UEが使用し得る測定ギャップの開始は、サービングセルのPSS/SSSタイミングに対して画定されるが、DSは、スモールセルクラスタのタイミングに対して伝送される。スモールセルクラスタとサービングセルとの間のタイミング差異は、アナログ数字のように恣意的であり得る。サービングセルが厳密なタイミング差異を把握する場合であっても、この厳密に全ての時間にわたって補償することができず、したがって、粒度が、測定ギャップの開始が構成され得る正確度を表すために使用される。
ある場合には、粒度は、表され得る2つの近傍番号間の段階的長さを説明する。より一般的には、粒度は、サービングセルが測定ギャップの開始を画定し得る段階的サイズである。3GPP R12仕様書では、これは、1ミリ秒であるが、粒度は、他のプロトコルおよび実施形態では、他の値をとる。
本開示は、異なる大きさのタイミング情報不正確度に関する種々のDS伝送スキームを説明する。上記のように、サービングセルがスモールセルクラスタのタイミングおよび低電力ノードにおけるDSの伝送パターンを発見すると、このタイミングは、その関連付けられるタイミング不正確度をもたらし得る。種々の実施形態では、ネットワークは、リアルタイミングからのタイミング情報の最大可能偏差を把握し、次いで、これは、適宜、DS伝送スキームを選定する。本概念は、サービングセルのカバーエリア内の全てのLPNクラスタが同一のタイミングを有する実施形態に関して開示される。本概念は、次いで、異なるクラスタが異なるタイミングを有する実施形態に拡大される。
本開示に説明される例示的実施形態では、サービングセルは、上記に議論され、図2に示されるような測定ギャップを適切に置き、ある方法では、効率的な信号受信、すなわち、例えば、周波数間測定のために使用される従来のLTE測定ギャップを促進するために、利用可能なタイミング情報を使用する。
他の実施形態では、現在利用可能なギャップ以外のギャップが、使用されてもよい。一実施形態では、ネットワーク補助ウィンドウが、使用される。別の実施形態では、「測定ギャップ」は、新しいLTE測定ギャップであり、ディスカバリを目的として画定される。さらに別の実施形態では、「測定ギャップ」は、UEが周波数間測定を実施することが予期される、任意の命令、スケジューリング制限、または受信制限である。
低電力ノードは、それらの独自のタイミングに従って、DSを伝送する。サービングセル、典型的には、マクロノード3等のマクロノードは、サービングセルのタイミングに従って、測定ギャップを構成する。他の実施形態では、サービングセルは、サービングセルタイミングに従って、ネットワーク補助ウィンドウを構成する。
サービングセルは、典型的には、マクロノードであり、UEは、上記のように低電力ノードのうちの1つまたはいくつかのクラスタに周波数間測定を実施する。しかしながら、本明細書に説明される概念はまた、サービングセルがクラスタの1つのLPNであり、周波数間測定が異なるクラスタの低電力ノードに実施される実施形態、またはサービングセルがクラスタの1つのLPNであり、周波数間測定がマクロノードも同様にDSを伝送している実施形態によるマクロノードに実施される実施形態等の他の実施形態にも適用される。
種々の実施形態では、恣意的な時間オフセットが、サービングセルとLPNクラスタとの間に存在する。本実施形態では、サービングセルは、最初に、LPNクラスタのタイミングを決定し、次いで、これは、適宜、測定ギャップを構成することができる。これは、LPNクラスタについてのタイミング情報に従って測定ギャップを構成するサービングセルを例証する、図3に例証される。
一実施形態によると、クラスタタイミングは、以下のようなLTE実施形態において取得される。初期段階では、全てのクラスタ、例えば、クラスタ31内に展開される低電力ノード29は、常時、オンである。DS伝送が、信号経路27に沿って起こる。次いで、UE17は、初期周波数間測定ギャップにおいて従来のセル検索を実施する。次に、ギャップが測定されたセルの1つの無線フレームの第1の5ミリ秒を捕捉する場合、UE17は、MIB(マスタ情報ブロック)をデコードし(スロット1の第1の4つのOFDMシンボル)、同時に測定されたセルのシステムフレーム番号(SFN)を得ることができる。次に、UE17は、サービングセルに、測定されたSFNならびに/またはギャップ内のプライマリ同期信号(PSS)および/もしくはセカンダリ同期信号(SSS)の相対位置を報告する。サービングセルは、次いで、SFNとスモールセルとの相対関係に適合され、それを導出する。ギャップ内に2つのPSS/SSSが存在し得るため、別の実施形態は、単純にフレームオフセットを報告するUE17、またはある粒度、例えば、1ミリ秒を伴う相対時間差異を報告する(これは、SFNおよび1ミリ秒の粒度を伴うフレームオフセットを報告することに類似する)UE17を含む。
ギャップが測定されたセルの1つの無線フレームの第2の5ミリ秒を捕捉する場合、UE17は、現在のギャップパターンが測定されたセル29の物理ブロードキャストチャネル(PBCH)をカバーしないことを示すメッセージをマクロセル3に報告し、メッセージは、マクロセル3が適切なギャップパターンを再割り当てすることを促進するために、ギャップ内のPSS/SSSの相対位置を含む。次いで、マクロセル3は、ギャップに完全にPBCHをカバーさせるように、ギャップ内のPSS/SSSの報告された相対位置に従って、測定ギャップの開始点を移動させる、すなわち、マクロセル3は、測定ギャップを再位置付けする。ギャップ内にPBCHを含む新しく構成されたギャップパターンでは、UE17は、従来のセル検索を実施し、ステップを実施することができる。
いったん全てのスモールセルクラスタ27の相対タイミング関係の全てが得られると、マクロセル3は、スモールセル29に、通常のオン/オフ動作を開始し、スモールセル29が従来のPSS/SSSおよびPBCH伝送をオフにし得ることを通知する。第1段階の動作は、タイミングドリフトを追跡する場合には、周期的に実行されることができる。いくつかの実施形態では、UEに上記の第1段階動作を実施すべきかどうかを示す、1つのインジケータが存在する。
サービングセル(例えば、マクロセル3)は、上記に説明されるような低電力ノード29のクラスタ31のタイミング情報33を取得した。種々の実施形態では、サービングセルは、DS伝送が図4に示されるもの等の測定ギャップの中間をちょうど中心として起こるように、初期周波数間ギャップを再位置付け/再構成し、新しい測定ギャップを構成するように適合される。本様式では、理想的伝送点から早いおよび遅い時間偏差が、同等にカバーされる。DS中心測定ギャップ位置付けは、「T」がDS35の持続時間であり、測定ギャップ37が6ミリ秒の測定ギャップである図4に例証される。他の持続時間の測定ギャップも、他の実施形態では使用される。
本開示によって網羅されるいくつかの実施形態では、サービングセルが測定ギャップを置き得る正確さの程度に影響を及ぼす制限が存在し得る。これらの制限は、測定ギャップが構成され得る粒度またはサービングセルにおいて利用可能であるクラスタタイミング情報における不正確度に由来し得る。この不正確度の大きさに応じて、測定ギャップは、誤って置かれ得、したがって、DSは、本開示の原理がない場合、UEによって受信されないであろう。
以下の実施形態によると、全てのクラスタは、同一のタイミングを有するが、サービングセルに同期されない。サービングセルは、LPN/セルのクラスタのスモールセルのタイミングに全く影響を及ぼさない。サービングセルは、スモールセルのタイミングを検出および把握するが、サービングセルは、そのタイミングを調節することができない。3GPP規格による実施形態では、測定ギャップのサブフレームオフセットは、サービングセルによって、1ミリ秒(=1サブフレーム)の粒度で構成される。本実施形態では、測定ギャップが、DSが厳密に図4のような測定ギャップの中間にあるように置かれ得ることは保証され得ない。
図5は、1ミリ秒の粒度を伴う実施形態を提示し、測定ギャップ中心から約0.5ミリ秒のDS41のオフセットを示す。粒度に起因するこの偏差または丸め誤差は、Δと称され、それによって表される。図5は、中心点39を伴う6ミリ秒の測定ギャップ37を示す。粒度偏差に起因して、「T」によって示される持続時間を有するDS41は、中心から距離43だけ離れて位置してもよい。換言すると、DS41は、依然として測定ギャップ37内である、場所45または場所47を中心としてもよい。
測定ギャップ内のDSウィンドウの配置に影響を及ぼし得る別の潜在的誤差源は、サービングセルが有する、スモールセル層タイミングについて利用可能な情報の正確度である。この非理想的タイミング情報は、以降では、Δと表され、これは、タイミング情報における誤差であり、タイミング情報不正確度と称され得る。多くの要因が、この値に影響を及ぼし得る。そのような要因は、期限切れのタイミング情報に限定されないが、サービングセルとUEとの間の伝搬遅延ならびにUEとスモールセル層との間の伝搬遅延、およびサービングセルがスモールセル層タイミングを取得する方法を含む。Δの値は、実装に関連しており、異なる実施形態および展開、ネットワーク実現概念、なならびにさらに異なるセルに対して異なる。
前述の実施形態のいずれにおいても、本開示は、DSが測定ギャップ内に位置するように測定ギャップを生成することを提供する。さらに、測定ギャップ中心からのDSの予期される偏差に応じて、本開示は、DSが測定ギャップ中にUEによって伝送され、可読であることを確実にするために、異なるDS伝送スキームおよび測定ウィンドウ配置方策を提供する。
以下の実施例は、本開示の種々の側面の限定ではなく、例証であることが意図される。
(実施例1)
Figure 0006550396
図6は、Release 8−11LTE規格の実施形態による、0.5ミリ秒がウィンドウ構成の粒度Δによって引き起こされる偏差および丸め誤差を表す、実施形態を示す。異なる粒度が使用される他の実施形態に関して、Δは、0.5ミリ秒以外の値をとる。図6は、タイミング情報正確度Δが[3ミリ秒−0.5ミリ秒−(T/2)]よりも小さく、全DSが測定ギャップ内に完全に受信される実施形態を示す。
一般的な場合では、Δは、前述の方程式において0.5ミリ秒の代わりに現れる。前述の方程式
Figure 0006550396
は、より一般的に
Figure 0006550396
と表されることができ、式中、Tgapは、測定ギャップの測定の長さを表す。換言すると、粒度Δおよび測定不正確度Δに加えて、DSの持続時間の半分の合計が、測定ギャップの長さの半分を下回る場合、DSが測定ギャップ中に受信される、すなわち、DSが測定ギャップ中に完全に伝送されるであろうことが保証される。
以下の例示的実施形態では、Δに対して0.5ミリ秒の値が、使用されるが、Δに対して他の値も、他の実施形態では使用される。
本例示的実施形態で使用される3ミリ秒の値は、Tgap/2と表される半分の測定ギャップ長さに等しく、式中、Tgapは、一LTE実施形態では、6ミリ秒である測定ギャップの長さを表す。LTEの場合に関する本実施形態は、図6に実施例としてのみ提示され、他の測定ギャップ長さも、他の実施形態において使用されることを理解されたい。本実施形態では、ウィンドウ配置における不確定性(すなわち、タイミング情報不正確度Δ)は、全DSが受信されるように測定ギャップ37が構成され得ることが保証され得るように、十分に小さい。これは、上記に記載されるようなDS41および測定ギャップ37を示す、図6に例証される。図6では、タイミング情報正確度Δは、[3ミリ秒−0.5ミリ秒−(T/2)]よりも小さく、全DS41が、測定ギャップ37内に受信され、位置付けられる。
(実施例2)
Figure 0006550396
図7に示される本実施形態では、粒度Δ=0.5ミリ秒であり、Tgap/2は、3ミリ秒であり、DS41の一部は、測定ギャップ37内に受信されるが、全DS41が、測定ギャップ37内に受信されるわけではない。図7は、タイミング情報正確度が[3ミリ秒−0.5ミリ秒+(T/2)]よりも良好である実施形態を示す。図7に例証される実施形態では、タイミング情報正確度は、方程式
Figure 0006550396
に従うため、[3ミリ秒−0.5ミリ秒+(T/2)]よりも良好であり、したがって、DS41は、完全にではないが部分的に、6ミリ秒の測定ギャップ37内にある。
オリジナルDSが完全に測定ギャップ37内にあるわけではない本実施例の実施形態では、本開示は、図8Aおよび8Bに示されるような、LPNによって伝送されるべきDSの3つの隣接するコピーを提供する。図8Aおよび8Bは、Δ<2.5ミリ秒+T/2の場合では、DSの三重伝送を示す。DSの3つの隣接するコピーは、元々の位置において1つのコピーDS41Aを含む、すなわち、DS41Aは、測定ギャップの中心を標的とするDSである。加えて、1つのコピーDS41Bが、DS41Aに先行し、DS41Cの1つのコピーが、オリジナルディスカバリ信号DS41Aの直後にある。本実施例における、先の実施例と比較してより大きいタイミング不確定性に起因して、測定ギャップの中心を標的とするDSが、測定ギャップ内に完全に受信されることは確実ではあり得ない。DSが測定ギャップ内で開始するであろうことのみが保証され、これがギャップ内で終了するであろうことは保証され得ない。したがって、DSがギャップ内に完全に受信される保証は全くない。したがって、本実施例のより大きいタイミング不確定性に対処するために、本開示は、中心を標的とするオリジナルDS(DS41A)の前にDSの1つのコピーと、中心を標的とするDSの後にDSの別のコピーとの伝送を提供する。本様式では、DSの少なくとも1つのコピーが、測定ギャップ内にあり、UEによって発見されるであろうことは確実にされる。DS41A、DS41B、およびDS41Cは、同一のディスカバリ信号の3つのコピーであることに留意されたい。それらは、大きいタイミング不確定性が存在するときであっても、UEがディスカバリ信号を検出し、測定ギャップを置き得ることを確実にするために、異なる時刻において伝送される。本実施形態では、ネットワークによるDSの3つの隣接するコピーの伝送は、1つのDSが、常時、測定ギャップ37内に完全に受信されることを確実にする。本開示の側面によると、異なるDS伝送スキームも、提供され、異なる測定ギャップ配置方策も、サービングセルによって使用される。測定ギャップ37がDS41、すなわち、DS41Aよりも早く構成されることが予期される場合、DSの早着コピー、すなわち、DS41Bが、図8Aのように受信される。代替として、測定ギャップ37がDS41Aよりも遅く構成されることが予期される場合、ディスカバリ信号の遅着コピーDS41Cが、図8Bのように受信される。
(さらなる実施例:DSの隣接する伝送)
図8Aおよび8Bの概念は、種々の他の実施形態による、タイミング情報誤差におけるより大きい不確定性に対して拡大されてもよい。これは、少なくとも1つのDSが測定ギャップ内に受信されることを確実にするために成される、種々の数のDS伝送のための以下の方程式に示される。
方程式セット#1
Figure 0006550396
方程式セット#1の方程式では、等しい数のDS伝送が、オリジナルDS前後に実行される。
Figure 0006550396
である実施形態は、方程式セット#1による5つのDSの伝送を含み、DS伝送が隣接することを示す、図9に例証される。図9および方程式セット#1は、5つの隣接するDS伝送が起き、タイミング不正確度が条件
Figure 0006550396
を満たす場合、DS伝送が測定ギャップ中に起きるであろうことを示す。方程式セット#1はまた、7つの隣接するDS伝送が起き、タイミング不正確度が条件
Figure 0006550396
を満たす場合、DS伝送が測定ギャップ中に起きるであろうことを示し、以下同様である。
図9は、Δ≦2.5ミリ秒+3T/2である場合における、5つの隣接するDS伝送(2つの早着コピーおよび2つの遅着コピー)を示す。図9では、測定ギャップ37は、6ミリ秒の測定ギャップである。ディスカバリ信号伝送の2つの早着コピーが、DS43Aおよび43Bとして示される。ディスカバリ信号DS43DおよびDS43Eは、予期されるディスカバリ信号DS43Cの遅着コピーである。測定ギャップ37は、ディスカバリ信号DS43Aが測定ギャップ37内に完全に受信されるように、粒度Δ、タイミング情報不正確度Δ、およびDS伝送の数に応じて構成される。方程式セット#1は、タイミング不正確度Δが増加するにつれて、ディスカバリ信号のうちの1つが測定ギャップ内に受信されることを確実にするために必要とされるDS伝送の数が増加することを実証する。
(他の実施例:DSの隣接しない伝送)
方程式セット#1は、非常に大きいタイミング不正確度が、測定ギャップ内にDSが存在することを確実にするために、全てのコピーが相互に隣接して伝送される場合、DSの多くのコピーの伝送を要求することを実証する。したがって、いくつかの実施形態では、DSのコピーは、効率を増加させるために、それらの間における保護時間とともに伝送される。
いくつかの実施形態では、DSの間に使用される保護時間は、DSの持続時間(「T」)および測定ギャップの持続時間(またはネットワーク補助ウィンドウの持続時間)Tgapに依存する。いくつかの実施形態では、
Figure 0006550396
である。
図10は、DSの隣接しない伝送の実施形態を提供する。本開示では、「隣接する伝送」は、連続ディスカバリ信号間にゼロ保護時間tguardを伴う伝送を示す。図10に例証される実施形態では、DSの2つの隣接しないコピーが、オリジナルDS49とともに伝送される。一LTE実施形態では、Tgapは、6ミリ秒に等しい。1つのコピーDSEarlyが、オリジナルDS49のtguardミリ秒前に送信され、別のコピーDSLateが、オリジナルDS49のtguardミリ秒後に送信される。
サービングセルによって構成される測定ギャップは、中間(オリジナル)DS49の周囲を中心とするように標的とされる。これは、中心DS49および遅着DS、すなわち、DSLateのみが示される、図11にさらに詳細に例証される。図11では、破線枠51は、測定ギャップの標的位置であり、この測定ウィンドウがオリジナルDS49の中心の周囲に置かれるように標的とされることを示す。タイミング不確定性に起因して、破線枠51によって示される標的位置測定ギャップは、誤って置かれるが、DS伝送DSLateが実線枠53として示される測定ギャップ内に受信されるように、実線枠53として現れる。図11は、隣接しないDS伝送を示し、ディスカバリ信号DSLateが実線枠53として現れる測定ギャップ内に完全にある、最大許容可能タイミング誤差を例証する実施形態である。標的位置57からの偏差55は、0.5ミリ秒の粒度Δを伴うLTE実施形態の場合では、0.5ミリ秒+Δとなるように計算される。より一般的には、偏差55は、Δ+Δであり、式中、Δは、測定ウィンドウ構成の粒度に起因して引き起こされる誤差であり、Δは、利用可能なタイミング情報の不確定性である。
図11は、
Figure 0006550396
であることを例証し、式中、Δ2maxは、タイミング不確定性における最大許容可能誤差である。Δ2maxよりも大きいΔの値に関して、DSは、関連付けられる測定ギャップ、すなわち、実線枠53内に全く受信されないわけではないであろう。先の方程式のtguard=Tgap−Tを組み込むと、前述の方程式は、方程式セット#2と表されることができる。
方程式セット#2
Figure 0006550396
(粒度誤差を除外する)最大タイミング誤差が1.5*(Tgap−T)−0.5ミリ秒を下回る限り、DSの1つのコピーが、測定ギャップ内に完全に受信されることができる。他の実施形態では、tguardに対する値はまた、タイミング情報において予期される最悪の誤差に従って選定されることもできる。最悪の場合の誤差が方程式セット#2において計算されるものを下回る限り、より緊密なDSコピーの伝送が、可能である。
(付加的な実施例)
以下の実施例は、先に説明された実施例におけるものよりも大きい、すなわち、1.5*(Tgap−T)−0.5ミリ秒よりも大きいタイミング不正確度を伴う。タイミング不正確度が方程式セット#2において計算されるものよりも大きい場合、隣接しないDSのより多いコピーが、本開示の種々の実施形態に従って伝送される。方程式セット#2は、以下の方程式セット#3として一般化されることができる。
方程式セット#3
Figure 0006550396
式中、
Figure 0006550396
である。最大タイミング誤差が方程式セット#3における式によって境界されると、DSのk個のコピーが、オリジナルDSの前に伝送され、DSのk個のコピーが、オリジナルDSの後に伝送される。2つの近傍する隣接しないDS間の距離は、DS伝送スキーム全体を通して、一貫してtguardである。伝送されるDSの合計数は、本実施例では、常時、奇数である。
(さらなる実施例)
いくつかの実施例では、測定ギャップは、図12に例証されるように、2つの連続する隣接しないDS間を中心とするように標的とされる。先の実施形態では、測定ギャップは、オリジナルDSの周囲を中心とするように標的とされた。図12に示されるもの等の他の実施形態では、測定ギャップは、DSの2つのコピー間を中心とするように標的とされる。本実施形態では、偶数のDSが、伝送される。DSの2つのコピー間の時間は、tguard=Tgap−Tによって画定される。破線枠61によって示される測定ギャップは、2つのDSが伝送される場合を例証する図12に示されるように、2つの連続DS伝送65Aおよび65B間の空間tguardの中間63に対して中心とするように標的とされる。タイミング不確定性に起因して、測定ギャップの実際の位置は、破線枠61によって示される標的とされた位置から偏移し得、実線枠67によって示される。UEにおける測定ギャップを構成するサービングセルは、DS伝送時刻、すなわち、LPNがDSを伝送するときの時間についての厳密な知識を全く有していない。しかし、本実施例の所与の不確定性において、サービングセルが破線枠61によって示されるような2つのDS伝送間の中間におけるギャップの中心を標的とすると、実線枠67によって示されるような実際の測定ギャップが、依然として、本開示によるDSの少なくとも1つのコピーをカバーすることを確実にされ得る。
方程式セット#4は、本アプローチを用いて対処され得る、最大タイミング誤差に関する計算を提供する。
方程式セット#4
Figure 0006550396
2つのDS伝送を伴う方程式セット#4の実施形態によると、DS伝送が測定ギャップ中に起こる最大許容可能時間不正確度は、「Tgap−T−0.5ミリ秒」である。他の実施形態では、より大きい偶数、例えば、4つ、6つ、8つ等のDSが、伝送されることができる。
測定ギャップがDSコピー間の中間を中心とするように標的とされる実施形態では、方程式セット#4において説明されるものよりも大きいタイミング誤差が、対処されることができる。伝送されるDSコピーの数に応じた最大許容可能タイミング誤差に関する一般式が、方程式セット#5において与えられる。
方程式セット#5
Figure 0006550396
式中、
Figure 0006550396
である。最大許容可能タイミング誤差は、「k」によって境界される。合計して、DSの「2k+2」個の等距離伝送が、実行される。
付加的な実施形態は、DSの区分毎受信を伴う。先の実施形態では、DS全体が、同一の測定ギャップ内に、ある順序において受信されることになっていた。いくつかの実施形態では、1つのDSは、その全体において受信される、すなわち、DSは、順序に従わずに、またはより小さいDS間の付加的な時間とともに受信される、より小さい部分にさらに分割されない。他の実施形態では、DSは、順序に従わずに、および/またはそれらの間の付加的な時間とともに受信され得る、より小さい部分に分割されてもよい。別の実施形態では、DSは、部分に分割され、全ての部分は、1つの測定ギャップ中に受信されることになるが、必ずしも、正しい順序においてではない。「正しい順序」という概念は、以下のように説明される。DSがいくつかの部分、例えば、DS0+DS1に分割される実施形態では、異なる部分が、異なる時刻において伝送される。「正しい順序」は、DS0がDS1の前に伝送されるものである。UEがDS1の前にDS0を受信する場合、受信は、「正しい順序」となるであろう。いくつかの測定ギャップ構成に関して、最初に、DS1が受信され、次いで、DS0がDSの遅着コピーから受信される場合もあり得、本実施例では、ディスカバリ信号は、正しい順序において受信されない。
図13は、DSの異なる部分が時間で分離され、および/または場合によっては重複し、および/または場合によっては相互に直接隣接しない、区分毎実施形態を例証する。本実施形態では、DSの異なる部分は、6ミリ秒の測定ギャップ内に受信されるが、必ずしも、順序通りではない。図13は、DSの異なる部分、すなわち、DS0、DS1、およびDS2を示し、上記に画定されるように、DS1およびDS2は、隣接するが、DS0およびDS1は、隣接しない。DS0、DS1、およびDS2は、対応する持続時間T0、T1、およびT2を有する。本実施形態に関するディスカバリ信号の操作および測定ギャップの構成が、図14に示される。
いくつかの実施形態では、DSの部分のコピーが、繰り返し作成され、置かれる。これは、ある誤差境界内で、信号全体が1つの測定ギャップ内に受信され得ることを確実にする。DSの部分は、本実施形態に従って、順序通りに受信されることを要求されない。
Ta+Δ+0.5ミリ秒が3ミリ秒よりも大きい実施形態が、Taが図13のように画定される図14において例証される。図14では、最初に、DS1が、受信され、次いで、DS2が、受信され、次いで、最後に、DS0が、受信される。これは、ディスカバリ信号が正しい順序において受信されない受信である。
Tb+Δ+0.5ミリ秒が3ミリ秒よりも大きい場合に関する別の実施形態が、Taが図13のように画定される図15において例証される。図15は、Tb>3ミリ秒−Δ−0.5ミリ秒である、DSの区分毎受信の実施形態を例証する。
図14および15に例証される実施例は、同一概念の実施例である。DSが、DS0、DS1、およびDS2と表される、いくつかの部分に分割される。完全なDSを受信するために、DSの全ての部分が、受信される必要がある。したがって、UEは、DS0、DS1、およびDS2を受信する必要がある。しかしながら、本実施形態では、DS0がDS1の前に受信されることは、要求されない、すなわち、DS0、DS1、およびDS2がUEによって受信されるタイミング順序は、それらがセル(すなわち、LPN)から伝送される順序と同一である必要はない。
図14では、タイミング不確定性は、図15におけるものよりも小さい。図14では、完全なDSが、DS0、DS1、およびDS2によって表される。測定ギャップがDS0、DS1、およびDS2をカバーすることは確実にされ得ないため、最後の部分(DS2)は、DSの前に伝送され、最初の部分(DS0)は、DSの後に伝送される。したがって、LPNによって伝送されるDS部分は、DS2、DS0、DS1、DS2、DS0である。図14は、DS1、DS2、および破線枠によって示されるDS0が、測定ギャップとともに受信されることを示す。
図15では、タイミング不確定性は、図14において例証される実施形態においてよりも大きく、DSの前にDS2を、DSの後にDS0を伝送することのみによって、DSがギャップ内に完全に受信されることは保証され得ない。本実施形態では、全DSが受信されることを確実にするために、2つの部分が、前後に伝送される、すなわち、図15に示されるように、DS1、DS2、DS0、DS1、DS2、DS0、DS1である必要がある。図15は、DS2、破線枠によって示されるDS0、および破線枠によって示されるDS1が、測定ギャップとともに受信されることを示す。
またさらなる実施形態では、DSの部分は、サービングセルによって提供される測定ギャップ中に伝送されるために、相互に隣接して伝送される必要はない。これは、Ta+Δ+0.5ミリ秒>3ミリ秒である場合に関する図16に例証される。図16は、0.5ミリ秒+Ta+Δ>3ミリ秒に関するDSの部分の隣接しない伝送を示す。類似する実施形態が、Tb+Δ+0.5ミリ秒>3ミリ秒である場合を伴う。TaおよびTbは、図13に例証されるものである。
図17に示されるもの等の他の実施形態では、相互に同期されない、複数のクラスタが存在する。サービングセルは、UEにおける1つの測定ギャップ構成を設定する。したがって、サービングセルのカバーエリア内にいくつかのクラスタが存在し、これらのクラスタが相互に同期されないとき、本開示のある側面は、サービングセルが、どのクラスタがUEに最も近接するかを識別し得ると定める。次いで、サービングセルは、UEにより近接すると識別されたクラスタのタイミングおよびDS伝送スキームに従って、測定ギャップを構成することができる。一実施形態では、サービングセルは、UEの場所推定を取得し、適宜、測定ギャップを構成するために、UE情報を使用する。一実施形態では、UE情報は、報告される物理セルID(PCI)である。これは、UE情報およびタイミング情報に基づいて測定ギャップを構成するサービス提供を例証する、図17に例証される。
図17の実施形態に関する一手順は、以下となる。UE85が、カバーエリア90内のノードのクラスタ81、83内のノード77、79のPCIを把握する。UE85は、全てのクラスタタイミングを利用可能にし、図17のステップ「1)タイミング情報」においてサービングセル75にこれを提供する。UE85は、サービングセル75から受信した初期測定ギャップ構成を用いて、周波数間測定を実施する。UE85は、従来のセル検索を実施し、ディスカバリ信号DSとともに、信号経路87に沿って送信される1つまたは複数のノード77、79のPSS/SSSを検出する。PSS/SSSの伝送特性に起因して、そのようなセル検索は、任意の測定ギャップ構成を用いて可能である。UE85は、1つまたはいくつかのノードのPCIを検出する。UE85は、図17のステップ「2)PCI報告」において示されるように、サービングセル75に信号強度および対応するPCIを報告する。サービングセル75は、図17のステップ「3)測定ギャップ構成」において、UE85が、UE85に近接したクラスタ82、83のクラスタから低電力ノード77、79の伝送されるDSを検出し得るように、測定ギャップを再構成する。
図18は、本開示による、ある方法を示すフローチャートである。ステップ101において、LPNセルが、ディスカバリ信号DSを伝送する。LPNセルは、HetNet通信システムにおけるマクロセルのカバーエリア内のクラスタ内に配列され得る。ステップ103において、サービングセルが、DSのタイミングおよび伝送パターンを決定する。いくつかの実施形態では、UEが、周波数間測定ギャップにおいて従来のセル検索を実施し、測定されたLPNセルのMIBおよびシステムフレーム番号SFNをデコードし、これをサービングセルに報告する。他の実施形態では、UEは、他のタイミング情報をサービングセルに提供する。さらに他の実施形態では、サービングセルは、他の様式で、LPNセルと関連付けられるDSのタイミングおよび伝送パターンを決定する。ステップ105において、サービングセルは、DS伝送パターンをマッチさせるように測定ギャップを構成する。いくつかの実施形態では、サービングセルは、UEが従来のセル検索を実施し、PSS/SSSまたは他のタイミング情報を検出するために使用される、初期測定ギャップ構成を再構成する。いくつかの実施形態では、DSは、測定ギャップのちょうど中心に置かれ、上記に説明されるような他の実施形態では、測定ギャップは、ディスカバリ信号の少なくとも一部を含むように構成される。測定ギャップは、粒度、タイミング不正確度、および本開示の種々の実施形態における上記に議論されるような他の側面を考慮する、サービングセルによって構成される。ステップ107において、UEは、周波数間測定を実施し、ディスカバリ信号を検出し、UEが、適宜、その挙動を調節し、ネットワーク内の適切なセル/ノードと通信し得るように、低電力ノードの存在を検出する。
本開示の1つまたは複数の実施形態が上記に説明されたが、それらは、限定としてではなく、実施例としてのみ提示されていることを理解されたい。同様に、種々の図または略図は、本開示のための例示的アーキテクチャまたは他の構成を描写し得、これは、本開示に含まれ得る特徴および機能性を理解する際に補助するために行われる。本開示は、例証される例示的アーキテクチャまたは構成に限定されないが、種々の代替アーキテクチャおよび構成を使用して、実装されることができる。
本文書に説明される機能のうちの1つまたは複数のものは、適切に構成されるモジュールによって実施されてもよい。本明細書で使用される用語「module(モジュール)」は、本明細書に説明される関連付けられる機能を実施するためのハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、およびソフトウェアを実行する任意の関連付けられたハードウェア、ならびにこれらの要素の任意の組み合わせを指すことができる。加えて、種々のモジュールは、離散モジュールであり得る。しかしながら、当業者に明白であろうように、2つまたはそれを上回るモジュールが、本発明の種々の実施形態に従って、関連付けられる機能を実施する単一のモジュールを形成するように組み合わせられてもよい。
加えて、本文書に説明される機能のうちの1つまたは複数のものは、概して、メモリ記憶デバイスまたは記憶ユニット等の媒体を指すために本明細書で使用される、「コンピュータプログラム製品」、「非一過性コンピュータ可読媒体」、および同等物内に記憶されるコンピュータプログラムコードを用いて実施されてもよい。コンピュータ可読媒体のこれらおよび他の形態は、プロセッサに規定の動作を実施させるために、プロセッサによる使用のための1つまたは複数の命令を記憶することに関与してもよい。そのような命令は、概して、実行されると、コンピューティングシステムが所望の動作を実施することを可能にする、「コンピュータプログラムコード」(コンピュータプログラムまたは他のグループ化の形態でグループ化され得る)と称される。
明確性の目的のために、上記の説明は、異なる機能性ユニットおよびプロセッサを使用して実装され得る、本発明の実施形態を説明していることを理解されたい。しかしながら、異なる機能性ユニット、プロセッサ、または領域の間での機能性の任意の好適な分配は、本発明から逸脱することなく、使用され得ることが明白となるであろう。例えば、別個のユニット、プロセッサ、またはコントローラによって実施されるように例証される機能性は、同一のユニット、プロセッサ、またはコントローラによって実施されてもよい。したがって、具体的な機能性ユニットの言及は、厳密な論理的または物理的な構造もしくは編成を示すのではなく、説明される機能性を提供するための好適な手段の言及のみと見なされる。
前述は、本開示の原理を単に例証する。したがって、当業者は、本明細書に明示的に説明されない、または示されないが、本発明の原理を具現化し、その精神および範囲内に含まれる、種々の配列を考案することが可能であるであろうことを理解されたい。さらに、本明細書に引用された全ての実施例および条件付きの用語が、主に、教育的な目的のみのため、および発明者によって寄与される本開示の原理および概念を理解し、当該技術を進展させる際に、読者を補助するためであることが明示的に意図され、そのような具体的に引用された実施例および条件に限定されないように解釈される。さらに、本開示の原理、側面、および実施形態を引用する本明細書における全ての主張ならびにそれらの具体的な実施例が、それらの構造的および機能的均等物の両方を包含するように意図される。加えて、そのような均等物は、現在公知の均等物と将来開発される均等物との両方、すなわち、構造にかかわらず同一機能を実施するように開発される任意の要素を含むことが意図される。
例示的実施形態のこの説明は、記載された説明全体の一部と見なされる、付随の図面の図と併せて読まれることが意図される。説明では、「lower(下側)」、「upper(上側)」、「horizontal(水平な)」、「vertical(垂直な)」、「above(上方)」、「below(下方)」、「up(上昇)」、「down(下降)」、「top(上面)」、および「bottom(底面)」ならびにそれらの派生語(例えば、「horizontally(水平に)」、「downwardly(下方に)」、「upwardly(上方に)」等)等の相対的用語は、そこで議論中の図面中に説明される、または示されるような配向を指すように解釈されるべきである。これらの相対的用語は、説明の便宜上のためのものであって、装置が特定の配向において構築される、または動作させることを要求しない。「connected(接続される)」、および「interconnected(相互接続される)」等の、取着、結合、および同等物に関する用語は、別様に明示的に説明されない限り、構造が、介在構造を通して、直接または間接的のいずれかにおいて、相互に固着または取着される関係、ならびに移動可能または剛性の取着もしくは関係の両方を指す。
本開示は、実施形態の観点から説明されたが、それに限定されない。むしろ、添付される請求項は、同等物の範囲と同等の範囲から逸脱せずに、当業者によって成され得る、他の変形および実施形態を含むように、広義に解釈されるべきである。

Claims (41)

  1. 無線通信のための方法であって、前記方法は、
    セルが、ディスカバリ信号を伝送することであって、前記セルは、サービングセルのカバーエリア内に展開されるセルのクラスタ内に展開される、ことと、
    前記サービングセルが、前記セルのタイミング情報および前記セルの前記ディスカバリ信号のディスカバリ信号伝送パターンを決定することと、
    前記サービングセルが、ユーザ機器(UE)が測定ギャップ内の前記ディスカバリ信号を読み取ることができるように、前記ディスカバリ信号伝送パターンマッチするように前記測定ギャップを構成することであって、前記サービングセルは、粒度とタイミング情報不正確度とに少なくとも基づいて、前記測定ギャップを構成する、こと
    を含む、方法。
  2. 前記ディスカバリ信号伝送パターンマッチするように前記測定ギャップを構成することは、前記ディスカバリ信号が前記測定ギャップ中に伝送されるように前記測定ギャップを構成することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記UEが、前記測定ギャップ中に、かつ、前記構成することの後に、前記ディスカバリ信号を検出することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記UEは、前記サービングセルと通信し、前記カバーエリア内に展開される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記セルのクラスタの前記セルは、それぞれ、低電力ノード(LPN)を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記サービングセルがタイミング情報を決定することは、前記サービングセルが前記セルのいくつかのタイミング情報を有することを含み、前記サービングセルが測定ギャップを構成することは、前記サービングセルがタイミング情報不正確度を考慮して、前記測定ギャップを構成することを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記UEが、初期周波数間測定ギャップにおいて従来のセル検索を実施し、前記セルの前記タイミング情報を前記サービングセルに提供することをさらに含み、前記サービングセルが測定ギャップを構成することは、前記サービングセルが前記初期周波数間測定ギャップを再位置付けすることを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記セルがディスカバリ信号を伝送することは、前記セルが異なる時間において前記ディスカバリ信号の異なる部分を伝送することを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記ディスカバリ信号の前記部分は、前記ディスカバリ信号の完全なディスカバリ信号の伝送前後に伝送される、請求項8に記載の方法。
  10. 前記クラスタのさらなるセルが、それぞれ、対応するさらなるディスカバリ信号を伝送することと、
    前記サービングセルが、前記さらなるセルの前記対応するさらなるディスカバリ信号の対応するタイミングおよび伝送パターンを決定することと、
    前記サービングセルが、前記さらなるディスカバリ信号が前記さらなる測定ギャップ中に伝送されるように、前記さらなるディスカバリ信号マッチするようにさらなる測定ギャップを構成することと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記サービングセルは、ディスカバリ信号伝送が前記測定ギャップの中間で起こるように前記測定ギャップを構成する、請求項1に記載の方法。
  12. 前記サービングセルは、ディスカバリ信号伝送がΔの粒度係数だけ前記測定ギャップのちょうど中心から変位されるように前記測定ギャップを構成する、請求項1に記載の方法。
  13. 前記サービングセルは、前記ディスカバリ信号の持続時間前記測定ギャップの持続時間さらに基づいて、前記測定ギャップを構成する請求項1に記載の方法。
  14. 前記タイミング情報不正確度は、前記UEによって送信される報告に基づいて、前記サービングセルによって検出される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記ディスカバリ信号は、
    Figure 0006550396
    であるとき、前記ディスカバリ信号のうちの複数の隣接するコピーのディスカバリ信号を含み、式中、Δは、粒度であり、Δは、タイミング情報不正確度であり、Tは、前記ディスカバリ信号の持続時間であり、Tgapは、前記測定ギャップの持続時間である、請求項1に記載の方法。
  16. 前記粒度および前記タイミング情報不正確度に基づいて、1つの前記コピーが前記測定ギャップ内に伝送されるために必要な前記コピーの隣接するものの数を決定することをさらに含み、前記セルは、前記数の隣接するディスカバリ信号を伝送する、請求項15に記載の方法。
  17. 前記隣接するディスカバリ信号の数は、前記タイミング情報不正確度Δが増加するにつれて増加する、請求項16に記載の方法。
  18. 前記セルがディスカバリ信号を伝送することは、前記セルが前記ディスカバリ信号の2つの離間されたコピーを伝送することを含み、前記サービングセルが測定ギャップを構成することは、前記サービングセルが前記ディスカバリ信号の前記2つの離間されたコピー間の前記測定ギャップの中心を標的とすることを含む、請求項1に記載の方法。
  19. 前記カバーエリア内に展開されるセルのさらなるクラスタのさらなるセルが、さらなるディスカバリ信号を伝送することと、
    前記サービングセルが、前記セルおよび前記さらなるセルのどちらが前記UEにより近接したセルであるかを決定することと
    をさらに含み
    前記サービングセルが測定ギャップを構成することは、前記より近接したセルと関連付けられる前記ディスカバリ信号または前記さらなるディスカバリ信号が、第1の測定ギャップ中に伝送されるように、前記サービングセルが前記第1の測定ギャップを構成することを含む、請求項1に記載の方法。
  20. 前記サービングセルが前記セルおよび前記さらなるセルのどちらが前記UEにより近接したセルであるかを決定することは、前記UEが前記サービングセルに前記セルおよび前記さらなるセルの物理セルID(PCI)を報告することを含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記セルがディスカバリ信号を伝送することは、前記セルが前記ディスカバリ信号の複数の連続コピーを伝送することを含み、前記サービングセルが測定ギャップを構成することは、少なくとも1つのコピーが前記測定ギャップとともに完全に受信されるように、前記サービングセルが少なくとも1つの前記測定ギャップを構成することを含む、請求項1に記載の方法。
  22. 前記連続ディスカバリ信号は、隣接するディスカバリ信号である、請求項21に記載の方法。
  23. 前記連続ディスカバリ信号は、離間される、請求項21に記載の方法。
  24. 前記サービングセルは前記ディスカバリ信号の持続時間にさらに基づいて前記測定ギャップを構成する、請求項21に記載の方法。
  25. 前記サービングセルが前記タイミング情報を決定することは、
    前記UEが、初期周波数間測定ギャップにおいて前記セルの従来のセル検索を実施し、前記セルを測定することと、
    前記UEが、マスタ情報ブロック(MIB)をデコードし、前記測定されたセルのシステムフレーム番号(SFN)を得て、次いで、前記サービングセルに、前記SFNならびに/または前記初期周波数間測定ギャップ内のプライマリ同期信号(PSS)および/またはセカンダリ同期信号(SSS)の相対位置を報告することと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  26. 前記サービングセルは、前記UEが初期周波数間測定ギャップにおいて従来のセル検索を実施することと、前記タイミング情報を前記サービングセルに送信することとに従って、前記セルの前記タイミング情報を決定する、請求項1に記載の方法。
  27. 前記UEが、前記初期周波数間測定ギャップにおいて従来のセル検索を実施することと、
    前記初期周波数間測定ギャップのパターンが前記セルの物理ブロードキャストチャネル(PBCH)をカバーしないことを示し、前記周波数間測定ギャップ内のPSS/SSSの相対位置を含むメッセージを前記UEが前記サービングセルに報告することと
    に従って、前記サービングセルは、前記セルの前記タイミング情報を決定し、
    前記サービングセルが測定ギャップを構成することは、前記サービングセルが前記初期周波数間測定ギャップを再位置付けすることを含む、請求項1に記載の方法。
  28. 無線通信システムであって、前記無線通信システムは、
    異種ネットワーク(HetNet)と、
    関連付けられるカバーエリアを伴うサービングセルと、
    前記カバーエリア内に展開されるセルのクラスタ内のセルと
    を備え、
    前記セルのクラスタの各セルは、ディスカバリ信号を伝送するように構成されており、
    前記サービングセルは、前記セルのタイミング情報および前記対応するディスカバリ信号のディスカバリ信号伝送パターンを決定するように構成されており、
    前記サービングセルは、前記ディスカバリ信号が測定ギャップ中に伝送されるように、かつ、ユーザ機器(UE)が前記測定ギャップ内の前記ディスカバリ信号を読み取ることができるように、前記測定ギャップを構成するように構成されており、前記サービングセルは、前記無線通信システムの粒度とタイミング情報不正確度とに少なくとも基づいて、前記測定ギャップを構成するように構成されている、無線通信システム。
  29. 前記サービングセルは前記ディスカバリ信号の持続時間にさらに基づいて前記測定ギャップを構成するように構成されている、請求項28に記載の無線通信システム。
  30. 前記セルは、低電力ノード(LPN)を含む、請求項28に記載の無線通信システム。
  31. 前記UEは、前記サービングセルと通信するために適合され、前記カバーエリア内に展開される、請求項28に記載の無線通信システム。
  32. 前記測定ギャップ中に前記ディスカバリ信号を検出するようにさらに適合された前記UEをさらに含む、請求項28に記載の無線通信システム。
  33. ディスカバリ信号を伝送するように構成された各前記セルは、異なる時間において前記ディスカバリ信号の異なる部分を伝送するように構成された各前記セルを含む、請求項28に記載の無線通信システム。
  34. ディスカバリ信号を伝送するように構成された各前記セルは、前記ディスカバリ信号の完全なディスカバリ信号を伝送する前後に、前記ディスカバリ信号の前記異なる部分を伝送するように適合された各前記セルを含む、請求項33に記載の無線通信システム。
  35. ディスカバリ信号を伝送するように構成された各前記セルは、前記ディスカバリ信号の2つの離間されたコピーを伝送するように適合された各前記セルを含み、測定ギャップを構成するように構成された前記サービングセルは、前記ディスカバリ信号の前記2つの離間されたコピー間の前記測定ギャップの中心を標的とするように適合された前記サービングセルを含む、請求項28に記載の無線通信システム。
  36. 前記セルのクラスタの各セルは、
    Figure 0006550396
    であるとき、前記ディスカバリ信号の複数の隣接するコピーのディスカバリ信号を伝送するように構成され低電力ノード(LPN)であり、式中、Δは、粒度であり、Δは、タイミング情報不正確度であり、Tは、前記ディスカバリ信号の持続時間であり、Tgapは、前記測定ギャップの持続時間である、請求項28に記載の無線通信システム。
  37. 1つの前記コピーが、粒度およびタイミング情報不正確度に基づいて前記測定ギャップ内に伝送されることを確実にするために必要な前記コピーの数を決定するように適合された前記無線通信システムをさらに備える、請求項36に記載の無線通信システム。
  38. 前記カバーエリア内に展開される前記さらなるセルのさらなるクラスタ内のさらなるセルをさらに備え、前記サービングセルは前記クラスタおよび前記さらなるクラスタのどちらが前記UEにより近接したクラスタであるかを決定するようにさらに構成されている、請求項28に記載の無線通信システム。
  39. 前記UEは初期周波数間測定ギャップにおいて従来のセル検索を実施して、前記タイミング情報を前記サービングセルに提供するようにさらに構成されており、測定ギャップを構成するように構成された前記サービングセルは、前記UEから受信される報告に基づいて、前記セルのうちの1つおよび前記より近接したクラスタの前記さらなるセルの第1の測定ギャップを構成するように構成され前記サービングセルを含む、請求項38に記載の無線通信システム。
  40. ディスカバリ信号を伝送するように構成された各前記セルは、前記ディスカバリ信号の複数の連続コピーを伝送するように構成された各前記セルを含み、測定ギャップを構成するように構成された前記サービングセルは、少なくとも1つの前記コピーが前記測定ギャップとともに完全に受信されるように、少なくとも1つの前記測定ギャップを構成するように構成された前記サービングセルを含む、請求項28に記載の無線通信システム。
  41. 初期周波数間測定ギャップにおいて従来のセル検索を実施して、前記検索に基づいて前記タイミング情報を前記サービングセルに提供するように構成された前記UEをさらに含み、測定ギャップを構成するように構成された前記サービングセルは、前記初期周波数間測定ギャップを再位置付けするように構成された前記サービングセルを含む、請求項28に記載の無線通信システム。
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