JP6548568B2 - 水道メーター - Google Patents
水道メーター Download PDFInfo
- Publication number
- JP6548568B2 JP6548568B2 JP2015250013A JP2015250013A JP6548568B2 JP 6548568 B2 JP6548568 B2 JP 6548568B2 JP 2015250013 A JP2015250013 A JP 2015250013A JP 2015250013 A JP2015250013 A JP 2015250013A JP 6548568 B2 JP6548568 B2 JP 6548568B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- water meter
- pin engagement
- fitting part
- cylindrical case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
以下、本発明の一実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。本実施形態の水道メーター10は、所謂、接線流羽根車式水道メーターであって、図1に示すように、筒形ケース24の内部に羽根車30を備えている。筒形ケース24の外周面からは1対のノズル20A,20Bが突出していて、それらノズル20A,20Bの先端部に水道管が接続されるようになっている。また、筒形ケース24の内周面には、1対のノズル20A,20Bに連通する流出入口20C,20Dが開口している。
前記第1実施形態の水道メーター10における器差調整突部43,43の構造では、それら器差調整突部43,43が原点位置(器差調整突部43,43が、流出入口20C,20Dの間で横方向に延びた位置)から遠いほど、器差調整突部43,43の位置変更による器差への影響が大きくなる。これに鑑み、本実施形態の水道メーターでは、器差調整突部43,43が原点位置から遠いほど、ピン23が係合するピン係合凹部42の変更による調整円板40Vの回転角が小さくなるように構成されている。
前記第1実施形態と同じ構造の水道メーター10を使用して、調整円板40による器差の調整機能を確認する実験を行った。
水道メーター10の調整円板40において、器差調整突部43,43が図5に示した原点位置に組み付けられた状態のものを実施品1とし、器差調整突部43,43が原点位置に対して、反時計回りに45度傾斜した位置に組み付けられた状態のものを実施品2とし、器差調整突部43,43が原点位置に対して、反時計回り方向に90度傾斜した位置に組み付けられた状態のものを実施品3とし、実施品1〜3を使用して、計量法の特定計量器検定検査規則(JIS B 8570−2:2005を引用)に基づいて器差試験を行った。即ち、設定流量32,300,1500、3130[L/h]の水道水を実施品1〜3の水道メーター10に実際に流して、実施品1〜3による実測値と設定流量との誤差から、設定流量に対する誤差の割合である器差を求めた。
実験結果を図6のグラフに示す。このグラフでは、横軸が設定流量(実施品1〜3に実際に流した水道水の流量)、縦軸が器差になっている。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
20 下ケース
20A,20B ノズル
21 段差部
23 ピン
24 筒形ケース
30 羽根車
40,40V 調整円板(嵌合部品)
41 円板部
42 ピン係合凹部
43 器差調整突部
44 角度目印
45 中心孔
50 計測器ユニット
53 ユニットケース
L1 第1直線
L2 第2直線
Claims (9)
- 筒形ケースに羽根車が回転可能に収容されると共に、前記筒形ケースのうち前記羽根車の上側に嵌合される嵌合部品の下面から器差調整突部が突出し、前記筒形ケースの側面に備えた水道水の流出入口に対して、前記器差調整突部の位置を変更して器差を調整可能な水道メーターにおいて、
前記器差調整突部を有する前記嵌合部品の外縁部と前記筒形ケースとに設けられ、前記筒形ケースに対する前記嵌合部品を任意の回転位置で互いに凹凸係合し、前記嵌合部品を前記筒形ケースに回転不能に固定する凹凸係合部を備えた水道メーター。 - 前記嵌合部品が、上下に重ねて複数設けられると共に、最下端の前記嵌合部品に前記器差調整突部が備えられ、
前記筒形ケースの内周面に、前記最下端の嵌合部品の外縁部を下方から支持する段差部が形成されると共に、前記最下端の嵌合部品の外縁部と前記段差部とに前記凹凸係合部が設けられ、
前記最下端の嵌合部品が、その上側の前記嵌合部品により上方への移動を規制されている請求項1に記載の水道メーター。 - 前記最下端より上側の前記嵌合部品として、前記羽根車に磁気結合されて連動回転する可動部をユニットケースに収容して備えた計測器ユニットが設けられると共に、
前記最下端の嵌合部品として、前記計測器ユニットの下面に重ねられる円板部の中央に、前記羽根車の一部が貫通する中心孔を有しかつ下面に前記器差調整突部を有する調整円板が設けられている請求項2に記載の水道メーター。 - 前記凹凸係合部としてのピンが前記段差部から上方に突出する一方、前記ピンに凹凸係合する前記凹凸係合部としての複数のピン係合凹部が前記最下端の嵌合部品の外縁部に形成されている請求項2又は3に記載の水道メーター。
- 前記器差調整突部は、前記最下端の嵌合部品の中心に対して点対称に配置され、
前記ピン係合凹部は、前記嵌合部品の外縁部のうち点対称となる2つの領域に一定間隔で複数ずつ配置され、一方の前記領域の前記ピン係合凹部の中心と前記嵌合部品の下面の中心とを通る第1直線と、他方の前記領域の前記ピン係合凹部の中心と前記嵌合部品の下面の中心とを通る第2直線とが、前記一定間隔の半分の間隔で交互に並ぶように配置されている請求項4に記載の水道メーター。 - 前記複数のピン係合凹部は、前記嵌合部品の外縁部に沿って並べられかつ、その並び方向の一端から他端側に向かって徐々に前記ピン係合凹部同士の間隔が狭くなりかつ、水道水の実際の流量が同じであれば、前記並び方向の一端の前記ピン係合凹部に前記ピンが係合しているときに流量の計測結果が最も大きくなる一方、前記並び方向の他端の前記ピン係合凹部に前記ピンが係合しているときに流量の計測結果が最も小さくなるように配置されている請求項4に記載の水道メーター。
- 前記複数のピン係合凹部は、前記嵌合部品の外縁部に沿って並べられかつ、その並び方向の一端から他端側へと前記ピンが係合する前記ピン係合凹部を順次、変更するに従って前記器差が一定量ずつ変化するように配置されている請求項4乃至6の何れか1の請求項に記載の水道メーター。
- 前記器差調整突部は、前記最下端の嵌合部品の中心に対して点対称に配置され、
前記複数のピン係合凹部は、前記嵌合部品の外縁部のうち点対称となる2つの領域のそれぞれに配置され、
両方の前記領域で、前記ピンの係合相手を任意の前記ピン係合凹部からその隣のピン係合凹部に変更したときの前記器差の変化量が同一の特定変化量をなしかつ、
前記ピンの係合相手を一方の前記領域の前記ピン係合凹部と他方の前記領域の前記ピン係合凹部とに交互に切り替えて、前記特定変化量の半分の変化量ずつ前記器差を調整可能に構成されている請求項7に記載の水道メーター。 - 前記最下端の嵌合部品には、前記ピン係合凹部同士を識別するための目印が付されている請求項4乃至8の何れか1の請求項に記載の水道メーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015250013A JP6548568B2 (ja) | 2015-12-22 | 2015-12-22 | 水道メーター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015250013A JP6548568B2 (ja) | 2015-12-22 | 2015-12-22 | 水道メーター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017116328A JP2017116328A (ja) | 2017-06-29 |
JP6548568B2 true JP6548568B2 (ja) | 2019-07-24 |
Family
ID=59232159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015250013A Expired - Fee Related JP6548568B2 (ja) | 2015-12-22 | 2015-12-22 | 水道メーター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6548568B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108387283B (zh) * | 2018-03-07 | 2024-02-23 | 浙江中水仪表有限公司 | 一次性开水钥匙及其调节方法 |
-
2015
- 2015-12-22 JP JP2015250013A patent/JP6548568B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017116328A (ja) | 2017-06-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6548568B2 (ja) | 水道メーター | |
RU2571034C2 (ru) | Замок спирали баланса | |
WO2007093046A1 (en) | Flow meter | |
US8495916B2 (en) | Mounting apparatus for a pressure gage | |
US9476745B2 (en) | Flowmeter using ultrasonic transducer | |
EP3172536B1 (en) | Variable orifice flow sensor utilizing localized contact force | |
JP2012255783A (ja) | 時計要素を調整可能な角度方向で固定する装置および方法 | |
CN207395834U (zh) | 膜式燃气表机械温度补偿组件 | |
JP2018021851A (ja) | 水道メーター | |
JP6674829B2 (ja) | 膜式ガスメーター及びその製造方法 | |
JP4841941B2 (ja) | メータ検査器固定治具 | |
CN109505779B (zh) | 背叶片包角大小对离心泵轴向力影响的实验装置及方法 | |
KR101881161B1 (ko) | 각도 측정기 | |
JP6821152B2 (ja) | 膜式ガスメーター及びその製造方法 | |
JP6618348B2 (ja) | 水道メーター、メーターケース及びその製造方法 | |
JP3204906U (ja) | 角度計測用工具 | |
JP2010025838A (ja) | ガスメータ | |
JP2008107317A (ja) | 流量計 | |
JP4863374B2 (ja) | 水道メータ及びその計測ユニット | |
US828434A (en) | Indicating-valve. | |
JP3465142B2 (ja) | 計量器を備えたケースユニット | |
JP6033583B2 (ja) | ガスメーター | |
KR20030057930A (ko) | 진원도 측정용 치구 | |
JP2021188900A (ja) | ガスメータ、及び、ガスメータの製造方法 | |
KR200439189Y1 (ko) | 지침막대가 구비된 각도기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181025 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20190315 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190625 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190626 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190625 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6548568 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |