JP6547387B2 - 情報処理システム、測定方法及びそのためのプログラム - Google Patents
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Description
[第1の実施形態]
[構成の説明]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る計算機100(情報処理システムとも呼ばれる)の構成を示すブロック図である。
資源110は、処理部120や監視処理部130の動作に必要で、かつ処理部120の性能の維持や監視処理部130の実行に影響を及ぼす計算機100内の共有部分である。資源110は、例えば、CPUサイクルや、メモリの一部、ディスクの読み書き操作などの任意の資源を含んでよい。
処理部120は、資源110上で動作するプログラムであって、典型的にはアプリケーションプログラムである。この資源110上で動作するプログラムは、「実行処理」とも呼ばれる。また、性能や資源消費を測定される対象の実行処理を測定対象処理と呼ぶ。 図2に示すように、計算機100は、処理部120としてSIP Proxy1201及びSIP IM1202を含む。図2に示す例に係わらず、計算機100は、任意の種類と数の、処理部120を含んでよい。SIP Proxy1201及びSIP IM1202は、「実行処理」であり「測定対象処理」である。
監視処理部130は、資源110上で動作する、例えば所定の測定対象処理の性能や、資源110の消費状況などを測定するプログラムである。この資源110上で動作するプログラムは、「監視処理」とも呼ばれる。尚、実行処理と監視処理とを総称して、単に「処理」とも呼ぶ。
判定部140は、監視処理部130が検出した例外を契機として、その例外に対応する監視処理の測定頻度を調整するための判定を行う。図6は、判定部140の構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように、判定部140は、測定頻度見積部141と、資源利用構造144と、測定頻度制御情報142と、負荷均衡見積部143とを含む。
例えば、測定頻度見積部141は、測定対象処理の応答時間や、スループット、資源消費などの指標のいずれかが増大して例外条件134が示す閾値を超えたとき、その測定対象処理に対応する測定頻度を高める(増加させる)ための見積値を算出する。
制御部150は、判定部140が算出する増加測定頻度及び減少測定頻度に基づいて、監視処理の測定頻度を調整する。図9は、制御部150の構成の一例を示すブロック図である。図9に示すように、制御部150は、測定頻度変更部151を含む。
[動作の説明]
次に本実施形態の動作について、図面を参照して詳細に説明する。
[効果の説明]
上述した本実施形態における効果は、監視処理部130(測定処理)の負荷により測定対象処理の性能が低下することをより好適に防止することが可能になる点である。換言すると、その効果は、処理性能や資源消費の変動に際して監視処理の測定頻度を高めても、測定対象処理の性能を維持できることである。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。以下、本実施形態の説明が不明確にならない範囲で、前述の説明と重複する内容については説明を省略する。
[効果の説明]
上述した本実施形態における効果は、第1の実施形態の効果に加えて、監視処理の測定頻度の調整によらない負荷の調整を実現することが可能になる点である。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。以下、本実施形態の説明が不明確にならない範囲で、前述の説明と重複する内容については説明を省略する。
[効果の説明]
上述した本実施形態における効果は、測定頻度を小さくする監視処理を意図的に制御することが可能になる点である。
[第4の実施形態]
次に本発明の第4の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。以下、本実施形態の説明が不明確にならない範囲で、前述の説明と重複する内容については説明を省略する。
[効果の説明]
上述した本実施形態における効果は、第1の実施形態の効果に加えて、システム全体の負荷が低ければ、他の指標の測定頻度の減少を行うことなく、所望の指標の測定頻度を高めることが可能になる点である。
[第5の実施形態]
次に、本発明の第5の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。以下、本実施形態の説明が不明確にならない範囲で、前述の説明と重複する内容については説明を省略する。
[効果の説明]
上述した本実施形態における効果は、第1の実施形態の効果に加えて、監視処理自身を測定対象処理として扱うことが可能になる点である。
次に、本発明の第6の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。以下、本実施形態の説明が不明確にならない範囲で、前述の説明と重複する内容については説明を省略する。
監視処理部130は、測定頻度に基づく契機において、実行処理の性能及びその実行処理の資源消費の少なくともいずれかに関して、所定の例外が発生したことを検出する。その測定頻度は、その実行処理の性能及び資源消費の少なくともいずれかを測定するための、時間間隔を示す。
判定部140は、例えば図8に示すような資源利用構造144と、その所定の例外とに基づいて、増加測定頻度と減少測定頻度と、を算出する。
測定頻度変更部151は、増加測定頻度に基づいて、その所定の例外が発生したことを検出した監視処理部130に対応する測定頻度を更新する。また、測定頻度変更部151は、減少測定頻度に基づいて、その所定の例外が発生したことを検出した監視処理部130以外の監視処理部130に対応する測定頻度を更新する。
[効果の説明]
上述した本実施形態における効果は、第1の実施形態と同様に、監視処理の負荷により測定対象処理の性能が低下することをより好適に防止することが可能になる点である。
図25は、第6の実施形態の変形例である情報処理システム601を示す図である。図に示すように、情報処理システム601は、図23に示す情報処理システム600の判定部140及び制御部150と、資源110と記憶装置603と、を含む。資源110上では、処理部120(図25では不図示)及び監視処理部130(図25では不図示)が動作する。
記憶装置603は、例外条件134、測定頻度制御情報142及び資源利用構造144を記憶する。
110 資源
120 処理部
1201 SIP Proxy
1202 SIP IM
130 監視処理部
1301 Proxy応答監視処理
1302 IMスループット監視処理
1303 資源消費量監視処理
131 インターバルタイマ
132 情報抽出部
133 例外検出部
134 例外条件
140 判定部
141 測定頻度見積部
142 測定頻度制御情報
143 負荷均衡見積部
144 資源利用構造
150 制御部
151 測定頻度変更部
152 資源割り当て変更部
400 計算機
600 情報処理システム
601 情報処理システム
603 記憶装置
609 ネットワーク
700 コンピュータ
701 プロセッサ
702 メモリ
703 記憶装置
704 入力部
705 出力部
706 通信部
707 記録媒体
Claims (9)
- 実行処理の性能及び資源消費の少なくとも一方をある測定頻度で測定し、前記性能及び前記資源消費の少なくとも一方に関して、所定の例外の発生の有無を検出する処理を監視処理として、前記実行処理ごとに実行する監視処理手段と、
前記実行処理及び前記監視処理のそれぞれが利用する資源と前記実行処理及び前記監視処理の相互間の依存関係とを示す資源利用構造と、前記所定の例外の発生の有無とに基づいて、前記監視処理ごとの前記測定頻度を変更するための見積値を算出する判定手段と、
前記見積値に基づいて前記監視処理ごとの前記測定頻度を更新する測定頻度変更手段と、
を含み、
前記判定手段は、
前記所定の例外が発生したことを検出した前記監視処理について、対応する前記測定頻度より高い測定頻度の見積値である増加測定頻度を算出し、
前記監視処理と資源を共有しており、かつ前記監視処理との依存関係がない、前記所定の例外を検出しない前記監視処理について、対応する前記測定頻度より低い測定頻度の見積値である減少測定頻度を算出する、情報処理システム。 - 前記監視処理手段は、前記監視処理を起動するインターバルタイマを含み、
前記測定頻度変更手段は、前記増加測定頻度及び前記減少測定頻度のそれぞれに基づいて、前記インターバルタイマを利用して待機する時間の設定値を変更する
請求項1記載の情報処理システム。 - 前記判定手段は、
前記測定頻度の値及び前記測定頻度の値の更新量を示す測定頻度制御情報と、前記資源利用構造と、前記所定の例外の発生の有無と、に基づいて、前記増加測定頻度を算出する測定頻度見積手段と、
前記測定頻度制御情報と、前記資源利用構造と、前記所定の例外の発生の有無と、に基づいて、前記減少測定頻度を算出する負荷均衡見積手段と、を含む請求項1または2記載の情報処理システム。 - すべての前記実行処理及び前記監視処理による資源消費を監視する資源消費監視処理手段を更に含み、
前記測定頻度制御情報は、前記資源消費に関する条件を含み、
前記判定手段は、前記資源消費に更に基づいて、前記減少測定頻度を算出する
請求項3に記載の情報処理システム。 - 前記測定頻度制御情報を記憶する第1の記憶手段を更に含む
請求項3または4に記載の情報処理システム。 - 前記資源利用構造は、前記実行処理及び前記監視処理のそれぞれに対する前記資源の割り当て量と、前記割り当て量の更新量とを更に含み、
前記負荷均衡見積手段は、更に、前記減少測定頻度を算出する対象の前記監視処理を検出できない場合に、前記監視処理に基づいて、前記実行処理のいずれかに対応する前記資源の割り当て量より少ない値を含む前記資源の割り当て量である減少割り当て量を算出し、
前記減少割り当て量に基づいて、前記実行処理のへの前記資源の割り当てを変更する資源割り当て変更手段を更に含む
請求項3乃至5のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記資源利用構造を記憶する第2の記憶手段を更に含む
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 実行処理の性能及び資源消費の少なくとも一方をある測定頻度で測定し、前記性能及び前記資源消費の少なくとも一方に関して、所定の例外の発生の有無を検出する処理を監視処理として、前記実行処理ごとに実行し、
前記実行処理及び前記監視処理のそれぞれが利用する資源と前記実行処理及び前記監視処理の相互間の依存関係とを示す資源利用構造と、前記所定の例外の発生の有無とに基づいて、前記監視処理ごとの前記測定頻度を変更するための見積値を算出し、
前記見積値に基づいて前記監視処理ごとの前記測定頻度を更新し、
前記見積値の算出は、
前記所定の例外が発生したことを検出した前記監視処理について、対応する前記測定頻度より高い測定頻度の見積値である増加測定頻度を算出し、
前記監視処理と資源を共有しており、かつ前記監視処理との依存関係がない、前記所定の例外を検出しない前記監視処理について、対応する前記測定頻度より低い測定頻度の見積値である減少測定頻度を算出する、
測定方法。 - 実行処理の性能及び資源消費の少なくとも一方をある測定頻度で測定し、前記性能及び前記資源消費の少なくとも一方に関して、所定の例外の発生の有無を検出する処理を監視処理として、前記実行処理ごとに実行する処理と、
前記実行処理及び前記監視処理のそれぞれが利用する資源と前記実行処理及び前記監視処理の相互間の依存関係とを示す資源利用構造と、前記所定の例外の発生の有無とに基づいて、前記監視処理ごとの前記測定頻度を変更するための見積値を算出する処理と、
前記見積値に基づいて前記監視処理ごとの前記測定頻度を更新する処理と、をコンピュータに実行させ、
前記見積値を算出する処理は、
前記所定の例外が発生したことを検出した前記監視処理について、対応する前記測定頻度より高い測定頻度の見積値である増加測定頻度を算出し、
前記監視処理と資源を共有しており、かつ前記監視処理との依存関係がない、前記所定の例外を検出しない前記監視処理について、対応する前記測定頻度より低い測定頻度の見積値である減少測定頻度を算出する、
プログラム。
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JP2015086949A JP6547387B2 (ja) | 2015-04-21 | 2015-04-21 | 情報処理システム、測定方法及びそのためのプログラム |
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- 2015-04-21 JP JP2015086949A patent/JP6547387B2/ja active Active
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