本発明の実施形態は、フィードバック情報を送信するのに使用されるアップリンクリソースの低い利用の問題を解決するために、フィードバック情報を送信し、受信する方法、ユーザ機器、およびアクセスネットワークデバイスを提供する。
第1の態様によれば、本発明の実施形態は、
ユーザ機器UEによって、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内のダウンリンクサブフレーム内で、ダウンリンク共有チャネルを使用することによってアクセスネットワークデバイスによって送信されるダウンリンクデータと、ダウンリンク制御チャネルを使用することによってアクセスネットワークデバイスによって送信されるダウンリンク割当てインデックスDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータとを受信するステップと、
UEによって、ダウンリンク共有チャネルに対応するフィードバック情報を送信するのに使用されるアップリンクサブフレームを判定するステップであって、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットは、アップリンクサブフレームに関連する、UEのために事前に構成されたすべてのキャリアのすべてのダウンリンクサブフレームからなるセットである、判定するステップと、
UEによって、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定するステップであって、コードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応し、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、アクセスネットワークデバイスによって実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームからなるセットであり、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに属し、または、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKを含み、または、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKおよび少なくとも1つのパディングビットを含み、パディングビットは、プリセット値、たとえばNACKとされ得、しかし、パディングNACKが含まれるかどうかにかかわりなく、HARQ−ACKコードブック内のビットの量は、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに対応するHARQ−ACK内のビットの量未満である必要があることに留意されたく、任意選択で、パディングビットは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACK内のビットの位置の後に配置され得る、判定するステップと、
UEによって、コードブックに従ってフィードバック情報に対してチャネルコーディングを実行するステップと、
UEによって、アップリンクサブフレーム内で、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信するステップと
を含む、フィードバック情報を送信する方法を提供する。
第1の態様に関して、第1の可能な実施形態では、ダウンリンク共有チャネルは、第1のダウンリンク共有チャネルを含み、または、第1のダウンリンク共有チャネルおよび第2のダウンリンク共有チャネルを含み、第1のダウンリンク共有チャネルは、ダウンリンク制御チャネルによってスケジューリングされる動的スケジューリングダウンリンク共有チャネルであり、第2のダウンリンク共有チャネルは、ダウンリンク制御チャネルによってはスケジューリングされない半永続スケジューリングSPSダウンリンク共有チャネルである。
第1の態様の第1の可能な実施形態に関して、第2の可能な実施形態では、方法は、
UEによって特殊なダウンリンク制御チャネルを検出するステップであって、特殊なダウンリンク制御チャネルは、第2のダウンリンク共有チャネル上でのダウンリンクデータの受信を終了するようにUEに命令するのに使用される、検出するステップ
をさらに含む。
第1の態様の第2の可能な実施形態に関して、第3の可能な実施形態では、UEによってアップリンクサブフレーム内で、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信するステップは、
UEによって、アクセスネットワークデバイスによって送信されたリソースインジケータ情報に従って物理リソースを判定するステップと、
UEによって、符号化されたフィードバック情報を物理リソースにマッピングするステップと、
UEによって、アップリンクサブフレーム内の物理リソースを使用することによって、マッピングされたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信するステップと
を含む。
第1の態様または第1の態様の前述の可能な実施形態のいずれか1つに関して、第4の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の各ダウンリンクサブフレームに対応するDAIインデックスインジケータの値は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のサブフレームに対して予め設定された順序で累積カウントを実行することによって入手されるカウント値である。
第1の態様の第4の可能な実施形態に関して、第5の可能な実施形態では、予め設定された順序は、第1の予め設定された順序でリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームを配置し、各サブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せを入手することと、その後、第2の予め設定された順序で各サブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せを配置することとによって入手される順序であり、第1の予め設定された順序は、キャリアシーケンス番号の昇順またはキャリアシーケンス番号の降順であり、第2の予め設定された順序は、サブフレーム瞬間の前から後ろへの順序またはサブフレーム瞬間の後ろから前への順序である。
第1の態様の第5の可能な実施形態に関して、第6の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
第1の態様の第5の可能な実施形態に関して、第7の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在の量と過去の量との和であり、現在の量は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量であり、過去の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号のサブフレーム瞬間の前のすべてのダウンリンクサブフレームのサブフレームシーケンス番号に別々に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
第1の態様の第5の可能な実施形態に関して、第8の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在の量と将来の量との和であり、現在の量は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量であり、将来の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号を有するサブフレームの次の瞬間のダウンリンクサブフレームのサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
第1の態様の第5の可能な実施形態に関して、第9の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在の量、過去の量、および将来の量の和であり、現在の量は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量であり、過去の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号のサブフレーム瞬間の前のすべてのサブフレームのシーケンス番号に別々に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量であり、将来の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号を有するサブフレームの次の瞬間のダウンリンクサブフレームのサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
別の可能な実施形態では、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKを含み、または、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKおよび少なくとも1つのパディングビットを含み、パディングビットは、プリセット値、たとえばNACKとされ得る。しかし、パディングNACKが含まれるかどうかにかかわりなく、HARQ−ACKコードブック内のビットの量は、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに対応するHARQ−ACK内のビットの量未満である必要があることに留意されたい。任意選択で、パディングビットは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACK内のビットの位置の後に配置され得る。
第1の態様の第6の可能な実施形態から第9の可能な実施形態の任意の1つに関して、第10の可能な実施形態では、第1の情報は、
ダウンリンク共有チャネル、
ダウンリンク共有チャネル上のトランスポートブロック、および
ダウンリンク共有チャネルが属するダウンリンクキャリアのために構成された送信モードに対応するトランスポートブロック
という情報のうちの任意の1つである。
第1の態様の第6の可能な実施形態から第10の可能な実施形態の任意の1つに関して、第11の可能な実施形態では、DAI総量インジケータの値は、UEによって検出された特殊なダウンリンク制御チャネルの量をさらに含む。
第1の態様の第6の可能な実施形態または第8の可能な実施形態または第10の可能な実施形態または第11の可能な実施形態に関して、第12の可能な実施形態では、UEによって、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定するステップは、
UEによって、各ダウンリンクサブフレームの事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内のダウンリンクサブフレーム内でUEによって受信されたDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定するステップ
を含む。
第1の態様の第7の可能な実施形態または第9の可能な実施形態または第10の可能な実施形態または第11の可能な実施形態に関して、第13の可能な実施形態では、UEによって、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定するステップは、
UEによって、最後のダウンリンクサブフレームの、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内のダウンリンクサブフレーム内でUEによって受信されたDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定するステップ
を含む。
第1の態様の第5の可能な実施形態に関して、第14の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の予め設定された順序で配置される最後の、最後から2番目の、…、および最後からX番目のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、それぞれプリセット値AX、AX-1、…、およびA1であり、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の他のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、すべてプリセット値A0に設定され、Xは、1より大きい自然数である。
第1の態様の第5の可能な実施形態に関して、第15の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームの中で第1の予め設定された順序で配置される最後の、最後から2番目の、…、および最後からX番目のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、それぞれプリセット値AX、AX-1、…、およびA1であり、同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレーム内の他のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、すべてプリセット値A0に設定され、Xは、1より大きい自然数である。
第1の態様の第5の可能な実施形態に関して、第16の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の各ダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のサブフレームに対してプリセットカウント方式の予め設定された順序の逆順でカウントを実行することによって入手されるカウント値である。
第1の態様の第5の可能な実施形態に関して、第17の可能な実施形態では、第1の予め設定された順序の逆順で配置されたリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームの各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、プリセット値から開始して、プリセットカウント方式の第1の予め設定された順序の逆順でリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームに対してカウントを実行することによって入手されるカウント値である。
第1の態様の第16の可能な実施形態または第17の可能な実施形態に関して、第18の可能な実施形態では、プリセットカウント方式は、累積カウントまたは下降するカウントである。
第1の態様の第3の可能な実施形態から第18の可能な実施形態の任意の1つに関して、第19の可能な実施形態では、UEによって、アップリンクサブフレーム内の物理リソースを使用することによって、マッピングされたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信するステップは、
UEによって、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内で受信された少なくとも2つのダウンリンクサブフレームと物理リソースの少なくとも2つの候補パラメータとの間の対応を入手するステップであって、候補パラメータは、復調基準信号DMRS部分のシーケンスおよび/または物理リソースの情報部分のシーケンスである、入手するステップと、
UEによって、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内で受信された最後のダウンリンクサブフレームに対応する第1のパラメータを判定するステップであって、第1のパラメータは、少なくとも2つの候補パラメータのうちの1つである、判定するステップと、
UEによって、物理リソース上で、第1のパラメータに従ってマッピングされたフィードバック情報を送信するステップと
を含む。
第1の態様の第3の可能な実施形態から第18の可能な実施形態の任意の1つに関して、第20の可能な実施形態では、UEによって、アップリンクサブフレーム内の物理リソースを使用することによって、マッピングされたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信するステップは、
UEによって、アップリンクサブフレーム内の物理リソースを使用することによって、ディスプレイシグナリング(display signaling)およびマッピングされたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信するステップであって、ディスプレイシグナリングは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内でUEによって検出される最後のダウンリンクサブフレームをアクセスネットワークデバイスに示すのに使用される、送信するステップ
を含む。
第1の態様または第1の態様の前述の可能な実施形態の任意の1つに関して、第21の可能な実施形態では、UEによって、コードブックに従ってフィードバック情報に対してチャネルコーディングを実行するステップの前に、方法は、
UEによって、フィードバック情報のコードブックに巡回冗長検査CRCビットを追加するステップ
をさらに含む。
第2の態様によれば、本発明の実施形態は、
アクセスネットワークデバイスによって、ダウンリンク共有チャネルを使用することによってユーザ機器UEにダウンリンクデータを送信し、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされるダウンリンク制御チャネルを使用することによってダウンリンク割当てインデックスDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータをUEに送信するステップであって、その結果、UEが、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定するようになり、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、アクセスネットワークデバイスによって実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームからなるセットであり、フィードバック情報のコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応し、フィードバック情報のコードブックは、UEがフィードバック情報に対してチャネルコーディングを実行するための基礎であり、または、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKを含み、または、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKおよび少なくとも1つのパディングビットを含み、パディングビットは、プリセット値、たとえばNACKとされ得、しかし、パディングNACKが含まれるかどうかにかかわりなく、HARQ−ACKコードブックのビット量は、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに対応するHARQ−ACK内のビットの量未満である必要があることに留意されたく、任意選択で、パディングビットは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACK内のビットの位置の後に配置され得る、送信するステップと、
アクセスネットワークデバイスによって、アップリンクサブフレーム内で、UEによって送信される、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報を受信するステップと
を含む、フィードバック情報を受信する方法を提供する。
第2の態様に関して、第1の可能な実施形態では、ダウンリンク共有チャネルは、第1のダウンリンク共有チャネルを含み、または、第1のダウンリンク共有チャネルおよび第2のダウンリンク共有チャネルを含み、第1のダウンリンク共有チャネルは、ダウンリンク制御チャネルによってスケジューリングされる動的スケジューリングダウンリンク共有チャネルであり、第2のダウンリンク共有チャネルは、ダウンリンク制御チャネルによってはスケジューリングされない半永続スケジューリングSPSダウンリンク共有チャネルである。
第2の態様の第1の可能な実施形態に関して、第2の可能な実施形態では、方法は、
アクセスネットワークデバイスによって、特殊なダウンリンク制御チャネルをスケジューリングするステップであって、特殊なダウンリンク制御チャネルは、アクセスネットワークデバイスが第2のダウンリンク共有チャネルを使用することによるダウンリンクデータの送出を終了することを可能にするのに使用される、スケジューリングするステップ
をさらに含む。
第2の態様の第2の可能な実施形態に関して、第3の可能な実施形態では、アクセスネットワークデバイスによって、アップリンクサブフレーム内で、UEによって送信される、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報を受信するステップは、
アクセスネットワークデバイスによって、リソースインジケータ情報をUEに送信するステップであって、リソースインジケータ情報は、フィードバック情報を搬送するのに使用される物理リソースを示すのに使用される、送信するステップと、
アクセスネットワークデバイスによって、アップリンクサブフレーム内の物理リソース内で、物理リソースにマッピングされたフィードバック情報を受信するステップと
を含む。
第2の態様または第2の態様の前述の可能な実施形態の任意の1つに関して、第4の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の各ダウンリンクサブフレームに対応するDAIインデックスインジケータの値は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のサブフレームに対して予め設定された順序で累積カウントを実行することによって入手されるカウント値である。
第2の態様の第4の可能な実施形態に関して、第5の可能な実施形態では、予め設定された順序は、第1の予め設定された順序でリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームを配置し、各サブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せを入手することと、その後、第2の予め設定された順序で各サブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せを配置することとによって入手される順序であり、第1の予め設定された順序は、キャリアシーケンス番号の昇順またはキャリアシーケンス番号の降順であり、第2の予め設定された順序は、サブフレーム瞬間の前から後ろへの順序またはサブフレーム瞬間の後ろから前への順序である。
第2の態様の第5の可能な実施形態に関して、第6の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
第2の態様の第5の可能な実施形態に関して、第7の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在の量と過去の量との和であり、現在の量は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量であり、過去の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号のサブフレーム瞬間の前のすべてのダウンリンクサブフレームのサブフレームシーケンス番号に別々に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
第2の態様の第5の可能な実施形態に関して、第8の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在の量と将来の量との和であり、現在の量は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量であり、将来の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号を有するサブフレームの次の瞬間のダウンリンクサブフレームのサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
第2の態様の第5の可能な実施形態に関して、第9の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在の量、過去の量、および将来の量の和であり、現在の量は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量であり、過去の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号のサブフレーム瞬間の前のすべてのサブフレームのシーケンス番号に別々に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量であり、将来の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号を有するサブフレームの次の瞬間のダウンリンクサブフレームのサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
別の可能な実施形態では、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKを含み、または、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKおよび少なくとも1つのパディングビットを含み、パディングビットは、プリセット値、たとえばNACKとされ得る。しかし、パディングNACKが含まれるかどうかにかかわりなく、HARQ−ACKコードブック内のビットの量は、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに対応するHARQ−ACK内のビットの量未満である必要があることに留意されたい。任意選択で、パディングビットは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACK内のビットの位置の後に配置され得る。
第2の態様の第6の可能な実施形態から第9の可能な実施形態の任意の1つに関して、第10の可能な実施形態では、第1の情報は、
ダウンリンク共有チャネル、
ダウンリンク共有チャネル上のトランスポートブロック、および
ダウンリンク共有チャネルが属するダウンリンクキャリアのために構成された送信モードに対応するトランスポートブロック
という情報のうちの任意の1つである。
第2の態様の第6の可能な実施形態から第10の可能な実施形態の任意の1つに関して、第11の可能な実施形態では、DAI総量インジケータの値は、アクセスネットワークデバイスによってスケジューリングされた特殊なダウンリンク制御チャネルの量をさらに含む。
第2の態様の第5の可能な実施形態に関して、第12の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の予め設定された順序で配置される最後の、最後から2番目の、…、および最後からX番目のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、それぞれプリセット値AX、AX-1、…、およびA1であり、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の他のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、すべてプリセット値A0に設定され、Xは、1より大きい自然数である。
第2の態様の第5の可能な実施形態に関して、第13の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームの中で第1の予め設定された順序で配置される最後の、最後から2番目の、…、および最後からX番目のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、それぞれプリセット値AX、AX-1、…、およびA1であり、同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレーム内の他のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、すべてプリセット値A0に設定され、Xは、1より大きい自然数である。
第2の態様の第5の可能な実施形態に関して、第14の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の各ダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のサブフレームに対してプリセットカウント方式の予め設定された順序の逆順でカウントを実行することによって入手されるカウント値である。
第2の態様の第5の可能な実施形態に関して、第15の可能な実施形態では、第1の予め設定された順序の逆順で配置されたリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームの各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、プリセット値から開始して、プリセットカウント方式の第1の予め設定された順序の逆順でリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームに対してカウントを実行することによって入手されるカウント値である。
第2の態様の第14の可能な実施形態または第15の可能な実施形態に関して、第16の可能な実施形態では、プリセットカウント方式は、累積カウントまたは下降するカウントである。
第2の態様の第3の可能な実施形態から第16の可能な実施形態の任意の1つに関して、第17の可能な実施形態では、アクセスネットワークデバイスによって、アップリンクサブフレーム内の物理リソース内で、物理リソースにマッピングされたフィードバック情報を受信するステップの後に、方法は、
アクセスネットワークデバイスによって、アップリンクサブフレーム内の第1のパラメータを検出するステップであって、第1のパラメータは、復調基準信号DMRS部分のシーケンスおよび/または物理リソースの情報部分のシーケンスである、検出するステップと、
アクセスネットワークデバイスによって、第1のパラメータに従って、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内でUEによって受信される最後のダウンリンクサブフレームを判定するステップと、
アクセスネットワークデバイスによって、最後のダウンリンクサブフレームに従って、フィードバック情報がリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応すると判定するステップと
をさらに含む。
第2の態様の第3の可能な実施形態から第16の可能な実施形態の任意の1つに関して、第18の可能な実施形態では、アクセスネットワークデバイスによって、アップリンクサブフレーム内の物理リソース内で、物理リソースにマッピングされたフィードバック情報を受信するステップは、
アクセスネットワークデバイスによって、アップリンクサブフレーム内の物理リソース内で、ディスプレイシグナリングおよび物理リソースにマッピングされたフィードバック情報を受信するステップであって、ディスプレイシグナリングは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内でUEによって検出される最後のダウンリンクサブフレームをアクセスネットワークデバイスに示すのに使用される、受信するステップ
を含む。
第2の態様の第18の可能な実施形態に関して、第19の可能な実施形態では、アクセスネットワークデバイスによって、アップリンクサブフレーム内の物理リソース内で、ディスプレイシグナリングおよび物理リソースにマッピングされたフィードバック情報を受信するステップの後に、方法は、
アクセスネットワークデバイスによって、ディスプレイシグナリングに従って、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内でUEによって受信される最後のダウンリンクサブフレームを判定するステップと、
アクセスネットワークデバイスによって、最後のダウンリンクサブフレームに従って、フィードバック情報のコードブックがリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応すると判定するステップと
をさらに含む。
第2の態様または第2の態様の第1の可能な実施形態から第17の可能な実施形態に関して、第20の可能な実施形態では、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報は、巡回冗長検査CRCビットを搬送し、アクセスネットワークデバイスによって、アップリンクサブフレーム内で、UEによって送信される、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報を受信するステップの後に、方法は、
アクセスネットワークデバイスによって、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報を復号するステップと、
アクセスネットワークデバイスによって、復号されたフィードバック情報に対してCRC検出を実行し、フィードバック情報が正しく復号されたかどうかを判定するステップと
をさらに含む。
第3の態様によれば、本発明の実施形態は、ユーザ機器UEを提供し、UEは、
事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内のダウンリンクサブフレーム内で、ダウンリンク共有チャネルを使用することによってアクセスネットワークデバイスによって送信されるダウンリンクデータと、ダウンリンク制御チャネルを使用することによってアクセスネットワークデバイスによって送信されるダウンリンク割当てインデックスDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータとを受信するように構成された受信ユニットと、
ダウンリンク共有チャネルに対応するフィードバック情報を送信するのに使用されるアップリンクサブフレームを判定するように構成され、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットは、アップリンクサブフレームに関連する、UEのために事前に構成されたすべてのキャリアのすべてのダウンリンクサブフレームからなるセットであり、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定するように構成された判定ユニットであって、コードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応し、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、アクセスネットワークデバイスによって実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームからなるセットであり、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに属し、または、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKを含み、または、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKおよび少なくとも1つのパディングビットを含み、パディングビットは、プリセット値、たとえばNACKとされ得、しかし、パディングNACKが含まれるかどうかにかかわりなく、HARQ−ACKコードブック内のビットの量は、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに対応するHARQ−ACK内のビットの量未満である必要があることに留意されたく、任意選択で、パディングビットは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACK内のビットの位置の後に配置され得る、判定ユニットと、
判定ユニットによって判定されたコードブックに従ってフィードバック情報に対してチャネルコーディングを実行するように構成された符号化ユニットと、
アップリンクサブフレーム内で、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信するように構成された送出ユニットと
を含む。
第3の態様に関して、第1の可能な実施形態では、ダウンリンク共有チャネルは、第1のダウンリンク共有チャネルを含み、または、第1のダウンリンク共有チャネルおよび第2のダウンリンク共有チャネルを含み、第1のダウンリンク共有チャネルは、ダウンリンク制御チャネルによってスケジューリングされる動的スケジューリングダウンリンク共有チャネルであり、第2のダウンリンク共有チャネルは、ダウンリンク制御チャネルによってはスケジューリングされない半永続スケジューリングSPSダウンリンク共有チャネルである。
第3の態様の第1の可能な実施形態に関して、第2の可能な実施形態では、UEは、
特殊なダウンリンク制御チャネルを検出するように構成された検出ユニットであって、特殊なダウンリンク制御チャネルは、第2のダウンリンク共有チャネル上でのダウンリンクデータの受信を終了するようにUEに命令するのに使用される、検出ユニット
をさらに含む。
第3の態様の第2の可能な実施形態に関して、第3の可能な実施形態では、送出ユニットは、判定モジュール、マッピングモジュール、および送出モジュールを含み、
判定モジュールは、アクセスネットワークデバイスによって送信されたリソースインジケータ情報に従って物理リソースを判定するように構成され、
マッピングモジュールは、符号化されたフィードバック情報を物理リソースにマッピングするように構成され、
送出モジュールは、アップリンクサブフレーム内の物理リソースを使用することによって、マッピングされたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信するように構成される。
第3の態様または第3の態様の前述の可能な実施形態の任意の1つに関して、第4の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の各ダウンリンクサブフレームに対応するDAIインデックスインジケータの値は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のサブフレームに対して予め設定された順序で累積カウントを実行することによって入手されるカウント値である。
第3の態様の第4の可能な実施形態に関して、第5の可能な実施形態では、予め設定された順序は、第1の予め設定された順序でリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームを配置し、各サブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せを入手することと、その後、第2の予め設定された順序で各サブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せを配置することとによって入手される順序であり、第1の予め設定された順序は、キャリアシーケンス番号の昇順またはキャリアシーケンス番号の降順であり、第2の予め設定された順序は、サブフレーム瞬間の前から後ろへの順序またはサブフレーム瞬間の後ろから前への順序である。
第3の態様の第5の可能な実施形態に関して、第6の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
第3の態様の第5の可能な実施形態に関して、第7の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在の量と過去の量との和であり、現在の量は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量であり、過去の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号のサブフレーム瞬間の前のすべてのダウンリンクサブフレームのサブフレームシーケンス番号に別々に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
第3の態様の第5の可能な実施形態に関して、第8の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在の量と将来の量との和であり、現在の量は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量であり、将来の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号を有するサブフレームの次の瞬間のダウンリンクサブフレームのサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
第3の態様の第5の可能な実施形態に関して、第9の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在の量、過去の量、および将来の量の和であり、現在の量は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量であり、過去の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号のサブフレーム瞬間の前のすべてのサブフレームのシーケンス番号に別々に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量であり、将来の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号を有するサブフレームの次の瞬間のダウンリンクサブフレームのサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
別の可能な実施形態では、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKを含み、または、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKおよび少なくとも1つのパディングビットを含み、パディングビットは、プリセット値、たとえばNACKとされ得る。しかし、パディングNACKが含まれるかどうかにかかわりなく、HARQ−ACKコードブック内のビットの量は、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに対応するHARQ−ACK内のビットの量未満である必要があることに留意されたい。任意選択で、パディングビットは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACK内のビットの位置の後に配置され得る。
第3の態様の第6の可能な実施形態から第9の可能な実施形態の任意の1つに関して、第10の可能な実施形態では、第1の情報は、
ダウンリンク共有チャネル、
ダウンリンク共有チャネル上のトランスポートブロック、および
ダウンリンク共有チャネルが属するダウンリンクキャリアのために構成された送信モードに対応するトランスポートブロック
という情報のうちの任意の1つである。
第3の態様の第6の可能な実施形態から第10の可能な実施形態の任意の1つに関して、第11の可能な実施形態では、DAI総量インジケータの値は、検出ユニットによって検出された特殊なダウンリンク制御チャネルの量をさらに含む。
第3の態様の第6の可能な実施形態または第8の可能な実施形態または第10の可能な実施形態または第11の可能な実施形態に関して、第12の可能な実施形態では、判定ユニットは、各ダウンリンクサブフレームの事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内のダウンリンクサブフレーム内で受信ユニットによって受信されたDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定するようにさらに構成される。
第3の態様の第7の可能な実施形態または第9の可能な実施形態または第10の可能な実施形態または第11の可能な実施形態に関して、第13の可能な実施形態では、判定ユニットは、最後のダウンリンクサブフレームの、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内のダウンリンクサブフレーム内で受信ユニットによって受信されたDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定するようにさらに構成される。
第3の態様の第5の可能な実施形態に関して、第14の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の予め設定された順序で配置される最後の、最後から2番目の、…、および最後からX番目のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、それぞれプリセット値AX、AX-1、…、およびA1であり、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の他のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、すべてプリセット値A0に設定され、Xは、1より大きい自然数である。
第3の態様の第5の可能な実施形態に関して、第15の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームの中で第1の予め設定された順序で配置される最後の、最後から2番目の、…、および最後からX番目のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、それぞれプリセット値AX、AX-1、…、およびA1であり、同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレーム内の他のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、すべてプリセット値A0に設定され、Xは、1より大きい自然数である。
第3の態様の第5の可能な実施形態に関して、第16の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の各ダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のサブフレームに対してプリセットカウント方式の予め設定された順序の逆順でカウントを実行することによって入手されるカウント値である。
第3の態様の第5の可能な実施形態に関して、第17の可能な実施形態では、第1の予め設定された順序の逆順で配置されたリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームの各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、プリセット値から開始して、プリセットカウント方式の第1の予め設定された順序の逆順でリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームに対してカウントを実行することによって入手されるカウント値である。
第3の態様の第16の可能な実施形態または第17の可能な実施形態に関して、第18の可能な実施形態では、プリセットカウント方式は、累積カウントまたは下降するカウントである。
第3の態様の第3の可能な実施形態から第18の可能な実施形態の任意の1つに関して、第19の可能な実施形態では、送出モジュールは、入手サブモジュール、判定サブモジュール、および送出サブモジュールを含み、
入手サブモジュールは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内で受信ユニットによって受信された少なくとも2つのダウンリンクサブフレームと物理リソースの少なくとも2つの候補パラメータとの間の対応を入手するように構成され、候補パラメータは、復調基準信号DMRS部分のシーケンスおよび/または物理リソースの情報部分のシーケンスであり、
判定サブモジュールは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内で受信された最後のダウンリンクサブフレームに対応する第1のパラメータを判定するように構成され、第1のパラメータは、少なくとも2つの候補パラメータのうちの1つであり、
送出サブモジュールは、物理リソース上で、第1のパラメータに従ってマッピングされたフィードバック情報を送信するように構成される。
第3の態様の第3の可能な実施形態から第18の可能な実施形態の任意の1つに関して、第20の可能な実施形態では、送出モジュールは、アップリンクサブフレーム内の物理リソースを使用することによって、ディスプレイシグナリングおよびマッピングされたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信するようにさらに構成され、ディスプレイシグナリングは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内でUEによって検出される最後のダウンリンクサブフレームをアクセスネットワークデバイスに示すのに使用される。
第3の態様または第3の態様の前述の可能な実施形態の任意の1つに関して、第21の可能な実施形態では、UEは、
フィードバック情報のコードブックに巡回冗長検査CRCビットを追加するように構成された追加ユニット
をさらに含む。
第4の態様によれば、本発明の実施形態は、アクセスネットワークデバイスを提供し、アクセスネットワークデバイスは、
ダウンリンク共有チャネルを使用することによってユーザ機器UEにダウンリンクデータを送信し、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされるダウンリンク制御チャネルを使用することによってダウンリンク割当てインデックスDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータをUEに送信するように構成された送出ユニットであって、その結果、UEが、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定するようになり、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、アクセスネットワークデバイスによって実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームからなるセットであり、フィードバック情報のコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応し、フィードバック情報のコードブックは、UEがフィードバック情報に対してチャネルコーディングを実行するための基礎であり、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKを含み、または、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKおよび少なくとも1つのパディングビットを含み、パディングビットは、プリセット値、たとえばNACKとされ得、しかし、パディングNACKが含まれるかどうかにかかわりなく、HARQ−ACKコードブックのビット量は、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに対応するHARQ−ACK内のビットの量未満である必要があることに留意されたく、任意選択で、パディングビットは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACK内のビットの位置の後に配置され得る、送出ユニットと、
アップリンクサブフレーム内で、UEによって送信される、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報を受信するように構成された受信ユニットと
を含む。
第4の態様に関して、第1の可能な実施形態では、ダウンリンク共有チャネルは、第1のダウンリンク共有チャネルを含み、または、第1のダウンリンク共有チャネルおよび第2のダウンリンク共有チャネルを含み、第1のダウンリンク共有チャネルは、ダウンリンク制御チャネルによってスケジューリングされる動的スケジューリングダウンリンク共有チャネルであり、第2のダウンリンク共有チャネルは、ダウンリンク制御チャネルによってはスケジューリングされない半永続スケジューリングSPSダウンリンク共有チャネルである。
第4の態様の第1の可能な実施形態に関して、第2の可能な実施形態では、アクセスネットワークデバイスは、
特殊なダウンリンク制御チャネルをスケジューリングするように構成されたスケジューリングユニットであって、特殊なダウンリンク制御チャネルは、送出ユニットが第2のダウンリンク共有チャネルを使用することによるダウンリンクデータの送出を終了することを可能にするのに使用される、スケジューリングユニット
をさらに含む。
第4の態様の第2の可能な実施形態に関して、第3の可能な実施形態では、受信ユニットは、送出モジュールおよび受信モジュールを含み、
送出モジュールは、リソースインジケータ情報をUEに送信するように構成され、リソースインジケータ情報は、フィードバック情報を搬送するのに使用される物理リソースを示すのに使用され、
受信モジュールは、アップリンクサブフレーム内の物理リソース内で、物理リソースにマッピングされたフィードバック情報を受信するように構成される。
第4の態様または第4の態様の前述の可能な実施形態の任意の1つに関して、第4の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の各ダウンリンクサブフレームに対応するDAIインデックスインジケータの値は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のサブフレームに対して予め設定された順序で累積カウントを実行することによって入手されるカウント値である。
第4の態様の第4の可能な実施形態に関して、第5の可能な実施形態では、予め設定された順序は、第1の予め設定された順序でリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームを配置し、各サブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せを入手することと、その後、第2の予め設定された順序で各サブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せを配置することとによって入手される順序であり、第1の予め設定された順序は、キャリアシーケンス番号の昇順またはキャリアシーケンス番号の降順であり、第2の予め設定された順序は、サブフレーム瞬間の前から後ろへの順序またはサブフレーム瞬間の後ろから前への順序である。
第4の態様の第5の可能な実施形態に関して、第6の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
第4の態様の第5の可能な実施形態に関して、第7の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在の量と過去の量との和であり、現在の量は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量であり、過去の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号のサブフレーム瞬間の前のすべてのダウンリンクサブフレームのサブフレームシーケンス番号に別々に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
第4の態様の第5の可能な実施形態に関して、第8の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在の量と将来の量との和であり、現在の量は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量であり、将来の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号を有するサブフレームの次の瞬間のダウンリンクサブフレームのサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
第4の態様の第5の可能な実施形態に関して、第9の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在の量、過去の量、および将来の量の和であり、現在の量は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量であり、過去の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号のサブフレーム瞬間の前のすべてのサブフレームのシーケンス番号に別々に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量であり、将来の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号を有するサブフレームの次の瞬間のダウンリンクサブフレームのサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
別の可能な実施形態では、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKを含み、または、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKおよび少なくとも1つのパディングビットを含み、パディングビットは、プリセット値、たとえばNACKとされ得る。しかし、パディングNACKが含まれるかどうかにかかわりなく、HARQ−ACKコードブック内のビットの量は、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに対応するHARQ−ACK内のビットの量未満である必要があることに留意されたい。任意選択で、パディングビットは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACK内のビットの位置の後に配置され得る。
第4の態様の第6の可能な実施形態から第9の可能な実施形態の任意の1つに関して、第10の可能な実施形態では、第1の情報は、
ダウンリンク共有チャネル、
ダウンリンク共有チャネル上のトランスポートブロック、および
ダウンリンク共有チャネルが属するダウンリンクキャリアのために構成された送信モードに対応するトランスポートブロック
という情報のうちの任意の1つである。
第4の態様の第6の可能な実施形態から第10の可能な実施形態の任意の1つに関して、第11の可能な実施形態では、DAI総量インジケータの値は、スケジューリングユニットによってスケジューリングされた特殊なダウンリンク制御チャネルの量をさらに含む。
第4の態様の第5の可能な実施形態に関して、第12の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の予め設定された順序で配置される最後の、最後から2番目の、…、および最後からX番目のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、それぞれプリセット値AX、AX-1、…、およびA1であり、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の他のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、すべてプリセット値A0に設定され、Xは、1より大きい自然数である。
第4の態様の第5の可能な実施形態に関して、第13の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームの中で第1の予め設定された順序で配置される最後の、最後から2番目の、…、および最後からX番目のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、それぞれプリセット値AX、AX-1、…、およびA1であり、同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレーム内の他のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、すべてプリセット値A0に設定され、Xは、1より大きい自然数である。
第4の態様の第5の可能な実施形態に関して、第14の可能な実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の各ダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のサブフレームに対してプリセットカウント方式の予め設定された順序の逆順でカウントを実行することによって入手されるカウント値である。
第4の態様の第5の可能な実施形態に関して、第15の可能な実施形態では、第1の予め設定された順序の逆順で配置されたリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームの各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、プリセット値から開始して、プリセットカウント方式の第1の予め設定された順序の逆順でリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームに対してカウントを実行することによって入手されるカウント値である。
第4の態様の第14の可能な実施形態または第15の可能な実施形態に関して、第16の可能な実施形態では、プリセットカウント方式は、累積カウントまたは下降するカウントである。
第4の態様の第3の可能な実施形態から第16の可能な実施形態の任意の1つに関して、第17の可能な実施形態では、アクセスネットワークデバイスは、検出ユニットおよび判定ユニットをさらに含み、
検出ユニットは、アップリンクサブフレーム内の第1のパラメータを検出するように構成され、第1のパラメータは、復調基準信号DMRS部分のシーケンスおよび/または物理リソースの情報部分のシーケンスであり、
判定ユニットは、第1のパラメータに従って、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内でUEによって受信される最後のダウンリンクサブフレームを判定し、最後のダウンリンクサブフレームに従って、フィードバック情報がリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応すると判定するように構成される。
第4の態様の第3の可能な実施形態から第16の可能な実施形態の任意の1つに関して、第18の可能な実施形態では、受信ユニットは、アップリンクサブフレーム内の物理リソース内で、ディスプレイシグナリングおよび物理リソースにマッピングされたフィードバック情報を受信するようにさらに構成され、ディスプレイシグナリングは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内でUEによって検出される最後のダウンリンクサブフレームをアクセスネットワークデバイスに示すのに使用される。
第4の態様の第18の可能な実施形態に関して、第19の可能な実施形態では、判定ユニットは、最後のダウンリンクサブフレームに従って、フィードバック情報のコードブックがリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応すると判定するようにさらに構成される。
第4の態様または第4の態様の第1の可能な実施形態から第17の可能な実施形態の任意の1つに関して、第20の可能な実施形態では、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報は、巡回冗長検査CRCビットを搬送し、アクセスネットワークデバイスは、復号ユニットをさらに含み、
復号ユニットは、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報を復号するように構成され、
検出ユニットは、復号されたフィードバック情報に対してCRC検出を実行し、フィードバック情報が正しく復号されたかどうかを判定するようにさらに構成される。
本発明の実施形態で提供される、フィードバック情報を送信し、受信する方法、ユーザ機器、およびアクセスネットワークデバイスによって、UEは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内で、ダウンリンク共有チャネルを使用することによってアクセスネットワークデバイスによって送信されるダウンリンクデータを受信し、ダウンリンク共有チャネルに対応するフィードバック情報を送信するのに使用されるアップリンクサブフレームを判定し、その後、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定し、フィードバック情報のコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応し、その後、コードブックに従ってフィードバック情報に対してチャネルコーディングを実行し、最後に、アップリンクサブフレーム内で、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信する。従来技術で事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに従ってフィードバック情報を符号化するために大量のNACKがパディングされる必要があることによって引き起こされる低いアップリンクリソース利用と比較して、本発明では、受信されたダウンリンクデータが属するダウンリンク共有チャネルのフィードバック情報のコードブックは、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従って判定され得る。フィードバック情報の判定されるコードブックが、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応するので、UEは、アクセスネットワークデバイスによって実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレーム内のダウンリンク共有チャネルのフィードバック情報だけをフィードバックする必要があり、スケジューリングされないダウンリンク共有チャネル上でNACKパディングを実行する必要がなく、これによって、アップリンクリソース利用を改善する。
以下は、本発明の実施形態において添付図面を参照して本発明の実施形態における技術的解決策を明瞭かつ完全に説明する。明らかに、説明される実施形態は、本発明の実施形態の一部にすぎず、すべてではない。創作的労力を伴わずに本発明の実施形態に基づいて当業者によって入手されるすべての他の実施形態は、本発明の保護範囲内に含まれなければならない。
LTEシステムのダウンリンクおよびアップリンクは、それぞれ、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access、直交周波数分割多元接続)およびSC−FDMA(Single Carrier−Frequency Division Multiplexing Access、シングルキャリア周波数分割多元接続)に基づく。時間周波数リソースは、時間領域次元ではOFDMシンボルまたはSC−FDMAシンボル(以下では時間領域シンボルと呼ばれる)に、周波数領域次元ではサブキャリアに分割される。最小リソース粒度は、1RE(Resource Element、リソースエレメント)と呼ばれる。REは、時間領域で1つの時間領域シンボル、周波数領域で1つのサブキャリアを含む時間周波数格子を表す。
LTEシステムでは、サービス送信が、基地局に基づいてスケジューリングされる。スケジューリングの基本時間単位は、1サブフレームである。1サブフレームは、複数の時間領域シンボルを含む。特定のスケジューリング手順では、基地局は、制御チャネル上でPDSCH(Physical Downlink Shared Channel、物理ダウンリンク共有チャネル)またはPUSCH(Physical Uplink Shared Channel、物理アップリンク共有チャネル)のスケジューリング情報を送信する。制御チャネルは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel、物理ダウンリンク制御チャネル)またはEPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel、拡張物理ダウンリンク制御チャネル)とされ得る。スケジューリング情報は、リソース割振り情報または符号化調整方式どの制御情報を含む。さらに、UEは、サブフレーム内の制御チャネルを検出し、検出された制御チャネル内で搬送されるスケジューリング情報に従って、ダウンリンクデータチャネルを受信しまたはアップリンクデータチャネルを送信する。
LTEは、2つの複信モードすなわち、FDD(Frequency Division Duplexing、周波数分割複信)およびTDD(Time Division Duplexing、時分割複信)をサポートする。FDDシステムに関して、ダウンリンク送信およびアップリンク送信は、異なるキャリア上で実行される。TDDシステムに関して、アップリンク送信およびダウンリンク送信は、1つのキャリア上であるが、異なる瞬間に実行される。1つのTDDキャリアは、具体的には、ダウンリンクサブフレーム、アップリンクサブフレーム、および特殊なサブフレームを含む。特殊なサブフレームは、3つの部分すなわち、DwPTS(Downlink Pilot Time Slot、ダウンリンクパイロットタイムスロット)、GP(Guard Period、ガード期間)、およびUpPTS(Uplink Pilot Time Slot、アップリンクパイロットタイムスロット)を含む。GPは、主に、デバイスコンバージョン時間期間およびダウンリンクからアップリンクへの伝搬遅延を補償するのに使用される。さらに、ダウンリンクデータは、DwPTS内で送信され得るが、アップリンクデータは、UpPTS内で送信され得ない。したがって、特殊なサブフレームは、ダウンリンクサブフレームと考えられ得る。LTEは、現在、7つの異なるTDDアップリンク/ダウンリンク構成をサポートする。表1に示されているように、Dはダウンリンクサブフレームを表し、Sは特殊なサブフレームを表し、Uはアップリンクサブフレームを表す。
HARQ(Hybrid Automatic Repeat Request、ハイブリッド自動再送要求)機構が、LTEで使用される。ダウンリンクが、例として使用される。UEが、PDSCH上で搬送される情報を受信した後に、その情報が正しく復号される場合に、UEは、PUCCH上でACK情報をフィードバックする。情報が不正に復号される場合に、UEは、PUCCH上でNACK情報をフィードバックする。FDDに関して、サブフレームn−4内で、PDSCH上で搬送される情報を受信した後に、UEは、サブフレームn内でACK情報またはNACK情報をフィードバックする。
TDDに関して、PDSCHとPDSCHに対応するACK情報またはNACK情報との間の時間シーケンス関係が、表2に示されている。番号を用いてマークされたサブフレームは、ACK情報またはNACK情報をフィードバックするのに使用されるアップリンクサブフレームnであり、マークされた番号は、ダウンリンクサブフレームセットn−k(kはKに属する)内のPDSCHに対応するACK情報またはNACK情報がアップリンクサブフレームn内でフィードバックされる必要があることを表す。たとえば、アップリンク/ダウンリンク構成が1である、その番号がn=2であるサブフレーム内のK={7,6}は、アップリンクサブフレームn=2が、2つのダウンリンクサブフレームn−7およびn−6内のPDSCHに対応するACK情報またはNACK情報をフィードバックするのに使用されることを表す。具体的には、n−7は、ダウンリンクサブフレーム5であり、n−6は、ダウンリンクサブフレーム6である。
LTEは、CA技術をさらにサポートする。すなわち、基地局は、UEのデータ送信レートを改善するためにUEのために複数のキャリアを構成する。CAが実行される時に、基地局によって送信される複数のキャリアは、時間において同期しており、UEは、各キャリアをスケジューリングするPDCCHおよび対応するPDSCHをそれぞれ検出し得る。キャリアごとの特定の検出プロセスは、単一キャリアの前述のケースに類似し、詳細は、本明細書ではもはや説明されない。LTEシステムは、FDD CA、TDD CA、およびFDD+TDD CAをサポートする。TDD CAは、1つのアップリンク/ダウンリンク構成のTDD CAと、異なるアップリンク/ダウンリンク構成のTDD CAとをさらに含む。1つの主キャリアおよび少なくとも1つの副キャリアが、CAモードにおいて提供され、ACK情報またはNACK情報を搬送するPUCCHが、UEの主キャリア上でのみ構成され得ることに留意されたい。
CAモードでのPUCCH送出モードは、2つのモードすなわち、チャネル選択モードおよびPUCCHフォーマット3を含む。チャネル選択モードでは、PUCCHフォーマット1a/1bが、ACK情報またはNACK情報をフィードバックするのに使用される。しかし、チャネル選択モードは、最大で2つのキャリアのCAをサポートする。PUCCHフォーマット3(PF3)モードでは、DFT−S−OFDM(Discrete Fourier Transform−Spread−OFDM、離散フーリエ変換拡散直交周波数分割多重)の送信方式が使用される。この送信方式のチャネル構造が、図1に示されている。現在のPF3は、最大で22個の元の情報ビットの送信をサポートすることができる。
具体的には、RM(Reed Muller、リードマラー)チャネルコーディングが、48個の符号化されたビットを生成するために元のACK情報またはNACK情報のビット(たとえば、20ビット)に対して実行され、その後、スクランブリングが実行され、変調が、24個のQPSK(Quadrature Phase Shift Keying、四位相偏移変調)シンボルを入手するために実行される。24個のQPSKは、1つのサブフレームの2つのタイムスロット内に別々に配置される。このようにして、各タイムスロットは、12個のQPSKシンボルを有する。具体的には、12個のQPSKシンボルは、タイムスロットの1つの時間領域シンボル上の12個の連続するサブキャリア内に配置される、すなわち、1つのRB(Resource Block、リソースブロック)内の1つの時間領域シンボル上の12個のサブキャリアを占有する。その後、タイムスロットごとに、OCC(Orthogonal Cover Code、直交カバーコード)拡散が、5の長さによって時間領域内で実行され、1つのRB内の5つの時間領域シンボルが、占有される。異なるUEは、異なるOCCを使用することによって1つのRB上で符号分割多重化を実行し得、残りの2つのシンボルは、RS(Reference Signal、参照信号)を搬送するのに使用される。最後に、DFT(Discrete Fourier Transform、離散フーリエ変換)プリコーディングが実行され、プリコーディングの結果が基地局に送信される。
現在のネットワークでのメインストリームTDDアップリンク/ダウンリンク構成2が、例として使用される。1つのキャリアのアップリンクサブフレーム2は、4ビットのACK情報またはNACK情報のフィードバックをサポートし得る。5つのキャリアを有するTDDアップリンク/ダウンリンク構成2のCAは、20ビットのACK情報またはNACK情報のフィードバックをサポートし得る。このケースでは、アップリンクサブフレーム2に関連する事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットは、UEのために構成された5つのキャリアの前述のダウンリンクサブフレーム4、5、6、および8を含むと考えられ得る。PF3モードでは、アップリンクサブフレーム2内でフィードバックされる必要があるACK情報またはNACK情報のコードブックの生成は、アップリンクサブフレーム2に関連する事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに基づいて判定される。ACK情報またはNACK情報のコードブックは、コーディングの前のACK情報またはNACK情報のものである、特定の順序に従って配置された元のビットのビットストリームである。この例のACK情報またはNACK情報のコードブックのサイズは、20である。特定の順序は、キャリアが続くサブフレームの順序とされ得る、すなわち、キャリア1のサブフレーム4、5、6、および8に対応するACK情報またはNACK情報のビットが、まず配置され、キャリア2のサブフレーム4,5,6、および8に対応するACK情報またはNACK情報のビットが、次に配置され、残りのキャリアのサブフレームに対応するACK情報またはNACK情報のビットが、前述の方式で配置される。具体的には、スケジューリングされないダウリンクサブフレーム内またはダウンリンクデータがUEによって受信されないダウンリンクサブフレームに対応するACK情報またはNACK情報のビットの位置で、NACK情報は、パディングされる必要がある。
さらに、より多くのキャリアが導入されるCAシナリオ(以下ではスーパーCAと呼ばれる)において、より多くのビットを有するACK情報またはNACK情報のフィードバックが、サポートされる必要がある。たとえば、10個のキャリアのCAが、サポートされる必要がある。CAが、TDDアップリンク/ダウンリンク構成2で10個のキャリアを使用することによって実行される時に、40ビットのACK/NACKがフィードバックされる必要がある。別のシナリオでは、それでも、最大で5つのキャリアのCAがサポートされる。しかし、複数のキャリアは、TDDアップリンク/ダウンリンク構成5に構成される。たとえば、主キャリアは、アップリンク/ダウンリンク構成2に属し、4つの副キャリアは、アップリンク/ダウンリンク構成5に属する。表2を参照すると、アップリンク/ダウンリンク構成2の1つの主キャリアのアップリンクサブフレーム2は、4ビットのACK情報またはNACK情報のフィードバックをサポートし得、アップリンク/ダウンリンク構成2の1つの副キャリアのアップリンクサブフレーム2は、9ビットのACK情報またはNACK情報のフィードバックをサポートし得る。したがって、合計4+9*4=40ビットのACK情報またはNACK情報が、フィードバックされる必要がある。
スーパーCAに関して、相対的に大量のキャリアがUEのために構成されるが、サブフレーム内で実際にスケジューリングされる多数のキャリアおよび/またはダウンリンクサブフレームが必ずあるとは限らず、たとえば、32個のキャリアを有するTDDアップリンク/ダウンリンク構成2が構成される。したがって、アップリンクサブフレーム2に関連する事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットは、128個のダウンリンクサブフレームを含む。しかし、実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームの量は、128個よりはるかに少ない場合がある。たとえば、10個のキャリアだけがスケジューリングされる、すなわち、ACK情報またはNACK情報のサイズは、40ビット未満である。このケースでは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに基づいてACK情報またはNACK情報のコードブックを判定する現在の方式がそれでも使用される場合に、大量のNACK情報がパディングされ、低いアップリンクリソース利用をもたらす。
アップリンクリソース利用を改善するために、本発明の実施形態は、フィードバック情報を送信する方法を提供する。この方法は、主に現在のCAシステムに適用される。図2に示されているように、CAシステムは、アクセスネットワークデバイスおよびUEを含む。図2では、アクセスネットワークデバイスが基地局である例が使用される。このCAシステムでは、より多くのキャリアのCAが導入され得、または、5つのキャリアの現在のCAが保たれ得ることに留意されたい。
本発明の実施形態は、フィードバック情報を送信する方法を提供する。この方法は、UEに適用される。図3に示されているように、この方法は、以下のステップを含む。
301 UEが、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内のダウンリンクサブフレーム内で、ダウンリンク共有チャネルを使用することによってアクセスネットワークデバイスによって送信されるダウンリンクデータと、ダウンリンク制御チャネルを使用することによってアクセスネットワークデバイスによって送信されるDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータとを受信する。
アップリンク/ダウンリンク構成が判定されるケースでは、アップリンクサブフレームと事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットとの間に1対1対応がある。事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットは、アップリンクサブフレームに関連する、UEのために事前に構成されたすべてのキャリアのすべてのダウンリンクサブフレームからなるセットである。
スーパーCAのシナリオでは、基地局がUEのために複数のキャリアを構成することに留意されたい。複数のキャリアは、FDDキャリアまたはTDDキャリアとされ得る。各キャリアは、複数のダウンリンクサブフレームを含む。TDDに関して、異なるキャリアは、同一のアップリンク/ダウンリンク構成または異なるアップリンク/ダウンリンク構成を有し得る。同一のアップリンク/ダウンリンク構成2の10個のTDDキャリアがUEのために構成される例が、使用される。表2に従って知られ得るように、主キャリアのアップリンクサブフレーム2は、10個のキャリアのダウンリンクサブフレーム4、5、6、および8に関連する。したがって、アップリンクサブフレーム2に関連する事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットは、40個のダウンリンクサブフレームすなわち10個のキャリアのダウンリンクサブフレーム4、5、6、および8からなるセットである。この事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット1と呼ばれる。主キャリアのアップリンクサブフレーム7は、10個のキャリアのダウンリンクサブフレーム9、0、1、および3に関連する。したがって、アップリンクサブフレーム7に関連する事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットは、40個のダウンリンクサブフレームすなわち10個のキャリアのダウンリンクサブフレーム9、0、1、および3からなるセットである。この事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット2と呼ばれる。
本発明のこの実施形態では、ダウンリンクサブフレームは、通常のダウンリンクサブフレームを含み、TDDシステム内の特殊なサブフレームをさらに含む。
さらに、UEによって受信されるダウンリンクデータを搬送するのに使用されるダウンリンク共有チャネルが、第1のダウンリンク共有チャネルを含み、または第1のダウンリンク共有チャネルおよび第2のダウンリンク共有チャネルを含むことに留意されたい。
第1のダウンリンク共有チャネルは、ダウンリンク制御チャネルによってスケジューリングされる動的ダウンリンク共有チャネルである。複数の第1のダウンリンク共有チャネルは、独立のダウンリンク制御チャネルによってそれぞれスケジューリングされ得、または、1つのダウンリンク制御チャネルによってスケジューリングされ得る。あるいは、いくつかの第1のダウンリンク共有チャネルが、独立のダウンリンク制御チャネルによってそれぞれスケジューリングされ得、残りの第1のダウンリンク共有チャネルが、1つのダウンリンク制御チャネルによってスケジューリングされ得る。本発明のこの実施形態では、各第1のダウンリンク共有チャネルが独立のダウンリンク制御チャネルによってスケジューリングされる例が使用される。
第2のダウンリンク共有チャネルは、ダウンリンク制御チャネルによってはスケジューリングされない、SPS(Semi−Persistent scheduling、半永続スケジューリング)ダウンリンク共有チャネルである。SPS機構がアクティブ化された後に、SPSダウンリンク共有チャネルは、データ送信がHARQによって最初に実行される時に、ダウンリンク制御チャネルによってスケジューリングされる必要がない。その代わりに、ダウンリンクデータは、事前に構成された期間内に送信される。たとえば、ダウンリンクデータは、20ミリ秒おきに1回送信される。ダウンリンクデータの初期送信が、SPSダウンリンク共有チャネル上で失敗する場合に、アクセスネットワークデバイスは、SPSダウンリンク共有チャネル上で再送信スケジューリングを実行する必要があり、再送信スケジューリングが実行された後に、ダウンリンク共有チャネルは、第1のダウンリンク共有チャネルに変えられる。第1のダウンリンク共有チャネルは、ダウンリンク制御チャネルによってスケジューリングされる必要がある。
このステップで、UEが、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内のダウンリンクサブフレーム内で、ダウンリンク共有チャネルを使用することによってアクセスネットワークデバイスによって送信されるダウンリンクデータを受信することは、具体的には以下のステップを含み得る。
ステップ1 UEが、ダウンリンク制御チャネルを検出する。
UEは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内の各ダウンリンクサブフレーム内のダウンリンク制御チャネルを検出し得、または、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内のいくつかのダウンリンクサブフレームのみの中でダウンリンク制御チャネルを検出し得る。
ステップ2 UEが、検出されたダウンリンク制御チャネルによってスケジューリングされる第1のダウンリンク共有チャネルを判定する。
ダウンリンク制御チャネルおよびダウンリンク制御チャネルによってスケジューリングされる第1のダウンリンク共有チャネルは、一般に、1つのダウンリンクサブフレーム内にある。
ステップ3 UEが、第1のダウンリンク共有チャネル上でダウンリンクデータを受信し、事前に構成された期間に従って第2のダウンリンク共有チャネル上でダウンリンクデータを受信する。
ダウンリンク共有チャネル上でダウンリンクデータを受信した後に、UEが、これらのダウンリンク共有チャネルのACK情報またはNACK情報すなわち、ダウンリンク共有チャネルに対応するフィードバック情報をフィードバックする必要があることが理解され得る。
DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータが、独立のダウンリンク制御チャネル上で搬送され得、またはダウンリンク共有チャネルをスケジューリングするのに使用されるダウンリンク制御チャネル上で搬送され得ることに、さらに留意されたい。本発明のこの実施形態では、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータは、好ましくは、ダウンリンク共有チャネルをスケジューリングするのに使用されるダウンリンク制御チャネル上で搬送される。
302 UEが、ダウンリンク共有チャネルに対応するフィードバック情報を送信するのに使用されるアップリンクサブフレームを判定する。
フィードバック情報は、ACK情報およびNACK情報を含む。UEが、ダウンリンク共有チャネル上でダウンリンクデータを正しく受信する時に、ダウンリンク共有チャネルに対応するフィードバック情報は、ACK情報である。UEが、ダウンリンク共有チャネル上でダウンリンクデータを正しくは受信しない時に、ダウンリンク共有チャネルに対応するフィードバック情報は、NACK情報である。
たとえば、アップリンク/ダウンリンク構成が2である時に、UEは、ダウンリンクサブフレーム4のダウンリンク共有チャネル上でダウンリンクデータを受信する。表2から、アップリンク/ダウンリンク構成が2であるケースでは、アップリンクサブフレームn=2が、4つのダウンリンクサブフレーム、n−8、n−7、n−4、およびn−6をフィードバックするのに使用され、n−8、n−7、n−4、およびn−6は、それぞれ、ダウンリンクサブフレーム4、5、6、および8であることを知ることができる。したがって、ダウンリンクサブフレーム4に対応するアップリンクサブフレームがアップリンクサブフレーム2であり、ダウンリンク共有チャネルに対応するフィードバック情報を送信するのに使用されるアップリンクサブフレームがアップリンクサブフレーム2であると判定される。
前述のステップ301で、UEが、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット1のダウンリンクサブフレーム4内で、ダウンリンク共有チャネル1を使用することによってアクセスネットワークデバイスによって送信されるダウンリンクデータを受信し、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット2のダウンリンクサブフレーム3内で、ダウンリンク共有チャネル2を使用することによってアクセスネットワークデバイスによって送信されるダウンリンクデータをも受信する場合に、ステップ302で、UEは、ダウンリンク共有チャネル1のフィードバック情報を送信するのに使用されるアップリンクサブフレームがアップリンクサブフレーム2であり、ダウンリンク共有チャネル2のフィードバック情報を送信するのに使用されるアップリンクサブフレームがアップリンクサブフレーム7であると判定し得る。
303 UEが、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定する。
ある実装方式では、フィードバック情報のコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応し、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、アクセスネットワークデバイスによって実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームからなるセットであり、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに属する。
それでも、同一のアップリンク/ダウンリンク構成2の10個のTDDキャリアがUEのために構成される例が、使用される。アップリンクサブフレーム2に関連する事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットは、40個のダウンリンクサブフレームすなわち、10個のキャリアのダウンリンクサブフレーム4、5、6、および8からなるセットである。アクセスネットワークデバイスは、キャリア1から7のダウンリンクサブフレーム4、キャリア1、3、および5のダウンリンクサブフレーム5、キャリア1から6のダウンリンクサブフレーム6、ならびにキャリア1から5のダウンリンクサブフレーム8を実際にスケジューリングする。したがって、キャリア1から7のダウンリンクサブフレーム4、キャリア1、3、および5のダウンリンクサブフレーム5、キャリア1から6のダウンリンクサブフレーム6、ならびにキャリア1から5のダウンリンクサブフレーム8からなるセットは、アップリンクサブフレーム2に関連するリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットである。アップリンクサブフレーム2内で送信される必要があるフィードバック情報のコードブックは、アップリンクサブフレーム2に関連するリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応する。
UEが、ダウンリンク共有チャネルを使用することによってアクセスネットワークデバイスによって送信されるダウンリンクデータを受信した後に、UEは、表2で指定される時間シーケンス関係に従って、各アップリンクサブフレーム内で送信される必要があるフィードバック情報を判定する。UEは、受信されたダウンリンクデータが属するダウンリンク共有チャネルのフィードバック情報を判定し得る。しかし、UEは、検出の際にダウンリンク制御チャネルを見逃すことがある。したがって、受信されたダウンリンクデータが属するダウンリンク共有チャネルのフィードバック情報が判定される必要があるだけではなく、検出の際に見逃されるダウンリンク制御チャネルがDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従って判定される必要もある。検出の際に見逃されるダウンリンク制御チャネルによってスケジューリングされるダウンリンク共有チャネルに対応するフィードバック情報は、NACKである。その後、UEは、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従って、各アップリンクサブフレーム内で送信される必要があるフィードバック情報のコードブックを生成し得る。
フィードバック情報のコードブックは、1および0からなるビットストリームであり、「1」はACK情報を表し、「0」はNACK情報を表す。
本発明のこの実施形態では、フィードバック情報のコードブックが、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応するので、UEは、実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームのみの中のダウンリンクデータチャネルのACK情報またはNACK情報をフィードバックする必要があり、スケジューリングされないダウンリンクサブフレーム内のダウンリンクデータチャネルに対応するフィードバック情報をフィードバックする必要がない、すなわち、NACKパディングは、スケジューリングされないダウンリンクサブフレーム内で実行される必要がない。
別の実装方式では、フィードバック情報がACK情報またはNACK情報である例が使用される。説明の簡単さのために、ACK情報またはNACK情報は、集合的にHARQ−ACKと呼ばれる。任意選択で、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKを含み、または、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKおよび少なくとも1つのパディングビットを含み、パディングビットは、プリセット値、たとえばNACKとされ得る。しかし、パディングNACKが含まれるかどうかにかかわりなく、HARQ−ACKコードブック内のビットの量は、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに対応するHARQ−ACK内のビットの量未満である必要があることに留意されたい。任意選択で、パディングビットは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACK内のビットの位置の後に配置され得る。リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、アクセスネットワークデバイスによって実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームからなるセットであり、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに属する。この実施形態では、基地局がダウンリンクサブフレーム内でダウンリンクデータをスケジューリングする時に、基地局が、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内にあり、その中でダウンリンクデータがUEのために実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームの量を正確に判定できないことがあり得る。したがって、このケースでは、1つのHARQ−ACKコードブック内のビットの量は、事前に推定され得る。リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内にあり、その中でダウンリンクデータが実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームの量が、最終的に、コードブック内のビットの事前に推定された量未満である時に、UEと基地局との両方は、少なくとも1つのNACKがコードブックの末尾でパディングされると判定する。パディングされるNACKの特定の量は、コードブック内のビットの事前に推定された量から、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内にあり、その中でダウンリンクデータが実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームの量またはダウンリンクサブフレーム内のトランスポートブロックの量を引いたものである。
304 UEが、コードブックに従ってフィードバック情報に対してチャネルコーディングを実行する。
UEがフィードバック情報のコードブックを判定した後に、UEは、コードブックに従ってチャネルコーディングを実行する必要がある。チャネルコーディングのタイプは、線形ブロックコーディング(linear block coding)、畳み込みコーディングなどとされ得、本発明は、チャネルコーディングのタイプを限定しない。既存のブロックコーディング、たとえばリードマラーコーディングが使用される場合に、一般に、CRC(Cyclical Redundancy Check、巡回冗長検査)がコーディングの前に実行される必要はない。畳み込みコーディングが使用される場合に、UEは、コーディングの前にフィードバック情報のコードブックにCRCビットを追加し得る。
305 UEが、アップリンクサブフレーム内で、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信する。
本発明のこの実施形態で提供されるフィードバック情報を送信する方法では、UEは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内で、ダウンリンク共有チャネルを使用することによってアクセスネットワークデバイスによって送信されるダウンリンクデータを受信し、ダウンリンク共有チャネルに対応するフィードバック情報を送信するのに使用されるアップリンクサブフレームを判定し、その後、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定し、フィードバック情報のコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応し、その後、コードブックに従ってフィードバック情報に対してチャネルコーディングを実行し、最後に、アップリンクサブフレーム内で、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信する。従来技術で事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに従ってフィードバック情報を符号化するために大量のNACKがパディングされる必要があることによって引き起こされる低いアップリンクリソース利用と比較して、本発明では、受信されたダウンリンクデータが属するダウンリンク共有チャネルのフィードバック情報のコードブックは、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従って判定され得る。フィードバック情報の判定されるコードブックが、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応するので、UEは、アクセスネットワークによって実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレーム内のダウンリンク共有チャネルのフィードバック情報だけをフィードバックする必要があり、スケジューリングされないダウンリンク共有チャネル上でNACKパディングを実行する必要がなく、これによって、アップリンクリソース利用を改善する。
前述の説明に関して、ダウンリンク共有チャネルが第1のダウンリンク共有チャネルおよび第2のダウンリンク共有チャネルを含むケースが存在するので、SPS機構がアクティブ化された後に、UEは、第2のダウンリンク共有チャネル上で搬送されるダウンリンクデータを周期的に受信し得る。実際の必要に従ってSPS機構をイネーブルしまたはディスエーブルするために、本発明のこの実施形態で提供される別の実装方式では、UEが第2のダウンリンク共有チャネル上で搬送されるダウンリンクデータを周期的に受信するプロセスにおいて、UEは、さらに、特殊なダウンリンク制御チャネルを検出する必要がある。特殊なダウンリンク制御チャネルは、第2のダウンリンク共有チャネル上でのダウンリンクデータの受信を終了するようにUEに命令するのに使用される。したがって、特殊なダウンリンク制御チャネルを検出した後に、UEは、第2のダウンリンク共有チャネル上でのダウンリンクデータの受信を終了する。
特殊なダウンリンク制御チャネルを検出した後に、UEは、ACK情報またはNACK情報をフィードバックする必要もある。したがって、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、特殊なダウンリンク制御チャネルのダウンリンクサブフレームをさらに含む。
図3に示された方法手順に関して、フィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信する時に、UEは、フィードバック情報を搬送するのに使用される物理リソースを判定する必要がある。したがって、UEによってフィードバック情報を送信する方法が、本発明のこの実施形態で提供される別の実装方式で説明される。図4に示されているように、UEによって、アップリンクサブフレーム内で、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信する前述のステップ305は、具体的にはステップ401からステップ403として実施され得る。
401 UEが、アクセスネットワークデバイスによって送信されたリソースインジケータ情報に従って物理リソースを判定する。
物理リソースは、PUCCHリソースまたはPUSCHリソースとされ得る。物理リソースがPUCCHリソースである例が、以下で説明のために使用される。
まず、UEは、アクセスネットワークデバイスによって送信された上位レイヤシグナリング、たとえばRRC(Radio Resource Control、無線リソース制御)シグナリングを受信し、RRCシグナリングから、アクセスネットワークデバイスによってUEのために構成されたPUCCHリソースセットを入手する。PUCCHリソースセットは、少なくとも2つのPUCCHリソースを含む。PUCCHリソースセット内のPUCCHは、同一のフォーマットを有し得、または少なくとも2つのPUCCHフォーマットを含み得る。その後、リソースセットを入手した後に、UEは、アクセスネットワークデバイスによって送信されたリソースインジケータ情報を受信する。最後に、リソースインジケータ情報に従って、UEは、PUCCHリソースセットから、フィードバック情報を搬送するのに使用される物理リソースを判定する。
402 UEが、符号化されたフィードバック情報を物理リソースにマッピングする。
403 UEが、アップリンクサブフレーム内の物理リソースを使用することによって、マッピングされたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信する。
UEによって、前述のステップ302でDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定する方法が、以下で説明される。本発明のこの実施形態は、DAIインデックスインジケータの1つの値結果およびDAI総量インジケータの9つの値結果を提供し、値結果は、添付図面を参照して1つずつ説明される。
DAIインデックスインジケータの値結果
リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の各ダウンリンクサブフレームに対応するDAIインデックスインジケータの値は、予め設定された順序でリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のサブフレームに対して累積カウントを実行することによって入手されるカウント値である。
予め設定された順序は、第1の予め設定された順序でリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームを配置し、各サブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せを入手することと、第2の予め設定された順序で各サブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せを配置することとによって入手される順序である。第1の予め設定された順序は、キャリアシーケンス番号の昇順またはキャリアシーケンス番号の降順であり、第2の予め設定された順序は、サブフレーム瞬間の前から後ろへの順序またはサブフレーム瞬間の後ろから前への順序である。
たとえば、図5に示されているように、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットは、キャリア1からキャリア10のダウンリンクサブフレーム4、5、6、および8を含む。リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、21個のダウンリンクサブフレームすなわち、キャリア1からキャリア7のダウンリンクサブフレーム4、キャリア1、キャリア3、およびキャリア5のダウンリンクサブフレーム5、キャリア1からキャリア6のダウンリンクサブフレーム6、ならびにキャリア1からキャリア5のダウンリンクサブフレーム8を含む。図5では、左から右への4列が、それぞれ、ダウンリンクサブフレーム4、ダウンリンクサブフレーム5、ダウンリンクサブフレーム6、およびダウンリンクサブフレーム8を表し、上から下への10行が、それぞれ、キャリア1からキャリア10を表す。
図5に関して、そのシーケンス番号がリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で4であるダウンリンクサブフレームは、ダウンリンクサブフレーム4に対応する第1の順序組合せを入手するために、キャリアシーケンス番号の昇順で配置される。第1の順序組合せは、キャリア1からキャリア7のダウンリンクサブフレーム4を含み、図5の第1の列に対応する。
同様に、ダウンリンクサブフレーム5に対応する第1の順序組合せは、キャリア1、キャリア3、およびキャリア5のダウンリンクサブフレーム5を含み、図5の第2の列に対応する。
ダウンリンクサブフレーム6に対応する第1の順序組合せは、キャリア1からキャリア6のダウンリンクサブフレーム6を含み、図5の第3の列に対応する。
ダウンリンクサブフレーム7に対応する第1の順序組合せは、キャリア1からキャリア5のダウンリンクサブフレーム8を含み、図5の第4の列に対応する。
その後、ダウンリンクサブフレーム4、ダウンリンクサブフレーム5、ダウンリンクサブフレーム6、およびダウンリンクサブフレーム8に別々に対応する第1の順序組合せは、サブフレーム瞬間の前から後ろへの順序に従って配置されて、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の21個のダウンリンクサブフレームを予め設定された順序ですなわち、キャリア1のダウンリンクサブフレーム4、キャリア2のダウンリンクサブフレーム4、キャリア3のダウンリンクサブフレーム4、…、キャリア7のダウンリンクサブフレーム4、キャリア1のダウンリンクサブフレーム5、キャリア3のダウンリンクサブフレーム5、キャリア5のダウンリンクサブフレーム5、キャリア1のダウンリンクサブフレーム6、キャリア2のダウンリンクサブフレーム6、…、キャリア6のダウンリンクサブフレーム6、キャリア1のダウンリンクサブフレーム8、キャリア2のダウンリンクサブフレーム8、…、およびキャリア5のダウンリンクサブフレーム8の順序で配置するという結果を最終的に入手する。
さらに、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の各ダウンリンクサブフレームに対応するDAIインデックスインジケータの値は、前述の配置の結果に従って各ダウンリンクサブフレームに対して累積カウントを実行することによって入手されるカウント値である。すなわち、前述の配置に従って、キャリア1のダウンリンクサブフレーム4からキャリア5のダウンリンクサブフレーム8のDAIインデックスインジケータの値は、それぞれ、1、2、3、…、および21である。
しかし、2ビットが、一般にDAIインデックスインジケータに使用され、4つの状態すなわち、00、01、10、および11だけがある。4つの状態に対応する累積カウントのカウント値は、それぞれ1、2、3、および4である。すなわち、4つの値だけが、2ビットを有するDAIインデックスのカウントを実行するのに使用され得る。したがって、実際の累積カウントの値が4より大きい時に、循環カウントが実行され得る、すなわち、1、2、3、4、1(5)、2(6)、3(7)、4(8)、…であり、循環カウントは、式Y=(X−1) mod 4+1を使用することによって具体的に表され得、Xは、実際に累積されたカウント値、たとえば上に記載された1から8であり、Yは、循環剰余(cyclic modulo)演算の後に入手される値すなわち、前述の対応する1、2、3、4、1、2、3、4、…である。図5に示されたDAIインデックスインジケータの値は、循環剰余演算の後に入手された値である。
本発明が、この例のカウント方式を限定しないことに留意されたい。たとえば、循環累積カウントは、さらに、0から開始し得る。このケースでは、前述の例の順序に従って、DAIインデックスインジケータの値は、それぞれ0、1、2、3、0、1、2、3、…である。
UEは、DAIインデックスインジケータに従って、いくつかの実際にスケジューリングされたダウンリンク共有チャネルが検出の際に見逃されるかどうかを判定し得る。たとえば、UEが、そのDAIインデックスインジケータが1および3である2つのダウンリンクサブフレーム内でダウンリンク共有チャネルを継続的に検出する場合に、UEは、2つのダウンリンクサブフレーム瞬間の間に、アクセスネットワークデバイスが別のダウンリンクサブフレーム内でダウンリンク共有チャネルをさらにスケジューリングすることを確認し得る。しかし、UEは、検出の際にダウンリンク共有チャネルを見逃す。たとえば、UEが、キャリア1のダウンリンクサブフレーム4内のダウンリンク共有チャネルおよびキャリア3のダウンリンクサブフレーム4内のダウンリンク共有チャネルを検出し、2つのDAIインデックスインジケータがそれぞれ1および3である場合に、UEが、検出の際に、そのDAIインデックスインジケータが2であるダウンリンクサブフレーム内のダウンリンク共有チャネルすなわち、キャリア2のダウンリンクサブフレーム4内のダウンリンク共有チャネルを見逃すと判定され得る。UEが、ダウンリンク共有チャネル上でダウンリンクデータを受信しないので、フィードバック情報のコードブックの生成中に、キャリア2のダウンリンクサブフレーム4内のダウンリンク共有チャネルに対応するフィードバック情報がNACK情報であると判定される。
しかし、UEは、2ビットのDAIインデックスインジケータに従って、4つの連続するダウンリンク共有チャネルが検出の際に見逃されることを発見することができない。たとえば、UEによって継続的に検出される2つのダウンリンク共有チャネルが属するダウンリンクサブフレームのDAIインデックスインジケータの値は、それぞれ2および3である。このケースでは、アクセスネットワークデバイスが、そのDAIインデックスインジケータの値がそれぞれ3、4、1、および2である別の4つのダウンリンクサブフレーム内でダウンリンク共有チャネルを実際にスケジューリングする場合であっても、UEによって検出されるDAIインデックスインジケータの値2および3が連続しているので、UEは、UEが検出の際にこれらのチャネルを見逃すことを発見することができない。一般に、UEが検出の際に4つのダウンリンク共有チャネルを継続的に見逃す確率は、相対的に低い。
さらに、UEが、検出の際に、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で最後の瞬間にダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる1つまたは複数のダウンリンク共有チャネルを見逃す場合に、UEは、DAIインデックスインジケータを使用することによって前述の状況を発見することができない。したがって、UEは、DAI総量インジケータおよびDAIインデックスインジケータを使用することによって、最後の複数のダウンリンク共有チャネルが検出の際に見逃されるかどうかを判定する必要がある。本発明のこの実施形態では、DAI総量インジケータの9つの値結果が、以下で提供される。以下の方法では、第1の情報は、
1、ダウンリンク共有チャネル、
2、ダウンリンク共有チャネル上のトランスポートブロック、および
3、ダウンリンク共有チャネルが属するダウンリンクキャリアのために構成された送信モードに対応するトランスポートブロック
という情報のうちの任意の1つとされ得る。
DAI総量インジケータの9つの値結果が、以下で提供される。
DAI総量インジケータの値結果1
リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
DAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの第1の値が、図6に示されており、DAIインデックスインジケータの値は、「/」の左側にあり、DAI総量インジケータの値は、「/」の右側にある。たとえば、キャリア1のダウンリンクサブフレーム4のDAIインデックスインジケータの値は1であり、DAI総量インジケータの値は2である。
図6では、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットが、キャリア1からキャリア10のダウンリンクサブフレーム4、5、6、および8を含み、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットが、キャリア1からキャリア7のダウンリンクサブフレーム4、キャリア1、キャリア3、およびキャリア5のダウンリンクサブフレーム5、キャリア1からキャリア6のダウンリンクサブフレーム6、ならびにキャリア1からキャリア5のダウンリンクサブフレーム8を含む例が、まだ使用される。図6では、左から右への4列が、ダウンリンクサブフレーム4、ダウンリンクサブフレーム5、ダウンリンクサブフレーム6、およびダウンリンクサブフレーム8を順次表し、上から下への10行が、キャリア1からキャリア10を順次表す。
図6では、ダウンリンクサブフレーム4に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の量が3であることを知ることができる。具体的には、キャリア1からキャリア7のダウンリンクサブフレーム4内でスケジューリングされる第1の情報の総量は、3であり、したがって、ダウンリンクサブフレーム4に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、3であることが理解され得る。ダウンリンクサブフレーム5に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、3である。ダウンリンクサブフレーム6に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、2である。ダウンリンクサブフレーム8に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、1である。
2ビットが、DAI総量インジケータにも使用される場合に、循環剰余演算も、DAI総量インジケータの実際の値に対して実行される必要があることにさらに留意されたい。循環剰余演算の式は、Y=(X−1) mod 4+1であり、Xは、DAI総量の実際の値であり、Yは、循環剰余演算の後に入手される値である。たとえば、キャリア1のダウンリンクサブフレーム4のDAI総量インジケータの値が9であると仮定すると、循環剰余演算の後に入手される値は、3である。
本発明のこの実施形態に関して、UEは、より完全なフィードバック情報のコードブックを復元するために、DAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの値結果1に従って、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報が検出の際に見逃されるかどうかを判定し得る。
DAI総量インジケータの値結果2
リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在の量と過去の量との和である。現在の量は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。過去の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号のサブフレーム瞬間の前のすべてのダウンリンクサブフレームのサブフレームシーケンス番号に別々に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
DAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの第2の値が、図7に示されており、DAIインデックスインジケータの値は、「/」の左側にあり、DAI総量インジケータの値は、「/」の右側にある。現在のサブフレームシーケンス番号が6である例を使用すると、サブフレームシーケンス番号6に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値が判定される時に、現在の量は、ダウンリンクサブフレーム6に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量であり、過去の量は、ダウンリンクサブフレーム4に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレームおよびダウンリンクサブフレーム5に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレーム4の瞬間の前に他のダウンリンクサブフレームが存在しないので、ダウンリンクサブフレーム4に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値が、ダウンリンクサブフレーム4に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量であることに留意されたい。
たとえば、ダウンリンクサブフレーム4に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量は、3であり、ダウンリンクサブフレーム5に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量は、3であり、ダウンリンクサブフレーム6に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量は、2であり、ダウンリンクサブフレーム8に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量は、1である。
さらに、DAI総量インジケータの値を判定する方法に従って知られ得るように、ダウンリンクサブフレーム4に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、3であり、ダウンリンクサブフレーム5に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、3+3=6であり、ダウンリンクサブフレーム6に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、3+3+2=8であり、ダウンリンクサブフレーム8に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、3+3+2+1=9である。
図7では、2ビットがDAI総量インジケータに使用される例も使用される。式Y=(X−1) mod 4+1が、DAI総量インジケータの実際の値に対して循環剰余演算を実行するのに使用される。このケースでは、Y4=3、Y5=(6−1) mod 4+1=2、Y6=(8−1) mod 4+1=4、およびY8=(9−1) mod 4+1=1である。
本発明のこの実施形態に関して、UEは、より完全なフィードバック情報のコードブックを復元するために、DAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの値結果1に従って、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の最後の瞬間にあるのではないダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報が検出の際に見逃されるかどうかを判定し得る。
DAI総量インジケータの値結果3
リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在の量と将来の量との和である。現在の量は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。将来の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号を有するサブフレームの次の瞬間のダウンリンクサブフレームのサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
DAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの第3の値が、図8に示されている。DAIインデックスインジケータの値は、「/」の左側にあり、DAI総量インジケータの値は、「/」の右側にある。現在のサブフレームシーケンス番号が6である例を使用すると、サブフレームシーケンス番号6に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値が判定される時に、現在の量は、ダウンリンクサブフレーム6に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。将来の量は、ダウンリンクサブフレーム8に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレーム8の瞬間の後に他のダウンリンクサブフレームが存在しないので、ダウンリンクサブフレーム8に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値が、ダウンリンクサブフレーム8に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量だけを含むことに留意されたい。
たとえば、ダウンリンクサブフレーム4に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量は、3であり、ダウンリンクサブフレーム5に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量は、3であり、ダウンリンクサブフレーム6に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量は、2であり、ダウンリンクサブフレーム8に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量は、1である。
さらに、DAI総量インジケータの値を判定する方法に従って知られ得るように、ダウンリンクサブフレーム4に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、3+3=6であり、ダウンリンクサブフレーム5に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、3+2=5であり、ダウンリンクサブフレーム6に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、2+1=3であり、ダウンリンクサブフレーム8に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、1である。
図8では、2ビットがDAI総量インジケータに使用される例も使用される。式Y=(X−1) mod 4+1が、DAI総量インジケータの実際の値に対して循環剰余演算を実行するのに使用される。このケースでは、Y4=(6−1) mod 4+1=2、Y5=(5−1) mod 4+1=1、Y6=3、およびY8=1である。
本発明のこの実施形態に関して、DAI総量インジケータの値結果3に従って、UEは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の最後の瞬間にあるのではないダウンリンクサブフレームに対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされた第1の情報が検出の際に見逃されることを発見し得るだけではなく、より完全なフィードバック情報のコードブックを復元するために、最後の瞬間にあるダウンリンクサブフレームに対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされた第1の情報が検出の際に見逃されることをも発見し得る。図8に関して、キャリア1からキャリア5のダウンリンクサブフレーム8内でスケジューリングされた第1の情報のすべてが、検出の際にUEによって見逃される場合に、UEは、ダウンリンクサブフレーム8に対応するDAI総量インジケータの値を入手することができない。UEが、第1の情報を検出することによって、ダウンリンクサブフレーム6に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる総量が2であるが、ダウンリンクサブフレーム6に対応する、UEによって受信されるDAI総量インジケータの値が3であると判定する時には、UEが、検出の際に1つのダウンリンクサブフレーム内で第1の情報を見逃すと推論され得る。すなわち、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の最後の瞬間にあるダウンリンクサブフレームに対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされた第1の情報が検出の際に見逃されると判定され得る。
DAI総量インジケータの値結果4
リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在の量、過去の量、および将来の量の和である。現在の量は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。過去の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号のサブフレーム瞬間の前のすべてのサブフレームシーケンス番号に別々に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。将来の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号を有するサブフレームの次の瞬間のダウンリンクサブフレームのサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
DAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの第4の値が、図9に示されている。DAIインデックスインジケータの値は、「/」の左側にあり、DAI総量インジケータの値は、「/」の右側にある。現在のサブフレームシーケンス番号が6である例を使用すると、サブフレームシーケンス番号6に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値が判定される時に、現在の量は、ダウンリンクサブフレーム6に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量であり、過去の量は、ダウンリンクサブフレーム4に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレームおよびダウンリンクサブフレーム5に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量であり、将来の量は、ダウンリンクサブフレーム7に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレーム4の瞬間の前に他のダウンリンクサブフレームが存在しないので、ダウンリンクサブフレーム4に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値が、ダウンリンクサブフレーム4に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量とダウンリンクサブフレーム5に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量との和であることに留意されたい。
さらに、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレーム8の瞬間の後に他のダウンリンクサブフレームが存在しないので、ダウンリンクサブフレーム8に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値が、ダウンリンクサブフレーム7に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量とダウンリンクサブフレーム8に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量との和である。
たとえば、ダウンリンクサブフレーム4に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量は、3であり、ダウンリンクサブフレーム5に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量は、3であり、ダウンリンクサブフレーム6に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量は、2であり、ダウンリンクサブフレーム8に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量は、1である。
さらに、DAI総量インジケータの値を判定する方法に従って知られ得るように、ダウンリンクサブフレーム4に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、3+3=6であり、ダウンリンクサブフレーム5に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、3+3+2=8であり、ダウンリンクサブフレーム6に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、3+2+1=6であり、ダウンリンクサブフレーム8に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、2+1=3である。
図9では、2ビットがDAI総量インジケータに使用される例も使用される。式Y=(X−1) mod 4+1が、DAI総量インジケータの実際の値に対して循環剰余演算を実行するのに使用される。このケースでは、Y4=(6−1) mod 4+1=2、Y5=(8−1) mod 4+1=4、Y6=(6−1) mod 4+1=2、およびY8=3である。
本発明のこの実施形態に関して、DAI総量インジケータの値が過去の量と将来の量との両方を含むので、UEは、DAI総量インジケータの値結果4に従って、より完全なフィードバック情報のコードブックを復元するために、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の最後の瞬間にあるのではないダウンリンクサブフレームに対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされた第1の情報が検出の際に見逃されることと、最後の瞬間にあるダウンリンクサブフレームに対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされた第1の情報が検出の際に見逃されることとを発見し得る。
DAI総量インジケータの前述の値結果1から4に従って、DAI総量インジケータの値が判定される時に、上で説明される第1の情報内に含まれるダウンリンク共有チャネルが、第2のダウンリンク共有チャネルを含むことも含まないこともあることに留意されたい。これは、本発明では限定されない。第2のダウンリンク共有チャネルが、リアルタイムでスケジューリングされるのではなく、データを送信する期間およびサブフレーム位置が事前に決定されるので、DAI総量インジケータがカウントされるかどうかは、結果に影響しない。
アクセスネットワークデバイスが、特殊なダウンリンク制御チャネルを使用することによってデータを送信する必要がある場合に、DAI総量インジケータの値が、特殊なダウンリンク制御チャネルの量をさらに含むことにさらに留意されたい。一般に、特殊なダウンリンク制御チャネルの量は1である。
本発明のこの実施形態で提供される別の実装方式では、DAI総量インジケータの値結果1または結果3が使用される時に、図10に示されているように、UEによって、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定する前述のステップ303は、具体的にはステップ3031として実施され得る。
3031 UEが、各ダウンリンクサブフレームの、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内のダウンリンクサブフレーム内でUEによって受信されたDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定する。
前述の結果1および結果3に関して、DAI総量インジケータの値が判定される時に過去の量が考慮されないので、UEは、各ダウンリンクサブフレームの、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内のダウンリンクサブフレーム内で受信されるDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定する必要がある。さらに、UEによってアクセスネットワークデバイスに送信されるACK/NACKコードブックは、結果1または結果3によってリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のいくつかのダウンリンクサブフレームに対応する。たとえば、UEが、検出の際にサブフレーム8内のすべてのPDCCHを見逃す場合に、UEは、サブフレーム4、5、および6に対応するACK/NACKコードブックを判定し、コードブックに対応するフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスにさらに送信し得る。
本発明のこの実施形態で提供される別の実装方式では、DAI総量インジケータの値結果2または値結果4が使用される時に、図11に示されているように、UEによって、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定する前述のステップ303は、具体的にはステップ3032として実施され得る。
3032 UEが、最後のダウンリンクサブフレームの、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内のダウンリンクサブフレーム内でUEによって受信されたDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定する。
前述の結果2および結果4に関して、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、ダウンリンクサブフレーム瞬間の前のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量を含む。したがって、UEは、最後に受信されたダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータだけに従って、フィードバック情報のコードブックを生成するために、第1の情報が検出の際に見逃されるかどうかを判定することができる。UEによってアクセスネットワークデバイスに送信されるACK/NACKコードブックは、結果2または結果4によってリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のいくつかのダウンリンクサブフレームに対応する。たとえば、UEが、検出の際にサブフレーム8内のすべてのPDCCHを見逃す場合に、UEは、サブフレーム4、5、および6に対応するACK/NACKコードブックを判定し、コードブックに対応するフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスにさらに送信し得る。
DAI総量インジケータの値結果5から8が、以下で説明され続ける。DAI総量インジケータの値結果5から8に関して、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットが、キャリア1からキャリア7のダウンリンクサブフレーム4、キャリア1、キャリア3、およびキャリア5のダウンリンクサブフレーム5、キャリア5およびキャリア6のダウンリンクサブフレーム6、ならびにキャリア1からキャリア8のダウンリンクサブフレーム8を含む例が、説明に使用される。
DAI総量インジケータの値結果5
リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の予め設定された順序で配置される最後の、最後から2番目の、…、および最後からX番目のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、それぞれプリセット値AX、AX-1、…、およびA1であり、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の他のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、すべてプリセット値A0に設定され、Xは、1より大きい自然数である。
DAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの第5の値が、図12に示されている。DAIインデックスインジケータの値は、「/」の左側にあり、DAI総量インジケータの値は、「/」の右側にある。図12では、X=4を例として使用すると、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で予め設定された順序で配置される最後のダウンリンクサブフレームから最後から4番目までに対応するDAI総量インジケータの値は、それぞれ4、3、2、および1である。リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の他のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、1である。
2ビットがDAI総量インジケータに使用される時に、Xは、一般に4にセットされる。このケースでは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で予め設定された順序で配置された最後のダウンリンクサブフレームから最後から4番目までに対応するDAI総量インジケータの値は、それぞれ4、3、2、および1またはそれぞれ1、2、3、および4である。あるいは、Xが、3にセットされ得、プリセット値A3、A2、A1は、それぞれ4、3、および2またはそれぞれ2、3、および4である。本発明のこの実施形態は、Xならびにプリセット値AX、AX-1、…、A1、およびA0の上にリストされた値に限定されず、Xならびにプリセット値AX、AX-1、…、A1、およびA0は、さらに、他のプリセット値とされ得る。
本発明のこの実施形態に関して、UEは、DAIインデックスインジケータに従って、検出の際のリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の後に続くサブフレーム以外のサブフレームの見逃しというエラーイベントを発見し得、DAI総量インジケータに従って、検出の際のリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の後に続くサブフレームの見逃しというエラーイベントを発見し得る。たとえば、UEが、検出の際にキャリア7のダウンリンクサブフレーム8を見逃し、キャリア6のダウンリンクサブフレーム8のDAI総量インジケータの値が2であることと、キャリア8のダウンリンクサブフレーム8のDAI総量インジケータの値が4であることとを検出する場合に、UEは、キャリア7のダウンリンクサブフレーム8に対応するフィードバック情報がNACK情報であると判定するために、アクセスネットワークデバイスがキャリア7のダウンリンクサブフレーム8をさらにスケジューリングするが、キャリア7のダウンリンクサブフレーム8が検出の際に見逃されると判定し得る。したがって、検出された第1の情報に対応するフィードバック情報の順序が、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従って判定され得、より完全なフィードバック情報のコードブックを復元するために、検出の際に見逃される第1の情報のフィードバック情報が判定される。
DAI総量インジケータの値結果6
リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームの中で第1の予め設定された順序で配置される最後の、最後から2番目の、…、および最後からX番目のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、それぞれプリセット値AX、AX-1、…、およびA1であり、同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームの他のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、すべてプリセット値A0に設定され、Xは、1より大きい自然数である。
DAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの第6の値が、図13に示されている。DAIインデックスインジケータの値は、「/」の左側にあり、DAI総量インジケータの値は、「/」の右側にある。図13では、X=4であり、第1の予め設定された順序がキャリアシーケンス番号の昇順である例が使用される。第1の順序組合せが、同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームを第1の予め設定された順序で配置することによって入手され、各ダウンリンクサブフレームに対応する第1の順序組合せ内の最後のダウンリンクサブフレームから最後から4番目までに対応するDAI総量インジケータの値が、それぞれ4、3、2、および1であることが、理解され得る。ダウンリンクサブフレーム5に対応する第1の順序組合せが、3つのみのキャリアのダウンリンクサブフレーム5を含むので、最後のダウンリンクサブフレームから最後から3番目までに対応するDAI総量インジケータの値は、それぞれ4、3、および2である。ダウンリンクサブフレーム6に対応する第1の順序組合せは、2つのみのキャリアのダウンリンクサブフレーム6を含む。したがって、キャリア6のダウンリンクサブフレーム6のDAI総量インジケータの値は、4であり、キャリア5のダウンリンクサブフレーム6のDAI総量インジケータの値は、5である。
さらに、同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームが第1の予め設定された順序で配置された後に、最後のダウンリンクサブフレームから最後からX番目まで以外のダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、1にセットされ得、または別の事前定義の値にセットされ得る。
本発明のこの実施形態に関して、UEは、DAIインデックスインジケータに従って、検出の際の、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の後に続くサブフレーム以外のサブフレームの見逃しというエラーイベントを発見し、第1の予め設定された順序で配置された、同一のシーケンス場号を有するダウンリンクサブフレームの最後の、最後から2番目の、…、および最後からX番目のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータに従って、検出の際の、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の後に続くサブフレームの見逃しというエラーイベントを発見し得る。したがって、より完全なフィードバック情報のコードブックが、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従って復元され得る。
図13では、UEが、検出の際にキャリア6からキャリア8のダウンリンクサブフレーム8を見逃すが、UEが、キャリア6のダウンリンクサブフレーム6に対応するDAI総量インジケータを受信すると仮定すると、UEが、DAI総量インジケータに従って、キャリア6のダウンリンクサブフレーム6のフィードバック情報のコードブックと、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレーム6の前のダウンリンクサブフレームのそれとを復元し、その後、これらのコードブックを基地局にフィードバックし、ダウンリンクサブフレーム8に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレームに対応するフィードバック情報のコードブックを一時的に破棄し得ることにさらに留意されたい。
DAI総量インジケータの値結果7
リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の各ダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、プリセットカウント方式での予め設定された順序の逆順でリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のサブフレームに対してカウントを実行することによって入手されるカウント値である。
プリセットカウント方式は、上昇するカウントまたは下降するカウントとし得る。
DAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの第7の値が、図14に示されている。DAIインデックスインジケータの値は、「/」の左側にあり、DAI総量インジケータの値は、「/」の右側にある。図14では、プリセットカウント方式が下降するカウントである例が使用される。予め設定された順序の前述の説明を参照すると、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の20個のダウンリンクサブフレームを予め設定された順序の逆順で配置した結果は、キャリア8のダウンリンクサブフレーム8、キャリア7のダウンリンクサブフレーム8、…、キャリア1のダウンリンクサブフレーム8、キャリア6のダウンリンクサブフレーム6、キャリア5のダウンリンクサブフレーム6、キャリア5のダウンリンクサブフレーム5、キャリア3のダウンリンクサブフレーム5、キャリア1のダウンリンクサブフレーム5、キャリア7のダウンリンクサブフレーム4、キャリア6のダウンリンクサブフレーム4、…、およびキャリア1のダウンリンクサブフレーム4である。
さらに、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の各ダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、前述の配置結果に従って各ダウンリンクサブフレームに対して下降するカウントを実行することによって入手されるカウント値である。すなわち、前述の順序では、キャリア8のダウンリンクサブフレーム8からキャリア1のダウンリンクサブフレーム4のDAI総量インジケータの値は、それぞれ、20、19、18、…、および1である。
2ビットがDAI総量インジケータに使用される時に、式Y=(X−1) mod 4+1が、DAI総量インジケータの実際の値に対して循環剰余演算を実行するのに使用される。循環剰余演算の後に入手される特定の値が、図14に示されている。
本発明のこの実施形態に関して、UEは、DAIインデックスインジケータに従って、検出の際の、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の後に続くサブフレーム以外のサブフレームの見逃しというエラーイベントを発見し得る。その後、上昇するカウントまたは下降するカウントが、DAI総量インジケータに基づいて、配置結果に従って予め設定された順序の逆順で最後のダウンリンクサブフレームから始まる。したがって、UEは、DAI総量インジケータに従って、検出の際のリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の後に続くサブフレームの見逃しというイベントを発見し得、または、検出の際の後に続くサブフレーム以外のサブフレームの見逃しというエラーイベントを発見する助けとなり得る。したがって、より完全なフィードバック情報のコードブックが、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従って復元され得る。
DAI総量インジケータの値結果8
第1の予め設定された順序の逆順で配置されるリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームの各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、プリセット値から開始して、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームに対するカウントを、プリセットカウント方式で第1の予め設定された順序の逆順で実行することによって入手されるカウント値である。
DAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの第8の値が、図15に示されている。DAIインデックスインジケータの値は、「/」の左側にあり、DAI総量インジケータの値は、「/」の右側にある。プリセットカウント方式が下降するカウントであり、第1の予め設定された順序の逆順がキャリアシーケンス番号の降順であり、プリセット値が8である例が使用される。リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、そのシーケンス番号が4であるダウンリンクサブフレームが、キャリアシーケンス番号の降順で配置される時に、ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、それぞれ8、7、6、5、4、3、および2である。2ビットがDAI総量インジケータに使用される時に、式Y=(X−1) mod 4+1が、DAI総量インジケータの実際の値に対して循環剰余演算を実行するのに使用され、循環剰余演算の後に入手される特定の値は、4、3、2、1、4、3、および2である。リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の、そのシーケンス番号が5、6、および8であるダウンリンクサブフレームの値は、具体的には図15に示されている。
DAI総量インジケータの値結果9
DAI総量インジケータは、HARQ−ACKコードブック内のビットの量を示すのに使用され、コードブックボリュームまたはコードブックサイズと呼ばれる場合もある。コードブックボリュームは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに対応するHARQ−ACK内のビットの量未満であるが、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームの量またはトランスポートブロックの量以上である。コードブックボリュームが、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームの量またはトランスポートブロックの量を超える時には、UEと基地局との両方が、少なくとも1つのNACKがコードブックの末尾でパディングされると判定する。パディングされるNACKの特定の量は、コードブック内のビットの事前に推定された量から、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内にあり、その中でダウンリンクデータが実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームの量またはトランスポートブロックの量を引いたものである。
たとえば、10個のキャリアがUEのために構成され、各キャリアがTDDアップリンク/ダウンリンク構成2を有し、アップリンクサブフレーム2が10個のキャリアのサブフレーム4、5、6、および8に対応する例が、まだ使用される。基地局が、サブフレーム4内でUEのためにダウンリンクデータをスケジューリングする時に、ダウンリンクデータがUEのために実際にスケジューリングされる、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内にあるダウンリンクサブフレームの量がXであることが、事前に推定され、Xは、次式[(X−1) mod 4]+1=2を満足する。次に、基地局は、サブフレーム5、6、および8内でUEのためのスケジューリングを実行する。しかし、最終的に、特定の理由から、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内にある、ダウンリンクデータが基地局によってUEのために実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームの量は、20である。前述の理由は、制御チャネル容量、別のUEの優先順位がそのUEのそれより高いか許可されないキャリア上でのスケジューリングがキャリア上の負荷にさらに依存するケースなどを含む。最終的に、実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームの量が20なので、事前推定を介して判定されるXの実際の値は、最終的に22であると判定され得る。したがって、このルールに従って、UEおよび基地局は、両方とも、このケースで、HARQ−ACKコードブックのコードブックボリュームが22ビットであり、22ビットの最初の20ビットの位置は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームに対応し、NACKが、最後の2ビットの位置にパディングされることを理解する。あるいは、基地局が、ダウンリンクデータがUEのために実際にスケジューリングされるリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームの量が16であると最終的に判定し、前述のXは、18として3理解され得、NACKが、HARQ−ACKコードブックの最後の2ビットの位置にパディングされる。この実施形態に関して、基地局は、HARQ−ACKコードブックのコードブックボリュームを事前に推定し得、その後、実際のスケジューリングがリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内でUEのために実行された後に、HARQ−ACKコードブック内で実際にスケジューリングされるダウンリンクデータに対応するHARQ−ACK内のビットの位置を最終的に判定し、別の位置でNACKパディング処理を実行し、その結果、スケジューリング予測問題が回避されるようになり、Xの前述の柔軟な解析が、スケジューリングされるサブフレームの量に対する制限を全く引き起こさなくなる。あるいは、N値は、UEのために実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームの量に関してさらに事前に構成され得、Nは1より大きい。その後、DAI総量インジケータは、前述のN値から、HARQ−ACKコードブックの現在のボリュームとして1つのボリュームを動的に選択するのに使用される。この解決策では、スケジューリング予測が必要ではないこともある。すなわち、コードブックボリュームは、NACKパディングを実行するために動的に選択される。しかし、この解決策は、動的に選択されるコードブックボリュームが判定された後に、実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームが、現在時刻のリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内でもはや任意に判定され得ないという理由から、前述の実施形態の方法ほど柔軟ではない。
本発明のこの実施形態に関して、UEは、DAIインデックスインジケータに従って、検出の際の、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の後に続くサブフレーム以外のサブフレームの見逃しというエラーイベントを発見し得る。DAI総量インジケータは、異なる瞬間にダウンリンクサブフレームのために独立にセットされる。同一の瞬間のダウンリンクサブフレームが、第1の順序の逆順で配置された後に、ダウンリンクサブフレームは、最後のダウンリンクサブフレームから開始して、配置結果に従ってカウントされる。すなわち、最後のダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値が、判定される。したがって、検出の際の後に続くサブフレームの見逃しというエラーイベントは、最後に受信されたダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値に従って発見され得る。結論として、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従って、完全なフィードバック情報のコードブックが復元され得、または、部分的なフィードバック情報のコードブックが復元され得る。
本発明のこの実施形態で提供されるフィードバック情報を送信する方法では、UEが、検出の際にいくつかのダウンリンク制御チャネルを見逃す場合であっても、UEは、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従って、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットに対応するフィードバック情報のコードブックを復元しまたは部分的なフィードバック情報のコードブックを復元することもできる。DAIインデックスインジケータとDAI総量インジケータとの両方が、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットに従って判定されるので、UEは、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従って、アクセスネットワークデバイスによって実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームに対応するフィードバック情報のコードブックを判定することだけを必要とし、スケジューリングされないダウンリンクサブフレーム内でNACKパディングを実行する必要がなく、これによって、アップリンクリソース利用を改善する。
UEによって判定されるフィードバック情報のコードブックが、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットに完全に対応するフィードバック情報のコードブックとされ得、または、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のいくつかのダウンリンクサブフレームに対応する対応するフィードバック情報のコードブックとされ得ることに留意されたい。たとえば、図13を参照すると、UEが、検出の際に、キャリア1からキャリア8のダウンリンクサブフレーム8内でスケジューリングされるダウンリンク制御チャネルを見逃す場合に、UEは、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従って、ダウンリンクサブフレーム4、5、および6に対応するフィードバック情報のコードブックを判定し、フィードバック情報のコードブックをアクセスネットワークデバイスに報告し得る。
UEは、部分的に過ぎないフィードバック情報のコードブックをアクセスネットワークデバイスに送信し得るが、アクセスネットワークデバイスは、部分的なフィードバック情報のコードブックがどのダウンリンクサブフレームに具体的に対応するのかを知らない。アクセスネットワークデバイスが、ブラインド検出のプロセスでUEによって送信されたフィードバック情報のコードブックを確認することを便利にするために、アクセスネットワークデバイスが復号の後のCRC検査によってUEによってフィードバックされた異なるコードブックを確認し得るようにするために、コードブックに従ってフィードバック情報に対してチャネルコーディングを実行する前に、UEは、フィードバック情報のコードブックにCRCビットを追加する必要がある。
アクセスネットワークデバイスがブラインド検出を実行するのを防ぐために、本発明のこの実施形態で提供される別の実装方式では、図16に示されているように、UEによって、アップリンクサブフレーム内の物理リソースを使用することによって、マッピングされたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信する前述のステップ403は、具体的にはステップ4031からステップ4033として実施され得る。
4031 UEが、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内で受信された少なくとも2つのダウンリンクサブフレームと物理リソースの少なくとも2つの候補パラメータとの間の対応を入手し、候補パラメータは、DMRS(Demodulation Reference Signal、復調基準信号)部分のシーケンスおよび/または物理リソースの情報部分のシーケンスである。
DMRS部分のシーケンスは、アップリンク制御チャネルのDMRS時間領域シンボル上のDMRS部分のシーケンスとされ得る。情報部分のシーケンスは、アップリンク制御チャネル上でフィードバック情報を送信するための時間領域シンボル上の拡散シーケンスとされ得る。
4032 UEが、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内で検出された最後のダウンリンクサブフレームに対応する第1のパラメータを判定する。
第1のパラメータは、前述のステップ4031で判定される少なくとも2つの候補パラメータのうちの1つである。
アクセスネットワークデバイスがリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームだけをスケジューリングするので、UEによって検出される最後のダウンリンクサブフレームが、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットに属することに留意されたい。
4033 UEが、物理リソース上で、第1のパラメータに従って、マッピングされたフィードバック情報を送信する。
本発明のこの実施形態で提供されるフィードバック情報を送信する方法では、UEが、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報をアップリンクサブフレーム内でアクセスネットワークデバイスに送信する時に、UEは、まず、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内で検出された最後のダウンリンクサブフレームに対応する第1のパラメータを判定し、その後、物理リソース上で、第1のパラメータに従って、マッピングされたフィードバック情報を送信し、その結果、アクセスネットワークデバイスは、第1のパラメータを使用することによって、UEによって送信されたフィードバック情報に対応するダウンリンクサブフレームを知るようになり、これによって、これらのダウンリンクサブフレームに対応するフィードバック情報のコードブックを復号する。
本発明のこの実施形態は、アクセスネットワークデバイスがブラインド検出を実行するのを防ぐために、別の実装方式をさらに提供する。図17に示されているように、UEによって、アップリンクサブフレーム内の物理リソースを使用することによって、マッピングされたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信する前述のステップ403は、具体的にはステップ4034として実施され得る。
4034 UEが、アップリンクサブフレーム内の物理リソースを使用することによって、ディスプレイシグナリングおよびマッピングされたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信する。
ディスプレイシグナリングは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内でUEによって検出された最後のダウンリンクサブフレームをアクセスネットワークデバイスに示すのに使用される。
UEが、ディスプレイシグナリングをアクセスネットワークデバイスに送信し、その結果、アクセスネットワークデバイスが、受信されたフィードバック情報に対応するダウンリンクサブフレームを判定し、これらのダウンリンクサブフレームに対応するフィードバック情報をさらに復号し得るようになることが理解され得る。したがって、UEが、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのダウンリンクサブフレームに対応するフィードバック情報のコードブックをフィードバックするのではない場合であっても、受信されたフィードバック情報に対してアクセスネットワークデバイスによって実行される復号は、影響を受けない。
本発明のこの実施形態は、別の実装方式をさらに提供する。具体的には、アクセスネットワークデバイスは、ディスプレイシグナリングを使用することによって、たとえばPUSCHをスケジューリングするPDCCH内のUL_DAIフィールドなどのフィールドを使用することによって、最後の現在スケジューリングされているサブフレームのシーケンス番号についてUEに通知する。UEによって受信される最後のサブフレームのシーケンス番号と、ディスプレイシグナリングを使用することによって通知されるサブフレームのシーケンス番号とが一貫する場合に、UEは、前述の実施形態の方法に従ってフィードバック情報を送信する。シーケンス番号が一貫しない場合には、UEは、フィードバック情報を送信しなくてもよい。アクセスネットワークデバイスは、フィードバック情報の物理リソースに対してエネルギー検出を実行することによって、UEがフィードバック情報を送信するかどうかを判定し得る。
アップリンクリソース利用を改善するために、本発明の実施形態は、フィードバック情報を受信する方法をさらに提供する。この方法は、アクセスネットワークデバイスに適用される。アクセスネットワークデバイスは、基地局とされ得る。前述の実施形態の内容と同一のこの実施形態の内容に関して、前述の説明を参照されたく、詳細は、この実施形態ではもはや説明されないことに留意されたい。図18に示されているように、この方法は、以下のステップを含む。
1801 アクセスネットワークデバイスが、ダウンリンク共有チャネルを使用することによってUEにダウンリンクデータを送信し、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされるダウンリンク制御チャネルを使用することによってDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータをUEに送信し、その結果、UEが、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定するようになる。
1802 アクセスネットワークデバイスが、アップリンクサブフレーム内で、UEによって送信される、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報を受信する。
フィードバック情報のコードブックが、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応するので、アクセスネットワークデバイスが、実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームのみの中のダウンリンクデータチャネルのACK情報またはNACK情報を受信することができ、スケジューリングされないダウンリンクサブフレーム内のダウンリンクデータチャネルに対応するフィードバック情報を受信する必要がない、すなわち、NACKパディングは、スケジューリングされないダウンリンクサブフレーム内で実行されないことに留意されたい。
アップリンクサブフレームと事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットとの間に1対1対応があり、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットが事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに属するので、このステップで、アクセスネットワークデバイスが、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットに対応するアップリンクサブフレーム内でリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットに対応するフィードバック情報を受信する必要があることが、理解され得る。
たとえば、アップリンクサブフレーム2は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット1に対応し、アップリンクサブフレーム7は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット2に対応する。このケースでは、アクセスネットワークデバイスは、アップリンクサブフレーム2内でリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット1に対応するフィードバック情報を受信し、アップリンクサブフレーム7内でリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット2に対応するフィードバック情報を受信する必要がある。
別の実装方式では、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKを含み、または、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKおよび少なくとも1つのパディングビットを含み、パディングビットは、プリセット値、たとえばNACKとされ得る。しかし、パディングNACKが含まれるかどうかにかかわりなく、HARQ−ACKコードブック内のビットの量は、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに対応するHARQ−ACK内のビットの量未満である必要があることに留意されたい。任意選択で、パディングビットは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACK内のビットの位置の後に配置され得る。リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、アクセスネットワークデバイスによって実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームからなるセットであり、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに属する。この実施形態では、基地局がダウンリンクサブフレーム内でダウンリンクデータをスケジューリングする時に、基地局が、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内にあり、その中でダウンリンクデータがUEのために実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームの量を正確に判定できないことがあり得る。したがって、このケースでは、1つのHARQ−ACKコードブック内のビットの量は、事前に推定され得る。リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内にあり、その中でダウンリンクデータが実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームの量が、最終的に、コードブック内のビットの事前に推定された量未満である時に、UEと基地局との両方は、少なくとも1つのNACKがコードブックの末尾でパディングされると判定する。パディングされるNACKの特定の量は、コードブック内のビットの事前に推定された量から、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内にあり、その中でダウンリンクデータが実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームの量またはダウンリンクサブフレーム内のトランスポートブロックの量を引いたものである。
本発明のこの実施形態で提供されるフィードバック情報を受信する方法では、アクセスネットワークデバイスは、ダウンリンク共有チャネルを使用することによってUEにダウンリンクデータを送信し、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされるダウンリンク制御チャネルを使用することによってDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータをUEに送信し、その結果、UEが、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定するようになる。その後、アクセスネットワークデバイスは、アップリンクサブフレーム内で、UEによって送信される、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報を受信する。事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに従ってフィードバック情報を符号化するために大量のNACKがパディングされる必要があり、低いアップリンクリソース利用を引き起こす従来技術と比較して、本発明では、アクセスネットワークデバイスが、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータをUEに送信した後に、チャネルコーディングが、フィードバック情報のコードブックに従って、受信されたフィードバック情報に対して実行され、フィードバック情報のコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応する。したがって、アクセスネットワークデバイスは、実際にスケジューリングされたダウンリンクサブフレームのみの中のダウンリンク共有チャネルに対応するフィードバック情報を受信する必要があり、スケジューリングされないダウンリンクサブフレーム内でNACKパディングを実行する必要はない。したがって、アップリンクリソースは占有されず、これによってアップリンクリソース利用を改善する。
前述の説明に関して、ダウンリンク共有チャネルが第1のダウンリンクチャネルおよび第2のダウンリンク共有チャネルを含むケースが存在するので、SPS機構がアクティブ化された後に、アクセスネットワークデバイスは、第2のダウンリンク共有チャネルを使用することによってダウンリンクデータを周期的に送信する。実際のケースに従ってSPS機構をディスエーブルするために、本発明のこの実施形態で提供される別の実装方式では、アクセスネットワークデバイスが第2のダウンリンク共有チャネルを使用することによってダウンリンクデータを周期的に送信するプロセスにおいて、アクセスネットワークデバイスは、さらに、特殊なダウンリンク制御チャネルをスケジューリングする必要がある。特殊なダウンリンク制御チャネルは、第2のダウンリンク共有チャネルを使用することによるダウンリンクデータの送出をアクセスネットワークデバイスが終了することを可能にするのに使用される。
アクセスネットワークデバイスが特殊なダウンリンク制御チャネルをスケジューリングする場合に、特殊なダウンリンク制御チャネルのACK情報またはNACK情報が、さらに、受信される必要があることに留意されたい。したがって、アクセスネットワークデバイスがダウンリンク制御チャネルをスケジューリングする時に、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、特殊なダウンリンク制御チャネルのダウンリンクサブフレームをさらに含む。
図18に示された方法手順に関して、フィードバック情報を受信する時に、アクセスネットワークデバイスは、UEに関して、フィードバック情報を搬送するのに使用される物理リソースを指定する必要がある。したがって、本発明のこの実施形態で提供される別の実装方式では、図19に示されているように、アクセスネットワークデバイスによって、アップリンクサブフレーム内で、UEによって送信される、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報を受信する前述のステップ1802は、具体的にはステップ1803およびステップ1804として実施され得る。
1803 アクセスネットワークデバイスが、リソースインジケータ情報をUEに送信し、リソースインジケータ情報は、フィードバック情報を搬送するのに使用される物理リソースを示すのに使用される。
アクセスネットワークデバイスは、まず上位レイヤシグナリング、たとえばRRCシグナリングをUEに送信し、RRCシグナリングは、アクセスネットワークデバイスによってUEのために構成されたPUCCHリソースセットを含み、PUCCHリソースセットは、少なくとも2つのPUCCHリソースを含む。PUCCHリソースセット内のPUCCHは、同一のフォーマットを有し得、または少なくとも2つのPUCCHフォーマットを含み得る。リソースインジケータ情報は、UEがPUCCHリソースセットについて知らされた後に送信され、その結果、UEは、PUCCHリソースセットから、フィードバック情報を搬送するのに使用される物理リソースを判定できるようになる。
1804 アクセスネットワークデバイスが、アップリンクサブフレーム内の物理リソース内で、物理リソースにマッピングされたフィードバック情報を受信する。
前述のステップ1801でアクセスネットワークデバイスによってUEに送信されるDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータは、以下で説明される。本発明のこの実施形態は、DAIインデックスインジケータの値をセットする方法およびDAI総量インジケータの値をセットする8つの方法を提供し、これらの方法は、以下で添付図面を参照して1つずつ説明される。
DAIインデックスインジケータの値
リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の各ダウンリンクサブフレームに対応するDAIインデックスインジケータの値は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のサブフレームに対して予め設定された順序で累積カウントを実行することによって入手されるカウント値である。
予め設定された順序に関しては、前述の説明を参照されたい。
DAIインデックスインジケータの値の概略図が、図5に示されている。前述の実施形態で、図5のDAIインデックスインジケータが既に説明され、詳細は、もはや本明細書では説明されない。
本発明のこの実施形態に関して、基地局が、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームごとにDAIインデックスインジケータをセットし、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームの間の関係が、DAIインデックスインジケータの値に従って判定され得るので、DAIインデックスインジケータは、UEが、いくつかの実際にスケジューリングされたダウンリンク共有チャネルが検出の際に見逃されるかどうかを判定するための基礎として使用され得る。
アクセスネットワークデバイスがDAIインデックスインジケータをUEに送信した後に、UEは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の最後のまたは複数の最後のダウンリンクサブフレーム内のダウンリンク共有チャネルが検出の際に見逃されることをそれでも発見できず、UEは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の4つの連続するダウンリンクサブフレーム内のダウンリンク共有チャネルが検出の際に見逃されることをも発見できないことに留意されたい。したがって、DAI総量インジケータが、さらにセットされる必要があり、DAI総量インジケータが、UEに供給される必要があり、その結果、UEが、より完全なフィードバック情報をフィードバックするために、より多くのダウンリンク共有チャネルが検出の際に見逃されることを発見できるようになる。
本発明のこの実施形態で提供されるDAI総量インジケータの値をセットする以下の8つの方法において、第1の情報に関して、前述の説明を参照されたいことに、前もって留意されたい。
さらに、DAI総量インジケータの値をセットする8つの方法が説明される。
DAI総量インジケータをセットする方法1
リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
DAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの第1の値が、図6に示されている。図6のDAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの値は、前述の実施形態で既に説明され、詳細は、もはや本明細書では説明されない。
本発明のこの実施形態に関して、アクセスネットワークデバイスがDAI総量インジケータをセットする方法1に従ってDAI総量インジケータの値をセットする時には、現在のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の量だけが、考慮される必要があり、現在のサブフレーム瞬間の次の瞬間のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の量は、もはや予測される必要がない。したがって、この方法では、アクセスネットワークデバイスは、スケジューリング中に次の瞬間のダウンリンクサブフレームに関する予測を実行する必要がなく、DAI総量インジケータの値をセットすることの複雑さは、低い。さらに、DAI総量インジケータをセットする方法1に従ってセットされるDAI総量インジケータの値を使用することによって、UEは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報が検出の際に見逃されるかどうかを判定することができ、その結果、アクセスネットワークデバイスは、UEによってフィードバックされたより完全なフィードバック情報を受信できるようになる。
DAI総量インジケータをセットする方法2
リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在の量と過去の量との和である。現在の量は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。過去の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号のサブフレーム瞬間の前のすべてのダウンリンクサブフレームのサブフレームシーケンス番号に別々に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
DAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの第2の値が、図7に示されている。図7のDAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの値は、前述の実施形態で既に説明され、詳細は、もはや本明細書では説明されない。
本発明のこの実施形態に関して、アクセスネットワークデバイスがDAI総量インジケータをセットする方法2に従ってDAI総量インジケータの値をセットする時に、現在の瞬間のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の量およびリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレーム瞬間の前のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の量だけが、考慮される必要があり、現在のサブフレーム瞬間の次の瞬間のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の量は、予測される必要がない。したがって、この方法では、アクセスネットワークデバイスは、スケジューリング中に次のダウンリンクサブフレームに関する予測を実行する必要がなく、DAI総量インジケータの値をセットすることの複雑さは、低い。さらに、DAI総量インジケータをセットする方法2に従ってセットされるDAI総量インジケータの値を使用することによって、UEは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報が検出の際に見逃されるかどうかを判定することができ、その結果、アクセスネットワークデバイスは、UEによってフィードバックされたより完全なフィードバック情報を受信できるようになる。
DAI総量インジケータをセットする方法3
リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在の量と将来の量との和である。現在の量は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。将来の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号を有するサブフレームの次の瞬間のダウンリンクサブフレームのサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
DAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの第3の値が、図8に示されている。図8のDAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの値は、前述の実施形態で既に説明され、詳細は、もはや本明細書では説明されない。
本発明のこの実施形態に関して、アクセスネットワークデバイスが、DAI総量インジケータをセットする方法3に従ってセットされるDAI総量インジケータの値をUEに送信した後に、UEは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の最後の瞬間にあるのではないダウンリンクサブフレームに対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報が検出の際に見逃されることを発見し、最後の瞬間のダウンリンクサブフレームに対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報が検出の際に見逃されることを発見し得、その結果、アクセスネットワークデバイスは、UEによってフィードバックされたより完全なフィードバック情報を受信できるようになる。
DAI総量インジケータをセットする方法4
リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内で、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、現在の量、過去の量、および将来の量の和である。現在の量は、現在のサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。過去の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号のサブフレーム瞬間の前のすべてのサブフレームシーケンス番号に別々に対応する第1の順序組合せ内の各ダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。将来の量は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の現在のサブフレームシーケンス番号を有するサブフレームの次の瞬間のダウンリンクサブフレームのサブフレームシーケンス番号に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報の総量である。
DAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの第4の値が、図9に示されている。図9のDAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの値は、前述の実施形態で既に説明され、詳細は、もはや本明細書では説明されない。
本発明のこの実施形態に関して、DAI総量インジケータの値が、過去の量と将来の量との両方を含むので、アクセスネットワークデバイスが、DAI総量インジケータをセットする方法4に従ってセットされるDAI総量インジケータの値をUEに送信した後に、UEは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の最後の瞬間にあるのではないダウンリンクサブフレームに対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報が検出の際に見逃されることを発見し、最後の瞬間のダウンリンクサブフレームに対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされる第1の情報が検出の際に見逃されることを発見することができ、その結果、アクセスネットワークデバイスは、UEによってフィードバックされたより完全なフィードバック情報を受信できるようになる。
DAI総量インジケータをセットする前述のセット方法1から4で、DAI総量インジケータの値が判定される時に、上で説明される第1の情報内に含まれるダウンリンク共有チャネルが、第2のダウンリンク共有チャネルを含むことも含まないこともあることに留意されたい。これは、本発明では限定されない。第2のダウンリンク共有チャネルが、リアルタイムでスケジューリングされるのではなく、データを送信する期間およびサブフレーム位置が事前に決定されるので、DAI総量インジケータがカウントされるかどうかは、結果に影響しない。
アクセスネットワークデバイスが、特殊なダウンリンク制御チャネルを使用することによってデータを送信する必要がある場合に、DAI総量インジケータの値が、特殊なダウンリンク制御チャネルの量をさらに含むことにさらに留意されたい。一般に、特殊なダウンリンク制御チャネルの量は1である。
DAI総量インジケータをセットする方法5
リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の予め設定された順序で配置される最後の、最後から2番目の、…、および最後からX番目のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、それぞれプリセット値AX、AX-1、…、およびA1であり、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の他のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、すべてプリセット値A0に設定され、Xは、1より大きい自然数である。
DAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの第5の値が、図12に示されている。図12のDAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの値は、前述の実施形態で既に説明され、詳細は、もはや本明細書では説明されない。
本発明のこの実施形態に関して、アクセスネットワークデバイスが、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータをセットする方法5に従ってセットされたDAI総量インジケータの値をUEに送信した後に、UEは、DAIインデックスインジケータに従って、検出の際のリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の後に続くサブフレーム以外のサブフレームの見逃しというエラーイベントを発見することができ、DAI総量インジケータに従って、検出の際のリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の後に続くサブフレームの見逃しというエラーイベントを発見することができる。したがって、UEは、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従って、検出された第1の情報に対応するフィードバック情報の順序を判定し、検出の際に見逃される第1の情報のフィードバック情報を判定する。さらに、より完全なフィードバック情報のコードブックが復元され、アクセスネットワークデバイスは、より完全なフィードバック情報を受信することができる。
DAI総量インジケータをセットする方法6
リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームの中で第1の予め設定された順序で配置される最後の、最後から2番目の、…、および最後からX番目のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、それぞれプリセット値AX、AX-1、…、およびA1であり、同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームの他のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、すべてプリセット値A0に設定され、Xは、1より大きい自然数である。
DAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの第6の値が、図13に示されている。図13のDAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの値は、前述の実施形態で既に説明され、詳細は、もはや本明細書では説明されない。
本発明のこの実施形態に関して、アクセスネットワークデバイスが、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータをセットする方法6に従ってセットされたDAI総量インジケータの値をUEに送信した後に、UEは、DAIインデックスインジケータに従って、検出の際の、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の後に続くサブフレーム以外のサブフレームの見逃しというエラーイベントを発見し、第1の予め設定された順序で配置された、同一のシーケンス場号を有するダウンリンクサブフレームの最後の、最後から2番目の、…、および最後からX番目のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータに従って、検出の際の、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の後に続くサブフレームの見逃しというエラーイベントを発見することができる。したがって、より完全なフィードバック情報のコードブックが、復元され得、アクセスネットワークデバイスは、より完全なフィードバック情報を受信することができる。
図13では、UEが、検出の際にキャリア6からキャリア8のダウンリンクサブフレーム8を見逃すが、UEが、キャリア6のダウンリンクサブフレーム6に対応するDAI総量インジケータを受信すると仮定すると、UEが、DAI総量インジケータに従って、キャリア6のダウンリンクサブフレーム6のフィードバック情報のコードブックと、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレーム6の前のダウンリンクサブフレームのそれとを復元し、その後、これらのコードブックを基地局にフィードバックし、ダウンリンクサブフレーム8に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレームに対応するフィードバック情報のコードブックを一時的に破棄し得ることにさらに留意されたい。したがって、アクセスネットワークデバイスは、ダウンリンクサブフレーム8に対応する第1の順序組合せ内のダウンリンクサブフレームに対応するフィードバック情報のコードブックの受信に失敗することがある。
DAI総量インジケータをセットする方法7
リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の各ダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、プリセットカウント方式での予め設定された順序の逆順でリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のサブフレームに対してカウントを実行することによって入手されるカウント値である。
プリセットカウント方式は、上昇するカウントまたは下降するカウントとし得る。
DAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの第7の値が、図14に示されている。図14のDAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの値は、前述の実施形態で既に説明され、詳細は、もはや本明細書では説明されない。
本発明のこの実施形態に関して、アクセスネットワークデバイスが、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータをセットする方法7に従ってセットされるDAI総量インジケータの値をUEに送信した後に、UEは、DAIインデックスインジケータに従って、検出の際の、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の後に続くサブフレーム以外のサブフレームの見逃しというエラーイベントを発見することができる。その後、上昇するカウントまたは下降するカウントが、DAI総量インジケータに基づいて、配置結果に従って予め設定された順序の逆順で最後のダウンリンクサブフレームから始まる。したがって、UEは、DAI総量インジケータに従って、検出の際のリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の後に続くサブフレームの見逃しというイベントを発見し得、または、検出の際の後に続くサブフレーム以外のサブフレームの見逃しというエラーイベントを発見する助けとなり得る。さらに、より完全なフィードバック情報のコードブックが、復元され、アクセスネットワークデバイスは、より完全なフィードバック情報を受信することができる。
DAI総量インジケータをセットする方法8
第1の予め設定された順序の逆順で配置されるリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームの各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、プリセット値から開始して、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームに対するカウントを、プリセットカウント方式で第1の予め設定された順序の逆順で実行することによって入手されるカウント値である。
DAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの第8の値が、図15に示されている。図15のDAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの値は、前述の実施形態で既に説明され、詳細は、もはや本明細書では説明されない。
DAI総量インジケータの値結果9
DAI総量インジケータは、HARQ−ACKコードブック内のビットの量を示すのに使用され、コードブックボリュームまたはコードブックサイズと呼ばれることもある。コードブックボリュームは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに対応するHARQ−ACK内のビットの量未満であるが、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームの量またはトランスポートブロックの量以上である。コードブックボリュームが、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームの量またはトランスポートブロックの量を超える時には、UEと基地局との両方が、少なくとも1つのNACKがコードブックの末尾でパディングされると判定する。パディングされるNACKの特定の量は、コードブック内のビットの事前に推定された量から、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内にあり、その中でダウンリンクデータが実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームの量またはトランスポートブロックの量を引いたものである。具体的には、この解決策は、前述の実施形態で既に説明され、詳細は、もはや本明細書では説明されない。
本発明のこの実施形態に関して、アクセスネットワークデバイスが、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータをセットする方法8に従ってセットされるDAI総量インジケータの値をUEに送信した後に、UEは、DAIインデックスインジケータに従って、検出の際の、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の後に続くサブフレーム以外のサブフレームの見逃しというエラーイベントを発見することができる。DAI総量インジケータは、異なる瞬間にダウンリンクサブフレームのために独立にセットされる。同一の瞬間のダウンリンクサブフレームが、第1の順序の逆順で配置された後に、ダウンリンクサブフレームは、最後のダウンリンクサブフレームから開始して、配置結果に従ってカウントされる。すなわち、最後のダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値が、判定される。したがって、検出の際の後に続くサブフレームの見逃しというエラーイベントは、最後に受信されたダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値に従って発見され得る。結論として、アクセスネットワークデバイスは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのダウンリンクサブフレームに対応するフィードバック情報を受信し得、またはリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のいくつかのダウンリンクサブフレームに対応するフィードバック情報を受信し得る。
本発明のこの実施形態で提供されるフィードバック情報を受信する方法では、アクセスネットワークデバイスは、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータをUEに送信し、その結果、UEは、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従って、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットに対応するフィードバック情報のコードブックを復元し、または部分的なフィードバック情報のコードブックを復元するようになる。DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータが、両方ともリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットに従って判定されるので、アクセスネットワークデバイスは、アップリンクサブフレーム内で、アクセスネットワークデバイスによって実際にスケジューリングされたダウンリンクサブフレームに対応するフィードバック情報を受信することだけが必要であり、スケジューリングされないダウンリンクサブフレーム内でNACKパディングを実行せず、これによってアップリンクリソース利用を改善する。
アクセスネットワークデバイスが、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのダウンリンクサブフレームに対応するフィードバック情報を受信し得、またはリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のいくつかのダウンリンクサブフレームに対応するフィードバック情報を受信し得ることに留意されたい。
アクセスネットワークデバイスが、受信されたフィードバック情報がリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのダウンリンクサブフレームまたはいくつかのダウンリンクサブフレームのどちらに対応するのかを判定することを可能にするために、本発明のこの実施形態の実装方式では、アクセスネットワークデバイスによって、アップリンクサブフレーム内で、UEによって送信される、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報を受信する前述のステップ1802の後に、この方法は、フィードバック情報のコードブックを入手するために、アクセスネットワークデバイスによって、受信された符号化されたフィードバック情報を復号することをさらに含む。具体的には、アクセスネットワークデバイスは、少なくとも2つの仮定条件に基づいて、受信された符号化されたフィードバック情報を復号する。各仮定条件では、アクセスネットワークデバイスは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内でUEによって受信される最後のダウンリンクサブフレームが、異なるダウンリンクサブフレームであると仮定する。異なるダウンリンクサブフレームに関して、以下の2つの実装方式が、含まれ得る。
第1の実装方式では、図6を例として使用すると、アクセスネットワークデバイスは、UEによって受信された最後のダウンリンクサブフレームが、サブフレームシーケンス番号に関すると仮定する。たとえば、第1の仮定では、アクセスネットワークデバイスは、UEが、サブフレームシーケンス番号8の少なくとも1つのダウンリンクサブフレームを受信すると仮定し、このケースでは、アクセスネットワークデバイスは、サブフレーム8が、UEのためにアクセスネットワークデバイスによってスケジューリングされるリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の最後のサブフレームであることをはっきりと知る。したがって、このケースでは、アクセスネットワークデバイスは、復号を実行するためにすべてのサブフレームのコードブックを仮定する、すなわち、復号を実行するために21ビットのコードブックボリュームを仮定する。第2の仮定では、アクセスネットワークデバイスは、UEによって受信された最後のサブフレームのサブフレームシーケンス番号が6であると仮定する。したがって、このケースでは、アクセスネットワークデバイスは、UEが検出の際にサブフレームシーケンス番号8内のすべてのPDCCHを見逃すと仮定し、UEがサブフレームシーケンス番号6の少なくとも1つのダウンリンクサブフレームを受信すると仮定する。したがって、このケースでは、アクセスネットワークデバイスは、復号を実行するためにいくつかのサブフレームのコードブックを仮定する、すなわち、復号を実行するために16ビットのコードブックボリュームを仮定する。このケースでは、入手されるコードブックは、サブフレーム8を除外されたサブフレーム4、5、および6に対応する。
第2の実装方式では、図12を例として使用すると、アクセスネットワークデバイスは、UEによって受信される最後のダウンリンクサブフレームが特定のダウンリンクサブフレームに関すると仮定する。たとえば、このケースでは、同一のサブフレームシーケンス番号を有する異なるサブフレームが含まれる。たとえば、図12では、第1の仮定で、アクセスネットワークデバイスは、UEが、サブフレームシーケンス番号8の、そのDAI総量インジケータが2、3、および4である少なくとも1つのダウンリンクサブフレームを受信すると仮定する。したがって、このケースでは、アクセスネットワークデバイスは、復号を実行するためにすべてのサブフレームのコードブックを仮定する、すなわち、復号を実行するために20ビットのコードブックボリュームを仮定する。第2の仮定では、アクセスネットワークデバイスは、UEが、キャリア1から5の、そのサブフレームシーケンス番号が8であるダウンリンクサブフレーム8を受信すると仮定し、UEが、検出の際にそのDAI総量インジケータが2、3、および4である、サブフレームシーケンス番号8のすべてのPDCCHを見逃すと仮定する。したがって、このケースでは、アクセスネットワークデバイスは、復号を実行するためにいくつかのサブフレームのコードブックを仮定する、すなわち、復号を実行するために17ビットのコードブックボリュームを仮定する。
アクセスネットワークデバイスが、受信されたフィードバック情報がリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのダウンリンクサブフレームまたはいくつかのダウンリンクサブフレームのどちらに対応するのかを判定することを可能にするために、本発明のこの実施形態の別の実装方式では、図20に示されているように、アクセスネットワークデバイスによって、アップリンクサブフレーム内の物理リソース内で、物理リソースにマッピングされたフィードバック情報を受信する前述のステップ1804の後に、この方法は、以下のステップをさらに含む。
2001 アクセスネットワークデバイスが、アップリンクサブフレーム内の第1のパラメータを検出し、第1のパラメータは、復調基準信号DMRS部分のシーケンスおよび/または物理リソースの情報部分のシーケンスである。
DMRS部分のシーケンスは、アップリンク制御チャネルのDMRS時間領域シンボル上のDMRS部分のシーケンスとされ得る。情報部分のシーケンスは、アップリンク制御チャネル上でフィードバック情報を送信するための時間領域シンボル上の拡散シーケンスとされ得る。
2002 アクセスネットワークデバイスが、第1のパラメータに従って、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内でUEによって受信される最後のダウンリンクサブフレームを判定する
2003 アクセスネットワークデバイスが、最後のダウンリンクサブフレームに従って、フィードバック情報のコードブックがリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応すると判定する。
ステップ2002で、UEによって受信された最後のダウンリンクサブフレームが、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の最後のダウンリンクサブフレームであると判定される場合に、それは、アクセスネットワークデバイスによって受信されるフィードバック情報が、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の最後のダウンリンクサブフレームに対応するフィードバック情報を含むことを示すことに留意されたい。リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の最後の瞬間にあるダウンリンクサブフレーム以外のダウンリンクサブフレームが検出の際に見逃される場合に、UEは、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってその状況を発見し、NACK情報をフィードバックし得る。したがって、アクセスネットワークデバイスは、受信されたフィードバック情報がリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の最後のダウンリンクサブフレームを含むかどうかを判定することによって、受信されたフィードバック情報が、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのダウンリンクサブフレームに対応するのか、またはリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のいくつかのダウンリンクサブフレームに対応するのかを判定し得る。
本発明のこの実施形態で提供されるフィードバック情報を受信する方法では、アクセスネットワークデバイスは、第1のパラメータを使用することによって、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内でUEによって受信される最後のダウンリンクサブフレームを判定し、最後のダウンリンクサブフレームを使用することによって、受信されたフィードバック情報が、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのダウンリンクサブフレームに対応するのか、またはリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のいくつかのダウンリンクサブフレームに対応するのかをさらに判定する。したがって、アクセスネットワークデバイスは、受信されたフィードバック情報を正しく復号することができ、これによって、アクセスネットワークデバイスがブラインド検出を実行するのを防ぐ。
本発明のこの実施形態は、別の実装方式をさらに提供し、この実装方式は、受信されたフィードバック情報がリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームのどちらに対応するのかを判定するのに使用される。図21に示されているように、アクセスネットワークデバイスによって、アップリンクサブフレーム内の物理リソース内で、物理リソースにマッピングされたフィードバック情報を受信する前述のステップ1804は、具体的にはステップ2101として実施され得る。
2101 アクセスネットワークデバイスが、アップリンクサブフレーム内の物理リソース内で、ディスプレイシグナリングおよび物理リソースにマッピングされたフィードバック情報を受信し、ディスプレイシグナリングは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内でUEによって検出される最後のダウンリンクサブフレームをアクセスネットワークデバイスに示すのに使用される。
さらに、本発明のこの実施形態で提供される別の実装方式では、図22に示されているように、前述のステップ2101の後に、方法は、以下のステップをさらに含む。
2102 アクセスネットワークデバイスが、ディスプレイシグナリングに従って、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内でUEによって受信される最後のダウンリンクサブフレームを判定する。
2103 アクセスネットワークデバイスが、最後のダウンリンクサブフレームに従って、フィードバック情報がリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応するかどうかを判定する。
リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の最後の瞬間にあるのではないダウンリンクサブフレームが検出の際に見逃される場合に、UEが、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってその状況を発見し、NACK情報をフィードバックし得ることに留意されたい。したがって、UEによって受信された最後のダウンリンクサブフレームが、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の最後のダウンリンクサブフレームであると判定される場合に、それは、アクセスネットワークデバイスによって受信されるフィードバック情報が、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の最後のダウンリンクサブフレームに対応するフィードバック情報を含むことを示す。さらに、アクセスネットワークデバイスによって受信されるフィードバック情報が、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのダウンリンクサブフレームに対応することが判定される。
しかし、UEによって受信された最後のダウンリンクサブフレームが、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の最後のダウンリンクサブフレームではないと判定される場合に、それは、アクセスネットワークデバイスによって受信されるフィードバック情報が、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の最後のダウンリンクサブフレームに対応するフィードバック情報を含まないことを示す。したがって、アクセスネットワークデバイスによって受信されるフィードバック情報が、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のいくつかのダウンリンクサブフレームに対応することが判定される。
本発明のこの実施形態で提供されるフィードバック情報を受信する方法では、アクセスネットワークデバイスは、ディスプレイシグナリングを使用することによって、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内でUEによって受信される最後のダウンリンクサブフレームを判定し、最後のダウンリンクサブフレームを使用することによって、受信されたフィードバック情報が、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのダウンリンクサブフレームに対応するのか、またはリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のいくつかのダウンリンクサブフレームに対応するのかを判定する。したがって、アクセスネットワークデバイスは、受信されたフィードバック情報を正しく復号することができ、これによって、アクセスネットワークデバイスがブラインド検出を実行するのを防ぐ。
本発明のこの実施形態は、別の実装方式をさらに提供する。具体的には、アクセスネットワークデバイスは、ディスプレイシグナリングを使用することによって、たとえばPUSCHをスケジューリングするPDCCH内のUL_DAIフィールドなどのフィールドを使用することによって、最後の現在スケジューリングされているサブフレームのシーケンス番号についてUEに通知する。UEによって受信される最後のサブフレームのシーケンス番号と、ディスプレイシグナリングを使用することによって通知されるサブフレームのシーケンス番号とが一貫する場合に、アクセスネットワークデバイスは、前述の実施形態の方法に従ってフィードバック情報を受信し得る。シーケンス番号が一貫しない場合には、UEは、フィードバック情報を送信しなくてもよく、アクセスネットワークデバイスは、フィードバック情報を受信することができない。このようにして、UEがフィードバック情報を送信するかどうかが、フィードバック情報の物理リソースに対してエネルギー検出を実行することによって判定され得る。
アクセスネットワークデバイスが、受信されたフィードバック情報に対応するダウンリンクサブフレームを判定できない時に、受信されたフィードバック情報に対応するダウンリンクサブフレームを判定するために、本発明のこの実施形態は、別の実装方式をさらに提供する。図23に示されているように、アクセスネットワークデバイスによって、アップリンクサブフレーム内で、UEによって送信される、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報を受信する前述のステップ1802の後に、方法は、以下のステップをさらに含む。
2301 アクセスネットワークデバイスが、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報を復号する。
チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報は、巡回冗長検査CRCビットを搬送する。
2302 アクセスネットワークデバイスが、復号されたフィードバック情報に対してCRC検出を実行し、フィードバック情報が正しく復号されたかどうかを判定する。
アクセスネットワークデバイスは、復号されたフィードバック情報に対してCRC検出を実行し、フィードバック情報が正しく復号されたかどうかを判定する。フィードバック情報が正しく復号される場合に、アクセスネットワークデバイスは、フィードバック情報に対応するダウンリンクサブフレームを判定することができる。
本発明のこの実施形態で提供されるフィードバック情報を受信する方法では、アクセスネットワークデバイスは、ダウンリンク共有チャネルを使用することによってUEにダウンリンクデータを送信し、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされるダウンリンク制御チャネルを使用することによってDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータをUEに送信し、その結果、UEが、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定するようになる。その後、アクセスネットワークデバイスは、アップリンクサブフレーム内で、UEによって送信される、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報を受信する。事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに従ってフィードバック情報を符号化するために大量のNACKがパディングされる必要があり、低いアップリンクリソース利用を引き起こす従来技術と比較して、本発明では、アクセスネットワークデバイスが、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータをUEに送信した後に、チャネルコーディングが、フィードバック情報のコードブックに従って、受信されたフィードバック情報に対して実行され、フィードバック情報のコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応する。したがって、アクセスネットワークデバイスは、実際にスケジューリングされたダウンリンクサブフレームのみの中のダウンリンク共有チャネルに対応するフィードバック情報を受信する必要があり、スケジューリングされないダウンリンクサブフレーム内でNACKパディングを実行する必要はない。したがって、アップリンクリソースは占有されず、これによってアップリンクリソース利用を改善する。
前述の方法実施形態に対応して、アップリンクリソース利用を改善するために、本発明の実施形態は、UEをさらに提供する。図24に示されているように、UEは、受信ユニット2401、判定ユニット2402、符号化ユニット2403、および送出ユニット2404を含む。
受信ユニット2401は、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内のダウンリンクサブフレーム内で、ダウンリンク共有チャネルを使用することによってアクセスネットワークデバイスによって送信されるダウンリンクデータと、ダウンリンク制御チャネルを使用することによってアクセスネットワークデバイスによって送信されるダウンリンク割当てインデックスDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータとを受信するように構成される。
ダウンリンク共有チャネルの関係する説明は、前述の方法実施形態での説明と同一であり、詳細は、もはや本明細書では説明されない。
判定ユニット2402は、ダウンリンク共有チャネルに対応するフィードバック情報を送信するのに使用されるアップリンクサブフレームを判定するように構成され、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットは、アップリンクサブフレームに関連する、UEのために事前に構成されたすべてのキャリアのすべてのダウンリンクサブフレームからなるセットであり、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定するように構成され、コードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応し、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、アクセスネットワークデバイスによって実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームからなるセットであり、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに属する。あるいは、別の実装方式では、任意選択で、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKを含み、または、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKおよび少なくとも1つのパディングビットを含み、パディングビットは、プリセット値、たとえばNACKとされ得る。しかし、パディングNACKが含まれるかどうかにかかわりなく、HARQ−ACKコードブック内のビットの量は、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに対応するHARQ−ACK内のビットの量未満である必要があることに留意されたい。任意選択で、パディングビットは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACK内のビットの位置の後に配置され得る。リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、アクセスネットワークデバイスによって実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームからなるセットであり、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに属する。この実施形態では、基地局がダウンリンクサブフレーム内でダウンリンクデータをスケジューリングする時に、基地局が、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内にあり、その中でダウンリンクデータがUEのために実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームの量を正確に判定できないことがあり得る。したがって、このケースでは、1つのHARQ−ACKコードブック内のビットの量は、事前に推定され得る。リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内にあり、その中でダウンリンクデータが実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームの量が、最終的に、コードブック内のビットの事前に推定された量未満である時に、UEと基地局との両方は、少なくとも1つのNACKがコードブックの末尾でパディングされると判定する。パディングされるNACKの特定の量は、コードブック内のビットの事前に推定された量から、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内にあり、その中でダウンリンクデータが実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームの量またはダウンリンクサブフレーム内のトランスポートブロックの量を引いたものである。
符号化ユニット2403は、判定ユニット2402によって判定されたコードブックに従ってフィードバック情報に対してチャネルコーディングを実行するように構成される。
送出ユニット2404は、アップリンクサブフレーム内で、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信するように構成される。
本発明の別の実施形態では、図25に示されているように、UEは、検出ユニット2405をさらに含む。
検出ユニット2405は、特殊なダウンリンク制御チャネルを検出するように構成され、特殊なダウンリンク制御チャネルは、第2のダウンリンク共有チャネル上でのダウンリンクデータの受信を終了するようにUEに命令するのに使用される。
図24に関して、本発明の別の実施形態では、図26に示されているように、送出ユニット2404は、判定モジュール24041、マッピングモジュール24042、および送出モジュール24043を含む。
判定モジュール24041は、アクセスネットワークデバイスによって送信されたリソースインジケータ情報に従って物理リソースを判定するように構成される。
マッピングモジュール24042は、符号化されたフィードバック情報を物理リソースにマッピングするように構成される。
送出モジュール24043は、アップリンクサブフレーム内の物理リソースを使用することによって、マッピングされたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信するように構成される。
DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータの値は、以下で説明される。
DAIインデックスインジケータの値結果および関係する内容については、前述の説明を参照されたい。
本発明の別の実施形態では、判定ユニット2402は、各ダウンリンクサブフレームの事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内のダウンリンクサブフレーム内で受信ユニット2401によって受信されたDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定するようにさらに構成される。
本発明の別の実施形態では、判定ユニット2402は、最後のダウンリンクサブフレームの、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内のダウンリンクサブフレーム内で受信ユニット2401によって受信されたDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定するようにさらに構成される。
本発明の別の実施形態では、図27に示されているように、送出モジュール24043は、入手サブモジュール2701、判定サブモジュール2702、および送出サブモジュール2703を含む。
入手サブモジュール2701は、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内で受信ユニットによって受信された少なくとも2つのダウンリンクサブフレームと物理リソースの少なくとも2つの候補パラメータとの間の対応を入手するように構成され、候補パラメータは、復調基準信号DMRS部分のシーケンスおよび/または物理リソースの情報部分のシーケンスである。
判定サブモジュール2702は、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内で受信された最後のダウンリンクサブフレームに対応する第1のパラメータを判定するように構成され、第1のパラメータは、少なくとも2つの候補パラメータのうちの1つである。
送出サブモジュール2703は、物理リソース上で、第1のパラメータに従ってマッピングされたフィードバック情報を送信するように構成される。
本発明の別の実施形態では、送出モジュール24043は、アップリンクサブフレーム内の物理リソースを使用することによって、ディスプレイシグナリングおよびマッピングされたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信するようにさらに構成され、ディスプレイシグナリングは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内でUEによって検出される最後のダウンリンクサブフレームをアクセスネットワークデバイスに示すのに使用される。
本発明の別の実施形態では、図28に示されているように、UEは、追加ユニット2406をさらに含む。
追加ユニット2406は、フィードバック情報のコードブックに巡回冗長検査CRCビットを追加するように構成される。
本発明のこの実施形態で提供されるUEは、前述の方法実施形態の方法を実行するように構成され、同一の技術的効果を得る。詳細については、前述の実施形態の説明を参照されたく、詳細は、もはや本明細書では説明されない。
アップリンクリソース利用を改善するために、本発明の実施形態は、アクセスネットワークデバイスをさらに提供する。図29に示されているように、アクセスネットワークデバイスは、送出ユニット2901および受信ユニット2902を含む。
送出ユニット2901は、ダウンリンク共有チャネルを使用することによってユーザ機器UEにダウンリンクデータを送信し、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされるダウンリンク制御チャネルを使用することによってダウンリンク割当てインデックスDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータをUEに送信するように構成され、その結果、UEが、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定するようになり、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、アクセスネットワークデバイスによって実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームからなるセットであり、フィードバック情報のコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応し、フィードバック情報のコードブックは、UEがフィードバック情報に対してチャネルコーディングを実行するための基礎である。あるいは、別の実装方式では、任意選択で、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKを含み、または、HARQ−ACKコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKおよび少なくとも1つのパディングビットを含み、パディングビットは、プリセット値、たとえばNACKとされ得る。しかし、パディングNACKが含まれるかどうかにかかわりなく、HARQ−ACKコードブック内のビットの量は、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに対応するHARQ−ACK内のビットの量未満である必要があることに留意されたい。任意選択で、パディングビットは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACK内のビットの位置の後に配置され得る。リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、アクセスネットワークデバイスによって実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームからなるセットであり、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに属する。この実施形態では、基地局がダウンリンクサブフレーム内でダウンリンクデータをスケジューリングする時に、基地局が、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内にあり、その中でダウンリンクデータがUEのために実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームの量を正確に判定できないことがあり得る。したがって、このケースでは、1つのHARQ−ACKコードブック内のビットの量は、事前に推定され得る。リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内にあり、その中でダウンリンクデータが実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームの量が、最終的に、コードブック内のビットの事前に推定された量未満である時に、UEと基地局との両方は、少なくとも1つのNACKがコードブックの末尾でパディングされると判定する。パディングされるNACKの特定の量は、コードブック内のビットの事前に推定された量から、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内にあり、その中でダウンリンクデータが実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームの量またはダウンリンクサブフレーム内のトランスポートブロックの量を引いたものである。
受信ユニット2902は、アップリンクサブフレーム内で、UEによって送信される、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報を受信するように構成される。
ダウンリンク共有チャネルの関係する説明は、前述の方法実施形態での説明と同一であり、詳細は、もはや本明細書では説明されない。
本発明の別の実施形態では、図30に示されているように、アクセスネットワークデバイスは、スケジューリングユニット2903をさらに含む。
スケジューリングユニット2903は、特殊なダウンリンク制御チャネルをスケジューリングするように構成され、特殊なダウンリンク制御チャネルは、送出ユニット2901が第2のダウンリンク共有チャネルを使用することによるダウンリンクデータの送出を終了することを可能にするのに使用される。
本発明の別の実施形態では、図31に示されているように、受信ユニット2902は、送出モジュール29021および受信モジュール29022を含む。
送出モジュール29021は、リソースインジケータ情報をUEに送信するように構成され、リソースインジケータ情報は、フィードバック情報を搬送するのに使用される物理リソースを示すのに使用される。
受信モジュール29022は、アップリンクサブフレーム内の物理リソース内で、物理リソースにマッピングされたフィードバック情報を受信するように構成される。
本発明の別の実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の各ダウンリンクサブフレームに対応するDAIインデックスインジケータの値は、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のサブフレームに対して予め設定された順序で累積カウントを実行することによって入手されるカウント値である。
予め設定された順序およびリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットなどの関係する内容は、前述の方法実施形態での説明と同一であり、詳細は、もはや本明細書では説明されない。
本発明の別の実施形態では、DAI総量インジケータの値は、スケジューリングユニットによってスケジューリングされた特殊なダウンリンク制御チャネルの量をさらに含む。
本発明の別の実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の予め設定された順序で配置される最後の、最後から2番目の、…、および最後からX番目のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、それぞれプリセット値AX、AX-1、…、およびA1であり、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の他のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、すべてプリセット値A0に設定され、Xは、1より大きい自然数である。
本発明の別の実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームの中で第1の予め設定された順序で配置される最後の、最後から2番目の、…、および最後からX番目のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、それぞれプリセット値AX、AX-1、…、およびA1であり、同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームの他のダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、すべてプリセット値A0に設定され、Xは、1より大きい自然数である。
本発明の別の実施形態では、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の各ダウンリンクサブフレームに対応するDAI総量インジケータの値は、プリセットカウント方式での予め設定された順序の逆順でリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のサブフレームに対してカウントを実行することによって入手されるカウント値である。
プリセットカウント方式は、累積カウントまたは下降するカウントである。
本発明の別の実施形態では、第1の予め設定された順序の逆順で配置されたリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームの各ダウンリンクサブフレームのDAI総量インジケータの値は、プリセット値から開始して、プリセットカウント方式の第1の予め設定された順序の逆順でリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内の同一のシーケンス番号を有するダウンリンクサブフレームに対してカウントを実行することによって入手されるカウント値である。
プリセットカウント方式は、累積カウントまたは下降するカウントである。
本発明の別の実施形態では、図32に示されているように、アクセスネットワークデバイスは、検出ユニット2904および判定ユニット2905をさらに含む。
検出ユニット2904は、アップリンクサブフレーム内の第1のパラメータを検出するように構成され、第1のパラメータは、復調基準信号DMRS部分のシーケンスおよび/または物理リソースの情報部分のシーケンスである。
判定ユニット2905は、第1のパラメータに従って、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内でUEによって受信される最後のダウンリンクサブフレームを判定し、最後のダウンリンクサブフレームに従って、フィードバック情報がリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応すると判定するように構成される。
本発明の別の実施形態では、受信ユニット2902は、アップリンクサブフレーム内の物理リソース内で、ディスプレイシグナリングおよび物理リソースにマッピングされたフィードバック情報を受信するようにさらに構成され、ディスプレイシグナリングは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内でUEによって検出される最後のダウンリンクサブフレームをアクセスネットワークデバイスに示すのに使用される。
本発明の別の実施形態では、判定ユニット2905は、最後のダウンリンクサブフレームに従って、フィードバック情報のコードブックがリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応すると判定するようにさらに構成される。
本発明の別の実施形態では、図33に示されているように、アクセスネットワークデバイスは、復号ユニット2906をさらに含む。
復号ユニット2906は、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報を復号するように構成される。
検出ユニット2904は、復号されたフィードバック情報に対してCRC検出を実行し、フィードバック情報が正しく復号されたかどうかを判定するようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態で提供されるアクセスネットワークデバイスは、前述の方法実施形態の関係するステップを実行するように構成され、同一の技術的効果を達成することができる。特定の内容については、前述の実施形態の説明を参照されたく、詳細は、もはや本明細書では説明されない。
アップリンクリソース利用を改善するために、本発明の実施形態は、フィードバック情報を送信する装置をさらに提供する。図34に示されているように、図34は、図24に記載のUEのハードウェアの概略構造図である。UEは、メモリ3401、トランシーバ3402、プロセッサ3403、およびバス3404を含み得る。通信接続が、バス3404を使用することによって、メモリ3401、トランシーバ3402、およびプロセッサ3403の間で実行される。
メモリ3401は、読取専用メモリ(Read Only Memory、ROM)、静的ストレージデバイス、動的ストレージデバイス、またはランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)とされ得る。メモリ3401は、オペレーティングシステムおよび別のアプリケーションプログラムを記憶し得る。本発明のこの実施形態で提供される技術的解決策が、ソフトウェアまたはファームウェアを使用することによって実施される時に、本発明のこの実施形態で提供される技術的解決策を実施するのに使用されるプログラムコードは、メモリ3401内に記憶され、プロセッサ3403によって実行される。
トランシーバ3402は、装置と別のデバイスまたは通信ネットワーク(たとえば、イーサネット、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)、およびワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network、WLAN)であるがこれに限定はされない)との間で通信を実行するように構成される。
プロセッサ3403は、本発明のこの実施形態で提供される技術的解決策を実施するのに、汎用中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、または関係するプログラムを実行する1つもしくは複数の集積回路を使用し得る。
メモリ3401、トランシーバ3402、プロセッサ3403、およびバス3404だけが、図34のハードウェア内に示されているが、特定の実施プロセスでは、当業者が、端末が通常動作を実施するのに必要な別のデバイスをさらに含むことを理解しなければならないことに留意されたい。一方、特定の要件に従って、当業者は、別の機能を実施するハードウェアデバイスがさらに含まれ得ることを理解しなければならない。
具体的には、図34に示されたUEが、図24の実施形態に示された装置を実施するように構成される時に、装置内のトランシーバ3402は、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内のダウンリンクサブフレーム内で、ダウンリンク共有チャネルを使用することによってアクセスネットワークデバイスによって送信されるダウンリンクデータと、ダウンリンク制御チャネルを使用することによってアクセスネットワークデバイスによって送信されるダウンリンク割当てインデックスDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータとを受信するように構成される。
DAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの値は、両方とも、前述の方法実施形態の説明に含まれるものと同一であり、詳細は、もはや本明細書では説明されない。
プロセッサ3403は、メモリ3401および受信器に結合され、プログラム命令の実行を制御するように構成され、具体的には、ダウンリンク共有チャネルに対応するフィードバック情報を送信するのに使用されるアップリンクサブフレームを判定し、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットは、アップリンクサブフレームに関連する、UEのために事前に構成されたすべてのキャリアのすべてのダウンリンクサブフレームからなるセットであり、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定し、コードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応し、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、アクセスネットワークデバイスによって実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームからなるセットであり、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセットに属し、コードブックに従ってフィードバック情報に対してチャネルコーディングを実行するように構成される。
トランシーバ3402は、アップリンクサブフレーム内で、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信するようにさらに構成される。
本発明の別の実施形態では、プロセッサ3403は、特殊なダウンリンク制御チャネルを検出するようにさらに構成され、特殊なダウンリンク制御チャネルは、第2のダウンリンク共有チャネル上でのダウンリンクデータの受信を終了するようにUEに命令するのに使用される。
本発明の別の実施形態では、プロセッサ3403は、アクセスネットワークデバイスによって送信されたリソースインジケータ情報に従って物理リソースを判定し、符号化されたフィードバック情報を物理リソースにマッピングするようにさらに構成される。
トランシーバ3402は、アップリンクサブフレーム内の物理リソースを使用することによって、マッピングされたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信するようにさらに構成される。
本発明の別の実施形態では、プロセッサ3403は、各ダウンリンクサブフレームの事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内のダウンリンクサブフレーム内でUEによって受信されたDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定するようにさらに構成される。
本発明の別の実施形態では、プロセッサ3403は、最後のダウンリンクサブフレームの、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内のダウンリンクサブフレーム内でUEによって受信されたDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定するようにさらに構成される。
本発明の別の実施形態では、プロセッサ3403は、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内で受信された少なくとも2つのダウンリンクサブフレームと物理リソースの少なくとも2つの候補パラメータとの間の対応を入手し、候補パラメータは、復調基準信号DMRS部分のシーケンスおよび/または物理リソースの情報部分のシーケンスであり、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内で受信された最後のダウンリンクサブフレームに対応する第1のパラメータを判定し、第1のパラメータは、少なくとも2つの候補パラメータのうちの1つであるようにさらに構成される。
トランシーバ3402は、物理リソース上で、第1のパラメータに従ってマッピングされたフィードバック情報を送信するようにさらに構成される。
本発明の別の実施形態では、トランシーバ3402は、アップリンクサブフレーム内の物理リソースを使用することによって、ディスプレイシグナリングおよびマッピングされたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスに送信するようにさらに構成され、ディスプレイシグナリングは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内でUEによって検出される最後のダウンリンクサブフレームをアクセスネットワークデバイスに示すのに使用される。
本発明の別の実施形態では、プロセッサ3403は、フィードバック情報のコードブックに巡回冗長検査CRCビットを追加するようにさらに構成される。
アップリンクリソース利用を改善するために、本発明の実施形態は、フィードバック情報を送信する装置をさらに提供する。図35に示されているように、図35は、図29に示されたアクセスネットワークデバイスのハードウェアの概略構造図である。アクセスネットワークデバイスは、メモリ3501、トランシーバ3502、プロセッサ3503、およびバス3505を含み得る。通信接続が、バス3505を使用することによって、メモリ3501、トランシーバ3502、およびプロセッサ3503の間で実行される。
トランシーバ3502は、装置と別のデバイスまたは通信ネットワークとの間で通信を実行するように構成される。
プロセッサ3503は、本発明のこの実施形態で提供される技術的解決策を実施するのに、汎用中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、または関係するプログラムを実行する1つもしくは複数の集積回路を使用し得る。
バス3505は、装置の様々な部分(たとえば、メモリ3501、トランシーバ3502、およびプロセッサ3503)の間で情報を転送する経路を含み得る。
メモリ3501、トランシーバ3502、プロセッサ3503、およびバス3505だけが、図35に示されたハードウェア内に示されているが、特定の実施プロセスでは、当業者が、端末が通常動作を実施するのに必要な別のデバイスをさらに含むことを理解しなければならないことに留意されたい。一方、特定の要件に従って、当業者は、別の機能を実施するハードウェアデバイスがさらに含まれ得ることを理解しなければならない。
具体的には、図35に示されたアクセスネットワークデバイスが、図29に示された実施形態の装置を実施するように構成される時に、装置のトランシーバ3502は、ダウンリンク共有チャネルを使用することによってユーザ機器UEにダウンリンクデータを送信し、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のダウンリンクサブフレーム内でスケジューリングされるダウンリンク制御チャネルを使用することによってダウンリンク割当てインデックスDAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータをUEに送信するように構成され、その結果、UEが、DAIインデックスインジケータおよびDAI総量インジケータに従ってフィードバック情報のコードブックを判定するようになり、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセットは、アクセスネットワークデバイスによって実際にスケジューリングされるダウンリンクサブフレームからなるセットであり、フィードバック情報のコードブックは、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応し、フィードバック情報のコードブックは、UEがフィードバック情報に対してチャネルコーディングを実行するための基礎であり、アップリンクサブフレーム内で、UEによって送信される、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報を受信するように構成される。
DAIインデックスインジケータの値およびDAI総量インジケータの値は、両方とも、前述の方法実施形態の説明に含まれるものと同一であり、詳細は、もはや本明細書では説明されない。
本発明の別の実施形態では、プロセッサ3503は、メモリ3501およびトランシーバ3502に結合され、プログラム命令の実行を制御するように構成され、特殊なダウンリンク制御チャネルをスケジューリングするように特に構成され、特殊なダウンリンク制御チャネルは、アクセスネットワークデバイスが第2のダウンリンク共有チャネルを使用することによるダウンリンクデータの送出を終了することを可能にするのに使用される。
本発明の別の実施形態では、トランシーバ3502は、リソースインジケータ情報をUEに送信し、リソースインジケータ情報は、フィードバック情報を搬送するのに使用される物理リソースを示すのに使用され、アップリンクサブフレーム内の物理リソース内で、物理リソースにマッピングされたフィードバック情報を受信するようにさらに構成される。
本発明の別の実施形態では、プロセッサ3503は、アップリンクサブフレーム内の第1のパラメータを検出し、第1のパラメータは、復調基準信号DMRS部分のシーケンスおよび/または物理リソースの情報部分のシーケンスであり、第1のパラメータに従って、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内でUEによって受信される最後のダウンリンクサブフレームを判定し、最後のダウンリンクサブフレームに従って、フィードバック情報がリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応すると判定するようにさらに構成される。
本発明の別の実施形態では、トランシーバ3502は、アップリンクサブフレーム内の物理リソース内で、ディスプレイシグナリングおよび物理リソースにマッピングされたフィードバック情報を受信するようにさらに構成され、ディスプレイシグナリングは、事前に構成されたダウンリンクサブフレームセット内でUEによって検出される最後のダウンリンクサブフレームをアクセスネットワークデバイスに示すのに使用される。
本発明の別の実施形態では、プロセッサ3503は、ディスプレイシグナリングに従って、リアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内でUEによって受信される最後のダウンリンクサブフレームを判定し、最後のダウンリンクサブフレームに従って、フィードバック情報のコードブックがリアルタイムスケジューリングダウンリンクサブフレームサブセット内のすべてのまたはいくつかのダウンリンクサブフレームに対応すると判定するようにさらに構成される。
本発明の別の実施形態では、プロセッサ3503は、チャネルコーディングがそれに対して実行されたフィードバック情報を復号し、復号されたフィードバック情報に対してCRC検出を実行し、フィードバック情報が正しく復号されたかどうかを判定するようにさらに構成される。
便宜および短い説明のために、前述の機能モジュールの分割が、例示のための例と受け取られることが、当業者によって明瞭に理解され得る。実際の応用例では、前述の機能が、異なる機能モジュールに割り振られ、要件に従って実施され得る、すなわち、装置の内側の構造が、上で説明された機能のすべてまたはいくつかを実施するために異なる機能モジュールに分割される。前述のシステム、装置、およびユニットの詳細な動作プロセスに関して、前述の方法実施形態の対応するプロセスに対する参照が行われ得、詳細が本明細書でもう一度説明されることはない。
本願で提供される複数の実施形態では、開示されるシステム、装置、および方法が、他の方式で実施され得ることを理解されたい。たとえば、説明される装置実施形態は、単に例示的である。たとえば、モジュール分割またはユニット分割は、単に論理機能分割であり、実際の実装方式内に他の分割があり得る。たとえば、複数のユニットまたは構成要素が、別のシステムに組み合わされもしくは一体化され得、または、いくつかの特徴が、無視されまたは実行されないことがある。さらに、表示されもしくは議論される相互結合または直接結合または通信接続は、なんらかのインターフェースを使用することによって実施され得る。装置またはユニットの間の間接結合または通信接続は、電子的な形、機械的な形、または他の形で実施され得る。
別々の部分として説明されるユニットは、物理的に別々であることがあり、そうではないことがあり、ユニットとして表示される部分が、物理ユニットであることがあり、そうではないことがあり、1つの位置に配置されることがあり、または、複数のネットワークユニット上に分散されることがある。ユニットの一部またはすべては、諸実施形態の解決策の目的を達成するための実際の必要に従って選択され得る。
さらに、本発明の実施形態の機能ユニットが1つの処理ユニットに一体化され得、ユニットのそれぞれが物理的に単独で存在し得、または2つ以上のユニットが1つのユニットに一体化され得る。一体化されたユニットはハードウェアの形で実施され得、または、ソフトウェア機能ユニットの形で実施され得る。
一体化されたユニットが、ソフトウェア機能ユニットの形で実施され、独立の製品として販売されまたは使用される時に、一体化されたユニットは、コンピュータ可読記憶媒体内に記憶され得る。そのような理解に基づいて、本発明の技術的解決策は本質的に、または従来技術に寄与する部分は、または技術的解決策のすべてまたは一部は、ソフトウェア製品の形で実施され得る。ソフトウェア製品は、記憶媒体内に記憶され、本発明の実施形態で説明された方法のステップのすべてまたは一部を実行するようにコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスとされ得る)またはプロセッサに命令するための複数の命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読取専用メモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスクなど、プログラムコードを記憶することのできるすべての媒体を含む。
前述の説明は、単に本発明の特定の実装方式であるが、本発明の保護範囲を限定することは意図されていない。本発明で開示される技術的範囲内で当業者によってたやすく考え出されるすべての変形または置換は、本発明の保護範囲内に含まれなければならない。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。