JP6545686B2 - ディッピングソナー用小型全方向性アンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、特に対潜水艦戦で実施される、ソナー探知の全般的な分野に関する。より詳細には、本発明は、ヘリコプタから実施される「ディッピングソナー」と呼ばれる機上ソナーの分野に関する。
対潜水艦戦活動では、所与の領域内にある水中の潜水艦を探知することができるように、ソナー、特にアクティブソナーが一般に使用される。この状況において、機上プラットフォームが潜水艦に対して高い移動性を有するため、このようなプラットフォーム、飛行機またはヘリコプタからのソナーの配備は、特に有効であることが証明されている。
したがって、海上哨戒機は、音響センサ、時には送信器、および、航空機との通信用継電器として働くVHFシステムからなるソノブイを配備する。
類似の方法で、ヘリコプタもまた、ケーブルによってそれらのプラットフォーム、すなわちヘリコプタに連結されるソナー送信器および受信器を実施するために使用されてもよい。次いで、これらは「ディッピングソナー」と呼ばれる。ケーブルに連結された水中のサブアセンブリを以下、アンテナと呼ぶ。アンテナは、ソナー送信器および受信器自体、ならびに場合によっては、送信器および受信器に関連する電子機器を備える。アンテナはまた、環境センサを備えてもよい。
これらのアンテナのプラットフォームから水中への浸漬、一旦浸されたアンテナの制御、およびアンテナの回収は、ヘリコプタ内部に配置されたウィンチによって実行される。アンテナの配備機能および回収機能に加えて、ウィンチケーブルは一般に、ソナー信号と、音響伝達および受信器の動作に必要な電力とを伝達する。さらに、音響信号を発生させ、また受信した音響データを処理するのに必要な機器が、ヘリコプタ上に配置される。
最新の潜水艦の高められた音響ステルス性には、低周波で動作する高出力ソナーに向けて用いられる探知技術の進化が必要となっている。この進化は、ソナーを形成する様々なサブアセンブリの寸法および質量の増加につながる。例えば、アンテナについては、その動作周波数を低下させると、その寸法が増加する傾向にあった。例えば、音波受信器またはハイドロフォンが、動作中に展開するアーム上に配置されるアンテナが開発されている。ソナー動作位相間で、アームは折り返され、ウィンチによって格納位置と呼ばれる位置に巻き戻されたアンテナは、ヘリコプタ内部に収容される。ソナーのサブアセンブリをすべてヘリコプタ内部に収容するのは難しいことがある。アンテナは、方位角の点では全方向性で、仰角の点では指向性であるように略筒状であり、アンテナを支えるケーブルによって吊るされる。ソナーの最大上下寸法は、アンテナの頂部へのケーブルの取り付けを加えなければならないアンテナの高さによって、および少なくとも部分的に、ケーブルが受け得る最小曲率半径に直径が依存するウィンチ滑車によって、制限される。この寸法は、高さの点でヘリコプタ内に適合可能でなければならない。
ソナーサブアセンブリの質量の増加に関して、これは、輸送機がそのソナーで実行することができる任務の期間に影響を与える。
本発明は、類似の音響性能を保持しつつ、ディッピングソナーにおける特定のサブアセンブリの嵩および質量、特にアンテナの質量および高さを低減することを目的とする。本発明はまた、特定のサブアセンブリ、特にアンテナの複雑さを軽減することを目的とする。より具体的には、本発明は、ハイドロフォンを支える多関節アームを省略することができる。このような可動部を避けることによって、ソナーの信頼性が向上する。
この目的のために、本発明の主題は、ディッピングソナーが備えるように意図された全方向性アンテナであって、アンテナの長手軸の周りに形成される複数の基本送信リングと、長手軸の周りに分布する複数のハイドロフォンとを備え、水に浸漬されるように意図されるアンテナであって、ハイドロフォンが基本送信リングから分離され、ハイドロフォンおよび基本送信リングがアンテナ内に固定されるアンテナであって、基本送信リングおよびハイドロフォンリングが、長手軸に沿って測定された同一の高さに沿って連結されることと、基本送信リングおよびハイドロフォンが、8kHz未満の動作周波数で動作することと、基本送信リングが占める長手軸の周りの第1の最小筒状体積と、ハイドロフォンが占める長手軸の周りの第2の最小筒状体積とが、30%未満の直径比を有することと、2つの体積の直径比が、アンテナが動作中であるか、格納位置にあるかにかかわらず一定であることとを特徴とする、アンテナである。
ソナーアンテナの帯域は、ハイドロフォンの動作周波数に関連する。本発明によるアンテナは、8kHz未満の動作周波数で動作し得る。別の言い方をすれば、基本送信リングおよびハイドロフォンは、8kHz未満の動作周波数で動作する。有利には、6kHz未満、または4kHz未満の周波数にも下げることができる。
音波の送信および受信の両方を実行することができる、用語Tonpilzと一般に呼ばれる音響部品が存在する。8kHz未満の周波数に対しては、この種の部品は嵩張りすぎるであろう。そしてアンテナは、ディッピングソナー、特にヘリコプタに搭載されるディッピングソナーに適さないであろう。低周波での動作には、送信リングをハイドロフォンから分離することが有利である。
低周波ディッピングソナーアンテナの先行技術では、特に筒状アンテナでは、送信リングは、ハイドロフォンの体積から分離されている体積を占める。用語「体積」は、凸状外形を有する空間を意味すると理解される。対照的に、本発明によれば、基本送信リングおよびハイドロフォンは連結され、すなわち、送信リングが占める体積およびハイドロフォンが占める体積が、共有部分を有する。ハイドロフォンおよび送信リングの分布は、規則的であってもよいし、規則的でなくてもよい。基本送信リングとハイドロフォンリングとを連結することにより、音響送信器および受信器それぞれが、より大きい体積にわたって分布することができる。
より具体的には、基本送信リングが占める第1の最小筒状体積、およびハイドロフォンが占める第2の最小筒状体積が画定される。これらの2つの体積は、送信リングまたはハイドロフォンを含む、可能な限り最小の筒である。
有利には、長手軸に垂直な水平面内、または長手軸を含む鉛直面内におけるハイドロフォンの位相中心からの突出部が、λ/3未満離間しており、λは動作周波数の波長である。水平面内のハイドロフォン間の距離を小さくすることによって、方位角の点でアンテナの指向性を改善し、鉛直面内のハイドロフォン間の距離を小さくすることによって、仰角の点でアンテナの指向性を改善することができる。アンテナが意図される任務に応じて、一方の指向性または他方の指向性を有利にすることが選択されてもよい。言うまでもなく、両平面内においてハイドロフォン間の距離を小さくすることができる。
本発明の別の主題は、本発明によるアンテナを備えるソナーである。有利には、ソナーは、ソナービーム形成を実行するように構成されたコンピュータを備え、ビーム形成パラメータは、アンテナ較正誤差に対してロバストな適応処理形式による空間相関雑音の共分散に基づいて算出される。
言うまでもなく、本発明は、ヘリコプタが備えるソナーに限定されない。本発明によるディッピングソナーを備えた輸送機は、いかなる性質のものであってもよい。ディッピングソナーの質量を低減することによって、例えば、本発明によるソナーをドローンに備えることができる。
例として挙げる一実施形態の、添付図面で図示する詳細な説明を読むことで、本発明が一層よく理解され、さらに利点が明らかになる。
ディッピングソナーを備えたヘリコプタを示す。 図1のソナーに属するアンテナの第1の実施形態を示す。 図1のソナーに属するアンテナの第1の実施形態を示す。 図1のソナーに属するアンテナの第1の実施形態を示す。 図1のソナーに属するアンテナの第1の実施形態を示す。 図1のソナーに属するアンテナの第2の実施形態を示す。 図1のソナーに属するアンテナの第3の実施形態を示す。
明瞭にするために、様々な図において、同じ要素には同じ参照符号を付す。
図1は、水の上でホバリングしているヘリコプタ10を示す。ヘリコプタ10には、アクティブディッピングソナー11が備えられる。このタイプのソナーは、特に、潜水物体を探知し、分類することができる。
ソナー11は、ヘリコプタ10上に設置されたウィンチ12と、ケーブル13と、図1において水中に示す全方向性アンテナ14とを本質的に備える。アンテナ14は、ケーブル13から吊るされ、アンテナ14を沈めることが所望される深さに応じて、ウィンチ12により、ケーブル13を巻き付けたり、巻き出したりすることができる。ウィンチによってまた、アンテナ14をヘリコプタ10内部に巻き戻すことができる。ソナー11はまた、ヘリコプタ10に搭載された電子機器(図示せず)を備える。この機器によって、特に音波を発生させるために、また送信波のエコーとして受信した波を利用するためにソナーを操作することができる。この機器によってまた、アンテナ14に電力を供給することができる。
ケーブル13は、2つの機能を果たし、まずは、アンテナ14を機械的に支持し、続いて、ヘリコプタ10上に位置付けされた電子機器をアンテナ14に電気的に接続する。電気的接続は、電力の供給、および、アンテナ14への、またはアンテナ14から生じるデータの送信を含む。代替方法として、輸送機と電気的に接続しない自律型アンテナ14を製造することができ、その時、ケーブルは支持のみ行う。次いで、アンテナ14は、例えば電池の形態である、それ自体の電源を有する。例えば電波によって、データを送信するための手段が実施されてもよい。
ソナー11は、例えば、ウィンチ12の基部に位置付けされたコンピュータ15を備える。コンピュータ15は、アンテナ14に送信されるデータを生成し、またアンテナ14からのデータを処理するように構成される。コンピュータ15は、特に、ソナービーム形成を実行するように構成される。コンピュータ15は、例えば、ウィンチ12上に配置されたスリップリングを介してケーブル13に接続される。コンピュータ15は、ソナー画像を見ることができるスクリーンに接続されることが有利である。コンピュータ15は、例えば、命令を含むメモリと、ソナービーム形成を算出することを可能にする命令を実行することができるプロセッサとを備える。
図2a、図2b、図2cおよび図2dは、アンテナ14の第1の実施形態を示す。図2aは、アンテナ14の能動部分の外側の図を示す。図2bおよび図2cはアンテナ14の断面を図示し、図2dはアンテナ14の斜視図を示す。
アンテナ14は、本質的には筒状である。アンテナ14は、長手軸20に沿って延在する。アンテナ14がそれ自体の重量でケーブル13によって吊るされると、ケーブル13もまた、長手軸20に沿って延在する。
アンテナ14の能動部分は、音声送信器および受信器から形成される。送信器は、軸20の周りに形成される基本音波送信リング21から形成され、受信器は、軸20の周りに形成されたリング内に分布するハイドロフォン22から形成される。基本送信リング21の例示的実施態様は、例えば、欧州特許第0799097B1号明細書に記載されている。ハイドロフォン22は、軸20の周りに均一に分布する。ハイドロフォン22は、例えば、ポリウレタン系樹脂内で絶縁され、または可撓性エンベロープ内に収容された油浴に浸される。
本発明によれば、基本送信リング21およびハイドロフォンリング22は、長手軸20に沿って測定された同一の高さHに沿って分布する。このように全高Hにわたって分布することにより、ハイドロフォンに対して、仰角の点で音響受信の指向性を改善することができる。
図2bは、鉛直面と呼ぶ、長手軸20を含む平面Vにおけるアンテナ14の断面を示し、図2cは、水平面と呼ぶ、長手軸20に垂直な平面Pにおけるアンテナ14の断面を示す。
長手軸20を含む同一の鉛直面における2個の隣接するハイドロフォン22を分離する間隔p1が、画定され得る。断面図2cには、リングの周囲上に規則的に分布する、12個のハイドロフォン22のリングが現われる。ハイドロフォンの様々なリングは、同一であることが有利である。同一のリング内の2個の隣接するハイドロフォンを分離する間隔p2が、画定される。間隔p2は、各ハイドロフォン22の位相中心を分離する。間隔p2は、2個の隣接するハイドロフォンを分離するリングの周囲を横切る弦の長さによって画定される。間隔p1およびp2は、規則的であることが有利である。しかしながら、間隔p1およびp2の不規則な分布を選択することも可能である。
図2a、図2b、図2cおよび図2dに示す例では、リング21および22は交互に配置される。より具体的には、基本送信リング21の寸法およびハイドロフォンリング22の寸法は、軸20の周りの直径の点では実質的に同じである。基本送信リング21およびハイドロフォンリング22は、代替方法として互いの上に積み重ねられる。
最小体積と呼ぶ、基本送信リング21が占める軸20上の最小筒状体積には、参照符号23を付す。軸20の周りのその直径は、D1で表示する。最小体積と呼ぶ、ハイドロフォン22が占める軸20上の最小筒状体積には、参照符号24を付す。軸20の周りのその直径は、D2で表示する。直径D1とD2とは、30%未満の比率を有する。別の言い方をすれば、2つの直径D1とD2との絶対値の差は、2つの直径D1とD2のうちの最小のものの30%未満のままである。示す例では、直径D1は、直径D2より小さい。したがって、
(D2−D1)/D1<30%
が得られる。
有利には、アンテナの流体力学を改善するために、この比率は20%未満、または10%未満、理想的には5%未満であってもよい。
2つの体積23と24との直径比は、アンテナが動作中であるか、格納位置にあるかにかかわらず一定である。別の言い方をすれば、本アンテナは、低周波で動作するこのタイプのアンテナで知られる先行技術におけるような折畳アームを備えない。
有利には、基本送信リング21およびハイドロフォンリング22は、2つの端部26と27との間の長手軸20に沿って延在する管25を形成する。管は、最大直径D1またはD2(示す例ではD2)を有し、高さHによって制限される。アンテナ14は、管25を閉じる2つの構造体28および29を備え、2つの構造体28および29それぞれは、管25の端部26および27のうちの一方にある。したがって、管25の内部は、アンテナ14が浸漬される環境から隔離される。管25の外表面の良好な防水性を保証し、また基本送信リング21およびハイドロフォンリング22を確実に機械的に保護するために、管25の筒状外面は、例えばポリウレタン系材料などの弾性材料で覆われてもよい。2つの構造体28および29は、例えば成型されたアルミニウム合金から作られた一体型金属部品であってもよい。上部構造体29は、特にウィンチ12が動作中である時の昇降中に、水の中を移動しながら、アンテナ14の流体力学を改善することができる鉛直フィンを備えてもよい。
基本送信リング21の内部が、アンテナ14が浸漬される環境から隔離される場合、送信リング21は、空気がリング21の内部に位置する技術によって動作する。この技術は、文献において、用語「エアバックリング」またはABRで知られる。
管25は、その端部両方で閉じられると、内部に電子機器が位置付けられ得る耐水筐体を形成する。例として、アンテナ14は、基本送信リング21に接続された電子送信器31と、ハイドロフォン22に接続された電子受信器32とを備える。送信器31および受信器32は、管25内部に位置付けされる。例えば電池33などの他の部品が、管25内部に位置付けされてもよい。環境センサ34も、管25内部に配置されてもよい。
図3は、本発明によるアンテナ40の第2の実施形態を示す。本実施形態では、ハイドロフォン22は、各基本送信リング21上に同心円状に配置される。基本送信リング21は、ハイドロフォン22のリング内部に配置される。第1の実施形態でのように、基本送信リング21およびハイドロフォンリング22は、高さHに沿って分布する。
基本送信リング21は、互いに接触するように位置付けすることができる。次いで、基本送信リング21は、全高Hを占める。ハイドロフォンリング22についても同様である。したがって、高さの点で非常に小型であるアンテナ40が得られる。この構成では、管25は、上記のように防水であってもよく、管25の内部が、その中に電子機器を位置付けするために使用されてもよい。次いで、基本送信リング21は、ABR技術によって動作する。
代替方法として、この第2の実施形態では、基本送信リング21の内壁が、液体状態の流体と接触している。この液体は、管25内部に封入されてもよい。液体を存在させることによって、アンテナの音響性能を改善することができる。アンテナの質量を増加させることなく、液体を存在させる利点から利益を得るために、アンテナ14が浸漬される水を基本送信リング21の内壁と接触させることができる。この目的のために、アンテナ40は、基本送信リング21間に配置される開口部41を備える。これらの開口部は、アンテナ40が浸漬される水を、基本送信リング21の内壁42に沿って流すことができる。したがって、アンテナ14が水中にない場合、アンテナの内部を浸す水はなくなり、アンテナの質量を増加させない。基本送信リング21の内部が、アンテナ40が浸漬される環境内に浸される場合、水が送信リング21の周りを自由に流れる技術によって送信リング21が動作する。この技術は、文献において、用語「フリーフラッドリング」またはFFRで知られる。
開口部41の存在を可能にするために、アンテナ40は、2つの構造体28および29を連結する複数の支持体44を備える。送信リング21は、支持体44に固定される。
図3では、開口部41は放射状である。これらの開口部を構造体28および29にも作ることができる。
FFR技術を実施することによって、送信リング21の内部空間は、電子機器を送信リング21内に位置付けするのにもはや利用することができず、電子機器は、構造体28および29内に作られた水密区画内に配置されてもよい。
FFR技術は、管25の内部を外部と連通させる1つまたは複数の開口部を設けることによって、図2a、図2bおよび図2cで示す第1の実施形態において実施されてもよい。
図4は、本発明によるアンテナ50の第3の実施形態を示す。送信リング21、ならびに2つの構造体28および29を再び示す。本実施形態では、ハイドロフォン22は、リング内ではなく、送信リング21に固定される棒51上に配置される。棒51は、長手軸20と平行であってもよい。本実施形態では、支持体44を棒51から離した状態にしておくことができる。代替方法として、棒51は、2つの構造体28および29を接続し、支持体44に取って代わるように使用されてもよい。棒51は、送信リング21の内部、または外部に位置付けされてもよい。
様々な実施形態、特にFFR技術を実施する実施形態では、アンテナの流体力学的挙動を改善するために、アンテナを流線形にすることができる。
展開可能なアンテナの原理を捨てることは、アンテナ14の小径化、ひいては、設定点方向に到来する信号の伝搬遅延を補償した後にハイドロフォン22からの信号を合計することで形成されるビームの指向性図におけるメインローブの拡大につながる。したがって4kHzでは、12本の展開可能なアームからなる、直径が700mmの筒状アンテナから、本発明に説明するような12本の柱からなる、固定された筒形状を有する、直径が300mmの小型アンテナに切り替えると、軸20に垂直な水平面内の−3dBにおけるこの図の幅が22°〜52°になる。仰角の点でのこのような分解能の低下は、アンテナの展開可能なアームおよび小型アンテナの柱がそれぞれ、垂直軸20に沿って160mm離間した4個のハイドロフォンからなる場合、等方性雑音の点でビーム形成出力、約−3dBにおいて、信号対雑音比がより低くなるだけでなく、近くの目標物の角度位置の精度も3倍低下するため、問題を引き起こす。
本発明では、サブアレイ内の水平方向の間隔が半波長よりはるかに小さいことと、結果として、2個の隣接するハイドロフォンにおける周囲雑音が強く相関し、信号対雑音比を最大にするビーム形成を実行し、このようなビーム形成は、雑音が空間的に無相関である場合に信号対雑音比を最大にする先の従来のビーム形成とは異なることとが利用される。ベースバンドビーム形成の複雑な係数は、適応アンテナのよく知られた処理形式によって、雑音分散行列から算出されてもよい。先行技術によれば、分散行列は、周囲雑音の想定角度分布から算出されてもよく、またはアンテナからの信号に基づいて推定されてもよい。単位行列と、ハイドロフォンの出力における雑音の電力との積に等しい雑音分散行列のこの処理の特定の場合である従来の処理に対して、等方性雑音の信号対雑音比の利得、すなわち指向性利得は5dB増加し、水平面内の指向性図における−3dBの開口部は23°まで低下し、それによって、小型アンテナの指向性利得が、展開可能なアンテナの指向性利得よりも2dB高くなる。展開可能なアンテナでは、雑音の空間相関が低く、そのためにハイドロフォン間の間隔が半波長に近いため、このアンテナでの同じ適応処理によって、かろうじて1dBを超える利得がもたらされるのみである。
ソナーの先行技術では、少数のハイドロフォンの群が半波長より小さい間隔を有し、それらの信号は、その指向性図が所定方向においてゼロを有するカージオイドタイプのビーム形成によって組み合わされる。アンテナは、このタイプの複数の群からなってもよく、群同士の間隔の値は、ソナーの帯域の最高周波数において半波長に近い。本発明では、同一の垂直柱の隣接するハイドロフォン間の間隔p1のように、2個の隣接するハイドロフォン間の水平方向の間隔p2は、波長の3分の1であるλ/3未満、上記例では約λ/5であることが有利である。ハイドロフォン間の間隔を測定するために、それぞれのハイドロフォンの位相中心からの突出部が考慮される。波長は、水温および圧力などの多くのパラメータによって変わり得る。ハイドロフォン間の間隔を幾何学的に定義するために、水中での音波の速度cは1500m/sとみなす。波長λは、式λ=c/fで与えられる。円形断面のアンテナについては、2個のハイドロフォン間の水平方向の間隔は、問題の直径を横切る、2個の隣接するハイドロフォン間の弦の長さである。4kHzの動作周波数では、波長は0.375mである。したがって、この動作周波数では、2個の隣接するハイドロフォン間の水平方向の間隔は、λ/3未満、すなわち0.125mであることが有利である。4kHzで動作し、各水平面内に12個のハイドロフォン22を有する直径300mmの小型アンテナでは、約0.08mすなわち約λ/5の間隔が得られる。
本発明者らの例における小型アンテナの柱が、最初に想定したような間隔が160mmの4個のハイドロフォンではなく、間隔が80mmの7個のハイドロフォンからなり、柱の2つの端部ハイドロフォン間の高さが480mmと等しいままである場合、従来の処理に対して、等方性周囲雑音の空間相関について最適化される処理の利得は、6dBより高くなる。
ハイドロフォン間の間隔を狭くし、ビーム形成係数の算出において、等方性雑音の空間相関を考慮することよる指向性利得は、アンテナ較正誤差に特に敏感である。次いで、完全に較正されたアンテナに最適な形式と同じ形式によって算出される係数を有するビーム形成は、従来の処理の性能より低くなり得る性能を与え、この理由で、このタイプのアンテナは今まで使用されてこなかった。本発明では、この感度は、「適応ロバスト」形式と呼ばれる処理形式によってその負の効果を減衰させることを目的とする係数算出によって改善され得、「適応ロバスト」形式は、雑音分散行列に基づいたままであるが、ビーム方向におけるアンテナの応答の不確定さを考慮する。複数の係数算出の変形例が存在する。例えば、2003年7月7日に発表されたJian LEEによる論文「On Robust Capon Beamforming and Diagonal Loading」(IEEE Transactions on signal processing, Vol.51 No.7)に記載される処理が使用されてもよい。例えば、利得が標準偏差1dBであり、位相が10°である、アンテナ較正が完全で、現実的な較正誤差に対して理想的な場合については、前述の例において、それぞれが4個のハイドロフォンを有する12本のアームからなる直径700mmの展開可能なアンテナに対する、7個のハイドロフォンの12本の柱からなる直径300mmの小型アンテナの指向性利得の利点は失われ、この場合、両アンテナは、ほとんど等価な指向性利得を有する。

Claims (12)

  1. ディッピングソナー(11)が備えるように意図された全方向性アンテナであり、前記アンテナ(14;40;50)の長手軸(20)の周りに形成される複数の基本送信リング(21)と、前記長手軸(20)の周りに分布する複数のハイドロフォン(22)とを備え、水に浸漬されるように意図されるアンテナ(14;40;50)であって、前記ハイドロフォン(22)が前記基本送信リング(21)から分離され、前記ハイドロフォン(22)および前記基本送信リング(21)が前記アンテナ(14;40;50)内に互いに固定されるアンテナ(14;40,50)において、前記基本送信リング(21)および前記ハイドロフォン(22)が、前記長手軸(20)に沿って測定された同一の高さ(H)に沿って連結されることと、前記基本送信リング(21)および前記ハイドロフォン(22)が、8kHz未満の動作周波数で動作することと、前記基本送信リング(21)が占める前記長手軸(20)の周りの第1の最小筒状体積(23)が直径D1を有し、前記ハイドロフォン(22)が占める前記長手軸(20)の周りの第2の最小筒状体積(24)が直径D2を有し、2つの前記直径D1とD2との絶対値の差が、前記2つの直径D1とD2のうちの最小のものの30%未満のままであることと、2つの前記体積の直径比が、前記アンテナ(14;40,50)が動作中であるか、格納位置にあるかにかかわらず一定であることと、前記長手軸(20)に垂直な水平面(P)内、または前記長手軸(20)を含む鉛直面(V)内における隣接するハイドロフォン(22)が、λ/3未満離間しており、λが前記動作周波数の波長であり、前記ハイドロフォン(22)が、前記水平面(P)内の前記長手軸(20)の周りに形成されたリング内に分布し、2つのハイドロフォン(22)間の、水平方向の間隔と呼ばれる間隔(p2)が、問題の直径を横切る、2個の隣接するハイドロフォン間の弦の長さであることとを特徴とする全方向性アンテナ。
  2. 前記ハイドロフォン(22)が、前記送信リング(21)に固定される棒(51)上に配置されることを特徴とする、請求項1に記載のアンテナ。
  3. 前記ハイドロフォン(22)が、前記長手軸(20)の周りに形成されるリング内に分布することを特徴とする、請求項1に記載のアンテナ。
  4. 前記基本送信リング(21)および前記ハイドロフォンリング(22)が、前記高さ(H)に沿って交互に配置されることを特徴とする、請求項3に記載のアンテナ。
  5. 前記ハイドロフォン(22)が、前記基本送信リング(21)上に重ね合わされることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のアンテナ。
  6. 前記基本送信リング(21)および前記ハイドロフォンリング(22)が、2つの端部(26、27)間の前記長手軸(20)に沿って延在する管(25)を形成することと、前記アンテナ(14,40,50)が、前記管(25)を閉じる2つの構造体(28、29)を備え、前記2つの構造体(28、29)それぞれが、前記管(25)の前記端部(26、27)のうちの一方にあることとを特徴とする、請求項3または4に記載のアンテナ。
  7. 前記基本送信リング(21)の内壁が、液体状態の流体と接触していることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のアンテナ。
  8. 前記アンテナ(40)が浸漬される水を、前記基本送信リング(21)の内壁に沿って流すことができる開口部(41)を備えることを特徴とする、請求項7に記載のアンテナ。
  9. 前記開口部(41)が、前記送信リング(21)間に配置されることを特徴とする、請求項8に記載のアンテナ。
  10. ケーブル(13)と、請求項1〜9のいずれか一項に記載のアンテナ(14)とを備え、前記アンテナ(14;40,50)が、前記ケーブル(13)から吊るされる、ディッピングソナー(11)。
  11. 前記ケーブル(13)を巻き付けたり、巻き出したりすることができるウィンチ(12)をさらに備えることを特徴とする、請求項10に記載のディッピングソナー(11)。
  12. コンピュータ(15)と、請求項1〜9のいずれか一項に記載のアンテナ(14)とを備え、前記コンピュータ(14)が、ソナービーム形成を実行するように構成され、ビーム形成パラメータが、アンテナ較正誤差(14)に対してロバストな適応処理形式による空間相関雑音の共分散に基づいて算出される、ディッピングソナー(11)。
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