JP6543533B2 - データ処理装置 - Google Patents

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本発明は、車両に設けられたカメラで撮影される画像データに関連する情報を送信可能な送信装置、それを受信する受信装置、これらの装置を含む通信システム、また、受信装置から出力されるデータを処理するデータ処理装置に関する。
従来から、例えば自動車等の車両は、加速度センサやジャイロセンサ等の各種のセンサで検出された自動車の運動情報を示すセンサデータを取得し、それらのセンサデータに基づき、車体の姿勢の制御や、車体に加えられる振動の制御を行うシステムを備えている。例えば特許文献1に記載のシステムは、CAN(Controller Area Network)通信システムを利用して、各ノード(制御ユニットやセンサ)間でデータを効率良く送受信するように構成されている。
特開2003-264567号公報
近年では、車両に設置されたカメラで撮影された画像データを、その後の研究開発に利用するケースが増えてきている。この場合、研究開発者や作業者は、センサデータおよび画像データを効率良く取り扱うことができることが望まれる。
本発明の目的は、センサデータおよび画像データを効率良く取り扱うことができるようにするための通信システムの技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るデータ処理装置は、送信装置と受信装置とを含む通信システムの、前記受信装置から出力されるデータを処理する装置である。この場合、前記データ処理装置は、車両に設けられたカメラで撮影される画像データを取得する取得部と、前記取得部による前記画像データの取得ごとに、前記画像データを個別に識別する識別情報を生成してこれを送信する送信部とを有する。前記受信装置は、前記車両に設けられた前記車両の動きを検出するセンサから出力され、前記識別情報より送信頻度が高いセンサデータと、前記送信装置から送信される前記識別情報とを時系列で受信する受信部を有する。前記データ処理装置は、前記識別情報の受信時刻周辺の複数の時刻で、前記受信部によりそれぞれ受信されたセンサデータに基づき、前記識別情報の受信時刻におけるセンサデータを補間する補間手段を具備する。
このような構成によれば、受信装置は、同じ1つの時間軸上におけるセンサデータおよび識別情報を受信することができる。これにより、研究開発者または作業者は、センサデータおよび画像データを効率良く取り扱うことができる。
前記データ処理装置は、車両内LAN(Local Area Network)に接続可能に構成されていてもよい。前記車両内LANは、異なる複数の転送速度でデータを転送可能な複数のバスを有し、前記センサによる前記センサデータの出力時間間隔が、前記送信部による前記識別情報の送信時間間隔よりも短く、かつ、前記センサデータが前記複数のバスのうち第1のバスを介して第1の転送速度で前記受信装置に送信されてもよい。この場合、前記送信部は、前記複数のバスのうち第2のバスを介して第2の転送速度で前記識別情報を送信することができる。
前記データ処理装置は、前記取得部により取得される前記画像データを、前記識別情報にそれぞれ関連付ける関連付け手段をさらに具備してもよい。これにより、オンライン処理での処理効率が向上する。
以上、本発明によれば、センサデータおよび画像データを効率良く取り扱うことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの構成を示す図である。 図2は、ショベルカーにセンサおよびカメラが設置される例を示す。 図3Aは、センサデータの送信間隔および画像番号の送信間隔を模式的に示す図である。図3Bは、受信側PCによる各センサデータおよび画像番号の受信間隔を模式的に示す図である。 図4は、画像データ取り込み部における送信側PCの処理を示すフローチャートである。 図5は、受信側PCから出力される、CANシステムにおけるセンサデータおよび画像番号を含む受信データの例を示す。 図6は、センサデータと、それが補間された補間データの例を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの構成を示す図である。通信システム100は、センサデータ取り込み部10、画像データ取り込み部30、およびデータロギング部50を含む。通信システム100は、車両内LAN(Local Area Network)システムのうち、例えば、CAN(Controller Area Network)を利用する。
センサデータ取り込み部10は、車両の動きを検出する複数のセンサおよびアナログCANコンバータ15を有する。
複数のセンサとしては、例えば、加速度センサ11、ジャイロセンサ12、ストロークセンサ13を含む。加速度センサ11、ジャイロセンサ12は、複数の検出軸を有していてもよい。センサは複数設けられるのではなく、加速度センサ11、ジャイロセンサ12、ストロークセンサ13のうち、いずれか1つであってもよい。加速度センサ11、ジャイロセンサ12、およびストロークセンサ13が、それぞれ複数設けられていてもよい。
アナログCANコンバータ15は、例えば加速度センサ11およびジャイロセンサ12からそれぞれ出力されるアナログの加速度および角速度のデータ(センサデータ)を、デジタルのセンサデータにそれぞれ変換し、これらのセンサデータをデータロギング部50へ送信する機能を有する。アナログCANコンバータ15は、受けたセンサデータの順番でこれらセンサデータを出力する。
ストロークセンサ13は、例えば、自動車のショックアブソーバや、ショベルカー等の建設機械に利用されるシリンダのロッドのストローク(変位)を検出して、デジタルのストローク値を出力する機能を有する。このストローク値であるセンサデータは、データロギング部50へ出力される。なお、ストロークセンサ13がアナログ値を出力するタイプのものであれば、そのアナログ値は、アナログCANコンバータ15などでデジタルデータに変換される。
加速度センサ11およびジャイロセンサ12から出力されるそれぞれのセンサデータの時間間隔(ここでは、アナログCANコンバータ15からのセンサデータの出力時間間隔)と、ストロークセンサ13から出力されるセンサデータの時間間隔は異なる。アナログCANコンバータ15からのセンサデータの出力時間間隔が約5msであり、ストロークセンサ13によるセンサデータの出力時間間隔が約10msである。もちろん、これらセンサデータの出力時間間隔がすべて同じになるような構成であってもよい。
画像データ取り込み部30は、カメラ21、送信側PC(Personal Computer)22、およびCANアダプタ23を有する。
送信側PC22は、「送信装置」として機能する。送信側PC22は、カメラ21で撮影された画像データを取得する機能(取得部)を有する。また、送信側PC22は、その画像データの取得ごとに、取得された画像データを個別に識別する識別情報を生成して、これをCANアダプタ23に送信する機能(送信部)を有する。識別情報は、例えば取得された画像データ(時系列の画像データ)に対応するシーケンシャルな画像番号である。以下では、識別情報を「画像番号」として説明する。
また、送信側PC22は、取得した画像データを、これにファイル名を付して記憶部に保存する機能を有する。ファイル名も画像データを個別に識別する識別情報であるが、本実施形態では、このファイル名による識別情報と、画像番号による識別情報とを区別している。画像データを記憶する記憶部は、例えば送信側PC22に内蔵されるものであってもよいし、送信側PC22に外付けで接続されたもの(他のネットワークを介して接続される形態も含む)であってもよい。
上記画像データのファイル名として、例えば画像番号に対応する名称が設定される。例えば、画像番号に拡張子を付けた情報が、ファイル名として生成されてもよいし、画像番号を識別可能に含む番号に拡張子を付けた情報が、ファイル名として生成されてもよい。あるいは、画像番号が所定のアルゴリズムで変換された情報が、ファイル名として生成されてもよい。
例として、画像データのファイル名が"Cam_0001.bmp"、"Cam_0002.bmp"、・・・、"Cam_1500.bmp"に設定され、画像番号が、"0001"、"0002"、・・・、"1500"に設定される。この場合、例えば画像データ"Cam_0001.bmp"の画像番号が0001である。
CANアダプタ23は、送信側PC22から送信される画像番号のデータを、CANシステムの形式に変換する機能を有する。
データロギング部50は、第1CANバス51、第2CANバス52、CANアダプタ53、受信側PC54を有する。
第1CANバス51と第2CANバス52の機能の主な違いは、データの転送速度である。例えば、第1CANバス51のそれは1Mbps、第2CANバス52のそれは500kbpsである。
第1CANバス51は、アナログCANコンバータ15から出力されるセンサデータをCANアダプタ53に転送する。第2CANバス52は、ストロークセンサデータと、画像データ取り込み部30のCANアダプタ23から出力される画像番号とをCANアダプタ53に転送する。なお、ストロークセンサ13の出力データをストローク量にするための変換処理がオフラインで行われる場合もある。
CANアダプタ53は、第1CANバス51および第2CANバス52から転送される各センサデータおよび画像番号を、受信側PC54が持つシステムに有効な形式に変換する機能を有する。
受信側PC54は、「受信装置」として機能する。受信側PC54は、CANアダプタ53で変換されたセンサデータおよび画像番号を時系列で受信し、それらのデータを出力する機能を有する。
センサデータ取り込み部10および画像データ取り込み部30が、各センサデータ、画像番号の転送速度の違いに応じて、第1CANバス51および第2CANバス52のいずれか一方に選択的に接続されている。送信側PC22が画像データを取得する時間間隔は、例えば40msである。したがって送信側PC22は、その時間間隔で約40msごとに、画像番号を生成して、CANアダプタ23を介してデータロギング部50に送信する。
送信側PC22、受信側PC54は、それぞれ、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等のハードウェアを有する。上記ROMやその他の図示しない記憶部には、必要なソフトウェアが格納される。
センサデータ取り込み部10における各センサ、また、画像データ取り込み部30のカメラ21は、目的に応じて車両の所定の位置にそれぞれ設置される。センサが設置される車両としては、例えば一般車両、作業用車両、または被牽引車両等、どのような車両であってもよい。
図2は、作業用車両として、例えばショベルカーにセンサおよびカメラ21が設置される例を示す。例えば、ショベルカーのキャビン210に、加速度センサ11、ジャイロセンサ12、およびカメラ21が設置される。一方、ストロークセンサ13は、ブームシリンダ、アームシリンダ、および/または、バケットシリンダに設置される。後述するように、加速度センサ11、ジャイロセンサ12およびストロークセンサ13で検出されるセンサデータに基づいて、所定の演算式を利用して、水平面に対するキャビン210の姿勢(傾斜角)、また、水平面に対するブーム220、アーム230、および/またはバケット240の姿勢(傾斜角)が算出される。
一方、カメラ21で撮影された画像データは、エッジ処理や濃淡処理等、所定の画像処理が行われ、所定のソフトウェアで、上述のキャビン210の姿勢(傾斜角)、また、ブーム220、アーム230、および/またはバケット240の姿勢(傾斜角)が算出される。なお、この場合は、カメラ21は複数台設けらることが好ましい。以降の説明では、キャビン210、ブーム220、アーム230、および/またはバケット240の姿勢を、「機体の姿勢」、または単に「姿勢」と言う。
センサデータに基づき算出された姿勢と、画像データに基づき算出された姿勢は、後述するように、互いに比較および評価の対象となり得る。
図3Aは、センサデータ取り込み部10による各センサデータの送信間隔、および、画像データ取り込み部30による画像番号の送信間隔を模式的に示す図である。センサデータの送信間隔は、本実施形態では、アナログCANコンバータ15による送信間隔、およびストロークセンサによる出力間隔である。
図3A、Bでは、横軸を時間で示し、白丸がセンサデータの送信タイミング、黒丸が画像番号の送信タイミングを示す。センサデータ取り込み部10は、2種類の送信間隔(例えば上記したように約5msと約10ms)で各センサデータを送信するので、センサデータの送信間隔p1は実質的一定にはならない。一方、画像データ取り込み部30(送信側PC22)は、上述したように、画像番号の実質的に一定の送信間隔(約40ms)p2で、画像番号を生成して送信する。
図4は、画像データ取り込み部30における送信側PC22のプログラムによる処理を示すフローチャートである。このように送信側PC22は、画像取込関数を用いて、カメラ21から画像データを取得し(ステップ101)、画像番号をカウントアップする(ステップ102)。そして、送信側PC22は、画像番号送信関数を用いて、カウントされた(生成された)画像番号を、CANバス(第2CANバス52)へ送信する(ステップ103)。
図3Bは、受信側PC54による各センサデータおよび画像番号の受信間隔を模式的に示す図である。センサデータの送信間隔より画像番号の送信間隔が長いため、受信側PC54においても、センサデータの受信間隔より画像番号の受信間隔が長くなる。受信側PC54による各データの受信間隔は、実質的一定とならず、例えば約200ms〜600msとなる。しかし、受信側PC54がこれを実質的に一定間隔で受信するように、受信側PC54またはCANアダプタ53が構成されていてもよい。
なお、本実施形態では、複数のセンサが設けられる。したがって、受信側PC54は、センサデータの種類に関わらず、それらのセンサからセンサデータが出力される順番でそれらを受信する。
このように、受信側PC54は、CANシステム内で、同じ1つの時間軸上における、センサデータ、および画像データの画像番号を受信することができる。したがって、受信側PC54は、センサデータ取り込み部10および画像データ取り込み部30によるデータの送信の時系列、つまり受信側PC54による受信の時系列で、センサデータおよび画像番号を取得できる。受信側PC54は、これらデータを含む受信データ55(図1参照)を出力する。
図5は、受信側PC54から出力される、センサデータおよび画像番号を含む受信データ55の例を示す。図5の左側から右側にかけて、メッセージナンバー、時刻(センシング開始からの経過時間)、使用されたバス(第1CANバス51か第2CANバス52か)、ID、データ長、および実データを示す。
メッセージナンバーは、受信側PC54による時系列の受信ごとにカウントアップされて付与される番号である。IDとは、各種センサおよびカメラ21を示すIDである。この例では、合計9個のセンサ(5つの加速度センサ11、1つのジャイロセンサ12、3つのストロークセンサ13)、また、4つのカメラ21の、合計13個のIDがある。実データは、センサデータの実データと、画像番号の実データである。
研究開発者または作業者(以下、これらを単に「作業者」と言う)は、どのIDがどのセンサおよびカメラ21に対応するかを認識している。したがって、作業者は、実データのうちのどのデータがどのセンサのデータであるか、また実データのうちどの画像番号が、どのカメラ21で撮影された画像データのそれであるかを認識できる。上述したように、画像番号は、画像データ取り込み部30側に保存された画像データのファイル名に対応しているので、作業者は、どの画像番号がどの画像データに対応するかを認識できる。
作業者は、受信側PC54、または図示しない別のコンピュータ(データ処理装置)を用いて、センサデータに基づく機体の姿勢、および、画像番号に対応する画像データに基づく機体の姿勢を上述した方法により得ることができる。そして作業者は、センサデータに基づき算出された姿勢と、画像データに基づき算出された姿勢とを比較することで、画像データに基づき算出された姿勢を評価することができる。すなわち、あるタイミングで撮影された画像データに基づき算出された姿勢が、その撮影タイミングまたはその近辺で検出されたセンサデータに基づき算出された姿勢に対して、どれだけの誤差を持つか、といった評価を、作業者はすることができる。
以上のように、本実施形態によれば、作業者は、センサデータおよび画像データを、同じ1つのシステム(例えばCANシステム)内で効率良く取り扱うことができる。
また、本実施形態では、センサデータおよび画像番号の送信間隔が異なる場合に、CANシステムの転送速度の異なる第1CANバス51、第2CANバス52が設けられ、画像データ取り込み部30が、その転送速度に応じたバスに選択的に接続される。これにより、センサデータおよび画像番号の送信間隔の違いがあっても、効率的な送信処理が可能となる。
本実施形態では、送信側PC22と受信側PC54とを同期させる必要がなくこれらを同期させなくても、送信側PC22は、センサデータおよび画像番号(あるいは画像データでもよい)を1つのファイルとして送信し、また、受信側PC54はこれを受信することができる。また、同期が不要であるため、同期を実現するためのハードウェアおよびソフトウェアを必要としない。
次に、センサデータの補間処理について説明する。
受信側PC54、または図示しないデータ処理装置は、画像番号の受信時刻周辺の複数の時刻でそれぞれ受信されたセンサデータに基づき、当該画像番号の受信時刻におけるセンサデータを補間する機能(補間手段)を備える。図3Aに示したように、受信側PC54は、センサデータおよび画像番号を時系列で受信するが、センサデータと画像番号とを同時に受信することはない。したがって、画像番号の受信時刻にできるだけ近いタイミングに対応する、補間されたセンサデータが得られることにより、正確な姿勢演算および評価が可能となる。
具体例として、画像番号の受信直前に受信された第1のセンサデータと、その画像番号の受信直後に受信された第2のセンサデータとに基づき、線形補間が行われる。これにより、画像番号の受信時刻に近い、またはそれと実質同一時刻における仮想のセンサデータを得ることができる。
ここで、上記第1のセンサデータ、第2のセンサデータは、同じ1つのセンサで検出されたセンサデータである。つまりこれは、例えば複数の加速度センサ11が設けられる場合、1つの加速度センサ11からの第1のセンサデータおよび第2のセンサデータという意味である。あるいは、1つのジャイロセンサ12および1つのストロークセンサ13の合計2個のセンサが設けられる場合、それらのうちいずれか1つのセンサで検出された第1のセンサデータおよび第2のセンサデータを意味する。
図6は、センサデータ(生データ)と、それが線形補間されたデータ(線形補間データ)の例を示す。センサデータとしては、特定の1つのストロークセンサ13のセンサデータを示している。これと同様に、加速度センサ11、ジャイロセンサ12についても、線形補間データを生成することができる。
線形補間に限られず、別のアルゴリズムに基づく補間処理が実行されるようにしてもよい。第1のセンサデータ(センサ値)と、第2のセンサデータ(センサ値)とに基づく演算ではなく、例えば、それらセンサ値と、それらセンサ値の受信時刻とに基づき、補間処理が実行されるようにしてもよい。
あるいは、第1のセンサデータおよび第2のセンサデータの2つのデータだけでなく、画像番号の受信時刻周辺に受信された3つ以上のセンサデータに基づき、補間処理が実行されるようにしてもよい。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されず、他の種々の実施形態を実現することができる。
上記実施形態では、送信側PC22は、画像データの識別情報として画像番号を生成した。しかし、送信側PC22は、画像データの取得ごとにその取得のタイミングで時刻情報を生成し、これら画像データ(のファイル名)と時刻情報を関連付けて記憶するようにしてもよい。この場合、送信側PC22は、その画像データおよび時刻情報の対応情報を、データロギング部に送信すればよい。また、センサデータ取り込み部10は、各センサデータに時刻情報を付して、または、センサデータを識別する番号とその時刻情報の対応情報を、データロギング部50に送信する。このような構成によれば、受信側PC54は、センサデータおよび画像データの、それぞれの時刻情報を得ることができ、1つの時間軸上のセンサデータおよび画像データを得ることができる。
上記実施形態では、作業者が、オフラインにより、機体の姿勢を演算し、その演算結果に基づき、センサデータと画像データを比較して評価を行った。すなわち、作業者は、受信側PC54が受信データ55の生成および保存を完了した後、その受信データ55と、画像データ取り込み部30側で保存された画像データとに基づき、受信側PC54またはデータ処理装置を用いて、機体の姿勢の演算および評価を行った。
しかし、受信側PC54が受信データ55の生成および保存処理の完了後、受信側PC54またはデータ処理装置が、所定の評価のためのソフトウェアを用いてオンラインで(自動で)、機体の姿勢を演算してもよい。また、受信側PC54またはデータ処理装置が、その演算結果に基づき、センサデータおよび画像データの比較による評価処理を実行するようにしてもよい。
なお、上記オンライン処理の場合、受信側PC54またはデータ処理装置は、姿勢の演算処理の前に、画像データ取り込み部30側で保存された画像データをダウンロードする必要がある。しかし、送信側PC22は、画像データを取得することを契機として、受信側PC54またはデータ処理装置に取得した画像データを送信し、受信側PC54またはデータ処理装置が受信した画像データを保存してもよい。実際には、このようなオンライン処理には膨大な時間がかかるので、現実には実行されない場合があることが予想される。しかしながら、送信側PC22は、画像データのファイル名(およびその画像の実データ)と、画像番号とを関連付けて記憶する機能(関連付け手段)を有することにより、受信側PC54またはデータ処理装置は効率的な処理を実行することができる。
上記実施形態に係る通信システムは、CANを利用したが、これに限られず、LIN(Local Interconnect Network)、または、FlexRay等、他の公知の車両内LANを利用してもよい。
上記実施形態の説明では、車両の姿勢を算出することを例に挙げた。しかし、これに限られず、上記動きセンサと、カメラ21により撮影された画像データとに基づき、カメラ21による撮影対象の動き情報(速度、加速度など)を算出するようにし、その情報を、センサデータとの比較および評価の対象としてもよい。
以上説明した各形態の特徴部分のうち、少なくとも2つの特徴部分を組み合わせることも可能である。
11…加速度センサ
12…ジャイロセンサ
13…ストロークセンサ
21…カメラ
22…送信側PC
54…受信側PC
55…受信データ(センサデータおよび画像番号)
100…通信システム

Claims (3)

  1. 送信装置と受信装置とを含む通信システムの、前記受信装置から出力されるデータを処理するデータ処理装置であって、
    前記送信装置は、
    車両に設けられたカメラで撮影される画像データを取得する取得部と、
    前記取得部による前記画像データの取得ごとに、前記画像データを個別に識別する識別情報を生成してこれを送信する送信部とを有し、
    前記受信装置は、
    前記車両に設けられた前記車両の動きを検出するセンサから出力され、前記識別情報より送信頻度が高いセンサデータと、前記送信装置から送信される前記識別情報とを時系列で受信する受信部を有し、
    前記データ処理装置は、
    前記識別情報の受信時刻周辺の複数の時刻で、前記受信部によりそれぞれ受信されたセンサデータに基づき、前記識別情報の受信時刻におけるセンサデータを補間する補間手段を具備する
    データ処理装置。
  2. 請求項1に記載のデータ処理装置であって、
    前記送信装置は、車両内LAN(Local Area Network)に接続可能に構成され、
    前記車両内LANが、異なる複数の転送速度でデータを転送可能な複数のバスを有し、前記センサによる前記センサデータの出力時間間隔が、前記送信部による前記識別情報の送信時間間隔よりも短く、かつ、前記センサデータが前記複数のバスのうち第1のバスを介して第1の転送速度で前記受信装置に送信される場合、前記送信部は、前記複数のバスのうち第2のバスを介して第2の転送速度で前記識別情報を送信する
    データ処理装置
  3. 請求項1または2に記載のデータ処理装置であって、
    前記取得部により取得される前記画像データを、前記識別情報にそれぞれ関連付ける関連付け手段
    をさらに具備するデータ処理装置
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