JP6541892B2 - ボディ寸法計測用の電子マイクロメータおよびその使用方法 - Google Patents

ボディ寸法計測用の電子マイクロメータおよびその使用方法 Download PDF

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Description

本発明は、ボディの寸法を計測するための装置に関する。具体的には、シート製品の製造に用いられるロールなどの円筒体の形状および/または寸法を計測するための装置に関する。
アルミニウムや紙などのシート製品をロールするために用いられる円筒ロールは、均一な形状のロール製品を得るために特定の形状を有する必要がある。このため、そのようなロールの形状または輪郭を正確に計測し、その長さ方向の寸法の変化を記録する必要がある。このような目的から、自立サドル型マイクロメータが広く利用されている。
ベットシルらの米国特許第5,088,207号に開示されているように、自立サドル型マイクロメータは、一般的には、ロールの長さ方向に転動(滑走)可能な車輪に支持されたサドルを備える。なお、「自立」の語は、サドル型マイクロメータが、グラインダなどの常置の装置に取り付けられているのではなく、携帯可能で、評価されるロール上に配置されるタイプであることを示す。
ベットシルらのサドル型マイクロメータは、キャリパ型の装置である。すなわち、このマイクロメータは、両側に配置され、サドルから外向かつ下方に伸長するアームを有し、マイクロメータがロールの上に配置された場合に、これらのアームはロールの両側に位置する。アームは、揺動クロスバーに支持される。一方のアームは、カウンタウェイトあるいはフォロワプローブを支持し、他方のアームが、ダイアルインジケータやLVDT(線形可変差動変圧器)などのインジケータプローブを支持する。フォロワプローブおよびインジケータプローブをそれぞれのアームに、ロールを中心に正反対に位置させて、サドルをロールの長さ方向に滑走させることにより、ロールの直径の変化のセンシングが可能となっている。
インジケータプローブとしてダイアルインジケータを用いる場合、サドルをロールの長さ方向に沿って何度か停止させて、ダイアルインジケータを読み込みマニュアルで記録する必要がある。一方、LVDTなどの電子トランスデューサを用いる場合、ロールの直径の変化は連続的かつ電子的に記録される。好ましくは、サドルに、ロールの長さ方向の滑走距離を計測するエンコーダと、フレームに取り付けられ、LVDTおよびエンコーダからの入力データを読み込み、記録し、提示する、ミニコンピュータとが備えられる。
上述したタイプのサドル型マイクロメータは、重量、剛性、バランス、および操作に関して問題がある。サドル型マイクロメータの重量および剛性に関して、次のような2つのアプローチがなされている。すなわち、剛性の確保のために重量を犠牲にする。この場合、オペレータによるハンドリングに問題が生ずるが、正確な読み取りは可能となる。あるいは、軽量化によりハンドリングしやすくする。この場合、ある程度、剛性が犠牲となるため、正確な読み取りができない場合が生ずる。このような問題は、電子プローブを用いた場合、読み取りの際にも装置が連続的に動作しているため、顕著となる。このような問題があるにせよ、剛性の高い装置は、重たくてそのハンドリングが難しいため、一般的には軽量な装置が広く受け入れられている。
また、サドル型マイクロメータは、一般的には上部の方が重いため、装置がロールの上部から滑り落ちやすい。重量のある装置がロールから滑り落ちた場合、装置の損傷の可能性は低いが、オペレータが負傷する危険性がある。一方、軽量な装置がロールから滑り落ちた場合、装置が損傷してしまう可能性がより高くなる。
実用上、上述したキャリパ型マイクロメータは、ロールの直径を実際に計測するのではなく、ロールの形状、すなわち、ロールの長さ方向における直径の変化を測定するにすぎない。さらに、マイクロメータは、収集データの取得および処理に関しては、搭載されたミニコンピュータに依存している。電子サドル型マイクロメータの多くは、その習得および操作が容易なシンプルな装置ではあるが、必要最小限の形状の情報を提供するにすぎない。より高性能の装置も入手可能であるが、その習得にはより多くのトレーニングが必要とされ、かつ、その操作にはスキルが要求される。すなわち、より詳細な形状情報、ロールの履歴、およびハードコピーのプリントアウトが提供されるが、搭載されたミニコンピュータの操作を学習することの困難性から、そのような拡張機能が実際には滅多に使用されることはない。
したがって、上述した問題点を解消するサドル型マイクロメータが所望されている。そのようなサドル型マイクロメータの例は、米国特許第6,820,347号、米国特許第7,107,696号に開示されている。これらの内容は、その参照により本明細書に組み込まれる。特に、安全性が高くその使用が容易な、比較的コンパクトな構造を有し、かつ、上述の問題点を解消したマイクロメータが所望されている。
米国特許第5,088,207号 米国特許第6,820,347号 米国特許第7,107,696号
本発明は、円筒体の直径および/または形状など、ボディの寸法の計測に適した方法および装置を提供する。
本発明の1つの態様による自立型マイクロメータは、ハウジングと、円筒体の円弧状の表面に対して該ハウジングを支持する手段を含む。該支持手段は、少なくとも2つの車輪を備え、該少なくとも2つの車輪は、前記円筒体の円弧状の表面を該少なくとも2つの車輪に係合させると、該少なくとも2つの車輪のエッジが、前記円筒体の断面上の弦の長さ分だけ離間する2つのターミナルにおいて、前記円弧状の表面に接触するように方向づけられた回転軸を有する。
計測手段が、前記円筒体の前記弦の長さ内に位置する前記円筒体の表面点に接触するように、前記ハウジングに取り付けられており、さらに、前記少なくとも2つの車輪により決定される前記弦の長さ、および、該計測手段のアウトプットによって確定された前記弦の高さ(弦距離;矢高)に基づいて、前記円筒体の直径を決定する手段が備えられる。
本発明の他の態様によれば、前記円筒体の長さ方向の軸が実質的に水平となるように前記円筒体が配置された状態で、該円筒体の直径および直径の変化をセンシングする、電子形状取得マイクロメータシステムが提供される。前記マイクロメータシステムは、底面を有し、エンクロージャを画するハウジングと、前記円筒体の円弧状の表面に対して該ハウジングを支持する手段と、該ハウジングに取り付けられた電子リニア計測手段とを有する、携帯可能な自立型マイクロメータ装置を備える。
前記支持手段は、少なくとも2つの車輪を備え、該少なくとも2つの車輪は、前記円筒体の円弧状の表面を該少なくとも2つの車輪に係合させると、該少なくとも2つの車輪のエッジが、前記円筒体の断面上の弦の長さ分だけ離間する2つのターミナルにおいて、前記円弧状の表面に接触するように方向づけられた回転軸を有する。
前記電子リニア計測手段は、前記円筒体の前記弦の長さ内に位置する前記円筒体の表面点に接触する。前記マイクロメータシステムは、前記電子リニア計測手段からの出力信号を受信し、該出力信号をデータとして保存するデータ取得手段と、ハウジングから離れて外部に備えられ、前記データ取得手段により保存されたデータを受信し、前記少なくとも2つの車輪により決定される前記弦の長さと前記電子リニア計測手段の出力信号によって確認された前記弦の弦距離に基づいて前記円筒体の直径を計算するコンピュータと、前記コンピュータを前記データ取得手段に前記データの送信のために前記データ取得手段に接続する手段とをさらに有する。
本発明の他の態様は、円筒体の直径の測定方法であり、該測定方法では、少なくとも2つの車輪を備え、該少なくとも2つの車輪は、該少なくとも2つの車輪のエッジが、前記円筒体の断面上の弦の長さ分だけ離間する2つのターミナルにおいて、前記円筒体の円弧状の表面に接触するように方向づけられた回転軸を有する、ハウジングを支持し、前記弦と、前記弦の前記2つのターミナル間に位置する前記円筒体の表面点との間の弦距離を決定し、および、前記弦の長さおよび前記弦距離に基づいて、前記円筒体の直径を決定する。
上述したマイクロメータ、マイクロメータシステム、および方法の技術的効果は、好ましくは、ボディの形状のみに限られず、円筒体の直径および/または形状など、ボディの計測を行うための非常にコンパクトなマイクロメータの使用を含む。コンパクトな構成により、該マイクロメータは比較的軽量に構成することが可能であり、結果として使用がより容易でより安全な装置となる。さらに、本発明のマイクロメータは、その重量に対して剛性を高く構成することが可能であり、より信頼性が高くより正確なデータ取得が可能となる。
図1は、本発明の実施形態の1例の電子マイクロメータシステムを模式的に示した図であり、該システムは、ボディの直径および直径変化をセンシングするために円筒体上に配置された携帯可能な装置を含む。 図2は、本発明の実施形態の別例の電子マイクロメータシステムを模式的に示した図であり、該システムは、ボディの直径および直径変化センシングするために円筒体上に配置された携帯可能な装置を含む。
本発明の他の態様および利点は、以下の詳細な説明により明らかにされる。
図1に、本発明の非限定的な第1実施形態の1例による電子マイクロメータシステム10を示す。システム10は、ポータブル装置12と、パーソナルコンピュータ(PC)、その他処理装置からなるリモートコンピュータ28とを備え、装置12は、ハウジング14、および、ハウジング14から伸長するアーム16を備える。図1に示すように、ハウジング14は、底面20およびカバー24を有し、これらによりエンクロージャが全体的に形成される。底面20およびカバー24は、アルミニウムあるいはその他の比較的軽量で剛性の高い構成材料を含む様々な材料により構成することが可能である。ハウジング14は、非常にコンパクトに構成することが可能であり、たとえば、縦横の寸法が約12インチ(約30cm)以下、重量が約12ポンド(約5.5kg)以下とすることができる。
底面20は、図1に示すように、円筒ロール40の円弧状の表面41に、ハウジング14を支持する手段を備えることが好ましい。装置12が、ロール40の上を滑走して、長さ方向に沿ったロール40の直径(すなわち、断面形状)の変化を測定することを可能とするために、支持手段は、図1に概略的に示すように、少なくとも2つの車輪30を備えることが好ましい。
車輪30は、軸受34によって回転可能に支持されており、それぞれの車輪30の回転軸は、ハウジング14の底面20に対して実質的に垂直である。ハウジング14が車輪30により表面41などの円弧状の表面の頂部に支持されている場合、それぞれの車輪30の回転軸は、地球に対して垂直になる。図1から明らかなように、車輪30がこのような向きに配置されることにより、それぞれの車輪30の内向きエッジが、円弧状の表面41に接触し、ロール40の表面41に対してハウジング14をより確実に配置することを可能にする、直径の小さい車輪30の使用が可能となるため、装置12の精度を高めることができる。図示のように、車輪30の直径は、車輪30を支持する軸受34の直径よりも小さい。
ハウジング14は、ロール40の軸方向に沿ってハウジング14が移動した距離を計測するための手段を備えることが好ましい。このような手段は、たとえば、1つ以上の車輪30の回転をセンシングしてハウジング14の移動距離を計測するエンコーダ(図示せず)を備える。ハウジング14、アーム16、および車輪30は、装置12を、さまざまなロールの直径に対して適用可能に構成させていることが好ましい。
ハウジング14には、図1における、ハウジング14の下であって、かつ、車輪30の間にある位置で、ロール40の表面41をセンシングするためのセンサ素子22が、取り付けられている。図示の例では、センサ素子22は、ハウジング14の中を伸長しているが、センサ素子22を、ハウジング14の外側に取り付けることも可能である。センサ素子22としては、ハウジング14に対する表面の変位を正確に示す電気信号を生成する、LVDTなどの電子リニア計測装置がある。センサ素子22は、図1に示すように、ハウジング14がロール40上の上死点に位置している場合の垂直方向などの、ロール40の半径方向に沿うように配置されることが好ましい。
アーム16は、ハウジング14の片側から伸長し、実質的に側方かつ下方に、ハウジング14の底面20に対して鋭角に伸長する。アーム16は、長さ方向に沿って目盛り18を有しており、第2のセンサ素子32が、ブラケット26により、アーム16に調節可能に取り付けられている。センサ素子22と同様に、アーム16に取り付けられたセンサ素子32としては、LVDTなどの電子リニア計測装置がある。アーム16の目盛り18により、センサ素子22およびセンサ素子32を、ハウジング14に対して正確に配置させることが可能となる。
図1に示すように、好ましくは、センサ素子22およびセンサ素子32は、実質的に互いに平行となるように配置され、平行に同じ方向、すなわち図1の上下方向に変位すると、ロール40の表面点と接触するようになっている。また、センサ素子22およびセンサ素子32は、ロール40に対して互いに径方向反対側となるようには配置されない。図1に示すように、センサ素子22は、ロール40の上死点上または上死点付近に位置する。一方、センサ素子32は、それぞれの長さがc/2である2つの半弦の合計であるロール40の弦の一方のターミナルに位置する。このようにセンサ素子22がロール40上に位置するため、センサ素子22(および、センサ素子22が位置する表面点)は、弦の中間点(m)と一致する。
図1から明らかなように、センサ素子22およびセンサ素子32は、周方向に間隔を空けて位置する、ロール40の表面41上のポイントと接触(または近接)するよう構成される。センサ素子22およびセンサ素子32が接触する表面点は、それぞれセンサ素子32が接触する表面点と交差する弦の長さ(弦長)および半径rと、センサ素子22が接触する表面点と交差または軸方向に一致する半径rと、半径rおよび半径rとがなす角度θとにより、幾何学的に関係づけられる。
半径rの長さの一部は、弦とセンサ素子22が接触する表面点との間に位置し、弦距離(矢高)dとして定義される。したがって、半径rの残りの部分(弦と、ロール40の中心または回転軸a)は、長さr−dを有する。半弦c/2および弦距離dの幾何学的関係に基づき、ロール40の直径は、次式:
D=(c+4d)/4d
により算出することが可能である。ここで、Dは円筒体の直径である。
弦距離dは、センサ素子22およびセンサ素子32が、それぞれの接触表面点に対して平行かつ同時に移動することにより、効果的に計測することが可能である。このため、これら2つのセンサ素子22およびセンサ素子32は、それぞれの位置および計測範囲に関して調整される。
弦の長さcは、c/2の長さの2倍であるため、センサ素子22およびセンサ素子32の間の横方向(水平方向)の距離の2倍である。このため、弦の半分の長さは、目盛り18付きのアーム16の長さ方向に沿って、センサ素子32を正確に設置することにより、物理的に確立される。目盛り18は、ロール40のうちのハウジング14に隣接する円周部上に突出する弦定規として効果的に機能する。目盛り18は、移動可能なセンサ素子32がセンサ素子22に関して正確に位置するための停止位置を定義する。
このようにして、装置12は複数の弦の長さを確立することが可能である。すなわち、径方向両側にセンサを配置することなく、評価されるロール40のサイズに基づいて、弦の長さが確立され、この弦の長さにより、このロール40の直径を正確に計算するために十分な測定可能な距離が提供される。好ましくは、その精度は、約0.015インチ(約0.4mm)の範囲である。図1に示すように、温度プローブ36を備えることが可能である。温度プローブ36は、センサ素子22およびセンサ素子32により計測される表面の近傍において、ロール40の温度をセンシングする。これにより、温度変化により生じる熱膨張分が補填されるため、装置12の精度が向上する。このような機能は、ロール工程によりロール40の温度が上昇しているような場合に、特に有利である。
以上のように、ハウジング14およびアーム16を備えるポータブル装置12は、剛性が高く、コンパクトで、比較的軽量な構造とすることが可能である。したがって、装置12は、薄型で重心を低くすることが可能であり、これにより、装置12の使用時により良好なバランスをとることができ、装置12自体およびその操作者のいずれに対してもより高い安全性が提供される。ハウジング14の剛性が、装置12全体の剛性も高めるため、装置12は、最新の電子装置を支持することが可能な機械的完全性を有する。装置12は、ロール40上をその縦軸方向に滑走するため、センサ素子22およびセンサ素子32による電子的読み取りを歪める原因となる外的な機械動作が最小限に抑えられる。
ハウジング14は、データ取得ハードウェア38および電池(図示せず)などの電源のエンクロージャとして機能することもできる。図1は、ハウジングと離れて外部に備えられたコンピュータ28を含むマイクロメータシステム10を模式的に示している。コンピュータ28は、ハウジング14により運搬されるデータ取得ハードウェア38により保存されたデータを処理するために設計されたソフトウェアを用いることが好ましく、また、画面46にデータを表示可能であることが好ましい。データの転送のためにコンピュータ28をデータ取得ハードウェア38に接続するために、適切な通信装置48を使用することが可能である。通信装置48の非限定的な1例には、ケーブルがあるが、通信装置48の他の非限定的な例としては、コンピュータ28が、測定が行われる複合施設内にある中央端末である場合などに、装置12からのデータを離れた場所に送信するための無線モジュールがある。
本発明のその他の好ましい実施態様では、コンピュータ28は、タッチスクリーンを用いたアイコン起動機能を有する。この機能はソフトウェアで作動し、関連データの受信および表示を、迅速、簡潔、かつ、ユーザフレンドリーな形式で行うことが可能である。タッチスクリーンコンピュータ28では、ロールの計測に基づいた形状であるロール形状を、画面上おいて、目標であるロール形状の上に同時に表示することができ、オペレータは、そのロールが仕様規格内であるかについて確認することができる。
図2は、本発明の非限定の実施形態の別の例による、電子マイクロメータシステム110を示す。図2では、同一あるいは機能的に同等な要素に図1と共通の参照符号を付すが、図1の実施形態との区別を図るため、接頭に「1」を付している。図1および図2に示す実施形態の類似性を考慮して、以下の図2に示す内容について、第1の実施形態とは顕著に異なる第2の実施形態の特徴部分を中心に説明する。第2の実施形態に関する、構造、機能、剤量などを含むその他の内容については、第1の実施形態に関してすでに説明しているため、ここでは詳述しない。
図2に示すシステム110は、ハウジング114と、パーソナルコンピュータ(PC)あるいはその他の処理装置などからなるリモートコンピュータ28を含むポータブル装置112を備えるが、図1に示したアーム16およびセンサ素子32を備えていない。図2に示すように、ハウジング114は、底面120およびカバー124を有しており、これらによって、たとえば、外寸が約12インチ(約30cm)以下、重量が約12ポンド(約5.5kg)以下である、非常にコンパクトなエンクロージャが形成される。底面120は、円筒ロール40の円弧状の表面41上にハウジング114を支持するための手段を備える。この手段は、好ましくは、図2に模式的に示される2つの車輪130を備える。ハウジング114は、図2に示された車輪130のすぐ後側に位置する、少なくとも1対の車輪(図示せず)を備えることが好ましい。図1に示した例と同様に、車輪130は、軸受134により回転可能に支持される。それぞれの車輪130の回転軸は、ハウジング114の底面120に対して実質的に垂直であり、それぞれの車輪130のエッジが、ロール40の円弧状の表面41に接触する。ハウジング114は、ロール40の軸方向に沿ってハウジング14が移動する距離を測定するための手段を備えることが好ましい。たとえば、そのような手段として、少なくとも1つの車輪130の回転をセンシングすることにより、ハウジング114が移動した距離を測定するよう構成されたエンコーダ144が備えられる。また、ハウジング114も、データ取得ハードウェア138と、電池142などの適切な電源とを備えることが好ましい。
ハウジング114は、ハウジング114の下におけるロール40の表面41までの直線距離をセンシングするLVDTなどのセンサ素子122を有する。底面120とハウジング114の下あるロール表面41との間にセンサ素子122を設置するための十分なスペースを付与するため、底面120は、車輪130間に空洞部121を備えることが好ましい。センサ素子122は、空洞部121に伸長し、ロール40の半径rと一致または軸方向に整合するように配置される。ロール40の半径rは、ハウジング114がロール40上に、センサ素子122がロール40の上死点に位置するように配置された場合には、鉛直方向の半径である。図2に示すように、車輪130の内側下方エッジ間の中央にセンサ素子122を正確に配置することにより、2つの車輪130は、センサ素子122から離れて配置され、2つの車輪130の下方内側エッジが、ロール表面41と接触し、かつ、弦のターミナルtおよびtに位置する。そして、センサ素子122は、2つの車輪130によって画されるターミナルtおよびtを有するロール40の弦の中間点mに位置する、あるいは、中間点mと軸方向に整合する。これにより、ターミナルtおよびtは、弦の中間点mとともに、それぞれの長さがc/2である2つの半弦を定義する。
図2から明らかなように、センサ素子122および車輪130は、周方向間隔を空けて位置する、ロール40の表面41上のポイントと接触(または近接)するよう構成される。車輪130が接触する表面点(ターミナルt、t)は、ロール40の同一の断平面上に存在することが好ましく、センサ素子122が接触する表面点も同一の断平面上に存在するか、あるいはこの断平面から軸方向にオフセットしていることが好ましい。
図2から明らかなように、センサ素子122およびそれぞれの車輪130が接触する表面点は、弦の長さc、弦のターミナルtと交差する半径r、半径r、および弦のターミナルtと交差する第3の半径rと幾何学的に関連する。半径rとともに、半径rおよび半径rは、1対の角度θを形成する。それぞれの角度θは、センサ素子122が接触する表面点が弦の中間点と整合する場合には等しくなる。弦距離dは、弦と、弦の2つのターミナルtおよびt間に存在するセンサ素子122が接触する表面点との間の距離である。ロール40の直径は、次式:
D=(c+4d)/4d
により算出することが可能である。ここで、Dは円筒体の直径である。
弦距離dは、センサ素子122の出力に基づいて決定される値であり、センサ素子122およびそれぞれの車輪130との間の空間的関係である。この空間的関係は、センサ素子122および車輪130が、ロール40の表面41と接触しながら、平行方向に移動する場合、一定に保たれる。弦の長さcは、2つの車輪130の内側下方エッジ間の距離であり、底面120および車輪130のサイズの構成により決定される空間的関係である。弦の長さcと、測定により得られる弦距離dによって、第2のセンサを必要とすることなく、ロール直径を正確に算出可能である。その精度は、たとえば、約0.015インチ(約0.4mm)の範囲にある。装置112の精度は、温度変化により生じる熱膨張分を補填するために、センサ素子122により計測される表面の近傍において、ロール40の温度をセンシングする温度プローブ136を備えることにより、さらに向上させることが可能である。このような機能は、ロール工程によりロール40の温度が上昇しているような場合に、特に有利である。
図1に示す例におけるアーム16が備えられていない分、図2に示したポータブル装置112は、図1に示した装置12よりもコンパクトでありながら、剛性が高く、コンパクトで比較的軽量な構造をとることが可能である。したがって、装置112は、ロール40の中心により近い位置に重心を有することが可能となり、装置112はより良好なバランスをとることができ、オペレータにとってより安全な装置となる。
以上のように、電子マイクロメータシステム10および110は、先行技術であるキャリパ型サドル型マイクロメータが有しない多数の機能および利点を提供する。ポータブル装置12および112は、プローブを両側に備えることなく、円筒体の直径を正確に計測することが可能であるため、比較的コンパクトで軽量である。さらに、装置12および112のハウジング14および114は、非常に剛性が高く、重心の低い薄型構造を提供し、ポータブル装置12および112のバランスおよび取り扱いやすさを向上させる。
コンピュータ28の計算能力とともに、データのマニピュレーションおよびプレゼンテーションは実質的に制限されない。プロファイリング、評価、ヒストリおよびインベントリを含むトータルロールマネジメントも、本発明により実用可能となる。入手したデータは、パスワードにより制御されたアクセスの異なるレベルに設定することが可能である(たとえば、オペレータおよびマネジメント)。コンピュータ28のストレージメディアは、個人ユーザの要求と、後続するシステムの改良およびアップグレードに対応できるサイズとすることが可能である。ワイヤレスモジュールを通信装置48として使用することにより、装置12および112からのデータを、コンピュータ28が1つのコンポーネントである中央端末に送信することが可能であり、ロールは、企業、製造工場、ロールショップ、オペレータおよび/またはグラインダのレベルにおいて評価される。ロールの在庫および寿命はモニタリングされ、その日に追跡されたそれぞれのロールのヒストリは、耐用年数の終焉に至るまで使用可能となる。
本発明を具体的または特定の実施形態に関して説明したが、当業者により別の構成が採用され得ることは明らかである。たとえば、電子マイクロメータシステム10および110とそのコンポーネントは、本明細書中に記載し図面に示した実施形態とはその外見や構成において異なることができる。システム10および110のコンポーネントの特定の機能は、異なる構成のコンポーネントによっても、類似の機能(必ずしも同等でなくてもよい)が達成可能である。システム10および110および/またはそのコンポーネントの製造には、さまざまな材料を用いることが可能である。さらに、本発明は、開示された実施形態の1つ以上の異なる特徴または態様が組み合わされた追加または代替の実施形態も包含する。したがって、本発明は、必ずしも明細書に記載した実施形態あるいは図面に示した実施形態に限定されない。本明細書中において使用した語および用語は、実施形態を説明する目的で使用されているのであり、必ずしも本発明の範囲を限定するものではない。したがって、本発明の範囲は、本願の特許請求の範囲のみによって限定される。

Claims (15)

  1. 円筒体の寸法を計測するための自立型マイクロメータであって、
    該自立型マイクロメータは、
    ハウジングと、
    前記円筒体の円弧状の表面に対して、前記ハウジングを支持する手段であって、少なくとも2つの車輪を備え、該少なくとも2つの車輪は、前記円筒体の円弧状の表面を該少なくとも2つの車輪に係合させると、該少なくとも2つの車輪のエッジが、前記円筒体の断面上の弦の長さ分だけ離間する2つのターミナルにおいて、前記円弧状の表面に接触するように方向づけられた回転軸を有している、支持手段と、
    前記円筒体の前記弦の長さ内に位置する前記円筒体の表面点に接触するように、前記ハウジングに取り付けられている、計測手段と、
    前記少なくとも2つの車輪により決定される前記弦の長さ、および、該計測手段のアウトプットによって確定された前記弦の弦距離に基づいて、前記円筒体の直径を決定する手段と、
    を備える、
    自立型マイクロメータ。
  2. 前記決定手段は、Dが前記円筒体の直径、cが前記弦の長さ、dが前記弦距離であるとした場合に、次式:
    D=(c+4d)/4d
    に基づいて、前記円筒体の直径を算出するようプログラムされている、請求項1に記載の自立型マイクロメータ。
  3. 前記決定手段は、
    前記円筒体の直径を算出するために設けられる前記ハウジング外のコンピュータと、
    前記計測手段のアウトプットを前記コンピュータに送信するための手段と、
    を備える、請求項1または2に記載の自立型マイクロメータ。
  4. 前記支持手段は、自立型マイクロメータが前記円筒体の長さ方向に沿って移動することを可能とする、請求項1〜3のいずれかに記載の自立型マイクロメータ。
  5. 前記円筒体の長さ方向に沿って前記自立型マイクロメータが移動した距離をセンシングするための手段と、
    前記円筒体の長さ方向に沿った異なる地点において決定される前記円筒体の直径の変化に基づいて、前記円筒体の長さ方向に沿った形状を決定する手段と、
    をさらに備える、請求項4に記載の自立型マイクロメータ。
  6. 円筒体の長さ方向の軸が実質的に水平となるように前記円筒体が配置された状態で、該円筒体の直径および直径の変化をセンシングする、電子形状取得マイクロメータシステムであって、
    該マイクロメータシステムは、携帯可能な自立型マイクロメータを備え、
    該携帯可能な自立型マイクロメータは、
    底面を有し、エンクロージャを画するハウジングと、
    前記円筒体の円弧状の表面に対して該ハウジングを支持する手段であって、少なくとも2つの車輪を備え、該少なくとも2つの車輪は、前記円筒体の円弧状の表面を該少なくとも2つの車輪に係合させると、該少なくとも2つの車輪のエッジが、前記円筒体の断面上の弦の長さ分だけ離間する2つのターミナルにおいて、前記円弧状の表面に接触するように方向づけられた回転軸を有する、支持手段と、
    前記円筒体の弦の長さ内に位置する前記円筒体の表面点と接触するために前記ハウジングに取り付けられた電子リニア計測手段と、
    前記電子リニア計測手段からの出力信号を受信し、該出力信号をデータとして保存する、データ取得手段と、
    前記ハウジングの外部に離れて備えられ、前記データ取得手段により保存されたデータを受信し、前記少なくとも2つの車輪により決定される弦の長さと、前記電子リニア計測手段の出力によって確定された前記弦の弦距離により基づいて、前記円筒体の直径を算出するコンピュータと、
    前記データの送信のために、前記コンピュータを前記データ取得手段にワイヤレスで接続する手段と、
    を備える、
    電子形状取得マイクロメータシステム。
  7. 前記コンピュータは、Dが前記円筒体の直径、cが前記弦の長さ、dが前記弦距離であるとした場合に、次式:
    D=(c+4d)/4d
    に基づいて、前記円筒体の直径を算出するようプログラムされている、請求項6に記載の電子形状取得マイクロメータシステム。
  8. 前記ハウジングが前記円筒体の長さ方向に沿って移動した距離をセンシングする手段と、前記円筒体の長さ方向に沿って連続的に決定される前記円筒体の直径における変化に基づき、前記円筒体の長さ方向に沿って前記円筒体の形状を決定するための手段とをさらに備える、請求項6または7に記載の電子形状取得マイクロメータシステム。
  9. 前記ハウジングに隣接する前記円筒体の温度をセンシングするための手段をさらに備える、請求項6〜8のいずれかに記載の電子形状取得マイクロメータシステム。
  10. 円筒体の直径を測定する方法であって、
    該方法は、
    少なくとも2つの車輪を備え、該少なくとも2つの車輪は、該少なくとも2つの車輪のエッジが、前記円筒体の断面上の弦の長さ分だけ離間する2つのターミナルにおいて、前記円筒体の円弧状の表面に接触するように方向づけられた回転軸を有する、ハウジングを支持し、
    前記弦と、前記弦の前記2つのターミナル間に位置する前記円筒体の表面点との間の弦距離を決定し、および、
    前記弦の長さおよび前記弦距離に基づいて、前記円筒体の直径を決定する、
    ステップを備える、方法。
  11. 前記表面点は、前記弦の長さの中間点に位置する、請求項10に記載の方法。
  12. 前記直径は、Dが前記円筒体の直径、cが前記弦の長さ、dが前記弦距離であるとした場合に、次式:
    D=(c+4d)/4d
    に基づいて、前記円筒体の直径を算出するコンピュータプログラムにより決定される、請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記出力信号は、前記ハウジングの外部に存在するコンピュータに対して前記ハウジングから送信され、前記コンピュータが前記円筒体の直径を算出する、請求項10〜12のいずれかに記載の方法。
  14. 前記円筒体の長さ方向に沿って前記ハウジングを移動させ、
    前記円筒体の長さ方向長さに沿って前記ハウジングが移動する距離をセンシングし、および、
    前記円筒体の長さ方向長さに沿った異なる地点において決定される前記円筒体の直径の変化に基づき、前記円筒体の長さ方向に沿った形状を決定する、
    ステップを備える、請求項10〜13のいずれかに記載の方法。
  15. 前記円筒体の温度をセンシングするステップをさらに備える、請求項10〜14のいずれかに記載の方法。
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