JP6541144B2 - Slide bearing - Google Patents
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Description
本発明は、すべり軸受の技術に関し、円筒を軸方向と平行に二分割した半割部材を上下に配置したすべり軸受の技術に関する。 The present invention relates to the technology of a slide bearing, and relates to the technology of a slide bearing in which half members obtained by dividing a cylinder into two in parallel with the axial direction are disposed one above the other.
従来、エンジンのクランクシャフトを軸支するための軸受であって、円筒形状を二分割した二つの部材を合わせる半割れ構造のすべり軸受が公知となっている。また、前記軸受の摺動面積を減らし、フリクション低減効果を得るために、前記軸受の幅を狭くする構造がある。しかし、軸受の幅を狭くすると、流出油量が増加していた。そこで、前記軸受の軸方向両端部に、全周に逃げ部分(細溝)を形成した軸受が公知となっている(例えば、特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art Conventionally, there has been known a sliding bearing for supporting a crankshaft of an engine, which is a half-split structure in which two members obtained by dividing a cylindrical shape into two are combined. In addition, there is a structure in which the width of the bearing is narrowed in order to reduce the sliding area of the bearing and obtain a friction reduction effect. However, when the width of the bearing was narrowed, the amount of oil spilled was increasing. Then, the bearing which formed the relief part (thin groove) in the perimeter in the axial direction both ends of the above-mentioned bearing is publicly known (for example, refer to patent documents 1).
しかし、従来の全周に細溝を形成した軸受では、摺動面積減少により、負荷容量が低下し、良好な潤滑に必要な油膜厚さを確保することができず、且つ、総和の流出油量が多かった。 However, in the conventional bearing in which the narrow groove is formed on the entire circumference, the load capacity is reduced due to the reduction of the sliding area, and the oil film thickness necessary for good lubrication can not be secured. There was a large amount.
そこで、本発明は係る課題に鑑み、フリクション低減効果を得ることができ、総和の流出油量を抑えることができる軸受を提供する。 Then, in view of the subject which concerns on this invention, the friction reduction effect can be acquired and the bearing which can suppress the amount of oil spills of a sum total is provided.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 The problem to be solved by the present invention is as described above, and next, means for solving the problem will be described.
即ち、請求項1においては、円筒を軸方向と平行に二分割した半割部材を上下に配置したすべり軸受であって、前記すべり軸受によって保持する軸の回転方向における上側の前記半割部材の下手側の端面と、下側の前記半割部材の前記軸の回転方向における上手側の端面との合わせ面の位置を0°と規定し、該0°の位置から前記軸の回転方向に対する反対方向への回転角度として軸受角度を規定する場合において、下側の前記半割部材に、前記軸受角度が180°の位置から、前記軸受角度が180°より大きく270°以下の位置までの範囲のみにおいて、円周方向を長手方向とし、軸方向に並列する2本の細溝を設け、前記細溝の軸方向端面側の周縁部に、前記細溝の底部よりも前記半割部材の半径方向内側へ突出するとともに、前記半割部材の内周面よりも半径方向外側へ凹んだ段差部を設け、前記段差部の軸方向の幅の和が、0mmより大きく前記半割部材の軸方向の幅から細溝の軸方向の幅の和を減算した長さ以下となるように形成したものである。 That is, according to the first aspect of the present invention, there is provided a slide bearing in which half members obtained by dividing a cylinder into two halves in parallel with the axial direction are vertically disposed, the upper half member in the rotational direction of the shaft held by the slide bearing. The position of the mating surface between the end face on the lower side and the end face on the upper side in the direction of rotation of the lower half of the shaft is defined as 0 °, and from the position of 0 ° opposite to the direction of rotation of the axis range in the case of defining a bearing angle as the rotation angle of the direction, the half-split elements of the lower, from the position before SL bearing angle 180 °, to a position of the bearing angle is greater than 180 ° 270 ° or less Only in the circumferential direction, the longitudinal direction is the same, and two narrow grooves are provided in parallel in the axial direction, and the radius of the half member is smaller than the bottom of the narrow groove at the peripheral edge on the axial end face side of the narrow groove. While projecting inward in the direction A stepped portion recessed outward in the radial direction with respect to the inner circumferential surface of the member is provided, and the sum of the axial widths of the stepped portions is larger than 0 mm to the axial width of the narrow groove from the axial width of the half member It is formed to be equal to or less than the length obtained by subtracting the sum of.
請求項2においては、前記段差部の軸方向の幅の和の、前記半割部材の軸方向の幅に対する割合は、0%より大きく70%以下となるように形成したものである。 According to the second aspect of the present invention, the ratio of the sum of the axial widths of the stepped portions to the axial width of the half members is greater than 0% and not more than 70%.
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。 The effects of the present invention are as follows.
すなわち、油膜圧力の発生を妨げない程度の細溝を設けることで、摺動面積を減らしつつ、フリクション低減効果を得ることができ、かつ、総和の流出油量を抑えることができる。
また、前記細溝の周縁部に段差部を設けることで、効果的にフリクション低減効果を得ることができ、かつ、総和の流出油量を抑えることができる。
That is, by providing the fine groove not to prevent the generation of the oil film pressure, it is possible to obtain the friction reduction effect while reducing the sliding area, and to suppress the total amount of oil outflow.
Further, by providing the step portion at the peripheral portion of the narrow groove, it is possible to effectively obtain the friction reduction effect, and to suppress the total amount of oil spilled.
次に、発明の実施の形態を説明する。なお、図1はすべり軸受1の正面図であり、画面の上下を上下方向、画面の手前方向及び奥方向を前後方向とする。 Next, an embodiment of the invention will be described. In addition, FIG. 1 is a front view of the slide bearing 1, and let the upper and lower sides of a screen be the up-down direction, and let the near direction and the back direction of a screen be front and rear directions.
まず、第一の実施形態に係るすべり軸受1を構成する半割部材2について図1及び図2を用いて説明する。
すべり軸受1は円筒状の部材であり、図1に示すように、エンジンのクランクシャフト11のすべり軸受構造に適用される。すべり軸受1は、二つの半割部材2で構成されている。二つの半割部材2は、円筒を軸方向と平行に二分割した形状であり、断面が半円状となるように形成されている。本実施形態においては、半割部材2は上下に配置されており、左右に合わせ面が配置されている。クランクシャフト11をすべり軸受1で軸支する場合、所定の隙間が形成され、この隙間に対し図示せぬ油路から潤滑油が供給される。ここで、すべり軸受1を形成する円筒の中心軸方向を軸方向(前後方向)と定義する。また、すべり軸受1を形成する円筒の底面の円周に沿う方向を円周方向と定義する。また、すべり軸受1を形成する円筒の中心軸及び側面と直交する方向、すなわち、側面壁の厚さ方向を半径方向と定義する。
First, the
The
図2においては、上側および下側の半割部材2を示している。なお、本実施形態においては、クランクシャフト11の回転方向を図1の矢印に示すように正面視時計回り方向とする。また、軸受角度ωは、図1における右端の位置を0度とし、図1において、反時計回り方向を正とする。すなわち、図1において、左端の位置の軸受角度ωが180度となり、下端の位置の軸受角度ωが270度となるように定義する。
In FIG. 2, the upper and
図2(c)に示すように、半割部材2の軸方向の幅はW1である。また半割部材2の軸受厚さ(半径方向の長さ)はH1である。
As shown in FIG. 2C, the axial width of the
上側の半割部材2の内周には円周方向に溝が設けられており、中心に円形の孔が設けられている。また、上側の半割部材2の左右に合わせ面が配置されている。
下側の半割部材2の内周の摺動面において、その軸方向の両端面よりも内側に細溝3が形成されている。
A groove is provided circumferentially on the inner periphery of the
In the sliding surface on the inner periphery of the
細溝3は下側の半割部材2に設けられる。本実施形態においては、細溝3は、軸方向に並列して二本設けられている。細溝3の回転方向下流側端部3aは、半割部材2の回転方向下流側合わせ面2aに連通するように設けられている。
詳細には、細溝3の回転方向下流側端部3aが、半割部材2の回転方向下流側合わせ面2aに配置されている。
下側の半割部材2においては、図1の左側の合わせ面が回転方向下流側合わせ面2a、図1の右側の合わせ面が回転方向上流側合わせ面2bとなる。
The
Specifically, the
In the
また、細溝3の軸方向端面側の周縁部に、半割部材2の内周面よりも半径方向外側へ凹んだ段差部4が設けられている。本実施形態においては、段差部4は、軸方向後側の細溝3の後側の周縁部及び軸方向前側の細溝3の前側の周縁部に二つ設けられており、その長手方向が細溝3の長手方向と平行になるように設けられている。段差部4の回転方向下流側端部4aは回転方向下流側合わせ面2aに連通するように設けられている。また、回転方向上流側端部4bは細溝3の回転方向上流側端部3bと円周方向において同じ位置まで設けられている。言い換えれば、段差部4の円周方向の長さは、細溝3の円周方向の長さlと同じ長さとなるように設けられている。
Further, at the peripheral edge on the end face side in the axial direction of the
次に、細溝3の詳細な構成について図2を用いて説明する。
Next, the detailed configuration of the
細溝3の円周方向の長さlは、回転方向下流側端部3a(軸受角度が180度)から回転方向上流側端部3b(軸受角度がω1)までの長さに形成したものである。なお、軸受角度ω1は、180度よりも大きく270度以下である。より詳細には、軸受角度ω1は、通常225度よりも大きく270度以下である領域に存在する。
The circumferential length l of the
細溝3の半径方向の深さH2は、図2(c)に示すように、軸受厚さH1よりも短くなるように形成されている。
二本の細溝3の軸方向の幅W2の和は、図2(c)に示すように、半割部材2の軸方向の幅W1よりも短くなるように構成されている。
The radial depth H2 of the
The sum of the axial width W2 of the two
次に、段差部4の詳細な構成について図2を用いて説明する。
Next, the detailed configuration of the stepped
段差部4の円周方向の長さは、図2(b)に示すように、細溝3の円周方向の長さlと同じ長さとなるように設けられている。
段差部4の内周面4cから細溝3の底面3cまでの半径方向の長さH3は、図2(c)に示すように、細溝3の半径方向の深さH2以下となるように形成されている。
段差部4の軸方向の幅W3の和は、0mm以上であって半割部材2の軸方向の幅W1から細溝3の軸方向の幅W2の和を減算した長さ以下となるように構成されている。本実施形態においては、段差部4の軸方向の幅W3の和は、半割部材2の軸方向の幅W1から細溝3の軸方向の幅W2の和を減算した長さよりも短くなるように形成されている。
このように構成することにより、フリクション低減効果及び漏れ油量低減効果を得ることができる。
The circumferential length of the
The radial length H3 from the inner
The sum of the axial width W3 of the
With such a configuration, it is possible to obtain a friction reduction effect and a leakage oil amount reduction effect.
また、段差部4の軸方向の幅W3の和の、半割部材2の軸方向の幅W1に対する割合は、0%以上であって70%以下となるように形成したものである。本実施形態においては、段差部4の軸方向の幅W3の和の、半割部材2の軸方向の幅W1に対する割合は、略40%となるように形成したものである。
The ratio of the sum of the axial width W3 of the
このように構成することにより、フリクション低減効果及び漏れ油量低減効果を効果的に得ることができる。例えば、図3に示すように、段差部4の軸方向の幅W3の和の、半割部材2の軸方向の幅W1に対する割合が0%から増加するにつれて、フリクション低減効果、漏れ油量低減効果が大きくなる。段差部4の軸方向の幅W3の和の、半割部材2の軸方向の幅W1に対する割合が70%を超えると、漏れ油量はほぼ一定となる。
With such a configuration, it is possible to effectively obtain the friction reduction effect and the leakage oil amount reduction effect. For example, as shown in FIG. 3, as the ratio of the sum of the axial width W3 of the
次に、第二の実施形態に係る半割部材2について説明する。なお、第一の実施形態と同一の名称の部材については同一の符号を付している。
図4(a)から(c)には、第二の実施形態である半割部材2が示されている。本実施形態においては、段差部が設けられず、細溝3の軸方向端面側の側面が軸方向端面と連通している。
すなわち、本実施形態においては、段差部の軸方向の長さは0mmとなり、半割部材2の軸方向の幅W1に対する割合は0%となる。
このような構成においても、フリクション低減効果及び漏れ油量低減効果を効果的に得ることができる。
Next, the
The
That is, in the present embodiment, the axial length of the step portion is 0 mm, and the ratio to the axial width W1 of the
Even in such a configuration, it is possible to effectively obtain the friction reduction effect and the leakage oil amount reduction effect.
次に、第三の実施形態に係る半割部材2について説明する。なお、第一の実施形態と同一の名称の部材については同一の符号を付している。
図5(a)から(c)には、第三の実施形態である半割部材2が示されている。本実施形態においては、細溝3が一つ設けられており、その軸方向両側の周縁部に段差部4が設けられている。
Next, the
The
次に、細溝3の詳細な構成について図5を用いて説明する。
Next, the detailed configuration of the
細溝3の円周方向の長さlは、回転方向下流側端部3a(軸受角度が180度)から回転方向上流側端部3b(軸受角度がω1)までの長さに形成したものである。なお、軸受角度ω1は、180度よりも大きく270度以下である。より詳細には、軸受角度ω1は、通常225度よりも大きく270度以下である領域に存在する。
The circumferential length l of the
細溝3の半径方向の深さH2は、図5(c)に示すように、軸受厚さH1よりも短くなるように形成されている。
細溝3の軸方向の幅W2は、図5(c)に示すように、半割部材2の軸方向の幅W1よりも短くなるように構成されている。
The radial depth H2 of the
The axial width W2 of the
次に、段差部4の詳細な構成について図5を用いて説明する。
Next, the detailed configuration of the stepped
段差部4の円周方向の長さは、図5(a)に示すように、細溝3の円周方向の長さlと同じ長さとなるように設けられている。
段差部4の内周面4cから細溝3の底面3cまでの半径方向の長さH3は、細溝3の半径方向の深さH2以下となるように形成されている。
本実施形態においては、段差部4の軸方向の幅W3の和は、半割部材2の軸方向の幅W1から細溝3の軸方向の幅W2を減算した長さである。
また、本実施形態においては、段差部4の軸方向の幅W3の和の、半割部材2の軸方向の幅W1に対する割合は、略70%となるように形成したものである。
このように構成することにより、フリクション低減効果及び漏れ油量低減効果を得ることができる。
The length in the circumferential direction of the
The radial length H3 from the inner
In the present embodiment, the sum of the axial width W3 of the stepped
Further, in the present embodiment, the ratio of the sum of the axial width W3 of the stepped
With such a configuration, it is possible to obtain a friction reduction effect and a leakage oil amount reduction effect.
なお、第一から第三の実施形態に係るすべり軸受においては、細溝を二本または一本で構成しているがこれに限定するものではなく、三本以上で構成することも可能である。 In the slide bearings according to the first to third embodiments, the narrow groove is formed by two or one, but the invention is not limited to this, and three or more can also be formed. .
以上のように、円筒を軸方向と平行に二分割した半割部材2を上下に配置したすべり軸受1であって、下側の半割部材2に、円周方向を長手方向とする細溝3を設け、細溝3の軸方向端面側の周縁部に、半割部材2の内周面よりも半径方向外側へ凹んだ段差部4を設け、段差部4の軸方向の幅W3の和が、0mm以上であって半割部材2の軸方向の幅W1から細溝3の軸方向の幅W2の和を減算した長さ以下となるように形成したものである。
このように構成することにより、油膜圧力の発生を妨げない程度の細溝3を設けることで、摺動面積を減らしつつ、フリクション低減効果を得ることができ、かつ、総和の流出油量を抑えることができる。また、細溝3の周縁部に段差部4を設けることで、油の吸い戻し量を多くするように調節することができる。
As mentioned above, it is the
With such a configuration, by providing the
また、段差部4の軸方向の幅W3の和の、半割部材2の軸方向の幅W1に対する割合は、0%以上であって70%以下となるように形成したものである。
このように構成することにより、漏れ油量低減効果及びフリクション低減効果をより効果的に得ることができる。
The ratio of the sum of the axial width W3 of the
By configuring in this manner, it is possible to more effectively obtain the leakage oil amount reduction effect and the friction reduction effect.
1 すべり軸受
2 半割部材
2a 回転方向下流側合わせ面
2b 回転方向上流側合わせ面
3 細溝
3a 回転方向下流側端部
3b 回転方向上流側端部
4 段差部
4a 回転方向下流側端部
4b 回転方向上流側端部
11 クランクシャフト
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記すべり軸受によって保持する軸の回転方向における上側の前記半割部材の下手側の端面と、下側の前記半割部材の前記軸の回転方向における上手側の端面との合わせ面の位置を0°と規定し、該0°の位置から前記軸の回転方向に対する反対方向への回転角度として軸受角度を規定する場合において、
下側の前記半割部材に、前記軸受角度が180°の位置から、前記軸受角度が180°より大きく270°以下の位置までの範囲のみにおいて、円周方向を長手方向とし、軸方向に並列する2本の細溝を設け、
前記細溝の軸方向端面側の周縁部に、前記細溝の底部よりも前記半割部材の半径方向内側へ突出するとともに、前記半割部材の内周面よりも半径方向外側へ凹んだ段差部を設け、
前記段差部の軸方向の幅の和が、0mmより大きく前記半割部材の軸方向の幅から細溝の軸方向の幅の和を減算した長さ以下となるように形成した
ことを特徴とするすべり軸受。 A slide bearing in which half members obtained by dividing a cylinder into two in parallel to the axial direction are disposed at the top and bottom,
The position of the mating surface of the end face on the lower side of the upper half of the half in the direction of rotation of the shaft held by the slide bearing and the end face on the upper side in the direction of rotation of the lower half of the half is 0 In the case where a bearing angle is defined as a rotation angle from the 0 ° position to the opposite direction to the rotation direction of the shaft,
Said half member of the lower, from a position before the SL bearing angle 180 °, the range only to the position of the bearing angle is greater than 180 ° 270 ° or less, the circumferential and longitudinal direction, in the axial direction Provide two parallel narrow grooves,
A step which protrudes inward in the radial direction of the half member from the bottom of the narrow groove and is recessed outward in the radial direction of the inner circumferential surface of the half member at the peripheral edge on the axial end face side of the narrow groove. Set up the
The sum of the axial widths of the stepped portions is greater than 0 mm and equal to or less than the length obtained by subtracting the sum of the axial widths of the narrow grooves from the axial width of the half member. Sliding bearings.
ことを特徴とする請求項1に記載のすべり軸受。 The slip according to claim 1, wherein the ratio of the sum of the axial width of the step portion to the axial width of the half member is greater than 0% and not more than 70%. bearing.
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