JP6538855B2 - マレイン酸、酢酸ビニル、及びアクリル酸エチルのターポリマーを含むすすぎ助剤組成物 - Google Patents
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Description
本出願は、2015年1月7日に出願された米国特許出願第62/100,517号の優先権を主張し、この開示は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
すすぎ助剤組成物は、消泡剤構成成分、被覆剤、ならびにマレイン酸モノマー、酢酸ビニルモノマー、及びアクリル酸エチルモノマーのターポリマーまたはそれらのアルカリ金属塩を含む。いくつかの実施形態において、すすぎ助剤組成物は、ヒドロキシカルボン酸、防腐剤、及び水を含み得る。追加の機能性成分が、所望の特性を達成するために組成物に添加され得、特定の使用に好適であり得る。すすぎ助剤組成物は、サルフェート及び/またはサルフェート含有化合物を実質的に含まない。好ましい実施形態においてすすぎ助剤組成物は、汚染物質としての微微たる量を除き、あらゆるサルフェート及び/またはサルフェート含有化合物を含有しない。
すすぎ助剤組成物は、水溶液中のアルコールエトキシレート被覆剤によって生じ得る泡の安定性を減少させるために構成された有効量の消泡剤構成成分も含み得る。幅広い好適な消泡剤のうちのいずれか、例えば、幅広い非イオンエチレンオキシド(EO)含有界面活性剤のうちのいずれかが、使用されてもよい。多くの非イオンエチレンオキシド誘導体界面活性剤は、水溶性であり、かつすすぎ助剤組成物の意図される使用温度未満の曇点を有し、したがって、有用な泡消し剤であり得る。さらに、すすぎ助剤組成物が生分解性であることが好まれる場合、消泡剤もまた、生分解性であるように選択される。
すすぎ助剤組成物は、ヒドロキシカルボン酸またはその塩も含み得る。すすぎ助剤組成物で使用するのに好適なヒドロキシカルボン酸及びこれらの塩には、クエン酸、乳酸、グルコン酸、及び酢酸、ならびにそれらの組み合わせ及び/またはアルカリ金属塩が含まれる。ヒドロキシカルボン酸またはそのアルカリ金属塩は、無水形態もしくは水和形態のいずれか、またはそれらの組み合わせで組成物中に添加されてもよいか、または存在してもよい。ヒドロキシカルボン酸が、すすぎ助剤組成物中に含まれるとき、約0.1〜約20重量%、好ましくは約1〜約18重量%、より好ましくは約5〜約15重量%、さらにより好ましくは約8〜約12重量%で存在し得る。
すすぎ助剤組成物は、有効量の防腐剤も含み得る。多くの場合、すすぎ助剤組成物中の全酸性度及び/または酸は、防腐機能及び安定機能を提供し得る。本発明のすすぎ助剤組成物のいくつかの実施形態は、すすぎ助剤の酸性化のために、重硫酸ナトリウム及び有機酸を含むGRAS防腐剤系も含む。少なくともいくつかの実施形態において、すすぎ助剤は、2.0以下のpHを有し、すすぎ助剤の使用溶液は、少なくともpH4.0のpHを有する。いくつかの実施形態において、重硫酸ナトリウムが、酸源としてすすぎ助剤組成物中に含まれる。他の実施形態において、有効量の重硫酸ナトリウム及び一つ又は複数の他の酸が、防腐剤系としてすすぎ助剤組成物中に含まれる。好適な酸としては、例えば、HCl等の無機酸及び有機酸が挙げられる。ある特定のさらなる実施形態において、有効量の重硫酸ナトリウム及び一つ又は複数の有機酸が、防腐剤系として、すすぎ助剤組成物中に含まれる。好適な有機酸には、ソルビン酸、安息香酸、アスコルビン酸、エリソルビン酸、クエン酸等が含まれる。好ましい有機酸には、安息香酸及びアスコルビン酸が含まれる。概して、追加の酸の有無に関わらない有効量の重硫酸ナトリウムは、すすぎ助剤組成物の使用溶液が、pH4.0未満、多くの場合pH3.0少ない、さらにはpH2.0未満であり得るpHを有するように、含まれる。
すすぎ助剤組成物は、被覆剤を含む。すすぎ助剤組成物の被覆剤は、有効量の一つ又は複数のアルコールエトキシレート化合物を含む。典型的に、すすぎ助剤組成物の被覆剤は、20個以下の炭素原子を有するアルキル基を含む有効量の一つ又は複数のアルコールエトキシレート化合物を含む。典型的には、被覆剤中の一つ又は複数のアルコールエトキシレート化合物のブレンドは、例えば、100°F以上、多くの場合110°F超、しばしば110°F〜120°Fの範囲の融解点を有するため、室温では固体である。少なくともいくつかの実施形態において、アルコールエトキシレート化合物は各々独立して、式I:
すすぎ助剤組成物は、マレイン酸モノマー、酢酸ビニルモノマー、及びアクリル酸エチルモノマーのターポリマーまたはそれらのアルカリ金属塩を含む。例となるターポリマーは、BWA Water AdditivesによりBelclene 810の名前で販売されている。ターポリマーまたはそのアルカリ金属塩は、水溶液、粉末、顆粒、固体、またはペーストとしてすすぎ助剤組成物に添加されてもよい。
すすぎ助剤は、液体及び固体のすすぎ助剤製剤中に、水を含み得る。水は独立して、すすぎ助剤組成物に添加され得るか、またはすすぎ助剤組成物に添加される水性物質におけるその存在の結果として、すすぎ助剤組成物中に提供され得る。例えば、すすぎ助剤組成物に添加される物質は、水を含むか、または固化剤との反応のために利用可能な水性プリミックス中で調製され得る。好ましい実施形態において、水は、脱イオン水または軟水として提供され得る。
本発明の実施形態において、追加の機能性成分が、すすぎ助剤組成物中に含まれ得る。機能性成分は、所望の特性及び機能性を本組成物にもたらす。本出願の目的のため、用語「機能性成分」には、特定の使用における有益な特性をもたらす材料が含まれる。機能性材料のいくつかの具体的な例が、以下にさらに詳細に論じられるが、論じられる具体的な材料は、ほんの一例として示され、様々な他の機能性成分が使用され得る。例えば、以下に論じられる機能性材料の多くは、浄化、具体的には、ウェア洗浄用途で使用される材料に関する。しかしながら、他の実施形態は、他の用途で使用するための機能性成分を含み得る。そのような機能性材料の例には、本組成物の所望の特質及び/または機能性に応じて、キレート剤/金属イオン封鎖剤、漂白剤もしくは活性剤、殺菌剤/抗菌剤、活性剤、ビルダーもしくは充填剤、再付着防止剤、光学的光沢剤、染料、付臭剤もしくは香料、防腐剤、安定剤、加工助剤、防蝕剤、充填剤、固化剤、硬化剤、溶解度調整剤、pH調節剤、保湿剤、ヒドロトロープ、または幅広い他の機能性材料が含まれる。本明細書に開示される一部の実施形態の文脈において、機能性材料、または成分は、これらの機能性特性のためにすすぎ助剤内に任意に含められる。機能性材料のもう少し具体的な例が、以下でさらに詳述されるが、論じられる具体的な材料は、ほんの一例として示され、幅広い他の機能性材料が使用され得ることが、当業者及びその他の者によって理解されるはずである。
いくつかの実施形態において、すすぎ助剤の抗菌作用または漂白作用は、材料の添加によって強化されることができ、すすぎ助剤は、本組成物を使用するとき、活性酸素と反応して、活性化した構成成分を形成する。例えば、いくつかの実施形態において、過酸または過酸塩が形成される。例えば、いくつかの実施形態において、テトラアセチルエチレンジアミンが、活性酸素と反応して、抗菌剤の機能を果たす過酸または過酸塩を形成するために、本組成物中に含められ得る。活性酸素活性剤(active oxygen activator)の他の例としては、遷移金属及びこれらの化合物、カルボキシル部分、ニトリル部分、もしくはエステル部分を含有する化合物、または当分野で既知の他のそのような化合物が挙げられる。一実施形態において、活性剤には、テトラアセチルエチレンジアミン;遷移金属;カルボキシル部分、ニトリル部分、アミン部分、もしくはエステル部分を含む化合物;またはそれらの混合物が挙げられる。
すすぎ助剤組成物は、上述のアルコールエトキシレート構成成分に加えて、一つ又は複数の追加のすすぎ助剤構成成分、例えば、追加の湿潤剤または被覆剤構成成分を任意で含み得る。例えば、被覆作用を促進するため、かつ/またはすすぎが完了した後に玉状の水によって生じる斑点形成または筋形成を低減または予防する上で補助するためにすすぎ水の表面張力を減少させる上で補助し得る水溶性または分散性の低発泡性有機材料も、含められてもよい。そのような被覆剤は、典型的に、特有の曇点を有する有機界面活性剤様材料である。これらの用途で有用な界面活性剤は、利用可能な熱い用水を超える曇点を有する水性の可溶性界面活性剤であり、曇点は、使用現場の温水の温度、ならびにすすぎサイクルの温度及び種類に応じて異なり得る。
すすぎ助剤組成物は、すすぎ溶液中への汚れの持続的浮遊を促進し、除去された汚れが、すすがれている基材上に再付着するのを妨げ得る再付着防止剤を任意に含み得る。好適な再付着防止剤のいくつかの例には、脂肪酸アミド、フッ化炭素界面活性剤、複合リン酸エステル、スチレンマレイン酸無水物コポリマー、及びヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース誘導体が含まれ得る。すすぎ助剤組成物は、最大約10重量%、及びいくつかの実施形態において、約1〜約5重量%の範囲の再付着防止剤を含み得る。
すすぎ助剤は、漂白剤を任意に含み得る。漂白剤は、基材を明るくするかまたは白くするために使用され得、典型的に浄化プロセスの間に遭遇する条件下で、Cl2、Br2、−OCl−、及び/または−OBr−等の活性ハロゲン種を遊離させ得る漂白化合物を含み得る。使用に好適な漂白剤には、例えば、塩素、次亜塩素酸塩、クロラミン等の塩素含有化合物が含まれ得る。ハロゲン放出化合物のいくつかの例は、ジクロロイソシアヌル酸アルカリ金属、塩素化リン酸三ナトリウム、次亜塩素酸アルカリ金属、モノクロラミン、及びジクロラミン等が含まれる。被包された塩素源は、組成物中の塩素源の安定性を強化するためにも使用され得る(例えば、開示が、参照により本明細書に組み込まれる米国特許第4,618,914号及び同第4,830,773号を参照されたい)。漂白剤は、活性酸素源を含有するか、またはそれとして機能する作用剤も含み得る。活性酸素化合物は、活性酸素源を提供するように機能し、例えば、水溶液中に活性酸素を放出し得る。活性酸素化合物は、無機もしくは有機、またはそれらの混合物であり得る。活性酸素化合物のいくつかの例には、過酸素化合物、または過酸素化合物付加物が含まれる。活性酸素化合物または活性酸素源の例には、テトラアセチルエチレンジアミン等の活性剤の有無に関わらない、過酸化水素、過ホウ酸、炭酸ナトリウム過酸化水素化物、ホスフェートペルオキシハイドレート、ペルオキシ一硫酸カリウム、ならびに過ホウ酸ナトリウム一水和物及び過ホウ酸ナトリウム四水和物が含まれる。すすぎ助剤組成物は、例えば、いくつかの実施形態において、最大約10重量%の範囲、いくつかの実施形態において、約0.1〜約6重量%の範囲の少量だが有効量の漂白剤を含み得る。
いくつかの実施形態において、本発明のすすぎ助剤組成物は、液体組成物として製剤化される。担体は、そのような液体製剤に含まれ得る。すすぎ助剤組成物で使用するのに好適な任意の担体が、本発明で使用され得る。好ましくは、担体は、水溶性である。
すすぎ助剤組成物は、ビルダーとも称される有効量のキレート剤/金属イオン封鎖剤も含んでもよい。さらに、すすぎ助剤は、機能性成分として、一つ又は複数の追加のビルダーを任意に含んでもよい。一般的に、キレート剤は、金属イオンがすすぎ助剤の他の組成物、または他の浄化組成物の作用を妨害することを防ぐように、水源に一般的に見られる金属イオンを配位(すなわち、結合)させ得る分子である。キレート剤/金属イオン封鎖剤は、有効量で含められたとき、水質調整剤としても機能し得る。いくつかの実施形態において、すすぎ助剤は、最大約70重量%の範囲、または約1〜60重量%の範囲のキレート剤/金属イオン封鎖剤を含み得る。
様々な染料、香料を含む付臭剤、及び他の審美的促進剤(aesthetic enhancing agent)も、すすぎ助剤に含まれてもよい。染料は、組成物の外観を変えるために含められてもよく、例えとしては、FD&C Blue 1(Sigma Chemical)、FD&C Yellow 5(Sigma Chemical)、Direct Blue 86(Miles)、Fastusol Blue(Mobay Chemical Corp.)、Acid Orange 7(American Cyanamid)、Basic Violet 10(Sandoz)、Acid Yellow 23(GAF)、Acid Yellow 17(Sigma Chemical)、Sap Green(Keyston Analine and Chemical)、Metanil Yellow(Keystone Analine and Chemical)、Acid Blue 9(Hilton Davis)、Sandolan Blue/Acid Blue 182(Sandoz)、Hisol Fast Red(Capitol Color and Chemical)、Fluorescein(Capitol Color and Chemical)、Acid Green 25(Ciba−Geigy)等である。
すすぎ助剤は、必ずしもそれ自体がすすぎ及び/または浄化剤として機能しないが、すすぎ剤と連携して、本組成物の能力全体を強化し得る、微量ではあるが有効量の充填剤のうちの一つ又は複数を任意で含み得る。好適な充填剤のいくつかの例としては、塩化ナトリウム、デンプン、糖類、プロピレングリコール等のC1−C10アルキレングリコール等が挙げられ得る。いくつかの実施形態において、充填剤は、最大約20重量%の範囲、及びいくつかの実施形態において、約1〜15重量%の範囲の量で含まれ得る。
すすぎ助剤組成物は、一つ又は複数の官能性ポリジメチルシロキサンも任意に含み得る。例えば、いくつかの実施形態において、ポリアルキレンオキシド修飾ポリジメチルシロキサン、非イオン界面活性剤、またはポリベタイン修飾ポリシロキサン両性界面活性剤が、添加物として使用され得る。いくつかの実施形態において、これらの両方は、ポリエーテルまたはポリベタインがヒドロシリル化反応によってグラフトされている直鎖ポリシロキサンコポリマーである。特定のシロキサン界面活性剤のいくつかの例は、Union Carbideから入手可能なSILWET(登録商標)界面活性剤、またはGoldschmidt Chemical Corp.から入手可能なABIL(登録商標)ポリエーテルもしくはポリベタインポリシロキサンコポリマーとして知られ、米国特許第4,654,161号に記載され、この特許は、参照により本明細書に組み込まれる。いくつかの実施形態において、使用される特定のシロキサンは、例えば、低表面張力、高湿潤能力、及び優れた潤滑性を有すると説明され得る。例えば、これらの界面活性剤は、ポリテトラフルオロエチレンの表面を湿潤することができる数少ない界面活性剤であると言われている。添加物として使用されるシロキサン界面活性剤は、単独で、またはフッ素系界面活性剤と組み合わせて使用され得る。いくつかの実施形態において、任意でシランと組み合わせて添加物として使用されるフッ素系界面活性剤は、例えば、非イオンフッ化炭化水素、例えば、フッ化アルキルポリオキシエチレンエタノール、フッ化アルキルアルコキシレート、及びフッ化アルキルエステルであり得る。
すすぎ助剤組成物は、一つ又は複数の保湿剤も任意で含み得る。保湿剤は、水に対して親和性を有する物質である。保湿剤は、基材表面上の膜の可視性を減少させる上で支援するのに十分な量で提供され得る。基材表面上の膜の可視性は、すすぎ水が200ppmを超える全溶解固形物を含有するとき、特に懸念される。したがって、いくつかの実施形態において、保湿剤は、保湿剤を含有しないすすぎ剤組成物と比較して、すすぎ水が200ppmを超える全溶解固形物を含有するときの基材表面上の膜の可視度を減少させるのに十分な量で提供される。用語「水固形物膜形成」または「膜形成」は、基材表面がきれいではないという外観を与える、基材表面上の目に見える連続した物質の層の存在を指す。
すすぎ助剤は、殺菌剤を任意で含み得る。抗菌剤としても知られる殺菌剤は、材料系、表面等の微生物汚染及び微生物劣化を防ぐために、固体の機能性材料中で使用され得る化学組成物である。一般に、これらの材料は、フェノール類、ハロゲン化合物、第四級アンモニウム化合物、金属誘導体、アミン、アルカノールアミン、ニトロ誘導体、アナリド(analide)、または有機硫黄化合物及び硫黄−窒素化合物、ならびに様々な化合物を含む特定のクラスに分類される。
いくつかの実施形態において、一つ又は複数の固化剤が、すすぎ助剤組成物に含まれてもよい。硬化剤の例としては、尿素、アミド、そのようなステアリン酸モノエタノールアミドまたはラウリン酸ジエタノールアミドまたはアルキルアミド等;硫酸塩または硫酸化界面活性剤、及び芳香族スルホネート等;固体のポリエチレングリコール、または固体のEO/POブロックコポリマー等;酸またはアルカリ処理プロセスにより水溶性にしたデンプン;冷却すると、固化特性を加熱した組成物に付与する様々な無機物等が挙げられる。そのような化合物は、すすぎ助剤及び/または他の活性成分が、長時間にわたり固体組成物から分散され得るように、使用の間の水媒体への本組成物の可溶性も変化させ得る。
いくつかの実施形態において、一つ又は複数の追加の硬化剤が、所望により固体すすぎ助剤組成物に含められてもよい。硬化剤の例としては、アミド、そのようなステアリン酸モノエタノールアミドまたはラウリン酸ジエタノールアミドまたはアルキルアミド等;固体のポリエチレングリコール、または固体のEO/POブロックコポリマー等;酸またはアルカリ処理プロセスにより水溶性にしたデンプン;冷却すると、固化特性を加熱した組成物に付与する様々な無機物等が挙げられる。そのような化合物は、すすぎ助剤及び/または他の活性成分が、長時間にわたり固体組成物から分散され得るように、使用の間の水媒体への本組成物の可溶性も変化させ得る。本組成物は、最大約30重量%の範囲の量の二次硬化剤を含んでもよい。いくつかの実施形態において、二次硬化剤は、約5〜約25重量%の範囲の量、多くの場合、約10〜約25重量%の範囲、及び時折約5〜約15重量%の範囲で存在し得る。
いくつかの実施形態において、本発明の組成物は、界面活性剤を含む。本発明の組成物と一緒に使用するのに好適な界面活性剤としては、非イオン界面活性剤、半極性非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤、及び双性イオン界面活性剤が挙げられるが、これらに限定されない。本発明の一態様において、すすぎ助剤組成物は、陰イオン界面活性剤を含まないか、または実質的に含まない。いくつかの実施形態において、本発明の組成物は、約0.01重量%〜約50重量%の界面活性剤を含む。他の実施形態において、本発明の組成物は、約1重量%〜約40重量%の界面活性剤を含む。さらに他の実施形態において、本発明の組成物は、約10重量%〜約30重量%の界面活性剤を含む。
有用な非イオン界面活性剤は、一般的に、有機疎水性基及び有機親水性基の存在を特徴とし、典型的には、有機脂肪族、アルキル芳香族、またはポリオキシアルキレン疎水性化合物と、一般的には、エチレンオキシドまたはその多水和生成物(polyhydration product)、ポリエチレングリコールである親水性アルカリ性オキシド部分との縮合によって生成される。具体的には、反応性水素原子を有するヒドロキシル、カルボキシル、アミノ、またはアミド基を有する任意の疎水性化合物を、エチレンオキシド、もしくはその多水和付加物、またはプロピレンオキシド等のアルコキシレンとのその混合物と縮合させて、非イオン表面活性剤を形成することができる。任意の特定の疎水性化合物と縮合される親水性ポリオキシアルキレン部分の長さは、親水性特性と疎水性特性との間の所望のバランスの度合いを有する水分散性または水溶性化合物を生じるように、容易に調節され得る。有用な非イオン界面活性剤は、以下を含む。
非イオン表面活性剤の半極性タイプは、本発明の組成物において有用な別のクラスの非イオン界面活性剤である。一般的に、半極性非イオンのものは、高発泡剤及び泡安定剤であり、これは、CIP系におけるこれらの用途を限定し得る。しかしながら、高泡浄化法のために設計された本発明の組成物の実施形態内で、半極性非イオンは、即時の有用性がある。半極性非イオン界面活性剤には、アミンオキシド、ホスフィンオキシド、スルホキシド、及びこれらのアルコキシル化誘導体が含まれる。
表面活性物質は、分子のヒドロトロープ部分上の電荷が正である場合、陽イオンと分類される。ヒドロトロープが、pHが中性近く、またはそれ以下まで下げられない限り電荷を帯びないが、その後陽イオン(例えばアルキルアミン)である界面活性剤も、この群に含まれる。理論的には、陽イオン界面活性剤は、「オニウム」構造RnX+Y−−を含む元素のいずれの組み合わせからも合成され得、リン(ホスホニウム)及び硫黄(スルホニウム)等の窒素(アンモニウム)以外の化合物を含み得る。実際には、陽イオン界面活性剤の分野は、恐らく、窒素の陽イオン界面活性剤への合成経路が単純かつ容易であり、高収率の生成物を生じ、これが、窒素の陽イオン界面活性剤をより安価にするために、窒素含有化合物によって支配されている。
Yは、限定されないが、
両性(Amphoteric)または両性(ampholytic)界面活性剤は、塩基性親水性基及び酸性親水性基の両方、ならびに有機疎水性基を含有する。これらのイオンの実体は、他の種類の界面活性剤に関して本明細書に記載される陰イオン基または陽イオン基のうちのいずれかでもよい。塩基性窒素及び酸性カルボキシレート基は、塩基性親水性基及び酸性親水性基として使用される典型的な官能基である。少数の界面活性剤において、スルホネート、サルフェート、ホスホネート、またはホスフェートは、負電荷をもたらす。
双性イオン界面活性剤は、両性界面活性剤のサブセットと捉えられ得、陰イオン電荷を含み得る。双性イオン性界面活性剤は、第二級及び第三級アミンの誘導体、複素環式の第二級及び第三級アミンの誘導体、または第四級アンモニウム、第四級ホスホニウム、もしくは第三級スルホニウム化合物の誘導体と、広く説明され得る。典型的に、双性イオン界面活性剤には、正の電荷を帯びた第四級アンモニウム、または、いくつかの事例では、スルホニウムまたはホスホニウムイオン、負の電荷を帯びたカルボキシル基、及びアルキル基が含まれる。双性イオンは、一般に、分子の等電領域でほぼ等しい度合いまでイオン化し、正電荷−負電荷中心の間に強い「分子内塩」引力を発生し得る陽イオン及び陰イオン基を含有する。そのような双性イオン性の合成界面活性剤の例としては、脂肪族ラジカルが直鎖であっても分岐鎖であってもよく、脂肪族置換基のうちの1つが8〜18個の炭素原子を含有し、1つが陰イオン性水溶化基、例えば、カルボキシ、スルホネート、サルフェート、ホスフェート、またはホスホネートを含有する、脂肪族第四級アンモニウム、ホスホニウム、及びスルホニウム化合物の誘導体が挙げられる。
所望の特性または機能性を含むように製剤化された特定の組成物を提供するのに有用な幅広い他の成分も、含まれてもよい。例えば、すすぎ助剤は、pH調節剤、緩衝剤、浄化酵素、担体、加工助剤、またはその他のもの等の他の活性成分を含んでもよい。
本発明は、すすぎ助剤組成物を処理及び/または作製する方法にも関する。すすぎ助剤組成物は、液体または固体(例えば、ブロック)として提供され得る。一般に、すすぎ助剤組成物は、水で希釈されて、使用溶液をもたらし、次いでこれを、例えば、すすぎサイクルの間に基材の表面に供給することが期待される。使用溶液は、好ましくは多く固形物を含有する水の中において水固形物の膜形成の低減をもたらすような有効量の活性物質を含有する。
本助剤組成物は、必ずではないが、包装システムまたは入れ物に組み込まれ得る。包装入れ物または容器は、剛性または可撓性であってもよく、それらには、例えばガラス、金属、プラスチック膜もしくはシート、ボール紙、ボール紙複合体、または紙等として生成された、本組成物を含むのに好適な任意の材料が含まれる。固体すすぎ助剤組成物は、包装内で固化されてもよいか、または固体の形成後に一般的に入手可能な包装内に包装され、顧客に発送する前に、流通センターに送られてもよい。
すすぎ助剤は、固体濃縮物として、または使用溶液として分注され得る。一般に、濃縮物は、溶解し、水で希釈されて使用溶液をもたらし、次いでこれが浄化される表面に供給されることが期待される。いくつかの実施形態において、水性使用溶液は、約百万分の5〜約2,000部(ppm)、もしくは約10ppm〜約1,000ppm、もしくは約10ppm〜約500ppmの活性物質、または約10〜約300ppmの範囲、もしくは約10〜200ppmの範囲の活性物質を含有していてもよい。
本発明に従う濃縮液体すすぎ助剤組成物の例となる範囲を、すすぎ助剤組成物の重量パーセントで表1に示す。
Novel II 1012−21:アルコールエトキシレート、Sasolから入手可能。
Pluronic 25 R2:ポリエチレンオキシド−ポリプロピレンオキシドブロックコポリマー、BASFから入手可能。
Belclene 810:マレイン酸、酢酸ビニル、アクリル酸エチルターポリマー、BWAから入手可能。
施設のウェア洗浄洗剤に対する100回のサイクルの膜評価
様々な洗剤組成物がウェアから斑点及び膜を除去する能力を判定するために、6つのLibbyの10oz.ガラスタンブラーを、ガラスの表面からすべての膜及び異物を除去することによって準備した。次いで、Apex HTウェア洗浄機に適切な量の水を充填し、この水を硬度に関して試験した。
以下の項目[1]〜[20]に、本発明の実施形態の例を列記する。
[1]
一つ又は複数のアルコールエトキシレートを含む被覆剤、
一つ又は複数のエチレンオキシド基を含むポリマー化合物を含む消泡剤構成成分、
マレイン酸モノマー、酢酸ビニルモノマー、及びアクリル酸エチルモノマーのターポリマーまたはそのアルカリ金属塩、を含む、すすぎ助剤組成物。
[2]
前記組成物は、固体であり、前記組成物の約30重量%〜約75重量%で存在する固化剤をさらに含む、項目1に記載の組成物。
[3]
前記被覆剤は、前記組成物の約0.01重量%〜約60重量%で存在し、前記消泡剤は、前記組成物の約0.01重量%〜約60重量%で存在する、項目1または2に記載の組成物。
[4]
前記マレイン酸モノマー、酢酸ビニルモノマー、及びアクリル酸エチルモノマーのターポリマーまたはそのアルカリ金属塩は、前記組成物の約0.01重量%〜約40重量%で存在する、項目1〜3のいずれか一項に記載の組成物。
[5]
防腐剤及びヒドロキシカルボン酸をさらに含み、前記防腐剤は、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、及びそれらの混合物からなる群から選択される、項目1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
[6]
前記ヒドロキシカルボン酸は、クエン酸、クエン酸の無水アルカリ金属塩、クエン酸の水和アルカリ金属塩、及びそれらの組み合わせを含む、項目5に記載の組成物。
[7]
前記防腐剤は、前記組成物の約0.01重量%〜約10重量%で存在し、前記ヒドロキシカルボン酸は、前記組成物の約0.1重量%〜約20重量%で存在する、項目5または6に記載の組成物。
[8]
表面を浄化する方法であって、
汚れた表面を、洗剤及び項目1〜7のいずれか一項に記載のすすぎ助剤と接触させることを含む、方法。
[9]
前記表面は、ウェアであり、前記すすぎ助剤は、前記洗剤の後に前記表面に接触し、水で希釈されて使用溶液を形成した後で、前記汚れた表面に接触し、前記使用溶液は、約2000ppm未満の濃度である、項目8に記載の方法。
[10]
すすぎ助剤組成物を作製する方法であって、
一つ又は複数のアルコールエトキシレートを含む被覆剤、一つ又は複数のエチレンオキシド基を含むポリマー化合物を含む消泡剤構成成分、ならびにマレイン酸モノマー、酢酸ビニルモノマー、及びアクリル酸エチルモノマーのターポリマーまたはそのアルカリ金属塩を混合して、混合物を形成することと、
すすぎ助剤組成物を形成することと、を含む、方法。
[11]
前記混合物は、すすぎ助剤組成物を形成する前後にかけて加熱される、項目10に記載の方法。
[12]
前記組成物は、固体であり、前記組成物の約20重量%〜約75重量%で存在する固化剤をさらに含む、項目10または11に記載の方法。
[13]
前記被覆剤は、前記組成物の約0.01重量%〜約60重量%で存在する、項目10〜12のいずれか一項に記載の方法。
[14]
前記消泡剤は、前記組成物の約0.01重量%〜約60重量%で存在する、項目10〜13のいずれか一項に記載の方法。
[15]
前記マレイン酸モノマー、酢酸ビニルモノマー、及びアクリル酸エチルモノマーのターポリマーまたはそのアルカリ金属塩は、前記組成物の約0.01重量%〜約40重量%で存在する、項目10〜14のいずれか一項に記載の方法。
[16]
前記組成物は、防腐剤及びヒドロキシカルボン酸をさらに含む、項目10〜15のいずれか一項に記載の方法。
[17]
前記防腐剤は、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、及びそれらの混合物からなる群から選択される、項目16に記載の方法。
[18]
前記ヒドロキシカルボン酸は、クエン酸、クエン酸の無水アルカリ金属塩、クエン酸の水和アルカリ金属塩、及びそれらの組み合わせを含む、項目16または17に記載の方法。
[19]
前記防腐剤は、前記組成物の約0.01重量%〜約10重量%で存在し、前記ヒドロキシカルボン酸は、前記組成物の約0.1重量%〜約20重量%で存在する、項目16〜18のいずれか一項に記載の方法。
[20]
前記組成物は、一つ又は複数の追加の機能性成分をさらに含む、項目10〜19のいずれか一項に記載の方法。
Claims (17)
- 一つ又は複数のアルコールエトキシレートを含む被覆剤であって、前記アルコールエトキシレートは、下記式:R−O−(CH 2 CH 2 O) n −Hの構造を有し、式中、Rは直鎖又は分岐鎖(C 8 −C 15 )アルキル基であり、nは1〜25である、被覆剤と;
一つ又は複数のエチレンオキシド基を含むポリマー化合物を含む消泡剤構成成分であって、前記消泡剤構成成分は、下記式:(EO) x (PO) y (EO) x 又は(PO) y (EO) x (PO) y で表されるブロックコポリマーであり、式中、xは1〜130であり、yは5〜70であり、x+yは5〜200である、消泡剤構成成分と;
マレイン酸モノマー、酢酸ビニルモノマー、及びアクリル酸エチルモノマーのターポリマーまたはそのアルカリ金属塩と;
ヒドロキシカルボン酸と;
防腐剤であって、メチルクロロイソチアゾリノン及び/又はメチルイソチアゾリノンである、防腐剤と
を含む、すすぎ助剤組成物。 - 前記組成物は、固体であり、前記組成物の30重量%〜75重量%で存在する固化剤をさらに含む、請求項1に記載の組成物。
- 前記被覆剤は、前記組成物の0.01重量%〜60重量%で存在し、前記消泡剤は、前記組成物の0.01重量%〜60重量%で存在する、請求項1または2に記載の組成物。
- 前記マレイン酸モノマー、酢酸ビニルモノマー、及びアクリル酸エチルモノマーのターポリマーまたはそのアルカリ金属塩は、前記組成物の0.01重量%〜40重量%で存在する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ヒドロキシカルボン酸は、クエン酸、クエン酸の無水アルカリ金属塩、クエン酸の水和アルカリ金属塩、及びそれらの組み合わせを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記防腐剤は、前記組成物の0.01重量%〜10重量%で存在し、前記ヒドロキシカルボン酸は、前記組成物の0.1重量%〜20重量%で存在する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
- 表面を浄化する方法であって、
汚れた表面を、洗剤及び請求項1〜6のいずれか一項に記載のすすぎ助剤と接触させることを含む、方法。 - 前記すすぎ助剤は、前記洗剤の後に前記表面に接触し、水で希釈されて使用溶液を形成した後で、前記汚れた表面に接触し、前記使用溶液は、2000ppm未満の濃度である、請求項7に記載の方法。
- すすぎ助剤組成物を作製する方法であって、
一つ又は複数のアルコールエトキシレートを含む被覆剤であって、前記アルコールエトキシレートは、下記式:R−O−(CH 2 CH 2 O) n −Hの構造を有し、式中、Rは直鎖又は分岐鎖(C 8 −C 15 )アルキル基であり、nは1〜25である、被覆剤と;一つ又は複数のエチレンオキシド基を含むポリマー化合物を含む消泡剤構成成分であって、前記消泡剤構成成分は、下記式:(EO) x (PO) y (EO) x 又は(PO) y (EO) x (PO) y で表されるブロックコポリマーであり、式中、xは1〜130であり、yは5〜70であり、x+yは5〜200である、消泡剤構成成分と;マレイン酸モノマー、酢酸ビニルモノマー、及びアクリル酸エチルモノマーのターポリマーまたはそのアルカリ金属塩と;ヒドロキシカルボン酸と;防腐剤であって、メチルクロロイソチアゾリノン及び/又はメチルイソチアゾリノンである、防腐剤とを混合して、混合物を形成することと、
すすぎ助剤組成物を形成することと、を含む、方法。 - 前記混合物は、すすぎ助剤組成物を形成する前後にかけて加熱される、請求項9に記載の方法。
- 前記組成物は、固体であり、前記組成物の20重量%〜75重量%で存在する固化剤をさらに含む、請求項9又は10に記載の方法。
- 前記被覆剤は、前記組成物の0.01重量%〜60重量%で存在する、請求項9〜11のいずれか一項に記載の方法。
- 前記消泡剤は、前記組成物の0.01重量%〜60重量%で存在する、請求項9〜12のいずれか一項に記載の方法。
- 前記マレイン酸モノマー、酢酸ビニルモノマー、及びアクリル酸エチルモノマーのターポリマーまたはそのアルカリ金属塩は、前記組成物の0.01重量%〜40重量%で存在する、請求項9〜13のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ヒドロキシカルボン酸は、クエン酸、クエン酸の無水アルカリ金属塩、クエン酸の水和アルカリ金属塩、及びそれらの組み合わせを含む、請求項9〜14のいずれか一項に記載の方法。
- 前記防腐剤は、前記組成物の0.01重量%〜10重量%で存在し、前記ヒドロキシカルボン酸は、前記組成物の0.1重量%〜20重量%で存在する、請求項9〜15のいずれか一項に記載の方法。
- 前記組成物は、一つ又は複数の追加の機能性成分をさらに含む、請求項9〜16のいずれか一項に記載の方法。
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