JP6537707B2 - フォーカシング機構および撮像モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、圧電素子および光学レンズを備えたフォーカシング機構、および撮像モジュールに関する。
近年、携帯電話等に搭載されているカメラには、合焦(フォーカシング)機能が標準で備わっている。その駆動方式のほとんどはボイスコイルモーター(Voice Coil Motor,以下略してVCMと記載する。)である。しかし、VCMは、消費電力が高い、駆動スピードが遅い、さらなる低背化が難しいなどの課題がある。
そこで、VCMに替わる方式として、小型化を実現するため、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術などを応用したフォーカシング機構が近年開発されている。例えば、特許文献1には、光学レンズを移動する微小な駆動機構として、静電アクチュエータを使った方法が開示されている。しかし、特許文献1に記載されている駆動機構は、微小なサイズで充分な変位量を出すため複雑になっており、製造歩留まりや駆動耐久性などが課題である。
また、特許文献2には、光学レンズを移動させて合焦する方法ではなく、レンズ材料にポリマーなどの柔軟なものを使用し、レンズを変形させて焦点距離を変化させる方法が開示されている。しかし、この方法では、レンズの収差が悪化し光学特性が劣るため、撮影写真の画質は妥協せざるを得ない。
また、特許文献3および4には、駆動系やレンズ自身に液体材料を用い、レンズを変形させる方法が開示されている。しかし、機構が複雑になり、写真画像の画質も固定の光学レンズの場合と比べると劣ることが予想される。
また、特許文献5には、光学レンズの外周に沿って直接形成された圧電膜で光学レンズを駆動する光学モジュールが開示されている。
米国特許公報US8,711,495号 米国特許公報US8,199,410号 特開2013−68875号公報 特開2011−141438号公報 特開2010−210968号公報
しかしながら、特許文献5に記載の光学モジュールにおいては、光学素子の外周に直接圧電膜が形成されており、圧電膜にとって拘束が強い構造であるために、高い変位量を出力するのが困難であるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、簡易な構造で光学レンズを高変位量で移動させることが可能であり、高速かつ低消費電力で駆動可能なフォーカシング機構を提供することを目的とする。
また、本発明は、画質の品位を低下させることなく、簡易な構造で、高速かつ低消費電力で駆動させることが可能な撮像モジュールを提供することを目的とする。
本発明のフォーカシング機構は、
3つ以上のカンチレバー式圧電アクチュエータが放射状に配置されてなる駆動源と、
外枠、光学レンズ、光学レンズを光学レンズの周囲で保持するレンズ保持部、およびレンズ保持部を外枠に連結し光学レンズの半径方向に伸縮する弾性体からなる光学レンズユニットと、
を備え、
カンチレバー式圧電アクチュエータは、カンチレバー式圧電アクチュエータの駆動先端の光学レンズの光軸方向に対して垂直な面でレンズ保持部に接し、カンチレバー式圧電アクチュエータの駆動によって光学レンズを光学レンズの光軸方向に動かしてフォーカシングする。
カンチレバー式圧電アクチュエータの駆動方向に垂直な面は、0.5以下の静摩擦係数を有する材料で覆われていることが好ましい。
カンチレバー式圧電アクチュエータの駆動方向に垂直な面に突起部を有し、突起部がレンズ保持部に接していることが好ましい。
突起部の表面は、0.5以下の静摩擦係数を有する材料で覆われていてもよい。
3つ以上のカンチレバー式圧電アクチュエータは渦巻き放射状に配置されていてもよい。
カンチレバー式圧電アクチュエータは等方性材料からなることが好ましい。
等方性材料はポリシリコンであることが好ましい。
カンチレバー式圧電アクチュエータは薄膜からなることが好ましい。
弾性体は蛇腹状の窒化膜であることが好ましい。
本発明の撮像モジュールは、本発明のフォーカシング機構を備える。
ここで、「カンチレバー式圧電アクチュエータの駆動先端」とは、最大変位量が得られるアクチュエータの先端と先端から一定の領域を示す。一定の領域は、アクチュエータの変位量、およびレンズ保持部の構成等によって決定される。
本発明のフォーカシング機構によれば、簡易な構造で光学レンズを高変位量で移動させることが可能であり、高速かつ低消費電力で駆動させることが可能である。
また、本発明の撮像モジュールによれば、画質の品位を低下させることなく、簡易な構造で、高速かつ低消費電力で駆動させることが可能である。
図1は、本発明のフォーカシング機構の一実施形態の概略断面図である。 図2は、本発明のフォーカシング機構の一実施形態の駆動時の概略断面図である。 図3は、本発明のフォーカシング機構の駆動源の概略上面図である。 図4は、本発明のフォーカシング機構の光学レンズユニットの概略上面図である。 図5は、本発明のフォーカシング機構の駆動源の作製過程を示す概略断面図である。 図6は、本発明のフォーカシング機構の光学レンズユニットの作製過程を示す概略断面図である。 図7は、本発明のフォーカシング機構を用いた撮像モジュールを示す概略断面図である。 図8は、本発明のフォーカシング機構の別の実施形態の駆動源を示す概略上面図である。 図9は、本発明のフォーカシング機構の別の実施形態の駆動源上に光学レンズを配置した状態を示す概略上面図である。 図10は、渦巻き放射状に配置されたアクチュエータの長さを示す駆動源の拡大概略図である。 図11は、実施例の電圧と光学レンズの変位量を示すグラフである。
以下、本発明について詳細に説明する。
[フォーカシング機構]
まず、本発明のフォーカシング機構の一実施形態について説明する。図1に、本発明のフォーカシング機構の電圧無印加の状態の概略断面図を示す。図2に、本発明のフォーカシング機構の電圧印加時の概略断面図を示す。図3に駆動源の概略上面図を示す。図4に光学レンズユニットの概略上面図を示す。
本発明のフォーカシング機構40は、図1に示すように、32個のカンチレバー式圧電アクチュエータ21(以下、単にアクチュエータと記載する)がリング状の支持体22上に放射状に配置されてなる駆動源10と、
外枠35、光学レンズ36、光学レンズ36を光学レンズ36の周囲で保持するレンズ保持部33、およびレンズ保持部33を外枠35に連結し光学レンズの半径方向に伸縮する弾性体34からなる光学レンズユニット30と、
を備えるものである。
アクチュエータ21は、アクチュエータ21の駆動先端24における光学レンズの光軸方向に対して垂直な面25でレンズ保持部33に接し、アクチュエータ21の駆動によって光学レンズ36を光学レンズ36の光軸方向Aに動かしてフォーカシングするものである。
図2に示すように、本発明のフォーカシング機構40は、アクチュエータ21の一対の電極に電圧が印加されると、アクチュエータ21がユニモルフ効果により上面側(紙面上方)に反る。これにより、光学レンズ36は突起部18を介して光軸方向Aに持ち上げられる。光学レンズ36は、弾性体34によって支持されているため、拘束されることなく速やかに移動することが可能である。
(駆動源)
次に、駆動源について、さらに詳細に説明する。
駆動源10は、図3に示すように、32個の矩形状のアクチュエータ21が放射状に配置されてなるものである。本実施形態では、アクチュエータ21は、リング状の支持体22を共通の支持体として放射状に配置されている。図1に示すように、アクチュエータ21は、その駆動先端24における、光学レンズの光軸方向Aに対して垂直な面25上に突起部18が設けられている。この突起部18が光学レンズユニット30のレンズ保持部33と接する。突起部18が設けられていることにより、アクチュエータ21とレンズ保持部33とが点接触となるので摩擦による変位量の低下を改善することができる。本実施形態では、突起部18は、さらに静摩擦係数が0.5以下の材料で覆われている(不図示)。突起部18が静摩擦係数0.5以下の材料で覆われていることにより、アクチュエータ21とレンズ保持部33との駆動時の滑りが良く、構造的な拘束がほとんどない。従来技術であるダイアフラムやビーム型の構造では、アクチュエータの駆動において拘束が強いため変位量は大きく低減し、フォーカシングに必要な変位量を達成できない。このように静摩擦係数が0.5以下と低摩擦な材料によって光学レンズを支持しているので、高い変位量を理想的に実現することが可能である。
なお、本実施形態では突起部18を設けた形態について説明したが、突起部は形成しなくてもよい。その場合は、駆動先端24における、光学レンズの光軸方向Aに対して垂直な面25(図1参照)上に、静摩擦係数が0.5以下の材料をスパッタ等により設けることが好ましい。低摩擦材料は、面25上の全面に設けてもよいし、駆動先端24のみでもよい。
(光学レンズユニット)
次に、光学レンズユニットについてさらに詳細に説明する。
光学レンズユニット30は、図4に示すように、外枠35、光学レンズ36、光学レンズ36を光学レンズ36の周囲で保持するレンズ保持部33、およびレンズ保持部33を外枠35に連結し光学レンズ36の半径方向に伸縮する弾性体からなる。弾性体34は、光学レンズ36の全周囲に形成され、光学レンズの半径方向に伸縮する蛇腹構造である。
光学レンズユニット30は、図1に示すように、レンズ保持部33の裏面で、駆動源10の突起部18と接している。そして、光学レンズユニット30は、光学レンズ36およびレンズ保持部33が重力や慣性力により落下することがないように、または光学レンズ36の光軸がずれることがないように弾性体34で駆動源10側に抑え付けられている。
弾性体34は、レンズ保持部33および外枠35と一体的に形成された蛇腹構造の、例えば窒化シリコン膜からなる。本実施形態では弾性体として微細加工技術を用いた蛇腹構造を用いたが、例えば射出成型技術を用いて作製した複数のバネを用いることも可能である。この場合は、光学レンズの周囲全体に形成されていなくてもよく、複数本の弾性体を放射状に配置した構造としてもよい。
(駆動源の作製方法)
次に駆動源10の製造方法について説明する。図5に駆動源の一実施形態の作製過程の概略断面図を示す。
図5aに示すように、まず、シリコン基板11を準備する。シリコン基板11の厚みは、複数のカンチレバー式圧電アクチュエータの支持体となるため、アクチュエータの駆動によって構造全体が変形するのを防止する観点から、例えば、300μmから800μmが好ましい。基板はシリコン基板に限定されるものではなく、ガラス、ステンレス、イットリウム安定化ジルコニア(YSZ)、アルミナ、サファイヤ、シリコンカーバイド等の基板が挙げられる。
次に、図5bに示すように、シリコン基板11の表面および裏面に熱酸化膜(酸化シリコン)12および13を形成する。熱酸化膜12および13はエッチングストッパーの役割を有する。熱酸化膜の膜厚は、エッチングストッパーの役割、及び製造コストの観点から、0.5μmから3μmが好ましい。
次に、図5cに示すように、光学レンズユニットが配置される側の熱酸化膜13の面上に、CVD(Chemical Vapor Deposition)法によりポリシリコン膜14を形成する。ポリシリコン膜14の膜厚は、例えば、レンズを駆動させる為に必要な剛性と変位量の観点から、5μmから30μmが好ましい。
アクチュエータ21の主な材料は、結晶シリコンは避け、ポリシリコン、アモルフォスシリコン、およびアモルフォスシリコンカーバイドなどの等方性材料を用いることが好ましい。結晶シリコンは、異方性材料であるため、放射状にアクチュエータが配置されたンチレバー式圧電アクチュエータを作製すると、面内でアクチュエータの剛性にバラつきが生じる。そうすると、全てのアクチュエータに同一電圧が印加されても、駆動時の変位量にアクチュエータ間で差が生じてしまい、光軸方向に垂直な面に平行にレンズを移動させることができない。よって、アクチュエータ21の主材料としては、ポリシリコンなどの等方性材料を用いることが好ましい。
次に、ポリシリコン膜14上に、下部電極15、強誘電体薄膜16、および上部電極17を順次スパッタ法により形成する(図5d、図5e、および図5f参照)。
強誘電体薄膜16は下記組成式(1)で表される1種または2種以上のペロブスカイト型酸化物が好ましい。
Pb(Zr,Ti,Mb−y−z)O・・・(1)
式中、Mが、V、Nb、Ta、Sb、Cr、Mo、W、Mn、Mg、Sc、Co、Cu、In、Sn、Ga、Zn、Cd、Fe、Ni、Hf、およびAlからなる群より選ばれた少なくとも1種の元素を含む。x、y、およびzは、0<y<b、0<z<b、および0≦b−y−zの関係を満たす。
また、x:b:c=1:1:3が標準であるが、これらのモル比はペロブスカイト構造を取り得る範囲内で基準モル比からずれてもよい。
上記組成式(1)で表され得るペロブスカイト型酸化物は、組成式中のMとしてNbを含むと共に、Nb/(Zr+Ti+M)モル比が0.10以上0.20以下であってもよく、0.10〜0.15がより好ましい。
強誘電体薄膜16の好適な成膜方法としては、スパッタリング法、プラズマCVD法、MOCVD法(有機金属気相成長法,Metal Organic Chemical Vapor Deposition)、焼成急冷クエンチ法、アニールクエンチ法、および溶射急冷法などの気相成長法が挙げられる。中でもスパッタリング法が特に好ましい。
下部電極15および上部電極17の材料としては、特に制限なく、Au、Pt、Ir、Ti、IrO、RuO、LaNiO3、SrRuO、ITO(スズドープ酸化インジウム)(Indium Tin Oxide)、TiN等の金属または金属酸化物、ならびにこれらの組合せが挙げられる。
下部電極15と上部電極17の厚さは特に制限なく、例えば200nm程度である。強誘電体薄膜16の膜厚は特に制限なく、通常1μm以上であり、例えば1μm〜5μmである。強誘電体薄膜16の膜厚は3μm以上が好ましい。
次に、図5gに示すように、アクチュエータの駆動先端となる領域に突起部18を形成する。突起部18は、光学レンズユニット30のレンズ保持部33に接する。突起部18は、例えば、マテリアルデポジション用インクジェットでUV硬化樹脂材料を吐出させた後、滴下された液滴をUV照射して硬化させることによって形成することができる。UV硬化樹脂材料としては、低粘度型のウレタンアクリレート樹脂を挙げることができる。また、突起部18の表面は、レンズ保持部33との摩擦による変位量減少を防止する観点から、静摩擦係数が0.5以下の材料で覆われていることが好ましい。または、突起部自体が、静摩擦係数が0.5以下の材料からなってもよい。
静摩擦係数が0.5以下の材料としては、テフロン(登録商標、以下、この記載は省略する)などのフッ素系樹脂、グラファイト、二硫化モリブデン、DLC(Diamond-Like Carbon)、ポリエチレン、およびポリスチレンなどを挙げることができる。
なお、本明細書において、静摩擦係数は、ISO 8295に準拠した測定方法により測定された値とする。
次に、アクチュエータ21をパターニングするためのリソグラフィを行いドライエッチングにより上部電極17、強誘電体薄膜16、下部電極15、およびポリシリコン膜14をエッチング加工する(図5hおよび図5i参照)。
次に、図5jに示すように、シリコン基板11の裏面の加工を行うために、アクチュエータの表面から熱酸化膜13上にわたって、レジスト19により保護する。
次に、裏面からシリコン深堀エッチングするためのリソグラフィを行い、ウェットエッチングにより熱酸化膜12を除去し、ボッシュ法ドライエッチングによりシリコン基板11の深堀を行う。熱酸化膜13がエッチングストップ層となる(図5kおよび図5l参照)。
次に、図5mに示すようにベーパーHF(フッ化水素)エッチングにより露出した熱酸化膜13を除去し、保護用のレジスト19をアッシャーにより除去する。
最後に摩擦係数を下げるため表面にテフロンをスパッタ成膜する。静摩擦係数が0.5以下の材料で突起を覆う場合は、スパッタ成膜された膜の厚さは、摩耗耐性及び残留応力による剥離防止の観点から、40nm〜500nmが好ましい。
ここで、カンチレバー式圧電アクチュエータの長さとは、アクチュエータ21が支持体22に支持されていない領域の、支持体端部からアクチュエータの駆動先端面までの長辺方向の長さを意味する。本実施形態では、図5mに示すように、支持体22の端部26からアクチュエータ21の先端面23までの距離Lを示す。
上記実施形態の駆動源10においては、同一長さおよび同一形状の矩形状のアクチュエータ21が32本放射状に配置された形態について説明したが、同一長さおよび同一形状のカンチレバー式圧電アクチュエータ21が3本以上であればよく、かつ等間隔で配置されることが好ましい。光学レンズを光軸方向に高精度で平行に移動させる観点から、好ましくは、4本〜150本であり、より好ましくは8本〜100本である。
異なる長さのカンチレバー式圧電アクチュエータを複数本配置する場合は、それぞれの変位量が異なるため、全てのアクチュエータを駆動させた時に、駆動によって動かす対象である光学レンズが光軸方向に平行に移動するように各アクチュエータを設計することが好ましい。
また、カンチレバーの配置形状は、本実施形態のように、円の中心から放射状となるように配置してもよいし、渦巻き放射状(後述の実施例2の場合)としてもよい。円形の光学レンズを保持するために、複数のアクチュエータの駆動先端が円を形成するように配置されていればよい。
(光学レンズユニットの作製方法)
次に、光学レンズユニット30の作製方法について説明する。光学レンズユニット30は、通常のリソグラフィ技術を用いて作製することができる。図6に光学レンズユニット30の作製過程の概略断面図を示す。
図6aに示すように、シリコン基板31を準備し、弾性体を形成する領域に凹凸構造31aを設ける。この凹部の深さは、用いる材料によっても異なるが、アクチュエータ21の変位を最大限利用する観点と、光学レンズが重力や慣性力により落下しないように駆動源10側に押さえつけられている状態にする観点とから、0.5μm〜50μmが好ましく、1μm〜10μm程度が好ましい。また、凹凸周期は1μm〜100μmが好ましく、2μm〜20μm程度が好ましい。
基板としては、シリコン以外にガラス、ステンレス、イットリウム安定化ジルコニア、アルミナ、サファイヤ、およびシリコンカーバイド等を用いることができる。
また、シリコン基板31の厚さは、例えば300μm〜800μm程度が好ましい。
次に、図6bに示すように、凹凸構造31aが形成された表面上に、窒化シリコン膜32を形成する。この窒化シリコン膜32が弾性体となる。窒化シリコン膜の厚さは、強度と弾性力を持たせる観点から、0.1μm〜2μmが好ましく、0.2μm〜1μmがより好ましい。
次に、シリコン基板31の裏面側の、弾性体34が形成される領域31bおよび光学レンズ36を配置する領域31cをそれぞれ2段階でドライエッチングして除去する(図6cおよび図6d参照)。この時、窒化シリコン膜32がストッパーの役割をする。弾性体の材料としては、窒化シリコンの他に酸化シリコン、Al,Ni,Au,Cuの少なくとも1つの材料を含む膜を用いることができる。
さらに、図6eに示すように、光学レンズが配置される部分31dの窒化シリコン膜32を除去して、レンズ保持部33、弾性体34および外枠35を形成する。最後に、図6fに示すように、別途作製した光学レンズ36をレンズ保持部33に接着材で固定する。接着材としては、光学レンズの機能に影響を及ぼさないエポキシ系ダイボンド樹脂、フッ素系ダイボンド樹脂、およびシリコン系ダイボンド樹脂等を用いることが好ましい。
(フォーカシング機構の作製方法)
上記のように作製した駆動源10の突起部18の上に光学レンズユニット30のレンズ保持部33が接するように配置し、光学レンズユニットの外枠35とアクチュエータ21を接着材により接着する。接着剤としては、エポキシ系ダイボンド樹脂を用いることが好ましい。
[撮像モジュール]
次に、本発明のフォーカシング機構を用いた撮像モジュールの一実施形態について説明する。図7に撮像モジュールの一実施形態を示す概略断面図を示す。
図7に示すように、本実施形態の撮像モジュール50は、駆動源10および光学レンズユニット30からなる本発明のフォーカシング機構40が、内部に固定レンズ群52と、撮像素子53とが配置された筐体51上に接着材で固着されてなる。
光学レンズユニット30の光学レンズ36は、カンチレバー式圧電アクチュエータ21の駆動によって、光軸方向Aに移動して、フォーカシングレンズの役割をする。このフォーカシングレンズの役割をする光学レンズ36と固定レンズ群52とにより、任意の距離にある被撮像体に対してフォーカシングし、撮像素子53上に光学像を結像する。
上記のように、本発明のフォーカシング機構を備えた撮像モジュールは、薄膜からなるカンチレバー式圧電アクチュエータを用いているため、小型化および低消費電力を実現することができる。さらに、駆動源と光学レンズが固定されておらず点接触であり、また、光学レンズは弾性体によって支持されているため、光学レンズは素早く光軸方向に移動することができる。このように、本発明のフォーカシング機構を備える撮像モジュールは、画質の品位を低下させることなく、高速かつ低消費電力で駆動させることが可能である。
上記実施形態におけるフォーカシング機構の駆動源は、アクチュエータが放射状に配置されたものについて説明したが、駆動源はこれ以外にも、アクチュエータが渦巻放射状に配置されたものであってもよい。図8にその駆動源の概略上面図を示す。図9に駆動源の光学レンズが配置された状態の概略上面図を示す。
図8に示すように、駆動源60は、18個の同一形状同一長さのアクチュエータ61がリング状の支持体62上に渦巻き放射状に配置されてなるものである。アクチュエータ61は、アクチュエータ61の長軸方向の端面が弧を描いた形状である。上記駆動源10と同様に、アクチュエータ61の駆動先端の光学レンズの光軸方向に垂直な面上に突起部68が設けられている。そして突起部68が光学レンズユニット30のレンズ保持部33と接するように、光学レンズ36が配置される(図9参照)。なお、図9において、保持部、弾性体および外枠は省略している。
ここで、上記のような渦巻き放射状に配置されたアクチュエータ61の長さとは、図10に示すように、アクチュエータ61の先端面63の中心Lと、アクチュエータ61が支持体62と接する端部の中心Mとの間を結んだ直線Lの長さと定義する。
このような形状および配置とすることにより、狭い領域に長さの長い圧電素子を形成することができ、フォーカシング機構全体のサイズを大きくすることなく(または、光学レンズのサイズを小さくすること無く)高い変位量を得ることができる。
[実施例1]
駆動源および光学レンズユニットを、実施形態に記載の作製方法により以下の条件で作製し、駆動源と光学レンズユニットを接着剤により接着してフォーカシング機構を作製した。
(駆動源)
シリコン基板:直径150mm、厚さ350μm
熱酸化膜:厚さ0.5μm
ポリシリコン膜:厚さ10μm
下部電極:Ti(厚さ20nm)/Ir(厚さ100nm)
上部電極:Ir(厚さ100nm)
圧電膜:チタン酸ジルコン酸鉛(NbがBサイトに12%添加されたPZT)、厚さ3μm
カンチレバー式圧電アクチュエータの長さL:1mm。
突起部材料:低粘度型ウレタンアクリレートUV硬化樹脂
突起部被覆材料:テフロン(静摩擦係数0.1)
(光学レンズユニット)
シリコン基板:直径150mm、厚さ350μm
窒化シリコン膜:1μm
光学レンズのサイズ:直径2.5mm
[実施例2]
実施例2のフォーカシング機構は、上記駆動源60を用いた以外は実施例1と同様である。
実施例2の駆動源のカンチレバー式圧電アクチュエータ61の長さLは2mmとした。それ以外の駆動源の構成は実施例1と同様である。
(評価)
上記のように作製したフォーカシング機構に電圧を0V〜30Vまで印加して、以下の測定方法に従って光学レンズの光軸方向の変位量を測定した。
−レンズの変位量測定方法−
各印加電圧において、レンズ36の中心と外枠35の高さの差を白色干渉形状測定装置により静的に計測し、電圧0Vの時の値をゼロとした。
上記実施例1および実施例2の測定結果を図11に示す。
図11に示すように、本発明のフォーカシング機構は、電圧20Vから30Vにおいて、50〜100μmの変位量が得られた。特に、アクチュエータの長さが2mmである実施例2では、カンチレバーの長さが1mmである実施例1と比較すると、印加電圧30Vにおいて、約2倍の変位量が得られた。
10,60 駆動源
11 シリコン基板
12,13 熱酸化膜
14 ポリシリコン膜
15 下部電極
16 強誘電体薄膜
17 上部電極
18,68 突起部
19 レジスト
21,61 アクチュエータ
22,62 支持体
23 先端面
24 駆動先端
25 光学レンズの光軸方向に対して垂直な面
30 光学レンズユニット
31 シリコン基板
32 窒化シリコン膜
33 レンズ保持部
34 弾性体
35 外枠
36 光学レンズ
40 フォーカシング機構
50 撮像モジュール
51 筐体
52 固定レンズ群
53 撮像素子
63 先端面
,L カンチレバー式圧電アクチュエータの長さ

Claims (9)

  1. 3つ以上のカンチレバー式圧電アクチュエータが放射状に配置されてなる駆動源と、
    外枠、光学レンズ、該光学レンズを該光学レンズの周囲で保持するレンズ保持部、およ
    び該レンズ保持部を前記外枠に連結し前記光学レンズの半径方向に伸縮する弾性体からな
    る光学レンズユニットと、
    を備え、
    前記カンチレバー式圧電アクチュエータが、該カンチレバー式圧電アクチュエータの駆
    動先端の前記光学レンズの光軸方向に対して垂直な面で前記レンズ保持部に接し、前記カ
    ンチレバー式圧電アクチュエータの駆動によって前記光学レンズを該光学レンズの光軸方
    向に動かしてフォーカシングし、
    前記カンチレバー式圧電アクチュエータの駆動方向に垂直な面が、0.5以下の静摩擦係数を有する材料で覆われているフォーカシング機構。
  2. 前記カンチレバー式圧電アクチュエータの駆動方向に垂直な面に突起部を有し、該突起部が前記レンズ保持部に接している請求項1記載のフォーカシング機構。
  3. 前記突起部の表面が、0.5以下の静摩擦係数を有する材料で覆われている請求項2記載のフォーカシング機構。
  4. 前記3つ以上のカンチレバー式圧電アクチュエータが渦巻き放射状に配置されている請求項1から3いずれか1項記載のフォーカシング機構。
  5. 前記カンチレバー式圧電アクチュエータが等方性材料からなる請求項1から4いずれか1項記載のフォーカシング機構。
  6. 前記等方性材料がポリシリコンである請求項5記載のフォーカシング機構。
  7. 前記カンチレバー式圧電アクチュエータが薄膜からなる請求項1から6いずれか1項記載のフォーカシング機構。
  8. 前記弾性体が蛇腹状の窒化膜である請求項1から7いずれか1項記載のフォーカシング機構。
  9. 求項1から8いずれか1項記載のフォーカシング機構を備えた撮像モジュール
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