JP6537615B2 - 熱交換器及び熱交換器の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、熱交換器、冷凍サイクル装置、及び熱交換器の製造方法に関し、例えば、除霜運転及び暖房運転可能な空気調和機に用いられる熱交換器及び熱交換器の製造方法に関する。
従来、例えばカーエアコン用の熱交換器として、上下で水平に対峙する一対のヘッダと、一対のヘッダに一定の間隔を保って平行に接続される複数の扁平伝熱管と、扁平伝熱管同士の隙間に密着介入させるコルゲートフィンと、を備え、熱交換媒体である冷媒を複数の扁平伝熱管に対して供給するものがあった。
しかしながら、例えばヒートポンプ型の冷暖兼用の空調用室外機において、上述した熱交換器を用いて暖房運転を行った場合、上述の熱交換器は蒸発器として機能することとなる。このため、寒冷時に暖房運転を行った場合、蒸発器におけるフィンや伝熱管の表面温度は氷点下まで温度が低下し、空気中の水分がフィンや伝熱管表面に着霜する場合がある。
このような着霜が生じると、蒸発器のフィン間を通過する空気の通風抵抗が大幅に増大することや、フィンと空気の熱交換における熱抵抗の増大を招き、熱交換効率が低下するため、空調用室外機において上述した熱交換器の実用化はされていないのが実状である。
ここで、上述した着霜が生じないようにするために、伝熱促進のために設けられたコルゲートフィン表面上にあるルーバーの風上側一部が熱伝導抑制部となるように構成した熱交換器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、上述した着霜が生じないようにするために、扁平伝熱管の風上側における冷媒流路を閉塞した空調用熱交換器が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2012−72955号公報 特許第3738404号公報
しかしながら、特許文献1に記載された熱交換器は、伝熱管の風上側に位置するフィンに対して熱伝導抑制部が設けられているため、除霜運転を行う場合において、熱が伝わりにくく、フィンの表面温度が上昇しにくい。このため、フィン上の霜が融解されるのに時間がかかり、除霜時間が長くなってしまう。
また、特許文献2に記載された空調用熱交換器においては、伝熱管の風上側に位置する伝熱管内の冷媒流路に冷媒が流れないため、除霜運転を行う場合において、特許文献1に記載の熱交換器と同様に、伝熱管の風上側のフィン表面温度が上昇しにくく、除霜時間が長くなってしまう。
このように、特許文献1、2に記載された技術においては、除霜効率が悪く、結果として暖房効率が低下するという課題があった。また、冷房運転を行う場合に、室外熱交換器の有効な風上側温度差領域を効率低下させる可能性があるという課題もあった。
本発明は、上述のような課題を背景としてなされたものであり、従来よりも除霜効率を向上させ、従来よりも着霜を抑制することができる熱交換器及び熱交換器の製造方法を提供することを目的としている。
本発明に係る熱交換器は、内部を流れる冷媒と周囲を流れる空気とを熱交換する熱交換器であって、直線状に延びる複数の伝熱管と、前記複数の伝熱管の両端の各々が挿入され、冷媒の流れ道を構成する各々中空のヘッダと、を備え、前記複数の伝熱管の各々は、両端に開口部を有し、冷媒が流れる複数の冷媒流路を内部に有し、前記複数の伝熱管の長手方向のうち前記ヘッダと接続している少なくとも一端において、前記空気の流れの最も上流側に位置する部位を含む一部の部位に設けられる前記開口部は、前記一端に設けられる残りの部位の前記開口部と前記ヘッダの内部で異なる向きとなり、前記一端に設けられる残りの部位の前記開口部よりも前記ヘッダの径方向中心側に位置しており、前記残りの部位の前記開口部よりも前記ヘッダ内を流れるガス冷媒が慣性力により流入しやすくされている。
本発明に係る熱交換器の製造方法は、中空筒状の前記ヘッダを構成する2つの断面弧形状の弧状部材のうち一方の弧状部材に前記複数の伝熱管を挿入する第1工程と、前記第1工程の後に、前記複数の伝熱管のうち前記空気の流れの最も上流側に位置する伝熱管を含む一部の部位を、前記一方のヘッダ側に位置する一端に設けられる開口部が残りの部位の前記一方のヘッダ側に設けられる開口部よりも他端側に位置するように曲折する第2工程と、前記第2工程の後に、前記複数の伝熱管のうち曲折された部位が前記ヘッダの内部に位置するように前記一方の弧状部材と他方の弧状部材とを組み合わせて前記ヘッダを作製する第3工程と、を有するものである。
本発明によれば、除霜運転時において、凝縮器として機能する熱交換器に流入したガス冷媒は、従来よりも、伝熱管のうち風上側に位置する伝熱管の内部を流れて当該伝熱管における熱交換を促進し、暖房運転時において、蒸発器として機能する熱交換器に流入したガス冷媒は、従来よりも、伝熱管のうち風上側に位置する伝熱管の内部を流れて当該伝熱管における熱交換を抑制することができる。したがって、従来よりも除霜効率を向上させることができ、従来よりも着霜を抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の構成図である。 本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の室外熱交換器5の外観図である。 本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の室外熱交換器5の概要を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100のヘッダ10及び伝熱管12を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100のヘッダ11及び伝熱管12を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12のフィン13上の霜の様子を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12の冷媒流路と伝熱管12の温度との関係を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12の冷媒流路と伝熱管12の熱交換量との関係を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12の冷媒流路と伝熱管12の冷媒流量との関係を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100のヘッダ10及び伝熱管12の組み立て工程を説明する斜視図及び正面断面図である。 本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100のヘッダ10及び伝熱管12の組み立て工程を説明する斜視図及び正面断面図である。 本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100のヘッダ10及び伝熱管12の組み立て工程を説明する斜視図及び正面断面図である。 本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12の斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る冷凍サイクル装置100のヘッダ10及び伝熱管12を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る冷凍サイクル装置100のヘッダ11及び伝熱管12を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12の斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12の形状を示す正面図及び斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12の形状を示す正面図及び斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12の形状を示す正面図及び斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12の形状を示す正面図及び斜視図である。 本発明の実施の形態5に係る冷凍サイクル装置100のヘッダ10及び伝熱管12を示す図である。 本発明の実施の形態5に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12を示す斜視図である。 本発明の実施の形態5に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12を示す斜視図である。 本発明の実施の形態6に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12及びヘッダ10の形状の第1の例を示す図である。 本発明の実施の形態6に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12及びヘッダ10の形状の第2の例を示す図である。 本発明の実施の形態7に係る冷凍サイクル装置100の室外熱交換器5の外観図である。 本発明の実施の形態7に係る冷凍サイクル装置100のヘッダ10及び伝熱管12を示す図である。 本発明の実施の形態7に係る冷凍サイクル装置100のヘッダ11及び伝熱管12を示す図である。 従来の冷凍サイクル装置のヘッダ110及び伝熱管112を示す図である。 従来の冷凍サイクル装置のヘッダ111及び伝熱管112を示す図である。 従来の冷凍サイクル装置の伝熱管112のフィン113上の霜の様子を示す図である。 従来の冷凍サイクル装置の伝熱管112の冷媒流路と伝熱管112の温度との関係を示す図である。 従来の冷凍サイクル装置の伝熱管112の冷媒流路と伝熱管112の熱交換量との関係を示す図である。 従来の冷凍サイクル装置の伝熱管112の冷媒流路と伝熱管112の冷媒流量との関係を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1を含めた、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、以下に記載する実施の形態の全文において共通することとする。そして、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、明細書に記載された形態に限定するものではない。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の構成図である。図1に示されるように、冷凍サイクル装置100は、圧縮機1と、四方弁2と、室内熱交換器3と、膨張弁4と、室外熱交換器5と、を備えている。
圧縮機1は、吸入された冷媒を圧縮して高温及び高圧の冷媒として吐出する、可変容量の圧縮機である。四方弁2は、圧縮機1の吐出側に設けられている冷媒の流路を切り替えるためのものである。図1においては、暖房運転を行うように四方弁2が切り替えられた状態における冷媒流れを実線で示している。また、図1においては、除霜運転を行うように四方弁2が切り替えられた状態における冷媒流れを点線で示している。
室内熱交換器3は、冷房運転時に蒸発器として機能し、暖房運転時に凝縮器として機能する熱交換器である。膨張弁4は、冷房運転時において室外熱交換器5から流出した冷媒を減圧膨張し、暖房運転時において室内熱交換器3から流出した冷媒を減圧膨張するためのものである。室外熱交換器5は、冷房運転時に凝縮器として機能し、暖房運転時に蒸発器として機能する熱交換器である。
以下に、冷凍サイクル装置100において暖房運転を実行した場合における冷媒流れについて説明する。暖房運転を実行する場合において、四方弁2は暖房側に切り替えられ、室内熱交換器3は凝縮器として機能し、室外熱交換器5は蒸発器として機能する。
まず、圧縮機1に供給された冷媒は圧縮されて高温高圧のガス冷媒となり、四方弁2を通過し、室内熱交換器3に流入する。室内熱交換器3に流入した冷媒は、室内熱交換器3に導入された室内空気と熱交換して冷却されて液化する。液化された冷媒は、膨張弁4を通過することで低温低圧のガス冷媒と液冷媒が混在した二相冷媒状態となり、室外熱交換器5に流入する。室外熱交換器5に流入した冷媒は、室外熱交換器5に導入された室外空気と熱交換して加熱されてガス化した状態で圧縮機1に戻る。暖房運転を実行し、室外熱交換器5の累積霜量が多くなると、除霜運転が開始される。
以下に、冷凍サイクル装置100において除霜運転を実行した場合における冷媒流れについて説明する。除霜運転を実行する場合において、四方弁2は冷房側に切り替えられ、室内熱交換器3は蒸発器として機能し、室外熱交換器5は凝縮器として機能する。除霜運転時における冷媒流れは、暖房運転時における冷媒流れとは逆方向となる。
まず、圧縮機1に供給された冷媒は圧縮されて高温高圧のガス冷媒となり、四方弁2を通過し、室外熱交換器5に流入する。室外熱交換器5に流入した冷媒は、室外熱交換器5に導入された室内空気と熱交換して冷却されて液化する。液化された冷媒は、膨張弁4を通過することで低温低圧のガス冷媒と液冷媒が混在した二相冷媒状態となり、室内熱交換器3に流入する。室内熱交換器3に流入した冷媒は、室内熱交換器3に導入された室外空気と熱交換して加熱されてガス化した状態で圧縮機1に戻る。
図2は本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の室外熱交換器5の外観図である。図3は本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の室外熱交換器5の概要を示す斜視図である。なお、図2,図3内の矢印は空気の流れを示している。空気は、送風手段(図示省略)を駆動させることでフィン間の隙間を通過する。
図2に示されるように、室外熱交換器5は、ヘッダ10,11と、伝熱管12と、フィン13と、を備える。ヘッダ10は室外熱交換器5の下方に設けられ、ヘッダ11は室外熱交換器5の下方に設けられている。ヘッダ10,11は、例えば、中空筒状の形状で構成されている。伝熱管12は、冷媒が流れる複数の流路を内部に有し、直線上に延びる扁平状のものであり、ヘッダ10,11に挿入されている。なお、フィン13は、例えば、コルゲート状のフィンであり、隣接する伝熱管12同士の隙間に密着介入されている。
図2に示されるように、ヘッダ10は冷媒配管101と接続されている。冷媒配管101は膨張弁4と接続されている。ヘッダ11は冷媒配管102と接続されている。冷媒配管102は四方弁2と接続されている。
なお、伝熱管12は複数の冷媒流路を有するように構成される例に限定されず、複数の伝熱管の各々が単一の冷媒流路を有するように構成されていてもよい。また、フィン13は、上述の例に限定されるものではなく、プレートタイプのフィンを用いてもよく、また、フィンを用いないフィンレスタイプを採用してもよい。
ここで、暖房運転時には、気液二相冷媒が、冷媒配管101を通ってヘッダ10に流入し、ヘッダ10内に流入した冷媒が伝熱管12に分配される。そして、伝熱管12内を流れる気液二相冷媒は、空気と熱交換してガス冷媒となってヘッダ11に流出する。ヘッダ11に流出したガス冷媒は冷媒配管102に導かれる。
一方、冷房運転時や除霜運転時においては、ガス冷媒が冷媒配管102を通ってヘッダ11内に流入し、ヘッダ11内に流入した冷媒が複数の伝熱管12に分配される。そして、伝熱管12内を流れるガス冷媒は、空気と熱交換して液冷媒となってヘッダ10に流出する。ヘッダ10に流出した液冷媒は冷媒配管101に導かれる。このように、冷房運転時や除霜運転時における冷媒流れは、暖房運転時における冷媒流れとは逆方向となっている。
図3に示されるように、伝熱管12の端部には風上側から順に開口部15A〜15Fが設けられている。図3においては、伝熱管12の一端側に開口部が設けられる例を図示しているが、伝熱管12の他端側においても同様に開口部が設けられる構成となっている。また、図3に示されるように、伝熱管12の内部には複数の冷媒流路15が設けられている。複数の冷媒流路15のうち風上側から順に冷媒流路15a,15b,15c,15d,15e,15fと称する。なお、以後の説明において、冷媒流路15a,15b,15cを冷媒流路15a〜15cと記載することがあるものとする。また、以後の説明において、冷媒流路15d,15e,15fを冷媒流路15d〜15fと記載することがあるものとする。
伝熱管12の風上側の部位を風上側伝熱管12aと称する。また、フィン13の風上側の部位を風上側フィン13aと称する。また、フィン13の表面にはルーバー14が設けられている。ルーバー14は、伝熱を促進させるように切り起こされた形状を有する。
室外熱交換器5には、暖房運転時において、上述したようにガス冷媒及び液冷媒が混在した二相冷媒が流入するため、ヘッダ10から伝熱管12の複数の冷媒流路15に分配されるとき、ヘッダ10と冷媒流路15の関係によって、各々の冷媒流路15に流れる冷媒の流量比率やガス冷媒と液冷媒の比率が異なる流れが生じる。
図4は本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100のヘッダ10及び伝熱管12を示す図である。図5は本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100のヘッダ11及び伝熱管12を示す図である。図6は本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12のフィン13上の霜の様子を示す図である。なお、本実施の形態1においては、ヘッダ10に供給されるガス冷媒及び液冷媒のうち、ガス冷媒がヘッダ10の上部に集まりやすい層状流、波状流、気泡流、プラグ流のような流れが生じる場合を想定している。
図4に示されるように、ヘッダ10の内部のうち下方には液冷媒が溜まっており、ヘッダ10の内部のうち上方にはガス冷媒が溜まっている。例えば、伝熱管12のうち冷媒流路15a〜15cを有する部位は、下端に設けられる開口部が液冷媒の液面よりも上方に位置し、ヘッダ10の内部におけるガス冷媒の進行方向とは反対方向を向くように曲折されている。例えば、伝熱管12のうち冷媒流路15d〜15fを有する部位は、下端に設けられる開口部が液冷媒の液面よりも下方に位置するように構成されている。
なお、以上の説明においては、伝熱管12のうち冷媒流路15a〜15cを有する部位が曲折される例について説明したが、これに限定されない。例えば、伝熱管12のうち冷媒流路15aを有する伝熱管のみ曲折するようにしてもよい。伝熱管12のうち空気の流れの最も上流側に位置する冷媒流路15を含む1又は連続する2以上の冷媒流路15を有する部位を曲折する構成となっていればよい。
図4のように伝熱管12を構成することで、ヘッダ10の内部の上方を流れるガス冷媒は、慣性力により冷媒流路15a〜15cに流入しやすくなる。一方、ヘッダ10の内部の下方を流れる液冷媒は、冷媒流路15d〜15fの内部に吸い上げられる。すなわち、冷媒流路15d〜15fを流れる二相冷媒は、冷媒流路15a〜15cを流れる二相冷媒よりも、ガス冷媒の比率が小さくなる。冷媒流路15a〜15fを通過した二相冷媒は、空気と熱交換してガス単相の冷媒へと変化し、ヘッダ11に供給される。
図5に示されるように、ヘッダ11の内部にはガス冷媒が溜められている。例えば、伝熱管12のうち冷媒流路15a〜15cを有する部位は、直線状に延びるように構成されている。例えば、伝熱管12のうち冷媒流路15d〜15fを有する部位は、ヘッダ11の内部におけるガス冷媒の進行方向とは反対方向を向くように曲折されている。これにより、冷媒流路15a〜15cと冷媒流路15d〜15fの管内圧力損失を同等、又は冷媒流路15a〜15cよりも冷媒流路15d〜15fの管内圧力損失を大きくし、冷媒流路15a〜15cに流れるガス冷媒の流量をより多くすることができる。これは、同等の流量の二相冷媒を比べた場合、ガス冷媒の割合が多くなるほど管内圧力損失が増加してしまうこと、伝熱管12のうち冷媒流路15a〜15cを有する部位が曲折して圧力損失が増加することで、伝熱管12のうち冷媒流路15a〜15cの流量が低減してしまうのを抑制するためである。
図4に示されるように伝熱管12を構成することで、暖房運転時においては、冷媒流路15a〜15cを流れる二相冷媒は、冷媒流路15d〜15fを流れる二相冷媒よりも、ガス冷媒の比率が大きく、冷媒流路15d〜15fを流れる二相冷媒は、冷媒流路15a〜15cを流れる二相冷媒よりも、ガス冷媒の比率が小さくなる。このため、伝熱管12のうち風上側に設けられる冷媒流路を流れる冷媒が空気と熱交換する熱交換量を抑制することができ、図6に示されるように、フィンに付着する霜は風上側から風下側に向かって均等になる。
図5に示されるように伝熱管12を構成することで、冷房運転や除霜運転時には、ヘッダ11の内部のガス単相冷媒が、冷媒流路15に供給される場合に、冷媒流路15a〜15cを流れる冷媒は、冷媒流路15d〜15fを流れる冷媒よりも多くなるため、冷媒流路15a〜15cにおける熱交換量を増加させることができる。
図7は本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12の冷媒流路と伝熱管12の温度との関係を示す図である。図8は本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12の冷媒流路と伝熱管12の熱交換量との関係を示す図である。図9は本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12の冷媒流路と伝熱管12の冷媒流量との関係を示す図である。
図7の横軸には伝熱管12の冷媒流路を規定し、図7の縦軸には伝熱管12の温度を規定している。図8の横軸には伝熱管12の冷媒流路を規定し、図8の縦軸には伝熱管12の熱交換量を規定している。図9の横軸には伝熱管12の冷媒流路を規定し、図9の縦軸には伝熱管12の冷媒流量を規定している。
図7に示されるように、冷媒の温度は冷媒流路の風上側から冷媒流路の風下側に亘って一定となっている。図7に示されるように、空気の温度は冷媒流路の風上側から冷媒流路の風下側に向かうにつれて温度が低下している。図8に示されるように、室外熱交換器5の熱交換量は冷媒流路の風上側から冷媒流路の風下側に向かって増加するようになっている。
図9に示されるように、伝熱管12の内部を流れるガス冷媒の流量は冷媒流路の風上側から冷媒流路の風下側に向かって減少するようになっている。図9に示されるように、伝熱管12の内部を流れる液冷媒の流量は冷媒流路の風上側から冷媒流路の風下側に増加するようになっている。
本実施の形態1においては、図7のように、風上側の冷媒温度と空気温度の温度差が大きくとも、図8のように、風上側の熱交換量を抑制し、風下側の熱交換量を促進するようになっている。このため、本実施の形態1においては、図9のように、ガス冷媒の割合が多い二相冷媒が風上側の冷媒流路を流れ、液冷媒の割合が多い二相冷媒が風下側の冷媒流路を流れることで、冷媒の潜熱をより多く得ることが可能となる風下側における熱交換が促進される。また、フィン13上を流れる空気は上流側から下流側に流れるにつれて、空気が持つ水蒸気量が低下する。
図10は本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100のヘッダ10及び伝熱管12の組み立て工程を説明する斜視図及び正面断面図である。図11は本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100のヘッダ10及び伝熱管12の組み立て工程を説明する斜視図及び正面断面図である。図12は本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100のヘッダ10及び伝熱管12の組み立て工程を説明する斜視図及び正面断面図である。
図10に示されるように、ヘッダ10は、例えば、弧状部材10a及び弧状部材10bで構成されている。弧状部材10a及び弧状部材10bは、例えば、断面弧形状の部材で構成されている。以下に、ヘッダ10及び伝熱管12を組み立てる工程について説明する。
まず、伝熱管12は、例えば冷媒流路15cと冷媒流路15dとの間で伝熱管12の長手方向に切れ目が入っている状態にして、図10に示されるように、弧状部材10aに挿入される。挿入された伝熱管12のうち、冷媒流路15a〜15c側にあたる伝熱管12端部の一方は、例えば、曲げ加工機によって冷媒流路開口部がヘッダ長手方向に向かって曲折され、図11の状態になる。
次に、図11に示されるように、伝熱管12が弧状部材10aに挿入されて伝熱管12の一部が曲折された状態で、弧状部材10aと弧状部材10bとを嵌め合わせることでヘッダ10が形成される。具体的には、例えば、弧状部材10aと弧状部材10bとの嵌め会わせは、例えば、ベルトコンベア式一体ろう付け工程等により行われる。これにより、図12の状態になる。
なお、上述した組み立て工程は、図12に記載のような円管型ヘッダの場合に限らず、複数の部材によって構成されるヘッダの場合においても、曲げ加工機が伝熱管12を曲げる工程の障害とならない限り、適用することができる。上述したように伝熱管12に対して曲げ加工を施すことで、ヘッダ10に挿入された伝熱管12は、ベルトコンベア式一体ろう付け工程の途中において、伝熱管12が熱膨張して伝熱管12がヘッダ10から抜けてしまう問題を解決できる効果も併せ持つ。
図13は本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12の斜視図である。図13に示されるように、伝熱管12のうち冷媒流路15a〜15cを有する部位は曲折され、伝熱管12のうち冷媒流路15d〜15fを有する部位は曲折されずに直線上に延びている。このように、伝熱管12のうち冷媒流路15a〜15cを有する部位のヘッダ10側の端部に設けられる開口部の方向は、伝熱管12のうち冷媒流路15d〜15fを有する伝熱管のヘッダ10側の端部に設けられる開口部の方向と相違している。
図29は従来の冷凍サイクル装置のヘッダ110及び伝熱管112を示す図である。図30は従来の冷凍サイクル装置のヘッダ111及び伝熱管112を示す図である。図31は従来の冷凍サイクル装置の伝熱管112のフィン113上の霜の様子を示す図である。
図29に示されるように、従来の伝熱管112は、全ての冷媒流路115に対応して、ヘッダ110の内部に位置する下端側の部位は曲折されず直線状に平行に延びている。また、図30に示されるように、従来の伝熱管112は、ヘッダ111の内部に位置する上端側の部位は曲折されず直線状に平行に延びている。
図32は従来の冷凍サイクル装置の伝熱管112の冷媒流路と伝熱管112の温度との関係を示す図である。図33は従来の冷凍サイクル装置の伝熱管112の冷媒流路と伝熱管112の熱交換量との関係を示す図である。図34は従来の冷凍サイクル装置の伝熱管112の冷媒流路と伝熱管112の冷媒流量との関係を示す図である。
図32の横軸には伝熱管12の冷媒流路を規定し、図32の縦軸には伝熱管12の温度を規定している。図33の横軸には伝熱管12の冷媒流路を規定し、図33の縦軸には伝熱管12の熱交換量を規定している。図34の横軸には伝熱管12の冷媒流路を規定し、図34の縦軸には伝熱管12の冷媒流量を規定している。
図32に示されるように、冷媒の温度は冷媒流路の風上側から冷媒流路の風下側に亘って一定となっている。図32に示されるように、空気の温度は冷媒流路の風上側から冷媒流路の風下側に向かうにつれて温度が低下している。図33に示されるように、室外熱交換器5の熱交換量は冷媒流路の風上側から冷媒流路の風下側に向かって減少するようになっている。
図34に示されるように、伝熱管12の内部を流れるガス冷媒の流量は冷媒流路の風上側から冷媒流路の風下側に亘って一定となっている。図34に示されるように、伝熱管12の内部を流れる液冷媒の流量は冷媒流路の風上側から冷媒流路の風下側に亘って一定となっている。
図29,図30に示されるように伝熱管112を構成した場合には、図34に示されるように、ガス冷媒と液冷媒の比率が同様で同量の二相冷媒がヘッダ110から分配されることになる。ここで、図33に示されるように、室外熱交換器5の熱交換量は冷媒流路の風上側から冷媒流路の風下側に向かって減少するようになっているため、空気がフィン113の隙間を流れながら冷媒と熱交換する場合に、図32に示されるように、伝熱管112のうち風上側に位置する部位において、最も空気と冷媒との温度差が大きく、風上側から風下側に向かって空気と冷媒との温度差は低くなる。このため、図31に示されるように、空気と冷媒とが熱交換される熱交換量は、伝熱管112のうち風上側に位置する部位において最も多く、霜は最も発生しやすい。そして、従来の伝熱管112の風上側に累積した霜は、やがて風路を妨げるため熱交換器を通過する風量低下に繋がること、フィン表面にある霜が熱抵抗となり空気との熱交換効率が低下するといった問題が発生する。
これに対して、本実施の形態1に係る室外熱交換器5は、内部を流れる冷媒と周囲を流れる空気とを熱交換する熱交換器であって、直線状に延びる複数の伝熱管12と、複数の伝熱管12の両端の各々が挿入され、冷媒の流れ道を構成する各々中空のヘッダと、を備え、複数の伝熱管12の各々は、両端に開口部を有し、冷媒が流れる複数の冷媒流路を内部に有し、複数の伝熱管12の長手方向のうちヘッダ10と接続している一端において、空気の流れの最も上流側に位置する部位を含む一部の部位に設けられる開口部は、ヘッダ10側に位置する残りの部位の開口部とヘッダ10の内部で異なる向きとなっている。特に、1つの伝熱管12において、ヘッダ10の長手方向と交差する方向に並ぶ複数の流路のうち、一部の流路の開口部は他の流路の開口部とヘッダ10内の冷媒流れ方向に対して異なる向きとなるようにする。このため、冷媒流れの慣性力によって一部の流路と他の流路とに冷媒の入りやすさに違いが生じる。本実施の形態1では、ガスと液体とが混在するヘッダ側では一部の流路の開口部は他の流路の開口部とでヘッダ10内の高さ位置の違いも利用した。しかしながら、ヘッダ内部の冷媒の気体と液体との分布は種々の場合がある。特に高さ方向で分布が定まらないような場合は、流路同士で開口部の高さを必ずしも変える必要はない。また、ガス冷媒のみが流れるヘッダでも高さ位置を異ならせる必要はない。それらの場合は、開口部の向きの違いを流路間でガスと液体と流入分布を生じさせることに利用すればよい。また、ヘッダ10内で一部の流路の開口部が他の流路の開口部と異なるように曲げ部分を形成し、流路の抵抗が異なるようにすることで冷媒の流入を異ならせるようにしてもよい。このような曲げの違いを冷媒の流入の違いに利用してもよい。また、伝熱管12の両端のヘッダのうち、一方のヘッダ内にのみ、このような開口部の向きが異なるようにしてもよい。このような構造を利用することにより、除霜運転時において、室外熱交換器5に流入したガス冷媒は、従来よりも、伝熱管12のうち風上側に位置する伝熱管12の内部を流れて当該伝熱管12における熱交換を促進し、暖房運転時において、室外熱交換器5に流入したガス冷媒は、従来よりも、伝熱管12のうち風上側に位置する伝熱管12の内部を流れて当該伝熱管12における熱交換を抑制することができる。したがって、従来よりも除霜効率を向上させることができ、従来よりも着霜を抑制することができる。
実施の形態2.
本実施の形態2においては、実施の形態1とは異なるように、伝熱管12を構成したものである。なお、本実施の形態2において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図14は本発明の実施の形態2に係る冷凍サイクル装置100のヘッダ10及び伝熱管12を示す図である。図15は本発明の実施の形態2に係る冷凍サイクル装置100のヘッダ11及び伝熱管12を示す図である。図16は本発明の実施の形態2に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12の斜視図である。
図14に示されるように、伝熱管12のうち冷媒流路15a〜15cを有する部位は、その下端がヘッダ10内の冷媒流れ方向と反対方向に向くように曲折されている。また、図14に示されるように、伝熱管12のうち冷媒流路15d〜15fを有する部位は、その下端がヘッダ10内の冷媒流れ方向と同一方向に向くように曲折されている。図15に示されるように、伝熱管12の上端は曲折されずに直線状に延びている。
図16に示されるように、伝熱管12のうち冷媒流路15a〜15cを有する部位の下端に設けられる開口部の向きは、伝熱管12のうち冷媒流路15d〜15fを有する部位の下端に設けられる開口部の向きと反対方向となっている。これにより、ヘッダ10の内部のガス冷媒は、冷媒流路15d〜15fよりも冷媒流路15a〜15cに多く供給される。
以上のように、本実施の形態2に係る室外熱交換器5は、複数の伝熱管12の長手方向の少なくとも一端において、空気の流れの最も上流側に位置する部位を含む一部の部位に設けられる開口部は、ヘッダ10の内部において冷媒流れ方向と逆向きとなるように構成されており、ヘッダ10側に位置する残りの部位の開口部は、ヘッダ10の内部において冷媒流れ方向と同一方向となるように構成されている。
このため、伝熱管12の下端のみに曲げ加工するだけでよく、伝熱管12の上端を曲げ加工する必要がなく、伝熱管12の挿入口がある例えば円管などを用いることで、実施の形態1のものと比べて加工の簡易化を図ることができる。
また、本実施の形態2においては、伝熱管12のうち冷媒流路15d〜15fを有する部位は、その下端がヘッダ10内の冷媒流れ方向と同一方向に向くように曲折されているため、冷媒流路15d〜15f側の圧力損失は増大する。したがって、本実施の形態2においては、実施の形態1よりも、ガス冷媒が冷媒流路15d〜15fに浸入しにくくなり、冷媒流路15a〜15cに多くのガス冷媒を供給することができる。
実施の形態3.
本実施の形態3においては、実施に形態1とは異なり、例えば、伝熱管12の冷媒流路15a〜15cを有する部位をヘッダ10の中央高さまで挿入して曲折したものである。なお、本実施の形態3において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図17は本発明の実施の形態3に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12の形状を示す正面図及び斜視図である。図18は本発明の実施の形態3に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12の形状を示す正面図及び斜視図である。本実施の形態3においては、実施の形態1とは異なり、ヘッダ10の内部を流れる気液二相冷媒のうちガス冷媒が、ヘッダ10の中央高さにあたる位置に集まりやすい環状流のような流れが生じる場合を想定している。
図17に示されるように、伝熱管12のうち冷媒流路15a〜15cを有する部位の下端は、伝熱管12のうち冷媒流路15d〜15fを有する部位の下端よりもヘッダ10の径方向中心側に位置するように曲折されている。また、図17に示されるように、伝熱管12のうち冷媒流路15d〜15fを有する部位は、その下端に設けられる開口部の位置がヘッダ10の側壁付近の高さまで短くしてなるように切断して構成されている。
このようにして、伝熱管12のうち冷媒流路15a〜15cを有する部位の下端に設けられる開口部の向きは、伝熱管12のうち冷媒流路15d〜15fを有する部位の下端に設けられる開口部と相違し、ヘッダ10の内部のガス冷媒が、冷媒流路15d〜15fよりも冷媒流路15a〜15cに多く供給される。
なお、図18に示されるように、伝熱管12のうち冷媒流路15d〜15fを有する部位の下端は、伝熱管12のうち冷媒流路15d〜15fを有する部位の下端よりもヘッダ10の径方向中心側に位置するように直線状に延びるように構成してもよい。このとき、図18に示されるように、伝熱管12のうち冷媒流路15d〜15fを有する部位は、その下端に設けられる開口部の位置がヘッダ10の側壁付近の高さに位置するように曲折されている。
このようにして、伝熱管12のうち冷媒流路15a〜15cを有する部位の下端に設けられる開口部の向きは、伝熱管12のうち冷媒流路15d〜15fを有する部位の下端に設けられる開口部と相違し、ヘッダ10の内部のガス冷媒が、冷媒流路15d〜15fよりも冷媒流路15a〜15cに多く供給される。
以上のように、本実施の形態3に係る室外熱交換器5は、ヘッダ10が中空筒状で構成されており、複数の伝熱管12の長手方向のうちヘッダ10と接続している一端において、空気の流れの最も上流側に位置する部位を含む一部の部位に設けられる開口部は、ヘッダ10側に位置する残りの部位の開口部よりもヘッダ10の径方向中心側に位置している。このため、本実施の形態3においては、環状流が起こりやすい断面積が小さなヘッダ10とすることができ、ヘッダ10のコストを削減することができる。また、本実施の形態3においては、実施の形態1と同様に、ヘッダ10の内部のガス冷媒は、冷媒流路15d〜15fよりも冷媒流路15a〜15cに多く供給される。
実施の形態4.
本実施の形態4においては、実施の形態1とは異なり、伝熱管12の扁平面において短軸方向の例えば半面までを切り開くようにしたものである。なお、本実施の形態4において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図19は本発明の実施の形態4に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12の形状を示す正面図及び斜視図である。図20は本発明の実施の形態4に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12の形状を示す正面図及び斜視図である。
図19に示されるように、例えば、伝熱管12のうち冷媒流路15a〜15cを有する部位は、ヘッダ10の内部に位置する部位が外面から内面に亘って貫通する貫通部12Aを有するように構成されている。このように構成することで、ヘッダ10の内部のガス冷媒は、冷媒流路15d〜15fよりも冷媒流路15a〜15cに多く供給される。
なお、図20に示されるように、ヘッダ10の下端から所定距離だけ上端側に位置する箇所は貫通部12Aを設けないようにして、図19よりも貫通部12Aを設ける箇所を限定してもよい。このようにしても、図19のような構成にした場合と同様の効果を奏することができる。
以上のように、本実施の形態4に係る室外熱交換器5は、複数の伝熱管12の長手方向のうちヘッダ10側に位置する一端において、空気の流れの最も上流側に位置する部位を含む一部の部位は、ヘッダ10の内部に位置する部位が外面から内面に亘って切り欠かれた貫通部12Aを有する。
このため、本実施の形態4においては、実施の形態1とは異なり、伝熱管12をヘッダ10に挿入して伝熱管12のうち冷媒流路15a〜15cを有する部位を曲折するという工程を経ないで室外熱交換器5を製造することができる。したがって、本実施の形態4は、実施の形態1よりも簡易な工程で室外熱交換器5を製造できる。また、本実施の形態4においては、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態5.
本実施の形態5においては、実施の形態4とは異なり、伝熱管12の下端をヘッダ10内の冷媒流入方向と同一方向に曲げるように構成したものである。なお、本実施の形態5において、特に記述しない項目については実施の形態4と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図21は本発明の実施の形態5に係る冷凍サイクル装置100のヘッダ10及び伝熱管12を示す図である。図22は本発明の実施の形態5に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12を示す斜視図である。図23は本発明の実施の形態5に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12を示す斜視図である。
図21〜図23に示されるように、伝熱管12は、下端に設けられる開口部がヘッダ10の内部において液冷媒の液面よりも上方に位置し、ヘッダ10の内部におけるガス冷媒の進行方向と同一方向を向くように曲折されている。また、図22,図23に示される伝熱管12のうち冷媒流路15a〜15cを有する部位は、図19,図20に示される伝熱管12のうち冷媒流路15a〜15cを有する部位と同様に、貫通部12Aを有する構成となっている。
このとき、伝熱管12のうち冷媒流路15d〜15fを有する部位の下端に設けられる開口部は、ヘッダ10の内部を流れる冷媒進行方向と反対の向きに位置しているため、冷媒が圧力損失が高くなり、ガス冷媒が流れにくい。一方、伝熱管12のうち冷媒流路15a〜15cを有する部位の下端に設けられる開口部が、ヘッダ10の内部を流れる冷媒進行方向と同一方向に位置しているため、ガス冷媒が流れやすい構造となっている。
以上のように、本実施の形態5に係る室外熱交換器5は、実施の形態4の構成と同様に伝熱管12を切り欠いて更にヘッダ10内の冷媒流入方向と同一方向に曲げるようにしたものである。このため、本実施の形態5においては、実施の形態1〜3と同等の効果を得つつ、ヘッダ10に差し込む冷媒高さを短くすることができる。したがって、室外熱交換器5を通過する冷媒の合計圧力損失を低減することが出来る。
実施の形態6.
本実施の形態6においては、実施の形態1〜5とは異なり、伝熱管12が挿入されるヘッダ10の形状を伝熱管12の挿入方向に向かって幅が細くなる形状としたものである。なお、本実施の形態6において、特に記述しない項目については実施の形態1〜5と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図24は本発明の実施の形態6に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12及びヘッダ10の形状の第1の例を示す図である。図25は本発明の実施の形態6に係る冷凍サイクル装置100の伝熱管12及びヘッダ10の形状の第2の例を示す図である。
図24に示されるように、ヘッダ10の形状を断面三角形となるように構成されている。具体的には、ヘッダ10は、何れかの辺を底部として最も下方に位置させ、上述の底部と対向する頂部が上方に位置するようにヘッダ10を設けてもよい。
なお、図25に示されるように、ヘッダ10の形状が断面六角形となるように構成されていてもよい。具体的には、何れかの辺を底部として最も下方に位置させ、上述の底部と対向する頂部が最も上方に位置するようにヘッダ10を設けてもよい。
以上のように、本実施の形態6に係る室外熱交換器5は、伝熱管12の下端側から伝熱管12の上端側に向かって水平方向の内部断面積が小さくなるようにヘッダ10を構成している。このため、ヘッダ10内部の上方にガス冷媒が溜まりやすくなり、実施の形態1,2,4の効果を一層発揮することができる。
なお、以上説明した実施の形態3〜6において、必要に応じて、伝熱管12の上端において、複数の冷媒流路に対応して、各々圧力損失を異なるように曲げ加工あるいは流路長を短く切断する構成としてもよい。
実施の形態7.
本実施の形態7においては、実施の形態1〜6とは異なり、室外熱交換器5の形状を変更したものである。なお、本実施の形態7において、特に記述しない項目については実施の形態1〜6と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図26は本発明の実施の形態7に係る冷凍サイクル装置100の室外熱交換器5の外観図である。図26に示されるように、ヘッダ10,11が上下方向に設けられ、伝熱管12を左右方向に設けられるようになっている。
図27は本発明の実施の形態7に係る冷凍サイクル装置100のヘッダ10及び伝熱管12を示す図である。図28は本発明の実施の形態7に係る冷凍サイクル装置100のヘッダ11及び伝熱管12を示す図である。なお、図27においては、液冷媒がヘッダ10の内部においてヘッダ10の内壁側に溜まり、ガス冷媒がヘッダ10の内部においてヘッダ10の内壁から遠ざかる方向に溜まっている場合を例として説明する。
図27に示されるように、気液二相冷媒はヘッダ10の内部において下方から上方に向かって流れるようになっている。伝熱管12のうち冷媒流路15a〜15cを有する部位は、冷媒流れ方向とは反対側に向くように曲折されている。これにより、ヘッダ10の内部のガス冷媒は冷媒流路15a〜15cに供給されやすくなる。
図28に示されるように、ガス冷媒はヘッダ11の内部において下方から上方に向かって流れるようになっている。伝熱管12のうち冷媒流路15d〜15fを有する部位は、冷媒流れ方向とは同一方向を向くように曲折されている。
以上のように、本実施の形態7に係る冷凍サイクル装置100は、実施の形態1と同様に、複数の伝熱管12の長手方向の両端のうちヘッダ10側に位置する一端はヘッダ10の内部に位置し、複数の伝熱管12のうち空気の流れの最も上流側に位置する部位を含む一部の部位に設けられる開口部は、ヘッダ10側に位置する残りの部位の開口部とヘッダ10の内部で異なる向きとなっている。このため、本実施の形態7においても、実施の形態1と同一の効果を奏することができる。
また、以上の説明においては、熱交換器が室外熱交換器5である例について説明したが、これに限定されない。熱交換器が室内熱交換器である場合についても同様に本発明を適用することができる。
以上説明した実施の形態1〜7の冷凍サイクル装置100は、例えば、ヒートポンプ装置等、給湯装置、冷凍装置等に適用することができる。
1 圧縮機、2 四方弁、3 室内熱交換器、4 膨張弁、5 室外熱交換器、10 ヘッダ、10a,10b 弧状部材、11 ヘッダ、12 伝熱管、12A 貫通部、12a 風上側伝熱管、13 フィン、13a 風上側フィン、14 ルーバー、15,15a〜15f 冷媒流路、15A〜15F 開口部、100 冷凍サイクル装置、101 冷媒配管、102 冷媒配管、110 ヘッダ、111 ヘッダ、112 伝熱管、113 フィン、115 冷媒流路。

Claims (9)

  1. 内部を流れる冷媒と周囲を流れる空気とを熱交換する熱交換器であって、
    直線状に延びる複数の伝熱管と、
    前記複数の伝熱管の両端の各々が挿入され、冷媒の流れ道を構成する各々中空のヘッダと、を備え、
    前記複数の伝熱管の各々は、両端に開口部を有し、冷媒が流れる複数の冷媒流路を内部に有し、
    前記複数の伝熱管の長手方向のうち前記ヘッダと接続している少なくとも一端において、前記空気の流れの最も上流側に位置する部位を含む一部の部位に設けられる前記開口部は、前記一端に設けられる残りの部位の前記開口部と前記ヘッダの内部で異なる向きとなり、前記一端に設けられる残りの部位の前記開口部よりも前記ヘッダの径方向中心側に位置しており、前記残りの部位の前記開口部よりも前記ヘッダ内を流れるガス冷媒が慣性力により流入しやすくされている熱交換器。
  2. 内部を流れる冷媒と周囲を流れる空気とを熱交換する熱交換器であって、
    直線状に延びる複数の伝熱管と、
    前記複数の伝熱管の両端の各々が挿入され、冷媒の流れ道を構成する各々中空のヘッダと、を備え、
    前記複数の伝熱管の各々は、両端に開口部を有し、冷媒が流れる複数の冷媒流路を内部に有し、
    前記複数の伝熱管の長手方向のうち前記ヘッダと接続している少なくとも一端において、前記空気の流れの最も上流側に位置する部位を含む一部の部位に設けられる前記開口部は、前記一端に設けられる残りの部位の前記開口部と前記ヘッダの内部で異なる向きとなり、前記残りの部位の前記開口部よりも前記ヘッダ内を流れるガス冷媒が慣性力により流入しやすくされており、
    前記一端が挿入されている前記ヘッダは、前記伝熱管の下方に設けられている熱交換器。
  3. 前記伝熱管の下方に設けられた前記ヘッダは、
    前記伝熱管の下端側から前記伝熱管の上端側に向かって水平方向の内部断面積が小さくなるように構成されている
    請求項に記載の熱交換器。
  4. 前記一端において、前記空気の流れの最も上流側に位置する部位を含む一部の部位に設けられる前記開口部は、前記ヘッダの内部において冷媒流れ方向と逆向きになるように構成されている
    請求項1〜3の何れか1項に記載の熱交換器。
  5. 前記一端に設けられる残りの部位の前記開口部は、前記ヘッダの内部において冷媒流れ方向と同一方向となるように構成されている
    請求項1〜4の何れか1項に記載の熱交換器。
  6. 内部を流れる冷媒と周囲を流れる空気とを熱交換する熱交換器であって、
    直線状に延びる複数の伝熱管と、
    前記複数の伝熱管の両端の各々が挿入され、冷媒の流れ道を構成する各々中空のヘッダと、を備え、
    前記複数の伝熱管の各々は、両端に開口部を有し、冷媒が流れる複数の冷媒流路を内部に有し、
    前記複数の伝熱管の長手方向のうち前記ヘッダと接続している少なくとも一端において、前記空気の流れの最も上流側に位置する部位を含む一部の部位に設けられる前記開口部は、前記一端に設けられる残りの部位の前記開口部と前記ヘッダの内部で異なる向きとなり、前記ヘッダの内部に位置する部位が外面から内面に亘って切り欠かれた貫通部を有するように構成され、前記ヘッダの内部において、冷媒流れ方向と同一方向に曲げられており、前記残りの部位の前記開口部よりも前記ヘッダ内を流れるガス冷媒が慣性力により流入しやすくされている熱交換器。
  7. 前記一端が挿入されている前記ヘッダは、前記伝熱管の下方に設けられている
    請求項に記載の熱交換器。
  8. 前記伝熱管の下方に設けられた前記ヘッダは、
    前記伝熱管の下端側から前記伝熱管の上端側に向かって水平方向の内部断面積が小さくなるように構成されている
    請求項に記載の熱交換器。
  9. 直線状に延びる複数の伝熱管と、
    前記複数の伝熱管の両端の各々が挿入され、冷媒の流れ道を構成する各々中空のヘッダと、を備え、
    前記複数の伝熱管の各々は、両端に開口部を有し、冷媒が流れる複数の冷媒流路を内部に有し、内部を流れる前記冷媒と周囲を流れる空気とを熱交換する熱交換器の製造方法であって、
    中空の前記ヘッダを構成する2つの断面弧形状の弧状部材のうち一方の弧状部材に前記複数の伝熱管を挿入する第1工程と、
    前記第1工程の後に、前記一方のヘッダ側に位置する前記複数の伝熱管の一端に設けられる開口部のうち前記空気の流れの最も上流側に位置する一部の部位の前記開口部が残りの部位の前記開口部よりも前記複数の伝熱管の他端側に位置するように曲折する第2工程と、
    前記第2工程の後に、前記複数の伝熱管のうち曲折された部位の前記開口部が前記ヘッダの内部において前記残りの部位の前記開口部よりもガス冷媒が慣性力により流入しやすい位置となるように前記一方の弧状部材と他方の弧状部材とを組み合わせて前記ヘッダを作製する第3工程と、を有する
    熱交換器の製造方法。
JP2017537042A 2015-08-28 2015-08-28 熱交換器及び熱交換器の製造方法 Active JP6537615B2 (ja)

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