JP6536288B2 - 画像形成装置、更新方法、および更新プログラム - Google Patents

画像形成装置、更新方法、および更新プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6536288B2
JP6536288B2 JP2015166874A JP2015166874A JP6536288B2 JP 6536288 B2 JP6536288 B2 JP 6536288B2 JP 2015166874 A JP2015166874 A JP 2015166874A JP 2015166874 A JP2015166874 A JP 2015166874A JP 6536288 B2 JP6536288 B2 JP 6536288B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
application
firmware
update
image forming
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015166874A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017045253A (ja
Inventor
光 武藤
光 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2015166874A priority Critical patent/JP6536288B2/ja
Publication of JP2017045253A publication Critical patent/JP2017045253A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6536288B2 publication Critical patent/JP6536288B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本開示は、画像形成装置に関し、特に、画像形成装置のファームウェアの更新方法に関する。
MFP(Multi-Functional Peripheral)等の画像形成装置が普及している。近年の画像形成装置には、ファームウェアが搭載されている。ファームウェアとは、画像形成装置のハードウェア(回路等)を制御するために組み込まれているソフトウェアの一種である。画像形成装置に搭載されるアプリケーションは、当該ファームウェアの機能を利用することで画像形成装置の印刷やスキャン等を実行する。
基本的には、ファームウェアは、書き換えられないように構成されている。しかしながら、近年では、機器の不具合等を修正するためにファームウェアを更新することが可能な画像形成装置が普及している。ファームウェアの更新に伴って、ファームウェア上のアプリケーションが正常に動作しなくなることがある。
このような問題を解決するための技術に関し、特開2014−191797号公報(特許文献1)は、「更新後のファームウェアと連携動作するソフトウェアを自動更新できる情報処理装置」を開示している。
特開2014−191797号公報
特許文献1に開示される情報処理装置は、ファームウェアのバージョン情報を用いて更新後のファームウェアとの整合性を有するアプリケーションのバージョンを検出し、新たなバージョンのアプリケーションをインストールする。すなわち、当該情報処理装置は、アプリケーションを一度削除した後に、更新後のファームウェアに対応するアプリケーションを再インストールする。アプリケーションの全てが再インストールされると、更新に時間がかかる。そのため、アプリケーションの必要部分だけを更新することが可能な画像形成装置が望まれている。
本開示は上述のような問題点を解決するためになされたものであって、ある局面における目的は、既に組み込まれているアプリケーションを更新後のファームウェアに整合させつつ、ファームウェアの更新に伴うアプリケーションの更新時間を従来よりも短縮することが可能な画像形成装置を提供することである。他の局面における目的は、既に組み込まれているアプリケーションを更新後のファームウェアに整合させつつ、ファームウェアの更新に伴うアプリケーションの更新時間を従来よりも短縮することが可能な更新方法を提供することである。さらに他の局面における目的は、既に組み込まれているアプリケーションを更新後のファームウェアに整合させつつ、ファームウェアの更新に伴うアプリケーションの更新時間を従来よりも短縮することが可能な更新プログラムを提供することである。
ある局面に従うと、画像形成装置は、画像形成装置の動作を制御するためのファームウェアと、ファームウェアの機能を利用するアプリケーションとを格納するための記憶部と、ファームウェアを更新する命令を受けたことに基づいて、アプリケーションに関する情報と更新後のファームウェアに関する情報とを比較し、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合するか否かを判断するための判断部と、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合しないと判断された場合に、ファームウェアの属性ごとにアプリケーションの更新内容が対応付けられている更新情報を参照して、更新後のファームウェアの属性に対応付けられている更新内容を特定し、アプリケーションにおける当該更新内容に対応する箇所を更新するための更新部とを備える。前記判断部は、前記アプリケーションを構成するファイル群の少なくとも1つのファイルの更新日時が、前記更新後のファームウェアに対応してるか否かの基準となる予め定められた基準日時よりも前である場合に、前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合していないと判断する。
好ましくは、更新情報に含まれる各更新内容には、画像形成装置の設定情報がさらに対応付けられている。更新部は、更新情報を参照して、更新後のファームウェアの属性と画像形成装置の現在の設定情報との組み合わせに対応付けられている更新内容を特定し、アプリケーションにおける当該更新内容に対応する箇所を更新する。
好ましくは、更新部は、更新部によるアプリケーションの更新終了後に、画像形成装置を利用可能な状態にする。
好ましくは、更新部は、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合しないと判断された場合には、アプリケーションに対する操作が制限されているか否かに関わらずアプリケーションを更新する。
好ましくは、更新情報は、記憶部に予め格納されている。
好ましくは、画像形成装置は、更新情報を他の装置から受信するための通信部をさらに備える。
好ましくは、アプリケーションは、他のアプリケーションを管理するためのアプリケーションである。
好ましくは、アプリケーションは、画像形成装置の待機状態中に動作しているアプリケーションである。
他の局面に従うと、画像形成装置は、画像形成装置の動作を制御するためのファームウェアと、ファームウェアの機能を利用するアプリケーションとを格納するための記憶部と、ファームウェアを更新する命令を受けたことに基づいて、アプリケーションに関する情報と更新後のファームウェアに関する情報とを比較し、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合するか否かを判断するための判断部と、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合しないと判断された場合に、ファームウェアの属性ごとにアプリケーションの更新内容が対応付けられている更新情報を参照して、更新後のファームウェアの属性に対応付けられている更新内容を特定し、アプリケーションにおける当該更新内容に対応する箇所を更新するための更新部とを備える。判断部は、更新後のファームウェアに対応していないソースコードがアプリケーションに含まれている場合に、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合していないと判断する。
さらに他の局面に従うと、画像形成装置は、画像形成装置の動作を制御するためのファームウェアと、ファームウェアの機能を利用するアプリケーションとを格納するための記憶部と、ファームウェアを更新する命令を受けたことに基づいて、アプリケーションに関する情報と更新後のファームウェアに関する情報とを比較し、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合するか否かを判断するための判断部と、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合しないと判断された場合に、ファームウェアの属性ごとにアプリケーションの更新内容が対応付けられている更新情報を参照して、更新後のファームウェアの属性に対応付けられている更新内容を特定し、アプリケーションにおける当該更新内容に対応する箇所を更新するための更新部とを備える。ファームウェアは、アプリケーションを動作させるためのプラットフォームと、画像形成装置のハードウェアを制御するための本体制御部とを含む。判断部は、アプリケーションがプラットフォームを介して本体制御部を呼び出すようにファームウェアが更新された場合において、プラットフォームを介さずに本体制御部を呼び出すプログラムがアプリケーションに含まれるときに、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合していないと判断する。
さらに他の局面に従うと、画像形成装置は、画像形成装置の動作を制御するためのファームウェアと、ファームウェアの機能を利用するアプリケーションとを格納するための記憶部と、ファームウェアを更新する命令を受けたことに基づいて、アプリケーションに関する情報と更新後のファームウェアに関する情報とを比較し、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合するか否かを判断するための判断部と、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合しないと判断された場合に、ファームウェアの属性ごとにアプリケーションの更新内容が対応付けられている更新情報を参照して、更新後のファームウェアの属性に対応付けられている更新内容を特定し、アプリケーションにおける当該更新内容に対応する箇所を更新するための更新部とを備える。判断部は、アプリケーションが予め定められたキーを用いてファームウェアの機能を利用するようにファームウェアが更新された場合であって、アプリケーションが予め定められたキーを保持していない、またはアプリケーションが保持しているキーとファームウェアが保持しているキーとが一致しないときに、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合していないと判断する。
さらに他の局面に従うと、画像形成装置は、画像形成装置の動作を制御するためのファームウェアと、ファームウェアの機能を利用するアプリケーションとを格納するための記憶部と、ファームウェアを更新する命令を受けたことに基づいて、アプリケーションに関する情報と更新後のファームウェアに関する情報とを比較し、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合するか否かを判断するための判断部と、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合しないと判断された場合に、ファームウェアの属性ごとにアプリケーションの更新内容が対応付けられている更新情報を参照して、更新後のファームウェアの属性に対応付けられている更新内容を特定し、アプリケーションにおける当該更新内容に対応する箇所を更新するための更新部とを備える。判断部は、更新後のファームウェアの機能を利用するために必要なコンテンツがアプリケーションを構成するコンテンツ群に含まれていない場合に、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合していないと判断する。
さらに他の局面に従うと、画像形成装置は、画像形成装置の動作を制御するためのファームウェアと、ファームウェアの機能を利用するアプリケーションとを格納するための記憶部と、ファームウェアを更新する命令を受けたことに基づいて、アプリケーションに関する情報と更新後のファームウェアに関する情報とを比較し、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合するか否かを判断するための判断部と、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合しないと判断された場合に、ファームウェアの属性ごとにアプリケーションの更新内容が対応付けられている更新情報を参照して、更新後のファームウェアの属性に対応付けられている更新内容を特定し、アプリケーションにおける当該更新内容に対応する箇所を更新するための更新部とを備える。判断部は、更新後のファームウェアに対するアプリケーションの不具合のプログラムパターンがアプリケーションに含まれている場合に、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合していないと判断する。
さらに他の局面に従うと、画像形成装置は、画像形成装置の動作を制御するためのファームウェアと、ファームウェアの機能を利用するアプリケーションとを格納するための記憶部と、ファームウェアを更新する命令を受けたことに基づいて、アプリケーションに関する情報と更新後のファームウェアに関する情報とを比較し、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合するか否かを判断するための判断部と、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合しないと判断された場合に、ファームウェアの属性ごとにアプリケーションの更新内容が対応付けられている更新情報を参照して、更新後のファームウェアの属性に対応付けられている更新内容を特定し、アプリケーションにおける当該更新内容に対応する箇所を更新するための更新部とを備える。判断部は、アプリケーションで使用されているプログラムのバージョン情報と、更新後のファームウェアで使用されているプログラムのバージョン情報とが異なる場合に、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合していないと判断する。
さらに他の局面に従うと、画像形成装置の更新方法が提供される。画像形成装置は、画像形成装置の動作を制御するためのファームウェアと、ファームウェアの機能を利用するアプリケーションとを格納するための記憶部を備える。更新方法は、ファームウェアを更新する命令を受けたことに基づいて、アプリケーションに関する情報と更新後のファームウェアに関する情報とを比較し、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合するか否かを判断するステップと、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合しないと判断された場合に、ファームウェアの属性ごとにアプリケーションの更新内容が対応付けられている更新情報を参照して、更新後のファームウェアの属性に対応付けられている更新内容を特定し、アプリケーションにおける当該更新内容に対応する箇所を更新するステップとを備える。判断するステップは、アプリケーションを構成するファイル群の少なくとも1つのファイルの更新日時が、更新後のファームウェアに対応してるか否かの基準となる予め定められた基準日時よりも前である場合に、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合していないと判断することを含む。
さらに他の局面に従うと、画像形成装置の更新プログラムが提供される。画像形成装置は、画像形成装置の動作を制御するためのファームウェアと、ファームウェアの機能を利用するアプリケーションとを格納するための記憶部を備える。更新プログラムは、画像形成装置に、ファームウェアを更新する命令を受けたことに基づいて、アプリケーションに関する情報と更新後のファームウェアに関する情報とを比較し、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合するか否かを判断するための判断するステップと、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合しないと判断された場合に、ファームウェアの属性ごとにアプリケーションの更新内容が対応付けられている更新情報を参照して、更新後のファームウェアの属性に対応付けられている更新内容を特定し、アプリケーションにおける当該更新内容に対応する箇所を更新するステップとを実行させる。判断するステップは、アプリケーションを構成するファイル群の少なくとも1つのファイルの更新日時が、更新後のファームウェアに対応してるか否かの基準となる予め定められた基準日時よりも前である場合に、アプリケーションが更新後のファームウェアに整合していないと判断することを含む。
ある局面において、既に組み込まれているアプリケーションを更新後のファームウェアに整合させつつ、ファームウェアの更新に伴うアプリケーションの更新時間を従来よりも短縮することができる。
本発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解される本発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
MFPとして構成される画像形成装置の外観を示す図である。 ファームウェアを更新したときのアプリケーションの更新処理を時系列に示す概念図である。 更新情報の内容を示す図である。 変形例に従う更新情報の内容を示す図である。 画像形成装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 更新後のファームウェアとアプリケーションとの間の整合性をファイルの更新日時に基づいて判断する方法を示す概念図である。 更新後のファームウェアとアプリケーションとの間の整合性をコンテンツに基づいて判断する方法を示す概念図である。 更新後のファームウェアとアプリケーションとの間の整合性をアプリケーションのソースコードに基づいて判断する方法を示す概念図である。 更新後のファームウェアとアプリケーションとの間の整合性をアプリケーションの命令先に基づいて判断する方法を示す概念図である。 更新後のファームウェアとアプリケーションとの間の整合性をアプリケーションに含まれるキーを用いて判断する方法を示す概念図である。 更新後のファームウェアとアプリケーションとの間の整合性をプログラムの不具合パターンに基づいて判断する方法を示す概念図である。 画像形成装置が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。 画像形成装置の主要なハードウェア構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明に従う各実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらについての詳細な説明は繰り返さない。なお、以下で説明される各実施の形態および各変形例は、適宜選択的に組み合わされてもよい。
[画像形成装置100の外観]
図1を参照して、実施の形態に従う画像形成装置100について説明する。図1は、MFPとして構成される画像形成装置100の外観を示す図である。
図1に示されるように、画像形成装置100は、ユーザーから操作を受け付けるための操作パネル104と、原稿を光学的に読み取って画像データを得るためのスキャナー部107と、画像データに基づいて用紙上に画像を印刷するためのプリント部108とを含む。画像形成装置100の本体の上面には、スキャナー部107に原稿を送るフィーダー114が設けられている。画像形成装置100の下部には、プリント部108に用紙を供給する複数の給紙部119が設けられている。画像形成装置100の中央部には、プリント部108によって画像を印刷された用紙が排出されるトレー115が設けられている。
[画像形成装置100による更新方法]
図2および図3を参照して、画像形成装置100によるファームウェアの更新に伴うアプリケーションの更新方法について説明する。以下では、更新前のファームウェアを「旧ファームウェア」ともいい、更新後のファームウェアを「新ファームウェア」ともいう。図2は、ファームウェア124を旧ファームウェアFW1から新ファームウェアFW2に更新したときのアプリケーションの更新処理を時系列に示す概念図である。
ステップ(A)に示されるように、画像形成装置100は、アプリケーション123A〜123Cと、画像形成装置100の動作を制御するためのファームウェア124とを保持している。
アプリケーション123A,123Bは、ファームウェア124の更新前において、旧ファームウェアFW1の機能を利用している。アプリケーション123Cは、旧ファームウェアFW1の機能を利用していない。
ファームウェア124は、アプリケーション123A〜123Cを動作させるためのアプリケーションプラットフォーム127と、画像形成装置100のハードウェアを制御するための本体制御部128とを含む。
アプリケーションプラットフォーム127は、アプリケーション123A〜123Cによって利用される共通のプラットフォームである。アプリケーションプラットフォーム127は、たとえば、IWS(Internal Web Server)である。
本体制御部128は、画像形成装置100の印刷機構やスキャン機構等を制御するための制御プログラムを含む。本体制御部128の機能は、アプリケーションプラットフォーム127から呼び出される。アプリケーション123A〜123Cがアプリケーションプラットフォーム127を介して本体制御部128の制御プログラムを呼び出すように構成されることにより、アプリケーションで利用する共通機能が一つにまとめられ、アプリケーションの開発工程が削減される。
ステップ(B)において、画像形成装置100は、ファームウェア124を旧ファームウェアFW1から新ファームウェアFW2に更新する命令を受けたとする。画像形成装置100は、当該命令を受けたことに基づいて、アプリケーション123に関する情報と新ファームウェアFW2に関する情報とを比較し、アプリケーション123が新ファームウェアFW2に整合するか否かを判断する。アプリケーション123A,123Bは、旧ファームウェアFW1の機能を利用しているため、画像形成装置100は、アプリケーション123A,123Bが新ファームウェアFW2に整合していないと判断する。
ステップ(C)において、画像形成装置100は、新ファームウェアFW2に整合しないと判断したアプリケーション123A,123Bを新ファームウェアFW2に整合するように更新する。より具体的には、画像形成装置100は、ファームウェアの属性ごとにアプリケーションの更新内容が対応付けられている更新情報を参照してアプリケーション123A,123Bを更新する。図3は、更新情報125の内容を示す図である。
図3に示されるように、更新情報125において、ファームウェア124の属性ごとにアプリケーションの更新内容が対応付けられている。ファームウェア124の属性とは、ファームウェア124の種類を一意に特定するための情報である。一例として、ファームウェアの属性は、ファームウェアのバージョン情報とアプリケーションプラットフォーム127のバージョン等を含む。
画像形成装置100は、更新情報125を参照して、新ファームウェアFW2の属性に対応付けられているアプリケーションの更新内容を特定する。たとえば、新ファームウェアFW2のバージョンが「1.1」でアプリケーションプラットフォーム127のバージョンが「2.0」の場合には、画像形成装置100は、更新内容「C」を選択する。画像形成装置100は、更新対象のアプリケーションにおける更新内容「C」に対応する箇所を更新する。
一例として、当該更新内容には、更新前のソースコードと更新後のソースコードとが規定されている。画像形成装置100は、更新対象のアプリケーションに対応するプログラムから更新前のソースコードと一致する箇所を探索し、当該箇所を更新後のソースコードで置き換える。これにより、アプリケーションは、新ファームウェアに整合するようになる。
更新情報125は、たとえば、ファームウェア124の更新時にサーバーからダウンロードされてもよいし、ファームウェア124の更新前にサーバーから予めダウンロードされていてもよい。あるいは、更新情報125は、画像形成装置100の記憶装置120(図13参照)に予め格納されていてもよい。あるいは、更新情報125は、外部データベース等からダウンロードされてもよい。
なお、図2に示されるように、画像形成装置100が複数のアプリケーションを有する場合には、更新情報125は、アプリケーションの種類ごとに準備されている。すなわち、更新情報125の各々には、アプリケーションを一意に識別するための識別情報(たとえば、ID(Identification)等)が対応付けられており、画像形成装置100は、更新対象のアプリケーションに対応する更新情報125を取得する。画像形成装置100は、取得した更新情報125に基づいて、更新対象のアプリケーションを更新する。アプリケーションが1つの場合には、更新対象のアプリケーションを特定する必要がないため、更新情報125にアプリケーションの識別情報が対応付けられる必要はない。
以上のようにして、画像形成装置100は、新ファームウェアFW2と整合するようにアプリケーションの必要部分だけを更新する。これにより、画像形成装置100は、既に組み込まれているアプリケーションを新ファームウェアに整合させつつ、ファームウェアの更新に伴うアプリケーションの更新時間を短縮することができる。
また、アプリケーションの必要部分だけが更新されることにより、アプリケーションのユーザー設定がファームウェアの更新に伴って変更されることがない。そのため、ユーザーは、アプリケーションに対して再度設定を行なう必要がなく、ユーザーの手間が削減される。また、アプリケーションの必要部分だけが更新されることにより、アプリケーションの更新時に必要なリソースが削減され得る。さらに、ユーザーやサービスマンは、ファームウェアの更新に伴ってアプリケーションを再度ダウンロードする必要がないため、ユーザーやサービスマンの手間が省かれる。
(変形例)
図4を参照して、図3に示される更新情報125の変形例について説明する。図4は、変形例に従う更新情報125Aの内容を示す図である。
図3の更新情報125においては、ファームウェア124の属性ごとにアプリケーションの更新内容が対応付けられていた。これに対して、変形例に従う更新情報125Aにおいては、更新内容に対して画像形成装置100の設定情報がさらに対応付けられている。すなわち、更新情報125Aにおいては、ファームウェアの属性のそれぞれと、画像形成装置100の設定に関する設定情報のそれぞれと、アプリケーションの更新内容のそれぞれとが互いに対応付けられている。
更新情報125Aは、たとえば、ファームウェア124の更新時にサーバーからダウンロードされてもよいし、ファームウェア124の更新前にサーバーから予めダウンロードされていてもよい。あるいは、更新情報125Aは、画像形成装置100の記憶装置120(図13参照)に予め格納されていてもよい。
一例として、画像形成装置100の設定情報は、画像形成装置100の地域設定と、画像形成装置100のメーカー設定と、ハードウェア設定とを含む。
地域設定は、画像形成装置100が現在属する地域を示す設定である。たとえば、地域設定は、日本やアメリカ等の地域に向けられた地域ごとの設定を含む。地域設定が行われることで画像形成装置100が属する地域に合った設定が画像形成装置100に反映される。
メーカー設定は、メーカーごとの設定を反映するものである。たとえば、画像形成装置100が自社ブランドで販売されている場合には、メーカー設定が「OWN」に設定される。この場合、メーカー設定「OWN」に対応付けられている設定が画像形成装置100に反映される。画像形成装置100が他社ブランドで販売されている場合には、メーカー設定が「OEM(Original Equipment Manufacturer)」に設定される。この場合、メーカー設定「OEM」に対応付けられている設定が画像形成装置100に反映される。
ハードウェア設定は、画像形成装置100のハードウェア構成を規定している設定である。ハードウェア設定が行われることで、画像形成装置100のハードウェア構成に合った設定が画像形成装置100に反映される。たとえば、ハードウェア設定は、「A3機」、「A4機」等を含む。
画像形成装置100は、更新情報125Aを参照して、新ファームウェアFW2の属性と画像形成装置100の現在の設定情報との組み合わせに対応付けられている更新内容を選択する。その後、画像形成装置100は、選択された更新内容に対応する箇所を更新対象のアプリケーションについて更新する。
このようにアプリケーションの更新内容を特定するためのファクターがさらに多くなることで、アプリケーションの更新内容がさらに細分化され得る。その結果、様々なアプリケーションの更新処理に対応することが可能になり、当該更新処理の汎用性が向上する。
[画像形成装置100の機能構成]
図5を参照して、画像形成装置100の機能について説明する。図5は、画像形成装置100の機能構成の一例を示すブロック図である。図5に示されるように、画像形成装置100は、機能構成として、判断部150と、通信部152と、更新部154とを含む。
判断部150は、ファームウェアを更新する命令を受けたことに基づいて、アプリケーション123に関する情報と新ファームウェアに関する情報とを比較し、アプリケーション123が新ファームウェアに整合するか否かを判断する。より具体的には、判断部150は、アプリケーション123の属性が新ファームウェアの属性に対応しているか否かを判断する。判断部150による判断方法の詳細については後述する。アプリケーション123が新ファームウェアに整合しないと判断した場合には、判断部150は、そのことを更新部154に出力する。
通信部152は、アプリケーション123が新ファームウェアに整合しないと判断部150によって判断された場合に、上述の更新情報125(図3参照)を他の装置(たとえば、サーバー200)から受信する。通信部152は、受信した更新情報125を更新部154に出力する。
更新部154は、アプリケーション123が新ファームウェアに整合しないと判断部150によって判断された場合に、更新情報125を参照して、新ファームウェアの属性に対応付けられている更新内容を特定する。更新部154は、特定された更新内容に対応するアプリケーション123の箇所を更新する。
なお、アプリケーションの中には、更新、削除、登録等が設定により制限され得るものがある。更新部154は、アプリケーション123に対する操作(たとえば、更新操作、削除操作、登録操作等)が制限されているか否かに関わらずアプリケーション123を更新する。これにより、更新部154は、アプリケーション123をより確実に新ファームウェアに整合させることができる。
好ましくは、更新部154は、アプリケーションの更新終了後に、画像形成装置100を利用可能な状態にする。これにより、ユーザーは、新ファームウェアに対応している状態でアプリケーションを利用することができ、エラー等の障害がアプリケーションの利用によって生じることがなくなる。
[判断部150による判断方法]
判断部150(図4参照)は、既に組み込まれているアプリケーションに関する情報と、新ファームウェアに関する情報とを比較することにより、当該アプリケーションが新ファームウェアに整合するか否かを判断する。以下では、図6〜図11を参照して、判断部150による整合性の判断方法について説明する。
(具体例1)
図6を参照して、判断部150による整合性の判断方法の具体的1について説明する。図6は、新ファームウェアとアプリケーションとの間の整合性をファイルの更新日時に基づいて判断する方法を示す概念図である。
図6に示されるように、アプリケーション123は、複数のファイル群で構成されている。判断部150は、当該ファイル群の少なくとも1つのファイルの更新日時が、新ファームウェアに対応しているか否かの基準となる日時(以下、「基準日時」ともいう。)よりも前である場合に、アプリケーションが新ファームウェアに整合していないと判断する。基準日時は、たとえば、新ファームウェアの設計者等によって予め定められている。一例として、当該基準日時は、ファームウェアの更新時に配布される。
基準日時がたとえば「2015年8月1日」である場合には、判断部150は、その基準日時よりも更新日時が前であるファイル「json1.json」が新ファームウェアに整合していないと判断する。
更新部154(図5参照)は、新ファームウェアに対応していないファイル「json1.json」を、新ファームウェアに対応している新たなファイル「json2.json」に置き換える。これにより、更新部154は、アプリケーション123を新ファームウェアに整合させる。新ファームウェアに整合させるための新たなファイルは、たとえば、更新情報125の「アプリケーションの更新内容」(図3参照)に含まれている。
(具体例2)
図7を参照して、判断部150(図5参照)による整合性の判断方法の具体的2について説明する。図7は、新ファームウェアとアプリケーションとの間の整合性をコンテンツに基づいて判断する方法を示す概念図である。
図7に示されるように、アプリケーション123は、複数のコンテンツ群で構成されている。画像形成装置100は、新ファームウェアの機能を利用するために必要なコンテンツ群を規定しているコンテンツリストを取得する。当該コンテンツリストは、たとえば、ファームウェアの更新時に配布される。判断部150は、当該コンテンツリストに規定されているコンテンツがアプリケーション123を構成するコンテンツ群に含まれていない場合に、アプリケーション123が新ファームウェアに整合していないと判断する。
一例として、当該コンテンツリストには、実行ファイルやデータ等が規定されている。一例として、コンテンツリストにおいて、ファイル「index.html」、ファイル「app1.css」、およびファイル「json2.json」が規定されているとする。更新前のアプリケーション123には、ファイル「json2.json」が含まれていないため、更新部154(図5参照)は、新ファームウェアに対応していないファイル「json1.json」を、新ファームウェアに対応している新たなファイル「json2.json」に置き換える。新ファームウェアに対応させるための新たなファイルは、たとえば、更新情報125の「アプリケーションの更新内容」(図3参照)に含まれている。
ある局面において、更新部154は、新ファームウェアに対応していないファイル「json1.json」を削除した上でファイル「json2.json」を追加する。これにより、画像形成装置100の容量が削減される。
他の局面において、更新部154は、ファイル「json1.json」を削除せずにファイル「json2.json」を追加する。これにより、新ファームウェアが旧ファームウェアに戻された場合には、更新部154は、ファイル「json1.json」を再インストールする必要がないため、ファームウェアのバージョンを容易に戻すことができる。
(具体例3)
図8を参照して、判断部150(図5参照)による整合性の判断方法の具体的3について説明する。図8は、新ファームウェアとアプリケーションとの間の整合性をアプリケーションのソースコードに基づいて判断する方法を示す概念図である。
図8に示されるように、アプリケーション123は、ソースコード132Aから生成されているとする。すなわち、ソースコード132Aをコンパイルするとアプリケーション123が生成される。
判断部150は、新ファームウェアに対応していない予め定められたソースコードがソースコード132Aに含まれている場合に、アプリケーション123が新ファームウェアに整合していないと判断する。新ファームウェアに対応してないソースコードは、たとえば、ファームウェアの更新時に配布される。
更新部154(図5参照)は、新ファームウェアに対応していないソースコードを、新ファームウェアに対応しているソースコードに置き換える。当該新たなソースコードは、たとえば、更新情報125の「アプリケーションの更新内容」(図3参照)に含まれている。
一例として、ソースコード「fw1」が新ファームウェアに対応していないとする。この場合、更新部154は、ソースコード132Aからソースコード「fw1」を検索し、ソースコード132Bに示されるように、ソースコード「fw1」を新ファームウェアに対応しているソースコード「fw2」に置き換える。これにより、更新部154は、アプリケーション123を新ファームウェアに整合させることができる。
(具体例4)
図9を参照して、判断部150(図5参照)による整合性の判断方法の具体的4について説明する。図9は、新ファームウェアとアプリケーションとの間の整合性をアプリケーションの命令先に基づいて判断する方法を示す概念図である。
図9に示されるように、ファームウェア124は、アプリケーション123を動作させるためのアプリケーションプラットフォーム127と、画像形成装置100のハードウェアを制御するための本体制御部128とを含む。
ステップ(A)において、全てのアプリケーションがアプリケーションプラットフォーム127を介して本体制御部128を呼び出すようにファームウェア124が更新されたとする。このとき、アプリケーションプラットフォーム127を介さずに本体制御部128を呼び出すプログラムがアプリケーション123に含まれているときに、判断部150は、アプリケーション123が新ファームウェアに整合していないと判断する。
ステップ(B)において、更新部154(図5参照)は、アプリケーション123のソースコードのうち、本体制御部128の機能を呼び出している部分をアプリケーションプラットフォーム127から呼び出すように変更する。これにより、アプリケーション123は、新ファームウェアに整合するようになる。
(具体例5)
図10を参照して、判断部150(図5参照)による整合性の判断方法の具体的5について説明する。図10は、新ファームウェアとアプリケーションとの間の整合性をアプリケーションに含まれるキーを用いて判断する方法を示す概念図である。
ステップ(A),(B)に示されるように、画像形成装置100に組み込まれているアプリケーションがキー129を用いてファームウェア124の機能を利用するようにファームウェアが更新されたとする。キーは、信頼のあるアプリケーションと不正にインストールされたアプリケーションとを区別するために用いられる。すなわち、画像形成装置100にインストールされるアプリケーションは、キー129に対応するキーを保持していないと、ファームウェア124の機能を利用することができない。キー129に対応するキーを保持していないアプリケーションは、ファームウェア124の機能を利用することができないため、不正にインストールされたアプリケーションを除外することができる。キーは値で表わされ、キーの値は予め取り決められている。
ある局面において、判断部150は、既に組み込まれているアプリケーションがキー129を用いてファームウェア124の機能を利用するようにファームウェアが更新された場合において、アプリケーション123がキー129を保持していないときに、アプリケーション123が新ファームウェアに整合していないと判断する。ステップ(B)の例では、アプリケーション123は、キー129を保持していないため、判断部150は、アプリケーション123が新ファームウェアに整合していないと判断する。
他の局面において、判断部150は、アプリケーション123が保持しているキーが、新ファームウェアが保持しているキー129と一致しないときに、アプリケーション123が新ファームウェアに整合していないと判断する。
ステップ(C)に示されるように、更新部154(図5参照)は、新ファームウェアが保持するキー129と同一のキーまたは対応するキーをアプリケーション123にも保持させる。これにより、アプリケーション123は、新ファームウェアに整合するようになる。
(具体例6)
図11を参照して、判断部150(図5参照)による整合性の判断方法の具体的6について説明する。図11は、新ファームウェアとアプリケーションとの間の整合性をプログラムの不具合パターンに基づいて判断する方法を示す概念図である。
図11に示されるように、アプリケーション123は、ソースコード133Aから生成されているとする。すなわち、ソースコード133Aをコンパイルするとアプリケーション123が生成される。
判断部150は、新ファームウェアに対するアプリケーション123の不具合を規定している不具合パターン136がアプリケーション123のソースコード133Aに含まれている場合に、アプリケーション123が新ファームウェアに整合していないと判断する。不具合パターン136には、新ファームウェアに対応していないプログラムパターンが規定されている。一例として、不具合パターン136には、新ファームウェアに対応していない関数(メソッド)や関数の順番等が規定されている。不具合パターン136は、たとえば、ファームウェアの更新時に配布される。
ソースコード133Bに示されるように、更新部154(図5参照)は、不具合パターン136に一致する箇所をソースコード133Aから探索し、当該箇所を新ファームウェアに対応している更新パターン137で置き換える。これにより、アプリケーション123は、新ファームウェアに整合するようになる。
(具体例7)
以下では、判断部150(図5参照)による整合性の判断方法の具体的7について説明する。
判断部150は、アプリケーションで使用されているプログラムのバージョン情報と、新ファームウェアで使用されているプログラムのバージョン情報とが異なる場合に、アプリケーションが新ファームウェアに整合していないと判断する。一例として、当該プログラムは、HTML(HyperText Markup Language)である。判断部150は、アプリケーションで使用されているHTMLのバージョンと、ファームウェアで使用されているHTMLのバージョンとが異なる場合に、アプリケーションが新ファームウェアに整合していないと判断する。
更新部154(図5参照)は、新ファームウェアの属性として新ファームウェアのHTMLのバージョンに対応する更新内容を更新情報125(図3参照)から取得する。更新部154は、取得した更新内容に従ってアプリケーションを更新する。これにより、アプリケーション123は、新ファームウェアに整合するようになる。
[画像形成装置100の制御構造]
図12を参照して、画像形成装置100の制御構造について説明する。図12は、画像形成装置100が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。図12の処理は、画像形成装置100のCPU(Central Processing Unit)102(図13参照)がプログラムを実行することにより実現される。他の局面において、処理の一部または全部が、回路素子その他のハードウェアによって実行されてもよい。
ステップS10において、CPU102は、画像形成装置100のファームウェアを更新するための命令を受け付けたか否かを判断する。一例として、当該命令は、予め定められた期間(たとえば、1か月)ごとにサーバーから発せられる。あるいは、当該命令は、新ファームウェアが配布される度に発せられる。あるいは、当該命令は、ユーザーによるファームウェアの更新操作によって発せられる。CPU102は、ファームウェアを更新するための命令を受け付けたと判断した場合(ステップS10においてYES)、制御をステップS12に切り替える。そうでない場合には(ステップS10においてNO)、CPU102は、ステップS10の処理を再び実行する。
ステップS12において、CPU102は、サーバー等からファームウェアの更新プログラムを受信する。CPU102は、当該更新プログラムを実行することにより、ファームウェアを更新する。
ステップS20において、CPU102は、判断部150(図5参照)として、画像形成装置100に組み込まれているアプリケーションが新ファームウェアと整合しているか否かを判断する。当該整合性の判断方法は、上述の通りであるので説明を繰り返さない。CPU102は、画像形成装置100に組み込まれているアプリケーションが新ファームウェアと整合していると判断した場合(ステップS20においてYES)、本実施の形態に従う更新処理を終了する。そうでない場合には(ステップS20においてNO)、CPU102は、制御をステップS22に切り替える。
ステップS22において、CPU102は、更新部154(図5参照)として、更新情報125(図3参照)をサーバーから受信するとともに、更新情報125を参照して新ファームウェアの属性に対応付けられている更新内容を特定し、当該更新内容に従ってアプリケーションの対応部分を更新する。
[画像形成装置100のハードウェア構成]
図13を参照して、実施の形態に従う画像形成装置100のハードウェア構成の一例について説明する。図13は、画像形成装置100の主要なハードウェア構成を示すブロック図である。
図13に示されるように、画像形成装置100は、ROM(Read Only Memory)101と、CPU102と、RAM(Random Access Memory)103と、操作パネル104と、ネットワークインターフェイス105と、スキャナー部107と、プリント部108と、記憶装置120とを含む。
ROM101は、オペレーティングシステム、画像形成装置100で実行される制御プログラム等を格納する。CPU102は、画像形成装置100の制御プログラム等の各種プログラムを実行することで、画像形成装置100の動作を制御する。RAM103は、ワーキングメモリとして機能し、プログラムの実行に必要な各種データを一時的に格納する。
操作パネル104は、ディスプレイとタッチセンサーとを備え、タッチパネルとして構成される。操作パネル104は、たとえば、ファームウェア124の更新操作を受け付け、アプリケーション123やファームウェア124の更新結果等を表示する。
ネットワークインターフェイス105には、アンテナ等が接続される。画像形成装置100は、当該アンテナを介して、他の通信機器との間でデータをやり取りする。他の通信機器は、たとえば、サーバー等を含む。画像形成装置100は、アンテナを介して、更新プログラム122、アプリケーション123、ファームウェア124、および更新情報125をサーバーからダウンロードできるように構成される。
スキャナー部107は、画像形成装置100にセットされた原稿をスキャンし、原稿の画像データを生成する。スキャナー部107における画像データの生成方法には、公知の方法が採用され得る。
プリント部108は、たとえば電子写真方式により、スキャナー部107で読み取られた画像データや、外部端末から送信されたプリントデータを、印刷のためのデータに変換し、変換後のデータに基づいて文書等の画像を印刷する。画像形成の方法には、公知の方法が採用され得る。
記憶装置120は、たとえば、ハードディスクや外付けの記憶装置等の記憶媒体である。一例として、記憶装置120は、本実施の形態に従う更新プログラム122、アプリケーション123、ファームウェア124、および更新情報125等を格納する。アプリケーション123は、たとえば、他のアプリケーションを管理するための管理アプリケーションや、画像形成装置100の待機状態中にバックグランドで動作しているアプリケーション等である。
なお、更新プログラム122は、単体のプログラムとしてではなく、任意のプログラムの一部に組み込まれて提供されてもよい。この場合、本実施の形態に従う処理は、任意のプログラムと協働して実現される。このような一部のモジュールを含まないプログラムであっても、本実施の形態に従う更新プログラム122の趣旨を逸脱するものではない。さらに、更新プログラム122によって提供される機能の一部または全部は、専用のハードウェアによって実現されてもよい。さらに、少なくとも1つのサーバーが本実施の形態に従う処理を実現する、所謂クラウドサービスのような形態で画像形成装置100が構成されてもよい。
[小括]
以上のようにして、画像形成装置100は、ファームウェアが更新された場合に、既に組み込まれているアプリケーションが新ファームウェアに整合するか否かを判断する。画像形成装置100は、当該アプリケーションについて新ファームウェアに対応しない個所を特定し、当該箇所を新ファームウェアに対応するように更新する。新ファームウェアと不整合が生じる部分だけが更新されるので、アプリケーションの更新時間が短縮される。
また、アプリケーションの必要部分だけが更新されることにより、アプリケーションのユーザー設定がファームウェアの更新に伴って変更されることがない。そのため、ユーザーは、アプリケーションに対して再度設定を行なう必要がなく、ユーザーの手間が削減される。
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
100 画像形成装置、101 ROM、102 CPU、103 RAM、104 操作パネル、105 ネットワークインターフェイス、107 スキャナー部、108 プリント部、114 フィーダー、115 トレー、119 給紙部、120 記憶装置、122 更新プログラム、123,123A〜123C アプリケーション、124 ファームウェア、125,125A 更新情報、127 アプリケーションプラットフォーム、128 本体制御部、129 キー、132A,132B,133A,133B ソースコード、136 不具合パターン、137 更新パターン、150 判断部、152 通信部、154 更新部、200 サーバー。

Claims (16)

  1. 画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の動作を制御するためのファームウェアと、前記ファームウェアの機能を利用するアプリケーションとを格納するための記憶部と、
    前記ファームウェアを更新する命令を受けたことに基づいて、前記アプリケーションに関する情報と更新後のファームウェアに関する情報とを比較し、前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合するか否かを判断するための判断部と、
    前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合しないと判断された場合に、前記ファームウェアの属性ごとに前記アプリケーションの更新内容が対応付けられている更新情報を参照して、前記更新後のファームウェアの属性に対応付けられている更新内容を特定し、前記アプリケーションにおける当該更新内容に対応する箇所を更新するための更新部とを備え
    前記判断部は、前記アプリケーションを構成するファイル群の少なくとも1つのファイルの更新日時が、前記更新後のファームウェアに対応してるか否かの基準となる予め定められた基準日時よりも前である場合に、前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合していないと判断する、画像形成装置。
  2. 前記更新情報に含まれる各更新内容には、前記画像形成装置の設定情報がさらに対応付けられており、
    前記更新部は、前記更新情報を参照して、前記更新後のファームウェアの属性と前記画像形成装置の現在の設定情報との組み合わせに対応付けられている更新内容を特定し、前記アプリケーションにおける当該更新内容に対応する箇所を更新する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記更新部は、前記更新部による前記アプリケーションの更新終了後に、前記画像形成装置を利用可能な状態にする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記更新部は、前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合しないと判断された場合には、前記アプリケーションに対する操作が制限されているか否かに関わらず前記アプリケーションを更新する、請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記更新情報は、前記記憶部に予め格納されている、請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置は、前記更新情報を他の装置から受信するための通信部をさらに備える、請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記アプリケーションは、他のアプリケーションを管理するためのアプリケーションである、請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記アプリケーションは、画像形成装置の待機状態中に動作しているアプリケーションである、請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の動作を制御するためのファームウェアと、前記ファームウェアの機能を利用するアプリケーションとを格納するための記憶部と、
    前記ファームウェアを更新する命令を受けたことに基づいて、前記アプリケーションに関する情報と更新後のファームウェアに関する情報とを比較し、前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合するか否かを判断するための判断部と、
    前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合しないと判断された場合に、前記ファームウェアの属性ごとに前記アプリケーションの更新内容が対応付けられている更新情報を参照して、前記更新後のファームウェアの属性に対応付けられている更新内容を特定し、前記アプリケーションにおける当該更新内容に対応する箇所を更新するための更新部とを備え、
    前記判断部は、前記更新後のファームウェアに対応していないソースコードが前記アプリケーションに含まれている場合に、前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合していないと判断する、画像形成装置。
  10. 画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の動作を制御するためのファームウェアと、前記ファームウェアの機能を利用するアプリケーションとを格納するための記憶部と、
    前記ファームウェアを更新する命令を受けたことに基づいて、前記アプリケーションに関する情報と更新後のファームウェアに関する情報とを比較し、前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合するか否かを判断するための判断部と、
    前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合しないと判断された場合に、前記ファームウェアの属性ごとに前記アプリケーションの更新内容が対応付けられている更新情報を参照して、前記更新後のファームウェアの属性に対応付けられている更新内容を特定し、前記アプリケーションにおける当該更新内容に対応する箇所を更新するための更新部とを備え、
    前記ファームウェアは、
    前記アプリケーションを動作させるためのプラットフォームと、
    前記画像形成装置のハードウェアを制御するための本体制御部とを含み、
    前記判断部は、前記アプリケーションが前記プラットフォームを介して前記本体制御部を呼び出すように前記ファームウェアが更新された場合において、前記プラットフォームを介さずに前記本体制御部を呼び出すプログラムが前記アプリケーションに含まれるときに、前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合していないと判断する、画像形成装置。
  11. 画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の動作を制御するためのファームウェアと、前記ファームウェアの機能を利用するアプリケーションとを格納するための記憶部と、
    前記ファームウェアを更新する命令を受けたことに基づいて、前記アプリケーションに関する情報と更新後のファームウェアに関する情報とを比較し、前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合するか否かを判断するための判断部と、
    前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合しないと判断された場合に、前記ファームウェアの属性ごとに前記アプリケーションの更新内容が対応付けられている更新情報を参照して、前記更新後のファームウェアの属性に対応付けられている更新内容を特定し、前記アプリケーションにおける当該更新内容に対応する箇所を更新するための更新部とを備え、
    前記判断部は、前記アプリケーションが予め定められたキーを用いて前記ファームウェアの機能を利用するように前記ファームウェアが更新された場合であって、前記アプリケーションが前記予め定められたキーを保持していない、または前記アプリケーションが保持しているキーと前記ファームウェアが保持しているキーとが一致しないときに、前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合していないと判断する、画像形成装置。
  12. 画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の動作を制御するためのファームウェアと、前記ファームウェアの機能を利用するアプリケーションとを格納するための記憶部と、
    前記ファームウェアを更新する命令を受けたことに基づいて、前記アプリケーションに関する情報と更新後のファームウェアに関する情報とを比較し、前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合するか否かを判断するための判断部と、
    前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合しないと判断された場合に、前記ファームウェアの属性ごとに前記アプリケーションの更新内容が対応付けられている更新情報を参照して、前記更新後のファームウェアの属性に対応付けられている更新内容を特定し、前記アプリケーションにおける当該更新内容に対応する箇所を更新するための更新部とを備え、
    前記判断部は、前記更新後のファームウェアの機能を利用するために必要なコンテンツが前記アプリケーションを構成するコンテンツ群に含まれていない場合に、前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合していないと判断する、画像形成装置。
  13. 画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の動作を制御するためのファームウェアと、前記ファームウェアの機能を利用するアプリケーションとを格納するための記憶部と、
    前記ファームウェアを更新する命令を受けたことに基づいて、前記アプリケーションに関する情報と更新後のファームウェアに関する情報とを比較し、前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合するか否かを判断するための判断部と、
    前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合しないと判断された場合に、前記ファームウェアの属性ごとに前記アプリケーションの更新内容が対応付けられている更新情報を参照して、前記更新後のファームウェアの属性に対応付けられている更新内容を特定し、前記アプリケーションにおける当該更新内容に対応する箇所を更新するための更新部とを備え、
    前記判断部は、前記更新後のファームウェアに対する前記アプリケーションの不具合のプログラムパターンが前記アプリケーションに含まれている場合に、前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合していないと判断する、画像形成装置。
  14. 画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の動作を制御するためのファームウェアと、前記ファームウェアの機能を利用するアプリケーションとを格納するための記憶部と、
    前記ファームウェアを更新する命令を受けたことに基づいて、前記アプリケーションに関する情報と更新後のファームウェアに関する情報とを比較し、前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合するか否かを判断するための判断部と、
    前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合しないと判断された場合に、前記ファームウェアの属性ごとに前記アプリケーションの更新内容が対応付けられている更新情報を参照して、前記更新後のファームウェアの属性に対応付けられている更新内容を特定し、前記アプリケーションにおける当該更新内容に対応する箇所を更新するための更新部とを備え、
    前記判断部は、前記アプリケーションで使用されているプログラムのバージョン情報と、前記更新後のファームウェアで使用されているプログラムのバージョン情報とが異なる場合に、前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合していないと判断する、画像形成装置。
  15. 画像形成装置の更新方法であって、
    前記画像形成装置は、前記画像形成装置の動作を制御するためのファームウェアと、前記ファームウェアの機能を利用するアプリケーションとを格納するための記憶部を備え、
    前記更新方法は、
    前記ファームウェアを更新する命令を受けたことに基づいて、前記アプリケーションに関する情報と更新後のファームウェアに関する情報とを比較し、前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合するか否かを判断するステップと、
    前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合しないと判断された場合に、前記ファームウェアの属性ごとに前記アプリケーションの更新内容が対応付けられている更新情報を参照して、前記更新後のファームウェアの属性に対応付けられている更新内容を特定し、前記アプリケーションにおける当該更新内容に対応する箇所を更新するステップとを備え
    前記判断するステップは、前記アプリケーションを構成するファイル群の少なくとも1つのファイルの更新日時が、前記更新後のファームウェアに対応してるか否かの基準となる予め定められた基準日時よりも前である場合に、前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合していないと判断することを含む、更新方法。
  16. 画像形成装置の更新プログラムであって、
    前記画像形成装置は、前記画像形成装置の動作を制御するためのファームウェアと、前記ファームウェアの機能を利用するアプリケーションとを格納するための記憶部を備え、
    前記更新プログラムは、前記画像形成装置に、
    前記ファームウェアを更新する命令を受けたことに基づいて、前記アプリケーションに関する情報と更新後のファームウェアに関する情報とを比較し、前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合するか否かを判断するための判断するステップと、
    前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合しないと判断された場合に、前記ファームウェアの属性ごとに前記アプリケーションの更新内容が対応付けられている更新情報を参照して、前記更新後のファームウェアの属性に対応付けられている更新内容を特定し、前記アプリケーションにおける当該更新内容に対応する箇所を更新するステップとを実行させ
    前記判断するステップは、前記アプリケーションを構成するファイル群の少なくとも1つのファイルの更新日時が、前記更新後のファームウェアに対応してるか否かの基準となる予め定められた基準日時よりも前である場合に、前記アプリケーションが前記更新後のファームウェアに整合していないと判断することを含む、更新プログラム。
JP2015166874A 2015-08-26 2015-08-26 画像形成装置、更新方法、および更新プログラム Active JP6536288B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015166874A JP6536288B2 (ja) 2015-08-26 2015-08-26 画像形成装置、更新方法、および更新プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015166874A JP6536288B2 (ja) 2015-08-26 2015-08-26 画像形成装置、更新方法、および更新プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017045253A JP2017045253A (ja) 2017-03-02
JP6536288B2 true JP6536288B2 (ja) 2019-07-03

Family

ID=58210299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015166874A Active JP6536288B2 (ja) 2015-08-26 2015-08-26 画像形成装置、更新方法、および更新プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6536288B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006202206A (ja) * 2005-01-24 2006-08-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像形成装置及びその制御プログラムの更新方法
JP5358153B2 (ja) * 2008-10-10 2013-12-04 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント ゲーム装置および情報処理装置
JP5864467B2 (ja) * 2013-03-28 2016-02-17 株式会社沖データ 情報処理装置、ファームウェア更新方法及びコンピュータプログラム
JP2015060320A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 株式会社リコー プログラム、情報処理装置及び情報処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017045253A (ja) 2017-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9003388B2 (en) Information processing apparatus and update process support system
CN102253813B (zh) 打印控制设备、打印控制系统和打印控制方法
US7921421B2 (en) Program version management taking into account system stability
KR101492748B1 (ko) 정보 처리 장치 및 정보 처리 시스템
CN102541584A (zh) 终端装置
US20100245897A1 (en) Electronic apparatus and image forming system
JP5991333B2 (ja) 情報処理装置、該装置における設定値の更新方法及び設定値の更新プログラム
JP5293522B2 (ja) 管理システム、管理方法、及び管理プログラム
US9866723B2 (en) Printing apparatus, printing apparatus control method, and storage medium
US8543995B2 (en) Information processor, information processing method, and computer-readable storage medium
JP2016031653A (ja) 画像形成システム及び画像形成システムのバージョン変更処理方法
JP6536288B2 (ja) 画像形成装置、更新方法、および更新プログラム
US20100165391A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and information processing system
US20140245287A1 (en) Effective installation of application software product
JP2019128857A (ja) デバイスドライバー
JP6563045B2 (ja) 画像形成装置、プログラム更新方法及びプログラム
JP2020170984A (ja) 情報処理装置、画像処理装置及びプログラム
JP6070641B2 (ja) ドライバープログラム生成装置、ドライバープログラム生成方法、ドライバープログラム生成プログラムおよびドライバープログラム
EP3699749B1 (en) Image forming device
JP5024231B2 (ja) 廃棄情報出力システム、及びプログラム
JP7196556B2 (ja) 画像形成装置、情報処理装置及びプログラム
JP2018116361A (ja) 情報処理装置、管理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム、情報処理システム
JP6953994B2 (ja) シミュレート装置、画像形成装置、装置設定方法および装置設定プログラム
JP4251639B2 (ja) 印刷プレビュー表示システム及びプログラム
JP2014102604A (ja) 機器管理装置、機器管理システム、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6536288

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150