JP6535955B2 - 音場情報パラメータ群生成装置、方法及びプログラム - Google Patents

音場情報パラメータ群生成装置、方法及びプログラム Download PDF

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Description

この発明は、複数のマイクを用いて、音場再現のための音空間情報を取得する音場収録の技術に関する。
従来の音場情報パラメータ群生成装置では、マイクアレイの設置位置と異なる位置の音場情報パラメータ群を取得するため、マイクアレイで取得したマルチチャネル信号に対し,時空間フーリエ変換を施すことにより音場情報パラメータ群を算出し、算出された音場情報パラメータ群に対して加法定理に基づく手法を適用することで音場情報パラメータ群の原点を移動するという構成を取っている(例えば、非特許文献1,2参照。)。
Samarasinghe, P. N., et al., "3d spatial sound eld recording over large regions", Acoustic Signal Enhancement, Proceedings of IWAENC 2012, International Workshop on. VDE, pp. 1-4, 2012. Samarasinghe, P. N., et al., "Spatial sound eld recording over a large area using distributed higher order microphones", Applications of Signal Processing to Audio and Acoustics (WASPAA), 2011 IEEE Workshop on. IEEE, pp. 221-224, 2011.
従来の音場情報パラメータ群生成装置では、一定の精度で音場情報を取得したい場合、推定位置が設置位置から離れるほど、マイクアレイで取得するべき情報量が増え、マイクアレイに必要な素子数及びチャネル数が増える可能性があった。
この発明の目的は、マイクアレイに必要な素子数及びチャネル数を一定にすることができる、又は、生成される音場情報パラメータ群の誤差が小さい音場情報パラメータ群生成装置、方法及びプログラムを提供することである。
上記の課題を解決するために、音場情報パラメータ群生成装置は、位置が既知である音源から生じた音をマイクアレイで収音することにより得られた信号に基づいて音場情報パラメータ群を算出する音場情報パラメータ群算出部と、音源の位置及びマイクアレイの位置から、音場情報パラメータの原点を移動するための移動作用素を算出する移動作用素算出部と、算出された音場情報パラメータ群及び算出された移動作用素から原点が移動された音場情報パラメータ群を生成する原点移動部と、を備えている。
マイクアレイに必要な素子数及びチャネル数を一定にすることができる、又は、生成される音場情報パラメータ群の誤差が小さくなる。
音場情報パラメータ群生成装置の例を示す機能ブロック図。 音場情報パラメータ群生成方法の例を示す流れ図。 第一実施形態の座標系を説明するための図。 第二実施形態の座標系を説明するための図。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。以下の説明において、テキスト中で使用する記号「^」「→」等は、本来直前の文字の真上に記載されるべきものであるが、テキスト記法の制限により、当該文字の直前に記載する。式中においてはこれらの記号は本来の位置に記述している。また、ベクトルや行列の各要素単位で行われる処理は、特に断りが無い限り、そのベクトルやその行列の全ての要素に対して適用されるものとする。
[発明の概要]
音場情報パラメータ群生成装置及び方法は、ある点で録音した音場のパラメータ群を用いて、録音箇所の周囲の音場ではない音場のパラメータ群を取得するものである。
そのために、音場情報パラメータ群生成装置及び方法は、実際の空間に存在する音源の位置が既知であるとして、音源位置情報を用いることで原点移動を行う際に必要な移動作用素をマイクアレイの位置と音源位置情報から算出し、仮に算出した音場情報パラメータ群と移動作用素から最終的な音場情報パラメータ群を計算する。
すなわち、音場情報パラメータ群算出部1が、位置が既知である音源から生じた音をマイクアレイで収音することにより得られた信号に基づいて音場情報パラメータ群を算出する(ステップS1)。移動作用素算出部2が、上記音源の位置及び上記マイクアレイの位置から、上記音場情報パラメータの原点を移動するための移動作用素を算出する(ステップS2)。原点移動部3が、上記算出された音場情報パラメータ群及び上記算出された移動作用素から原点が移動された音場情報パラメータ群を生成する(ステップS3)。
より詳細には、音場情報パラメータ群生成装置及び方法では、マイクアレイの設置位置と異なる位置の音場情報パラメータ群を取得するため、マイクアレイで取得したマルチチャネル信号に対し時空間フーリエ変換を施して音場情報パラメータ群を算出し、算出された音場情報パラメータ群に対して移動作用素を適用することで音場情報パラメータ群の原点を移動する。実際の空間に存在する音源の位置が既知であると仮定して、原点移動を行う際に必要な移動作用素は、無指向性音源を仮定した際に生成される音場情報パラメータ群(「第一音場情報パラメータ群」とも呼ぶ。)の平面波展開と原点移動に伴う平面波の位相変換に基づき表現される音場情報パラメータ(「第二音場情報パラメータ群」とも呼ぶ。)と、無指向性音源を仮定した際に生成される音場情報パラメータ群との比に基づいて算出される。
すなわち、音場情報パラメータ群算出部1は、上記信号に対して時空間フーリエ変換を行うことにより音場情報パラメータ群を算出する(ステップS1)。移動作用素算出部2は、無指向性音源を仮定した際に生成される音場情報パラメータ群の平面波展開及び原点の移動に伴う平面波の位相変換に基づき表現される音場情報パラメータ群と上記無指向性音源を仮定した際に生成される音場情報パラメータ群との比に基づいて上記移動作用素を算出する(ステップS2)。原点移動部3は、上記算出された音場情報パラメータ群に対して上記算出された移動作用素を適用することにより上記原点が移動された音場情報パラメータ群を生成する(ステップS3)。
なお、第一音場情報パラメータ群及び第二音場情報パラメータ群を、マイクアレイで録音した信号から算出してもよい。
[関数]
以下の説明で用いる関数について説明する。
・を任意の実数として、n次の第一種ハンケル関数Hn (1)(・)及びn次のベッセル関数Jn(・)は、以下のように定義される。Γ(z)はガンマ関数であり、Yn(z)はノイマン関数である。iは、虚数単位である。
Figure 0006535955
n次の第一種球ハンケル関数h(1) n(・)及びn次の球ベッセル関数jn(・)は、以下のように定義される。なお、n次の第一種球ハンケル関数h(1) n(・)のことを、単にn次の球ハンケル関数hnと略記することもある。
Figure 0006535955
・を任意の実数として、第二種ハンケル関数Hn (2)(・)は、第一種ベッセル関数Jn(x)#及び第二種ベッセル関数Yn(x)を用いて、以下のように定義される。
Figure 0006535955
ルジャンドル陪関数Pm n(・)であり、以下のように定義される。Pn(・)はルジャンドル多項式を表す。
Figure 0006535955
球面調和関数Yn m(・)は、以下のように定義される。
Figure 0006535955
[第一実施形態]
第一実施形態の音場情報パラメータ群生成装置及び方法は、球面マイクアレイで収音することにより得られた信号に基づいて音場情報パラメータ群を生成するものである。
音空間情報は、図3に例示する球座標系で表現されるとする。図3に例示するように、音場の位置r=(r,θ,φ)は、原点Oからの距離r、方位角θ、仰俯角φにより表される。rs=(rsss)は、音源の位置である。0'は、移動先の原点である。T1→2は、T1→2=O'-Oであり、原点の移動ベクトルである。原点Oのことを点(1)、移動先の原点O'のことを点(2)とも呼ぶ。
第一実施形態の音場情報パラメータ群生成装置及び方法は、ある点で録音した音場の球面調和関数展開係数を用いて、録音箇所の周囲の音場ではない音場の球面調和関数展開係数、言い換えれば球面マイクアレイの設置位置と異なる位置の音場の球面調和関数展開係数を取得するものである。第一実施形態では、音場情報パラメータ群は、球面調和関数展開係数である。
音場情報パラメータ群生成装置は、図1に示すように、音場情報パラメータ群算出部1、移動作用素算出部2及び原点移動部3を例えば備えている。音場情報パラメータ群生成方法は、音場情報パラメータ群生成装置の各部が、図2や以下に説明するステップS1からステップS3の処理を例えば実行することにより実現される。
<音場情報パラメータ群算出部1>
球面マイクアレイで収音することにより得られた信号は、音場情報パラメータ群算出部1に入力される。
音場情報パラメータ群算出部1は、入力された信号に対して球面調和関数変換を行うことにより音場情報パラメータ群として球面調和関数展開係数を算出する(ステップS1)。算出された球面調和関数展開係数は、移動作用素算出部2及び原点移動部3に出力される。
ある点で録音した音場ψs(r)は、球面調和関数展開係数Bnmを用いて式(1)により表されるとする。
Figure 0006535955
ここで、Nは所定の0以上の整数であり、kは波数である。
例えば、球面マイクアレイで取得したマルチチャネル信号Sに対し、参考文献1で使われている式(2)等を用いて音場の球面調和関数展開係数Bnmを算出することができる。
Figure 0006535955
ここで、iは虚数単位であり、aは球面マイクアレイの半径であり、h'nはn次の球ハンケル関数hnの微分であり、p(a,θ,φ,ω)は球面マイクアレイの半径をaとしたときの角周波数ωの波の位置(θ,φ,ω)における音圧であり、Y* n mは球面調和関数Yn mの複素共役である。
Figure 0006535955
は、面積分であり、例えば以下の式により定義される。
Figure 0006535955
〔参考文献1〕M.A. Poletti, "Three-dimensional surround sound systems based on spherical harmonics", J. Audio Eng. Soc., vol. 53, no. 11, pp. 1004-1025, 2005.
<移動作用素算出部2>
移動作用素算出部2は、無指向性音源である点音源を仮定した際に生成される球面調和関数展開係数の平面波展開及び原点の移動に伴う平面波の位相変換に基づき表現される音場の球面調和関数展開係数と上記無指向性音源を仮定した際に生成される球面調和関数展開係数との比に基づいて上記移動作用素を算出する(ステップS2)。算出された移動作用素は、原点移動部3に出力される。
例えば、移動作用素算出部3は、以下の式(3)により表される点音源を仮定した際に生成される球面調和関数展開係数An (2)の以下の式(2')により定義される平面波展開Pn(^r・^rs)及び原点の移動に伴う平面波の位相変換に基づき表現される音場の球面調和関数展開係数An (1)と、上記点音源を仮定した際に生成される球面調和関数展開係数An (2)との比に基づいて以下の式(4)により定義される上記移動作用素をOnmを算出する。
Figure 0006535955
ここで、Ψs(r)は位置r=(r,θ,φ)における音場であり、^rはrの単位ベクトルであり、^rsrsの単位ベクトルであり、^kは波数ベクトルkの単位ベクトルであり、j'nはn次の第一種球ベッセル関数の微分であり、T1→2は原点の移動ベクトルT1→2の大きさであり、^T1→2T1→2の単位ベクトルであり、πは円周率である。
球面調和関数展開係数An (1)及び球面調和関数展開係数An (2)は、例えば後述する式(20),式(21)により定義することができる。
なお、移動作用素算出部3は、球面調和関数展開係数Anm (1)及び球面調和関数展開係数Anm (2)を、複数の球面マイクアレイで録音した信号から算出し、これらの算出された球面調和関数展開係数Anm (1)及び球面調和関数展開係数Anm (2)に基づいて、移動作用素Onm=Anm (2)/Anm (1)を求めてもよい。なお、1つの球面マイクアレイで同じ位置の同じ音源に由来する音場を別々に収録し、時間を同期して用いてもよい。
<原点移動部3>
原点移動部3は、音場情報パラメータ群1で算出された音場情報パラメータ群に対して、移動作用素算出部2で算出された移動作用素Onmを適用することにより原点が移動された音場情報パラメータ群を生成する(ステップS3)。
上記の構成により、実際の音源が点音源で音源位置が仮定した位置と等しければ,一定の精度で音場情報を取得したい場合、推定位置と設置位置の距離に関わらず、マイクアレイで取得するべき情報量は一定で、マイクアレイに必要な素子数、チャネル数が一定となる。ただし、実際の音源は必ずしも点音源であるとは限らず、仮定した音源位置と実際の音源の位置が異なる場合もある。その場合であっても、実際の音源が点音源に近似できる場合で、音源の位置が仮定した位置に近ければ、音場情報パラメータ群の誤差は少なくて済む。
なお、音場情報パラメータ群は、単一領域音場再現(高次アンビノニックス(例えば、参考文献1から2))や種々の複数領域音場再現(参考文献3から5)等で用いることができる。
〔参考文献2〕E.G. Williams, "Fourier Acoustics: Sound Radiation and Near eld Acoustical Holography", London UK, Academic Press, 1999.
〔参考文献3〕Terence B., "Theory and design of sound eld reproduction in reverberant rooms", J. Acoust. Soc. Am., vol. 117, no. 4, pp. 2100-2111, 2005.
〔参考文献4〕Wu, Y. J., et al., "Spatial Multizone Sound eld Reproduction: Theory and Design", IEEE Trans. Audio, Speech, Lang. Process., vol. 19, no. 6, pp. 1711-1720, 2011.
〔参考文献5〕Zha, M, et al., "3D multizone sound eld reproduction using spherical harmonic analysis", Signal and Information Processing (ChinaSIP), 2015 IEEE China Summit and International Conference on. IEEE, vol. 53, no. 11, pp. 625-629, 2015.
なお、従来技術は、音源の位置を既知と仮定せず、音源の位置が不明であることを仮定している。このため、音源の位置や志向特性が、本発明の仮定とずれたことによる効果は、従来技術にはそもそも存在しない。
[第二実施形態]
第二実施形態の音場情報パラメータ群生成装置及び方法は、円筒型マイクアレイで収音することにより得られた信号に基づいて音場情報パラメータ群を生成するものである。
音空間情報は、図4に例示する座標系で表現されるとする。図4に例示するように、音場の位置r=(r,θ)は、原点Oからの距離r、方位角θにより表される。rs=(rss)は、音源の位置である。0'は、移動先の原点である。T1→2は、T1→2=O'-Oであり、原点の移動ベクトルである。原点Oのことを点(1)、移動先の原点O'のことを点(2)とも呼ぶ。
第二実施形態の音場情報パラメータ群生成装置及び方法は、ある点で録音した音場の円筒調和関数展開係数を用いて、録音箇所の周囲の音場ではない音場の円筒調和関数展開係数、言い換えれば円筒型マイクアレイの設置位置と異なる位置の音場の円筒調和関数展開係数を取得するものである。第二実施形態では、音場情報パラメータ群は、円筒調和関数展開係数である。
音場情報パラメータ群生成装置は、図1に示すように、音場情報パラメータ群算出部1、移動作用素算出部2及び原点移動部3を例えば備えている。音場情報パラメータ群生成方法は、音場情報パラメータ群生成装置の各部が、図2や以下に説明するステップS1からステップS3の処理を例えば実行することにより実現される。
<音場情報パラメータ群算出部1>
円筒型マイクアレイで収音することにより得られた信号は、音場情報パラメータ群算出部1に入力される。
音場情報パラメータ群算出部1は、入力された信号に対して円筒調和関数変換を行うことにより音場情報パラメータ群として円筒調和関数展開係数を算出する(ステップS1)。算出された円筒調和関数展開係数は、移動作用素算出部2及び原点移動部3に出力される。
ある点で録音した音場ψs(r)は、円筒調和関数展開係数Bnを用いて式(1)により表されるとする。
Figure 0006535955
ここで、Nは所定の0以上の整数であり、kは波数であり、jは虚数単位である。
例えば、円筒型マイクアレイで取得したマルチチャネル信号Sに対し、参考文献6で使われている式(2)等を用いて音場の円筒調和関数展開係数Bnを算出することができる。
Figure 0006535955
ここで、iは虚数単位であり、aを上記円筒型マイクアレイの半径とし、H'n (2)はn次の第二種ハンケル関数Hn (2)の微分であり、p(a,θ,z,ω)は円筒型マイクアレイの半径をaとしたときの角周波数ωの波の位置(a,θ,z,ω)における音圧であり、f(z)はz方向の積分における重み関数である。
Figure 0006535955
は、線積分であり、例えば以下の式により定義される。
Figure 0006535955
〔参考文献6〕Shimizu, T., et al., "A multi-zone approach to sound eld reproduction based on spherical harmonic analysis", Acoustical Science and Technology, vol. 36, no. 5, pp. 441-444, 2015.
<移動作用素算出部2>
移動作用素算出部2は、無指向性音源である線音源を仮定した際に生成される円筒調和関数展開係数の平面波展開及び原点の移動に伴う平面波の位相変換に基づき表現される音場の円筒調和関数展開係数と上記無指向性音源を仮定した際に生成される円筒調和関数展開係数との比に基づいて上記移動作用素を算出する(ステップS2)。算出された移動作用素は、原点移動部3に出力される。
例えば、移動作用素算出部3は、以下の式(7)により表される線音源を仮定した際に生成される円筒調和関数展開係数An (2)の以下の式(6')により定義される平面波展開Dn(^r・^rs)及び原点の移動に伴う平面波の位相変換に基づき表現される音場の円筒調和関数展開係数An (1)と、上記線音源を仮定した際に生成される円筒調和関数展開係数An (2)との比に基づいて以下の式(4)により定義される上記移動作用素をOnを算出する。
Figure 0006535955
ここで、Ψs(r)は位置r=(r,θ)における音場であり、^rはrの単位ベクトルであり、^rsrsの単位ベクトルであり、^kは波数ベクトルkの単位ベクトルであり、J'nはn次のベッセル関数Jnの微分であり、T1→2は原点の移動ベクトルT1→2の大きさであり、^T1→2T1→2の単位ベクトルであり、πは円周率である。
円筒調和関数展開係数An (1)及び円筒調和関数展開係数An (2)は、例えば後述する式(37),式(38)により定義することができる。
なお、移動作用素算出部3は、円筒調和関数展開係数Anm (1)及び円筒調和関数展開係数Anm (2)を、複数の円筒マイクアレイで録音した信号から算出し、これらの算出された円筒調和関数展開係数Anm (1)及び円筒和関数展開係数Anm (2)に基づいて、移動作用素Onm=Anm (2)/Anm (1)を求めてもよい。なお、1つの円筒マイクアレイで同じ位置の同じ音源に由来する音場を別々に収録し、時間を同期して用いてもよい。
<原点移動部3>
原点移動部3は、音場情報パラメータ群1で算出された音場情報パラメータ群に対して、移動作用素算出部2で算出された移動作用素Onmを適用することにより原点が移動された音場情報パラメータ群を生成する(ステップS3)。
上記の構成により、実際の音源が点音源で音源位置が仮定した位置と等しければ,一定の精度で音場情報を取得したい場合、推定位置と設置位置の距離に関わらず、マイクアレイで取得するべき情報量は一定で、マイクアレイに必要な素子数、チャネル数が一定となる。ただし、実際の音源は必ずしも点音源であるとは限らず、仮定した音源位置と実際の音源の位置が異なる場合もある。その場合であっても、実際の音源が点音源に近似できる場合で、音源の位置が仮定した位置に近ければ、音場情報パラメータ群の誤差は少なくて済む。
なお、音場情報パラメータ群は、単一領域音場再現(高次アンビノニックス(例えば、参考文献1から2))や種々の複数領域音場再現(参考文献3から5)等で用いることができる。
従来技術は、音源の位置を既知と仮定せず、音源の位置が不明であることを仮定している。このため、音源の位置や志向特性が、本発明の仮定とずれたことによる効果は、従来技術にはそもそも存在しない。
[式(4)の導出]
以下、点音源に由来する音場の球面調和関数展開係数のための移動作用素が、式(4)のように例えば記述することができる理由について説明する。
(仮定)
平面波の球面調和関数は、以下のように表される(例えば、参考文献1参照。)。
Figure 0006535955
点音源の球面調和関数表現は、以下のように表される(例えば、参考文献1参照。)。
Figure 0006535955
球面調和関数の加法定理は、以下のように表される(例えば、参考文献2参照。)。
Figure 0006535955
ルジャンドル多項式の直交性は、以下のように表される(例えば、参考文献2参照。)。
Figure 0006535955
(ルジャンドル多項式による音場表現)
式(9)で、式(11) を導入すると、以下のようになる。
Figure 0006535955
式(10)で、式(11)を導入すると、以下のようになる。
Figure 0006535955
(ルジャンドル多項式の平面波展開)
観測点の座標は、式(13) と式(14) の右辺の中で、球ベッセル関数とルジャンドル多項式の引数として表れる。ルジャンドル多項式に対する平面波展開(あるいは,直交座標系におけるフーリエ変換) は、式(12)と(13)を用いて以下のように計算される。
Figure 0006535955
式(15) より、ルジャンドル多項式に対する次の恒等式が得られる。
Figure 0006535955
(平面波音場のための移動作用素)
式(9) より、 平面波に対応する音場は、単純な位相補正により移動することができる。
Figure 0006535955
(点音源による音場の移動作用素)
式(14) で式(16) を導入することで、以下の式を得る。
Figure 0006535955
式(18) における観測点の座標は、平面波音場
Figure 0006535955
の一部分としてのみ表れる。これらは、式(17) を適用で移動させることができ、次の式を得ることができる。
Figure 0006535955
式(19) の球面調和関数展開のn 次の項は、以下のようになる。
Figure 0006535955
これらの項を式(14) の中の原点における展開に対する項
Figure 0006535955
と比較することができる。
点音源に由来する音場の球面調和関数展開係数に対する観測点(1) と(2) の間の移動作用素は、式(20) と式(21) の比で定義される。
Figure 0006535955
式(22) で、式(13) を導入すると、点(1) と(2) の展開係数に関する移動作用素の式は、以下のようになる。
Figure 0006535955
[式(8)の導出]
以下、線音源に由来する音場の円筒調和関数展開係数のための移動作用素が、式(8)のように例えば記述することができる理由について説明する。
(仮定)
水平伝搬する平面波の円筒調和関数は、以下のように表される(例えば、参考文献2参照。)。
Figure 0006535955
z軸と平行な線音源の円筒調和関数は、以下のように表される(例えば、参考文献2参照。)。
Figure 0006535955
簡潔に表記するため、部分デルタ関数を以下の様に定義する。
Figure 0006535955
クロネッカーデルタの指数形式は、以下のように表される。
Figure 0006535955
(部分デルタ関数による音場表現)
式(26)で、式(28) を導入すると、以下のようになる。
Figure 0006535955
式(27)で、式(28) を導入すると、以下のようになる。
Figure 0006535955
(部分デルタ関数の平面波展開)
観測点の座標が式(30) と(31) の右辺にベッセル関数と部分デルタ関数の引数として表れる部分デルタ関数に対する平面波展開(あるいは、直交座標系におけるフーリエ変換) は、式(29) と(30) を用いて計算することができる。
Figure 0006535955
式(32) から部分デルタ関数に対する次の恒等式が得られる。
Figure 0006535955
(平面波音場のための移動作用素(2 次元))
式(26)より、 平面波に相当する音場は基本的な位相補正により移動できる。
Figure 0006535955
(垂直線音源による水平面上の音場のための移動作用素)
式(31) に式(33) を代入すると、以下のようになる。
Figure 0006535955
式(35)における観測点の座標は、平面波音場
Figure 0006535955
の一部分としてのみ表れる。 これらは式(34)により移動させることができ、次の式を得ることができる。
Figure 0006535955
式(36) の円筒調和関数展開でn 次の項で、
Figure 0006535955
これらの項を式(31) の中の原点における展開に対する項
Figure 0006535955
と比較することができる。
垂直方向の線音源に由来する水平面上の音場の円筒調和関数展開係数に対する,観測点(1)と(2)の間の移動作用素は、式(37) と式(38) の間の比率で定義される。
Figure 0006535955
式(39)で、式(30)を導入すると、点(1)と(2)に対する展開係数に関する移動作用素の式は、以下のようになる。
Figure 0006535955
[プログラム及び記録媒体]
音場情報パラメータ群生成装置は、コンピュータによって実現することができる。この場合、この装置の各部の処理内容はプログラムによって記述される。そして、このプログラムをコンピュータで実行することにより、この装置における各部がコンピュータ上で実現される。
この処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。また、この形態では、コンピュータ上で所定のプログラムを実行させることにより、これらの装置を構成することとしたが、これらの処理内容の少なくとも一部をハードウェア的に実現することとしてもよい。
[変形例]
この発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、第一実施形態及び第二実施形態で挙げた式は一例である。第一実施形態及び第二実施形態において、他の方法により導出された式を用いても、同様の効果を奏する。

Claims (9)

  1. 位置が既知である音源から生じた音をマイクアレイで収音することにより得られた信号に基づいて音場情報パラメータ群を算出する音場情報パラメータ群算出部と、
    上記音源の位置及び上記マイクアレイの位置から、上記音場情報パラメータの原点を移動するための移動作用素を算出する移動作用素算出部と、
    上記算出された音場情報パラメータ群及び上記算出された移動作用素から原点が移動された音場情報パラメータ群を生成する原点移動部と、
    を含む音場情報パラメータ群生成装置。
  2. 請求項1の音場情報パラメータ群生成装置において、
    上記音場情報パラメータ群算出部は、上記信号に対して時空間フーリエ変換を行うことにより音場情報パラメータ群を算出し、
    上記移動作用素算出部は、無指向性音源を仮定した際に生成される音場情報パラメータ群の平面波展開及び原点の移動に伴う平面波の位相変換に基づき表現される音場情報パラメータ群と上記無指向性音源を仮定した際に生成される音場情報パラメータ群との比に基づいて上記移動作用素を算出し、
    上記原点移動部は、上記算出された音場情報パラメータ群に対して上記算出された移動作用素を適用することにより上記原点が移動された音場情報パラメータ群を生成する、
    音場情報パラメータ群生成装置。
  3. 請求項2の音場情報パラメータ群生成装置において、
    上記音場情報パラメータ群算出部は、上記信号に対して球面調和関数変換を行うことにより音場情報パラメータ群として球面調和関数展開係数を算出し、
    上記移動作用素算出部は、点音源を仮定した際に生成される球面調和関数展開係数の平面波展開及び原点の移動に伴う平面波の位相変換に基づき表現される音場の球面調和関数展開係数と上記点音源を仮定した際に生成される球面調和関数展開係数との比に基づいて上記移動作用素を算出し、
    上記原点移動部は、上記算出された球面調和関数展開係数に対して上記算出された移動作用素を適用することにより上記原点が移動された音場情報パラメータ群を生成する、
    音場情報パラメータ群生成装置。
  4. 請求項2の音場情報パラメータ群生成装置において、
    上記音場情報パラメータ群算出部は、上記信号に対して円筒調和関数変換を行うことにより音場情報パラメータ群として円筒調和関数展開係数を算出し、
    上記移動作用素算出部は、線音源を仮定した際に生成される円筒調和関数展開係数の平面波展開及び原点の移動に伴う平面波の位相変換に基づき表現される音場の円筒調和関数展開係数と上記線音源を仮定した際に生成される円筒調和関数展開係数との比に基づいて上記移動作用素を算出し、
    上記原点移動部は、上記算出された円筒調和関数展開係数に対して上記算出された移動作用素を適用することにより上記原点が移動された音場情報パラメータ群を生成する、
    音場情報パラメータ群生成装置。
  5. 請求項3の音場情報パラメータ群生成装置において、
    iを虚数単位とし、kを波数とし、上記マイクアレイを球面マイクアレイとし、aを上記球面マイクアレイの半径とし、θを方位角とし、φを行俯角とし、ωを周波数とし、h'nをn次の球ハンケル関数hnの微分とし、pを音圧とし、Y* n mを球面調和関数Yn mの複素共役として、上記音場情報パラメータ群算出部は、上記信号に対して球面調和関数変換を行うことにより音場情報パラメータ群として以下の式(2)により定義される球面調和関数展開係数Bnmを算出し、
    Figure 0006535955

    Pnをルジャンドル多項式とし、Ψs(r)を位置r=(r,θ,φ)における音場とし、^rをrの単位ベクトルとし、rs=(rsss)を音源の位置とし、^rsrsの単位ベクトルとし、jnをn次の球ベッセル関数とし、hn (1)をn次の第一種ハンケル関数とし、^kを波数ベクトルkの単位ベクトルとし、j'nをn次の第一種球ベッセル関数の微分とし、T1→2を原点の移動ベクトルT1→2の大きさとし、^T1→2T1→2の単位ベクトルとして、上記移動作用素算出部は、以下の式(3)により表される点音源を仮定した際に生成される球面調和関数展開係数Anm (2)の以下の式(2')により定義される平面波展開Pn(^r・^rs)及び原点の移動に伴う平面波の位相変換に基づき表現される音場の球面調和関数展開係数Anm (1)と上記点音源を仮定した際に生成される球面調和関数展開係数Anm (2)との比に基づいて以下の式(4)により定義される上記移動作用素をOnmを算出し、
    Figure 0006535955
    上記原点移動部は、上記算出された球面調和関数展開係数Bnmに対して上記算出された移動作用素Onmを適用することにより上記原点が移動された音場情報パラメータ群を生成する、
    音場情報パラメータ群生成装置。
  6. 請求項4の音場情報パラメータ群生成装置において、
    i,jを虚数単位とし、kを波数とし、上記マイクアレイを円筒型マイクアレイとし、aを上記円筒型マイクアレイの半径とし、θを方位角とし、φを行俯角とし、ωを周波数とし、H'n (2)をn次の第二種ハンケル関数Hn (2)の微分とし、pを音圧とし、上記音場情報パラメータ群算出部は、上記信号に対して円筒調和関数変換を行うことにより音場情報パラメータ群として以下の式(6)により定義される円筒調和関数展開係数Bnを算出し、
    Figure 0006535955

    Ψs(r)を位置r=(r,θ)における音場とし、^rをrの単位ベクトルとし、rs=(rss)を音源の位置とし、^kを波数ベクトルkの単位ベクトルとし、^rsrsの単位ベクトルとし、H'n (1)をn次の第一種ハンケル関数とし、Jnをn次のベッセル関数とし、J'nをJnの微分とし、T1→2を原点の移動ベクトルT1→2の大きさとし、^T1→2T1→2の単位ベクトルとして、上記移動作用素算出部は、以下の式(7)により表される線音源を仮定した際に生成される円筒調和関数展開係数An (2)の以下の式(6')により定義される平面波展開Dn(^r・^rs)及び原点の移動に伴う平面波の位相変換に基づき表現される音場の円筒調和関数展開係数An (1)と上記点音源を仮定した際に生成される円筒調和関数展開係数An (2)との比に基づいて以下の式(8)により定義される上記移動作用素をOnmを算出し、
    Figure 0006535955
    上記原点移動部は、上記算出された円筒調和関数展開係数Bnに対して上記算出された移動作用素Onを適用することにより上記原点が移動された音場情報パラメータ群を生成する、
    音場情報パラメータ群生成装置。
  7. 音場情報パラメータ群算出部が、位置が既知である音源から生じた音をマイクアレイで収音することにより得られた信号に基づいて音場情報パラメータ群を算出する音場情報パラメータ群算出ステップと、
    移動作用素算出部が、上記音源の位置及び上記マイクアレイの位置から、上記音場情報パラメータの原点を移動するための移動作用素を算出する移動作用素算出ステップと、
    原点移動部が、上記算出された音場情報パラメータ群及び上記算出された移動作用素から原点が移動された音場情報パラメータ群を生成する原点移動ステップと、
    を含む音場情報パラメータ群生成方法。
  8. 請求項7の音場情報パラメータ群生成方法において、
    上記音場情報パラメータ群算出部は、上記信号に対して時空間フーリエ変換を行うことにより音場情報パラメータ群を算出し、
    上記移動作用素算出部は、無指向性音源を仮定した際に生成される音場情報パラメータ群の平面波展開及び原点の移動に伴う平面波の位相変換に基づき表現される音場情報パラメータ群と上記無指向性音源を仮定した際に生成される音場情報パラメータ群との比に基づいて上記移動作用素を算出し、
    上記原点移動部は、上記算出された音場情報パラメータ群に対して上記算出された移動作用素を適用することにより上記原点が移動された音場情報パラメータ群を生成する、
    音場情報パラメータ群生成方法。
  9. 請求項1から6の何れかに記載された音場情報パラメータ群生成装置の各部としてコンピュータを機能させるための音場情報パラメータ群生成プログラム。
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