JP6533937B2 - お風呂の残り湯利用システムのバルブ構成と電気制御方式 - Google Patents
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その中で、病気にならず健康を維持する上でも入浴は大切です。
日々の入浴に前日や前々日の残り湯を追い炊きし入浴している家庭も多くあります。
しかし、前日や前々日の浴槽の残り湯には雑菌が多く追い炊きして入浴すると感染症等の病気を引き起こし決して衛生的な入浴スタイルではありません。
しかし、追い炊き入浴の方がガス代は多くかかるとのテーターもあるのです。
これからは、家族の健康を考えても日々の入浴スタイルを見直すことで、追い炊き入浴を排除し、毎回、新しいお風呂に入浴する。
そして、水道代や電気、ガス代の光熱費を減らすスマートで衛生的な入浴スタイルが望ましいのです。
病気には男性や女性の区別が無くレジオネラ菌を肺に吸込み死亡したとする事故例も多い。また、尿路に炎症が起こる尿路感染症は排尿の際に不快感があるのが特徴で、男性よりも女性は尿道が短いため女性の患者様が多い病気で、女性は男性より病気になる可能性が大きいとのデーターが報告されています。
このように追い炊き入浴は雑菌による感染症のリスクが高く国民医療費削減の意味からも『スマートな新しい入浴スタイル』の普及拡大を図る必要があるのです。
本発明は、本課題を解決する一つの手段として故障がなく使用勝手の良い残り湯利用システムのバルブ構成と電気制御方式を安価な方法で具現化し提供することが目的である。
第1に、浴槽の残り湯利用先が便器や洗濯機で、
浴槽水栓の下流側に自動の排水弁を有している浴槽の残り湯利用システムにおいて、
前記浴槽水栓は自動のポップアップ浴槽水栓または手動のポップアップ浴槽水栓であり、前記浴槽水栓と前記排水弁の開閉条件が、入浴モード、残り湯利用モード、清掃モード、それぞれのモードごとに、マイコンを利用した電気制御方式により各モードの開閉条件で連動しおり、
手動ポップアップ浴槽水栓と自動の排水弁と2個のバルブの構成では、手動ポップアップ浴槽水栓のマグネット付き押しボタンを利用した近接スイッチを用いて押す操作のみで電気回路がONとOFFに切換り、入浴モード、残り湯利用モード、清掃モード、次に、入浴モードへと戻り順次切換え可能とすることを特徴とした残り湯利用システムとした。
浴槽水栓が開放で排水弁が閉止の残り湯利用モードまたは浴槽水栓が開放で排水弁が閉止および浴槽水位センサーで水位有りの残り湯利用モードのみ送水ポンプの運転が可能な条件となり、前記送水ポンプが必要な位置にある便器で水道水と残り湯の両方利用可能なロータンク式便器または水道水直圧式便器の便器洗浄開始操作で送水ポンプがスタートし、ロータンクの水位センサーまたはタイマーで送水ポンプが自動停止することを特徴とした残り湯利用システムとした。
給湯機器と結ぶ給湯機器側給湯バルブ72用のリレー23は入浴モード時のみ自動湯張りと足し湯が可能となっているので、既存製品とは違い誤って浴槽水栓を開いたまま湯張りをする心配がない。
電気的にはモード切換スイッチ27を入浴モードに指定するとマイコン20からDCで動くリレー26を経由してAC100Vで動く電磁バル46で空気を遮断放出することでピストンシリンダー式ポップアップ浴槽水栓47を閉止状態にしている。
原則、ピストンシリンダー式ポップアップ浴槽水栓47は停電時に閉止となる。
浴槽の水位よりも便器65の位置が高い場合は送水ポンプ52で送水することになる。
他に、浴槽が2階の場合などは1階の便器であれば落差で送水が可能なので送水ポンプ52の設置は必要なくなる。
電気的にはモード切換スイッチ27を残り湯利用モードに指定するとマイコン20からDCで動くリレー26を経由してAC100Vで動く電磁バル46から空気が供給されピストンシリンダー式ポップアップ浴槽水栓47は開放する。
同時に、DCで動くリレー24を経由してAC100Vで動く電磁バル41から空気が供給され排水弁42は閉止する。
原則、排水弁42は停電時に開放となる。
例えば、排便後に便器65に水を流すが便器65のロータンクには水位センサー29が付いていて水位が低下するとマイコン20からリレー25と使用電流値の高いリレー51により送水ポンプ52は運転を開始し、略20秒でロータンクの水位が正常に戻ると送水ポンプ52が停止する。
次に、送液ポンプ52の空運転防止手段としては浴槽の残り湯が無くなった場合に送水ポンプ52の空運転が継続しないようマイコン20の電気回路に30秒で強制的に切る空運転継続防止タイマー22を組込む方法、または浴槽水位センサー99のどちらかの方法を採用している。
原則、残り湯利用モード時のみ送水ポンプ52の運転が可能な電気回路となっている。
電気的にはモード切換スイッチ27を清掃モードに指定するとマイコン20からDCで動くリレー24を経由してAC100Vで動く電磁バルブ41で空気が遮断放出され排水弁42を開放すると同時にリレー26と電磁バルブ46とで空気を供給しピストンシリンダー式ポップアップ浴槽水栓47は開放する。
給湯機器と結ぶ給湯機器側給湯バルブ72用のリレー23は入浴モード時のみ自動湯張りと足し湯が可能となっているので、既存製品とは違い誤って浴槽水栓を開いたまま湯張りをする心配がない。
例えば、手動ポップアップ浴槽水栓88と排水弁42の両方を閉止する方式を採用する場合、電気的にはポップアップ浴槽水栓スイッチ87で入浴モードにするとマイコン80からDCで動くリレー24を経由してAC100Vで動く電磁バル41から空気を供給し排水弁42を閉止状態にすることで2重閉止方式も可能である。
浴槽の水位よりも便器65の位置が高い場合は送水ポンプ52で送水することになる。
他に、浴槽が2階にある場合などは1階の便器であれば落差での送水が可能なので送水ポンプ52の設置が必要なくなる。
電気的にはポップアップ浴槽水栓スイッチ87の押しボタンを押すと残り湯利用モードへ切換る。
同時に、マイコン80からDCで動くリレー24を経由してAC100Vで動く電磁バル41から空気が供給され排水弁42は閉止する。
原則、排水弁42は停電時に開放となる。
例えば、排便後に便器65に水を流すが便器65のロータンクには水位センサー29が付いていて水位が低下するとマイコン80からリレー25と使用電流値の高いリレー51により送水ポンプ52は運転を開始し、略20秒でロータンクの水位が正常に戻ると送水ポンプ52が停止する。
次に、送液ポンプの空運転防止手段としては浴槽の残り湯が無くなった場合に送水ポンプ52の空運転が継続しないようマイコン80の電気回路に30秒で強制的に切る空運転継続防止タイマー22を組込む方法、または浴槽水位センサー99のどちらかの方法を採用している。
原則、残り湯利用モード時のみ送水ポンプ52の運転が可能な電気回路となっている。
送水ポンプが必要な位置にある便器65で水道水と残り湯の両方利用可能なロータンク式便器または水道水直圧式便器の便器洗浄開始操作で送液ポンプ52がスタートし、電気回路に組込んだタイマーによって送液ポンプ52を自動停止させることを特徴とした単純な残り湯利用システムのバルブ構成とマイコン利用の電気制御方式である。
排水弁42が閉止状態にある1時から18時の間にポップアップ浴槽水栓88を開放すると残り湯利用は可能で送水ポンプ52の運転が可能な条件となり便器洗浄開始操作で送液ポンプ52がスタートし、電気回路に組込んだタイマーによって送液ポンプ52は自動停止させます。
清掃後に手動ポップアップ浴槽水栓88を閉止すればリレー23によって給湯機器から浴槽への自動湯張りが可能で湯張りが完了すれば入浴できる。
この簡単操作の残り湯利用システムは決まった生活スタイルの家庭向きとなっている。
当然、残り湯が無い場合は全量水道水となるので120秒(2分間)待たないとロータンクが満杯にはならない。
水道水直圧式便器の節水タンクレストイレであれば浴槽の残り湯を送水ポンプ52のみで汚物を洗い流せ、浴槽の残り湯が無くなれば水道水で洗い流せるようになっている。
また、入浴モード、残り湯利用モード、清掃モードの表示ランプはLEDなど消費電力の少ないランプ表示が好ましい。
他、表示方法や場所などその詳細は省略する。
20、80 マイコン
21 AC/DCコンバーター
22 空運転継続防止タイマー
23 24、25、26 リレー
27 モード切換スイッチ
29 水位センサー
41、46 電磁バルブ
42 排水弁
47 ピストンシリンダー式ポップアップ浴槽水栓
51 リレー
52 送水ポンプ
60 洗濯機 (風呂水利用ポンプ搭載洗濯機)
65 便器
71 給湯機器側端子台
72 給湯機器側給湯バルブ
87 ポップアップ浴槽水栓スイッチ
88 手動ポップアップ浴槽水栓
99 浴槽水位低下センサー
Claims (2)
- 浴槽の残り湯利用先が便器や洗濯機で、
浴槽水栓の下流側に自動の排水弁を有している浴槽の残り湯利用システムにおいて、
前記浴槽水栓は自動のポップアップ浴槽水栓または手動のポップアップ浴槽水栓であり、前記浴槽水栓と前記排水弁の開閉条件が、入浴モード、残り湯利用モード、清掃モード、それぞれのモードごとに、マイコンを利用した電気制御方式により各モードの開閉条件で連動しており、
手動ポップアップ浴槽水栓と自動の排水弁と2個のバルブの構成では、手動ポップアップ浴槽水栓のマグネット付き押しボタンを利用した近接スイッチを用いて押す操作のみで電気回路がONとOFFに切換り、入浴モード、残り湯利用モード、清掃モード、次に、入浴モードへと戻り順次切換え可能とすることを特徴とした残り湯利用システム。 - 入浴モード時のみ給湯器から浴槽への湯張りや足し湯が可能で、
浴槽水栓が開放で排水弁が閉止の残り湯利用モードまたは浴槽水栓が開放で排水弁が閉止および浴槽水位センサーで水位有りの残り湯利用モードのみ送水ポンプの運転が可能な条件となり、前記送水ポンプが必要な位置にある便器で水道水と残り湯の両方利用可能なロータンク式便器または水道水直圧式便器の便器洗浄開始操作で送水ポンプがスタートし、ロータンクの水位センサーまたはタイマーで送水ポンプが自動停止することを特徴とした請求項1に記載の残り湯利用システム。
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JP2014057419A JP6533937B2 (ja) | 2014-03-20 | 2014-03-20 | お風呂の残り湯利用システムのバルブ構成と電気制御方式 |
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Family Applications (1)
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JP2014057419A Active JP6533937B2 (ja) | 2014-03-20 | 2014-03-20 | お風呂の残り湯利用システムのバルブ構成と電気制御方式 |
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