JP6533636B2 - 清掃用具 - Google Patents

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Description

本発明は、ブラシ部材を備え、清掃物の除去と収集とを効率良く行うことができる清掃用具に関するものである。
従来より、清掃用具の1つとして、図13に示すようなデッキブラシが知られている。このデッキブラシ100は、複数のブラシ毛を有するブラシ部材101と、ブラシ部材101が設けられる基台102と、基台102から上方に延び作業者が把持する柄103とを備える。この基台102は、ほぼ直方体状に構成されている。ここで、図13は、従来のデッキブラシを示す斜視図である。
また、他の従来の清掃用具として、洗浄水噴射ノズルを柄に備えたデッキブラシも提供されている(例えば、特許文献1参照)。
このように構成された従来の清掃用具は、ブラシ部分で清掃面を強く擦ることによって清掃面に付着した泥などの汚れを除去する清掃用具であり、洗浄水を併用しながら使用されることが多い。
特開平6−62922号公報
しかし、上記従来の清掃用具は、ブラシ部材101が設けられる基台102がほぼ直方体状に構成され、その大きさも作業性の観点から小さめ(例えば、長辺が20〜30cm程度の長さ)に構成されていた。
そのため、ブラシ部分で清掃面を強く擦ることで清掃面に付着した泥などの汚れを除去する用途には適するものの、箒やスコップの代わりに、散乱した土砂などの清掃物を収集する場合には、清掃物が上記基台の周りに拡散してしまい、作業効率が悪いという課題があった。特に、洪水や土砂災害などに見舞われた場所において、限られた人員・時間で清掃作業を行う場合には、清掃面から清掃物を除去すると共に、除去した清掃物を効率良く収集することが要請される。そのため、清掃物の除去と収集とを効率良く行うことができる清掃用具の提供が望まれていた。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、清掃物の除去と収集とを効率良く行うことができる清掃用具を提供することを目的とする。
本発明の清掃用具は、複数のブラシ毛を有するブラシ部材と、前記ブラシ部材が設けられる基台と、を備える清掃用具であって、前記基台は、前記清掃用具を使用する作業者から見て当該基台の左右両端部からそれぞれ前方に延び且つ前記ブラシ部材のブラシ毛が下方に延びるように設けられる基台延長部を備え、前記基台における前記ブラシ部材の一部又は全部は、当該基台に対して着脱自在に設けられ、当該基台から当該ブラシ部材が取り外された際に、当該基台の下方を前後方向に連通する凹部が形成されるようにしたことを特徴とする。
また、本発明の清掃用具は、前記発明において、前記基台に着脱自在に設けられ、袋体の開口部が前記凹部と連通するように当該袋体を保持する袋体保持部材を備えることを特徴とする。
また、本発明の清掃用具は、前記発明において、前記基台は、清掃面に当接する車輪を備えることを特徴とする。
また、本発明の清掃用具は、前記発明において、前記複数のブラシ毛の前面側と後面側の少なくとも一方の面を他方の面側に押圧可能な押圧部材を備えることを特徴とする。
また、本発明の清掃用具は、前記発明において、前記基台は、当該基台から上方に延び作業者が把持する柄を備えることを特徴とする。
また、本発明の清掃用具は、前記発明において、前記基台は、フォークリフトのフォーク部を挿入する一対の挿入穴を備えることを特徴とする。
また、本発明の清掃用具は、前記発明において、前記基台は、当該基台を車両に装着する装着部材を備えることを特徴とする。
本発明によれば、清掃物の除去と収集とを効率良く行うことができる清掃用具を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る清掃用具1を示す斜視図である。 基台3の係合溝部3aを示す断面図である。 着脱ブラシ部材6を示す説明図である。 袋体保持部材8を示す斜視図である。 袋体保持部材8の内側枠体8aに袋体10を装着した状態を示す斜視図である。 袋体10が袋体保持部材8を介して基台3に取り付けられた状態を示す説明図である。 ブラシ部材2の変形例を示す斜視図である。 ブラシ部材2の変形例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る清掃用具1Aを示す説明図である。 本発明の実施の形態3に係る清掃用具1Bを示す斜視図である。 フォークリフト13を示す側面図である。 本発明の実施の形態4に係る清掃用具1Cを示す側面図である。 従来のデッキブラシ100を示す斜視図である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1に係る清掃用具について図1〜図8を参照しながら詳細に説明する。ここで、図1は、本発明の実施の形態1に係る清掃用具1を示す斜視図であり、(a)は、着脱ブラシ部材6が基台3に取り付けられた状態を示し、(b)は、着脱ブラシ部材6が基台3から取り外され、袋体10が袋体保持部材8を介して基台3に取り付けられた状態を示している。図2は、基台3の係合溝部3aを示す断面図である。
図3は、着脱ブラシ部材6を示す説明図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。図4は、袋体保持部材8を示す斜視図である。図5は、袋体保持部材8の内側枠体8aに袋体10を装着した状態を示す斜視図である。図6は、袋体10が袋体保持部材8を介して基台3に取り付けられた状態を示す説明図であり、(a)は正面図、(b)は断面図である。図7及び図8は、ブラシ部材2の変形例を示す斜視図である。
図1に示すように、清掃用具1は、デッキブラシとして構成され、複数のブラシ毛2aを有するブラシ部材2と、ブラシ部材2が設けられる基台3と、清掃用具1を使用する作業者から見て基台3の左右両端部からそれぞれ前方に延び且つブラシ部材2のブラシ毛2aが下方に延びるように設けられる基台延長部5と、基台3から上方に延び作業者(図示せず)が把持する柄4と、基台3に対して着脱自在に設けられる着脱ブラシ部材6と、着脱ブラシ部材6を基台3から取り外した際に形成される凹部7と袋体10の開口部10aとが連通するように袋体10を保持する袋体保持部材8と、を備える。
ブラシ部材2は、複数のブラシ毛2aの集合体として構成されている。基台3及び基台延長部5は、図1及び図2に示すように、断面がほぼ矩形の部材である。基台3及び基台延長部5は、加工性や軽量化の観点から、木製の場合(図2参照)は中実状に形成され、樹脂製や金属製の場合は中空状に形成されることが好ましい。
ブラシ毛2aの材質は、清掃対象に応じて樹脂(例えば、塩化ビニル樹脂など)や金属(例えば、鋼、真鍮など)、又はこれらを混合したもの(混毛)などが選択される。ブラシ毛2aは、基台3及び基台延長部5が木製の場合には、これら基台3等の底面に設けられた複数の穴(図示せず)に、二つ折り(逆U字状)にしたブラシ毛2aの折り返し部分をU字形のピン部材(図示せず)等で当該穴の底に留めるなど、周知・慣用技術によって植え込まれる。
また、基台3及び基台延長部5が金属製の場合には、金属製のブラシ毛2を使用し、溶接によってこれらに設けることができる。
また、ブラシ部材2は、図7及び図8に示すように、いわゆるチャンネルブラシとして構成することもできる。すなわち、図7に示すように、ブラシ部材2は、複数のブラシ毛2aと、二つ折り(逆U字状)にしたブラシ毛2aの折り返し部分を束ねる芯材2bと、芯材2bによって束ねられたブラシ毛2aを挟んで固定(かしめて固定)するチャンネル部材2cと、から構成することができる。
また、図8に示すように、図7に示したブラシ部材2におけるブラシ毛2aとチャンネル部材2cとの間に、薄板状の押圧部材2dを介在させて構成することもできる。この押圧部材2dは、ブラシ毛2aの前面側及び後面側の面を他方の面側に押圧することにより、ブラシ毛2aを中心側に向け、清掃作業時にブラシ毛2aが任意の方向に拡散してしまうことを抑制する部材である。押圧部材2dは、例えば、ゴムや金属にて形成される。
なお、押圧部材2dは、ブラシ毛2aの前面側又は後面側のいずれか一方の面側に設けられてもよい。また、押圧部材2dは、チャンネル部材2cによって挟み込まずに、基台3及び基台延長部5に直接設けてもよい。
これらのブラシ部材2において、ブラシ毛2aを樹脂製とする場合には、溶着や接着により設けることができ、ブラシ毛2aを金属製とする場合には、溶接により設けることができる。
基台3は、図2に示すように、着脱ブラシ部材6(後述)及び袋体保持部材8を係合させるための係合溝部3aと、一対の貫通穴3c(図6(a)参照)とが設けられている。この係合溝部3aは、図1及び図6に示すように、着脱ブラシ部材6及び袋体保持部材8の長手方向の長さに対応して形成されている。また、係合溝部3aは、係合後における着脱ブラシ部材6及び袋体保持部材8の後方(図2において右側)への移動を規制する段部3bを有する。
貫通穴3c(図2及び図6参照)は、着脱ブラシ部材6のねじ軸部6c(図3参照)及び袋体保持部材8のねじ軸部8c(図5及び図6参照参照)を挿通可能に形成されている。
また、図1に示すように、基台延長部5は、基台3の左右両端部からそれぞれ斜め前方に広がるように延び、且つ、ブラシ部材2のブラシ毛2aが下方に延びるように、基台3と一体的に設けられている。
柄4は、図1に示すように、作業者(図示せず)が把持する部分であり、基台3のほぼ中央から斜め後方且つ上方に延びている。なお、柄4の材質は、木製、樹脂製及び金属製のいずれであってもよい。また、柄4を基台3に対して着脱自在(ねじによる係合など)に設けたり、伸縮自在(入れ子式など)に設けてもよい。
着脱ブラシ部材6は、図1、図2及び図3に示すように、基台3の係合溝部3aと係合可能に構成され、基台3におけるブラシ部材の一部として構成されている。
着脱ブラシ部材6は、ブラシ部材2のブラシ毛2aが下方に延びるように設けられる着脱基台部6a(図3参照)と、着脱基台部6aから上方に延びる一対のねじ軸部6cと、ねじ軸部6cに取り付けられるナット6dと、を備える。
着脱基台部6aは、基台3の段部3b(図2参照)と係合する段部6bを有する。基台3の貫通穴3c(図1、図2及び図6参照)にねじ軸部6cが挿通された後、ナット6dを締め付けることによって、着脱ブラシ部材6を基台3に容易に装着することができる。なお、ナット6dには、締結用の工具が不要な蝶ナットを用いることが好ましい。
袋体10は、開口部10aを閉じるための紐などを備えていなくてもよいが、回収した土砂と共に土嚢として用いる場合には、図5に示すような紐10bを備えていると便利である。
なお、水分を多量に含むヘドロ状の土砂などを回収する場合には、網状の袋体10を用いることにより、水分を分離しながら回収することができ、回収物の重量増加を回避して作業効率を向上することができる。
袋体保持部材8は、図4〜図6に示すように、内側枠体8aと、内側枠体8aの開口外周縁部に嵌め込むための外側枠体8bとを備える。袋体保持部材8は、強度及び耐久性の確保と軽量化の観点から、金属や硬質の樹脂などにより形成されることが好ましい。
袋体保持部材8は、開口部10aを閉じるための紐を有さない袋体10をも保持できるように構成されている。なお、図5においては、紐10を有する袋体10を内側枠体8aに装着する例を示しており、紐10bを内側枠体8aに巻き付けて結ぶことにより装着している。
内側枠体8aは、図6及び図5に示すように、その内部に袋体10を挿通し、袋体10の開口縁部を折り返した状態で袋体10を保持する枠部材である。内側枠体8aの奥行き長さは、基台3の奥行き長さとほぼ同一となっている(図6(b)参照)。
また、内側枠体8aは、上方に延びる一対のねじ軸部8cを有する。このねじ軸部8cは、着脱基台部6aのねじ軸部6c(図3参照)と同様の機能を有する。すなわち、内側枠体8aは、基台3の貫通穴3c(図1、図2及び図6参照)にねじ軸部8cが挿通された後、ナット6dを締め付けることによって、基台3に容易に装着できる構成となっている。
外側枠体8bは、図6に示すように、袋体10が装着された内側枠体8aの外周囲に被せることにより、袋体10を内側枠体8aに保持(固定)する部材である。そのため、外側枠体8bの内寸法は、内側枠体8aの外寸法よりも若干大きく形成されている。また、外側枠体8bの外寸法は、基台3の係合溝部3aに収まるように設定されている。
このように、袋体保持部材8は、紐10bを有さない袋体10を保持できるように構成されている。すなわち、図6に示すように、袋体10の開口縁部を折り返して内側枠体8aの外周面に被せ、且つ、外側枠体8bをその袋体10の上から内側枠体8aに被せることにより、袋体10を挟み込んで容易に保持することができる。
また、図6に示すように、袋体10の開口縁部は、外側枠体8bによって覆われているので、清掃作業中に路面などの清掃面と当接しにくくなっている。そのため、清掃面との摩擦によって袋体10の開口縁部が損傷するのを抑制することができる。
次に、清掃用具1の使用方法について図1を参照しながら説明する。清掃面に散乱・堆積した土砂などを除去(ブラシがけ)する場合には、図1(a)に示すように、着脱ブラシ部材6を基台3に装着した状態で清掃用具1を使用する。このとき、清掃用具1には、基台3の他に基台延長部5が設けられているので、比較的広い清掃面を同時に清掃でき、且つ、除去した清掃物を効率良く基台3(着脱ブラシ部材6)側に収集することができる。
また、押圧部材2d(図8参照)を有するブラシ部材2を備えた清掃用具1を使用する場合には、清掃作業時にかかる押圧力に負けてブラシ毛2aが任意の方向に拡散してしまうことを、押圧部材2dによって抑制することができる。そのため、ブラシ毛2aを清掃面に効率良く押し付けることができ、作業者の労力が軽減される。
また、除去した土砂などを収集する場合には、図1(b)に示すように、着脱ブラシ部材6を基台3から取り外し、袋体10を保持した袋体保持部材8を基台3に装着して使用する。すなわち、先ず、ナット6dをねじ軸部6cから取り外し、着脱ブラシ部材6を基台3から取り外す。すると、基台3の下方を前後方向に連通する凹部7(図1(b)及び図6参照)が形成されるので、袋体10を保持した袋体保持部材8を、凹部7と袋体10の開口部10aとが連通するように、基台3に装着する。
そして、図1(b)及び図6に示すように、基台3の貫通穴3cに、袋体保持部材8のねじ軸部8cを挿通し、このねじ軸部8cにナット6dを係合させて締め付けることによって、袋体保持部材8(袋体10)が基台3に容易に固定される。
このように着脱ブラシ部材6の代わりに袋体10を装着した清掃用具1を使用することで、基台3及び基台延長部5のブラシ部材2によって清掃物が除去され、また、除去した清掃物は、開口部10aから効率良く袋体10に収集される。土砂などを収集した袋体10は、そのまま土嚢として利用してもよい。
なお、基台3から取り外した着脱ブラシ部材6は、ハンドブラシとして単独で使用してもよい。
以上に説明した実施の形態1に係る清掃用具によれば、以下に示す各効果が奏される。実施の形態1に係る清掃用具1は、複数のブラシ毛2aを有するブラシ部材2と、ブラシ部材2が設けられる基台3と、基台3の左右両端部からそれぞれ前方に延び且つブラシ部材2のブラシ毛2aが下方に延びるように設けられる基台延長部5と、基台3から上方に延び作業者が把持する柄4と、基台3に対して着脱自在に設けられる着脱ブラシ部材6と、基台3に対して着脱自在に設けられ、着脱ブラシ部材6を基台3から取り外した際に形成される凹部7と袋体10の開口部10aとが連通するように袋体10を保持する袋体保持部材8と、を備える。
そのため、着脱ブラシ部材6を基台3に装着した状態では、通常のデッキブラシとして清掃物の除去作業ができると共に、特に基台延長部5を備えたことにより、比較的広い清掃面を同時に清掃でき、且つ、除去した清掃物を効率良く基台3側に収集することができる。また、基台3から取り外した着脱ブラシ部材6は、ハンドブラシとして単独でも使用することができる。
また、着脱ブラシ部材6を基台3から取り外し、袋体10を保持した袋体保持部材8を基台3に装着して使用することにより、除去した清掃物を効率良く袋体10に収集することができる。また、土砂などを収集した袋体10は、そのまま土嚢として利用することもでき、きわめて作業効率が高い。
また、押圧部材2d(図8参照)を有するブラシ部材2を備えた清掃用具1を使用する場合には、清掃作業時にかかる押圧力に負けてブラシ毛2aが任意の方向に拡散してしまうことを押圧部材2dによって抑制(ブラシ毛2aの剛性を担保)することができる。そのため、ブラシ毛2aを清掃面に効率良く押し付けることができ、作業者の労力を軽減することができる。
したがって、特に、洪水や土砂災害などに見舞われた場所において、限られた人員・時間で清掃作業を行う必要がある場合に、清掃物の除去と収集とを効率良く行うことができ、絶大な効果を発揮することが期待できる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。他の実施形態については、主として、実施の形態1とは異なる点を中心に説明し、実施の形態1と同様の構成については、同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。他の実施の形態において特に説明しない点は、実施の形態1についての説明が適宜適用又は援用される。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る清掃用具1Aについて図9を参照しながら説明する。図9は、本発明の実施の形態2に係る清掃用具1Aを示す説明図であり、(a)は、着脱ブラシ部材6(図1参照)が基台3から取り外され、袋体10が袋体保持部材8を介して基台3に取り付けられた状態を示す斜視図であり、(b)は、清掃用具1Aを示す側面図である。
図9に示すように、清掃用具1Aは、前記実施の形態1に係る清掃用具1の構成に加え、後方に幅広となるように形成された基台3と、この基台3の底部の左右両端部に設けられ、清掃面に当接する車輪11と、を更に備える。
一対の基台延長部5は、前記実施の形態1に係る清掃用具1の場合よりも、左右前方への広がり角度が若干小さめに形成されている。車輪11は、清掃時にブラシ毛2aと共に清掃面と当接するように設けられている。すなわち、車輪11は、清掃時に作業者が清掃用具1Aを前方に押し出す際の労力を軽減できるように設けられたものである。
清掃用具1Aのその他の構成及び使用方法は、前記実施の形態1の清掃用具1の場合と同様であるので、重複説明を省略する。
以上のように、実施の形態2に係る清掃用具1Aによれば、前記実施の形態1の清掃用具1と同様の効果が奏されると共に、以下に示す効果が奏される。
すなわち、実施の形態2に係る清掃用具1Aは、前記実施の形態1に係る清掃用具1の構成に加え、後方に幅広となるように形成された基台3と、この基台3の底部の左右両端部に設けられ、清掃面に当接する車輪11と、を更に備える。そのため、清掃時に作業者が清掃用具1Aを前方に押し出す際の労力を軽減することができる。特に、袋体10に収集された清掃物の重量が増えた場合に効果が大きい。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3に係る清掃用具1Bについて図10及び図11を参照しながら説明する。図10は、本発明の実施の形態3に係る清掃用具1Bを示す斜視図であり、(a)は、着脱ブラシ部材6(図示せず)が基台3に取り付けられた状態を示し、(b)は、着脱ブラシ部材6が基台3から取り外され、袋体10が袋体保持部材8(図示せず)を介して基台3に取り付けられた状態を示している。図11は、フォークリフト13を示す側面図である。
前記実施の形態1においては、図1に示すように、清掃用具1は、作業者が把持する柄4を備え、作業者が清掃用具1を人力で押しながら清掃作業を行うものである。これに対して、本実施の形態3においては、図11に示すフォークリフト13によって清掃用具1Bを押しながら清掃作業を行えるようにした点が異なる。
図10及び図11に示すように、清掃用具1Bは、清掃用具1(図1参照)よりも全体的に大きく構成され、且つ、高い強度となるように主として金属で構成されている。基台3は、フォークリフト13のフォーク部13aを挿入する一対の挿入穴14を備える。
また、ブラシ部材2は、金属製のブラシ毛2aと、ゴム又は金属製の押圧部材2d(図8参照)とを備えることが好ましい。また、ブラシ部材2は、溶接により基台3に固定されることが好ましい。袋体保持部材8(図示せず)のねじ軸部8cは、清掃用具1(図1参照)の場合よりも太く形成され、ナット6dには六角ナットを用いている。
このような清掃用具1Bのその他の構成は、前記実施の形態1の清掃用具1の場合と同様であり、また使用方法は、人力の代わりにフォークリフト13を用いる点以外は同様であるので、重複説明を省略する。
以上のように、実施の形態3に係る清掃用具1Bによれば、前記実施の形態1に係る清掃用具1と同様の効果が奏されると共に、以下に示す効果が奏される。
すなわち、実施の形態3に係る清掃用具1Bの基台3は、フォークリフト13のフォーク部13aを挿入する一対の挿入穴14を備える。そのため、大型で重量のある清掃用具1Bをフォークリフト13によって押すことができ、大量の清掃物の除去と収集とを更に効率良く行うことができる。
また、ブラシ部材2は、押圧部材2d(図8参照)を有しているので、ブラシ毛2aを清掃面に効率良く押し付けることができる。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4に係る清掃用具1Cについて図12を参照しながら説明する。図12は、本発明の実施の形態4に係る清掃用具1Cを示す側面図である。
前記実施の形態3に係る清掃用具1Bは、図10及び図11に示したように、フォークリフト13で使用できるように構成した。これに対して、本実施の形態4に係る清掃用具1Cは、図12に示すように、普通自動車やトラックなどの車両15で使用できるように構成したものである。すなわち、清掃用具1Cは、前記実施の形態3に係る清掃用具1B(図10参照)とほぼ同様に構成され、異なる点は、フォークリフト13のフォーク部13aを挿入する一対の挿入穴14を備える代わりに、基台3を車両15の前部に着脱自在に装着する装着部材20を備えることである。
装着部材20は、車両15のフロントバンパー16に当接するベース部21と、このベース部21を車両15のフロントホイールアーチ部17に引っ掛けて取り付ける取付ベルト22と、ベース部21から前方に延びベース部21と基台3とを連結するアーム部23と、を備える。
ベース部21は、クッション材21aを介してフロントバンパー16に沿って係合するように構成されている。取付ベルト22は、長さ調節可能に構成され、例えば、タイダウンベルトからなる。取付ベルト22の先端はベース部21に固定され、後端にはフロントホイールアーチ部17に引っ掛けるフック22aを有する。このフック22aにもクッション材(図示せず)が設けられている。
アーム部23の先端は基台3に固定され、後端は軸支部24を介してベース部21に連結されて上下方向に回動自在となっている。
なお、ブラシ部材2は、押圧部材2d(図8参照)を備えてもよい。これにより、ブラシ毛2aを清掃面に効率良く押し付けることができる。
このような清掃用具1Cのその他の構成は、前記実施の形態3の清掃用具1Bの場合とほぼ同様であり、また使用方法は、フォークリフト13の代わりに普通自動車やトラックなどの車両15を用いる点以外は同様であるので、重複説明を省略する。
以上のように、実施の形態4に係る清掃用具1Cによれば、前記実施の形態3に係る清掃用具1Bと同様の効果が奏されると共に、以下に示す効果が奏される。
すなわち、実施の形態4に係る清掃用具1Cは、基台3を車両15の前部に装着する装着部材20を備える。
そのため、普及台数の多い普通自動車やトラックなどの車両15を用いて、大量の清掃物の除去と収集とを短時間に効率良く行うことができる。
また、清掃作業後には、車両15から装着部材20を取り外して、清掃用具1Cを容易に取り外すことができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、前述した実施の形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。例えば、前記実施の形態1〜4に係る清掃用具1,1A,1B,1Cにおいては、着脱ブラシ部材6は、基台3におけるブラシ部材の一部として構成されるものとして説明したが、これに限定されず、基台3におけるブラシ部材の全部として構成されてもよい。
また、前記実施の形態1〜4に係る清掃用具1,1A,1B,1Cにおいては、基台延長部5は、基台3の左右両端部からそれぞれ斜め前方に広がるように延びるものとして説明したが、図示例の形状に限定されず、基台3とのなす角をほぼ直角とし、前方にまっすぐ延びるように構成してもよく、また、図示例のものよりも更に広角に延びるように構成してもよい。
また、前記実施の形態4においては、本発明に係る清掃用具を普通自動車やトラックなどの車両15の前部に対して適用する例を説明したが、自動二輪車や荷車などに対しても適用可能である。この場合も、前記実施の形態4の場合と同様の効果を期待できる。
また、前記実施の形態4においては、清掃用具1Cを普通自動車やトラックなどの車両15の前部に装着して押しながら使用する例を説明したが、車両15の後部に装着して引きながら使用してもよい。この場合も、前記実施の形態4の場合と同様の効果を期待できる。
また、前記実施の形態3及び4に係る清掃用具1B,1Cにおいては、土砂などの清掃物を除去・収集する例について説明したが、これに限定されず、例えば、除雪車などによる除雪後の路面に使用することにより、除雪車では除去しきれなかった雪を更に除去することができ、路面のアイスバーン化を効果的に抑制することができる。
また、海難事故などで船舶から流出した油等が海面に浮遊し拡散している場合において、本発明に係る清掃用具を他の船舶の船首などに装着することで、効果的に油などを除去・収集することができる。
1,1A,1B,1C 清掃用具
2 ブラシ部材
2a ブラシ毛
2d 押圧部材
3 基台
4 柄
5 基台延長部
6 着脱ブラシ部材
7 凹部
8 袋体保持部材
10 袋体
10a 開口部
11 車輪
13 フォークリフト
13a フォーク部
14 挿入穴
15 車両
20 装着部材

Claims (7)

  1. 複数のブラシ毛を有するブラシ部材と、前記ブラシ部材が設けられる基台と、を備える清掃用具であって、
    前記基台は、前記清掃用具を使用する作業者から見て当該基台の左右両端部からそれぞれ前方に延び且つ前記ブラシ部材のブラシ毛が下方に延びるように設けられる基台延長部を備え、
    前記基台における前記ブラシ部材の一部又は全部は、当該基台に対して着脱自在に設けられ、当該基台から当該ブラシ部材が取り外された際に、当該基台の下方を前後方向に連通する凹部が形成されるようにしたことを特徴とする清掃用具。
  2. 前記基台に着脱自在に設けられ、袋体の開口部が前記凹部と連通するように当該袋体を保持する袋体保持部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の清掃用具。
  3. 前記基台は、清掃面に当接する車輪を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の清掃用具。
  4. 前記複数のブラシ毛の前面側と後面側の少なくとも一方の面を他方の面側に押圧可能な押圧部材を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の清掃用具。
  5. 前記基台は、当該基台から上方に延び作業者が把持する柄を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の清掃用具。
  6. 前記基台は、フォークリフトのフォーク部を挿入する一対の挿入穴を備えることを特徴とする請求項1、請求項2及び請求項4のいずれか一つに記載の清掃用具。
  7. 前記基台は、当該基台を車両に装着する装着部材を備えることを特徴とする請求項1、請求項2及び請求項4のいずれか一つに記載の清掃用具。
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