JP6531121B2 - 光源駆動装置および光源駆動方法 - Google Patents

光源駆動装置および光源駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は、光源駆動装置および光源駆動方法に関する。
従来、光源駆動装置に調光指示信号としてのPWM(Pulse Width Modulation)信号を入力して、そのオンデューティに応じて光源の調光をする調光方法が知られている。また、光源駆動装置に調光指示信号として0〜10V制御信号を入力して、そのアナログ値に応じて光源の調光をする調光方法が知られている。
また近年、光源駆動装置に調光指示信号としてのDALI(Digital Addressable Lighting Interface)信号を送信して、これを制御する照明制御システム(DALIシステム)がヨーロッパを中心に開発されている。
このような光源駆動装置が前述の各方式に対応するためには、それぞれの調光方式に対応した調光制御部と、調光方式を選択するための切り替え手段を設ける必要がある。そのため、光源駆動装置を構成する部品点数が増加し、光源駆動装置自体も大型化するという問題があった。
このような問題を解決するものとして特許文献1、2に記載の技術がある。特許文献1には、1つの調光制御部で0〜10V制御信号とDALI信号のいずれでも対応できる減光インタフェース回路が提案されている。
更に特許文献2には、1つの調光制御部でPWM信号とDALI信号のいずれにも対応できる光源駆動装置が開示されている。特許文献2に記載の光源駆動装置は、調光指示信号の受信開始時刻から1秒以上経過するまで、この調光指示信号がPWM調光指示信号およびDALI調光指示信号のうちいずれかを繰り返し判定する。これにより、光源駆動装置が起動した際、シリアル信号にノイズ等が重畳して誤った信号が情報判断部に入力されても、その誤った信号を排除して、正しく判定することができる。
特表2012−507116号公報 特開2015−173031号公報
特許文献1に記載の技術では、調光制御部で0〜10V制御信号を自動判別するため、つながっていない場合に0Vとなってしまい、誤動作の原因となっていた。また、特許文献2に記載の技術では、繰り返しの判定処理がされた後に、更にノイズ等が重畳して誤った信号が情報判断部に入力された場合には、調光指示信号を誤判定するおそれがあった。
本発明はこのような問題に鑑みて行われたものであり、1つの調光制御部でPWM信号とDALI信号のいずれにも対応できる光源駆動装置および光源駆動方法において、調光指示信号を再判定させることを目的とする。
前記した課題を解決するため、(1)本発明は、入力される調光指示信号に応じて、電源から供給された電力により光源を駆動する光源駆動装置であって、前記調光指示信号として入力されるPWM調光指示信号またはDALI(Digital Addressable Lighting Interface)調光指示信号に応じたシリアル信号を生成するインタフェース回路と、前記インタフェース回路が生成した前記シリアル信号が、前記PWM調光指示信号および前記DALI調光指示信号のうちいずれに基づくかを判定し、該判定結果に基づいた調光信号を生成する調光制御部と、前記調光制御部が生成した前記調光信号に応じて、前記光源を駆動する駆動回路部と、前記電源がオフからオンに遷移したことを検出する電圧検出回路と、前記電圧検出回路により前記電源のオフからオンへの遷移を検出したならば、前記調光制御部に、前記シリアル信号が前記PWM調光指示信号および前記DALI調光指示信号のうちいずれに基づくかを再判定させる再判定制御部と、を備えることを特徴とする光源駆動装置を提供する。
(2)前記再判定制御部は、前記電圧検出回路により前記電源のオフからオンへの遷移を検知した後の所定期間に亘って、前記調光制御部に、前記シリアル信号が前記PWM調光指示信号および前記DALI調光指示信号のうちいずれに基づくかを再判定させる、ことを特徴とする(1)に記載の光源駆動装置を提供する。
(3)前記再判定制御部は、前記電圧検出回路により前記電源のオフからオンへの遷移を検知した後、前記所定期間が経過したならば、前記調光制御部に、前記シリアル信号が前記PWM調光指示信号および前記DALI調光指示信号のうちいずれに基づくかを再判定させない、ことを特徴とする(2)に記載の光源駆動装置を提供する。
(4)前記調光制御部は、入力される前記シリアル信号が、前記PWM調光指示信号または前記DALI調光指示信号のうちいずれであるかを判定し、該判定結果に応じてDALI命令情報またはPWM調光情報を生成する情報判定部と、前記情報判定部から前記DALI命令情報が入力されたとき、該DALI命令情報に基づいて、前記調光信号を生成するDALI調光信号生成部と、前記情報判定部から前記PWM調光情報が入力されたとき、該PWM調光情報に基づいて、前記調光信号を生成するPWM調光信号生成部と、を備えることを特徴とする(1)ないし(3)のうちいずれか1項に記載の光源駆動装置を提供する。
(5)前記情報判定部は、入力された前記シリアル信号の周期を計測し、該計測結果を出力する波形計測部と、前記波形計測部が出力する計測結果を用いて、前記シリアル信号にDALIフレームが含まれているか否かを判定する波形解析部と、を備えることを特徴とする請求項4の光源駆動装置を提供する。
(6)前記波形解析部は、入力された前記シリアル信号の周期が所定値以下でかつ、前記シリアル信号に前記DALIフレームが含まれていないときは、前記PWM調光情報を前記PWM調光信号生成部に出力し、入力された前記シリアル信号に前記DALIフレームが含まれているときは、前記DALI命令情報を前記DALI調光信号生成部に出力する、ことを特徴とする(5)に記載の光源駆動装置を提供する。
(7)入力される調光指示信号に応じて、電源から供給された電力により光源を駆動する方法であって、前記調光指示信号として入力されるPWM調光指示信号またはDALI調光指示信号に応じたシリアル信号を生成するシリアル信号生成ステップと、前記シリアル信号が前記PWM調光指示信号および前記DALI調光指示信号のうちいずれに基づくかを判定し、該判定結果に基づいた調光信号を生成する調光信号生成ステップと、前記調光信号に応じて、前記光源を駆動する駆動ステップと、前記電源がオフからオンに遷移したことを検出する電圧検出ステップと、前記電圧検出ステップにより前記電源のオフからオンへの遷移を検出したならば、前記シリアル信号が前記PWM調光指示信号および前記DALI調光指示信号のうちいずれに基づくかを再判定させる再判定ステップと、を備えることを特徴とする光源駆動方法を提供する。
本発明によれば、1つの調光制御部でPWM信号とDALI信号のいずれにも対応できる光源駆動装置および光源駆動方法において、調光指示信号を再判定させることが可能となる。
本実施形態における光源駆動装置の概略構成を示すブロック図である。 (a)はPWM調光指示信号Sadpに基づいたシリアル信号Rxの波形、(b)はDALI調光指示信号Saddに基づいたシリアル信号Rxの波形、(c)はシリアル信号Txの波形を示している。 本実施形態における情報判定部と再判定制御部の構成を示すブロック図である。 本実施形態における光源駆動方法を示したフローチャートである。 本実施形態における再判定制御部の処理を示したフローチャートである。 本実施形態における情報判定部の処理を示したフローチャートである。
以降、本発明を実施するための形態を、各図を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態における光源駆動装置1の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、光源駆動装置1は、インタフェース回路2、マイコン14、整流回路13、駆動回路部9を有する。マイコン14は、AC電圧検出回路11と、不図示のCPU(Central Processing Unit)とROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)を内蔵する。マイコン14のCPUがROMに格納された制御プログラムを実行することにより、調光制御部3と再判定制御部12が具現化される。
調光制御装置30は、調光指示信号Sadとして、PWM調光指示信号SadpおよびDALI調光指示信号Saddのうちいずれかを出力する。光源駆動装置1は、入力された調光指示信号Sadに基づいて光源10を駆動するものであり、PWM信号およびDALI信号に対応する。照明器具100は、光源駆動装置1と、これによって駆動される光源10とを含んで構成される。
インタフェース回路2は、入力される調光指示信号Sadに応じたシリアル信号Rxを生成する。調光制御部3は、調光指示信号Sadの種類と、調光指示信号Sadに含まれる光源10の明るさ情報に応じて、光源10に流れる電流を変化させるものである。調光制御部3は、入力されたシリアル信号RxがPWM調光指示信号SadpおよびDALI調光指示信号Saddのうちのいずれかを判定するとともに、その指示信号に基づく大きさの調光信号Scを生成する。駆動回路部9は、入力された調光信号Scの大きさに応じて光源10を光らせるように駆動する。
インタフェース回路2について詳しく説明する。DALI調光指示信号Saddは、2線間(D+,D−)の電位差を伝達する仕様(すなわち、差動信号)である。DALI調光指示信号SaddのHレベル側の電圧は9.5V〜22.5V、Lレベル側の電圧は−6.5V〜6.5Vの電圧変動幅をもっている。PWM調光指示信号Sadpも同様に、2線間(D+,D−)の電位差を伝達する仕様(すなわち、差動信号)であり、その電圧差は例えば16Vの電圧変動幅をもっている。
調光制御部3を構成するマイコン14の入力部の電圧仕様は例えば5Vである。マイコン14は、調光指示信号Sadを出力する調光制御装置30と電気的に絶縁されていることが要求される。
インタフェース回路2は、例えばアナログ回路によって構成され、広い電圧幅をもつ調光指示信号Sadをマイコン14の入力電圧仕様(5V以下)に対応した信号に変換する機能を有する。インタフェース回路2は更に、差動信号である調光指示信号Sadを極性のないシリアル信号Rxに変換する機能を有する。インタフェース回路2は更に、調光指示信号Sadを出力する調光制御装置30と、調光制御部3とを電気的に絶縁する機能を有する。このため、インタフェース回路2は、例えばフォトカプラを用いて構成される。
整流回路13は、AC電源から供給される交流電圧Vcを直流電圧Vdに整流するものである。整流回路13が整流した直流電圧Vdは、これら光源駆動装置1の各部に供給される。整流回路13は、直流電圧Vdを平滑化する平滑コンデンサを備えているので、AC電源が一瞬オフしたのちにオンした場合であっても、調光制御部3や再判定制御部12は、パワーオンリセットされない。
AC電圧検出回路11は、抵抗等で構成され、交流電圧Vcを検出して、その検出値Svを再判定制御部12に出力する。
再判定制御部12は、入力された検出値Svにより、交流電圧Vcが所定値からゼロに切り替わったのち所定時間内に再び所定値に切り替わる一時停止制御を検出する。一時停止制御を検出したならば、再判定制御部12は、調光制御部3の情報判定部4に、再判定の指示である再判定指示信号Srを出力する。具体的にいうと、再判定制御部12は、ユーザがAC電源をスイッチ等でオフ(遮断)に切り替え、所定時間内にスイッチをオンに切り替えた際に、再判定指示信号Srを出力する。
次に、調光制御部3について説明する。調光制御部3は、情報判定部4、DALI調光信号生成部5、PWM調光信号生成部8を備える。DALI調光信号生成部5は、DALIフレーム制御部6、信号生成部7を備える。前述したように、マイコン14のCPUがROMに格納された制御プログラムを実行することにより、情報判定部4、DALI調光信号生成部5、PWM調光信号生成部8、再判定制御部12が具現化される。
情報判定部4は、入力されるシリアル信号Rxが、PWM調光指示信号SadpおよびDALI調光指示信号Saddのうちいずれであるかを判定する。更に情報判定部4は、その判定結果に応じてDALI命令情報SdまたはPWM調光情報Spを生成する。情報判定部4は、起動後の所定期間に亘って入力されるシリアル信号Rxを判定したのち、この所定期間が経過した後は、入力されるシリアル信号Rxを判定しない。
情報判定部4は更に、再判定制御部12から再判定指示信号Srが入力されたならば、入力されるシリアル信号Rxを、一定期間に亘って再び判定する。情報判定部4は、一時停止制御を検出した際に限り再判定を行うため、再判定を所定期間に繰り返す処理に比べて、調光制御部3の処理の負荷を軽減することができる。更に、情報判定部4による誤判定が発生した際、ユーザが一時停止制御を行うことによって、再判定を実施することができる。そのため、情報判定部4による誤判定の原因究明が容易となる。例えば、ユーザが一時停止制御を行うことによって誤判定が改善されたならば、一時的に調光指示信号Sadにノイズが重畳していた可能性があることがわかる。
DALI調光信号生成部5は、情報判定部4からDALI命令情報Sdが入力されたとき、このDALI命令情報Sdに基づいて、調光信号Scを生成する。具体的にいうと、DALIフレーム制御部6は、DALI命令情報Sdが入力されると、このDALI命令情報Sdに基づいて、DALI調光情報Sdpを生成する。DALI命令情報Sdは、DALI調光情報Sdp、命令情報、およびチャンネル情報(例えば、光源駆動装置が多数接続されたシステムにおける、光源駆動装置の識別番号やグループ番号)等を含んでいる。すなわち、DALIフレーム制御部6は、DALI命令情報Sdに含まれる情報を解析した後、調光情報であるDALI調光情報Sdpを出力する。また、DALIフレーム制御部6は、インタフェース回路2にDALI命令情報Sdに対する応答情報であるシリアル信号Tx(後述の図2(c)参照)を出力する。これにより、光源駆動装置1は、調光制御装置30に応答する。信号生成部7は、DALI調光情報Sdpが入力されると、そのDALI調光情報Sdpに基づいて、調光信号Scを生成する。
PWM調光信号生成部8は、情報判定部4からPWM調光情報Spが入力されたとき、そのPWM調光情報Spに基づいて、調光信号Scを生成する。
駆動回路部9は、光源10に対応した直流電力や交流電力を出力することができる周知の構成の電源装置である。すなわち、光源10が放電灯で構成されている場合は放電灯点灯装置によって構成され、光源10がLEDで構成されている場合は、LED駆動装置によって構成される。
次に、シリアル信号Rxについて説明する。
図2(a)は、PWM調光指示信号Sadpに基づいたシリアル信号Rxの波形である。PWM調光指示信号Sadpの周期は、1ms(=1kHz)に設定されている。
光源駆動装置1(図1参照)は、PWM調光指示信号Sadpのオンデューティが大きいほど、光源10を明るく光らせるように駆動する。
図2(b)は、DALI調光指示信号Saddに基づいたシリアル信号Rxの波形を示している。図2(c)は、DALI調光指示信号Saddに基づいたシリアル信号Txの波形を示している。
DALI通信規格は、マンチェスタ符号化されたForwardフレームおよびBackwardフレームと呼ばれるパルス信号を送受信することで通信が行われる。マンチェスタ符号化とは、ビット1または0の定義がH/Lといった電圧レベルではなく、電圧変化のエッジで行う符号化法のことである。DALI調光指示信号Saddを出力する調光制御装置30から調光制御部3に送信される信号がForwardフレームであり、その逆がBackwardフレームである。ForwardフレームおよびBackwardフレームの区間におけるパルス信号の周波数は、図2(a)に示したPWM信号に比べて高い周波数を含む波形となる。そのため、ForwardフレームおよびBackwardフレームの区間は、便宜的に黒く表示されている。
各フレームの送信タイミングの特徴は、フレーム間には所定の時間の休止区間を設定しなければならないという規則があるということである。すなわち、シリアル信号Rx(b)において、ForwardフレームとForwardフレームとの間は9.17ms以上の休止区間がある。情報判定部4(図1参照)は、この休止時間を検出することによって、シリアル信号RxがDALI調光指示信号Saddに基づいた信号であることを判定可能である。なお、図2(b),(c)の波形は負論理(ローアクティブ)である。フレームがない場合には、信号がハイレベルになる。
次に、シリアル信号Rxの判定方法について説明する。
図3は、本実施形態における情報判定部4と再判定制御部12の詳細構成を示すブロック図である。図3に示すように、情報判定部4は、波形計測部21および波形解析部22を有する。
波形計測部21は、例えばタイマー回路によって構成されており、入力されたシリアル信号Rxの周期を計測し、その計測情報を出力する。シリアル信号Rxの周期とは、信号の立ち上がりから次の立ち上がりまでの期間、または、信号の立ち下がりから次の立ち下がりまでの期間をいう。
波形解析部22は、波形計測部21からの計測情報を用いて、シリアル信号RxにDALIフレームが含まれているかを判定する。波形計測部21および波形解析部22によって、入力されたシリアル信号RxがPWM調光指示信号SadpおよびDALI調光指示信号Saddのうちいずれに基づいた信号であるかを判定することができる。
波形解析部22は更に、再判定制御部12から再判定指示信号Srが入力されたならば、シリアル信号Rxを、一定期間に亘って再び判定する。情報判定部4は、一時停止制御を検出した際に限り再判定を行うため、再判定を所定期間に繰り返す処理に比べて、調光制御部3の処理の負荷を軽減することができる。更に、情報判定部4による誤判定が発生した際、ユーザが一時停止制御を行うことによって、再判定を実施することができる。そのため、情報判定部4による誤判定の原因究明が容易となる。例えば、ユーザが一時停止制御を行うことによって誤判定が改善されたならば、一時的にノイズが重畳していた可能性があることがわかる。
図4は、本実施形態における光源駆動方法を示したフローチャートである。
《シリアル信号生成ステップ》
ステップS10において、インタフェース回路2は、調光指示信号Sadとして入力されるPWM調光指示信号SadpまたDALI調光指示信号Saddに応じたシリアル信号Rxを生成する。
《調光信号生成ステップ》
ステップS11において、情報判定部4は、シリアル信号RxがPWM調光指示信号SadpおよびDALI調光指示信号Saddのうちいずれに基づいているかを判定し、その判定結果に基づいた調光信号Scを生成する。情報判定部4は更に、シリアル信号RxがPWM調光指示信号Sadpに基づいていると判定したならば、PWM調光モードを設定し、シリアル信号RxがDALI調光指示信号Saddに基づいていると判定したならば、DALI調光モードを設定する。
ステップS12において、情報判定部4は、DALI調光モードに設定されていたならば、ステップS13に進み、シリアル信号Rxに基づいてDALI命令情報Sdを生成する。ステップS14において、DALIフレーム制御部6は、生成されたDALI命令情報Sdに基づいてDALI調光情報Sdpを生成する。ステップS15において、信号生成部7は、DALI調光情報Sdpに基づいて調光信号Scを生成し、ステップS18に進む。
ステップS12において、情報判定部4は、DALI調光モードに設定されていなかったならば、ステップS16に進み、シリアル信号Rxに基づいてPWM調光情報Spを生成する。ステップS17において、PWM調光信号生成部8は、生成されたPWM調光情報Spに基づいて、調光信号Scを生成し、ステップS18に進む。
《駆動ステップ》
ステップS18において、駆動回路部9は、調光信号Scに応じて、光源10を駆動する。このようにして光源10を駆動することにより、光源駆動装置1は、調光指示信号SadとしてのPWM信号とDALI信号の両方に対応して光源10を調光することができる。
図5は、本実施形態における再判定制御部12の処理を示したフローチャートである。
再判定制御部12を構成するマイコン14が起動すると、図5の処理が開始する。
《電圧検出ステップ》
再判定制御部12は、AC電源の電圧を監視する(ステップS20)。再判定制御部12は、AC電源が一瞬オフしたのちにオンしたことを判定したならば(ステップS21→Yes)、一定期間に亘って再判定指示信号Srを出力し、ステップS20の処理に戻る。これにより、ユーザが一時停止制御を行った際に、再判定制御部12は、再判定指示信号Srを出力することができる。
再判定制御部12は、AC電源が一瞬オフしたのちにオンしたことを判定しなかったならば(ステップS21→No)、すぐさまステップS20の処理に戻る。
図6は、本実施形態における情報判定部4の処理を示したフローチャートである。
本実施形態では、シリアル信号Rxの周期の所定値を8ms、受信開始時刻からの所定時間を1秒として説明する。
ステップS30において、波形計測部21は、シリアル信号Rxを受信して、その周期の測定を開始するとともに、受信開始時刻を記憶する。また、情報判定部4は、メモリのエラーフラグ(error flag)を初期化する。波形計測部21による受信動作は、シリアル信号Rxのエッジをトリガーに開始し、ステップS31−S36における波形解析部22の動作と並行して継続的に実行される。
ステップS31において、波形解析部22は、調光モードが未設定であるか、または再判定が指示されたかを判定する。ここで調光モードには、調光指示信号SadがPWM調光指示信号Sadpに基づくと判定した「PWM調光モード」と、調光指示信号SadがDALI調光指示信号Saddに基づくと判定した「DALI調光モード」と、調光指示信号Sadがどのような形式であるか不明な「未設定」とがある。マイコン14の起動直後において、調光モードは未設定である。
《再判定ステップ》
再判定の指示とは、波形解析部22に再判定指示信号Srが入力されることをいう。ユーザが一時停止制御を行った際に、波形解析部22に再判定指示信号Srが入力される。
波形解析部22は、調光モードが未設定であるか、または再判定が指示されたならば(ステップS31→Yes)、ステップS32に進む。波形解析部22は、調光モードが設定済みであり、かつ再判定が指示されていないならば(ステップS31→No)、図6の処理を終了する。
《DALIフレーム判定ステップ》
ステップS32において、波形解析部22は、受信したシリアル信号Rxが、DALI通信規格に基づいたDALIフレームを含んでいるか否かを判定している。
波形解析部22は、受信したシリアル信号RxにDALIフレームが含まれると判定した場合(ステップS32→Yes)、DALI調光モードに設定(ステップS33)する。これによりDALI命令情報SdがDALIフレーム制御部6に出力される。このとき波形解析部22は、例えば、シリアル信号Rxの立ち上がりおよび立ち下がり遷移時間やデューティサイクル(即ち、ローおよびハイの持続時間)に基づいてDALI通信規格に基づいたDALIフレームを含んでいるかを判定する。
ステップS32において、波形解析部22は、受信したシリアル信号RxにDALIフレームが含まれていないと判定した場合は、ステップS34に進む。
《周期判定ステップ》
ステップS34において、波形解析部22は、シリアル信号Rxに休止区間(9.17ms)があるか否かを判定している。すなわち、波形解析部22は、波形計測部21で測定した周期の計測情報から周期Tが8ms以下であるか否かを判定することによって、休止区間の有無を判定している。ここでシリアル信号Rxの周期Tとは、信号の立ち上がりから次の立ち上がりまでの期間、または、信号の立ち下がりから次の立ち下がりまでの期間をいう。波形解析部22は、シリアル信号Rxの周期Tが8msを超えている場合(ステップS34→No)、休止区間があると判断し、エラーフラグを立てて(ステップS35)ステップS36に進む。
ステップS34において、波形解析部22は、シリアル信号Rxの周期Tが8ms以下であると判定したならば、休止区間がないと判断してステップS36に進む。
《安定度判定ステップ》
ステップS36において、波形解析部22は、シリアル信号Rxの受信を開始した時刻から1秒以上(所定時間)が経過したか否かを判定している。シリアル信号Rxの受信開始時刻から1秒以上経過するまで、波形解析部22は、ステップS32の処理に戻り、DALIフレーム判定と周期判定を繰り返し行わせてシリアル信号Rxの安定度を判定する。すなわち、波形解析部22は、受信開始時刻から所定時間以上が経過するまで、DALIフレーム判定と周期判定を繰り返し行う。これにより、光源駆動装置1の起動時などに、シリアル信号Rxにノイズ等が重畳して誤った信号が情報判定部4に入力された場合、その信号を排除している。更に本実施形態では、ユーザが一時停止制御を行った後、所定時間に亘って入力信号の判別を行う。ここで所定時間とは、ステップS36に記載された受信後の経過時間の1秒のことをいう。
ステップS37において、波形解析部22は、エラーフラグが立っているか否かを判定している。波形解析部22は、エラーフラグが立っているならば(ステップS37→Yes)、DALI調光モードに設定して(ステップS38)、DALI命令情報Sdを出力する。波形解析部22は、エラーフラグが立っていないならば(ステップS37→No)PWM調光モードに設定して(ステップS39)、PWM調光情報SpをPWM調光信号生成部8に出力する。このようにして光源駆動装置1は、簡単な構成で、PWM信号とDALI信号の両方に対応できる。
本実施形態によれば、光源駆動装置1は、PWM調光指示信号SadpまたはDALI調光指示信号Saddを調光指示信号Sadとして入力して、その調光指示信号Sadに対応するシリアル信号Rxを調光制御部3に入力することができる。すなわち、それぞれの調光方式に対応した調光制御部と、調光方式を選択するための切り替え手段を備える必要がない。そのため、調光回路が簡素化できるので、その分、部品点数が削減でき、装置を小型化することができる。
光源駆動装置1は、ユーザがAC電源をオフしたのち所定時間内に再びオンする一時停止制御を検出した際に、調光指示信号SadがPWM調光指示信号SadpおよびDALI調光指示信号Saddのうちいずれに基づくものかを判定している。これにより、情報判定部4による誤判定の原因究明が容易となる。更に、誤判定により誤った動作を行っている光源駆動装置1に再判定を行わせることにより、調光指示信号Sadを正しく判定させることができる。
光源駆動装置1は更に、一時停止制御やパワーオンリセットから所定時間が経過すると、調光指示信号Sadの判定処理を停止する。これにより、一時停止制御やパワーオンリセットから所定時間が経過した後に、調光指示信号Sadにノイズが重畳したときでも、光源駆動装置1は、この調光指示信号Sadを誤判定することがなくなる。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)〜(d)のようなものがある。
(a) 一時停止制御の回数は1回に限定されず、所定の時間間隔で2回以上としてもよい。これにより、光源駆動装置1は、瞬時停電をユーザの一時停止制御と誤認することがなくなる。
(b) 光源駆動装置1の調光制御部3とAC電圧検出回路11と再判定制御部12を構成するマイコン14は、AC電源を整流した直流電圧Vdで駆動されている。しかし、これに限られず、光源駆動装置1のマイコン14は、別系統の電源で駆動されてもよい。
(c) 一時停止制御後の再判定時間は、1秒に限られず、任意の時間であってもよい。
(d) 周期判定ステップにおける周期Tの判定時間は、8msに限定されない。DALIのForwardフレーム間のインターバル(例えば9.17ms)と、PWM周期(例えば1ms)とが識別可能な任意の時間間隔であってもよい。
1 光源駆動装置
2 インタフェース回路
3 調光制御部
4 情報判定部
5 DALI調光信号生成部
6 DALIフレーム制御部
7 信号生成部
8 PWM調光信号生成部
9 駆動回路部
10 光源
11 AC電圧検出回路
12 再判定制御部
13 整流回路
14 マイコン
21 波形計測部
22 波形解析部
30 調光制御装置
100 照明器具
Rx シリアル信号
Tx シリアル信号
Sadd DALI調光指示信号
Sadp PWM調光指示信号
Sad 調光指示信号
Sc 調光信号
Sd DALI命令情報
Sp PWM調光情報
Sdp DALI調光情報
Sv 検出値
Sr 再判定指示信号
Vd 直流電圧
Vc 交流電圧

Claims (7)

  1. 入力される調光指示信号に応じて、電源から供給された電力により光源を駆動する光源駆動装置であって、
    前記調光指示信号として入力されるPWM調光指示信号またはDALI(Digital Addressable Lighting Interface)調光指示信号に応じたシリアル信号を生成するインタフェース回路と、
    前記インタフェース回路が生成した前記シリアル信号が、前記PWM調光指示信号および前記DALI調光指示信号のうちいずれに基づくかを判定し、該判定結果に基づいた調光信号を生成する調光制御部と、
    前記調光制御部が生成した前記調光信号に応じて、前記光源を駆動する駆動回路部と、
    前記電源がオフからオンに遷移したことを検出する電圧検出回路と、
    前記電圧検出回路により前記電源のオフからオンへの遷移を検出したならば、前記調光制御部に、前記シリアル信号が前記PWM調光指示信号および前記DALI調光指示信号のうちいずれに基づくかを再判定させる再判定制御部と、
    を備えることを特徴とする光源駆動装置。
  2. 前記再判定制御部は、前記電圧検出回路により前記電源のオフからオンへの遷移を検知した後の所定期間に亘って、前記調光制御部に、前記シリアル信号が前記PWM調光指示信号および前記DALI調光指示信号のうちいずれに基づくかを再判定させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光源駆動装置。
  3. 前記再判定制御部は、前記電圧検出回路により前記電源のオフからオンへの遷移を検知した後、前記所定期間が経過したならば、前記調光制御部に、前記シリアル信号が前記PWM調光指示信号および前記DALI調光指示信号のうちいずれに基づくかを再判定させない、
    ことを特徴とする請求項2に記載の光源駆動装置。
  4. 前記調光制御部は、
    入力される前記シリアル信号が、前記PWM調光指示信号または前記DALI調光指示信号のうちいずれであるかを判定し、該判定結果に応じてDALI命令情報またはPWM調光情報を生成する情報判定部と、
    前記情報判定部から前記DALI命令情報が入力されたとき、該DALI命令情報に基づいて、前記調光信号を生成するDALI調光信号生成部と、
    前記情報判定部から前記PWM調光情報が入力されたとき、該PWM調光情報に基づいて、前記調光信号を生成するPWM調光信号生成部と、
    を備えることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の光源駆動装置。
  5. 前記情報判定部は、
    入力された前記シリアル信号の周期を計測し、該計測結果を出力する波形計測部と、
    前記波形計測部が出力する計測結果を用いて、前記シリアル信号にDALIフレームが含まれているか否かを判定する波形解析部と、
    を備えることを特徴とする請求項4の光源駆動装置。
  6. 前記波形解析部は、
    入力された前記シリアル信号の周期が所定値以下でかつ、前記シリアル信号に前記DALIフレームが含まれていないときは、前記PWM調光情報を前記PWM調光信号生成部に出力し、
    入力された前記シリアル信号に前記DALIフレームが含まれているときは、前記DALI命令情報を前記DALI調光信号生成部に出力する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の光源駆動装置。
  7. 入力される調光指示信号に応じて、電源から供給された電力により光源を駆動する方法であって、
    前記調光指示信号として入力されるPWM調光指示信号またはDALI調光指示信号に応じたシリアル信号を生成するシリアル信号生成ステップと、
    前記シリアル信号が前記PWM調光指示信号および前記DALI調光指示信号のうちいずれに基づくかを判定し、該判定結果に基づいた調光信号を生成する調光信号生成ステップと、
    前記調光信号に応じて、前記光源を駆動する駆動ステップと、
    前記電源がオフからオンに遷移したことを検出する電圧検出ステップと、
    前記電圧検出ステップにより前記電源のオフからオンへの遷移を検出したならば、前記シリアル信号が前記PWM調光指示信号および前記DALI調光指示信号のうちいずれに基づくかを再判定させる再判定ステップと、
    を備えることを特徴とする光源駆動方法。
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