JP6530128B1 - 被ばく線量管理装置、被ばく線量管理方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態の被ばく線量管理装置1の構成を示す図である。被ばく線量管理装置1は、SPECTやPETの検査により、患者の被ばく線量を管理する装置である。被ばく線量管理装置1は、病院情報システム30、投与装置31および放射線情報システム32とネットワーク40を介して接続されている。
図5は、第2の実施の形態の被ばく線量管理装置2の構成を示す図である。第2の実施の形態の被ばく線量管理装置2の基本的な構成は、第1の実施の形態の被ばく線量管理装置1と同じであるが、第2の実施の形態の被ばく線量管理装置2は、SPECT、PET検査を行ったときの患者の負荷状態にも基づいて被ばく線量を求める点が異なる。軽い運動をさせる等の負荷をかけた状態の患者に放射性医薬品を投与すると、安静状態の患者に放射性薬品を投与した場合に比べて、被ばく線量が小さくなる。これは、負荷状態においては血流が活発になり、放射性医薬品が早期に体外に排出されるためである。
10 入力部
11 通信部
12 処方データ受付部
13 投与時刻受付部
14 実投与量計算部
15 実投与量受付部
16 被ばく線量計算部
17 出力部
20 医薬品DB
21 実効線量DB
22 患者DB
30 病院情報システム
31 投与装置
32 放射線情報システム
40 ネットワーク
Claims (14)
- 放射性医薬品を投与された患者が受ける投与量あたりの実効線量を放射性医薬品の種類ごとに記憶した実効線量データベースと、
患者に投与される放射性医薬品の種類、および前記放射性医薬品の検定時刻あたりの放射能量を示す処方量を含む処方データを受け付ける処方データ受付部と、
ネットワークを通じて接続された放射性医薬品の投与装置から、前記処方データに従って前記放射性医薬品が患者に投与された投与時刻の入力を受け付ける投与時刻受付部と、
前記処方量および前記投与時刻に基づいて、放射性医薬品の患者への実投与量のデータを計算する実投与量計算部と、
前記実投与量計算部が計算した実投与量のデータを受け付ける実投与量受付部と、
前記放射性医薬品に対応する実効線量のデータを前記実効線量データベースから読み出し、前記実効線量のデータと前記実投与量のデータとに基づいて前記患者の被ばく線量を計算する被ばく線量計算部と、
を備える被ばく線量管理装置。 - 放射性医薬品を投与された患者が受ける投与量あたりの実効線量を放射性医薬品の種類ごとに記憶した実効線量データベースと、
患者に投与される放射性医薬品の種類を含む処方データを受け付ける処方データ受付部と、
ネットワークを通じて接続された放射性医薬品の投与装置から前記実投与量のデータを受け付ける実投与量受付部と、
前記放射性医薬品に対応する実効線量のデータを前記実効線量データベースから読み出し、前記実効線量のデータと前記実投与量のデータとに基づいて前記患者の被ばく線量を計算する被ばく線量計算部と、
を備える被ばく線量管理装置。 - 前記処方データ受付部は、ネットワークを通じて接続された処方管理システムから前記処方データの入力を受け付ける請求項2に記載の被ばく線量管理装置。
- 放射性医薬品を投与された患者が受ける投与量あたりの実効線量を放射性医薬品の種類ごとに記憶した実効線量データベースと、
ネットワークを通じて接続された処方管理システムから、患者に投与される放射性医薬品の種類、および前記放射性医薬品の検定時刻あたりの放射能量を示す処方量を含む処方データを受け付ける処方データ受付部と、
前記処方データに従って前記放射性医薬品が患者に投与された投与時刻の入力を受け付ける投与時刻受付部と、
前記処方量および前記投与時刻に基づいて、放射性医薬品の患者への実投与量のデータを計算する実投与量計算部と、
前記実投与量計算部が計算した実投与量のデータを受け付ける実投与量受付部と、
前記放射性医薬品に対応する実効線量のデータを前記実効線量データベースから読み出し、前記実効線量のデータと前記実投与量のデータとに基づいて前記患者の被ばく線量を計算する被ばく線量計算部と、
を備え、
前記投与時刻受付部は、患者の画像の撮像時刻に関するデータを管理する撮像時刻管理システムとネットワークを通じて接続しており、前記撮像時刻管理システムから、撮像時刻に関するデータの入力を受け付け、
前記処方データに含まれる放射性医薬品の種類に基づき、予め記憶された、放射性医薬品の種類に応じて定まる投与時刻から撮像時刻までの経過時間のデータを用いて、入力された撮像時刻に関するデータから放射性医薬品の投与時刻を算出する被ばく線量管理装置。 - 前記被ばく線量計算部にて計算された前記患者の被ばく線量のデータを出力する出力部を更に備える請求項1乃至4のいずれか一項に記載の被ばく線量管理装置。
- 前記実効線量データベースは、安静状態および負荷状態の各々の状態において、放射性医薬品を投与された患者が受ける実効線量を状態別に記憶し、
前記処方データ受付部は、安静状態または負荷状態のいずれかの状態別に対応する処方データを受け付け、
前記実投与量受付部は、前記状態別に前記実投与量を受け付け、
前記被ばく線量計算部は、放射性医薬品の種類および患者の状態に対応する実効線量のデータを前記実効線量データベースから読み出し、前記患者の状態における被ばく線量を計算する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の被ばく線量管理装置。 - 前記処方データ受付部は、複数の前記状態別に対応した処方データを受け付け、
前記被ばく線量計算部は、複数の状態における被ばく線量を計算する、請求項6に記載の被ばく線量管理装置。 - 患者が受けた被ばく線量が前回までの被ばく線量に加算して記録する患者データベースを備える請求項1乃至7のいずれか一項に記載の被ばく線量管理装置。
- 被ばく線量管理装置によって患者の被ばく線量を管理する方法であって、
前記被ばく線量管理装置が、患者に投与される放射性医薬品の種類、および前記放射性医薬品の検定時刻あたりの放射能量を示す処方量を含む処方データを受け付けるステップと、
前記被ばく線量管理装置が、ネットワークを通じて接続された放射性医薬品の投与装置から、前記処方データに従って前記放射性医薬品が患者に投与された投与時刻の入力を受け付けるステップと、
前記被ばく線量管理装置が、前記処方量および前記投与時刻に基づいて、放射性医薬品の患者への実投与量のデータを計算するステップと、
前記被ばく線量管理装置が、前記実投与量のデータを計算するステップにて計算した実投与量のデータを受け付けるステップと、
前記被ばく線量管理装置が、放射性医薬品を投与された患者が受ける投与量あたりの実効線量を放射性医薬品の種類ごとに記憶した実効線量データベースから前記放射性医薬品に対応する実効線量のデータを読み出し、前記実効線量のデータと前記実投与量のデータとに基づいて前記患者の被ばく線量を計算するステップと、
を備える被ばく線量管理方法。 - 被ばく線量管理装置によって患者の被ばく線量を管理する方法であって、
前記被ばく線量管理装置が、患者に投与される放射性医薬品の種類を含む処方データを受け付けるステップと、
前記被ばく線量管理装置が、ネットワークを通じて接続された放射性医薬品の投与装置から実投与量のデータを受け付けるステップと、
前記被ばく線量管理装置が、放射性医薬品を投与された患者が受ける投与量あたりの実効線量を放射性医薬品の種類ごとに記憶した実効線量データベースから、前記放射性医薬品に対応する実効線量のデータを読み出し、前記実効線量のデータと前記実投与量のデータとに基づいて前記患者の被ばく線量を計算するステップと、
を備える被ばく線量管理方法。 - 被ばく線量管理装置によって患者の被ばく線量を管理する方法であって、
前記被ばく線量管理装置が、ネットワークを通じて接続された処方管理システムから、患者に投与される放射性医薬品の種類、および前記放射性医薬品の検定時刻あたりの放射能量を示す処方量を含む処方データを受け付けるステップと、
前記被ばく線量管理装置が、前記処方データに従って前記放射性医薬品が患者に投与された投与時刻の入力を受け付けるステップと、
前記被ばく線量管理装置が、前記処方量および前記投与時刻に基づいて、放射性医薬品の患者への実投与量のデータを計算するステップと、
前記被ばく線量管理装置が、前記実投与量のデータを計算するステップにて計算した実投与量のデータを受け付けるステップと、
前記被ばく線量管理装置が、放射性医薬品を投与された患者が受ける投与量あたりの実効線量を放射性医薬品の種類ごとに記憶した実効線量データベースから、前記放射性医薬品に対応する実効線量のデータを読み出し、前記実効線量のデータと前記実投与量のデータとに基づいて前記患者の被ばく線量を計算するステップと、
を備え、
前記投与時刻の入力を受け付けるステップでは、患者の画像の撮像時刻に関するデータを管理する撮像時刻管理システムとネットワークを通じて接続しており、前記撮像時刻管理システムから、撮像時刻に関するデータの入力を受け付け、
前記処方データに含まれる放射性医薬品の種類に基づき、予め記憶された、放射性医薬品の種類に応じて定まる投与時刻から撮像時刻までの経過時間のデータを用いて、入力された撮像時刻に関するデータから放射性医薬品の投与時刻を算出する被ばく線量管理方法。 - 患者の被ばく線量を管理するためのプログラムであって、コンピュータに、
患者に投与される放射性医薬品の種類、および前記放射性医薬品の検定時刻あたりの放射能量を示す処方量を含む処方データを受け付けるステップと、
ネットワークを通じて接続された放射性医薬品の投与装置から、前記処方データに従って前記放射性医薬品が患者に投与された投与時刻の入力を受け付けるステップと、
前記処方量および前記投与時刻に基づいて、放射性医薬品の患者への実投与量のデータを計算するステップと、
前記実投与量のデータを計算するステップにて計算した実投与量のデータを受け付けるステップと、
放射性医薬品を投与された患者が受ける投与量あたりの実効線量を放射性医薬品の種類ごとに記憶した実効線量データベースから前記放射性医薬品に対応する実効線量のデータを読み出し、前記実効線量のデータと前記実投与量のデータとに基づいて前記患者の被ばく線量を計算するステップと、
を実行させるプログラム。 - 患者の被ばく線量を管理するためのプログラムであって、コンピュータに、
患者に投与される放射性医薬品の種類を含む処方データを受け付けるステップと、
ネットワークを通じて接続された放射性医薬品の投与装置から実投与量のデータを受け付けるステップと、
放射性医薬品を投与された患者が受ける投与量あたりの実効線量を放射性医薬品の種類ごとに記憶した実効線量データベースから、前記放射性医薬品に対応する実効線量のデータを読み出し、前記実効線量のデータと前記実投与量のデータとに基づいて前記患者の被ばく線量を計算するステップと、
を実行させるプログラム。 - 患者の被ばく線量を管理するためのプログラムであって、コンピュータに、
ネットワークを通じて接続された処方管理システムから、患者に投与される放射性医薬品の種類、および前記放射性医薬品の検定時刻あたりの放射能量を示す処方量を含む処方データを受け付けるステップと、
前記処方データに従って前記放射性医薬品が患者に投与された投与時刻の入力を受け付けるステップと、
前記処方量および前記投与時刻に基づいて、放射性医薬品の患者への実投与量のデータを計算するステップと、
前記実投与量のデータを計算するステップにて計算した実投与量のデータを受け付けるステップと、
放射性医薬品を投与された患者が受ける投与量あたりの実効線量を放射性医薬品の種類ごとに記憶した実効線量データベースから、前記放射性医薬品に対応する実効線量のデータを読み出し、前記実効線量のデータと前記実投与量のデータとに基づいて前記患者の被ばく線量を計算するステップと、
を実行させ、
前記投与時刻の入力を受け付けるステップでは、患者の画像の撮像時刻に関するデータを管理する撮像時刻管理システムとネットワークを通じて接続しており、前記撮像時刻管理システムから、撮像時刻に関するデータの入力を受け付け、
前記処方データに含まれる放射性医薬品の種類に基づき、予め記憶された、放射性医薬品の種類に応じて定まる投与時刻から撮像時刻までの経過時間のデータを用いて、入力された撮像時刻に関するデータから放射性医薬品の投与時刻を算出するプログラム。
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