JP6529456B2 - 検索システム、検索方法、検索プログラム、記録媒体 - Google Patents

検索システム、検索方法、検索プログラム、記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、検索システム、検索方法、検索プログラム、記録媒体に関し、特に、情報の検索を実行する検索システム、検索方法、検索プログラム、記録媒体に関する。
従来から、検索クエリの入力を受けて、ユーザが所望する情報を提供する検索システムが様々に提供されている。このような検索システムにおいては、ユーザが正しい表記を知らずに間違った検索クエリを入力して、所望の情報が得られないことがある。そこで、そのような誤入力や表記揺れを自動的に修正してくれる検索システムがある。当該自動修正機能をオートコレクトと呼称することもある。
例えば、特許文献1には、そのような表記揺れの一種として、漢字とその異体字を対応付けた辞書を保持して、入力された検索クエリの漢字と、その異体字を含む検索を実行する文字列管理装置が開示されている。また、特許文献2には、ワードとそのワードに対応する表記揺れのパターンを対応付けた表記揺れ辞書を作成し、検索要求で受け付けた検索ワードに対応するパターンの文字列を含む検索を実行するデータ検索システムが開示されている。
特開2011−154602号公報 特開2015−106361号公報
ところで、上述のような文字列管理装置や検索システムにあっては、安易に入力された文字列を変換しては、ユーザが所望する検索結果を得られないことがあった。例えば、”ダイソン(登録商標)”をユーザが検索クエリとして入力した場合に、検索システムの方で自動的に”ダイソー(登録商標)”に変換して検索を実行して、ユーザの所望する検索結果とは別の検索結果が出力されるという問題が発生することがある。ユーザのユーザビリティを考慮して、様々なオートコレクトを実装したとしても、ユーザが所望する結果とは別の結果を提示していてはオートコレクトの意味がない。
そこで、本発明は、上述のような問題に鑑みてなされたものであり、従来よりもユーザ期待値に沿う検索結果を提示し得る検索システム、検索方法、検索プログラム、記録媒体、を提供することを目的とする。
本発明の一実施態様に係る検索システムは、施設の検索を実行する検索システムであって、少なくとも地名又は施設名を含む地図情報を記憶する記憶部と、文字列の入力を受け付ける入力部と、入力された文字列の文字数を計数する計数部と、計数部が計数した文字数が所定数以上である場合に、入力された文字列が地図情報に含まれる地名又は施設名のいずれかに対して、文字の一致率が所定の閾値を超えるときには、当該文字列を、一致率が所定の閾値を超える名称に変換する変換部とを備える。
これにより、検索システムは、検索クエリの文字数が、所定文字数以上である場合に、入力した文字列を正規の文字列に変換して検索を実行する。したがって、検索クエリの文字数が少なくて変換対象が多くある場合に、ユーザの意図しない文字列に変換して検索を実行することを抑制できる。
実施の形態に係る検索システムの構成を示すブロック図である。 POI情報のデータ概念図である。 誤記辞書のデータ概念図である。 検索システムによる検索処理を示すフローチャートである。 検索システムによる検索結果を表示装置で表示した表示例である。 実施の形態に係る検索システムの構成を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施態様に係る検索システムについて、図面を参照しながら、詳細に説明する。
<実施の形態><構成> 本発明の一実施の形態に係る検索システムは、施設の検索を実行する検索システム(図1の100に相当)であって、文字列と、当該文字列の誤記として入力され得る文字列とを対応付けた辞書を記憶する記憶部(図1の104に相当)と、文字列の入力を受け付ける入力部(図1の103に相当)と、入力された文字数を計数する計数部(図1の105に相当)と、入力された文字列が、誤記として入力され得る文字列に該当する場合に、当該誤記として入力され得る文字列に対応付けられている文字列に変換する変換部(図1の105に相当)とを備え、変換部は、計数部が計数した文字数が所定数以上である場合に変換を実行する。
図1に示すように検索システム100は、位置情報検出センサ101と、受信部102と、入力部103と、記憶部104と、CPU105と、を備える。検索システム100は、例えば、車両に搭載するナビゲーションシステムに搭載して用いる。検索システム100は、表示装置110に接続され、検索システム100による検索結果は表示装置110に表示される。
受信部102は、位置情報検出センサ101から伝達された現在位置情報を受信し、CPU105に現在位置情報を伝達する機能を有する。また、受信部102は、外部の装置と通信を実行して、新たな誤記情報を受信して、CPU105に伝達する機能も有する。
位置情報検出センサ101は、検索システム100が搭載されている車両の現在位置情報を取得するセンサである。具体的には、GPSやGNSS等の各種衛星電波を利用した測位システム、ジャイロスコープ等の自律航法システムを用いることによって実現される。この際、現在位置情報は、少なくとも自車両が存在する位置の緯度情報及び経度情報を含み、高度情報を含んでもよい。なお、位置情報検出センサ101による現在位置情報の取得は、例えば、走行道路上に設置されて設置位置情報を取得することができるビーコン等を用いるなどして取得してもよく、上記測位システムに限定されるものではない。位置情報検出センサ101は、これらの外部からの位置情報あるいは測位システムにより測位された現在位置情報を逐次(又は適時)取得し、取得した位置情報を現在位置情報として受信部102に伝達する。
入力部103は、車両に搭乗するユーザからの入力を受け付ける。入力部103は、ナビゲーションシステムに対して、ユーザが入力した検索クエリを受け付ける。そして、受け付けた検索クエリをCPU105に伝達する。入力部103は、ユーザから車両の目的地に関する目的地情報を受け付けて、CPU105に伝達する。検索クエリは、ユーザが入力した検索したい対象を示すキーワードである文字列である。
記憶部104は、検索システム100が動作するうえで必要とする各種のプログラム及び地図情報を含む各種のデータを記憶する記録媒体である。記憶部104は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)等により実現される。記憶部104は、POI(Points Of Interest)情報200と、誤記辞書300と、地図情報とを記憶している。POI情報200は、場所、駅、施設などの様々な施設や場所に関連する各種の情報を含む。誤記辞書300は、CPU105が入力された検索クエリを修正する際に用いる情報であり、誤記として入力されやすい文字列と、正規の文字列とが対応付けられた情報である。地図情報は、道路と道路の接続状態や形状に関する情報を含み、各種のPOIが対応付けられた情報である。POI情報200と誤記辞書300との詳細については、後述する。なお、地図情報は、POI情報200を含んで記憶部104に記憶されていてもよいし、別個で記憶部104に記憶されていてもよい。
CPU105は、記憶部104に記憶されているプログラム及び各種データを利用して、検索システム100が実行すべき処理を実行するプロセッサである。CPU105は、入力部103から検索クエリを受け付けてPOIを検索し、検索されたPOIに関する情報を表示するための情報を表示装置110に出力する機能を有する。
CPU105は、入力部103から、検索クエリを受け取ると、検索クエリに合致するPOIを特定する。具体的には、CPU105は、検索クエリを伝達されて当該検索クエリと一致又は当該検索クエリを含むPOIをPOI情報200のPOI名称201を参照して検索する機能と、検索クエリからPOIが検索できなかった場合に検索クエリが誤記辞書300の誤記名称302として登録されているか否かを判定する機能と、検索クエリが誤記辞書300に登録されていた場合に対応する正規名称301に変換して再度POIを検索する機能と、検索クエリの文字数を計数して所定文字数(例えば、7文字)以上であるか否かを判定する機能と、検索クエリの文字数が所定文字数以上である場合に検索クエリと所定以上の一致率を有するPOIがあるか否かをPOI情報200のPOI名称201を参照して判定する機能と、文字数が所定文字数以上の検索クエリについて、一致率が所定の閾値(例えば、70%)以上のPOIがあった場合に、当該POIの文字列で再度POIを検索する機能と、検索して得られたPOIに関する情報を表示装置110に出力する機能と、検索によりPOIが発見できなかった場合に、検索対象がないことを示すエラーメッセージを表示装置110に出力する機能とを有する。また、CPU105は、受信部102から新たな誤記情報を受信した場合には、誤記情報300に追加登録する機能も有する。
なお、CPU105は、検索クエリの文字列を一致率が高いPOIの文字列に変換する場合に、検索クエリの先頭文字と最終文字とが含まれる範囲内のみを変換するものとする。例えば、検索クエリが、「ガーデンsクエア」であった場合に、CPU105は、一致率が高いPOIとして、「ガーデンスクエアA」を発見したとする。すると、CPU105は、検索クエリ「ガーデンスqエア」のうち、先頭文字と最終文字とが一致する範囲で検索クエリを正しいと推定される文字列に変換する。すなわち、この場合、「ガーデンスqエア」を「ガーデンスクエアA」ではなく、「ガーデンスクエア」に変換する。すなわち、CPU105は、文字の一致率の高いPOIに検索クエリを変換する際には、文字の一致する範囲内で変換する。また、例えば、検索クエリが「ガーデンスクエa」であった場合には、変換後の検索クエリは、「ガーデンスクエ」となる。
また、CPU105は、検索して得られたPOIが複数ある場合には、受信部102から伝達された現在位置情報から、POIまでの距離の近い順に、並べて表示するための情報を表
示装置110に出力してもよく、表示装置110は、検索システム100から近い順に受け取ったPOIを表示する。
以上が、検索システム100の構成である。
<データ> 図2は、POI情報200の一構成例を示すデータ概念図である。
POI情報200は、POI名称201と、位置情報202と、説明情報203とが対応付けられた情報である。 POI名称201は、POIの名称を示す情報である。
位置情報202は、対応するPOIの位置を示す情報であり、少なくとも経度と緯度とからなる。この他には、高度情報を含んでもよい。
説明情報203は、対応するPOIに関する説明文であり、検索結果として提示される場合の説明としての文章である。
POI情報200には、ここに示した情報以外の情報が含まれてよく、その他には、例えば、対応するPOIを示すアイコン情報や、対応するPOIの写真、POIのジャンルなどが対応付けられてもよい。
CPU105は、POI名称201で示される文字列に、検索クエリで示される文字列が含まれる場合に、そのPOIに関する情報を検索結果として表示装置110に出力する。
図3は、誤記辞書300の一構成例を示すデータ概念図である。
図3に示すように、誤記辞書300は、正規名称301と、誤記名称302とが対応付けられた情報である。
正規名称301は、POIの正規の名称の表記を示す文字列情報である。
誤記名称302は、POIの名称として誤って入力されやすい表記を示す文字列情報である。誤記名称302として登録される文字列は、複数対応付けられていてもよい。
CPU105は、誤記名称302に示される文字列が検索クエリとして入力された場合に、対応する正規名称に変換されることになる。なお、誤記辞書300においては、誤記名称302には、正規の名称が含まれないようにする。
<動作> 図4は、検索システム100の検索に係る動作を示すフローチャートである。
図4に示すように、検索システム100の入力部103は、ユーザから入力された検索クエリを受け付ける(ステップS401)。入力部103は、入力された検索クエリをCPU105に伝達する。
CPU105は、検索クエリを伝達されると、検索クエリに一致する、又は、検索クエリを含むPOIがあるか否かをPOI情報200のPOI名称201とを比較して判定する(ステップS402)。検索クエリからPOIを検索できた場合には(ステップS402のNO)、検索したPOIの情報を表示装置110に出力する(ステップS406)。これにより表示装置1110には、検索クエリに対応する検索結果が表示される。
検索クエリからPOIを検索できなかった場合には(ステップS402のYES)、CPU105は、検索クエリが、誤記辞書300に登録されているか否かを判定する(ステップS403)。すなわち、CPU105は、検索クエリが、誤記辞書300の誤記名称302のいずれかに一致するか否かを判定する。
検索クエリが、誤記辞書300の誤記名称302に登録されていた場合には(ステップS403のYES)、CPU105は、入力された検索クエリを、対応する正規名称301に変換する(ステップS404)。
そして、CPU105は、変換後の検索クエリに対応するPOIをPOI情報200から検索する(ステップS405)。CPU105は、検索されたPOIに関する情報を表示装置110に出力する(ステップS406)。これにより表示装置110には、検索クエリに対応する検索結果が表示される。
一方、ステップS403において、検索クエリが誤記辞書300に登録されていなかった場合には(ステップS403のNO)、CPU105は、検索クエリの文字数を計数する。そして、計数した文字数が所定数の文字数以上であるか否かを判定する(ステップS407)。検索クエリの文字数が所定数以上でない場合には(ステップS407のNO)、CPU105は、表示装置110にエラー情報を出力する(ステップS410)。これにより、表示装置110には、検索クエリに対する検索対象がなかったことを示す情報が表示される。
検索クエリの文字数が所定数以上である場合には(ステップS407のYES)、CPU105は、検索クエリと所定以上の一致率を有するPOIがあるか否かをPOI情報200のPOI名称201を参照して判定する(ステップS408)。検索クエリと所定以上の一致率を有するPOIがない場合には(ステップS404のNO)、CPU105は、表示装置110にエラー情報を出力する(ステップS410)。これにより、表示装置110には、検索クエリに対する検索対象がなかったことを示す情報が表示される。
所定以上の一致率を有するPOIがある場合には(ステップS408のYES)、すなわち、CPU105が算出した一致率が所定の閾値を超える場合には、CPU105は、検索クエリと一致率の高かったPOIの一致する範囲内の文字列に変換してPOIの検索を行う。そしてCPU105は、検索されたPOIの情報を表示情報110に出力する(ステップS409)。
これにより、検索システム100は、誤入力された検索クエリが入力されたとしても、ユーザが所望する検索対象のPOIがあった場合に、その情報を提供することができる。また、検索クエリが短い場合に、不要な変換を実行することがないので、ユーザが所望する検索対象のPOIに関する情報を出力することができる。
以上が、本実施の形態に係る検索システム100の動作である。
<表示装置による表示例> 図5は、表示装置110による検索結果の表示例を示す図である。図5に示すように、表示装置110は、検索システム100から出力されたPOIの情報を表示する。図5に示すように、表示装置110の表示画面500には、検索されたPOIの周辺の地図のほか、キーワードを入力するためのボックス501と、検索されたPOIの検索結果502と、検索結果502で示されるPOIの位置を示すアイコン503a、503bが示される。
図5の例では、検索クエリとして、「ガーデンスqエア」と入力した場合の例を示している。「ガーデンスqエア」は、本来、「ガーデンスクエア」と入力するべきところ、ユーザが誤って、「ガーデンスqエア」と入力した例である。この場合、「ガーデンスqエア」に該当するPOIはPOI情報200からは発見されず、また、「ガーデンスqエア」は誤記辞書300の誤記名称302にも登録されていなかったとする。このとき、CPU105は、「ガーデンスqエア」の文字数を計数し、その文字数が8文字であることを認識する。
そして、その文字数が予め定められた所定文字数以上であることを検出したCPU105は、「ガーデンスqエア」と文字の一致率が高いPOIがないかをPOI情報200を参照して検索する。
検索の結果、CPU105は、POI情報200に示されるように、「ガーデンスqエア」は、「ガーデンスクエアA」と文字の一致率が高いことを検出する。そして、CPU105は、「ガーデンスqエア」を「ガーデンスクエア」に変換して、POIの検索を行い、検索されたPOIの情報を表示装置110に出力する。その結果、表示装置110の表示画面500においては、図5の検索結果502に示すように、検索結果が示される。また、このとき、検索システム100が、検索クエリに誤記があったと判定した場合であって、検索クエリを変換してPOIの検索を実行したときには、その旨も表示装置110に通知する。そして、表示装置110は、通知情報504で示すように、検索システム100が検索クエリを正しいと推定した文字列で検索を行ったことを通知する情報を表示する。
これにより、ユーザは、入力した文字列が誤記であった可能性を認識することができる。また、仮にCPU105が誤変換した文字列で検索を実行していた場合には、通知情報504が表示されることにより、ユーザは検索システム100が誤変換していることを認識することができる。
<まとめ> 本実施の形態に係る検索システム100は、入力された検索クエリに誤記が含まれる場合であって、その文字数が所定数以上の場合に、正規の名称に変換して検索を行う。したがって、文字数が短い場合には、正規の文字として検索される可能性が高いPOIが滝に渡る可能性が高いため、ユーザの意図していないオートコレクトが発生しやすくなるが、本実施の形態に係る検索システム100によれば、そのような可能性を抑制することができる。
<参考例> 上記実施の形態に、本発明の一実施態様に係る検索システムについて説明したが、本発明の思想はこれに限定されるものではない。以下、本発明の思想として含まれる各種参考例について説明する。
(1)上記実施の形態において、検索クエリが誤入力され、その文字数が所定数以上であった場合であって、POI名称との文字の一致率に基づいて、検索クエリを変換して検索を実行するときに、対応する範囲内で文字列を変換して、検索を実行することとしたが、これはその限りではない。
CPU105は、文字の一致率の高いPOI名称そのものに変換して検索を実行してもよいし、文字の一致率の高いPOIの情報をそのまま表示装置110に検索結果として出力することとしてもよい。
(2)上記実施の形態においては、検索クエリの全文字が入力されてから、検索を実行する場合を説明したが、検索システム100による検索はこれに限定されるものではない。検索システム100は、検索クエリの1文字が入力されるごとに、図4に示す処理を実行することとしてもよい。
(3)上記実施の形態においては、誤記辞書300に登録されている場合には、検索クエリの文字数に関わりなく変換を実行して検索することとしているが、これはその限りではない。この場合にも検索クエリの文字数が所定文字数以上の場合にのみ、誤記辞書300を参照して、誤記を正規名称に変換して検索を実行することとしてもよい。
(4)上記実施の形態において、文字の一致率を見て修正したような文字列(上記実施の形態で示した「ガーデンスqエア」や「ガーデンスクエa」など)も、誤記辞書300に、正規名称と対応付けて登録することとしてもよい。
(5)上記実施の形態においては、検索システム100は、車両に搭載して使用する所謂カーナビゲーションシステムであるとして説明したがこれはその限りではない。検索システム100は、例えば、車両に接続して使用する携帯型端末(例えば、スマートフォン、携帯電話機、携帯型ゲーム機など)により実現されてもよい。
(6)上記実施の形態において、検索システム100の各機能部は、各部の機能を実現する集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)およびメモリを用いてソフトウェアによって実現してもよい。また、各機能部は、1または複数の集積回路により実現されてよく、複数の機能部の機能を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。例えば、図6に示すように、検索システム100は、位置情報検出回路101aと、受信回路102aと、入力受付回路103aと、記憶回路104aと、制御回路105aとを含んで構成されてよい。そして、各回路は、上記実施の形態における同名の各部に対応し、同様の機能を有するように構成されてよい。なお、制御回路105aは、上記実施の形態に
おけるCPU105に対応する。
検索システム100の各機能部をソフトウェアにより実現する場合、検索システム100は、各機能を実現するソフトウェアである検索プログラムの命令を実行するCPU、上記検索プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記検索プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記検索プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記検索プログラムは、当該検索プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。本発明は、上記検索プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、上記検索プログラムは、例えば、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective-C、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装できる。
(7)本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
(8)上記実施の形態および各種変形例に示す構成を適宜組み合わせることとしてもよい。
100 検索システム101 位置情報検出センサ102 受信部103 入力部104 記憶部105 CPU(検索部、計数部、変換部)

Claims (13)

  1. 施設の検索を実行する検索システムであって、 少なくとも地名又は施設名を含む地図情報を記憶する記憶部と、 文字列の入力を受け付ける入力部と、 入力された文字列の文字数を計数する計数部と、 前記計数部が計数した文字数が所定数以上である場合に、前記入力された文字列が前記地図情報に含まれる地名又は施設名のいずれかに対して、文字の一致率が所定の閾値を超えるときには、当該文字列を、一致率が所定の閾値を超える前記名称に変換する変換部とを備える検索システム。
  2. 前記記憶部は、さらに、文字列と当該文字列の誤記として入力され得る文字列とを対応付けた辞書を記憶し、 前記変換部は、前記計数部が計数した文字数に関わりなく、入力された文字列が前記辞書に誤記として入力され得る文字列として登録されている場合には、当該誤記として入力され得る文字列に対応付けられている文字列に変換する ことを特徴とする請求項1に記載の検索システム。
  3. 前記検索システムは、さらに、 前記変換部が変換した後の文字列を検索クエリとして、前記地図情報から対応する情報を検索する検索部を備える ことを特徴とする請求項1に記載の検索システム。
  4. 前記変換部は、前記文字の一致率が所定の閾値を超えた文字列について、前記名称と一致しなかった文字が文字列の途中に含まれる場合に、前記名称を構成する文字のうち、前記文字列を構成する最初の文字が前記名称を構成する文字に一致した最初の文字から、前記文字列を構成する最後の文字が前記名称を構成する文字に一致した最後の文字までの範囲内を、前記文字列の変換後の文字列として変換する ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の検索システム。
  5. 施設の検索を実行する検索システムによる検索方法であって、
    少なくとも地名又は施設名を含む地図情報を記憶部に記憶する記憶ステップと、
    文字列の入力を受け付ける入力ステップと、
    入力された文字列の文字数を計数する計数ステップと、
    前記計数ステップが計数した文字数が所定数以上である場合に、前記入力された文字列が前記地図情報に含まれる地名又は施設名のいずれかに対して、文字の一致率が所定の閾値を超えるときには、当該文字列を、一致率が所定の閾値を超える前記名称に変換する変換ステップとを含む検索方法。
  6. 前記記憶ステップは、さらに、文字列と当該文字列の誤記として入力され得る文字列とを対応付けた辞書を前記記憶部に記憶し、 前記変換ステップは、前記計数ステップが計数した文字数に関わりなく、入力された文字列が前記辞書に誤記として入力され得る文字列として登録されている場合には、当該誤記として入力され得る文字列に対応付けられている文字列に変換する ことを特徴とする請求項5に記載の検索方法。
  7. 前記検索方法は、さらに、 前記変換ステップが変換した後の文字列を検索クエリとして、前記地図情報から対応する情報を検索する検索ステップを含む ことを特徴とする請求項5に記載の検索方法。
  8. 前記変換ステップは、前記文字の一致率が所定の閾値を超えた文字列について、前記名称と一致しなかった文字が文字列の途中に含まれる場合に、前記名称を構成する文字のうち、前記文字列を構成する最初の文字が前記名称を構成する文字に一致した最初の文字から、前記文字列を構成する最後の文字が前記名称を構成する文字に一致した最後の文字までの範囲内を、前記文字列の変換後の文字列として変換する ことを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の検索方法。
  9. コンピュータに、 施設の検索を実行する検索プログラムであって、 少なくとも地名又は施設名を含む地図情報を記憶する記憶機能と、 文字列の入力を受け付ける入力機能と、 入力された文字列の文字数を計数する計数機能と、 前記計数機能が計数した文字数が所定数以上である場合に、前記入力された文字列が前記地図情報に含まれる地名又は施設名のいずれかに対して、文字の一致率が所定の閾値を超えるときには、当該文字列を、一致率が所定の閾値を超える前記名称に変換する変換機能とを実現させる検索プログラム。
  10. 前記記憶機能は、さらに、文字列と当該文字列の誤記として入力され得る文字列とを対応付けた辞書を記憶し、 前記変換機能は、前記計数機能が計数した文字数に関わりなく、入力された文字列が前記辞書に誤記として入力され得る文字列として登録されている場合には、当該誤記として入力され得る文字列に対応付けられている文字列に変換する ことを特徴とする請求項9に記載の検索プログラム。
  11. 前記検索プログラムは、さらに、前記コンピュータに、 前記変換機能が変換した後の文字列を検索クエリとして、前記地図情報から対応する情報を検索する検索機能を実現させる ことを特徴とする請求項9に記載の検索プログラム。
  12. 前記変換機能は、前記文字の一致率が所定の閾値を超えた文字列について、前記名称と一致しなかった文字が文字列の途中に含まれる場合に、前記名称を構成する文字のうち、前記文字列を構成する最初の文字が前記名称を構成する文字に一致した最初の文字から、前記文字列を構成する最後の文字が前記名称を構成する文字に一致した最後の文字までの範囲内を、前記文字列の変換後の文字列として変換する ことを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の検索プログラム。
  13. 請求項9〜12のいずれか1項に記載の検索プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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