JP6527783B2 - 基地局装置、通信装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

基地局装置、通信装置、制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は異種無線通信技術が混在する無線通信システムにおける接続制御技術に関する。
現在、将来の無線アクセスネットワークにおけるシステム容量及びスループットの改善のために、ロングタームエボリューション(LTE)と無線LAN(WLAN)とを連携させて利用する手法が検討されている(非特許文献1参照)。この手法では、端末は、LTE側の基地局(eNB)の制御の下で(eNBによる指示に応じて)、WLAN側のアクセスポイント(AP)と接続して通信を行う。
例えば、LTEのeNBは、LTEの他のeNBと共に1つの無線端末と通信を行うDual Connectivityの場合には、その無線端末の行う通信が全てLTEシステム内で完結するため、無線端末の状態を詳細に知ることができる。そして、eNBは、例えば、他のeNBと無線端末との間での通信に障害が生じた場合には、無線端末をさらに別のeNBに接続させて、Dual Connectivityによる通信を継続させることができる。一方で、無線LANにおける無線端末とAPとの通信に関しては、eNBは、その通信における無線端末の状況を知ることができない。このため、eNBは、無線LANにおける無線端末の接続制御を適切に行うことができない場合がありうる。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、異種無線システムを並行して用いる場合の接続制御を適切に実行可能とするための技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による基地局装置は、基地局装置と、第1のシステムにおいて前記基地局装置と接続すると共に第2のシステムにおいて他の装置と接続することができる端末と、を含む無線通信システムにおける、前記基地局装置であって、前記端末と前記他の装置との間の前記第2のシステムにおける接続に障害が生じた場合に、当該障害が、前記端末における前記第2のシステムにおける通信機能の停止によるものであるかを示す第1の情報を含んだ障害発生理由に関する情報を取得する取得手段と、前記第1の情報が前記端末における前記第2のシステムにおける通信機能の停止により前記障害が生じていることを示す場合には前記障害発生理由に関する情報のうち前記第1の情報と異なる第2の情報を考慮しないで前記端末の前記第2のシステムにおける接続に関する第1の接続制御を実行し、前記第1の情報が前記端末における前記第2のシステムにおける通信機能の停止によらずに前記障害が生じていることを示す場合には前記障害発生理由に関する情報のうち前記第2の情報に基づいて前記端末の前記第2のシステムにおける接続に関する第2の接続制御を実行制御手段と、を有する。
また、上記目的を達成するため、本発明による通信装置は、基地局装置と、第1のシステムにおいて前記基地局装置と接続すると共に第2のシステムにおいて他の装置と接続することができる通信装置と、を含む無線通信システムにおける、前記通信装置であって、前記通信装置と前記他の装置との間の前記第2のシステムにおける接続に障害が生じた場合に、当該障害が、前記通信装置における前記第2のシステムにおける通信機能の停止によるものであるかを示す第1の情報を含んだ障害発生理由に関する情報を前記基地局装置へ通知する通知手段を有し、前記基地局装置は、前記第1の情報が前記通信装置における前記第2のシステムにおける通信機能の停止により前記障害が生じていることを示す場合には前記障害発生理由に関する情報のうち前記第1の情報と異なる第2の情報を考慮しないで前記通信装置の前記第2のシステムにおける接続に関する第1の接続制御を実行し、前記第1の情報が前記通信装置における前記第2のシステムにおける通信機能の停止によらずに前記障害が生じていることを示す場合には前記障害発生理由に関する情報のうち前記第2の情報に基づいて前記通信装置の前記第2のシステムにおける接続に関する第2の接続制御を実行する、ことを特徴とする。
本発明によれば、異種無線システムを並行して用いる場合の接続制御を適切に実行可能とすることができる。
無線通信システムの構成例及び処理の流れの概要を示す図。 基地局装置及び無線端末のハードウェア構成例を示す図。 基地局装置の機能構成例を示すブロック図。 無線端末の機能構成例を示すブロック図。 無線通信システムにおいて実行される処理の流れを示す図。 無線通信システムにおいて実行される処理の流れを示す図。 ネットワーク構成とデータの転送処理の流れの例を示す図。 ネットワーク構成とデータの転送処理の流れの例を示す図。 ネットワーク構成とデータの転送処理の流れの例を示す図。 ネットワーク構成とデータの転送処理の流れの例を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(無線通信システム)
図1に、本実施形態に係る無線通信システムの構成例を示す。本無線通信システムは、例えば、ロングタームエボリューション(LTE)の基地局装置(eNB)、無線LANのアクセスポイント(AP)、及び無線端末を含んで構成される。なお、基地局装置は例えばLTE以前の世代の携帯電話など、他の無線通信規格の基地局装置であってもよいし、APもまた、いかなる無線通信規格に従う通信装置であってもよい。なお、無線LANは、例えば2.4GHz、5.2GHz、5.3GHz又は5.6GHzの周波数帯を用いるものであってもよいし、例えば60GHz帯などのミリ波帯又は準ミリ波帯を用いるものであってもよい。ただし、基地局装置とAPとは、それぞれ異なる無線通信手法に従うものとし、無線端末との間で、それぞれ、第1の無線通信、及び第1の無線通信とは異なる第2の無線通信を行うものとする。なお、図1の例では、1つの基地局装置、2つのアクセスポイント及び1つの無線端末を示しているが、これに限られず、複数の基地局装置、1つ又は3つ以上のアクセスポイント及び複数の無線端末が存在し得る。
また、以下では、セルラの基地局装置(LTEのeNB)と接続する無線端末が、さらに、無線LANのAPへの接続を試行するものとするが、これに限られない。すなわち、通信制御を主導する任意の第1のシステムにおける第1の通信装置と無線端末が接続し、さらに、第1の通信装置による指示に応じて、無線端末が任意の第2のシステムにおける第2の通信装置へ接続するシステムに以下の議論を適用することができる。なお、無線端末は、例えば、第2のシステムに関する通信機能を、第1のシステムに関する通信機能と独立して停止することができるものとする。また、無線端末は、例えば、第1のシステムに関する通信機能を、第2のシステムに関する通信機能と独立して停止することが可能でありうる。例えば、無線端末は、従来のスマートフォンのように、セルラ通信機能と無線LAN通信機能とを、それぞれ独立して停止することができる。
eNBは、例えばLTEの他のeNBとの間でDual Connectivityによって1つの無線端末と接続している場合は、他のeNBと無線端末との通信もLTEに関するものであるため、その状態を知ることができる。また、eNBと無線端末との接続ができている以上、無線端末におけるLTEの通信機能が停止していることはない。一方、無線端末は、eNBとLTEで通信しながら、無線LANによる通信機能を停止することができる。すなわち、無線LANにおける通信では、RLFが、無線端末による通信機能の停止によって生じうる。この場合、eNBが、無線端末に対して他のAPとの接続を指示したとしても、無線端末は無線LANの通信機能を停止している場合があるため、他のAPとの接続ができない場合がありうる。
したがって、本実施形態では、eNBは、無線端末において、無線LANにおける接続に障害が生じた場合に、その障害が、無線端末における無線LANの通信機能の停止によるものであるか否かの情報を取得するようにする。ここで、eNBは、例えば、この情報を無線端末から取得しうる。この場合、無線端末は、無線LANにおける接続に障害が生じた場合に、その障害が自身の無線LANの通信機能の停止によるものであるかの情報を例えば所定のメッセージによってeNBへ通知しうる。この所定のメッセージは、例えば、3GPPで定められた、Dual ConnectivityのためのSCGFailureInformationメッセージであってもよいし、他の任意の形式のメッセージであってもよい。また、この情報は、制御チャネルによって送信されてもよいし、データチャネルによって送信されてもよい。なお、無線端末は、自身の無線LANの通信機能を停止していない場合に、無線LANの接続の障害が生じた場合、その障害が自身の無線LANの通信機能の停止によるものでないことを示す情報を送信しうる。この場合、情報には、障害が発生した他の理由に関する情報が含められてもよい。例えば、無線LANによる接続を確立できなかった期間又は通信をできなかった期間が所定長を超えたことによって障害が生じた場合に、無線端末は、通信不能期間が所定長を超えたことを、障害の原因としてeNBへ通知することができる。なお、他の原因で無線LANの接続に障害が生じた場合も、無線端末は、同様に、その原因をeNBへ通知することができる。
ここで、無線端末は、それまでの接続対象であったAPを指定する情報(例えばBSSID)をeNBへ通知しうる。これにより、eNBは、無線端末とどのAPとの間での接続に障害が生じたのかを認識することができる。なお、eNBは、各無線端末における無線LANの接続先のAPを、無線端末に対して無線LANの接続指示を送信する際に記憶および管理しておいてもよく、この場合は、無線端末は、それまでの接続対象のAPに関する情報をeNBへ通知しなくてもよい。
eNBは、無線LANにおける接続の障害が無線端末における無線LANの通信機能の停止によるものであるか否かを示す情報を取得すると、その情報に基づいて、無線端末とAPとの間の無線LANの接続制御を行う。例えば、eNBは、接続障害が無線端末における無線LANの通信機能の停止によるものであることを取得した情報が示す場合、無線端末及びAPに、無線LANにおける接続を切断するように指示する。この指示は、例えば、LTEと無線LANとによる同時並行的な通信(例えば、LTE−WLAN Aggregation(LWA)の解消指示でありうる。例えば、eNBは、APに対して、RRCメッセージにより、無線LANの接続解消指示を送信しうる。これにより、無線端末において無線LANの通信機能が停止されているにも関わらず、eNBが無線端末に無線LANによる接続を試行させ続けることを防ぐことが可能となる。
eNBは、無線LANの接続の障害の理由が無線端末における無線LANの通信機能の停止ではないことを示す情報を取得すると、例えば、無線端末の無線LANによる接続先のAPを切り替える制御を行いうる。この場合、eNBは、無線端末のそれまでの接続先のAPへ、無線端末との間の接続を切断するように指示すると共に、それ以降の接続先のAPへ、無線端末との間の接続を確立するように指示する。このとき、eNBによるAPに対する接続先の確立指示は、eNBの制御の下で、eNBから転送されたユーザデータを無線端末へ送信する処理の開始指示でありうる。なお、この指示は、eNBとAPとの間に配置されるノードであるWLAN Terminal(WT)に対して行われうる。WTは、1つ以上のAPに接続し、eNBから指示を受けた場合に、eNBからのユーザデータを、自身に接続されているAPに対して転送して、その転送先のAPから無線端末へそのユーザデータを送信させうる。
なお、無線端末は、無線LANの接続に障害が生じた場合に、障害が生じた理由を示す情報と共に、切り替え先の候補となるAPを特定する情報(BSSIDなど)をeNBへ送信してもよい。このとき、例えば複数のAPが1つのWTに接続している場合、無線端末は自律的に他のAPへと接続先のAPを切り替えてもよい。この場合、無線端末は、切り替えた後に、切り替え先のAPを特定する情報をeNBへと通知してもよい。この場合、eNBは、受信した通知に応じて、自身が送信するユーザデータを無線端末へ送信するための処理を実行するように、切り替え先のAPへと指示しうる。このとき、eNBは、無線端末を特定する情報をAPへと送信しうる。
また、eNBは、無線端末が接続先のAPを切り替える場合、既にAPへ転送したユーザデータを切り替え先のAPへと転送するための制御を行いうる。例えば、eNBは、接続の切り替え前のAPに対して、無線端末へ送信できていないユーザデータを、切り替え後のAPへ転送するように指示を送信しうる。ここで、接続の切り替え前のAPと切り替え後のAPとが共に1つのWTに接続している場合、ユーザデータの転送は、その1つのWTを介して、しかしながらeNBを介さずに、行われうる。また、接続の切り替え前のAPが接続しているWTと、切り替え後のAPが接続しているWTとが異なる場合、ユーザデータは、切り替え前のAPからeNBへ転送され、その後、eNBから切り替え後のAPへと転送されうる。さらに、接続の切り替え前のAPが第1のWTに接続しており、切り替え後のAPが第1のWTと異なる第2のWTに接続している場合、ユーザデータは、第1のWTと第2のWTとを接続する回線を介して、かつ、eNBを介さずに、転送されてもよい。一方、eNBは、無線端末が接続先のAPを切り替えずに、無線LANにおける接続を切断する場合は、それまでに無線端末が接続していたAPに対して、無線端末に転送できていないユーザデータを、eNBへ戻すように指示することができる。ここで、無線端末は、例えば、上述のように無線LANの通信機能を停止している場合、又は、切り替え先の適切なAPが存在しない場合などに、無線LANにおける接続を切断しうる。
このような転送処理により、eNBがAPへ転送したユーザデータを保持しておく必要がなくなる。通常、APは、1つのeNBが形成するセル内に多数存在するため、eNBがAPへ転送したユーザデータを無線端末への送信が完了するまで保持すると、そのためにeNBにおいて必要な記憶装置の容量が膨大となり得る。これに対して、上述のような転送処理により、eNBが有する記憶装置の容量を小さく抑えることが可能となる。
以下では、このような処理を行う基地局装置、及び無線端末の構成と、それらが実行する処理の流れについて、詳細に説明する。
(基地局装置及び無線端末のハードウェア構成)
図2に、基地局装置及び無線端末のハードウェア構成例を示す。基地局装置及び無線端末は、一例において、図2に示すようなハードウェア構成を有し、例えば、CPU201、ROM202、RAM203、外部記憶装置204、及び通信装置205を有する。基地局装置及び無線端末では、例えばROM202、RAM203及び外部記憶装置204のいずれかに記録された、上述のような基地局装置及び無線端末の各機能を実現するプログラムがCPU201により実行される。
そして、基地局装置及び無線端末は、例えばCPU201により通信装置205を制御して、基地局装置および無線LANのAPと無線端末との間の通信を行う。また、基地局装置は、例えばCPU201により通信装置205を制御して、基地局装置とAPとの間の通信を行う。なお、図2では、基地局装置及び無線端末は、1つの通信装置205を有するような概略図を示しているが、これに限られない。例えば、基地局装置は、基地局装置とAPとの間の通信用の通信装置及び無線端末との間の通信装置を有してもよい。さらに、無線端末は、例えば、セルラ用の通信装置と無線LAN用の通信装置とを有する。
なお、基地局装置及び無線端末は、各機能を実行する専用のハードウェアを備えてもよいし、一部をハードウェアで実行し、プログラムを動作させるコンピュータでその他の部分を実行してもよい。また、全機能がコンピュータとプログラムにより実行されてもよい。
(基地局装置の機能構成)
図3に、基地局装置(eNB)の機能構成例を示す。上述のように、eNBは例えばLTEの基地局装置であるが、それ以外の無線通信システムにおいて、自身に接続している無線端末の、他の無線通信システムにおける他の装置との接続制御を行うことが可能な任意の通信装置でありうる。eNBは、例えば、その機能構成として、送信部301、受信部302、情報取得部303、及びWLAN接続制御部304を有する。なお、本例では、上述のような、APと無線端末との間の接続制御に関する機能ブロックのみを示しているが、eNBは、通常の基地局装置としての機能を当然に有する。
送信部301は、無線端末へ無線信号を送信し、受信部302は、無線端末からの無線信号を受信する。ここで、基地局装置から無線端末へ送信される無線信号は、例えば、1つの無線端末を対象とした信号、複数の無線端末を対象とした信号、又は全無線端末を対象とした信号を含みうる。一方、無線端末から基地局装置へ送信される無線信号は、その基地局装置へ宛てられた信号である。また、送信部301は、AP(又はeNBとAPとの間に配置されるWT)へ有線又は無線信号を送信し、受信部302は、AP(又はeNBとAPとの間に配置されるWT)から有線又は無線信号を受信する。なお、送信部301及び受信部302は、それぞれ1つの機能部によって無線端末及びAPへ信号を送信し、これらから信号を受信するように説明したが、無線端末用の送信部及び受信部と、AP用の送信部及び受信部は別個に存在しうる。
情報取得部303は、無線端末と無線LANのAPとの接続に障害が生じた場合の、その障害が生じた理由に関する情報を取得する。情報取得部303は、例えば、無線端末から、その無線端末のAPとの接続における障害の理由に関する情報を、無線信号によって取得する。ここで取得される情報は、上述のように、例えば、無線LANによる接続の障害が、無線端末の無線LANの通信機能が停止されていることによるものであるか否かの情報を含みうる。また、この情報は、それまでの接続先のAPを特定するための情報(例えばBSSID)を含みうる。さらに、障害の理由が無線LANの通信機能が停止されていることではないことをこの情報が示し、無線端末の接続先のAPが切り替えられる場合、その情報には、接続の切り替え先のAPを特定する情報が含まれうる。WLAN接続制御部304は、無線端末の無線LANによる接続制御を行う。なお、この接続制御は、例えば、無線端末の接続先のAPを切り替える場合には、APから無線端末へ送信されていないユーザデータの、接続切り替え先のAPへの転送制御を含みうる。
(無線端末の構成)
図4に、無線端末の機能構成例を示す。上述のように、無線端末は、例えばLTE及び無線LANと同時並行的に通信可能な通信装置であるが、それ以外の無線通信システムの制御の下で、さらに他の無線通信システムにおける他の装置との通信を行うことができる任意の通信装置でありうる。無線端末は、例えば、その機能構成として、送信部401、受信部402、通信機能監視部403、及び情報通知部404を有する。なお、本例では、上述のような、APと無線端末との間の接続制御に関する機能ブロックのみを示しているが、無線端末は、通常の無線端末としての機能を当然に有する。
送信部401は、eNB及びAPへ無線信号を送信し、受信部402は、eNB及びAPからの無線信号を受信する。また、送信部401は、なお、無線端末は、eNBとの通信用と、APとの通信用とで、別個の送信部401及び受信部402を有していてもよい。送信部401及び受信部402は、eNBからの指示に応じて、LTEによる通信に加えて無線LANによる通信を行い、又は、その通信を終了する。なお、送信部401及び受信部402は、eNBとのLTEによる通信機能部分と、APとの無線LANによる通信機能部分とを有する。そして、無線端末は、LTEの通信機能と無線LANの通信機能とを、個別に独立して停止することができる。
通信機能監視部403は、送信部401及び受信部402を監視し、例えば、無線LANによる通信に障害が生じた場合に、無線LANによる通信機能が停止しているかを判定する。なお、通信機能監視部403は、無線LANによる通信機能が停止していないと判定した場合、送信部401及び受信部402が、eNBによる指示を受信せずに、それまで接続していたAPと異なるAPに接続したか(又は接続を試行しているか)を判定しうる。そして、送信部401及び受信部402が異なるAPに接続した場合、そのAPを特定する。
情報通知部404は、無線LANによる通信に障害が生じた場合に、通信機能監視部403による、無線LANによる通信機能が停止しているかの判定の結果を参照して、eNBへ通知すべき情報を生成する。すなわち、情報通知部404は、無線LANによる通信に障害が生じた場合に、その障害の理由が、無線端末における無線LANの通信機能の停止であるかを示す情報を生成する。情報通知部404は、生成した情報を、送信部401に送信させる。なお、情報通知部404は、無線LANによる通信に障害が生じた場合に、その障害の理由が無線端末における無線LANの通信機能の停止でない場合で、eNBの指示によらず接続先のAPが変更された場合、そのAPを特定する情報をeNBへ通知しうる。
以上のようにして、eNBは、無線端末とAPとの間での接続に障害が生じた場合に、その障害が生じた理由が、無線端末の無線LANの通信機能が停止されたことであるか否かの情報を取得して、無線端末の無線LANによる接続を制御する。これにより、無線端末の無線LANの通信機能が停止されているにも関わらず、eNBが無線端末に他のAPとの接続を試行させ続けることを防ぐことが可能となる。また、無線端末の無線LANの通信機能が停止されていないにも関わらず、eNBが、不必要に、無線端末に無線LANによる接続を切断させることを防ぐことが可能となる。
(処理の流れ)
続いて、本実施形態の無線通信システムで実行される処理の流れについて図5を用いて説明する。本例では、初期的に、無線端末が、eNBとAP1と接続しているものとする。その後、無線端末とAP1との間の通信に障害が生じたものとする(S501)。すると、無線端末は、その障害の理由を示す報告をeNBへと送信する(S502)。ここで、無線端末は、この時点では無線LANの通信機能が停止されていないものとすると、この報告には、無線端末における無線LANの通信機能の停止以外の理由が、通信障害の理由として含まれる。なお、このとき、無線端末は、自身の近傍にAP2が存在することを検出することができたものとすると、この報告に、接続切り替え先の候補として、AP2を特定する情報を含めることができる。eNBは、その報告を取得すると、通信障害の理由が、無線端末における無線LANの通信機能の停止であるか否かを判定する(S503)。
この場合は、無線端末は、AP1との接続を、AP2との接続へ切り替えることができるため、eNBは、接続先のAPの変更指示を無線端末へ通知する(S504)。なお、図5では、この変更指示及び以下の通信制御メッセージが、RRCメッセージである場合を示しているが、これに限られず、RRCメッセージ以外のメッセージが用いられてもよい。また、eNBは、それまでの接続先であるAP1に対して、無線端末の無線LANによる接続先が、AP2へと切り替えられることを通知する(S505)。このとき、eNBは、接続の切り替え先のAP2へ、未送信のユーザデータを転送するように、AP1に対して指示することができる。なお、この転送処理については後述する。また、eNBは、AP2に対して、接続すべき相手装置の情報として、無線端末の情報を通知する(S506)。その後、無線端末とAP2との間の接続が確立される(S507)。無線端末は、AP2との無線LANの接続を確立すると、接続が確立されたことを示すメッセージをeNBへと送信する(S508)。
その後、無線端末は、無線LANの通信機能を停止したものとする(S509)。無線端末が無線LANの通信機能を停止すると、無線端末がその時点で確立していたAP2との無線LANの通信において、障害が発生する(S510)。無線端末は、この場合も、無線LANの通信に障害が発生したこと、そして、その障害の発生理由が無線端末の無線LAN通信機能の停止であることを、eNBへ通知する(S511)。そして、eNBは、その報告を取得すると、通信障害の理由が、無線端末における無線LANの通信機能の停止であるか否かを判定する(S512)。この場合、eNBは、通信障害の理由が無線端末における無線LANの通信機能の停止であるため、無線端末に対して、無線LANによる接続を中止するように指示する(S513)。eNBは、同様に、AP2にも無線LANによる無線端末との間の通信を中止させる(S514)。なお、このとき、eNBは、無線端末に対して未送信のユーザデータを、eNBへ戻すように、AP2に対して指示することができる。この処理については後述する。その後、無線端末は、無線LANによる接続の切断完了報告をeNBへと送信する(S515)。
次に、無線端末が自律的に接続先のAPを切り替える処理について図6を用いて説明する。本例では、初期的に、無線端末が、eNBとAP1と接続しているものとする。その後、無線端末とAP1との間の通信に障害が生じたものとする(S601)。すると、無線端末は、自身の周囲に存在する、現在の接続先のAP1と異なるAP2に接続する(S602)。なお、このとき、無線端末は、事前にeNBから通知されていたAP1を含む複数のAPに、AP2が含まれている場合に、自律的に接続先をAP2へと切り替えるように設定されていてもよい。この場合、eNBが通知したAPのグループに含まれないAPが無線端末の近傍に存在したとしても、無線端末は、そのAPとは接続しないようにすることができる。なお、eNBが通知するAPのグループは、同一のWTに接続しているAPでありうる。
無線端末は、接続先を切り替えると、その切り替え後の接続先であるAP2を特定する情報を含む、無線LANの接続の障害報告をeNBへと送信する(S603)。eNBは、報告を受信すると、その報告に基づいて、無線端末の切り替え後の接続先を特定する(S604)。そして、この場合、無線端末は既にAP2との接続状態となっているため、eNBは、例えば、無線端末に対する接続先の切り替え指示を送信せずに、AP2に対して、eNBが転送したユーザデータの無線端末への転送指示を送信しうる。また、eNBは、無線端末の無線LANにおける切り替え前の接続先であったAP1に対して、切り替え後の接続先であるAP2に対して、未送信のユーザデータの転送指示などの、制御情報を送信しうる(S605)。
無線端末は、eNBの制御下で無線LANの接続を確立している場合、eNBの指示によらずにその切断を自発的に判定することが許されない場合がある。上述のような処理によれば、eNBは、無線端末が無線LANによる通信機能を停止しており、無線LANによる通信を行うことができないにもかかわらず、その接続が確立するのを待ち続けることを防ぐことができる。また、eNBは、報告に応じて無線LANによる接続の切断を早期に判断することができるようになるため、APへ転送したものの無線端末へ送信されていないユーザデータを早期に回収して、無線端末へと送信することが可能となる。
続いて、eNBが無線端末の無線LANの接続制御を行った場合の、AP間又はAPと基地局との間のユーザデータ転送処理の流れについて、図7(b)〜図10(b)を用いて説明する。また、図7(b)〜図10(b)の処理が行われるときの、eNB、AP、及びWTの接続関係を示すネットワーク構成例を図7(a)〜図10(a)にそれぞれ示す。ここで、WTは、上述のように、eNBとAPとの間に配置され、LTEと無線LANとのインタフェースとしての役割を果たす、例えばネットワークノードであり、無線端末ではないことに留意されたい。また、図7(b)〜図10(b)では、無線端末が接続先のAPを切り替えた場合又は無線LANによる接続を切断した場合の処理について説明するが、データ転送処理は、主として無線端末が関与せずに行われるため、無線端末については示していない。
図7(b)は、無線端末とAPとの間の無線LANの接続が切断される場合に、APが無線端末へ送信できていないユーザデータをeNBへと転送する処理の流れを示している。eNBは、まず、APへ、データ転送指示を送信する(S701)。なお、データ転送指示は、例えば、無線端末との間の接続の切断指示と共に送信されうる。ここで、eNBは、一例において、ユーザプレーンのデータについてはWTを介してAPとの間で送受信を行うが、データ転送指示などの制御プレーンについてはWTを介さずにAPとの間で送受信できるものとする。APは、データ転送指示を受信すると、WTを介して、未送信のユーザデータをeNBへと送信する(S702)。WTは、eNBから自身に接続されているAPのいずれかに対して転送された、無線端末へ転送するためのユーザデータを保持しておいてもよい。この場合、APと無線端末との間の無線LANの接続が切断されても、WTは、APにおける未送信ユーザデータを保持していることとなる。このため、eNBは、APではなくWTに対して、保持しているユーザデータをeNBへ戻すように指示を送信してもよい。なお、この場合、S702において、APの未送信ユーザデータがWTへ転送されなくてもよいが、どのユーザデータが未送信であるかがAPからWTへ通知されうる。そして、WTは、保持しているユーザデータから、未送信であることが通知されたユーザデータを抽出して、eNBへと送信することができる。これにより、無線端末における無線LANの接続が切断された場合に、無線LANによって無線端末に送信される予定だったユーザデータを、eNBを介して確実に無線端末に送信することができるようになる。
図8(b)は、無線端末の無線LANによる通信に係る接続先がAP1からAP2へと切り替えられる場合のユーザデータ転送処理の例を示す図である。ここで、図8(b)の処理は、図8(a)のように、AP1とAP2とが、同一のWTに接続されている場合の処理を示している。本処理では、eNBがAP1に対してデータ転送指示を送信する(S801)と、AP1は、WTを介してユーザデータをAP2へと送信する(S802、S803)。本例では、WTが、S801のデータ転送指示を取得すると共にAP1へと転送し、取得したデータ転送指示に応じてAP1から未送信のユーザデータを取得して、AP2へそのユーザデータを転送しうる。WTは、eNBから自身に接続されているAPのいずれかに対して転送された、無線端末へ転送するためのユーザデータを保持しておいてもよい。この場合、AP1と無線端末との間の無線LANの接続が切断されても、WTは、AP1における未送信ユーザデータを保持していることとなる。このため、eNBは、AP1ではなくWTに対して、保持しているユーザデータをAP2へ転送するように指示を送信してもよい。なお、この場合、S802において、AP1の未送信ユーザデータがWTへ転送されなくてもよいが、どのユーザデータが未送信であるかがAP1からWTへ通知されうる。そして、WTは、保持しているユーザデータから、未送信であることが通知されたユーザデータを抽出して、AP2へと送信することができる。これにより、eNBを介さずにユーザデータが転送されることとなるため、eNBにおける処理負荷を低減することが可能となる。
図9(b)も、無線端末の無線LANによる通信に係る接続先がAP1からAP2へと切り替えられる場合のユーザデータ転送処理の例を示す図である。ここで、図9(b)の処理は、図9(a)のように、AP1とAP2とが、異なるWT(WT1、WT2)に接続されており、WT1とWT2とが接続される回線が存在する場合の処理を示している。本処理では、eNBがAP1に対してデータ転送指示を送信する(S901)と、AP1は、ユーザデータをWT1へ送信し(S902)、WT1は、WT2へと、eNBを介さずにそのユーザデータを転送する(S903)。そして、WT2は、転送されてきたユーザデータをAP2へと送信する(S904)。ここでも、WT1が、S901のデータ転送指示を取得すると共にAP1へと転送し、取得したデータ転送指示に応じて、AP1から未送信のユーザデータを取得して、WT2へそのユーザデータを転送しうる。WT1は、eNBから自身に接続されているAPのいずれかに対して転送された、無線端末へ転送するためのユーザデータを保持しておいてもよい。この場合、AP1と無線端末との間の無線LANの接続が切断されても、WT1は、AP1における未送信ユーザデータを保持していることとなる。このため、eNBは、AP1ではなくWT1に対して、保持しているユーザデータを、WT2を介してAP2へと転送するように指示を送信してもよい。なお、この場合、S902において、AP1の未送信ユーザデータがWT1へ転送されなくてもよいが、どのユーザデータが未送信であるかがAP1からWT1へ通知されうる。そして、WT1は、保持しているユーザデータから、未送信であることが通知されたユーザデータを抽出して、WT2へと送信することができる。これにより、eNBを介さずにユーザデータが転送されることとなるため、eNBにおける処理負荷を低減することが可能となる。
図10(b)も、無線端末の無線LANによる通信に係る接続先がAP1からAP2へと切り替えられる場合のユーザデータ転送処理の例を示す図である。ここで、図10(b)の処理は、図10(a)のように、AP1とAP2とが、異なるWT(WT1、WT2)に接続されているが、WT1とWT2とが接続される回線が存在しない場合の処理を示している。本処理では、eNBがAP1に対してデータ転送指示を送信する(S1001)と、AP1は、ユーザデータをWT1へ送信し(S1002)、WT1は、受信したユーザデータをeNBへと送信する(S1003)。そして、eNBは、受信したユーザデータを、WT2へと転送し(S1004)、WT2は、転送されてきたユーザデータをAP2へと送信する(S1005)。ここでも、WT1が、S1001のデータ転送指示を取得すると共にAP1へと転送し、取得したデータ転送指示に応じて、AP1から未送信のユーザデータを取得して、eNBへそのユーザデータを転送しうる。WT1は、eNBから自身に接続されているAPのいずれかに対して転送された、無線端末へ転送するためのユーザデータを保持しておいてもよい。この場合、AP1と無線端末との間の無線LANの接続が切断されても、WT1は、AP1における未送信ユーザデータを保持していることとなる。このため、eNBは、AP1ではなく、WT1に対して、保持しているユーザデータを自身に戻すように指示してもよい。なお、この場合、S1002において、AP1の未送信ユーザデータがWT1へ転送されなくてもよいが、どのユーザデータが未送信であるかがAP1からWT1へ通知されうる。そして、WT1は、保持しているユーザデータから、未送信であることが通知されたユーザデータを抽出して、eNBへと送信することができる。これにより、WT1とWT2との間を接続する回線が存在しない場合であっても、ユーザデータを、無線LANの接続の切り替え先のAPを介して確実に無線端末に送信することができるようになる。
以上のように、本実施形態では、無線端末が第1のシステム(例えばLTE)による制御の下で第2のシステム(例えば無線LAN)における通信を行っている際に第2のシステムの接続の障害が発生した場合、第1のシステムの基地局は障害の理由を取得する。これにより、第1のシステムの基地局は、その後、無線端末に、第2のシステムにおける通信を継続させるか否かなどの接続制御を適切に行うことが可能となる。
なお、上述のeNBは、何らかの制御装置に置き換えられてもよい。すなわち、eNBは、無線LAN(第2のシステム)側の接続制御を、無線LANにおける障害発生理由に応じて適切に実行可能な装置であれば、基地局装置である必要はない。同様に、上述の各用語は、説明のために用いられているものであり、本発明の範囲を、LTEと無線LANとの同時通信に係る処理に限定することは意図されていない。

Claims (14)

  1. 基地局装置と、第1のシステムにおいて前記基地局装置と接続すると共に第2のシステムにおいて他の装置と接続することができる端末と、を含む無線通信システムにおける、前記基地局装置であって、
    前記端末と前記他の装置との間の前記第2のシステムにおける接続に障害が生じた場合に、当該障害が、前記端末における前記第2のシステムにおける通信機能の停止によるものであるかを示す第1の情報を含んだ障害発生理由に関する情報を取得する取得手段と、
    前記第1の情報が前記端末における前記第2のシステムにおける通信機能の停止により前記障害が生じていることを示す場合には前記障害発生理由に関する情報のうち前記第1の情報と異なる第2の情報を考慮しないで前記端末の前記第2のシステムにおける接続に関する第1の接続制御を実行し、前記第1の情報が前記端末における前記第2のシステムにおける通信機能の停止によらずに前記障害が生じていることを示す場合には前記障害発生理由に関する情報のうち前記第2の情報に基づいて前記端末の前記第2のシステムにおける接続に関する第2の接続制御を実行する制御手段と、
    を有することを特徴とする基地局装置。
  2. 前記制御手段は、前記端末における前記第2のシステムにおける通信機能の停止によって前記障害が生じたことを前記情報が示す場合、前記第1の接続制御として、前記他の装置および前記端末に対して、当該第2のシステムにおける接続を切断するように指示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  3. 前記取得手段は、前記端末における前記第2のシステムにおける通信機能の停止ではない理由によって前記障害が生じた場合であって、当該端末が前記他の装置と異なる第2の他の装置へ、前記第2のシステムにおける接続先の装置を切り替える場合に、前記第2の情報として、当該第2の他の装置に関する情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の基地局装置。
  4. 前記取得手段は、前記第2の情報として、前記他の装置に関する情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の基地局装置。
  5. 前記制御手段は、前記端末における前記第2のシステムにおける通信機能の停止ではない理由によって前記障害が生じたことを前記情報が示す場合であって、当該端末が前記他の装置と異なる第2の他の装置へ、前記第2のシステムにおける接続先の装置を切り替える場合に、前記他の装置から前記第2の他の装置へ、前記端末へ送信するためのデータを転送させる、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の基地局装置。
  6. 前記制御手段は、前記端末における前記第2のシステムにおける通信機能の停止ではない理由によって前記障害が生じたことを前記情報が示す場合であって、前記他の装置と前記第2の他の装置とが、前記第1のシステムと前記第2のシステムとの間に配置される1つの装置に接続されている場合、当該1つの装置を介して、かつ、前記基地局装置を介さずに、前記データを前記他の装置から前記第2の他の装置へ転送するように、前記他の装置に指示する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の基地局装置。
  7. 前記制御手段は、前記端末における前記第2のシステムにおける通信機能の停止ではない理由によって前記障害が生じたことを前記情報が示す場合であって、前記他の装置が接続している前記第1のシステムと前記第2のシステムとの間に配置される1つの装置に前記第2の他の装置が接続していない場合、前記基地局装置を介して前記データを転送するように、前記他の装置に指示する、
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の基地局装置。
  8. 前記制御手段は、前記端末における前記第2のシステムにおける通信機能の停止ではない理由によって前記障害が生じたことを前記情報が示す場合であって、前記他の装置が前記第1のシステムと前記第2のシステムとの間に配置される第1の装置に接続されており、かつ、前記第2の他の装置が、前記第1のシステムと前記第2のシステムとの間に配置される前記第1の装置と異なる第2の装置に接続されている場合、前記基地局装置を介さずに、前記第1の装置と前記第2の装置とを接続する回線を介して前記データを転送するように、前記他の装置に指示する、
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の基地局装置。
  9. 前記制御手段は、前記端末における前記第2のシステムにおける通信機能の停止によって前記障害が生じたことを前記情報が示す場合、又は、前記端末における前記第2のシステムにおける通信機能の停止ではない理由によって前記障害が生じたことを前記情報が示す場合であって当該端末が前記第2のシステムにおける接続先の装置の切り替えを行わない場合、前記端末へ送信するためのデータを前記基地局装置へ転送するように、前記他の装置に指示する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の基地局装置。
  10. 基地局装置と、第1のシステムにおいて前記基地局装置と接続すると共に第2のシステムにおいて他の装置と接続することができる通信装置と、を含む無線通信システムにおける、前記通信装置であって、
    前記通信装置と前記他の装置との間の前記第2のシステムにおける接続に障害が生じた場合に、当該障害が、前記通信装置における前記第2のシステムにおける通信機能の停止によるものであるかを示す第1の情報を含んだ障害発生理由に関する情報を前記基地局装置へ通知する通知手段を有し、
    前記基地局装置は、前記第1の情報が前記通信装置における前記第2のシステムにおける通信機能の停止により前記障害が生じていることを示す場合には前記障害発生理由に関する情報のうち前記第1の情報と異なる第2の情報を考慮しないで前記通信装置の前記第2のシステムにおける接続に関する第1の接続制御を実行し、前記第1の情報が前記通信装置における前記第2のシステムにおける通信機能の停止によらずに前記障害が生じていることを示す場合には前記障害発生理由に関する情報のうち前記第2の情報に基づいて前記通信装置の前記第2のシステムにおける接続に関する第2の接続制御を実行する
    ことを特徴とする通信装置。
  11. 基地局装置と、第1のシステムにおいて前記基地局装置と接続すると共に第2のシステムにおいて他の装置と接続することができる端末と、を含む無線通信システムにおける、前記基地局装置によって実行される制御方法であって、
    記端末と前記他の装置との間の前記第2のシステムにおける接続に障害が生じた場合に、当該障害が、前記端末における前記第2のシステムにおける通信機能の停止によるものであるかを示す第1の情報を含んだ障害発生理由に関する情報を取得する取得工程と、
    前記第1の情報が前記端末における前記第2のシステムにおける通信機能の停止により前記障害が生じていることを示す場合には前記障害発生理由に関する情報のうち前記第1の情報と異なる第2の情報を考慮しないで前記端末の前記第2のシステムにおける接続に関する第1の接続制御を実行し、前記第1の情報が前記端末における前記第2のシステムにおける通信機能の停止によらずに前記障害が生じていることを示す場合には前記障害発生理由に関する情報のうち前記第2の情報に基づいて前記端末の前記第2のシステムにおける接続に関する第2の接続制御を実行する制御工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  12. 基地局装置と、第1のシステムにおいて前記基地局装置と接続すると共に第2のシステムにおいて他の装置と接続することができる通信装置と、を含む無線通信システムにおける、前記通信装置によって実行される制御方法であって、
    記通信装置と前記他の装置との間の前記第2のシステムにおける接続に障害が生じた場合に、当該障害が、前記通信装置における前記第2のシステムにおける通信機能の停止によるものであるかを示す第1の情報を含んだ障害発生理由に関する情報を前記基地局装置へ通知する通知工程を有し、
    前記基地局装置は、前記第1の情報が前記通信装置における前記第2のシステムにおける通信機能の停止により前記障害が生じていることを示す場合には前記障害発生理由に関する情報のうち前記第1の情報と異なる第2の情報を考慮しないで前記通信装置の前記第2のシステムにおける接続に関する第1の接続制御を実行し、前記第1の情報が前記通信装置における前記第2のシステムにおける通信機能の停止によらずに前記障害が生じていることを示す場合には前記障害発生理由に関する情報のうち前記第2の情報に基づいて前記通信装置の前記第2のシステムにおける接続に関する第2の接続制御を実行する、
    ことを特徴とする制御方法。
  13. 基地局装置と、第1のシステムにおいて前記基地局装置と接続すると共に第2のシステムにおいて他の装置と接続することができる端末と、を含む無線通信システムにおける、前記基地局装置に備えられたコンピュータに、
    前記端末と前記他の装置との間の前記第2のシステムにおける接続に障害が生じた場合に、当該障害が、前記端末における前記第2のシステムにおける通信機能の停止によるものであるかを示す第1の情報を含んだ障害発生理由に関する情報を取得する取得工程と、
    前記第1の情報が前記端末における前記第2のシステムにおける通信機能の停止により前記障害が生じていることを示す場合には前記障害発生理由に関する情報のうち前記第1の情報と異なる第2の情報を考慮しないで前記端末の前記第2のシステムにおける接続に関する第1の接続制御を実行し、前記第1の情報が前記端末における前記第2のシステムにおける通信機能の停止によらずに前記障害が生じていることを示す場合には前記障害発生理由に関する情報のうち前記第2の情報に基づいて前記端末の前記第2のシステムにおける接続に関する第2の接続制御を実行する制御工程と、
    を実行させるためのプログラム。
  14. 基地局装置と、第1のシステムにおいて前記基地局装置と接続すると共に第2のシステムにおいて他の装置と接続することができる通信装置と、を含む無線通信システムにおける、前記通信装置に備えられたコンピュータに、
    前記通信装置と前記他の装置との間の前記第2のシステムにおける接続に障害が生じた場合に、当該障害が、前記通信装置における前記第2のシステムにおける通信機能の停止によるものであるかを示す第1の情報を含んだ障害発生理由に関する情報を前記基地局装置へ通知する通知工程を実行させるためのプログラムであって、
    前記基地局装置は、前記第1の情報が前記通信装置における前記第2のシステムにおける通信機能の停止により前記障害が生じていることを示す場合には前記障害発生理由に関する情報のうち前記第1の情報と異なる第2の情報を考慮しないで前記通信装置の前記第2のシステムにおける接続に関する第1の接続制御を実行し、前記第1の情報が前記通信装置における前記第2のシステムにおける通信機能の停止によらずに前記障害が生じていることを示す場合には前記障害発生理由に関する情報のうち前記第2の情報に基づいて前記通信装置の前記第2のシステムにおける接続に関する第2の接続制御を実行する、
    ことを特徴とするプログラム。
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