JP6527278B2 - 吊り金具装置の組立方法 - Google Patents
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Description
このような自動ドアは、ガイドレールから戸車が脱輪しないようにすることが重要である。そこで、特許文献1には、ハンガローラ(戸車)が上方に移動することによってガイドレールから脱輪することをガイドレールの下部に当接することによって阻止するため、上下方向でガイドレールと底板部との間に位置するように立設板部に螺設した一対の脱輪防止部材を備えた吊り金具装置が記載されている。
本発明の実施例に係る吊り金具装置1は、自動ドア100の扉110の上部が固定される板状の底板部11、および、底板部11に直交する方向に立設し、かつ、扉110のスライド移動をガイドするガイドレール120上に転動する戸車21を回転可能に取り付けた板状の立設板部を含む吊り金具本体10と、戸車21が上方に移動することによってガイドレール120から脱輪することをガイドレール120の下部121aに当接することによって阻止するため、上下方向でガイドレール120と底板部11との間に位置するように立設板部12に螺設した一対の脱輪防止部材30、30と、を有する。
この立設板部12は、一対の第1位置調整孔(第1調整部)12a、12aと、一対の第2位置調整孔12b、12bと、連結部13と、を備える。
また、連結部13の略中央には、連結孔13aが形成されている。連結孔13aは連結ボルト15を螺合可能に形成されている。
各戸車21は、ローラ本体22と、軸部23と、を備える。ローラ本体22は、耐摩耗性を有する合成樹脂材料によって形成されている。また、ローラ本体22は、円弧状に凹む溝部22aと、テーパ部22bとを備える。溝部22aは、ローラ本体22の全周に渡って形成されている。
また、溝部22aは、脱輪防止および耐摩耗性等の観点から、ガイドレール120におけるレール本体121の隆起形状に合わせてレール本体121と溝部22aとが当接するように形成されている。テーパ部22bは、溝部22aにおける両側の周縁に、全周に渡って形成されている。
二対の曲面部40c、40cのそれぞれは、長径部40a、40aから短径部40b、40bに向かってなだらかな曲面を構成するように形成されている。
図8は、吊り金具装置1を扉110に固定する手順を説明するための説明図である。図9は、扉110に固定した吊り金具装置1の戸車21をガイドレール120に載せる手順を説明するための説明図である。図10は、脱輪防止部材30の当接部40を短径方向が上下方向となるように向きを調整した状態の吊り金具装置1の正面図および背面図の一部を示すとともに、ガイドレール120を仮想線で示す説明図である。図11は、脱輪防止部材30を回転中心に対して右側に位置する長径部40aが左側に位置する長径部40aに比して上方に傾けた状態になるように調整する手順を説明するための説明図である。
このとき、一対の第2位置調整孔12b、12bは、扉110の建付時に調整ができるように、立設板部12における上下方向に長い長孔状に形成されている。そのため、ここでは、戸車部20は、適当な位置(例えば、最上部)に仮止めしておく。
このとき、一対の第1位置調整孔12a、12aは、扉110の建付時に調整ができるように、立設板部12における上下方向に長い長孔状に形成されている。そのため、ここでは、各脱輪防止部材30、30は、適当な位置(例えば、最下部)に仮止めしておく。
また、このとき、各脱輪防止部材30、30は、図3に示すように、短径方向が上下方向となるように当接部40の向きを調整しておくと、金具固定ボルト14の底板部11から突出した部分より上方向に当接部40がはみ出すことを防ぎ、金具固定ボルト14と、ガイドレール120との間のスペースを有効的に利用してローラ本体22と、立設板部12に螺設した一対の脱輪防止部材30、30の当接部40との間にレール本体121が位置することができる。
このとき、一対の挿通孔11a、11aは、底板部11の短手方向に長い長孔状に形成されている。そのため、吊り金具本体10は、扉110の上面110aに対して短手方向における適当な位置に取り付けることができる。
また、このとき、ローラ本体22と、立設板部12に螺設した一対の脱輪防止部材30、30の当接部40との間にレール本体121が位置するようにしている。ここで、各脱輪防止部材30、30が短径方向の幅寸法を固定部材としての金具固定ボルト14の底板部から突出した部分の上下方向の幅寸法以下に調整し、しかも、当接部40が上下方向で底板部11の近傍になるように配置しているため、図10に示すように、短径方向が上下方向となるように当接部40の向きを調整しておくことによって、金具固定ボルト14の底板部11から突出した部分より上方に当接部40がはみ出すことを防ぎ、金具固定ボルト14と、ガイドレール120との間のスペースを有効的に利用してローラ本体22と、立設板部12に螺設した一対の脱輪防止部材30、30の当接部40との間にレール本体121が位置することができる。
ここで、ガイドレール120の上に一対の戸車21、21を載せることによって、一対の脱輪防止部材30、30がガイドレール120の下部121aと底板部11との間に位置されている。
そこで、作業者は、各脱輪防止部材30、30が、図11に示すように、一対の長径部40a、40aのうち、回転中心に対して右側に位置する長径部40aが左側に位置する長径部40aに比して上方に傾けた状態になるように各脱輪防止部材30、30を螺設する。
これにより、扉110、あるいは、吊り金具本体10等に上方へ移動させる外力が負荷された場合であっても、脱輪防止部材30の回転調整ボルト50が締結する方向に当接部40が回転するため、脱輪防止部材30の固定が緩まない。
なお、高さ方向における各脱輪防止部材30の位置は、長孔状に形成された第1位置調整孔12aにおける所定の位置(曲面部40cを底板部11に当接させると共に、レール本体121の下部121aと曲面部40cとの間に所定のクリアランス(0.5から1.0mm)を設けた位置)を選択することにより行う。
なお、当接部40が回転軸Aに直交する断面の形状が回転軸Aに対称であるので、当接部40が回転中心を基準として傾いた姿勢に調整され易い。
図12は、脱輪防止部材30の当接部40がガイドレール120の下部121aに当接した際、脱輪防止部材30が立設板部12への固定が緩まないように回転動作することを説明することを説明するための説明図である。
このとき、当接部40は一対の長径部40a、40aのうち、回転中心に対して右側に位置する長径部が左側に位置する長径部に比して上方に傾けた状態にあるため、当接部の右上部に位置する曲面部がガイドレール120の下部121aに当接開始される(図11(a)、(b)参照)。
10 吊り金具本体
11 底板部
11a 挿通孔
12 立設板部
12a 第1位置調整孔
12b 第2位置調整孔
13 連結部
13a 連結孔
14 金具固定ボルト(固定部材)
15 連結ボルト
20 戸車部
21 戸車
22 ローラ本体
22a 溝部
22b テーパ部
23 軸部
24 第1金具部
25 第2金具部
26 第2金具本体部
27a 第1ボルト部
27b 締結ナット
28a 第2ボルト部
28b 締結ナット
29 被連結部
30 脱輪防止部材
40 当接部
40a 長径部
40b 短径部
40c 曲面部
41 当接部本体
42 樹脂部
50 回転調整ボルト部
51 回転調整部(第2調整部)
52 調整ナット
100 自動ドア
110 扉
110a 上面
111 固定穴
120 ガイドレール
121 レール本体
121a 下部
A 回転軸
Claims (1)
- 自動ドアの扉の上部が固定部材によって固定される板状の底板部、および、前記底板部に直交する方向に立設し、かつ、前記扉のスライド移動をガイドするガイドレール上に転動する戸車を回転可能に取り付けた板状の立設板部を含む吊り金具本体と、前記戸車が上方に移動することによって前記ガイドレールから脱輪することを前記ガイドレールの下部に当接することによって阻止するため、上下方向で前記ガイドレールと前記底板部との間に位置するように前記立設板部に螺設した一対の脱輪防止部材と、を有する吊り金具装置
の組立方法において、
回転軸に直交する断面が長径方向に位置する一対の長径部と、断面形状における短径方向に位置する一対の短径部と、前記長径部と前記短径部との間に連続した曲面を形成する曲面部とによって外周面を形成された扁平楕円形状であり、かつ、短径方向の幅寸法を前記固定部材の前記底板部から突出した部分の幅寸法以下に調整した当接部と、基端部が該当接部に連結された回転調整ボルト部とを有する前記脱輪防止部材を高さ方向で前記固定部材より突出しないように短径方向を前記固定部材の高さ方向となる向き、かつ、前記底板部近傍位置に螺設した状態で前記固定部材と前記ガイドレールとの間のスペースを有効的に利用して前記ガイドレール上に前記戸車を載せるスペース有効利用可能戸車載置工程と、
前記スペース有効利用可能戸車載置工程の後に、前記脱輪防止部材が前記ガイドレールの下部に当接した場合に、締結する方向に回転可能な向きに前記脱輪防止部材を前記回転調整ボルト部の先端部に前記長径方向に対応して形成された溝を利用してマイナスドライバーによって回転調整しつつ固定する脱輪防止部材締結可能状態固定工程と、
を含むことを特徴とする吊り金具装置の組立方法。
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