JP6526148B2 - 温度制御装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、温度制御装置及び方法に関する。
特許文献1に記載されているように、被試験物の耐久性等は、一般的に環境試験室内で試験される。環境試験室は、試験内容に適した高温環境や低温環境を自在に生成できる。精密試験を行う場合等で、環境試験室は、内部温度が高精度に制御される。
特開2006−208328号公報
環境試験室内温度を制御する装置として、次の第1及び第2参考装置101,201が考えられる(参考装置101,201は、参考技術であって従来技術でない)。詳しくは、図5に概略構成を示す第1参考装置101は、温度センサ(TE)102、温度指示調節計(TIC)112、電力調整器(SCR)117、及びヒータ(EH)104を備える。
温度センサ102は、環境試験室120内に設置され、ヒータ104は、空調機130内に内蔵される。第1参考装置101では、温度指示調節計112が、温度センサ102から受けた室温を表す信号に基づいて、ヒータ104に供給する電力を制御する制御信号150を電力調整器117に出力する。そして、電力調整器117が、該制御信号に基づいてヒータ104に供給する電力の制御を実行し、ヒータ104が放出した熱を、空調機130内に配置したファン(図示せず)で空気と共に矢印Bで示す方向に環境試験室120内へ流動させて、環境試験室120の室温を安定させる。第1参考装置101では、ヒータ104が1つしか存在しないので、環境試験室120の室内負荷変動が大きくなると、ヒータ104の容量を大きくする必要がある。したがって、そのような場合、目標温度(設定温度)からの温度ばらつきが該容量に比例して大きくなって、精密な温度制御を行いにくい。
図6に概略構成を示す第2参考装置201は、その問題を改善すべく2つの同じ容量の第1及び第2ヒータ203,204を備える。詳しくは、第2参考装置201は、同一の第1及び第2制御装置250,270を備え、第1制御装置250は、第1温度センサ202、第1温度指示調節計212、第1電力調整器207、及び第1ヒータ203を有し、第2制御装置270は、第2温度センサ222、第2温度指示調節計232、第2電力調整器208、及び第2ヒータ204を有する。
第1及び第2温度センサ202,222は、環境試験室220内の異なる箇所に配置され、第1及び第2ヒータ203,204は、同一の空調機230内に内蔵される。第1制御装置250では、第1温度指示調節計212が、第1温度センサ202から受けた室温を表す信号に基づいて、第1ヒータ203に供給する電力を制御する制御信号を第1電力調整器207に出力する。そして、第1電力調整器207が、該制御信号に基づいて環境試験室220の室温を目標温度に一致させるように第1ヒータ203に供給する電力を制御する。
また、同様に、第2制御装置270では、第2温度指示調節計232が、第2温度センサ222から受けた室温を表す信号に基づいて、第2ヒータ204に供給する電力を制御する制御信号を第2電力調整器208に出力する。そして、第2電力調整器208が、該制御信号に基づいて環境試験室220の室温を目標温度に一致させるように第2ヒータ204に供給する電力を制御する。
そして、第1及び第2ヒータ203,204が放出した熱を、空調機230内に配置したファン(図示せず)で空気と共に矢印Cで示す方向に環境試験室220内へ流動させて、環境試験室220の室温を安定させる。第2参考装置201では、同一の装置である第1及び第2制御装置250,270が互いに独立に温度制御を行うので、各制御装置250,270が有するヒータ203,204の容量を第1参考装置101のヒータ104との比較で半分程度の容量とできる。よって、第2参考装置201は、より精密な温度制御を実現できる可能性がある。
しかし、第2参考装置201は、互いに独立な第1及び第2制御装置250,270を備えて2つの温度センサ202,222を有し、2つの温度センサ202,222が互いに異なる位置に配置される。したがって、例えば、±0.1℃程度の精密な温度制御が要求される場合等で、2つの温度センサ202,222が室温の局所的なばらつきに起因する異なる温度を検出し、一方のヒータ203(又は204)について出力を上げる制御を実行する一方、他方のヒータ204(又は203)について出力を下げる制御を実行する虞がある。そして、このようなヒータ203,204の動作でハンチングが発生して室温が安定せず、求められた精度の温度制御を実行できない虞がある。
そこで、本発明の目的は、高精度の温度制御を実行し易い温度制御装置及び方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る温度制御装置は、温度センサと、第1ヒータと、前記第1ヒータよりも容量が大きい第2ヒータと、前記第1ヒータの出力を調整する第1ヒータ出力調整器と、前記第2ヒータの出力を調整する第2ヒータ出力調整器と、前記温度センサから受けた温度を表す温度信号に基づいて、前記第1ヒータの目標出力を表す第1ヒータ出力信号を前記第1ヒータ出力調整器に出力し、更に、前記第1ヒータの出力が最小出力から一定の第1設定出力だけ高い下限閾値出力以下になっている低出力状態が第1所定時間継続していると判断すると、前記第2ヒータの出力を一定の第2設定出力だけ低くすることを表す第2ヒータ出力減段信号を前記第2ヒータ出力調整器に出力する一方、前記第1ヒータの出力が最大出力から一定の第3設定出力だけ低い上限閾値出力以上になっている高出力状態が第2所定時間継続していると判断すると、前記第2ヒータの出力を一定の第4設定出力だけ高くすることを表す第2ヒータ出力増段信号を前記第2ヒータ出力調整器に出力する制御装置と、を備える。
なお、本明細書では、ヒータの容量を、ヒータを定格電圧(ヒータを使用する際、安定して使用できる電圧の上限)で駆動させたときにヒータから発せられる熱量として定義する。
また、上記第1所定時間と上記第2所定時間は、同一時間でもよく、異なる時間でもよい。また、上記第1設定出力と前記第3設定出力は、同一出力でもよく、異なる出力でもよい。また、上記第2設定出力と前記第4設定出力は、同一出力でもよく、異なる出力でもよい。
本発明によれば、大容量の第2ヒータの出力を一定の設定出力だけ段階的に増大及び減少させることができ、温度測定対象の温度を大雑把に目標温度(設定温度)に近づけることができる。また、温度測定対象の温度が目標温度に近い温度になった状態で、小容量の第1ヒータの出力を温度測定対象の温度が目標温度になるように精度高く調整できる。また、本発明は、温度センサを1つしか必要とせず、互いに独立な複数の温度制御装置を備える構成でないので、ハンチングが起こることがなく、ハンチングに起因して温度が不安定になることもない。よって、高精度の温度制御を実行し易い。
また、本発明において、前記制御装置は、前記温度センサから前記温度信号を受け、前記第1ヒータ出力信号を前記第1ヒータ出力調整器に出力する温度指示調節計と、前記温度指示調節計から受けた前記第1ヒータ出力信号に基づいて、前記低出力状態が前記第1所定時間継続していると判断すると、前記第2ヒータ出力減段信号を前記第2ヒータ出力調整器に出力し、前記高出力状態が前記第2所定時間継続していると判断すると、前記第2ヒータ出力増段信号を前記第2ヒータ出力調整器に出力するシーケンサと、を有してもよい。
上記構成によれば、制御装置を既存の機器を用いて簡単安価に構成できる。
また、本発明において、前記第2設定出力及び前記第4設定出力の夫々は、前記第1ヒータの容量の40%以上60%以下であってもよい。
上記構成によれば、第2ヒータの段階的な出力増減により変動する出力が、第1ヒータの容量の50%程度となるので、第2ヒータの段階的な出力増減の際に、出力変動が過度に大きくなることがなく、温度変動が大きくなることがない。よって、上記出力増減を行った後での小容量の第1ヒータの出力調整を有効に機能させ易く、精密な温度制御を行い易い。
また、本発明において、前記第2ヒータ出力調整器は、前記第2ヒータ出力減段信号を受けると第2ヒータの出力を前記第2設定出力だけ低下するまで徐々に減少させる一方、前記第2ヒータ出力増段信号を受けると第2ヒータの出力を前記第4設定出力だけ増大するまで徐々に増大させ、前記第1所定時間及び前記第2所定時間の間、前記第2ヒータは、略一定の出力を行ってもよい。
上記構成によれば、単位時間あたりの温度変化を小さくでき、温度を精密に制御し易い。
また、本発明において、前記第2ヒータ出力調整器は、前記第2ヒータ出力減段信号を受けると第2ヒータの出力を瞬時に前記第2設定出力減少させ、前記第2ヒータ出力増段信号を受けると第2ヒータの出力を瞬時に前記第4設定出力だけ増大させ、前記第1所定時間及び前記第2所定時間の間、前記第2ヒータは略一定の出力を行ってもよい。
上記構成によれば、段階的な出力の増減を簡易な制御で実現できる。
また、本発明に係る温度制御方法は、第2ヒータよりも容量が小さい第1ヒータの出力が前記第1ヒータの最小出力から一定の第1設定出力だけ高い下限閾値出力以下になっている低出力状態が第1所定時間継続した状態で温度測定対象の温度が目標温度よりも第1所定温度以上である場合に前記第2ヒータの出力を一定の第2設定出力だけ減少させる一方、前記第1ヒータの出力が前記第1ヒータの最大出力から一定の第3設定出力だけ低い上限閾値出力以上になっている高出力状態が第2所定時間継続した状態で前記温度測定対象の温度が前記目標温度よりも第2所定温度以下である場合に前記第2ヒータの出力を一定の第4設定出力だけ増大させる。
上記第1所定温度と上記第2所定温度は、同一温度でもよく、異なる温度でもよい。上記第1所定温度と上記第2所定温度の夫々は、0℃より大きい如何なる温度でもよい。精密な温度制御を行う場合には、上記第1所定温度と上記第2所定温度の夫々は、例えば、0.1℃程度に設定されることができる。
本発明によれば、高精度の温度制御を実行し易い。
また、本発明の温度制御方法おいて、前記第2設定出力及び前記第4設定出力の夫々は、前記第1ヒータの容量の40%以上60%以下であってもよい。
上記構成によれば、大容量の第2ヒータの出力増減を行った後での小容量の第1ヒータの出力調整を有効に機能させ易く、精密な温度制御を行い易い。
本発明に係る温度制御装置及び方法によれば、高精度の温度制御を実行し易い。
本発明の一実施形態に係る温度制御装置の概略構成図である。 上記温度制御装置の第1電力調整器の記憶部(図示せず)内に記憶されているマップの一例を表す図である。 時間と、室内温度、第1ヒータの出力、及び第2ヒータの出力の夫々との関係の一例を表すグラフである。 変形例の温度制御装置における、第1及び第2ヒータの出力と、時間の関係を表すグラフである。 第1参考装置の概略構成図である。 第2参考装置の概略構成図である。
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて新たな実施形態を構築することは当初から想定されている。
図1は、本発明の一実施形態に係る温度制御装置1の概略構成図である。図1に示すように、温度制御装置1は、温度センサ(TE)2、第1ヒータ(第1EH)3、第2ヒータ(第2EH)4、第1出力調整器の一例としての第1電力調整器(第1SCR)7、第2出力調整器の一例としての第2電力調整器(第2SCR)8、及び制御装置10を備え、制御装置10は、温度指示調節計(TIC)12、及びシーケンサ(プログラマブルロジックコントローラ:PLC)14を含む。
温度センサ2は、環境試験室20内に設置され、第1及び第2ヒータ3,4は、空調機30内に内蔵される。第1ヒータ3は、第2ヒータ4よりも小さな容量を有する。また、温度指示調節計12は、温度センサ2からの環境試験室20内の温度(室温)を表す温度信号に基づいて第1電力調整器7をPID制御することで高精度な温度制御を実行する。PID制御では、温度指示調節計12が、設定値(目標値)と現在値の差に比例(Proportional)・積分(Integral)・微分(Derivative)を施した制御信号を出力する。
より詳しくは、温度指示調節計12は、温度センサ2から環境試験室20内の温度(室温)を表す信号を受け、室温と目標温度(設定温度)との偏差を求め、その偏差に応じて4mA以上から20mA以下の電流値を有する制御信号(電流信号)を、第1電力調整器7に出力する。4mA以上から20mA以下の電流信号は、IEC(国際電気標準会議)で使用が規定された伝送電流信号である。また、環境試験室20内のスペースは、温度測定対象の一例である。
温度指示調節計12は、温度センサ2からの信号による室温と目標温度を基に、4mA以上から20mA以下の制御信号(電流信号)50を第1電力調整器7に出力する。温度指示調整計12は、室温が目標温度から高くなるにしたがって、4mA以上から20mA以下で一次関数的に減少する電流値の制御信号50を第1電力調整器7に出力し、室温が目標温度から低くなるにしたがって、4mA以上から20mA以下で一次関数的に増大する電流値の制御信号50を第1電力調整器7に出力する。室温が目標温度に一致していると判断すると、制御信号(電流信号)50を一定にする。この制御信号(電流信号)50は、第1ヒータ3の目標出力を表す第1ヒータ出力信号を構成する。
図2は、第1電力調整器7の記憶部(図示せず)内に記憶されているマップの一例を表す図である。なお、図2に示すマップは、第2ヒータ4の出力が一定で変動しない範囲内で成立する。図2において、縦軸は、第1ヒータ3の容量(最大出力)に対する第1ヒータ3の出力の割合を示し、横軸は、温度センサ2が測定した環境試験室20の温度を示す。また、Tbは目標温度を表す。
図2に示す例では、第1電力調整器7は、温度指示調節計12から中間電流値である12mA((20+4)/2)の制御信号を受けると、第1ヒータ3がその容量の50%の熱量を放出する電力を第1ヒータ3に供給する。また、第1電力調整器7は、温度指示調節計12から受けた制御信号の電流値が12mAから大きくなるにしたがって放出熱量が上記50%の熱量から一次関数的に増大する電力を第1ヒータ3に供給する。また、第1電力調整器7は、温度指示調節計12から受けた制御信号の電流値が12mAから小さくなるにしたがって放出熱量が上記50%の熱量から一次関数的に減少する電力を第1ヒータ3に供給する。温度センサ2の測定温度が下限閾値Ta以下の温度では、第1ヒータ3は最大出力の熱量を放出する。また、温度センサ2の測定温度が上限閾値Tc以上の温度では、第1ヒータ3は出力を停止する。温度TがTa≦T≦Tcの範囲では、第1ヒータ3の出力は、温度が高くなるにしたがって一次関数的に減少し、減少の変化率は一定となっている。
シーケンサ14は、第1ヒータ出力信号を受け、第1ヒータ出力信号に基づいて第2電力調整器8に制御信号を出力する。詳しくは、シーケンサ14は、第1ヒータ出力信号に基づいて、第1ヒータ3の出力が最小出力から一定の第1設定出力だけ高い下限閾値出力以下になっている低出力状態が第1所定時間継続していると判断すると、第2ヒータ4の出力を一定の第2設定出力だけ低くすることを表す第2ヒータ出力減段信号を第2電力調整器8に出力する。また、シーケンサ14は、第1ヒータ出力信号に基づいて、第1ヒータ3の出力が最大出力から一定の第3設定出力だけ低い上限閾値出力以上になっている高出力状態が第2所定時間継続していると判断すると、第2ヒータ4の出力を一定の第4設定出力だけ高くすることを表す第2ヒータ出力増段信号を第2電力調整器8に出力する。
第2電力調整器8は、シーケンサ14から受けた第2ヒータ4の目標出力を表す第2ヒータ出力信号に基づいて第2ヒータ4が該目標出力の熱量を放出する電力を第2ヒータ4に供給する。第2ヒータ出力減段信号は、低出力状態が第1所定時間継続しているときに出力される第2ヒータ出力信号であり、第2ヒータ出力増段信号は、高出力状態が第2所定時間継続しているときに出力される第2ヒータ出力信号である。第1及び第2ヒータ3,4から放出された熱で暖められた空気が、空気機30内に配置された図示しないファンの駆動により矢印Aで示す方向に流動して環境試験室20内に放出される。環境試験室20の室内温度は、この空気の放出によって制御される。
図3は、時間と、室内温度、第1ヒータ3の出力、及び第2ヒータ4の出力の夫々との関係の一例を表すグラフである。
図3に示す例では、時刻taで室内温度が目標温度から上昇し始め、これに対応して第1ヒータ3の出力が徐々に下がっている。そして、時刻tbに第1ヒータ3の出力が最小値(例えば、出力0の状態)となる低出力状態となり、該低出力状態が時刻tcまで持続している。時刻tbから時刻tcまでの期間においては、温度指示調節計12が第1電力調整器7に継続して4mAの制御信号を出力している。また、時刻tbから時刻tcまでの期間においては、第2ヒータ4が略一定の出力を行っている。
なお、低出力状態とは、第1ヒータの出力が最小出力から一定の第1設定出力だけ高い下限閾値出力以下になっている状態のことであり、温度指示調節計12が出力する電流信号の値が、上記下限閾値出力に対応する電流信号の値以下となっている状態のことである。図3に示す例では、第1設定出力が0kWに設定されているが、第1設定出力は、0kWより大きい正の値に設定されてもよい。例えば、第1設定出力は、第1ヒータの最大出力の5%、3%、又は2%等に設定されることができる。温度指示調節計12は、微妙なふらつき(ゆらぎ)を有する電流信号を出力することがある。第1設定出力は、仕様毎に、温度指示調節計の電流信号における最大のふらつき幅よりも僅かに大きい値に対応する出力値に設定されると好ましい。
時刻tbから時刻tcまでの時間は、第1所定時間に一致する。シーケンサ14は、時刻tcに低出力状態が第1所定時間継続したと判断し、第2ヒータ出力減段信号を第2電力調整器8に出力する。第1所定時間は、0時間を含む如何なる時間に設定されてもよく、例えば、2分、1分、30秒、20秒、又は10秒等に設定されてもよい。第2電力調整器8は、第2ヒータ出力減段信号基づいて第2ヒータ4の出力が時刻tcから時刻tdの間に一定の第2設定出力Pだけ徐々に低下するように第2ヒータ4に供給する電力を制御する。第2設定出力Pの大きさに制限はないが、第2設定出力Pは、第1ヒータの容量以下であれば好ましく、第1ヒータの容量の30%〜70%の出力であれば更に好ましく、第1ヒータの容量の40〜60であれば最も好ましい。
室温は、上昇が時刻tdで止まり、時刻tdで下降に転じる。そして、室温は、時刻teになると目標温度に略一致し、更に時間の経過と共に徐々に低下している。第1ヒータ3の出力は、室温が下降に転じる時刻tdから時間の経過と共に徐々に上昇している。そして、時刻tfになると、第1電力調整器7は、温度指示調節計12から20mAの制御信号を受けて、第1ヒータ3が最大出力となる電力を第1ヒータ3に供給する。換言すると、時刻tfに第1ヒータ3の出力が最大値となる高出力状態となり、該高出力状態が時刻tgまで持続している。時刻tfから時刻tgまでの期間においては、温度指示調節計12が第1電力調整器7に継続して20mAの制御信号を出力している。また、時刻tfから時刻tgまでの期間においては、第2ヒータ4が略一定の出力を行っている。
なお、高出力状態とは、第1ヒータの出力が最大出力から一定の第3設定出力だけ低い上限閾値出力以上になっている状態のことであり、温度指示調節計12が出力する電流信号の値が、上記上限閾値出力に対応する電流信号の値以上となっている状態のことである。図3に示す例では、第3設定出力が0kWに設定されているが、第3設定出力は、0kWより大きい正の値に設定されてもよい。例えば、第3設定出力は、第1ヒータの最大出力の5%、3%、又は2%等に設定されることができる。温度指示調節計12は、微妙なふらつき(ゆらぎ)を有する電流信号を出力することがある。第3設定出力は、仕様毎に、温度指示調節計の電流信号における最大のふらつき幅よりも僅かに大きい値に対応する出力値に設定されると好ましい。また、第3設定出力は、第1設定出力と同じ値に設定されてもよく異なる値に設定されてもよい。
時刻tfから時刻tgまでの時間は、第2所定時間に一致する。シーケンサ14は、時刻tgに高出力状態が第2所定時間継続したと判断し、第2ヒータ出力増段信号を第2電力調整器8に出力する。第2所定時間は、0時間を含む如何なる時間に設定されてもよく、例えば、2分、1分、30秒、20秒、又は10秒等に設定されてもよい。第2電力調整器8は、第2ヒータ出力増段信号基づいて第2ヒータ4の出力が時刻tgから時刻thの間に一定の第4設定出力Pだけ徐々に増大するように第2ヒータ4に供給する電力を制御する。
第4設定出力Pの大きさに制限はないが、第4設定出力Pは、第1ヒータ3の容量以下であれば好ましく、第1ヒータ3の容量の30%〜70%の出力であれば更に好ましく、第1ヒータ3の容量の40〜60であれば最も好ましい。なお、図3に示す例では、第2設定出力と第4設定出力が、ともに出力Pであって一致するが、第2設定出力と第4設定出力は、互いに異なる値に設定されてもよい。また、第2所定時間は、第1所定時間と同じ時間に設定されてもよく異なる時間に設定されてもよい。また、第2ヒータ4の出力を第4設定出力だけ増大させるのに要する時間は、第2ヒータ4の出力を第2設定出力だけ減少させるのに要する時間と同じ時間に設定されてもよく異なる時間に設定されてもよい。
時刻thから時刻tiまでの期間においては、温度指示調節計12が第1電力調整器7に継続して20mAの制御信号を出力している。また、時刻thから時刻tiまでの期間においては、第2ヒータ4が略一定の出力を行っている。時刻thから時刻tiまでの時間は、第2所定時間に一致する。シーケンサ14は、時刻tiに高出力状態が第2所定時間継続したと判断し、第2ヒータ出力増段信号を第2電力調整器8に出力する。第2電力調整器8は、第2ヒータ出力増段信号基づいて第2ヒータ4の出力が時刻tiから時刻tjの間に第4設定出力Pだけ徐々に増大するように第2ヒータ4に供給する電力を制御する。時刻tjの後、室温は、徐々に上昇し、時刻tkにおいて略目標温度まで回復している。
図3に示す例では、小容量の第1ヒータ3の出力が第1ヒータ3の最小出力から第1設定出力だけ高い下限閾値出力以下になっている低出力状態が第1所定時間継続した状態で温度測定対象の一例としての室内スペースの温度(室温)が目標温度よりも第1所定温度以上である場合に第2ヒータ4の出力を第2設定出力だけ減少させている。また、第1ヒータ3の出力が第1ヒータ3の最大出力から第3設定出力だけ低い上限閾値出力以上になっている高出力状態が第2所定時間継続した状態で室温が上記目標温度よりも第2所定温度以下である場合に第2ヒータ4の出力を第4設定出力だけ増大させている。上記第1及び第2所定温度の夫々は、精密な温度制御を行う場合には、例えば0.1℃程度の温度に設定できる。しかし、上記第1及び第2所定温度の夫々は、仕様毎に適切に設定されればよく、例えば、10℃、5℃、3℃、2℃、又は0.5℃等に設定できる。なお、上記第1所定温度と上記第2所定温度は、同一温度でもよく、異なる温度でもよい。
上記実施形態によれば、大容量の第2ヒータ4の出力を一定の設定出力だけ段階的に増大及び減少させることができ、室の温度を大雑把に目標温度(設定温度)に近づけることができる。また、室の温度が目標温度に近い温度になった状態で、小容量の第1ヒータ3の出力を室の温度が目標温度になるように精度高く調整できる。また、温度制御装置1は、温度センサ2を1つしか必要とせず、互いに独立な複数の温度制御装置を備える構成でないので、ハンチングが起こることがなく、ハンチングに起因して温度が不安定になることもない。よって、高精度の温度制御を実行し易い。
また、第2ヒータ4において、減段する第2設定出力及び増段する第4設定出力の夫々は、第1ヒータ3の容量の40%以上60%以下としてもよい。
上記構成によれば、第2ヒータ4の段階的な出力増減により変動する出力が、第1ヒータ3の容量の50%程度となるので、第2ヒータ4の段階的な出力増減の際に、出力変動が過度に大きくなることがなく、温度変動が大きくなることがない。よって、上記出力増減を行った後での小容量の第1ヒータ3の出力調整を有効に機能させ易く、精密な温度制御を行い易い。
更には、第2電力調整器8は、第2ヒータ出力減段信号を受けると第2ヒータ4の出力を第2設定出力だけ低下するまで徐々に減少させる一方、第2ヒータ出力増段信号を受けると第2ヒータ4の出力を第4設定出力だけ増大するまで徐々に増大させてもよい。
本構成によれば、単位時間あたりの温度変化を小さくできて、温度を精密に制御し易くて好ましい。
尚、本発明は、上記実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項およびその均等な範囲において種々の改良や変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、第2電力調整器8が、第2ヒータ出力減段信号を受けると第2ヒータ4の出力を一定の第2設定出力だけ低下するまで徐々に減少させる一方、第2ヒータ出力増段信号を受けると第2ヒータ4の出力を一定の第4設定出力だけ増大するまで徐々に増大させる場合について説明した。
しかし、図4、すなわち、変形例の温度制御装置における、第1及び第2ヒータの出力と、時間の関係を表すグラフに示すように、第1ヒータ(第1EH)において、低出力状態が第1所定時間tlの間継続して、第2ヒータ出力調整器が第2ヒータ出力減段信号を受けると第2ヒータ(第2EH)の出力を瞬時に一定の第2設定出力P’だけ減少させてもよい。また、図示はしないが、第1ヒータにおいて、高出力状態が第2所定時間継続して、第2ヒータ出力調整器が第2ヒータ出力増段信号を受けると第2ヒータの出力を瞬時に一定の第4設定出力だけ増大させてもよい。本構成によれば、段階的な出力の増減を簡易な制御で実現できる。
また、制御装置10が、PID制御する場合について説明したが、制御装置は、PID制御以外の制御を行ってもよく、例えば、設定値(目標値)と現在値との差に比例しない制御を行ってもよい。また、温度指示調節計12がIECで規定された4mA以上20mA以下の電流信号を出力する場合について説明したが、温度指示調節計12は、4mA〜20mA以外の直流信号、例えば、0〜10mAの直流信号等を出力してもよく、又は交流電流信号を出力してもよい。また、第1及び第2ヒータ出力調整器が、第1及び第2電力調整器7,8である場合について説明したが、第1及び第2ヒータ出力調整器の少なくとも一方は、第1及び第2ヒータに流れる電流を調整する直流ドライバ等の電流調整器で構成されてもよい。また、制御装置10が、互いに別体の温度指示調節計12とシーケンサ14を含む場合について説明したが、制御装置は、一体のコンピュータで構成されてもよい。また、第1及び第2ヒータ3,4が空調機30内に配置され、第1及び第2ヒータ3,4によって暖められた空気をファンで環境試験室20内に導入する場合について説明した。しかし、第1及び第2ヒータは、室内に直に配置されてもよい。
要は、温度制御装置の制御装置は、温度センサから受けた温度を表す温度信号に基づいて、第1ヒータの目標出力を表す第1ヒータ出力信号を第1ヒータ出力調整器に出力できる構成であればよい。また、温度制御装置の制御装置は、上記温度信号に基づいて、第1ヒータの出力が最小出力から一定の第1設定出力だけ高い下限閾値出力以下になっている低出力状態が第1所定時間継続していると判断すると、第2ヒータの出力を一定の第2設定出力だけ低くすることを表す第2ヒータ出力減段信号を第2ヒータ出力調整器に出力する一方、第1ヒータの出力が最大出力から一定の第3設定出力だけ低い上限閾値出力以上になっている高出力状態が第2所定時間継続していると判断すると、第2ヒータの出力を一定の第4設定出力だけ高くすることを表す第2ヒータ出力増段信号を第2ヒータ出力調整器に出力できる構成であればよい。
また、温度測定対象が、室(スペース)であって、第1及び第2ヒータ3,4で室温を調整する場合について説明したが、温度測定対象は、物であってもよく、第1及び第2ヒータで物の温度を調整してもよい。
1 温度制御装置、 2 温度センサ、 3 第1ヒータ、 4 第2ヒータ、 7 第1電力調整器、 8 第2電力調整器、 10 制御装置、 12 温度指示調節計、 14 シーケンサ、 20 環境試験室、 30 空調機、 50 制御信号。

Claims (7)

  1. 温度センサと、
    第1ヒータと、
    前記第1ヒータよりも容量が大きい第2ヒータと、
    前記第1ヒータの出力を調整する第1ヒータ出力調整器と、
    前記第2ヒータの出力を調整する第2ヒータ出力調整器と、
    前記温度センサから受けた温度を表す温度信号に基づいて、前記第1ヒータの目標出力を表す第1ヒータ出力信号を前記第1ヒータ出力調整器に出力し、更に、前記第1ヒータの出力が最小出力から一定の第1設定出力だけ高い下限閾値出力以下になっている低出力状態が第1所定時間継続していると判断すると、前記第2ヒータの出力を一定の第2設定出力だけ低くすることを表す第2ヒータ出力減段信号を前記第2ヒータ出力調整器に出力する一方、前記第1ヒータの出力が最大出力から一定の第3設定出力だけ低い上限閾値出力以上になっている高出力状態が第2所定時間継続していると判断すると、前記第2ヒータの出力を一定の第4設定出力だけ高くすることを表す第2ヒータ出力増段信号を前記第2ヒータ出力調整器に出力する制御装置と、
    を備える温度制御装置。
  2. 請求項1に記載の温度制御装置において、
    前記制御装置は、
    前記温度センサから前記温度信号を受け、前記第1ヒータ出力信号を前記第1ヒータ出力調整器に出力する温度指示調節計と、
    前記温度指示調節計から受けた前記第1ヒータ出力信号に基づいて、前記低出力状態が前記第1所定時間継続していると判断すると、前記第2ヒータ出力減段信号を前記第2ヒータ出力調整器に出力し、前記高出力状態が前記第2所定時間継続していると判断すると、前記第2ヒータ出力増段信号を前記第2ヒータ出力調整器に出力するシーケンサと、
    を有する温度制御装置。
  3. 請求項1に記載の温度制御装置において、
    前記第2設定出力及び前記第4設定出力の夫々は、前記第1ヒータの容量の40%以上60%以下である、温度制御装置。
  4. 請求項1に記載の温度制御装置において、
    前記第2ヒータ出力調整器は、前記第2ヒータ出力減段信号を受けると第2ヒータの出力を前記第2設定出力だけ低下するまで徐々に減少させる一方、前記第2ヒータ出力増段信号を受けると第2ヒータの出力を前記第4設定出力だけ増大するまで徐々に増大させ、
    前記第1所定時間及び前記第2所定時間の間、前記第2ヒータは、略一定の出力を行っている、温度制御装置。
  5. 請求項1に記載の温度制御装置において、
    前記第2ヒータ出力調整器は、前記第2ヒータ出力減段信号を受けると第2ヒータの出力を瞬時に前記第2設定出力減少させ、前記第2ヒータ出力増段信号を受けると第2ヒータの出力を瞬時に前記第4設定出力だけ増大させ、前記第1所定時間及び前記第2所定時間の間、前記第2ヒータは略一定の出力を行っている、温度制御装置。
  6. 第2ヒータよりも容量が小さい第1ヒータの出力が前記第1ヒータの最小出力から一定の第1設定出力だけ高い下限閾値出力以下になっている低出力状態が第1所定時間継続した状態で温度測定対象の温度が目標温度よりも第1所定温度以上である場合に前記第2ヒータの出力を一定の第2設定出力だけ減少させる一方、前記第1ヒータの出力が前記第1ヒータの最大出力から一定の第3設定出力だけ低い上限閾値出力以上になっている高出力状態が第2所定時間継続した状態で前記温度測定対象の温度が前記目標温度よりも第2所定温度以下である場合に前記第2ヒータの出力を一定の第4設定出力だけ増大させる、温度制御方法。
  7. 請求項6に記載の温度制御方法において、
    前記第2設定出力及び前記第4設定出力の夫々は、前記第1ヒータの容量の40%以上60%以下である、温度制御方法。
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