JP6526063B2 - 毛を切断するための装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザビームを用いて毛を切断するための装置に関する。また、本発明は、毛を切断するための方法、少なくとも1つのプロセッサによって実行される場合にかかる方法を実行させる命令を有するコンピュータプログラムに関する。
毛を切断するために機械的な切断刃を配置する代わりとしてレーザビームを用いることが知られている。レーザビームに曝された毛はそのレーザビームからエネルギーを吸収し、この毛は蒸発又はレーザ誘起光学破壊及び生じる衝撃波のいずれかによって切断される。レーザビームには可動部品が必要無いため、切断要素が摩耗する又は鈍るという課題が排除される。さらに、毛を切断するためにレーザビームを使用すると、皮膚に接触する機械的な刃の鋭い刃先によりもたらされる皮膚炎症を防止する。
毛を切断するための装置であって、
使用中、ユーザの肌の表面に対して配置されるように構成された肌接触面と、
切断領域に延在している毛を切断するために前記肌接触面に対して平行であり、且つ、前記肌接触面から離れている切断領域を横切るように切断レーザビームを方向付けるように構成された光学系と、
切断レーザビームの経路の位置及び/又は向きを示す情報を含む、切断レーザビームの1又は複数の光学特性を示す情報を生成するように構成されたレーザビームセンサと、
レーザビームセンサによって生成された情報に依存して光学系の1又は複数の特徴を調整するとともに、レーザビームセンサによって生成された情報に依存して光学系の1又は複数の特徴を調整するように構成されたコントローラと、を有する装置が、国際公開第95/33600号から知られている。
シェービング性能は、通常、2つの基準−剃りの近さ及び皮膚の炎症によって測定される。切断高さは、皮膚の表面と毛髪が切断される箇所との間の距離である。良い性能のシェーバーでは、切断高さを最小にすべきであり、故に、毛を可能な限り皮膚の近傍で切断することによって残る毛の長さを最小にすべきである。しかしながら、皮膚の近傍にレーザビームを配置すると、レーザ−による熱及びエネルギーが皮膚に入射された場合に皮膚炎症を引き起こす場合がある。皮膚の損傷又は炎症を引き起こすことを避けるため、レーザビームから皮膚を保護する必要がある。さらに、切断領域におけるレーザビームの位置は、機械適応力及び/又は環境ストレスに起因して変化することがあり、これにより、信頼性が低下する。
本発明の目的は、上記の問題を実質的に軽減又は克服する、レーザビームを用いて毛を切断するための装置、及び/又は、毛を切断するための方法を提供することである。
本発明によれば、レーザビームセンサが切断レーザビームと装置上の基準位置との間の距離を示す情報を生成するように構成された、毛を切断するための装置が提供される。
上記構成により、切断レーザビームの1又は複数の光学特性の測定に依存して光学系の動作ひいては装置を制御することが可能である。従って、コントローラは、皮膚の炎症を最小限にし、レーザビームがユーザの肌へ不注意で入射する降下を低減するよう、光学系の特徴を調整することが可能である。
また、上記構成により、レーザビームの経路が、切断レーザビームの位置の測定を可能にするよう、正確に測定されることが可能である。従って、レーザビームの経路を示す、即ち、切断領域における肌に対する位置を示す情報を測定することが可能である。
これは、肌の炎症を最小限にするため、光学系の特徴が変更され得るということを意味する。
さらに、上記装置は、切断領域における肌と基準位置との間の距離を示す情報を生成するように構成された肌センサを有していてもよい。コントローラは、レーザビームセンサ及び肌センサによって生成された情報に依存して光学系の1又は複数の特徴を調整するように構成され得る。
上記構成により、切断レーザビームの下端と切断領域における肌との間の距離を正確に決定することが可能である。従って、切断レーザビームと肌との間の間隙が特定のレベルより下又は上である場合を決定し、光学系の特徴を然るべく調整する事が可能である。
装置上の基準位置は、肌接触面であってもよい。
従って、切断領域における切断レーザビーム及び/又は肌の相対距離を容易に決定することが可能である。
レーザビームセンサは、切断レーザビームの強度を示す情報を生成するように構成されてもよい。
上記構成により、レーザビームの光学経路に沿ってレーザビームの強度における任意の減少を測定することが可能である。従って、任意のオブジェクトが切断レーザビームと当たっているかどうかを決定することが可能である。
コントローラは、レーザビームセンサによって生成された切断レーザビームの強度を示す情報に基づいて切断レーザビームの経路に沿って有機堆積物の存在を検出するように構成されてもよい。
上記構成により、有機堆積物の存在によって切断レーザビームの性能が影響を受ける場合を検出することが可能である。従って、性能を所望のレベルまで修復すべく、切断レーザビームの経路に沿った有機堆積物に依存して光学系の1又は複数の特徴を調整することが可能である。
上記装置は、切断領域における肌の1又は複数の光学特性を示す情報を生成するように構成された肌特性センサを更に有し、コントローラが、レーザビームセンサ及び肌特性センサによって生成された情報に依存して光学系の1又は複数の特徴を調整するように構成される。肌特性センサは、肌タイプを示す情報を生成するように構成されてもよい。
様々な肌タイプが、フィッツパトリック尺度の使用により、色に従って識別され得る。フィッツパトリック尺度では、肌タイプが、明るく青白い白色であるタイプIから、黒くとても暗い茶色乃至黒色であるタイプVIまでの6つのタイプのうちの1つで識別される。
レーザビームを用いて毛を切断するための装置は、固定のレーザパラメータに関し、異なる肌の輪郭を持つユーザの肌上に異なる効果を与えるということが分かっている。例えば、局部水疱形成として規定される、タイプIIの肌のための適度な肌損傷に必要なレーザエネルギーは、タイプIVの肌のための適度な肌損傷を誘起するのに必要なレーザエネルギーの約3倍の大きさであることが分かっている。
従って、肌又はユーザの1又は複数の光学的な品質を決定することによって、シェービング性能を最大化しつつも、ユーザの肌への不注意なレーザビームの入射の任意の悪影響の最小化を補助することが可能である。従って、均一なシェービング性能が維持され、肌タイプにおける変化が、光学系の1又は複数の特徴を調整することによって適応され得る。切断領域における肌の1又は複数の光学特性における変化に応じて、切断レーザビームの動作が光学系の1又は複数の特徴によって調整されるため、皮膚のかぶれが低減され得る。
肌特性センサは、肌センサであってもよい。
従って、コンポーネント数が最小化され、一のセンサが、肌の1又は複数の光学特性を示す情報、及び、切断領域における肌と基準位置との間の距離を示す情報を供給可能である。
コントローラが調整し得る光学系の1又は複数の特徴は、切断レーザビームの強度であってもよい。
当該構成の利点は、切断領域における切断レーザビームの動作についてフィードバックが供給され得るということである。さらに、切断領域において肌上に付与されるエネルギーが、制御され、任意の炎症及び/又は損傷が最小化され得る。また、レーザビームのパワー又はエネルギーを変更することによって肌に不注意で当たるレーザビームによって潜在的に引き起こされる効果、ひいては炎症を減少させることが可能である。また、これは、可動部分の数を最小化可能であることを意味する。
コントローラが調整する光学系の1又は複数の特徴は、切断レーザビームの経路であってもよい。
上記構成により、切断領域における肌への任意の炎症を最小化しつつ装置の効果を最大化するために切断レーザビームの経路を調整することが可能である。また、この構成は、補償されるべき、切断レーザビームの経路上への効果を及ぼし得る任意の機械的又は環境的要因を許容する。
コントローラは、切断レーザビームの経路と肌接触面との間の距離を修正するために光学系を調整するように構成されてもよい。
従って、最適な切断動作が装置によって実行されることを保証するために、切断レーザビームと肌接触面との間の間隔を調整することが可能である。この構成により、ユーザの肌と切断レーザビームとの間の距離を調整することによって、ユーザの肌が切断レーザビームに当たる可能性を最小化することが可能である。切断領域における肌の光学特性において検出される変化に応じて、切断レーザビームが肌に対して移動され、切断レーザビームと肌との間の最小距離が変化するため、皮膚の炎症が低減される。
コントローラは、切断領域を横切るように切断レーザビームの経路の横方向位置を修正するよう、光学系を調整するように構成されてもよい。
この構成により、切断領域における切断レーザビームの経路において受けられる任意の有機堆積物を補償するために、切断レーザビームの横方向位置を調整することが可能である。
光学系は、切断レーザビームに作用するように構成される1又は複数の光コンポーネントと、1又は複数の光コンポーネントに作用するように構成されるアクチュエータと、を有していてもよく、コントローラが調整する光学系の1又は複数の特徴は、切断レーザビームの経路を修正するためのアクチュエータの動作であってもよい。
光学系の1又は複数のコンポーネントの移動は、切断領域における切断レーザビームの位置の単純且つ正確な調整の供給を補助する。
光コンポーネントは、1又は複数の光学レンズ、1又は複数の反射素子、及び/又は、切断レーザビーム生成器であってもよい。
コンポーネントの反射角又は位置を変更することは、装置内のコンポーネントの大きなアセンブリを移動する必要なしに、切断レーザビームの切断高さを制御し得る。アクチュエータは、小型で、簡単、且つ、軽量であり得る。
上記装置は、2つ以上のアクチュエータを有していてもよい。また、上記装置は、2つ以上のレーザビームセンサを有していてもよい。
本発明の他の態様によれば、毛を切断するための方法であって、切断領域に延在している毛を切断するため、肌接触面に対して平行であり、且つ、前記肌接触面から離れた前記切断領域を横切るように切断レーザビームを方向付けるように光学系を動作させるステップと、前記切断レーザビームの1又は複数の光学特性を示す情報を生成するステップと、レーザビームセンサを用いて、前記切断レーザビームと基準位置との間の距離を示す情報を生成するステップと、前記レーザビームセンサによって生成された情報に依存して前記光学系の1又は複数の特徴を調整するステップと、を有する方法が提供される。
本発明の他の態様によれば、少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、上述の方法を実行させる命令を有する、コンピュータプログラムが提供される。
本発明によれば、毛を切断するための装置であって、使用中、ユーザの肌の表面に対して配置されるように構成された肌接触面と、切断領域に延在している毛を切断するため、前記肌接触面に対して平行であり、且つ、前記肌接触面から離れた前記切断領域を横切るように切断レーザビームを方向付けるように構成された光学系と、前記切断レーザビームの1又は複数の光学特性を示す情報を生成するように構成されたレーザビームセンサと、前記レーザビームセンサによって生成される前記情報に依存して前記光学系の1又は複数の特性を調整するように構成されたコントローラと、を有する装置が提供される。本発明の当該態様によれば、装置は、切断領域における肌の1又は複数の光学特性を示す情報を生成するように構成される肌特性センサを更に有していてもよく、コントローラが、肌特性センサによって生成された情報に依存して光学系の1又は複数の特徴を調整するように構成されてもよい。
本発明の上記態様及び他の態様が、以下に説明される実施形態を参照して、明確且つ明らかとなる。
本発明の実施形態が、添付の図面を参照して、単なる一例として、説明される。
図1は、レーザビームを用いて毛を切断するための装置の切断端の図を示している。 図2は、図1の装置の切断端の正面模式図を示している。 図3は、図2の装置の概略的なブロック回路図を示している。 図4は、図1の装置の切断端の他の実施形態の正面模式図を示している。 図5は、図5の装置の正面模式図を示している。 図6は、図6の装置の切断端の異なる実施形態の概略的なブロック回路図を示している。 図7は、毛を切断するための装置の切断端の異なる実施形態の上からの平面図を示している。
図1及び図2に示されるように、毛を切断するための装置10は、開口14を持つ肌接触面13を含む本体12を有する。図2に示されるように、使用中、本体12の肌接触面13は、ユーザの肌16に対して配置され、肌16上の毛17は、本体12の開口14内へ突き出し、そこに規定される切断領域15内へ突き出る。本体12内において、装置10は、切断レーザビーム18が肌接触面13に対して平行であり、且つ、肌接触面13から間隔を空けるように、切断レーザビーム18が切断領域15を横切るように方向付ける光学系20を有する。また、切断レーザビーム18は、本体12の開口14を横切るように延在している。このようにして、本体12の肌接触面13がユーザの肌16に対して配置される場合、切断レーザビーム18は、ユーザの肌16の表面に対して実質的に平行であり、且つ、間隔を空けており、切断領域15を横切るような実質的に均一な切断高さを供給する。図2において距離H1として表されるように、肌16の表面と切断領域15における切断レーザビーム18との間の距離が、切断高さである。
光学系20は、開口14及び切断領域15の一方の側に配置された第1の反射素子21を有する。第1の反射素子21は、装置10の端部において開口14を横切るように切断レーザビーム18の入射セクション22を反射するように構成されている。即ち、第1の反射素子21は、切断領域15を横切るように切断レーザビーム18の入射セクション22を反射するように構成され、結果、切断レーザビーム18は、装置10の肌接触面13及び開口14に対して実質的に平行であり、且つ、装置10の肌接触面13及び開口14から間隔を開けた経路を追従する。
第1の反射素子21に対して切断領域15の反対側に、第2の反射素子23が、切断レーザビーム18の「使用された」セクション24が、消散され、ユーザの一部又は装置の他の部分と相互作用できないように、切断領域15から離れて、エメルギー消散器(図示省略)の方へ向かうように切断レーザビーム18を反射するために配置されている。図2に示される例では、第1の反射素子21に入射する切断レーザビーム18の入射セクション22は、本体12の肌接触面13に対して垂直であり、第1の反射素子21は、レーザビームが本体12の肌接触面13に対して平行となるように、90度反射させる。同様に、第2の反射素子23は、切断レーザビーム18を90度反射させ、切断領域15から垂直に離れるように構成されている。しかしながら、当然、第1及び第2の反射素子21,23は、レーザビーム生成器25及びエネルギー消散器(図示省略)などの光学系の他の部分の位置及び向きに依存して、異なる向きに配置されてもよいし、又は、異なる反射角を有してもよい。さらに、当然、第1及び第2の反射素子21,23は、切断領域15の片側に配置されない。それらは、光学系20の他のコンポーネントの位置、向き、及び、構成に依存して、代替的に、切断領域15内の任意の場所に配置されてもよい。第1の反射素子21及び/又は第2の反射素子23は、省略されてもよい。しかしながら、切断領域15内の切断レーザビーム18は、肌接触面13と切断レーザビーム18との間の距離が切断領域15を横切る際に一定であるように、本体12の肌接触面13及び開口14に対して平行なままでであるべきである。ここで説明される任意の反射素子は、ミラー又はプリズム又は任意の他の光学反射表面を有していてもよい。
装置10の光学系20は、ダイオードなどのレーザビーム生成器25を更に有する。図2に示されるように、光学系20は、レンズ構成32を含む。レンズ構成32は、1又は複数のレンズ素子を有する。本実施形態では、レンズ構成32は、コリメータレンズ33と焦点レンズ34とを含む。レーザビーム生成器25によって発せられたレーザビームは、コリメータレンズ33の方へ方向付けられる。コリメータレンズ33は、レーザビーム生成器25によって発せられたレーザビームの発散を減少又は除去する。レーザビームのコリメートされたセクション又は経路は、次いで、レーザビームを収束させるために、焦点レンズ34によって集中される。
また、装置10は、コントローラ27を有する。コントローラ27は、レーザビーム生成器25の動作を制御する、ひいては、切断レーザビーム18の動作を制御するように構成されている。図3を参照すると、コントローラ27は、プロセッサ28とメモリ29とを有する。コントローラ27は、光学系20を動作させるよう動作可能である。
プロセッサ28は、任意の適切な形式をとることができる。例えば、プロセッサ28は、マイクロコントローラ、複数のマイクロコントローラ、回路、単一のプロセッサ、又は、複数のプロセッサであってもよいし、それらを含んでいてもよい。コントローラ27は、1又は複数のモジュールの形式であってもよい。
メモリ29は、任意の適切な形式をとる。メモリ29は、非揮発性メモリ及び/又はRAMを含んでいてもよい。非揮発性メモリは、リードオンリーメモリ(ROM)、ハードディスクドライブ(HDD)、又は、ソリッドステートドライブ(SSD)を含んでいてもよい。メモリは、とりわけ、オペレーティングシステムを格納する。メモリは、リモートで処理されてもよい。RAMが、データの一時的なストレージのために、プロセッサ28によって使用される。オペレーティングシステムは、コントローラ27によって実行された場合に、装置10、又は、装置10を含むシステムのハードウェアコンポーネントの各々の動作を制御するコードを含んでいてもよい。コントローラ27は、1又は複数のプロファイルなどの1又は複数のオブジェクトをメモリ29によってリモート又はローカルに格納させることができる。コントローラ27は、非揮発性メモリによって格納される1又は複数のプロファイルなどの1又は複数のオブジェクトを参照し、RAMに対して1又は複数の格納されたオブジェクトをアップロードしてもよい。
コントローラ27は、例えば、ユーザ入力30などの入力に応じて装置10を動作させるように動作可能である。コントローラ27は、光学系20を動作させるように構成されている。
ユーザ入力30は、幾つかの形式のユーザインタフェースを有する。オプションで、装置10は、パワーなどの、装置の幾つかの動作特性を調整するための制御及び/又はディスプレイを含む。ユーザ入力30は、例えば、装置10をオン・オフするなど、ユーザが装置10を動作させることを可能にする。ユーザ入力30は、例えば、ボタン、タッチスクリーン、又は、スイッチであってもよい。
装置10が有していてもよいが図示されていない他のコンポーネントは、装置10における有機堆積物の通過を制限するためのフィルタ又はウィンドウなどの他の光学コンポーネントを含んでいてもよい。バッテリ、又は、外部パワーケーブル(図示省略)への接続などの、装置の動作に必要な他のコンポーネントが、本体12内に配置されてもよい。さらに、装置10の本体12は、装置を動作させるために必要な、ユーザ入力30を形成し得る、ハンドル及び任意のスイッチ、ボタン、又は、他のコントロール及びディスプレイを有していてもよい。
切断領域15は、本体12におけるチャンバ35に形成される。切断領域15に対する開口14は、チャンバ35に対する開口によって規定されている。
装置10は、レーザビームセンサ40を備えている。レーザビームセンサ40は、光学系20が動作された場合の切断レーザビーム18の1又は複数の光学特性を示す情報を生成するように構成された電子センサである。当該情報は、コントローラ27に供給される。コントローラ27は、次いで、レーザビームセンサ40によって供給された情報に依存して、光学系20の1又は複数のコンポーネントの動作を制御してもよい。
レーザビームセンサ40は、光学イメージングセンサである。光学イメージングセンサは、フォトダイオードアレイであってもよい。レーザビームセンサ40は、切断レーザビーム18の光学経路の端部において配置されている。本実施形態では、レーザビームセンサ40は、エネルギー消散器(図示省略)に配置されている。しかしながら、代替的なセンサ配置が用いられてもよいことが理解される。
レーザビームセンサ40は、切断レーザビーム18の1又は複数の光学特性を検出するように構成されている。検出レンズ41が、レーザビームセンサ40を適合させるために、切断レーザビーム18の寸法を調整すべく、レーザビームセンサ40の前の切断レーザビーム経路上に配置されている。例えば、検出レンズ41は、レーザビームセンサ40における切断レーザビーム18の寸法が、レーザビームセンサ40の解像度に対応することを保証するように構成されてもよい。検出レンズ41は、省略されてもよい。
レーザビームセンサ40は、切断レーザビーム18の経路と交差する。レーザビームセンサ40は、例えば、レーザビームセンサ40における、切断レーザビーム18の位置及び/又は強度などの、切断レーザビームの1又は複数の特性を決定するように構成される。レーザビームセンサ40が、切断レーザビーム18の位置についての情報を供給するように構成されている場合、レーザビームセンサ40は、レーザビームセンサ40と交差する切断レーザビーム18の位置についての情報を生成するように構成される。レーザビームセンサ40が、切断レーザビーム18の強度についての情報を供給するように構成されている場合、レーザビームセンサ40は、レーザビームセンサ40と交差する切断レーザビーム18の強度についての情報を生成するように構成される。本構成では、それは、レーザビーム経路の端部である。
本実施形態では、レーザビームセンサ40は、切断レーザビーム18の位置を示す情報を生成するように構成されている。レーザビームセンサ40は、切断領域15における切断レーザビーム18の下端を示す情報を生成するように構成されている。切断レーザビーム18の下端は、肌接触面13の近傍のレーザビームの端部である。本実施形態における切断レーザビーム18の下端は、レーザ強度の99%を含む切断レーザビーム18の外縁として規定されている。しかしながら、切断レーザビーム18の下端のための代替的な規定が用いられてもよいことが理解される。レーザビームセンサ40は、従って、切断レーザビーム18の下端と基準位置との間の距離を示す情報を供給するように構成される。本実施形態では、基準位置は、肌接触面13に基づいている。従って、切断レーザビーム18の下端と基準位置との間の距離を示す供給された情報は、切断レーザビーム18の下端と肌接触面13の平面との間の垂直距離である。しかしながら、代替的な基準位置が用いられてもよいことが理解される。例えば、基準位置は、切断レーザビーム18のニュートラル校正位置であってもよい。
装置10は、肌センサ42を備えている。肌センサ42は、肌16に対して装置10が配置された場合、切断領域15における肌16と基準位置との間の距離を示す情報を生成するように構成された電子センサである。この距離は、肌高さである。当該情報は、レーザビーム生成器25の動作を制御するコントローラ27に供給される。しかしながら、肌センサは省略されてもよいことが理解される。肌センサ42は、肌16の表面と装置10の基準位置との間の距離を測定するために肌16への接触を必要としない光学測定技術を用いる共焦点レンズなどの光学センサである。肌センサ42は、例えば、三角測量、散乱光測定、及び/又は、影測定などによって、肌16の位置を示す情報を生成するように構成されていてもよい。本実施形態では、基準位置は、肌接触面13に基づいている。従って、切断領域15における肌16と基準位置との間の距離を示す供給される情報は、肌センサ42によって決定されるような切断領域15における肌と肌接触面13の平面との間の垂直距離である。しかしながら、代替的な基準位置が用いられてもよいことが理解される。例えば、基準位置は、切断レーザビーム18のニュートラル校正位置であってもよい。
肌センサ42は、切断領域15において配置される。つまり、本構成では、肌センサ42は、本体12におけるチャンバ35に配置される。肌センサ42は、非接触肌距離センサである。つまり、肌センサ42は、切断領域15における肌16と装置1が肌16に対して配置された場合の基準位置との間の距離を測定するように構成される。肌センサ42は、反射性又は透過性光センサであってもよい。肌センサ42は、可視光領域及び/又は近赤外線領域における光の1又は複数の波長を用いてもよい。しかしながら、代替的なセンサ構成が用いられてもよいことが理解される。
肌センサ42は、光源(図示省略)と、検出器(図示省略)と、を有する。光の経路は、光源と検出器との間に規定される。ユーザの肌は、肌16が切断領域15に対する開口14において配置された場合、光の経路の一部を形成する。肌センサ42は、チャンバ35に供給される。ユーザの肌16が開口14に配置される場合、チャンバ35は、囲まれる。
本構成では、肌センサ42は、切断領域15において配置され、切断領域15に対する開口14において配置される肌16を検出するように構成されているが、代替的な実施形態では、肌センサ42は、切断領域15の外側に配置されてもよいことが理解される。例えば、肌センサ42は、切断領域15に対する開口14に隣接するセンサ開口(図示省略)において肌を検出するために配置されてもよい。肌センサ42が切断領域15に配置されることの利点は、切断領域15における肌高さをより正確に決定することができることである。
コントローラ27は、レーザビームセンサ40によって生成された、切断レーザビーム18の下端と基準位置との間の距離を示す情報を参照するように構成されている。コントローラ27は、肌センサ42によって生成された、切断領域15における肌と装置10が肌16に対して配置された場合の上記基準位置との間の距離を示す情報を参照するように構成されている。基準位置は、同じ基準位置であってもよいし、又は、既知の間隔を有する異なる基準位置であってもよい。
レーザビームセンサ40及び肌センサ42によって生成された情報に基づいて、コントローラ27は、切断レーザビーム18の下端と切断領域15における肌16との間の距離を示す情報を生成することができる。
コントローラ27は、切断レーザビーム18の下端と切断領域15における肌16との間の決定された距離に依存して、切断レーザビーム18の強度を調整するように構成されている。切断レーザビーム18の下端と切断領域15における肌16との間の決定された距離は、例えば、切断領域15における肌高さ変化及び肌ドーム形成に起因する、切断領域15内のユーザの肌16の高さにおける変化に応じて変化し得る。従って、肌16は、装置10の使用中、切断レーザビーム18に近づくように移動してもよいし、離れるように移動してもよい。切断レーザビーム18の下端と切断領域15における肌16との間の距離が最小閾値を下回る場合に、コントローラ27は、例えば、レーザビームのパワー又はエネルギーなどの切断レーザビーム18の強度を減少させるように構成されている。このようにして、肌の輪郭などの肌高さにおける変化が、皮膚の炎症を最小化しつつ、受け入れられることができる。
基準位置に対する切断レーザビーム18の位置が決定されるため、当然、コントローラ27は、当該位置における任意の移動又は相違、ひいては、切断領域15における切断レーザビーム18の経路を補償することができる。コントローラ27が、切断領域15における切断レーザビーム18の下端の位置と切断領域15における肌16との両方を決定可能であるため、コントローラ27は、切断レーザビーム18の下端と肌16との間の距離を正確に決定することができる。これは、使用中又は使用間での任意の変化を考慮することも可能にする。かかる構成により、光学素子の位置決め変動が考慮され得る。かかる光学素子の位置決め変動じゃ、例えば、ユーザが装置10を落下させることによって生じ得る。
所与の切断高さに関する所望の強度を示す情報が、基準プロファイルにおいて、メモリ29に格納される。コントローラ27は、切断レーザビーム18の下端と切断領域15における肌16との間の距離を示す情報に応じて、所望の強度の基準プロファイルを参照するように構成されている。基準プロファイルは、ルックアップテーブルにおいて格納されてもよい。基準プロファイルは、メモリ29によって格納されてもよい。かかる構成では、コントローラ27は、基準プロファイルにアクセスするために、メモリ29を参照するように構成される。或る実施形態では、基準プロファイルは、RAMによって格納される。基準プロファイルは、所望の強度を示す情報を供給する。
コントローラ27は、2以上の基準プロファイルから基準プロファイルを選択するように構成されてもよいことが理解される。つまり、各基準プロファイルは、決定された切断高さに基づいて、所望の動作強度を供給し得る。2以上の基準プロファイルは、メモリ29に格納されてもよい。あるいは、基準プロファイルは、コントローラ27が決定された切断高さに基づいて選択可能な2以上の所望の強度レベルを含んでいてもよい。ユーザは、シェービングの所望の近さを選択できてもよい。例えば、基準プロファイルが、コントローラ27が決定された切断高さに基づいて選択可能な2以上の所望の強度レベルを含む実施形態では、ユーザは、それぞれ、所与の切断高さに関する異なる強度レベルを持つ2以上の基準プロファイルを選択できてもよい。
装置10が動作される場合、コントローラ27は、レーザビームセンサ40及び肌センサ42によって生成された情報を参照し、コントローラ27によって決定された切断高さに依存して、切断レーザビーム18の強度を調整するようにレーザビーム生成器25を動作させるように構成される。
或る実施形態では、コントローラ27は、レーザビームセンサ40及び肌センサ42によって生成された情報によって決定されるような切断高さの最小閾値に依存して切断レーザビーム18の強度を調整するように動作可能である。かかる実施形態では、コントローラ27は、切断高さが最小閾値よりも大きい場合に切断レーザビーム18が第1の強度レベルで動作するようにレーザビーム生成器25を動作させるように動作可能である。また、コントローラ27は、切断高さが最小閾値以下であると決定された場合に切断レーザビーム18が第2の強度レベルで動作するようにレーザビーム生成器25を動作させるように動作可能である。最小閾値は、1又は複数の基準プロファイルによって格納されている。かかる構成により、コントローラ27は、切断レーザビーム18の強度レベルにおける段階的な変化を可能にするように構成される。
代替的な実施形態では、基準プロファイルは、レーザビームセンサ40及び肌センサ42によって供給される情報基づいてコントローラ27によって決定されるような切断高さのための1又は複数の閾値を含んでいてもよい。かかる実施形態では、各閾値は、対応する強度レベルを持つ。2以上の閾値と対応する強度レベルとが、基準プロファイルによって格納され得る。他の代替例では、コントローラ27は、レーザビームセンサ40及び肌センサ42により供給される情報に基づいて強度レベルを常に変更するようにレーザビーム生成器25を動作させることによって、切断レーザビーム18に関する所望の強度レベルを決定するように構成される。
上記構成により、肌に対する切断レーザビーム18の位置を動的にモニタリングすることによって、切断レーザビーム18がユーザの肌と接触しないことを保証することが可能である。従って、コントローラ27は、装置10の使用中、又は、使用間での切断レーザビーム18の位置決めにおける任意の劣化を補償することができる。これは、任意の機械的摩耗、熱膨張、有機堆積物の構築、及び/又は、不慮の損傷の補償に役立つ。
或る実施形態では、肌センサ42は、切断領域15における肌16の1又は複数の光学特性を示す情報を生成するように構成される。従って、肌センサ42は、肌特性センサとして機能するように構成されている。かかる実施形態では、肌特性センサとして機能する肌センサ42は、非接触肌輪郭センサである。つまり、肌センサ42は、肌の輪郭を測定するように構成される。肌センサ42は、肌の輪郭を示す情報を生成するために、可視領域及び/又は近赤外線領域における光の1又は複数の波長を用いてもよい。肌センサ42は、肌の光吸収レベルを検出するように構成され、これにより、肌メラニンが、吸収信号に寄与する。しかしながら、代替的なセンサ構成が用いられてもよいことが理解される。
コントローラ27は、肌16の決定された1又は複数の光学特性とともに、切断レーザビーム18の下端と肌16との間の決定された距離に依存して、レーザビーム生成器25を動作させるように構成される。
コントローラ27は、レーザビームセンサ40及び肌距離センサ42によって生成された情報に基づいて、切断領域15における切断レーザビーム18の下端の位置と切断領域15における肌16との両方を決定するように構成されている。従って、コントローラ27は、切断レーザビーム18の下端と肌16との間の距離を正確に決定することができる。また、コントローラ27は、切断領域15における肌16の1又は複数の光学特性を示す情報を決定するように構成される。
コントローラ27は、肌16の決定された1又は複数の光学特性とともに、切断レーザビーム18の下端と切断領域15における肌16との間の決定された距離に依存して、切断レーザビーム18の強度を調整するように構成される。
例えば、或る実施形態では、コントローラ27は、肌の輪郭を示す肌センサ42によって生成された情報に依存して、2以上の基準プロファイルを選択するように構成される。コントローラ27は、所与の切断高さのための異なる強度レベル状態を持つ異なる基準プロファイル間で選択するように構成される。例えば、コントローラ27は、肌センサ42によって検出される肌タイプがフィッツパトリック尺度におけるタイプIIの肌からフィッツパトリック尺度におけるタイプIVの肌に変化した場合、所与の切断高さに関して約3倍でレーザビーム強度を減少させるようにレーザビーム生成器25を動作させるように構成されてもよい。つまり、所与の高さ及びフィッツパトリック尺度上のより低い肌タイプに関してコントローラ27によって設定されるレーザ強度は、フィッツパトリック肌タイプ尺度上のより高い肌タイプに関してコントローラによって設定されるレーザ強度より高く構成され、このため、レーザ強度は、フィッツパトリック肌タイプ尺度上の異なる肌タイプが肌センサ42によって検出された場合に、調整される。
コントローラ27は、2以上の基準プロファイルから基準プロファイルを選択するように構成されてもよい。つまり、各基準プロファイルは、決定された切断高さに基づいて所望の動作強度を供給し得る。2以上の基準プロファイルは、メモリ29において格納されてもよい。
本実施形態では、肌センサ42は、肌距離センサ及び肌特性センサとして機能するように構成されているが、代替的な実施形態では、別個のセンサが、肌距離センサ及び肌特性センサとして用いられることが理解される。
上述の実施形態では、コントローラ27が、レーザビームセンサ40及び肌センサ42によって生成された情報に依存して、切断レーザビーム18の強度を調整するように構成されているが、装置10の代替的な実施形態では、肌センサ42が省略されることが理解される。かかる実施形態は、図4に示されている。装置10のこの実施形態の構成は、一般的に、上述の実施形態と同じであり、このため、詳細な説明は、ここでは省略される。参照番号は、保持され、上記において詳細に説明された特徴及びコンポーネントを表している。
肌センサ42が省略される実施形態では、コントローラ27は、切断高さを決定するためにレーザビームセンサ40、つまり、切断レーザビーム18の下端と肌16との間の距離を参照するように構成される。かかる実施形態では、コントローラ27は、切断レーザビーム18の基準位置に対する位置における任意の変動を決定するように構成される。基準位置は、切断レーザビーム18の所定の位置であってもよい。従って、コントローラ27は、使用中及び/又は使用間の切断レーザビーム18の位置における任意の変動に依存して装置10を再調整することができる。
かかる実施形態では、コントローラ27は、レーザビームセンサ40によって生成された情報に依存して切断レーザビーム18の強度を調整するように構成される。コントローラ27は、切断レーザビーム18の位置を示すレーザビームセンサ40によって生成された情報に依存して、切断レーザビーム18の所望の強度レベルを決定するために基準位置を参照するように構成される。
また、ここで説明される実施形態は、例えば、ガード(図示省略)などの肌の位置を制御するための構成を更に有する装置10の効率を最大化するために用いてもよいことも理解される。かかる構成では、切断レーザビーム18の所定の経路に対する肌16の位置は制限される。しかしながら、コントローラ27は、レーザビームセンサ40によって生成されるような切断レーザビームの経路の位置及び/又は向きを示す情報を参照することにより、切断レーザビーム18の任意のずれを補償することができる。かかる実施形態では、肌センサは、省略されてもよいことが理解される。
或る実施形態では、装置10は、肌センサ42を持つが、肌距離センサ能力は、省略されている。コントローラ27は、レーザビームセンサ40によって生成された情報、並びに、切断領域15における肌16の1又は複数の光学特性を示す肌センサ42によって生成された情報に依存して、切断レーザビーム18の強度を調整するように構成される。かかる実施形態では、コントローラ27は、切断領域15における肌16と基準位置との間の距離を示す情報に依存して切断レーザビーム18の強度を調整するようには構成されない。
上記の実施形態では、コントローラ27が調整する光学系の1又は複数の特徴が、切断レーザビーム18の強度であるが、代替的な実施形態では、光学系の1又は複数の他の特徴が調整されてもよいことが理解される。光学系の1又は複数の他の特徴は、切断レーザビーム18の強度の調整とともに、又は、切断レーザビーム18の強度の調整の代わりとして、調整されてもよい。
ここで、図5及び図6を参照すると、装置10の他の実施形態が示されている。図5及び図6に示されるような装置10のこの実施形態の構成は、一般的に、上述の実施形態と同じであり、このため、詳細な説明は、ここでは省略される。しかしながら、装置10の当該実施形態は、光学系20の1又は複数の光学コンポーネントに作用するように構成されたアクチュエータ45を更に有する。参照番号は、維持され、上記の詳細に説明された特徴及びコンポーネントを表している。
図5及び図6に示された装置10の実施形態では、アクチュエータ45は、第1の反射素子21に作用するように構成されている。アクチュエータ45は、第1の反射素子21を移動させるように構成されている。また、アクチュエータ45は、第1の反射素子21の回転を生じさせるように構成されている。第1の反射素子21は、切断レーザビーム18の入射セクション22の伝搬方向に対して垂直な回転軸周りに回転するように構成されている。第1の反射素子21は、前述のように、切断領域15を横切るように、切断レーザビーム18の入射セクション22を反射するように配置されている。
アクチュエータ45は、例えば、ボイスコイル型アクチュエータ、ギア又はピエゾ電気変換器を具備するスピンドルモータなどの電子アクチュエータである。アクチュエータ45は、コントローラ27からのコマンドに応じて第1の反射素子21に作用する。コントローラ27は、切断領域15を横切るように切断レーザビーム18の伝播角度を制御するよう、アクチュエータ45を動作させるように構成されている。つまり、第1の反射素子21の動きは、切断レーザビーム18の経路が切断領域15を横切るように調整されることを可能にし、ひいては、切断高さの調整を可能にする。
コントローラ27は、第1の反射素子21を移動させるようにアクチュエータ45を動作するように構成される。従って、切断レーザビーム18の経路は、切断領域15における切断レーザビーム18の伝播方向に対して垂直な方向において変化する。コントローラ27は、レーザビームセンサ40によって生成される切断レーザビーム18の経路の位置及び/又は向きを示す情報、及び、オプションで、肌センサ42によって生成される肌16の位置及び/又は肌タイプを示す情報を参照してコントローラ27によって決定されるように、切断レーザビーム18の所望の位置を決定するために、基準プロファイルを参照するように構成される。従って、コントローラ27は、使用中又は使用間における光学系20の任意のずれを補償することができる。
或る実施形態では、基準プロファイルは、切断レーザビーム18の所望の位置に関し、コントローラ27は、基準プロファイルを参照するとともに、所望の位置からの変位を決定するように構成される。かかる実施形態では、コントローラ27は、基準プロファイルによって格納されるような所望の位置と整合させるべく、切断領域15において切断レーザビーム18の決定された位置を修復するため、第1の反射素子21の向きを調整するように構成される。
ここで、図7を参照すると、装置10の代替的な実施形態が示されている。図7は、毛を切断するための装置の切断端の異なる実施形態の平面図を示している。図7に示されるような装置10の実施形態の構成は、一般的に、上述の実施形態と同じであり、このため、詳細な説明はここでは省略される。しかしながら、装置10の当該実施形態では、光学系20の第1及び第2の反射素子21,23が、切断領域15の一方の側に配置されており、第3の反射素子46が、第1の反射素子21からの切断レーザビーム18の第1の部分18aを切断領域15を横切って切断レーザビーム18の第2の部分18bとして第2の反射素子23に反射して戻すため、反対側に配置されている。従って、第3の反射素子46は、中間反射素子を形成している。参照番号は、維持され、上述の特徴及びコンポーネントを表している。
本実施形態では、第1の反射素子21が、切断領域15を横切るようにレーザビームを反射するように構成されている。第2の反射素子23は、切断領域15から離れる方向へレーザビームを反射するように構成されている。第1及び第2の反射素子21,23は、他の実施形態を参照して説明されたように機能するが、第3の反射素子46は、切断領域15を戻って横切るように切断レーザビーム18を反射するように構成されている。つまり、第3の反射素子46は、第2の部分18bが第1の部分18aと同じ平面に沿って切断領域15を横切って延在するように、切断レーザビーム18の第1の部分18aを反射するように構成されている。これは、複数ビーム切断動作を生み出す。これは、更なる中間反射素子の使用を通じて、複数回繰り返され得る。
本実施形態における第3の反射素子46は、凹面反射素子であるが、代替的な構成も想定される。本実施形態における第3の反射素子46は、再集光ミラーである。
当該実施形態では、アクチュエータ45は、第1の反射素子に作用するように構成されている。アクチュエータ45は、第1の反射素子21を移動させるように構成されている。アクチュエータ45は、切断レーザビーム18の入射セクション22の伝搬方向に対して平行な回転軸回りに第1の反射素子21を回転させるように構成されている。第1の反射素子21は、前述のように、切断領域15を横切るように切断レーザビーム18の入射セクション22を反射するように配置される。従って、アクチュエータ45は、切断領域15を横切るように切断レーザビーム18の横方向位置を調整させるよう、第1の反射素子21に作用するように構成されている。
アクチュエータ45は、例えば、ボイスコイル型アクチュエータ、ギア又はピエゾ電気変換器を具備するスピンドルモータなどの電子アクチュエータである。アクチュエータ45は、コントローラ27からのコマンドに応じて第1の反射素子21に作用する。コントローラ27は、切断領域15を横切るように切断レーザビーム18の第1の部分18aの横方向位置を制御するよう、アクチュエータ45を動作させるように構成されている。つまり、コントローラ27は、肌接触面13の平面に対して平行となるよう、切断レーザビームの経路を調整するように構成されている。
コントローラ27は、第1の反射素子21を移動させるようにアクチュエータ45を動作させるように構成されている。従って、切断レーザビーム18の経路は、肌接触面13の平面に対して平行な方向において変化する。
本実施形態では、コントローラ27は、切断領域15における切断レーザビーム18の位置を示すレーザビームセンサ40によって生成された情報を参照するように構成される。コントローラ27は、レーザビームセンサ40によって生成されたフィードバック情報に依存して、切断レーザビーム18の位置を調整するようにアクチュエータ45を動作させるように構成されている。
コントローラ27は、切断レーザビーム18の所望の位置を決定するために、レーザビームセンサ40によって生成された切断レーザビーム18の経路の位置及び/又は向きを示す情報、及び、オプションで、肌センサ42によって生成された肌16の位置及び/又は肌タイプを示す情報を参照して、コントローラによって決定されるように、基準プロファイルを参照するように構成されている。従って、コントローラ27は、使用中又は使用間において光学系20の任意のずれを補償することができる。
或る実施形態では、基準プロファイルは、切断レーザビーム18の所望の位置に関し、コントローラ27は、基準プロファイルを参照し、所望の位置からの変位を決定するように構成されている。かかる実施形態では、コントローラ27は、基準プロファイルによって格納されるような所望の位置と整合させるため、切断領域15における切断レーザビーム18の決定された位置を修復するために、第1の反射素子21の向きを調整するように構成されている。
或る実施形態では、コントローラ27は、レーザビームセンサ40によって生成されるようなレーザビームセンサ40における切断レーザビーム18の強度レベルを示す情報に依存してアクチュエータ45を動作させるように構成される。装置10が動作される場合、コントローラ27は、レーザビームセンサ40によって生成された情報を参照するように構成される。コントローラ27は、レーザビームセンサ40における切断レーザビーム18の強度を示す情報を参照するように構成される。
使用中、有機堆積物が、切断領域15において蓄積し得ることが理解される。従って、有機堆積物は、切断レーザビーム18の経路に沿って並び、切断レーザビーム18と干渉する。例えば、有機堆積物は、切断レーザビーム18の経路上の第3の反射素子46上に蓄積し得る。従って、切断レーザビームの第2の部分18bに沿った切断レーザビーム18の強度は、有機堆積物との相互作用により、減少されることがある。コントローラ27は、レーザビームセンサ40における切断レーザビーム18の強度を示す情報に応じて、有機堆積物が切断レーザビーム18の経路に沿って配置されることを決定することができる。
コントローラ27は、所望の強度を示す基準プロファイルを参照してもよい。コントローラ27は、切断レーザビーム18の経路を調整するように、第1の反射素子21に作用するようにアクチュエータ45を動作させるように構成される。切断レーザビーム18の第1の部分18aの経路の動きは、切断レーザビーム18を第3の反射素子46の異なる位置と相互作用させる。従って、切断レーザビーム18の第1の部分18aは、第3の反射素子46の位置へ方向付けられることができ、有機堆積物を清掃する。コントローラ27は、レーザビームセンサ40における切断レーザビーム18の強度を示す情報に応じて、いつ、有機堆積物の清掃のために切断レーザビーム18の経路が調整されるかを決定するように構成される。つまり、強度は、所定のレベルに戻される。
本実施形態では、アクチュエータ45は、第1の反射素子21に作用するように構成されているが、アクチュエータ45は、レーザビームセンサ40における切断レーザビーム18の強度を示す情報に基づいて、切断レーザビーム18の経路を調整するために他の光学コンポーネントに作用してもよいことが理解される。
上述の実施形態により、コントローラ27は、切断高さを維持しつつ、肌接触面13に対して平行となるように、切断領域15における切断レーザビーム18の位置を調整することが可能である。従って、切断領域15における切断レーザビーム18の強度が一定のレベルに維持されたまま、装置10のシェービングの近さ及び肌炎症レベルが維持され得る。これは、装置10の効率が維持され得ることを意味する。しかしながら、コントローラ27は、光学系20の1又は複数の他の動作特性を調整するように構成されてもよいことが理解される。
アクチュエータ45が、光学系20の光学コンポーネントの1又は複数に作用するように構成される上述の実施形態では、アクチュエータ45が発生させる動きは、回転である。特に、図5及び図6を参照してここで説明された実施形態では、アクチュエータ45は、第1の反射素子21の回転を生じさせるため、第1の反射素子21に作用するように構成されている。しかしながら、代替的な構成も想定されることが理解される。
実施形態では、アクチュエータ45は、光学系20の1又は複数の光学コンポーネントの並進を生じさせるため、光学系20の光学コンポーネントの1又は複数に作用するように構成されてもよいことが理解される。例えば、或る実施形態では、アクチュエータ45は、第1の反射素子21の並進運動を生じさせるため、第1の反射素子21に作用するように構成される。並進運動は、切断領域15を横切る切断レーザビーム18の伝搬方向に対して垂直な、レーザビーム生成器25に向かう方向及び/又はレーザビーム生成器25から離れる方向にあってもよい。第2の反射素子23は、第1の反射素子21とともに移動してもよい、又は、第1の反射素子21の動きを許容するような大きさであってもよいことが理解される。
代替的な実施形態では、第1の反射素子21の並進運動は、切断領域15を横切る切断レーザビーム18の経路に対して平行な、第2の反射素子23に向かう方向及び/又は第2の反射素子23から離れる方向にあってもよい。
アクチュエータ45は、代替的に、又は、並列的に、レーザビーム生成器25自体の並進運動を生じさせるように、レーザビーム生成器25に作用してもよい。かかる実施形態では、アクチュエータ45は、切断領域15を横切るように切断レーザビーム18の伝搬方向に対して平行な並進運動を生じさせるため、レーザビーム生成器25に作用するように構成される。
アクチュエータ45は、代替的に、又は、並列的に、レンズ構成32に作用してもよい。例えば、アクチュエータ45は、焦点レンズ34に作用してもよい。アクチュエータは、レンズ構成32を通って切断レーザビーム18の光学軸に対して垂直な方向において焦点レンズ34の並進運動を生じさせてもよい。例えば、レーザに関するコリメータレンズ33の偏心がΔとして規定される場合、補償のためにシリンドリカル焦点レンズの必要な並進dは、以下の式で与えられる。
Figure 0006526063
ここで、fは、コリメータレンズ33の焦点長さであり、fは、シリンドリカル焦点レンズの焦点長さである。
上記実施形態の各々において、レーザビームセンサ40によって検出された切断レーザビーム18の光学特性の1又は複数に依存して調整される光学系20の1又は複数の特性は、切断レーザビーム18の下端と肌16との間の距離を示す特定の生成された情報に依存して、装置10がユーザの肌16の上を移動されるにつれて動的に調整されてもよい。当該構成の利点は、装置が、ユーザの肌の各部に対する切断レーザビーム18の動作を動的に調整できることである。あるいは、コントローラ27は、肌16に対して装置10が配置された場合の、又は、所定の段階における、肌16の光学特性を決定するように構成されてもよい。当該構成の利点は、装置の一貫した動作が得られることである。
肌センサを含む上記実施形態では、肌センサは、切断領域における肌と基準位置との間の距離を示す情報を生成するように構成されるとともに、コントローラは、切断領域における肌と切断レーザビームの下端との間の距離を示す情報を生成するため、肌センサによて生成された情報を参照するように構成されるが、代替的な実施形態では、コントローラは、レーザビームセンサによって供給された情報のみに基づいて、切断領域における肌と切断レーザビームの下端との間の距離を示す情報を生成するように構成されることが理解される。しかしながら、肌センサは、なお、切断領域15における肌16の1又は複数の光学特性を示す情報を生成するように構成されてもよい。つまり、肌センサは、肌特性センサであってもよいが、肌距離センサでなくてもよい。かかる実施形態では、コントローラは、例えば、肌特性センサとして機能する肌センサによって供給された情報とともにレーザビームセンサによって生成された情報に依存して、切断レーザビームの強度などの光学系の1又は複数の特徴を調整するように構成されてもよい。
上述の実施形態では、光学コンポーネントの調整、又は、各光学コンポーネントの調整が、光学コンポーネントの向きの調整、又は、各光学コンポーネントの向きの調整を通じて達成されるが、代替的な実施形態では、光学コンポーネントの調整、又は、各光学コンポーネントの調整が、交換可能な光学コンポーネントを持つことによって達成されることが理解される。或る実施形態では、アクチュエータ又は各アクチュエータは、2以上の光学コンポーネントを置き換えるように動作可能である。
上述の構成では、レーザビームセンサは、切断レーザビーム経路の端部の近傍に配置されているが、代替的な構成が可能であることが理解される。例えば、レーザビームセンサは、例えば、反射素子などの光学コンポーネントにおいて配置されてもよい。また、実施形態では、2以上のレーザビームセンサが、切断レーザビーム経路に沿って、互いに間隔を空けて配置される。これは、切断レーザビームのより堅牢且つ効果的な検出を可能にする。例えば、2以上のレーザビームセンサが、切断レーザビーム経路の各セクションにおいて切断レーザビームの特性を決定するため、複数のビーム反射経路において配置されてもよい。
当然ながら、「有する」なる用語は、他の要素又はステップを除外せず、単数形は、複数存在することを除外しない。特定の特徴が相互に異なる従属請求項において言及されているという単なる事実は、これらの特徴の組み合わせが好適に用いられないということを示すものではない。請求項中の任意の参照符号は、請求項の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
本出願では、請求項は、特徴の特定の組合せに関して策定されているが、本発明の開示の範囲は、明示的に若しくは暗示的に本明細書に開示される任意の新規の特徴若しくは特徴の任意の新規の組合せ、又はそれらの任意の一般化も含み、それが、本出願において任意の請求項で特許請求されるものと同じ発明に関するかどうかには関わらず、また、親発明と同じ技術的問題の任意のもの又は全てを軽減するか否かには関わらないことが理解されるべきである。ここで、本出願人は、本出願又はそこから導出される任意のさらなる出願の手続き中に、新しい請求項が、そのような特徴及び/又は特徴の組合せに関して策定され得ることを通知する。

Claims (13)

  1. 毛を切断するための装置であって、
    使用中、ユーザの肌の表面に対して配置されるように構成された肌接触面と、
    切断領域に延在している毛を切断するため、前記肌接触面に対して平行であり、且つ、前記肌接触面から離れた前記切断領域を横切るように切断レーザビームを方向付けるように構成された光学系と、
    前記切断レーザビームと前記装置上の基準位置との間の距離を含む、前記切断レーザビームの1又は複数の光学特性示す情報を生成するように構成されたレーザビームセンサと、
    前記レーザビームセンサによって生成される前記情報に依存して前記光学系の1又は複数の特性を調整するように構成されたコントローラと、
    を有する、装置。
  2. 前記切断領域と前記基準位置との間の距離を示す情報を生成するように構成された肌センサを更に有し、前記コントローラが、前記レーザビームセンサ及び前記肌センサによって生成された情報に依存して前記光学系の1又は複数の特性を調整するように構成される、請求項1記載の装置。
  3. 前記装置上の前記基準位置が、前記肌接触面である、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記レーザビームセンサによって生成される前記情報が、前記切断レーザビームの強度を示す情報を含む、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記コントローラが、前記レーザビームセンサによって生成された前記切断レーザビームの強度を示す前記情報に基づいて前記切断レーザビームの経路上の毛の切屑の存在を測定するように構成される、請求項4記載の装置。
  6. 前記切断領域における肌の1又は複数の光学特性を示す情報を生成するように構成された肌特性センサを更に有し、前記コントローラが、前記肌特性センサによって生成された前記情報に依存して前記光学系の1又は複数の特性を調整するように構成される、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記コントローラが調整する前記光学系の1又は複数の特性が、前記切断レーザビームの強度である、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 前記コントローラが調整する前記光学系の1又は複数の特性が、前記切断レーザビームの経路である、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 前記コントローラが、前記切断レーザビームの経路と前記肌接触面との間の距離を修正するために前記光学系の1又は複数の特性を調整するように構成される、請求項8記載の装置。
  10. 前記コントローラが、前記切断領域を横切るように前記切断レーザビームの経路の横方向位置を修正するために前記光学系の1又は複数の特性を調整するように構成される、請求項8又は9に記載の装置。
  11. 前記光学系が、前記切断レーザビームに作用するように構成される1又は複数の光コンポーネントと、前記1又は複数の光コンポーネントに作用するように構成されるアクチュエータと、を有し、前記コントローラが調整する前記光学系の1又は複数の特性が、前記切断レーザビームの経路を修正するための前記アクチュエータの動作である、請求項10記載の装置。
  12. 毛を切断するための方法であって、
    切断領域に延在している毛を切断するため、肌接触面に対して平行であり、且つ、前記肌接触面から離れた前記切断領域を横切るように切断レーザビームを方向付けるように光学系を動作させるステップと、
    レーザビームセンサによって、前記切断レーザビームと前記装置上の基準位置との間の距離を含む、前記切断レーザビームの1又は複数の光学特性を示す情報を生成するステップと
    コントローラによって、前記レーザビームセンサによって生成された情報に依存して前記光学系の1又は複数の特性を調整するステップと、
    を有する、方法。
  13. 少なくとも1つのプロセッサに請求項12記載の方法を実行させるための命令を有する、コンピュータプログラム。
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