JP6524947B2 - 乗物用ウエザストリップ - Google Patents
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Description
(1)高分子材料は、ブチルゴム、イソブチレン系熱可塑性エラストマー(TPE)又はポリ塩化ビニルであること。
(2)中空チューブの外面に、中空シール部の内部で中空チューブの位置を安定させるためのリブが突設されていること。
この高分子材料よりなる別体の中空チューブは、制振性が高く、乗物外の音によって生じる開口部と蓋体とウエザストリップの微振動を吸収して熱に変換する作用が高いため、乗物外の音が車内に漏れ入るのをよく遮ることができる。これにより、中空シール部の肉厚を厚くしたりスポンジゴムの発泡率を低くしたりして遮音性を高める必要がなくなるので、ドア閉まり性を低下させない。
偏平管形状は、蓋体閉め時に圧潰状態となった中空シール部の内面に対しても圧潰方向に隙間が生じるものである態様と、蓋体閉め時に圧潰状態となった中空シール部の内面に対しては圧潰方向に隙間が生じずに当接する態様とがある。前者の態様によれば、蓋体閉め時の荷重を全く増加させず、ドア閉まり性を全く低下させない。後者の態様でも、中空チューブは中空なので蓋体閉め時の終期に容易に撓むことができ、蓋体閉め時の荷重をさほど増加させず、ドア閉まり性をさほど低下させない。
乗物としては、特に限定されないが、自動車等の自由走行車両、鉄道車両等の軌道走行車両、船舶、航空機等を例示できる。
開口部と蓋体の組み合わせとしては、ドア開口部とドア、ボンネット開口部とボンネットフード、トランク開口部とトランクリッド、サンルーフ開口部とサンルーフ等を例示できる。
ウエザストリップの中空シール部の材質は、特に限定されないが、エチレン・プロピレン・ジエン共重合ゴム(EPDM)、オレフィン系熱可塑性エラストマー等の発泡体(スポンジ)を好例として例示できる。
中空チューブの偏平管形状としては、特に限定されないが、偏平楕円管、偏平長円管等を例示できる。
中空チューブは、偏平管形状から膨らませるために、流体非透過性が好ましい。そのために、高分子材料は、ソリッド材料又は無孔スキン層を有するスポンジ材料が好ましい。
中空チューブは、10kPa以下の圧力増加で膨らむものが好ましい。
中空チューブの肉厚は、1mm以下が好ましく、0.5mm以下がさらに好ましい。
中空チューブの内径/外径を、長さ方向で変化させてもよい。
流体としては、特に限定されないが、空気、窒素ガス等の気体や、水、オイル、アルコール類等の液体や、ゲル等を例示できる。
図1の(a)から(b)の変化で示されるように、中空シール部3は、ドア開け時の張り出した自然状態からドア閉め時に凸縁22に当接して圧潰状態となる。上記の理由により、ドア閉め時の瞬間には流体が中空チューブ7の内部に圧入されないので、偏平管形状の中空チューブ7は、中空シール3部の内面に対して圧潰方向に隙間を生じさせる。このため、中空チューブ7が、ドア閉め時の荷重を増加させてドア閉まり性を低下させることはない。
そして、中空シール部3の剛性を適度に低くして荷重を低くすれば、中空チューブ7に影響されずに、ドア閉まり性を向上させることができる。さらなるドアウエザストリップの軽量化への傾向を進ませることも可能となる。
2 トリム部
3 中空シール部
4 シールリップ
6 型成形部
7 中空チューブ
8 リブ
10 加圧装置
11 圧入口部材
12 差込管部
13 接続管部
15 圧縮装置
16 ピストン部
17 キャビティ
18 接続管
20 自動車ボディ
21 ドア開口部
22 凸縁
23 ルーフドリップ
25 ドア
Claims (5)
- 乗物の開口部又はそれを開閉する蓋体のいずれか一方に取り付けられ、蓋体開け時の自然状態から蓋体閉め時に相手当接部に当接して圧潰状態となる中空シール部を有するウエザストリップにおいて、
中空シール部に、動的粘弾性測定(引張りモード、100Hz)による損失正接(tanδ)が0.3以上、かつ、伸びが250%以上の物性を有する高分子材料よりなる別体の中空チューブが挿入されていて、
高分子材料は、ブチルゴム、イソブチレン系熱可塑性エラストマー又はポリ塩化ビニルであることを特徴とする乗物用ウエザストリップ。 - 乗物の開口部又はそれを開閉する蓋体のいずれか一方に取り付けられ、蓋体開け時の自然状態から蓋体閉め時に相手当接部に当接して圧潰状態となる中空シール部を有するウエザストリップにおいて、
中空シール部に、動的粘弾性測定(引張りモード、100Hz)による損失正接(tanδ)が0.3以上、かつ、伸びが250%以上の物性を有する高分子材料よりなる別体の中空チューブが挿入されていて、
中空チューブの外面に、中空シール部の内部で中空チューブの位置を安定させるためのリブが突設されていることを特徴とする乗物用ウエザストリップ。 - 中空チューブの外面に、中空シール部の内部で中空チューブの位置を安定させるためのリブが突設されている請求項1記載の乗物用ウエザストリップ。
- 中空チューブは、ウエザストリップの全長にわたって中空シール部に挿入されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の乗物用ウエザストリップ。
- 中空チューブは、少なくとも自然状態の中空シール部の内面に対して圧潰方向に隙間が生じる偏平管形状をなし、中空内の流体が加圧されたときに偏平管形状から膨らむものである請求項1〜4のいずれか一項に記載の乗物用ウエザストリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016065452A JP6524947B2 (ja) | 2016-03-29 | 2016-03-29 | 乗物用ウエザストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016065452A JP6524947B2 (ja) | 2016-03-29 | 2016-03-29 | 乗物用ウエザストリップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017177921A JP2017177921A (ja) | 2017-10-05 |
| JP6524947B2 true JP6524947B2 (ja) | 2019-06-05 |
Family
ID=60003286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016065452A Active JP6524947B2 (ja) | 2016-03-29 | 2016-03-29 | 乗物用ウエザストリップ |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP6524947B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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2016
- 2016-03-29 JP JP2016065452A patent/JP6524947B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2017177921A (ja) | 2017-10-05 |
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