JP6524258B2 - タービンロータ翼の断面形状を決定するための方法 - Google Patents

タービンロータ翼の断面形状を決定するための方法 Download PDF

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Description

本発明は、軸流式流体機械のためのタービンロータ翼の断面形状を決定するための方法に関する。
軸流式流体機械のための翼の設計のトレンドは、翼のアスペクト比を大きくし、翼を薄肉化することである。このように設計された翼は、軸流式流体機械の運転の際にフラッタリングを発生させる傾向にある。フラッタリングは、翼の固有周波数での自励振動である。このような自励振動は、翼の根元部分に振動節を具備する翼の長手方向における振動とされる。これにより、エネルギが、軸流式流体機械の中を流れる流体から翼に伝達される。軸流式流体機械の荷重変動が繰り返される状態において、フラッタリングによって、翼の材料疲労(高サイクル疲労)が発生する。材料疲労によって、亀裂が形成され、コストを要する翼の交換が必要となる。
従来、フラッタリングは、翼に作用する荷重を低減させることによって防止していた。しかしながら、このような荷重低減によって、軸流式流体機械の効率が低減された。さらに、従来技術では、翼のフラッタリングを減衰させるための減衰要素、例えばシュラウドが設けられていた。しかしながら、このような解決策は、構造的な複雑性をもたらすものである。従って、軸流式流体機械の運転の際にフラッタリングを発生させない翼を設計することが望ましい。
本発明の目的は、翼がフラッタリングを発生させない軸流式流体機械のための翼の断面形状を決定するための方法を提供することである。
軸流式流体機械のためのタービンロータ翼の断面形状を決定するための方法は、タービンロータ翼の断面部分の平均キャンバー線を有している翼断面の幾何学的モデルを準備するステップと、タービンロータ翼の周りを流れる流体についての境界条件を決定するステップと、境界条件によって確立された流れが、翼後縁から翼前縁に向かって延在している翼部分であって、翼弦線の長さSの65%とされる長さを有している翼部分において、タービンロータ翼の正圧側と負圧側との間に等エントロピーマッハ数の最大差を発生させるように、平均キャンバー線を変化させるステップと、を備えている。平均キャンバー線は、正圧側からの距離と負圧側からの距離とが等しい点によって形成されている断面部分の線とされる。翼弦線は、翼前縁から翼後縁に至る断面部分の経路を示す。計算から理解されるように、本発明では、等エントロピーマッハ数の最大差が翼部分に位置している場合に、不安定な圧力分布が、局所的に減衰している領域と局所的に励起している領域とが互いに最大限に相殺し合うように変化する。その結果として、このように設計された翼は、従来設計の翼よりフラッタリングの発生を顕著に抑制することができる。さらに、優位には、例えばシュラウドのような追加的な弾性要素を設ける必要がなくなる。
均キャンバー線が、翼前縁から端点に至る平均キャンバー線を表わす第1の4次式と、端点から翼後縁に至る平均キャンバー線を表わす第2の4次式とによって形成されており、端点が、翼弦線から最も離れている平均キャンバー線の点とされる。距離は、翼弦線から平均キャンバー線に直角に延在している経路の長さを示している。好ましくは、第1の4次式が、平均キャンバー線の前縁接線と翼弦線とが成す角度とされる前縁平均キャンバー線角度、翼前縁と平均キャンバー線から最も離れている翼弦線の点との間の長さxS1、及び、端点と翼弦線との間の距離とされる長さS1によって形成されており、第2の4次式が、平均キャンバー線の後縁接線と翼弦線とが成す角度とされる後縁平均キャンバー線角度、翼後縁と平均キャンバー線から最も離れている翼弦線の点との間の長さS−xS1、及び、Sを翼弦線の長さとした場合に、平均キャンバー線と翼後縁からxS1+0.5×(S−xS1)の距離で離隔している翼弦線の点との間の距離とされる長さS2によって形成されている。端点における傾きが零である場合には、第1の4次式及び第2の4次式は、これらパラメータによって十分に決定される。
好ましくは、Sが長さSの10.3%〜11.3%とされ、xS1が長さSの35.1%〜38.4%とされ、Sが長さSの64.8%〜67.9%とされ、前記後縁平均キャンバー線角度が15.192°〜19.020°とされ、且つ、前記前縁平均キャンバー線角度が37.663°〜39.256°とされるように、前記平均キャンバー線(3)が変化する。優位には、これらパラメータによって、確実に翼がフラッタリングを発生させにくくなる。好ましくは、Sが長さSの10.8%とされ、xS1が長さSの36.8%とされ、Sが長さSの66.3%とされ、前記前縁平均キャンバー線角度が17.106°とされ、且つ、前記後縁平均キャンバー線角度が38.460°とされるように、平均キャンバー線は変化する。優位には、これらパラメータによって、特に翼がフラッタリングを発生させにくくなる。
代替的には、前記タービンロータ翼(14,15)が、遷音速部分を有しており、Sが長さSの7.6874%〜7.9%とされ、xS1が長さSの35.4311%〜36.2%とされ、Sが長さSの63%〜65%とされ、前記後縁平均キャンバー線角度が11.0°〜12.3°とされ、且つ、前記前縁平均キャンバー線角度が29.0°〜31.0°とされるように、前記遷音速部分における前記平均キャンバー線(3)が変化する。これらパラメータは、マッハ数勾配が小さい状態において、軸流式流体機械の運転の際に発生する圧縮衝撃を遠く離れた下流に発生させることができるという効果を有している。フラッタリングしているタービンロータ翼は、流れ中に乱流を発生させる。このような乱流は、隣り合うタービンロータ翼に発生する圧縮衝撃の位置を変化させる。しかしながら、圧縮衝撃が遠く離れた下流に発生するので、乱流は圧縮衝撃の位置を僅かに変化させるにすぎない。その結果として、フラッタリングしているタービンロータ翼は、隣り合うタービンロータ翼のフラッタリングを僅かに誘発させるにすぎないので、全体的なフラッタリングが発生しにくくなる。さらに、圧縮衝撃についてのマッハ数勾配が小さいことは、圧縮衝撃によって誘発されるフラッタリングを優位に低減することができることを意味する。
好ましくは、タービンロータ翼が自立している。このことは、例えばシュラウドのような減衰要素が設けられていないことを意味する。
好ましくは、幾何学的モデルが、平均キャンバー線に沿って変化する厚さを有しており、当該厚さが、平均キャンバー線の変化の際に一定を保つ。優位には、翼がフラッタリングする傾向を抑制するために、平均キャンバー線のみが変化される。このことは、少ないパラメータのみを変化させれば良い優位且つ簡便な方法である。
好ましくは、流れの境界条件が、軸流式流体機械の通常運転条件から得られる。好ましくは、当該流れは定常流れである。等エントロピーマッハ数が、実験及び/又は計算により決定される。好ましくは、当該方法は、タービンロータ翼の異なる断面部分について繰り返される。その結果として、タービンロータ翼の設計を当該タービンロータ翼の高さに沿って実施することができる。好ましくは、断面部分が、軸流式流体機械の軸線と一致している軸線を有している円筒状の表面若しくは錐状の表面に、S流面に、又は軸流式流体機械の接平面に配置されている。
好ましくは、軸流式流体機械が、ガスタービン又は蒸気タービンとされる。好ましくは、当該方法が、タービンロータ翼の径方向外側の半体に配置されている断面部分について実施され、特に方法が、タービンロータ翼の径方向外側の半体に配置されている断面部分のみについて実施される。
本発明における軸流式流体機械のためのタービンロータ翼は、タービンロータ翼の所定の断面部分についての平均キャンバー線を有している翼断面を備えており、タービンロータ翼の周りを流れる流れについての境界条件に基づいて、確立された流れが、翼後縁から翼前縁に向かって延在している翼部分であって、翼弦線の長さSの65%の長さを有している翼部分において、タービンロータ翼の正圧側と負圧側との間に等エントロピーマッハ数変動の最大差を発生させるように、平均キャンバー線が形成されている。
好ましくは、平均キャンバー線が、翼前縁から端点に至る平均キャンバー線を表わす第1の4次式と、端点から翼後縁に至る平均キャンバー線を表わす第2の4次式とによって形成されており、端点が、翼弦線から最も離れている平均キャンバー線の点とされ、第1の4次式が、平均キャンバー線の前縁接線と翼弦線とが成す角度とされる前縁平均キャンバー線角度、翼前縁と平均キャンバー線から最も離れている翼弦線の点との間の長さxS1、及び、端点と翼弦線との間の距離とされる長さSによって形成されており、第2の4次式が、平均キャンバー線の後縁接線と翼弦線とが成す角度とされる後縁平均キャンバー線角度、翼後縁と平均キャンバー線から最も離れている翼弦線の点との間の長さS−xS1、及び、Sを翼弦線の長さとした場合に、平均キャンバー線と翼後縁からxS1+0.5×(S−xS1)の距離で離隔している翼弦線の点との間の距離とされる長さSによって形成されている。
好ましくは、Sが長さSの10.3%〜11.3%とされ、xS1が長さSの35.1%〜38.4%とされ、Sが長さSの64.8%〜67.9%とされ、後縁平均キャンバー線角度が15.192°〜19.020°とされ、且つ、前縁平均キャンバー線角度が37.663°〜39.256°とされるように、平均キャンバー線が変化する。代替的には、タービンロータ翼が、遷音速部分を有しており、Sが長さSの7.6874%〜7.9%とされ、xS1が長さSの35.4311%〜36.2%とされ、Sが長さSの63%〜65%とされ、後縁平均キャンバー線角度が11.0°〜12.3°とされ、且つ、前縁平均キャンバー線角度が29.0°〜31.0°とされるように、遷音速部分における平均キャンバー線が変化する。
本発明における軸流式流体機械は、本発明におけるタービンロータ翼を有しており、タービンロータ翼が、自立しており、軸流式流体機械が、特にガスタービン又は蒸気タービンとされる。
本発明について、添付図面に基づいて以下に詳述する。
断面部分についての幾何学的モデルを表わす。 従来技術に基づくタービンロータ翼と本発明におけるタービンロータ翼との断面部分を表わす。 従来技術に基づくタービンロータ翼と本発明におけるタービンロータ翼との等エントロピーマッハ数の変化を示すグラフである。 従来技術に基づくタービンロータ翼と本発明におけるタービンロータ翼との減衰値の変化を表わす。 断面部分の厚さ変化を表わす。 従来技術に基づくタービンロータ翼と本発明における代替的なタービンロータ翼との減衰値の変化を表わす。
図1は、例えばガスタービンや蒸気タービンのような軸流式流体機械のためのタービンロータ翼の断面部分の幾何学モデルを表わす。例えば、断面部分は、軸流式流体機械の軸線と一致している軸線を有している円筒状の表面若しくは錐状の表面に、S流面に、又は軸流式流体機械の接平面に配置されている。
図1から理解されるように、幾何学モデルは、湾曲した平均キャンバー線3を有しており、平均キャンバー線3は、タービンロータ翼の負圧側からの距離とタービンロータ翼の正圧側からの距離とが同一である点によって規定されている断面部分の線である。図1から理解されるように、タービンロータ翼は、翼前縁4と翼後縁5とを有している。翼前縁4と翼後縁5とが、平均キャンバー線3を決定する。翼前縁4と翼後縁5とを結ぶ経路が、翼弦線13とされる。幾何学的モデルを示す図1は、翼弦線13に相当するx軸1と翼弦線13からの平均キャンバー線3の距離を示すy軸2との関係を表わす。当該距離は、翼弦線13から平均キャンバー線3に至るまで直角に延在している経路の長さを示している。図1に表わす座標系は、翼前縁4が当該座標系の原点と一致するように選択されている。翼後縁5は、点(S,0)に配置されており、Sは、翼弦線13の長さとされる。
平均キャンバー線3は、第1の4次式11及び第2の4次式12によって形成されている。第1の4次式11は、翼前縁4から端点30に至る平均キャンバー線3を描いている。端点30は、翼弦線13からの最も離れている平均キャンバー線3の点とされる。第2の4次式12は、端点30から翼後縁5に至る平均キャンバー線3を描いている。同様に、図1には、翼前縁4における平均キャンバー線3の接線である前縁接線7が示されている。前縁接線7は、翼弦線13と共に、前縁平均キャンバー線角度LESAを形成している。また、図1には、翼後縁5における平均キャンバー線3の接線である後縁接線8が示されている。後縁接線8は、翼弦線13と共に、後縁平均キャンバー線角度TESAを形成している。
第1の4次式11は、前縁平均キャンバー線角度LESA、翼前縁4と平均キャンバー線3から最も離れている翼弦線13上の点(xS1,0)との間における長さxS1、及び点(xS1,0)と端点30との間における距離である長さS1を選定することによって形成されている。端点30における勾配が零とされ、翼前縁4が座標系の原点に位置しているので、第1の4次式11を確実に決定することができる。第2の4次式12は、後縁平均キャンバー線角度TESA、翼後縁5と翼弦線13上の点(xS1,0)との距離である長さS−xS1、及び点(xS1+0.5×(S−xS1),0)と平均キャンバー線3との距離である長さSを選定することによって形成されている。端点30における勾配が零とされ、翼後縁5が座標系の原点に位置しているので、第2の4次式12を確実に決定することができる。
翼の断面形状を決定するための方法では、翼断面の幾何学的モデルが、図1について説明した方法によって求められる。翼の周りを流れる流れについての境界条件が準備される。境界条件は、例えば軸流式流体機械の通常運転条件から得ることができる。境界条件によって確立された流れが、翼後縁5から翼前縁4に向かって延在している翼部分であって、翼弦線13の長さSの65%の長さを有している翼部分において、タービンロータ翼14,15の正圧側と負圧側との間に等エントロピーマッハ数変動22〜25の最大差を発生させるように、平均キャンバー線3は変化される。
図2は、従来技術に基づいて構成されているタービンロータ翼14と、本発明に従って構成されているタービンロータ翼15とを表わす。従来技術に基づくタービンロータ翼14は、翼前縁16と翼後縁18とを有している。平均キャンバー線3を変化させることによって、本発明におけるタービンロータ翼15を得ることができる。本発明おけるタービンロータ翼15は、翼前縁17と翼後縁19とを有している。図2から理解されるように、平均キャンバー線3は、本発明におけるタービンロータ翼15が従来技術に基づくタービンロータ翼14より湾曲した平均キャンバー線3を有しているように変化されている。
本発明では、翼部分において等エントロピーマッハ数の差が最大となるように、第1の4次式11及び第2の4次式12を表わすパラメータは、例えば以下の値とされる。
Figure 0006524258
図3に表わすグラフでは、x軸20が翼弦線13の長さを示し、y軸21が等エントロピーマッハ数を示す。図3は、従来技術に基づくタービンロータ翼14の正圧側におけるマッハ数変動22と負圧側におけるマッハ数変動24とを表わす。同様に、本発明におけるタービンロータ翼15の正圧側におけるマッハ数変動23と負圧側におけるマッハ数変動25とが図示されている。マッハ数変動22〜25は計算によって決定される。マッハ数変動22〜25を決定するために、既知の問題の定常状態についてのナビエストークスの式が解かれる。
マッハ数変動22〜25から理解されるように、従来技術に基づくタービンロータ翼14の場合には、マッハ数変動25,23の差が、タービンロータ翼14の前方領域において、タービンロータ翼14の後方領域より大きい。対照的に、本発明におけるタービンロータ翼15の場合には、マッハ数変動24,22の差が、タービンロータ翼15の後方領域において、タービンロータ翼15の前方領域により大きい。本発明におけるタービンロータ翼15の差は、0.5×Sで表わされる翼弦線13の長さにおいて最大になっている。
図4に表わすグラフでは、x軸25が、2つの隣り合うタービンロータ翼の間における位相角(翼間位相角)を示している。また、図4に表わすy軸26は、空力減衰値を示している。同様に、ゼロ線27は、空力減衰値が零値である場合の線である。タービンロータ翼が減衰されるか又は励振されるか決定するために、線形化されたナビエストークスの式が位相角の差それぞれについて解かれ、空力減衰値が計算される。図4は、従来技術に基づくタービンロータ翼14についての減衰値変動28と、本発明におけるタービンロータ翼15についての減衰値変動29とを表わす。また、減衰値変動28は、負の値とされ、このことは、軸流式流体機械の動作の際に、従来技術に基づくタービンロータ翼14にはフラッタリング振動が自励されることを意味する。しかしながら、減衰値変動29は、すべての位相差角について正の値を有しており、このことは、軸流式流体機械の動作の際に、本発明におけるタービンロータ翼15にはフラッタリング振動が自励されないことを意味する。
代替的なタービンロータ翼の場合に、等エントロピーマッハ数の差が本発明における翼部分において最大となるという効果を実現するために、第1の4次式11及び第2の4次式12を表現するパラメータは、代替的にタービンロータ翼の遷音速部分において以下の値とされる。
Figure 0006524258
図5は、代替的なタービンロータ翼の厚さ分布を表わす。図5に表わす厚さ分布では、x軸1が翼弦線13に相当し、y軸2が代替的なタービンロータ翼の厚さを示している。厚さ分布d(t)は、[数1]に示す多項式によって形成されている。
Figure 0006524258
ここで、tは0〜1の値とされ、翼前縁4はt=0の位置に配置されており、翼後縁5はt=1の位置に配置されている。多項式は、前縁の曲率半径RLE、翼前縁4と代替的なタービンロータ翼の厚さが最大厚さDとなる翼弦線13上の点(xD1,0)との距離である長さxD1、点(xD1+0.5×(S−xD1),0)における代替的なタービンロータ翼の厚さである厚さd、及び後縁楔角度TEWAを選定することによって形成されている。また、代替的なタービンロータ翼は、翼後縁5において、厚さが厚さdから零に減少するように、翼後縁5に向かってテーパー状になっている部分を有している。厚さdは、翼弦線13の長さSの96%〜99.9%の範囲とされる。
上述の変数は、以下の数値となっている。
Figure 0006524258
図6は、従来技術の基づくタービンロータ翼についての減衰値変動31と、本発明における代替的なタービンロータ翼についての減衰値変動32とを表わす。減衰値変動32は、減衰値変動31より小さい負の値をとるので、その結果として、代替的なタービンロータ翼は、従来技術に基づくタービンロータ翼より小さくフラッタリングするようになっている。
本発明について、好ましい典型的な実施例を用いて詳細に図解及び説明したが、本発明は、開示された実施例に限定される訳ではなく、本発明の保護範囲から逸脱しない限り、当業者は、他の変形例を考案しても良い。
1 x軸
2 y軸
3 平均キャンバー線
4 翼前縁
5 翼後縁
7 前縁接線
8 後縁接線
11 第1の4次式
12 第2の4次式
13 翼弦線
30 端点

Claims (14)

  1. 軸流式流体機械のためのタービンロータ翼(14,15)の断面形状を決定するための方法であって、
    前記タービンロータ翼(14,15)の所定の断面部分についての平均キャンバー線(3)を有している翼断面の幾何学的モデルを準備するステップと、
    前記タービンロータ翼(14,15)の周りを流れる流れについての境界条件を決定するステップと、
    前記境界条件によって確立された前記流れが、翼後縁(5)から翼前縁(4)に向かって延在し、且つ翼弦線の長さSの65%長さを有している翼部分において、前記タービンロータ翼(14,15)の正圧側と負圧側との間に等エントロピーマッハ数(22〜25)の最大差を発生させるように、前記平均キャンバー線(3)を変化させるステップと、
    を備えている前記方法において、
    前記平均キャンバー線(3)が、前記翼前縁(4)から端点(30)に至る前記平均キャンバー線(3)を表わす第1の4次式(11)と、前記端点(30)から前記翼後縁(5)に至る前記平均キャンバー線(3)を表わす第2の4次式(12)とによって形成されており、
    前記端点(30)が、前記翼弦線(13)から最も離れている前記平均キャンバー線(3)の点とされることを特徴とする方法。
  2. 前記第1の4次式(11)が、前記平均キャンバー線(3)の前縁接線(7)と前記翼弦線(13)とが成す角度とされる前縁平均キャンバー線角度(LESA)、前記翼前縁(4)と前記平均キャンバー線(3)から最も離れている前記翼弦線(13)の点との間の長さxS1、及び、前記端点(30)と前記翼弦線(13)との間の距離とされる長さS1によって形成されており、
    前記第2の4次式(12)が、前記平均キャンバー線(3)の後縁接線(8)と前記翼弦線(13)とが成す角度とされる後縁平均キャンバー線角度(TESA)、前記翼後縁(5)と前記平均キャンバー線(3)から最も離れている前記翼弦線(13)の点との間の長さS−xS1、及び、Sを前記翼弦線(13)の長さとした場合に、前記平均キャンバー線(3)と前記翼後縁(5)からxS1+0.5×(S−xS1)の距離で離隔している前記翼弦線(13)の点との間の距離とされる長さS2によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. S1が長さSの10.3%〜11.3%とされ、xS1が長さSの35.1%〜38.4%とされ、S2が長さS1の64.8%〜67.9%とされ、前記後縁平均キャンバー線角度が15.192°〜19.020°とされ、且つ、前記前縁平均キャンバー線角度が37.663°〜39.256°とされるように、前記平均キャンバー線(3)が変化することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記タービンロータ翼(14,15)が、遷音速部分を有しており、
    S1が長さSの7.6874%〜7.9%とされ、xS1が長さSの35.4311%〜36.2%とされ、S2が長さS1の63%〜65%とされ、前記後縁平均キャンバー線角度が11.0°〜12.3°とされ、且つ、前記前縁平均キャンバー線角度が29.0°〜31.0°とされるように、前記遷音速部分における前記平均キャンバー線(3)が変化することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記タービンロータ翼(14,15)が、自立していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記幾何学的モデルが、前記平均キャンバー線(3)に沿って変化する厚さを有しており、
    前記厚さが、前記平均キャンバー線(3)の変化の際に一定を保つことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記流れの境界条件が、前記軸流式流体機械の通常運転条件から得られることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 等エントロピーマッハ数が、実験及び/又は計算により決定されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記方法が、前記タービンロータ翼(14,15)の様々な断面部分について繰り返されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記断面部分が、前記軸流式流体機械の軸線と一致している軸線を有している円筒状の表面若しくは錐状の表面に、又は軸流式流体機械の接平面に配置されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記軸流式流体機械が、ガスタービン又は蒸気タービンとされることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記方法が、前記タービンロータ翼の径方向外側の半体に配置されている断面部分について実施されることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 軸流式流体機械のためのタービンロータ翼であって、前記タービンロータ翼(14,15)の所定の断面部分についての平均キャンバー線(3)を有している翼断面を具備する、前記タービンロータ翼であって、
    前記タービンロータ翼(14,15)の周りを流れる流れについての境界条件に基づいて、確立された流れが、翼後縁(5)から翼前縁(4)に向かって延在し、且つ翼弦線の長さSの65%の長さを有している翼部分において、前記タービンロータ翼(14,15)の正圧側と負圧側との間に等エントロピーマッハ数変動(22〜25)の最大差を発生させるように、前記平均キャンバー線(3)がなっているタービンロータ翼において、
    前記平均キャンバー線(3)が、前記翼前縁(4)から端点(30)に至る前記平均キャンバー線(3)を表わす第1の4次式(11)と、前記端点(30)から前記翼後縁(5)に至る前記平均キャンバー線(3)を表わす第2の4次式(12)とによって形成されており、
    前記端点(30)が、前記翼弦線(13)から最も離れている前記平均キャンバー線(3)の点とされ、
    前記第1の4次式(11)が、前記平均キャンバー線(3)の前縁接線(7)と前記翼弦線(13)とが成す角度とされる前縁平均キャンバー線角度(LESA)、前記翼前縁(4)と前記平均キャンバー線(3)から最も離れている前記翼弦線(13)の点との間の長さxS1、及び、前記端点(30)と前記翼弦線(13)との間の距離とされる長さS1によって形成されており、
    前記第2の4次式(12)が、前記平均キャンバー線(3)の後縁接線(8)と前記翼弦線(13)とが成す角度とされる後縁平均キャンバー線角度(TESA)、前記翼後縁(5)と前記平均キャンバー線(3)から最も離れている前記翼弦線(13)の点との間の長さS−xS1、及び、Sを前記翼弦線(13)の長さとした場合に、前記平均キャンバー線(3)と前記翼後縁(5)からxS1+0.5×(S−xS1)の距離で離隔している前記翼弦線(13)の点との間の距離とされる長さS2によって形成されており、
    S1が長さSの10.3%〜11.3%とされ、xS1が長さSの35.1%〜38.4%とされ、S2が長さS1の64.8%〜67.9%とされ、前記後縁平均キャンバー線角度が15.192°〜19.020°とされ、且つ、前記前縁平均キャンバー線角度が37.663°〜39.256°とされるように、前記平均キャンバー線(3)が変化するか、又は
    前記タービンロータ翼(14,15)が、遷音速部分を有しており、S1が長さSの7.6874%〜7.9%とされ、xS1が長さSの35.4311%〜36.2%とされ、S2が長さS1の63%〜65%とされ、前記後縁平均キャンバー線角度が11.0°〜12.3°とされ、且つ、前記前縁平均キャンバー線角度が29.0°〜31.0°とされるように、前記遷音速部分における前記平均キャンバー線(3)が変化することを特徴とするタービンロータ翼。
  14. 請求項13に記載のタービンロータ翼を具備する軸流式流体機械において、
    前記タービンロータ翼(14,15)が、自立しており、
    前記軸流式流体機械が、特にガスタービン又は蒸気タービンとされることを特徴とする軸流式流体機械。
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