JP6523286B2 - オートフォーカス装置 - Google Patents

オートフォーカス装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6523286B2
JP6523286B2 JP2016536480A JP2016536480A JP6523286B2 JP 6523286 B2 JP6523286 B2 JP 6523286B2 JP 2016536480 A JP2016536480 A JP 2016536480A JP 2016536480 A JP2016536480 A JP 2016536480A JP 6523286 B2 JP6523286 B2 JP 6523286B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
signal
optical
axis
optical coupler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016536480A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016534401A (ja
Inventor
エス ブルッカー、ジェフリー
エス ブルッカー、ジェフリー
Original Assignee
ソーラボス インコーポレイテッド
ソーラボス インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ソーラボス インコーポレイテッド, ソーラボス インコーポレイテッド filed Critical ソーラボス インコーポレイテッド
Publication of JP2016534401A publication Critical patent/JP2016534401A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6523286B2 publication Critical patent/JP6523286B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/0004Microscopes specially adapted for specific applications
    • G02B21/002Scanning microscopes
    • G02B21/0024Confocal scanning microscopes (CSOMs) or confocal "macroscopes"; Accessories which are not restricted to use with CSOMs, e.g. sample holders
    • G02B21/0052Optical details of the image generation
    • G02B21/006Optical details of the image generation focusing arrangements; selection of the plane to be imaged

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Microscoopes, Condenser (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

(関連出願の相互参照)
本米国特許出願は、2013年8月22日に出願された米国仮出願第61/868,881号の利益を主張するものであり、また本出願は、2013年7月3日に出願された米国出願第13/934,727号の一部継続出願であって、2010年10月16日に出願された米国出願第2/906,086号の分割出願であって、2009年10月16日に出願された米国仮出願第61/252,263号の利益を主張するものであり、各々の開示は参照により本開示に含まれる。
本発明は、広く顕微鏡装置に係り、さらに特に適正な焦点を得るためにステージを自動的に調整する技術に関する。
すべての光学システムでそうであるように、顕微鏡は拡大時に被写界深度が浅くなる点と、撮像(対物)レンズのNA(開口数)が増加することに悩まされている。顕微鏡を利用する際、利用者は対物レンズに対して試料を動かすことで試料の適正に合焦させる責任がある。顕微鏡による検査が自動化され、利用者が個々の画像を見るのにもはや巻き込まれないような時にはオートフォーカスさせる方法が求められる。従来技術において、前方レンズと容器(例えば、スライド、ウェルプレート等)の底との間の距離を測定することでオートフォーカスを達成した技術が説明されている。そのような技術は、第1表面での光線の反射とその反射の測定に基づいている。しかしながら、そのような技術の欠点は、試料が載っている容器が、多くの樹脂がそうであるように均一でない厚さを有していたりすると、その結果としての画像が培養基の誤差分だけ合焦状態から外れる得ることである。
細胞の画像化は、ガラスあるいは樹脂製の培養基の底部上での細胞の成長に依存する。細胞はその表面に沿って成長し、それらを培養基に貼り付かせてしまうようなタンパク質を分泌する。細胞の成長を維持させるために、細胞を養うための高栄養の液状媒質が添加され、適正な生理学上の状態が維持される。このシナリオにおいて、樹脂の表面は水溶液で覆われ、それは細胞の位置を探知するために用いることができる。樹脂と液体との間の屈折率は、低ノイズ、高感度の反射光の構成を用いることで設定することができる。
一実施例において、オートフォーカス顕微鏡装置が提供されている。この装置は、光源と、第1ポート、第2ポート、及び第3ポートを有する光学カップラーであって、該光学カップラー内で、光信号が実質的に、前記第1ポートから前記第2ポートにのみ 、及び前記第2ポートから前記第3ポートにのみ伝播し、該光学カップラーが前記第1ポートで前記光源に接続される、光学カップラーと、前記光学カップラーの前記第2ポートから出力された光をダイクロニックミラーと顕微鏡対物レンズとを通って試料上に案内するための光学コリメーターであって、前記試料が調整可能な顕微鏡ステージによって支持された培養基上に載置される、光学コリメーターと、軸に沿った複数の焦点において前記光を合焦させるための走査手段と、前記軸に沿った前記複数の焦点における前記培養基からの反射を含む前記光信号を、強度信号に変換するためのフォトダイオード検出器であって、前記光信号が、前記顕微鏡対物レンズによって捉えられ、前記ダイクロニックミラーと前記光学コリメーターとを通って前記光学カップラーの前記第2ポートに入り、前記第3ポートから出るように、該フォトダイオード検出器に送られる、フォトダイオード検出器と、信号テンプレートを格納するための記憶装置と、前記強度信号を前記信号テンプレートと相互相関させることによって前記強度信号内のピークを検知するためのマイクロプロセッサであって、該マイクロプロセッサは、前記強度信号内の検出されたピークの位置と参照信号内のピークの位置との間の差に基づき、前記軸に沿って調整可能な前記顕微鏡ステージの位置を移動させるためのコマンドを生成する、マイクロプロセッサと、を含む。
他の実施例において、顕微鏡装置を走査するための方法が提供される。この方法は、光学カップラーを、第1ポートで光源の光信号出力に、第2ポートで光学コリメーターに、第3ポートでフォトダイオード検出器に、前記光学カップラー内で、光信号が実質的に、前記第1ポートから前記第2ポートにのみ、及び前記第2ポートから前記第3ポートにのみ伝播するように、接続することと、前記光コリメーターによって、前記光学カップラーの前記第2ポートからの光線をダイクロニックミラーと顕微鏡対物レンズとを通って、調整可能な顕微鏡ステージによって支持された培養基上に載置された試料に案内することと、軸に沿った複数の焦点において前記光線を合焦させることと、前記顕微鏡対物レンズによって、前記軸に沿った複数の焦点における前記培養基からの反射を含む反射した前記光信号を捉えるとともに、光学コリメーターを通って、前記光学カップラーの前記第2ポートに入り、前記第3ポートから出るように前記フォトダイオード検出器に送ることと、前記強度信号を格納された信号テンプレートと相関させることによって前記強度信号内のピークを検知することと、前記強度信号内の検出された前記ピークの位置と参照信号内のピークの位置との間の差に基づき、前記軸に沿って調整可能な前記顕微鏡ステージの位置を移動させるためのコマンドを生成することと、を含む。
複数の表面境界からの反射に対しての予想される信号レベルの図である。 一実施例によるオートフォーカス装置の図である。 一実施例による反射ピークを捉える相互相関図である。 一実施例によるオートフォーカス装置の図である。 一実施例によるオートフォーカス装置の図である。 一実施例によるオートフォーカス装置の図である。 一実施例によるオートフォーカス装置の図である。 一実施例によるオートフォーカス装置の図である。
本開示は、本発明を実行するための現在考えられる最良の態様である。この記載は、限定的なものとしてではなく、添付図面を参照することにより具体的目的を提示することのみを目的とした本発明の一例を提供し、本発明の有益な点および構成を当業者に教えるものである。様々な図面の視点では、同様の符号は、同様の部品を示す。すべてのファイバー光学システムが空間伝送の等価物に置き換えることができることに注目すべきである。
顕微鏡では、検査されるべき試料対象はスライド上に置かれ、スリップカバーで覆われている。顕微鏡の対物レンズは、拡大された対象の合焦状態の視野が得られるように調整される。第1の屈折率を有する第1の媒質中を伝搬する光が第2の屈折率を有する第2の媒質に入る際、2つの媒質の間の境界において反射が生じる。境界において反射する光の量と透過する光の量とは2つの媒質の屈折率に依存する。顕微鏡では、例えば、空気−ガラス、ガラス−水、水−ガラス、及びガラス−空気等の、一般に複数の異なる境界が存在し、このため、これらの境界に対応する異なる反射強度レベルが存在する。図1は、光がこれらの境界位置で合焦したときの幾つかの境界における反射強度レベルの一例を示している。軸(一般概念を失うことなく、以下z軸として参照される)に沿ったこれら幾つかの点において反射強度を走査することでz軸反射プロファイルを得ることができる。z軸反射プロファイルにおいて、幾つかの強度ピークが幾つかの媒質境界に対応する。従って、z軸反射プロファイルを用いることで、顕微鏡の対物レンズを、所望の光学焦点に対して最も相関する強度レベルピークの位置に調整することができる。
図2は実施例に従って実行されるオートフォーカス装置200の典型的な図を示している。本発明の一実施例において、光源110の波長は、1310nmである。他の値も考えられる。光学カップラー130は、第1ポート(1)、第2ポート(2)、及び第3ポート(3)から構成されている。光は光学カップラー130内を伝播し、第2ポート(2)で出力され、光信号はコリメーター150において光線にコリメートされる。光信号は、光学カップラー130内を、実質的に第1ポート(1)から第2ポート(2)にのみ、及び第3ポート(3)に伝播することができることに注目すべきである。一実施例において、光学カップラーの指向性は少なくとも55dBである。
光線、予め設定された波長より高い波長のみを反射し、低いものは透過するように設計された、ダイクロイックミラー170から反射する。典型的な実施例において、予め設定された波長は1300nmである。光線は顕微鏡の対物レンズ160を通して伝播し、調整可能な顕微鏡ステージ198上に載置された試料195で合焦する。光は試料195が載置された樹脂製またはガラス製の培養基から反射し、対物レンズ160によって捉えられ、さらにコリメーター150によってファイバー内に送り戻される。もし試料195がガラス製または樹脂製の培養基に収容されていない場合には、反射光は試料195自身から返すことができる。
コリメーター150からの光信号は第2ポート(2)において光学カップラー130内に入力され、また第3ポート(3)において出力され、このように光はカップラー130を通して実質的に一方向にのみ伝播する。光学カップラー130からの出力はフォトダイオード検出器240内に送られる。フォトダイオード検出器240は光信号を電圧信号出力または強度信号出力に変換する。
一実施例において、z−走査コントローラー270は反射した光信号の走査データを得るために、光がz軸に沿った幾つかの焦点で合焦するように電気的焦点レンズ220を調整する。
一実施例において、マイクロプロセッサ180は、種々の処理モジュール、例えば、アナログ強度レベル信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバーター181、デジタル化された走査データを保持するz−走査バッファー182、データを補間する補間器、補間データを230内に格納されたテンプレートと相互相関させるための相互相関器184、相互相関結果を利用して一又は複数のピークを検出するピーク検出器185、合焦状態のz−参照信号に関する変動を決定するためのコンパレーター186、変動を計算するための積分器187、及びピエゾステージ190を駆動するために変動値をコマンド信号に変換するD/Aコンバーター188を含む。これらのモジュールは1又は複数のマイクロプロセッサ内で、ハードウエア及び/またはソフトウエアコンポーネントの組み合わせによって実行することができる。あるいは、これらの1又は複数のモジュールが、自身のマイクロプロセッサを有することができる。マイクロプロセッサ180は、z軸走査プロファイルを生成するために強度レベル信号を処理し、z軸走査プロファイル内の1又は複数のピークを検知するために記憶装置230内に格納されたテンプレートと相互相関させる。テンプレートとの相互相関関係の利用は迅速で正確なピークの検知を可能にする。図3は、ノイズが存在する状況にもかかわらず、ピーク中心を正確に見つけるために、z軸プロファイルのテンプレートとの相互関係の利用を示している。
特定のピークが一旦検知されると、ピークの位置は合焦状態にある参照信号250において対応するピークと比較される。合焦状態にあるz−参照信号は、利用者によって選択され、あるいはシステムによって自動的に決定された所望の合焦位置に対応するピークを含む。さらにピークの位置は、ピーク回りの特定の位置に移動させるためのz−参照信号において対応するピークと比較されることができる。加えて、手動合焦制御装置260は利用者が所望の合焦位置を選択および/または調整するように使うことができる。
たとえば、試料の位置が経時的に変化する場合には、システムが試料の焦点を外してしまうことも想定される。システムがわずかな距離だけ焦点がずれている場合、得られたz軸走査プロファイルは、あらかじめ得られている合焦状態のz軸走査プロファイルに対してわずかな距離だけ変動するであろう。このように、システムはz軸走査プロファイルにおいて変動した距離だけ調整可能なステージを変動させることで合焦状態を回復させることができる。
本発明の一実施例において、システムはトラッキング装置として実現することができる。本発明の原理を用いることにより、トラッキング装置は、強度レベル信号における特定のピークをトラッキングすることと、強度レベル信号を格納されたプロファイルと相関させることによってz−位置を連続的に調整することで、装置と試料との間の特定の距離を保持することができる。試料195の位置が変化すると、フォトダイオード検出器240の受光した反射光信号が変化する。その結果、マイクロプロセッサ180はフォトダイオード検出器240で得られた強度レベル信号の変化を検知し、さらに強度レベル信号を格納されたプロファイルと相関させることによって、強度レベル信号におけるピークの位置の変化を検知する。マイクロプロセッサ180は、変動を補償するために対応した動作コマンドを生成し、これにより対物レンズ160と試料195との間で同一距離を保持する。
z軸反射プロファイルを得るために、光は走査手段によって、z軸に沿った幾つかの点において合焦する。z軸の強度プロファイルの走査は、いくつかの高速走査技術によって達成されることが考えられる。共焦点顕微鏡において、空間ピンホールは焦点の合っていない光を取り除く。従って、空間ピンホールの連続した変更と調整とにより幾つかの焦平面での走査が達成され得る。
図4は、電気的焦点レンズ410が、z軸に沿った幾つかの点の走査に用いられ、それらの幾つかの点における反射の強度レベルが記録される実施例を示している。一般に、z軸走査を完了するための時間は、たとえば光源の強度の変化の経過時間や、試料の移動の経過時間に比べて比較的短い。
図5は、光学カップラーの出力が2経路に分岐した実施例を示している。ファイバー長L1とL2(511〜512)に対する離れた伝送遅れが2個の固定焦点のそれぞれにおける反射強度の時間分割多重計測を生成する。2個の焦点は焦平面のそれぞれの側において1個の点を含む。これらの2個の離れた時間点を跨ぐように計測された光学強度は反射強度プロファイルにマッピングされる。
図6は、光学カップラーの出力が4経路に分岐した実施例を示している。ファイバー長L1,L2,L3,及びL4(611〜614)に対する離れた伝送遅れが4個の固定焦点のそれぞれにおける反射強度の時間分割多重計測を生成する。4個の焦点は焦平面のそれぞれの側において2個の点を含む。これらの4個の離れた時間点を跨ぐように計測された光学強度は反射強度プロファイルにマッピングされる。光学カップラーとフォトダイオード検出器は簡単化のために描かれていない。
図7は、3個のレーザー711〜713が、順に発振されz軸プロファイル走査を得るためのフォトダイオード検出器と同期されるような実施例を示している。異なった焦点のためにそれぞれ選択された3個の固定コリメーター721〜723は、3個のレーザーにそれぞれ接続されている。3個の「人工」の焦点は、3個の異なるファイバーコリメーターの各々からのものであり、焦平面に関して対称な各点において合焦するように選択される。光学カップラーとフォトダイオード検出器は簡単化のために描かれていない。
図8は、ピエゾ制御コリメーター810がファイバーの端面を動かすことでz軸プロファイルを走査するために使用されるような実施例を示している。ピエゾ制御コリメーターは、様々なファイバーコリメーター位置を生成し、その結果、焦平面に関して対称な幾つかの点において合焦する。光学カップラーとフォトダイオード検出器は簡単化のために描かれていない。
本発明を、いくつかの実施形態に関して相当詳しく入念に説明してきたが、そのような詳細や実施形態または特定の実施形態によって限定されるものではないが、添付された請求項に関し、従来技術に照らしてそのような請求項の最も広く考えられる解釈を提供し、よって本発明の趣旨とする範囲を効果的に含むものと解釈される。さらに、前述したことは、発明者が想定した実現可能な実施形態に関して本発明を述べたものであるが、現時点では想定していない本発明の実体的でない変更もまたこれと同等物とみなすことができる。
(付記)
(付記1)
光源(110)と、
第1ポート、第2ポート、及び第3ポートを有する光学カップラー(130)であって、該光学カップラー内で、光信号が実質的に、前記第1ポートから前記第2ポートにのみ、及び前記第2ポートから前記第3ポートにのみ伝播し、該光学カップラーが前記第1ポートで前記光源に接続される、光学カップラーと、
前記光学カップラーの前記第2ポートから出力された光をダイクロニックミラー(170)と顕微鏡対物レンズ(160)とを通って試料(195)上に案内するための光学コリメーター(150)であって、前記試料(195)が調整可能な顕微鏡ステージ(198)によって支持された培養基上に載置される、光学コリメーターと、
軸に沿った複数の焦点において前記光を合焦させるための走査手段(270)と、
前記軸に沿った前記複数の焦点における前記培養基からの反射を含む前記光信号を、強度信号に変換するためのフォトダイオード検出器(240)であって、前記光信号が、前記顕微鏡対物レンズ(160)によって捉えられ、前記ダイクロニックミラー(170)と前記光学コリメーター(150)とを通って前記光学カップラー(130)の前記第2ポートに入り、前記第3ポートから出るように、該フォトダイオード検出器(240)に送られる、フォトダイオード検出器と、
信号テンプレートを格納するための記憶装置(230)と、
前記強度信号を前記信号テンプレートと相互相関させることによって前記強度信号内のピークを検知するためのマイクロプロセッサ(180)であって、該マイクロプロセッサ(180)は、前記強度信号内の検出されたピークの位置と参照信号内のピークの位置との間の差に基づき、前記軸に沿って調整可能な前記顕微鏡ステージ(198)の位置を移動させるためのコマンドを生成する、マイクロプロセッサと、
を備えるオートフォーカス装置。
(付記2)
前記マイクロプロセッサは前記強度信号における前記ピークを連続して検知し、前記強度信号内の前記検出された前記ピークの位置と前記参照信号内の前記ピークの位置との間の差に基づき、所望の光学焦点を維持するために、前記軸に沿って調整可能な前記顕微鏡ステージの位置を移動させるためのコマンドを生成する付記1に記載の装置。
(付記3)
前記走査手段は、電気的焦点レンズと、該電気的焦点レンズの焦点を調整するためのコントローラーとを備える付記1に記載の装置。
(付記4)
前記走査手段は、異なる伝送遅れを有する複数の長さのファイバーを備える付記1に記載の装置。
(付記5)
前記走査手段は、複数のレーザーと、異なる焦点のための前記複数のレーザーのそれぞれに対応する対応固定コリメーターとを備える付記1に記載の装置。
(付記6)
前記走査手段は、ピエゾコリメーター備える付記1に記載の装置。
(付記7)
前記光学カップラーは、ファイバー光学サーキュレーター備える付記1に記載の装置。
(付記8)
前記光学カップラーは、光学アイソレーター備える付記1に記載の装置。
(付記9)
光学カップラーを、第1ポートで光源の光信号出力に、第2ポートで光学コリメーターに、第3ポートでフォトダイオード検出器に、前記光学カップラー内で、光信号が実質的に、前記第1ポートから前記第2ポートにのみ、及び前記第2ポートから前記第3ポートにのみ伝播するように、接続することと、
前記光コリメーターによって、前記光学カップラーの前記第2ポートからの光線をダイクロニックミラーと顕微鏡対物レンズとを通って、調整可能な顕微鏡ステージによって支持された培養基上に載置された試料に案内することと、
軸に沿った複数の焦点において前記光線を合焦させることと、
前記顕微鏡対物レンズによって、前記軸に沿った複数の焦点における前記培養基からの反射を含む反射した前記光信号を捉えるとともに、光学コリメーターを通って、前記光学カップラーの前記第2ポートに入り、前記第3ポートから出るように前記フォトダイオード検出器に送ることと、
前記反射した光信号を前記フォトダイオード検出器によって強度信号に変換することと、
前記強度信号を格納された信号テンプレートと相関させることによって前記強度信号内のピークを検知することと、
前記強度信号内の検出された前記ピークの位置と参照信号内のピークの位置との間の差に基づき、前記軸に沿って調整可能な前記顕微鏡ステージの位置を移動させるためのコマンドを生成することと、
を含むオートフォーカス装置を自動的に走査する方法。
(付記10)
さらに、前記強度信号内のピークを連続して検知するとともに、前記強度信号内の検出されたピークの位置と前記参照信号内のピークの位置との間の差に基づき、所望の光学焦点を維持するために、前記軸に沿って調整可能な前記顕微鏡ステージの位置を移動させるコマンドを生成することを含む付記9に記載の方法。
(付記11)
前記軸に沿った複数の焦点において前記光線を合焦させることは、調整可能なレンズを電気的に制御することを含む付記9に記載の方法。
(付記12)
前記軸に沿った複数の焦点において前記光線を合焦させることは、発振されたレーザーと異なる伝送遅れを有する複数の長さのファイバーとを用いることを含む付記9に記載の方法。
(付記13)
前記軸に沿った複数の焦点において前記光線を合焦させることは、異なる焦点のための前記複数のレーザーのそれぞれに対応する対応固定コリメーター用いることを含む付記9に記載の方法。
(付記14)
前記軸に沿った複数の焦点において前記光線を合焦させることは、ピエゾコリメーターを制御することを含む付記9に記載の方法。
(付記15)
前記光学カップラーは、ファイバー光学サーキュレーター備える付記9に記載の方法。
(付記16)
前記光学カップラーは、光学アイソレーター備える付記9に記載の方法。

Claims (16)

  1. 光源(110)と、
    第1ポート、第2ポート、及び第3ポートを有する光学カップラー(130)であって、該光学カップラー内で、光信号が実質的に、前記第1ポートから前記第2ポートにのみ、及び前記第2ポートから前記第3ポートにのみ伝播し、該光学カップラーが前記第1ポートで前記光源に接続される、光学カップラーと、
    前記光学カップラーの前記第2ポートから出力された光をダイクロニックミラー(170)と顕微鏡対物レンズ(160)とを通って試料(195)上に案内するための光学コリメーター(150)であって、前記試料(195)が調整可能な顕微鏡ステージ(198)によって支持された培養基上に載置される、光学コリメーターと、
    軸に沿った複数の焦点において前記光を合焦させるための走査手段(270)と、
    前記軸に沿った前記複数の焦点における前記培養基からの反射を含む前記光信号を、強度信号に変換するためのフォトダイオード検出器(240)であって、前記光信号が、前記顕微鏡対物レンズ(160)によって捉えられ、前記ダイクロニックミラー(170)と前記光学コリメーター(150)とを通って前記光学カップラー(130)の前記第2ポートに入り、前記第3ポートから出るように、該フォトダイオード検出器(240)に送られる、フォトダイオード検出器と、
    信号テンプレートを格納するための記憶装置(230)と、
    前記強度信号を前記信号テンプレートと相互相関させることによって前記強度信号内のピークを検知するためのマイクロプロセッサ(180)であって、該マイクロプロセッサ(180)は、前記強度信号内の検出された前記ピークの位置と、合焦状態にあり、所望の合焦位置に対応するピークを含む参照信号内のピークの位置との間の差に基づき、前記軸に沿って調整可能な前記顕微鏡ステージ(198)の位置を移動させるためのコマンドを生成する、マイクロプロセッサと、
    を備えるオートフォーカス装置。
  2. 前記マイクロプロセッサは前記強度信号における前記ピークを連続して検知し、前記強度信号内の前記検出された前記ピークの位置と前記参照信号内の前記ピークの位置との間の差に基づき、所望の光学焦点を維持するために、前記軸に沿って調整可能な前記顕微鏡ステージの位置を移動させるためのコマンドを生成する請求項1に記載の装置。
  3. 前記走査手段は、電気的焦点レンズと、該電気的焦点レンズの焦点を調整するためのコントローラーとを備える請求項1に記載の装置。
  4. 前記走査手段は、異なる伝送遅れを有する複数の長さのファイバーを備える請求項1に記載の装置。
  5. 前記走査手段は、複数のレーザーと、異なる焦点のための前記複数のレーザーのそれぞれに対応する対応固定コリメーターとを備える請求項1に記載の装置。
  6. 前記走査手段は、ピエゾコリメーターを備える請求項1に記載の装置。
  7. 前記光学カップラーは、ファイバー光学サーキュレーターを備える請求項1に記載の装置。
  8. 前記光学カップラーは、光学アイソレーターを備える請求項1に記載の装置。
  9. 光学カップラーを、第1ポートで光源の光信号出力に、第2ポートで光学コリメーターに、第3ポートでフォトダイオード検出器に、前記光学カップラー内で、光信号が実質的に、前記第1ポートから前記第2ポートにのみ、及び前記第2ポートから前記第3ポートにのみ伝播するように、接続することと、
    前記光コリメーターによって、前記光学カップラーの前記第2ポートからの光線をダイクロニックミラーと顕微鏡対物レンズとを通って、調整可能な顕微鏡ステージによって支持された培養基上に載置された試料に案内することと、
    軸に沿った複数の焦点において前記光線を合焦させることと、
    前記顕微鏡対物レンズによって、前記軸に沿った前記複数の焦点における前記培養基からの前記光線の反射を含む反射した前記光信号を捉えるとともに、前記光学コリメーターを通って、前記光学カップラーの前記第2ポートに入り、前記第3ポートから出るように前記フォトダイオード検出器に送ることと、
    前記反射した光信号を前記フォトダイオード検出器によって強度信号に変換することと、
    前記強度信号を格納された信号テンプレートと相関させることによって前記強度信号内のピークを検知することと、
    前記強度信号内の検出された前記ピークの位置と、合焦状態にあり、所望の合焦位置に対応するピークを含む参照信号内のピークの位置との間の差に基づき、前記軸に沿って調整可能な前記顕微鏡ステージの位置を移動させるためのコマンドを生成することと、
    を含むオートフォーカス装置を自動的に走査する方法。
  10. さらに、前記強度信号内のピークを連続して検知するとともに、前記強度信号内の検出されたピークの位置と前記参照信号内のピークの位置との間の差に基づき、所望の光学焦点を維持するために、前記軸に沿って調整可能な前記顕微鏡ステージの位置を移動させるコマンドを生成することを含む請求項9に記載の方法。
  11. 前記軸に沿った複数の焦点において前記光線を合焦させることは、調整可能なレンズを電気的に制御することを含む請求項9に記載の方法。
  12. 前記軸に沿った複数の焦点において前記光線を合焦させることは、発振されたレーザーと異なる伝送遅れを有する複数の長さのファイバーとを用いることを含む請求項9に記載の方法。
  13. 前記軸に沿った複数の焦点において前記光線を合焦させることは、異なる焦点のための前記複数のレーザーのそれぞれに対応する対応固定コリメーター用いることを含む請求項9に記載の方法。
  14. 前記軸に沿った複数の焦点において前記光線を合焦させることは、ピエゾコリメーターを制御することを含む請求項9に記載の方法。
  15. 前記光学カップラーは、ファイバー光学サーキュレーターを備える請求項9に記載の方法。
  16. 前記光学カップラーは、光学アイソレーターを備える請求項9に記載の方法。

JP2016536480A 2013-08-22 2014-08-22 オートフォーカス装置 Active JP6523286B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201361868881P 2013-08-22 2013-08-22
US61/868,881 2013-08-22
PCT/US2014/052291 WO2015027153A1 (en) 2013-08-22 2014-08-22 Autofocus apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016534401A JP2016534401A (ja) 2016-11-04
JP6523286B2 true JP6523286B2 (ja) 2019-05-29

Family

ID=51493070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016536480A Active JP6523286B2 (ja) 2013-08-22 2014-08-22 オートフォーカス装置

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP3036577B1 (ja)
JP (1) JP6523286B2 (ja)
CN (1) CN105637400B (ja)
CA (1) CA2921979C (ja)
WO (1) WO2015027153A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6945737B2 (ja) * 2017-11-28 2021-10-06 ライカ バイオシステムズ イメージング インコーポレイテッドLeica Biosystems Imaging, Inc. デュアルプロセッサ画像処理
WO2019244275A1 (ja) 2018-06-20 2019-12-26 株式会社日立ハイテクノロジーズ 観察装置
CN111351562A (zh) * 2018-12-21 2020-06-30 余姚舜宇智能光学技术有限公司 一自动调焦系统及其方法
DE102019109832B3 (de) 2019-04-12 2020-04-23 Leica Microsystems Cms Gmbh Lichtblattmikroskop und Verfahren zum Erfassen einer Messgröße
CN110531484B (zh) * 2019-07-24 2021-04-20 中国地质大学(武汉) 一种对焦过程模型可设定的显微镜自动对焦方法
CN116045841B (zh) * 2022-11-23 2023-08-04 深圳市中图仪器股份有限公司 聚焦曲线的拟合方法、拟合装置及测量系统

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2002951841A0 (en) * 2002-09-30 2002-10-24 Swinburne University Of Technology Apparatus
JP2004219672A (ja) * 2003-01-14 2004-08-05 Sony Corp ホログラム記録方法、ホログラム記録の再生方法、ホログラム記録再生装置、およびホログラム再生装置
US7477401B2 (en) * 2004-11-24 2009-01-13 Tamar Technology, Inc. Trench measurement system employing a chromatic confocal height sensor and a microscope
CN102640030B (zh) * 2009-10-16 2015-03-11 索雷博股份有限公司 自动聚焦装置
CN201804207U (zh) * 2010-04-23 2011-04-20 张瑞聪 多彩全像的影像合成设备的光偏移补偿装置
CN103620340A (zh) * 2011-06-09 2014-03-05 伊斯曼柯达公司 用于距离测量的耦合多波长共聚焦系统
US20120314200A1 (en) * 2011-06-09 2012-12-13 Ophir Eyal Coupled multi-wavelength confocal systems for distance measurements
CN103091827B (zh) * 2013-02-01 2015-09-09 沈阳博兴亚达科技有限公司 高清自动识别比对显微镜及痕迹自动识别比对方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP3036577B1 (en) 2017-12-06
JP2016534401A (ja) 2016-11-04
EP3036577A1 (en) 2016-06-29
CA2921979A1 (en) 2015-02-26
CN105637400A (zh) 2016-06-01
CA2921979C (en) 2021-12-14
WO2015027153A1 (en) 2015-02-26
CN105637400B (zh) 2019-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6523286B2 (ja) オートフォーカス装置
US20140043610A1 (en) Apparatus for inspecting a measurement object with triangulation sensor
US20170013185A1 (en) Adaptable operating frequency of a variable focal length lens in an adjustable magnification optical system
US11300770B2 (en) Inclination measurement and correction of the cover glass in the optical path of a microscope
US20120062986A1 (en) Focusing apparatus and method
US20130070076A1 (en) Autofocusing method and device for a microscope
JP2020505625A (ja) 予測焦点トラッキング装置及び方法
JP5620502B2 (ja) オートフォーカス装置
TW200825450A (en) Automatic focus device and method thereof
WO2016160285A1 (en) System and method for continuous, asynchronous autofocus of optical instruments
US5309214A (en) Method for measuring distributed dispersion of gradient-index optical elements and optical system to be used for carrying out the method
CN109855844A (zh) 一种光学镜头中心偏差测量装置及方法
JP7270907B2 (ja) 細胞観察システムおよび細胞観察方法
US9134522B2 (en) Autofocus apparatus
CN110307807A (zh) 基于doe的入射光束角度标定装置及方法
JP6722111B2 (ja) オートフォーカス・システム
TWI574072B (zh) 自動對焦系統及其對焦方法
CN109341518B (zh) Oct探测装置及微雕设备
JP2002296018A (ja) 3次元形状計測装置
CN107843969A (zh) 一种多焦点扫频oct调焦装置及其方法
US20240319487A1 (en) Microscope and method for autofocusing
EP3751327B1 (en) Method of and apparatus for monitoring a focus state of a microscope
US11561384B2 (en) Method and device for adjusting the focus or determining the refractive index of a sample medium, non-volatile computer-readable storage medium and microscope
CN116165767A (zh) 一种自动聚焦系统和方法
CN111123434A (zh) 一种紧凑型光纤熔端机成像机构

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190409

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190425

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6523286

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250