JP6521580B2 - 情報処理装置、及び情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は情報処理装置、及び情報処理方法関する。
近年、ネットワーク技術が発達し、画像原稿をスキャンすることで得られた画像データや受信したファクシミリデータをプリント出力するだけでなく、ネットワーク上の共有フォルダに出力する機能を持つ複合プリンタが登場している。
ユーザが出力先としてその共有フォルダを指定した場合、複合プリンタはスキャンにより得られた画像データや受信ファクシミリデータを画像ファイルとして形成し、これを予め設定された共有フォルダ情報に基づいてネットワーク上の共有フォルダに保存する。共有フォルダ情報とは共有フォルダに画像ファイルを保存する際に必要となる情報であり、共有フォルダのフォルダ名やフォルダパス、共有フォルダが置かれているサーバへのログインユーザ名やパスワード等を含む。
共有フォルダ情報の設定値に誤りがない事を確かめるため、特許文献1は共有フォルダへの格納が正常にできることをダミーファイルを用いてシステム運用前に確認するテスト方法について開示している。
特開2009−027263号公報
特許文献1に開示の技術によれば、画像処理装置を操作して画像ファイルを保存する共有フォルダに関する共有フォルダ情報を入力する。共有フォルダのフォルダパスやフォルダ名には英数に限らず平仮名や漢字や特殊文字などが含まれていたり、文字数も100を超えていたりする場合もある。一方、画像処理装置はコストアップを防ぐため、文字入力の確認に必要な入力結果を表示するデバイスの表示能力を限定的なものにしたり、入力可能な文字の種類に制限を加えることがある。そのため、低コストを意識して設計された画像処理装置では、共有フォルダ情報の入力に手間がかかったり、所望の入力ができないという問題がある。
また、共有フォルダに保存された画像ファイルは、同じネットワークに接続されたクライアント端末からアクセスして利用される。従って、クライアント端末での操作の容易性の面からは、アクセス可能な共有フォルダを自動検出して、クライアント端末にそのリスト一覧を表示させ、その一覧から所望のフォルダを選択可能にすることが望まれる。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、ファイルを共有フォルダに保存することが可能かどうかを確認できる情報処理装置、及び情報処理方法提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明の情報処理装置は次のような構成からなる。
即ち、ユーザ端末とサーバとネットワークを介して接続して通信する情報処理装置であって、前記ユーザ端末により自動検出された、もしくは前記ユーザ端末においてユーザにより手動入力された、前記サーバの所定の共有フォルダの情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記サーバの所定の共有フォルダの情報に基づき、前記所定の共有フォルダにファイルを保存することが可能かどうかをテストするテスト手段と、前記所定の共有フォルダの情報が自動検出されたものであることを示す第1の情報を前記受信手段が受信した場合、前記テスト手段によるテストの結果に従って、前記所定の共有フォルダの情報をメモリに記憶する記憶手段とを有し、前記所定の共有フォルダの情報がユーザにより手動入力されたものであることを示す第2の情報を前記受信手段が受信した場合には、前記テスト手段によるテストを実行せず、前記所定の共有フォルダの情報を前記メモリに記憶することを特徴とする。
発明によれば、情報処理装置から常にファイルが保存できるかどうかをかめることできる。
本発明の実施形態である画像処理システムの構成を示すブロック図である。 画像処理装置の構成を示すブロック図である。 共有フォルダを備えたサーバの構成を示すブロック図である。 フォルダ設定ツールを備えたクライアント端末の構成を示すブロック図である。 フォルダ設定ツールが自動入力した共有フォルダ情報で画像の保存テストに成功した場合の処理シーケンスを示す図である。 フォルダ設定ツールが自動入力した共有フォルダ情報で画像の保存テストに失敗した場合の処理シーケンスを示す図である。 フォルダ設定ツールが手動入力した共有フォルダ情報で画像の保存テストした場合の処理シーケンスを示す図である。 画像処理装置が実行する共有フォルダ設定に係るテスト処理を示すフローチャートである。
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について、さらに具体的かつ詳細に説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成要素の相対配置等は、特定の記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
なお、この明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わない。さらに人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かも問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
図1は本発明の実施形態である画像処理システムの全体構成を示すブロック図である。
図1に示すように、画像処理システムは1インターネットやイントラネットから構成される通信ネットワーク400で接続された画像処理装置100と共有フォルダを持つサーバ200とフォルダ設定ツールを持つクライアント端末300とから構成される。なお、画像処理装置100とサーバ200とクライアント端末300の通信ネットワーク400への接続は公知の方法に従ってなされるものとし、ここでの説明は省略する。また、サーバ200とクライアント端末300は別の装置であるものとして説明したが、同一の装置である構成でも構わない。
なお、通信ネットワーク400としては有線LANや有線WANの他に、無線LAN(例えば、WiFiなど)や無線WAN(例えば、WiMAX、LTEなど)を用いても良いし、無線と有線の混合したネットワークを用いても良い。
図2は画像処理装置100の詳細な構成を示すブロック図である。
CPU101は、ROM102から読出された制御プログラムを実行して、CPUバス108を介して画像処理装置100の全体と各構成要素の動作を制御する。なお、この制御プログラムは不揮発性のRAM103に格納されていても良い。ROM102には、CPU101が実行する制御プログラムに加えてデータテーブル、組み込みオペレーティングシステム(OS)のプログラムに関係した固定データなどを格納する。RAM103は、バックアップ電源付きのSRAM等で構成され、たとえ、画像処理装置100への電力供給が切断させてもデータバックアップ用の1次電池(不図示)により格納データを保持する。従って、RAM103には、データが消去されては困るプログラム制御変数等を格納する。また、RAM103には、オペレータが登録した設定値や画像処理装置100の管理データ等を格納する領域も設けられている。さらに、RAM103にはクライアント端末300から受信した共有フォルダ情報に記憶される。
画像入力部104は画像の元となるデータを装置外部から取得し、共有フォルダ204に保存するための画像データを生成する。従って、画像入力部104の具体的な構成例としてはスキャナやファクシミリ装置などが含まれる。また、画像入力部104は画像の保存テストの際に用いるダミーファイルを生成する。
表示操作部105はモード設定キー、決定キー、取り消しキー等、装置の操作に必要最低限のキーとディスプレイやスピーカ等から構成され、ユーザからのキー入力を受け付けるとともに、その結果をディスプレイやスピーカ等に出力する。
記録部106は、例えば、インクジェット方式に従って記録媒体に画像を記録するプリンタエンジンを備え、画像入力部104により入力した画像データをファクシミリデータなどに基いて画像を記録する。また、共有フォルダに格納された画像ファイルの画像をネットワークを介して入力し、これを記録することもできる。
通信制御部107は、通信ネットワーク400に接続され、インターネットプロバイダへ接続して通信を行ったり、サーバ200、クライアント端末300との間でデータや画像等の通信を行う。
以上の構成から分かるように、画像処理装置の実施形としては画像原稿を読取るスキャナ機能とファクシミリ機能とプリンタ機能とを備えた多機能プリンタ装置(MFP)が代表的なものであるが、スキャナ機能とプリンタ機能とを備えたMFPであっても良い。さらに、そのMFPには画像データを格納したメモリスティックやメモリカードを装着可能なインタフェースを備え、画像入力部104がメモリスティックやメモリカードから画像データを入力しても良い。また、そのMFPがデジタルカメラを直接接続するインタフェースを備え、画像入力部104がデジタルカメラから画像データを入力しても良い。
図3は共有フォルダを備えるサーバ200の構成を示すブロック図である。
図3において、CPU201は、ROM202に格納された制御プログラムを読出して実行し、CPUバス206を介してサーバ200の全体と各構成要素の動作を制御する。なお、この制御プログラムは不揮発性のRAM203に格納されていても良い。RAM203は一時的にプログラムや画像データを記憶し、サーバ200の処理を高速に動作させるために用いられる。
共有フォルダ204はネットワーク上の画像処理装置100とクライアント端末300からも参照可能に設けられたフォルダであり、画像処理装置100から転送された画像を受信して保存する。通信制御部205は、通信ネットワーク400に接続し、インターネットプロバイダへ接続して通信を行ったり、画像処理装置100やクライアント端末300との間でデータや画像等の通信を行う。
図4はフォルダ設定ツールを備えるクライアント端末(ユーザ端末)300の構成を示すブロック図である。
CPU301は、ROM302に格納された制御プログラムを読出して実行し、CPUバス306を介してクライアント端末300の全体と各構成要素の動作を制御する。なお、この制御プログラムは不揮発性のRAM303に格納されていても良い。RAM303は、一時的にプログラムや画像データを記憶し、クライアント端末300の処理を高速に動作させるために用いられる。
フォルダ設定ツール304は、CPU301が実行するプログラムと、クライアントに情報の入出力を行うディスプレイやキーボード等の入出力部で構成され、同一ネットワーク上にある共有フォルダ204に画像を保存するための共有フォルダ情報を作成する。本願の課題においても指摘したように、画像処理装置100はコストアップを防ぐため、文字入力の確認に必要な入力結果を表示するデバイスの表示能力を限定的なものにしたり、入力可能な文字の種類に制限を加えることがある。その結果、その文字入力に英数に限らず平仮名や漢字や特殊文字などが含まれていたり、文字数も100を超えていたりすると共有フォルダ情報の入力に手間がかかったり、あるいは入力そのものができない場合がある。
また、共有フォルダ204に保存した画像ファイルは同ネットワークに接続されたクライアント端末300からアクセスして利用される。従って、フォルダ設定ツール304ではクライアント端末300のブラウジング機能を使用し、クライアント端末300からアクセス可能な共有フォルダ204を自動検出して一覧を作成する。そして、その一覧から所望の共有フォルダを選択する。このようにして、ユーザが共有フォルダ情報を入力する手間を省き、操作を容易にしている。また、共有フォルダ情報を手動入力する場合も、ディスプレイやキーボート等の入出力部を使用することで入力を容易している。
通信制御部305は、通信ネットワーク400に接続し、インターネットプロバイダへ接続して通信を行ったり、画像処理装置100やサーバ200との間でデータや画像等の通信を行う。
なお、クライアント端末300の実施形としては、ラップトップやデスクトップのパーソナルコンピュータ(PC)の他に、スマートフォンやタブレット端末などがある。
次に、シーケンス図を用いて画像処理システムで実行される処理について説明する。
画像処理装置100に対して画像保存先の共有フォルダ情報を記憶させるため、ユーザがクライアント端末300のフォルダ設定ツール304を使用する処理をトリガとして一連の処理が開始される。
図5はフォルダ設定ツール304が自動入力した共有フォルダ情報でテストに成功する時のシーケンスを示す図である。
まず、フォルダ設定ツール304はブラウジング機能を用いて通信ネットワーク400を介してサーバ200に照会し、通信ネットワーク400に接続された共有フォルダ204を自動検出する(500)。サーバ200はその検出した複数の共有フォルダの情報を含むリストを取得して、送信する(500a)。なお、共有フォルダ204を自動検出するブラウジング機能はフォルダ設定ツール304に直接搭載してもよいし、クライアント端末300に搭載してフォルダ設定ツール304が使用する構成でも構わない。
次に、クライアント端末300は取得した共有フォルダリストの中から、画像処理装置100が画像を保存する保存先に指定する共有フォルダ204を選択する(501)。続いて、フォルダ設定ツール304は画像処理装置100に選択された共有フォルダ204の情報を送信する(502)。ここで、送信する情報は、共有フォルダ204に画像ファイルを保存する際に必要となる情報であり、例えば、共有フォルダのフォルダ名やフォルダパス、共有フォルダをもつサーバ200へのログインユーザ名やパスワード等を含む。なお、共有フォルダ情報の一部に自動入力された情報がある場合は、その事を示す情報も併せて送信する。
この送信に応じて、画像処理装置100は受信した共有フォルダ情報に基いて共有フォルダ204に画像データが保存できることをテストするためにダミーデータを送信する(503)。そして、その結果をサーバ200から受信する(503a)。ここで、図5が示す例は、そのテストが成功したことを示す通知である。
このテストは、次のような手順で行う。まず、画像入力部104で共有フォルダ204にテスト的に格納させるためのダミーファイルを作成する。このダミーファイルは保存を予定している画像データと同じ形式(PDF、JPEG等)であり、かつ、ファイルサイズやファイル名も同じかそれに類似のものである事が望ましい。続いて、作成されたダミーファイルを受信した共有フォルダ情報を用いて共有フォルダ204に書き込みを試行し、書き込みが正常に行われたか否かを判定する。最後に、書き込んだダミーファイルを共有フォルダ204から削除し、テスト結果を作成する。
そのテストが成功した場合、画像処理装置100はテストが成功したという通知をフォルダ設定ツール304に送信する(504)。最後に、画像処理装置100は受信した共有フォルダ情報をRAM103に記憶する(505)。
図6はフォルダ設定ツール304が自動入力した共有フォルダ情報でテストに失敗する時のシーケンスを示す図である。なお、図6において、図5で説明したのと同じシーケンスや動作についてが同じ参照番号を付し、その説明は省略する。
図6に示すように、ダミーデータの送信(503)に対するテストの結果をサーバ200から受信する(503b)。ここで、図6が示す例は、そのテストが失敗したことを示す通知である。図6に示すシーケンスでは、テスト失敗の原因を画像処理装置100が解析して3種類に分類する。
1つ目は失敗の原因が画像処理装置100にある場合、例えば、テスト開始時に画像処理装置100が別の処理を実行中でテスト処理が実行できないような場合がこれに相当する。2つ目は失敗の原因が共有フォルダ204にある場合、例えば、サーバ200にログインできなかった場合や、共有フォルダ204が書込み禁止になっている場合等が、これに相当する。3つ目は失敗の原因が画像処理装置100と共有フォルダ204と間の通信にある場合、例えば、ネットワークの通信経路がテスト中に切断され、タイムアウトとなり応答が無いような場合が、これに相当する。なお、この例では失敗した原因を解析して3種類に分類したが、更に詳細に原因を特定してもよい。
さて、画像処理装置100はテストに失敗した事とその原因をフォルダ設定ツール304に送信し(604)、フォルダ設定ツール304のユーザに対して602で送信した共有フォルダ情報の再設定を促す。
これに応じて、受信したテスト失敗の通知とその原因とに基いて、ユーザは画像が共有フォルダ204に正しく保存できる環境の再設定を行う(605)。それから、ユーザはクライアント端末300から再設定された環境と共有フォルダ情報を画像処理装置100に送信する(606)。画像処理装置100は、受信した共有フォルダ情報に基いて共有フォルダ204に画像データを保存できるかどうかをテストするために、ダミーデータを作成してこれを送信する(607)。そして、その結果をサーバ200から受信する(607a)。ここで、図6が示す例は、そのテストが成功したことを示す通知である。
画像処理装置100は受信したテストが成功したという通知をフォルダ設定ツール304に送信する(608)。最後に、画像処理装置100は受信した共有フォルダ情報をRAM103に記憶する(609)。
図7はフォルダ設定ツール304が手動入力した共有フォルダ情報でテストした時のシーケンスを示す図である。この手動入力は既に画像処理装置100に記憶された情報の一部を変更したい場合や、別の画像処理装置に情報を記憶させる場合に、手動操作の手間を少なくすることを目的としている。なお、この処理自体は無くてもよいし、また、フォルダ情報を自動入力する場合でも共有フォルダを自動検出する前に行ってもよい。
まず、フォルダ設定ツール304は画像処理装置100に記憶されている共有フォルダ情報を受信する(700)。次に、フォルダ設定ツール304は共有フォルダ情報を手動で入力する(701)。
続いて、フォルダ設定ツール304は入力した共有フォルダ情報と、その情報が手動で入力されたことを併せて画像処理装置100に送信する(702)。共有フォルダ情報が手動入力された情報である場合、ユーザが意図して入力した情報であるため、現在の環境で画像を保存するテストに失敗する情報であっても画像処理装置100に記憶させたい情報である可能性が高い。例えば、現在は共有フォルダを持つサーバ200の電源が入っていないが、電源投入は後で対応するので画像処理装置100には今すぐフォルダ情報を記憶させたいという場合などが考えられる。
従って、この場合には、画像処理装置100は受信した共有フォルダ情報をRAM103に記憶する(703)。
図8は画像処理装置100が実行する共有フォルダ設定に係るテスト処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS800では、フォルダ設定ツール304から送信された共有フォルダ情報を受信し、ステップ801では、受信した共有フォルダ情報が自動入力された情報であるか手動入力された情報であるかを調べる。ここで、受信した共有フォルダ情報が手動入力による情報であると判定された場合、ユーザが意図して入力した情報であるため、現在の環境で画像を保存するテストに失敗する情報であっても画像処理装置100に記憶させたい情報である可能性が高い。従って、処理はステップS807に進み、受信した共有フォルダ情報をRAM103に記憶する。
これに対し、受信した共有フォルダ情報が自動入力の情報であると判定された場合、クライアント端末300上のフォルダ設定ツール304からは正しくアクセスできた共有フォルダ204であっても画像処理装置100から正しくアクセスできないことがある。例えば、サーバ200には特定の機器からのアクセスを禁止する設定がされていることがあるからである。従って、この場合、処理はステップS802に進む。
ステップS802では、画像処理装置100はステップS800で受信した共有フォルダ情報に基いて共有フォルダ204に画像データを保存できるかどうかをテストする。このため、上述のように、画像処理装置100はダミーデータを作成し、これをサーバ200に送信する。ステップS803では、テストの結果をサーバ200から受信する。続いて、ステップS804では、テストの結果をフォルダ設定ツール304に送信する。
さらにステップS805では、テストが成功したかをサーバ200から受信したテストの結果に基いて判定する。ここで、テストに成功したと判定された場合、処理はステップS807に進み、受信した共有フォルダ情報をRAM103に記憶する。これに対して、テストに失敗したと判定された場合、その失敗は単純な入力ミスではなく、画像処理システム全体の環境設定に不備がある可能性が高い。従って、この場合はテストの失敗結果を受信したフォルダ設定ツール304のユーザが環境を再設定し、再設定された共有フォルダ情報を送信することを期待し、処理はステップS800に戻る。
従って以上説明した実施形態に従えば、文字入力能力が低い画像処理装置であっても、クライアント端末が備えるツールを利用することで共有フォルダ情報の入力が容易になる。また、そのツールで設定した共有フォルダ情報により画像処理装置からも正常に画像が共有フォルダに保存できることを共有フォルダ情報の入力時に確かめることができる。
なお、この実施形態では共有フォルダ情報がクライアント端末のフォルダ設定ツールから手動入力された場合には画像の保存テストを行わない例について説明したが、入力方法が自動か手動かに拘わらず、そのテストを実行してもよい。
またこの時、手動入力された共有フォルダ情報に基いて保存テストを実行し、その結果が失敗だった場合は、共有フォルダ情報をRAMに保存してもよいし、保存しなくてもよい。現在の環境ではたとえ保存テストに失敗する情報であっても画像処理装置に記憶させたい情報である可能性がある一方で、単純な入力ミスの可能性もある。従って、フォルダ設定ツールに保存テストには失敗したが、そのフォルダ情報を画像処理装置に記憶させるかどうかを選択させる画面を表示し、ユーザに判断させるようにしてもよい。また、画像処理装置やフォルダ設定ツールに表示されるメッセージは、テストの結果や失敗の原因の他に、共有フォルダ情報の入力方法が自動であるか手動であるかを区別して表示してもよい。
100 画像処理装置、200 サーバ、300 クライアント端末
400 通信ネットワーク

Claims (11)

  1. ユーザ端末とサーバとネットワークを介して接続して通信する情報処理装置であって、
    前記ユーザ端末により自動検出された、もしくは前記ユーザ端末においてユーザにより手動入力された、前記サーバの所定の共有フォルダの情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記サーバの所定の共有フォルダの情報に基づき、前記所定の共有フォルダにファイルを保存することが可能かどうかをテストするテスト手段と、
    前記所定の共有フォルダの情報が自動検出されたものであることを示す第1の情報を前記受信手段が受信した場合、前記テスト手段によるテストの結果に従って、前記所定の共有フォルダの情報をメモリに記憶する記憶手段とを有し、
    前記所定の共有フォルダの情報がユーザにより手動入力されたものであることを示す第2の情報を前記受信手段が受信した場合には、前記テスト手段によるテストを実行せず、前記所定の共有フォルダの情報を前記メモリに記憶することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記サーバの共有フォルダの情報が、前記サーバによって自動検出されたものであることを示す前記第1の情報を前記受信手段が受信した場合には、前記テスト手段によるテストの結果が成功である場合に、前記サーバの共有フォルダの情報を前記メモリに記憶させることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記テスト手段によるテストの結果を前記ユーザ端末に通知する通知手段をさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記テスト手段によるテストの結果が失敗である場合、前記通知手段は、前記ユーザ端末に対して、前記失敗とともに、前記共有フォルダの情報の再設定を促すよう通知することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記テスト手段は、
    テストのためのダミーデータを受信した共有フォルダの情報に基いて、前記サーバの共有フォルダへ書き込むことを試みる試行手段と、
    前記試行手段による書き込みの試みにより書き込みが正常に行われたか否かを判断する判断手段とを含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記ダミーデータは、前記共有フォルダに保存されるファイルと同じファイル形式のダミーファイルであることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記判断手段により前記試行手段による書き込みの試みにより書き込みが正常に行われなかったと判断された場合、前記書き込みが正常に行われなかった原因を解析する解析手段をさらに有し、
    前記解析手段により解析された原因を前記ユーザ端末に通知することを特徴とする請求項5又は6に記載の情報処理装置。
  8. 画像を記録媒体に記録する記録手段と、
    画像原稿を読取るスキャナ手段とをさらに有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. ファクシミリデータを通信するファクシミリ手段をさらに有することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  10. 前記所定の共有フォルダには、前記情報処理装置から転送された画像が保存されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. ユーザ端末とサーバとネットワークを介して接続して通信する情報処理装置の情報処理方法であって、
    前記ユーザ端末により自動検出された、もしくは前記ユーザ端末においてユーザにより手動入力された、前記サーバの所定の共有フォルダの情報を受信する受信工程と、
    前記受信工程において受信された前記サーバの所定の共有フォルダの情報に基づき、前記所定の共有フォルダにファイルを保存することが可能かどうかをテストするテスト工程と、
    前記所定の共有フォルダの情報が自動検出されたものであることを示す第1の情報が前記受信工程において受信された場合、前記テスト工程におけるテストの結果に従って、前記所定の共有フォルダの情報をメモリに記憶する記憶工程とを有し、
    前記所定の共有フォルダの情報がユーザにより手動入力されたものであることを示す第2の情報が前記受信工程において受信された場合には、前記テスト工程におけるテストを実行せず、前記所定の共有フォルダの情報を前記メモリに記憶することを特徴とする情報処理方法。
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