JP2014049965A - ファックスサーバ、ファックスサーバの制御方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

ファックスサーバ、ファックスサーバの制御方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 送信者にとって予め送信先として想定し、電話帳登録している複数の送信先間における送信先を取り違えた場合でも、ファクシミリデータの誤送信を防ぐことが可能な仕組みを提供する。
【解決手段】 送信者側ファックスサーバは、ユーザ操作に指示されたファックスデータの送信先と送信先に付与された送信先コードに基づいて、送信確認コードを含むテストファックスデータを生成し、送信先のファックス装置に送信する。受信者側においては、受信したテストファックスに記載された送信確認コードと、予め受信者に固有に付与された送信先コードを、指定の方法で受信者側に通知する。ファックスサーバは、受信者側から通知された送信先コードと送信確認コードに基づき受信者側の通知が正しい場合には、送信者クライアント端末に通知する。送信者側には、送信先コードに基づき送信先と、当初送信しようとしたファックスデータを比較させることで誤送信がないか確認を促す。
【選択図】図13

Description

本発明は、ファクシミリデータの送信データ(本番データ)の送信前に、テストファックスデータを送信することにより予めファクシミリデータの送信先に関する確認を行うことにより、誤送信を防止するための技術に関する。
電話回線(公衆回線)を利用してデータを受信するデータ通信装置の身近な例としては、ファクシミリ装置が知られている。ファクシミリ装置は、良く知られているように文書等をデジタル信号に変換して、ファクシミリ番号で特定した相手先のファクシミリ装置に送信したり、ファクシミリ番号で特定されたファクシミリ装置が受信したりする機能を有する。
また、クライアント端末(情報処理装置)をユーザが操作し、ファックスサーバ(情報処理装置)にファックス送信を通知し、FAX通信カード、公衆回線を経由してクライアント端末内の文書データをファクシミリとして送信する構成も実現されている。
ところで、ファクシミリ装置の利用においては、その利便性が高い反面、番号間違い等による誤送信が発生しやすい。このため、個人情報保護法等によって法的な保護が求められている文書情報を送信する場合には、正当な宛先に対して確実に送信を行わなければならない。
従来、誤送信防止のため、送信担当者以外に、他の担当者が送信担当者の入力した送信先ファックス番号を再確認してから送信指示をするなど、手間がかかる作業を要するといった問題があった。
こういった問題に対応するために、特許文献1では、送信側のファクシミリ装置は、送信者からのファクシミリデータおよび送信先の番号を受け付け管理装置に送信する。管理装置はファクシミリデータに対応する確認IDを生成し、受信側のファクシミリ装置に生成した確認IDを含む文書情報を送信する。受信側のファクシミリ装置は、確認IDを含む文書情報を印字出力する。受信側のファクシミリ装置における受信者は、印字出力された確認IDを取得すると、管理装置にかかる所定の電話番号にダイヤルを行い、取得した確認IDを音声メッセージにしたがって入力する。管理装置は、受信側のファクシミリ装置から取得した確認IDが、上記において生成した確認IDと一致するか否かを判定し、一致する場合には送信側のファクシミリ装置から受け付けたファクシミリデータを受信側のファクシミリ装置に送信する。
特開2007−166473号公報
しかしながら、特許文献1において提案されている技術では、誤送信が発生した場合に、受信側のファックス装置において、確認IDを受け取った受信者は、管理装置にかかる所定の電話番号と応答方法を知っていれば、管理装置に対して取得した確認IDを音声メッセージにしたがって入力することができてしまう。従って、例えば送信者が予めファクシミリデータを送信することができる複数の受信者(例えばA社、B社)に対して、これらの情報(電話番号と応答方法)を通知していた場合、A社とB社を取り違えて送信した場合には、誤送信を防止できない。すなわち、予め上記情報を通知していない受信側のファックス装置に送信した場合のみ、誤送信を防止可能となる。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、送信者にとって予め送信先として想定し、電話帳に登録している複数の送信先の間における送信先を取り違えた場合であっても、ファクシミリデータの誤送信を防ぐことが可能な仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、クライアント端末とネットワークを介して接続可能であり、ファックスデータを送受信可能なファックスサーバであって、前記ファックスデータの送信先と該送信先に付与された送信先コードとを対応付けて、送信先情報として送信先情報記憶手段に記憶させる送信先情報登録手段と、前記クライアント端末のユーザ操作により指示された少なくともファックスデータと該ファックスデータの送信先とを、送信要求として受け付ける送信要求受付手段と、前記送信要求に基づき前記ファックスデータを送信する前に、前記送信先が正しい送信先か否かを判定するために、前記送信先情報記憶手段における該送信先の前記送信先情報に基づき、送信確認コードを含むテストファックスデータを生成するテストファックスデータ生成手段と、前記テストファックスデータを、前記送信先に送信するテストファックスデータ送信手段と、少なくとも予め前記送信先に通知している前記送信先コードと、前記テストファックスデータにおいて送信した前記送信確認コードと、を含む送信確認情報を該送信先から受信する送信確認情報受付手段と、前記送信確認情報受付手段により受信した前記送信確認情報の内容を、前記クライアント端末のユーザに提示し、指示した前記送信先の正否を確認させるべく通知する送信確認結果通知手段と、前記クライアント端末から送信された本番ファックスデータの、前記送信先への送信要求を受け付ける本番ファックスデータ送信要求受付手段と、前記本番ファックスデータ送信要求受付手段により受け付けた送信要求に基づき、本番データを前記送信先に送信する本番ファックスデータ送信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、送信者にとって予め送信先として想定し、電話帳に登録している複数の送信先の間における送信先を取り違えた場合であっても、ファクシミリデータの誤送信を防ぐことが可能な仕組みを提供することを目的とする。
本発明に係るクライアント端末、ファクシミリサーバを含むファクシミリシステムの一例を示すシステム構成図である。 クライアント端末およびファクシミリサーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明のクライアント端末およびファクシミリサーバを含むファクシミリ送受信システムが備える機能構成の一例を示す機能構成図である。 本実施形態における送信先情報記憶部のデータ構成の一例を示す図である。 本実施形態における、予め受信者側に会社コードと送信確認方法の説明の一例をとして、情報をメールで通知する例を示す図である。 本実施形態におけるファクシミリデータの送信ログを記憶する送信ログ記憶部のデータ構成の一例を示す図である。 本実施形態におけるクライアント端末における送信先を指定するユーザ操作画面の一例を示す図である。 本実施形態における送信前確認としてクライアント端末に表示するユーザ操作画面の一例を示す図である。 本実施形態におけるテストファックスデータの受信者が、予め指定された方法で、送信側に送信確認情報を通知する方法の説明の一例として、メールで通知する例を示す図である。 本実施形態における送信後確認としてクライアント端末に表示するユーザ操作画面の一例を示す図である。 本実施形態のファックス送信情報と送信確認情報をクライアント端末においてユーザに確認させるための画面の一例を示す図である。 本実施形態の本番ファックスデータの先頭に付与する本番ファックスカバーシートの一例を示す図である。 本実施形態のファクシミリサーバシステムにおけるテストファックスデータ、本番ファックスデータの送信処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係るクライアント端末、ファクシミリサーバを含むファクシミリシステムの一例を示すシステム構成図である。本発明に好適なクライアント端末101は、例えば、パーソナルコンピュータであり、ネットワーク通信機能を備え、LAN104(ローカルエリアネットワーク)を介してファクシミリサーバ102とデータ通信が可能である。
ファクシミリサーバ102は、公衆回線105を介してファクシミリ送受信機能を備えるFAX通信カード103を備えている。
本システムは、最も基本的な通信インフラの1つであるファクシミリ(以下、ファックス、FAXとも呼ぶ)を、インターネット/イントラネットを含めたネットワークシステムに統合し、TCP/IPネットワーク対応のFAXサーバシステムである。
具体的には、ファクシミリサーバ102は、米国マイクロソフト社のWindows(登録商標) Serverが稼働し、FAX通信カード103を装着し、後述するファクシミリシステム用サーバモジュール(図3の303)をインストールすることで、PCベースのFAX送受信ができる。送受信したFAXイメージや送受信情報は、ファクシミリサーバ102の記憶部に電子化されて蓄積され、一元管理される。
そして、クライアント端末101には、後述するファクシミリシステム用クライアントモジュール(図3の302)を起動させることで、ファクシミリサーバ102の記憶部に蓄積されている送受信データの確認や、管理者権限でログオンすることでファクシミリサーバ102側の各種設定ができる。
また、クライアント端末101には、後述するファクシミリ用プリンタドライバをインストールすることで、米国マイクロソフト社のWindows(登録商標) OS上の各種文書アプリケーションから印刷実行と同じオペレーションでFAX送信が可能となっている。
FAX通信カード103は、公衆回線105だけでなく、INS64回線、INS1500回線のいずれかに接続することで、FAXデータの送受信が可能となっている。PCIやEISAなどのシステムバスに増設するカードタイプのものや、USBなどの形態で接続するようなBOXタイプのものが利用可能である。
送信データは、各クライアント端末からTCP/IPネットワークであるLAN104を経由してファクシミリサーバ102へ蓄積され、FAX通信カード103を動作させることで、順次送信される。
受信データは、ファクシミリサーバ102に蓄積され、各クライアント端末からファクシミリデータを閲覧可能なように記憶される。
図2は、クライアント端末およびファクシミリサーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示すように、クライアント端末101およびファクシミリサーバ102では、システムバス204を介してCPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)202、ROM(Read Only Memory)203、入力コントローラ205、ビデオコントローラ206、メモリコントローラ207、通信I/Fコントローラ208が接続される。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
ROM202あるいは記憶装置である外部メモリ211は、CPU201が実行する制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やOS(Operating System)や、本データ先指定方法を実現するためのコンピュータ読み取り実行可能なプログラムおよび必要な各種データ(データテーブルを含む)を保持している。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは記憶装置である外部メモリ211からRAM203にロードし、ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現する。
入力コントローラ205は、キーボード209からの入力を制御する。ビデオコントローラ206は、表示部の一例であるCRT210への表示出力を制御する。メモリコントローラ207は、外部メモリ211に記憶されている情報を読み出しと、外部メモリ211への情報の書き込みを制御する。
通信I/Fコントローラ208は、通信回線と接続してデータの送受信の制御を行う。クライアント端末の場合、通信I/Fコントローラ208は、LAN104を介するデータの送受信を制御し、一方、ファクシミリサーバ102の場合、通信I/Fコントローラ208は、同様にLAN104を介するデータの送受信の制御と、FAX通信カード103として、公衆回線105を介するデータの送受信の制御も行うものとする。
なお、ファクシミリサーバ102の外部メモリ211には、後述する各種テーブルが格納されているものとする。また、後述する本発明の処理の一例を示すフローチャートを実行するためのコンピュータ読み取り実行可能なプログラムも、この外部メモリ211に記憶されているものとする。
なお、外部メモリ211は情報を永続的に記憶するための媒体であって、その形態をハードディスク等の記憶装置に限定するものではない。例えば、SSD(Solid State Drive)などの媒体であってもよい。
図3は本発明のクライアント端末およびファクシミリサーバを含むファクシミリ送受信システムが備える機能構成の一例を示す機能構成図である。
クライアント端末101は、ファクシミリ用プリンタドライバ301とファクシミリ用クライアントモジュール302を備えている。ファクシミリ用プリンタドライバ301は、送信データ生成部304、ログオン要求部305、送信画面表示部306、送信先選択部307、情報受信部308、およびデータ送信部309を機能構成として備えている。
また、ファクシミリ用クライアントモジュール302は、画面表示制御部310を備えている。これは、ファクシミリサーバに蓄積されたファクシミリデータなどを表示するためのものであり、ファクシミリサーバがこの機能を持つように構成することも可能である。
送信データ生成部304は、例えば文書作成アプリケーションプログラムで作成された文書データの印刷指示を受け付け、OS(オペレーティングシステム)を介して文書データの描画情報(DDI関数:Device Driver Interface)を受け取って、TIFF画像データを生成する。TIFF画像データの生成処理は既知の技術であるため詳細な説明は省略する。
また、本実施の形態では、生成される送信データのデータフォーマットは、TIFF画像データでもよいが、これに限られるものではなく、PDF形式であっても、ビットマップ形式であってもよい。なお、送信データ生成部304による送信データの生成処理は、ログオン要求部305によるログオン要求前に行われて、クライアント端末101内の外部メモリに送信データがスプールされることになる。このように、先にデータ生成とスプール処理を行っておくことにより、文書アプリケーションによる印刷処理プロセスを早期に解放することができ、ユーザは文書アプリケーションを使用して文書の編集処理を再開したり、ファイルを閉じたりすることができる。
なお、ファクシミリ用プリンタドライバ301の出力先は、クライアント端末内の作業フォルダとなっており、外部出力ポートが指定されているわけではなく、作業フォルダ内に送信データファイルとして出力することになる。
ログオン要求部305は、印刷指示を受け付けた際にファクシミリ用プリンタドライバ301で呼び出される機能部であり、クライアント端末上に印刷ダイアログ(不図示)を開いて、出力先の指定で、ファクシミリ用プリンタドライバを選択してOKボタンを押下することにより本処理が開始される。
OKボタンが押下されると、出力先の指定がファクシミリ用プリンタドライバであるか判断し、ファクシミリ用プリンタドライバであればログオンを行う際の認証要求画面(不図示)を表示する。この認証要求画面を介してユーザにより入力されたユーザID(ユーザ識別情報)とパスワードを含む認証情報を、認証先のサーバ(本実施の形態では、ファクシミリサーバ102に相当する)に送信することでログオン要求を行う。また、出力先の指定で異なるプリンタドライバが指定されていれば、指定されたプリンタドライバを介した通常の印刷処理が行われる。
ファクシミリシステムログオン画面は、ファクシミリシステムへログオンする際に表示される。ユーザIDおよびパスワードは、ユーザテーブル320に記憶されている。サーバは、ファクシミリシステムが実行されているサーバのアドレスを示すものであり、表示されているように、IPアドレスを指定してもよいし、サーバ名を指定してもよい。必要事項を入力してログオンボタンを押下することによりログオンが実行される。
なお、「ログオン画面を表示」にチェックがされている場合に、ログオン画面を表示し、チェックされていない場合は、入力済みのログオン情報を用いてログオンするようにすることもできる。
送信画面表示部306は、ログオン認証された際にファクシミリ用プリンタドライバ301で呼び出される機能部であり、データ送信先を選択するための選択画面を表示する機能を備えている。
送信先選択部307は、送信画面表示部306により表示された選択画面を介してユーザにより入力・指定された送信先を決定する機能を備えている。ユーザの権限に従って、データの送信先として少なくとも任意の送信先を指定する第1の指定方法(ファクシミリ番号の番号入力)と送信先リストから選択する第2の指定方法(電話帳を開いて一覧から指定)で指定された送信先の選択を受け付けて決定する機能を備えている。
情報受信部308は、ファクシミリサーバ102と通信して、ログオン認証の認証結果とユーザ権限を受信したり、また、認証されたユーザが選択できる電話帳である送信先リストを受信したりする機能を備えている。また、後述の送信確認情報をファクシミリサーバ102から受け付けるための機能も備えている。
データ送信部309は、送信データ生成部304で生成された送信データを、送信先選択部307で決定された送信先にデータ送信すべく、ファクシミリサーバ102にデータ送信を行う。具体的には、作業フォルダにスプールされている送信データを、送信先選択部307で選択・決定された送信先の情報と共に、ファクシミリサーバ102のファクシミリシステム用サーバモジュールにアップロードして、データ送信登録が行われる。
なお、送信データ生成部304によるデータ生成処理をファクシミリ用プリンタドライバ301によるプロセスにし、ログオン要求部305、送信画面表示部306、送信先選択部307、情報受信部308、データ送信部309による各処理を、ファクシミリ用プリンタドライバ301から呼び出す別プロセス(別サービス)として実現してもよい。
画面表示制御部310は、クライアント端末の画面に、後述する各種画面の表示制御を行うための制御部である。この制御によりクライアント端末の画面に受信したファクシミリデータが表示されることになる。
次にファクシミリシステム用サーバモジュール303の機能構成について説明する。
送信先情報記憶部318は、図4で説明する送信先の会社名やFAX番号などの詳細情報を記憶している。すなわち、クライアント端末101の送信先選択部307により選択された送信先についての詳細情報となる。
送信ログ記憶部319は、図6で説明する送信結果の詳細なログを記憶する。
送信要求受付部311は、送信先選択部307で選択・決定された送信先の情報と、データ送信部309で送信されたファックスデータ(本番ファックスデータ)を、クライアント端末101から受け付ける。
テストファックスデータ生成部312は、前記送信先に基づき、テストファックスデータを生成する。テストファックスデータには送信確認コードを含むが、これは例えば、予め固定的に設定しておく(図4の403)、送信先組織名、FAX番号、会社コードなどに基づいて生成する、ランダムに生成する、などする。生成された場合には、送信ログに記録する必要があるが、固定的に設定しておく(図4の403)場合には、送信ログに記録する必要はない。
テストファックスデータ送信部313は、前記生成したテストファックスデータを、指定の送信先に送信する。送信確認情報受付部314は、送信確認コードを受信した受信者から通知される(送り返される)会社コード、送信確認コードなどの情報を受け付ける。
送信確認結果通知部315は、前記送信確認コードなどの情報を、クライアント端末に通知する。この際、これらの情報がFAX送信エラー、予め通知方法を知らせていない誤ったユーザ(誤送信の場合)には返信がない、等のケースもあり、その旨をクライアント端末に通知する。また、送り返される頻度が規定された回数などに基づいて異常であるか否かも判定し、その旨を通知する機能も有する。
本番ファックスデータ送信要求受付部316は、クライアント端末101のユーザの確認および送信指示操作に基づき、本番ファックスデータを送信指示する。本番ファックスデータ送信部317は、本番ファックスデータを送信する。
図4は、本実施形態における送信先情報記憶部318のデータ構成の一例を示す図である。送信先情報記憶部318はいわゆる“電話帳”(ファックス番号帳)である。
ユーザが分かりやすいようにするためには、少なくとも会社名401(送信先名称)、FAX番号404が登録されている。また本発明の実施形態においては、会社コード402が誤送信防止用に使用するため登録されている。
さらに、前述の通り、送信確認コード403が固定的に設定される場合には、登録されていてもよい。また、メールアドレス405は、送信先情報記憶部318に登録することは必須ではないが、予め会社コードや、送信確認方法を送信先に連絡するための情報である。別のデータベースに管理してあってもよいが、対応付けを明確にするため同一のデータベースに管理されていてもよい。
また、有効期限406は、テストファックスが送信されてから、送信確認情報を有効なものとして受け付けるまでの期間である。送信先毎にデフォルト値を設定する場合には、本例のように送信先情報記憶部318の1データ項目としてもよいが、システム全体として、1つの有効期限を記憶するようにしてもよい。この場合は、ファクシミリサーバ上に記憶部を設け、さらにクライアント端末101(特にファクシミリサーバを管理できるユーザ権限に限定してもよい)から、有効期限を設定可能とする。また、図7に示すように、送信毎に送信者が有効期限を設定できるようにしてもよい。
図5は、本実施形態における、予め受信者側に会社コードと送信確認方法の説明の一例として、情報をメールで通知する例を示す図である。
図5の例においては、ファックスデータの送信者は、“ABC株式会社”である。送信先となる1つの例“横浜商事”には、予めメールにより、会社コード(例では“1234”)と、テストファックス受信時に、どのような方法により“ABC株式会社”に送信確認を行い、本番データを受け取ることができるかの手順が説明されている。メールの例では、送信確認の通知方法として、“メール”、“ファクシミリ”、“Webサイト”での必要事項の入力方法が記載されている。通知方法は前記に限られず、例えば、“DTMF”(Dual−Tone Multi−Frequency)なども可能である。
このメールによる通知を受け取ったユーザ(今後、テストファックスを用いたファックス受信者となる)は、今後、指定の方式に従って、本番ファックスデータを受信可能となる。
図6は、本実施形態におけるファクシミリデータの送信ログを記憶する送信ログ記憶部のデータ構成の一例を示す図である。送信ログ記憶部319は、下記の項目により構成される。本データ構成はあくまで一例であり、例えば、会社名称は、会社コードを用いることにより送信先情報記憶部318から取得できるので必須ではない。また、送信確認コードも、前述の通り送信先情報記憶部318に定義されている場合には必須ではない。
本例では、データ構成は、会社名称601(送信先の名称)、会社コード602、送信先FAX番号603、サーバID604、送信日付605、送信時刻606、送信確認コード607、有効期限608、ステータス609である。
ステータス609には、ファックス送信のステータスが記載される。例えば、“テスト送信完了(送信確認情報待ち)”、すなわちテストファックスデータは送信したが、受信者側からの送信確認が通知されていない、“本番送信完了”、すなわち本番ファックスデータの送信が完了している、“テスト送信(事前)キャンセル”、すなわち、送信時にテストファックスの送信自体がキャンセルされている、などがある。その他、“FAX送信エラー”、“送信確認情報なし”などがある。
“送信確認情報なし”は、送信確認情報の有効期限608の前であっても、送信確認情報受付部314が、指定の時間毎にテストファックスデータを送信した相手から送信確認情報を受信したか否かを確認し、ステータス609を更新することが可能である。この場合、前述の“指定の時間毎”というのは、ファクシミリサーバ102の管理ユーザがクライアント端末101から設定、登録するためのGUIおよびファックスサーバ側の記憶部により構成されることが可能である。
図7は、本実施形態におけるクライアント端末における送信先を指定するユーザ操作画面の一例を示す図である。
送信先選択画面700aは、ユーザに送信先組織名を選択させるための画面である。また、前述の有効期限を指定できるようになっていてもよい。
送信先選択画面700bは、ユーザが送信先組織名を選択した後の画面である。有効期限も指定されている。また、ファクシミリサーバ102の送信先情報記憶部318から送信先組織の名称に基づいてFAX番号を取得し、画面に表示されている。送信先を選択した後、“OK”ボタンを押下すると、送信処理が始まる。詳細は図13のフローチャートで説明する。
図8は、本実施形態における送信前確認としてクライアント端末に表示するユーザ操作画面の一例を示す図である。テストファックスデータの送信前にクライアント端末に表示され、ユーザが確認するための画面である。送信前確認用の画面は、ユーザ指定送信先801、テストFAX画像802、本番送信内容803から構成される。
ユーザ指定送信先801は、図7でユーザにより指定された送信先である。送信先組織名(例では“横浜商事”)、送信先FAX番号(例では横浜商事のFAX番号)が表示されている。
テストFAX画像802では、後述する図13のフローチャートで生成されたテストファックスデータが表示される。
本番送信内容803では、本番ファックスデータとして指定されたデータの内容が表示される。例では先頭ページを表示している。不図示であるが、“次のページ”ボタン、“前のページボタン”、“複数ページ表示ボタン”あるいは“スクロールバー”などを用意して、他のページの内容を確認できるようにしてもよい。
図8の例では、ユーザ指定送信先801に表示されている送信先は“横浜商事”であるのに、ファックス内容は“横川商事”宛のものであり、誤送信しようとしている。本画面により、送信者であるユーザは、テストファックスデータを送る前にも送信先を確認する機会を得られる。
図9は、本実施形態におけるテストファックスデータの受信者が、予め指定された方法で、送信側に送信確認情報を通知する方法の説明の一例として、メールで通知する例を示す図である。すなわち、受信者がテストファックスを受け取った後、受け取った旨を送信元に通知するための送信確認情報を通知するものである。
本例では、メールを用いているため図5で予め通知されているメールアドレス“FAX−Kakunin@ABC.COM”宛に通知する。このメールアドレスは、送信確認を行うことを約束した送信先以外には知らされていないため、不正に使用することはできない。
また、件名には、“12349898”の上位4桁“1234”は、送信先(会社であれば会社毎、あるいは同一の組織でもFAX番号の異なる部署毎であってもよい)毎に一意的に付与されているものであるので、例えばある会社(例として“横川商事”)に送信するデータを誤送信により他の会社(例として“横浜商事”)に送信していた場合には、あくまで誤送信した会社の会社コードとしての送信確認情報を通知できるという制限が発生する。すなわち、本来の送信先である会社の会社コードを送信確認情報にて通知することはできない。
また、前述の通り予めテストデータを送信することにより誤送信防止をすることを想定していない会社に対しては、会社コードや送信方法(この例のメールアドレスなど)を事前に通知していないため送信確認情報を送信元に送り返すことができない。
図10は、本実施形態における送信後確認としてクライアント端末に表示するユーザ操作画面の一例を示す図である。テストファックスデータの送信後に、送信先から送信確認情報を取得した場合に、本番ファックスデータ送信前にクライアント端末に表示され、ユーザが確認するための画面である。基本的には図8と同様の内容である。違いは、中央に表示されるデータが、テストFAX画像802ではなく、ファクシミリサーバ102が送信確認情報1001を表示していることである。
テストファックス結果として、送信先、送信先の会社コードが更に記載されていることである。テストファックスデータとして、これらの情報は送信先に送信できない。何故なら誤送信であった場合には、本来の送信先の会社名、会社コードが漏洩してしまうからである。
この画面により、ユーザはテストファックスデータ送信後、送信結果情報と本番送信内容を比較して、再確認することにより誤送信を防止する機会を得る。図8の説明と同様に、ページめくりの機能などにより他のページを含めた詳細情報を確認できるようにしてもよい。
図11は、本実施形態のファックス送信情報と送信確認情報をクライアント端末においてユーザに確認させるための画面の一例を示す図である。
テストファックス・送信確認情報一覧画面1101は、クライアント端末101において、送信者などのユーザが、状況を確認するための画面であり、検索条件としてファックス送信を指示した“期間”、確認対象となる“会社コード”などが指定可能となっているが、これらはあくまで一例である。検索ボタンを押すことにより、所望の情報が結果一覧に表示される。
しかしながら、本例のようにユーザの要求および指定した条件により結果一覧が表示されるのではなく、例えばファクシミリサーバ102側において非同期処理がなされ(後述する図13のフローチャートにおけるステップS1326〜ステップS1329など)、一定時間毎に通知され、ユーザの指示なく結果一覧を表示するようにしてもよい。
また、結果一覧に表示される内容は、ほぼログ情報と同一である(図11では、説明の都合として不要な情報を省略している)。この表示例はあくまで一例であり、ユーザの判断に必要な情報を他の方法でユーザに提示してもよい。
結果一覧またはログ情報に対して、クライアント端末101あるいはファクシミリサーバ102は、ファックス送信の頻度などから誤送信ではないか、と自動的に判定を行いユーザに警告する。
例えば、指定した会社には定期的(例えば毎日、午前と午後の1回、あるいは指定時間間隔毎)にファックス送信を行う、ということが運用上決まっていれば、前記情報を不図示のファックス送信頻度記憶部、にユーザなどにより登録させておき、1102のように、“指定判定時間よりも短い時間内”に特定の会社に指定件数以上のファックス送信を行っているといった警告をすることができるようにしてもよい。
また、例えば送信ログ記憶部319におけるデータを統計的に分析するものであってもよい。例えば、過去1ヶ月以上にわたって送信ログがある送信先に対しては、毎日の平均送信回数に対して2倍以上である場合には警告を出す(この場合、“2倍以上”というのは、記憶部に記憶され、管理ユーザなどにより変更可能とされていてもよいしプログラムコードに埋め込まれていてもよい)。あるいは、同一の会社に類似の画像を複数送っている場合に警告してもよい。
ファックスデータが同一か否かは、枚数や(以前に送信したファックスデータの画像を記憶しておける場合には)画像処理を利用した画像の類似性などを利用する。これはあくまで一例であり、他の方法で同一か否か判断してもよい。
以上の警告は、ダイアログにより通知するのではなく、例えば結果一覧の中における対象となるログ情報の表示形態を変える(色を付ける、文字を太文字にする、警告用の表示欄を別途も受ける)など、どのような方式であってもよい。その他、メールで通知する、などの方法であってもよい。以上記載した警告方法はあくまで一例である。
また、以上の警告の内、事前に警告できる場合には事前警告であってもよい。例えば、現在の送信指示を処理する前にログと比較する、現在送ろうとしているファックスデータが過去のファックスデータと類似か、事前に比較する、等である。
図12は、本実施形態の本番ファックスデータの先頭に付与する本番ファックスカバーシートの一例を示す図である。
ファックスの本番データ(紙媒体)の先頭に、ユーザにより図12に示すカバーシートを作成し、本番データの一部として使用する。
ファクシミリサーバ102、またはクライアント端末101で、当該カバーシートに対してOCR(文字認識)処理を行い、送信先の名称とFAX番号を抽出する。例えば、図8において送信者が指定した送信先とは異なるため、送信者に対する警告がなされる。カバーシート自体を送信者が作り間違えることや、OCRの精度が100%ではないことなどにより、完全な防止策とはならない場合も想定されるが、前述のテストファックスの確認と組み合わせることで、運用上さらに強固なFAX誤送信防止対策となる。
図13は、本実施形態のファクシミリサーバシステムにおけるテストファックスデータ、本番ファックスデータの送信処理の一例を示すフローチャートである。図13のフローチャートのステップS1301〜S1312は、クライアント端末101上のCPU201で、またステップS1321〜S1331は、ファクシミリサーバ102上のCPU201で実行される。
ステップS1301においては、ユーザからのファックス送信(送信先FAX番号、本番ファックスデータ)の指示を受け付ける。
ステップS1302においては、ユーザの指示を要求としてファクシミリサーバ102に送信する。
ステップS1321においては、クライアント端末からのファックスデータ送信の要求を受け付ける。具体的には、送信先(少なくともFAX番号)の情報と、本番用ファックスデータを受け付ける。
ステップS1322においては、テストファックスデータを生成する。具体的には、図8に例を示しているが、少なくとも“送信確認コード”が必要である。また、有効期限を指定する場合には、“有効期限”に相当する日付、あるいは期間などを指定し、ファックス送信可能な画像データを生成する。
ステップS1323においては、生成されたテストファックスデータをクライアント端末101に送信する。
ステップS1303においては、ファクシミリサーバ102から送信されたテストファックスデータを受信する。
ステップS1304においては、受信したテストファックスデータをクライアント端末101のユーザ(送信者など)に提示(図8を参照)して、送信の可否を問う。
ステップS1305においては、ユーザによる事前確認がOKであれば(“YES”の場合、具体的には、図8の送信ボタンが押下された場合)には、ステップS1306に進む。事前確認がNGであれば(“NO”の場合、具体的には図8のキャンセルボタンが押下された場合)には、ステップS1301に進む。
ステップS1306においては、ファクシミリサーバ102に対して指定された送信先へのテストファックスデータ送信を要求する。
ステップS1324においては、テストファックスデータ送信の要求をクライアント端末101から受信する。
ステップS1325においては、テストファックスデータを指示された送信先に送信する。
ステップS1326においては、テストファックスの送信が成功したか否かを確認する。成功した場合(“YES”の場合)には、ステップS1327に進む。失敗した場合(“NO”の場合、例えば指定されたFAX番号が存在しない番号だった場合)には、ステップS1329に進む。
ステップS1327においては、テストファックスの送信先から送信確認情報が送り返されたか否かを確認する。送り返された場合(“YES”の場合)には、ステップS1328に進む。送り返されない場合(“NO”の場合)には、ステップS1329に進む。ここで、送信確認情報はすぐに送り返されるとは限らないため、ステップS1327において送り返されるか否か、一定時間待機して確認してもよい。あるいは、送信確認情報の通知を以降の処理(例えばユーザがログを確認する)とは非同期に実行し、状況に応じて例えば“テスト送信完了(送信確認情報待ち)”のステータスから、“送信確認情報受信済み”や有効期限が過ぎた場合には、“送信確認情報受信されず”などに随時変更してもよい。もちろん“送信確認情報受信済み”となるまでは、対応する本番ファックスデータは送信できないが、送信者がログを確認することで送信先が送信先記憶手段に誤登録されていないか、送信者自身が送信先を誤って指定しなかったか、などチェックできる。
ステップS1329においては、送信エラーまたは送信確認情報がない旨を、クライアント端末101に通知する。具体的には送信エラーはエラー発生後すぐに通知、送信確認情報なしは有効期限経過後に通知、あるいは一定時間毎に一覧で通知、クライアント端末101側からのユーザによる要求処理により一覧データを送信、など、様々な方法で実装してよい。
ステップS1307においては、ファクシミリサーバ102からテストファックスデータの送信エラーまたは送信確認情報を受信できない旨を受け付ける。
ステップS1312においては、ユーザに送信先情報記憶部318(電話帳)に、電話帳の登録ミスがないか、などを確認させるよう提示する(警告ダイアログなどを表示する)。
ステップS1328においては、送信確認情報をテストファックスデータ送信の結果としてクライアント端末101に通知する。
ステップS1308においては、ファクシミリサーバ102から送信確認情報の結果を受信する。
ステップS1309においては、送信確認情報の結果を、テストファックス後の事後確認のためクライアント端末101におけるユーザに提示し、次の操作指示をさせる。例えば図10の画面を表示し、送信先と本番ファックスデータの突き合わせにより誤送信がないかをチェックさせる。
ステップS1310においては、ユーザがいずれの操作指示を行ったかにより分岐する。図7において、送信者が、送信先の指定ミスをしたと判断した場合には、送信者にキャンセルボタンを押下させることにより本番ファックスデータの送信を取り消し、その後、ステップS1301に戻って再度図7にて送信指示をさせる。送信先の登録が間違えていた場合(例えば、送信先の会社名はあっているものの、FAX番号に誤りがあるとユーザが気づいた場合)は、送信者にキャンセルボタンを押下させることにより本番ファックスデータの送信を取り消し、その後、送信先情報記憶部318(電話帳)させる(ステップS1312)。また、事後確認の結果、ユーザが本番データを送信してもよいと判断した場合には、送信ボタンを押下させる。この場合、ステップS1311に進む。
ステップS1311においては、本番ファックスデータの送信をファクシミリサーバ102に要求する。
ステップS1330においては、本番ファックスデータの送信要求をクライアント端末101から受信する。
ステップS1331においては、本番ファックスデータを指示された送信先に送信する。
以上で、図13のフローチャートの説明を完了する。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
また、本発明におけるプログラムは、各フローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は各フローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
101 クライアント端末
102 ファクシミリサーバ
103 FAX通信カード
104 LAN
105 公衆回線
301 ファクシミリ用プリンタドライバ
302 ファクシミリシステム用クライアントモジュール
303 ファクシミリシステム用サーバモジュール
304 送信データ生成部
305 ログオン要求部
306 送信画面表示部
307 送信先選択部
308 情報受信部
309 データ送信部
310 画面表示制御部

Claims (11)

  1. クライアント端末とネットワークを介して接続可能であり、ファックスデータを送受信可能なファックスサーバであって、
    前記ファックスデータの送信先と該送信先に付与された送信先コードとを対応付けて、送信先情報として送信先情報記憶手段に記憶させる送信先情報登録手段と、
    前記クライアント端末のユーザ操作により指示された少なくともファックスデータと該ファックスデータの送信先とを、送信要求として受け付ける送信要求受付手段と、
    前記送信要求に基づき前記ファックスデータを送信する前に、前記送信先が正しい送信先か否かを判定するために、前記送信先情報記憶手段における該送信先の前記送信先情報に基づき、送信確認コードを含むテストファックスデータを生成するテストファックスデータ生成手段と、
    前記テストファックスデータを、前記送信先に送信するテストファックスデータ送信手段と、
    少なくとも予め前記送信先に通知している前記送信先コードと、前記テストファックスデータにおいて送信した前記送信確認コードと、を含む送信確認情報を該送信先から受信する送信確認情報受付手段と、
    前記送信確認情報受付手段により受信した前記送信確認情報の内容を、前記クライアント端末のユーザに提示し、指示した前記送信先の正否を確認させるべく通知する送信確認結果通知手段と、
    前記クライアント端末から送信された本番ファックスデータの、前記送信先への送信要求を受け付ける本番ファックスデータ送信要求受付手段と、
    前記本番ファックスデータ送信要求受付手段により受け付けた送信要求に基づき、本番データを前記送信先に送信する本番ファックスデータ送信手段と、
    を備えることを特徴とするファックスサーバ。
  2. 前記テストファックスデータ送信手段による送信が成功したか失敗したかを判定するテストファックス送信正否判定手段と、
    テストファックス送信正否判定手段により失敗したと判定された場合に、前記クライアント端末のユーザに、前記送信先情報記憶手段における前記送信先情報として登録した情報の正否を確認させるべく、送信が失敗した旨を通知する第1の送信正否通知手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のファックスサーバ。
  3. 前記テストファックスデータ送信手段による送信に対する前記送信確認情報を受け付けたか否かを判定する送信確認情報受付判定手段と、
    送信確認情報受付判定手段により前記送信確認情報を受け付けていないと判定された場合に、前記クライアント端末のユーザに、前記送信先情報記憶手段における前記送信先情報として登録した情報の正否を確認させるべく、該送信確認情報を受け付けていない旨を通知する第2の送信正否通知手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項に記載のファックスサーバ。
  4. 前記テストファックスデータ生成手段により生成された前記テストファックスデータを前記クライアント端末に送信するテストファックスデータ事前確認送信手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のファックスサーバ。
  5. 前記送信要求に対して、前記ファックスデータの送信先と、送信日時と、送信状態を示すステータスと、ログ情報として送信ログ記憶手段に登録する送信ログ登録手段と、
    送信回数に基づき警告をするための回数閾値と、前記送信要求がいずれの間隔においてなされたかを指定する指定間隔と、を記憶する警告基準記憶手段と、
    前記送信ログ記憶手段に記憶された前記送信先に対する前記ログ情報と、前記回数閾値と、前記指定間隔に基づき、該送信要求の回数が異常であるか否かを判定する送信回数異常判定手段と、
    前記送信回数異常判定手段に基づき、異常であると判定された場合に、前記クライアント端末に前記送信要求の回数に基づいて判定した結果が異常である旨を通知する第1の警告通知手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のファックスサーバ。
  6. 前記送信ログ登録手段は、前記送信要求に対して更に、本番ファックスデータを送信可能な有効期限と、を前記送信ログ記憶手段に登録するものであって、
    前記本番ファックスデータ送信手段は、
    前記送信確認情報受付手段による前記送信確認情報の受付が、前記有効期限を経過している場合には、前記本番ファックスデータを送信しないことを特徴とする請求項5に記載のファックスサーバ。
  7. ファックス送信する文書の先頭に付与した、少なくとも前記送信先を特定する情報が記載されたカバーシートが存在するか否かを判定するカバーシート確認判定手段と、
    前記カバーシート確認判定手段により、前記カバーシートが存在する場合に、前記送信先に関する情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記送信先に関する情報と、前記送信要求受付手段により受け付けた前記送信要求に含まれる前記送信先と、に基づき、前記送信要求の正否を判定する送信要求正否判定手段と、
    前記カバーシート確認判定手段により前記カバーシートが存在しないと判定された場合、または前記送信要求正否判定手段により前記送信先が正しくないと判定された場合に、クライアント端末に対して、警告を通知する第2の警告通知手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のファックスサーバ。
  8. 前記送信確認情報受付手段は、
    前記テストファックスデータを送信した送信先からの前記送信確認情報を、
    前記送信先に予め通知したメールアドレスに対するメールを受信し、該メールに記載された情報として受け付ける手段、
    該送信先に予め通知したURLに対応するウェブサイトを該送信先のユーザに提示し、入力させ、該ファックスサーバが受け付ける手段、
    該送信先に予め通知したファクス番号に対して、該送信先のユーザが該送信確認情報として記載したファクスデータを受信し、該ファックスサーバが受け付ける手段、
    該送信先に予め通知したDTMFに対応する電話番号に対する該送信先のユーザの入力を受け付ける手段、
    のいずれか1または複数を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項7に記載のファックスサーバ。
  9. クライアント端末とネットワークを介して接続可能であり、ファックスデータを送受信可能なファックスサーバの制御方法であって、
    送信先情報登録手段が、前記ファックスデータの送信先と該送信先に付与された送信先コードとを対応付けて、送信先情報として送信先情報記憶手段に記憶させる送信先情報登録ステップと、
    送信要求受付手段が、前記クライアント端末のユーザ操作により指示された少なくともファックスデータと該ファックスデータの送信先とを、送信要求として受け付ける送信要求受付ステップと、
    テストファックスデータ生成手段が、前記送信要求に基づき前記ファックスデータを送信する前に、前記送信先が正しい送信先か否かを判定するために、前記送信先情報記憶手段における該送信先の前記送信先情報に基づき、送信確認コードを含むテストファックスデータを生成するテストファックスデータ生成ステップと、
    テストファックスデータ送信手段が、前記テストファックスデータを、前記送信先に送信するテストファックスデータ送信ステップと、
    送信確認情報受付手段が、少なくとも予め前記送信先に通知している前記送信先コードと、前記テストファックスデータにおいて送信した前記送信確認コードと、を含む送信確認情報を該送信先から受信する送信確認情報受付ステップと、
    送信確認結果通知手段が、前記送信確認情報受付ステップにより受信した前記送信確認情報の内容を、前記クライアント端末のユーザに提示し、指示した前記送信先の正否を確認させるべく通知する送信確認結果通知ステップと、
    本番ファックスデータ送信要求受付手段が、前記クライアント端末から送信された本番ファックスデータの、前記送信先への送信要求を受け付ける本番ファックスデータ送信要求受付ステップと、
    本番ファックスデータ送信手段が、前記本番ファックスデータ送信要求受付ステップにより受け付けた送信要求に基づき、本番データを前記送信先に送信する本番ファックスデータ送信ステップと、
    を備えることを特徴とするファックスサーバの制御方法。
  10. コンピュータを、クライアント端末とネットワークを介して接続可能であり、ファックスデータを送受信可能なファックスサーバとして機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記ファックスデータの送信先と該送信先に付与された送信先コードとを対応付けて、送信先情報として送信先情報記憶手段に記憶させる送信先情報登録手段、
    前記クライアント端末のユーザ操作により指示された少なくともファックスデータと該ファックスデータの送信先とを、送信要求として受け付ける送信要求受付手段、
    前記送信要求に基づき前記ファックスデータを送信する前に、前記送信先が正しい送信先か否かを判定するために、前記送信先情報記憶手段における該送信先の前記送信先情報に基づき、送信確認コードを含むテストファックスデータを生成するテストファックスデータ生成手段、
    前記テストファックスデータを、前記送信先に送信するテストファックスデータ送信手段、
    少なくとも予め前記送信先に通知している前記送信先コードと、前記テストファックスデータにおいて送信した前記送信確認コードと、を含む送信確認情報を該送信先から受信する送信確認情報受付手段、
    前記送信確認情報受付手段により受信した前記送信確認情報の内容を、前記クライアント端末のユーザに提示し、指示した前記送信先の正否を確認させるべく通知する送信確認結果通知手段、
    前記クライアント端末から送信された本番ファックスデータの、前記送信先への送信要求を受け付ける本番ファックスデータ送信要求受付手段、
    前記本番ファックスデータ送信要求受付手段により受け付けた送信要求に基づき、本番データを前記送信先に送信する本番ファックスデータ送信手段、
    として機能させるためのプログラム。
  11. 請求項10に記載されたプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017224955A (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 株式会社リコー 情報処理装置、画像処理装置、情報処理システム、制御方法、及びプログラム
JP2018006849A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 データ送信装置及びデータ送信方法

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