JP6518074B2 - ビード部材の取り外し装置及び取り外し方法 - Google Patents

ビード部材の取り外し装置及び取り外し方法 Download PDF

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Description

本発明は、保持装置に保持されたビード部材を保持装置から取り外すビード部材の取り外し装置及び取り外し方法に関する。
車両等に使用されるタイヤは、複数のタイヤ構成部材からなるグリーンタイヤを加硫することで製造される。このタイヤの製造工程において、従来、未加硫ゴムからなるスティフナー(ビードエイペックスゴム)と環状のビードコアにより、グリーンタイヤの製造に用いられるビード部材を形成するドラム装置が知られている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたドラム装置では、筒状のスティフナーを開きながらビードコアの外周に配置して、スティフナーとビードコアを有する環状のビード部材を形成する。
形成後のビード部材は、一般に、保持装置の保持部材に保持される。保持部材は、スティフナーの冷却機能も有しており、スティフナーは、保持部材に接触して冷却される。冷却されたスティフナーが保持部材に密着し、ビード部材が保持部材に保持される。続いて、取り外し装置が、例えば、取り外し用の複数の爪により、スティフナーを保持部材から剥離し、スティフナーに接触する複数の爪により、ビード部材を保持装置(保持部材)から取り外す。
図11は、従来のビード部材90の取り外し装置100と保持装置110の例を示す図であり、取り外し装置100と保持装置110の一部を示している。
図示のように、ビード部材90は、ビードコア91とスティフナー92を有し、保持部材111の保持面112に保持される。保持装置110の保持部材111は、保持面112に複数の切欠き部113を有し、取り外し装置100は、複数の切欠き部113に入る複数の爪101を有する。複数の爪101は、移動装置(図示せず)により移動して、それぞれ切欠き部113内でスティフナー92に接触し、スティフナー92を保持部材111から剥離する。これにより、ビード部材90は、保持装置110から取り外される。
ところが、未加硫ゴムからなるスティフナー92は、傷付き易く、かつ、変形し易い部材である。そのため、スティフナー92に接触する複数の爪101により、ビード部材90を取り外す際には、スティフナー92を傷付けないように注意して、ビード部材90の取り外し作業を慎重に行う必要がある。従って、従来の取り外し装置100に関しては、スティフナー92が傷付くのを抑制しつつ、ビード部材90を保持装置110から取り外す観点から、改良の余地がある。また、保持部材111に複数の切欠き部113を形成することで、保持部材111の製造コストが上昇するとともに、保持部材111とスティフナー92の接触面積が減少して、保持部材111が有するスティフナー92の冷却機能が低下する虞もある。
特開2002−52624号公報
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、ビード部材のスティフナーが傷付くのを抑制しつつ、ビード部材を保持装置から取り外すことである。
本発明は、環状のビードコアの外周にスティフナーを有するビード部材を保持装置から取り外すビード部材の取り外し装置である。保持装置は、ビード部材の半径方向の内側部との間にビード部材の半径方向内側に向かって開放された開放隙間が形成された状態で、スティフナーの一方の側面と密着してビード部材を保持する保持部材を有する。開放隙間は、保持部材から離間したビード部材の内側部と保持部材の間にのみ、ビード部材の周方向に沿って1周形成される。ビード部材の取り外し装置は、ビード部材の半径方向内側から開放隙間に挿入される複数の挿入部材と、開放隙間に挿入された複数の挿入部材を移動させて、ビード部材の内側部に接触する複数の挿入部材により、ビード部材を保持部材から取り外す移動装置と、複数の挿入部材によりビード部材を保持部材から取り外した状態で、保持部材に密着していたスティフナーの一方の側面において、スティフナーの先端部を支持部材により支持する支持装置と、を備える。支持装置は、複数の挿入部材によりビード部材を保持部材から取り外した後に、支持部材をスティフナーの先端部に接触させずにスティフナーから離間した第1位置からスティフナーの先端部よりも半径方向内側の第2位置に移動させる手段と、支持部材をスティフナーの一方の側面に沿って第2位置からスティフナーの先端部に向かって移動させてスティフナーの先端部を支持する第3位置に配置する手段と、を有する。
また、本発明は、環状のビードコアの外周にスティフナーを有するビード部材を保持装置から取り外すビード部材の取り外し方法である。ビード部材の取り外し方法は、保持装置の保持部材とビード部材の半径方向の内側部との間にビード部材の半径方向内側に向かって開放された開放隙間が形成された状態で、スティフナーの一方の側面を保持部材に密着させて、ビード部材を保持部材に保持する保持工程と、複数の挿入部材をビード部材の半径方向内側から開放隙間に挿入する挿入工程と、開放隙間に挿入された複数の挿入部材を移動させて、ビード部材の内側部に接触する複数の挿入部材により、ビード部材を保持部材から取り外す取り外し工程と、複数の挿入部材によりビード部材を保持部材から取り外した状態で、保持部材に密着していたスティフナーの一方の側面において、スティフナーの先端部を支持部材により支持する支持工程と、を有する。保持工程では、保持部材から離間したビード部材の内側部と保持部材の間にのみ、開放隙間をビード部材の周方向に沿って1周形成する。支持工程は、複数の挿入部材によりビード部材を保持部材から取り外した後に、支持部材をスティフナーの先端部に接触させずにスティフナーから離間した第1位置からスティフナーの先端部よりも半径方向内側の第2位置に移動させる工程と、支持部材をスティフナーの一方の側面に沿って第2位置からスティフナーの先端部に向かって移動させてスティフナーの先端部を支持する第3位置に配置する工程と、を有する。
本発明によれば、ビード部材のスティフナーが傷付くのを抑制しつつ、ビード部材を保持装置から取り外すことができる。
第1実施形態のビード部材の取り外し装置を示す側面図である。 第1実施形態のビード部材の保持装置を示す正面図である。 第1実施形態のビード部材と保持部材の一部を示す図である。 第1実施形態のビード部材の取り外し装置を示す正面図である。 第1実施形態の開放隙間に挿入される挿入部材を示す図である。 第2実施形態のビード部材の取り外し装置を示す正面図である。 第2実施形態のビード部材の取り外し装置に設けられた支持装置を示す側面図である。 第2実施形態のビード部材の取り外し装置に設けられた支持装置を示す側面図である。 スティフナーの形状を矯正する支持部材を示す図である。 比較例の支持部材を示す図である。 従来のビード部材の取り外し装置と保持装置の例を示す図である。
本発明のビード部材の取り外し装置及び取り外し方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態のビード部材の取り外し装置及び取り外し方法は、タイヤのビード部材を保持装置から取り外して、保持装置の外部にビード部材を移動させる。また、ビード部材の取り外し装置は、保持装置とともに、ビード部材を供給する供給装置の一部を構成し、ビード部材を次工程(例えば、検査工程、又は、グリーンタイヤの製造工程)に供給する。ビード部材は、グリーンタイヤの製造に用いられて、グリーンタイヤ内に設けられる。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のビード部材90の取り外し装置1を示す側面図であり、取り外し装置1の概略構成を模式的に示している。また、図1は、ビード部材90の半径方向で切断したビード部材90の断面も示している。
図示のように、ビード部材90は、環状のビードコア91の外周に環状のスティフナー92を有する。スティフナー92は、例えば、押出機(図示せず)により、断面形状が先細り形状に形成されて、ドラム(図示せず)の外周に巻き付けられる。また、保持装置10に固定されたビードコア91の外周にスティフナー92が配置されて、環状のビード部材90が形成される。同時に、ビードコア91とスティフナー92からなるビード部材90が保持装置10により保持される。
図2は、第1実施形態のビード部材90の保持装置10を示す正面図であり、図1のX1方向からみた保持装置10の一部を示している。
図1、図2に示すように、保持装置10は、ビード部材90を保持する保持部材11と、ビードコア91を固定する複数の固定部材20と、複数の固定部材20を移動させる移動機構21を有する。保持部材11は、円盤状の部材からなり、ビード部材90の直径よりも大きな直径に形成されている。複数(ここでは、6つ)の固定部材20は、ビードコア91の半径方向内側に、かつ、ビードコア91の周方向に離して配置されて、移動機構21に連結されている。移動機構21は、保持部材11の中央部に設けられて、複数の固定部材20を放射状に移動させる。移動機構21により、複数の固定部材20は、それぞれビード部材90の半径方向に移動して、ビードコア91から離れた位置と、ビードコア91の内周に接触する位置(図1、図2に示す位置)とに配置される。
複数の固定部材20は、それぞれ円弧状の接触面でビードコア91の内周に接触して、ビードコア91を固定する。その状態で、複数の固定部材20は、互いの間に空間ができるように、ビードコア91の内周で互いに離して配置される。保持部材11は、ビード部材90に接触する環状の保持面12を有し、保持面12にビード部材90を保持する。その際、スティフナー92の一方の側面が、保持部材11の保持面12に密着する。スティフナー92の側面は、スティフナー92の軸方向外側の面である。ここでは、保持面12は、ビード部材90の半径方向に対して傾斜する傾斜面になっており、スティフナー92は、一方の側面側に傾斜した状態で保持面12に密着する。また、保持部材11は、ビード部材90の半径方向の内側部93との間に隙間ができるように、ビード部材90を保持する。
図3は、第1実施形態のビード部材90と保持部材11の一部を示す図であり、ビードコア91の周方向に隣接する固定部材20の間の位置におけるビード部材90の断面を示している。
図示のように、ビード部材90の内側部93は、ビード部材90の内周側の端部を含むビード部材90の半径方向内側(図3では下側)の所定部分であり、少なくともビードコア91を含む。ここでは、ビード部材90の内側部93は、ビードコア91とビードコア91に繋がるスティフナー92の半径方向内側の端部からなる。保持部材11とビード部材90の内側部93との間には、隙間(開放隙間13)が形成される。開放隙間13は、保持部材11とビード部材90の内側部93との間において、ビード部材90の半径方向内側に向かって開放され、ビード部材90の周方向に沿って1周形成されている。
開放隙間13は、ビード部材90の内側部93と保持部材11の間にのみ形成されており、開放隙間13の最大寸法Wは、10〜15mm程度になっている。保持部材11は、ビード部材90の内側部93との間に開放隙間13が形成された状態で、スティフナー92の一方の側面94と密着して、ビード部材90を保持する。その際、内側部93を除くスティフナー92が保持部材11(保持面12)に密着し、内側部93が保持部材11から離間する。取り外し装置1は、開放隙間13を利用して、ビード部材90を保持する保持装置10の保持部材11からビード部材90を取り外す。
図4は、第1実施形態のビード部材90の取り外し装置1を示す正面図であり、図1のX2方向からみた取り外し装置1の一部を示している。
図1、図4に示すように、取り外し装置1は、開放隙間13に挿入される複数の挿入部材30と、それぞれ挿入部材30を変位させる複数の変位機構40と、複数の変位機構40が取り付けられた可動部材2と、可動部材2に連結された移動装置3を備えている。移動装置3は、多関節アームを有する産業用ロボットであり、可動部材2の中央部は、移動装置3の先端に取り付けられている。
移動装置3は、可動部材2を移動させて、複数(ここでは、4つ)の挿入部材30と変位機構40を一体に移動させる。移動装置3により、複数の挿入部材30と変位機構40は、任意の位置に移動して、任意の向き及び状態に配置される。変位機構40は、ピストン・シリンダ機構であり、シリンダ41とピストンロッド42を有する。ピストンロッド42がシリンダ41内のピストン(図示せず)の移動に対応して移動して、シリンダ41外のピストンロッド42の長さが変化する。挿入部材30は、ピストンロッド42の先端に連結されて、変位機構40により、ピストンロッド42の移動方向に変位する。
ビード部材90を保持部材11から取り外すときには、移動装置3により、複数の挿入部材30は、ビード部材90の半径方向内側に移動して、それぞれビードコア91の周方向に隣接する固定部材20の間の空間(変位空間22)(図2参照)に配置される。変位機構40により、挿入部材30は、変位空間22内で、ビード部材90の半径方向に変位して、ビード部材90(ビードコア91)よりも半径方向内側の内側位置と、開放隙間13に挿入される挿入位置とに配置される。また、変位機構40は、挿入部材30をビード部材90の半径方向内側から開放隙間13に向かって変位させて、挿入部材30を固定部材20に接触することなく開放隙間13に挿入する。
図5は、第1実施形態の開放隙間13に挿入される挿入部材30を示す図であり、ビード部材90と保持部材11の一部を図3と同様に示している。また、図5は、ビード部材90の内側位置に配置された挿入部材30(点線で示す)と、挿入位置に配置された挿入部材30(実線で示す)とを示している。
図示のように、挿入部材30は、開放隙間13に挿入される突出部(挿入爪)31と、ビードコア91の内周に接触する接触部32を有する。ビード部材90の内側位置では、複数の挿入部材30は、ビード部材90から離して配置され、突出部31は、開放隙間13の外部に配置される。その状態から、ビードコア91の内周で隣接する固定部材20の間で、複数の挿入部材30は、ビード部材90に向かって変位して、挿入位置に配置され、ビード部材90の内側部93と保持部材11の間の開放隙間13に挿入される。
このように、複数の挿入部材30は、ビード部材90の半径方向内側から開放隙間13に挿入されて(図5の矢印R参照)、ビード部材90の内側部93とビードコア91の内周に接触する。その際、挿入部材30の接触部32が、ビードコア91の内周に接触する。また、挿入部材30の突出部31が、開放隙間13に挿入されて、開放隙間13内でビード部材90の内側部93に接触する。突出部31は、接触部32がビードコア91の内周に接触した状態で、スティフナー92まで届かない長さに形成されている。その結果、複数の挿入部材30は、ビードコア91と保持部材11の間に形成された開放隙間13に挿入されて、ビードコア91のみに接触する。
複数の固定部材20(図1参照)は、移動機構21によりビードコア91から離れた位置に移動して、ビードコア91の固定を解除する。これに伴い、ビード部材90は、取り外し装置1の複数の挿入部材30により保持される。移動装置3は、開放隙間13に挿入された複数の挿入部材30を一体に移動させて、ビード部材90の内側部93に接触する複数の挿入部材30により、スティフナー92を保持部材11から剥離する。また、移動装置3は、複数の挿入部材30により、ビード部材90を保持部材11から離れる方向に移動させて、ビード部材90を保持部材11から取り外す。
ビード部材90の取り外し時には、まず、移動装置3は、複数の挿入部材30を上方(図1の矢印S1参照)に移動させる。複数の挿入部材30により、ビード部材90は、保持面12をスライドするように、保持部材11に沿って上方に移動する。これにより、スティフナー92と保持部材11の密着が解消されて、スティフナー92が保持部材11から剥離する。続いて、移動装置3は、複数の挿入部材30を、保持部材11から離れるように斜め上方(図1の矢印S2参照)に移動させる。複数の挿入部材30により、ビード部材90は、保持部材11から離れて、保持装置10及び保持部材11から取り外される。
次に、取り外し装置1によるビード部材90の取り外し手順について説明する。取り外し装置1は、制御装置(図示せず)により制御されて、以下説明する動作を実行する。
まず、保持装置10は、保持部材11とビード部材90の内側部93との間に開放隙間13が形成された状態で、スティフナー92の一方の側面94を保持部材11に密着させて、ビード部材90を保持部材11に保持する。また、保持装置10の複数の固定部材20により、ビード部材90のビードコア91を固定する。続いて、複数の挿入部材30を、移動装置3により変位空間22に配置し、変位機構40によりビード部材90の内側位置から挿入位置に変位させる。これにより、複数の挿入部材30を、隣接する固定部材20の間で、ビード部材90の半径方向内側から開放隙間13に挿入する。
挿入部材30を開放隙間13に挿入してから所定時間(例えば、1秒)が経過したときに、複数の固定部材20によるビードコア91の固定を解除する。また、上記したように、移動装置3により、開放隙間13に挿入された複数の挿入部材30を移動させて、ビード部材90の内側部93に接触する複数の挿入部材30により、ビード部材90を保持部材11から取り外す。ここでは、複数の挿入部材30をビードコア91と保持部材11の間に形成された開放隙間13に挿入して、ビードコア91のみに接触する複数の挿入部材30により、ビード部材90を保持して保持部材11から取り外す。その後、ビード部材90は、移動装置3により次工程に移動する。
以上説明したように、第1実施形態の取り外し装置1及び取り外し方法では、複数の挿入部材30をビード部材90の内側部93と保持部材11の間の開放隙間13に挿入して、ビード部材90を保持部材11から取り外す。内側部93にあるビードコア91は、スティフナー92よりも変形し難く、かつ、傷付き難くなっている。そのため、内側部93に接触する複数の挿入部材30により、ビード部材90を保持装置10から簡便かつ確実に取り外すことができる。また、複数の挿入部材30がビードコア91に接触することで、スティフナー92が傷付くのを抑制でき、複数の挿入部材30により、ビード部材90を容易に移動させて、スティフナー92を保持部材11から剥離することができる。
保持部材11は、従来の保持部材111(図11参照)のように切欠き部113を有しない。これに伴い、保持部材11が有するスティフナー92の冷却機能を、従来の保持部材111よりも高くできるとともに、保持部材11の製造コストを削減することができる。複数の挿入部材30がビードコア91のみに接触するときには、挿入部材30によりスティフナー92が傷付くのを、より確実に抑制することができる。
(ビード部材90の取り外し試験)
本発明の効果を確認するため、第1実施形態のビード部材90の取り外し装置1により、ビード部材90を保持装置10から取り外して、取り外しミスの発生を調査した。取り外しミスとは、ビード部材90の取り外し装置1からの落下、スティフナー92の保持部材11からの剥離ミス、スティフナー92の傷付きである。このビード部材90の取り外し試験を61回行ったところ、取り外しミスは発生しなかった。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態のビード部材90の取り外し装置について説明する。第2実施形態の取り外し装置は、第1実施形態の取り外し装置1にスティフナー92の支持装置を加えた装置であり、取り外し装置1と同様の効果を発揮する。従って、以下では、第1実施形態の取り外し装置1と相違する事項を説明する。また、第2実施形態の取り外し装置に関して、第1実施形態の取り外し装置1と同じ部分には、取り外し装置1と同じ名称と符号を用いる。
図6は、第2実施形態のビード部材90の取り外し装置50を示す正面図であり、図4と同様に、図1のX2方向からみた取り外し装置50の一部を示している。
図示のように、取り外し装置50は、ビード部材90のスティフナー92を支持する支持装置51を備えている。支持装置51は、スティフナー92に接触する支持部材52と、支持部材52を移動させる移動手段60を有する。複数の支持装置51が、可動部材2に取り付けられ、移動装置3により、複数の挿入部材30とともに移動する。取り外し装置50は、複数の支持部材52により、スティフナー92の先端部を支持する。
図7、図8は、第2実施形態のビード部材90の取り外し装置50に設けられた支持装置51を示す側面図であり、図6のY方向からみた1つの支持装置51を示している。図7は、スティフナー92の先端部95を支持する前の支持装置51を示し、図8は、スティフナー92の先端部95を支持する支持装置51を示している。また、図7、図8は、ビード部材90の断面を示すとともに、支持装置51により移動する1つの支持部材52を実線と点線とで示している。
図示のように、複数の挿入部材30によりビード部材90を保持部材11から取り外した状態で、支持装置51は、スティフナー92の先端部95を支持部材52により支持する。スティフナー92の先端部95は、スティフナー92の半径方向外側の端部であり、スティフナー92の外縁を含む所定部分である。支持部材52は、滑らかな平面に形成された接触面53を有し、スティフナー92に接触する接触面53により、スティフナー92の先端部95を支持する。支持装置51の移動手段60は、可動部材2に取り付けられ、支持部材52は、移動手段60に取り付けられている。可動部材2は、板状の取付部2Aを有しており、支持装置51及び移動手段60は、可動部材2の取付部2Aに取り付けられる。
移動手段60は、複数の移動機構(第1〜第3移動機構61〜63)と、連結部材64と、回転軸65を有する。ここでは、第1〜第3移動機構61〜63は、伸縮機構であり、伸縮により、それぞれ支持部材52を所定方向に移動させる。回転軸65は、可動部材2(取付部2A)と連結部材64に取り付けられて、連結部材64を回転させる。連結部材64は、回転軸65により可動部材2に回転可能に取り付けられ、可動部材2、第1移動機構61、及び、第2移動機構62を連結する。第1移動機構61は、可動部材2と連結部材64に回転可能に取り付けられ、第2移動機構62は、連結部材64に固定されている。第3移動機構63は、第2移動機構62に取り付けられ、支持部材52は、第3移動機構63に取り付けられている。
具体的には、第1〜第3移動機構61〜63は、ピストン・シリンダ機構であり、それぞれシリンダ61A〜63Aとピストンロッド61B〜63Bを有する。第1移動機構61のシリンダ61Aは、可動部材2に回転可能に取り付けられ、第1移動機構61のピストンロッド61Bは、連結部材64に回転可能に取り付けられている。第2移動機構62のシリンダ62Aは、連結部材64に固定され、第3移動機構63のシリンダ63Aは、第2移動機構62のピストンロッド62Bに取り付けられている。支持部材52は、第3移動機構63のピストンロッド63Bに取り付けられている。第1移動機構61により、連結部材64、第2移動機構62、第3移動機構63、及び、支持部材52が一体に移動する。
第1移動機構61は、伸縮により、連結部材64と支持部材52を移動させる。その際、連結部材64が回転軸65を中心に回転して、支持部材52が回転軸65を中心に移動する(矢印F1、F2)。第1移動機構61により、支持部材52は、ビード部材90のスティフナー92に接近し、ビード部材90のスティフナー92から離間する。第2移動機構62は、伸縮により、第3移動機構63と支持部材52を移動させる(矢印G1、G2)。ビード部材90のサイズに対応して、スティフナー92の先端部95の位置が変化する。第2移動機構62により、支持部材52の位置が、スティフナー92の先端部95の位置(ビード部材90のサイズ)に対応して変更される。第3移動機構63は、伸縮により、支持部材52を移動させる(矢印H1、H2)。第3移動機構63により、支持部材52は、スティフナー92の側面94に沿って移動する。
次に、取り外し装置50によるビード部材90の取り外し手順について説明する。複数の支持装置51(図6参照)は、制御装置(図示せず)により制御されて、以下説明する動作を同時に実行する。
ビード部材90の取り外し前に、支持装置51は、移動手段60の第1移動機構61により支持部材52を移動させて(図7の矢印F1)、支持部材52をビード部材90と可動部材2に接触しない位置に配置する。また、移動手段60の第2移動機構62により、スティフナー92の先端部95の位置に対応して、支持部材52の位置を変更する(図7の矢印G1、G2)。その状態で、取り外し装置50は、複数の挿入部材30により、ビード部材90を保持部材11から取り外して、ビード部材90を保持部材11から所定位置に移動させる。
ビード部材90の取り外し後に、支持装置51は、移動手段60の第3移動機構63により支持部材52を移動させて(図7の矢印H1)、スティフナー92から離間した第1位置(離間位置)P1に支持部材52を配置する。続いて、支持装置51は、移動手段60の第1移動機構61により、支持部材52をスティフナー92の先端部95に接触させずにスティフナー92に向かって移動させる(図7の矢印F2)。これにより(図8参照)、支持部材52を、第1位置P1からスティフナー92の先端部95よりも半径方向内側の第2位置(内側位置)P2に移動させて、第2位置P2に配置する。第2位置P2において、支持部材52は、スティフナー92の側面94に接触し、或いは、スティフナー92の側面94に近接する。
続いて、移動手段60の第3移動機構63により、支持装置51は、支持部材52を第2位置P2からスティフナー92の先端部95に向かって移動させて(図8の矢印H2)、支持部材52をスティフナー92の先端部95を支持する第3位置(支持位置)P3に配置する。支持部材52は、スティフナー92の側面94に沿って、第2位置P2から第3位置P3まで移動する。第3位置P3において、支持部材52は、スティフナー92の先端部95に接触して、スティフナー92の先端部95を支持する。
このように、支持装置51が有する各種の手段(移動手段、配置手段)により、支持部材52は、各位置P1、P2、P3に移動して、各位置P1、P2、P3に配置される。また、保持部材11に密着していたスティフナー92の一方の側面94において、支持装置51は、支持部材52をスティフナー92に接触させて、スティフナー92の先端部95を支持部材52により支持する。
なお、スティフナー92を保持部材11から取り外した後に、取り外しの抵抗、重力、熱応力の解放、又は、ゴムの収縮等により、スティフナー92が変形することがある。その際、スティフナー92の先端部95側で変形が生じ易く、例えば、先端部95側において、スティフナー92に反りや曲がりが生じる。スティフナー92に変形が生じたときには、支持装置51の支持部材52により、変形したスティフナー92が許容形状に矯正される。
図9は、スティフナー92の形状を矯正する支持部材52を示す図であり、支持部材52とビード部材90を図7、図8と同様に示している。
図示のように、支持装置51の支持部材52は、上記したスティフナー92の先端部95を支持する動作に伴い、変形したスティフナー92の形状を矯正する。具体的には、スティフナー92の変形により、スティフナー92の先端部95が変位する(図9Aの矢印K1)。その状態で、支持部材52は、先端部95に接触することなく、スティフナー92の先端部95よりも半径方向内側の第2位置P2に移動する(図9Aの矢印F2)(図9B参照)。続いて、支持部材52は、第2位置P2から先端部95に向かって移動する(図9Bの矢印H2)。
支持部材52が第2位置P2に移動したときに、又は、支持部材52が第2位置P2から先端部95に向かって移動するときに、支持部材52は、スティフナー92に接触して、スティフナー92を矯正方向(図9Bの矢印K2)に押す。矯正方向K2は、スティフナー92の形状が矯正される方向(スティフナー92の変形方向の反対方向)であり、スティフナー92は、支持部材52により矯正方向K2に変形する。続いて、支持部材52は、スティフナー92に接触した状態で、スティフナー92の側面94に沿って第3位置P3まで移動して、第3位置P3に配置される(図9C参照)。移動する支持部材52により、スティフナー92が矯正方向K2に次第に変形して、スティフナー92の形状が次第に矯正される。
支持部材52がスティフナー92の先端部95まで移動したときに、スティフナー92の形状の矯正が完了して、スティフナー92の形状が修正される。支持部材52は、矯正したスティフナー92の先端部95を支持して、スティフナー92を矯正後の形状に維持する。従って、支持部材52は、スティフナー92の形状を矯正する矯正部材でもあり、支持装置51は、支持部材52によりスティフナー92の形状を矯正する矯正装置でもある。
図10は、比較例の支持部材120を示す図であり、支持部材52とは異なる動作によりスティフナー92の先端部95を支持する支持部材120を示している。
図示のように、比較例の支持部材120は、スティフナー92の先端部95に向かって直接移動して(矢印L)、スティフナー92の先端部95を支持する。その際、支持部材120により、スティフナー92の先端部95が折り曲げられる虞がある。これに対し、第2実施形態の支持部材52は、先端部95に向かって直接移動せず、先端部95よりも半径方向内側の第2位置P2を経由して、先端部95に向かって移動する。そのため、支持部材52により先端部95を支持するときには、先端部95に折れ曲がりが生じず、先端部95の変形が抑制される。
スティフナー92に変形が生じたときには(図9参照)、複数の支持部材52により、取り外し装置50は、スティフナー92の形状を矯正して、スティフナー92の先端部95を支持する。また、スティフナー92に変形が生じないときには、複数の支持部材52により、取り外し装置50は、スティフナー92の先端部95を変形させずに、スティフナー92の先端部95を支持する。その状態で、ビード部材90は、移動装置3(図1参照)により次工程に移動する。続いて(図7、図8参照)、支持装置51は、移動手段60の第1移動機構61により、支持部材52を移動させて(図8の矢印F1)、支持部材52をスティフナー92の先端部95から離す。その後、ビード部材90は、移動装置3により、例えば、次工程の保持部材に配置される。
ビード部材90の移動中には、支持部材52の支持により、スティフナー92の先端部95の位置が維持されるとともに、スティフナー92の変形が抑制される。その結果、ビード部材90の移動中及び移動後において、スティフナー92の形状が維持される。ビード部材90を次工程の保持部材に配置するときにも、スティフナー92に変形(折れ曲がり等)が生じることがなく、ビード部材90が保持部材に正確に配置される。従って、支持部材52の支持により、ビード部材90に不良が発生するのを抑制して、ビード部材90の品質を、より向上させることができる。
なお、支持部材52は、スティフナー92の先端部95において、スティフナー92の周方向の任意の位置に配置される。また、取り外し装置50には、1つの支持装置51を設けてもよく、複数の支持装置51を設けてもよい。即ち、スティフナー92の先端部95を1つの支持部材52により支持してもよく、スティフナー92の先端部95を複数の支持部材52により支持してもよい。スティフナー92の先端部95は、1つの支持部材52により周方向の一箇所で支持され、或いは、複数の支持部材52により周方向の複数箇所で支持される。複数の支持部材52により先端部95を支持するときには、複数の支持部材52は、スティフナー92の周方向に沿って均等に配置してもよく、スティフナー92の周方向に沿って不均等に配置してもよい。
1・・・ビード部材の取り外し装置、2・・・可動部材、3・・・移動装置、10・・・保持装置、11・・・保持部材、12・・・保持面、13・・・開放隙間、20・・・固定部材、21・・・移動機構、22・・・変位空間、30・・・挿入部材、31・・・突出部、32・・・接触部、40・・・変位機構、50・・・ビード部材の取り外し装置、51・・・支持装置、52・・・支持部材、53・・・接触面、60・・・移動手段、61・・・第1移動機構、62・・・第2移動機構、63・・・第3移動機構、64・・・連結部材、65・・・回転軸、90・・・ビード部材、91・・・ビードコア、92・・・スティフナー、93・・・内側部、94・・・側面、95・・・先端部。

Claims (6)

  1. 環状のビードコアの外周にスティフナーを有するビード部材を保持装置から取り外すビード部材の取り外し装置であって、
    保持装置は、ビード部材の半径方向の内側部との間にビード部材の半径方向内側に向かって開放された開放隙間が形成された状態で、スティフナーの一方の側面と密着してビード部材を保持する保持部材を有し、
    開放隙間は、保持部材から離間したビード部材の内側部と保持部材の間にのみ、ビード部材の周方向に沿って1周形成され、
    ビード部材の半径方向内側から開放隙間に挿入される複数の挿入部材と、
    開放隙間に挿入された複数の挿入部材を移動させて、ビード部材の内側部に接触する複数の挿入部材により、ビード部材を保持部材から取り外す移動装置と、
    複数の挿入部材によりビード部材を保持部材から取り外した状態で、保持部材に密着していたスティフナーの一方の側面において、スティフナーの先端部を支持部材により支持する支持装置と、を備え、
    支持装置は、複数の挿入部材によりビード部材を保持部材から取り外した後に、支持部材をスティフナーの先端部に接触させずにスティフナーから離間した第1位置からスティフナーの先端部よりも半径方向内側の第2位置に移動させる手段と、支持部材をスティフナーの一方の側面に沿って第2位置からスティフナーの先端部に向かって移動させてスティフナーの先端部を支持する第3位置に配置する手段と、を有するビード部材の取り外し装置。
  2. 請求項1に記載されたビード部材の取り外し装置において、
    複数の挿入部材は、ビードコアと保持部材の間に形成された開放隙間に挿入されて、ビードコアのみに接触するビード部材の取り外し装置。
  3. 請求項1又は2に記載されたビード部材の取り外し装置において、
    保持装置は、ビードコアの内周で互いに離して配置されてビードコアを固定する複数の固定部材を有し、
    複数の挿入部材は、ビードコアの内周で隣接する固定部材の間で開放隙間に挿入されるビード部材の取り外し装置。
  4. 環状のビードコアの外周にスティフナーを有するビード部材を保持装置から取り外すビード部材の取り外し方法であって、
    保持装置の保持部材とビード部材の半径方向の内側部との間にビード部材の半径方向内側に向かって開放された開放隙間が形成された状態で、スティフナーの一方の側面を保持部材に密着させて、ビード部材を保持部材に保持する保持工程と、
    複数の挿入部材をビード部材の半径方向内側から開放隙間に挿入する挿入工程と、
    開放隙間に挿入された複数の挿入部材を移動させて、ビード部材の内側部に接触する複数の挿入部材により、ビード部材を保持部材から取り外す取り外し工程と、
    複数の挿入部材によりビード部材を保持部材から取り外した状態で、保持部材に密着していたスティフナーの一方の側面において、スティフナーの先端部を支持部材により支持する支持工程と、を有し、
    保持工程では、保持部材から離間したビード部材の内側部と保持部材の間にのみ、開放隙間をビード部材の周方向に沿って1周形成し、
    支持工程は、複数の挿入部材によりビード部材を保持部材から取り外した後に、支持部材をスティフナーの先端部に接触させずにスティフナーから離間した第1位置からスティフナーの先端部よりも半径方向内側の第2位置に移動させる工程と、支持部材をスティフナーの一方の側面に沿って第2位置からスティフナーの先端部に向かって移動させてスティフナーの先端部を支持する第3位置に配置する工程と、を有するビード部材の取り外し方法。
  5. 請求項4に記載されたビード部材の取り外し方法において
    挿入工程は、複数の挿入部材をビードコアと保持部材の間に形成された開放隙間に挿入する工程を有し、
    取り外し工程は、ビードコアのみに接触する複数の挿入部材により、ビード部材を保持部材から取り外す工程を有するビード部材の取り外し方法。
  6. 請求項4又は5に記載されたビード部材の取り外し方法において、
    保持工程は、ビードコアの内周で互いに離して配置された保持装置の複数の固定部材により、ビードコアを固定する工程を有し、
    挿入工程は、ビードコアの内周で隣接する固定部材の間で複数の挿入部材を開放隙間に挿入する工程を有するビード部材の取り外し方法。
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