JP6517785B2 - パンチ・ホルダ及びパンチの形態 - Google Patents

パンチ・ホルダ及びパンチの形態 Download PDF

Info

Publication number
JP6517785B2
JP6517785B2 JP2016514995A JP2016514995A JP6517785B2 JP 6517785 B2 JP6517785 B2 JP 6517785B2 JP 2016514995 A JP2016514995 A JP 2016514995A JP 2016514995 A JP2016514995 A JP 2016514995A JP 6517785 B2 JP6517785 B2 JP 6517785B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collar
punch
punch holder
holder
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016514995A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016518993A (ja
JP2016518993A5 (ja
Inventor
エー.ジョンストン ケビン
エー.ジョンストン ケビン
モアヘッド ジョン
モアヘッド ジョン
Original Assignee
ウィルソン トゥール インターナショナル インコーポレイティド
ウィルソン トゥール インターナショナル インコーポレイティド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ウィルソン トゥール インターナショナル インコーポレイティド, ウィルソン トゥール インターナショナル インコーポレイティド filed Critical ウィルソン トゥール インターナショナル インコーポレイティド
Publication of JP2016518993A publication Critical patent/JP2016518993A/ja
Publication of JP2016518993A5 publication Critical patent/JP2016518993A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6517785B2 publication Critical patent/JP6517785B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D37/00Tools as parts of machines covered by this subclass
    • B21D37/04Movable or exchangeable mountings for tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D28/00Shaping by press-cutting; Perforating
    • B21D28/24Perforating, i.e. punching holes
    • B21D28/34Perforating tools; Die holders
    • B21D28/346Perforating tools; Die holders length adjustable perforating tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26FPERFORATING; PUNCHING; CUTTING-OUT; STAMPING-OUT; SEVERING BY MEANS OTHER THAN CUTTING
    • B26F1/00Perforating; Punching; Cutting-out; Stamping-out; Apparatus therefor
    • B26F1/02Perforating by punching, e.g. with relatively-reciprocating punch and bed
    • B26F1/14Punching tools; Punching dies
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/17Socket type
    • Y10T279/17666Radially reciprocating jaws
    • Y10T279/17692Moving-cam actuator
    • Y10T279/17717Rotary eccentric-cam sleeve
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49718Repairing
    • Y10T29/49721Repairing with disassembling
    • Y10T29/4973Replacing of defective part
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/929Tool or tool with support
    • Y10T83/9457Joint or connection
    • Y10T83/9473For rectilinearly reciprocating tool
    • Y10T83/9476Tool is single element with continuous cutting edge [e.g., punch, etc.]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Description

本発明は大まかに言えば、パンチ・プレスにおいて使用されるパンチ集成体に関し、より具体的にはこのような集成体のパンチ・ホルダ及びパンチの形態に関する。
パンチ・プレスは種々の形状及びサイズの圧痕及び/又は穴をシート・ワークピース、例えばシート・メタルに形成する複数の工具を保持するように構成されるのが典型的である。このような種類の工具は一般に、少なくとも1つのパンチ集成体と、対応するダイとを含んでいる。例えばマルチステーション・タレットパンチプレスの場合、回転可能なタレットが複数の孔を含んでおり、これらの孔は対応する複数のパンチ集成体をワークピース支持面の上方に保持し、そして相応の複数の受容フレームがワークピース支持面の下方に配置されている。或いは、他のプレス(例えばTrumpf式プレス)の場合、(タレットの代わりに)レールがパンチ集成体を保持するために使用される。
コンベンショナルなパンチ集成体は典型的にはパンチ・ガイドと、パンチ・ボディ又はホルダと、パンチとを含んでいる。パンチはホルダに固定的に又は解放可能に取り付けられてよい。パンチ・ホルダ及びパンチはしばしば、パンチ・ガイドの中央長手方向軸線に沿った往復軸方向運動のために、パンチ・ガイド内部でスライド可能に係合される。このようなパンチ集成体、及び対応するダイがプレス内に装着され、ラムの下方のプレスの作業位置内に配置される(又はラムに一体的に結合される)と、抜き取り板に設けられた開口を通してパンチ・ガイドからパンチを駆出することにより、パンチの先端でシート・ワークピースに圧痕又は穴を形成する。パンチ・ガイドの端部に取り付けられた抜き取り板は、パンチ・ガイド内に引き戻されるときにワークピースがパンチに追従するのを防止する。
当業者には明らかなように、パンチ集成体に使用されるパンチは定期的なメンテナンス及び修正を必要とする。例えば、パンチは摩耗してくると研削又は交換する必要があり、且つ/又は異なるパンチ形状(又はフットプリント)が必要になる場合には交換する必要があり、且つ/又は異なる長さを考慮に入れるために集成体内の位置を調節することが必要な場合がある。これらのタイプのメンテナンス及び修正を容易にする種々様々なパンチ集成形態が教示されており、いくつかの事例において商業化されている。しかしながら、このようなメンテナンス/修正の実施しやすさ及び実施スピードを高める新しいパンチ集成形態及び方法が依然として必要である。
本発明の或る実施態様では、パンチ・ホルダが提供される。パンチ・ホルダは上側部分と、下側部分と、第1カラーと、第2カラーとを含む。上側部分はパンチ・ホルダのためのヘッド・ユニットを含み、下側部分はパンチ・ホルダのためのパンチ結合ユニットを含む。上側部分は下側部分に対して動作的に(operably、作動可能に)結合されているが、しかし選択的に調節可能である。第1カラーは上側部分の横方向の広がり(extent)を取り囲む。第1カラーは下側部分に対する位置に関して運動可能であり、これにより第1カラーの運動は、パンチ・ホルダの全高を相応に調節することを可能にする。第2カラーは下側部分の横方向の広がり(extent)を取り囲む。第2カラーは下側部分に対する位置に関して運動可能であり、これにより第2カラーの運動は、下側部分によって保持されたパンチに対する下側部分のロック形態からロック解除形態へのシフトに相当する。
加えて本発明の或る実施態様では、パンチ・ホルダが提供される。パンチ・ホルダは、上側部分と、下側部分と、カラーとを含む。上側部分はパンチ・ホルダのためのヘッド・ユニットを含み、下側部分はパンチ・ホルダのためのパンチ結合ユニットを含む。上側部分は下側部分に動作的に結合されている。カラーは、下側部分の横方向の広がりを取り囲んでいる。カラーは下側部分に対する位置に関して運動可能であり、これによりカラーの運動は、下側部分によって保持されたパンチに対する下側部分のロック形態からロック解除形態へのシフトに相当する。カラーは下側部分の突出端部の周りに動作的に保持されている。カラーは回転を介してのみ運動可能である。
また、本発明の或る実施態様では、パンチ・ホルダが提供される。パンチ・ホルダは上側部分と、下側部分と、カラーとを含む。上側部分はパンチ・ホルダのためのヘッド・ユニットを含み、下側部分は前記パンチ・ホルダのためのパンチ結合ユニットを含む。上側部分は下側部分に対して動作的に結合されているが、しかし選択的に調節可能である。カラーは上側部分の横方向の広がりを取り囲む。カラーは下側部分に対する位置に関して運動可能であり、これによりカラーの運動は、パンチ・ホルダの全高を相応に調節することを可能にする。カラーは上側部分に動作的に結合されており、カラーの運動の結果として上側部分を相応に運動させる。カラーは回転を介してのみ運動可能である。
さらに、本発明の或る実施態様では、パンチ・ホルダ内でパンチを解放して交換する方法が提供される。この方法はパンチ・ホルダを用意することを含む。パンチ・ホルダは、上側部分と、下側部分と、カラーとを含む。上側部分はパンチ・ホルダのためのヘッド・ユニットを含み、下側部分はパンチ・ホルダのためのパンチ結合ユニットを含む。上側部分は下側部分に動作的に結合されている。カラーは下側部分の横方向の広がりを取り囲む。カラーは下側部分に対する位置に関して運動可能である。方法は、カラーに力を加えることによりカラーを動かすことを含む。これによりカラーの運動は、下側部分が下側部分によって保持されたパンチに対するロック形態からロック解除形態へシフトすることに相当する。方法は、さらなるパンチを下側部分と接触させることを含む。さらなるパンチと下側部分との接触が、下側部分に力が加えられることに関与し、これにより、さらなるパンチの運動は、下側部分がさらなるパンチに対するロック解除形態からロック形態へシフトすることに相当する。
以下の図面は本発明の具体的な実施態様を例示しており、従って本発明の範囲を限定しない。図面は(そのように明記しない限り)原寸に比例したものと仮定するべきではなく、下記詳細な説明との関連において使用するためのものである。本発明の実施態様を、添付の図面との関連において以下に説明する。同様の数字は同様のエレメントを示す。
図1Aは、本発明の或る実施態様に関するパンチ・ホルダ及びパンチを示す、立面図である。 図1Bは、本発明の或る実施態様に関するパンチ・ホルダ及びパンチを示す、斜視図である。 図1Cは、本発明の或る実施態様に関するパンチ・ホルダ及びパンチを示す、断面図である。 図2Aは、さらに本発明の或る実施態様に関する図1A〜1Cのパンチ・ホルダ及び図1A〜1Cのパンチの別の変更形を示す、立面図である。 図2Bは、さらに本発明の或る実施態様に関する図1A〜1Cのパンチ・ホルダ及び図1A〜1Cのパンチの別の変更形を示す、斜視図である。 図2Cは、さらに本発明の或る実施態様に関する図1A〜1Cのパンチ・ホルダ及び図1A〜1Cのパンチの別の変更形を示す、断面図である。 図3Aは、本発明の或る実施態様に基づく別のパンチを示す、それぞれ対向する立面図である。 図3Bは、本発明の或る実施態様に基づく別のパンチを示す、それぞれ対向する立面図である。 図3Cは、本発明の或る実施態様に基づく別のパンチを示す、斜視図である。 図3Dは、本発明の或る実施態様に基づく別のパンチを示す、上面図である。 図4Aは、本発明の或る実施態様に基づくさらなるパンチ・ホルダを示す、立面図である。 図4Bは、本発明の或る実施態様に基づくさらなるパンチ・ホルダを示す、斜視図である。 図4Cは、本発明の或る実施態様に基づくさらなるパンチ・ホルダを示す、それぞれ対向する断面図である。 図4Dは、本発明の或る実施態様に基づくさらなるパンチ・ホルダを示す、それぞれ対向する断面図である。 図4Eは、本発明の或る実施態様に基づくさらなるパンチ・ホルダを示す、分解図である。 図5Aは、図3A〜3Dのさらなるパンチを備えた図4A〜4Eのさらなるパンチ・ホルダを示す、立面図である。 図5Bは、図3A〜3Dのさらなるパンチを備えた図4A〜4Eのさらなるパンチ・ホルダを示す、斜視図である。 図5Cは、図3A〜3Dのさらなるパンチを備えた図4A〜4Eのさらなるパンチ・ホルダを示す、4つの異なる断面図の1つである。 図5Dは、図3A〜3Dのさらなるパンチを備えた図4A〜4Eのさらなるパンチ・ホルダを示す、4つの異なる断面図の1つである。 図5Eは、図3A〜3Dのさらなるパンチを備えた図4A〜4Eのさらなるパンチ・ホルダを示す、4つの異なる断面図の1つである。 図5Fは、図3A〜3Dのさらなるパンチを備えた図4A〜4Eのさらなるパンチ・ホルダを示す、4つの異なる断面図の1つである。 図5Gは、図3A〜3Dのさらなるパンチを備えた図4A〜4Eのさらなるパンチ・ホルダを示す、分解図である。 図6Aは、本発明の或る実施態様に基づく図3A〜3Dのさらなるパンチの別の変更形を備えた図4A〜4Eのさらなるパンチ・ホルダを示す、立面図である。 図6Bは、本発明の或る実施態様に基づく図3A〜3Dのさらなるパンチの別の変更形を備えた図4A〜4Eのさらなるパンチ・ホルダを示す、斜視図である。 図6Cは、本発明の或る実施態様に基づく図3A〜3Dのさらなるパンチの別の変更形を備えた図4A〜4Eのさらなるパンチ・ホルダを示す、側方断面図である。 図6Dは、本発明の或る実施態様に基づく図3A〜3Dのさらなるパンチの別の変更形を備えた図4A〜4Eのさらなるパンチ・ホルダを示す、分解図である。 図7Aは、本発明の或る実施態様に基づくさらなるパンチ・ホルダを示す、立面図である。 図7Bは、本発明の或る実施態様に基づくさらなるパンチ・ホルダを示す、斜視図である。 図7Cは、本発明の或る実施態様に基づくさらなるパンチ・ホルダを示す、それぞれ対向する側方断面図である。 図7Dは、本発明の或る実施態様に基づくさらなるパンチ・ホルダを示す、それぞれ対向する側方断面図である。 図7Eは、本発明の或る実施態様に基づくさらなるパンチ・ホルダを示す、分解図である。 図8Aは、図3A〜3Dのさらなるパンチを備えた図7A〜7Eのさらなるパンチ・ホルダを示す、立面図である。 図8Bは、図3A〜3Dのさらなるパンチを備えた図7A〜7Eのさらなるパンチ・ホルダを示す、斜視図である。 図8Cは、図3A〜3Dのさらなるパンチを備えた図7A〜7Eのさらなるパンチ・ホルダを示す、側方断面図の1つである。 図8Dは、図3A〜3Dのさらなるパンチを備えた図7A〜7Eのさらなるパンチ・ホルダを示す、4つの異なる軸方向断面図の1つである。 図8Eは、図3A〜3Dのさらなるパンチを備えた図7A〜7Eのさらなるパンチ・ホルダを示す、4つの異なる軸方向断面図の1つである。 図8Fは、図3A〜3Dのさらなるパンチを備えた図7A〜7Eのさらなるパンチ・ホルダを示す、4つの異なる軸方向断面図の1つである。 図8Gは、図3A〜3Dのさらなるパンチを備えた図7A〜7Eのさらなるパンチ・ホルダを示す、4つの異なる軸方向断面図の1つである。 図8Hは、図3A〜3Dのさらなるパンチを備えた図7A〜7Eのさらなるパンチ・ホルダを示す、分解図である。 図9Aは、本発明の或る実施態様に基づく図3A〜3Dのさらなるパンチの別の変更形を備えた図7A〜7Eのさらなるパンチ・ホルダを示す、立面図である。 図9Bは、本発明の或る実施態様に基づく図3A〜3Dのさらなるパンチの別の変更形を備えた図7A〜7Eのさらなるパンチ・ホルダを示す、斜視図である。 図9Cは、本発明の或る実施態様に基づく図3A〜3Dのさらなるパンチの別の変更形を備えた図7A〜7Eのさらなるパンチ・ホルダを示す、側方断面図である。 図9Dは、本発明の或る実施態様に基づく図3A〜3Dのさらなるパンチの別の変更形を備えた図7A〜7Eのさらなるパンチ・ホルダを示す、分解図である。 図10は、本発明の或る実施態様に基づくパンチ・ホルダ内でパンチを解放して交換する方法を示すフローチャートである。 図11Aは、本発明の或る実施態様に基づく図4A〜4Eのパンチ・ホルダとは別のパンチ・ホルダを、各ホルダによって保持された代表的パンチ(破線で示す)とともに示す立面図である。 図11Bは、本発明の或る実施態様に基づく図4A〜4Eのパンチ・ホルダとは別のパンチ・ホルダを、各ホルダによって保持された代表的パンチ(破線で示す)とともに示す立面図である。 図12Aは、本発明の或る実施態様に基づく図7A〜7Eのパンチ・ホルダとは別のパンチ・ホルダを、各ホルダによって保持された代表的パンチ(破線で示す)とともに示す立面図である。 図12Bは、本発明の或る実施態様に基づく図7A〜7Eのパンチ・ホルダとは別のパンチ・ホルダを、各ホルダによって保持された代表的パンチ(破線で示す)とともに示す立面図である。
下記詳細な説明は図面を参照しながら読まれるべきである。異なる図面における同様のエレメントには同一の番号がつけられている。図面は選択された実施態様を示しており、本発明の範囲を限定するものではない。図示され下述される実施態様は説明を目的としたものにすぎず、請求項に定義された本発明の範囲を限定するものではない。
上記のように、コンベンショナルなパンチ集成体はパンチ・ガイドと、パンチ・ボディ又はホルダと、パンチとを含んでいる。パンチはパンチ・ホルダに固定的に又は解放可能に取り付けることができる。下記説明から明らかになるように、本明細書中に記載された実施態様は、パンチ・ホルダ及び対応するパンチの形態に焦点を当てている。その多くの目的の中でも、ここに具体化されるパンチ・ホルダは、ホルダとともに使用されるパンチのメンテナンス及び/又は修正の実施し易さ及び実施スピードを高めるように形成される。別の一例としての目的は、種々様々なパンチ・プレス設計と適応できるように、種々異なるパンチ・ホルダ形態を提供することである。さらなる目的は、それぞれが独自の一連の好ましい特徴を有する段階的な(tiered)複数のパンチ・ホルダを提供することである。この説明及び対応する図面は主としてパンチ・ホルダ及びパンチに関するが、ホルダを対応パンチ・ガイドとともに使用し得ることも明らかである。とはいえ本発明はこのようなものに限定されるべきではない。
図1A,1B及び1Cは上記のように、本発明の或る実施態様に関するパンチ・ホルダ10及びパンチ12を示す種々異なる図面である。図1Cは1C−1C線に沿って図1Bの断面を示している。図示のように、パンチ・ホルダ10の下端部は凹部14を構成している。パンチ12は凹部14内に挿入されて固定され、続いてロックされるように形成されている。具体的には図1Cに示されているように、パンチ・ホルダ10の凹部14は雌ねじ山16を有しており、雌ねじ山16は、パンチ12の結合端部22のステム20の雄ねじ山18と螺合するように形成されている。使用時には、パンチ12の結合端部22はホルダ凹部14内に挿入されるので、ステム20はホルダ凹部14のねじ山16と接触してこれに螺合する。パンチ12の、パンチ・ホルダ10の外部へ延びる部分のための所望の高さに達すると、パンチの位置をロックすることができる。図1Cを引き続き参照すると、ファスナ24(例えばボルト)がチャネル26内に挿入されており、チャネル26はパンチ・ホルダ10の中心を貫通している。ファスナ24は、チャネル26を通って延び、そしてさらにパンチ・ステム20内に構成された内孔28内へ延びるような長さを有している。具体的には、ファスナ24は、パンチ孔28の雌ねじ山32と螺合するように形成された雄ねじ山30を有している。使用時には、ファスナ24が内方へねじ込まれてそのヘッド34がチャネル26内部のショルダ36と接触すると(又はショルダ36によって支持されたばね38を完全に押し下げると)、パンチの位置はホルダ10に対してロックされる。
図2A,2B及び2Cは本明細書中で既に説明したように、さらに本発明の或る実施態様に関するパンチ・ホルダ10及びパンチ12の別の変更形を示す種々異なる図面である。図2Cは2C−2C線に沿って図2Bの断面を示している。上述のものを考えると、図1A〜1Cのホルダ10及びパンチ12に関して既に述べたものと同じ固定/ロック・ステップが図2A〜2Cのパンチ・ホルダ10及び別のパンチ12’にも等しく当てはまることが明らかである。しかし上述のように、パンチ12’はパンチ12とは形態が異なる。具体的には、パンチ12’は中実な一体的ボディ、例えばパンチ12とは異なり、エジェクタ部分41とフィラー(例えばウレタン)42とを有する代表的先端40を備えた状態で示されている。エジェクタ部分41及びフィラー42はパンチ12’の結合端部22’に係合して部分的に固定されるように形成されている。そのために、或る実施態様では、パンチ12’は先端40を容易に取り外し/交換することにより、所望の他の先端(例えば種々異なるフットプリントを有する)を利用するように形成されている。
図1A〜1C及び2A〜2Cの設計は数多くの好ましい特徴を有している。例えばパンチ12,12’は、2〜3の比較的単純なステップだけを用いて、すなわちパンチ12,12’の雌ねじ山32からファスナ24を後退させて出し、次いでホルダ10の雌ねじ山16からパンチ12,12’を後退させて出すことによってパンチ・ホルダ10からパンチ12,12’を取り外すことができる。そのために、パンチ12,12’はロック解除されると手で(すなわち工具なしで)ホルダ10からパンチ12,12’を後退させて出すことができる。加えて、パンチがパンチ12,12’の結合端部と同様の設計の結合端部を有する(これによりホルダ10に対する形態を有することができる)限り、種々様々なパンチ形態をホルダ10とともに使用することができる(例えばパンチ12,12’)。さらに、この設計において使用される構成部分を最小限にすることにより、そのコストを低いレベルで保つことができる。
しかしながら、図1A〜1C及び図2A〜2Cの設計はいくつかの欠点を有するものと見なすこともできる。例えば、ホルダ10に対してパンチ12,12’を調節/取り外すステップは、ホルダ集成体のかなりのハンドリングを必要とし、このことは、パンチの調節/交換に必要な時間を増やす可能性があるが、しかし一般に使用者にとってこのようなプロセスを厄介なものにする傾向がある。加えて、取り外し/交換ステップは一般に、(例えばパンチ12,12’に対するファスナ24のロック/ロック解除中)工具の使用を必要とし、パンチ調節/交換プロセスの時間をさらに増やす。また、パンチ12,12’の取り外し/調節中、ホルダ10とパンチ12,12’とがかなりの領域にわたって繰り返し接触する。このことはこれらの領域内で望ましくない摩耗を促進するおそれがある。さらに、(パンチ12,12’からファスナ24をロック解除し、次いでパンチ12,12’を回転させるのに続いて)ホルダ12から突出するパンチ12,12’の長さを調節することができるものの、必要に応じて長さを素早く且つ正確に調節又は微調整することは難しい場合がある。従って、図1A〜1C及び2A〜2Cのパンチ・ホルダ集成体は或る者たちにとっては良好な設計選択肢と見なすことができるものの、他の者にとっては、同様の様式のこれから開発される工具ホルダ集成体選択肢があることが好ましい。
図3A〜3Dは上述のように、或る実施態様に基づくパンチ50の種々異なる図面である。図1A〜1C及び図2A〜2Cに示されたパンチ12,12’と同様に、パンチ50の結合端部54にもステム52が含まれている。しかしながら、パンチ・ホルダとの結合のためにねじ山が使用される代わりに、パンチ50は凹部54を有するように構成されている。図示のように、凹部54はステム52の側面56上に構成されている。或る実施態様では、凹部54は、パンチ・ホルダのロック部材の形状と結合状態で(conjointly)係合するために特定の形状を有するように構成されている(後で説明する)。言うまでもなく、凹部54及びロック部材の形状が互いに結合し、そして逆に互いに分離することにより、パンチ50のパンチ・ホルダに対する接合及び取り外しの実施しやすさ及び実施スピードを高めることができる。図示のように、或る実施態様では、凹部54は球状部材と係合するように凹面形状を有することができる。さらに図示するように、或る実施態様では、凹部54はステム52の外側の周面にわたって連続して延びるように形成することができる。言うまでもなく凹部54を他の形状で構成することもできるものの、凹面形状を用いた場合には、ロック部材の進入をより容易にするだけでなく、凹面形状が規定の上縁部58及び下縁部60を有するように形成されると、(凹部54内に延びる)球状部材の鉛直方向の運動を最小限に抑え得ることも明らかである。
図示の或る実施態様では、ステム52はさらにスロット62を有するように構成されている。スロット62は、パンチ・ホルダのガイド部材(後で説明する)と係合することにより、ホルダによってパンチ50の方向(orientation)を固定するように形成されている。しかしながら、このようなスロット62のさらなる利点は、これらがパンチ・ホルダのロック部材と整合するように形成された凹部54の領域をより良好に位置決めするのを助けることである。そのためには、図示してはいないが、凹部54を複数の凹部として構成し、これら複数の凹部を、パンチ・ホルダのロック部材と整合するように形成された、ステム52の周りの領域に配置することもできる。さらに注目すべきなのは、或る設計がただ1つのスロットを含むことを伴う一方、具体的にはステム52の互いに対向する側56で複数のスロット62を使用すると、パンチ・ホルダに対してパンチ50が「揺れ動く(wiggle)」自由を効果的に最小限にとどめ得ることである。
パンチ50、及びそのステム52に関する説明を続けるならば、或る実施態様の場合、その外側の側面56は丸みを帯びており、これによりこのような全体的な表面56は円形に成形されている。しかし本発明はこのようなものに限定されるべきではない。円形の代わりに、上記のようにステムに構成された凹部54のパラメータに不都合な影響を及ぼさない状態で、ステムの形状は1つ又は2つ以上の真直ぐなエッジを有するように形成することもできる。さらに、注目すべきなのは、パンチ50が図1A〜1Cのパンチ12と同様に設計された下側部分を有することである。これに照らして、言うまでもなく図2A〜2Cのパンチ12’を介して例示されているように、パンチ50は、対応するパンチ・ホルダにおける幅広い使用適用性を有するように、種々異なる異なるフットプリントを所望通りに呈することができる。このような2つのパンチ・ホルダ70及び100が下述するようにそれぞれ図4A〜4E及び7A〜7Eに示されている。
図4A〜4Eは上述のように、本発明の或る実施態様に基づくパンチ・ホルダ70を示す種々異なる図面である。図4C及び4Dはそれぞれ4C−4C線及び4D−4D線に沿って示す図4Bの断面図である。図4A及び4Bに示されているように、パンチ・ホルダ70は、上側及び下側(又は第1及び第2)カラー72,74を有するように形成されている。これらのカラーは、ホルダ70の異なるセグメント領域上に動作的に配置されている。カラー72,74のそれぞれは、ホルダ70によって保持されたパンチに対して種々異なる作用を及ぼすようになっている。上側カラー72に関しては、時計回り方向又は反時計回り方向で回転させると、下述のように(ホルダ70によって保持された)パンチが相応に高さ調節される。下側カラー74に関しては、これは1つの方向にのみ回転可能である(例えば反時計回り方向)が、しかし回転させると、(ホルダ70によって保持された)パンチが解放される。
上側カラー72に戻ると、カラー72はパンチ・ホルダ70の上側部分(又はヘッド又はヘッド・ユニット)76に動作的に結合されて、カラー72が回転する結果、ヘッド76が相応に回転するようになっている。或る実施態様の場合(そして図4E,5D及び6Dに関してさらに下述するように)、ヘッド76のフランジ84が、カラー72とフランジ84との間に保持された1つ又は2つ以上の部材78を介して、カラー72と動作的に結合されているが、しかしカラー72と一緒に回転可能である。さらに下で詳述するように、パンチ・ホルダ70のヘッド76を(上側カラー72の回転を介して)回転させると、ホルダ70によって保持されたパンチが相応に高さ調節される。逆に、下側カラー74に関しては、ホルダ70の下側部分(又はホルダ・カプラ又はパンチ結合ユニット)96に対して回転させられると、カラー74は、パンチを解放するように、保持部材86がホルダ70によって保持されたパンチから引き離されることを相応に可能にする。
上で示唆したように、図5A〜5G及び図6A〜6Dに関して、パンチ・ホルダ70の調節機構及び解放機構についてさらに下述する。しかし現時点では、上側カラー72及び下側カラー74を使用することによって、パンチ・ホルダ70に対するパンチ高さ調節、及び、パンチ取り外しの両方が使用者にとって素早く容易なアクションで行われることは明らかである。例えば、カラー72を回転させる単一のステップ又はアクションを介して、パンチ高さ調節を使用者によって行うことができる。加えて、このようなパンチ高さ調節は、カラー72に回転力を加えることを介して行うことができる。回転力の付与は、使用者の片手で行うことができる。そのため、このような調節はいかなる工具も必要とせずに行うことができる。同様に、下側カラー74を使用して、カラー74を回転させる単一ステップ又はアクションを介して使用者によってパンチ・ホルダ70からパンチを解放することもできる。加えて、このようなパンチの解放は、使用者の片手で加えられた回転力を介して実施することもできる。そのため、このような解放はいかなる工具も必要とせずに行うことができる。
図5A〜5Gを参照すると、上記のようにこれらは本発明の或る実施態様に基づくパンチ50をパンチ・ホルダ70内に保持された状態で示す種々異なる図面である。図5Cは5C−5C線に沿って示す図5Bの断面図であり、図5D,5E及び5Fはそれぞれ5D−5D線、5E−5E線、及び5F−5F線に沿って示す図5Cの断面図である。上述のように、上側カラー72が回転すると、パンチ・ホルダ70のヘッド76は、フランジ84が1つ又は2つ以上の部材78を介してカラー72と動作的に結合されているため、相応して回転することができる。図5Dを参照すると、或る実施態様では、1つ又は2つ以上の部材78は連結部材78aを伴う。図4C及び4Eに戻り、そして図5D及び6Dを参照して、連結部材78aを上側カラー72及びパンチ・ホルダ76の相応の回転とどのように連携させるか、そしてヘッド76の回転がパンチ50の鉛直方向高さ調節にどのように相応するかを説明することができる。しかし、最初にパンチ・ホルダ70のインデックス・カラー92を詳述するべきである。
例えば図4Bに示されているように、インデックス・カラー92は上側カラー72と下側カラー74との間に配置されている。図4Cを参照すると、インデックス・カラー92はパンチ・ホルダ・ヘッド76に動作的に保持されている。図示された実施態様では、カラー92は、保持リング94を介してヘッド76に保持されている(例えばヘッド76の下端部に螺合されている)。しかしながら、リング94を介して互いに保持されているにもかかわらず、パンチ・ホルダ・ヘッド76はインデックス・カラー92に対して回転させることができる。従って、リング94の機能(インデックス・カラー92をパンチ・ホルダ・ヘッド76に連結することは別として)は、ヘッド76の回転にもかかわらず、インデックス・カラー92に対するパンチ・ホルダ・ヘッド76の鉛直方向高さをロック又は維持することである。
さらに図4Cを参照すると、(上側カラー72を回転させることを介して)ヘッド76を回転させることによって、工具ホルダ70の下側セグメントの高さが調節される。或る実施態様では、このような下側セグメントは、ヘッド76にシフト可能に結合され、パンチ50が(この実施態様では解放可能に)取り付けられる一体型エレメントである。或る実施態様では、このようなエレメントはホルダ・カプラ96である。ホルダ・カプラ96は、図1A〜1C及び2A〜2Cに関して説明したパンチ・ホルダ10及びパンチ12,12’と同様の形式でヘッド76に結合されている。例えば図4Cを引き続いて参照すると、パンチ・ホルダ・ヘッド76の下端部は凹部98を構成している。ホルダ・カプラ96は凹部98内に挿入されて固定されるように形成されている。具体的には、図4Cに示されているように、ヘッド76の凹部98は雌ねじ山100を有している。この雌ねじ山100は、ホルダ・カプラ96から突出するステム104の雄ねじ山102と螺合するように形成されている。使用時には、ホルダ・カプラ96をヘッド76の凹部98内に挿入して、ステム104が凹部98のねじ山100と接触してこのねじ山100内にねじ込まれるようにする。
パンチ・ホルダ・ヘッド76とホルダ・カプラ96との螺合を考えると、ヘッド76の回転は通常、ホルダ・カプラ96の相応の回転を伴うことになる。しかしながら、引き続き図4Cを参照すると、インデックス・カラー92はボディ106(例えばドエルピン)を支持するための孔105を構成している。ボディ106は、カプラ96の側面に沿って鉛直方向に延びるチャネル108内に延びており、これによりホルダ・カプラ96の回転を阻止する。このようなものとして、ホルダ・カプラ96がパンチ・ホルダ・ヘッド76と一緒に回転することはできないので、ヘッド76のいかなる回転も、ヘッドのねじ山100をカプラのねじ山102の周りで回転させることになる。しかしながら上記のように、保持リング94はインデックス・カラー92に対するヘッド76の鉛直方向位置を維持する。このようなものとして、ヘッド76の回転により、ホルダのねじ山100内でホルダ・カプラ96が鉛直方向に調節され、そしてカプラ96によって保持されたパンチ(例えばパンチ50)が相応に鉛直方向に調節される。
或る実施態様では、図5Bを参照すると、上側カラー72を時計回り方向(矢印A方向)で回転させる結果、パンチ・ホルダ・ヘッド76が相応に(correspondingly、同様に、相応じて)回転するので、ホルダ・カプラ96はヘッド76のねじ山100内で上方に向かって登り、これによりパンチ50の鉛直方向高さを小さくする。逆に上側カラー72を反時計回り方向(矢印B方向)で回転させる結果、パンチ・ホルダ・ヘッド76が相応に回転するので、ホルダ・カプラ96はヘッド76のねじ山100内で下方に向かって後退し、これによりパンチ50の鉛直方向高さを大きくする。
上記のように、パンチ・ホルダ70のヘッド76は、上側カラー72と一緒に相応に回転するように形成されており、これは連結部材78aを使用して達成することができる。さらに説明するように、連結部材78aはカラー72とヘッド76のフランジ84との間に保持することができる。例えば、図5Dに示された或る実施態様では、連結部材78aは、ヘッド76のフランジ84の開口82a及び上側カラー72の内面80の凹部79aの両方の内部に部分的に保持することができる。このようなものとして、上側カラー72を時計回り方向(矢印Aで示す方向)に回転させると、連結部材78aも回転し、これによりヘッド76のフランジ84を回転させる。或る実施態様では、凹部79aは細長く、これによりむしろチャネルを形成する。このチャネルは回転方向が時計回りであるか又は反時計回りであるかにかかわらず、カラー72の初期回転中に連結部材78aの周りでスライドするように形成されている。これに関しては後でさらに説明する。
引き続き図5Dを参照すると、ヘッド・フランジ84は回転させられるのに伴って、インデックス・カラー92の上端部110の周りを通る。或る実施態様では、上端部110は上端部110の周面に互いに均一な間隔を置いて複数の切り欠き92aを有するように構成されており、パンチ50に対して種々異なる程度で鉛直方向高さ調節を行う手段を形成している。或る実施態様では、図4E及び図5Dに示されているように、インデックス部材78bがフランジ84のさらなる開口82b内部に部分的に保持されている。引き続き図5Dを参照すると、或る実施態様では(そして連結部材78aとは逆に)、インデックス部材78bはカラー内面80とフランジ84との間に常に保持されているわけではなく、パンチ50の高さが調節される期間中だけ保持される。そのために図5D及び図6Dを参照すると、フランジ開口82bに隣接して、上側カラー72の内面80に設けられた一対の凹部79bが示されている。フランジ開口82bは切り欠きカラー上端部110の特定の切り欠き92aと整合しており、これによりインデックス部材がフランジ開口82b及び切り欠き92aの両方に部分的に保持されるようになっている。このようなものとして、図5Dに示されたパンチ・ホルダ70の形態では、パンチ・ホルダ70内にパンチ50が特定の鉛直方向高さ設定値でロックされていることは明らかである。
さらに、連結部材78aのための上側カラー凹部79aを細長くする原理は明らかである。例えば、引き続き図5Dを参照すると、上側カラー72を符号Aの方向(すなわち時計回り方向)に回転させる場合に、連結部材78aが(上側カラー72の下側80の)凹部79aのショルダ79a’と接触するまで、凹部79aは連結部材78aの周りで時計回り方向にスライドする。このように接触すると、連結部材78aは上側カラー72と一緒に強制的に回転させられる。(連結部材78aがヘッド76のフランジ開口82a内に部分的に保持されていることに基づいて)、上側カラー72はパンチ・ホルダ・ヘッド76を相応に回転させる。凹部78aの広がりは、連結部材78aが凹部ショルダ79a’と接触するのとほぼ同時に、インデックス部材78bに対して以前は動作遅延(lagging)をしていた凹部79bがインデックス部材78bの背後に整合するように構成されている。このようなものとして、連結部材78aから生じたフランジ84の回転によって、インデックス部材78bは、(またホルダ・フランジ84の開口82bに保持されているという理由から)、インデックスカラー92の現在の切り欠き92aから出るように強制的に後退させられる(そして整合した凹部79b内へ部分的に入れられる)。今度は上側カラー72が回転させられるのに伴って、インデックス部材78bはインデックス・カラー92の周面に沿って転動し、それぞれの切り欠き92a内に滑り込み、これが所望のさらなる切り欠き設定に到達するまで続けられる。
言うまでもなく、回転中にインデックス部材78bがインデックス・カラー92の各切り欠き92a内に滑り込むことにより、集成体は、インデックス部材78bが通過するインデックス設定値毎に何らかの信号を提供することができる。或る実施態様では、このような信号はインデックス部材78bが各切り欠き92a内へ着地する時のカタカタ(clicking)音のように聴覚的であってよい。或いは、又は組み合わせにおいて、このような信号は接触、例えば上側カラー72を回転させるのに伴って、インデックス部材78bが各切り欠き92aに着地することによって生じる力振動に基づいていてもよい。このような信号化は、パンチの鉛直方向高さをどの程度調節するかを判断するために使用者によって用いることができるので特に有意義である。例えば或る実施態様では、各信号は、前のインデックス設定値から±0.002インチのパンチ高さ調節を意味することができる。しかしながら、高さ調節の割り出しを所望の通り形成し得ることは明らかである。
インデックス部材78bをインデックス・カラー92の新たな所期設定値(又は切り欠き92a)に調節すると、上側カラー72を解放することができる。或る実施態様では、図5Dをさらに参照すると、上側カラー72の内面80に設けられた凹部79c、及びヘッド・フランジ84の内面に設けられた開口82cにおいて、付勢部材108がさらに利用されている。図示の或る実施態様では、付勢部材108は少なくともばねエレメント78c、及び任意にはばねエレメント78cを間に保持する一対の部材78dを伴うことができる。上側カラー72を時計方向又は反時計方向に回転させるのに伴って、(連結部材78aに関して上述したように)、フランジ84の初めの不動状態から、ばねエレメント78cは、初めは対向端部間で凹部79c及び開口82c内で圧縮される。次に、回転力がカラー72から除去されると、ばねエレメント78cは巻き戻り、上側カラー72を回転方向とは反対方向に引き戻し、その結果、凹部79bも、インデックス部材78bと並ぶような所定の位置に巻き戻る。(これによりインデックス・カラー92の選択された切り欠き92a内で部材78bをロックし)、そして凹部79a内で押し込み部材78aを中央に位置決めする。或る実施態様では、連結部材78a、インデックス部材78b、及び保持部材78dのうちの1つ又は2つ以上は(例えばボールベアリングのような)球形部材であるが、しかしこれらの部材は、上側カラー72の内面80及びインデックス・カラー92の切り欠き付き端部110に沿って手際よく動くことができる限り、他の形状を成すこともできる。
図5B,5C及び5E〜5Gを参照して、下側カラー74を見る。既に上述のように、カラー74を所期のように回転させると、カラー74は、相応して、保持部材86が、パンチ・ホルダ70によって保持されたパンチ50から引き離されることを可能にし、これによりパンチ50を解放することができる。或る実施態様では、所期回転方向は反時計回り方向、例えば図5Bに矢印Cによって示された方向である。しかし、カラー74の所期回転方向が時計回り方向でもあり得るので、本発明はこのようなものには限定されるべきではない。或る実施態様では、保持部材86は球形部材(例えばボールベアリング)であるが、しかしながらこれらの部材86は、孔114内部で手際よく動き、キャビティ88及びパンチ・ハブ52内の凹部輪郭と整合することができる限り、他の形状を成すこともできる。図5Cに示されているように、下側カラー74はパンチ・ホルダ70の下側部分(ホルダ・カプラ)96に動作的に保持されている。図示された或る実施態様では、カラー74は保持リング111を介してカプラ96に保持されている(例えばカプラ96の下端部に螺合されている)。しかしながら、リング111を介して互いに保持されているにもかかわらず、下側カラー74はホルダ・カプラ96に対して回転させることができる。
ホルダ・カプラ96及びパンチ・ホルダ70のヘッド76に対するその全般的な機能については既に説明した。しかし、パンチ50及びパンチのために使用される保持部材86に関しては、ホルダ・カプラ96のハブ112が、その互いに対向する面に孔114を有するように構成されている。下側カラー74は、ホルダ・カプラのハブ112に保持されると、ハブ112を取り囲むことにより、その孔114と整合する。引き続き下側カラー74及びその解放機能に関して、図4C及び5Fを参照する。或る実施態様では、孔114は、ハブ外面122における孔直径120よりも大きい、ハブ112の内面118における孔直径116を、有するように構成されている。このようなものとして保持部材86は、ハブ内面118で孔114から突出することを許されるが、しかし孔114を貫通することは許されない。逆に或る実施態様では、保持部材86はハブ外面122で孔114から出て、下側カラー74の内面90に構成されたキャビティ88と接触し続けるのが許される。このようなものとして、保持部材86は、キャビティ88の最も深い領域でさえ、孔114に少なくとも部分的に保持される。
或る実施態様では、カラー74をその回転可能な方向で動かす結果、カラー74の内面90に構成されたキャビティ88が相応に回転し、保持部材86の下側の深さを大きくするので、保持部材86はパンチ50との接触を失い、これによりパンチ50を解放する。或る実施態様では内面80のキャビティ88の床面88aは平滑であり、その深さの変化に関して徐々に傾斜するように構成されていることによって、下側カラー74が回転させられるのに伴って、このような床面88aに沿った保持部材86の平滑な移動が可能になる。従って、カラー74の相応の回転は、平滑にされる、すなわちキャビティ88に沿った深さが突然に変化することによって妨げられることはない。
言うまでもなく、下側カラー74が回転させられ、キャビティ88の深さが保持部材86の背後で大きくなると、パンチ50に加えられた下方への引張り力によって、保持部材86をキャビティ88内へ強制的に引き込み、これによりパンチ50を解放することができる。しかしながら、或る実施態様は、保持部材86をキャビティ88内へ強制的に引き込み、そして下側カラー74が回転するとホルダ・カプラ96からパンチ50を強制的に出すための手段を使用することを伴う。或る実施態様では、ばね負荷型プランジャ124がこのような手段として設けられている。下でさらに詳述するように、プランジャ124の移動経路は、ホルダ・カプラ96のハブ内側凹部126に限定される。
パンチ50がパンチ・ホルダ70に既に固定されている状態(図5C参照)で始めると、パンチ50のハブ52はホルダ・カプラのハブ112の内側凹部126内部に配置されている。図5Fをさらに参照すると、保持部材86は、キャビティ88の相応の浅い領域と接触することにより、孔114から突出し、パンチ・ハブ52の凹部54と結合された(conjoined)状態で示されている。この状態では、ばね128が圧縮された状態でプランジャ124の後ろにあることも注目すべきである。或る実施態様では、ばね128はハブ内側凹部126の上に配置されたポケット130内部に収容されている。
図4B,4C及び5Fを参照すると、下側カラー74の回転時には、キャビティ88の深さが保持部材86の背後で大きくなり、プランジャ124は(ばね128の跳ね返り力を介して)その完全伸長位置に移動し、これにより、パンチ・ハブ52を押し(ハブ内側凹部126からのその退出を強制する)、そして孔114からハブ凹部126内へ突出した保持部材86のあらゆる部分を押し出す。上述のように、プランジャ124の移動経路はハブ内側凹部126に限定される。これによりプランジャ124は1つ又は2つ以上のピン132との接触を介して、内側凹部126の外部へ延びることが防止される(図4D参照)。図示の或る実施態様では、2つのこのようなピン132が使用されてよく、ピン132は、ハブ内面118の対向側に設けられた(例えば孔114が構成されたハブ112の内面側と直接に対向する)対応穴134から突出する。言うまでもなく、ピン132はこのように位置決めされると、パンチ50のハブ52に設けられたスロット62にさらに対応することにより、パンチ50とホルダ70との正確な位置決めを保証する。
或る実施態様では、パンチ50がホルダ70から不都合に解放されるのを防止するために保護機構が設けられている。図5Eを参照すると、下側カラー74への回転力が解放されるのに続いて、機構はカラー74をその回転前位置に強制的に戻す。上側カラー72に関して説明した付勢部材108とほとんど同様に、付勢部材136(例えばばね)を機構として使用することができるが、しかしこの場合には、これはカラー74のチャネル137内部に配置されている。上側カラー72に関して説明した付勢部材108とはさらに異なり、この付勢部材は、ホルダ・カプラ96と上側カラー72との間で鉛直方向に延びるピン(例えばドエルピン)138に動作的に結合されている(図4C参照)。図5Eを参照すると、下側カラー74が適宜の方向に回転させられるのに伴って、チャネル137は付勢部材136の周りを相応にスライドして、チャネル端部140と、堅く固定されたピン138との間で部材を圧縮する。そのために、回転力がカラー74から除去されると、付勢部材136はチャネル端部140に抗して跳ね返り、これにより下側カラー74をその回転前位置へ回転させるように構成されている。
上記説明を続けるならば、付勢部材136が跳ね返ることによって、下側カラー74が相応に回転前位置へ戻される。すなわち、キャビティ88の浅い深さの領域が保持部材86と整合し、これにより(キャビティ88の床領域88aとの接触を介して)部材86を再び孔114から出してハブ凹部126内へ突入させる。しかしながら上記のように、カラー74に加えられた回転力のより重要な効果(prior effect)は、プランジャ124がばね128を介してハブ凹部126内の位置へスライドすることにより、ピン132と接触することである。或る実施態様では、プランジャ124はこの伸長(又は解放)位置において凹部126の孔114と整合する。結果として、保持部材86が凹部126の孔114から突出するのを阻止することができる。従って、上述のような付勢部材136の跳ね返り力にもかかわらず、保持部材86は軸方向の運動を防止され、そしてそのようなものとして、下側カラー74をその回転位置に効果的にロックすることができる。
このような状態、並びに孔114及び保持部材86に対するプランジャ124のブロック位置は、新しいパンチ50を凹部126内に挿入し、続いてロックする(保持部材86を介して)ことを一層容易にする。そのために、ホルダ70に対するパンチ50のこのような挿入/ロックは下側カラー74を相応に回転させることなしに、そしてその代わりに、凹部126内に挿入されるのに伴ってパンチ50に単純な鉛直方向力を加えることによって、実施することができる。例えば、さらなるパンチ50をホルダ70に続いて結合する際に、このパンチ50のハブ52を内側ハブ凹部126内に挿入し、そしてプランジャ124が孔114との整合状態から鉛直方向に押し出されるまで、ハブ52をプランジャ124に押しつけることができる。凹部126内の孔114のところにこのような空隙が確立されると、付勢部材136の跳ね返り力によって、下側カラー74はその回転前位置へ回転させられる。これにより、カラー74のこのような回転はキャビティ88の浅い深さの領域をスライドさせて保持部材86と整合させ、(キャビティ88の床領域88aとの接触を介して)保持部材86を再び孔114から出してハブ凹部126内へ突入させ、これにより保持部材86を介してパンチ50をロックする。上述のように、パンチ50はホルダ70にロックされると、下側カラー74の相応の回転なしに解放されるのが防止され、カラー74は、付勢部材136がその跳ね返り状態(又は伸長状態)にあることによって、非回転位置に位置するようになっている。
図6A〜6Dを参照すると、上記のようにこれらは本発明の或る実施態様に基づくパンチ50をパンチ・ホルダ70内に保持された状態で示す種々異なる図面である。図6Cは6C−6C線に沿って図6Bの断面を示している。上述のものを考えると、図5A〜5Gのホルダ70及びパンチ50に関して既に述べたものと同じパンチ調節/解放ステップが図6A〜6Dのパンチ・ホルダ70及び別のパンチ50’にも等しく当てはまることが明らかである。しかし上述のように、パンチ50’はパンチ50とは形態が異なる。具体的には、パンチ50’はパンチ50のような中実な一体的ボディとは異なり、エジェクタ部分152とエジェクト機構(例えば、ばね154)とを有する代表的先端150を備えた状態で示されている。エジェクタ部分152及びエジェクト機構はパンチ50’の結合部分156に係合し、これに部分的に固定されるように形成されている。そのために、或る実施態様では、パンチ50’は先端150を容易に取り外し/交換することにより、所望の他の先端を利用するように形成されている。
図7A〜7Eは上述のように、本発明の或る実施態様に基づく付加的なパンチ・ホルダを示す種々異なる図面である。図7C及び7Dは、それぞれ7C−7C線及び7D−7D線に沿って図7Bの断面を示している。図7A及び7Bに示されているように、パンチ・ホルダ170は上側及び下側(又は第1及び第2)カラー172,174を有するように構成されている。これらのカラーはホルダ170の異なるセグメント領域に動作的に配置されている。カラー172,174のそれぞれは、ホルダ170によって保持されたパンチに対して異なる作用を及ぼすようになっている。上側カラー172に関しては、時計回り方向又は反時計回り方向で回転させると、下述のようにホルダ170のヘッド176が相応に高さ調節される。下側カラー174に関しては、これは1つの方向にのみ回転可能である(例えば反時計回り方向)が、しかし回転させると、(ホルダ70によって保持された)パンチが解放される。
図7A〜7Eのパンチ・ホルダ170と図4A〜4Eのパンチ・ホルダ70とを比較すると、パンチ・ホルダ170は構造上いくつかの顕著な差異を有しているが、しかしパンチ・ホルダ70とともに形成された高さ調節及び解放機構に関して既に開示されたものから、ある程度の重複分が引き継がれる。例えば、パンチ・ホルダ170は、ばね171がフランジ・カラー又はフランジ173の内部に位置決めされている点で異なる形態を有しているので、ホルダ170はこれに相応して「浮動(floating)」形態と考えられ、ひいてはそのように呼ばれる。これに照らして、上記のようにパンチ・ホルダ170に対応して示された上側カラー172をヘッド176に配置することができ、これによりヘッド176の高さを調節することができる。しかしながら、(ばね171を介して)ヘッドの浮動機能と組み合わせると、ヘッド176は、(ホルダに取り付けられたパンチの高さを直接に調節することに関して)パンチ・ホルダ70によって達成し得る調節高さに少なくとも一致する(そしてしばしばこれを超える)ように追加された距離を駆動することができる。下側カラー174に関して、パンチの解放機能に関する説明は、パンチ・ホルダ70に関して説明されたものと極めて類似しているが、しかしホルダ・カプラを有していない点で異なる。このようなものとして、下側カラーはその代わりにインデックス・カラー192の下端部に保持されている。
上側カラー172に戻ると、カラー172はパンチ・ホルダ170の上側部分(又はヘッド又はヘッド・ユニット)176に動作的に結合されて、カラー172が回転する結果、インデックス・カラー192に対してヘッドが相応に高さ調節されるようになっている。或る実施態様の場合(そして図7E,8D及び9Dに関してさらに下述するように)、ヘッド176のフランジ184が、保持リング181を介してカラー172に動作的に結合されており、ヘッド176は、ヘッド176とカラー172との間に保持された1つ又は2つ以上の部材178を介してカラー172と一緒に回転可能である。さらに下で詳述するように、ヘッド176を(上側カラー172の回転を介して)回転させると、ヘッド176が相応に高さ調節される。逆に、下側カラー174に関しては、ホルダ170の下側部分(又はインデックス・カラー又はパンチ結合ユニット)192に対して回転させられると、カラー174は、パンチを解放するように、保持部材186がホルダ170によって保持されたパンチから引き離されることを相応に可能にする。
上で示唆したように、図8A〜8H及び図9A〜9Dに関して、パンチ・ホルダ170の調節機構及び解放機構についてさらに下述する。しかし現時点では、上側カラー172及び下側カラー174を使用することによって、パンチ・ホルダ70に対するヘッド高さ調節及びヘッド取り外しの両方が使用者にとって素早く容易なアクションで行われることは明らかである。例えば、カラー172を回転させる単一のステップ又はアクションを介して、ヘッド高さ調節を使用者によって行うことができる。加えて、このようなヘッド高さ調節は、カラー172に回転力を加えることを介して行うことができる。回転力の付与は、使用者の片手で行うことができる。そのために、このような調節はいかなる工具も必要とせずに行うことができる。同様に、下側カラー174を使用して、カラー174を回転させる単一ステップ又はアクションを介して使用者によってパンチ・ホルダ170からパンチを解放することもできる。加えて、このようなパンチの解放は、使用者の片手で加えられた回転力を介して実施することもできる。そのため、このような解放はいかなる工具も必要とせずに行うことができる。
図8A〜8Hを参照すると、上記のようにこれらは本発明の或る実施態様に基づくパンチ50をパンチ・ホルダ170内に保持された状態で示す種々異なる図面である。図8Cは8C−8C線に沿って示す図8Bの断面図であり、図8D,8E,8F及び8Gはそれぞれ8D−8D線、8E−8E線、8F−8F線、及び8G−8G線に沿って示す図8Cの断面図である。上述のように、上側カラー172が回転すると、パンチ・ホルダ70のヘッド176は、フランジ184がカラー172と、これらの間に保持された1つ又は2つ以上の部材178を介して動作的に結合されているため、相応して回転することができる。図8Dを参照すると、或る実施態様では、1つ又は2つ以上の部材178は連結部材178aを伴う。図7C及び7Eに戻り、そして今図8D及び9Dを参照して、連結部材178aを上側カラー172及びパンチ・ホルダ176の相応の回転とどのように連携させるか、そしてヘッド176の回転がパンチ50の鉛直方向高さ調節にどのように相応するかを説明することができる。
上記のように、パンチ・ホルダ170のヘッド176には、上側カラー172が動作的に結合されており、これは連結部材178aを使用して達成することができる。さらに説明するように、連結部材178aはカラー172とヘッド176のフランジ184との間に保持することができる。例えば、図8Dに示された或る実施態様では、連結部材178aは、ヘッド176のフランジ184の開口182a及び上側カラー172の内面180の凹部179aの両方の内部に部分的に保持することができる。このようなものとして、上側カラー172を時計回り方向(矢印Aで示す方向)に回転させると、連結部材78aも回転し、これによりヘッド176のフランジ184を回転させる。或る実施態様では、凹部179aは細長く、これによりむしろチャネルを形成する。このチャネルは、回転方向が時計回りであるか又は反時計回りであるかにかかわらずカラー172の初期回転中に連結部材178aの周りでスライドするように形成されている。これに関しては後でさらに説明する。
引き続き図8Dを参照すると、ヘッド・フランジ184は回転させられるのに伴って、インデックス・カラー192の上端部210の周りを通る。或る実施態様では、インデックス・カラー上端部210からスペーサ体(例えばウレタンから成る)169が鉛直方向に突出することによって、ヘッド176に対する余りにも低い高さの調節を防止する。或る実施態様では、上端部210は、上端部210の周面に互いに均一な間隔を置いて複数の切り欠き192aを有するように構成されており、ヘッド176に対して種々異なる程度で鉛直方向高さ調節を行う手段を形成している。或る実施態様では、図7E及び図8Dに示されているように、インデックス部材178bがフランジ184のさらなる開口182b内部に部分的に保持されている。引き続き図8Dを参照すると、或る実施態様では(そして連結部材178aとは逆に)、インデックス部材178bはカラー内面180とフランジ184との間に常に保持されているわけではなく、ヘッド175の高さが調節される期間中だけ保持される。そのためには、図8D及び図9Dを参照すると、フランジ開口182bに並んで、上側カラー172の内面180に設けられた一対の凹部179bが示されている。フランジ開口182bは切り欠きカラー上端部210の特定の切り欠き192aと整合しており、これによりインデックス部材がフランジ開口182b及び切り欠き192aの両方に部分的に保持されるようになっている。このようなものとして、図8Dに示されたパンチ・ホルダ170の形態では、パンチ・ホルダ170内にパンチ50が特定の鉛直方向高さ設定値でロックされていることは明らかである。
さらに、連結部材178aのための上側カラー凹部179aを細長くするための根拠は明らかである。例えば、引き続き図8Dを参照すると、上側カラー172を符号Aの方向(すなわち時計回り方向)に回転させた場合、連結部材178aが凹部179aのショルダ179a’と接触するまで、凹部179aは(上側カラー172の内面180で)連結部材178aの周りで時計回り方向にスライドする。このように接触すると、連結部材178aは上側カラー172と一緒に強制的に回転させられる。(連結部材178aが延長ヘッド175のフランジ開口182a内に部分的に保持されていることに基づいて)上側カラー172はパンチ・ホルダ・ヘッド175を相応に回転させる。凹部178aの広がりは、連結部材178aが凹部ショルダ179a’と接触するのとほぼ同時に、インデックス部材178bに対して以前は動作遅延をしていた凹部179bがインデックス部材178bの背後に整合するように構成されている。このようなものとして、連結部材178aから生じたフランジ184の回転によって、インデックス部材178bは、(またホルダ・フランジ184の開口182bに保持されているという理由から)、インデックスカラー192の現在の切り欠き192aから出るように強制的に後退させられる(そして整合した凹部179b内へ部分的に入れられる)。今度は上側カラー172が回転させられるのに伴って、インデックス部材178bはインデックス・カラー192の周面に沿って転動し、それぞれの切り欠き192a内に滑り込み、これが所望のさらなる切り欠き設定に到達するまで続けられる。
言うまでもなく、回転中にインデックス部材178bがインデックス・カラー192の各切り欠き192a内に滑り込むことにより、集成体は、インデックス部材178bが通過するインデックス設定値毎に何らかの信号を提供することができる。或る実施態様では、このような信号はインデックス部材178bが各切り欠き192a内へ着地する時のカタカタ(clicking)音のように聴覚的であってよい。或いは、又は組み合わせにおいて、このような信号は接触、例えば上側カラー172を回転させるのに伴って、インデックス部材178bが各切り欠き192aに着地することによって生じる力振動に基づいていてもよい。このような信号化は、パンチの鉛直方向高さをどの程度調節するかを判断するために使用者によって用いることができるので特に有意義である。例えば或る実施態様では、各信号は、前のインデックス設定値から±0.002インチのパンチ高さ調節を意味することができる。しかしながら、高さ調節の割り出しを所望の通り形成し得ることは明らかである。
インデックス部材178bをインデックス・カラー192の新たな所期設定値(又は切り欠き192a)に調節すると、上側カラー172を解放することができる。或る実施態様では、図8Dをさらに参照すると、上側カラー172の内面180に設けられた凹部179c、及びヘッド・フランジ184の下面に設けられた開口182cにおいて、付勢部材208が利用されている。図示の或る実施態様では、付勢部材208は少なくともばねエレメント178c、及び任意にはばねエレメント178cを間に保持する一対の部材178dを伴うことができる。上側カラー172を時計方向又は反時計方向に回転させるのに伴って、(連結部材178aに関して上述したように)、フランジ184の不動状態から、ばねエレメント178cは、初めは対向端部の凹部179cと開口182cとの間で圧縮される。次に、回転力がカラー172から除去されると、ばねエレメント178cは巻き戻り、上側カラー172を回転方向とは反対方向に引き戻し、その結果、凹部179bも、インデックス部材78bに並ぶような所定の位置に巻き戻る。(これによりインデックス・カラー192の選択された切り欠き192a内で部材178bをロックし)、そして凹部179a内で押し込み部材178aを中央に位置決めする。或る実施態様では、連結部材178a、インデックス部材178b、及び保持部材178dのうちの1つ又は2つ以上は球形部材(例えばボールベアリング)であるが、しかしこれらの部材は、上側カラー172の内面180及びインデックス・カラー192の切り欠き付き端部210に沿って手際よく動くことができる限り、他の形状を成すこともできる。
図8B,8C及び8E〜8Hを参照して、下側カラー174を見る。既に上述のように、カラー174を所期のように回転させると、カラー174は、相応して保持部材186が、パンチ・ホルダ170によって保持されたパンチ50から引き離されることを可能にし、これによりパンチ50を解放することができる。或る実施態様では、所期回転方向は反時計回り方向、例えば図8Bに矢印Dによって示された方向である。しかし、カラー174の所期回転方向が時計回り方向でもあり得るので、本発明はこのようなものには限定されるべきではない。或る実施態様では、保持部材186は球形部材(例えばボールベアリング)であるが、しかしながらこれらの部材186は、孔214内部で手際よく動き、キャビティ188及びパンチ・ハブ52内の凹部輪郭と整合することができる限り、他の形状を成すこともできる。図8Cに示されているように、下側カラー174はパンチ・ホルダ170の下側部分(インデックス・カラー)192に動作的に保持されている。図示されたある実施態様では、下側カラー174は保持リング211を介してインデックス・カラー192に保持されている(例えば、インデックス・カラー192の下端部に螺合されている)。しかしながら、リング111を介して互いに保持されているにもかかわらず、下側カラー174はインデックス・カラー192に対して回転させることができる。(図8Cを参照して)さらに注目すべきなのは、インデックス・カラーの下端部が浮動フランジ173の開口180を貫通しており、浮動フランジ173はインデックス・カラー192に保持されていることである。図示の或る実施態様では、浮動フランジ173は保持リング215を介してインデックス・カラー192に保持されている(例えば、インデックス・カラー192の下端セグメントに螺合されている)。
インデックス・カラー192及びパンチ・ホルダ170の調節可能なヘッド176に対するその全般的な機能については既に説明した。しかし、パンチ50及びパンチのために使用される保持部材186に関しては、インデックス・カラー192のハブ212が、その互いに対向する面に孔214を有するように構成されている。下側カラー174は、ホルダ・カプラのハブ212に保持されると、ハブ212を取り囲むことにより、その孔214と整合する。引き続き下側カラー174及びその解放機能に関して、図7C及び8Gを参照する。或る実施態様では、孔214は、ハブ外面222における孔直径220よりも大きい、ハブ212の内面218における孔直径216を、有するように構成されている。このようなものとして保持部材186は、ハブ内面218で孔214から突出することを許されるが、しかし孔214を貫通することは許されない。逆に或る実施態様では、保持部材186はハブ外面222で孔214から出て、下側カラー174の内面190に構成されたキャビティ188と接触し続けるのが許される。このようなものとして、保持部材186は、キャビティ188の最も深い領域でさえ、孔214に少なくとも部分的に保持される。
或る実施態様では、カラー174をその回転可能な方向で動かす結果、カラー174の内面190に構成されたキャビティ188が相応に回転し、保持部材186の下側の深さを大きくするので、保持部材186はパンチ50との接触を失い、これによりパンチ50を解放する。或る実施態様では内面180のキャビティ188の床面188aは、平滑であり、その深さの変化に関して徐々に傾斜するように構成されていることによって、下側カラー174が回転させられるのに伴って、このような床面188aに沿った保持部材186の平滑な移動が可能になる。従って、カラー174の相応の回転は、平滑にされる、すなわちキャビティ188に沿った深さが突然に変化することによって妨げられることはない。
言うまでもなく、下側カラー174が回転させられ、キャビティ188の深さが保持部材186の背後で大きくなると、パンチ50に加えられた下方への引張り力によって、保持部材186をキャビティ188内へ強制的に引き込み、これによりパンチ50を解放することができる。しかしながら、或る実施態様は、保持部材86をキャビティ188内へ強制的に引き込み、そして下側カラー174が回転するとインデックス・カラー192からパンチ50を強制的に出すための手段を使用することを伴う。或る実施態様では、ばね負荷型プランジャ224がこのような手段として設けられている。下でさらに詳述するように、プランジャ124の移動経路は、インデックス・カラー192のハブ内側凹部226に限定される。
パンチ50がパンチ・ホルダ170に既に固定されている状態(図7C参照)で始めると、パンチ50のハブ52はインデックス・カラーのハブ212の内側凹部226内部に配置されている。図8Gをさらに参照すると、保持部材186は、キャビティ188の相応の浅い領域と接触することにより、孔214から突出し、パンチ・ハブ52の凹部54と結合されて(conjoined)いる状態で示されている。この状態では、ばね228が圧縮された状態でプランジャ224の後ろにあることも注目すべきである。或る実施態様では、ばね228はハブ内側凹部226の上に配置されたポケット230内部に収容されている。
図7B,7C及び8Gを参照すると、下側カラー174の回転時には、キャビティ188の深さが保持部材186の背後で大きくなり、プランジャ224は(ばね228の跳ね返り力を介して)その完全伸長位置に移動し、これにより、パンチ・ハブ52を押し(ハブ内側凹部226からのその退出を強制する)、そして孔214からハブ凹部226内へ突出した保持部材186のあらゆる部分を押し出す。上述のように、プランジャ224の移動経路はハブ内側凹部226に限定される。これによりプランジャ224は1つ又は2つ以上のピン232との接触を介して、内側凹部226の外部へ延びることが防止される(図7C参照)。図示の或る実施態様では、2つのこのようなピン232が使用されてよく、ピン232は、ハブ内面218の対向側に設けられた(例えば、孔214が構成されたハブ212の内面側と直接に対向する)対応穴234から突出する。言うまでもなく、ピン232はこのように位置決めされると、パンチ50のハブ52に設けられたスロット62にさらに対応することにより、パンチ50とホルダ170との正確な位置決めを保証する。
或る実施態様では、パンチ50がホルダ170から不都合に解放されるのを防止するために保護機構が設けられている。図8Fを参照すると、下側カラー174への回転力が解放されるのに続いて、機構はカラー174をその回転前位置に強制的に戻す。上側カラー172に関して説明した付勢部材208とほとんど同様に、付勢部材236(例えばばね)を機構として使用することができるが、しかしこの場合には、これはカラー174のチャネル237内部に配置されている。上側カラー172に関して説明した付勢部材208とはさらに異なり、この付勢部材は、保持リング215と下側カラー174との間で保持されたストップ・リング239から鉛直方向に延びるピン238に動作的に結合され、そしてそれぞれリング215の凹部187a及び187b内に部分的に保持された部材(例えば、球体)237を介して、回転を防止される(図8C、8E、及び8F参照)。図8Fを参照すると、下側カラー174が適宜の方向に回転させられるのに伴って、チャネル237は付勢部材236の周りを相応にスライドして、チャネル端部240と、堅く固定されたピン238との間で部材を圧縮する。そのため、回転力がカラー174から除去されると、付勢部材236はチャネル端部240に抗して跳ね返り、これにより下側カラー174をその回転前位置へ回転させるように構成されている。
上記説明を続けるならば、付勢部材236が跳ね返ることによって、下側カラー174が相応に回転前位置へ戻される。すなわち、キャビティ188の浅い深さの領域が保持部材186と整合し、これにより(キャビティ188の床領域188aとの接触を介して)保持部材186を再び孔214から出してハブ凹部226内へ突入させる。しかしながら上記のように、カラー174に加えられた回転力のより重要な効果(prior effect)は、プランジャ224がばね228を介してハブ凹部226内の位置へスライドすることにより、ピン232と接触することである。或る実施態様では、プランジャ224はこの伸長(又は解放)位置において凹部226の孔214と整合する。結果として、保持部材186が凹部226の孔214から突出するのを阻止することができる。従って、上述のような付勢部材236の跳ね返り力にもかかわらず、保持部材186は軸方向の運動を防止され、そしてそのようなものとして、下側カラー174をその回転位置に効果的にロックすることができる。
このような状態、並びに孔214及び保持部材86に対するプランジャ224のブロック位置は、新しいパンチ50を凹部226内に挿入し、続いてロックする(保持部材186を介して)ことを一層容易にする。そのために、ホルダ170に対するパンチ50のこのような挿入/ロックは下側カラー174を相応に回転させることなしに、そしてその代わりに、凹部226内に挿入されるのに伴ってパンチ50に単純な鉛直方向力を加えることによって、実施することができる。例えば、さらなるパンチ50をホルダ170に続いて結合する際に、このようなパンチ50のハブ52を内側ハブ凹部226内に挿入し、そしてプランジャ224が孔214との整合状態から鉛直方向に押し出されるまで、ハブ52をプランジャ224に押しつけることができる。凹部226内の孔214のところにこのような空隙が確立されると、付勢部材236の跳ね返り力によって、下側カラー174はその回転前位置へ回転させられる。これにより、カラー174のこのような回転はキャビティ188の浅い深さの領域をスライドさせて保持部材186と整合させ、(キャビティ188の床領域188aとの接触を介して)保持部材186を再び孔214から出してハブ凹部226内へ突入させ、これにより保持部材186を介してパンチ50をロックする。上述のように、パンチ50はホルダ170にロックされると、下側カラー174の相応の回転なしに解放されるのが防止され、カラー174は、付勢部材236がその跳ね返り状態(又は伸長状態)にあることによって、非回転位置に位置するようになっている。
図9A〜9Dを参照すると、上記のようにこれらは本発明の或る実施態様に基づくパンチ50をパンチ・ホルダ170内に保持された状態で示す種々異なる図面である。図9Cは9C−9C線に沿って図9Bの断面を示している。上述のものを考えると、図8A〜8Hのホルダ170及びパンチ50に関して既に述べたものと同じパンチ調節/解放ステップが図9A〜9Dのパンチ・ホルダ170及び別のパンチ50’にも等しく当てはまることが明らかである。しかし上述のように、パンチ50’はパンチ50とは形態が異なる。具体的には、パンチ50’はパンチ50のような中実な一体的ボディとは異なり、エジェクタ部分152とエジェクト機構(例えば、ばね154)とを有する代表的先端150を備えた状態で示されている。エジェクタ部分152及びエジェクト機構はパンチ50’の結合部分156に係合し、これに部分的に固定されるように形成されている。そのために、或る実施態様では、パンチ50’は先端150を容易に取り外し/交換することにより、所望の他の先端を利用するように形成されている。
図10は、本発明の或る実施態様に基づくパンチ・ホルダ70,170内でパンチを解放して交換する方法を示すフローチャート300である。例えば、図5A〜5Gに戻ると、パンチ・ホルダ70には上側部分(ヘッド又はヘッド・ユニット)76及び下側部分(ホルダ・カプラ)96が設けられており、ヘッド76は下側部分96に動作的に結合されている。下側カラー74は下側部分96の横方向の広がり(例えば、ハブ112)を取り囲んでおり、そしてカラー72は下側部分96に対する位置に関して運動可能である。こうして、パンチ・ホルダ70に関して、フローチャートの最初の工程302は、下側部分96に動作的に保持されたカラー74を有するパンチ・ホルダを用意することである。フローチャートの後続のステップ304は、下側部分96に対してカラー74を動かすことを含み、これにより、下側部分96は、下側部分96によって保持されたパンチ50に対してロック形態からロック解除形態へ相応にシフトされる。従って、ステップ304に続いて、パンチ50をパンチ・ホルダ70から解放する。フローチャートのさらなるステップ306は、下側部分96に力を加えることにより、さらなるパンチ(例えば50’)を、パンチ・ホルダ70の下側部分96(プランジャ124)と接触させることを含む。これにより、さらなるパンチの運動はさらなるパンチに対して下側部分96をロック解除形態からロック形態へ相応にシフトする。図示のように、ステップ306に続いて、フローチャートはホルダ70上のさらなるパンチ交換に関して、ステップ304にループバックする。
上記のように、図10のフローチャートはまたパンチ・ホルダ170内でパンチを解放して交換することに相当する。例えば、図8A〜8Hに戻ると、パンチ・ホルダ170には上側部分(ヘッド又はヘッド・ユニット)176及び下側部分(インデックス・カラー)192が設けられており、ヘッド176は下側部分192に動作的に結合されている。下側カラー174は下側部分192の横方向の広がり(例えばハブ212)を取り囲んでおり、そしてカラー72は下側部分192に対する位置に関して運動可能である。こうして、パンチ・ホルダ170に関して、フローチャートの最初の工程302は、下側部分192に動作的に保持されたカラー174を有するパンチ・ホルダを用意することである。フローチャートの後続のステップ304は、下側部分192に対してカラー174を動かすことを含み、これにより、下側部分192は、下側部分192によって保持されたパンチ50に対してロック形態からロック解除形態へ相応にシフトされる。従って、ステップ304に続いて、パンチ50をパンチ・ホルダ170から解放する。フローチャートのさらなるステップ306は、下側部分192に力を加えることにより、さらなるパンチ(例えば、50’)を、パンチ・ホルダ170の下側部分192(プランジャ224)と接触させることを含む。これにより、さらなるパンチの運動はさらなるパンチに対して下側部分192をロック解除形態からロック形態へ相応にシフトする。ここでもやはりステップ306に続いて、フローチャートはホルダ170上のさらなるパンチ交換に関して、ステップ304にループバックする。
図示してはいないが、図4A〜4E、5A〜5G、及び6A〜6D、並びに対応する説明から明らかなように、上側カラー72又は下側カラー74のうちの一方だけを有するように別のパンチ・ホルダを形成することができる。例えば、パンチ・ホルダは上側カラー72を有するように形成し、工具の必要の有無にかかわらず、他のパンチ解放機構を使用してパンチ・ホルダからパンチを取り外すことができる。図11A及び11Bは、本発明の或る実施態様に基づくこのような別のパンチ・ホルダ70a,70bを示す立面図である。図示のように、各パンチ・ホルダ70a及び70bは、代表的パンチ(破線で示す)を保持した状態で示されている。
図11Aから始めると、パンチ・ホルダ70aは、単一のカラー、すなわち本明細書中で既に説明した上側カラー72を有するように形成されている。カラー72の操作及びホルダ70aによって固定されたパンチ50の相応の鉛直方向調節は、本明細書中に既に記載されたものと同様であるが、しかし或る実施態様では、ホルダ・カプラ(図11Aではホルダ70aのヘッド76aの下側で視覚的に隠されているが、しかし図4A〜4E、5A〜5G、及び6A〜6Dを参照して説明した)は、パンチ50の一部として形成されており、これにより単一のボディを形成する。或る実施態様では、ホルダ・カプラはパンチ50の上端部から取り外すことができる。しかしながら、カプラがパンチ上端部に固定されると、図1A〜1C及び2A〜2Cのパンチ12,12’に関して既に記載されているものと同様のステップに続いて、パンチ50を動作的に結合/解放することができる。それというのも、パンチ50は(カプラ96aを介して)、ホルダ70aのヘッド76aのねじ山付き凹部と係合するように形成されたねじ山付き上端部を有することになるからである。さらに図5A〜5Gを参照すると明らかなように、(カプラ96aを介した)パンチ50とホルダ70aとの螺合はさらに、カラーの回転がパンチ50の鉛直方向位置を相応に調節するのを可能にする。
図11Bを見ると、パンチ・ホルダ70bも同様に、単一のカラー、すなわち本明細書中で既に説明した下側カラー74を有するように形成されている。カラー74の操作及びホルダ70bのヘッド76bに対するパンチ50の相応の解放/固定は、本明細書中に既に記載されたものと同様であるが、しかし或る実施態様では、ホルダ70bのヘッド76bは単一ボディ(ヘッドから下側端部まで)として形成することができ、下側端部は、図5A〜5Gのハブ112に関して本明細書中で既に説明したものと同様の特徴を有するハブとして形成されている。そのためには、図5A〜5Gを参照すれば明らかなように、カラー74の回転は、ホルダ70bのこのようなハブに対してパンチ50を解放/固定するのに相応に役立つ。
上記説明を続けると、図7A〜7E、8A〜8H、及び9A〜9D、並びに対応する説明から明らかなように、上側カラー172又は下側カラー174のうちの一方だけを有するように別のパンチ・ホルダを形成することができる。図12A及び12Bは、本発明の或る実施態様に基づくこのような別のパンチ・ホルダ170a,170bを示す立面図である。図示のように、各パンチ・ホルダ170a及び170bは、代表的パンチ(破線で示す)を保持した状態で示されている。
図12Aから始めると、パンチ・ホルダ170aは、単一のカラー、すなわち本明細書中で既に説明した上側カラー172を有するように形成されている。カラー172の操作及びヘッド176aの相応の鉛直方向調節は、本明細書中に既に記載されたものと同様であるが、しかし或る実施態様では、パンチ50はインデックス・カラー(図12Aではホルダ170aのヘッド176aの下側で視覚的に隠されているが、しかし図7A〜7E、8A〜8H、及び9A〜9Dを参照して説明した)の凹部内に螺合されることによって、単一のボディを形成する。或る実施態様では、インデックス・カラーはパンチ50の上端部から取り外すことができる。しかしながら、インデックス・カラーがパンチ上端部に固定されると、図1A〜1C及び2A〜2Cのパンチ12,12’に関して既に記載されているものと同様のステップに続いて、パンチ50を動作的に結合/解放することができる。それというのも、パンチ50は、インデックス・カラーのねじ山付き凹部と係合するように形成されたねじ山付き上端部を有することになるからである。さらに図8A〜8Hを参照すると明らかなように、パンチ50とインデックス・カラーとのこのような螺合はさらに、上側カラー172の回転がインデックス・カラーに対するヘッド176a及びパンチ50の鉛直方向位置を相応に調節するのを可能にする。
図12Bを見ると、パンチ・ホルダ170bも同様に、単一のカラー、すなわち本明細書中で既に説明した下側カラー174を有するように形成されている。カラー174の操作及びホルダ170bのヘッド176bに対するパンチ50の相応の解放/固定は、本明細書中に既に記載されたものと同様であるが、しかし或る実施態様では、ホルダ170bのヘッド176bは単一ボディ(ヘッドから下側端部まで)として形成することができ、下側端部は、図8A〜8Hのハブ212に関して本明細書中で既に説明したものと同様の特徴を有するハブとして形成されている。そのため、図8A〜8Hを参照すれば明らかなように、カラー174の回転は、ホルダ170bのこのようなハブに対してパンチ50を解放/固定するのに相応に役立つ。
上記実施態様に基づいて本発明の思想には、他のパンチ・ホルダ設計も予見可能に含まれることが明らかである。例えば、このような設計は場合によっては、パンチを解放/固定するための別の機構、例えばボタンを押し、次いでパンチを回転させることによってパンチ・ホルダから取り除く機構、又はつまみを鉛直方向に動かし、次いでパンチを回転させることによってパンチ・ホルダから取り除く機構を伴うことができる。これらの他の設計は(カラーではなく)パンチが回転させられるが、しかしそれぞれが回転ステップを含むので、本明細書中に記載された実施態様に関連することになる。さらに、パンチのための解放/固定機構にもかかわらず、(図4A〜4E、5A〜5G、及び6A〜6Dのカラー72を介した)パンチ、又は(図7A〜7E、8A〜8H、及び9A〜9Dのカラー172を介した)ホルダ・ヘッドの鉛直方向調節に関して本明細書中で説明した具体的設計も、このような設計に完全に適用することができる。
以上のように、「パンチ・ホルダ及びパンチの形態」の実施態様が開示されている。当業者には明らかなように、開示されたもの以外の実施態様を用いて本発明を実施することもできる。開示された実施態様は、説明の目的で一例として示すものであり、本発明は特許請求の範囲によってのみ限定される。

Claims (20)

  1. 上側部分はパンチ・ホルダのためのヘッド・ユニットを含み、下側部分は前記パンチ・ホルダのためのパンチ結合ユニットを含み、前記上側部分は前記下側部分に対して動作的に結合されながらも選択的に調節可能である上側部分及び下側部分とを含むパンチ・ホルダであって、該パンチ・ホルダはさらに、
    記上側部分の横方向の広がりを取り囲む第1カラーを含み、
    前記第1カラーが前記下側部分に対する位置に関して運動可能であり、これにより前記第1カラーの回転は、前記パンチ・ホルダの全高を相応に調節することを可能にし、前記第1カラーが前記上側部分に動作的に結合されており、前記第1カラーの運動の結果として前記上側部分を相応に運動させ、
    前記第1カラーに対する回転力の付与は、前記パンチホルダの高さを調節するために使用者に要求される単一アクションであり、
    前記第1カラーは、前記第1カラーと前記上側部分との間に配置された付勢部材を含み、前記付勢部材は、前記回転力が解除された際に前記第1カラーを反対の回転方向に回転させるように構成され、前記第1カラーの反対方向への回転は、前記第1カラーと前記上側部分との回転係合装置の分離を生じさせる、
    パンチ・ホルダ。
  2. 記下側部分の突出端部を取り囲む第2カラーをさらに含み、
    前記第2カラーが前記下側部分に対する位置に関して運動可能であり、これにより前記第2カラーの運動は、前記下側部分によって保持されたパンチに対する前記下側部分のロック形態からロック解除形態へのシフトに相当し、
    前記第2カラーが前記下側部分の前記突出端部の周りに動作的に保持されており、
    前記第2カラーの運動は前記第2カラーに加えられる回転力のみから生じる、請求項1に記載のパンチ・ホルダ。
  3. 前記第2カラーが前記第2カラーに加えられた回転力によって回転可能であり、前記回転力の付与は、工具を必要とすることなしに使用者の片手を介して単一段階で実施することができる、請求項2に記載のパンチ・ホルダ。
  4. 前記下側部分の突出端部がハブであり、前記ハブは一つまたは2つ以上の孔を有するように構成されており、前記孔は第2カラーの内面に構成された一つまたは2つ以上のキャビティと相応に整合し、
    さらに、対応する前記孔内及びキャビティ内に部分的に保持された1つ又は2つ以上の保持部材を含み、前記1つ又は2つ以上の保持部材が前記対応の孔内及びキャビティ内に保持される範囲が、前記第2カラーの位置に依存する、請求項2に記載のパンチ・ホルダ。
  5. 前記ハブが、パンチの結合端部を収納するための内側凹部を有するように構成されており、前記孔のそれぞれが前記内側凹部に向かって内方へ開いており、前記1つ又は2つ以上の保持部材が前記孔から出て前記内側凹部内に突入する範囲が、前記第2カラーの位置に依存し、これにより前記下側部分のロック形態からロック解除形態へのシフトが、前記内側凹部内への突入範囲を小さくして前記対応キャビティ内へ延びる範囲を大きくするために前記保持部材がスライドして後退することに相当する、請求項4に記載のパンチ・ホルダ。
  6. さらに、前記下側部分のロック形態で前記内側凹部に保持されたプランジャを含み、前記プランジャが前記第2カラーの回転を介して前記内側凹部内で解放されるように形成されており、解放されたときの前記プランジャは、前記保持部材を前記内側凹部から強制的に外し、さらにパンチを前記凹部から強制的に外すようになっている、請求項5に記載のパンチ・ホルダ。
  7. 前記内側凹部内で解放されたときの前記プランジャは、前記孔と整合するように構成されており、これにより前記保持部材が前記対応孔から出て前記内側凹部内に突入するのを防止し、前記プランジャと前記孔との整合の結果、前記第2カラーが回転位置でロックされ、前記下側部分がロック解除形態を成すことになる、請求項6に記載のパンチ・ホルダ。
  8. 前記プランジャが前記内側凹部内で選択的に運動可能であり、前記第2カラーは回転して回転前位置へ戻るように付勢されており、前記プランジャが解放位置から内側凹部内へ戻る結果、第2カラーが回転して回転前位置へ戻り、そして前記保持部材が前記対応孔から前記内側凹部内へ延び、前記第2カラーが前記回転前位置にあることは、前記下側部分がロック形態を成すことに相当する、請求項6に記載のパンチ・ホルダ。
  9. 前記回転力の付与は、工具を必要とすることなしに使用者の片手を介して単一段階で実施することができる、請求項1に記載のパンチ・ホルダ。
  10. 前記第1カラーが、前記上側部分のヘッドで前記上側部分に動作的に結合されている、請求項1に記載のパンチ・ホルダ。
  11. 前記第1カラーの回転が、前記下側部分に対する前記上側部分の鉛直方向の調節に相当する、請求項10に記載のパンチ・ホルダ。
  12. 前記上側部分が雄ねじ山を有するハブを含み、前記下側部分が雌ねじ山を有する凹部を含み、前記上側部分は、前記凹部のねじ山に対して前記ハブのねじ山を螺合させて調節することを介して、前記下側部分に対して動作的に結合されながらも鉛直方向位置で調節可能である、請求項11に記載のパンチ・ホルダ。
  13. 前記上側部分のヘッドが、前記ヘッドの横方向外面に構成された複数の切り欠きを有しており、前記切り欠きが前記横方向外面の周りに均一に分配されている、請求項11に記載のパンチ・ホルダ。
  14. さらに、前記第1カラーと前記ヘッドとの間に保持された1つ又は2つ以上のインデックス部材を含み、前記1つ又は2つ以上のインデックス部材は、前記第1カラーの回転に応じてヘッドの横方向外面の周りで前記複数の切り欠きの内外に移動するようになっており、隣接する切り欠きの間のインデックス部材の移動は、下側部分に対する上側部分の対応する高さ調節量を表す、請求項13に記載のパンチ・ホルダ。
  15. 前記第1カラーが前記上側部分のヘッドの下で前記上側部分に動作的に結合されている、請求項1に記載のパンチ・ホルダ。
  16. 前記第1カラーの回転が、前記上側部分に対する前記下側部分の鉛直方向の調節に相当する、請求項15に記載のパンチ・ホルダ。
  17. 前記上側部分が雌ねじ山を有する凹部を含み、前記下側部分が雄ねじ山を有するハブを含み、前記上側部分は、前記凹部のねじ山に前記ハブのねじ山を螺合させることを介して、前記下側部分に動作的に結合されている、請求項16に記載のパンチ・ホルダ。
  18. さらに、上側部分の下端部に動作的に保持されて前記下側部分の上側の広がりを包囲するカプラ・ボディを含み、前記カプラ・ボディが前記上側部分に、前記カプラ・ボディに対する前記上側部分の回転を許すものの前記カプラ・ボディに対する前記上側部分の鉛直方向の調節を防止するように保持されており、前記カプラ・ボディは、ボディから下側部分のキー溝内へ延びるキーを含むことにより、前記上側部分の回転が結果として相応に上側部分の凹部内で下側部分のハブを下降させるか又は持ち上げる、請求項17に記載のパンチ・ホルダ。
  19. 前記上側部分のカプラ・ボディが、前記ボディの横方向外面に構成された複数の切り欠きを有しており、前記切り欠きが前記横方向外面の周りに均一に分配されている、請求項18に記載のパンチ・ホルダ。
  20. さらに、前記第1カラーと前記カプラ・ボディとの間に保持された1つ又は2つ以上のインデックス部材を含み、前記1つ又は2つ以上のインデックス部材は、前記第1カラーの回転に応じてカプラ・ボディの横方向外面の周りで前記複数の切り欠きの内外に移動するようになっており、隣接する切り欠きの間のインデックス部材の移動は、上側部分に対する下側部分の対応する高さ調節量を表す、請求項19に記載のパンチ・ホルダ。
JP2016514995A 2013-05-21 2014-05-20 パンチ・ホルダ及びパンチの形態 Active JP6517785B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/899,399 US9815105B2 (en) 2013-05-21 2013-05-21 Punch holder and punch configurations
US13/899,399 2013-05-21
PCT/US2014/038704 WO2014189878A2 (en) 2013-05-21 2014-05-20 Punch holder and punch configurations

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016518993A JP2016518993A (ja) 2016-06-30
JP2016518993A5 JP2016518993A5 (ja) 2017-06-29
JP6517785B2 true JP6517785B2 (ja) 2019-05-22

Family

ID=50980382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016514995A Active JP6517785B2 (ja) 2013-05-21 2014-05-20 パンチ・ホルダ及びパンチの形態

Country Status (9)

Country Link
US (1) US9815105B2 (ja)
EP (1) EP2999558B1 (ja)
JP (1) JP6517785B2 (ja)
CA (1) CA2912262C (ja)
DK (1) DK2999558T3 (ja)
FI (1) FI2999558T3 (ja)
HK (1) HK1223885A1 (ja)
MX (1) MX2015015981A (ja)
WO (1) WO2014189878A2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD742441S1 (en) * 2013-05-21 2015-11-03 Wilson Tool International Inc. Punch holder
US10525610B2 (en) * 2017-04-04 2020-01-07 Amanda Tool America, Inc. Adjustable punch body assembly
US10759078B2 (en) * 2018-11-24 2020-09-01 Eagle (Shaoguan) Stationery Technology Limited EG-1680 three hole electric puncher
DE102019215750A1 (de) * 2019-10-14 2021-04-15 Otto Bihler Maschinenfabrik Gmbh & Co. Kg Einstellbare Koppel für Werkzeuge der Stanz- und Umformtechnik

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2012207A1 (ja) 1968-07-03 1970-03-13 Muhr & Bender
US4273015A (en) 1979-06-04 1981-06-16 Johnson Donald R Dome head punch
DE3636027A1 (de) 1986-10-23 1988-04-28 Hilti Ag Handgeraet mit loesbarem werkzeughalter
US5020407A (en) * 1988-05-17 1991-06-04 Brinlee Charles P Adjustable form tool head
US5056392A (en) 1988-08-19 1991-10-15 Mate Punch & Die Co. Punch assembly
US4989484A (en) 1988-08-19 1991-02-05 Mate Punch & Die Company Punch and stripper assembly
US5054347A (en) 1988-08-19 1991-10-08 Mate Punch & Die Co. Punch assembly with improved disassembly features
US5017157A (en) 1990-04-17 1991-05-21 Pan-International Industrial Corp. Receptacle for cable connector with locking mechanism and electric shielding property
US5131303A (en) * 1991-08-12 1992-07-21 Wilson Tool International Punch assembly
US5316323A (en) 1993-01-08 1994-05-31 Victor Jovanovic Two-part tool holding fixture
DE19505754C1 (de) 1995-02-20 1996-05-02 Mate Punch And Die Gmbh Stanzstempeleinheit
US5752424A (en) 1995-06-06 1998-05-19 Wilson Tool International, Inc. Releasable tool piece punch assembly
US5839341A (en) 1996-04-12 1998-11-24 Mate Precision Tooling Punch unit
US5884546A (en) 1997-02-21 1999-03-23 Mate Precision Tooling Inc. Punch unit
US6082516A (en) * 1998-01-22 2000-07-04 Amada Engineering & Service Co., Inc. Variable height adjustable punch assembly having quick release stripper plate
US6276247B1 (en) 2000-03-03 2001-08-21 Strippit, Inc. Adjustable punch assembly with releasable locking
JP4349762B2 (ja) 2000-10-26 2009-10-21 株式会社アマダ 上型装置
US6782787B2 (en) 2001-08-02 2004-08-31 Wilson Tool International, Inc. Adjustable punch having externally accessible rotation release latch
US6895797B2 (en) 2002-10-23 2005-05-24 Mate Precision Tooling Inc Punch assembly with feed gap maximization
DE10261748B4 (de) 2002-12-30 2011-07-28 Mate Precision Tooling GmbH, 61440 Stanzwerkzeug
US7484312B2 (en) 2005-05-09 2009-02-03 Mate Precision Tooling, Inc. Punch press alignment instrument
EP1772421A1 (en) * 2005-10-04 2007-04-11 Adcor Industries, Inc. Capping device with force adjustment mechanism
US7484397B2 (en) 2006-01-12 2009-02-03 Vari-Form, Inc. Punch, apparatus and method for forming opposing holes in a hollow part, and a part formed therefrom
US7726554B2 (en) 2006-10-19 2010-06-01 Mate Precision Tooling Inc. Multiple punch and die assembly providing hand disassembly, punch length adjustment and replacement
US7913618B2 (en) 2007-06-21 2011-03-29 Mate Precision Tooling, Inc. Punch press tool for stamping successive multicharacter impressions into a workpiece
CN101524733B (zh) * 2008-03-07 2011-03-23 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 一种模座组合装置
US7954404B2 (en) 2008-04-29 2011-06-07 Mate Precision Tooling, Inc. Punch device with adjustment subassembly as retrofit insert or as original equipment
US8408111B2 (en) 2008-11-06 2013-04-02 Wilson Tool International Inc. Adjustable punch assemblies and associated adjustment methods
US20100132530A1 (en) 2008-12-03 2010-06-03 Kun-Chen Chen Multi-Use Punch
US20110203417A1 (en) 2010-02-23 2011-08-25 Hill Iii George Roberts Magnetic nail punch and countersink device
US8707841B2 (en) * 2011-11-11 2014-04-29 Wilson Tool International Inc. Punch assemblies and universal punch therefor
US8971959B2 (en) 2012-04-27 2015-03-03 Field Logic, Inc. Mounting system for attaching mobile devices to sports equipment

Also Published As

Publication number Publication date
US20140345435A1 (en) 2014-11-27
FI2999558T3 (fi) 2023-02-22
WO2014189878A2 (en) 2014-11-27
CA2912262C (en) 2021-10-26
CA2912262A1 (en) 2014-11-27
US9815105B2 (en) 2017-11-14
DK2999558T3 (da) 2023-01-23
EP2999558A2 (en) 2016-03-30
WO2014189878A3 (en) 2015-04-23
HK1223885A1 (zh) 2017-08-11
JP2016518993A (ja) 2016-06-30
EP2999558B1 (en) 2022-11-02
MX2015015981A (es) 2016-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6517785B2 (ja) パンチ・ホルダ及びパンチの形態
AU2017204503B2 (en) Punch tool, punch tip and method of securing a punch tip with a punch body
JP2747115B2 (ja) 長さ調整可能なポンチセット組立体
CA2677088C (en) Cable lock with resettable combination
EP1657034A1 (en) Quick change adjustable punch tool assembly and method of adjustment
TWI704029B (zh) 用於工具機之刀庫使用的刀桿鎖定暨解鎖結構
US8616107B2 (en) Punching tool
JP2004255555A (ja) バイス用締付力調節装置
EP3513752A1 (de) Injektor zum transkutanen einführen eines sensors in einen patienten
JP2022171683A (ja) 調整可能なパンチ本体組立体
EP2907616A1 (de) Verfahren zur Fertigung eines Kugelsperrbolzens und zugehörige Montagevorrichtung
JP7188904B2 (ja) 調整可能なパンチヘッド組立体
US7118313B2 (en) Cutting die head
JP7138954B2 (ja) 工作機械の刃物マガジンに用いられるケース構造
JP2011073053A (ja) パンチ金型
JP2007319897A (ja) プレス金型
US1216772A (en) Tube cutting and threading tool.
CN113523868A (zh) 用于工具机的刀库的刀套结构
GB2373208A (en) Punch tool assembly

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170519

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180508

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190418

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6517785

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250