JP6515160B2 - 袋体へのエアー供給装置 - Google Patents

袋体へのエアー供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6515160B2
JP6515160B2 JP2017178698A JP2017178698A JP6515160B2 JP 6515160 B2 JP6515160 B2 JP 6515160B2 JP 2017178698 A JP2017178698 A JP 2017178698A JP 2017178698 A JP2017178698 A JP 2017178698A JP 6515160 B2 JP6515160 B2 JP 6515160B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
hole
air
suction
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017178698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019052617A (ja
Inventor
川▲崎▼ 周作
周作 川▲崎▼
Original Assignee
多田プラスチック工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 多田プラスチック工業株式会社 filed Critical 多田プラスチック工業株式会社
Priority to JP2017178698A priority Critical patent/JP6515160B2/ja
Publication of JP2019052617A publication Critical patent/JP2019052617A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6515160B2 publication Critical patent/JP6515160B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

本発明は、袋体へのエアー供給装置に関する。
従来、エアークッションやエアーベッド等のエアー袋体に、エアーを供給するためのエアー供給装置は、ダイヤフラム部を有するポンプと、ポンプを駆動するための電動モータと、を備えていた(例えば特許文献1参照)。
再公表特許WO2005/085639号公報
しかし、従来のエアー供給装置は、ポンプ内のダイヤフラム部が1つの単気筒型であるため、ポンプ内部の作動音が大きく、しかも、ポンプの吸込口部は大気に開口しているから、その吸込口部から作動音が漏れて、騒音となるといった問題があった。
そこで、本発明は、ポンプ内部作動音が小さく、しかも、ポンプ内部作動音がポンプ外部に漏れるのを簡易な構造(部品)にて有効防止し、静音性に優れた袋体へのエアー供給装置の提供を目的とする。
本発明の袋体へのエアー供給装置は、エアー袋体にエアーを供給するためのポンプと、軸心一方向に突出する駆動軸を有する電動モータと、を備えた袋体へのエアー供給装置に於て、上記ポンプは、上記電動モータに固着され上記駆動軸がケース内部に差込まれるケース部材と、エアーを吸込むための吸込孔部と、エアーを吐出するための吐出孔部とを、備え、かつ、上記ポンプは、ポンプ室を形成するための椀型ダイヤフラム部を複数備え、上記ケース部材は、有底矩形筒状のケース本体と、該ケース本体に軸心他方向側から固着するキャップ部材と、を備え、上記ケース本体の軸心他方向側の角壁部に設けた吸込孔部形成用の貫孔と、上記キャップ部材に設けた貫孔と、によって、上記ケース内部と外部が連通するように上記駆動軸に平行状に上記吸込孔部が形成され、さらに、上記ケース部材は、上記吸込孔部に、上記ケース本体の貫孔に内嵌状に配設されると共に、上記キャップ部材にて脱落が防止されるブロック状の吸込側フィルタを介装し、上記吸込側フィルタは、樹脂製繊維の不織布から成り、異物の侵入を防止するための防塵機能と、ポンプ内部作動音が外部に漏れるのを防止するための消音機能と、を発揮するものである。
また、上記ポンプは、上記吐出孔部に、ポンプ内部作動音が外部に漏れるのを防止するための消音用吐出側フィルタを介装しているものである。
また、上記ポンプは、上記吐出孔部の先端口部と、ポンプ室排気弁部と、の間に、上記エアー袋体からの衝撃圧が上記ポンプ室排気弁部に作用するのを防止するための逆止弁部を有するものである。
本発明によれば、ポンプが、椀型ダイヤフラム部を複数有する複数気筒型であり、同等の流量(仕事量)を発揮する単気筒型に比べて、吐出エアーの圧力の高低変動が小さくなり、ポンプ内部作動音を小さくでき、静音性に優れる。さらに、ポンプ内部作動音が最も大気に漏洩しやすい吸込孔部から外部へ漏れるのを防止でき、より一層の静音性が得られる。しかも、吸込側フィルタは小さな部品でもって十分に上記の2つの機能を発揮させることが可能である。
本発明の袋体へのエアー供給装置の実施の一形態を示す使用状態説明図である。 ポンプ作動状態を示す断面側面図である。 ポンプ停止状態を示す断面側面図である。 分解斜視図である。 従来技術を説明するための使用状態説明図である。
以下、図示の実施形態に基づき本発明を詳説する。
本発明に係る袋体へのエアー供給装置は、図1に示すように、エアークッションやエアーベッド等のエアー袋体Bに配管部材10を介してエアーを供給するためのポンプPと、ポンプPを駆動するための短円柱状の小型の電動モータMと、を備えている。
図1乃至図3に示すように、ポンプPは、エアーを吸込むための吸込孔部Paと、エアーを吐出するための1つの吐出孔部Pbと、複数の椀型ダイヤフラム部51と、各椀型ダイヤフラム部51により形成されるポンプ室59と、各ポンプ室59に対応するポンプ室吸気弁部61と、各ポンプ室59に対応するポンプ室排気弁部62と、を有し、電動モータMの駆動によって、複数のポンプ室59が、順次、膨張と圧縮を繰り返すようにして、エアーを定量的に吐出するように構成した複数気筒型である。
このように、複数の椀型ダイヤフラム部51を有するポンプP(複数気筒型のポンプP)は、小型でありながら、エアー袋体Bを膨張させるのに十分な吐出圧(圧送量)を発生させることができると共に、安定した吐出を実現できる。また、ダイヤフラムが1つの単気筒型と比べて、脈動や振動が少なく、静音性も優れる。つまり、エアー袋体Bを使用する人が、不快な音や振動を気にせず、リラックスできる。
さらに、ポンプPは、吸込孔部Paに、異物の侵入を防止するための防塵機能と、ポンプ内部作動音が外部(ポンプ外部)に漏れるのを防止するための消音機能と、を発揮する吸込側フィルタFaを介装している。
吸込側フィルタFaは、小さなブロック型のもので十分であって、通気性を有し、かつ、防塵機能と消音(吸音)機能を発揮可能なものであれば良い。例えば、樹脂製繊維や金属製繊維、炭素繊維等を、不織布や編物や織物等に加工したものである。特に、樹脂製繊維を不織布(フェルト)加工したものが望ましい。樹脂製繊維としては、ポリエステル繊維や、PET(ポリエチレン・テレフタレート)繊維が好ましい。
そして、ポンプPは、吐出孔部Pbの基端口部に、ポンプ内部作動音が外部(ポンプ外部)に漏れるのを防止するための消音用吐出側フィルタFbを介装している。
吐出側フィルタFbは、通気性を有し、かつ、消音(吸音)機能を発揮可能なものであれば良い。例えば、樹脂製繊維や金属製繊維、炭素繊維等を、不織布や編物や織物等に加工したものである。特に、樹脂製繊維を不織布(フェルト)加工したものが望ましい。樹脂製繊維としては、ポリエステル繊維や、PET(ポリエチレン・テレフタレート)繊維が好ましい。
また、吐出側フィルタFbは、エアー袋体Bに人等によって急激な荷重がかかった場合に、エアー袋体Bから逆流してくるエアーによって異物(エアー袋体Bや配管部材10内に予め混入していた異物)が侵入するのを防止するために、防塵機能を発揮するものが望ましい。
さらに、ポンプPは、吐出孔部Pbの先端口部(出口部)と、ポンプ室排気弁部62(以下、排気弁部62と呼ぶ場合がある)と、の間に、エアー袋体Bからの衝撃圧(エアー袋体Bに人等によって急激な荷重がかかった場合に、エアー袋体Bから逆流してくるエアーによる瞬間的な強い圧力)が排気弁部62に作用するのを防止するための逆止弁部60を、有している。
逆止弁部60は、吐出孔部Pbの基端口部近傍において、吐出側フィルタFbの裏面側(吐出側フィルタFbよりもポンプ内部側)に設けている。
ここで、ポンプPは、吐出孔部Pbの基端口部近傍に、その基端口部に施蓋状に配設される逆止用の隔壁部91dを有している。隔壁部91dは、吐出孔部Pbと吐出流路空間63とを区切るように設けている。そして、隔壁部91dに、吐出孔部Pbと吐出流路空間63とを連通させるための逆止用通気孔60cを貫設している。
つまり、逆止弁部60は、隔壁部91dに取着する傘状の逆止用弁体65の逆止用弁膜部(傘部)60aと、逆止用弁膜部60aが密着分離自在に接触する逆止用弁座部60bと、から成る。
逆止用弁座部60bは、隔壁部91dの表て面(軸心一方向側の面)において逆止用通気孔60cの吐出開口縁近傍の領域である。
つまり、図2に示すように、ポンプ作動中において、ポンプ室59から排気弁部62を介して吐出流路空間63に流入したエアーが、逆止用弁膜部60aを逆止用弁座部60bから離間させて逆止用通気孔60cを開放状態として、吐出孔部Pbへ流れる。つまり、逆止弁部60は、吐出流路空間63から吐出孔部Pbへ一方通行に流れるように働く。
そして、図3に示すように、ポンプ停止中において、逆止弁部60は、逆止用弁膜部60aの弾性力(弾発的復元力)により、逆止用弁座部60bに密着して逆止用通気孔60cを閉塞状態にする。つまり、エアー袋体Bからの衝撃圧が排気弁部62に作用する(悪影響を与える)のを防止する。
ここで、図5に示す従来のエアー供給装置は、エアー袋体Bと、従来のポンプP´の間に、逆止弁配管部材99を設ける必要があった。なお、図5に於て、Pb´は吐出孔部であり、Pa´は吸込孔部である。
本発明の袋体へのエアー供給装置は、ポンプPの内部に逆止弁部60を有しているので、従来のような逆止弁配管部材99を設ける必要が無くなり、エアー袋体Bとの配管作業を容易かつ迅速に行うことが可能となる。
ポンプPについて、さらに具体的に説明すると、図2乃至図4に示すように、電動モータMの表て面に固着されると共に吸込孔部Paを有する有底矩形筒状のケース部材1と、駆動軸Maに固着される回転部材2と、回転部材2の差込凹部21に傾斜状に差し込まれ一軸心Lp廻りに回転(旋回)する軸部材3と、複数の椀型ダイヤフラム部51を一体状に有するダイヤフラム集合体5と、ダイヤフラム集合体5のダイヤフラム駆動(軸)部52が取着される接続部41を放射状に有する揺動部材4と、ダイヤフラム集合体5の横隔膜部53の裏面を軸心他方向側(電動モータM側)から支持するリテーナ部材6と、椀型ダイヤフラム部51と共にポンプ室59を形成する中蓋部材(弁保持部材)7と、中蓋部材7に取着され各ポンプ室59に対応する傘状の複数の吸気弁体66と、中蓋部材7に取着され各ポンプ室59に対応する傘状の複数の排気弁体67と、中蓋部材7と共に吐出流路空間部63を形成すると共に吐出孔部Pbを有する外蓋部材9と、中蓋部材7と外蓋部材9の間に介装されるパッキン部材8と、を備えている。
なお、説明を容易にするために、駆動軸Maの突出方向を軸心一方向L1と呼び、反対方向を軸心他方向Lbと呼ぶ場合がある。また、各部材(部品)の軸心一方向側の端面を表て面、軸心他方向側の端面を裏面と呼ぶ場合がある。
ダイヤフラム集合体5は、ゴム製であって、4つの椀型ダイヤフラム部51が一軸心(ポンプ軸心)Lp廻りに円周等分配に配設され、軸心直交する面状の横隔膜部53によって一体状に連結されている。また、各椀型ダイヤフラム部51を圧縮・膨張させるためのダイヤフラム駆動(軸)部52が椀型ダイヤフラム部51から軸心他方向L2に突設されている。また、中央部に、吸気エアーが通過するための(吸気用流路を形成するための)貫通孔54を有している。
ケース部材1は、電動モータM側の角壁部に、ケース内部と外部とを一軸心Lpに沿って連通する吸込孔部Paを有している。
ケース部材1は、有底矩形筒状のケース本体11と、ケース本体11の角壁部に開口している吸込孔部形成用の貫孔11aに内嵌状に配設される吸込側フィルタFaと、ケース本体11の貫孔11aに固着して吸込側フィルタFaが脱落するのを防止するキャップ部材12と、を備えている。キャップ部材12は、ケース本体11の貫孔11aと共に吸込孔部Paを形成するための貫孔12aを有している。
外蓋部材9は、キャップ形状(有蓋筒状)の外蓋本体91と、外蓋本体91の隔壁部91dに取着する逆止用弁体65と、外蓋本体91の天井壁部に設けた吐出孔部形成用の凹部91aに施蓋状に固着する吐出筒口部材92と、を備えている。吐出筒口部材92は、吐出孔部Pbを形成するための円筒部92bを有している。吐出孔部Pbは、外蓋本体91の隔壁部91dよりも軸心一方向側に設けた凹部と、吐出筒口部材92の円筒部92bによって形成されている。
中蓋部材7は、吸気弁体66と排気弁体67とが取着する中蓋本体71と、中蓋本体71に固着して吸込流路空間64を形成するための軸心直交面状の仕切板72と、を備えている。
中蓋本体71は、中央部に吸込流路を形成するための貫通孔71aと、貫通孔71a近傍に配設されポンプ室吸気弁部61に夫々対応する複数の吸気用通気孔61cと、吸気用通気孔61cよりもラジアル外方位置に配設され排気弁部62に夫々対応する複数の排気用通気孔62cと、が貫設されている。さらに、中蓋本体71は、貫通孔71aと複数の吸気用通気孔61cとを包囲するように、軸心一方向L1へ突出する環状壁部71dを有している。環状壁部71dの先端部に仕切板材72が固着する。
中蓋部材7は、中蓋本体71の表て面と、環状壁部71dの内面と、仕切板72の裏面とで包囲された吸込流路空間64を形成する。
ポンプ室吸気弁部61(以下、吸気弁部61と呼ぶ場合もある)は、傘状の吸気弁体66の吸気用弁膜部(傘部)と、吸気用弁膜部が密着分離自在に接触する吸気用弁座部と、から成る。
吸気用弁座部は、中蓋部材7の裏面において吸気用通気孔61cの吸気開口縁近傍の領域である。
排気弁部62は、傘状の排気弁体67の排気用弁膜部(傘部)と、排気用弁膜部が密着分離自在に接触する排気用弁座部と、から成る。
排気用弁座部は、中蓋部材7の表て面において排気用通気孔62cの排気開口縁近傍の領域である。
そして、ポンプPは、駆動軸Maの回転によって、回転部材2が回転して、軸部材3が円錐面状の軌跡を描いて(擂粉木状運動して)、揺動部材4の接続部41が往復揺動し、各ダイヤフラム駆動部52をピストン(往復)運動させて、各ポンプ室59が、順次、圧縮(縮小)と膨張(拡大)を繰り返すように構成している。
そして、ポンプPは、外部のエアーを、吸込孔部Paから吸込む。吸込んだエアーは、ダイヤフラム集合体5の裏面とリテーナ部材6とケース部材1とで囲まれた(ダイヤフラム駆動部52等が駆動する)駆動空間68に侵入し、リテーナ部材6の中央部に貫設した孔部6aと、中蓋部材7の貫通孔71aとを介して、中蓋部材7の吸込流路空間64に流入し、吸気弁部61と吸気用通気孔61cを介してポンプ室59へ流れる。
ポンプ室59内のエアーは、排気用通気孔62cと排気弁部62を介して、中蓋部材7の表て面とパッキン部材8と外蓋部材9の裏面とで包囲された吐出流路空間63に流れ、逆止用通気孔60cと逆止弁部60とを介して、吐出孔部Pbへ流れ、ポンプ外部へ吐出する。
また、ポンプPと、円柱状の電動モータMとは、同軸心状(上)に、一体状に固着されている。ポンプPの軸心(一軸心)Lpは、電動モータMの駆動軸Maの軸心ともいえる。
なお、本発明は、設計変更可能であって、椀型ダイヤフラム部51(ポンプ室59)は、図例のような4つの場合に限らず3つとするも良い。吐出流路空間部63や吸入用流路の構造(経路)は自由である。逆止弁部60、ポンプ室吸気弁部61、ポンプ室排気弁部62の弁構造は、自由であって、傘状弁体を用いず、板状の舌片状弁体や円筒膜状弁体を用いた弁構造とするも良い。
以上のように、本発明の袋体へのエアー供給装置は、エアー袋体Bにエアーを供給するためのポンプPと、電動モータMと、を備えた袋体へのエアー供給装置に於て、上記ポンプPは、エアーを吸込むための吸込孔部Paと、エアーを吐出するための吐出孔部Pbとを、備え、かつ、上記ポンプPは、ポンプ室59を形成するための椀型ダイヤフラム部51を複数備え、さらに、ポンプPは、上記吸込孔部Paに、異物の侵入を防止するための防塵機能と、ポンプ内部作動音が外部に漏れるのを防止するための消音機能と、を発揮する吸込側フィルタFaを介装したので、大気に開口した吸込孔部Paからは最もポンプ内部作動音(騒音)が漏洩しやすいが、この吸込孔部Paから漏洩する騒音を、吸込側フィルタFaによって、効率良く十分に低減でき、小さな部品(吸込側フィルタFa)によって装置全体の静粛(静音)性を得ることが可能となった。さらに、ポンプPが、椀型ダイヤフラム部51を複数有する複数気筒型であり、同等の流量(仕事量)を発揮する単気筒型に比べて、吐出エアーの圧力高低変動が小さくでき、ポンプ内部作動音を小さくでき、静音性に優れる。また、小さな部品(吸込側フィルタFa)によって、異物の混入も防止でき耐久性を向上できる(故障が少ない)。特に、エアー袋体Bを使用する人が、不快な騒音や振動を気にせず、リラックスできる。
また、上記ポンプPは、上記吐出孔部Pbに、ポンプ内部作動音が外部に漏れるのを防止するための消音用吐出側フィルタFbを介装しているので、より一層の静音性を得ることができる。
また、上記ポンプPは、上記吐出孔部Pbの先端口部と、ポンプ室排気弁部62と、の間に、上記エアー袋体Bからの衝撃圧が上記ポンプ室排気弁部62に作用するのを防止するための逆止弁部60を有するので、ポンプ室排気弁部62への悪影響を防止でき、故障の発生を低減できる。エアー袋体BとポンプPとの間に、逆止弁配管部材99(図5参照)が省略できて、配管部材10を簡素なものにでき、配管作業を容易かつ迅速に行うことができる。
11 ケース本体
11a 貫孔
12 キャップ部材
12a 貫孔
51 椀型ダイヤフラム部
59 ポンプ室
60 逆止弁部
62 ポンプ室排気弁部
B エアー袋体
Fa 吸込側フィルタ
Fb 吐出側フィルタ
L1 軸心一方向
M 電動モータ
Ma 駆動軸
P ポンプ
Pa 吸込孔部
Pb 吐出孔部

Claims (3)

  1. エアー袋体(B)にエアーを供給するためのポンプ(P)と、軸心一方向(L1)に突出する駆動軸(Ma)を有する電動モータ(M)と、を備えた袋体へのエアー供給装置に於て、
    上記ポンプ(P)は、上記電動モータ(M)に固着され上記駆動軸(Ma)がケース内部に差込まれるケース部材(1)と、エアーを吸込むための吸込孔部(Pa)と、エアーを吐出するための吐出孔部(Pb)とを、備え、かつ、上記ポンプ(P)は、ポンプ室(59)を形成するための椀型ダイヤフラム部(51)を複数備え、
    上記ケース部材(1)は、有底矩形筒状のケース本体(11)と、該ケース本体(11)に軸心他方向側から固着するキャップ部材(12)と、を備え、上記ケース本体(11)の軸心他方向側の角壁部に設けた吸込孔部形成用の貫孔(11a)と、上記キャップ部材(12)に設けた貫孔(12a)と、によって、上記ケース内部と外部が連通するように上記駆動軸(Ma)に平行状に上記吸込孔部(Pa)が形成され、
    さらに、上記ケース部材(1)は、上記吸込孔部(Pa)に、上記ケース本体(11)の貫孔(11a)に内嵌状に配設されると共に、上記キャップ部材(12)にて脱落が防止されるブロック状の吸込側フィルタ(Fa)を介装し
    上記吸込側フィルタ(Fa)は、樹脂製繊維の不織布から成り、異物の侵入を防止するための防塵機能と、ポンプ内部作動音が外部に漏れるのを防止するための消音機能と、を発揮することを特徴とする袋体へのエアー供給装置。
  2. 上記ポンプ(P)は、上記吐出孔部(Pb)に、ポンプ内部作動音が外部に漏れるのを防止するための消音用吐出側フィルタ(Fb)を介装している請求項1記載の袋体へのエアー供給装置。
  3. 上記ポンプ(P)は、上記吐出孔部(Pb)の先端口部と、ポンプ室排気弁部(62)と、の間に、上記エアー袋体(B)からの衝撃圧が上記ポンプ室排気弁部(62)に作用するのを防止するための逆止弁部(60)を有する請求項1又は2記載の袋体へのエアー供給装置。
JP2017178698A 2017-09-19 2017-09-19 袋体へのエアー供給装置 Active JP6515160B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017178698A JP6515160B2 (ja) 2017-09-19 2017-09-19 袋体へのエアー供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017178698A JP6515160B2 (ja) 2017-09-19 2017-09-19 袋体へのエアー供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019052617A JP2019052617A (ja) 2019-04-04
JP6515160B2 true JP6515160B2 (ja) 2019-05-15

Family

ID=66013141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017178698A Active JP6515160B2 (ja) 2017-09-19 2017-09-19 袋体へのエアー供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6515160B2 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55146290A (en) * 1979-04-30 1980-11-14 Matsushita Electric Works Ltd Air compressor
JP5223436B2 (ja) * 2008-04-16 2013-06-26 オムロンヘルスケア株式会社 逆止弁構造、ダイヤフラムポンプおよび血圧計
JP5223482B2 (ja) * 2008-06-17 2013-06-26 オムロンヘルスケア株式会社 ダイヤフラムポンプおよび血圧計
JP5285975B2 (ja) * 2008-06-24 2013-09-11 多田プラスチック工業株式会社 ダイヤフラムポンプ
JP5353268B2 (ja) * 2009-01-28 2013-11-27 オムロンヘルスケア株式会社 ダイヤフラムポンプおよび血圧計
JP5775703B2 (ja) * 2011-02-21 2015-09-09 応研精工株式会社 ダイヤフラムポンプ
JP5820145B2 (ja) * 2011-05-20 2015-11-24 応研精工株式会社 ダイヤフラムポンプ
CN203742957U (zh) * 2014-01-13 2014-07-30 厦门金升泵电子科技有限公司 一种气密性双进气微型气泵
CN204900208U (zh) * 2015-06-01 2015-12-23 厦门科际精密器材有限公司 气泵

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019052617A (ja) 2019-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10487814B2 (en) Linear compressor
JP5735690B1 (ja) 急排弁一体型ダイヤフラムポンプ
US10946149B2 (en) Apparatus for supplying a breathing gas
JP5731576B2 (ja) 急排弁構造体およびダイヤフラムポンプ
KR101039349B1 (ko) 시트용 허리지지 시스템의 펌프
JP2005195022A (ja) リニア圧縮機
JP2007120408A (ja) 圧縮機
CN104781553B (zh) 用于制冷压缩机的气体排放系统以及制冷压缩机
US10774835B2 (en) Vacuum pump with sound absorption and check valve
US20070253837A1 (en) Variable capacity swash plate type compressor
JP5090822B2 (ja) 流体用ダイヤフラムポンプ
JP6515160B2 (ja) 袋体へのエアー供給装置
JP6276589B2 (ja) 急排弁一体型ダイヤフラムポンプ
JP2012241636A (ja) ダイヤフラムポンプ
JP2008274840A (ja) 空気圧縮機
JP5820146B2 (ja) ダイヤフラムポンプ
KR100748541B1 (ko) 왕복동식 압축기
TWI532916B (zh) 幫浦裝置
US20220260073A1 (en) Pump noise attenuator and method thereof
JP4566676B2 (ja) 空気圧縮機
KR20110048985A (ko) 공기압축기용 다기능 흡입머플러
JP4074980B2 (ja) ダイヤフラムポンプ
JP4207146B2 (ja) ダイヤフラムポンプ
JP2008184945A (ja) スクロールコンプレッサ
KR101731186B1 (ko) 유로 상에 맥동 흡수 공간을 증대시킨 차량용 전동 진공 펌프

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6515160

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250