JP6514992B2 - 水素ステーションの防災設備 - Google Patents

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Description

本発明は、液体水素や圧縮水素を貯蔵して燃料電池自動車などに水素を供給する水素ステーションの防災設備に関する。
水素を燃料として用いる燃料電池自動車は、走行時に二酸化炭素を排出せず、また、大気汚染の原因となるNOx等の物質も排出しない。また、数分程度の燃料供給で数百kmの走行が可能であるので、充電に時間を要する電気自動車よりも利便性が高い。このため、将来の普及を見込んだ燃料電池自動車に対する技術開発が行われている。
燃料電池自動車に対する燃料供給は、水素ステーションにおいて行われる。水素ステーションには、工場などで製造され輸送された水素を貯蔵して供給するオフサイト型と、ステーション内でLPGなどの原料を改質し水素を製造して供給するオンサイト型とがある。
水素が漏洩、引火すると大規模な爆発を起こす可能性もあるので、いずれの形式であっても、水素の貯蔵タンク等を配置する区画は、所定の強度及び高さを有する障壁で取り囲むことが求められている。また、万一水素ステーション内で火災が発生した場合には、大きな災害となる可能性があるので、通常の設備に比べてより厳重な防火設備を設ける必要がある。かかる防火設備を備えた水素ステーションとしては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特開2012−66086号公報
水素の貯蔵タンク等高圧水素のある設備は、温度が高くなると内部圧力が上昇することによる設備破壊を生じるおそれがあるので、表面温度が所定以上とならないように常時監視し、仮に表面温度が所定以上となった場合には、水を噴霧するなどして貯蔵タンクの温度を下げる必要がある。
従来の水素ステーションでは、貯蔵タンクの配置場所における火災発生時に消火を行うための水噴霧ヘッド及び水の供給ラインとからなる消火設備が設けられている。貯蔵タンクの表面温度が上昇した際にも、この消火設備を利用し、水噴霧ヘッドから水を噴霧して、貯蔵タンクの温度を下げるようにしていた。
このような消火設備は、火災を消火するために大量の水を噴霧するように設計されているが、貯蔵タンクの温度を下げることが目的であれば、それほど大量の水は必要としない。それにもかかわらず、消火設備を用いて貯蔵タンクの温度を下げる場合には、大量の水が無駄になってしまう。また、火災発生時と同様の水噴霧が行われるために、水素ステーションやその周囲にいる人に対して、緊張を与えてしまう可能性があった。
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、火災を消火する設備を用いて水素の貯蔵タンクに対して少量の水噴霧も行うことのできる水素ステーションの防災設備を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1の発明に係る水素ステーションの防災設備は、水素を貯蔵する貯蔵タンクを有する水素ステーションの防災設備において、
前記貯蔵タンクに対して散水する散水部と、該散水部に対して水を供給する水供給ラインと、前記貯蔵タンクが設けられた部屋での火災発生を検出する火災検出部と、前記貯蔵タンクの温度を検出する温度検出部とを有し、
前記水供給ラインは、火災を消火するための水を供給する第1の供給ラインと、該第1の供給ラインよりも少流水量の水を供給する第2の供給ラインとを有し、
前記温度検出部で前記貯蔵タンクの温度が所定以上であることが検出された場合には、前記第2の供給ラインから前記散水部に対して水が供給されることを特徴として構成されている。
請求項1に係る発明によれば、貯蔵タンクの温度が所定以上である場合には、火災消火に用いる第1の供給ラインではなく、より少量の水を供給する第2の供給ラインが用いられる。
また、請求項2の発明に係る水素ステーションの防災設備は、前記水供給ラインは、前記第1の供給ラインと第2の供給ラインとを切替える切替部を有し、該切替部は、前記温度検出部で前記貯蔵タンクの温度が所定以上であることが検出された場合には、前記散水部に水を供給するラインを前記第2の供給ラインに切替えることを特徴として構成されている。
請求項2に係る発明によれば、切替部の制御によって、火災発生時の散水と温度上昇時の散水とを容易に切替えることができる。
さらに、請求項3の発明に係る水素ステーションの防災設備は、前記第2の供給ラインは、前記第1の供給ラインから分岐し、水の減圧部を経て前記第1の供給ラインに合流することを特徴として構成されている。
請求項3に係る発明によれば、ポンプを第1の供給ラインにのみ設ければよく、水素ステーションの構成を簡素化できる。
さらにまた、請求項4の発明に係る水素ステーションの防災設備は、前記第1の供給ラインと第2の供給ラインは、合流部で合流し、前記第1の供給ラインの前記合流部より上流側と、前記第2の供給ラインの前記合流部より上流側には、それぞれ逆止弁が設けられることを特徴として構成されている。
請求項4に係る発明によれば、切替制御を行うことなく、火災発生時と温度上昇時のそれぞれについて、異なる水量での散水を可能とできる。すなわち、切替制御を不要とでき、動作フローをより簡易化することができる。
本発明に係る水素ステーションの防災設備によれば、貯蔵タンクの表面温度が所定以上となった場合には、第2の供給ラインを通じて火災発生時より少量の散水を行うので、節水を図ることができると共に、冷却の際には水素ステーションやその周囲にいる人に対して、緊張を与えないようにすることができる。
本実施形態における防災設備を備えた水素ステーションの構成図である。 水噴霧ヘッドに対する水の供給フロー図である。 第1変形例の防災設備を有する水素ステーションの構成図である。 第2変形例の防災設備を有する水素ステーションの構成図である。 第3変形例の防災設備を有する水素ステーションの構成図である。
本発明の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。図1には、本実施形態における防災設備を備えた水素ステーションの構成図を示している。この図に示す水素ステーションは、ガソリンスタンドを併設しており、また、燃料を改質してステーション内で水素を製造することが可能なオンサイト型として構成されている。
図1に示すように、本実施形態の水素ステーションは、道路1に面して設置されており、法令等で定められた所定の隔壁2に囲まれた領域に設けられる。隔壁2に囲まれた領域内で、さらに水素の製造(改質)及び貯蔵を行う場所は、高さ2m以上の障壁3によって囲まれている。
水素ステーション内には、水素を自動車に対して供給する水素ディスペンサー5と、ガソリンを自動車に対して供給する給油設備6とが配置されている。さらに、水素ステーション内には、事務所棟4も配置される。事務所棟4内には、水素ステーション内に設置された火災感知器等によって火災等の異常が検出された際に、それを集中的に監視できる監視盤33が設置されている。
水素の原料となる燃料は、水素ステーションの地下に設けられる燃料タンク10に貯蔵される。燃料タンク10からの燃料は、水素製造装置11に送られ、ここで燃料が改質されて水素が製造される。製造された水素は気体の状態であり、これが圧縮機12に送られて圧縮され、圧縮水素の状態で貯蔵タンク13に貯蔵される。
障壁3で囲まれた領域で火災等が発生すると、水素に引火するおそれもあるので、この領域には火災等の異常を検出する機器が複数設置されている。本実施形態では、障壁3内の領域での火災発生を検出する火災感知器30と、手動で火災発生などの異常を報知したり、あるいは火災感知器30で火災発生が検出された際の火災確定信号を送信するための起動装置31と、貯蔵タンク13の表面温度や水素の製造(改質)及び貯蔵を行う場所の温度を監視する温度検出部32とが設けられている。また、水素ディスペンサー5の近くにも、火災感知器30や起動装置31が設けられる。これらの火災感知器30や起動装置31、温度検出部32は、いずれも監視盤33に接続される。
障壁3で囲まれた領域には、貯蔵タンク13に対して散水可能な散水部である水噴霧ヘッド24が設けられている。水噴霧ヘッド24は、水供給ラインから水の供給を受けて、貯蔵タンク13に対して散水可能な位置に複数が設置されている。水噴霧ヘッド24は、火災発生時に消火のために散水する他、貯蔵タンク13の表面温度が上昇した場合に、これを冷却するために散水することができる。
水噴霧ヘッド24に対する水供給ラインについてさらに説明する。水素ステーションの地下には、消火のための水を貯蔵する水貯蔵タンク20が設けられている。水貯蔵タンク20からは、高圧ポンプ21を用いて水をくみ上げることができる。水貯蔵タンク20からくみ上げられた水は、高圧ポンプ21を経て第1の供給ライン25に送られる。
水供給ラインには、水貯蔵タンク20からの水を送る第1の供給ライン25とは別に、第2の供給ライン26も設けられている。第2の供給ライン26は、外部からの水道を水源とし、低圧ポンプ22を介して水噴霧ヘッド24側に水を供給する。低圧ポンプ22は、第1の供給ライン25の高圧ポンプ21よりも低い圧力で水を供給する。このため、第1の供給ライン25から供給される水の流量に比べて、第2の供給ライン26から供給される水の流量は小さい。
第1の供給ライン25と第2の供給ライン26は、切替部となる切替弁23で合流し、切替弁23と水噴霧ヘッド24との間は、共通ライン27で構成されている。切替弁23は、第1の供給ライン25から共通ライン27に水を通す状態と、第2の供給ライン26から共通ライン27に水を通す状態とを切替えることが可能な弁である。
図2には、水噴霧ヘッド24に対する水の供給フロー図を示している。まず、異常検出の有無を判断する(S1)。
S1において、異常が検出されない場合、貯蔵タンク13の表面温度上昇の有無を検出する(S2)。貯蔵タンク13の表面温度が所定以上、上昇している場合には、切替弁23において水噴霧ヘッド24側に供給される水のラインを、第2の供給ライン26に切替える(S3)。このとき、既に第2の供給ライン26と水噴霧ヘッド24側とが連通する状態であった場合には、そのままの状態を維持する。
その後、低圧ポンプ22を介して水噴霧ヘッド24に対し水が供給される(S4)。第2の供給ライン26からの水は、切替弁23から共通ライン27に導かれ、水噴霧ヘッド24から貯蔵タンク13に向かって散水される。第2の供給ライン26からの水は、低圧の水であるため、水噴霧ヘッド24からの散水量は、貯蔵タンク13を冷却するのに必要な水の量であって、比較的少ない。
S1において、異常が検出された場合には、切替弁23において水噴霧ヘッド24側に供給される水のラインを、第1の供給ライン25に切替える(S5)。このとき、既に第1の供給ライン25と水噴霧ヘッド24側とが連通する状態であった場合には、そのままの状態を維持する。
その後、高圧ポンプ21を介して水噴霧ヘッド24に対し水が供給される(S6)。第1の供給ライン25からの水は、切替弁23から共通ライン27に導かれ、水噴霧ヘッド24から貯蔵タンク13に向かって散水される。第1の供給ライン25からの水は、高圧の水であるため、水噴霧ヘッド24からの散水量は、貯蔵タンク13周辺で発生した火災を消火するために必要な水の量であって、大量である。
このように、貯蔵タンク13の表面温度が所定以上となった場合には、第2の供給ライン26を通じて火災発生時より少量の散水を行うことにより、節水を図ることができると共に、冷却の際には水素ステーションやその周囲にいる人に対して、緊張を与えないようにすることができる。一方で、火災発生の場合には、第1の供給ライン25を通じて大量の散水を行い、確実な消火を図ることができる。
次に、本発明の第1変形例について説明する。図3には、第1変形例の防災設備を有する水素ステーションの構成図を示している。本変形例の構成は、図1の場合とほとんど同じであるため、共通する部分の説明は省略する。
図3に示すように、本変形例では、水供給ラインに供給される水は、水貯蔵タンク20からのみであり、ポンプも高圧ポンプ21のみが設けられる。第2の供給ライン41は、切替弁43で第1の供給ライン40から分岐し、それよりも下流の切替弁44で第1の供給ライン40に合流する。切替弁44よりも下流側は、共通ライン27である。第2の供給ライン41には、水の減圧部42が設けられる。減圧部42は、減圧弁、定流量弁、あるいはオリフィス孔などによって構成され、高圧の水の圧力を低下させることができる。
上流側の切替弁43は、高圧ポンプ21からの水を第1の供給ライン40にそのまま通す状態と、高圧ポンプ21からの水を第2の供給ライン41側に通す状態とを切替えることができる。また、下流側の切替弁44は、第1の供給ライン40からの水を共通ライン27に通す状態と、第2の供給ライン41からの水を共通ライン27に通す状態とを切替えることができる。2つの切替弁43,44は、連動して動作し、上流側の切替弁43が第1の供給ライン40側に水を通す状態の時は、下流側の切替弁44は第1の供給ライン40からの水を共通ライン27に通す状態となり、上流側の切替弁43が第2の供給ライン41側に水を通す状態の時は、下流側の切替弁44は第2の供給ライン41からの水を共通ライン27に通す状態となる。
水素ステーションにおいて火災発生が検出された場合、切替弁43,44は、高圧ポンプ21からの水を第1の供給ライン40から共通ライン27にそのまま流す状態となる。一方、貯蔵タンク13の表面温度が所定以上となった場合、切替弁43,44は、高圧ポンプ21からの水を第2の供給ライン41に導き、減圧部42で低圧となった水を共通ライン27に流す状態となる。
このように、水の供給部分を第1の供給ライン41と第2の供給ライン41とで共通化し、第1の供給ライン40と第2の供給ライン41とを切替可能とすると共に、第2の供給ライン41に減圧部42を設けることによっても、火災発生時と温度上昇時のそれぞれについて、異なる水量での散水を行うことができる。この場合、ポンプは高圧ポンプ21だけでよいので、水素ステーションの構成を簡素化できる。
本変形例では、第2の供給ライン41の下流部が第1の供給ライン40と合流する部分に、切替弁44を設けているが、これに代えて第2の供給ライン41の減圧部42より下流部に逆止弁を設けるようにしてもよい。
次に、本発明の第2変形例について説明する。図4には、第2変形例の防災設備を有する水素ステーションの構成図を示している。本変形例の構成は、図1の場合とほとんど同じであるため、共通する部分の説明は省略する。
図4に示すように、本変形例では、図1の場合と同様に、水貯蔵タンク20から水が供給される第1の供給ライン25は、高圧ポンプ21を有し、水道などの外部水源から水が供給される第2の供給ライン26は、低圧ポンプ22を有するが、切替弁23は有しておらず、第1の供給ライン25と第2の供給ライン26は単に合流してそれより下流側が共通ライン27となっている。
第1の供給ライン25は、第2の供給ライン26との合流部より上流側に逆止弁45を有し、第2の供給ライン26は、第1の供給ライン25との合流部より上流側に逆止弁46を有する。これにより、第1の供給ライン25から高圧の水が供給される場合に、第2の供給ライン26側に水が逆流せず、また、第2の供給ライン26から低圧の水が供給される場合に、第1の供給ライン25側に水が逆流しない。すなわち、図1のように切替弁23を設けなくても、火災発生時と温度上昇時のそれぞれについて、異なる水量での散水を可能とできる。これにより、切替弁23における切替制御を不要とでき、動作フローをより簡易化することができる。
次に、本発明の第3変形例について説明する。図5には、第3変形例の防災設備を有する水素ステーションの構成図を示している。本変形例の構成は、図1の場合とほとんど同じであるため、共通する部分の説明は省略する。
図5に示すように、本変形例では、水貯蔵タンク20から第1の供給ライン50が伸び、第2の供給ライン51は外部から引き込まれ、両者の合流位置には切替弁53が配置されている。切替弁53より下流側は共通ライン27となっていて、この共通ライン27に、ポンプの回転数を制御することにより吐出圧力を変化させることのできる吐出可変ポンプ52が配置されている。切替弁53は、第1の供給ライン50から共通ライン27に水を流す状態と、第2の供給ライン51から共通ライン27に水を流す状態とを切替えることができる。また、吐出可変ポンプ52は、切替弁53が第1の供給ライン50側に連通する状態では、高圧にて水を水噴霧ヘッド24に対して供給し、切替弁53が第2の供給ライン51側に連通する状態では、低圧にて水を水噴霧ヘッド24に対して供給する。
また、別の変形例として、水供給ラインとして第1の供給ライン25のみを設け、高圧の水と低圧の水のいずれかを選択的に供給可能な吐出可変ポンプを設けることにより、火災発生時にはポンプから高圧の水を水噴霧ヘッド24に対して供給し、貯蔵タンク13の温度上昇時には低圧の水を水噴霧ヘッド24に対して供給し、状況に応じて供給する水量を調整するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は上述の実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において、様々に適用されうる。例えば、上述の実施形態では、貯蔵タンク13に対する散水部として水噴霧ヘッド24を用いているが、放水銃などそれ以外の散水手段を用いてもよい。
また、上述の実施形態では、第1の供給ライン25に供給される水は水貯蔵タンク20から、第2の供給ライン26に供給される水は水道などの外部水源からとしているが、水源が共通していてもよいし、また、これらが入れ替わっていてもよい。
上述の実施形態では、オンサイト型の水素ステーションについて説明したが、水素を外部から輸送して貯蔵するオフサイト型の水素ステーションであっても、同様に本発明を適用することができる。
1 道路
2 隔壁
3 障壁
4 事務所棟
5 水素ディスペンサー
6 給油設備
10 燃料タンク
11 水素製造装置
12 圧縮機
13 貯蔵タンク
20 水貯蔵タンク
21 高圧ポンプ
22 低圧ポンプ
23 切替弁
24 水噴霧ヘッド
25 第1の供給ライン
26 第2の供給ライン
27 共通ライン
30 火災感知器
31 起動装置
32 温度検出部
33 監視盤

Claims (4)

  1. 水素を貯蔵する貯蔵タンクを有する水素ステーションの防災設備において、
    前記貯蔵タンクに対して散水する散水部と、該散水部に対して水を供給する水供給ラインと、前記貯蔵タンクが設けられた部屋での火災発生を検出する火災検出部と、前記貯蔵タンクの温度を検出する温度検出部とを有し、
    前記水供給ラインは、火災を消火するための水を供給する第1の供給ラインと、該第1の供給ラインよりも少流水量の水を供給する第2の供給ラインとを有し、
    前記温度検出部で前記貯蔵タンクの温度が所定以上であることが検出された場合には、前記第2の供給ラインから前記散水部に対して水が供給されることを特徴とする水素ステーションの防災設備。
  2. 前記水供給ラインは、前記第1の供給ラインと第2の供給ラインとを切替える切替部を有し、該切替部は、前記温度検出部で前記貯蔵タンクの温度が所定以上であることが検出された場合には、前記散水部に水を供給するラインを前記第2の供給ラインに切替えることを特徴とする請求項1に記載の水素ステーションの防災設備。
  3. 前記第2の供給ラインは、前記第1の供給ラインから分岐し、水の減圧部を経て前記第1の供給ラインに合流することを特徴とする請求項1に記載の水素ステーションの防災設備。
  4. 前記第1の供給ラインと第2の供給ラインは、合流部で合流し、前記第1の供給ラインの前記合流部より上流側と、前記第2の供給ラインの前記合流部より上流側には、それぞれ逆止弁が設けられることを特徴とする請求項1に記載の水素ステーションの防災設備。
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