JP6512918B2 - 生成装置、生成方法及び生成プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、生成装置、生成方法及び生成プログラムに関する。
従来、スマートフォンやタブレット型PC(Personal Computer)等のスマートデバイス、デスクトップ型のPC等、任意の情報表示装置に複数の情報を表示させる技術が知られている。このような技術の一例として、ウェブページを表示する際に、かかるウェブページとは別のコンテンツを共に表示し、ウェブページを閲覧していた利用者の興味をコンテンツに向けさせる技術が知られている。例えば、このようなコンテンツの配信技術として、企業や商品等を宣伝するテキスト広告に所定のサムネイル画像を挿入した広告コンテンツを生成し、生成した広告コンテンツをウェブページと共に表示させる技術が知られている。
特表2009−534776号公報
"Automatic Image Extensions for GDN Text"、[online]、[平成27年4月9日検索]、インターネット<http://sem-labo.net/blog/2014/04/17/0933/>
しかしながら、上記の従来技術では、コンテンツに係る情報の訴求効果が必ずしも高いとは言えなかった。例えば、従来の広告コンテンツでは、テキスト広告とサムネイル画像とがそれぞれ独立した状態で表示されるため、テキスト広告よりも訴求効果が高いコンテンツが生成されるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、コンテンツに係る情報の訴求効果を向上させる生成装置、生成方法及び生成プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る生成装置は、所定のコンテンツに含まれる表示領域に表示する第1コンテンツと、前記第1コンテンツとは異なる提供主によって提供された第2コンテンツとを取得する取得部と、前記第2コンテンツの少なくとも一部が視認可能な態様で、前記第1コンテンツを前記第2コンテンツに重ねた第3コンテンツを生成する生成部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、コンテンツに係る情報の訴求効果を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る生成処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る広告配信サーバが有する機能構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る広告データベースに登録される情報の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る画像配信サーバが有する機能構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る画像データベースに登録される情報の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る広告生成サーバが有する機能構成の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係るフォーマットデータベースに登録される情報の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る配信実績データベースに登録される情報の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る広告生成サーバが生成する広告コンテンツの他の例を示す図である。 図10は、実施形態に係る広告生成システムによる生成処理の一例を示すシーケンス図である。 図11は、実施形態に係る広告生成サーバが実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図12は、広告生成サーバの機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る生成装置、生成方法及び生成プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る生成装置、生成方法及び生成プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.生成処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る生成処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る生成処理の一例を示す図である。図1では、広告生成システム1を例に挙げて、生成処理の一例として、広告に係るコンテンツである広告コンテンツの生成処理について説明する。具体的には、図1では、広告生成システム1に含まれる広告生成サーバ10が、広告に係るテキスト(以下、テキスト広告と記載する。)を含むコンテンツと、テキストの内容に関連する画像とを所定の形式で組み合わせることにより、新たな広告コンテンツを生成する処理について説明する。
ここで、広告コンテンツとは、営利若しくは非営利の広告だけではなく、ボランティアの募集、公共広告、公共に対する通知、広告コンテンツとともに表示されるウェブページに係る情報の一部、その他任意のコンテンツであるものとする。すなわち、広告生成サーバ10は、いわゆる広告関連の情報を含むコンテンツのみならず、利用者に興味を抱かせ、コンテンツに含まれる情報や、ランディングページ等、コンテンツと関連する他のコンテンツに含まれる情報を広く報知するものであれば、画像、動画像、文字、図形、記号、ハイパーリンク、その他任意のコンテンツを適用可能である。
また、広告生成サーバ10は、テキストと動画像とを組み合わせた広告コンテンツを生成してもよい。また、広告生成サーバ10が組み合わせるテキストや画像等の各コンテンツは、広告に関連するコンテンツでなくともよい。すなわち、各コンテンツは、組み合わせることで広告コンテンツとしての機能を発揮するのであれば、組み合わせる前の状態で広告コンテンツとしての機能を発揮しないコンテンツであってもよい。
図1に示すように、広告生成システム1には、広告生成サーバ10と、広告配信サーバ30と、画像配信サーバ40と、端末装置100とが含まれる。広告生成サーバ10は、図示しないネットワーク(例えば、インターネット)を介して、広告配信サーバ30、画像配信サーバ40、及び端末装置100と通信可能に接続される。なお、広告生成システム1に含まれる端末装置100、広告配信サーバ30、及び画像配信サーバ40の台数は、図1に示した例に限られない。
端末装置100は、利用者によって利用される情報処理装置であり、ユーザがウェブページ等のコンテンツを閲覧するために利用される。具体例を挙げると、端末装置100は、スマートフォンやタブレット端末やPDA(Personal Digital Assistant)等の移動端末や、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PC等である。
ここで、図1に示す例では、端末装置100は、ウェブページW01を表示する。ウェブページW01は、例えば、ニュース、天気予報、受信メールのインデックスや内容、フォトビュワー、その他各種のコンテンツが配置されたウェブページであり、HTML(Hyper Text Markup Language)やXML(Extensible Markup Language)等で記述されたウェブページである。
ここで、ウェブページW01には、広告コンテンツを表示するための表示領域が設定されており、かかる表示領域に広告コンテンツを表示するため、広告生成サーバ10に広告コンテンツの配信要求である広告リクエストを送信する旨の命令が埋め込まれている。このようなウェブページW01を表示する場合、端末装置100は、テキスト広告の配信要求である広告リクエストを広告生成サーバ10に送信する。そして、端末装置100は、広告生成サーバ10から広告コンテンツを受信した場合は、受信した広告コンテンツをウェブページW01の表示領域に配置して、ウェブページW01と広告コンテンツとを表示する。
広告配信サーバ30は、広告主が登録したテキスト広告を配信するサーバ装置である。具体的には、広告配信サーバ30は、広告主からテキスト広告の投稿を受付け、受付けたテキスト広告を保持する。そして、広告配信サーバ30は、広告の配信要求である広告リクエストを受付けると、配信対象となるテキスト広告を選択し、選択したテキスト広告をリクエストの送信元へ配信する。
画像配信サーバ40は、画像の利用を希望する者に画像を提供するサーバ装置である。具体的には、画像配信サーバ40は、画像投稿者から画像の投稿を受け付け、受け付けた画像を保持する。そして、画像配信サーバ40は、画像配信サーバ40が保持する画像の利用を希望する者から、画像取得に関するリクエストを受け付ける。その後、画像配信サーバ40は、リクエストに対応する適切な画像を抽出し、抽出された画像をリクエスト送信先に配信する。
広告生成サーバ10は、端末装置100から広告リクエストを受信した場合は、テキスト広告と画像とを組み合わせた広告コンテンツを生成する生成処理を実行し、生成した広告コンテンツを端末装置100に配信するサーバ装置である。具体的には、広告生成サーバ10は、広告主が広告配信サーバ30に入稿したテキスト広告と、画像配信サーバ40から提供される画像とを組み合わせて、端末装置100に配信する新たな広告コンテンツを生成する。以下、図1を用いて、広告生成システム1による生成処理を流れに沿って説明する。
まず、図1に示した例において、広告配信サーバ30は、テキスト広告の配信を所望する広告主から、ウェブページに含まれる広告枠に表示される対象として、テキスト広告の入稿を受け付ける(ステップS10)。広告配信サーバ30は、入稿されたテキスト広告を保持する。そして、広告配信サーバ30は、広告リクエストを受け付けるまで待機する。
一方、端末装置100は、図示しない所定のウェブサーバにアクセスすることでウェブページW01を取得する。そして、端末装置100は、ウェブページW01に埋め込まれた命令に従って、広告リクエストを広告生成サーバ10に送信する(ステップS11)。なお、広告リクエストは、例えば、HTMLやXMLによって記述されたHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)リクエスト等により実現される。また、端末装置100は、広告コンテンツに係る情報の訴求効果を高めるため、端末装置100の利用者に関する情報(例えば、年齢や性別等。)や、ウェブページW01に関する情報等、広告コンテンツの選択に際し有用な各種の情報をキーワードとして広告リクエストと共に送信する。
一方、広告生成サーバ10は、端末装置100から広告リクエストとキーワードとを受信すると、広告配信サーバ30にテキスト広告の配信を要求する広告リクエストと、端末装置100から受信したキーワードとを送信する(ステップS12)。そして、広告配信サーバ30は、広告生成サーバ10から広告リクエストとキーワードとを受信すると、受信したキーワードに応じて、配信対象となるテキスト広告を選択する(ステップS13)。例えば、広告配信サーバ30は、利用者の性別が30代の男性である旨のキーワードを受信した場合は、配信対象が30代の男性であるテキスト広告を選択する。そして、広告配信サーバ30は、選択されたテキスト広告を広告生成サーバ10に配信する(ステップS14)。
続いて、広告生成サーバ10は、テキスト広告と組み合わせる画像を取得するため、画像の配信要求である画像リクエストと、画像を選択するためのキーワードとを画像配信サーバ40に送信する(ステップS15)。ここで、画像を選択するためのキーワードには、端末装置100の利用者に関する情報やウェブページW01に関する情報と共に、ステップS14にて配信されたテキスト広告に関する情報、すなわち、画像と合成するテキスト広告に関する情報が含まれているものとする。例えば、テキスト広告に関する情報には、テキスト広告に関する商品の種別や、テキスト広告の配信先となる利用者の特徴等といった情報が含まれる。
また、画像配信サーバ40は、画像リクエストとキーワードとを受信すると、登録されている画像の中から受信したキーワードに合致する画像を選択し(ステップS16)、選択された画像を広告生成サーバ10に配信する(ステップS17)。例えば、図1に示す例では、画像配信サーバ40には、車が撮影された画像P01、ヘッドフォンが撮影された画像P02、女性が撮影された画像P03、買い物をする人物が撮影された画像P04が登録されているものとする。このような場合に、選択されたテキスト広告が男性向けの広告である旨や、車に関連する広告である旨のキーワードを受信した場合は、画像配信サーバ40は、車が撮影された画像P01を選択する。そして、画像配信サーバ40は、選択した画像P01を広告生成サーバ10に配信する。
このように、テキスト広告と画像との配信を受付けた広告生成サーバ10は、受信したテキスト広告と画像とを合成した広告コンテンツを生成する処理を実行する。より具体的には、広告生成サーバ10は、受付けた画像をテキスト広告の背面に配置した広告コンテンツ、すなわち、受付けた画像を背景画像とし、受付けたテキスト広告を重ねた広告コンテンツを生成する(ステップS18)。
ここで、画像をそのままテキスト広告の背面に配置した場合、テキスト広告の視認性が悪化する場合がある。例えば、色調が同系色の背景画像とテキスト広告とを合成した場合や、コントラスト比が大きい背景画像とテキスト広告とを合成した場合は、テキスト広告の視認性が悪化する。そこで、広告生成サーバ10は、背景画像の視認性をテキスト広告よりも低くした状態で合成した広告コンテンツを生成する。
例えば、広告生成サーバ10は、配信された画像のコントラスト比を所定の閾値よりも低くする、若しくは、テキスト広告に含まれるテキストとは異なる色彩であって、所定の透過度を有する単色の画像を配置する等といった画像合成手法を用いて、背景画像の視認性をテキスト広告よりも低くする。そして、広告生成サーバ10は、視認性を低くした背景画像の前面に、配信されたテキスト広告を配置した広告コンテンツを生成する。
図1に示す例では、広告生成サーバ10は、画像P01の全体のコントラスト比を低下させるとともに、テキスト広告の背面の領域の色調を白色に近づけた背景画像を生成する。そして、広告生成サーバ10は、広告配信サーバ30から配信されたテキスト広告A01の色彩を黒色に設定し、テキスト広告A01を背景画像の前面に重ねた広告コンテンツC01を生成する。また、広告生成サーバ10は、テキスト広告A01に設定されたランディングページへのリンクを広告コンテンツC01の全体に設定するとともに、リンク先のURL(Uniform Resource Locator)や「サイトを見る」等といった表示を配置する。
その後、広告生成サーバ10は、生成した広告コンテンツC01を端末装置100に配信する(ステップS19)。すると、端末装置100は、配信された広告コンテンツC01をウェブページW01の広告枠に配置して表示する(ステップS20)。
このように、広告生成サーバ10は、テキスト広告の背面に画像を配置した広告コンテンツを生成し、生成した広告コンテンツを配信する。この結果、広告生成サーバ10は、単にテキスト広告の配信を行うよりも、利用者の目に留まり易い広告コンテンツ、すなわち、情報の訴求効果が高い広告コンテンツを配信することができる。
例えば、広告生成サーバ10が生成する広告コンテンツC01は、画像P01がテキスト広告A01の背景画像として配置されることにより、全体として1つの新たな広告コンテンツとして視認されうる。ここで、テキスト広告A01単体や、画像P01単体よりも、テキストと画像とを組み合わせたコンテンツの方が、利用者の目に留まり易く、情報の訴求効果が高い。このため、広告生成サーバ10は、テキスト広告A01を画像P01に重ねた広告コンテンツC01を生成し、配信することで、テキスト広告A01に係る情報の訴求効果を向上させることができる。
また、広告生成サーバ10は、画像P01の視認性をテキスト広告A01の視認性よりも低くして、画像P01とテキスト広告A01とを合成する。このため、広告生成サーバ10は、合成に伴うテキスト広告A01の視認性の悪化を防ぐことができるので、テキスト広告A01に係る情報の訴求効果を向上させることができる。
〔2.合成のバリエーション〕
ところで、画像配信サーバ40に登録された画像には、主となる被写体が画像の前面に配置された画像だけではなく、被写体が画像の一部分に寄った画像等、特徴量の分布に偏りがある画像が存在する。例えば、図1に示す画像P01は、被写体である車両が画面全体に配置されているので、特徴量が画像全体で一様に分布していると言える。また、画像P02は、被写体であるヘッドフォンの本体部分が画像の右半分に配置されているので、特徴量が画像右側に寄っていると言える。また、画像P03は、被写体である人物の顔が画像の左半分に配置されているので、特徴量が画像左半分に寄っていると言える。また、画像P04は、人物や袋等といった多くの被写体が画像の下半分に配置されているので、特徴量が画像下半分に寄っていると言える。
このような特徴量を多く有する範囲にテキスト広告を配置した場合、テキスト広告の視認性が悪化する場合がある。このため、広告生成サーバ10は、画像のうち特徴量を多く有する範囲を避けてテキスト広告を配置した広告コンテンツを生成するのが望ましい。一方で、情報の訴求力を考慮すると、画像が有する特徴量の分布に偏りが存在する場合は、画像全体の視認性を単純に低くするのではなく、画像のうち特徴量を多く有する範囲の視認性を低くせずに表示した方が望ましい。
そこで、広告生成サーバ10は、配信された画像が有する特徴量の分布を解析する。また、広告生成サーバ10は、特徴量の分布に偏りが存在する場合は、含まれる特徴量が他の領域よりも低い領域を、テキスト広告を重ね合わせる領域として特定する。そして、広告生成サーバ10は、画像のうち、特定した領域にテキスト広告を重ね合わせる。
さらに、広告生成サーバ10は、画像のうち、テキスト広告を重ね合わせた領域の視認性を低下させる。例えば、広告生成サーバ10は、画像の右半分の領域にテキスト広告を重ね合わせた場合は、かかる領域の視認性を低下させる。このように、広告生成サーバ10は、配信された画像のうち、含まれる特徴量が他の領域よりも低い領域の視認性を低下させるとともに、かかる領域にテキスト広告を重ねた広告コンテンツを生成するので、広告コンテンツに係る情報の訴求力を向上させることができる。
〔3.広告配信サーバの構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る広告配信サーバ30の構成について説明する。図2は、実施形態に係る広告配信サーバが有する機能構成の一例を示す図である。図2に示すように、広告配信サーバ30は、通信部31と、記憶部32と、制御部33とを有する。通信部31は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部31は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置100や広告生成サーバ10との間で情報の送受信を行う。
記憶部32は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。また、記憶部32は、広告主から入稿されたテキスト広告に関する各種情報が格納されたデータベースである広告データベース34を記憶する。
広告データベース34は、広告主から入稿されるテキスト広告に関する情報を記憶する。例えば、図3は、実施形態に係る広告データベースに登録される情報の一例を示す図である。図3に示すように、広告データベース34は、「広告主ID」、「テキスト広告ID」、「カテゴリ」、「カテゴリキーワード」、「広告文」といった項目を有する。
「広告主ID」は、広告配信サーバ30にテキスト広告を入稿する広告主を識別するための識別情報を示す。「テキスト広告ID」は、広告主から入稿されるテキスト広告を識別するための識別情報を示す。また、以下では、図3に示したテキスト広告IDに記憶されている識別情報を広告コンテンツの参照符号として用いる場合がある。すなわち、テキスト広告ID「A01」によって識別されるテキスト広告を「テキスト広告A01」と表記する場合がある。
「カテゴリ」は、広告主により入稿されたテキスト広告が属するカテゴリを示す。カテゴリは、テキスト広告の宣伝内容や、テキスト広告を入稿する広告主の業種、テキスト広告の配信先となる利用者の情報などによって割り当てられる。例えば、図3に示すように、テキスト広告は、「自動車」や、「化粧品」や、「家電」などのカテゴリに分類される。
「カテゴリキーワード」は、対応付けられたテキスト広告に関連するキーワードであり、テキスト広告を選択する際に用いられる情報である。カテゴリキーワードは、広告コンテンツが属するカテゴリ毎に予め設定されてもよく、テキスト広告を入稿する広告主により、テキスト広告の入稿時等に設定されてもよい。
「広告文」は、広告主により入稿されたテキスト広告である。例えば、図3に示す例では、広告主ID「CL1」で識別される広告主が、テキスト広告ID「A01」で識別されるテキスト広告A01として、広告文「○○○・・・」を入稿していることを示す。また、テキスト広告A01は、「自動車」に関する広告であり、「車、ドライブ、乗り物、旅行、休日、・・・」等といったキーワードと関連する内容の広告であることを示す。
なお、広告データベース34は、各テキスト広告の配信が、入札形式で行われる場合には、入札額やCTR(Click Through Rate)などの情報を適宜記憶してもよい。この場合、後述する広告選択部37は、広告データベース34に記憶された入札額やCTRを一つの指標として、配信するテキスト広告を選出する。
また、広告データベース34は、各テキスト広告の配信が、インプレッション数が保証されるインプレッション保証型で行われる場合は、インプレッション数やインプレッション保証数などの情報を適宜記憶してもよい。この場合、後述する広告選択部37は、広告データベース34に記憶されたテキスト広告のうち、インプレッション数とインプレッション保証数とを一つの指標として、配信するテキスト広告を選出する。
図2に戻って、説明を続ける。制御部33は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって、広告配信サーバ30内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。
図2に示すように、制御部33は、入稿受付部35と、要求受付部36と、広告選択部37と、配信部38とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部33の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部33が有する各処理部の接続関係は、図2に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
入稿受付部35は、広告主からテキスト広告の入稿を受け付ける。具体的には、入稿受付部35は、テキスト広告やカテゴリ、キーワードの入稿を受け付けると、受付けたテキスト広告、カテゴリ、キーワード等の各種情報と、広告主IDとを対応付けて広告データベース34に登録する。
要求受付部36は、端末装置100から広告コンテンツの取得要求を受け付ける。例えば、要求受付部36は、テキスト広告の配信要求として、広告リクエストを受け付ける。
広告選択部37は、要求受付部36によって広告リクエストが受け付けられた場合に、配信候補のテキスト広告を広告データベース34から選択する。例えば、広告選択部37は、端末装置100から広告リクエストとともに送信されたキーワードと、広告データベース34に登録されているテキスト広告のカテゴリやキーサードとのマッチングを行う。例えば、広告選択部37は、広告リクエストとともに送信されたキーワードと一致するキーワードの数が最も多いテキスト広告を選択する。この結果、広告選択部37は、広告コンテンツの配信先となる利用者の属性や、広告コンテンツを配置するウェブページW01の内容に応じたテキスト広告を選択できる。
なお、かかるマッチングにおいて、テキスト広告の配信が入札形式で行われる場合には、入札価格やCTRの値が高いテキスト広告が優先的に選択される。また、かかるマッチングにおいて、テキスト広告の配信がインプレッション保証型で行われる場合には、インプレッション数が、インプレッション保証数よりも多くなるように、テキスト広告の選択が行われる。そして、広告選択部37は、選択されたテキスト広告を配信部38に出力する。
なお、広告選択部37は、ウェブページW01が検索ページである場合には、検索ページに指定された検索キーワードとマッチするテキスト広告コンテンツを抽出する検索連動型広告と呼ばれる広告配信手法を用いてもよい。また、広告選択部37は、利用者の属性情報(サイコグラフィック属性、デモグラフィック属性など)とマッチするテキスト広告を選択するターゲティング配信と呼ばれる広告配信手法を用いてもよい。
配信部38は、広告選択部37が選択したテキスト広告と、かかるテキスト広告と対応付けて登録されたカテゴリやキーワードを広告生成サーバ10に配信する。かかるカテゴリやキーワードは、画像配信サーバ40がテキスト広告に関連する画像を選択する際に利用される。
〔4.画像配信サーバの構成〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る画像配信サーバ40の構成について説明する。図4は、実施形態に係る画像配信サーバが有する機能構成の一例を示す図である。図4に示すように、画像配信サーバ40は、通信部41と、記憶部42と、制御部43とを有する。通信部41は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部41は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置100や広告生成サーバ10との間で情報の送受信を行う。
記憶部42は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。そして、記憶部42は、配信対象となる画像が登録される画像データベース44を記憶する。
画像データベース44は、広告配信サーバ30にテキスト広告を入稿した広告主以外の提供主により登録された画像や、インターネット上から自動的に収集された画像等、テキスト広告とは個別に収集及び管理される画像が登録される。例えば、図5は、実施形態に係る画像データベースに登録される情報の一例を示す図である。図5に示すように、画像データベース44は、「画像ID」、「画像」、「画像キーワード」といった項目を有する。
「画像ID」は、配信対象となる画像を識別するための識別情報を示す。「画像」は、配信対象となる画像を示す。なお、以下では、図5に示した画像IDに記憶されている識別情報を画像の参照符号として用いる場合がある。すなわち、画像ID「P01」によって識別される画像を「画像P01」と表記する場合がある。
「画像キーワード」は、画像に関連するキーワードを示す。画像キーワードは、各画像に予め設定される。例えば、画像キーワードは、画像配信サーバ40に各画像が保持されるタイミングで画像配信サーバ40により設定され、各画像にタグ付けされる。すなわち、図5に示す例では、画像ID「P01」によって識別される画像を示す。また、画像P01にタグ付けされている画像キーワードは、例えば、「車、道路、高速、ドライブ、スポーツカー、旅行、動き、・・・」等であることを示す。
なお、実際に配信される画像のデータは、画像配信サーバ40とは別に備えられたストレージサーバに記憶されてもよい。この場合、画像配信サーバ40は、画像データベース44に記憶された画像IDに基づいて、外部のストレージサーバに記憶された画像を特定する。そして、画像配信サーバ40は、所定の画像を利用する際に、ストレージサーバから所定の画像を取得する。
制御部43は、例えば、CPU、MPU、ASIC若しくはFPGA等によって、画像配信サーバ40内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(配信プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。図4に示すように、制御部43は、画像選択部45と、画像配信部46とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部43の内部構成は、図4に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部43が有する各処理部の接続関係は、図4に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
画像選択部45は、広告生成サーバ10から画像リクエストとキーワードとを受付けると、受付けたキーワードと対応する画像を画像データベース44から取得する。例えば、画像選択部45は、キーワードに「車」、「道路」、「ドライブ」等といった情報が含まれる場合は、かかるキーワードを画像キーワードに多く含んだ画像P01を選択する。また、画像選択部45は、キーワードに「音楽」、「ヘッドフォン」等といった情報が含まれる場合は、かかるキーワードを画像キーワードに多く含んだ画像P02を選択する。
ここで、画像リクエストと共に受信されるキーワードには、広告配信サーバ30が配信したテキスト広告のカテゴリやカテゴリキーワード(以下、カテゴリ情報と記載する。)や、端末装置100が閲覧するウェブページW01の情報、利用者の属性等が含まれる。この結果、画像選択部45は、広告配信サーバ30が配信したテキスト広告や、ウェブページW01及び利用者の属性等に応じた画像を選択することができる。なお、画像選択部45が画像を選択する処理は、上述した処理に限定されるものではなく、他にも任意の処理が適用可能である。
画像配信部46は、画像選択部45によって選択された画像を広告生成サーバ10に配信する。
〔5.広告生成サーバの構成〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る広告生成サーバ10の機能構成について説明する。図6は、実施形態に係る広告生成サーバが有する機能構成の一例を示す図である。図6に示すように、広告生成サーバ10は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを有する。通信部11は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部11は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置100、広告配信サーバ30、および画像配信サーバ40との間で情報の送受信を行う。
記憶部12は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。また、記憶部12は、フォーマットデータベース14、および配信実績データベース15を記憶する。
フォーマットデータベース14は、広告コンテンツの生成にあたってテキスト広告と画像をどのように合成するかを示す情報、すなわち、合成態様を示す情報であるフォーマットが登録されている。例えば、図7は、実施形態に係るフォーマットデータベースに登録される情報の一例を示す図である。図7に示すように、フォーマットデータベース14は、「フォーマットID」、および「フォーマット」といった項目を有する。
「フォーマットID」は、フォーマットを識別するための識別情報を示す。また、「フォーマット」は、広告コンテンツを生成する際に、テキスト広告を画像のどこに配置するか、及び、画像のうちどの領域の視認性を低下させるかを示す。なお、以下では、図7に示したフォーマットIDに記憶されている識別情報をフォーマットの参照符号として用いる場合がある。すなわち、フォーマットID「F01」によって識別されるフォーマットを「フォーマットF01」と表記する場合がある。
例えば、図7に示す例では、配信される画像と同じ大きさの画像であって、テキスト広告を配置し、かつ、視認性を低下させる領域に斜線が付された画像がフォーマットF01〜F04として登録されている。より具体的には、フォーマットF01は、画像全体の視認性を低下させ、かつ、画像全体にテキスト広告を配置する旨を示す。また、フォーマットF02は、画像のうち右半分の領域の視認性を低下させ、かかる領域にテキスト広告を配置する旨を示す。また、フォーマットF03は、画像のうち左半分の領域の視認性を低下させ、かかる領域にテキスト広告を配置する旨を示す。また、フォーマットF04は、画像のうち上半分の領域の視認性を低下させ、かかる領域にテキスト広告を配置する旨を示す。
配信実績データベース15は、端末装置100に配信された広告コンテンツの実績に関する情報を記憶する。具体的には、実施形態に係る配信実績データベース15は、配信された広告コンテンツの情報を、合成元となるテキスト広告、画像、およびフォーマットとの組み合わせを用いて記憶する。
例えば、図8は、実施形態に係る配信実績データベースに登録される情報の一例を示す図である。図8に示す例では、配信実績データベース15は、「テキスト広告ID」、「画像ID」、「フォーマットID」、「CTR」といった項目を有する。
「テキスト広告ID」は、上述のように、広告主から広告配信サーバ30に入稿される広告コンテンツを識別するための識別情報を示す。また、「画像ID」は、端末装置100に配信される広告コンテンツの生成にあたり、テキスト広告と組み合わされた画像の識別情報を示す。また、「フォーマットID」は、端末装置100に配信される広告コンテンツの生成にあたり、使用されたフォーマットを識別するための識別情報を示す。
また「CTR」は、対応付けられたテキスト広告ID、画像ID、およびフォーマットIDを用いて生成された広告コンテンツのCTRを示す。例えば、配信実績データベース15には、対応付けられたテキスト広告ID、画像ID、およびフォーマットIDを用いて生成された広告コンテンツがユーザによりクリックされた回数を、かかる広告コンテンツの表示回数によって除算した値が、CTRとして登録される。かかるCTRの値は、広告コンテンツを端末装置100に配信した場合における広告効果を示す指標として用いられる。
例えば、図8に示す例では、テキスト広告ID「A01」で識別されるテキスト広告A01と、画像ID「P01」で識別される画像とが、フォーマットID「F01」が示す態様で生成した広告コンテンツについてのCTRが「0.01」である例を示している。また、図8に示す例では、テキスト広告ID「A01」で識別されるテキスト広告A01と、画像ID「P01」で識別される画像とが、フォーマットID「F02」が示す態様で生成した広告コンテンツについてのCTRが「0.02」である例を示している。このように、広告生成サーバ10は、広告コンテンツを生成した際に用いたテキスト広告と、画像と、フォーマットとの組み合わせ毎にCTRを管理する。
なお、図8での図示は省略したが、配信実績データベース15には、テキスト広告と、画像と、フォーマットとの組み合わせ毎に、広告コンテンツの全配信回数や、配信先の端末装置100毎の配信回数などが登録されてもよい。また、配信実績データベース15には、CTR以外の広告効果を示す指標が登録されてもよい。例えば、配信実績データベース15には、広告コンテンツが表示された回数に対して何割がコンバージョンに至るかの割合を示すCVR(Conversion Rate)などの情報が登録されてもよい。
また、配信実績データベース15には、テキスト広告と、画像と、フォーマットとの組み合わせ毎の配信実績とは別に、テキスト広告毎、画像毎、フォーマット毎の配信実績であるCTRや、配信回数等を記憶してもよい。これにより、広告生成サーバ10は、特定の組み合わせに依らずクリックされやすい画像を抽出すること等が可能となる。
図6に戻り、説明を続ける。制御部13は、例えば、CPU、MPU、ASIC、FPGA等によって、広告生成サーバ10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(広告生成プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。
実施形態に係る制御部13は、図6に示すように、受付部16、広告取得部17、画像取得部18、解析部19、生成部20、配信部21、および配信実績記録部22を有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部13の内部構成は、図6に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部13が有する各処理部の接続関係は、図6に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
受付部16は、端末装置100からウェブページW01の表示領域に表示するテキスト広告のリクエストである広告リクエストとキーワードを受付ける。そして、受付部16は、受付けたキーワードを広告取得部17に出力する。
広告取得部17は、ウェブページ等の所定のコンテンツに含まれる表示領域に表示するテキスト広告を取得する。例えば、広告取得部17は、受付部16からキーワードを受付けると、テキスト広告の配信を要求する広告リクエストと、受付けたキーワードとを広告配信サーバ30に送信する。この結果、広告取得部17は、広告配信サーバ30がキーワードに基づいて選択したテキスト広告と、かかるテキスト広告のカテゴリ情報を広告配信サーバ30から取得する。そして、広告取得部17は、受付部16から受付けたキーワードと、広告配信サーバ30から取得したテキスト広告と、かかるテキスト広告のカテゴリ情報を画像取得部18に出力する。
画像取得部18は、テキスト広告とは異なる提供主によって提供された画像を取得する。具体的には、画像取得部18は、広告取得部17からキーワード、テキスト広告、かかるテキスト広告のカテゴリ情報を受付けると、画像の配信を要求する画像リクエストと共に、受付けたキーワードやテキスト広告のカテゴリ情報を画像配信サーバ40に送信する。この結果、画像取得部18は、画像配信サーバ40が、キーワードやテキスト広告のカテゴリ情報から選択した画像、すなわち、端末装置100が表示するウェブページW01や、広告配信サーバ30が選択したテキスト広告と関連する画像を取得する。そして、画像取得部18は、受付けたテキスト広告と、取得した画像とを解析部19に出力する。
解析部19は、画像取得部18からテキスト広告と画像とを受付けると、受付けた画像が有する特徴量の分布を解析し、解析結果に応じて、画像のうちテキスト広告を重ねる領域を特定する。例えば、解析部19は、受付けた画像を複数の領域に分割し、公知の画像解析手法を用いて、分割した各領域の特徴量を抽出する。また、解析部19は、領域ごとに抽出した特徴量から、画像全体における特徴量の分布を特定する。
そして、解析部19は、特定した分布に応じて、フォーマットデータベース14から、テキスト広告と画像とを合成する際に用いるフォーマットを選択する。より具体的には、解析部19は、画像のうち、抽出された特徴量が他の領域よりも少ない領域の視認性を低下させ、かかる領域にテキスト広告を配置する旨を示すフォーマットを選択する。また、解析部19は、特徴量が画像全体に平均して分布している場合は、画像全体の視認性を低下させ、画像全体にテキスト広告を配置する旨を示すフォーマットを選択する。
例えば、図5に示す画像P01は、被写体である車両が画面全体に配置されているので、特徴量が画像全体で一様に分布していると言える。このため、解析部19は、画像取得部18から画像P01を受付けた場合は、画像全体の視認性を低下させ、画像全体にテキスト広告を配置する旨のフォーマットF01を選択する。
また、画像P02は、被写体であるヘッドフォンの本体部分が画像の右半分に配置されているので、特徴量が画像右側に寄っていると言える。このため、解析部19は、画像取得部18から画像P02を受付けた場合は、画像のうち左半分の領域の視認性を低下させ、かかる領域にテキスト広告を配置する旨のフォーマットF03を選択する。
また、画像P03は、被写体である人物の顔が画像の左半分に配置されているので、特徴量が画像左半分に寄っていると言える。このため、解析部19は、画像取得部18から画像P03を受付けた場合は、画像のうち右半分の領域の視認性を低下させ、かかる領域にテキスト広告を配置する旨のフォーマットF02を選択する。
また、画像P04は、人物や袋等といった多くの被写体が画像の下半分に配置されているので、特徴量が画像下半分に寄っていると言える。このため、解析部19は、画像取得部18から画像P03を受付けた場合は、画像のうち上半分の領域の視認性を低下させ、かかる領域にテキスト広告を配置する旨のフォーマットF04を選択する。
また、解析部19は、フォーマットを選択した場合は、選択したフォーマットと共に、受付けた画像とテキスト広告とを生成部20に出力する。
生成部20は、少なくとも画像の一部が視認可能な態様で、テキスト広告を画像に重ねた広告コンテンツ、すなわち、画像をテキスト広告の背景とした広告コンテンツを生成する。具体的には、生成部20は、広告配信サーバ30が選択したテキスト広告と、画像配信サーバ40が選択した画像と、解析部19が選択したフォーマットとを受付ける。そして、生成部20は、受付けたフォーマットが示す合成態様に従って、受付けた画像にテキスト広告を重ねた広告コンテンツを生成する。
例えば、生成部20は、画像のうち、フォーマットが示す領域のコントラスト比を、テキスト広告のコントラスト比等、所定の値よりも低い値に低下させることで、かかる領域の視認性をテキスト広告の視認性よりも低くする。そして、生成部20は、画像のうちフォーマットが示す領域、すなわち、受け付けたテキスト広告を視認性を低くした領域の前面に重ねた広告コンテンツを生成する。
また、生成部20は、生成した広告コンテンツの全面にランディングページへのリンクを設定するとともに、リンク先のURLや「サイトを見る」等といった表示を、フォーマットが示す領域、すなわち、テキスト広告を重ねた領域に配置する。そして、生成部20は、生成した広告コンテンツを配信部21に出力する。このような処理の結果、生成部20は、画像のうち特徴量が高い領域の視認性はそのままに、画像のうち特徴量が低い領域の視認性を低下させ、かかる領域の前面にテキスト広告を配置した広告コンテンツを生成する。
例えば、図1に示すように、画像配信サーバ40が画像P01を選択した場合、解析部19は、フォーマットF01を選択することとなる。この結果、生成部20は、画像P01の全体のコントラスト比を低下させるとともに、画像P01の全体にテキスト広告A01を重ねた広告コンテンツC01を生成する。
また、図9は、実施形態にかかる広告生成サーバが生成する広告コンテンツの他の例を示す図である。なお、図9には、画像配信サーバ40が画像P02〜P04を選択した際に広告生成サーバ10が広告コンテンツC02〜C04を生成する処理を、第1例から第3例に分けて記載した。
例えば、図9の第1例に示すように、画像配信サーバ40が画像P02を選択した場合、解析部19は、フォーマットF03を選択することとなる。この結果、生成部20は、画像P02のうち、左半分のコントラスト比を低下させるとともに、画像P02のうち、左半分にテキスト広告やURL、「サイトを見る」等といった表示を重ねた広告コンテンツC02を生成する。
一方、図9の第2例に示すように、画像配信サーバ40が画像P03を選択した場合、解析部19は、フォーマットF02を選択することとなる。この結果、生成部20は、画像P03のうち、右半分のコントラスト比を低下させるとともに、画像P03のうち、右半分にテキスト広告やURL、「サイトを見る」等といった表示を重ねた広告コンテンツC03を生成する。
また、図9の第3例に示すように、画像配信サーバ40が画像P04を選択した場合、解析部19は、フォーマットF04を選択することとなる。この結果、生成部20は、画像P04のうち、上半分のコントラスト比を低下させるとともに、画像P04のうち、上半分にテキスト広告やURL、「サイトを見る」等といった表示を重ねた広告コンテンツC04を生成する。
図6に戻り、説明を続ける。配信部21は、生成部20が生成した広告コンテンツを、リクエスト元の端末装置100へと配信する。すなわち、配信部21は、テキスト広告の配信を要求した端末装置100に対し、生成部20がテキスト広告と画像とから生成した広告コンテンツを配信する。
また、配信部21は、配信した広告コンテンツに関する情報を配信実績データベース15に記憶する。具体的には、配信部21は、配信した広告コンテンツの生成元となったテキスト広告を示すテキスト広告IDと、配信した広告コンテンツの生成元となった画像の画像IDと、配信した広告コンテンツを生成する際に用いたフォーマットのフォーマットIDとを対応付けて配信実績データベース15に登録する。
配信実績記録部22は、配信された広告コンテンツの評価に関する評価情報を取得する。具体的には、配信実績記録部22は、広告コンテンツの配信回数や、端末装置100に配信した広告コンテンツがユーザに選択された回数(例えば、ユーザに広告コンテンツがクリックされた回数)などに関する情報に基づいて、CTRなどの広告効果を示す指標を評価情報として取得する。そして、配信実績記録部22は、取得したCTRなどの評価情報を、広告コンテンツの生成元となったテキスト広告と画像とフォーマットとの組ごとに、配信実績データベース15に登録する。
なお、配信実績記録部22は、CTR以外にも、ウェブページW01における広告枠に新たな広告コンテンツが表示されることでテキスト広告の広告主が得た利益に関する情報を取得してもよい。すなわち、配信実績記録部22は、配信部21によって端末装置100に配信された広告コンテンツから端末装置100のユーザが広告主の利益に繋がる行動に至ったか否かを示すCV(コンバージョン)に関する情報などを取得する。
CVとは、広告主が獲得できる最終成果を示し、広告主への利益に繋がるユーザの行動に該当する。CVの例としては、ウェブページ上で商品を購入する行動や、会員登録を行う行動や、資料請求を行う行動や、商品等に関する問い合わせを行う行動等が挙げられる。また、CVには、広告コンテンツにアクセスしたユーザが、広告主のウェブページを介さずにオフライン(電話や郵送等)で商品購入、会員登録、資料請求、問い合わせ等を行う行動を含めてもよい。
また、配信実績記録部22は、必要に応じて、さらに異なる評価に関する情報を取得してもよい。例えば、配信実績記録部22は、端末装置100における広告コンテンツの実際の表示回数(インプレッション数)や、表示時間を取得する。また、配信実績記録部22は、広告コンテンツに対するクリックで発生する課金額であるCPC(Cost Per Click)や、広告コンテンツの1000回表示あたりの課金額であるeCPM(effective Cost Per Mill)などの広告収益に関する情報を取得し、配信実績データベース15に登録する。
〔6.生成処理の手順〕
次に、図10を用いて、実施形態に係る広告生成システム1による生成処理の手順について説明する。図10は、実施形態に係る広告生成システムによる生成処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、端末装置100は、テキスト広告の広告リクエストとキーワードとを広告生成サーバ10に送信する(ステップS101)。かかる場合、広告生成サーバ10は、広告リクエストとキーワードとを広告配信サーバ30に送信する。また、広告配信サーバ30は、受信したキーワードに基づいてテキスト広告を選択し(ステップS103)、選択したテキスト広告を広告生成サーバ10に送信する(ステップS104)。
続いて、広告生成サーバ10は、キーワードやテキスト広告のカテゴリ情報と共に画像リクエストを画像配信サーバ40に送信する(ステップS105)。かかる場合、画像配信サーバ40は、キーワードやカテゴリ情報を用いて画像を選択し(ステップSS106)、選択した画像を広告生成サーバ10に送信する(ステップS107)。
続いて、広告生成サーバ10は、受信した画像の特徴量を解析し(ステップS108)、解析結果に応じてフォーマットを選択する(ステップS109)。そして、広告生成サーバ10は、選択したフォーマットに従って、受信した画像をテキスト広告の背景画像として広告コンテンツを生成する(ステップS110)。その後、広告生成サーバ10は、生成した広告コンテンツを端末装置100に配信する(ステップS111)。そして、端末装置100は、ウェブページW01に含まれる表示領域に、広告生成サーバ10から配信された広告コンテンツを表示する(ステップS112)。
〔7.広告生成サーバが実行する処理の流れ〕
次に、図11を用いて、実施形態に係る広告生成サーバ10が実行する処理の流れについて説明する。図11は、実施形態に係る広告生成サーバが実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図11に示すように、広告生成サーバ10は、端末装置100から広告リクエストを受信したか否かを判定し(ステップS201)、受信したと判定した場合は(ステップS201:Yes)、広告配信サーバ30に広告リクエストを送信する(ステップS202)。また、広告生成サーバ10は、広告配信サーバ30からテキスト広告を受信したか否かを判定し(ステップS203)、テキスト広告を受信した場合は(ステップS203:Yes)、受信したテキスト広告に応じた画像の配信を要求する画像リクエストを画像配信サーバ40に送信する(ステップS204)。
そして、広告生成サーバ10は、画像を受信したか否かを判定し(ステップS205)、受信した場合は(ステップS205:Yes)、受信した画像の解析結果に応じたフォーマットを選択する(ステップS206)。続いて、広告生成サーバ10は、選択したフォーマットに従って、受信した画像にテキスト広告を重ねた広告コンテンツを生成する(ステップS207)。そして、広告生成サーバ10は、生成した広告コンテンツを端末装置100に配信し(ステップS208)、処理を終了する。
なお、広告生成サーバ10は、画像を受信していない場合は(ステップS205:No)、画像を受信するまで待機する。また、広告生成サーバ10は、テキスト広告を受信していない場合は(ステップS203:No)、テキスト広告を受信するまで待機する。また、広告生成サーバ10は、広告リクエストを受信していない場合は(ステップS201:No)、広告リクエストを受信するまで待機する。
〔8.変形例〕
上述した実施形態に係る広告生成サーバ10は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、上記の広告生成サーバ10の他の実施形態について説明する。
〔8−1.画像の視認性を低下させる処理について〕
上述した処理では、広告生成サーバ10は、画像P01のコントラスト比を低下させることで、画像P01の視認性をテキスト広告A01の視認性よりも低くした。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。すなわち、広告生成サーバ10は、背景画像の視認性をテキスト広告の視認性よりも低くするのであれば、任意の手法を用いてよい。
例えば、広告生成サーバ10は、背景画像の前面に、白色や灰色等所定の色彩と所定の透過度とを有する制御画像を配置することで、背景画像の視認性を低下させ、最前面にテキスト広告A01を重ねることで、広告コンテンツC01を生成してもよい。また、広告生成サーバ10は、制御画像に付された色彩を、テキスト広告を表示する際の色彩に応じて変更してもよい。例えば、広告生成サーバ10は、テキスト広告を黒色で表示する場合は、白色の色彩が付された制御画像を配置してもよい。また、広告生成サーバ10は、背景画像の色調に応じた色彩を付した制御画像を配置してもよい。
また、広告生成サーバ10は、背景画像に撮影された物体の量、細かさ、色彩の分布等に応じて、制御画像の透過度を変更してもよい。例えば、広告生成サーバ10は、背景画像に所定の閾値よりも多くの色彩が付されている場合は、制御画像の透過度を所定の閾値よりも低くし、背景画像に所定の閾値よりも少ない色彩が付されている場合は、制御画像の透過度を所定の閾値よりも高くすることで、テキスト広告の視認性を相対的に向上させてもよい。
また、画像生成サーバ10は、背景画像の輪郭をぼかす処理を行ってもよい。例えば、画像生成サーバ10は、背景画像の画像解析を行い、隣接する画素間で色調が所定の閾値よりも大きく変化する場合は、かかる変化量が所定の閾値よりも低くなるように、画素に付された色彩を修正してもよい。かかる処理を行った場合、背景画像の視認性が低下することで、相対的にテキスト広告の視認性が向上するので、画像生成サーバ10は、広告コンテンツに利用者の興味を向けさせることができる。
また、テキスト広告の視認性を向上させることができるのであれば、広告生成サーバ10は、背景画像の画像解析を行い、解析結果に応じた任意の画像処理を背景画像に対して適用してもよい。また、広告生成サーバ10は、選択したフォーマットに応じて、上述した各種の処理を、画像配信サーバ40から配信された画像のうち一部の領域のみに適用してもよい。
また、広告生成サーバ10は、背景画像のうち、テキスト広告に含まれるテキストの背面に配置された領域を所定の量だけ拡大した範囲の視認性のみを低くしてもよい。例えば、広告生成サーバ10は、背景画像のうち、テキスト広告に含まれるテキストを囲む領域に、白色で所定の透過度を有する制御画像を配置し、かかる制御画像の全面にテキスト広告を配置してもよい。
また、テキスト広告に含まれるテキストの文字数が多い場合には、テキスト広告の視認性が悪化すると考えられる。そこで、広告生成サーバ10は、テキスト広告に含まれるテキストの長さに応じて、背景画像の視認性を変更してもよい。例えば、広告生成サーバ10は、テキスト広告に含まれるテキストの長さが所定の閾値よりも長い場合は、背景画像の視認性を所定の閾値よりも低くすることで、テキスト広告の視認性が悪化するのを防いでもよい。
〔8−2.テキスト広告の視認性について〕
また、広告生成サーバ10は、テキスト広告を表示する際の色彩を、画像が有する色彩の傾向に応じて変更することで、テキスト広告の視認性を画像の視認性よりも高くしてもよい。例えば、広告生成サーバ10は、背景画像の色調が黒や茶色等の明度が低い色彩である場合は、白色等の明度が高い色彩を付したテキスト広告を背景画像と重ねた広告コンテンツを生成してもよい。また、広告生成サーバ10は、画像P02のうち、テキスト広告を左半分の領域に配置する場合は、画像P02のうち左半分の領域が有する色彩の傾向に応じて、テキスト広告の色彩を変更してもよい。
また、広告生成サーバ10は、視認性を低下させた画像が有する色彩の傾向に応じて、テキスト広告の色彩を変更してもよく、制御画像に付された色彩に応じて、テキスト広告の色彩を変更してもよい。
〔8−3.テキスト広告と画像について〕
上述した例では、広告生成サーバ10は、文字からなるテキスト広告と画像とを重ねた広告コンテンツを生成した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、広告生成サーバ10は、動画像を取得し、テキスト広告を動画像に重ねた広告コンテンツを生成してもよい。また、広告生成サーバ10は、テキスト、文字、図形、記号、画像、動画像のうち少なくともいずれか1つを含む前面コンテンツを取得し、画像や動画像等の背景コンテンツの前面に、取得した前面コンテンツを重ねた広告コンテンツを生成してもよい。
なお、背景コンテンツが視認されない態様で前面コンテンツと背面コンテンツとを重ねた場合は、前面コンテンツのみを表示する態様と違いが無い。そこで、このため、広告生成サーバ10は、背面コンテンツの少なくとも一部が視認可能な態様で、前面コンテンツを背面コンテンツに重ねて表示する。例えば、広告生成サーバ10は、前面コンテンツのうち一部の領域を、背面コンテンツを透過させる領域にする、背面コンテンツのうち一部の領域に前面コンテンツを配置するといった処理を行う。
〔8−4.取得する画像について〕
上述した広告生成サーバ10は、広告配信サーバ30が選択したテキスト広告に関連する画像を取得した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、広告生成サーバ10は、広告配信サーバ30に対し、端末装置100の利用者の性別や年齢等の属性を示すキーワードを送信することで、端末装置100の利用者に応じた画像を取得し、取得した画像にテキスト広告を重ねた広告コンテンツを生成してもよい。
ここで、同一のテキスト広告であっても、かかるテキスト広告を異なる背景画像と組み合わせた場合には、それぞれ異なる広告コンテンツとして認識される結果、利用者の興味を広告コンテンツに向けさせることができると考えられる。しかしながら、同一のテキスト広告とそれぞれ異なる背景画像とを組み合わせた複数の広告コンテンツを予め準備するのは、手間がかかる。
そこで、広告生成サーバ10は、端末装置100に対して、過去に配信した広告コンテンツと同一のテキスト広告を配信する場合は、過去に配信した広告コンテンツとは異なる画像と組み合わせた広告コンテンツを新たに生成し、新たに生成した広告コンテンツを配信してもよい。例えば、広告生成サーバ10は、配信先の端末装置100や、端末装置100を使用する利用者を識別する情報(以下、配信先情報と記載する。)と対応付けて、配信した広告コンテンツに含まれるテキスト広告のテキスト広告IDと、配信した広告コンテンツに含まれる画像の画像IDとを配信実績データベース15に登録する。
また、広告生成サーバ10は、端末装置100から広告リクエストを受信した場合は、広告配信サーバ30からテキスト広告を取得する。また、広告生成サーバ10は、テキスト広告を取得した場合は、配信実績データベース15を参照し、新たに配信する広告コンテンツの配信先を示す配信先情報と、取得したテキスト広告のテキスト広告IDとの組に対応付けられた画像IDを特定する。すなわち、広告生成サーバ10は、配信先に対して過去に配信された広告コンテンツに含まれる画像を特定する。
そして、広告生成サーバ10は、画像配信サーバ40に対して、特定した画像IDを送信するとともに、かかる画像IDとは異なる画像IDが示す画像の配信を要求する。すなわち、広告生成サーバ10は、広告配信サーバ30から取得したテキスト広告と共に配信先へ配信した画像とは異なる画像を要求する。そして、広告生成サーバ10は、画像配信サーバ40から画像を取得した場合は、取得した画像にテキスト広告を重ねた広告コンテンツを生成し、生成した広告コンテンツを配信先へ配信する。
このように、広告生成サーバ10は、過去に配信したことがあるテキスト広告を配信する場合は、過去に組み合わせたことがある画像とは異なる画像を取得し、取得した画像にテキスト広告を重ね合わせた広告コンテンツを配信する。この結果、広告生成サーバ10は、例えば、同一の利用者に同一のテキスト広告を配信する場合は、それぞれ異なる画像と組み合わせた広告コンテンツを配信するので、同一のテキスト広告が配信されているにも関わらず、異なる広告コンテンツが配信されたように見せることができる。このため、広告生成サーバ10は、広告コンテンツに対して利用者の興味を向けることができる。また、広告生成サーバ10は、広告主が1つのテキスト広告を入稿した場合であっても、配信する度に異なる画像と組み合わせた広告コンテンツを配信するので、複数の広告コンテンツを準備して入稿する手間を削減することができる。なお、広告生成サーバ10は過去に配信したことがある広告コンテンツのテキスト広告と画像とを、過去に配信した際とは異なるフォーマットで合成した広告コンテンツを生成してもよい。すなわち、広告生成サーバ10は、過去に配信した広告コンテンツとは異なる広告コンテンツを生成すればよい。
〔8−5.画像の取得タイミングについて〕
上述した処理では、広告生成サーバ10は、配信先情報やウェブページW01の情報に応じたテキスト広告を取得すると、取得したテキスト広告に応じた画像を画像配信サーバ40から取得した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、広告生成サーバ10は、テキスト広告に応じた画像ではなく、配信先情報やウェブページW01の情報に応じた画像を取得し、取得した画像にテキスト広告を重ねた広告コンテンツを生成してもよい。かかる場合、広告生成サーバ10は、配信先情報やウェブページW01の情報を広告配信サーバ30と画像配信サーバ40とに同時期に送信し、テキスト広告と画像とを同時期に取得してもよい。
〔8−6.テキスト広告と画像との合成態様について〕
上述した広告生成サーバ10は、取得した画像をテキスト広告の背景画像とした。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、広告生成サーバ10は、広告コンテンツを表示する表示領域の大きさ等に応じて、切り取り、縮小、拡大等を行った画像をテキスト広告の背景画像としてもよい。また、広告生成サーバ10は、取得した画像とテキスト広告とを重ねるのではなく、所定の範囲内に並べた広告コンテンツを生成してもよい。例えば、広告生成サーバ10は、ウェブページW01が有する表示領域の左側に画像が配置され、右側にテキスト広告が配置された広告コンテンツを生成してもよい。
〔8−7.記録する配信実績について〕
上述した広告生成サーバ10は、広告コンテンツに含まれるテキスト広告と画像とフォーマットとの組合せごとに、CTR等の情報を配信実績として記録した。ここで、広告生成サーバ10は、画像をぼかしたり、画像のコントラスト比をどれくらい下げたか等を示す情報をさらに対応付けて記録してもよい。
すなわち、同一のテキスト広告と画像とを組み合わせた広告コンテンツであっても、画像のぼかし具合、コントラスト比、制御画像の色彩、制御画像の透過度等の編集内容を変えた場合には、CTR等の配信実績に差が生じる場合がある。そこで、広告生成サーバ10は、広告コンテンツを配信した際に、かかる広告コンテンツに含まれる画像に適用した編集内容を配信実績データベース15に登録し、テキスト広告IDと、画像IDと、編集内容との組ごとに、配信実績を収集してもよい。
また、広告生成サーバ10は、新たな広告コンテンツを生成する際、配信実績データベース15を解析し、CTR等の配信実績が最も高くなると予測される編集内容を特定する。例えば、広告生成サーバ10は、新たな広告コンテンツに含まれるテキスト広告と画像との組に対応付けられたCTRを編集内容ごとに解析し、CTRが最も高くなると予測される編集内容を特定する。そして、広告生成サーバ10は、特定した編集内容を画像に対して適用し、広告コンテンツを生成してもよい。
また、広告生成サーバ10は、配信実績データベース15を解析し、CTRが高くなると予測されるテキスト広告と画像との組み合わせを学習し、学習結果に応じて、配信対象となるテキスト広告に応じた画像を取得してもよい。このような処理を実行することで、広告性サーバ10は、広告コンテンツに係る情報の訴求効果をさらに向上させることができる。
〔8−8.生成処理の実行について〕
なお、広告生成サーバ10は、広告主に対し、入稿したテキスト広告を画像と重ねて配信するか否かを選択可能としてもよい。例えば、広告主は、テキスト広告と共に、画像と重ねて配信することを希望するか否かを入稿する。また、広告生成サーバ10は、広告配信サーバ30から受付けたテキスト広告について、広告主が画像と重ねて配信することを希望しているか否かを特定する。そして、広告生成サーバ10は、広告主がテキスト広告と画像と重ねて配信することを希望している場合に上述した生成処理を実行し、希望していない場合には、生成処理を実行せずに、テキスト広告をそのまま配信してもよい。
〔8−9.ランダム性〕
また、広告生成サーバ10は、広告コンテンツを生成する際に使用する画像やフォーマットをランダムに選択してもよい。これにより、広告生成サーバ10は、同一のテキスト広告に基づいた生成処理であっても、ユーザが飽きないような多様性のある広告コンテンツを生成することができる。
〔8−10.広告の入稿〕
また、上記で説明した広告生成システム1には、広告主が使用する情報処理装置であって、広告配信サーバ30にテキスト広告の入稿を行う広告主装置が含まれてもよい。また、広告主は、テキスト広告の入稿を代理店に依頼する場合もある。この場合、広告配信サーバ30にテキスト広告を入稿するのは代理店となる。本明細書では、「広告主」といった表記は、広告主だけでなく代理店を含む概念であり、「広告主装置」といった表記は、広告主装置だけでなく代理店によって利用される代理店装置を含む概念であるものとする。
〔8−11.生成される広告コンテンツ〕
上記の実施形態では、テキスト広告と画像とを重ねた広告コンテンツを生成した。ここで、広告コンテンツは、上記実施形態により生成される広告コンテンツの態様に限られない。例えば、生成される広告コンテンツは、テキスト広告のデータや画像のデータそのものが組み合わされるのではなく、画像の保持されている場所(例えば、URL(Uniform Resource Locator))を示すタグのようなデータが埋め込まれる態様であってもよい。
このような場合、端末装置100は、配信された広告コンテンツに埋め込まれたタグに従い、ネットワークを通じて画像を取得する。そして、端末装置100は、広告コンテンツに含まれるテキスト広告の背面に取得した画像を配置した広告コンテンツを生成し、生成した広告コンテンツを表示してもよい。この場合、当該画像が記憶される場所は、画像配信サーバ40内であってもよい。
また、上記実施形態では、所定の形式として、図7に示すようなフォーマットF01〜F04を用いて広告コンテンツが生成される例を示した。しかし、実際に端末装置100に表示される広告コンテンツは、端末装置100の画面の大きさや、広告コンテンツの表示サイズ、端末装置100のウェブブラウザの挙動、利用者の拡大縮小操作等により、種々に表示態様が変化されるものとする。
〔8−12.報酬の分配について〕
また、上述した広告生成サーバ10は、広告コンテンツが配信されることで得られた収益の一部を、配信された広告コンテンツに含まれる画像の提供主(例えば、画像を画像配信サーバ40に投稿した投稿者)に分配してもよい。
一般に、広告生成サーバ10が配信した広告コンテンツが端末装置100に表示された場合や、広告コンテンツがユーザにクリックされた場合や、配信された広告コンテンツから利用者が商品の購入や資料請求に至るなどのアクションがあった場合には、広告主から広告生成サーバ10の管理者や広告配信サーバ30の管理者等の広告配信者に対し、広告料金が支払われる。そこで、広告生成サーバ10は、広告配信者に対して支払われた広告領域の一部を、報酬として、画像の提供主に分配してもよい。
また、広告生成サーバ10は、画像配信サーバ40からの画像配信に対し、月極めで収益を提供してもよい。また、広告生成サーバ10は、各画像を使用した際の配信実績に応じて、提供する収益の額を変更してもよい。
ここで、広告生成サーバ10は、広告コンテンツがクリックされた回数や広告コンテンツから利用者がコンバージョンに至った割合を示すコンバージョン率に応じて、広告料金の一部を画像の提供主に分配してもよい。これにより、画像の提供主は、提供した画像が多く使用されるほど多くの報酬を受け取ることができるので、画像を提供するモチベーションが向上する。結果として、投稿者に対して画像の投稿を促すことができるので、広告生成サーバ10は、多様性のある広告コンテンツを生成したり、ユーザの嗜好に合った魅力的な広告コンテンツを生成したりすることができる可能性を向上させることができる。
〔8−13.画像の審査について〕
ところで、広告生成サーバ10は、実際の画像とは関係が無い画像キーワードが登録されていた場合には、配信対象となるテキスト広告に対して不適切な画像を背景画像とする恐れがある。例えば、自動車が撮影された画像に画像キーワード「牛乳」が対応付けて登録されていた場合は、「牛乳」に関連するテキスト広告を自動車の画像に重ねた広告コンテンツが生成される恐れがある。
そこで、広告生成サーバ10は、所定の審査を得た画像を画像配信サーバ40から取得してもよい。すなわち、画像配信サーバ40が配信する画像は、所定の審査を経ることにより、広告コンテンツに含める画像として適切であると判定された画像に限定されてもよい。また、製品の製造者などが特定される可能性のある画像の判定については、画像配信サーバ40の管理者や広告生成サーバ10の管理者によって人為的に行われてもよい。
具体的には、画像配信サーバ40の管理者は、画像投稿者から受け付けた画像を目視し、対応付けられた画像キーワードが適切ではない場合は、受付けた画像を配信しないように設定してもよい。また、画像配信サーバ40の管理者は、所定の製品の製造者などが特定される可能性のある画像であると判定した場合には、受け付けた画像を第三者に提供しないように設定することで、ある製品のテキスト広告と、かかる製品と同種の製品であって、テキスト広告に関する製造者とは異なる製造者により製造された製品の画像とを組み合わせた広告コンテンツが生成されないようにしてもよい。
また、広告生成サーバ10の管理者は、画像配信サーバ40から取得した画像を目視し、取得した画像が広告コンテンツに組み合わせる画像として適切でないと判定する場合には、取得した画像を広告コンテンツの生成に利用しないように設定してもよい。
なお、上記所定の審査は、画像配信サーバ40や広告生成サーバ10の管理者によって行われる場合に限られず、例えば、クラウドソーシング(crowdsourcing)を活用して行われてもよい。また、上記所定の審査については、人為的なものに限られず、例えば、画像配信サーバ40や広告生成サーバ10によって自動で行われてもよい。具体的には、画像配信サーバ40や広告生成サーバ10は、画像認識技術を用いて、適切な画像を判定してもよい。例えば、画画像配信サーバ40や広告生成サーバ10は、画像認識技術を用いて、画像に含まれる企業のロゴや企業名などを認識し、記号のロゴや企業名等が画像内に含まれる場合は、かかる画像を配信対象から除外してもよい。
〔8−14.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、図6に示したフォーマットデータベース4や配信実績データベースは、広告生成サーバ10が保持せずに、ストレージサーバ等に保持されていてもよい。この場合、広告生成サーバ10は、ストレージサーバにアクセスすることで、フォーマットや販売実績を取得する。
また、例えば、上述してきた広告生成サーバ10は、端末装置100から広告リクエストを受け付けたり、広告コンテンツを配信したりといった、ユーザとのやりとりを中心に実行するフロントエンドサーバ側と、広告コンテンツの生成処理などを実行するバックエンドサーバ側に分散されてもよい。すなわち、広告生成サーバ10は、広告コンテンツの配信処理は行わず、生成処理のみを行う広告生成装置であってもよい。この場合、広告生成サーバ10は、少なくとも受付部16や配信部21を有しない。そして、受付部16や配信部21を有する所定の配信装置が、広告生成サーバ10によって生成された広告コンテンツを端末装置100に配信する。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、画像の抽出処理として説明した処理の全部または一部を、テキスト広告や広告コンテンツのフォーマットの選出及び抽出処理にも適用できる。
〔8−15.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る広告生成サーバ10は、例えば図12に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図12は、広告生成サーバの機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網500(ネットワークNに対応する)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、また、通信網500を介してCPU1100が生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が広告生成サーバ10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部13の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部12内の各データが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔9.効果〕
上述したように、広告生成サーバ10は、所定のコンテンツ(例えば、ウェブページW01)に含まれる表示領域に表示する第1コンテンツ(例えば、テキスト広告)と、第1コンテンツとは異なる提供主によって提供された第2コンテンツ(例えば、画像)とを取得する。そして、広告生成サーバ10は、第2コンテンツの少なくとも一部が視認可能な態様で、第1コンテンツを第2コンテンツに重ねた第3コンテンツ(例えば、広告コンテンツ)を生成する。このため、広告生成サーバ10は、例えば、単にテキスト広告を配信するよりも、利用者の目に留まり易い広告コンテンツを配信するので、テキスト広告や広告コンテンツに係る情報の訴求力を向上させることができる。
特に、本発明は、広告に関するテキストを含むテキスト広告の入稿が行われている際に最適である。例えば、利用者は、テキスト広告よりも画像とテキストとが組み合わされた広告コンテンツに興味を有すると考えられる。しかしながら、画像とテキストとを組み合わせた広告コンテンツを準備するには手間がかかり、画像を切替えたい場合等には、テキストが同一であるにも関わらず、新たにテキストと画像とを組み合わせた広告コンテンツを準備する手間がかかる。しかしながら、広告生成サーバ10は、テキスト広告と画像とを重ね合わせた広告コンテンツを自動で生成するので、広告コンテンツを準備する手間を削減するとともに、利用者の興味をより強く生じさせることができるので、テキスト広告や広告コンテンツに係る情報の訴求力を向上させることができる。
なお、本発明は、ウェブページW01を表示する際以外にも、所定のアプリケーションを実行している場合や、動画の閲覧、音楽の試聴、画像の閲覧等を利用者が行っている際に、広告コンテンツを配信する態様においても有用である。
また、広告生成サーバ10は、第1コンテンツとして、表示領域に表示するテキストを含むテキスト広告を取得する。このため、広告生成サーバ10は、テキスト広告に係る情報の訴求力を向上させることができる。
また、広告生成サーバ10は、第2コンテンツとして、画像若しくは動画像を取得する。このため、広告生成サーバ10は、テキスト広告をそのまま配信するよりも、利用者の興味を生じさせる広告コンテンツを配信することができるので、画像や動画像に重ねるテキスト広告が一般に広く伝えようとする情報の訴求力を向上させることができる。
また、広告生成サーバ10は、テキスト広告として、ウェブページW01等の所定のコンテンツに関連する情報を含むテキスト広告を取得する。このため、広告生成サーバ10は、ウェブページW01等の内容に沿ったテキスト広告を含む広告コンテンツを生成することができるので、広告コンテンツに係る情報の訴求力を向上させることができる。
また、広告生成サーバ10は、テキスト広告と関連する情報を含んだ画像を取得する。このため、広告生成サーバ10は、テキスト広告の内容と乖離した画像を含む広告コンテンツの生成を防ぐことができるので、広告コンテンツに係る情報の訴求力を向上させることができる。
また、広告生成サーバ10は、テキスト広告の配信を要求された場合は、広告コンテンツをテキスト広告の要求元へ配信する。このため、広告生成サーバ10は、テキスト広告に係る情報の訴求力を向上させることができる。
また、広告生成サーバ10は、要求元に応じた画像を取得する。このため、広告生成サーバ10は、広告コンテンツに対する利用者の興味を生じさせる結果、広告コンテンツに係る情報の訴求力を向上させることができる。
また、広告生成サーバ10は、過去に広告コンテンツを配信した要求元から、テキスト広告の配信を新たに要求された場合は、要求元に対して過去に配信された広告コンテンツに含まれる画像とは異なる画像を新たに取得する。そして、広告生成サーバ10は、新たに取得した画像を用いて、新たな広告コンテンツを生成し、新たに生成した広告コンテンツを配信する。このため、広告生成サーバ10は、例えば、配信するテキスト広告が同一であっても、その都度異なる画像と組み合わせることで態様を変化させた広告コンテンツを配信することができるので、広告コンテンツに対する利用者の興味を生じさせる結果、広告コンテンツに係る情報の訴求力を向上させることができる。
また、広告生成サーバ10は、画像のうち一部の領域にテキスト広告を重ねた広告コンテンツを生成する。このため、広告生成サーバ10は、様々な態様でテキスト広告と広告コンテンツとを重ねた広告コンテンツを配信することができる。
また、広告生成サーバ10は、画像が有する特徴量の分布を解析し、解析結果に応じて、画像のうちテキスト広告を重ねる領域を特定し、特定した領域にテキスト広告を重ねる。例えば、広告生成サーバ10は、画像のうち、含まれる特徴量が他の領域よりも低い領域を特定し、特定した領域にテキスト広告を重ねる。このため、広告生成サーバ10は、画像が有する特徴をテキスト広告で邪魔することなく表示することができるので、広告コンテンツ全体が有する情報の訴求力を向上させることができる。
また、広告生成サーバ10は、画像の視認性をテキスト広告よりも低くした状態で、テキスト広告の背面に配置した広告コンテンツを生成する。例えば、広告生成サーバ10は、画像のコントラスト比をテキスト広告のコントラスト比よりも低くすることで、画像の視認性をテキスト広告の視認性よりも低くする。また、他の例では、広告生成サーバ10は、テキスト広告の背面に所定の色彩が付された画像であって、所定の透過度を有する制御画像を配置し、制御画像の背面に画像を配置することで、画像の視認性をテキスト広告の視認性よりも低くする。
また、他の例では、広告生成サーバ10は、画像に含まれる画像の輪郭をぼかすことで、画像の視認性をテキスト広告の視認性よりも低くする。また、他の例では、広告生成サーバ10は、画像が有する色彩の傾向に応じて、テキスト広告の色彩を変更することで、画像の視認性をテキスト広告の視認性よりも低くする。また、他の例では、広告生成サーバ10は、画像のうち、テキスト広告を重ねた領域の視認性をテキスト広告よりも低くすることで、画像の視認性をテキスト広告の視認性よりも低くする。また、他の例では、広告生成サーバ10は、画像のうち、テキスト広告に含まれるテキストの背面に配置された領域を所定の量だけ拡大した範囲の視認性を、テキスト広告よりも低くする。また、他の例では、広告生成サーバ10は、テキスト広告に含まれるテキストの長さに応じて、画像の視認性を変更する。
上述した処理の結果、広告生成サーバ10は、テキスト広告を画像と重ね合わせた場合であっても、広告コンテンツに含まれるテキスト広告の視認性の悪化を防ぐことができる。このため、広告生成サーバ10は、テキスト広告に係る情報の訴求力の悪化を防ぐことができる。
また、広告生成サーバ10は、広告コンテンツが端末装置100に配信されることで得られた収益の一部を、広告コンテンツに含まれる画像を提供した提供主に分配する。このため、広告生成サーバ10は、更に優れた画像を多数投稿しようとするモチベーションを画像投稿者に与えることができる。結果として、広告生成サーバ10は、広告コンテンツの生成に用いることができる優れた画像の数を増やすことができるので、より意匠的に優れ、ユーザの関心を惹きつけやすい広告コンテンツの生成をすることができる。
また、広告生成サーバ10は、所定の審査を経た画像を取得する。このため、広告生成サーバ10は、審査を経た画像を用いて新たな広告コンテンツを生成するので、不適切な組み合わせでテキスト広告と画像とを合成した広告コンテンツの配信を防ぐことができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、配信部は、配信手段や配信回路に読み替えることができる。
1 広告生成システム
10 広告生成サーバ
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
14 フォーマットデータベース
15 配信実績データベース
16 受付部
17 広告取得部
18 画像取得部
19 解析部
20 生成部
21 配信部
22 配信実績記録部
30 広告配信サーバ
40 画像配信サーバ
100 端末装置

Claims (26)

  1. 所定の広告主によって登録された第1コンテンツと、前記所定の広告主とは異なる提供主によって提供された第2コンテンツであって、前記第1コンテンツに関連するキーワードに基づいて選択された第2コンテンツとを取得する取得部と、
    前記第2コンテンツの少なくとも一部が視認可能な態様で、前記第1コンテンツを前記第2コンテンツに重ねた第3コンテンツを生成する生成部と
    所定のコンテンツが有する所定の表示領域内に表示させるコンテンツとして、前記生成部により生成された第3コンテンツを配信する配信部と
    を有することを特徴とする生成装置。
  2. 複数のコンテンツの中から選択されたコンテンツであって、所定のコンテンツに含まれる表示領域に表示する第1コンテンツと、前記第1コンテンツとは異なる提供主によって提供された複数のコンテンツの中から前記第1コンテンツとは個別に選択された第2コンテンツであって、前記第1コンテンツに関連するキーワードに基づいて選択された第2コンテンツとを取得する取得部と、
    前記第2コンテンツの少なくとも一部が視認可能な態様で、前記第1コンテンツを前記第2コンテンツに重ねた第3コンテンツを生成する生成部と
    を有することを特徴とする生成装置。
  3. 前記第1コンテンツの配信を要求された場合は、前記生成部が生成した第3コンテンツを前記第1コンテンツの要求元へ配信する配信部をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の生成装置。
  4. 前記取得部は、前記配信部が過去に前記第3コンテンツを配信した要求元から、前記第1コンテンツの配信を新たに要求された場合は、該要求元に対して過去に配信された第3コンテンツに含まれる第2コンテンツとは異なる画像を含む第2コンテンツを新たに取得し、
    前記生成部は、前記取得部が新たに取得した第2コンテンツを用いて、新たな第3コンテンツを生成し、
    前記配信部は、前記生成部が新たに生成した第3コンテンツを配信する
    ことを特徴とする請求項3に記載の生成装置。
  5. 前記取得部は、前記第1コンテンツとして、前記表示領域に表示するテキストを含むコンテンツを取得することを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1つに記載の生成装置。
  6. 前記取得部は、前記第2コンテンツとして、画像若しくは動画像を取得することを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1つに記載の生成装置。
  7. 前記取得部は、前記第1コンテンツとして、前記所定のコンテンツに関連する情報を含むコンテンツを取得することを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1つに記載の生成装置。
  8. 前記取得部は、前記第2コンテンツとして、前記第1コンテンツと関連する情報を含んだコンテンツを取得することを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか1つに記載の生成装置。
  9. 前記取得部は、前記第2コンテンツとして、前記第3コンテンツの配信先に応じた画像を含むコンテンツを取得することを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか1つに記載の生成装置。
  10. 前記生成部は、前記第2コンテンツのうち一部の領域に前記第1コンテンツを重ねた第3コンテンツを生成することを特徴とする請求項1〜9のうちいずれか1つに記載の生成装置。
  11. 前記生成部は、前記第2コンテンツが有する特徴量の分布を解析し、解析結果に応じて、前記第2コンテンツのうち前記第1コンテンツを重ねる領域を特定し、特定した領域に前記第1コンテンツを重ねることを特徴とする請求項10に記載の生成装置。
  12. 前記生成部は、前記第2コンテンツのうち、含まれる特徴量が他の領域よりも低い領域を特定し、特定した領域に前記第1コンテンツを重ねることを特徴とする請求項11に記載の生成装置。
  13. 前記生成部は、前記第2コンテンツの視認性を前記第1コンテンツよりも低くした状態で該第1コンテンツの背面に配置した第3コンテンツを生成することを特徴とする請求項1〜12のうちいずれか1つに記載の生成装置。
  14. 前記生成部は、前記第2コンテンツのコントラスト比を前記第1コンテンツのコントラスト比よりも低くすることを特徴とする請求項13に記載の生成装置。
  15. 前記生成部は、前記第1コンテンツの背面に所定の色彩が付された画像であって、所定の透過度を有する画像を配置し、当該画像の背面に前記第2コンテンツを配置することを特徴とする請求項13または14に記載の生成装置。
  16. 前記生成部は、前記第2コンテンツに含まれる画像の輪郭をぼかすことを特徴とする請求項13〜15のうちいずれか1つに記載の生成装置。
  17. 前記生成部は、前記第2コンテンツが有する色彩の傾向に応じて、前記第1コンテンツの色彩を変更することを特徴とする請求項13〜16のうちいずれか1つに記載の生成装置。
  18. 前記生成部は、前記第2コンテンツのうち、前記第1コンテンツを重ねた領域の視認性を前記第1コンテンツよりも低くすることを特徴とする請求項13〜17のうちいずれか1つに記載の生成装置。
  19. 前記生成部は、前記第2コンテンツのうち、前記第1コンテンツに含まれるテキストの背面に配置された領域を所定の量だけ拡大した範囲の視認性を、前記第1コンテンツよりも低くすることを特徴とする請求項13〜18のうちいずれか1つに記載の生成装置。
  20. 前記生成部は、前記第1コンテンツに含まれるテキストの長さに応じて、前記第2コンテンツの視認性を変更することを特徴とする請求項13〜19のうちいずれか1つに記載の生成装置。
  21. 前記生成部によって生成された第3コンテンツが所定の端末装置に配信されることで得られた収益の一部を、前記第2コンテンツを提供した提供主に分配する分配部
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜20のうちいずれか1つに記載の生成装置。
  22. 前記取得部は、所定の審査を得た第2コンテンツを取得することを特徴とする請求項1〜21のうちいずれか1つに記載の生成装置。
  23. コンピュータが実行する生成方法であって、
    所定の広告主によって登録された第1コンテンツと、前記所定の広告主とは異なる提供主によって提供された第2コンテンツであって、前記第1コンテンツに関連するキーワードに基づいて選択された第2コンテンツとを取得する取得工程と、
    前記第2コンテンツの少なくとも一部が視認可能な態様で、前記第1コンテンツを前記第2コンテンツに重ねた第3コンテンツを生成する生成工程と
    所定のコンテンツが有する所定の表示領域内に表示させるコンテンツとして、前記生成工程により生成された第3コンテンツを配信する配信工程と
    を含んだことを特徴とする生成方法。
  24. 所定の広告主によって登録された第1コンテンツと、前記所定の広告主とは異なる提供主によって提供された第2コンテンツであって、前記第1コンテンツに関連するキーワードに基づいて選択された第2コンテンツとを取得する取得手順と、
    前記第2コンテンツの少なくとも一部が視認可能な態様で、前記第1コンテンツを前記第2コンテンツに重ねた第3コンテンツを生成する生成手順と
    所定のコンテンツが有する所定の表示領域内に表示させるコンテンツとして、前記生成手順により生成された第3コンテンツを配信する配信手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする生成プログラム。
  25. コンピュータが実行する生成方法であって、
    複数のコンテンツの中から選択されたコンテンツであって、所定のコンテンツに含まれる表示領域に表示する第1コンテンツと、前記第1コンテンツとは異なる提供主によって提供された複数のコンテンツの中から前記第1コンテンツとは個別に選択された第2コンテンツであって、前記第1コンテンツに関連するキーワードに基づいて選択された第2コンテンツとを取得する取得工程と、
    前記第2コンテンツの少なくとも一部が視認可能な態様で、前記第1コンテンツを前記第2コンテンツに重ねた第3コンテンツを生成する生成工程と
    を含んだことを特徴とする生成方法。
  26. 複数のコンテンツの中から選択されたコンテンツであって、所定のコンテンツに含まれる表示領域に表示する第1コンテンツと、前記第1コンテンツとは異なる提供主によって提供された複数のコンテンツの中から前記第1コンテンツとは個別に選択された第2コンテンツであって、前記第1コンテンツに関連するキーワードに基づいて選択された第2コンテンツとを取得する取得手順と、
    前記第2コンテンツの少なくとも一部が視認可能な態様で、前記第1コンテンツを前記第2コンテンツに重ねた第3コンテンツを生成する生成手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする生成プログラム。
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