JP6511500B1 - 発電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】三相4線電力および単相3線電力を同時に出力でき、かつ、第3高調波による歪みの少ない電圧波形の三相4線電力および単相3線電力を得ることができる、発電機を提供する。【解決手段】U相コイルのU相分割コイルA1,−A2、V相コイルのV相分割コイルA3,−A1、W相コイルのW相分割コイルA2,−A3および追加コイルの追加分割コイル−B1,B2は、いずれも、スロット12に挿入される一対の挿入部と、一対の挿入部の各一端を接続するコイルエンド部とを有している。追加分割コイル−B1の一方の挿入部がU相分割コイルA1の一方の挿入部と同一のスロット12に挿入されている。また、追加分割コイルB2の一方の挿入部がU相分割コイル−A2の一方の挿入部14と同一のスロット12に挿入されている。【選択図】図3

Description

本発明は、三相電力および単相電力の両方を同時に出力可能な発電機に関する。
たとえば、工事現場やイベント会場などの屋外では、エンジンを備えた可搬型の発電機が広く使用されている。屋外で使用される大型のモータやポンプは、三相電力で動作し、照明器具や電動工具は、単相電力で動作する。そのため、可搬型の発電機には、三相電力(たとえば、三相200V)と単相電力(たとえば、単相200V)との両方を出力可能なものがある。
三相電力および単相電力の両方を出力可能な発電機では、たとえば、図6に電圧ベクトル図で示されるように、U相コイル101、V相コイル102およびW相コイル103の各一端が中性点Oに接続されて、U相コイル101、V相コイル102およびW相コイル103が電気角120°の位相差でY結線(スター結線)されている。U相コイル101、V相コイル102およびW相コイル103の他端は、それぞれ出力端子U,V,Wに接続されている。また、中性点Oには、U相コイル101、V相コイル102およびW相コイル103のうちの1つ、たとえば、U相コイル101で発生する電圧に対して1/2の大きさで180°の位相差を有する電圧を発生する追加コイル104の一端が接続されている。追加コイル104の他端は、出力端子Nに接続されている。
これにより、中性点Oおよび出力端子U,V,Wから三相4線電力を出力することができる。また、それと同時に、出力端子V,W,Nから単相3線電力を出力することができる。
特開2010−259211号公報
ところが、かかる構成では、U相コイル101、V相コイル102、W相コイル103および追加コイル104のそれぞれに第3高調波が発生した場合、三相4線電力および単相3線電力の各電圧波形、とくに単相3線電力の電圧波形に第3高調波による歪みが生じる。
本発明の目的は、三相4線電力および単相3線電力を同時に出力でき、かつ、第3高調波による歪みの少ない電圧波形の三相4線電力および単相3線電力を得ることができる、発電機を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る発電機は、複数のスロットを有するステータコアと、一端が中性点に接続され、他端が第1出力端子に接続された第1相コイルと、一端が中性点に接続され、他端が第2出力端子に接続された第2相コイルと、一端が中性点に接続され、他端が第3出力端子に接続された第3相コイルと、一端が中性点に接続され、他端が第4出力端子に接続された追加コイルとを含み、第1相コイルは、直列に接続された第1−1分割コイルおよび第1−2分割コイルを備え、第1−1分割コイルに発生する電圧と第1−2分割コイルに発生する電圧とが電気角60°の位相差を有するように構成され、第2相コイルは、直列に接続された第2−1分割コイルおよび第2−2分割コイルを備え、第2−1分割コイルに発生する電圧と第2−2分割コイルに発生する電圧とが電気角60°の位相差を有し、かつ、第2−1分割コイルに発生する電圧および第2−2分割コイルに発生する電圧のベクトル和が第1−1分割コイルに発生する電圧および第1−2分割コイルに発生する電圧のベクトル和に対して同じ大きさで電気角120°の位相差を有するように構成され、第3相コイルは、直列に接続された第3−1分割コイルおよび第3−2分割コイルを備え、第3−1分割コイルに発生する電圧と第3−2分割コイルに発生する電圧とが電気角60°の位相差を有し、かつ、第3−1分割コイルに発生する電圧および第3−2分割コイルに発生する電圧のベクトル和が第1−1分割コイルに発生する電圧および第1−2分割コイルに発生する電圧のベクトル和ならびに第2−1分割コイルに発生する電圧および第2−2分割コイルに発生する電圧のベクトル和のそれぞれに対して同じ大きさで電気角120°の位相差を有するように構成され、追加コイルは、直列に接続された第1追加分割コイルおよび第2追加分割コイルを備え、第1追加分割コイルに発生する電圧が第1−1分割コイルに発生する電圧と電気角180°の位相差を有し、第2追加分割コイルに発生する電圧が第1−2分割コイルに発生する電圧と電気角180°の位相差を有し、かつ、第1追加分割コイルに発生する電圧および第2追加分割コイルに発生する電圧のベクトル和が第1−1分割コイルに発生する電圧および第1−2分割コイルに発生する電圧のベクトル和に対して1/2の大きさで電気角180°の位相差を有するように構成され、中性点、第1出力端子、第2出力端子および第3出力端子が三相4線電力を出力する端子とされ、第2出力端子、第3出力端子および第4出力端子が単相3線電力を出力する端子とされ、第1−1分割コイルの所定部と第1追加分割コイルの所定部とが同一のスロットに入れられ、第1−2分割コイルの所定部と第2追加分割コイルの所定部とが同一のスロットに入れられている。
この構成によれば、第1相コイル、第2相コイルおよび第3相コイルは、各一端が中性点に接続されることにより、Y結線(スター結線)されている。第1相コイル、第2相コイルおよび第3相コイルの他端は、それぞれ第1出力端子、第2出力端子および第3出力端子に接続されている。また、中性点には、追加コイルの一端が接続されている。追加コイルの他端は、第4出力端子に接続されている。
第1相コイルは、直列に接続された第1−1分割コイルおよび第1−2分割コイルを備え、第1−1分割コイルに発生する電圧と第1−2分割コイルに発生する電圧とが電気角60°の位相差を有するように構成されている。これにより、第1−1分割コイルに発生する第3高調波と第1−2分割コイルに発生する第3高調波とが互いに打ち消される。
第2相コイルは、直列に接続された第2−1分割コイルおよび第2−2分割コイルを備え、第2−1分割コイルに発生する電圧と第2−2分割コイルに発生する電圧とが電気角60°の位相差を有するように構成されている。これにより、第2−1分割コイルに発生する第3高調波と第2−2分割コイルに発生する第3高調波とが互いに打ち消される。
第3相コイルは、直列に接続された第3−1分割コイルおよび第3−2分割コイルを備え、第3−1分割コイルに発生する電圧と第3−2分割コイルに発生する電圧とが電気角60°の位相差を有するように構成されている。これにより、第3−1分割コイルに発生する第3高調波と第3−2分割コイルに発生する第3高調波とが互いに打ち消される。
そして、第1−1分割コイルに発生する電圧および第1−2分割コイルに発生する電圧のベクトル和と、第2−1分割コイルに発生する電圧および第2−2分割コイルに発生する電圧のベクトル和と、第3−1分割コイルに発生する電圧および第3−2分割コイルに発生する電圧のベクトル和とは、互いに同じ大きさで電気角120°の位相差を有している。
よって、中性点、第1出力端子、第2出力端子および第3出力端子を使用して、第3高調波による歪みの少ない正弦波に近い電圧波形の三相4線電力を得ることができる。
追加コイルは、直列に接続された第1追加分割コイルおよび第2追加分割コイルを備え、第1追加分割コイルに発生する電圧が第1−1分割コイルに発生する電圧と電気角180°の位相差を有し、第2追加分割コイルに発生する電圧が第1−2分割コイルに発生する電圧と電気角180°の位相差を有するように構成されている。これにより、第1追加分割コイルに発生する高調波と第2追加分割コイルに発生する高調波とが互いに打ち消される。そして、第1追加分割コイルに発生する電圧および第2追加分割コイルに発生する電圧のベクトル和は、第1−1分割コイルに発生する電圧および第1−2分割コイルに発生する電圧のベクトル和に対して1/2の大きさで電気角180°の位相差を有している。
よって、第2出力端子、第3出力端子および第4出力端子を使用して、第3高調波による歪みの少ない正弦波に近い電圧波形の単相3線電力を得ることができる。
追加コイルが単一のコイルからなる構成では、その追加コイルの所定部を第1−1分割コイルの所定部と同一のスロットにしか入れることができない。これに対し、本発明に係る構成では、第1−1分割コイルの所定部と第1追加分割コイルの所定部とが同一のスロットに入れられ、第1−2分割コイルの所定部と第2追加分割コイルの所定部とが同一のスロットに入れられている。これにより、追加コイルが単一のコイルからなる構成と比較して、追加コイルにより占有可能なスペースが2倍に拡がる。その結果、追加コイルが単一のコイルからなる構成と比較して、第1追加分割コイルおよび第2追加分割コイルの各断面積の合計を大きくすることができ、大きな単相3線電力(約1.7倍の単相3線電力)を得ることができる。
本発明によれば、三相4線電力および単相3線電力を同時に出力でき、かつ、第3高調波による歪みの少ない電圧波形の三相4線電力および単相3線電力を得ることができる。しかも、追加コイルが単一のコイルからなる構成と比較して、大きな単相3線電力を得ることができる。
本発明の一実施形態に係る発電機に発生する電圧のベクトル図である。 発電機に発生する電圧の基本波および第3高調波の時間変化を示す図である。 ステータコアへの各コイルの取付状態を図解的に示す図である。 ステータコアへの各コイルの取付状態および各コイルの結線を図解的に示す図である。 各コイルを構成するエレメントコイルを図解的に示す斜視図である。 従来の発電機のステータコイルの結線図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る発電機1に発生する電圧のベクトル図である。図2は、発電機1に発生する電圧の基本波および第3高調波の時間変化を示す図である。
発電機1は、たとえば、4極交流発電機であり、ステータコイル(電機子コイル)として、U相コイル2、V相コイル3、W相コイル4および追加コイル5を備えている。U相コイル2、V相コイル3およびW相コイル4は、それらの一端が中性点Oに接続されることにより、Y結線(スター結線)されている。U相コイル2、V相コイル3およびW相コイル4の他端は、それぞれ第1出力端子U、第2出力端子Vおよび第3出力端子Wに接続されている。追加コイル5の一端は、中性点Oに接続され、その他端は、第4出力端子Nに接続されている。
U相コイル2は、直列に接続された2個のU相分割コイルA1,−A2を含み、図2に示されるように、一方のU相分割コイルA1で発生する電圧(A基本波)に対して他方のU相分割コイル−A2で発生する電圧(B基本波)が60°の位相差を有するように構成されている。これにより、一方のU相分割コイルA1に発生する第3高調波(A基本波に対する第3高調波)と他方のU相分割コイル−A2に発生する第3高調波(B基本波に対する第3高調波)とが互いに打ち消される。
V相コイル3は、直列に接続された2個のV相分割コイルA3,−A1を含み、図2に示されるように、一方のV相分割コイルA3で発生する電圧(A基本波)に対して他方のV相分割コイル−A1で発生する電圧(B基本波)が60°の位相差を有するように構成されている。これにより、一方のV相分割コイルA3に発生する第3高調波(A基本波に対する第3高調波)と他方のV相分割コイル−A1に発生する第3高調波とが互いに打ち消される。
W相コイル4は、直列に接続された2個のW相分割コイルA2,−A3を含み、図2に示されるように、一方のW相分割コイルA2で発生する電圧(A基本波)に対して他方のW相分割コイルA2で発生する電圧(B基本波)が60°の位相差を有するように構成されている。これにより、一方のW相分割コイルA2に発生する第3高調波(A基本波に対する第3高調波)と他方のW相分割コイル−A3に発生する第3高調波(B基本波に対する第3高調波)とが互いに打ち消される。
また、U相分割コイルA1,−A2、V相分割コイルA3,−A1およびW相分割コイルA2,−A3は、いずれも同一の構成(同じ巻数)のコイルからなる。そして、U相コイル2、V相コイル3およびW相コイル4は、U相分割コイルA1,−A2に発生する電圧のベクトル和、V相分割コイルA3,−A1に発生する電圧のベクトル和およびW相分割コイルA2,−A3に発生する電圧のベクトル和が120°の位相差を有するように、Y結線されている。
これにより、発電機1では、中性点O、第1出力端子U、第2出力端子Vおよび第3出力端子Wを使用して、第3高調波による歪みの少ない電圧波形の三相4線電力、つまり正弦波に近い電圧波形の三相4線電力を得ることができる。
追加コイル5は、直列に接続された2個の追加分割コイル−B1,B2を含み、図2に示されるように、一方の追加分割コイル−B1で発生する電圧(A基本波)に対して他方の追加分割コイルB2で発生する電圧(B基本波)が60°の位相差を有するように構成されている。これにより、一方の追加分割コイル−B1に発生する第3高調波(A基本波に対する第3高調波)と他方の追加分割コイルB2に発生する第3高調波(B基本波に対する第3高調波)とが互いに打ち消される。
追加分割コイル−B1,B2の巻数は、それぞれU相分割コイルA1,−A2の巻数の1/2である。そして、追加コイル5は、U相分割コイルA1,−A2に発生する電圧のベクトル和に対して追加分割コイル−B1,B2に発生する電圧のベクトル和が1/2の大きさで180°の位相差を有するように結線されている。
よって、第2出力端子V、第3出力端子Wおよび第4出力端子Nを使用して、第3高調波による歪みの少ない電圧波形の単相3線電力、つまり正弦波に近い電圧波形の単相3線電力を得ることができる。
たとえば、200Vの三相4線電力が出力される場合、各相の線間電圧(第1出力端子Uと第2出力端子Vとの間の電圧、第2出力端子Vと第3出力端子Wとの間の電圧および第3出力端子Wと第1出力端子Uとの間の電圧)は、それぞれ200Vであり、U相、V相およびW相の各相の電圧は、約115.47V(200V/√3)となる。
また、中性点Oと第4出力端子Nとの間の電圧は、U相電圧(115.47V)に対して1/2の大きさの57.735Vとなる。したがって、第2出力端子Vと第4出力端子Nとの間の電圧および第3出力端子Wと第4出力端子Nとの間の電圧は、それぞれ約100V(57.735V×√3)となる。
よって、発電機1は、たとえば、三相200Vの三相4線電力と単相200Vおよび100Vの単相3線電力とを同時に出力することができる。
図3は、ステータコア11への各コイルの取付状態を図解的に示す図である。図4は、ステータコア11への各コイルの取付状態および各コイルの結線を図解的に示す図である。
発電機1のステータコア11は、中央部にロータ(図示せず)が配置される開口を有する円筒状に形成されている。ステータコア11には、たとえば、48個のスロット12が周方向に等角度間隔で並べて形成されている。各スロット12は、ステータコア11の内周面で開放される溝状をなし、各スロット12間には、ティース(図示せず)が形成されている。
図5は、エレメントコイル13を図解的に示す斜視図である。
U相分割コイルA1,−A2、V相分割コイルA3,−A1、W相分割コイルA2,−A3および追加分割コイル−B1,B2(以下、これらをとくに区別しない場合、単に「コイル」という。)は、いずれも4個のエレメントコイル13を直列に接続して構成されている。エレメントコイル13は、スロット12に挿入される一対の挿入部14と、一対の挿入部14の各一端を接続するコイルエンド部15とを有している。各コイルの4個のエレメントコイル13は、一方の挿入部14が1個ずつずれたスロット12に挿入され、他方の挿入部14が一方の挿入部14が挿入されているスロット12から所定数離れたスロット12に挿入されている。図3には、各コイルの4個のエレメントコイル13の一方の挿入部14の配置が示されている。
図3および図4に示されるように、追加分割コイル−B1の4個のエレメントコイル13の一方の挿入部14がU相分割コイルA1の4個のエレメントコイル13の一方の挿入部14と同一のスロット12に挿入されている。また、追加分割コイルB2の4個のエレメントコイル13の一方の挿入部14がU相分割コイル−A2の4個のエレメントコイル13の一方の挿入部14と同一のスロット12に挿入されている。
これにより、追加コイル5が追加分割コイル−B1,B2からなる構成では、追加コイル5が単一のコイルからなる構成と比較して、追加コイル5により占有可能なスペースが2倍に拡がる。その結果、追加コイル5が単一のコイルからなる構成と比較して、追加分割コイル−B1,B2の各断面積の合計を大きくすることができ、大きな単相3線電力(約1.7倍の単相3線電力)を得ることができる。
なお、参照符号にマイナス記号が含まれるコイルは、参照符号にマイナス記号が含まれないコイルと電線が逆巻きまたは逆方向接続されている。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、発電機1では、中性点O、第1出力端子U、第2出力端子Vおよび第3出力端子Wを使用して、三相4線電力を得ることができるとしたが、第1出力端子U、第2出力端子Vおよび第3出力端子Wを使用して、三相3線電力を得ることもできる。また、第2出力端子V、第3出力端子Wおよび第4出力端子Nを使用して、単相3線電力を得ることができるとしたが、第2出力端子Vおよび第4出力端子Nを使用して、単相2線電力を得ることもでき、第3出力端子Wおよび第4出力端子Nを使用して、単相2線電力を得ることもできる。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:発電機
2:U相コイル
3:V相コイル
4:W相コイル
5:追加コイル
11:ステータコア
12:スロット
14:挿入部(所定部)
A1,−A2:U相分割コイル
A2,−A3:W相分割コイル
A3,−A1:V相分割コイル
B2,−B1:追加分割コイル
N:第4出力端子
O:中性点
U:第1出力端子
V:第2出力端子
W:第3出力端子

Claims (1)

  1. 複数のスロットを有するステータコアと、
    一端が中性点に接続され、他端が第1出力端子に接続された第1相コイルと、
    一端が前記中性点に接続され、他端が第2出力端子に接続された第2相コイルと、
    一端が前記中性点に接続され、他端が第3出力端子に接続された第3相コイルと、
    一端が前記中性点に接続され、他端が第4出力端子に接続された追加コイルとを含み、
    前記第1相コイルは、直列に接続された第1−1分割コイルおよび第1−2分割コイルを備え、前記第1−1分割コイルに発生する電圧と前記第1−2分割コイルに発生する電圧とが電気角60°の位相差を有するように構成され、
    前記第2相コイルは、直列に接続された第2−1分割コイルおよび第2−2分割コイルを備え、前記第2−1分割コイルに発生する電圧と前記第2−2分割コイルに発生する電圧とが電気角60°の位相差を有し、かつ、前記第2−1分割コイルに発生する電圧および前記第2−2分割コイルに発生する電圧のベクトル和が前記第1−1分割コイルに発生する電圧および前記第1−2分割コイルに発生する電圧のベクトル和に対して同じ大きさで電気角120°の位相差を有するように構成され、
    前記第3相コイルは、直列に接続された第3−1分割コイルおよび第3−2分割コイルを備え、前記第3−1分割コイルに発生する電圧と前記第3−2分割コイルに発生する電圧とが電気角60°の位相差を有し、かつ、前記第3−1分割コイルに発生する電圧および前記第3−2分割コイルに発生する電圧のベクトル和が前記第1−1分割コイルに発生する電圧および前記第1−2分割コイルに発生する電圧のベクトル和ならびに前記第2−1分割コイルに発生する電圧および前記第2−2分割コイルに発生する電圧のベクトル和のそれぞれに対して同じ大きさで電気角120°の位相差を有するように構成され、
    前記追加コイルは、直列に接続された第1追加分割コイルおよび第2追加分割コイルを備え、前記第1追加分割コイルに発生する電圧が前記第1−1分割コイルに発生する電圧と電気角180°の位相差を有し、前記第2追加分割コイルに発生する電圧が前記第1−2分割コイルに発生する電圧と電気角180°の位相差を有し、かつ、前記第1追加分割コイルに発生する電圧および前記第2追加分割コイルに発生する電圧のベクトル和が前記第1−1分割コイルに発生する電圧および前記第1−2分割コイルに発生する電圧のベクトル和に対して1/2の大きさで電気角180°の位相差を有するように構成され、
    前記中性点、前記第1出力端子、前記第2出力端子および前記第3出力端子が三相4線電力を出力する端子とされ、前記第2出力端子、前記第3出力端子および前記第4出力端子が単相3線電力を出力する端子とされ、
    前記第1追加分割コイルは、互いに逆巻きされた第1−1追加分割コイルおよび第1−2追加分割コイルからなり、
    前記第2追加分割コイルは、互いに逆巻きされた第2−1追加分割コイルおよび第2−2追加分割コイルからなり、
    前記第1−1分割コイル、前記第1−2分割コイル、前記第2−1分割コイル、前記第2−2分割コイル、前記第3−1分割コイルおよび前記第3−2分割コイルがこの順に並んで前記スロットに入れられ、前記第1−1分割コイルと前記第1−1追加分割コイルとが同一の前記スロットに入れられ、前記第1−2分割コイルと前記第2−1追加分割コイルとが同一の前記スロットに入れられ、前記第2−2分割コイルと前記第1−2追加分割コイルとが同一の前記スロットに入れられ、前記第3−1分割コイルと前記第2−2追加分割コイルとが同一の前記スロットに入れられている、発電機。
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