JP6509986B2 - 技工物挟持用プライヤー - Google Patents

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Description

本発明は、前歯の虫歯治療において、削られた歯牙の外周にクラウン(冠)状の技工物等を調整して固定する際に用いられる技工物挟持用プライヤーに関するものである。
一般的に、虫歯治療においては、歯牙の虫歯部分を削り取った後に、当該歯牙の形や機能を回復させるために、削り取った部分を金属やセラミックスあるいは合成樹脂によって複製した技工物を作成し、これを上記歯牙の削除部分に固定している。
この際に、上記技工物は、製作誤差によって1度で正確に噛み合わせを合致させて固定することができない。このため、当該技工物を上記削除部分に仮着し、着色シート等を用いて上下の歯の噛み合わせを行った後に、一旦歯牙から取り外してグラインダー等による微切削処理を施し、再び仮着して噛み合わせを行う作業を数回繰り返して、上記噛み合わせ調整が完了した後に、はじめて接着剤を用いて上記技工物を上記削除部分に固定する方法が広く採用されている。
ところで、このような技工物の調整工程において、特にクラウン(冠)状の技工物を取り外す際には、噛み合わせ調整時の圧力によって歯牙に嵌合している技工物を、強い引き抜き力によって歯牙から引き抜く必要があるために、上記技工物を挟持するための専用のプライヤーが用いられている。
このプライヤーは、一対のプライヤー本体が長手方向の中間部において枢軸によって回動自在に連結されることにより、上記枢軸の基端部側に互いに接離操作される把持部が形成され、先端部側に上記接離操作によって開閉して対向面間で上記技工物を挟持する挟持部が形成されたものである。
例えば下記特許文献1においては、この種のプライヤーであって、かつ挾持部の一端に、歯に填め込んだクラウンと当接する滑り止め部を設け、挾持部の他端にはクラウンに設けた偏心して穿孔された大小の孔の小孔に挿入するための円錐状で滑面加工が施された挿入部を設けたものが提案されている。
一方、予め大小の孔が穿設されていない一般的なクラウン状の技工物を取り外すための従来のプライヤーとしては、上記挟持部の対向面を平板状または凹面状に形成し、当該挟持部間において上記技工物の豊隆面を挟持するものが知られている。
しかしながら、近年における技工物の製作精度の向上に伴い、製作直後から技工物を治療歯牙との嵌め合い精度が高まって、当該技工物を取り外す際に大きな引き抜き力が必要になっているのに対して、上記従来のプライヤーにあっては、平面状または凹面状の対向面と技工物の豊隆面とが点接触に近いものになるために、従来よりも強い把持力によって挟持しないと、上記引き抜きに必要とされる保持力を得ることが難しいという問題点があった。
他方で、昨今、従来の金や銀等の金属製の技工物に代えて、自然の歯の色に近い白色系のセラミックス製や合成樹脂製の技工物が好まれる傾向にあり、この種の技工物は金属と比較して脆いために、上記プライヤーによって強い把持力で挟持しようとすると割れを生じやすいという問題点もあった。
また、特に上顎の前歯、すなわち通称上側左右の1番〜3番と呼ばれる中切歯、側切歯および犬歯(糸切歯)にあっては、上記技工物の豊隆面が小さく、かつ低いために、所望とする保持力自体が得難いという問題点もあった。
特開平10−216151号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、豊隆面が小さく、かつ低く形成される前歯用の技工物に対しても、小さな把持力で高い保持力を得ることができる技工物挟持用プライヤーを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、一対のプライヤー本体が長手方向の中間部分において枢軸により回動自在に連結されることにより、上記枢軸の基端側に互いに接離操作される把持部が形成されるとともに、先端側に上記接離操作によって開閉して対向面間で技工物を挟持する挟持部が形成された技工物挟持用プライヤーにおいて、一方の上記挟持部の上記対向面に、長方形状の周縁部の短辺を、上記一方の挟持部における幅方向と直交するように上記枢軸側から上記先端側に向けて位置させた第1の穴部を形成し、他方の上記挟持部の上記対向面に、上記第1の穴部の上記長方形状よりも内法寸法が小さい長方形状の周縁部長辺を、上記他方の挟持部における幅方向と直交するように上記枢軸側から上記先端側に向けて位置させた第2の穴部を形成したことを特徴とするものである。
さらに、請求項に記載の発明は、一対のプライヤー本体が長手方向の中間部分において枢軸により回動自在に連結されることにより、上記枢軸の基端側に互いに接離操作される把持部が形成されるとともに、先端側に上記接離操作によって開閉して対向面間で技工物を挟持する挟持部が形成された技工物挟持用プライヤーにおいて、一方の上記挟持部の上記対向面に、長方形状の周縁部の短辺を、上記一方の挟持部における幅方向と直交するように上記枢軸側から上記先端側に向けて位置させた第1の穴部を形成し、上記一方の挟持部に、上記第1の穴部に対応する位置の表面に凹部が形成された筒状のシリコンゴム製のキャップが外装されていることを特徴とするものである。
なお、請求項1〜に記載の発明において、技工物とは、歯牙の虫歯部分を削り取った部分を型にとって金属やセラミックスあるいは合成樹脂により製作された補填物のみならず、インプラントの上部構造も含むものである
上述したように、一般に前歯、特に上顎の前歯(上側左右の1番〜3番)用の技工物にあっては、実際の歯の形状に合わせて製作されるために、他の臼歯用の技工物と比較して豊隆面の面積が小さく、高さ寸法も小さい。また、上記1番〜3番の前歯は、表側(口外側)においては、歯茎に近接して水平方向に長い豊隆面が形成されており、裏側(口内側)においては、歯茎に近接して上下方向に長い小さな豊隆面が形成されている。
したがって、請求項1〜のいずれかに記載の発明においては、上顎の前歯の治療歯への技工物の調整工程においてクラウン状の技工物を取り外す際に、一方の対向面に形成された第1の穴部を上記技工物の表側の豊隆面に当接させると、当該第1の穴部の長方形状の縁部が、技工物の水平方向に長い豊隆面に沿って略全周にわたって当接する。
この結果、技工物に対する線接触が広範囲となり、かつ線接触の長さ寸法が大きくなるために、豊隆面の高さ寸法が小さい前歯用の技工物に対して、小さな単位面積当たりの押圧力によっても、全体としてバランスの良い高い保持力を得ることができ、よってセラミックス製等の強度に劣る技工物に対しても、小さな把持力で高い保持力を得ることができる。
また、上記前歯用の技工物は、実歯の形状に合わせて、前面側に上記豊隆面が形成され、裏面側にこれより低く、かつ縦長の豊隆面が形成されている。このため、請求項に記載の発明のように、技工物の裏側を挟持する挟持部の対向面に、縁部が縦長の第2の穴部を形成すれば、技工物の裏側においても当該第2の穴部の縁部を豊隆面に略全周にわたって当接させることにより、全体としての保持力を一段と高めることができて好適である。
また、請求項に記載の発明のように、少なくとも上記一方の挟持部に筒状のシリコンゴム製のキャップを外装すれば、金属製の挟持部における縁部が技工物の表面に直接当接することによる傷等の発生を確実に防止することができる。
この際に、請求項に記載の発明においては、第1の穴部に対応する上記キャップの位置の表面に凹部を形成しているために、当該凹部内に上記豊隆面が収納されるとともに、豊隆面の高さによってはキャップが第1の穴部内へと弾性変形することにより、上記技工物の豊隆面に、上記キャップを間に介して第1の穴部の縁部の全周が線接触するとともに、キャップの表面が面接触することにより、小さな把持力によって安定した極めて高い保持力を得ることが可能になる。
本発明の第1の実施形態を示す正面図である。 図1の一方の把持部を示す側面図である。 図2の先端部分の拡大図である。 図3のA−A線視断面図である。 図1の他方の把持部を示す側面図である。 図5の先端部分の拡大図である。 図6のB−B線視断面図である。 図1の挟持部間で技工物を挟持した状態を示す縦断面図である。 図8の技工物の全面側から視た側面図である。 図8の技工物の裏面側から視た側面図である。 本発明の第2の実施形態を示す正面図である。 図11の一方の把持部に外挿したキャップを示す斜視図である。 図12の側面図である。 図12の断面図である。 図14のC−C線視断面図である。 図11の他方の把持部に外挿したキャップを示す斜視図である。 図16の側面図である。 図16の断面図である。 図18のD−D線視断面図である。 図11のキャップ間で技工物を挟持した状態を示す縦断面図である。
(第1の実施形態)
図1〜図7は、本発明に係る技工物挟持用プライヤーを、上顎の前歯に仮着したクラウン状(冠状)の技工物を取り外す際に用いられるプライヤーに適用した第1の実施形態を示すものである。
これらの図において、このプライヤーは、一対のプレイヤー本体1が長手方向の中間部において枢軸2によって回動自在に連結されることにより、枢軸2の基端部側に互いに接離操作される一対の把持部3が形成されるとともに、これら把持部3の対向面間に、把持部3を開く方向に付勢する板バネ4が介装され、枢軸2の先端部側に上記接離操作によって開閉して対向面5a、5b間で上記技工物を挟持する一対の挟持部6a、6bが形成されたものである。
そして、このプライヤーにおいては、両方の挟持部6a、6bに、表裏面に貫通して対向面5a、5bに開口する貫通孔(穴部)7、8が穿設されている。ここで、一方の持部6aに形成された貫通孔7(第1の穴部)は、図2〜図4に示すように、周縁部が枢軸2側から持部6aの先端側に向けて短辺7aを位置させ、これと直交する持部6aの幅方向に長辺7bを位置させた長方形状に形成されている。ちなみに、本実施形態において、貫通孔7は、短辺7aが2.5mm、長辺7bが4.0mmであって角隅部に0.5mmのR加工が施された長辺形状に形成されている。
また、他方の持部6bに形成された貫通孔8(第2の穴部)は、図5〜図7に示すように、周縁部が枢軸2側から持部6bの先端側に向けて長辺8aを位置させ、これと直交する持部6bの幅方向に短辺8bを位置させた長方形状に形成されている。そして、この貫通孔8は、上記貫通孔7の長方形状よりも内法寸法が小さい長方形状に形成されている。ちなみに、本実施形態において、貫通孔8は、長辺8aが2.5mm、短辺8bが2.0mmであって角隅部に0.5mmのR加工が施された長辺形状に形成されている。
さらに、両対向面5a、5bには、枢軸2に軸線方向と略平行に、複数条の突起9a、9bが基端側から先端部側に向けて間隔をおいて形成されている。
上記構成からなるプライヤーによれば、図8に示すように、上顎の前歯の治療歯への技工物の調整工程において、上顎の前歯Tに仮着した冠状の技工物Cを取り外す際に、挟持部6bを気孔物Cの裏側に差し入れて、挟持部6a、6bに穿設した貫通孔7、8を技工物Cの豊隆面fに合わせて両側から挟持する。
すると、図9に示すように、技工物Cの表側(口外側)においては、歯茎に近接して水平方向に長い豊隆面fが形成されているために、一方の挟持部6aに形成された横長の貫通孔7を上記豊隆面fの頂部を囲繞するようにして配置することにより、当該貫通孔7の長方形状の周縁部7a、7bが、技工物Cの豊隆面fに沿って略全周にわたって当接する。
また、図10に示すように、技工物Cの裏側(口内側)においては、歯茎に近接して上下方向に長い小さな豊隆面fが形成されているために、他方の挟持部6bに形成された縦長の貫通孔8を上記豊隆面Fの頂部を囲繞するようにして配置することにより、当該貫通孔8の長方形状の周縁部8a、8bが、上記豊隆面fに沿って略全周にわたって当接する。
この結果、技工物Cと挟持部6a、6bの貫通孔7、8の周縁部との線接触が広範囲となり、かつ線接触の長さ寸法が大きくなるために、豊隆面fの高さ寸法が小さい前歯用の技工物Cに対して、小さな単位面積当たりの押圧力によっても、全体としてバランスの良い高い保持力を得ることができ、よってセラミックス製等の強度に劣る技工物に対しても、小さな把持力で高い保持力を得ることができる。
加えて、対向面5a、5bに、枢軸2と略平行に延在する複数条の突起9を形成しているために、図4および図7に示すように、貫通孔7、8の縁部が凹凸になり、これにより技工物Cに対する保持力を一段と向上させることができる。
(第2の実施形態)
図11〜図19は、本発明に係る技工物挟持用プライヤーを、同様に上顎の前歯用に仮着した冠状の技工物Cを取り外す際に用いられるプライヤーに適用した第2の実施形態を示すもので、図1に示したものと共通する構成部分については、同一符号を付してその説明を簡略化する。
本実施形態のプライヤーは、第1の実施形態に示したプライヤーの挟持部6a、6bに、各々シリコンゴム(本実施形態においては硬度50°)からなる第1および第2のキャップ10、11が外装されたものである。すなわち、技工物Cの表側(口外側)を挟持する挟持部6aに、図12〜図15に示す第1のキャップ(キャップ)10が装着されている。
この第1のキャップ10は、上記挟持部6aの外周に密着する内法寸法に形成された角筒状のもので、対向面5aが当接する内周面と対向する側の内周面には、貫通孔7内に突出して第1のキャップ10を挟持部6aの外周に位置決めする凸部12が形成されている。
また、挟持部6aの対向面5aが当接する側の表面には、凹部13が形成されている。この凹部13は、貫通孔7に対向する位置において当該貫通孔7の短辺7aおよび長辺7aに対応するように水平方向に長軸を有する長穴状に形成されている。
他方、技工物Cの裏側(口内側)を挟持する挟持部6bに、図16〜図19に示す第2のキャップ11が装着されている。この第2のキャップ11は、他方の挟持部6bの外周に密着する内法寸法に形成された角筒状のもので、対向面5bが当接する内周面と対向する側の内周面には、貫通孔8内に突出して第2のキャップ10を挟持部6bの外周に位置決めする凸部14が形成されている。
さらに、第2のキャップ11においては、挟持部6bの対向面5bが当接する側が肉厚に形成されており、その表面に複数条のヘ字状の凸部15が基端部側から先端部側に向けて形成されている。
以上の構成からなるプライヤーによって、前歯Tに仮着した冠状の技工物Cを取り外す際には、図20に示すように、技工物Cの豊隆面fの高さ寸法が大きい前面側に、第1のキャップ10を装着した持部6aを配置し、豊隆面fの高さ寸法が小さい裏面側に、第2のキャップ11を装着した持部6bを配置して、上記技工物Cを挟持する。
これにより、第1のキャップ10の対向面に形成した凹部13が、技工物Cの前面の豊隆面fの頂部から外周面を囲繞するようにして当接するとともに、第2のキャップ11の対向面に形成した凸部15が、技工物Cの比較的平坦な裏面に当接することにより、確実に技工物Cを取り外すことが可能になる。
この結果、第2の実施形態のプライヤーによれば、両方の持部6a、6bに筒状のシリコンゴム製の第1のキャップ10および第2のキャップ11を外装しているために、金属製の持部における縁部が技工物Cの表面に直接当接することによる傷等の発生を確実に防止することができる。


加えて、比較的高い豊隆面fが形成されている技工物Cの前面側を挟持する第1のキャップ10の表面に凹部13を形成しているために、この凹部13内に上記豊隆面fが収納されるとともに、豊隆面fの高さによっては第1のキャップ10が貫通孔7内へと弾性変形する。これにより、技工物Cの豊隆面fに、第1のキャップ10を間に介して貫通孔7の縁部の全周が線接触するとともに、第1のキャップ10の表面が面接触することにより、小さな把持力によって安定した極めて高い保持力を得ることができる。
しかも、技工物Cの裏面側を挟持する第2のキャップ11の表面に、複数条の凸部15を形成しているために、上記技工物Cにおける豊隆面fの高さ寸法が極端に小さい場合においても、貫通孔8の作用に依らずに第2のキャップ11の凸部15によって確実の技工物Cの裏面側を保持することが可能になる。
なお、上記第1および第2の実施形態においては、いずれも周縁部が技工物Cの豊隆面fを囲繞する穴部として、挟持部6a、6bの表裏面に貫通して対向面5a、5bに開口する貫通孔7、8を形成した場合に付いてのみ説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、上記豊隆面fの頂部と接しない限りにおいて上記貫通孔7、8に代えて底部を有する穴部を形成しても同様の効果を得ることができる。
1 プライヤー本体
2 枢軸
3 把持部
5a、5b 対向面
6a、6b 挟持部
7 貫通孔(第1の穴部)
7a 短辺
7b 長辺
8 貫通孔(第2の穴部)
8a 長辺
8b 短辺
10 第1のキャップ(キャップ)
13 凹部
C 技工物
f 豊隆面

Claims (2)

  1. 一対のプライヤー本体が長手方向の中間部分において枢軸により回動自在に連結されることにより、上記枢軸の基端側に互いに接離操作される把持部が形成されるとともに、先端側に上記接離操作によって開閉して対向面間で技工物を挟持する挟持部が形成された技工物挟持用プライヤーにおいて、
    一方の上記挟持部の上記対向面に、長方形状の周縁部の短辺を、上記一方の挟持部における幅方向と直交するように上記枢軸側から上記先端側に向けて位置させた第1の穴部を形成し
    他方の上記挟持部の上記対向面に、上記第1の穴部の上記長方形状よりも内法寸法が小さい長方形状の周縁部長辺を、上記他方の挟持部における幅方向と直交するように上記枢軸側から上記先端側に向けて位置させた第2の穴部を形成したことを特徴とする技工物挟持用プライヤー。
  2. 一対のプライヤー本体が長手方向の中間部分において枢軸により回動自在に連結されることにより、上記枢軸の基端側に互いに接離操作される把持部が形成されるとともに、先端側に上記接離操作によって開閉して対向面間で技工物を挟持する挟持部が形成された技工物挟持用プライヤーにおいて、
    一方の上記挟持部の上記対向面に、長方形状の周縁部の短辺を、上記一方の挟持部における幅方向と直交するように上記枢軸側から上記先端側に向けて位置させた第1の穴部を形成し
    上記一方の挟持部に、上記第1の穴部に対応する位置の表面に凹部が形成された筒状のシリコンゴム製のキャップが外装されていることを特徴とする技工物挟持用プライヤー。
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