(用語)
「製品」とは、特に断りのない限り、あらゆる機械、物質の製造品及び/又は組み立て品を意味する。「処理」とは、特に断りのない限り、あらゆる工程、アルゴリズム、方法等を意味する。各処理(方法、アルゴリズム、又は他のように称しても)は、本質的に1つ以上のステップを含み、従って、処理の「ステップ」の参照の全てが、「処理」又は類似の用語の単なる列挙において固有の根拠を有する。従って、請求項中の処理の「ステップ」のあらゆる参照は、十分な根拠を有する。
「発明」等は、特に断りのない限り、「本願中に開示された1つ以上の発明」を意味する。発明の「変形」とは、特に断りのない限り、発明の実施例を意味する。
実施例の説明中の「他の実施例」の参照は、特に断りのない限り、参照する実施例が他の実施例(例えば、参照する実施例の前に説明した実施例)と相互排他的であることを暗に意味しない。
「含む」、「具える」、「有する」、「包含する」及びこれらの変形は、特に断りのない限り、「含むが、それに限らない」ことを意味する。「ある」、「その」は、特に断りのない限り、「1つ以上」を意味する。「複数の」とは、特に断りのない限り、「2つ以上の」を意味する。「本明細書において」は、特に断りのない限り、「参考文献として含めることのできるあらゆるものを含めた本願中において」を意味する。
「少なくとも1つの」とは、特に断りのない限り、こうした語句が(物を列挙したリストのような)複数のものを修飾する際は、これらのものの1つ以上のあらゆる組合せを意味する。例えば、「小型装置、自動車及び車輪の1つ以上」は(i)小型装置、(ii)自動車、(iii)車輪、(iv)小型装置及び自動車、(v)小型装置及び車輪、(vi)自動車及び車輪、あるいは(vii)小型装置及び自動車及び車輪、のいずれかを意味する。
「〜に基づいて」とは、特に断りのない限り、「〜のみに基づいて」を意味しない。換言すれば、「〜に基づいて」とは、「〜のみに基づいて」及び「少なくとも〜に基づいて」を共に意味する。同様に、「〜に基づいて」とは、特に断りのない限り、「〜の全体に基づいて」、「〜の全てに基づいて」、あるいはその変形を意味しない。
「例えば」及び類似の語は「例として」を意味し、従って、それによって説明する語句を限定しない。例えば、「コンピュータがインターネット上にデータ(例えば命令、データ構造)を送信する」という文章中では、「例えば」は、「命令」が、コンピュータがインターネット上に送信することのできる「データ」の例であることを説明し、また「データ構造」も、コンピュータがインターネット上に送信することのできる「データ」の例であることを説明する。しかし、「命令」及び「データ構造」は共に「データ」の単なる例に過ぎず、「命令」及び「データ構造」以外の他のものも「データ」であり得る。
「決定する」及びその文法的変形(例えば、価格を決定する、値を特定する、特定基準を満足する物体を判定する)は、きわめて広義に使用される。「決定する」は種々の動作を包含し、従って、「決定する」は計算する、演算する、処理する、導出する、調査する、調べる(例えば、表、データベース又は他のデータ構造で調べる)、確認する、等を含むことができる。また、「決定する」は受ける(例えば、情報を受信する)、アクセスする(例えば、メモリ中のデータをアクセスする)等を含むこともできる。また、「決定する」は、解決する、選択する、選定する、確立する、等を含むこともできる。
「決定する」とは、確実性又は絶対的正確さを暗に意味せず、従って「決定する」は、推定する、予測する、推量する、等を含むことができる。「決定する」とは、数学的処理を実行しなければならないことを暗に意味せず、数値的方法を用いなければならないことを暗に意味せず、そしてアルゴリズム又は処理を使用することを暗に意味しない。「決定する」とは、どの特定装置を使用しなければならないことも暗に意味しない。例えば、コンピュータが必ずしも決定を実行する必要はない。
「ある実施例」、「実施例」、「その実施例」、「1つ以上の実施例」、「いくつかの実施例」、「特定実施例」、「一実施例」、「他の実施例」、等は、特に断りのない限り、「本発明の(全部ではないが)1つ以上の実施例」を意味する。
本明細書で用いる「電子メッセージ」及びその変形は、情報のあらゆる電子的表現を意味するものと理解すべきである。例えば、HTTPメッセージ、XMLHTTP要求、SMSメッセージ、MMSメッセージ、データベースメッセージ(例えばSQLメッセージ)あるいは、情報を表現する他の一連の電気信号は電子メッセージと考えることができる。電子メッセージは、TCP/IPパケットヘッダ中に一般に含まれる情報のような、ソース(送信元)及び/又はデスティネーション(宛先)を識別する情報を含まなくてもよい。むしろ、電子メッセージは、こうしたパケットの本体/内容のみを含むものと考えることができる。
本明細書で用いる、ある物を参照した物の「表現」及び「表示」及びその変形は、その物の少なくとも一部分及び/又は特徴のあらゆる表示を称するものと理解すべきである。例えば情報の表示は、この情報の少なくとも一部分のあらゆる表示も含むことができる。いくつかの実施例では、情報は、人又は計算装置がこの情報の表示から決定することができる。いくつかの実現例では、表示は、情報の、種々のフォーマットのいずれかでのコピー、圧縮、及び/又は暗号化を含むことができる。他の実現例では、表示はリスト中の位置、ID番号、又はデータベースキーのような指標(インデックス)又は他の識別子を含むことができる。物の表示は、元の物と同じ媒体又は異なる媒体中にすることができる。例えば、数字「1」は、例えば数字を解釈するように構成された計算システムの構成に応じて、音、色、メニューアイテム、又は他の物を指示することができる。いくつかの実現では、表示は、1つの場所から他の場所に送信される複数の電子メッセージのように複数部分に分割することができる。いくつかの実現では、複数の表示を組み合わせて単一メッセージにすることができる。
あらゆる情報及び/又は物に対するあらゆる動作を実行することを含む限定を請求項に記載する際は、こうした限定は、特に断りのない限り、この情報及び/又は物に対する動作を実行するあらゆる行為だけでなく、この情報及び/又は物の一部分に対する動作を実行する行為、この情報及び/又は物の他の部分に対する他の動作を実行する行為、あるいは動作を全く実行しないことも含むものと理解すべきである。例えば、滴下する栄養組成をビーズ状に凍結させるという限定を含む請求項は、滴下する栄養合成物の全てをビーズ状に凍結される処理、及び滴下する栄養合成物のいくつかの部分はビーズ状に凍結させ、滴下する栄養合成物のいくつかの部分はビーズ状に凍結させない(例えば、これらは非ビーズ状の他の形状に凍結させることができる)処理を共に含むものと理解すべきである。
(文章の形式)
第1請求項の限定が特徴の1つ並びに特徴の2つ以上をカバーし(例えば、「少なくとも1つの小型装置」のような限定が、1つの小型装置並びに2つ以上の小型装置をカバーする)、そして第1請求項に従属する第2請求項中で、第2請求項がこの限定を参照すべく「前記」を用いる(例えば、「前記小型装置」)場合は、このことは、第1請求項が特徴の1つだけをカバーすることを暗に意味せず、第2請求項が特徴の1つだけをカバーすることを暗に意味しない(例えば、「前記小型装置」は、1つの小型装置及び2つ以上の小型装置を共にカバーし得る)。
(「第1」、「第2」、「第3」等のような)序数を用語の前の形容詞として用いる際は、この序数は(特に断りのない限り)、特定の特徴を同じ用語又は類似の用語によって記述される他の特徴と区別することのように、単にその特定の特徴を指示するために用いるに過ぎない。例えば、「第1小型装置」は、単に、例えば「第2小型装置」と区別するためだけで、そうした名称にする。従って、単に「小型装置」の前に序数「第1」及び「第2」を用いることは、2つの小型装置間の他の関係を示すものではなく、同様に、いずれか、あるいは両方の小型装置の他の特徴を示すものではない。例えば、「小型装置」の前に序数「第1」及び「第2」を用いることは、(1)いずれかの小型装置が順序的又は位置的に、他の小型装置の前又は後に来ることを示さず;(2)いずれかの小型装置が、時間的に、他の小型装置の前又は後に発生又は動作することを示さず;そして(3)いずれかの小型装置が、重要度又は品質において、他の小型装置の上位または下位に位置することを示さない。これに加えて、序数の単なる使用は、この序数で識別される特徴に数値限定を規定しない(例えば、「複数の第1小型装置」は、他の小型装置と区別される2つ以上の小型装置を示す)。例えば、単に、「小型装置」の前に序数「第1」及び「第2」を用いることは、2つ以下の小型装置しか存在してはならないことを示すものではない。
本明細書で単一の装置又は品目を記載する際は、記載されている単一の装置又は品目の代わりに、2つ以上の装置/品目を(協働するか否かにかかわらず)用いることができる。従って、ある装置が有するものとして記載されている機能は、代わりに2つ以上の装置/品目が(協働するか否かにかかわらず)が有することができる。
同様に、本明細書で2つ以上の装置又は品目を(協働するか否かにかかわらず)記載する場合は、記載されている2つ以上の装置又は品目の代わりに、単一の装置/品物を用いることができる。例えば、コンピュータに基づく複数の装置は、コンピュータに基づく単一装置に置き換えることができる。従って、2つ以上の装置又は品目が有するものとして記載されている機能は、代わりに単一の装置/品物が有することができる。
記載されている単一装置の機能及び/又は特徴は、記載されてはいるがこうした機能/特徴を有するものとして明示的に記載されていない1つ以上の装置によって代わりに具体化することができる。従って、他の実施例は、記載されている装置自体を含む必要はないが、これらの他の実施例では、こうした機能/特徴を有する1つ以上の他の装置を含むことができる。
(開示されている例及び用語は限定的でない)
(本願の第1ページの先頭に記載されている)発明の名称も、(本願の最後に記載されている)要約も、本発明の範囲を何らかの形で限定するものと解釈すべきでない。単に、37C.F.R.§1.72(b)(米国特許商標庁施行規則第1.72条第b項)により、150語以下の要約が要求されているので、要約を本願に含めたに過ぎない。
本願の発明の名称、及び本願中に提供されるセクション(節)の見出しは、便宜上のものに過ぎず、開示を何らかの形で限定するものと解釈すべきでない。
多くの実施例は、例示目的で提示しているに過ぎない。記載している実施例は、あらゆる意味で限定的ではなく、限定することを意図したものではない。本発明は、構造的、論理的、ソフトウェア的及び電気的変更のような種々の変更及び代案で実施することができることは、通常の当業者の認める所である。本発明の特定の特徴を、1つ以上の特定実施例及び/又は図面を参照して説明することができるが、特に断りのない限り、こうした特徴は、これらの特徴を説明するために参照する1つ以上の特定実施例又は図面中での使用に限定されないことは明らかである。
互いに通信するものとして記載される装置は、特に断りのない限り、連続的に互いに通信する必要はない。逆に、こうした装置は、必要又は要求に応じて互いに通信しさえすればよく、実際には、大部分の時間はデータの交換を中止することができる。例えば、インターネットを経由して他の機械と通信中である機械は、長期間(例えば、一度に何週間か)他の機械にデータを送信しないことができる。これに加えて、互いに通信中の装置は、1つ以上の媒介物を介して直接又は間接的に通信することができる。
いくつかの構成要素又は特徴を有する実施例の説明は、こうした構成要素/特徴の全て、さらにはいずれかが必要であることを暗に意味しない。逆に、本発明の種々の可能な実施例を例示するために、種々の随意的な構成要素を記載している。特に断りのない限り、必須であるか要求される構成要素/特徴はない。
処理動作、アルゴリズム、等は、特に順次的に記載することができるが、こうした処理は異なる順序に構成して動作させることができる。換言すれば、明示的に記載することのできる動作のあらゆる順序または順番は、その動作をその順序で実行することの要求を必ずしも示さない。本明細書に記載する処理の動作は、任意の順序で実行することができる。さらに、いくつかの動作は、(例えば、1つの動作が他の動作の後に記載されているので)非同時に発生するように記載又は暗示されていても、同時に実行することができる。さらに、いくつかの実施例では、別個のものとして記載されている動作は、単一動作として実行することができる。さらに、図面中の描画による処理の例示は、例示する処理が、この処理に対する他の変形及び変更を排除することを暗に意味するものではなく、例示する処理又はその動作のいずれもが、本発明にとって必要であることを暗に意味するものではなく、そして例示する処理が好適なものであることを暗に意味するものではない。
処理は複数の動作を含むものとして記載することができるが、このことは、これらの動作の全部又はいずれかが好適、必須又は必要であることを暗に意味しない。本発明の範囲内の他の種々の実施例が、記載されている動作の一部又は全部を省略する他の処理を含むことができる。特に断りのない限り、必須であるか要求される動作はない。
処理又は製品は、単独で、あるいは他の処理又は製品を参照せずに説明することができるが、いくつかの実施例では、この処理又は製品は、他の処理又は製品と相互作用することができる。例えば、こうした相互作用は、1つのビジネスモデルを他のビジネスモデルにリンクすることを含むことができる。こうした相互作用は、処理のフレキシビリティ又は望ましさを増強するために提供することができる。
アイテムを列挙したリスト(これらのアイテムは付番されていることもいないこともある)は、特に断りのない限り、これらのアイテムのいずれか又は全部が互いに排他的であることを暗に意味しない。同様に、アイテムを列挙したリスト(これらのアイテムは付番されていることもいないこともある)は、特に断りのない限り、これらのアイテムのいずれか又は全部が、いずれかのカテゴリを包括することを暗に意味しない。例えば、「コンピュータ、ラップトップ(コンピュータ)、PDA」を列挙したリストは、このリストのこれら3つのアイテムのいずれか又は全部が互いに排他的であることを暗に意味せず、このリストのこれら3つのアイテムのいずれか又は全部がいずれかのカテゴリを包括することを暗に意味しない。また、アイテムを列挙したリスト(これらのアイテムは付番されていることもいないこともある)は、これらのアイテムのいずれか又は全部が互いに等価又は互いに直ちに代替されることを暗に意味しない。
請求項の前文は、当該請求項に係る発明の目的、利点、及び可能な用法を挙げるに過ぎず、請求項に係る発明を限定するものではない。本願の開示は、本発明の全ての実施例を文字通りに記載したものではない。また、本願の開示は、全ての実施例に存在しなければならない本発明の特徴の列挙ではない。
(計算)
本明細書に記載する種々の処理は、例えば適切にプログラムされたコンピュータシステム、例えば図1に示すもののような、汎用コンピュータ101及び/又は計算装置103によって実現することができる。計算装置103は、携帯電話、パーソナル・デジタル・アシスタント(個人用携帯情報端末)、及び/又は汎用コンピュータでない他の携帯又は非携帯型計算システムのような、専用又は汎用計算装置を含むことができる。いくつかの実施例は、プロプライエタリの(独占的な、専用の)ハンドヘルド(手持ち型)スコアキーパー装置を含む1つ以上の動作を実行することを含むことができる。こうした装置は、この装置によりユーザーインターフェースを提供することのできる表示スクリーン、及びこの装置により情報を送信及び/又は受信することのできるキーボード及び/又は、無線又は有線ネットワークインターフェースのような1つ以上の入力装置を含むことができる。
「プロセッサ」105は、1つ以上のマイクロプロセッサ、中央処理装置(CPU)、計算装置、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサ(デジタル信号処理装置)、特定用途向け集積回路、又は類似の装置、あるいはこれらの任意の組合せを意味する。プロセッサは、インテル社のPentium(登録商標)、Centrino(登録商標)、及び/又はCore(登録商標)プロセッサを含むことができる。一般に、プロセッサ105は(例えばメモリ又は類似の装置から)命令を受信して実行し、これにより、これらの命令によって規定される1つ以上の処理を実行する。
従って、処理の説明は、この処理を実行する装置の説明でもある。この処理を実行する装置は、例えば、この処理の実行に適したプロセッサ105及び入力装置及び/又は出力装置(例えば、キーボード107、マウス、トラックボール、マイクロホン、タッチスクリーン、印刷装置、表示スクリーン109、スピーカー、ネットワークインターフェース111)を含むことができる。
さらに、こうした方法(並びに他の種類のデータ)を実現するプログラムは、種々の媒体(例えば、機械可読媒体)を使用して多数の様式で記憶及び送信することができる。いくつかの実施例では、ハードワイヤ(ハードウェア配線)回路又はカスタムハードウェアを、種々の実施例の処理を実現することのできるソフトウェア命令の一部又は全部の代わりに、あるいはこれらと組み合わせて使用することができる。従って、ハードウェアとソフトウェアの種々の組合せを、ソフトウェアのみの代りに用いることができる。
いくつかの実施例では、プロセッサ105はオペレーティングシステムを実行することができ、このオペレーティングシステムは、例えば、マイクロソフト社から入手可能なウィンドウズ(登録商標)ベースのオペレーティングシステム(例えば、ウィンドウズNT(登録商標)、ウィンドウズ2000(登録商標)(ウィンドウズME(登録商標))、ウィンドウズXP(登録商標)、ウィンドーズビスタ(登録商標))、アップルコンピュータ社から入手可能なMAC OSシステムX(登録商標)オペレーティングシステム、リナックス(登録商標)ベースのオペレーティングシステム・ディストリビューション(配布品)の1つ以上(例えば、レッドハット社から入手可能なエンタープライズ・リナックス(登録商標)オペレーティングシステム)、サンマイクロシステムズ社から入手可能なソラリス(登録商標)オペレーティングシステム、又はさまざまな供給源から入手できるUNIXオペレーティングシステムを含むことができる。他の多くのオペレーティングシステムを使用することができ、本発明は特定のオペレーティングシステムに限定されない。
プロセッサとオペレーティングシステムが一緒になってコンピュータプラットフォームを規定することができ、このコンピュータプラットフォーム用に、機械可読媒体上に記憶されるプログラムを種々のプログラミング言語で書くことができ、これらのプログラミング言語は、SmallTalk(登録商標)、Java(登録商標)、C++(登録商標)、Ada(登録商標)、Python(登録商標)、又はC#(C−シャープ)(登録商標)のようなオブジェクト指向プログラミング言語、関数型プログラミング言語、JavaScript(登録商標)のようなスクリプトプログラミング言語、及び/又は論理プログラミング言語を含む。種々の態様を、非プログラム環境(例えば、HTML、XML、あるいは、ブラウザプログラムのウィンドウ中で見る際にグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)の表示をレンダリングするか他の機能を実行する他のフォーマットで作成した文書)で実現することができる。いくつかの実現は、複数のプログラミング言語及び集合的にAJAXとして知られている技術を用いて、ユーザーにウェブベースの対話型ユーザーインターフェースを提供することができる。
種々の実施例が、1つ以上の通信ネットワーク(例えば、LAN119、インターネット121)を通して通信する1つ以上の計算システム(例えば、汎用コンピュータ101、他の計算装置103)を含むネットワーク環境を含むことができる。コンピュータシステムは、あらゆる有線又は無線媒体(例えば、インターネット121、LAN119、WAN又はイーサネット(登録商標)、トークンリング、電話回線、ケーブル回線、無線チャンネル、光通信回線、業務用オンラインサービスプロバイダー、電子掲示板システム、衛星通信リンク、携帯電話ネットワーク、Wi−Fi(登録商標)ネットワーク、ブルートゥース(登録商標)通信リンク、以上の任意の組合せ)を経由して、直接又は間接的に通信することができる。
種々の態様(例えば、機械可読媒体上に記憶され、1つ以上のプロセッサによって実行可能なプログラム要素)を、1つ以上のクライアントコンピュータシステムにサービスを提供するように構成された1つ以上のコンピュータシステム間に配分することができる。例えば、いくつかの実施例では、複数の計算システムを、LAN又は他の通信ネットワークに接続された中央権限局として編成することができる。これらの計算システムは、要求及び他の情報を、リモート(遠隔)計算システムからインターネット121を経由して受信することができる。
いくつかの実施例では、1つ以上のコンピュータシステムが1つ以上のデータベースサーバーとして機能することができる。このデータベースサーバーは、データベースへのアクセス(例えば、データベースの検索、データベースへの書き込み)を行うことによって、構造化照会言語(SQL:structured query language)の照会のようなデータベース要求に応答することができる。このデータベースサーバーは、情報を記憶した1つ以上のデータベーステーブルを維持して、いくつかの実施例の動作を促進することができる。
図2に、いくつかの実施例において、ポイントを追跡及び/又は調整するために使用することのできるデータベーステーブルの集合の例を示し、これについては以下でより詳細に説明する。図に示すように、いくつかの実施例はポイントテーブル201を含むことができる。このポイントテーブルは、複数の個人間でのポイントの配分に関する情報を記憶することができる。例えば、テーブル201に示すように、人物1は50ポイントを配分され、人物2は55ポイントを配分され、人物3は30ポイントを配分されている。人物は、それぞれのテーブル行を追加及び/又は削除することによって追加及び/又は削除することができる。1人以上の人物に配分されたポイントは、ポイント列の適切な項目中の1つ以上のポイント値を変更(例えば、加算又は減算)することによって調整することができる。テーブル201のようなテーブルは、例えば、共通ポイントプールを共有する個人のグループ内(例えば、共同参加者グループ内の人々)でポイントを追跡するために有用であり得る。例えば、人物1、人物2、及び人物3は、これら3人全員の間にポイントを配分して調整することができることに合意することができる。人物1、人物2、及び人物3は、例えば友人、同僚、知人、あるいは他の関係者とすることができる。人物1、人物2、及び人物3は、単一の賭け、あるいは1つの共通グループの賭けの参加者とすることができる。人物1、人物2、及び人物3は、こうしたグループ分けをされる前に、1グループに入ることに合意することができる。いくつかの実施例は、こうした人々のグループ分け毎の、テーブル201のようなテーブルを含むことができる。
いくつかの実施例は、ポイントテーブル203及びグループテーブル205のような1つ以上のデータベーステーブルを含むことができる。ポイントテーブル203は、ポイントテーブル201と同様に、複数人物間のポイント配分を維持することができる。しかし、ポイントテーブル203は、ポイント列中の1人以上の人物又は1つ以上のグループを示すタプル(組)によって、複数のグループ間でポイントを追跡することができる。例えば、人物1は、人物2から25ポイントを配分され、識別子「グループ1」によって規定される人物のグループから25ポイントを配分されている。グループテーブル205は、1つ以上の人物グループを規定することができる。グループ識別子はグループ列中に示すことができ、識別されるグループ内の人物のリストは、人物列中に示すことができる。例えば、グループ1は、図に示すグループテーブル205中の人物1、人物2、及び人物3を含む。特定のグループ又は人物の特定のタプル(組)に関連するポイントは、一組のポイントのセットと考えることができる。
図2のデータベーステーブルの集合は例として挙げているに過ぎず、他の実施例は、あらゆる所望のデータベーステーブルの集合も含むことも、データベーステーブルを全く含まないこともできることは明らかである。例えば、いくつかの実現では、1つ以上のデータベーステーブルが、識別情報、ログイン情報、及び/又は他の所望の情報のような個人情報を記憶することができる。
データベースサーバーとは別に、いくつかの実施例では、1つ以上のコンピュータシステムがウェブサーバーとして機能することができる。ウェブサーバーは、リモートコンピュータシステムが実行するウェブブラウザからのネットワーク要求(例えば、HTTPメッセージ、XMLHTTP要求)に応答するように構成することができる。例えば、計算システムによって実行されるウェブブラウザ123は、インターネット121を通して、HTTPメッセージを、LAN119に接続されたエッジルーティング装置125に指向させることができる。エッジルーティング装置125は、このHTTPメッセージを、LAN119を通してウェブサーバーに指向させるように構成することができる。このウェブサーバーは、エッジルーティング装置125及びインターネット121を通して、ウェブブラウザ123に応答(例えば、HTML文書)を提供することができる。このウェブサーバーは、他のコンピュータシステム(例えば、データベースサーバー)と通信して、このように受信した要求への応答を生成するように構成することができる。
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータ/中央権限局を、必要又は所望でなくすることができる。例えば、ある実施例は、中央権限局なしの1つ以上の計算装置上で実施することができる。こうした実施例では、本明細書でサーバーによって実行されるものとして説明したあらゆる機能、あるいは汎用コンピュータ上に記憶されるものとして説明したデータを、1つ以上のこうした計算装置によって代わりに実行又は記憶することができる。
「機械可読媒体」とは、コンピュータ、プロセッサ、又は類似の装置によって読み出すことのできるデータ(例えば、命令、データ構造)を提供することに参加するあらゆる媒体を称する。こうした媒体は、不揮発性媒体、揮発性媒体、及び伝送媒体を含む多数の形態をとることができるが、これらに限定されない。不揮発性媒体は、例えば、光又は磁気ディスク113、及び他の持続性メモリを含む。揮発性媒体は、一般にコンピュータシステムのメインメモリ(主記憶装置)を構成するダイナミック・ランダムアクセスメモリ115(DRAM)を含む。伝送媒体は、同軸ケーブル、銅線、及び光ファイバーを含み、プロセッサに結合されたシステムバス117を構成する配線を含む。伝送媒体は、無線周波数(RF)及び赤外(IR)データ通信中に発生されるような、音波、光波、及び電磁放射を含むか搬送することができる。機械可読媒体の一般的形態は、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、他のあらゆる磁気媒体、CD−ROM、DVD、他のあらゆる光媒体、パンチカード、紙テープ、孔のパターンを有する他のあらゆる物理媒体、RAM、PROM、EPROM、フラッシュEEPROM、他のあらゆるメモリチップ又はカートリッジ、搬送波、あるいはコンピュータシステムが読み出すことのできる他のあらゆる媒体を含む。
機械可読媒体の種々の形態は、データ(例えば、命令の列)をプロセッサに搬送することに関与することができる。例えば、データは、(i)RAMからプロセッサに送ることができ;(ii)無線伝送媒体上で搬送することができ;(iii)イーサネット(登録商標)(又はIEEE 802.3)、SAP、ATP、ブルートゥース(登録商標)、TCP/IP、TDMA、CDMA、及び3Gのような多数のフォーマット、規格、又はプロトコルに従ってフォーマット化及び/又は伝送することができ;及び/又は(iv)現在技術において周知である種々の方法のいずれかで暗号化して、プライバシーを保証又は不正を防止することができる。
従って、処理の説明は、この処理を実行するためのプログラムを記憶する機械可読媒体の説明でもある。この機械可読媒体は、この処理を実行するのに適したプログラム要素を(任意の適切なフォーマットで)記憶することができる。
処理を説明する場合、いくつかの実施例では、この処理はユーザーの介在なしで動作することができる。他の実施例では、処理は何らかの人間の介在を含む(例えば、人間によって、あるいは人間の手助けによって動作が実行される)。
処理中の種々の動作の説明が、説明した全ての動作を必要とすることを示すものではないのと全く同様に、装置の実施例は、説明した処理のいくつか(必ずしも全てではない)を実行すべく動作可能な1つ以上のコンピュータシステムを含むことができる。
同様に、処理中の種々の動作の説明が、説明した全ての動作を必要とすることを示すものではないのと全く同様に、プログラム又はデータ構造を記憶する機械可読媒体の実施例は、実行時に、1つ以上のプロセッサに説明した処理のいくつか(必ずしも全てではない)を実行させることができるプログラムを記憶する機械可読媒体を含む。
データベースを説明する際は、(i)説明したものに代わるデータベース構造を容易に採用することができる、及び(ii)データベース以外の他のメモリ構造を容易に採用することができることは、当業者にとって明らかである。本明細書に提示したあらゆるサンプルデータベースのあらゆる説明が、情報の記憶表現の例示的構成である。本明細書で提案した以外に、任意数の他の構成を採用することができる。さらに、あらゆるデータベースフォーマット(リレーショナル(関係型)データベース、オブジェクトベースのモデル、及び/又は分散型データベース)を用いて、本明細書で説明したデータタイプを記憶し操作することができる。同様に、データベースのオブジェクトメソッド又は挙動を用いて、本明細書で説明した処理を実現することができる。これに加えて、このデータベースは、既知の方法又は他の方法で、こうしたデータベース内のデータにアクセスする装置にローカルに記憶するか、この装置から遠隔的な所に記憶することができる。
(継続出願)
本願の開示は、いくつかの実施例及び/又は発明を可能にする説明を当業者に提供する。これらの実施例及び/又は発明の一部は、本願の請求項に記載していないことがあるが、それにもかかわらず、本願に基づいて優先権を主張する1件以上の継続出願の請求項に記載することがある。出願人は、追加的出願を出願して、開示され可能にされているが本願の請求項に記載されていない主題について特許を継続する意向がある。
(35U.S.C§112(米国特許法第112条)第6段落)
ある請求項中で、「〜する手段」又は「〜するステップ」を含む当該請求項の限定は、米国特許法第112条第6段落がこの限定に適用されることを意味する。ある請求項中で、「〜する手段」又は「〜するステップ」を含まない当該請求項の限定は、この限定が、ある機能を実行するための構造、材料、又は動作を記載せずに当該機能を記載しているか否かにかかわらず、米国特許法第112条第6段落がこの限定に適用されないことを意味する。例えば、ある請求項中で、当該請求項又は他の請求項の1つ以上のステップを参照するに当たり、「〜するステップ」を単に用いていることは、米国特許法第112条第6段落が当該ステップに適用されることを意味しない。
米国特許第112条第6段落による、特定機能を実行するための手段又はステップに関しては、明細書中に記載された対応する構造、材料、又は動作、及びその等価物は、この特定機能ならびに追加的機能を実行することができる。
コンピュータ、プロセッサ、計算装置、及び類似製品は、広範な機能を実行することのできる構造である。こうした製品は、その製品のメモリ装置又はその製品がアクセスするメモリ装置に記憶されたプログラムのような1つ以上のプログラムを実行することによって、特定機能を実行すべく動作可能である。特に断りのない限り、こうしたプログラムは、本願に開示され得るあらゆる特定アルゴリズムのような特定アルゴリズムに基づく必要はない。異なるアルゴリズムによって特定機能を実現することができ、多数の異なるアルゴリズムのいずれもが、その特定機能を実行するための単なる設計上の選択に過ぎないことは、当業者にとって周知である。
従って、米国特許法第112条第6段落による、特定機能を実行する手段又はステップに関しては、特定機能に対応する構造は、この特定機能を実行するようにプログラムされたあらゆる製品を含む。こうした構造は、この機能を実行するようにプログラムされた製品を含み、こうした製品が(i)この機能を実行するための開示されたアルゴリズム、(ii)開示されたアルゴリズムに類似したアルゴリズム、又は(iii)この機能を実行するための異なるアルゴリズム、のいずれでプログラムされているかにはよらない。方法である機能を実行する手段を記載している場合は、この方法を実行するための1つの構造は、適切なハードウェアと共にこの機能を実行するようにプログラム及び/又は構成された計算装置(例えば、汎用コンピュータ)を含む。
また、当該機能を適切なハードウェアと共に他のアルゴリズムによって実行するようにプログラム及び/又は構成された計算装置(例えば、汎用コンピュータ)も含むことは、通常の当業者にとって明らかである。
(放棄)
特定実施例の多数回の参照は、追加的な異なる実施例の放棄又は否定を意味するものではなく、同様に、全体が特定の特徴を含む実施例の説明の参照は、この特定の特徴を含まない実施例の放棄又は否定を示すものではない。本願中の明確な放棄又は否定は、「含まない」又は「実行することができない」によって前置きされる。
(参考文献として含めること)
本明細書で参照するあらゆる特許、特許出願、又は他の文献は、参考文献として本特許出願に、その一部として含めるが、米国特許法第112条第1段落による書面による説明、及び米国特許法第112条第1段落による利用可能性の目的のみであり、本願が、こうした参考文献として含めることなしでは確認可能な意味を提供できない場合に、本願のあらゆる文言を限定、規定、さもなければ解釈するために決して用いるべきものではなく、こうした文言の確認可能な意味を提供することを可能にしている。従って、通常の当業者は参考文献中に提供されるあらゆる具体例によって多少なりとも限定される必要はない。
(好適な実施例)
本明細書に開示する種々の実施例は、1人以上の人物間に配分されるポイントの追跡に関係する。いくつかの実施例では、例えば、人物のグループが賭けに参加することができる。この賭けの1人以上の勝者に、この賭けに関連するいくらかのポイントを配分することができる。将来の賭け並びに賭けのないイベントのために、ポイントは後に調整することができる。こうした実施例は、賭けに関係する情報及び関係しない情報を共に追跡する好都合で効率的な方法を提供することができる。
図3に、いくつかの実施例によって実行することのできる処理300の例を示す。処理300を用いて、賭けの複数の参加者に関連する少なくとも1つの第1ポイント量を、この賭けの結果に基づいて調整し、これら複数の参加者に関連する少なくとも1つの第2ポイント量を、少なくとも部分的に、これら複数の参加者のうち少なくとも2人の間での何らかの外部交換又は他の事象に基づいて調整することができる。いくつかの実施例では、1つ以上のコンピュータシステムが、処理300の1つ以上の動作を実行することができる。処理300はブロック301から開始することができる。
図3には示していないが、いくつかの実施例は、1人以上の個人及び/又は1つ以上のグループについての情報を受信することを含むことができる。こうした情報は、氏名、グループ分け情報、及び/又は他の所望の情報を含むことができる。こうした情報は、例えば、ユーザー及び/又はユーザーのグループの追跡を可能にする1つ以上のデータベース項目を作成するために使用することができる。いくつかの実現では、ウェブページ・インターフェース又は携帯装置インターフェースのようなユーザーインターフェースを用意することができ、ユーザーはこのインターフェースを介して、こうした情報を入力することができる。いくつかの実施例では、例えば、こうしたインターフェースを介して、1人以上のユーザーが、自分達自身、及び/又は自分達自身がグループの一員として含まれることを識別することができる。いくつかの実施例では、新たなメンバーが特定のグループに加入する前に、1人以上の他のユーザー、例えばこのグループの他のメンバーに、この新たなメンバーを承認することを要求することができる。
いくつかの実現では、複数のユーザーが、一緒に賭けに参加する際に、互いを識別することができる。例えば、オンラインカードゲームを遊技する際に、ユーザーインターフェースを通して各ユーザーを名前で識別し、これによりユーザーは、同じ場所にいなくても、誰を相手に遊技しているかを知ることができる。いくつかの実現では、ユーザーが互いを識別しないことができる。むしろ、ユーザーは匿名で賭けに参加する(例えば、カードゲームを遊技する)ことができる。いくつかの実現では、ユーザーは自分が識別されるかされないかを選択することができる。いくつかの実現では、ユーザーが自分達のグループ内の人物と共に賭けに参加する制限をユーザーに加え、これにより、賭けの間(例えば、カードゲーム中)でも1人以上の参加者が匿名であることができ、ユーザーは、参加者全員が何らかの方法で知り合っているか、さもなければ互いに関係があることを保証される。
ブロック303に示すように、処理300は、少なくとも1つの賭けの少なくとも1つの指標を受信することを含むことができる。この賭けは、賭けたポイント量及び事象に関連させることができる。この事象は、例えば、競技(例えば、スポーツの試合、バーチャルリアリティ(仮想現実感)の競技会、コンテスト、選挙、等)の結果、ゲーム(例えば、カードゲーム、スロットマシン打ち、ダイスロール(サイコロ振り)、ファンタジースポーツ、等)の結果、ありうる出来事又は事実の発生(例えば、乱数発生、電話呼出し、株式市場変動、運動目標の達成、ゲーム又は競技への賭け金、単独遊技者ゲーム中の勝ち数、個人の体重、問題に対する正解、等)、1つ以上の信頼できる情報源又は判定者による決定(例えば、裁判事件の結果、重要な相手の決然たる表情、等)、及び/又は他のあらゆる所望の事象を含むことができる。賭けは、固定オッズ(配当率)の賭け、値幅のある賭け、及び/又は他の賭けを含むことができる。
いくつかの実施例では、賭けは、ある実施例にとって「内部的」にすることができる。例えば、内部的な賭けは、大部分はこの実施例によって促進される結果を有する賭けを含むことができる。例えば、ウェブページは、いくつかの実施例に従ってポイントを追跡することができると共に、参加者がゲームの結果に基づいてポイントを賭けることのできる対話型カードゲームを促進することができる。種々の実施例では、カードゲームは、ハウス(賭博場)を必要とし得るかハウスがなくてもよい、あらゆるゲームを含むことができる。いくつかの実現では、カードゲームがハウスを必要とする場合に、1人以上の参加者がハウスの役を務めるように決めることができ、各人が順に続けてハウスの役を務めるように参加者間でハウスの役を回すことができ、及び/又は、ハウスを設ける他の何らかの方法を用いることができる。
いくつかの実施例では、賭けはある実施例にとって「外部的」にすることができる。例えば、外部的な賭けは、大部分はこの実施例によって促進されない結果を有する賭けを含むことができる。例えば、2人の参加者が、これら2人の参加者間で競技されるゴルフ競技の結果、及び/又は他の物理的事象に、あるポイント量を賭けることができる。
いくつかの実施例では、賭けはグループのメンバーに限定することができる。賭けの参加者をグループのメンバーに限定することによって、この賭けの参加者は、賭けの各参加者を知るか、何らかの方法で賭けの各参加者と関係があることを保証されることができる。いくつかの実現では、グループの1人以上のメンバーは、第三者が賭けに参加することに出資することができ、これにより、この第三者が勝つ又は負ければ、出資するメンバーは勝ちの利益又は負けの損失を受けることができる。
いくつかの実施例は、ウェブページ・インターフェース又は携帯装置インターフェースのようなユーザーインターフェースを用意することを含むことができ、このユーザーインターフェースを通して、賭けについての情報を入力することができる。こうした情報は、賭けたポイント量を識別する情報、賭けの参加者を識別する情報、賭けの1人以上の勝者へのポイント配分を識別する情報、イベントを識別する情報、及び/又は他の所望の情報を含むことができる。こうしたインターフェースは、進行中、及び/又は利用可能な賭け(例えば、ゲーム)の表現を提供することができ、及び/又は、ユーザーが、グループ内のユーザー間の独自の賭けに参加/賭けを創設することを可能にする。いくつかの実現では、賭けを創設する際に、類似の賭けを、他グループ内の他のユーザー、及び/又は同じグループ内の他のユーザーにとって利用可能にすることができる。こうした実現は、種々のグループからのユーザーが、他のグループ用の賭けを定めることを可能にする。いくつかの実現では、1グループが定めた賭けのユーザーインターフェース中のランキング(順位付け)又は位置付けを、この賭けに参加している他グループの数によって定めることができる。従って、例えば、インターフェースが現在の賭けのリストを提示する際に、1グループが定めた人気のある賭けを、他グループが定めた不人気の賭けより目立つ位置に配置することができる。
いくつかの実施例では、ゲームインターフェース(例えば、オンラインカードゲーム、等)含むユーザーインターフェースを用意することができ、このユーザーインターフェースを通してゲームを遊技し、このゲームに関連する賭け(即ち、賭け事)をする。いくつかの実現では、こうしたゲームは、スキルゲーム(腕で決まるゲーム)及び/又はチャンスゲーム(運で決まるゲーム)を含むことができる。いくつかの実現では、賭けたポイントの一部又は全部を、1つ以上のデフォルト値(例えば、アンティ(参加賭け金))に制限することができる。いくつかの実現では、賭けたポイントの一部または全部を調整可能(例えば、レイズ(昇額))にすることができる。
図2には示していないが、いくつかの実現は、賭けの受け入れを受信することを含むことができる。例えば、賭けの第1参加者は、賭けが創設されたことの指標、及び/又は賭けに対する申し入れ(例えば、ポーカーゲームのレイズ)の指標を、実施例に送信することができる。第2参加者は後に、創設された賭け又は申し入れされた賭けの受け入れを送信することができる。
ブロック305に示すように、処理300は少なくとも1つの賭けの結果を決定することを含むことができる。賭けの結果を決定することは、この賭けに関連する事象の結果を決定することを含むことができる。いくつかの実現では、こうした決定は、オンラインカードゲームの勝者を決定することのように、内部的な賭けの結果を決定することを含むことができる。いくつかの実現では、こうした決定は、ゴルフ競技の勝者の決定のような、外部的な賭けの結果を決定することを含むことができる。外部的な賭けの結果を決定することは、例えば、この外部的な賭けの結果の指標を、例えばこの外部的な賭けの参加者、この外部的な賭けの審判、信頼できる情報源(例えば、スポーツの総括結果を報告するスポーツキャスター)等から受信することを含むことができる。いくつかの実現では、こうした情報の入力を可能にするユーザーインターフェースを用意することができる。
ブロック307に示すように、処理300は、少なくとも1つの賭けの決定した結果に応じて、少なくとも1つの賭けの参加者間にポイントを配分することを含むことができる。ポイントを配分することは、例えば、機械可読媒体上に記憶されている、例えば1つ以上のデータベーステーブル中の、そして1人以上の参加者に関連するポイント値を調整することを含むことができる。ポイントを配分することは、例えば処理300のブロック303において、賭けの勝者であると決定されたこの賭けの1人以上の参加者にポイントを与えることを含むことができる。与えるポイント数は、例えば処理300のブロック303において、この賭けに関連するポイント配分を識別する情報、及び/又は、例えば全ポイントを勝者に与え、他者には与えないような、デフォルトのポイント配分に基づいて決定することができる。
いくつかの実現では、処理300は、ブロック307の完了後にブロック303にループで戻ることができる。このようにループで戻ることによって、複数の異なる参加者又は類似の参加者に影響を与える複数の賭けを完了し、これに応じてポイントを調整することができる。
ブロック309に示すように、処理300は、ポイント調整の指標を受信することを含むことができる。ポイント調整の指標は、例えば、品物、サービス、金銭、等の交換のような外部事象が発生したことの指標を含むことができる。この指標は、以前のポイント配分の誤りに対する訂正の指標とすることもできる。この指標は、賭けの参加者、及び変更すべきポイント量を識別することができる。いくつかの実現では、この調整の指標は、賭けの1人以上の参加者、あるいはあるグループに関連するユーザーから受信することができる。いくつかの実現では、ユーザーインターフェース、例えばウェブページ・インターフェース又は携帯装置インターフェースを用意することができ、このユーザーインターフェースを通して、1人以上のユーザーがポイント調整を入力することができる。
このポイント調整は、マイナスのポイント調整を含むことができ、負のポイント調整は、品物、サービス、及び/又は金銭の外部交換を計上するために特に有用であり得る。このポイント調整は、プラスのポイント調整を含むことができ、プラスのポイント調整は、例えば、参加者が賭けから降りたい、グループの他のメンバーにポイントを譲渡したい、ポイント追跡の誤りを訂正したい、及び/又は、さもなければユーザーのポイントを増加させたい際に、特に有用であり得る。
ブロック311に示すように、処理300は、ポイント調整に応じて、賭けの少なくとも1人の参加者に配分されたポイントを調整することを含むことができる。一実施例は、ポイント調整の指示を受信したことに応答して、例えば1つ以上の機械可読媒体上の、例えば1つ以上のデータベーステーブル中に記憶されているポイント値を変更することによって、識別された参加者に関連するポイントを調整することができる。いくつかの実現では、賭けの参加者又はグループのメンバーの全員又は何人かが調整を確認した後に、この調整を実行することができる。いくつかの実現は、一部の参加者に確認要求を、例えば電子メール、他のユーザーインターフェース、等を通して送信することができる。いくつかの実施例では、履歴ポイント値を維持することができる。こうした履歴的ポイント値は、あるグループの参加者の間の勝ち及び負けの履歴を表現することができるが、外部交換又は他の事象からのアカウント調整は考慮に入れない。いくつかの実現では、ポイント調整の要求を出す際に、ユーザーは、このポイント調整が履歴ポイント値に影響を与えるべきか否かを指示することができる。このことは、例えば譲渡により加算されたポイント、あるいは前の誤りにより減算されたポイントは履歴ポイント値において調整するが、例えば品物又はサービスの交換により減算されたポイントは反映しないようにするのに有用であり得る。
いくつかの実現では、ポイント調整を確認するメカニズムを用いることができる。例えば、ポイント調整を行う前に、このポイント調整を承認することを要求するメッセージを、あるグループのユーザーに送信することができる。いくつかの実現では、コード(符号)を用いて、ポイント調整が有効であることを認証することができる。例えば、ポイントを変更する要求を提出する際に、ユーザーは確認コードを提出することができる。こうした確認コードは、他のユーザー(例えば、他のグループメンバー)が提供して、このユーザーがポイント調整を行うことを許可されていることを表すことができる。こうしたコードを生成してユーザーに提供するあらゆるメカニズムを使用することができる。例えば、このコードは、他のユーザーがポイント調整を行うことをあるユーザーが認可したい時に毎回生成される使い捨て(一回使用)コードとすることができ、このコードは、特定ユーザーに関連する(PGP(pretty good privacy)公開鍵のような)再利用可能なコードとすることができ、あるいは、他のあらゆる所望種類のコードを使用することができる。
処理300はブロック313で終了することができる。処理300は、さらなるポイント調整のためにブロック309にループバックする(ループで戻る)ことも、さらなる賭けのためにブロック303にループバックすることもできる。
図3には示していないが、処理300は、1人以上のユーザーに配分されたポイントの表現を提供することを含むことができる。この表現は、例えば、特定参加者又は参加グループに配分されたポイントを表示するウェブページ・インターフェース又は携帯装置インターフェースのようなユーザーインターフェースを含むことができる。こうした表現は、処理300中に随時、例えば賭けの指標を受信した前/後に、ポイント調整の指標を受信した前/ごに、及び/又は、他の任意時点に提供することができる。
また図3には示していないが、処理300は、1つ以上のコンピュータシステムを通してメッセージ機能を提供することを含むことができる。賭け又はグループの参加者は、プライベートメッセージ、フォーラム、コミュニティチャット、及び/又は他のあらゆる方法を通して互いに対話することができる。例えば、1つの実現では、第1参加者が第2参加者に「私はあなたを負かしている」と言うメッセージを送信することができる。こうしたメッセージ機能は、例えば電子メール、SMS又はMMSメッセージ、インスタントメッセージ技術のような既知の方法、及び/又は他の新規又は既知の技術を用いて促進することができる。
処理300、及び上述した他の動作は、例として挙げるに過ぎない。他の実施例は、追加的及び/又は代わりの動作を任意の順序で含むことができる。
処理300の全体を通した反復の例は、例えば友人又は他の知人のグループを含むことができる。個人のグループは、例えば、それぞれの個人がそれぞれのウェブブラウザを使用することによってアクセスされる別個のウェブページ・インターフェースを通して、実施例に対して自分達の身元を明かすことができる。このグループは、インターフェースにアクセスして賭けに参加することができ、例えば別個のウェブブラウザを通してオンライン・ポーカールームにアクセスする。個人は、このインターフェースを通して、1つ以上のゲーム、例えば1枚以上のポーカーの持ち札を遊技することができる。各ゲームは、何ポイントかの1つ以上の賭け金、例えば各ポーカーゲームにおけるアンティ及びレイズを含むことができる。各ゲームの勝者を決定し、ゲーム毎のポイント数の賭け金を配分することができ、例えば、各ポーカーの持ち札の勝者に、アンティのポイント数、及び持ち札に見合ったレイズを配分することができる。
何回かのゲームを遊技した後に、グループは遊技を終了することができる。インターフェース外では、1つ以上の交換が発生し得る。例えば、グループの1人のメンバーは、グループの他のメンバーに食物を買い与え、グループの他のメンバーと金銭を交換し、グループの他のメンバーに対して所望のサービスを実行する、等を行い得る。この交換に応答して、グループのメンバーはユーザーインターフェースにアクセスし、ポイントの変更についての何らかの合意を反映するためにポイントを調整すべきであることを示す情報を提出することができる。一実施例は、この調整を行う前に、この変更をグループの各メンバーと確認し合うことができる。
(追加の実施例)
複数の指標を受信するステップであって、これら複数の指標の各指標は、複数の賭けのそれぞれの賭けを指示し、各賭けは、それぞれの事象、それぞれの賭けたポイント量、及び少なくとも1人のそれぞれの参加者を含むステップと;
少なくとも部分的に、それぞれの事象の結果に基づいて、上記複数の賭けの参加者間のポイントの配分を決定するステップと;
ポイント調整の少なくとも1つの指標を受信するステップと;
少なくとも部分的に、このポイント調整に基づいて、上記複数の賭けの少なくとも1人の参加者に配分されたポイントを調整するステップと
を含む方法。
さらに、上記ポイントの配分に従ってポイントを配分するステップを含む、段落[0086]の方法。
上記ポイントを配分するステップが、ポイントについての情報を、少なくとも1つの機械可読媒体上に記憶することを含む、段落[0087]の方法。
上記ポイントを調整するステップが、少なくとも1人の参加者に関連するポイントの加算及び減算の少なくとも一方を含む、段落[0086]の方法。
上記複数の賭けのうち少なくとも1つの賭けが、この少なくとも1つの賭けの少なくとも1人の勝者間にポイントを配分すべき方法を示す配分計画を含む、段落[0086]の方法。
上記複数の賭けの参加者間のポイントの配分を決定するステップが、上記複数の賭けの参加者間のポイントの配分を、少なくとも部分的に上記配分計画に基づいて決定することを含む、段落[0090]の方法。
上記複数の指標の各々を、上記それぞれの少なくとも1人の参加者から受信する、段落[0086]の方法。
さらに、上記複数の賭けのそれぞれの賭けの少なくとも1つの受け入れを、それぞれの賭けの少なくとも1人の第2参加者から受信するステップを含む、段落[0092]の方法。
さらに、少なくとも1つのユーザーインターフェースを用意するステップを含む、段落[0086]の方法。
上記少なくとも1つのユーザーインターフェースが、当該インターフェースを通して、上記複数の賭けのうち少なくとも1つの賭けに関する情報を入力することができるインターフェース、当該インターフェースを通して、上記少なくとも1つの賭けに関連する少なくとも1つのゲームを遊技することのできるインターフェース、当該インターフェースを通して、少なくとも1つの上記ポイント調整に関する情報を入力することのできるインターフェース、及び当該インターフェースを通して、現在のポイント配分の表現を見ることのできるインターフェース、の少なくとも1つを含む、段落[0094]の方法。
さらに、現在のポイント配分の少なくとも1つの表現を提示するステップを含む、段落[0086]の方法。
上記それぞれの事象の少なくとも1つが、ゲームの結果、競技の結果、あり得る出来事の発生、及び決定の少なくとも1つを含む、段落[0086]の方法。
上記ゲームが、チャンスゲーム及びスキルゲームの少なくとも一方を含む、段落[0097]の方法。
さらに、上記複数の賭けの少なくとも1つの賭けのうち少なくとも1人の参加者に関する情報を受信するステップを含む、段落[0086]の方法。
上記情報が、少なくとも1つの識別情報、及び関連する参加者のグループを識別する情報の少なくとも一方を含む、段落[0099]の方法。
さらに、上記それぞれの事象の結果を決定するステップを含む、段落[0086]の方法。
上記結果を決定するステップが、この結果の指標を受信することを含む、段落[0101]の方法。
上記ポイント調整の少なくとも1つの指標が、事象が発生したことの指標を含む、段落[0086]の方法。
上記ポイント調整の少なくとも1つの指標が、少なくとも2人の参加者のそれぞれの間の交換の指標を含む、段落[0086]の方法。
上記交換が、品物の交換、サービスの交換、及び金銭の交換の少なくとも1つを含む、段落[0104]の方法。
上記ポイント調整が、上記少なくとも2人の参加者のうち第1参加者に配分されるポイントの減少を含む、段落[0104]の方法。
さらに、上記ポイント調整を、上記参加者の少なくとも1人と確認し合うステップを含む、段落[0086]の方法。
少なくとも1つの機械可読媒体を具えた装置であって、この少なくとも1つの可読媒体は複数の機械語命令を記憶し、これら複数の機械語命令が一緒になって、少なくとも1つのコンピュータシステムを制御して、段落[0086]に記載の方法を実行することができる装置。
さらに、上記複数の機械語命令の少なくとも1つの命令を実行するように構成された、少なくとも1つのプロセッサを具えている、段落[0108]の装置。
賭けの指標を受信するステップであって、この賭けは、事象、賭けたポイント量、及び少なくとも2人の参加者を含むステップと;
少なくとも部分的に上記事象の結果に基づいて、賭けたポイント量の少なくとも一部を、上記少なくとも2人の参加者間に配分するステップと;
ポイント調整の少なくとも1つの指標を受信するステップと;
少なくとも部分的に上記ポイント調整に基づいて、上記少なくとも2人の参加者のうち少なくとも1人の参加者に配分されたポイントを調整するステップと
を含む方法。
上記配分するステップが、ポイントについての情報を、少なくとも1つの機械可読媒体上に記憶することを含む、段落[0110]の方法。
上記調整するステップが、上記少なくとも1人の参加者に関連するポイントの加算及び減算の少なくとも一方を含む、段落[0110]の方法。
上記賭けが、この賭けの少なくとも1人の勝者間にポイントを配分すべき方法を示す配分計画を含む、段落[0110]の方法。
上記配分するステップが、少なくとも部分的に上記配分計画に基づいて、上記少なくとも2人の参加者間のポイント配分を決定することを含む、段落[0113]の方法。
上記賭けの指標を、上記少なくとも2人の参加者のうち少なくとも1人の参加者のそれぞれから受信する、段落[0110]の方法。
さらに、上記少なくとも2人の参加者のうち少なくとも1人の第2参加者から、上記賭けの少なくとも1つの受け入れを受信するステップを含む、段落[0115]の方法。
さらに、少なくとも1つのユーザーインターフェースを用意するステップを含む、段落[0110]の方法。
上記少なくとも1つのユーザーインターフェースが、当該インターフェースを通して、上記賭けに関する情報を入力することのできるインターフェース、当該インターフェースを通して、上記賭けに関連する少なくとも1つのゲームを遊技することのできるインターフェース、当該インターフェースを通して、上記ポイント調整に関する情報を入力することのできるインターフェース、及び当該インターフェースを通して、現在のポイント配分の表現を見ることのできるインターフェース、の少なくとも1つを含む、段落[0117]の方法。
さらに、現在のポイント配分の少なくとも1つの表現を提示するステップを含む、段落[0110]の方法。
上記事象が、ゲームの結果、競技の結果、あり得る出来事の発生、及び決定の少なくとも1つを含む、段落[0110]の方法。
上記ゲームが、チャンスゲーム及びスキルゲームの少なくとも一方を含む、段落[0120]の方法。
さらに、前記少なくとも2人の参加者のうち少なくとも1人の参加者に関する情報を受信するステップを含む、段落[0110]の方法。
上記情報が、少なくとも1つの識別情報、及び関連する参加者のグループを識別する情報を含む、段落[0122]の方法。
さらに、上記事象の結果を決定するステップを含む、段落[0110]の方法。
上記結果を決定するステップが、この結果の指標を受信することを含む、段落[0124]の方法。
上記ポイント調整の少なくとも1つの指標が、事象が発生したことの指標を含む、段落[0110]の方法。
上記ポイント調整の少なくとも1つの指標が、上記少なくとも2人の参加者のうち少なくとも2人の参加者のそれぞれの間の交換の指標を含む、段落[0110]の方法。
上記交換が、品物の交換、サービスの交換、及び金銭の交換の少なくとも1つを含む、段落[0127]の方法。
上記ポイント調整が、上記少なくとも2人の参加者のうち第1参加者に配分されるポイントの減少を含む、段落[0127]の方法。
さらに、上記ポイント調整を、参加者の少なくとも1人と確認し合うステップを含む、段落[0110]の方法。
少なくとも1つの機械可読媒体を具えた装置であって、この少なくとも1つの可読媒体は複数の機械語命令を記憶し、これら複数の機械語命令が一緒になって、少なくとも1つのコンピュータシステムを制御して、段落[0110]に記載の方法を実行することができる装置。
さらに、上記複数の機械語命令のうち少なくとも1つの命令を実行するように構成された、少なくとも1つのプロセッサを具えている、段落[0131]の装置。
複数の参加者に関連する一組のポイント量のうち少なくとも1つの第1ポイント量を、少なくとも部分的に、これら複数の参加者の少なくとも一部が関与する少なくとも1つの賭けの少なくとも1つの結果に基づいて調整するステップと;
上記一組のポイント量のうち少なくとも1つの第2ポイント量を、少なくとも部分的に、上記複数の参加者のうち少なくとも2人の参加者間での少なくとも1つの交換に基づいて調整するステップと
を含む方法。
上記少なくとも1つの第1ポイント量を調整するステップが、上記一組のポイント量についての情報を、少なくとも1つの機械可読媒体上に記憶することを含む、段落[0133]の方法。
上記少なくとも1つの第2ポイント量を調整するステップが、上記一組のポイント量についての情報を、少なくとも1つの機械可読媒体上に記憶することを含む、段落[0133]の方法。
上記少なくとも1つの第2ポイント量を調整するステップが、加算及び減算の少なくとも一方を含む、段落[0133]の方法。
上記少なくとも1つの賭けが、この少なくとも1つの賭けの少なくとも1人の勝者間にポイントを配分すべき方法を示す配分計画を含む、段落[0133]の方法。
上記少なくとも1つの第1ポイント量を調整するステップが、上記少なくとも1つの第1ポイント量を、少なくとも部分的に上記配分計画に基づいて調整することを含む、段落[0137]の方法。
さらに、上記少なくとも1つの賭けの少なくとも1つの指標を受信するステップを含む、段落[0133]の方法。
上記賭けの指標を、上記複数の参加者の少なくとも1人から受信する、段落[0133]の方法。
さらに、少なくとも1つのユーザーインターフェースを用意するステップを含む、段落[0133]の方法。
上記少なくとも1つのユーザーインターフェースが、当該インターフェースを通して上記少なくとも1つの賭けに関する情報を入力することのできるインターフェース、当該インターフェースを通して上記少なくとも1つの賭けに関連する少なくとも1つのゲームを遊技することのできるインターフェース、当該インターフェースを通して上記少なくとも1つの交換に関する情報を入力することのできるインターフェース、及び当該インターフェースを通して現在のポイント配分の表現を見ることのできるインターフェース、の少なくとも1つを含む、段落[0141]の方法。
さらに、現在のポイント配分の少なくとも1つの表現を提示するステップを含む、段落[0133]の方法。
事象が、ゲームの結果、競技の結果、あり得る出来事の発生、及び決定の少なくとも1つを含む、段落[0133]の方法。
上記ゲームが、チャンスゲーム及びスキルゲームの少なくとも一方を含む、段落[0144]の方法。
さらに、上記複数の参加者のうち少なくとも1人の参加者に関する情報を受信するステップを含む、段落[0133]の方法。
上記情報が、少なくとも1つの識別情報、及び複数の参加者から成るグループを識別する情報の少なくとも一方を含む、段落[0146]の方法。
さらに、少なくとも1つの賭けの結果を決定するステップを含む、段落[0133]の方法。
上記結果を決定するステップが、上記結果の指標を受信することを含む、段落[0148]の方法。
上記交換が、品物の交換、サービスの交換、及び金銭の交換の少なくとも1つを含む、段落[0133]の方法。
さらに、上記交換の発生を、上記参加者の少なくとも1人と確認し合うステップを含む、段落[0133]の方法。
上記少なくとも1つの第1ポイント量が、上記少なくとも1つの第2ポイント量を含む、段落[0133]の方法。
少なくとも1つの機械可読媒体を具えた装置であって、この少なくとも1つの可読媒体は複数の機械語命令を記憶し、これら複数の機械語命令が一緒になって、少なくとも1つのコンピュータシステムを制御して、段落[0110]に記載の方法を実行することができる装置。
さらに、上記複数の機械語命令のうち少なくとも1つの命令を実行するように構成された、少なくとも1つのプロセッサを具えている、段落[0153]の装置。