JP6509149B2 - 管状体のロック機構 - Google Patents

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本発明は、管状体をハウジングにロック部材を介して着脱する構成に好適な管状体のロック機構に関する。
図8(a),(b)は特許文献1に開示の流体クイックコネクタと称されるロック機構を示している。このロック機構は、管状体(エンドフレーム)52を筒状のハウジング20に対しハウジングに設けられたロック部材(リテイナ)130を管状体52に設けられた係合部に係合及び係合解除して着脱する構成である。ここで、管状体52は、係合部として外周囲に突出されたフランジ64を有している。ハウジング20は、端部22が一回り径大となった内外フランジ28,26で略凹状に区画され、凹状の部分から孔に沿って筒形のトラプハット50がシール可能に内装されている。管状体52は、フランジ64をトラプハット50の対応部に位置決めした状態でハウジングの孔に挿入されて、ハウジング20に対しロック部材130を径方向へ移動することで着脱可能となる。つまり、ロック部材130は、大径の穴部158及び小径の穴部162を連通形成しており、ハウジングの外フランジ28に対し径方向である左右に移動可能に組付けられている。
以上のロック機構において、ロック部材130は、管状体62を大径の穴部158に挿通した係合解除状態から、径方向に移動して小径の穴部162に挿通させると係合状態に切り換えられる。係合状態では、同(b)のごとくフランジ64が穴部162の区画縁部の内面に当たることで管状体52が引き抜き不能となる。
特開2006−132763号公報
以上のようなロック機構は、配管同士やパイプ同士を管状体及びハウジングの着脱により接続・分離する以外に、例えば管状体にハウジングを着脱して管状体の一端を開閉するようなときに用いられる。基本特性としては、特に、係合及び係合解除操作が共にワンタッチで行えることに加え、ロック部材が特許文献1のようにハウジングから大きく突出して外観を損ねたり邪魔にならないこと、ハウジングがロック部材付きの状態つまり管状体と接続される前段階で搬送したり洗浄し易いことも望まれる。
本発明の目的は、以上のような課題を解消して、ハウジングがロック部材を有していても全体をシンプル化でき、ロック部材がハウジングの筒方向に傾いた状態で外径方向への突出量を抑え、それにより外観及び取扱性に優れた管状体のロック機構を提供することにある。他の目的は以下の内容説明の中で明らかにする。
上記目的を達成するため本発明は、形態例を参照して特定すると、管状体(2)を筒状のハウジング(1)に対し前記ハウジングに設けられたロック部材(3)を前記管状体に設けられた係合部(例えば周回溝21)に係合及び係合解除して着脱する管状体のロック機構であって、前記ロック部材(3)は、前記管状体の係合部に係脱するロック片(33)を有し、前記ロック片が前記ハウジングの筒内外を貫通可能(形態例の構成)ないしは前記ハウジングの端面を径方向に横断可能(図7(b)の変形例2の構成)なように、前記ハウジングの径方向に移動可能に保持されているとともに、前記ロック片(33)が前記ハウジングの筒外に抜け出た状態から前記ハウジングの筒方向に傾くよう回動可能であり、前記ハウジング及び前記ロック部材は、互いに係脱可能な係合部(16a)及び被係合部(32)の一方をそれぞれ有しており、前記ロック部材が前記ハウジングの筒方向に傾くよう回動されたときに前記係合部及び前記被係合部の係合を介して傾斜状態に保持され、前記係合部は前記ハウジングに設けられた凸部であり、前記被係合部は前記ロック部材に設けられて前記ロック部材の長手方向に延びている長孔部であることを特徴としている。
以上の本発明は、請求項2〜6で特定したように具体化されることがより好ましい。
(ア)、前記ロック部材は、前記ハウジングの筒状に沿った略C字形状をなし、そのC字形状の両端側が前記ハウジングの対応部に支持部(32,15)を介して連結保持される構成である(請求項2)。
(イ)、前記支持部は、前記ロック部材及び前記ハウジングの一方に設けられた軸部と、他方に設けられ前記ロック部材の長手方向に延びて前記軸部に対し移動可能に嵌合する長孔部とからなる構成である(請求項3)。
(ウ)、前記ハウジングは、前記ロック部材の先端側の少なくとも一部を覆ってロック部材の外への広がりを阻止可能にする規制壁部を有している構成である(請求項4)
(エ)、前記ハウジングは、前記ロック部材の移動を案内する壁又は溝からなるガイド手段を有している構成である(請求項5)
(オ)、前記ハウジングは、前記ロック片の一部を筒内外に出没可能にするスリットを有している構成である(請求項6)
請求項1発明では、ロック部材が管状体の係合部に係脱するロック片を有し、ハウジングの径方向に移動可能に保持されるとともに、係合部に対するロック片の係合解除状態からハウジングの筒方向に傾くよう回動可能となっているため、図1及び図4に示されるごとくロック部材が係合状態と共に係合解除状態においても、ハウジングからの張出部を抑え易く、ロック部材付きのハウジングとしてコンパクト化し易く、その結果、特に外観特性及び取扱性に優れている。
また、この発明では、例えば、ハウジングが管状体を離脱した状態で、図1(a)のごとくロック部材をハウジングの筒方向に傾けると、その傾斜状態が係合部及び被係合部の係合により保持されるため輸送時等にがたつくことがなくなり取扱性に優れたものとなる。
また、この発明では、前記係合部及び被係合部を凸部及び長孔部という単純な形状追加により容易に追加可能なため製造費を抑えて商品価値を向上できる。
請求項2の発明では、ロック部材がハウジングの筒状に対応したC字形状であるためハウジングからの張出量を抑え易く、また、ハウジングに対し支持部により安定して保持される。
請求項3の発明では、ロック部材がハウジングに対してハウジング径方向に移動可能で、かつハウジング筒方向に回動可能に連結する上で簡易であり、実施容易となる。
請求項4の発明では、ロック部材が係合状態で外への広がり、つまり径方向外側に広がるの規制壁部で阻止して振動等により不用意に係合解除する虞をなくすことができる。
請求項5の発明では、ロック部材が形態例のごとく図3の係合状態と図2の係合解除位置に切り換えられるときにガイド手段により安定した切換作動を維持でき、それにより信頼性を向上できる。
請求項6の発明では、ロック片がスリットからハウジング筒内に入って管状体の係合部に係合可能となるため、図7の変形例のごとくハウジング端面に沿って管状体の係合部に係脱する構成に比べ、外観見栄えを向上できる。
形態例に係る管状体のロック機構の主要部を示し、(a)はハウジング、管状体、ロック部材の関係を示す斜視図、(b)は前記ハウジングを半断面した図である。 図1から管状体をハウジングに挿入するとともにロック部材を起立した状態(係合解除位置)を示し、(a)はその斜視図、(b)は(a)のハウジングを半断面した斜視図である。 図2からロック部材を係合方向へ移動した状態を示し、(a)はその斜視図、(b)は(a)のハウジングを半断面した斜視図である。 図1の細部を示し、(a)は上面図、(b)はその側面図、(c)は(a)のA1−A1断面図である。 図2の細部を示し、(a)は上面図、(b)はその側面図、(c)は(a)のA2−A2断面図である。 図3の細部を示し、(a)は上面図、(b)はその側面図、(c)は(a)のA3−A3断面図である。 (a)と(b)は上記形態例を変形した2例を図1(a)に対応して示す斜視図である。 特許文献1のロック機構を示し、(a)はハウジングとリテイナ(ロック部材に対応)の関係を示す斜視図、(b)はロック状態での断面図である。
以下、本発明の形態例について添付図面を参照しなから説明する。この説明では、ロック機構の機構特徴及びその作動特徴を述べた後、図7の変形例の変更点について言及する。
(機構特徴)形態例のロック機構は、筒状のハウジング1に対し管状体2を対応端側を挿入した状態でロック部材3により着脱可能にするタイプである。ロック部材3は、管状体2に設けられた係合部である周回溝21に係脱するロック片33を有し、ハウジング1に対しハウジングの径方向に移動可能に保持されているとともに、ロック片33がハウジング1の筒外に抜け出た係合解除状態からハウジング1の筒方向に傾くよう回動可能となっている。
なお、ロック機構の用途は、例えば、パイプ同士、配管同士、ホース同士などを管状体2及びハウジング1の着脱により接続・分離したり、管状体2にハウジング1を頻繁に着脱する仕様に好適である。また、構成部材の材質は、ハウジング1及び管状体2が共に樹脂成形品であるが、樹脂以外でもよい。ロック部材3は、金属製であるが、金属以外でも差し支えない。
ここで、ハウジング1は、図4及び図5に示されるごとく一端側を構成して管状体2を挿入する入口となる受入筒部10と、他端側を構成してパイプやホース等の管部材7を外周に挿入連結する接続部11と、受入筒部10と接続部11との間を構成している中間部とからなる。
ハウジングの内径13は、受入筒部10の内径13aと前記中間部の内径13bとがほぼ同径であり、接続部11の内径13cよりも大きくなっている。また、内径13aと内径13bとの間には仕切り用リング壁14が設けられている。内径13bには略リング状のシール部材14が装着されている。接続部11の内径13cは、奥側がリング壁14の内径とほぼ同径に形成されているとともに、それよりも端側が径小となっている。そして、シール部材14は、後述する管状体2の差込用対応管部分20を水密状態に保つ。
受入筒部10の外周には、端縁周囲に突出された鍔状の壁10aと、該壁10aと所定間隔を保って壁10aと対向して突出された鍔状の壁10cと、壁10aと壁10cとの間に区画形成された円弧状の溝10bとが設けられている。このうち、壁10aには、溝10b側の一部を欠肉した状態で設けられた上側及び左右側の合計3つのスリット12が設けられている。各スリット12は筒内外を貫通している。スリット幅は、上側のスリットが左右のスリットに比べて短く形成されている。
溝10bには、左右のスリット12に対応した箇所に突設された2つの軸部15、及び各軸部15の下側に突設された係合部である凸部16bが設けられている。壁10cには、軸部15と対向する円弧部分を切り欠いた略垂直の受け部10d、及び受け部10dに突設されたもう一つの係合部である凸部16aが設けられている。また、壁10a,10cには、規制壁部17が凸部16bを挟んだ部分に設けられている。この規制壁部17は、溝10bの底面との間にロック部材3の対応端部を嵌合することによりロック部材3の係合状態を安定維持したり、ロック材3の外側への広がりを阻止する。
これに対し、管状体2は、ハウジング1内に挿入されると共に周回溝21を管外周に形成している一端側の差込用対応管部分20と、他端側に設けられてパイプやホース等の管部材6に連結される接続部22とからなる。管状体の内径23は、前記ハウジング側接続部11の内径13cの最小径とほぼ同じ径である。周回溝21は、前側のフランジ部24と後側のフランジ部25とで区画されている。
そして、以上の管状体2は、図5に示されるごとくハウジング1の内径13に対し後側のフランジ部25が端縁周囲の鍔状壁10aに当たるまで、対応管部分20及び周回溝21が挿入される。挿入状態では、対応管部分20の端26がハウジング側接続部11の内径13cの最大径と嵌合しており、また、対応管部分20がシール部材4と密接しているとともに、スリット12が周回溝21に連通されている。
なお、管部材6の対応端部は、接続部22の外周を内径側に押し入れた後、必要に応じて締めバンド8により締め付けられた状態で装着される。管部材7の対応端部も、接続部11の外周を内径側に押し入れた後、必要に応じて締めバンド9により締め付けられた状態で装着される。
一方、ロック部材3は、図1から図3に示されるごとく本体30が上記した溝10bの円弧に対応した概略C字形状をなし、本体30の左右中間に取り付けられた摘み用リング36を有している。本体30の両側端部分31には、略垂直に曲げられており、板幅中間上下に延びた被係合部である長孔部32が設けられている。
本体30の左右中間及び両側端部分31には、同じ側の端面にロック片33がそれぞれ設けられている。両長孔部32は、図3のごとく上記軸部15が摺動可能に係合するとともに、上記凸部16bが長孔部の内側端部に係合可能な大きさの孔である。各ロック片33は、上記ハウジング側の対応するスリット12に出没可能な形状となっている。また、摘み用リンク36は、本体30の左右中間に切り起こされた係止部35を利用して取り付けられているが、他の方法で取り付けるようにしてもよい。
以上のロック部材3は、例えば、図2から推察されるごとくハウジング1の外周にあって壁10a及び壁10cの間の溝10bに沿って、両側端部分31を外側に少し押し広げながら下向きに移動することで両軸部15が対応する長孔部32にそれぞれ係合して組付けられる。
(作動)以上のロック機構は、作動特徴として特に次のような点で優れている。
第1に、このロック機構では、ハウジング1に対し管状体2を挿入連結したり、ハウジング1及び管状体2を互いに近づけて挿入連結する場合、図2及び図5に示されるロック部材3の係合解除状態から、受入筒部10内に対応管部分20を挿入操作すると、挿入途中で対応管部分20の前端26がシール部材4に当接するが、更に押し込む。すると、対応管部分20は、シール部材4の弾性変位を伴って内径13cまで移動される。
次に、ロック部材3は、図3及び図6に示されるごとく下向きに押圧操作されると、途中で両側端部分31の先端が凸部16bに当たるが、更に強く押圧操作すると、凸部16bを弾性的に乗り上げながら、凸部16bが長孔部32の孔下側に係合するとともに、軸部15が長孔部32の孔上側に係合する。同時に、各ロック片33は、対応するスリット12から周回溝21に係合することにより、管状体2がハウジング1に連結されて不用意に抜けなくなる。ロック部材3は、長孔部32に対する軸部15及び凸部16bの係合により、外部振動等によって上方向への応力を受けても、その係合状態に安定保持されることになる。また、以上のロック機構では、ロック部材3がハウジングの円弧状の溝10cに巻き付くような態様で係合状態となるため外観的にシンプルであり、使用時などにおいて邪魔になる虞もなくなる。
第2に、ロック部材3は、リンク36を介して引き上げ操作されると、図3及び図6の係合状態から図2及び図5の係合解除状態に切り換えられる。この引き上げ過程では、各凸部16bが両側端部分31の弾性変位を伴って長孔部32から外れた後、両側端部分31が壁10aと壁10cとで両側から挟み込まれた状態ないしは溝10bに嵌合した状態でスムースに移動される。ロック部材3は、軸部15が長孔部32の孔下側に当たって規制されるまで移動されるとともに、各ロック片33が周回溝21及びスリット12から係合解除される。
また、このロック部材3は、係合解除状態において、長孔部32に対する軸部15の係合と、両側端部分31の対応側縁に対する凸部16aの圧接力により起立状態に保持されるようになっている。このため、以上のロック機構では、ロック部材3を係合状態から係合解除状態に切り換えたり、再び係合解除状態から係合状態に切り換える場合にワンタッチ操作で行える。
第3に、このロック機構において、例えば、ハウジング1がロック部材3を組付けた状態で組立ラインまで搬送されるような場合、ロック部材3は、図2及び図5の起立態様、つまり各ロック片33がハウジング1の筒外側に位置した係合解除状態から、図1及び図4に示されるごとく両軸部15を中心にしてハウジング1の筒方向、つまり接続部11側へ傾くよう回動操作される。すると、ロック部材3は、両側端部分31の対応側縁が凸部16aに当たるが、更に強く回動操作すると、凸部16aを弾性的に乗り上げながら、凸部16aが長孔部32に係合する。従って、ロック部材3は、外部振動等により起立方向への応力を受けても、その傾斜態様に保持されるため、取扱性にも優れている。
なお、ハウジング1に対し管状体2を連結する操作は、以上の操作以外に、例えば、図2及び図5のごとくロック部材3を係合解除状態にしてから、受入筒部10に対応管部分20を挿入操作した後、最後にロック部材3を図3及び図6のごとく係合状態に切り換えることも可能である。また、以上のロック機構は、ロック部材3が外側に配置されて目視可能でかつコンパクトなことから、特許文献1に比べ外観がすっきりしていて持ち運び易くなる。
(変形例)図7の変形例は、上記形態例に比べて細部を変更した二例である。この説明では、重複記載を避けるため上記形態例に対する変更点だけを述べる。
同(a)の変形例1は、ハウジング1の接続部11と管状体2の接続部22を長尺な接続部18や接続部27に変更するとともに、管部材6,7に挿入されたときに抜け難くする複数の周回爪19や28を有している。
同(b)の変形例2は、ハウジング1の端縁側の壁10aの一部を裁断して、スリット12から窪み部12aに変更した一例である。この構成では、形態例の円鍔状の壁10aが片状の複数の壁10dに分割されており、上記ロック片33がスリット12に代えてハウジング1の端面を形成している窪み部12aを径方向に横断することになる。
以上のように、本発明に係る管状体のロック機構は、請求項で特定される構成を備えておればよく、細部は形態例や変形例を参考にして更に変更したり展開可能なものである。その例を挙げると、用途はハウジングに管状体を着脱する管状体のロック機構であればよく、例えば固定された管状体にハウジングを着脱したり、固定されたハウジングに管状体を着脱するような使い方でもよい。また、ハウジングとしては、例えば受入筒部と反対側の接続部を省くと共に該接続部に代えて遮蔽壁とすることで、蓋やキャップとして構成することも可能である。管部材としてはパイプやホースを想定したが、金属製配管などでも差し支えない。
1・・・・・・・・・ハウジング(10は受入筒部、11は接続部)
2・・・・・・・・・管状体(20は対応管部分、22は接続部)
3・・・・・・・・・ロック部材
5・・・・・・・・・支持部(15は軸部、32は長孔部)
6・・・・・・・・・管部材
7・・・・・・・・・管部材
10a,10c・・・壁(ガイド手段)
10b・・・・・・・溝(ガイド手段)
12・・・・・・・・スリット
12a・・・・・・・段差端面
15・・・・・・・・凸部(係合部)
16a・・・・・・・凸部(係合部)
16b・・・・・・・凸部(係合部)
17・・・・・・・・規制壁部
21・・・・・・・・周回溝(係合部)
32・・・・・・・・長孔部(被係合部)
33・・・・・・・・ロック片

Claims (6)

  1. 管状体を筒状のハウジングに対し前記ハウジングに設けられたロック部材を前記管状体に設けられた係合部に係合及び係合解除して着脱する管状体のロック機構であって、
    前記ロック部材は、前記管状体の係合部に係脱するロック片を有し、前記ロック片が前記ハウジングの筒内外を貫通可能ないしは前記ハウジングの端面を径方向に横断可能なように、前記ハウジングの径方向に移動可能に保持されているとともに、前記ロック片が前記ハウジングの筒外に抜け出た状態から前記ハウジングの筒方向に傾くよう回動可能であり、
    前記ハウジング及び前記ロック部材は、互いに係脱可能な係合部及び被係合部の一方をそれぞれ有しており、前記ロック部材が前記ハウジングの筒方向に傾くよう回動されたときに前記係合部及び前記被係合部の係合を介して傾斜状態に保持され、
    前記係合部は前記ハウジングに設けられた凸部であり、前記被係合部は前記ロック部材に設けられて前記ロック部材の長手方向に延びている長孔部であることを特徴とする管状体のロック機構。
  2. 前記ロック部材は、前記ハウジングの筒状に沿った略C字形状をなし、そのC字形状の両端側が前記ハウジングの対応部に支持部を介して連結保持されることを特徴とする請求項1に記載の管状体のロック機構。
  3. 前記支持部は、前記ロック部材及び前記ハウジングの一方に設けられた軸部と、他方に設けられ前記ロック部材の長手方向に延びて前記軸部に対し移動可能に嵌合する長孔部とからなることを特徴とする請求項2に記載の管状体のロック機構。
  4. 前記ハウジングは、前記ロック部材の先端側の少なくとも一部を覆ってロック部材の外への広がりを阻止可能にする規制壁部を有していることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の管状体のロック機構。
  5. 前記ハウジングは、前記ロック部材の移動を案内する壁又は溝からなるガイド手段を有していることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の管状体のロック機構。
  6. 前記ハウジングは、前記ロック片の一部を筒内外に出没可能にするスリットを有していることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の管状体のロック機構。
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